JP4649672B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機(雀球機、アレンジボール機等も含む)のような弾球遊技機やスロットマシン等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、パチンコホール等の遊技場に設置された島設備に配列されて使用される遊技機は、その木製の枠体(外枠、外枠体、木枠等とも呼ばれる場合もある)において島設備に釘打ちによって固定されるのが一般的である。
近年、自然環境保護等を考慮し、木製の枠体を合成樹脂製の枠体に変更すること、すなわち、枠体を合成樹脂材料によって一体成形することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、単一の合成樹脂材料によって枠体を一体成形した場合、その枠体の各部分において必要とされる物理的特性、例えば、強度、剛性、耐久性等に対応して前記枠体の各部分を構成することが困難となる場合があった。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、必要とされる物理的特性に対応して枠体の各部分を容易に形成することができる枠体を備えた遊技機を提供することである。
【0004】
前記目的を達成するために、第1の発明は、請求項1に記載のとおりの構成を要旨とする。つまり、遊技機用島設備に固定可能な遊技機であって、
木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合材料によって略矩形状に射出成形によって一体成形される枠体を備え、
前記遊技機は、前記枠体により前記遊技機用島設備に固定可能であり、
前記枠体は、
上枠部と、
左右の両側枠部と、
下枠部と
を備え、
前記上枠部と前記下枠部とが釘打ち可能領域に設定されており、前記枠体は、前記遊技機用島設備に対し、前記上枠部と前記下枠部においてそれぞれ釘打ちによって固定され
前記左右の両側枠部は、前記釘打ち可能領域としての上枠部と下枠部よりも強度が大きい高強度領域に設定されており、
前記釘打ち可能領域としての前記上枠部と前記下枠部は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合比率において木質系粉末材料の混合比率が比較的大きい混合材料によって形成され、
前記高強度領域としての前記左右の両側枠部は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合比率において木質系粉末材料の混合比率が比較的小さい混合材料によって形成されることを特徴とするものとしても良い。したがって、枠体の各部分において、合成樹脂材料と他の材料との混合材料の混合比率がそれぞれ異なることで、枠体の各部分に対し、それぞれ必要とされる物理的特性に対応する特性をもたせることができる。これによって、必要とされる物理的特性に対応する特性を各部分にもつ枠体を容易にかつ一体状に形成することができる。
【0005】
また、第2の発明は、請求項3に記載のとおりの構成を要旨とする。 遊技機用島設備に固定可能な遊技機であって、
合成樹脂材料と他の材料との混合材料によって略矩形状に射出成形によって一体成形される枠体を備え、
前記遊技機は、前記枠体により前記遊技機用島設備に固定可能であり、
前記枠体は、
上枠部と、
左右の両側枠部と、
下枠部と
を備え、
前記上枠部と前記下枠部とが釘打ち可能領域に設定されており、前記枠体は、前記遊技機用島設備に対し、前記上枠部と前記下枠部においてそれぞれ釘打ちによって固定され
前記左右の両側枠部は、前記釘打ち可能領域としての上枠部と下枠部よりも強度が大きい高強度領域に設定されており、
前記釘打ち可能領域としての前記上枠部と前記下枠部は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合材料によって形成され、
前記高強度領域としての前記左右の両側枠部は、ガラス繊維からなる強化材と、合成樹脂材料との混合材料によって形成されることを特徴とするものとしても良い。
したがって、枠体の各部分において、合成樹脂材料と他の材料との複数種類の混合材料によって、必要とされる物理的特性に対応する特性をもつ枠体の各部分を容易に形成することができる。
【0006】
第3の発明は、請求項1に記載のとおりの構成を要旨とする。したがって、遊技機の島設備に釘打ちによって枠体を固定する場合、枠体を、その釘打ち可能領域において釘打ちして容易に固定することができ、その釘打ち可能領域以外の高強度領域によって枠体の強度を保持することができる。
【0007】
第4の発明は、請求項1に記載のとおりの構成を要旨とする。したがって、遊技機の島設備に釘打ちによって枠体を固定する場合、枠体の上枠部と下枠部のうち、少なくとも一方の枠部を釘打ち可能領域として釘打ちして容易に固定することがでる。また、枠体の左右の両側枠部のうち、少なくとも一方に側枠部を前記釘打ち可能領域よりも強度が大きい高強度領域として、枠体の強度を保持することができる。
【0008】
第5の発明は、請求項1に記載のとおりの構成を要旨とする。したがって、枠体を形成する混合材料として、合成樹脂材料と、木質系粉末材料との混合材料が用いられることによって、合成樹脂材料のみで成形した場合に比較して、枠体を成形した後の材料収縮率を低く押さえることができる。この結果、枠体の各部に対しヒケの発生を軽減することができ、ヒケによる見栄えの悪化も防止することができる。また、木質系粉末材料の混入によって、枠体は釘打ちやビス締め等にも充分に耐えることができる。このため、遊技機の島設備に対し、枠体の一部を釘打ちによって固定する場合においても、枠体の釘打ち部分にひび割れや亀裂が発生する不具合も生じない。遊技機用島設備に遊技機を固定するための枠体の成形方法であって、
前記枠体は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合材料の射出成形によって略矩形状に一体成形され、
前記枠体は、
上枠部と、
左右の両側枠部と、
下枠部と
を備え、
前記上枠部と前記下枠部とが釘打ち可能領域に設定されており、前記枠体は、前記遊技機用島設備に対し、前記上枠部と前記下枠部においてそれぞれ釘打ちによって固定され
前記左右の両側枠部は、前記釘打ち可能領域としての上枠部と下枠部よりも強度が大きい高強度領域に設定されており、
前記釘打ち可能領域としての前記上枠部と前記下枠部は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合比率において木質系粉末材料の混合比率が比較的大きい混合材料によって形成され、
前記高強度領域としての前記左右の両側枠部は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合比率において木質系粉末材料の混合比率が比較的小さい混合材料によって形成され、
前記釘打ち可能領域を形成する合成樹脂材料と、前記高強度領域を形成する合成樹脂材料とを互いに溶融温度が略同一である合成樹脂材料とし、
前記枠体の成形方法は、
前記釘打ち可能領域と、前記高強度領域とのうち、一方の領域に含まれる枠部を射出成形する第一の工程と、
前記第一の工程の後で、前記一方の領域に含まれる枠部を別の成形型内にセットしてから他方の領域に含まれる枠部を射出成形する第二の工程と
を含むことで、前記釘打ち可能領域と、前記高強度領域との境界部分が相互に溶融して一体化し接合し、枠体を成形するものとしても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
この発明の実施の形態1を図面にしたがって説明する。
パチンコ機を正面側から視た斜視図で表した図15、外枠体に対し基盤を開いて正面側から視た斜視図で表した図16、及び外枠体に対し基盤を開きかつその基盤に対し裏セット部材を開いた状態を斜視図で表した図17において、遊技機としてのパチンコ機1は、遊技機の島設備に対し釘打ちによって固定される略矩形状の枠体としての外枠体50と、その外枠体50の前側に開閉可能に装着されかつ遊技機本体として機能する基盤10(前枠とも呼ばれている)とを主体として構成されている。
基盤10は、遊技盤13前面の略全体を露出する開口部を有するとともに、その裏面の開口部周縁に沿って支持枠11が設けられている。支持枠11には遊技盤13が着脱可能に嵌込まれ、その遊技盤13裏面の周縁部が後述する裏セット部材20に押さえられて支持されている。
【0010】
また、図17に示すように、基盤10の裏面側には、その支持枠11の片側の枠部において、裏セット部材20が開閉可能に組み付けられている。この裏セット部材20の裏面側には、その上部から下部に向けて球タンク、タンクレール、球払出装置等が装着されている。
また、図17に示すように、基盤10の支持枠11には、裏セット部材20を閉じ状態に保持するための複数の締付具19が組み付けられている。そして、まず、支持枠11に遊技盤13が嵌込まれ、次に、裏セット部材20が閉じられ、その裏セット部材20が複数の締付具19によって閉じ状態に保持されることで、基盤10の支持枠11に裏セット部材20を介して遊技盤13が固定状態でされるようになっている。また、これとは逆に、複数の締付具19を外して裏セット部材20を開いた状態のもとで、基盤10の裏面側からその支持枠11に対し遊技盤13が着脱されるようになっている。
【0011】
図16に示すように、遊技盤13の前面には平帯状のレール16が装着され、そのレール16の内側において遊技領域15が区画されている。
また、レール16は、その片側に内側レール部と外側レール部とを有し、これら内外のレール部の間には発射案内路17が構成されている。また、遊技盤13の遊技領域15内には、遊技構成部材としての各種の入賞装置、役物装置、図柄表示装置、アタッカ装置、ゲート口、風車器、誘導釘等(図示しない)が配設されている。そして、発射ハンドル装置23を操作して発射ハンマーを作動することによって発射位置にある球(パチンコ球)がレール16の発射案内路17に案内されて遊技領域15に打ち出されるようになっている。また、遊技盤13の裏面側には、その遊技盤13に装着された各種の入賞装置、役物装置、図柄表示装置、アタッカ装置等の遊技構成部材(図示しない)を制御する制御ボックス装置(図示しない)が装着されている。
【0012】
また、図17に示すように、基盤10裏面の自由端側には、上下二つの基盤施錠用フック21が上下方向にスライド可能に組み付けられ、外枠体50に対し基盤10が閉じられたときには、その基盤施錠用フック21が外枠体50に固定の係合部材95に係合し、これによって外枠体50に対し基盤10が閉じ状態に施錠されるようになっている(図1参照)。
図15と図16に示すように、基盤10の前側には、表枠30(ガラス扉、ガラス枠等とも呼ばれている)がその一側に配設されたヒンジ機構によって開閉可能に装着されている。この表枠30には、遊技盤13の遊技領域15を透視可能な略円形の開口窓31が形成されている。そして、表枠30の裏面側には、開口窓31を透視可能に塞ぐ前後二枚のガラス板を保持するガラス枠33が設けられている。
また、基盤10の前側には、表枠30の下方に隣接して下板40が開閉可能に装着され、その下板40の前面には上皿43が設けられている。
また、基盤10の前面には、その下板40の下方に位置して球発射用の発射ハンドル装置23や下皿24等が組み付けられている。
【0013】
図1と図2に示すように、枠体としての外枠体50は、木質系粉末材料(例えば、杉材、檜材、松材、ラワン材、チーク材等の単一又は複合の木質系粉末材料)と、合成樹脂材料(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂等の熱可塑性合成樹脂材料)とが所要とする混合比率で混合された混合材料による射出成形によって一体成形されている。そして、外枠体50は、上枠部51、左右の両側枠部60、61及び下枠部70を一体に備えて略矩形枠状に構成されている。
【0014】
また、この実施の形態1において、図1と図2に示すように、外枠体50の上枠部51と左右の両側枠部60、61とがなす角部54、56の内側部は、射出成形によってアール面55、57に形成され、これによって角部54、56が肉厚に形成されて強度が高められるとともに、その角部54、56に作用する荷重をアール面55、57において分散して受けるようになっている。また、左右の両側枠部60、61の前面下部、及び下枠部70の前部上面にわたって、基盤10の下端面を受け支える下受板75が一体成形されている。
このように、外枠体50の上部左右の両角部54、56がアール面55、57によって補強され、下部左右の両角部が下受板75によって補強されることで、外枠体50を長期間にわたって所要とする矩形の形状に維持できるようになっている。
【0015】
前記したように、射出成形によって一体成形された外枠体50において、その各角部のうち、少なくとも1つの角部は略中実状に形成されている。この実施の形態1において、外枠体50の上部左右の両角部54、56がそれぞれ略中実状に形成されている。
また、外枠体50の上下の枠部51、70と左右の両側枠部60、61のうち、少なくとも一辺をなす枠部の長手方向には、肉抜き部とリブとがそれぞれ設けられている。この実施の形態1において、外枠体50の上枠部51と下枠部70の長手方向(横方向)には、肉抜き部52、76とリブ53、77とがそれぞれ形成され、左右の両側枠部60、61の長手方向(縦方向)には、肉抜き部62、63とリブ64、65とがそれぞれ形成されている。
【0016】
また、外枠体50の上枠部51、下枠部70及び左右の両側枠部60、61の各部の肉抜き部52、76、62、63は、これら各枠部の板厚内において、外枠体50の裏面側から奥行き方向に向けて凹設されている。さらに、上枠部51、下枠部70及び左右の両側枠部60、61の各リブ53、77、64、65は、各部の肉抜き部52、76、62、63をそれぞれ区画するようにして各部の肉抜き部52、76、62、63の相対する内壁面の間に跨って設けられている。
また、各部の肉抜き部52、76、62、63は、外枠体50の上枠部51、下枠部70及び左右の両側枠部60、61の各枠部の厚さ方向の寸法よりもこれら各枠部の長手方向の寸法が適宜に大きく設定されている。すなわち、図1〜図6に示すように、各部の肉抜き部52、76、62、63は、各枠部の長手方向に長い長穴状に形成されている。
【0017】
また、図1に示すように、外枠体50上部の略中実状をなす一方の角部54には、開閉部材としての基盤10を開閉可能に支持するための上下一対のヒンジ部材のうち、上側のヒンジ部材80がビスや釘によって取り付けられている。
このヒンジ部材80は、金属製で、例えば、鉄板等の金属板の曲げ加工等によって形成されている。そしてヒンジ部材80は、補強部材としても機能するものであり、角部54の上面に沿う上板部81と、角部54の外側面に沿う側板部82とを備えて略L字状に形成されている。そして、外枠体50の一方の角部54に対し、ヒンジ部材80の上板部81及び側板部82を通してビスがねじ込まれたり、あるいは釘が打ち込まれることによって、外枠体50の一方の角部54にヒンジ部材80が強固に固定されるようになっている。
また、ヒンジ部材80の上板部81の前縁には、ヒンジ片83が前方に向けて略水平上に延出されている。このヒンジ片83の先端部寄り部分には、基盤10の上側のヒンジ部材に設けられたヒンジピンが挿脱可能に嵌挿されるヒンジ孔を有するヒンジ筒84が一体に設けられている。
【0018】
また、この実施の形態1において、上下一対のヒンジ部材のうち、下側のヒンジ部材85は、外枠体50の一方の側枠部60の下部に固定されている。
図1、図2及び図5に示すように、下側のヒンジ部材85は、金属製で、例えば、鉄板等の金属板の曲げ加工等によって形成されている。この下側のヒンジ部材85は、側枠部60の内面に沿う側板部86と、その側板部86の下端から下受板75の上面に沿って折り曲げられた下板部87とを備えて略L字状に形成されている。そして、外枠体50の一方の側枠部60の下部外側面に凹設された溝73に配置された当て板89とヒンジ部材85の側板部86との間に一方の側枠部60を間に挟んで、これら当て板89と側板部86とをボルト・ナット、あるいはリベット等によって結合することによって、外枠体50の一方の側枠部60の下部にヒンジ部材85が強固に固定されるようになっている。
また、ヒンジ部材85の下板部87の前縁には、基盤10の下側のヒンジ部材に設けられたヒンジ孔に挿脱可能に嵌挿されるヒンジピン88が上方に向けて一体状に突設されている。
【0019】
また、この実施の形態1において、外枠体50の他方の側枠部60内面の上下部には、開閉部材としての基盤10の基盤施錠用フック21に係脱可能に係合して基盤10を閉じ状態に施錠するための係合片を有する係合部材95が、その基片においてビス等によって固定されている。この係合部材95は、金属製で、例えば、鉄板等の金属板の曲げ加工等によって形成されている。
【0020】
また、この実施の形態1において、外枠体50の上部左右の両角部54、56のうち、略中実状をなす他方の角部56には、鉄板等の金属板の曲げ加工等によって形成されるインサート用補強部材90、又は圧入用補強部材100が埋め込み状に設けられている。
すなわち、外枠体50を一体成形すると同時に、その外枠体50の他方の角部56にインサート用補強部材90をインサートする場合、予め、成形型内にインサート用補強部材90が位置決めされてセットされる。その後、木質系材料と合成樹脂材料との混合材料(溶融状態の混合材料)が成形型のキャビティ内に射出されることで、外枠体50が成形されると同時に、その外枠体50の他方の角部56にインサート用補強部材90がインサートされて一体化する。
【0021】
図8〜図10に示すように、インサート用補強部材90は、角部56の一辺(上枠部51に延びる部分)に沿う第1の翼片91と、角部56の他辺(側枠部61に延びる部分)に沿う第2の翼片92とをそれぞれ備えて略L字状に形成をなしている。
また、所定の使用期間を経たパチンコ機1を解体する際に、外枠体50からインサート用補強部材90を分離し易くするために、インサート用補強部材90の第1、第2の各翼片91、92の所定位置には、取外用の工具が差し込み可能な取外孔93、94が形成されている。
一方、外枠体50の角部56裏面の所定位置には、各取外孔93、94に取外用工具を差し込むための差込溝111、112が、外枠体50の成形と同時にそれぞれ形成されている。
【0022】
また、外枠体50を成形した後、その角部56に圧入用補強部材100を圧入によって埋込状に設ける場合、外枠体50を成形するときに、その角部56の中実部の所定位置に圧入用補強部材100に対応する嵌込み溝120が外枠体50の成形と同時にそれぞれ形成される。
そして、外枠体50を成形した後、その嵌込み溝120に対し圧入用補強部材100が圧入によって嵌込まれることで、外枠体50の角部56に圧入用補強部材100が埋め込み状に固定される。
【0023】
図11〜図14に示すように、圧入用補強部材100は、外枠体50の角部56の一辺(上枠部51に延びる部分)に沿う第1の翼片101と、角部56の他辺(側枠部61に延びる部分)に沿う第2の翼片102とを備えて略L字状に形成をなしている。
また、第1、第2の各翼片101、102の所定位置には、弾性変形可能な係止爪103、104が切り込み孔によって切起状に形成されている。そして、外枠体50の角部56の嵌込み溝120に対し圧入用補強部材100が圧入によって嵌込まれることで、その第1、第2の各翼片101、102の係止爪103、104が嵌込み溝120の内壁面に弾性的にくい込み、これによって外枠体50の角部56に圧入用補強部材100が埋め込み状に固定されるようになっている。
また、所定の使用期間を経たパチンコ機1を解体する際に、外枠体50から圧入用補強部材100を分離し易くするために、圧入用補強部材100の第1、第2の各翼片101、102の上縁部には、引抜片105、106が折り曲げ形成されている。
一方、外枠体50の角部56裏面の所定位置には、圧入用補強部材100の各引抜片105、106に対し引抜用工具を差し込むための差込溝121、122が、外枠体50の成形と同時に形成されている。
【0024】
さて、外枠体50の各部分(各枠部やその各枠部の所要部分)において、必要とされる物理的特性(例えば、強度、剛性、耐久性等)に対応して外枠体50の各部分を構成する木質系粉末材料(例えば、杉材、檜材、松材、ラワン材、チーク材等の単一又は複合の木質系粉末材料)と、合成樹脂材料(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂等の熱可塑性合成樹脂材料)との混合比率がそれぞれ異なっている。
例えば、遊技機の島設備に対し外枠体50が、その上枠部51と下枠部70においてそれぞれ釘打ちによって固定される場合、これら上枠部51と下枠部70とが釘打ち可能領域に設定される。一方、左右の両側枠部60、61及び角部54、56は、前記釘打ち可能領域としての上枠部51と下枠部70よりも強度が大きい高強度領域に設定される。
このようにして外枠体50の各部分が釘打ち可能領域と高強度領域にそれぞれ設定された場合、釘打ち可能領域としての上枠部51と下枠部70は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合比率(重量比)において5対5〜6対4程度の混合比率をもつ混合材料によって形成される。
また、高強度領域としての左右の両側枠部60、61及び角部54、56は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合比率(重量比)において4対6程度の混合比率をもつ混合材料によって形成される。
【0025】
上述したように構成されるこの実施の形態1に係るパチンコ機1において、枠体としての外枠体50を、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合材料による射出成形によって略矩形枠状に一体成形することによって、外枠体50を容易に製造することができる。
また、木質系粉末材料の混入によって、材料収縮が小さく押さえられる。これによって、外枠体50の各枠部にヒケ(凹凸の歪み)が発生することを防止することができ、ヒケによる見栄えの悪化が生じない。
また、木質系粉末材料の混入によって、外枠体50は釘打ちやビス締め等にも充分に耐えることができる。このため、遊技機の島設備に対し、外枠体50の上枠部51と下枠部70とのうち、少なくとも一方の枠部を釘打ちによって固定する場合においても、その枠部の釘打ち部分にひび割れや亀裂が発生する不具合も生じない。
【0026】
特に、この実施の形態1において、釘打ち可能領域としての上枠部51と下枠部70は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合比率(重量比)において5対5〜6対4程度の混合比率、すなわち、木質系粉末材料の混合比率が比較的大きい混合材料によって形成される。このため、遊技機の島設備に対し、外枠体50の上枠部51と下枠部70とのうち、少なくとも一方の枠部を釘打ちによって固定する場合、その枠部の釘打ち部分にひび割れや亀裂が発生する不具合をより一層確実に防止することができる。
また、高強度領域としての左右の両側枠部60、61及び角部54、56は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合比率(重量比)において4対6程度の混合比率、すなわち、木質系粉末材料の混合比率が比較的小さい混合材料によって形成される。このため、左右の両側枠部60、61及び角部54、56を高強度に形成することができる。
【0027】
また、外枠体50の各部を構成する混合材料のうち、合成樹脂材料を同質の合成樹脂材料とすることで、混合比率が異なる混合材料の射出成形のための溶融温度も略同一となり、成形性が悪化される不具合が生じない。
また、釘打ち可能領域としての上枠部51、下枠部70と、高強度領域としての側枠部60、61(角部54、56)とのうち、一方の枠部を射出成形した後、その一方の枠部を別の成形型内にセットしてから他方の枠部を射出成形して外枠体50を構成することも可能である。
このような場合においても、釘打ち可能領域としての上枠部51、下枠部70と、高強度領域としての側枠部60、61(角部54、56)との境界部分が相互に溶融して一体化し、強固に接合する。このため、前記境界部分において外枠体50が損傷される不具合も防止することができる。
【0028】
また、この実施の形態1において、外枠体50の角部54、56を略中実状とすることで、その角部54、56の強度を所要とする強度に維持することができるとともに、木質系粉末材料の混入によって、略中実状の角部54、56に対するヒケの発生を軽減することができ、ヒケによる見栄えの悪化を防止することができる。
また、外枠体50の上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61の少なくとも一辺をなす枠部、この実施の形態1では、上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61に肉抜き部52、76、62、63を設けることによって、軽量化を図ることができるとともに、材料を節減することができる。
【0029】
また、この実施の形態1において、外枠体50の上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61の長手方向に対し、肉抜き部52、76、62、63と、リブ53、77、64、65とをそれぞれ交互に設けることで、肉抜き部52、76、62、63が原因となる強度劣化をリブ53、77、64、65によって防止することができる。言い換えると、外枠体50の上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61の長手方向に対する、肉抜き部52、76、62、63の存在割合を高くしても、リブ53、77、64、65によって強度劣化を防止することができるため、軽量化や材料節減において効果が大きい。
【0030】
また、この実施の形態1において、外枠体50の上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61の各肉抜き部52、76、62、63は、同外枠体50の裏面側から奥行き方向に向けて凹設されているため、外枠体50の前面に各肉抜き部52、76、62、63が隠蔽された状態となり、肉抜き部52、76、62、63による見栄えの悪化が生じない。
また、外枠体50の上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61の各リブ53、77、64、65は、各肉抜き部52、76、62、63を区画するようにして、これら各肉抜き部52、76、62、63の内壁面の間に跨って設けられている。このため、上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61が肉抜き部52、76、62、63において不測に拡開変形することを防止することができる。
【0031】
また、この実施の形態1において、外枠体50の上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61の各肉抜き部52、76、62、63は、これら各枠部51、70、60、61の厚さ方向の寸法よりも同枠部51、70、60、61の長手方向の寸法が大きく設定されている。このため、上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61の各枠部の長手方向に対する各肉抜き部52、76、62、63の数を少なくしながら各枠部の長手方向に占める肉抜き部52、76、62、63の割合を大きくして軽量化や材料節減を図ることが可能となるばかりでなく、成形型に対する外枠体50の脱型も容易となる。
【0032】
また、この実施の形態1において、開閉部材としての基盤10を開閉可能に装着するためのヒンジ部材80を外枠体50の一つの略中実状をなす角部54を取付部として取り付けることによって、その角部54に対し、ヒンジ部材80を強固に取り付けることができる。このため、外枠体50に対し開閉部材としての基盤10を安定よく開閉動作することができ、その基盤10の開閉に支障をきたす不具合を防止することができる。
【0033】
(実施の形態2)
前記実施の形態1においては、外枠体50の各部分において、必要とされる物理的特性に対応して外枠体50の各部分を構成する木質系粉末材料と、合成樹脂材料との混合比率がそれぞれ異なった混合材料を用いて、外枠体50を射出成形によって略矩形枠状に一体成形したのに対し、この実施の形態2においては、次に述べるようにして、合成樹脂材料と他の材料との複数種類の混合材料を用いて外枠体50を略矩形枠状に構成したものである。
すなわち、実施の形態2において、外枠体50の各部分(各枠部やその各枠部の所要部分)において、必要とされる物理的特性(例えば、強度、剛性、耐久性等)に対応して前記枠体の各部分を、合成樹脂材料と他の材料との複数種類の混合材料によってそれぞれ形成して略矩形枠状に外枠体50を構成した。
【0034】
例えば、外枠体50において、上枠部51と下枠部70とが釘打ち可能領域に設定された場合、上枠部51と下枠部70は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合比率(重量比)において5対5〜6対4程度の混合比率をもつ第1の混合材料を用いて形成する。これに対し、外枠体50の左右の両側枠部60、61及び角部54、56の高強度領域を形成するための混合材料として、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合材料に加えて、例えば、カーボン、ガラス繊維等の強化材を適宜に混合した第2の混合材料を用いる。そして、前記第2の混合材料を用いて左右の両側枠部60、61及び角部54、56を形成した。
このように、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合材料に加えて、例えば、カーボン、ガラス繊維等の強化材を適宜に混合した第2の混合材料を用いて左右の両側枠部60、61及び角部54、56を形成することによって、外枠体50の左右の両側枠部60、61及び角部54、56の高強度領域の強度をより一層増大させることができる。
また、高強度領域を形成する他の混合材料としては、木質系粉末材料を一切用いることなく、カーボン、ガラス繊維等の強化材と、合成樹脂材料とを適宜の混合比率で混合した他の混合材料を用いて左右の両側枠部60、61及び角部54、56を形成することも可能である。
【0035】
なお、この発明は、前記実施の形態に限定するものではない。
例えば、前記実施の形態においては、枠体としての外枠体50を、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合材料の射出成形によって略矩形枠状に一体成形する場合を例示したが、圧縮成形等によって一体成形することも可能である。
また、前記実施の形態においては、外枠体50の上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61の裏面(後面)側から奥行き方向(前方)に向けて肉抜き部52、76、62、63が凹設される場合を例示したが、外枠体50の上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61の表面(前面)側から奥行き方向(後方)に向けて肉抜き部52、76、62、63を凹設してもよい。さらに、外枠体50の上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61の表裏両面(前後両面)側から奥行き方向に向けてそれぞれ肉抜き部を凹設してもよい。
また、外枠体50の上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61の内側面に肉抜き部を凹設してもよく、外側面に肉抜き部を凹設してもよい。
さらに、外枠体50の上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61に肉抜き部を貫通孔状に形成してもよい。
また、前記実施の形態においては、外枠体50の上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61の長手方向に対し、肉抜き部52、76、62、63と、リブ53、77、64、65とをそれぞれ交互に設けたが、外枠体50の上枠部51、下枠部70、及び左右の両側枠部60、61のうち、1つの枠部に対してのみ、肉抜き部を設けることによっても、軽量化や材料節減の効果がある。すなわち、リブは必ずしも設けなくてもよい。
【0036】
また、前記実施の形態においては、外枠体50の他方の略中実状をなす角部56の裏面(後面)側から、インサート用補強部材90又は圧入用補強部材100を埋め込み状に設けたが、角部56の表面(前面)側から、インサート用補強部材90又は圧入用補強部材100を埋め込み状に設けてもよい。
また、前記実施の形態においては、外枠体50上部の略中実状をなす一方の角部54の外側角部に沿ってヒンジ部材80がビスや釘によって取り付けられる場合を例示したが、外枠体50の角部54の表面(前面)側から、ヒンジ部材80をインサート又は圧入によって埋め込み状に設けてもよい。この場合、ヒンジ部材80は、インサート用補強部材又は圧入用補強部材としても機能する。
また、外枠体50の他方の略中実状をなす角部56に補強部材が無い構造にしても外枠体50を充分な強度に構成することが可能である。
また、前記実施の形態においては、枠体としての外枠体50を略額縁の矩形枠状に一体成形される場合を例示したが、外枠体50の後側に背面板部を備えて略矩形の箱形状に一体成形することも可能である。
また、パチンコ機1以外の弾球遊技機やスロットマシン等の遊技機の枠体としても採用することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、遊技機の枠体において、必要とされる物理的特性に対応して枠体の各部分を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るパチンコ機の外枠体を裏面側から示す斜視図である。
【図2】同じく外枠体を裏面側から示す背面図である。
【図3】同じく外枠体を示す平面図である。
【図4】同じく図2のIV−IV線に基づく平断面図である。
【図5】同じく図2のV−V線に基づく平断面図である。
【図6】同じく外枠体を示す側面図である。
【図7】同じく図2のVII−VII線に基づく側断面図である。
【図8】同じく外枠体の角部にインサート用補強部材が設けられた状態を外枠体の裏面側から拡大して示す斜視図である。
【図9】同じく角部に対するインサート用補強部材を示す斜視図である。
【図10】同じく外枠体の角部にインサート用補強部材がインサート成形によって埋設された状態を示す断面図である。
【図11】同じく外枠体の角部に圧入用補強部材が設けられた状態を外枠体の裏面側から拡大して示す斜視図である。
【図12】同じく外枠体の角部に圧入用補強部材が設けられた状態を外枠体の裏面側から拡大して示す背面図である。
【図13】同じく圧入用の補強部材を示す斜視図である。
【図14】同じく外枠体の角部に圧入用補強部材が設けられた状態を示す断面図である。
【図15】同じく遊技機としてのパチンコ機全体を正面側から示す斜視図である。
【図16】同じく外枠体に対し基盤を開いて正面側から視た斜視図である。
【図17】同じく外枠体に対し基盤を開きかつその基盤に対し裏セット部材を開いた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機)
10 基盤(遊技機本体)
50 外枠体(枠体)
51 上枠部
52 肉抜き部
53 リブ
54、56 角部
60、61 側枠部
62、63 肉抜き部
64、65 リブ
70 下枠部
76 肉抜き部
77 リブ
80 ヒンジ部材
90 インサート用補強部材
100 圧入用補強部材
Claims (4)
- 遊技機用島設備に固定可能な遊技機であって、
木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合材料によって略矩形状に射出成形によって一体成形される枠体を備え、
前記遊技機は、前記枠体により前記遊技機用島設備に固定可能であり、
前記枠体は、
上枠部と、
左右の両側枠部と、
下枠部と
を備え、
前記上枠部と前記下枠部とが釘打ち可能領域に設定されており、前記枠体は、前記遊技機用島設備に対し、前記上枠部と前記下枠部においてそれぞれ釘打ちによって固定され
前記左右の両側枠部は、前記釘打ち可能領域としての上枠部と下枠部よりも強度が大きい高強度領域に設定されており、
前記釘打ち可能領域としての前記上枠部と前記下枠部は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合比率において木質系粉末材料の混合比率が比較的大きい混合材料によって形成され、
前記高強度領域としての前記左右の両側枠部は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合比率において木質系粉末材料の混合比率が比較的小さい混合材料によって形成されることを特徴とする、
遊技機。 - 請求項1記載の遊技機であって、
前記高強度領域を形成するための混合材料として、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合材料に加えて、ガラス繊維からなる強化材を適宜に混合した第2の混合材料を用いることを特徴とする、
遊技機。 - 遊技機用島設備に固定可能な遊技機であって、
合成樹脂材料と他の材料との混合材料によって略矩形状に射出成形によって一体成形される枠体を備え、
前記遊技機は、前記枠体により前記遊技機用島設備に固定可能であり、
前記枠体は、
上枠部と、
左右の両側枠部と、
下枠部と
を備え、
前記上枠部と前記下枠部とが釘打ち可能領域に設定されており、前記枠体は、前記遊技機用島設備に対し、前記上枠部と前記下枠部においてそれぞれ釘打ちによって固定され
前記左右の両側枠部は、前記釘打ち可能領域としての上枠部と下枠部よりも強度が大きい高強度領域に設定されており、
前記釘打ち可能領域としての前記上枠部と前記下枠部は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合材料によって形成され、
前記高強度領域としての前記左右の両側枠部は、ガラス繊維からなる強化材と、合成樹脂材料との混合材料によって形成されることを特徴とする、
遊技機。 - 遊技機用島設備に遊技機を固定するための枠体の成形方法であって、
前記枠体は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合材料の射出成形によって略矩形状に一体成形され、
前記枠体は、
上枠部と、
左右の両側枠部と、
下枠部と
を備え、
前記上枠部と前記下枠部とが釘打ち可能領域に設定されており、前記枠体は、前記遊技機用島設備に対し、前記上枠部と前記下枠部においてそれぞれ釘打ちによって固定され
前記左右の両側枠部は、前記釘打ち可能領域としての上枠部と下枠部よりも強度が大きい高強度領域に設定されており、
前記釘打ち可能領域としての前記上枠部と前記下枠部は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合比率において木質系粉末材料の混合比率が比較的大きい混合材料によって形成され、
前記高強度領域としての前記左右の両側枠部は、木質系粉末材料と合成樹脂材料との混合比率において木質系粉末材料の混合比率が比較的小さい混合材料によって形成され、
前記釘打ち可能領域を形成する合成樹脂材料と、前記高強度領域を形成する合成樹脂材料とを互いに溶融温度が略同一である合成樹脂材料とし、
前記枠体の成形方法は、
前記釘打ち可能領域と、前記高強度領域とのうち、一方の領域に含まれる枠部を射出成形する第一の工程と、
前記第一の工程の後で、前記一方の領域に含まれる枠部を別の成形型内にセットしてから他方の領域に含まれる枠部を射出成形する第二の工程と
を含むことで、前記釘打ち可能領域と、前記高強度領域との境界部分が相互に溶融して一体化し接合し、枠体を成形する
枠体の成形方法。
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