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JP4655866B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
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JP4655866B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクに情報の記録または再生の少なくとも一方を行なう光ディスク装置に関するものである。
光ディスク装置は、各方面への応用と高性能化への開発が活発に行われている。特に最近では、使用者の用途が多岐に渡り、あらゆる使われ方で支障を生じない光ディスク装置が望まれるようになってきた。電子機器に搭載される光ディスク装置の光ディスクの装着方法としては筐体よりトレイが引き出され、このトレイに光ディスクを取り付け、再び筐体に戻して装着する方式(以下トレイ方式と称する)が一般的である。
ここで、従来のトレイ方式光ディスク装置の構成について、図を用いて説明する。
図12は、従来の光ディスク装置の外観斜視図である。また、図13は、従来の光ディスク装置の平面図であり、トレイが引き出された状態の光ディスク装置を下部筐体部側から見た図である。図12、図13において、1は光ディスク装置、2は筐体、2aは上部筐体部、2bは下部筐体部、3はトレイ、4は光ピックアップモジュール、6はレール保持部、7はスピンドルモータ、7aは光ディスク装着部、8はカバー、8aは開口、9はキャリッジ、10はベゼル、11はイジェクトボタン、20は光ピックアップ、105はレール、130はレールガイドである。
光ディスク装置1は、筐体2と、筐体2に引き出しまたは収納自在に保持されたトレイ3を有している。筐体2は、金属製の上部筐体部2a、下部筐体部2bを組み合わせて袋状であり、筐体2の開口からトレイ3が引き出しまたは収納される構成となっている。トレイ3には、裏面から光ピックアップモジュール4が取り付けられている。
トレイ3は側面部にレール保持部6が設けられており、レール保持部6はレール105とトレイ3を移動自在に保持している。また、レール105は筐体2の側面部内面に設置されたレールガイド130の内側に配置され、移動自在に保持されている。このようにすることで、トレイ3は筐体2から光ディスクが着脱できるように引き出すことができる。上部筐体部2aと下部筐体部2bとは図示していない係合手段と螺旋などを用いて、互いに強固に固定されている。
光ピックアップモジュール4は、光ディスクを回転駆動させるスピンドルモータ7と、スピンドルモータ7から外周にかけて開口8aを設けたカバー8と、開口8aから一部が露出したキャリッジ9を少なくとも有している。キャリッジ9は、光ピックアップモジュール4に設けられた複数の案内シャフトに移動自在に保持されており、しかも図示していないフィードモータによって、スピンドルモータ7に近づいたり、離れたりするように移動できる。
ベゼル10はトレイ3の前面に設けられ、筐体2の開口を塞ぐ程度の大きさで構成されている。キャリッジ9には、高出力のレーザーダイオード等の光源,各種光学部材及び光ディスク上に光スポットを構成する対物レンズなどが搭載されている。筐体2の奥部には固定して設けられた回路基板があり、回路基板には信号処理系のICや電源回路などが搭載されている。トレイ3に設けられた図示していない回路基板同士を電気的に接続するフレキシブルなプリント基板は、略U字型に形成され、外部コネクタはコンピュータ等の電子機器に設けられた電源/信号ラインと接続される。そして、この外部コネクタを介して
光ディスク装置1内に電力を供給したり、あるいは外部からの信号を光ディスク装置1内に導いたり、あるいは光ディスク装置1で生成された電気信号を電子機器などに送出する。トレイ3の前端面に設けられたベゼル10にはイジェクトボタン11が設けられており、このイジェクトボタン11を押すことで、筐体2に設けられた係合部とトレイ3に設けられた係合部との係合を解除し、トレイ3は筐体2から光ディスクが着脱できるよう引き出すことができる。
この分野の先行例として、(特許文献1)等がある。
特開2004−152434号公報
図14は、筐体からトレイが最大に引き出された状態におけるレールとレール保持部の関係を示す斜視図であり、図13に示す光ディスク装置の破線部Aを拡大した斜視図である。また、図15,図16は、筐体からトレイが引き出された状態におけるレールとレール保持部の関係を示す側面図であり、図14に示す斜視図に対応し、スピンドルモータ側から見た側面図である。図14,図15,図16において、3はトレイ、6はレール保持部、21は突起、21aは端部、105はレール、122は突起、122aはR部である。
図15に示すように、トレイ3が筐体2から引き出される際には、一定の位置でトレイ3が静止するように、トレイ3のレール保持部6に設けられた突起21がレール105に設けられた突起122と接触して静止するようにしてある。
ところが、突起21が突起122と接触してレール105に対するトレイ3の移動が停止したにも関わらず、トレイ3に対して矢印B方向の力を更に加え続けた場合、図16に示すP方向の力が発生し、突起122のR部122aと突起21の端部21aが離れる方向に移動する。このとき、更にレール105がレールガイド130との組み込み裕度内で変位すると、突起22が突起21を完全に乗り越える場合があった。
以下、レール105がレールガイド130との組み込み裕度内で変位すると、突起122が突起21を完全に乗り越える場合について説明する。
図17は、レールとレール保持部の関係を示す断面図であり、図13に示すC−C´断面図である。また、図18は、レールとレールガイドの関係を示す断面図であり、図13に示すD−D´断面図である。図17、図18において、3はトレイ、6はレール保持部、6aは端部、105はレール、105aは曲げ部、130はレールガイドである。ここで、曲げ部105aはレール105の内壁の一部を形成し、端部6aはレール保持部6の一部を形成している。
トレイ3が筐体2から引き出される際に、上部筐体部2a側に引き寄せられながら引き出されると、トレイ3とレール105の関係は図17に示すような関係になる。つまり、レール保持部6の端部6aがレール105の曲げ部105aを押圧し、レール105を変位させる。このとき、図16に示す突起21と突起122は、更にP方向の力を受けるため、突起122が突起21を乗り越える方向へ移動する。
図13に示すC−C´断面上、つまり図17においてはレール105の変位を規制するものはないが、図13に示すD−D´断面上、つまり図18においてはレール105の変位はレールガイド130の内壁面により規制を受ける。そのため、レール105全体の変位はレールガイド130の内壁面により規制を受けることになる。
しかしながら、レールガイド130の内壁面により規制を受ける程度までレール105全体が変位すると、突起122が突起21を乗り越えてトレイ3が一定の位置で静止できなくなり、トレイ3が筐体2から脱落する場合があった。これを防ぐために、図15に示す突起21と突起122のそれぞれ高さ寸法E、寸法Fを高くする方法もあるが、これはレール保持部6をレール105に組み込む際の組み込み性に弊害を与えることになる。
また、レール105とレールガイド130の組み込み裕度を小さくすると、筐体2からトレイ3を収納または引き出しする際の操作感覚が悪化する。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、トレイを筐体から引き出す際に、トレイの引き出し条件に起因して発生する筐体からのトレイの脱落を回避することが可能な光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、少なくとも、筐体と、筐体に収納または引き出し自在に設けられたトレイと、トレイを移動自在に保持するレールと、筐体に設けられレールを保持するレールガイドと、光ディスクを回転させる回転駆動手段を備え、レールが、レールガイドと対向する面に凸部を有することを特徴とする光ディスク装置である。
また、少なくとも、筐体と、筐体に収納または引き出し自在に設けられたトレイと、トレイを移動自在に保持するレールと、筐体に設けられレールを保持するレールガイドを備え、レールが、トレイの筐体からの引き出し量に応じて、レールの長手方向を回転軸として回転することを特徴とする光ディスク装置である。
本発明は上記構成により、トレイを筐体から引き出す際に、レール移動方向の鉛直方向におけるレールガイド内のレールの変位を最小限に抑えることが可能となり、レールに設けられた突起がレール保持部に設けられた突起を乗り越えて、トレイが一定の位置で静止できなくなることを防ぎ、トレイが筐体から脱落することを防止することができる。
そのため、トレイを筐体から引き出す際に、トレイの引き出し条件に起因して発生する、筐体からのトレイの脱落を回避することが可能な光ディスク装置を実現することができる。
請求項1記載の発明は、筐体に収納または引き出し自在に設けられ光ディスクを載置するトレイと、筐体とトレイとを移動自在に保持するレールと、筐体に設けられレールを外側から保持するレールガイドと、トレイに設けられレールを内側から保持するレール保持部と、トレイに設けられた第1突起と、レールに設けられトレイを筐体から引き出すときに第1突起と接触してトレイの移動を静止させる第2突起と、レールに設けられた第3突起と、筐体に設けられトレイを筐体から引き出すときに第3突起と接触してレールの移動を静止させる静止部と、を備え、第3突起はレールガイドと対向する面に凸部を有し、レールガイドは凸部と対向する面に第1面、第2面および第3面を有し、第1面はトレイを筐体に収納したときに凸部と対向し、第2面はトレイを筐体から最大に引き出したときに凸部と接触し、第3面は第1面と第2面の中間に位置しトレイを筐体から引き出す量に応じて凸部との距離が小さくなると共に引き出し量が一定量を超えると接触するように形成され、凸部は、第1面と対向する領域を移動するときに第1面と接触せず、第3面と対向する領域を移動するときに第3面と接触しながら第2突起が第1突起に近づくようにレールをレールガイド内で回転させることを特徴とするものである。これにより、トレイを筐体から引き出す際に、レール移動方向の鉛直方向におけるレールガイド内のレールの変位を最小限に抑えることが可能となり、レールに設けられた突起がレール保持部に設けられた突起を乗り越えて、トレイが一定の位置で静止できなくなることを防ぎ、トレイが筐体から脱落することを防止することができる。そのため、トレイを筐体から引き出す際に、トレイの引き出し条件に起因して発生する、筐体からのトレイの脱落を回避することが可能な光ディスク装置を実現することができる。
請求項2記載の発明は、凸部は、第3面と対向する領域を移動するときに第3面と接触しながら凸部の移動量に応じてレールをレールガイド内で回転させ、第2面と対向する領域を移動するときに第2面と接触し続けながらレールをレールガイド内で回転させないことを特徴とするものである。これにより、筐体からトレイを収納または引き出しする際の操作感覚を維持することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における光ディスク装置の外観斜視図である。また、図2は、本発明の一実施の形態における光ディスク装置の平面図であり、トレイが引き出された状態の光ディスク装置を下部筐体部側から見た図である。図1、図2において、1は光ディスク装置、2は筐体、2aは上部筐体部、2bは下部筐体部、3はトレイ、4は光ピックアップモジュール、5はレール、6はレール保持部、7はスピンドルモータ、7aは光ディスク装着部、8はカバー、8aは開口、9はキャリッジ、10はベゼル、11はイジェクトボタン、20は光ピックアップ、30はレールガイドである。
光ディスク装置1は、筐体2と、筐体2に引き出しまたは収納自在に保持されたトレイ3を有している。筐体2は、金属製の上部筐体部2a、下部筐体部2bを組み合わせて袋状であり、筐体2の開口からトレイ3が引き出しまたは収納される構成となっている。トレイ3には、裏面から光ピックアップモジュール4が取り付けられている。
トレイ3は側面部にレール保持部6が設けられており、レール保持部6はレール5とトレイ3を移動自在に保持している。また、レール5は筐体2の側面部内面に設置されたレールガイド30の内側に配置され、移動自在に保持されている。このようにすることで、トレイ3は筐体2から光ディスクが着脱できるように引き出すことができる。上部筐体部2aと下部筐体部2bとは図示していない係合手段と螺旋などを用いて、互いに強固に固定されている。
光ピックアップモジュール4は、光ディスクを回転駆動させるスピンドルモータ7と、スピンドルモータ7から外周にかけて開口8aを設けたカバー8と、開口8aから一部が露出したキャリッジ9を少なくとも有している。キャリッジ9は、光ピックアップモジュール4に設けられた複数の案内シャフトに移動自在に保持されており、しかも図示していないフィードモータによって、スピンドルモータ7に近づいたり、離れたりするように移動できる。
ベゼル10はトレイ3の前面に設けられ、筐体2の開口を塞ぐ程度の大きさで構成され
ている。キャリッジ9には、高出力のレーザーダイオード等の光源,各種光学部材及び光ディスク上に光スポットを構成する対物レンズなどが搭載されている。筐体2の奥部には固定して設けられた回路基板があり、回路基板には信号処理系のICや電源回路などが搭載されている。トレイ3に設けられた図示していない回路基板同士を電気的に接続するフレキシブルなプリント基板は、略U字型に形成され、外部コネクタはコンピュータ等の電子機器に設けられた電源/信号ラインと接続される。そして、この外部コネクタを介して光ディスク装置1内に電力を供給したり、あるいは外部からの信号を光ディスク装置1内に導いたり、あるいは光ディスク装置1で生成された電気信号を電子機器などに送出する。トレイ3の前端面に設けられたベゼル10にはイジェクトボタン11が設けられており、このイジェクトボタン11を押すことで、筐体2に設けられた係合部とトレイ3に設けられた係合部との係合を解除し、トレイ3は筐体2から光ディスクが着脱できるよう引き出すことができる。
次に、筐体2からトレイ3が引き出される途中の状態におけるレール5とレールガイド30の関係について説明する。
図3は、本発明の一実施の形態におけるレールとレールガイドの関係を示す斜視図であり、筐体2からトレイ3が引き出される途中の状態を、上部筐体部2aを取り除いて見たものである。図4は、本発明の一実施の形態におけるレールとレールガイドの関係を示す平面図であり、図3に対応する側面図である。また、図5は、本発明の一実施の形態におけるレールとレールガイドの関係を示す断面図であり、図4におけるG−G´断面図である。図3〜図5において、2bは下部筐体部、5はレール、23は静止部、24は端部、25は突起、26は嵌合部、30はレールガイド、30a,30b,30cは面である。ここで、端部24はレール5の一部を構成し、面30a,面30b,面30cはレールガイド30の内壁面の一部を構成している。
筐体2は、上部筐体部2aと下部筐体部2bで構成されている。レールガイド30は、下部筐体部2bの内面側に設けられた嵌合部26を介して、筐体2の側面部内面に設置される。また、レール5はレールガイド30の内壁面に沿うように配置され、トレイ3を筐体2に収納または引き出す際に、レール5の長手方向に移動する。レールガイド30に対するレール5の移動範囲は、筐体2に設けられた静止部23とレール5に設けられた端部24の位置により決定され、静止部23とレール5の端部24が接触することでレール5の移動が止まる。静止部23は、下部筐体部2bの主平面の一部を切り取り、それを折り曲げることで形成され、静止部23とレールガイド30でレール5を挟み込む位置に配置されている。また、端部24は、レール5の移動を静止させる静止部23よりトレイ3の収納方向側に位置している。
レール5の端部24には、レールガイド30と対向する面に凸部を設けている。本実施の形態における凸部は突起25であり、0.2mm程度の突起25を下部筐体部2bの主平面側の面に設けている。また、突起25は、突起25を有する面の重心より回転駆動手段であるスピンドルモータ7側に設けられている。このとき、突起25の先端と突起25が対向する面30aとの距離Haを0.1mm程度としているため、本実施の形態におけるレール5とレールガイド30の組み込み裕度は、従来の光ディスク装置のレール105とレールガイド130の組み込み裕度と同等程度である。そのため、レール5とレールガイド30の接触面積を減らせた分、レール5とレールガイド30の接触抵抗を小さくすることができ、トレイ3を筐体2に収納または引き出す際に、レール5とレールガイド30の摺動性を向上させることができる。
なお、本実施の形態における突起25は0.2mm程度のものを1つだけ設けたが、これに限定されるものではなく、別の大きさのものを複数個設けても良い。
次に、筐体2からトレイ3が最大に引き出された状態におけるレール5とレールガイド30の関係について説明する。
図6は、本発明の一実施の形態におけるレールとレールガイドの関係を示す斜視図であり、筐体2からトレイ3が最大に引き出された状態を、上部筐体部2aを取り除いて見たものである。図7は、本発明の一実施の形態におけるレールとレールガイドの関係を示す平面図であり、図6に対応する図である。また、図8は、本発明の一実施の形態におけるレールとレールガイドの関係を示す断面図であり、図7におけるJ−J´断面図である。図6〜図8において、2bは下部筐体部、5はレール、6はレール保持部、23は静止部、24は端部、25は突起、26は嵌合部、30はレールガイド、30a,30b,30cは面である。ここで、端部24はレール5の一部を構成し、面30a,面30b,面30cはレールガイド30の内壁面の一部を構成している。
筐体2からトレイ3を引き出すと、レール5は、図3〜図5の状態から、図7に示すレール5の長手方向であるI方向に移動し、筐体2に設けられた静止部23とレール5の端部24とが接触することでレール5の移動が止まる。このときの状態を示す図が図6〜図8である。
レール5がレール5の長手方向であるI方向に移動する際には、レール5の端部24に設けられた突起25は、レールガイド30の内壁面を構成する面30a,面30b,面30cを順に通過し、面30cと向かい合った位置で停止する。
本実施の形態においては、突起25が面30a,面30b,面30cのそれぞれと対向した時の、突起25の先端と面30a,面30b,面30cとの距離を、面30a,面30b,面30cの順に小さくなっていくように設定している。このため、面30a,面30b,面30cのそれぞれと突起25の先端との距離は次第に小さくなっていき、突起25が面30cと向かい合った位置では、突起25の先端と突起25が対向する面30cとの距離Hcが0となるため、図8に示すように、レール5とレールガイド30の組み込み裕度内で、レール5がその長手方向を回転軸として回転する。
このように、レールガイド30の突起25と対向する面と、突起25の先端との最短距離を、トレイ3が筐体2から引き出された量により変化させることにより、レール5とレールガイド30の組み込み裕度を必要な時だけ小さくすることが可能となり、筐体2からトレイ3を収納または引き出しする際の操作感覚を維持することができる。
また、レールガイド30の突起25と対向する面と、突起25の先端との最短距離を、トレイ3が筐体2から最大に引き出された状態で最も短くすることにより、レール5とレールガイド30の組み込み裕度を必要な時だけ小さくすることが可能となり、筐体2からトレイ3を収納または引き出しする際の操作感覚を維持することができる。
なお、本実施の形態においては、レールガイド30の突起25と対向する面と、突起25の先端との最短距離を、トレイ3が筐体2から引き出された量により変化させることにしたが、必ずしもトレイ3が筐体2から引き出された量により変化させる必要はない。また、本実施の形態においては、レールガイド30の突起25と対向する面と、突起25の先端との最短距離を、トレイ3が筐体2から最大に引き出された状態で最も短くすることにしたが、これに限定されるものではない。筐体2からトレイ3を収納または引き出しする際の操作感覚を考慮すれば、レールガイド30の突起25と対向する面と、突起25の先端との最短距離を、トレイ3が筐体2から最大に引き出された状態で最も短くすることが好ましく、また、レール5とレールガイド30の組み込み時に最低限必要である、レー
ル5とレールガイド30の組み込み裕度を筐体2からトレイ3を収納または引き出しする範囲で確保しようと思えば、レールガイド30の突起25と対向する面と、突起25の先端との最短距離を、トレイ3が筐体2から引き出された量により変化させることが好ましい。
次に、レール保持部6に設けられた突起21とレール5に設けられた突起22の関係について説明する。
図9は、レールとレール保持部の関係を示す断面図であり、図2に示すK−K´断面図である。図10は、筐体からトレイが最大に引き出された状態におけるレールとレール保持部の関係を示す斜視図であり、図2に示す光ディスク装置の破線部Lを拡大した斜視図である。また、図11は、筐体からトレイが引き出された状態におけるレールとレール保持部の関係を示す側面図であり、図10に対応する図である。図9〜図11において、3はトレイ、5はレール、6はレール保持部、6aは端部、21は突起、21aは端部、22は突起、22aはR部である。
図6に示す突起25が面30cと向かい合った位置では、図8に示すように、レール5とレールガイド30の組み込み裕度内で、レール5がその長手方向を回転軸として回転する。そのため、図2に示すK−K´断面におけるレール5とレール保持部30の関係は図9に示すものとなる。図9はベゼル10側から見た断面図であり、レール5はその長手方向を回転軸として時計回りに回転している。
そのため、図10、図11におけるレール5の突起22はM方向の力を受け、一方レール5の筐体2側面部側の面はN方向の力を受けることになる。レール5の突起22がM方向の力を受けることにより、突起22が突起21に近づく方向の力を受ける。突起22が受ける力は、図6に示す突起25が面30cと対向している間は継続されるため、面30cの大きさにより、突起22が力を受けるタイミングを決定することができる。また、突起22が受ける力は、レール5の端部24に設けられた突起25の大きさにより決定することができる。
このように、レール5のレールガイド30と対向する面に突起25を設け、その突起25の大きさや、レールガイド30の突起25と対向する面、例えば面30a,面30b,面30cと突起25の先端との距離を調整することにより、レール5がレール5の長手方向を回転軸として回転する量を調整することが可能となり、突起21と突起22の変位量を制限することができる。
本実施の形態においては、レール5の端部24に設けられる突起25を下部筐体部2bの主平面部側で、突起25を有する端部24の面の重心より回転駆動手段であるスピンドルモータ7側に位置させ、端部24を筐体2に設けられた静止部23よりトレイ3の収納方向側に位置させることにした。このようにすることで、トレイ3を筐体2から引き出す際に、レール5の移動方向の鉛直方向におけるレールガイド30内のレール5の変位を効率良く最小限に抑えることができる。
また、本実施の形態においては、突起25の形状は半球状のものとした。このようにすることで、レール5とレールガイド30の摺動性を向上させることが可能となるため、筐体2からトレイ3を収納または引き出しする際の操作感覚を向上することができる。
更に、本実施の形態においては、突起25をパンチなどの手法により端部24と一体型で形成した。このようにすることで、凸部の形成を容易に行なうことができる。
以上の内容により、少なくとも、筐体2と、筐体2に収納または引き出し自在に設けられたトレイ3と、筐体2とトレイ3を移動自在に保持するレール5と、トレイ3に設けられレール5を保持するレール保持部6と、筐体2に設けられレール5を保持するレールガイド30と、光ディスクを回転させる回転駆動手段であるスピンドルモータ7を備え、レール5が、レールガイド30と対向する面に凸部を有することによって、トレイ3を筐体2から引き出す際に、レール5の移動方向の鉛直方向におけるレールガイド30内のレール5の変位を最小限に抑えることが可能となり、レール5に設けられた突起22がレール保持部6に設けられた突起21を乗り越えて、トレイ3が一定の位置で静止できなくなることを防ぎ、トレイ3が筐体2から脱落することを防止することができる。そのため、トレイ3を筐体2から引き出す際に、トレイ3の引き出し条件に起因して発生する、筐体2からのトレイ3の脱落を回避することが可能な光ディスク装置1を実現することができる。 また、少なくとも、筐体2と、筐体2に収納または引き出し自在に設けられたトレイ3と、トレイ3を移動自在に保持するレール5と、筐体2に設けられレール5を保持するレールガイド30を備え、レール5が、トレイ3の筐体2からの引き出し量に応じて、レール5の長手方向を回転軸として回転することによって、レール5がレール5の長手方向を回転軸として回転することが可能となり、レール5に設けられた突起22とレール保持部6に設けられた突起21を近づける方向に力を加えることができるため、レール5に設けられた突起22がレール保持部6に設けられた突起21を乗り越えてトレイ3が一定の位置で静止できなくなることを防ぎ、トレイ3が筐体2から脱落することを防止することができる。そのため、トレイ3を筐体2から引き出す際に、トレイ3の引き出し条件に起因して発生する、筐体2からのトレイ3の脱落を回避することが可能な光ディスク装置1を実現することができる。
なお、本実施の形態においては、凸部を半球状の突起25として説明したが、凸部は先端の角度が小さい突起に限らず、平面状のものであっても良い。
また、本実施の形態においては、レール5の端部24に設けられる突起25を下部筐体部2bの主平面部側で、突起25を有する端部24の面の重心より回転駆動手段であるスピンドルモータ7側に位置させ、端部24を筐体2に設けられた静止部23よりトレイ3の収納方向側に位置させ、突起25の形状を半球状とし、突起25を端部24と一体型としたが、これらに限定されるものではない。トレイ3を筐体2から引き出す際に、レール5の移動方向の鉛直方向におけるレールガイド30内のレール5の変位を効率良く最小限に抑えたり、筐体2からトレイ3を収納または引き出しする際の操作感覚を向上させたり、凸部の形成を容易に行なうことを考慮すれば、レール5の端部24に設けられる突起25を下部筐体部2bの主平面部側で、突起25を有する端部24の面の重心より回転駆動手段であるスピンドルモータ7側に位置させ、端部24を筐体2に設けられた静止部23よりトレイ3の収納方向側に位置させ、突起25の形状を半球状とし、突起25を端部24と一体型とすることが好ましい。
本発明は、トレイを筐体から引き出す際に、トレイの引き出し条件に起因して発生する、筐体からのトレイの脱落を回避することができるため、光ディスクに情報の記録または再生の少なくとも一方を行なう光ディスク装置などに適応可能である。
本発明の一実施の形態における光ディスク装置の外観斜視図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置の平面図 本発明の一実施の形態におけるレールとレールガイドの関係を示す斜視図 本発明の一実施の形態におけるレールとレールガイドの関係を示す平面図 本発明の一実施の形態におけるレールとレールガイドの関係を示す断面図 本発明の一実施の形態におけるレールとレールガイドの関係を示す斜視図 本発明の一実施の形態におけるレールとレールガイドの関係を示す平面図 本発明の一実施の形態におけるレールとレールガイドの関係を示す断面図 レールとレール保持部の関係を示す断面図 筐体からトレイが最大に引き出された状態におけるレールとレール保持部の関係を示す斜視図 筐体からトレイが引き出された状態におけるレールとレール保持部の関係を示す側面図 従来の光ディスク装置の外観斜視図 従来の光ディスク装置の平面図 筐体からトレイが最大に引き出された状態におけるレールとレール保持部の関係を示す斜視図 筐体からトレイが引き出された状態におけるレールとレール保持部の関係を示す側面図 筐体からトレイが引き出された状態におけるレールとレール保持部の関係を示す側面図 レールとレール保持部の関係を示す断面図 レールとレールガイドの関係を示す断面図
符号の説明
1 光ディスク装置
2 筐体
2a 上部筐体部
2b 下部筐体部
3 トレイ
4 光ピックアップモジュール
5 レール
6 レール保持部
6a 端部
7 スピンドルモータ
7a 光ディスク装着部
8 カバー
8a 開口
9 キャリッジ
10 ベゼル
11 イジェクトボタン
20 光ピックアップ
21 突起
21a 端部
22 突起
22a R部
23 静止部
24 端部
25 突起
26 嵌合部
30 レールガイド
30a 面
30b 面
30c 面
105 レール
105a 曲げ部
122 突起
122a 曲げ部
130 レールガイド

Claims (2)

  1. 筐体に収納または引き出し自在に設けられ光ディスクを載置するトレイと、
    前記筐体と前記トレイとを移動自在に保持するレールと、
    前記筐体に設けられ前記レールを外側から保持するレールガイドと、
    前記トレイに設けられ前記レールを内側から保持するレール保持部と、
    前記トレイに設けられた第1突起と、
    前記レールに設けられ前記トレイを前記筐体から引き出すときに前記第1突起と接触して前記トレイの移動を静止させる第2突起と、
    前記レールに設けられた第3突起と、
    前記筐体に設けられ前記トレイを前記筐体から引き出すときに前記第3突起と接触して前記レールの移動を静止させる静止部と、を備え、
    前記第3突起は前記レールガイドと対向する面に凸部を有し、
    前記レールガイドは前記凸部と対向する面に第1面、第2面および第3面を有し、
    前記第1面は前記トレイを前記筐体に収納したときに前記凸部と対向し、
    前記第2面は前記トレイを前記筐体から最大に引き出したときに前記凸部と接触し、
    前記第3面は前記第1面と前記第2面の中間に位置し前記トレイを前記筐体から引き出す量に応じて前記凸部との距離が小さくなると共に前記引き出し量が一定量を超えると接触するように形成され、
    前記凸部は、前記第1面と対向する領域を移動するときに前記第1面と接触せず、前記第3面と対向する領域を移動するときに前記第3面と接触しながら前記第2突起が前記第1突起に近づくように前記レールを前記レールガイド内で回転させることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記凸部は、
    前記第3面と対向する領域を移動するときに前記第3面と接触しながら前記凸部の移動量に応じて前記レールを前記レールガイド内で回転させ、
    前記第2面と対向する領域を移動するときに前記第2面と接触し続けながら前記レールを前記レールガイド内で回転させないことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
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