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JP4658574B2 - ケーブル収納装置 - Google Patents
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JP4658574B2 - ケーブル収納装置 - Google Patents

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Description

この発明は、コンテナクレーン等の港湾クレーンのケーブルを巻き取って収納するケーブル収納装置に関する。
港湾クレーンにおいて、トロリーから垂れ下がったスプレッダケーブル(以下、ケーブル)は、スプレッダを巻き上げた際に、当該スプレッダ上に設置されたケーブル収納装置に収納される。
図15は、従来の港湾クレーンのケーブル収納装置(特許文献1参照)の一例を示す断面図である。このケーブル収納装置900は、バスケット本体10と、このバスケット本体10の底に設けられた円錐状のコーン2と、を備えている。バスケット本体10は、有底円筒状のバスケット本体1と、バスケット本体1の上部から上方かつ筒中心軸方向に向かい、頂部では反対方向に向かって突設した複数の支柱91と、この支柱91を下側部、中央くびれ部、上側部の3点で固定し補強するリング状部材92とから構成される。支柱91とリング状部材92から構成した上部枠体93は全体としてメガホン形状となり、この上方からケーブルCが落とし込まれる。また、リング状部材92は、ケーブルCを落とし込む際にガイドとして機能する。落とし込まれたケーブルCは、とぐろを巻くようにしてコーン2の周囲に巻き取られる。
また、前記スプレッダを巻き上げることで前記ケーブルCがこぼれる場合、このケーブルCのこぼれは、運転者の目視により確認される。しかしながら、遠隔自動トランスファークレーン(RTG)に上記ケーブル収納装置900を用いる場合、運転手がRTG上に乗っていないため、ケーブルCのこぼれを目視確認できないという問題点があった。
特開平11−246171号公報(段落[0019]〜[0029],及び図1)
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ケーブルのこぼれを自動で検出できるケーブル収納装置を提供することを目的とする。
この発明の参考例に係るケーブル収納装置は、ケーブルを収納するバスケットと、該バスケット内に設けられ且つその周囲にケーブルをとぐろ状に巻き取るコーンと、を備えたケーブル収納装置において、前記バスケットの外側で、且つ前記バスケットの上端部分から所定距離以上下方に存在するケーブルを検出するセンサー装置を具備することを特徴とする。
ケーブルがバスケットからこぼれると、当該ケーブルがバスケットの上端部に引っ掛かった状態になる。この現象を利用し、バスケットの上端部分から所定距離以上下方にセンサー装置を設けておけば、ケーブルがこれに引っ掛かるので、ケーブルのこぼれを検出できる。また、バスケットの上端部分自体をセンサーとすることで、ケーブルのこぼれを検出しても良い。
なお、前記センサー装置は、センサー及びそれに関係する構造を指す。
上述の目的を達成するために、この発明に係るケーブル収納装置は、ケーブルを収納するバスケットと、該バスケット内に設けられ且つその周囲にケーブルをとぐろ状に巻き取るコーンと、を備えたケーブル収納装置において、前記バスケットの外側で、且つ前記バスケットの上端部分から所定の高さに、ワイヤーを囲むように張り、このワイヤーの両端または一端に検出部を設けたことを特徴とする。
ケーブルがバスケットからこぼれると、ケーブルが、バスケットの外側で、その上端部分から所定の高さ位置を囲むように設けたワイヤーに引っ掛かるので、ワイヤーがケーブルの自重により引っ張られる。これを検出部で検出することで、ケーブルのこぼれを自動検出できる。
また、この発明に係るケーブル収納装置では、前記検出部は、前記ワイヤーの両端または一端に接続された重りと、この重りの位置を検出する位置センサーとから構成されることを特徴とする。
ケーブルがバスケットからこぼれると、ケーブルが、バスケットの外側で、その上端部分から所定の高さ位置を囲むように設けたワイヤーに引っ掛かるので、ワイヤーがケーブルの自重により引っ張られる。
これにより、前記重りが上がるので、これを位置センサーで検出することで、ケーブルのこぼれを自動検出できる。
なお、位置センサーは、例えば近接センサーやリミットスイッチ等である。
また、この発明に係るケーブル収納装置では、前記検出部は、前記ワイヤーの両端または一端に設けた変位センサーまたは力センサーであることを特徴とする。
ケーブルがバスケットからこぼれると、ケーブルが、バスケットの外側で、その上端部分から所定の高さ位置を囲むように設けたワイヤーに引っ掛かるので、ワイヤーがケーブルの自重により引っ張られる。
これを変位センサーまたは力センサーにより検出すれば、ケーブルのこぼれを自動検出できる。
なお、変位センサーは、例えばポテンショメータ等であり、力センサーは、例えばロードセル等である。
また、この発明に係るケーブル収納装置では、前記ワイヤーは、前記バスケットの上端部分より高い位置に設けられることを特徴とする。
ワイヤーをバスケットの上端部分より高い位置に設けたのは、逆にこれより低い位置に設けると、バスケットの上端部分のみにケーブルが引っ掛かった場合に、ケーブルがワイヤーに当たらないことがあり、その結果、ケーブルのこぼれを検出できないためである。
また、ワイヤーがバスケットと共に、全体としてメガホン形状の擬上部枠体を形成するので、ケーブルのガイドとしても機能する。
また、この発明に係るケーブル収納装置は、複数本の支柱が前記バスケットの周囲を囲むように間隔を空けて設けられ、前記ワイヤーは、該支柱に設けられた非拘束かつ可動状態で保持する保持部材によって保持されることを特徴とする。
ワイヤーは、非拘束かつ可動状態で保持する保持部材によって保持されるので、ケーブルがワイヤーに引っ掛かった場合に、ワイヤーが容易に引っ張られる。これにより、ケーブルこぼれの検出不良を防止できる。
なお、保持部材としては、リング、滑車、穴、筒またはフック等が好適に用いられる。
また、この発明に係るケーブル収納装置では、前記ワイヤーの両端が前記検出部に導かれる部分の支柱に設けられた前記保持部材は、リングを連設した構造であり、且つ該リングのリング面が地面に対して垂直または傾斜して設けられていることを特徴とする。
リング面が地面に対して垂直または傾斜して設けられていれば、ケーブルが仮にリング上にこぼれても、これに引っ掛かることはなく、ワイヤー側に落ちて引っ掛かる。これにより、ケーブルこぼれの検出不良を防止できる。
なお、リングが立っていればその連設方向は縦横問わないが、連設方向が縦方向であればより効果的である。
また、この発明に係るケーブル収納装置は、ケーブルを収納するバスケットと、該バスケット内に設けられ且つその周囲にケーブルをとぐろ状に巻き取るコーンと、を備えたケーブル収納装置において、前記バスケットの上端部に取付けられた第一リング状板と、該第一リング状板の上方に配置された第二リング状板と、前記第一リング状板と前記第二リング状板との間に設けられ、これらを接離可能に支持する弾性体と、前記第一リング状板と前記第二リング状板との接近を検知するスイッチとを具備することを特徴とする。
ケーブルがバスケットからこぼれると、ケーブルが、バスケットの上端部分自体を構成する第二リング状板に引っ掛かる。これにより、第二リング状板が弾性体の作用により沈んで第一リング状板に近接する。第二リング状板の第一リング状板への近接をスイッチが検知することによって、ケーブルのこぼれを自動検出できる。
また、この発明の参考例に係るケーブル収納装置は、ケーブルを収納するバスケットと、該バスケット内に設けられ且つその周囲にケーブルをとぐろ状に巻き取るコーンと、を備えたケーブル収納装置において、前記バスケットの外側に、レーザ光源によってレーザ光路を前記バスケットの上方部分を囲むように形成し、このレーザ光の受光部を設けたことを特徴とする。
ケーブルがバスケットからこぼれると、ケーブルが、バスケットの外側で、その上方部分を囲むように設けたレーザ光路を横切る。これをレーザ受光部で検出することで、ケーブルのこぼれを自動検出する。
この発明のケーブル収納装置によれば、ケーブルのこぼれを自動で確認できるので、RTG等のクレーンに好適である。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施の形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的同一のものが含まれる。
[第一実施形態]
図1は、この発明の第一実施形態に係るケーブル収納装置を示す斜視図である。図2は、ケーブルの取り付け状態を示す説明図である。図3は、検出部を示す構成図である。このケーブル収納装置100には、バスケット本体10と、このバスケット本体1の底に設けられた円錐状のコーン2と、が備えられている。
バスケット本体10には、図示しないスプレッダの上部に取付けられる有底円筒状のバスケット本体1と、バスケット本体1の上部に設けられた上部枠体14と、検出部9と、が備えられている。
上部枠体14は、バスケット本体1の上部から上方かつ筒中心軸方向に向かって突設した4本の支柱3と、この支柱3を中央、上側の2点で固定し補強するリング状部材4と、とから構成されている。
検出装置(センサー装置)16は、バスケット本体1の上部フランジに溶接されると共に上方かつ筒中心軸方向に向かって突設した8本の検出支柱5と、1つを除く他の全検出支柱5の上部にそれぞれ設けたアイボルト6と、当該一つの検出支柱5の上部に設けた2つの滑車7と、図2に示すように、この各アイボルト6を貫通して上側のリング状部材4を囲むように略正八角形状に張られ且つ両端が滑車7を介して検出部9に導かれるワイヤー8と、ケーブルCがワイヤー8に引っ掛かったことを検出する検出部9とから構成される。
前記検出部9は、図3に示したように、バスケット本体1に取り付けた円筒部材11と、この円筒部材11の内部に上下動可能に配置した重り12と、円筒部材12に設けた静電容量型の近接センサー13とから構成される。
前記ワイヤー8の両端部8aは、重り12の頂面に接続されている。近接センサー13は、通常の状態、即ちワイヤー8にケーブルCが引っ掛かっていない状態で、重り12の頂面12aの上に位置する。重り12の設置時に、重り12と近接センサー13との位置を合わせる。
この重り12の上端部12bと近接センサー13の間隔は、ケーブルCの重量や近接センサー13の指向性等に基づいて決定する。即ち、ケーブルCがワイヤー8に引っ掛かったときに実際に重りが移動する量を、近接センサー13が重り12を検出し始める位置を勘案し、当該間隔として設定する。
なお、本実施形態では、ワイヤー8の両端を重り12に接続したが、ワイヤー8の一端のみを重り12に接続し、他端をバスケット本体1等に固定しても良い。
次に、図1に示したように、ワイヤー8を張る位置は、上側のリング状部材4よりも高い位置とし、その略正八角形状の軸線中心を通る対向位置間の長さは前記上側のリング状部材4の径より大きいものとする。上側のリング状部材4より低い位置に設けると、当該上側のリング状部材4のみにケーブルCが引っ掛かった場合に、ケーブルCのこぼれを検出できないからである。
また、ワイヤー8が支柱3およびリング状部材4と共に、全体としてメガホン形状の擬上部枠体15を形成することで、ケーブルCのガイドとしても機能する。
このケーブル収納装置100では、図1に示すように、ケーブルCがこぼれてワイヤー8に引っ掛かった場合、ワイヤー8がケーブルCの重さにより引っ張られ、前記重り12が上昇する。
重り12の上昇によって当該重り12の上端部12bが近接センサー13の正面に位置し、当該近接センサー13が検出信号を出力する。この検出信号は、図示しないRTGの管理室に送られ、運転者はケーブルCのこぼれを知る。
これにより、港湾クレーンにおいて、ケーブルCのこぼれを自動検出できる。
また、電子部品は近接センサー13ひとつで済むので、装置を安価に構成できる。
なお、上記アイボルト6は、図示しないが、検出支柱5の頂部に設けても良い。
このようにすれば、可能性としては低いが、検出支柱5の頂部にケーブルCが引っ掛かり、即ちワイヤー8に引っ掛からず、その結果、ケーブルCのこぼれを検出できなくなるのを防止できる。
また、図示しないが、検出支柱5の頂部を角錐または円錐形状にしても良い。このようにすれば、検出支柱5の頂部にワイヤーが引っ掛かるのを防止できる。
なお、本実施形態では、ワイヤー8を張る位置を前記上側のリング状部材4よりも高い位置としたが、ワイヤー8によるガイド機能が不要であれば、これより低い位置であっても良い。
また、ケーブル収納装置100に、サイレンやサインポールを設け、近接センサー13の検出信号に基づいて、これらを作動させても良い。このようにすれば、操作者が広い港湾の中でケーブルCのこぼれが発生したケーブル収納装置100を見つけやすくなる。
更に、本実施形態では、近接センサー13を用いたが、リミットスイッチを用いても良い。ヒンジレバー型のものは、上記近接センサー13と同じ位置に設ければ良い。プランジャ型のものは、円筒部材11の上部に設け、重り12の頂面12aがプランジャに当たるようにする。
[第二実施形態]
図4は、この発明の第二実施形態に係るケーブル収納装置を示す斜視図である。図5は、図4のケーブル収納装置の一部拡大図である。
このケーブル収納装置200は、上記第一実施形態のケーブル収納装置100のアイボルト6を検出支柱5の上端5aに設けると共に、滑車7の代わりに眼鏡状のアイボルト20を一つの検出支柱5の上端5aに設けた点が異なる。そのほかの構成は、第一実施形態と同じであり、同一構成要素には同一符号を付す。
このように、アイボルト6を検出支柱5の上に設けることで、検出支柱5の上端5aにケーブルCが引っ掛かるのを防止できる。
また、第一実施形態のケーブル収納装置100の場合、ワイヤー8が検出部9に導かれる部分の検出支柱5に2つの滑車7を横方向に連設したが、これでは、当該滑車7と滑車7との間にケーブルCが嵌り、ワイヤー8でケーブルCのこぼれを検出できない可能性がある。
このため、本実施形態では、穴21が2つ開けられた眼鏡状のアイボルト20を縦方向に用いる。縦方向とは、図示の通り、眼鏡を立てたような状態であり、リング22が上下に連設する方向をいう。
上側のリング状部材4を囲むように張ったワイヤー8の両端は、それぞれ上下の穴21を通り、下方の検出部9に導かれる。これにより、アイボルト20の先端20aにケーブルCがこぼれても、両側のいずれかにケーブルCが落ちてワイヤー8に引っ掛かるので、ケーブルCのこぼれを確実に検出できる。
なお、眼鏡状のアイボルト20は、2つのアイボルトのリング22を溶接し、一方のねじ部23を切断して製作すると良い。
なお、本実施形態では、縦方向に眼鏡状のアイボルト20を設けたが、図6に示すように、横方向(リング22が左右に連設する方向であってバスケット本体1の径方向をいう。図6(a)参照)、または斜め方向(リング22が斜めに連設する方向であってバスケット本体1の径方向をいう。図6(b)参照)のアイボルト24,25でも良い。即ち、アイボルト20のリング面26が地面に対して平行になるのではなく(5円玉を地面に置くような状態)、略垂直或いは少なくとも45度以上の斜めになっていれば(5円玉を地面に立てるか、斜めにするような状態.図6(c),(d)参照)、アイボルト20,24,25の連設方向が縦方向、横方向、斜め方向のいずれの場合でも、当該アイボルト20,24,25上にケーブルCがこぼれたとき、これに引っ掛かることなくワイヤー8側に落とすことができるからである。
特に、縦方向が優れているのは、リング面26をバスケット本体1の径方向に合わせなくても、ケーブルCが引っ掛からない点である。
[第三実施形態]
また、上記第一実施形態及び第二実施形態の検出支柱5(滑車7を設けた検出支柱5、眼鏡状のアイボルト20を設けた検出支柱5を除く)に設けたアイボルト6の代わりに、図7に示すような滑車30を用いてもよい。また、各検出支柱5の上端5aを角錐形状(または円錐形状)にし、当該部分にケーブルCが引っ掛からないようにしても良い。更に、図示しないが、アイボルト6や滑車7の他、検出支柱5に設けた穴や、フック等の、ワイヤー8を拘束せず且つ可動状態で保持できるものであれば、どのようなものでも良い。
別の変形例として、図8(a)に示すように、第一実施形態および第二実施形態の検出部9としてロードセル31を用いても良い。
ワイヤー8の端部8aをバスケット本体1に設けたロードセル31に接続し、ケーブルCの重量を検出することで、当該ケーブルCのこぼれを自動検出する。
また、図8(b)に示すように、第一実施形態および第二実施形態の検出部9としてポテンショメータ32または光学変位センサー32を用いても良い。
ワイヤー8の端部8aをバスケット本体1に設けたポテンショメータ32または光学変位センサー32に接続し、ケーブルCに起因したワイヤー8の移動を検出することで、当該ケーブルCのこぼれを検出する。
この他、図示しないが、ワイヤー8とケーブルCとの電気的短絡を検出するようにしても良い。
[第四実施形態]
図9は、この発明の第四実施形態に係るケーブル収納装置を示す斜視図である。図10及び図11は、検出部の構成を示す説明図である。
このケーブル収納装置400は、有底円筒状のバスケット本体1と、このバスケット本体1の底に設けられた円錐状のコーン2と、バスケット本体1の上部から上方かつ筒中心軸方向に向かって突設した4本の支柱3と、この支柱3を中央で固定し補強するリング状部材4と、この支柱3の上部に設けられ、ケーブルCが引っ掛かったことを検出するリング状検出部(センサー装置、検出部)40とから構成される。
支柱3、リング状部材4及びリング状検出部40により、全体としてラッパ形状の上部枠体14が構成される。即ち、リング状検出部40が、検出機能と共に補強機能を有し、上部枠体14の上端部分自体を構成する。
リング状検出部40は、図10に示すように、支柱3の上端部に取付けられた第一リング状板41と、第一リング状板41の上方に配置された第二リング状板42と、第一リング状板41と第二リング状板42との間に90度の所定間隔で設けた板状のバネ43と、バネ43とバネ43との間にそれぞれ設けたリミットスイッチ44とから構成される。
バネ43は、第一リング状板41と第二リング状板42とに固定されており、第二リング状板42を第一リング状板41の上方に間隔を空けて保持している。(図11参照)
リミットスイッチ44は、そのアーム45が第二リング状板42の下面42aに対して非接触となるように第一リング状板41に固定されている。
このケーブル収納装置400では、ケーブルCがこぼれた場合、ケーブルCがリング状検出部40の第二リング状板42に乗ることで、ケーブルCの自重によりバネ43が圧縮され、第二リング状板42が沈む。これにより、リミットスイッチ44のアーム45が第二リング状板42の下面42aに当たり、ケーブルCのこぼれが検出される。
なお、リミットスイッチ44の代わりに近接スイッチを用いても良い。
また、バネ43は、板バネの他、コイルバネを用いてもよい。
図12は、第四実施形態のケーブル収納装置の変形例を示す側面図である。
このように、上記リング状検出部40をメガホン形状の上部枠体47の頂部に設けても良い。
このようにすれば、ケーブルCのこぼれ検出機能と、ケーブルCのガイド機能とを併せ持つことができる。
[第五実施形態]
図13は、この発明のケーブル収納装置の変形例を示す斜視図である。このケーブル収納装置500は、第二実施形態と略同一であるが、ワイヤー8を支持する検出支柱51を上側のリング状部材4に設けた点が異なる。なお、第二実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
このように、検出支柱51を上側のリング状部材4に設けることで検出支柱51に用いる材料の量を減らすことができる。
また、図13(b)は、図13(a)の二点鎖線部の拡大図であり、ワイヤー8の両端は、一つのアイボルト6の両側から挿通され、下方のガイドリング52を介して、検出部9に接続されている。係る構成であっても、第一実施形態〜第三実施形態と同様、ケーブルCのこぼれを自動検出できる。
[第六実施形態]
図14は、この発明の第六実施形態に係るケーブル収納装置を示す斜視図である。このケーブル収納装置600は、第一実施形態と略同一であるが、検出装置16にレーザ光による検出部を設けた点が異なる。なお、第一実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態の検出部では、1つを除く他の全検出支柱5の上部にそれぞれ設けたプリズム61と、当該一つの検出支柱5の上部に設けたレーザ光源62及び受光部63とが備えられている。
レーザ光は、レーザ光源62及びプリズム61により、上側のリング状部材4の外側上方を囲むように、略円環状のレーザ光路Lを形成する。
このレーザ光路Lは、上側のリング状部材4よりも高い位置にある。上側のリング部材4より低い位置に設けると、当該上側のリング部材4のみにケーブルが引っ掛かった場合に検出できないからである。
なお、前記プリズム61の代わりに、ミラーを用いても良い。
このケーブル収納装置600では、図14に示すように、ケーブルCがこぼれてレーザ光路Lを横切った場合、レーザ光路Lが一瞬途切れる。これを受光部63により検出して、外部に出力信号を出力する。この検出信号は図示しないRTGの管理室に送られ、これにより運転者はケーブルCのこぼれを知る。
従って、港湾クレーンにおいて、ケーブルのこぼれを自動検出できる。
この発明の第一実施形態に係るケーブル収納装置を示す斜視図である。 ケーブルの取り付け状態を示す説明図である。 検出部を示す構成図である。 この発明の第二実施形態に係るケーブル収納装置を示す斜視図である。 図4のケーブル収納装置の一部拡大図である。 図4に示したケーブル収納装置の変形例を示す説明図である。 この発明の第三実施形態に係るケーブル収納装置を示す斜視図である。 この発明の第三実施形態に係るケーブル収納装置を示す斜視図である。 この発明の第四実施形態に係るケーブル収納装置を示す斜視図である。 検出部の構成を示す説明図である。 検出部の構成を示す説明図である。 第四実施形態のケーブル収納装置の変形例を示す側面図である。 この発明のケーブル収納装置の変形例を示す斜視図である。 この発明の第六実施形態に係るケーブル収納装置を示す斜視図である。 従来の港湾クレーンのケーブル収納装置の一例を示す断面図である。
符号の説明
100 ケーブル収納装置
2 コーン
4 リング状部材
5 支柱
6 アイボルト
7 滑車
8 ワイヤー
9 検出部
10 バスケット
12 重り
13 近接センサー
41 第一リング状板
42 第二リング状板
43 バネ
44 リミットスイッチ
62 レーザ光源
63 受光部
C ケーブル
L レーザ光路

Claims (7)

  1. ケーブルを収納するバスケットと、該バスケット内に設けられ且つその周囲にケーブルをとぐろ状に巻き取るコーンと、を備えたケーブル収納装置において、
    前記バスケットの外側で、且つ前記バスケットの上端部分から所定の高さに、ワイヤーを囲むように張り、このワイヤーの両端または一端にこのワイヤーの変形を検出する検出部を設けたことを特徴とするケーブル収納装置。
  2. 前記検出部は、前記ワイヤーの両端または一端に接続された重りと、この重りの位置を検出する位置センサーとから構成されることを特徴とする請求項に記載のケーブル収納装置。
  3. 前記検出部は、前記ワイヤーの両端または一端に設けた変位センサーまたは力センサーであることを特徴とする請求項に記載のケーブル収納装置。
  4. 前記ワイヤーは、前記バスケットの上端部分より高い位置に設けられることを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載のケーブル収納装置。
  5. 複数本の支柱が前記バスケットの周囲を囲むように間隔を空けて設けられ、
    前記ワイヤーは、該支柱に設けられた非拘束かつ可動状態で保持する保持部材によって保持されることを特徴とする請求項から請求項のいずれか一つに記載のケーブル収納装置。
  6. 前記ワイヤーの両端が前記検出部に導かれる部分の支柱に設けられた前記保持部材は、リングを連設した構造であり、且つ該リングのリング面が地面に対して垂直または傾斜して設けられていることを特徴とする請求項に記載のケーブル収納装置。
  7. ケーブルを収納するバスケットと、該バスケット内に設けられ且つその周囲にケーブルをとぐろ状に巻き取るコーンと、を備えたケーブル収納装置において、
    前記バスケットの上端部に取付けられた第一リング状板と、
    該第一リング状板の上方に配置された第二リング状板と、
    前記第一リング状板と前記第二リング状板との間に設けられ、これらを接離可能に支持する弾性体と、
    前記第一リング状板と前記第二リング状板との接近を検知するスイッチとを具備することを特徴とするケーブル収納装置。
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