以下、本発明を実施するための実施の形態について説明する。
図1は、この実施の形態のマトリックス表示装置の機能ブロック図である。マトリックス表示装置1Aは、パーソナルコンピュータ、モバイルコンピュータ、PDA(携帯情報端末)、無線通信端末等の各種コンピュータ端末であり、図1に示すとおり、制御部11と、操作部12と、表示部(表示手段)13と、記憶部14、通信インターフェース(I/F)部15とを有している。マトリックス表示装置1Aは、例えばLANケーブル等の通信ネットワーク16を介してネットワークプリンタ(画像出力装置)17に接続されている。
制御部11はCPU(中央演算装置)を備え、記憶部14に記録されたOS(Operating System)プログラムや各種アプリケーションプログラム等を演算処理し、かかる処理の結果と協働してマトリックス表示作成処理全体を制御する。制御部11には、機能手段としてマトリックス表示作成部111が設けられ、この実施の形態ではこのマトリックス表示作成部111がマトリックス表示装置1Aの主要な機能(非階層ウインドウ管理手段、階層ウインドウ管理手段、第1の表示区域管理手段、ウインドウ切替手段、第2の表示区域管理手段、配置交換手段、印刷調整手段、見本ウインドウ管理手段、データ形式変換手段)を実現する。このマトリックス表示作成部111の機能及び制御は、記憶部14に記録されたOSプログラムやアプリケーションプログラムを制御部11のCPUで演算処理することで実現される。
操作部12は、マウス、キーボード等であり、グラフ表示装置1や通信サーバ2に対して各種指示を入力するために用いられる。表示部13はLCD等からなり、操作部12から入力された各種指示等や各種画像を表示する。通信インターフェース部15は、通信ネットワーク16を介したデータ通信に必要な処理を行う。
記憶部14は、制御部11が各種処理を実行するときに使用するプログラムやデータが予め格納されているROM、制御部11が各種処理を実行するときに各種データ等を一時的に記憶するために使用されるRAM、書き換えの必要なデータを格納するEEPROM、各種ファイルデータやアプリケーションプログラム等を記憶するハードディスク等から構成されている。ハードディスクには、OSプログラム、マトリックス表示作成部111の機能及び制御を行なうマトリックス表示作成プログラム141、後述するデータセルを記憶するデータセル記憶領域142(表示区域記憶手段)142、後述する見本ウインドウを記憶する見本ウインドウ記憶領域(見本ウインドウ記憶手段)143が記録されている。
マトリックス表示作成部111は、表示部13にマトリックス表示を行うために必要な情報を取得・処理するために必要な処理を行う。
図2は、この実施の形態のデータセル群の論理的構成のイメージ図である。データセルは、文字、図形等のデータを記録し管理するための最小単位であり、記憶部14のデータセル記憶領域142に記憶されている。データセル記憶領域142において、データセル群はツリー構造を形成しており、ルート層を最上層とし、ルート層の下層に第1層、第1層の下層に第2層、・・・とN階層(N≧0の整数)のデータセル群を形成している。この実施の形態では、図2に示す通り、ルート層にはA01、A02、A03、・・・、A81、と81個のデータセルが存在する。例えば、データセルA01には8個の第1階層のデータセルa11、a12、a13、・・・、a18が従属し、データセルA02には8個の第1階層のデータセルb11、b12、b13、・・・、b18が従属し、・・・といった具合に、ルート層のデータセルA01〜A81には、それぞれ第1層のデータセルが8個ずつ従属する。同様に、例えば、第1層のデータセルa11には8個の第2層のデータセルa21、a22、a23、・・・、a28が従属し、データセルa12には8個の第2層のデータセルb21、b22、b23、・・・、b28が従属し、・・・といった具合に、第1層のデータセルa11、・・・、a18、b11、・・・、b18、・・・、には、それぞれ第2層のデータセルが8個ずつ従属する。このような階層構造は第2層以下にも連続的に形成されている。
マトリックス表示作成部111は、これらのデータセルに記録された文字や図形等のデータを、階層構造を基本とした様々な態様で表示部13に表示する。このように、データセル群を階層構造を形成して記録することにより、階層構造の表示に適した態様でデータの記録管理を行うことができる。なお、これらのデータセルの階層構造は、物理的にはファイル群のインデックス情報をツリー構造に形成することで実現される。
次に、この実施の形態の作用について説明する。
図3A、図3Bは、この実施の形態のマトリックス表示装置1Aにおける、非階層ウインドウでのマトリックス表示の作成の手順を示すフローチャートである。以下、同フローチャートに基づいて処理手順を説明する。なお、各手順にて表示部13に表示される主要ウインドウについても併せて説明する。
マトリックス表示装置1Aを利用する利用者の操作部12の操作により、マトリックス表示作成部111の機能を実現するアプリケーションプログラムが起動すると(ステップS1)、マトリックス表示作成部111は記憶部14からルート層のデータセルA01、A02、A03、・・・、A81を読み出し、読み出したデータセルA01、A02、A03、・・・、A81内のデータに基づいて表示部13に非階層ウインドウを表示する(ステップS2)。
図4に非階層ウインドウの第1のイメージ図を示す。同図に示すとおり、非階層ウインドウ131Aには、複数の表示区域13111、13112、・・・、131ijが、i行、j列のマトリックス(図4においてはi=9、j=9)として表示される。この非階層ウインドウ131A内に表示される表示区域13111、13112、・・・、131ij同士には、上位、下位の階層関係は存在しない。最初に表示された状態においては全ての表示区域には文字や図形等の表示は無く、空欄となっている。なお、非階層ウインドウ131Aの表示区域13111、13112、・・・、131ijは同じ構成を持つので、以下、区別する必要がある場合を除き表示区域131とする。
操作部12の操作により非階層ウインドウ131Aの任意の表示区域131がクリックされると当該表示区域131はデータの書き込みが可能な状態となる。この状態で、操作部12の操作により文字(テキストデータ)や図形等のデータの入力、文書ファイルや表計算ファイル、あるいはJPEG形式やBMP形式の画像ファイル等、ファイルデータの挿入が行われると(ステップS3の“Yes”)、当該表示区域131に対応するデータセル(例えばデータセルA01)に入力されたデータや挿入されたファイルに基づき、当該表示区域131には入力された文字や図形が表示され、又はファイルのアイコンが表示される(ステップS4)。この操作により、利用者は、着想や概念等を複数の表示区域13111、13112、・・・、131ijにランダムに記録したり、並列的な事項を視覚的に判り易く表示したりすることができる。なお、文字や図形の入力等がなければ(ステップS3の“No”)表示区域131は空欄のままである。
非階層ウインドウ131Aにおいて1又は複数の表示区域131に文字又は図形が入力されたのち、操作部12の操作により、任意の表示区域131の行及び列を別の行及び列に変更する旨の指示が入力されると(ステップS5の“Yes”)、マトリックス表示作成部111は当該表示区域131の行及び列を指定のあった他の行及び列に変更する(ステップS6)。具体的には、操作部12の操作により、任意の表示区域131(例えば表示区域13155)がドラッグされ、移動したい行及び列(例えば3行4列目)の表示区域131(即ち表示区域13134)上まで移動されてドラッグ解除(ドロップ)されると、表示区域131が交換される。即ち元の表示区域13155が新たに表示区域13134となり、元の表示区域13134が新たな表示区域13155となる。なお、表示区域131の行及び列を変更する旨の指示が入力されなければ(ステップS5の“No”)ステップS6の処理は行われない。
ステップS5、S6の処理により、非階層ウインドウ131Aの複数の表示区域13111、13112、・・・、131ijにランダムに記録された複数の文字や図形等の集合を、任意の規則性に従って並べ替えることができる。これにより、文字群や図形群が任意の規則性に沿った順序に並んだ状態を表示部13に表示して、これらの文字群同士や図形群同士の因果関係等を視覚的に判り易く表示し、利用者が着想や概念を導出しやすい状態を提供できる。
図5は、ステップS5及びS6の繰り返しによって形成された非階層ウインドウ131Bの第2のイメージ図である。この第2のイメージ図においては、27個の表示区域131が9行3列のマトリックスとして示されており、各表示区域131IJは、上側の表示区域131I−1Jが当該表示区域131IJの結果、下側の表示区域131I+1Jが当該表示区域131IJの原因、右側の表示区域131IJ+1が当該表示区域131IJの解決手段又は手段の効果をそれぞれ示している。このように表示することにより、事象同士の因果関係を視覚的に判り易く表示できる。
図6は、ステップS5及びS6の繰り返しによって形成された非階層ウインドウ131Cの第3のイメージ図である。この第3のイメージ図においては左上の表示区域13111に全体タイトル、第1行の2列目以降の表示区域13112〜13119に「段階」の表示タイトル、第1列の2行目以降の表示区域13112〜13119にカテゴリの表示タイトルを表示し、2列目、2行目以降の表示区域13122〜13199に、1行目、1列目にタイトル表示した各段階、各カテゴリの具体的内容を表示している。このように表示することにより、2つのパラメータに基づく事象を視覚的に判り易く表示できる。
図7は、ステップS5及びS6の繰り返しによって形成された非階層ウインドウ131Dの第4のイメージ図である。この第4のイメージ図においては左上の表示区域13111に全体タイトル、第1行の2列目以降の表示区域13112〜13119に第1の属性「悪化する特性」の表示タイトル、第1列の2行目以降の表示区域13112〜13119に第2の属性「改良する特性」の表示タイトルを表示し、3列目、2行目以降の表示区域13132〜13198、及び2行目、3列目以降の表示区域13123〜13189に、1行目、1列目にタイトル表示した各属性の具体的内容を表示している。なおこの場合、属性同士が衝突する2行目と2列目、3行目と3列目・・・9行目と9列目の表示区域13122〜、13133・・・、13199は空欄である。このように表示することにより、2つの属性の組み合わせに基づく事象を視覚的に判り易く表示できる。
利用者の操作部12の操作により、非階層ウインドウ131A〜131Dの部分拡大ボタン131a(図4)がクリックされると(ステップS7)、マトリックス表示作成部111は表示部13に非階層ウインドウ131Aの部分拡大ウインドウを表示する(ステップS8)。
図8はステップS8において表示された非階層ウインドウ131B(図5)の部分拡大ウインドウ131Eのイメージ図である。同図に示す部分拡大ウインドウ131Eは、非階層ウインドウ131B(図5)の4行4列目〜6行6列目の表示区域13144〜13166を拡大した3行3列のマトリックスである。この状態で、部分拡大ウインドウ131Eの各表示区域13144〜13166は、元の非階層ウインドウ131Bと同様に文字や図形の記入表示(ステップS3,S4)や行位置及び列位置の変更(ステップS5、S6)を行える。このように表示することにより、元のマトリックス表示のうち必要な部分だけを表示部13に表示し、表示区域131を操作し易く見易い態様で表示できる。
部分拡大ウインドウ131Eが表示されたのち、利用者の操作部12の操作によって、任意の表示区域131同士の間隙部131b(図8)がダブルクリックされて連結線の表示指示が入力されると(ステップS9)、当該間隙部131bには表示区域131同士を連結する連結線131cが表示される(ステップS10)。
図8に、部分拡大ウインドウ131Eにおいて表示区域131同士の間に連結線131cが表示された状態のイメージを示す。連結線131cは、間隙部131bのダブルクリックされた場所に基づいて、上下方向、左右方向、斜め方向のいずれかに隣接する表示区域131同士を連結する態様で表示される。また、連結線131cは、直線、一方向矢印、双方向矢印のうちいずれか一つを選択して表示できる。このように連結線131cを表示することにより、各表示区域131同士の因果関係等を視覚的に判り易く表示できる。
利用者の操作部12の操作によって、任意の表示区域131同士の間隙部131b(図8)がダブルクリックされて、当該間隙部131bに表示された文字入力欄(図示せず)に表示区域131同士の因果関係等を示す文字(テキストデータ)が入力されると(ステップS11)、当該間隙部131bには入力された文字が表示される(ステップS12)。図8に、間隙部131bに、隣接する表示区域131同士の因果関係を示す文字131d、131d・・・が表示された態様を示す。このように表示することにより、連結線131cと相まって、各表示区域131同士の因果関係等をより視覚的に判り易く表示できる。
なお、部分拡大ウインドウ131Eを表示する指示がなければ(ステップS7の“No”)ステップS8以降の処理は行われない。また、連結線131cの表示指示が入力されない場合(ステップS9の“No”)や間隙部131bへの文字131dの入力が行われない場合(ステップS11の“No”)、間隙部131bには連結線131cや文字131dが表示されない。
なお、図4乃至図8において図示しないが、表示区域131に文書ファイルや表計算ファイル等のファイルデータのアイコンが表示されている場合、当該アイコンにリンクされたファイルデータを表示部13に表示させることもできる。具体的には、表示区域131内に表示されたアイコンをダブルクリックすることで、非階層ウインドウ131Aに代えて当該アイコンにリンクされたファイルデータを表示部13に表示させる。
利用者の操作部12の操作によって、表示部13に表示されたウインドウを特定のアプリケーションソフトに対応するファイルデータに変換する旨の指示があった場合(ステップS13の“Yes”)、マトリックス表示作成部111は表示部13に表示された非階層ウインドウ131Aや部分拡大ウインドウ131E等を特定のアプリケーションソフトに対応する特定形式のファイルデータに変換し、表示部13に表示する(ステップS14)。
図9に、非階層ウインドウ131Dを特定のアプリケーションソフトに対応するファイルデータ131Fに変換した状態のイメージ図を示す。同図においては、非階層ウインドウ131D(図7)を表計算ソフトに対応するファイルデータ131Fに変換して表示した状態を示している。ここでは、非階層ウインドウ131Dの各表示区域131のデータはスプレッドシートの各セルに変換されて表示されている。これにより、非階層ウインドウ131Dに入力されたデータを他のソフトの機能(例えば、図9に示す状態においては表計算ソフトの計算機能等)で加工編集することができ、データ処理の利便性を高めることができる。なお、マトリックス表示作成部111は、ステップS13、S14の処理とは逆に、特定のアプリケーションソフトに対応するファイルを非階層ウインドウ131Aや部分拡大ウインドウ131E等に変換することもできる。また、表示されたウインドウを特定形式のファイルデータに変換する旨の指示がない場合(ステップS13の“No”)、変換は行われない。
利用者の操作部12の操作によって、表示部13に表示されたウインドウを印刷する旨の指示があった場合(ステップS15)、マトリックス表示作成部111は表示部13に表示された非階層ウインドウ131Aや部分拡大ウインドウ131Eのうちデータ入力がされている表示区域131のマトリックス上の位置を確認し(ステップS16)、データが入力された行、列が印画される態様で印刷を実行する(ステップS17)。例えば図5に示す非階層ウインドウ131Bを印刷する場合、データが入力された3列(4列目〜6列目)だけが印刷される。印刷に際し、マトリックス表示作成部111は印刷する用紙の大きさ情報をプリンタドライバ等から読み込んで、この大きさ情報と、印刷する表示区域131の行数及び列数の情報とをもとに、各表示区域131の印刷位置や印刷する大きさを算出する。印刷は、通信インターフェース部15を介し、コマンド等のデータをネットワークプリンタ17に送信することで行う。これにより、データが入力された表示区域131を、ウインドウやプリンタの設定を逐次調節することなく見やすい態様や大きさで印刷することができて、印刷時の利便性を向上させることができる。なお、印刷指示がされない場合(ステップS15の“No”)、印刷処理は行われない。
図10A、図10B、図10Cは、この実施の形態のマトリックス表示装置1Aにおける、第1階層ウインドウ(階層ウインドウ)におけるマトリックス表示の作成の手順を示すフローチャートである。以下、同フローチャートに基づいて処理手順を説明する。なお、各手順にて表示部13に表示される主要ウインドウについても併せて説明する。また、階層ウインドウは例えば第1階層、第2階層、第3階層、・・・といったように複数階層にわたって形成されるが、いずれも同じ構成を持つので、以下、区別する必要がある場合を除き第1階層ウインドウとして説明する。
マトリックス表示装置1Aを利用する利用者の操作部12の操作により、非階層ウインドウ131A(〜131D)(図4(〜図7))の任意の表示区域131がダブルクリックされると、マトリックス表示作成部111は表示部13に第1階層ウインドウを表示する(ステップS21)。
図11に第1階層ウインドウのイメージ図を示す。同図に示すとおり、第1階層ウインドウ132Aには、複数の表示区域13211、13212、・・・、132mnが、m行、n列のマトリックス(図11においてはm=3、n=3)として表示される。この第1階層ウインドウ132Aにおいては表示される表示区域13211、13212、・・・、132mn間に上位、下位の階層が形成され、下位階層が上位階層に従属する関係にある。即ち、中心に表示された中央表示区域13222は最上位の階層に属する表示区域であり、非階層ウインドウ131A(図4)のダブルクリックされた表示区域131に表示された文字又は図形と同じ文字又は図形が表示されている。中央表示区域13222の周囲に形成された8つの周囲表示区域13211、13212、13213、13221、13223、13231、13232、13233は13222より一つ下層の階層に位置し、中央表示区域13222に従属する。
各表示区域13211〜13233にはそれぞれ一のデータセル(図2)が対応し、データセル間の階層構造が表示区域13211〜13233の階層構造にそのまま適用される。例えば、中央表示区域13213にはルート層のデータセルA01の記録内容が表示され、周囲表示区域13213、・・・13233にはデータセルA01に従属する第1層のデータセルa11〜a18の記録内容がそれぞれ表示される。最初に表示された状態で、周囲表示区域13211、13212、・・・、13233は全て空欄になっている。また、全ての周囲表示区域13211、13212、・・・、13233には、非階層ウインドウ131Aの表示区域131と同様に文字(例えば図11に示す1行1列目の周囲表示区域13211)や図形(例えば図11に示す3行1列目の周囲表示区域13232)等のデータを入力できる。
第1階層ウインドウ132Aは、非階層ウインドウ131Aと異なり、それぞれの中央表示区域13222と周囲表示区域13211、13212、・・・、13233とが上位・下位の階層関係にあるので、例えば、一の上位概念と複数の下位概念、一の命題に対する複数の仮説などの論理的関連性を視覚的に判り易く表示できる。また、中央表示区域13222の表示内容が非階層ウインドウ131Aの表示区域131の表示内容と同じなので、同一の表示内容を異なる階層ウインドウ上で比較対照することが可能になる。なお、周囲表示区域13211、13212、・・・、13233は同じ構成を持つので、以下、区別する必要がある場合を除き周囲表示区域13211とする。
操作部12の操作により、任意の周囲表示区域13211がクリックされると当該周囲表示区域13211はデータの書き込みが可能な状態となる。この状態で操作部12の操作により文字(テキストデータ)や図形等のデータの入力や、各種アプリケーションソフト(例えばワープロソフトや表計算ソフト等)に対応するファイルデータの挿入が行われると(ステップS22の“Yes”)当該周囲表示区域13211には入力された文字や図形や挿入されたファイルデータのアイコンが表示される(ステップS23)。この操作により、利用者は、中央表示区域13222に表示された文字や図形と概念的に従属関係にある文字や図形を複数の周囲表示区域13211にランダムに記録できる。なお、文字や図形の入力、ファイルデータの挿入がされなければ(ステップS22の“No”)周囲表示区域13211は空欄のままである。
操作部12の操作により、第1階層ウインドウ132Aの中央表示区域13222がダブルクリックされると(ステップS24の“Yes”)、元の非階層ウインドウ131A(〜131D)が表示される(ステップS25)。このように第1階層ウインドウ132Aと非階層ウインドウ131A(〜131D)とを切り替えて表示手段に表示することにより、階層構造を含む複数の構造を形成する思考の場を提供し、着想や問題解決の効率化を図ることができる。なお、中央表示区域13222がダブルクリックされなければ(ステップS24の“No”)表示の移行は行われない。
第1階層ウインドウ132Aよりも下位の階層ウインドウが既に形成されている場合であって、操作部12の操作により、第1階層ウインドウ132Aのうちいずれかの周囲表示区域13211がダブルクリックされると(ステップS26の“Yes”)、表示部13の表示は第2階層ウインドウ132Aに移行する(ステップS27)。
図12に、第2階層ウインドウ132B(階層ウインドウ)のイメージ図を示す。同図は、図11に示す第1階層ウインドウ132Aのうち周囲表示区域13212がダブルクリックされた状態を示している。同図に示す通り、第2階層ウインドウ132Bは、中央表示区域132122に第1階層ウインドウ132Aのダブルクリックされた周囲表示区域13212に表示された文字又は図形と同じ文字又は図形が表示されている。第2階層ウインドウ132Bも、第1階層ウインドウ132Aと同様に、中央表示区域132122の周囲に形成された8つの周囲表示区域132111、132112、132113、132121、132123、132131、132132、132133は中央表示区域132122より一つ下層の階層に位置し、かつ中央表示区域132122に従属する。
なお、第2階層ウインドウ132Bの中央表示区域132122をダブルクリックすると元の第1階層ウインドウ132A(図11)に戻り、第2階層ウインドウ132Bの周囲表示区域132111、・・・132133をダブルクリックすると、より下位の階層ウインドウ(第3階層ウインドウ以下のウインドウ)が形成されている場合にはすぐ下の階層ウインドウが表示される。このように複数のウインドウにより連続的な階層構造を形成することで、フラクタル構造を模した連続的な階層構造の階層ウインドウを形成できて、上位・下位の階層関係にある事項等の論理的関連性を視覚的に判り易く表示できる。なお、第1階層ウインドウ132Aのうちいずれの周囲表示区域13211もダブルクリックされない場合(ステップS26の“No”)、第2階層ウインドウ132Aへの表示の移行は行われない。
操作部12の操作により、周囲表示区域13211へのデータの入力の見本となる見本ウインドウを表示部13に表示する旨の指示が入力された場合(ステップS28の“Yes”)、マトリックス表示作成部111は、表示部13に現在表示されている記憶部14の見本ウインドウ記憶領域143から見本ウインドウを読み出し、表示部13に第1階層ウインドウ132Aと読み出した見本ウインドウとを並べて表示する(ステップS29)。
図13に、第1階層ウインドウ132Aと見本ウインドウ133とが並べて表示された状態のイメージ図を示す。同図に示す通り、見本ウインドウ133には、第1表示ウインドウと同様に、各表示区域がm行、n列のマトリックス(この実施の形態においてはm=3、n=3)が表示されており、各周囲表示区域13311、・・・への文字等の表示態様や連結線(後述)等の表示態様が示されている。これにより、実際のデータ入力態様に即した見本ウインドウ133を表示部13に併置した状態で第1階層ウインドウ132Aにデータ入力することが可能になり、不慣れな利用者であっても戸惑うことなく入力作業を行うことができる。なお、図13に示す見本ウインドウ133は第1階層ウインドウ132Aへの入力見本であるが、この実施の形態においては、第2階層以下複数の階層(利用頻度の高い階層)ごとに見本ウインドウを予め用意して記憶部14に記録されており、表示部13に第1階層以外のウインドウが開かれると、開かれたウインドウの階層を検知して、当該ウインドウと同じ階層の見本ウインドウを表示部13に並べて表示する。このように、階層ごとの見本ウインドウが用意され、表示手段に表示されている階層ウインドウの階層と同じ階層の見本ウインドウを並べて表示することにより、階層ごとに入力内容が異なる場合であっても、利用者は現在表示されている階層ウインドウの階層に同期した見本ウインドウを見ながら入力することができる。また、見本ウインドウ133を表示部13に表示する旨の指示がなければ(ステップS28の“No”)、見本ウインドウ133は表示部13に表示されない。
各周囲表示区域13211、・・・、13233にデータが入力されると、対応するデータセルa11〜a18に記録される。なお、各周囲表示区域13211、・・・、13233にファイルデータが挿入された場合、対応するデータセルa11〜a18には挿入されたファイルデータの記憶部14におけるアドレス情報が記録される。
1又は複数の周囲表示区域13211に文字や図形の入力等が行われたのち、操作部12の操作により、任意の周囲表示区域13211の行及び列を別の行及び列に変更する旨の指示が入力されると(ステップS30の“Yes”)、マトリックス表示作成部111は当該周囲表示区域13211の行及び列を指定のあった他の行及び列に変更する(ステップS31)。ステップS30の具体的操作は、ステップS5と同様のドラッグ&ドロップである。なお、周囲表示区域13211の行及び列を変更する旨の指示が入力されなければ(ステップS30の“No”)ステップS31の処理は行われない。これにより、複数の周囲表示区域13211にランダムに記録された複数の文字や図形等の集合を、任意の規則性に従って並べ替えることができる。これにより、複数の周囲表示区域13211に表示された文字群や図形群等の相互間の論理的関連性等を視覚的に判り易く表示し、利用者が着想や概念を導出しやすい状態を提供できる。
操作部12の操作により、下位階層のウインドウを形成する旨の指示が入力されると(ステップS32の“Yes”)、マトリックス表示作成部111は現在表示されている階層よりも1階層下位の階層ウインドウ(例えば図11の第1階層ウインドウ132Aが表示されていた場合は、第2階層ウインドウ(図示せず))を形成して表示装置に表示させる(ステップS33)。具体的操作は、操作部12による、現在表示されているウインドウ(例えば図11に示す第1階層ウインドウ132A)の任意の周囲表示区域13211がダブルクリックすることで行う。表示された下位階層ウインドウは、第1階層ウインドウ132Aと同じ構成のm行、n列のマトリックス(この実施の形態ではm=3、n=3)である。この下位階層ウインドウの周囲表示区域は、先にクリックされた周囲表示区域(例えば図11における任意の周囲表示区域13211)より一つ下層の階層に位置し、当該下位階層ウインドウの中央表示区域13222に従属する関係にある(図2参照)。表示された下位階層ウインドウに対してはステップS22以降の処理が繰り返される。なお、下位階層ウインドウは、理論的には無限階層形成することができる。
下位階層ウインドウが形成され、現在表示部13に表示されている階層ウインドウよりも更に下層の階層ウインドウが存在する(即ち、現在表示されている階層ウインドウの周囲表示区域13211を中央表示区域とする階層ウインドウが存在する)場合(ステップS34の“Yes”)、マトリックス表示作成部111は当該階層ウインドウの周囲表示区域13211の外縁部分に枠取りを表示する(ステップS35)。この実施の形態では、図11の第1階層ウインドウ132Aの周囲表示区域13233の周縁部に枠取り132aが示されている。これにより、表示部13に表示されている階層ウインドウの階層上の位置関係を視覚的に容易に把握することができる。なお、現在表示部13に表示されている階層ウインドウよりも下層の階層ウインドウが存在しない場合(ステップS34の“No”)、当該階層ウインドウのいずれの周囲表示区域13211にも枠取り132aは表示されない。
第1階層ウインドウ132A以下の階層ウインドウが形成されたのち、操作部12の操作により、部分拡大ウインドウを表示する旨の指示が入力されると(ステップS36の“Yes”)、マトリックス表示作成部111は、現在表示されている階層ウインドウ(例えば図11に示す第1階層ウインドウ132A)のうち一部分を拡大して表示部13に表示する(ステップS37)。
図14に第1階層ウインドウの部分拡大ウインドウのイメージ図を示す。この部分拡大ウインドウ134Aは、左下に中央表示区域13422、その上側、斜め右上、右側にそれぞれ周囲表示区域13412、13413、13423が表示されている。部分拡大ウインドウ134Aにおける各表示区域13422、13412、13413、13423も元の階層ウインドウと同様に文字や図形の記入表示(ステップS22,S23)等を行える。このように表示することにより、元のマトリックス表示のうち操作や視認を行いたい部分だけを表示部13に表示し、表示区域134の視覚性や操作性を向上させることができる。なお、部分拡大ウインドウを表示する旨の指示がない場合(ステップS36の“No”)、部分拡大ウインドウ134Aは表示されない。
表示部13に各階層ウインドウ(例えば第1階層ウインドウ132A)が表示された状態で、操作部12の操作によって、任意の表示区域13211同士の間隙部132b(図11)がダブルクリックされて連結線の表示指示が入力されると(ステップS38の“Yes”)、当該間隙部132bには中央表示区域13222及び周囲表示区域13211を連結する連結線132cが表示される(ステップS39)。
図11に、第1階層ウインドウ132Aにおいて中央表示区域13222及び周囲表示区域13211の間に連結線132cが表示された状態のイメージを示す。連結線132cは、間隙部132bのダブルクリックされた場所に基づいて、上下方向、左右方向、斜め方向のいずれかに隣接する表示区域13211・・・13233同士を連結する態様で表示される。また、連結線132cは、直線、一方向矢印、双方向矢印のうちいずれか一つを選択して表示できる。このように連結線132cを表示することにより、中央表示区域13222及び周囲表示区域13211の内部に表示された文字や図形同士の論理的関連性を視覚的に判り易く表示できる。また、同様の処理は、図14に示す部分拡大ウインドウ134Aにおいても行うことができる。図14に、部分拡大ウインドウ134Aの間隙部134bに連結線134cを表示した状態を示す。なお、連結線の表示指示が入力されると(ステップS38の“No”)、連結線132c(134c)は表示されない。
第1階層ウインドウ132A以下の階層ウインドウを形成したのち、操作部12の操作により、従属・被従属の関係にあって複数の階層ウインドウにマトリックス表示される表示区域を表示部13に同時に表示する旨の指示が入力された場合(ステップS40の“Yes”)、マトリックス表示作成部111は、複数階層ウインドウを表示部13に同時に表示する ステップS41 。
図15に、複数階層ウインドウ135Aのイメージ図を示す。同図に示す通り、複数階層ウインドウ135Aには、最上層の表示区域13501に従属する8つの表示区域13511〜13518、各表示区域13511〜13518にの下層に、それぞれ8つずつ従属する表示区域135211〜135218、・・・、135281〜135288が表示されている。このように表示することにより、3階層以上の階層関係を1のウインドウに表示して、各表示区域相互間に表示されたデータの論理的関連性を把握し易くできる。なお、複数階層ウインドウ135Aを表示する旨の指示が入力されない場合(ステップS40の“No”)、複数階層ウインドウ135Aは表示されない。
第1階層ウインドウ132A以下の階層ウインドウを形成したのち、操作部12の操作により、同一階層の階層ウインドウを表示部13に複数同時に表示する旨の指示が入力された場合(ステップS42の“Yes”)、マトリックス表示作成部111は、同一階層にある階層ウインドウを複数表示する同一階層ウインドウを表示部13に表示する ステップS43 。
図16に、同一階層ウインドウ136Aのイメージ図を示す。同図に示す通り、同一階層ウインドウ136Aには、同一階層にある階層ウインドウ(例えば第1階層ウインドウ)1361、1362、1363、1364、・・・1369が9つ表示されている。このように表示することにより、同一階層の階層ウインドウを同一ウインドウ上に表示して、各表示区域相互間に表示されたデータの論理的関連性を把握し易くできる。なお、同一階層ウインドウ136Aを表示する旨の指示が入力されない場合(ステップS42の“No”)、同一階層ウインドウ136Aは表示されない。
各階層ウインドウの中央表示区域又は周囲表示区域(例えば第1階層ウインドウ132Aの中央表示区域13222又は周囲表示区域13211)に各種アプリケーションソフト用に対応するファイルデータが挿入された状態で、操作部12の操作により当該ファイルデータを表示部13に表示する旨の指示が入力された場合(ステップS44の“Yes”)、マトリックス表示作成部111は、階層ウインドウに換えて、指示されたファイルデータを表示部13に表示する(ステップS45)。
例えば、図14に示す部分拡大ウインドウ134Aに、プレゼンテーションソフト用のファイルデータが挿入された周囲表示区域13413が存在する。この状態で、操作部12の操作(マウスによるダブルクリック)により当該周囲表示区域13413内のアイコン134dがクリックされると、図17に示す通り、プレゼンテーションソフトが起動し、当該ファイルデータの内容134eが表示部13に表示される。これにより、階層構造中に含めたファイルデータを必要に応じてウインドウ表示し、ファイルデータ(のアイコン)134dの階層表示とファイルデータの内容134eの表示とを双方可能にし、利用者が着想や概念を導出しやすい状態を提供できる。なお、ファイルデータを表示する旨の指示が入力されない場合(ステップS44の“No”)、ファイルデータの内容134eは表示されない。
第1階層ウインドウ132Aを形成したのち、操作部12の操作により、任意の中央表示区域13222と第1階層ウインドウ132A全体を表示部13に同時に表示させる旨の指示が入力されると(ステップS46の“Yes”)、マトリックス表示作成部111は、当該指示により指定された特定の中央表示区域13222とこの中央表示区域13222を含む特定の第1階層ウインドウ132Aとを併置した併置ウインドウを表示する(ステップS47)。
図18に、特定の中央表示区域13222とこの中央表示区域13222を含む特定の第1階層ウインドウ132Aとを併置した併置ウインドウ137Aのイメージ図を示す。同図においては、併置ウインドウ132Aは大きく2列×3行のマトリックスに区分され、左列に、3つの第1階層ウインドウ132A1、132A2、132A3が3行にわたって表示され、右列に、左列に表示された中央表示区域13222a、13222b、13222cが、3行にわたって表示されている。これにより、第1階層ウインドウ132A1、132A2、132A3と中央表示区域13222a、13222b、13222cとを見やすい態様で対比して表示できる。また、併置ウインドウ137Aを印刷(ステップS53)すれば、印刷物の隣接する第1階層ウインドウと中央表示区域(例えば第1階層ウインドウ132A1と中央表示区域13222a)を切り取って列方向境界線137aで山折りし裏面同士を接触させて糊で張り合わせることで、表面に中央表示区域13222a、裏面に第1階層ウインドウ132A1が表示されたマトリックスカードを、両面印刷等の複雑な手順を用いずに簡単に形成できる。しかも、1枚の紙を2つ折りして張り合わされているので、厚くて丈夫なマトリックスカードに形成できる。なお、併置ウインドウ137Aを表示する旨の指示がない場合(ステップS46の“No”)、併置ウインドウ137Aは表示されない。
利用者の操作部12の操作によって、表示部13に表示されたウインドウを特定のアプリケーションソフトに対応するファイルデータに変換する旨の指示があった場合(ステップS48の“Yes”)、マトリックス表示作成部111は表示部13に表示された第1階層ウインドウ132A等を特定のアプリケーションソフトに対応する特定形式のファイルデータに変換し、表示部13に表示する(ステップS49)。
図19に、第2階層ウインドウを特定のアプリケーションソフトに対応するファイルデータ138Aに変換した状態のイメージ図を示す。同図においては、第1階層ウインドウ132Aの周囲表示区域13231(図11)の下層に形成された第2階層画面(図示せず)をワープロソフトに対応するファイルデータに変換して表示した状態を示している。ここでは、第1階層ウインドウ132Aの中心表示区域13222及び周囲表示区域13211のデータはワープロソフトに対応するテキストデータに変換され、表示区域ごとに第1表示欄138a(「a.従来の技術の構成」の記載欄)、第2表示欄138b(「b.従来の技術の作用」の記載欄)、第3表示区域138c(「c.従来の技術の欠点」の記載欄)、第4表示区域138d(「d.課題設定(発明の目的)」の記載欄)にて表示されている。これにより、第1階層ウインドウ132Aに入力されたデータを特定のアプリケーションソフトの機能(例えば、図18に示す状態においてはワープロソフトの文字サイズ変換機能等)で加工編集することができ、データ処理の利便性を高めることができる。特に、図18に示すファイルデータ138Aのような様式に基づいた文書作成が求められる場合、階層ウインドウの内容をそのまま文書に適用し、作成作業を効率化できる。特定のアプリケーションソフトはワープロソフトに限らず、表計算ソフト、プレゼンテーションソフト、財務会計ソフト等、どのようなものであってもよい。
なお、マトリックス表示作成部111は、ステップS48、S49の処理とは逆に、所定のアプリケーションソフトに対応するファイルを第1階層ウインドウ132A等に変換することもできる。また、表示されたウインドウを特定のファイルデータに変換する旨の指示がない場合(ステップS48の“No”)、変換は行われない。
利用者の操作部12の操作によって、表示部13に表示されたウインドウを印刷する旨の指示があった場合(ステップS50)、マトリックス表示作成部111は表示部13に表示された第1階層ウインドウ132Aや部分拡大ウインドウ134Aの印刷を実行する(ステップS53)。
マトリックス表示作成部111は、印刷の実行に先立って、表示部13への表示等によって、利用者に対して印刷物にタイムスタンプを表示したいか否かの意思確認を行う。利用者の操作部12の操作によって、印刷物にタイムスタンプを表示する旨の指示があった場合(ステップS51の“Yes”)、マトリックス表示作成部111は印刷物にタイムスタンプを表示させる(ステップS52)。タイムスタンプの表示により、印刷対象の階層ウインドウに存在証明や完全性証明を与え、階層ウインドウとして表示されたデータの証明力を高めることができる。なお、タイムスタンプを表示する旨の指示がない場合(ステップS51の“No”)、印刷物にタイムスタンプは表示されない。
タイムスタンプを表示するか否かが確定すると、マトリックス表示作成部111は表示部13に表示されたウインドウの印刷を実行する(ステップS53)。印刷は、通信インターフェース部15を介し、コマンド等のデータをネットワークプリンタ17に送信することで行う。これにより、表示部13に表示された第1階層ウインドウ132A等のウインドウを印刷し、紙媒体として表示して記録することが可能になる。なお、印刷指示がされない場合(ステップS50の“No”)、印刷処理は行われない。
上記実施の形態においては、図2に示す通りデータセル群を論理的に階層構造を成すものとして形成したが、データセル群を階層構造以外の構成にて記憶部14に記憶することや、データセルを用いずにデータを記憶部14に記憶することによっても、本発明を実現できる。
上記実施の形態においては、マトリックス表示作成部111は全てアプリケーションプログラムによって実現されるものとしたが、マトリックス表示作成部111の機能のうち一部または全部をハードウェアロジックによって実現し、処理の高速化と動作の安定化を図ることもできる。
上記実施の形態においては、マトリックス表示装置1Aは一のコンピュータ端末として形成したが、クライアント・サーバシステムのサーバ装置にグラフ表示装置1の機能を持たせ、ネットワーク環境にて本発明を実現し、複数のクライアント端末に同時に上記実施の形態の作用効果を享受させることもできる。
上記実施の形態は例示であり、本発明が上記実施の形態にのみ限定されることを意味するものではないことは、いうまでもない。