JP4661624B2 - 故障診断装置およびプログラム - Google Patents
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Description
上述したノードが、本故障診断装置とのデータ通信以外で、ネットワークを介したデータ通信を行うように構成されている場合には、そのデータ通信に際して送受信されるデータがネットワーク上を流通することになる。このとき、本故障診断装置が、コネクタを介して適切にネットワークと接続されていれば、そのようにノードから送信されたデータを、コネクタを介して受信することになる。つまり、コネクタを介してノードからのデータを受信することができたということは、本故障診断装置が、コネクタを介して適切にネットワークと接続されていることを意味する。上記構成では、このことを接続判定手段により判定しており、これにより、接続が適切に実現されているか否かを間違いなく判定することができる。
この故障診断装置は、前記故障診断手段による前記ノードそれぞれとのデータ通信に先立ち、前記コネクタにおける各端子から入力される信号の信号レベルを判定するレベル判定手段を備えている。そして、前記接続判定手段は、前記レベル判定手段により判定された信号レベルそれぞれの組み合わせが、前記コネクタと前記ネットワークとの接続が適切に実現されている場合における各端子の信号レベルである想定レベルの組み合わせと一致している場合に、接続が適切に実現されていると判定する、ように構成されている。
また、上述した各故障診断装置においては、請求項9に記載のように、前記故障診断手段による前記ノードそれぞれとのデータ通信に先立ち、前記コネクタと前記ネットワークとを適切に接続すべき旨をユーザに促す第1接続督促手段を備えるとよい。この場合において、前記接続判定手段は、前記第1接続督促手段による督促の後、ユーザの操作を受けた場合に、前記コネクタと前記ネットワークとの接続が適切に実現されているか否かを判定する、ように構成されているとよい。
また、上述した各故障診断装置においては、請求項10に記載のように、前記接続判定手段により接続が適切に実現されていないと判定された場合に、前記コネクタと前記ネットワークとを適切に接続すべき旨をユーザに促す第2接続督促手段を備えるとよい。この場合において、前記接続判定手段は、前記接続督促手段による督促の後、ユーザの操作を受けて、再度前記コネクタと前記ネットワークとの接続が適切に実現されているか否かを判定し直す、ように構成されているとよい。
なお、上述した各プログラムは、コンピュータシステムによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、各種記録媒体や通信回線を介して故障診断装置や、これらを利用するユーザに提供されるものである。
(1)第1実施形態
(1−1)全体構成
故障診断装置10は、図1に示すように、複数のノード20(20a〜20c)それぞれが接続されてなるネットワーク30に対して接続した状態で使用されるものであって、これらノード20それぞれに異常が発生しているか否かを診断するための装置である。
(1−2)マイコン19による診断処理
以下に、マイコン19により実行される診断処理の処理手順を図2に基づいて説明する。この診断処理は、操作部17にて各ノード20の診断を開始するための操作が行われた際に起動する。
次に、故障診断装置10の動作モードが受信専用モードに切り替えられる(s120)。本実施形態においては、マイコン19の内蔵メモリに、故障診断装置10の動作モードを示す値がセットされたフラグが用意されており、このフラグには、上記s110にて送受信可能モードを示す値「0」が初期値としてセットされる。そのため、このs120においては、そのフラグに受信専用モードを示す値「1」をセットすることで、動作モードが受信専用モードに切り替えられる。
(1−3)作用,効果
上記実施形態のようなネットワーク30において、コネクタ11とネットワーク30のコネクタ32との接続が適切に実現されていない場合は、上記通信バスのうち1以上の通信バスが通信制御部13に接続されていない状態となってしまう。
(2)第2実施形態
(2−1)全体構成
本実施形態における故障診断装置40は、図4に示すように、第1実施形態における故障診断装置10と同様の構成要素の他、コネクタ11からの入力信号に基づいて後述する接続判定を行う判定部42、判定部42による判定結果を示す情報を格納する格納部44、コネクタ11を介してネットワーク30それぞれの通信バスに接続すべき経路(以降、「接続経路」という)を通信制御部13または判定部42に切り替える切替スイッチ46などを備えている。
そのため、切替スイッチ46により接続経路が判定部42側に切り替えられているときに、コネクタ11とネットワーク30のコネクタ32との接続が適切に実現された場合は、コンパレータ42a,42bからの出力信号が共にHレベルとなる結果、論理積部42cからの出力信号がHレベルとなる。つまり、コネクタ11とネットワーク30のコネクタ32との接続が適切に実現されている場合に、判定部42からの出力信号がHレベルになる。
(2−2)マイコン19による診断処理
以下に、本実施形態における診断処理の処理手順を図6に基づいて説明する。なお、第1実施形態における診断処理と同様の処理については、同じステップ番号を付し、その具体的な処理内容を省略する。
次に、故障診断装置10の動作モードが受信専用モードに切り替えられる(s120)。
このs130にてメッセージが表示された後、ユーザにより以降の処理を継続させるための操作が行われたら、接続経路が通信制御部13から判定部42へと切り替えられる(s132)。ここでは、切替スイッチ46に対して、接続経路を判定部42へと切り替える旨の指令がなされ、この指令を受けた切替スイッチ46が接続経路を判定部42側へと切り替える。こうして接続経路が判定部42に切り替えられた以降、この判定部42は、各通信バスにおける信号レベルがしきい値レベルより大きいか否かをコンパレータ42a,42bにてチェックし、全ての通信バスにおける信号レベルがしきい値レベルより大きくなっている間、その旨の判定結果を示す信号レベルの信号を格納部44に出力する。格納部44では、こうして判定部42から入力した信号の信号レベルに対応する値(0または1)が格納される。
このs138で、格納部44に格納されている値が変化していたと判定された場合(s138:YES)、プロセスがs160へ移行する。その一方、格納部44に格納されている値が変化していないと判定された場合(s138:NO)、コネクタ11とネットワーク30との接続が適切に実現されていると判定され(s180)、故障診断装置10のネットワーク30への接続が完了した旨のメッセージが、表示部15に表示された後(s190)、故障診断装置10の動作モードが送受信可能モードに切り替えられる(s200)。
このs210にてメッセージが表示された後、ユーザにより以降の処理を継続させるための操作が行われたら、接続経路が判定部42側から通信制御部13側へと戻される(s212)。ここでは、切替スイッチ46に対して、接続経路を通信制御部13へと切り替える旨の指令がなされ、この指令を受けた切替スイッチ46が接続経路を通信制御部13側へと切り替える。
そして、各ノード20に対する診断が終了(全てのノード20からのダイアグ情報を受信)するまでの待機が行われた後(s230:NO)、各ノード20に対する診断が終了したら(s230:YES)、上記s120と同様、故障診断装置10の動作モードが受信専用モードに切り替えられて(s240)、本診断処理が終了する。
(2−3)作用,効果
このように構成された故障診断装置40によれば、第1実施形態と同様の構成により得られる作用・効果の他、以下に示すような作用・効果を得ることができる。
(3)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
すなわち、マイコン19は、図7に示すように、図6のs110〜s130を行った後、s132を行うことなく、ネットワーク30における通信バスそれぞれから入力される信号の信号レベルを、通信制御部13を介して間接的に特定し(s302)、その特定した信号レベルの組み合わせが上記想定レベルの組み合わせと一致するか否かを判定する(s304)。
(4)本発明との対応関係
以上説明した実施形態において、判定部42は本発明におけるレベル判定手段,接続判定手段である。
Claims (11)
- 1以上のノードそれぞれが接続されてなるネットワークに対する接続を実現するためのコネクタと、該コネクタを介して前記ネットワークに接続された状態で、前記ノードそれぞれとのデータ通信を経て該ノードに故障が発生しているか否かを診断する故障診断手段と、を備えた故障診断装置であって、
前記故障診断手段による前記ノードそれぞれとのデータ通信に先立ち、前記コネクタを介したデータの受信状態に基づいて、前記コネクタと前記ネットワークとの接続が適切に実現されているか否かを判定する接続判定手段を備え、
前記故障診断手段は、前記接続判定手段により接続が適切に実現されていると判定された場合に、前記ノードそれぞれとのデータ通信を開始する、ように構成されている
ことを特徴とする故障診断装置。 - 前記故障診断手段による前記ノードそれぞれとのデータ通信に先立ち、前記コネクタを介して前記ノードそれぞれが出力しうるデータを収集するデータ収集手段を備えており、
前記接続判定手段は、前記データ収集手段によりデータが収集された場合に、接続が適切に実現されていると判定する、ように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の故障診断装置。 - 前記接続判定手段は、前記データ収集手段により所定数以上のデータが収集された場合に、接続が適切に実現されていると判定する、ように構成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の故障診断装置。 - 前記故障診断手段による前記ノードそれぞれとのデータ通信に先立ち、前記コネクタにおける各端子から入力される信号の信号レベルを判定するレベル判定手段を備えており、
前記接続判定手段は、前記レベル判定手段により判定された信号レベルそれぞれの組み合わせが、前記コネクタと前記ネットワークとの接続が適切に実現されている場合における各端子の信号レベルである想定レベルの組み合わせと一致している場合に、接続が適切に実現されていると判定する、ように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の故障診断装置。 - 前記接続判定手段は、前記レベル判定手段により判定された信号レベルそれぞれの組み合わせが、前記想定レベルの組み合わせと所定時間以上継続して一致する場合に、接続が適切に実現されていると判定する、ように構成されている
ことを特徴とする請求項4に記載の故障診断装置。 - 当該故障診断装置が起動した際に、当該故障診断装置の動作モードを、前記コネクタを介してデータの受信のみを行う受信専用モードに切り替え、その後、前記接続判定手段により接続が適切に実現されていると判定された場合に、当該故障診断装置の動作モードを、前記コネクタを介してデータの送受信を行う送受信可能モードに切り替えるモード切替手段を備えている
ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の故障診断装置。 - 前記モード切替手段は、前記故障診断手段による診断が行われた後、当該故障装置の動作モードを前記受信専用モードに切り替え直す、ように構成されている
ことを特徴とする請求項6に記載の故障診断装置。 - 前記故障診断手段は、ユーザの操作を受けて前記ノードそれぞれとのデータ通信を開始する、ように構成されている
ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の故障診断装置。 - 前記故障診断手段による前記ノードそれぞれとのデータ通信に先立ち、前記コネクタと前記ネットワークとを適切に接続すべき旨をユーザに促す第1接続督促手段を備え、
前記接続判定手段は、前記第1接続督促手段による督促の後、ユーザの操作を受けた場合に、前記コネクタと前記ネットワークとの接続が適切に実現されているか否かを判定する、ように構成されている
ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の故障診断装置。 - 前記接続判定手段により接続が適切に実現されていないと判定された場合に、前記コネクタと前記ネットワークとを適切に接続すべき旨をユーザに促す第2接続督促手段を備え、
前記接続判定手段は、前記接続督促手段による督促の後、ユーザの操作を受けて、再度前記コネクタと前記ネットワークとの接続が適切に実現されているか否かを判定し直す、ように構成されている
ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の故障診断装置。 - 請求項1から10のいずれかに記載の故障診断装置の備える全ての手段として機能させるための各種処理手順を、コンピュータシステムに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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| JP2006040856A JP4661624B2 (ja) | 2006-02-17 | 2006-02-17 | 故障診断装置およびプログラム |
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