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JP4662995B2 - 移動体ipネットワーク内の少なくとも1つのローミングユーザ端末に向けたマルチキャスト同報通信システム - Google Patents
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JP4662995B2 - 移動体ipネットワーク内の少なくとも1つのローミングユーザ端末に向けたマルチキャスト同報通信システム - Google Patents

移動体ipネットワーク内の少なくとも1つのローミングユーザ端末に向けたマルチキャスト同報通信システム Download PDF

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Description

本発明は,移動体IPネットワーク上の各移動体ユーザ端末に,それらの帰属サイトの局所マルチキャスト通信を同報する方法に関する。
この方法は本発明の主題であって,少なくとも部分的に移動体IPネットワークによって形成される通信ネットワークを備えた,恐らくは複数サイトエンティティである,任意のエンティティを利するように実施されることを意図したものである。
そのようなエンティティは,例えば公共交通運用会社であってよく,車両,バス,路面電車,列車,及び特殊車両さえもが,どこからでもIPネットワークに接続できる移動する移動体端末を備える。そのようなエンティティはまた,IPマルチキャスト通信リソースを有することができると考えられる。
このエンティティ,すなわち複数サイトを有する企業かもしれない企業の運用するネットワークは,IPネットワークであってマルチキャスト通信処理を実装できる。
勧告RFC2365を参照すると,マルチキャスト通信には3つの種別があることが思い起こされる。
帰属サイトに属し,登録された任意のユーザ移動体端末について,上述のマルチキャスト通信種別は次のとおりである。
・帰属サイトの私的同報通信,またサイト局所同報通信とも呼ばれ,この帰属サイトのユーザだけに提供され,この帰属サイトにおいてだけ参照できる。どのような状況下でも,これらの同報通信は同一組織に属している1つのサイトからもう1つのサイトに回送されることはない。
・帰属組織の私的同報通信であって,普通エンティティすなわち企業の私的又は局所的通信であり,組織局所同報通信とも呼ばれる。どのような状況下でも,これらの同報通信は帰属組織の外部に回送されることはない。
・大域(global)同報通信。これらの同報通信は公衆IPネットワーク,特にインターネットを介して同報できる。
上述の種々のマルチキャスト通信種別は,あるサイト及びある帰属組織に属しているどの移動体端末に対しても,移動体端末がIPネットワークに接続する場所によって視聴契約(subscription)条件とも呼ばれる接続制限に関して非常に強固な制約を伴う。
本発明の1つの態様は,ある帰属サイトに関連する任意のユーザ移動体端末が,それらが実際に接続している帰属組織及び/又は帰属サイトに対する移動体IPネットワークの位置によって,所望の同報通信に自動的に接続又は視聴契約できるようにする方法を定義及び確立することである。
本発明による方法の別の態様は,IPマルチキャスト通信及びNEMO(ネットワーク移動性)処理を実現することであり,この処理は移動体IP技術を用い,エンティティすなわち企業の移動体IPネットワークによってNEMO技術を実現する。
NEMO技術に関連して,図1aを参照すると次のことが思い起こされる。
上述の技術は,移動性がインターネットへの結合すなわち接続の時点で変化する移動体端末のIPネットワークへの接続を扱う。
特に列車又は航空機による交通分野においては,そのようなシナリオはどの車内機内実装においても普通に見ることができる。NEMO技術においては,この接続構成においてネットワークを形成する装置及びリソースは,移動体ルータMRと呼ばれる少なくとも1つの装置によってインターネットに接続されたグループと考えられる。
NEMO技術の1つの基本的な事前想定は,これらの接続条件において形成されたネットワーク種別は,常に「葉(leaf)」又は終端ネットワークと呼ばれるネットワーク,すなわち後者が接続される2つの別々のネットワーク間で情報を搬送する役割を決して想定しないネットワーク,である。
しかしそのような規則は,そのような移動体ネットワークが,例えば別の技術を用いた無線接続端末によるいくつかの接続インタフェースを有する移動体ルータを介して,又はいくつかの別々の移動体ルータを介して,インターネットに対してしばしばいくつかの接続点を有することを認識していない。
図1aを参照し,無線リンクによってインターネットと接続された列車のようないくつかの接続移動体端末を含む移動体ネットワークの場合は,列車が移動するとリンクが変わる。したがって列車からインターネットへの結合点すなわち接続点は変化し,移動体ルータMRが接続されているサブネットワークの構成にIPレベルの修正をもたらす。NEMO技術は,特に外部との間で行われる通信及び処理を維持できるように,この変化を管理し,この移動体ネットワークに接続された移動する移動体端末に対して透過的にできる。
実際にはNEMO技術は,列車と,列車が搬送する移動体端末と,によって形成される移動体ネットワークの移動体ルータMRと,サイトのNEMO技術においては帰属エージェントとも呼ばれる結合帰属点HAとの間に通信トンネルTUを確立する。この通信トンネルは,必要であれば中間結合点RAを介して実現され,次に移動体ルータMRが通信及び処理を維持するために用いる。図1aの例においては,帰属エージェントHAは列車の出発駅にあってもよい。したがって通信トンネルは,移動体ネットワークが移動し,特に結合点RA,RA’を変更すると,成功裏に修正される。
移動体ネットワークの移動性は移動体ルータMRが管理し,したがって移動体ネットワークに属している移動体端末には完全に透過的である。移動体端末が実行する通信及び処理は,この変化にもかかわらず,これらの移動体端末が帰属サイトにあり,帰属サイトに接続されているかのように続けられる。
特にマルチキャストストリームの管理に関しては,移動体端末は要求を通常は移動体ルータMRに送信し,上述のマルチキャストストリームは移動体ルータMRとその帰属エージェントHAとの間のトンネルを通って流れる。
上述したNEMO技術の動作方法は,移動体ネットワークに属している移動体端末の帰属サイトの局所同報通信への接続を提供する。しかし通信及び処理の情報はマルチキャスト通信ツリーを何も利用せず,インターネットへの結合の中間接続点に対する移動体ルータMRの位置と同じ数の継続トンネルを利用するので,移動体端末はマルチキャスト機能を十分に利用していない。
NEMO技術におけるマルチキャスト通信の改善を提案する種々の開発が計画されてきた。
第1の開発はモトローラ社によって提案されたものであり,一方でNEMO技術の動作方法を改善し,他方で移動体IPネットワーク内の移動体端末にマルチキャストストリームを配信することを展望した。この開発が推奨する解決方法は,図1bに示すように,移動体ルータMRにおいてIGMP/MLDプロキシ機能を導入するものである。その機能は,次に示すインターネットサイト
http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-magma-igmp-proxy-04.txt
から入手できるIGMPプロキシ仕様書において,固定ルータ用に記載されたとおりである。移動体ネットワーク上の端末は,RIGMP/MLD要求を介して移動体ルータMR及びインターネットに接続する。
上述の解決方法は,移動体ルータMRが接続しているネットワークから移動体IPネットワーク内のマルチキャストグループのメンバに関する情報を収集できるようにし,それによって次に,自己の名前,自己のIPアドレスを用いてこれらのグループに接続又は視聴契約できるようにする。後のステップについて移動体ルータMRは,在圏(visited)ネットワーク内の移動体ネットワークMN上の移動体端末又は固定端末によって形成された移動体ノードとして振る舞い,動作するであろう。
この解決方法はLIVSIX IPv6スタック上で,OverDriVEプロジェクトの一部として試験された。その各技術面については,インターネットサイトhttp://www.ist-overdrive.org及びhttp://www.nal.motlabs.comでそれぞれ見ることができる。この解決方法は,2003年12月にイタリア,トリノにおいて開催された会議において公表され,その報告はインターネットサイトhttp://www.comnets.rwth-aachen.de/~o_drive/HyWiN2003/index.htmlにおいて見ることができる。最後にこの解決方法は,移動体IPネットワーク上の移動体端末が接続又は視聴契約したい公衆マルチキャスト通信のマルチキャスト源MSに直接接続することによって,移動体ルータMRと帰属エージェントHAとの間に通信トンネルを生成する必要がないようにする。
類似した内容の第2の開発は,本出願人名義で2003年12月12日に出願された仏国特許出願FR03 14639,"Method and system for multicast broadcasting towards a roaming terminal according to the location thereof"の主題となっている。
この第2の開発の目的は,任意の固定ネットワークに接続されたローミング移動体端末を見付ける処理と,このローミング移動体端末が接続していないサイトに限定されたマルチキャスト通信に接続又は視聴契約する方法と,を組み合わせるために必要な操作方法を定義することである。
この開発は単一のローミング移動体端末にだけ適用できるものであり,接続又は視聴契約プロトコルが成功裏に実行されるためには,自己の位置を考慮に入れなければならない。
上述の仏国特許出願FR03 14639を参照して,第2の開発が実現する方法に本質的な態様をここで吟味する。
移動体端末がネットワークに接続するとき,その移動体端末が自己の帰属サイト又はネットワークに接続しているか,若しくは自己の帰属組織の別のサイトに接続しているか,若しくは公衆インターネット上の自己の帰属組織の外部にあるサイトに接続しているかを位置変数を用いて識別及び判定するために,このコネクションを見付ける処理が自動的に起動される。
移動体端末が,アドレスがGであるマルチキャスト通信グループに接続又は視聴契約を要求したとき,前述の方法はアドレスGを用いて要求された接続を管理する。
アドレスGが大域マルチキャスト通信アドレスのときは,接続された移動体端末は通常通り接続又は視聴契約要求を接続点のアドレスGへ送信する。
アドレスGが自己の帰属組織の局所同報アドレスであるときは,端末は位置変数の値を考慮に入れる。すなわち,
・移動体端末が自己の帰属組織に接続していることが分かったときは,移動体端末は通常通り接続又は視聴契約要求をアドレスGへ送信する。
・移動体端末が自己の帰属組織の外部に接続していることが分かったときは,移動体端末は自己の帰属組織の局所マルチキャスト通信に接続又は視聴契約する処理を開始し,移動する移動体端末の視聴契約を管理する自己の帰属サイトの計算機と連絡をとる。次にその計算機は,要求された接続又は視聴契約を提供する大域マルチキャスト通信の別のグループパブリックアドレスG2を返送する。移動体端末は,パブリックアドレスG2を有するIGMP要求を送信する。
アドレスGが自己の帰属サイトの局所マルチキャスト通信アドレスであるときは,端末は位置変数の値を考慮に入れる。すなわち,
・移動体端末が自己の帰属サイトに属しているネットワークに接続していることが分かったときは,移動体端末は通常通り接続又は視聴契約要求をアドレスGに送信する。
・移動体端末が自己の帰属組織に属している別のサイト,又は自己の帰属組織に属していない別のサイトのネットワークに接続していることが分かったときは,移動体端末は自己の帰属組織の局所マルチキャスト通信に接続又は視聴契約する独自の処理を開始する。この処理は拡張マルチキャスト通信と呼ばれ,移動する移動体端末の視聴契約を管理する自己の帰属サイトの計算機と連絡をとる。次にその計算機は,要求された接続又は視聴契約を提供する大域マルチキャスト通信の別のパブリックグループアドレスG2を返送する。移動体端末はパブリックアドレスG2を有するIGMP要求を送信する。
上述した第1及び第2の開発には,未解決の技術課題から生じる次の欠点がある。
NEMO技術によるマルチキャストストリームの既定処理における欠点は,どのマルチキャストストリームも,移動体ルータMRが接続しているネットワーク上にマルチキャスト通信ツリーを構築できることを何も利用しないで,帰属エージェントHAと移動体ルータMRとの間の通信トンネルを利用していることから生じる。
上述の第1の開発は,移動体IPネットワーク上の端末にストリームを同報する真のマルチキャスト通信ツリーを最終的に構築することになる第1の回答をもたらす。この解決方法は大域モードマルチキャストストリームに特によく適合する。
この第1の開発が提案する解決方法の制約は,マルチキャスト通信の範囲が狭いとき,典型的には帰属サイト又は帰属組織の私的同報通信であるとき,すなわち最終的に企業ネットワーク内又はそのネットワーク上であるときに現れる。私的同報通信には適さない上述の第1の開発を用いると,マルチキャスト通信はそのままでは実行できない。
したがってこの状況において残された唯一の選択肢は,NEMO技術の既定処理,すなわち移動体ルータMRと帰属エージェントHAとを結ぶ通信トンネルを用い,結果的にマルチキャスト通信モードが提供する選択肢を用いないで,最終的に私的マルチキャスト通信を実行することである。
上述した,仏国特許出願FR03 14639の主題である第2の開発の欠点は,後者の技術的欠陥から生じるのではなく,別の技術課題に対する解決策だけから生じている。特にこの第2の開発においては,実際に実施された態様は多数の固定端末又は移動体端末を有することができる移動体ネットワークには適用されず,固定ネットワークに接続したローミング移動体端末に適用される。
上述の機構又は処理は,このローミング移動体端末が,接続していないサイトに制限された同報通信に視聴契約又は接続するためにコネクション位置を解決し,移動体端末の接続又は視聴契約を管理する帰属サイトの計算機を用いて,位置解決と,制限された同報通信への接続又は視聴契約処理と,をリンクできるようにする。したがってこの第2の開発が継決する技術課題は,IPサブネットワークに結合された多数の端末に関するものとは基本的に異なる。IPサブネットワークの特性は,全体の移動性環境によって変わる。特に移動体ネットワークの場合は,移動体IPネットワークの枠組み内の移動する移動体端末又は固定された移動体端末であって後者に接続された移動体端末は,ネットワークの移動性について何も意識せず,その移動性は移動体ルータMRにおいてすべて管理される。
本発明の1つの目的は,先行技術である第1及び第2の開発の欠点及び制約を処理することであり,それでもこれらの開発によって実現された処理のいくつかの態様を利用するものである。
特に本発明の1つの目的は,任意の移動する情報用移動体ルータの運用操作範囲,及びこれらのサブネットワークに属している任意の受信移動体端末及び情報源移動体端末への私的マルチキャスト通信の双方を最適化された方法で管理する方法を実現することである。
本発明の別の目的は,移動体IPネットワークに属している固定した又は移動する移動体端末が,それが接続している移動体IPネットワークの位置によって,局所又はそうでない所要の同報通信に自動的に視聴契約又は接続できるようにする方法及び関連する操作処理を実現することである。
本発明の別の目的は,固定IPネットワークの場合のように完全に透過的に上述の方法を実装する移動体ルータを実現することであり,このマルチキャスト通信処理は移動体IPネットワークに接続したユーザ端末をどこに接続しているかにかかわらず利用するために実装される。
任意ユーザ端末の,任意マルチキャスト種別同報通信への接続要求を制御及び送信する機能を備えた移動体ルータを介して,移動体IPネットワーク上の少なくとも1つのユーザ移動体端末へのマルチキャスト通信方法は,本願発明の主題であって,この移動体ルータがIPネットワークに接続した後,及び信号通知メッセージをこの移動体ルータから自身の帰属サイトに送信した後,この方法はこの帰属サイトにおいて,自己の帰属サイト及び対応する自己の帰属組織に関連したこの移動体ルータの位置を識別するステップと,この移動体ルータに位置情報アイテムの1つを送信するステップと,を含むことに注目されたい。更にこの方法はこの移動体ルータにおいて,この要求移動体端末の帰属サイト及び対応する帰属組織の局所マルチキャスト通信に関連するグループマルチキャスト通信へ接続要求する移動体IPネットワーク上のユーザ移動体端末の任意の接続要求に対して,この位置識別情報が,帰属サイト及び対応する帰属組織の外部にあるこの移動体ルータのコネクションを示すとき,この接続要求を,この局所マルチキャスト通信への接続を提供する拡張マルチキャスト通信への接続要求に置換するステップと,この帰属サイトに拡張マルチキャスト通信へのこの接続要求を送信する送信ステップと,この拡張マルチキャスト通信をこの移動体ルータにおいて受信し,局所変換マルチキャスト通信に変換するステップと,上記移動体IPネットワークを介して,この局所変換マルチキャスト通信を少なくともこの要求ユーザ移動体端末に送信するステップと,を含む。
本発明の別の目的は,移動体IPネットワークに接続された任意のユーザ移動体端末の,この移動体ルータが管理する任意のマルチキャスト種別の同報通信への接続要求を制御及び送信する機能を備えた移動体ルータを実現することである。ここでこの移動体ネットワークは少なくとも1つの接続しているユーザ移動体端末を含むものである。移動体ルータは,この要求ユーザ移動体端末が送信したマルチキャスト通信の種別を識別するモジュールと,自己の帰属サイト及び対応する自己の帰属組織の外部にあるこの移動体ルータのコネクションの位置変数によって,この移動体端末の帰属サイト及び対応する帰属組織の局所マルチキャスト通信に関連する,帰属サイトのグループマルチキャスト通信への任意の接続要求を,この局所マルチキャスト通信への接続を提供する拡張マルチキャスト通信への接続要求に置換するモジュールと,任意の受信拡張マルチキャスト通信を局所変換マルチキャスト通信に変換する変換モジュールと,を少なくとも含むことに注目されたい。
移動体IPネットワーク上の少なくとも1つのユーザ移動体端末への専用移動体ルータを介したマルチキャスト通信方法は,本発明の主題であって,特に鉄道車両群などのような企業移動体IPネットワークに接続された移動体端末のIPネットワークを用いる通信の管理に適用される。
以降の記載を読み,先行技術に関する図1a及び1bに加え,残りの添付の図面を吟味すれば,上記はより明確に理解できるであろう。
本発明の主題による,移動体IPネットワーク上の少なくとも1つのユーザ移動体端末へのマルチキャスト通信方法を,ここで図2aを参照してより詳細に説明する。
上述の図面を参照するに当たり,移動体端末Tは帰属サイトS及びもちろん帰属組織Oに属しており,この移動体端末は,後者のユーザUの動きに応じて特に移動体ネットワークMN及び後者に関連する移動体ルータMRを介して,外部サイトSに導かれ,上述の移動体ルータMRを介して外部サイトSに接続されていると考える。
一般に外部サイトSは,移動体ルータMRが結合されている帰属サイト及び/又は帰属組織Oに属していてもよいし,属していなくてもよい。
図2aを参照すると,移動体ルータMRからサイトSへの接続ステップAは,端末TのユーザUが選択して行うものとは独立に表現されており,したがって移動体ルータMRは,単にこの移動体ルータから上述の外部サイトSへのコネクションによって,MRのラベルを付されている。
単にこのコネクションによって,そして通常通り,接続された移動体ルータMRは,必要なときにこの移動体ルータから帰属サイトSへ信号通知要求メッセージを送信する立場にある。この信号通知メッセージはRM(LR)と記す。そのようなメッセージは,移動体ルータが自己の帰属リンク又は帰属サブネットワークに接続しているときには不要である。
非限定的な例として,上述の信号通知メッセージにおいてパラメータLRは,例えば,移動体ルータMRを有するサイトS,すなわち外部サイトSによって,特に前述の外部サイトSの管理者によって割り当てられたIPアドレスによって形成された位置参照子を表す。
信号通知メッセージRM(LR)が送信された後,本発明の主題である本方法は帰属サイトSにおいて,そしてこの信号通知メッセージが受信された後,ステップBにおいて,前述の信号通知メッセージを用いて,自己の帰属サイトS及び対応する自己の帰属組織Oに関連する移動体ルータMRの位置を識別するステップを含む。ここで識別とは,本明細書で後述するように,位置識別情報アイテムLIの確立を意味するものと理解されたい。
識別ステップは次に,移動体ルータMRが識別された位置情報を用いることができるように,上述の位置識別情報アイテムLIを移動体ルータMRに送信するステップへ続く。
次に上述のステップBは,移動体ルータMRにおける,帰属サイトSに向けられ,移動体ルータMRの帰属サイト及び対応する帰属組織の局所マルチキャスト通信に関連するグループマルチキャスト通信への接続に対する移動体端末の任意の接続要求であって,接続要求はAD(GR)によって記され,GRは実際に帰属サイトにおけるグループマルチキャスト通信のアドレスを示す接続要求に対して,図2aの示すようにステップDと,Fと,Gと,Hとにおいて,一方では接続要求AD(GR)が移動体端末の帰属サイトS及び対応する帰属組織Oの局所マルチキャスト通信に関連するとき,他方では位置識別情報アイテムLIが自己の帰属サイトS及び対応する自己の帰属組織Oの外部にある移動体ルータMRのコネクションを示すとき,接続要求AD(GR)を拡張マルチキャスト通信への接続要求で置換するステップに続く。
特に上述の置換によって,移動体ルータMRの帰属サイトS及び対応する帰属組織Oの局所マルチキャスト通信に関連する任意の接続要求は,自己の帰属サイト及び対応する自己の帰属組織の外部にある移動体ルータに接続している外部サイトSからは利用できないが,一方で拡張マルチキャスト通信への接続要求は,当該移動体ルータの帰属サイト及び対応する帰属組織の局所マルチキャスト通信に接続できることが分かる。
上述の置換ステップは次に,本明細書の後段で説明する拡張マルチキャスト通信への接続要求を帰属サイトへ送信するステップIに続く。
特に拡張マルチキャスト通信への接続要求はAR(GR)と記され,上述の置換操作は,本明細書の後段でより詳細に説明するように,グループマルチキャスト通信への接続要求におけるアドレスGRを,類似のデータを同報できる拡張マルチキャスト通信のアドレスGRで置換するステップを含むことに注目されたい。
上記のステップは,拡張マルチキャスト通信を受信し,移動体ルータMRにおける局所マルチキャスト通信に変換するステップJに続く。この操作は次の関係式によって表すことができる。
MF(GR
MF(GR)→TMF(GR)
ステップJは,局所変換マルチキャスト通信TMF(GR)を移動体IPネットワークを介して要求ユーザ移動体端末へ送信するステップKに続く。このステップは,図2aにおいて関係式TMF(GR)→Tで示されている。
本発明の主題である方法の第1実施例においては,上述の置換操作を図2aに示すように管理できることに注目されたい。
接続要求の後,Tで記される移動体端末Tは,ユーザUが選択したときだけステップCを処理する。置換操作は,グループマルチキャスト通信への接続要求におけるアドレスGRについての識別検査Dを実行するステップを含むことができ,ステップDの検査は上述のアドレスGRが大域アドレスGA,組織局所グループアドレスGl,又は帰属サイトの局所的なサイト局所グループアドレスGlかどうかを識別するステップを含む。
ステップDの検査を実施するために,グループマルチキャスト通信への接続要求におけるアドレスGRの値は,大域接続アドレスGAと,組織局所グループアドレスGlと,対応するサイト局所グループアドレスGlと,の値を確立する規則に関する値によって単純に識別されることに注目されたい。
大域アドレスGAと,組織局所アドレスGlと,対応するサイト局所アドレスGlとは,非限定的な例として,帰属サイトSの管理者が,比較によって単純に識別できるように非連続な数値範囲で指定したアドレス値に対応することに注目されたい。
接続要求におけるアドレスGRが大域アドレスGA集合に属しているかどうかに関する応答が,図2aにおいて”yes”(はい)と示されている肯定応答であったときは,グループマルチキャスト通信への接続要求はステップEにおいて,AR(GR)と記された接続要求の形態で直接送信される。グループマルチキャスト通信要求は,マルチキャスト通信の大域性によって,コネクションサイトSの位置にかかわらず移動体ルータMR及び移動体端末Tによって処理される。
グループマルチキャスト通信要求内のアドレスGRが大域アドレスでないときは,帰属組織Glの局所グループマルチキャスト通信又は帰属サイトGlの局所グループマルチキャスト通信のいずれかのアドレスに対応する。
このシナリオは図2aの検査Dにおいて記号で表されており,アドレスGRが帰属組織Glに対する大域アドレスであるときは応答”yes but”(はい,しかし),アドレスGRが反対にサイト大域アドレスGlであるときは応答”no”(いいえ),の記号で表される。検査Dへの応答”yes but”及び”no”で表される上記2つのシナリオにおいては,コネクション位置,より詳細には外部サイトS上の移動体ルータMRのサイト位置,についての知識が必要である。
したがって検査Dに対する”yes but”及び”no”の応答は,次にステップBにおいて帰属サイトSが移動体ルータMRに送信した位置情報アイテムLIを呼び出すステップFに続く。
ステップFは次に,移動体端末が帰属サイトではないが対応する帰属組織Oに属しているサイトに接続しているとき,グループマルチキャスト通信要求におけるアドレスGRが帰属組織の局所大域アドレス集合に属しているかどうかと,グループ同報要求におけるアドレスGRが帰属サイトの局所大域アドレス集合に属しているかどうかと,移動体ルータMRが後者に接続しているかどうかと,を判定することを目的とするステップGに続く。
したがってステップGの検査によって次の論理関係式が構築される。
LI∈O かつ GR∈Gl
LI∈S かつ GR∈Gl
上述の論理関係式のいずれか1つが肯定されたときは,グループマルチキャスト通信AD(GR)への接続要求が,図2aのステップEにおける接続要求AR(GR)の形態による同一のアドレスGRへの接続要求の形態で準備される。
しかし,ステップGの検査において双方の論理関係式が否定されたときはステップHが呼び出され,移動体ルータMRに接続している外部サイトS上では受信できないグループマルチキャスト通信への接続要求におけるアドレスGRを,前述のサイトSにおいて前述のグループマルチキャスト通信を受信させるアドレスGRで置換する。
ステップHは次にアクセス要求AR(GR)を送信するステップを含むステップIに続き,AR(GR)ではグループマルチキャスト通信のアドレスが,外部サイトSに接続されている移動体ルータMRから利用できない局所マルチキャスト通信にもちろん接続できる拡張マルチキャスト通信へのアドレスGRで置き換えられている。
ステップHにおいて行われる置換操作の方法は,本明細書の後段で説明する。
図2aにおいて,一方では位置参照子LRが,他方ではグループマルチキャスト通信におけるアドレスGRが,当然,移動体IPネットワーク及び後者に関連した移動体ルータの動きに応じた,ユーザUの判断だけにおおむね任された独立な変数であることが一般に分かるであろう。
このため,必要であればステップD,F,Gの順序を本発明の主題の範囲から逸脱することなく入替えできることはもちろん考え得ることであり,位置参照子LRが帰属組織及び対応する帰属サイトに属しているかどうかの識別は,例えばグループマルチキャスト通信要求のアドレスGRの値を識別する前に行うことができる。
このような入替えは,当業者の権限に属しているものであるから説明は省く。
図2aのステップD及びGに示した論理ステップの実施に関しては図2bに示すように実施できる。ステップDは実際には2つの連続する検査D及びDに分割できる。サブステップDにおいてグループマルチキャスト通信アドレスGRをグループ大域アドレスGA集合と比較し,上述のサブステップにおいて否定応答が得られたときは,サブステップDを呼び出してグループアドレスGRが組織局所グループアドレスGl集合に属しているかどうかを検査する。サブステップDにおいて肯定応答が得られたときは,図2aのステップDの応答”yes but”のシナリオに帰着し,サブステップDにおいて否定応答が得られたときは,図2aのステップDの検査に対する否定応答”no”のシナリオに帰着する。
図2aにおけるステップGもまた,位置参照子LRが帰属組織Oに属しているかどうか,又は対応する帰属サイトSに属しているかどうか,に関係する2つのサブステップG及びGに分割できる。
次にステップEと,Fと,Hと,Iとが,図2aの場合と同一の方法で呼び出される。
本発明の主題によって移動体ルータMRの帰属サイト及び/又は帰属複数サイト組織に関連するコネクションサイトSを識別する独自の処理を,ここで図3a,3b及び3cを参照してより詳細に説明する。
図3aに,例えば3つのサイトS,S,Sを含む帰属複数サイト組織Oを示す。サイトSは,例えばIPネットワークである構内ネットワークに対応する帰属サイトであって,複数のルータR11,R12,R13及び上述の帰属複数サイト組織Oを管理するサーバSを含む。
サイトSは,例えばサイトSの帰属結合ネットワークの役割をする構内ネットワークに接続された局所IPサブネットワークで形成されている。
最後にサイトSは,帰属複数サイト組織Oに属しているサイトであるが,帰属結合ネットワーク及び例えばインターネットを介してサイトSに接続されている。
移動体ネットワークに属している移動体端末Tはこのようにして,自己の帰属結合ネットワークにおいて動作できる。このTとラベルが付けられた端末は,それが結合されている帰属サイトSに接続されており,移動体ルータMRを介して例えばルータR12へ,及び/又は自己の帰属結合ネットワーク外に接続されている。次にこのTと記された端末は,移動体ルータMRを介してサイトSを形成する局所サブネットワークに接続されたとき,この局所サブネットワークのルータRに接続される。
上述の移動体端末はまた,自己の帰属結合ネットワークの外部にある,帰属複数サイト組織Oに属しているサイトSへもインターネットを介して接続できる。この場合上述の移動体端末はTと記されており,移動体ルータMRを介して接続されている。
最後に上述の移動体端末は,帰属複数サイト組織Oに属さないが代わりにOと記された外部複数サイト組織に属しているSと記された外部サイトに接続できる。このシナリオでは上述の移動体端末は参照符号Tが付けられており,移動体ルータMRを介して接続されている。
非限定的な例として,参照符号MR,MR,MR及びMRを有する上述の移動体ルータは,関連する移動体ネットワークを介して移動する同一の移動体ルータであってもよいし,又は本発明の主題である方法を実施する任意の別の移動体ルータ及びネットワークであってもよいものと当然理解される。
図3aに示すように,帰属結合サイト及び最終的に帰属結合ネットワークによって,移動体ルータMRからこの帰属結合ネットワークに属しているサイトへの任意のネットワークコネクションの,P@1iで記された内部永続アドレスが移動体ルータMRに割り当てられる。
同様に,上述の移動体ルータから帰属複数サイト組織Oに属している別のサイトへの任意のネットワークコネクションのために,MR又はMRと記された移動体ルータに内部一時アドレスが割り当てられる。特に帰属複数サイト組織Oの役割をするIPネットワークの管理者,及び最終的にサイトS,S及びSの管理者は,MRと記された移動体ルータがサイトSに接続しているときはP@2jと記された内部一時アドレスを,又は代わりにMRと記された移動体ルータがサイトSに接続しているときはP@3k又はP@4lと記された内部一時アドレスを,割り当てる立場にある。各内部一時アドレスP@3k又はP@4lの間の差は,例えば,移動性アドレスと呼ばれ,おおむね任意であり,サーバセンタSによって割り当てられた一時アドレスと,変換アドレスとにそれぞれ対応することに特に注目されたい。
特に企業の場合,管理者はプライベートアドレスと呼ばれる,自由に使うことができるIPアドレス集合を有していることが思い起こされる。ほかのIPネットワークのどの管理者もまたこれら同一のIPアドレスを自由に再利用できる(IETF文書RFC1918参照)。更にこれらの企業がインターネットを介して通信したいときは,世界で唯一の,したがってインターネットに接続されたネットワークにかかわらない大域的に唯一のIPアドレスを使わなければならない。大域的に唯一のIPアドレスはパブリックアドレスと呼ばれ,インターネット接続事業者又は地域RIR(地域インターネットレジストリ)のいずれかによって指定される。ほとんどの場合,企業は自己のネットワークとインターネットとの間に,プライベートアドレスをパブリックアドレスに変換する装置を使用する。本発明の主題である方法においては,移動体ルータMRに指定されたIPアドレスはプライベートであってよく,それでもサーバSへのデータグラムは,インターネットを通過するときにアドレス変換器を通過することができ,したがってパブリックアドレスから来たように見える。このようなパブリックアドレスは,例えば図3aのサイトSが所有してもよいし,又は任意のほかのサイトが所有してもよい。
最後に,移動体ルータが,帰属複数サイト組織に属さずに別の複数サイト組織Oに属しているサイトSのような外部サイトに接続しているとき,図3aの移動体ルータMRに割り当てられたアドレスはP@pmと記され,外部一時アドレスの役割をする。P@pmはプライベートアドレスを示し,P@6nは上述のプライベートアドレスP@pmのアドレス変換として用いられるパブリックアドレスを示す。
これらの条件下で,内部永続アドレス及び内部一時アドレスとは,帰属複数サイト組織Oに関連する割り当てられたアドレスの内部的性質に対応し,一方一時アドレスの外部的性質は,移動体端末が帰属複数サイト組織に属さないサイトに接続したとき,上述の帰属複数サイト組織に関連するこのアドレスの外部的性質に対応することを理解されたい。
演えき的に,内部アドレスだけが帰属複数サイト組織Oに知られており,一方外部アドレスは後者に知られていないものと当然理解される。
したがって,本発明の主題である方法の1つの態様によって,上述の内部アドレス及び/又は外部アドレスは,移動体端末のために帰属複数サイト組織Oに関連する位置参照子の役割をする。
このようにして非限定的な例として,
Figure 0004662995
は帰属サイトSに対応する帰属結合ネットワークに結合された移動体ルータ集合に割り当てられるサブネットワークの1つの内部永続アドレス集合を表す。この集合は,帰属リンク又は帰属サブネットワークの内部永続アドレスであり,したがって集合{P@1i}は,帰属サイトSのアドレス集合を指し,すべてのサブネットワークは統合されている。
Figure 0004662995
は,これらの移動体ルータのうち1つから,帰属複数サイト組織Oに属している別のサイトへの任意のコネクションのために,上述の移動体ルータ集合に割り当てられた内部一時アドレス集合を表す。
Figure 0004662995
は,帰属複数サイト組織とは別個の複数サイト組織Oによって割り当てられた,この別個の複数サイト組織に属している任意のサイトSのための外部一時アドレス集合を表す。
Figure 0004662995
は,プライベートアドレスP@pmの変換に用いられるパブリックアドレス集合を表す。
図3bを参照すると,上述のネットワーク移動体ルータから決定したサイトへの任意のコネクションに対して,本発明の主題である独自の位置情報処理は,ステップAにおいて移動体端末T,T,T又はTから帰属結合ネットワークへ,最終的に帰属複数サイト組織Oに属しているサイトSへ,少なくとも上記の位置参照子を含む登録メッセージを送信するステップを含む。
図3bにおいて登録メッセージは
RM(LR)
で表され,ここでLRは上記の位置参照子を表す。位置参照子は,図3aに示したシナリオによって,上述の移動する移動体ルータに割り当てられたアドレスのうち1つによって形成されることが思い起こされる。
信号通知メッセージを,上述の移動体ルータのコネクションを登録するために用いてもよい。
特に有利かつ非制限的方法においては,位置参照子LRは割り当てられたアドレスの符号化された値及び関数であってよい。この場合この符号化された値は,移動体端末において,永続アドレスと構成かぎとの特定のビット単位XOR符号化関数等と,可逆符号化関数と,帰属サイトSのサーバSだけに知られており,永続アドレスを回復する構成かぎとから得ることができる。符号化関数及び可逆復号恒等関数は,例えば永続帰属アドレスだけを送信するために用いられる。この目的のために移動体ルータは,f(LR)で表される符号化関数fによって,位置参照子LRの符号化結果と,永続帰属アドレス{P@1si}に適用されたこれと同一の符号化関数の結果と,を比較できる検査を実行できる。移動体端末は,この比較を行うために,f({P@1si})がf(LR)を計算することだけを知っている。この比較によって,移動体端末が自己の帰属サイトS上の自己の帰属リンクにおいて接続されているか否かを検出できる。サーバSは,真の集合
Figure 0004662995
を見付けるために,符号化RP@1si=f({P@1si})から得られる値を復号しなければならない。ここでsは固定である。サーバSだけが逆関数f−1を知っており,それは永続アドレスの符号化値に適用されて,f−1(f{P@1si})={P@1si}が後者を回復する。サーバSは次に,端末が自己の帰属サイト上にあるかどうかを調べるために,位置参照子値LRと
Figure 0004662995
とを比較できる。ここでs=1〜Hである。
ステップAは次にステップBに続き,それは識別のために,位置参照子LRと,少なくとも,帰属結合ネットワークに結合された移動体ルータ集合に割り当てられた内部永続アドレス集合,及び帰属複数サイト組織Oに属している別のサイトへの任意のコネクションのためにこの移動体ルータ集合に割り当てられた内部一時アドレス集合によって形成された上述の集合のうち1つのアドレスの値と,を比較するステップを含む。
図3bにおいて比較操作は次の関係式で表される。
Figure 0004662995
比較ステップBは次にステップBに続き,それは帰属結合サイトSから移動体ルータへ,後者の位置に応じて上述の移動体ルータの位置識別情報アイテムを少なくとも含む信号通知応答又は肯定応答メッセージを送信するステップを含む。
ステップBにおいて,登録肯定応答メッセージはAR(LI)で表されている。
上述のメッセージについて,LIは移動体ルータに送信される位置識別情報アイテムを表している。
本発明の主題である方法の1つの注目すべき態様によれば,位置識別情報アイテムLIは次に掲げるうちのいずれかを表す。
・位置参照子LRが内部永続アドレス集合の中にあったときは,移動体ルータから自己の帰属結合ネットワーク,すなわち自己のサイトSへのコネクション
・位置参照子LRが上述の内部一時アドレス集合の中にあったときは,ネットワーク移動体ルータから帰属複数サイト組織に属している別のサイトへのコネクション
・位置参照子LRが,内部永続アドレス集合及び内部一時アドレス集合双方になかったときは,ネットワーク移動体ルータから帰属複数サイト組織に属している外部サイトへのコネクション
図3b内の上述のステップBにおいて,位置識別情報アイテムの内容は次の関係式で表される。
Figure 0004662995
上記の関係式において,サイトS,S,Sの帰属に関する関係式は記号で表されているが,本明細書で前述したように位置参照子が上述のサイトそれぞれに関連するアドレス集合に属しているかどうかを調べることによって実行されることに注目されたい。
位置参照子LRの非帰属についても,位置参照子LRが帰属複数サイト組織に属している各サイトS,S,Sに関連するアドレスのすべての集合の中にないことを調べることによって得られることも理解されたい。
図3b内のステップBで与えられる記号関係式において,位置情報アイテムLIの値0,1,2は,もちろん全く任意である。
最後に図3b内のステップBにおいて,MRは実際にはMR,MR,MR,又はMRで示される移動体ルータを表す。
Figure 0004662995
Figure 0004662995
Figure 0004662995
図3a内のMRで示す移動体ルータに割り当てられた外部一時アドレスについては,帰属複数サイト組織に属さない外部サイトSへの任意のネットワークコネクションについて,そのような一時アドレスは,例えば別個の複数サイト組織Oの管理者の権限下でOが移動体ルータに割り当てた永続アドレスを用いる変換によって計算され,複数サイト組織Oとインターネットとの間で,帰属複数サイト組織O内のサーバSに届く前にインターネット上で唯一であるIPアドレスに変換されたアドレス値によって形成できることに注目されたい。
図3b内の比較ステップBの特定の実装に関しては,そのような実装は非限定的な例として,図3cに示す一連のステップを含むことができることに注目されたい。
図3b及び3cにおいて位置参照子LRはLR=P@xyで表され,ここでxは移動体ルータのシナリオ参照子を,yはこのシナリオにおいて割り当てられたアドレスを示す。
したがって上述の各ステップは,非限定的な例として,ステップBの実装に関連してステップB11を含み,これは位置参照子が内部永続アドレス集合に属しているかどうかに関し,この検査B11に対する応答が肯定であったときはステップB12において,位置識別情報アイテムLIの値が0であるという結論が導かれ,次に移動体ルータMRが帰属複数サイト組織Oに属している帰属サイトSに接続される。
しかし検査B11の応答が否定であったときは新たな検査B13が呼び出され,本明細書で前述したとおり位置参照子LRと内部一時アドレス集合との比較を行う。
検査B13の応答が肯定であったときは,位置情報アイテムLIに値LI=1が割り当てられ,したがって移動体ルータMRは帰属サイトSとは別の,しかし帰属複数サイト組織Oに属しているサイトSに接続される。
しかし検査B13の応答が否定であったときは,位置情報アイテムLIに値2が指定され,移動体ルータMRは帰属複数サイト組織Oに属さない外部サイトSに接続される。
より詳細かつ非限定的な方法においては,コネクション位置の値LIを識別し,このコネクション位置の値を図2bに示す肯定応答メッセージAR(LI)を介して送信するステップBは,移動体ルータMRにおいて,位置変数LIを生成するためにこの移動体ルータのコネクションを見付ける手続の実行を含むステップによって置換できることに注目されたい。
この代替実装は,列車又は鉄道車両のような大きな移動体ネットワークに実装できる。図3b及び3cのステップB及びBを実行するために必要な移動体ルータの永続アドレス及び一時アドレスのデータベースは,移動体ルータMRにおいて利用できなければならない。
ここで図4a及び4bを参照して,本発明の主題による拡張マルチキャスト情報通信の独自の処理を説明する。この通信は,帰属サイト上の局所マルチキャスト情報通信を用いて,この帰属サイトに属している少なくとも1つのユーザ移動体端末と,この移動体ワークステーションをホストする少なくとも1つの別個のサイトと,この帰属サイトと,に移動体ルータとIPネットワークとを介してリンクする。
一般に,LMD1iで記される局所マルチキャスト情報通信は,この帰属サイトS内の局所マルチキャスト情報通信の第1アドレスの個別情報同報源SDが生成することが思い起こされる。
図4aを参照すると,局所マルチキャスト情報通信はLMD1iと記されている。アドレス参照子1及びiは,この帰属サイトにおける局所マルチキャスト情報通信の第1アドレスを表し,参照子1は帰属サイトSのアドレスを表し,参照子iは前述の帰属サイトにおける当該局所マルチキャスト情報通信のアドレスを表す。局所マルチキャスト情報通信は,本明細書で前述した第1同報アドレスGRになぞらえることができる。
別個のサイトの集合{S},ここでk=2〜N,もまた考えられ,帰属サイトS及び各サイトSのそれぞれが,本明細書で前述したエンティティすなわち複数サイト企業の役割をする。
最後に移動体端末は,T1jkで示されていると考える。インデクス1は帰属サイトSに属しているこの移動体端末に関連する参照子を示し,参照子jは当該移動体端末を識別する参照子又は符号を表し,参照子kは当該移動体ルータMRの,後者を収容する別個のサイトSへのコネクションと,移動体ルータMR及びIPネットワークを介する当該移動体端末の帰属サイトへのリンクと,を表す。
図4aを参照すると,本発明の主題である拡張マルチキャスト情報通信の独自処理は,移動体端末及び移動体ルータMRのIPネットワークへの相互接続を介して,ステップHにおいて移動体ルータMRから帰属サイトSへ,拡張マルチキャスト情報通信要求メッセージを送信するステップを含み,この要求メッセージはEMR(LMD1i)で記される。
図4aのステップHに示すように,上述の要求メッセージは,グループマルチキャスト通信アドレスGRの役割をする局所マルチキャスト情報通信の第1アドレスLMD1iと,特に当該移動体ワークステーションT1jkのインデクス1並びに参照子j及びkを用いて移動体ルータMRを識別する符号と,を少なくとも含む。
帰属サイトSが要求メッセージに含まれる情報を用いているMRを識別した後,拡張マルチキャスト情報通信処理は,ステップHにおいて帰属サイトSから移動体ルータMRに大域マルチキャスト情報通信への接続をオファーするメッセージを送信するステップを含む。この接続オファーメッセージGMO(GMD1g)は図4aにおいてGMO(GMD1g)と記されている。上述の接続オファーメッセージは,大域マルチキャスト情報通信GMD1gの第2アドレス,すなわち置換アドレスGRを少なくとも含み,大域マルチキャスト情報通信の同報源は,帰属サイト内にある。
図4a及びその中のステップHを参照すると,大域マルチキャスト情報通信GMD1gの第2アドレスは,帰属サイトに関連するインデクス1の参照子と,本明細書で前述したRFC2365標準による特定の方法で定義された大域マルチキャスト通信アドレスに関連する参照子gと,を含むことが分かる。
移動体ルータMRが接続オファーメッセージGMO(GMD1g)を受信した後,拡張マルチキャスト情報処理はステップHにおいて,上述の移動体ルータMRから帰属サイトSにIPネットワークを介して接続オファー受付メッセージを送信して,大域マルチキャスト情報通信の第2アドレスで同報する情報に接続する。
図4aのステップHにおいて,接続オファー受付メッセージはAAO(GMD1g)と記されている。
接続オファー受付メッセージAAO(GMD1g)が帰属サイトSで受信された後,拡張マルチキャスト情報通信処理は,第1同報アドレスに記憶され,そのためにID1iと記されている同報する情報を第2同報アドレスに転送するステップHを含む。この情報は,ID1gと記される第2同報アドレス下に記憶される。
この単純な操作によって,帰属サイトS上の局所マルチキャスト情報通信による情報同報通信は,次に図4aに示された次のステップHを介して拡張マルチキャスト情報通信によって同報できる。
上述のステップHは次に,同報する情報を第2アドレスID1g下で大域マルチキャスト同報通信によって送信するステップを含む。これによって別個のサイトSに相互接続した移動体ルータMRが,第1局所同報アドレス下で同報されている上述の別個のサイトの情報を受信し,次に第2大域同報アドレス下で同報できるようになる。
同じく図4aを参照すると,この図に示されているステップH,H,Hは,移動体ルータMRと帰属サイトSとの間の,拡張IPマルチキャスト通信要求メッセージEMR(LMD1i)と,大域マルチキャスト通信GMO(GMD1g)への接続の接続オファーメッセージと,接続オファー受付メッセージAAO(GMD1g)との送信に関係し,ポイント‐ツ‐ポイントモードで実行されることに注目されたい。
上述のステップのこの送信モードの実行は,帰属サイトの対応する各アドレス1と,対応する当該別個のサイトSのkと,移動体ワークステーションのインデクスj又はアドレス参照子と,を伝送することにより可能になり,それによって後者を識別する符号を含むことができ,移動体ルータのアドレス参照子は上述のインデクスk及びjによって識別される。
しかし,本発明の主題の方法の注目に値する態様によって,大域マルチキャスト送信のステップHはポイント‐ツ‐ポイントモードで実行される。
したがってこれらの条件下で,第2アドレス下で同報する情報の送信処理,すなわちステップHにおける大域マルチキャスト送信は,本明細書において図1aを参照して前述したものと同等であるが,大域マルチキャスト通信ID1gの第2アドレス下で同報する情報の送信は,もはや帰属サイトにおいてだけではなく,複数サイトエンティティの別個の1又は複数のサイトにおいても局所的に実行されることを理解されたい。
同報する情報を,第1同報アドレスから第2同報アドレスに転送するステップを含むステップHの特定の実装を,ここで図4bを参照して説明する。
上述の実装は,帰属サイトSが例えばR11と記されたルータを介してIPネットワークに接続されている同報サーバSDを備えている特定の非制限的な事例に関連する。この特定の事例は,複数サイト企業の帰属サイトSのうち1つが,多数のクライアントを収容する同報サーバSDを備えるシナリオに対応させるのが有利であり,このシナリオにおいてはルータの使用が好ましい。
図4bを参照すると,上述のステップHは次に,同報サーバからルータR11へ第1アドレスLMD1iに格納された同報する情報を局所マルチキャスト通信するステップH41を含むことが示されている。
上述のステップH41はステップH42に続き,それは大域マルチキャスト通信GMD1gの第2アドレス,すなわちGRを,グループマルチキャスト通信のアドレスGRの役割をする局所同報通信LMD1iの第1アドレスで置換することによって,同報する情報ID1iのあて先変更をするステップを含む。特にこのあて先変更ステップH42は,第2同報アドレスで格納されたデータであってID1gと記されたデータを実際に生成するために,大域マルチキャスト通信の第2アドレスを局所同報情報ID1iに割り当てるステップを単に含んでもよいことを理解されたい。
特に上述のあて先変更ステップは,同報する情報に対応する格納データであってルータR11に格納されたデータと,第1アドレス及び第2アドレスを含む単純なデータ構造,少なくとも上述の第1アドレス及び第2アドレスを含む単なるリスト,又は任意の均等なデータ構造と,を関連付けるステップを単に含んでもよいことを理解されたい。
拡張マルチキャスト通信処理の操作方法が図4a及び4bで説明したとおりであるとすれば,局所マルチキャスト通信と同じ第1アドレスに関して,帰属サイトに属し,それぞれ別個のサイト上でIPネットワークと相互接続する多数の移動体ルータから発信される多数の拡張マルチキャスト通信要求メッセージに対して,ステップHは第2アドレス下で同報する情報を大域マルチキャスト通信によって送信するステップを含み,大域マルチキャストツリーが作ることができ,そのルートアイテムは前述の大域マルチキャストツリーを構成する同報ツリーに共通のルータのうち1つによって形成されることに注目されたい。
しかし拡張マルチキャスト通信処理の特定の実装を展望できる。この実装は,同報サーバSD及びルータR11双方において,局所及び対応する大域のマルチキャスト情報通信の種別と,最終的にこの目的で占められるメモリ領域と,の一貫した管理を提供するために特に有利であると思われる。
上述した特に有利な実装によれば,大域マルチキャスト通信GMD1gの第2アドレスは,第1アドレスの局所マルチキャスト情報通信LMD1iに関して永続的に維持され,検証できる。永続的情報通信とは,外部に接続された移動体ルータがある限り大域アドレスを維持することを意味するものと理解されたい。
これらの条件下で,大域マルチキャスト情報通信GMD1gの第2アドレスを永続的に維持し,検証するために,リスト[LMD1i,GM1g]のようなデータ構造をルータに永続的に格納して保護し,このようにして第1アドレス及び第2アドレスは永続的に1対1対応下に置かれることを理解されたい。
したがってこれらの条件下で,第1同報アドレスから第2同報アドレスへ同報する情報を転送するステップを含むステップHは,上述の第2アドレスへの最初の拡張IPマルチキャスト通信要求メッセージの後,この第2アドレスへのどの拡張マルチキャスト通信要求メッセージも抑圧してよい。
ステップHにおける抑圧とは単に,第1アドレスにおいて格納されたデータを第2アドレスへ物理的に転送することを抑圧することに関し,したがってこの物理的転送は,前述の永続データ構造から大域マルチキャスト情報通信の第2アドレスを呼び出すステップによって単に置換できることを特に理解されたい。
独自の拡張大域マルチキャスト通信処理の,帰属サイト及び/又は対応する帰属複数サイト組織に関連するコネクションサイトを識別する独自の処理の更に詳細な説明については,本出願人名義で2003年8月12日及び2003年10月29日にそれぞれ提出された仏国特許出願FR03 09873及びFR03 12688を参照すると有用であろう。
ここで図5を参照して本発明の主題による専用移動体ルータをより詳細に説明する。このルータは移動体IPネットワークに接続された任意のユーザ移動体端末によるアクセス要求を制御し,送信する機能を備えており,前述の移動体IPネットワークは後者によって管理され,実装する本発明の主題である方法を実現するものである。
本発明の主題である移動体ルータは通常,上述のように接続要求を制御し送信する機能を備えており,当然,中央処理ユニットCPUと,IPメッセージを送受信する入出力デバイスI/Oと,図2a〜4cを参照して前に説明した種々の機能を実現するソフトウェアモジュールと,のような通常のデータを処理するリソースを備えている。
図5に示すように移動体ルータMRは,要求ユーザ移動体端末Tが送信する,マルチキャスト通信へのどの接続要求が要求するマルチキャスト通信の種別も識別する少なくとも1つのモジュールMを含む。上述のソフトウェアモジュールMは本発明の主題である方法,特に図2a及び2bに関して前述した独自の位置情報処理ステップを実現する。
上述の移動体ルータはまたモジュールMを含み,それは自己の帰属サイトの外部又は自己の帰属組織の外部にある移動体ルータのコネクションの位置変数によって,帰属サイトへのグループマルチキャスト通信であって,移動体端末の帰属サイト及び対応する帰属組織の局所マルチキャスト通信に関連するマルチキャスト通信へのどの接続要求も,局所マルチキャスト通信への接続を提供する拡張マルチキャスト通信への接続要求に置換するものである。モジュールMは例えば,図2aのステップD〜Hを実際に実行するソフトウェアモジュールである。
上述の移動体ルータはまたMと記されたソフトウェアモジュールも含み,それは移動体ルータMRの帰属サイトから受信した拡張マルチキャスト通信を局所変換マルチキャスト通信TMF(GR)に変換するものであり,局所変換マルチキャスト通信の情報源アドレスは上述のアドレスGRで置換される。ソフトウェアモジュールMは実際に図2aに示すステップJ及びKを実行する。
受信した大域マルチキャストストリームデータアイテムを保存し,拡張マルチキャスト通信処理の役割をする大域マルチキャスト通信の情報源アドレスを局所変換マルチキャスト通信の情報源アドレス,すなわち図2aのステップJにおけるアドレスGRで置換することによって,ソフトウェアモジュールMはその変換を有利に実行できることを特に理解されたい。
更に本発明の主題である専用移動体ルータMRは当然,入出力デバイスI/Oを通じたIPメッセージ送信及び受信リソースを備える。受信リソースは図5に示すように,少なくとも接続オファーメッセージ,すなわちメッセージAR(LI)の位置情報受信と,図2aのステップI,次に図2bのステップJ1に示す拡張マルチキャスト通信受信と,を提供する。
入出力デバイス(I/O)はまた,少なくとも拡張マルチキャスト情報通信要求メッセージ,すなわちEMR(LMD1i)と,接続オファー受付メッセージAAO(GMD1g)と,を送信する。
最後に,上述の送信リソースはまた,当然,図5に示すように,図2aのステップKにおいて,局所変換マルチキャスト通信ストリームを移動体IPネットワークを介して少なくとも要求ユーザ移動体端末Tへ送信する。
ここで,種々の接続移動体ネットワークが要求したときに,サイト相互接続ネットワークを介する拡張マルチキャスト通信に対応するマルチキャスト通信ツリーを設定する処理を,図6a〜6cを参照してより詳細に説明する。
図5に示す移動体ルータMRの特定の構成に加えて,後者は,自己の帰属サイト上の新たなソフトウェアエージェントを含む計算機のアドレスと,特に帰属サイトの接続ルータのアドレスと,を明示的に有することが思い起こされる。特に図5を参照して前述したように,局所変換マルチキャスト通信ストリームを,移動体IPネットワークを介して少なくとも要求ユーザ移動体端末Tへ送信するために,移動体ルータMRはマルチキャストパケットを修正し,次にそれらを移動体ネットワーク又は当該ネットワークを介して,適切な形式の局所マルチキャスト通信として送信するソフトウェアエージェントを備えることを特に理解されたい。
より詳細に言えば,どの移動体ルータMRも,自己の帰属サイトの局所同報通信に接続又は視聴契約するために,もはや通常のMLD又はIGMPの視聴契約要求を自己の接続ルータに送信することはなく,代わりに図5に示したメッセージEMR(LMD1i)のような要求又はメッセージを送信することが思い起こされる。
次に,本明細書で前述したように拡張局所同報通信を変換するために,帰属サイトの接続ルータ上に置かれたソフトウェアエージェント,すなわち図6aのサイトS上のエージェントALは,帰属サイトSと移動体ルータとの間にマルチキャスト通信を構築するよう指示する。
次に移動体ルータはこの新規なマルチキャスト通信に接続又は視聴契約し,次に関連する移動体ネットワークを介して,例えば元の局所同報通信形式でそれを再送信する。
図6a〜6cを参照し,局所同報通信の情報源SDはサイトS上にあることに注目されたい。3つの移動体ルータMR,MR,MRは,それぞれサイトS,S,Sにある在圏(visiting)ルータである。ALは帰属サイトの接続ルータRにあるソフトウェアエージェントを表し,上述の移動体ルータの移動性を管理するものである。AL,AL,ALは,移動体ルータMR,MR,MRにそれぞれ組み込まれたソフトエージェントを表し,対応する移動体IPネットワークに接続された移動体端末への同報ストリームを中継すると共に,移動シナリオにおけるマルチキャスト視聴契約を管理する役割を持つ。
図6a〜6cに示す種々のシナリオは次のとおりである。
移動体ネットワークMNの移動体端末Tは,アドレスがGである自己の帰属サイトSの局所同報通信に接続することを所望している。
移動体端末Tは,自己の既定ルータである移動体ルータMRにIGMP又はMLD要求を送信する。
「MLDプロキシ」又は「IGMPプロキシ}と呼ばれるMRの機能が,アドレスがGである自己の帰属サイトSの局所同報通信への接続手順を検索する。
移動体ルータMRは,本明細書で前述したように自己のコネクションを事前に見付け,同報マルチキャストアドレスが,帰属サイトSに限定された私的同報通信に対応することを判定している。
したがって移動体ルータは,MLD又はIGMPの接続要求メッセージではなく,メッセージEMR(LMD1i)を自己の帰属サイトSの接続ルータに組み込まれたソフトウェアエージェントALに送信する。上述のメッセージは,接続要求がされている同報アドレスGを含む。
のソフトウェアエージェントALはメッセージを受信し,移動体ルータMRを識別し,そして拡張マルチキャスト通信への接続オファーを送信する。拡張マルチキャスト通信のアドレスは,第2置換アドレスG,すなわち図5のアドレスGMD1gである。
このアドレスは,サイトS上の接続ルータRがその情報源であることが識別されている大域マルチキャスト通信に対応するアドレスである。
移動体ルータMRが接続オファーを送信した後,接続オファー受付がメッセージAAO(GMD1g)によって,MLD又はIGMPアドレス若しくは視聴契約メッセージを介してサイトSの接続ルータ及びソフトウェアエージェントALに送信される。次に対応する拡張マルチキャスト通信が相互接続ネットワークを介して伝ぱされる。
同時に,ソフトウェアエージェントALを収容するサイトSにおける接続ルータRは,それ自身がデータを受信するためにそのサイトに限定されているアドレスGの局所マルチキャスト通信に視聴契約する。接続オファー受付メッセージAAO(GMD1g)を受信した後,アドレスGの局所マルチキャスト通信のデータがアドレスGの大域マルチキャスト通信で利用できるようになり,それによって帰属サイトSの外部に送信される。
次にサイトSの在圏移動体ルータMRに組み込まれたソフトウェアエージェントALは,アドレスGの大域同報通信,すなわち拡張マルチキャスト通信を介して,アドレスGのサイトSの局所同報データを受信する。
次にソフトウェアエージェントALは,大域マルチキャストストリームを,移動体ネットワークMNを介して送信される局所変換マルチキャストストリームに変換する。移動体端末,特に移動体端末TはこのアドレスGの局所マルチキャスト通信を受信するが,それでもその実装メカニズムは,その移動体端末に完全に透過的である。
図6bを参照してここで,アドレスGのサイトSの同一の局所同報通信への接続を期待する,サイトSに在圏する移動体ネットワークMN上の移動体端末Tを考える。したがって端末Tは,自己の既定ルータである,図6bの移動体ルータMRにIGMP要求又はMLD要求を送信する。
前述の移動体ルータの「MLDプロキシ」機能又は「IGMPプロキシ」機能は,アドレスがGである帰属サイトSの同一の局所同報通信に接続しようとする。
移動体ルータMRは,自己の位置を事前に検出し,要求された同報通信のマルチキャストアドレスが,帰属サイトSに限定された同報通信に対応することを調べている。移動体ルータは,要求した同報通信が大域同報通信であるとき送信する,MLD又はIGMPの視聴契約メッセージではなく,あるメッセージを自己の帰属サイトの接続ルータ,すなわちルータRに組み込まれたソフトウェアエージェントALに送信する。このメッセージは当然,要求した同報通信のアドレスGを含む。
サイトSのソフトウェアエージェントALが上述の要求メッセージを受信する。移動体ルータMRが識別された後,移動体ルータに送信される応答は,大域同報通信アドレスGを伝送するために用いられる。対応する拡張マルチキャスト通信は既に進行中であるので,帰属サイトSの接続ルータRは,ほかの操作を行わない。
移動体ルータMRがこの応答を受信すると,移動体ルータは通常通り自己の帰属サイトの接続ルータRにMLD又はIGMPの視聴契約メッセージを送信して,アドレスGの大域マルチキャスト通信に接続する。アドレスGの大域マルチキャスト通信は,サイト相互接続ネットワーク上で既に進行中であるので,図6bに示すように大域マルチキャスト通信ツリーに新しい枝が生成される。そして次に移動体ルータMRは,アドレスGのサイトSの局所同報データを,拡張マルチキャスト通信,すなわちアドレスGの大域マルチキャスト通信を介して,アドレスGのサイトSの局所同報データを受信する。
次にサイトSの在圏移動体ルータMRに組み込まれたソフトウェアエージェントALは,アドレスGのサイトSの局所同報データをアドレスGの大域同報通信を介して受信し,そして次にアドレスGの大域同報データを,移動体ネットワークMNを介して,特に要求ユーザ端末Tへ送信するアドレスGの局所マルチキャスト通信に置く。
最後にここで図6を参照し,移動体ネットワークMNがサイトSに在圏し,アドレスGのサイトSの同一局所同報通信を視聴契約することを所望しているシナリオを考える。対応する移動体ルータMRは,接続要求を帰属サイトSのソフトウェアエージェントALに送信し,アドレスGの局所マルチキャスト通信が実行する拡張マルチキャスト通信を視聴契約し,そして前述のようにアドレスGの局所マルチキャスト通信を,移動体ネットワークMNを介して局所的に再送信する。すべての場合のマルチキャスト通信ツリー状態を図6cに示す。
このようにして,同報通信は,情報源すなわち同報サーバSDから端点受信器まで大域マルチキャスト通信のままであり,すなわち各移動体ルータMR,MR,MRは,ユニキャストトンネル,又はもちろん同報データの組織的複製も用いない。
したがって任意の移動体ネットワークの一部において要求の対象となっている各同報通信に対して,マルチキャスト通信ツリーが相互接続ネットワークの全体に生成される。
先行技術を示す図である。 先行技術を示す図である。 本発明の主題によって,移動体IPネットワーク上の少なくとも1つのユーザ移動体端末にマルチキャスト通信の方法を実現するために本質的なステップのフローチャートを示す図である。 図2aに示す本発明の主題である方法ステップの実現を詳細に示す図である。 永続IPアドレス及び一時IPアドレスを,企業の移動体ネットワークに関連する移動体ルータに割り当てる,先行技術における既知の処理を示す図である。 本発明の主題である方法を実現させる移動体IPネットワークに関連する移動体ルータのコネクションを見付ける処理を実現するフローチャートである。 図3bに示す位置情報処理が実行する比較ステップを実現する詳細なフローチャートである。 本発明の主題である方法を実現させる拡張マルチキャスト送信の独自の処理を示す図である。 サイトの局所マルチキャスト通信を,大域マルチキャスト通信又は移動体ルータの帰属組織の局所同報通信に変換する処理の実現を詳細に示す図である。 本発明の主題である方法を実現させる専用移動体ルータの機能モデル図である。 移動体IPネットワークに関連する移動体ルータの種々の接続位置に対応する,本発明の主題である方法を実現する種々のシナリオを示す図である。 移動体IPネットワークに関連する移動体ルータの種々の接続位置に対応する,本発明の主題である方法を実現する種々のシナリオを示す図である。 移動体IPネットワークに関連する移動体ルータの種々の接続位置に対応する,本発明の主題である方法を実現する種々のシナリオを示す図である。

Claims (12)

  1. 任意のユーザ端末の任意のマルチキャスト通信への接続要求を制御及び送信する機能を有する移動体ルータを介して,移動体IPネットワークの少なくとも1つのユーザ移動体端末へマルチキャスト通信を行う方法であって,前記移動体ルータが前記IPネットワークに接続した後,及びこの移動体ルータから自己の帰属サイトへ信号通知メッセージを送信した後に,
    前記帰属サイトにおける,
    自己の帰属サイト及び対応する自己の帰属組織に関連する前記移動体ルータの位置を,前記信号通知メッセージを用いて識別する識別ステップ,及び
    位置識別情報のアイテムを前記移動体ルータに送信する送信ステップ,
    並びに
    前記移動体ルータにおける,前記帰属サイトに向けられ,前記移動体端末の帰属サイト及び対応する帰属組織の局所マルチキャスト通信に関連するグループマルチキャスト通信への接続を要求する前記移動体IPネットワーク上の要求ユーザ移動体端末の任意の接続要求に対して,
    前記位置識別情報が,自己の帰属サイト及び対応する自己の帰属組織の外部にある移動体ルータへのコネクションを示すとき,前記接続要求を,前記局所マルチキャスト通信への接続を提供する拡張マルチキャスト通信への接続要求に置換するステップと,
    前記帰属サイトに前記拡張マルチキャスト通信への前記接続要求を送信するステップと,
    前記拡張マルチキャスト通信を前記移動体ルータにおいて受信し,局所変換マルチキャスト通信に変換するステップと,
    前記移動体IPネットワークを介して,前記局所変換マルチキャスト通信を少なくとも前記要求ユーザ移動体端末に送信するステップと,
    を少なくとも含むことを特徴とする方法。
  2. 前記帰属サイトにおいて実行される前記識別ステップ及び送信ステップを,前記移動体ルータの,自己の帰属サイト,自己の帰属組織,又は公衆インターネットに対するコネクション位置を表す位置変数を生成するために,前記移動体ルータにおいて,前記移動体ルータのコネクションを探索する手続を実行するステップによって置換することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記移動体IPネットワーク上の要求ユーザ移動体端末がマルチキャスト通信の第1アドレスのマルチキャスト通信への接続要求をしたとき,前記移動体ルータがこの接続要求を送信する前に,
    1)前記第1アドレスへ接続することによって提供されるマルチキャスト通信の種別を識別するステップと,
    2−1)前記第1アドレスが大域マルチキャスト通信のアドレスであるとき,前記移動体ルータが通常の接続要求メッセージを送信することによって,前記第1アドレスへの接続要求を直接送信するステップ,又は
    2−2)前記第1アドレスが前記要求ユーザ移動体端末の帰属組織の局所同報アドレスであるとき,前記位置変数を用いて前記移動体ルータのコネクション位置を識別するステップであって,このコネクション位置によって,
    A−1)前記移動体ルータが自己の帰属組織に属しているネットワークに接続されていることが分かったとき,通常の接続要求メッセージを送信することによって前記第1アドレスに対する接続要求を直接送信するステップ,又は
    A−2)前記移動体ルータが自己の帰属組織に属していないネットワークに接続されていることが分かったとき,前記移動体ルータから移動している移動体端末による接続を管理する前記要求ユーザ移動体端末の帰属サイトの計算機へ,前記移動体ルータの局所アドレスで接続可能な大域マルチキャスト通信の第2アドレスへの遠隔接続を要求するメッセージを送信し,前記移動体ルータが前記第2アドレスを受信した後に,前記第2アドレスから発せられる前記大域マルチキャスト通信ストリームを視聴契約するステップと,
    B)前記第2アドレスから受信した前記大域マルチキャスト通信ストリームを,前記第1アドレスで前記移動体IPネットワーク上で局所的に接続可能な局所変換マルチキャスト通信ストリームに変換するステップと,
    C)前記移動体ルータから少なくとも前記要求ユーザ移動体端末へ,前記局所変換マルチキャスト通信ストリームを送信するステップと,
    を含むステップと,を少なくとも含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1アドレスが,前記要求ユーザ移動体端末の帰属サイトの局所同報アドレスであるとき,前記位置変数を用いて前記移動体ルータのコネクション位置を識別するステップであって,このコネクション位置によって,
    1)前記移動体ルータが自己の帰属サイトに属しているネットワークに接続されているとき,通常の接続要求メッセージを送信することによって,前記第1アドレスに接続要求を直接送信するステップ,又は
    前記移動体ルータが,自己の帰属サイトに属していない別のネットワークに接続されていることが分かったとき,
    2−1)前記移動体ルータから移動する移動体端末の接続を管理する前記要求ユーザ移動体端末の帰属サイトの計算機へ,前記移動体ルータの位置アドレスで接続可能な大域マルチキャスト通信の第2アドレスへの遠隔接続を要求するメッセージを送信し,前記移動体ルータが前記第2アドレスを受信した後,前記第2アドレスから発せられる前記大域マルチキャスト通信ストリームを視聴契約するステップと,
    2−2)前記第2アドレスから受信した前記大域マルチキャスト通信ストリームを,前記第1アドレスで前記移動体IPネットワーク上で局所的に接続可能な局所変換マルチキャスト通信ストリームに変換するステップと,
    2−3)前記移動体ルータから少なくとも前記要求ユーザ移動体端末へ,前記局所変換マルチキャスト通信ストリームを送信するステップと,
    を含むステップ,
    を更に含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記移動体ルータが送信した遠隔接続要求メッセージは,大域マルチキャスト通信要求メッセージ,又は前記要求ユーザ移動体端末の帰属組織の局所マルチキャスト通信に対する局所マルチキャスト通信要求メッセージのいずれかによって形成される拡張マルチキャスト通信への接続要求とすることを特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
  6. 自己の帰属結合ネットワークの内部及び/又は外部で動作できる移動体ルータに対して,帰属結合サイトによって,この移動体ルータからこの帰属結合ネットワークに属しているサイトへの任意のネットワークコネクションの内部永続アドレスと,この端末からこの帰属組織に属している別のサイトへの任意のネットワークコネクションの内部一時アドレスと,が前記移動体ルータに割り当てられ,かつ,前記帰属組織に属さない任意の外部サイトによって,前記移動体ルータから前記外部サイトへの任意のネットワークコネクションの外部一時アドレスが前記移動体ルータに割り当てられ,前記の各アドレスは前記移動体ルータに対して位置参照子の役割をし,自己の帰属サイト及び対応する自己の帰属組織に関連する前記移動体ルータの位置を識別する前記識別ステップは,
    識別のために,前記位置参照子と,少なくとも,この帰属結合ネットワークに結合されこの帰属結合ネットワーク内で動作できる移動体ルータ集合に割り当てられた内部永続アドレス集合,及び前記帰属組織に属している別のサイトへの任意のコネクションのためにこの移動体ルータ集合に割り当てられた内部一時アドレス集合によって形成される集合のうち1つのアドレス値と,を比較するステップと,
    内部永続アドレス集合に前記位置参照子があったときは,前記移動体ルータから自己の帰属結合ネットワークへのコネクション,又は内部一時アドレス集合に前記位置参照子があったときは,前記ネットワーク移動体ルータから前記帰属組織に属している別のサイトへのコネクション,又は内部永続アドレス集合及び内部一時アドレス集合双方に前記位置参照子がなかったときは,前記ネットワーク移動体端末から前記帰属組織に属していない外部サイトへのコネクション,のいずれかを示す前記移動体ルータの位置識別情報を少なくとも確立するステップと,
    を少なくとも含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記移動体端末の帰属組織及び対応する帰属サイトの局所マルチキャスト情報通信であって,該局所マルチキャスト情報通信の第1アドレスに組み込まれた同報情報源によって生成された局所マルチキャスト通信を用いる拡張マルチキャスト通信への接続要求を送信する前記送信ステップは,
    前記移動体ルータから前記帰属サイトへ,少なくとも局所マルチキャスト情報通信の第1アドレス及び前記移動体ルータの識別符号を含む拡張マルチキャスト情報通信要求メッセージを送信するステップと,
    前記帰属サイトが前記移動体ルータを識別した後に,前記帰属サイトから前記移動体ルータへ,前記帰属サイトに同報情報源がある大域マルチキャスト情報通信の第2アドレスを少なくとも含む接続オファーメッセージを送信するステップと,
    前記移動体ルータが前記接続オファーメッセージを受信した後に,前記移動体ルータから前記帰属サイトへ,大域マルチキャスト情報通信の第2アドレスで同報する情報に接続するための接続オファー受付メッセージを送信するステップと,
    前記帰属サイトにおいて前記接続オファー受付メッセージが受信された後に,前記第1同報アドレスから前記第2同報アドレスへ,同報する情報を転送するステップと,
    局所マルチキャストモードにおいては前記第1アドレス下で同報し,大域マルチキャストモードにおいては前記第2アドレス下で同報する情報を前記サイト上で受信するために,前記第2アドレス下で同報する情報を大域マルチキャスト通信によって送信し,それによって前記移動体ルータが前記帰属サイト及び対応する前記帰属組織に属していないサイトに相互接続できるようにするステップと,
    を含むことを特徴とする請求項5又は6に記載の方法。
  8. 移動体ルータであって,該移動体ルータが管理する移動体IPネットワークに接続されている任意のユーザ移動体端末による接続要求を制御し,送信する機能を備え,この移動体IPネットワークは,この移動体IPネットワークと相互接続された少なくとも1つのユーザ移動体端末を含み,
    前記の要求ユーザ移動体端末が送信した任意のマルチキャスト通信への接続要求が要求するマルチキャスト通信の種別を識別する手段と,
    自己の帰属サイト及び対応する自己の帰属組織の外部にある移動体ルータのコネクションの位置変数によって,前記移動体端末の帰属サイト及び対応する帰属組織の局所マルチキャスト通信に関連する,前記帰属サイトのグループマルチキャスト通信への任意の接続要求を,前記局所マルチキャスト通信への接続を提供する拡張マルチキャスト通信への接続要求に置換する手段と,
    任意の受信拡張マルチキャスト通信を局所変換マルチキャスト通信に変換する変換手段と,
    を少なくとも含むことを特徴とする移動体ルータ。
  9. 前記受信拡張マルチキャスト通信を局所変換マルチキャスト通信に変換する前記変換手段は,大域マルチキャスト通信のアドレスを局所変換マルチキャスト通信のアドレスで置換する置換手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の移動体ルータ。
  10. 前記移動体ルータはIPメッセージを送信及び受信する手段を備え,前記の受信手段は少なくとも前記接続オファーメッセージ内の位置情報及び前記拡張マルチキャスト通信を受信することができ,前記の送信手段は少なくとも,前記拡張マルチキャスト情報通信要求メッセージと,前記接続オファー受付メッセージと,前記移動体IPネットワークを介した前記局所変換マルチキャスト通信ストリームと,を少なくとも前記要求ユーザ移動体端末に送信できることを特徴とする請求項8又は9に記載の移動体ルータ。
  11. 記憶媒体に記録され,ソフトウェアエージェントの形態で計算機によって実行可能なプログラムであって,
    位置識別情報を受信し,
    前記位置識別情報が,自己の帰属サイト及び対応する自己の帰属組織の外部にある移動体ルータへのコネクションを示すとき,IPネットワーク上の要求ユーザ移動体端末による接続要求を,局所マルチキャスト通信への接続を提供する拡張マルチキャスト通信への接続要求に置換し,
    前記帰属サイトに,前記拡張マルチキャスト通信への接続要求を送信し,
    前記拡張マルチキャスト通信を,前記移動体ルータにおいて受信し,局所変換マルチキャスト通信に変換し,
    前記モバイルIPネットワークを介して,前記局所変換マルチキャスト通信を少なくとも前記要求ユーザ移動体端末へ送信する,
    ように設定された少なくとも1つのソフトウェアモジュールを含むことを特徴とするプログラム。
  12. 前記の変換ソフトウェアモジュールは,大域マルチキャスト通信のアドレスを,局所変換マルチキャスト通信のアドレスで置換するための少なくとも1つの置換モジュールを含むことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
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