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JP4667212B2 - 動画像再生表示装置 - Google Patents
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Description

本発明は複数の動画像情報を記録している記録媒体からいずれかの動画像情報を読み出して再生表示する動画像再生表示装置に関し、特に複数の記録媒体を備えた動画像再生表示装置に関する。
近年、従来の磁気テープを使用するVTRに代わって、ランダムアクセスが可能なハードディスク(HDD),DVD,ブルーレイディスク(BD)等を記録媒体として使用する動画像再生表示装置が急速に普及している。このような動画像再生表示装置は通常は記録装置としての機能をも兼ね備えており、一般的にはTV放送の番組を動画像情報として記録媒体に記録し、再生することが可能な録画再生装置として利用されている。
また、上述のような装置は基本的には記録媒体としてHDDを備え、更に記録媒体としてのDVD及び/又はBDにも直接、またはHDDからのダビングにより動画像情報を記録し、再生することが可能である場合が多い。即ち、HDDを記録媒体とする録画再生装置ではHDD以外にもDVD及び/又はBD等の記録媒体を備えており、これらの複数の記録媒体のいずれかから動画像情報を再生することが可能である。
ところで、上述のような複数の記録媒体を備えた従来の装置では、それぞれの記録媒体に複数の動画像情報、具体的にはTV番組が録画されていることが一般的である。しかし、複数の記録媒体に記録されている複数の動画像情報の内のいずれかをユーザが再生させたい場合、従来は記録媒体を指定し、更にその記録媒体に記録されている複数の動画像情報を何らかの方法で指定する必要があった。たとえば、一つの記録媒体に記録されている複数の動画像情報それぞれを特定する特定情報としてのタイトルを文字情報で一覧表示させるか、各動画像情報の内容を示す静止画像又は動画像のサムネイルを特定情報として表示させ、ユーザがそれらの内からいずれか一つを指定する必要があった。
ところで、従来は動画像情報の内容を示す文字情報又はサムネイルのいずれであっても、ユーザは一覧表示からいずれかを選択して再生させる必要があった。従って、実際に再生された動画像情報がユーザが望んでいるものとは異なる場合には、ユーザは再生を停止させた後に記録媒体の選択を再度行ない、選択された記録媒体に記録されている複数の動画像情報を特定するための文字情報又はサムネイルの一覧を再度表示させ、希望する動画像情報の選択をしなおす必要があった。このため、ユーザが望む動画像情報が実際に再生されるまでには煩瑣な操作を反復する必要があると共に、かなりの時間を要する場合があった。
このような事情からたとえば特許文献1に示されているように、動画像情報のタイトル情報の一覧と、この一覧上で指定されているタイトル情報で特定される動画像情報の動画のサムネイルとを並列して表示し、タイトル情報の一覧上で異なるタイトル情報が指定された場合には新たに指定されたタイトル情報に応じた動画像情報の動画のサムネイルが表示されるようにした発明が知られている。
特開2003−61039号公報
ところで、上述した特許文献1が開示している従来技術では、指定されたタイトル情報に応じてサムネイルが表示され、また複数の記録媒体が備えられている場合にはそれらの内の一つの記録媒体に関してタイトル情報の一覧及び動画サムネイルが表示される。従って、近年急速に普及している大画面のTVモニタではそれほどには問題にならないかもしれないが、比較的小型の画面のTVモニタではサムネイルが小さすぎて、ユーザがその内容を確認し難い可能性がある。また、複数の記録媒体が備えられている場合にそれらの内の一つのみに関してタイトル情報の一覧とサムネイルとが表示されるのでは、ユーザが望む動画像情報を記録媒体を指定した上でないと見付けることができない。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、従来のこの種の装置に比して目的の動画像情報をより容易に見付けることが可能であり、また複数の記録媒体が備えられている場合にも個々の記録媒体毎に動画像情報を探す必要がない動画像再生表示装置の提供を目的とする。
上述の課題を解決するために本発明は端的には、第1に、記録媒体に記録されている動画像情報を特定する特定情報としてのタイトル情報の一覧をサムネイルと並列表示するのではなく、全画面表示された再生画像上に重畳して表示する構成を採る。これにより、画面が比較的小さなTVモニタであっても選択されているタイトル情報で特定される動画像情報の内容をユーザが容易に確認することが可能になる。
また、第2に、表示装置(たとえばTVモニタ等)の画面を複数の表示領域に分割し、各表示領域それぞれに複数の記録媒体それぞれを対応させ、各表示領域にはそれぞれに対応する記録媒体に記録されている複数の動画像情報を特定するタイトル情報の一覧と指定されているタイトル情報で特定される動画像情報のサムネイルとをそれぞれ表示する構成を採る。これにより、ユーザは複数の記録媒体に記録されている複数の動画像情報を、記録媒体の切り換えを行なわずとも同一の画面で確認し、選択することが可能になる。
更に、第3に、表示装置の画面を複数の表示領域に分割し、それぞれに異なる記録媒体に記録されている動画像情報を特定するタイトル情報の一覧とこの一覧上で選択されている動画像情報の内容をサムネイルで表示したのでは個々の表示領域に表示されるサムネイルが小さくならざるを得ないので、各表示領域に動画像情報を全画面表示し、これにタイトル情報の一覧を重畳表示する構成を採る。これにより、表示装置の画面が複数に分割された個々の表示領域に表示される動画像情報の内容をユーザが容易に確認することが可能になる。
本発明に係る動画像再生表示装置は、複数の動画像情報を少なくともそれぞれを特定する画像特定情報を含めて記録する複数の記録媒体を備え、これらの複数の記録媒体それぞれに記録されている複数の動画像情報の内の再生が指示された画像特定情報で特定される動画像情報を前記複数の記録媒体のいずれかから読み出して表示画面に再生表示させる動画像再生表示装置において、前記複数の記録媒体それぞれに記録されている動画像情報の再生表示を開始させるための再生開始指示を受け付ける再生開始指示受付手段と、該再生開始指示受付手段が再生開始指示を受け付けた場合に、前記複数の記録媒体それぞれに記録されている複数の動画像情報の内の所定の条件の動画像情報それぞれを前記複数の記録媒体それぞれに割り当てて前記表示画面を分割した表示領域にそれぞれ再生表示させる再生開始手段と、前記再生開始指示受付手段が再生開始指示を受け付けた場合に、前記複数の記録媒体それぞれに記録されている複数の動画像情報それぞれを特定する画像特定情報の一覧を、前記表示画面の前記複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域にそれぞれ表示させる画像特定情報表示手段と、該画像特定情報表示手段により前記表示画面の前記複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域に表示された画像特定情報の一覧の内のいずれか一つの選択を受け付ける選択受付手段と、該選択受付手段が選択を受け付けた画像特定情報で特定される動画像情報を該動画像情報が記憶されている記録媒体から読み出させ、該記録媒体に割り当てられている前記表示画面の表示領域に再生表示させる選択画像再生手段と、前記選択受付手段が選択を受け付けた画像特定情報で特定される動画像情報の再生の指示を受け付ける再生指示受付手段とを備え、前記再生指示受付手段が再生の指示を受け付けた場合に、前記画像特定情報表示手段は画像特定情報の表示を消去し、前記選択画像再生手段は表示中の動画像情報を前記表示画面に全画面表示で再生表示するようにしてあることを特徴とする。
このような本発明に係る動画像再生表示装置では、再生指示受付手段が再生の指示を受け付けた場合に、画像特定情報表示手段により画像特定情報の表示が消去され、選択画像再生手段により表示中の動画像情報が表示画面に全画面表示で再生表示される。
また本発明に係る動画像再生表示装置は上記の動画像再生表示装置の発明において、前記画像特定情報表示手段は、前記複数の記録媒体それぞれに記録されている複数の動画像情報それぞれを特定する画像特定情報の一覧を、前記表示画面の前記複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域に再生表示される動画像情報に重畳して表示させるようにしてあることを特徴とする。
このような本発明に係る動画像再生表示装置では、上記の動画像再生表示装置の発明において、複数の記録媒体それぞれに記録されている複数の動画像情報それぞれを特定する画像特定情報の一覧が表示画面の複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域に再生表示される動画像情報に重畳して表示される。
また本発明に係る動画像再生表示装置は前記の動画像再生表示装置の発明において、前記再生開始手段又は前記選択画像表示手段と前記画像特定情報表示手段とは、動画像情報と画像特定情報の一覧とを前記表示画面の前記複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域内で重畳しないように表示するようにしてあることを特徴とする。
このような本発明に係る動画像再生表示装置では、上記の動画像再生表示装置の発明において、動画像情報と画像特定情報の一覧とが表示画面の複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域内で重畳しないように表示される。
また本発明に係る動画像再生表示装置は上記のいずれか一つの動画像再生表示装置の発明において、前記複数の記録媒体それぞれに記録されている動画像情報にはそれぞれの記録開始及び終了時刻が付属情報として含まれており、また再生された場合には再生終了時刻が付属情報として含まれており、前記再生開始手段により前記表示画面に再生表示される所定の条件の動画像情報は、前記複数の記録媒体それぞれに記録されている未再生の動画像情報の内の記録終了時刻が最も遅い動画像情報の記録終了時刻と前回再生された動画像情報の再生終了時刻との内のより遅い時刻の方の動画像情報であることを特徴とする。
このような本発明に係る動画像再生表示装置では、上記のいずれか一つの動画像再生表示装置の発明において、複数の記録媒体それぞれにおいて、記録されている未再生の動画像情報の内の記録終了時刻が最も遅い動画像情報の記録終了時刻と前回再生された動画像情報の再生終了時刻との内のより遅い時刻の方の動画像情報が表示画面のそれぞれの表示領域に再生表示される。
また本発明に係る動画像再生表示装置は上記のいずれか一つの動画像再生表示装置の発明において、前記画像特定情報表示手段は、前記表示画面に前記複数の記録媒体毎に表示された画像特定情報の一覧の内の、前記再生開始手段により前記表示画面に再生表示された動画像情報に含まれる画像特定情報を他の画像特定情報とは異なる状態で表示させ、前記選択画像受付手段が画像特定情報の選択を受け付けた場合には、選択が受け付けられた画像特定情報を前記異なる状態で表示させるようにしてあることを特徴とする。
このような本発明に係る動画像再生表示装置では、上記のいずれか一つの動画像再生表示装置の発明において、表示画面の複数の記録媒体それぞれに対応する表示領域に表示された画像特定情報の一覧の内の再生開始手段により表示画面に再生表示された動画像情報に含まれる画像特定情報が他の画像特定情報とは異なる状態で表示され、選択受付手段が画像特定情報の選択を受け付けた場合には、選択が受け付けられた画像特定情報が同様に異なる状態で表示される。
発明に係る動画像再生表示装置によれば、複数の記録媒体に記録されている複数の動画像情報のそれぞれを特定する画像特定情報の一覧が、表示画面を各記録媒体に対応して分割した各表示領域に、再生表示されている画像上と共に表示され、画像特定情報が選択された場合にはそれによって特定される動画像情報が再生表示される。そして、再生指示受付手段が再生の指示を受け付けた場合に、画像特定情報表示手段により画像特定情報の表示が消去され、選択画像再生手段により表示中の動画像情報が表示画面に全画面表示で再生表示される。従って、ユーザは複数の記録媒体に記録されている動画像情報の内から視聴したい動画像情報を同一の画面で再生表示させつつ、再生の停止、選択、再度の再生開始という操作を行なうことなしに確認しつつ選択することが可能になる。
また本発明に係る動画像再生表示装置によれば上記の動画像再生表示装置の発明において、複数の記録媒体それぞれに記録されている複数の動画像情報それぞれを特定する画像特定情報の一覧が表示画面の複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域に再生表示される動画像情報に重畳して表示される。従って、ユーザは比較的大きく再生表示される動画像情報を確認することが可能になる。
また本発明に係る動画像再生表示装置によれば上記の動画像再生表示装置の発明において、動画像情報と画像特定情報の一覧とが表示画面の複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域内で重畳しないように表示される。従って、ユーザは比較的小さいが、他の情報が重畳して表示されない状態で再生表示される動画像情報を確認することが可能になる。
また本発明に係る動画像再生表示装置によれば上記のいずれか一つの動画像再生表示装置の発明において、複数の記録媒体それぞれにおいて、記録されている未再生の動画像情報の内の記録終了時刻が最も遅い動画像情報の記録終了時刻と前回再生された動画像情報の再生終了時刻との内のより遅い時刻の方の動画像情報が表示画面のそれぞれの表示領域に再生表示される。従って、複数の記録媒体それぞれにおいて新たな動画像情報が記録されていない場合には前回再生していた動画像情報が、新たな動画像情報が記録されている場合にはその動画像情報がそれぞれ初期表示用の動画像情報として選択されるので、ユーザにとっては視聴したい動画像情報をその時点で直ちに選択出来る可能性が高い。
また本発明に係る動画像再生表示装置によれば上記のいずれか一つの動画像再生表示装置の発明において、表示画面の複数の記録媒体それぞれに対応する表示領域に表示された画像特定情報の一覧の内の再生開始手段により表示画面に再生表示された動画像情報に含まれる画像特定情報が他の画像特定情報とは異なる状態で表示され、選択受付手段が画像特定情報の選択を受け付けた場合には、選択が受け付けられた画像特定情報が同様に異なる状態で表示される。従って、ユーザは現在再生表示されている動画像情報の特定情報、たとえばタイトル等を容易に知ることが可能である。
以下、本発明に係る動画像再生表示装置(本発明装置)について、その一実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては本発明の一実施の形態として、記録媒体としてハードディスク(HDD)とブルーレイディスク(BD)とを備えた例について説明するが、他の記録媒体同士の組み合わせでもよいことはいうまでもなく、また、2個の記録媒体の組み合わせに限らず、3個以上の記録媒体を備えている場合にも本発明を適用することが可能であることもいうまでもない。
図1は本発明に係る動画像再生表示装置1を、一般的なTV放送を録画し、再生することが可能な録画再生装置として実現した場合の構成例を示すブロック図である。なお、この動画像再生表示装置1は、予めファームウェア等の形でインストールされた制御プログラムに従って動作するシステム制御部18により全体が制御される。
図1において、参照符号11はアンテナ端子であり、図示しないTV放送の受信用のアンテナ(地上アナログ,地上デジタル,BS,CS放送等の少なくとも一つを受信可能)に接続される。このアンテナ端子11にはチューナ部12が接続されている。チューナ部12は本発明装置全体を制御するシステム制御部18から与えられる指示に応じたチャネルの電波からTV信号(画像信号及び音声信号)を抽出して後述するグラフィックコントローラ17と、第1,第2エンコード部131,132とへ出力する。
第1エンコード部131はチューナ部12から与えられたTV信号(画像信号及び音声信号)を第1記録媒体(本実施の形態ではHDDとする)に記録するためのフォーマットのデータにエンコードして第1リード/ライト制御部141へ出力する。また、第2エンコード部132はチューナ部12から与えられたTV信号(画像信号及び音声信号)を第2記録媒体(本実施の形態ではBDとする)に記録するためのフォーマットのデータにエンコードして第2リード/ライト制御部142へ出力する。
第1リード/ライト制御部141は第1エンコード部131でエンコードされたデータをシステム制御部18からライト命令が与えられている場合に第1記録媒体151に動画像情報として書き込み、最終的に一単位の動画像ファイルとして記録する。なお、以下においては動画像情報は音声情報も含んでいるものとする。また、第2リード/ライト制御部142は第2エンコード部132でエンコードされたデータをシステム制御部18からライト命令が与えられている場合に第2記録媒体152に動画像情報として書き込み、最終的に一単位の動画像ファイルとして記録する。なお、この種の装置では同一のTV信号は通常はいずれか一方の記録媒体151又は152にのみ記録することが可能である。但し、チューナ部12を複数備え、同一の記録媒体151又は152に対して異なる異なるチューナ部からの異なるTV信号(異なるチャネルの番組)を同時に記録することも、また異なるTV信号をそれぞれ異なる記録媒体に記録することも可能な構成を採ることもできる。
上述のようにして両記録媒体151,152に記録された動画像ファイルはそれぞれが記録媒体に記録される際に適宜のタイトル情報(以下、タイトルという)、たとえば番組のタイトル(その他、チャンネル情報,放送日時等)を文字情報で取得可能なデジタルTV放送等では番組のタイトルの文字情報をタイトルとして、番組のタイトルを文字情報で取得できない場合はたとえば記録(録画)開始時刻(年月日時分秒)のデータをタイトルとして、それぞれ動画像ファイルに付属情報として含んでいる。なお、ユーザが適宜の操作により各動画像ファイルにタイトルを付与することも勿論可能である。また、付属情報としては上記の情報の他に、各動画像ファイルの記録が終了した時刻、各動画像ファイルが再生された場合の再生終了時刻等も含まれる。
従って、システム制御部18からたとえば第1記録媒体151に記録されている動画像ファイルを特定するタイトルが第1リード/ライト制御部141にリード命令と共に与えられることにより、その動画像ファイルが第1記録媒体151から第1リード/ライト制御部141により読み出されて第1デコード部161に与えられる。また、システム制御部18から第2記録媒体152に記録されている動画像ファイルを特定するタイトルが第2リード/ライト制御部142にリード命令と共に与えられることにより、その動画像ファイルが第2記録媒体152から第2リード/ライト制御部142により読み出されて第2デコード部162に与えられる。
第1デコード部161は第1記録媒体151に記録するためのフォーマットにエンコードされていた動画像ファイルのデータをデジタルの画像データ及び音声データに復元してグラフィックコントローラ17に与える。また、第2デコード部162は第2記録媒体152に記録するためのフォーマットにエンコードされていた動画像ファイルのデータをデジタルの画像データ及び音声データに復元してグラフィックコントローラ17に与える。なお、グラフィックコントローラ17には前述したようにチューナ部12からも直接TV信号が与えられている。
グラフィックコントローラ17はシステム制御部18から与えられる命令に従って、チューナ部12,第1デコード部161,第2デコード部162から入力される画像データ及び音声データを選択的にモニタ20へ出力してその表示画面に画像を再生表示させる。なお、チューナ部12から直接与えられるTV信号がアナログ信号である場合は、グラフィックコントローラ17においてデジタルの画像データ及び音声データに変換される。また、図1においては音声を再生するためのスピーカ等については公知の技術であるので省略している。更に、図1にはモニタ20が備えられているような構成を示しているが、モニタ20は本来は本発明装置には含まれておらず、たとえばTV受像機のモニタ、独立したモニタに接続されていればよく、更にはモニタに代えてプロジェクタが接続されていてもよい。
システム制御部18にはユーザインタフェイス部19が接続されている。このユーザインタフェイス部19はたとえば録画再生装置1に付属する操作パネルであってもよいし、操作パネルと少なくとも同等の機能を有するリモートコントロール装置であってもよいし、両者を備える構成であってもよい。また、動画再生表示装置1がたとえばパーソナルコンピュータに組み込まれているような場合には、ユーザインタフェイス部19はキーボード及びマウスであってもよい。要するに、ユーザインタフェイス部19はユーザの意思をシステム制御部18に指示する機能を有していればよい。
ところで、グラフィックコントローラ17は上述したような3系統の信号(画像データ及び音声データ)を選択的にモニタ20(及びスピーカ)へ出力する処理のみならず、システム制御部18による制御に応じて、3系統の入力信号に対して詳細は後述するが、たとえば複数系統の入力信号をモニタ20に同時に表示したり(即ち、モニタ20の画面に複数の動画像を表示したり)、種々のOSD表示を行なったり、等の種々の加工を行なうことが可能である。勿論、その際のシステム制御部18による制御はユーザインタフェイス部19を通じて入力されるユーザの指示を反映していることはいうまでもない。また、グラフィックコントローラ17にはOSD用データメモリ170が接続されている。このOSD用データメモリ170には、グラフィックコントローラ17へ入力される信号に対してグラフィックコントローラ17が種々の加工を行なう際に必要な図形,文字フォント等のデータが予め記憶されている。
図2はユーザインタフェイス部19としてのリモートコントロール装置(以下、リモコン装置30という)に備えられた各種のボタン,スイッチ等の配置状態を示す模式図である。なお、以下においてはユーザインタフェイス部19としてはリモコン装置30を使用する例について説明するが、ユーザインタフェイス部19は本発明装置に併設されている操作パネルであってもよいし、そのような操作パネルとリモコン装置30との双方で同一の操作が行なえる構成であってもよい。
リモコン装置30には、録画再生装置1の電源をオン/オフする電源ボタン31,両記録媒体151,152に記録されている動画像ファイルのリストを表示させるための録画リストボタン32,第1記録媒体151であるHDDを指定するためのHDDボタン33,第2記録媒体であるBDを指定するためのBDボタン34,TVのチャンネルを切り換えるための「1」〜「12」までの数字ボタンが配列されたチャネルボタン35,モニタ20の表示画面上で位置指定を行なうための十字キー36,この十字キー36によりモニタ20の表示画面上で位置指定(選択)されているタイトル等の選択の決定を指示するための決定キー37,各記録媒体151,152に記録されている動画像ファイルの再生表示を指示する再生キー39,再生中の動画像ファイルの早戻しを指示する早戻しキー38,同早送りを指示する早送りキー40,同一時停止させる一時停止キー41,同停止させるための停止キー42,同チャプタ単位で再生位置をジャンプさせるジャンプキー43及び44等が配置されている。
次に、上述のような構成の録画再生装置の動作について、図3以下のシステム制御部18による制御手順を示すフローチャート及びモニタ20の表示画面を示す模式図を参照して以下に説明する。まず図3及び図4に分割して示したシステム制御部18による制御手順のメインルーチンを示すフローチャートを参照して、録画再生装置の動作について説明する。
なお、録画再生装置1には主電源がオフであっても常時待機電力が供給されており、これによってシステム制御部18は最低限の制御を常時行なっている。システム制御部18はリモコン装置30の電源ボタン31がオン操作されて録画再生装置1の主電源がオンされるまで待機している(ステップS11でNO)。主電源がオンされると(ステップS11でYES)、システム制御部18は主電源が前回オフされた時点でチューナ部12が選択していたチャネルをそのまま選択させることにより、そのチャネルのTV信号をグラフィックコントローラ17からモニタ20にそのまま表示させる(ステップS12)。
この後、システム制御部18は何らかの指示があるまで待機する状態になる。具体的には、再生指示があったか否か(ステップS13)、再生指示がない場合には(ステップS13でNO)、他のたとえばチャネルの変更指示等があったか否か(ステップS14)、を監視している。チャネル変更等の他の指示があった場合(ステップS13でNO,ステップS14でYES)、システム制御部18はその指示を実行する(ステップS15)。
再生指示があった場合(ステップS13でYES)、具体的にはリモコン装置30の再生ボタン39又は録画リストボタン32が操作された場合、システム制御部18はグラフィックコントローラ17に指示を与えることにより、図5にその模式図を示すようなタイトル選択画面の初期画面をモニタ20に表示する(ステップS16)。
図5に示すように、タイトル選択画面の初期画面には、モニタ20の表示画面20Sの上端部の左右方向全体に「録画リスト」の表示であることを示すメッセージ欄200が表示され、その下側の部分が左右方向に二分割されたそれぞれには第1の記録媒体151であるHDD用の表示領域(以下、HDD用表示領域210という)と、第2の記録媒体152であるBD用の表示領域(以下、BD用表示領域220という)とが設定されている。両表示領域210,220の画面構成は基本的には同一である。即ち、両表示領域210,220は、記録媒体の種類を示す媒体名表示領域201,202がそれぞれの上端に、両記録媒体151,152にそれぞれ複数が記録されている動画像ファイルの内の所定の動画像ファイルが再生表示されるサムネイル表示欄211,221、リモコン装置30の操作の案内が表示される操作ガイド表示欄212,222、それぞれの記録媒体(HDD,BD)151,152に記録されている動画像ファイルを特定するための文字情報、具体的にはタイトルの一覧を文字表示するタイトルリスト表示欄213,223等で構成されている。
図6はステップS16のタイトル選択画面の初期画面をモニタ20に表示するためのシステム制御部18によるサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。まず、システム制御部18はグラフィックコントローラ17に指示を与えてタイトル選択画面を表示するために必要なデータをOSD用データメモリ170から読み込む(ステップS41)。なお、以下においては必要に応じてOSD用データメモリ170からOSD用のデータがグラフィックコントローラ17により適宜読み出されてタイトル選択画面の表示に利用される。
次にシステム制御部18はグラフィックコントローラ17に指示を与えて、上述のようにしてOSD用データメモリ170から読み出されたデータを使用してタイトル選択画面を構成させ、各表示欄をモニタ20に表示させる(ステップS42)。次にシステム制御部18は、両記録媒体151,152それぞれにおいて、サムネイルを表示するための所定の、即ち初期表示用の動画像ファイルを選択する。具体的には、それぞれの記録媒体151,152において、未再生、即ち一度も再生されたことがない動画像ファイルの内の記録終了時刻が最も遅い動画像ファイルの記録終了時刻と、前回再生された動画像ファイルの再生終了時刻とを比較し、それらの内のより遅い時刻の方の動画像ファイルを初期表示用の動画像ファイルとして選択する(ステップS43)。
次にシステム制御部18は、両記録媒体151,152それぞれにおいて選択された初期表示用の動画像ファイルをグラフィックコントローラ17に指示を与えて、それぞれの表示領域210,220のサムネイル表示欄211,221にサムネイルで再生表示させる(ステップS44)。そしてシステム制御部18は初期表示用の動画像ファイルのタイトルを基準として所定数のタイトルをそれぞれの記録媒体151,152から読み出し、グラフィックコントローラ17に指示を与えて、両表示領域210,220のタイトルリスト表示欄213,223に表示させる(ステップS45)。なおこの際、両表示領域210,220のタイトルリスト表示欄213,223にそれぞれ表示されているタイトルの内の初期表示用の動画像ファイル、換言すればそれぞれのサムネイル表示欄211,221に再生表示されている動画像ファイルのタイトルが強調表示される(ステップS46)。
次に、システム制御部18はグラフィックコントローラ17に指示を与えて、通常録画用として設定されている記録媒体151(又は152)用のHDD用表示領域210(又はBD用表示領域220)が選択されているとして強調表示させると共に、選択されている記録媒体であるHDD(又はBD)用の操作ガイドを選択されているHDD用表示領域210(又はBD用表示領域220)の操作ガイド表示欄212(又は222)に表示させる(ステップS47)。またシステム制御部18はグラフィックコントローラ17に指示を与えて、通常録画用として設定されていない方の記録媒体152(又は151)用の表示領域220(又は210)の操作ガイド表示欄222(又は212)に、選択されていない記録媒体用の操作ガイドを表示させる(ステップS48)。以上により図5に示すようなタイトル選択画面の初期画面が表示される。
図5に示す状態は、一例としてユーザが通常録画用に使用する記録媒体を第1記録媒体151であるHDDに設定している場合の初期画面である。この場合、メッセージ欄200に、HDDが選択されていること、リモコン装置20のBDボタン34の操作によって第2記録媒体152であるBDが選択されることがメッセージとして表示されている。このように第1記録媒体151であるHDDが選択されている場合には、両媒体名表示領域201,202の内の選択されている方の媒体名「HDD」の表示欄201が強調表示される。勿論、言うまでもないが第2記録媒体152であるBDが選択されている場合には媒体名「BD」の表示欄202が強調表示される。
また、両サムネイル表示欄211,221には、それぞれの記録媒体151(HDD),152(BD)に記録されている複数の動画像ファイルの内の所定の動画像ファイルが初期表示用の動画像ファイルとして縮小されて動画像のサムネイルで再生表示される。いずれの動画像ファイルがそれぞれのサムネイル表示欄211,221に表示されているか、換言すればいずれの動画像ファイルが選択されているかはそれぞれのタイトルリスト表示欄213,223に表示されているタイトルリストの内の強調表示されているタイトルで示される。
なお、図5に示すタイトル選択画面の初期画面においては両サムネイル表示欄211,221に前述したようにそれぞれ初期表示用の動画像ファイルのサムネイルが表示される。より具体的には、前回再生していた動画像ファイルの再生が終了した時刻以後に記録が終了した未再生の動画像ファイルが有る場合はその未再生の動画像ファイルが最初から再生される。一方、前回再生していた動画像ファイルの再生が終了した時刻以後に記録が終了した未再生の動画像ファイルが無い場合は前回再生していた動画像ファイルが前回の再生が終了した時点から(最後まで再生されていた場合は最初から)再生される。
ところで、タイトルリスト表示欄213,223に表示可能なタイトルリストの数には限度があるので、サムネイル表示欄211,221に再生表示される動画像ファイルのタイトルが上端に位置されて強調表示され、他のタイトルはたとえば記録開始時刻の順に所定数のみが表示される。なお、タイトルリスト表示欄213,223に表示されていないタイトルに関しては上下方向のスクロール表示が可能である。
選択されている第1記録媒体151(HDD)のHDD表示領域210の操作ガイド表示欄212には、強調表示により選択されていることが示されているタイトルの動画像ファイルがリモコン装置30の再生ボタン39の操作(再生指示の操作)により全画面表示されること、タイトルリスト表示欄213内で強調表示により選択されていることが示されているタイトルを十字キー36の上下のキーの操作により変更することが可能であること、リモコン装置30の録画リストボタン32を操作すればこのタイトル選択画面(録画リスト)の表示を終了すること等の案内が表示されている。また、選択されていない第2記録媒体152(BD)のBD表示領域220の操作ガイド表示欄222には、リモコン装置30のBDボタン34の操作により記録媒体の選択をHDDからBDへ切り換えられることの案内が表示されている。
以上のようにしてタイトル選択画面の初期画面が表示されると、システム制御部18は内蔵タイマの計時値をリセットし(ステップS17)、媒体の切り換え(選択の変更)の指示が有ったか否かを判断する(ステップS18)。たとえば、図5に示されている状態ではHDD(第1記録媒体151)が選択されているが、その状態からBD(第2記録媒体152)に選択が切り換えられたと判断された場合(ステップS18でYES)、システム制御部18はグラフィックコントローラ17に指示を与えることにより、新たに選択された方の表示領域(この場合はBD用表示領域220)を強調表示させる(ステップS19)。この際もシステム制御部18は内蔵タイマの計時値をリセットする(ステップS20)。これは、ユーザが何らかの操作を行なう都度、その時点からの経過時間を計時するためである。
なお、上述のようにして媒体の選択が切り換えられた場合、たとえば図5に示すHDDが選択されている状態からBDが選択されている状態に切り換えられた場合には、新たに選択されたBD用表示領域220の表示状態が図5に示すHDD用表示領域210と同様の表示状態になり、逆に選択が解除されたHDD用表示領域210の表示状態が図5に示すBD用表示領域220と同様の表示状態になる。
次に、媒体が切り換えられたか否かには拘わらず、システム制御部18はタイトルの選択が行なわれたか否かを判断する(ステップS21)。即ち、システム制御部18はリモコン装置30の十字キー36の上方向(又は下方向)キーが操作された場合(ステップS21でYES)、選択されている表示領域210又は220のタイトルリスト表示欄213又は223において選択されている(強調表示されている)タイトルの上(又は下)に表示されているタイトルが選択されたとして受け付け、強調表示する(ステップS22)。この際もシステム制御部18は内蔵タイマの計時値をリセットする(ステップS23)。これは、ユーザが何らかの操作を行なう都度、その時点からの経過時間を計時するためである。
次に、タイトルの選択が行なわれたか否かには拘わらず(ステップS21でNOの場合,又はS23の処理後)、システム制御部18は再生指示が行なわれたか否かを判断する(ステップS24)。即ち、システム制御部18はリモコン装置30の再生キー39が操作された場合(ステップS24でYES)、選択されている表示領域210又は220のタイトルリスト表示欄213又は223において選択されている(強調表示されている)タイトルで特定される動画像ファイルの再生指示を受け付け、再生が指示された動画像ファイルを記録媒体151又は152から読み出し、グラフィックコントローラ17に指示を与えてモニタ20の画面20Sに全画面表示で再生させる(ステップS27)。
以上により、ユーザはモニタ20にタイトル選択画面が表示されていない状態、たとえばTV放送が表示されている状態において再生キー39又は録画リストボタン32を操作することにより図5に示すようなタイトル選択画面の初期画面を表示させることができる。そしてユーザは、希望する、即ち視聴したい動画像ファイルが初期画面で選択されていない方の記録媒体に記録されていることが判明している場合にはリモコン装置30のBDボタン34又はHDDボタン33の操作により記録媒体の選択、即ちHDD用表示領域210が選択されている場合はBD用表示領域220へ、又はその逆に選択を切り換える。ユーザは選択した表示領域210又は220のタイトルリスト表示欄213又は223に一覧表示されているタイトルから希望するタイトルをリモコン装置30の十字キー36の上方向又は下方向キーを操作して選択する。このようにしてユーザが希望するタイトルを選択するとそのタイトルが強調表示されると共に、そのタイトルで特定される動画像ファイルのサムネイルがサムネイル表示欄211又は221に表示される。
換言すれば、ユーザがリモコン装置30の十字キー36の上方向キー又は下方向キーを操作することにより、タイトルリスト表示欄213又は223に一覧表示上されているタイトル上で強調表示が上方向又は下方向に順次的に移動し、強調表示されているタイトルで特定される動画像ファイルの内容がサムネイルで表示される。従って、ユーザは、希望する動画像ファイルのタイトルが不明な場合でも、あるいは暇潰しにいずれかの動画像ファイルを視聴するような場合でも、一覧表示されたタイトル上で強調表示を順次的に移動させつつ、サムネイルの内容を確認することによって希望する動画像ファイルを容易に見付けることが可能である。
ユーザはこのようにしてサムネイル表示欄211又は221に表示されるサムネイルで動画像ファイルの内容を確認し、もし一方の記録媒体に希望する動画像ファイルが記録されていない場合には、モニタ20の同一の画面に表示されている他方の記録媒体用の表示領域に選択を切り換えることにより、他方の記録媒体から希望する動画像ファイルを見付けることが可能である。従来は一旦動画像ファイルの再生を開始した後にそれがユーザが希望しないものであると判明した場合には、ユーザは再生を停止した後に録画リストを再度一覧表示して選択をやり直す必要があった。特に、複数の記録媒体が備えられている場合には記録媒体の選択の切り換えも行なう必要があった。しかし、本発明装置では上述のように、ユーザは、希望する動画像ファイルを見付けるために選択、再生、停止、再選択を反復する必要が無く、更に複数の記録媒体が備えられている場合にもモニタの画面上でそれぞれの記録媒体用の表示領域の選択を切り換えるのみでよい。
なお、先のステップS24において再生の指示が無い場合は(ステップS24でNO)、システム制御部18は内部タイマの計時値が所定値に達しているか、即ちタイムアップしたか否かを判断する(ステップS25)。タイムアップしていない場合(ステップS25でNO)、システム制御部18は処理をステップS18へ戻す。タイムアップしている場合(ステップS25でYES)、システム制御部18はその時点、即ちタイムアップした時点で選択されている(強調表示されている)タイトルで特定される動画像ファイルを記録媒体151又は152から読み出し、グラフィックコントローラ17に指示を与えてモニタ20の画面に全画面表示で再生する(ステップS26)。
従って、タイトル選択画面が表示されている状態でユーザが何等の操作も行なわないままに所定時間が経過すると、その時点で選択されているタイトルで特定される動画像ファイルが自動的にモニタ20に全画面表示で再生される。
いずれにしろ、いずれかの記録媒体151又は152に記憶されている動画像ファイルがモニタ20の画面に全画面表示で再生され始めると、システム制御部18はタイトルリストの表示が指示されたか否か、即ちタイトル選択画面の表示が指示されたか否かを監視しつつ動画像ファイルの再生表示を継続する(ステップS28でNO)。ユーザがリモコン30の録画リストボタン32を操作するとシステム制御部18はタイトルリストの表示の指示があったと判断して受け付け(ステップS28でYES)、グラフィックコントローラ17に指示を与えてタイトル選択画面をモニタ20に表示させる(ステップS29)。この後、システム制御部18は内蔵タイマの計時値をリセットして(ステップS30)ステップS18へ処理を戻し、前述同様に媒体の切り換え(選択の変更)の指示が有ったか否かの判断以降の処理を反復する。
なお、ステップS29において表示されるタイトル選択画面は基本的には図5に示したタイトル選択画面の初期画面と同様の画面であるが、リモコン30の録画リストボタン32が操作された時点で選択されていた記録媒体151(又は152)に対応するHDD表示領域110(又はBD表示領域120)が選択された状態で強調表示され、しかも強調表示されているHDD表示領域110(又はBD表示領域120)のタイトルリスト表示欄213(又は223)のリモコン30の録画リストボタン32が操作された時点でモニタ20に全画面表示で再生されていた動画像ファイルのタイトルが選択された状態で強調表示されている。なお、他方のBD表示領域120(又はHDD表示領域110)のタイトルリスト表示欄223(又は213)では、先に動画像ファイルが全画面表示された時点で選択されていたタイトルが選択されて強調表示される。
なお、いうまでもないが、いずれの表示領域110,120においてもそれぞれのタイトルリスト表示欄213,223で強調表示されているタイトルで特定される動画像ファイルのサムネイルがそれぞれのサムネイル表示欄211,221にサムネイルで表示されることは初期画面と同様である。
図7は本発明の他の実施の形態を説明するための、図5にその模式図を示したタイトル選択画面の他の構成例を示す模式図である。
図7に示されているタイトル選択画面では、基本的な画面構成は図5に示した例と同様であるが、それぞれの表示領域210,220において選択されている動画像ファイルがそれぞれの領域210,220の横幅一杯に設定されたサムネイル表示欄211,221に大きく表示されている。そして、これらのサムネイル表示欄211,221の右寄りの部分にタイトルリスト表示欄213,223が重畳して表示されている。なおこのようなサムネイル表示欄211,221にタイトルリスト表示欄213,223をそれぞれ重畳して表示させることはグラフィックコントローラ17のOSD処理により可能である。
ところで、図7の模式図に示すタイトル選択画面はいわゆる画面のアスペクト比が16:9のワイド画面に二つの記録媒体に対応してモニタ20の画面を二つの記録媒体それぞれのための表示領域210,220に分割しているので、それぞれのサムネイル表示欄211,221には動画像ファイルのサムネイルが表示されている。しかし、記録媒体が一つのみ備えられている場合、または記録媒体が二つ備えられている場合であってもその内の一つのみに関してタイトル選択画面を表示させる場合には、動画像ファイルを全画面表示で再生してタイトルリスト表示欄を重畳することが可能である。
図8は本発明の更に他の実施の形態を説明するためのタイトル選択画面の構成例を示す模式図である。なおこの図8に示すタイトル選択画面は、画面のアスペクト比が3:4の一般的なTVモニタの全画面に動画像ファイルが再生表示されており、それに他の各表示欄が重畳表示されている。
図8に示されているタイトル選択画面では、基本的な画面構成は図5及び図7に示した例と同様であるが、一つの記録媒体のためのタイトルリストのみが表示されている。モニタ20の画面には選択されている動画像ファイルが通常の再生時と同様に全画面表示されている。そして、この全画面表示された動画像ファイルの再生画像の右寄りの部分にタイトルリスト表示欄213が、左寄りの部分に操作ガイド表示欄212がそれぞれ重畳して表示されている。なおこのような動画像ファイルをモニタ20の画面に全画面表示で再生した画像にタイトルリスト表示欄213及び操作ガイド表示欄212をそれぞれ重畳して表示させることはグラフィックコントローラ17のOSD処理により可能である。
なお、図8に示す例ではHDDとBDとの二つの記録媒体を備えている場合にその内の一方(図8ではHDD)のみに記録されている動画像ファイルのタイトル選択画面を表示し、リモコン装置30の操作により他方(図8ではBD)に記録されている動画像ファイルのタイトル選択画面を切り換え表示することが可能である。しかし、たとえば記録媒体としてHDDのみを有している最も一般的な場合では、記録媒体の切り換えが行なえない点を除いて図8に示す例と同様のタイトル選択画面を表示することが可能であることはいうまでもない。
以上に詳述したように本発明に係る動画像再生表示装置によれば、ユーザは視聴したい動画像情報を全画面表示で再生表示させつつ、再生の停止、選択、再度の再生開始という操作を行なうことなしに、しかも小さな画面であっても十分に大きい画像で確認しつつ選択することが可能になる。また、新たな動画像情報が記録されていない場合には前回再生していた動画像情報が、新たな動画像情報が記録されている場合にはその動画像情報がそれぞれ初期表示用の動画像情報として選択されるので、ユーザにとっては視聴したい動画像情報をその時点で直ちに選択出来る可能性が高い。更に、ユーザは現在再生表示されている動画像情報の特定情報、たとえばタイトル等を容易に知ることが可能である。
また本発明に係る動画像再生表示装置によれば、ユーザは複数の記録媒体に記録されている動画像情報の内から視聴したい動画像情報を同一の画面で再生表示させつつ、再生の停止、選択、再度の再生開始という操作を行なうことなしに確認しつつ選択することが可能になる。また、複数の記録媒体それぞれに記録されている複数の動画像情報それぞれを特定する画像特定情報の一覧が表示画面の複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域に再生表示される動画像情報に重畳して表示されるので、ユーザは比較的大きく再生表示される動画像情報を確認することが可能になる。更に、動画像情報と画像特定情報の一覧とが表示画面の複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域内で重畳しないように表示されるので、ユーザは比較的小さいが、他の情報が重畳して表示されない状態で再生表示される動画像情報を確認することが可能になる。
更にまた本発明に係る動画像再生表示装置によれば、複数の記録媒体それぞれにおいて新たな動画像情報が記録されていない場合には前回再生していた動画像情報が、新たな動画像情報が記録されている場合にはその動画像情報がそれぞれ初期表示用の動画像情報として選択されるので、ユーザにとっては視聴したい動画像情報をその時点で直ちに選択出来る可能性が高い。また更に、ユーザは現在再生表示されている動画像情報の特定情報、たとえばタイトル等を容易に知ることが可能である。
なお、上述の実施の形態では二つの記録媒体に対応してモニタの画面を二分割する例について説明したが、三つ以上の記録媒体を備える場合には、それぞれの記録媒体に対応してモニタの画面を三分割以上に分割するように構成することは容易に可能である。
本発明に係る動画像再生表示装置を、一般的なTV放送を録画し、再生することが可能な録画再生装置として実現した場合の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る動画像再生表示装置のユーザインタフェイス部としてのリモートコントロール装置(リモコン装置)に備えられた各種のボタン,スイッチ等の配置状態を示す模式図である。 本発明に係る動画像再生表示装置のシステム制御部による制御手順のメインルーチンを示すフローチャートである。 本発明に係る動画像再生表示装置のシステム制御部による制御手順のメインルーチンを示すフローチャートである。 本発明に係る動画像再生表示装置のタイトル選択画面の初期画面の模式図である。 本発明に係る動画像再生表示装置のタイトル選択画面の初期画面をモニタに表示するためのシステム制御部によるサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 本発明に係る動画像再生表示装置の他の実施の形態を説明するための、図5にその模式図を示したタイトル選択画面の他の構成例を示す模式図である。 本発明の更に他の実施の形態を説明するためのタイトル選択画面の構成例を示す模式図である。
符号の説明
151 第1記録媒体
152 第2記録媒体
17 グラフィックコントローラ
18 システム制御部
19 ユーザインタフェイス
170 OSD用データメモリ
20 モニタ
30 リモートコントロール装置(ユーザインタフェイス)
32 録画リストボタン
33 HDDボタン
34 BDボタン
36 十字キー
37 決定キー
39 再生キー
201,202 媒体名表示領域
210 HDD用表示領域
211,221 サムネイル表示欄
213,223 タイトルリスト表示欄
220 BD用表示領域

Claims (5)

  1. 複数の動画像情報を少なくともそれぞれを特定する画像特定情報を含めて記録する複数の記録媒体を備え、これらの複数の記録媒体それぞれに記録されている複数の動画像情報の内の再生が指示された画像特定情報で特定される動画像情報を前記複数の記録媒体のいずれかから読み出して表示画面に再生表示させる動画像再生表示装置において、
    前記複数の記録媒体それぞれに記録されている動画像情報の再生表示を開始させるための再生開始指示を受け付ける再生開始指示受付手段と、
    該再生開始指示受付手段が再生開始指示を受け付けた場合に、前記複数の記録媒体それぞれに記録されている複数の動画像情報の内の所定の条件の動画像情報それぞれを前記複数の記録媒体それぞれに割り当てて前記表示画面を分割した表示領域にそれぞれ再生表示させる再生開始手段と、
    前記再生開始指示受付手段が再生開始指示を受け付けた場合に、前記複数の記録媒体それぞれに記録されている複数の動画像情報それぞれを特定する画像特定情報の一覧を、前記表示画面の前記複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域にそれぞれ表示させる画像特定情報表示手段と、
    該画像特定情報表示手段により前記表示画面の前記複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域に表示された画像特定情報の一覧の内のいずれか一つの選択を受け付ける選択受付手段と、
    該選択受付手段が選択を受け付けた画像特定情報で特定される動画像情報を該動画像情報が記憶されている記録媒体から読み出させ、該記録媒体に割り当てられている前記表示画面の表示領域に再生表示させる選択画像再生手段と、
    前記選択受付手段が選択を受け付けた画像特定情報で特定される動画像情報の再生の指示を受け付ける再生指示受付手段と
    を備え、
    前記再生指示受付手段が再生の指示を受け付けた場合に、前記画像特定情報表示手段は画像特定情報の表示を消去し、前記選択画像再生手段は表示中の動画像情報を前記表示画面に全画面表示で再生表示するようにしてあることを特徴とする動画像再生表示装置。
  2. 前記画像特定情報表示手段は、前記複数の記録媒体それぞれに記録されている複数の動画像情報それぞれを特定する画像特定情報の一覧を、前記表示画面の前記複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域に再生表示される動画像情報に重畳して表示させるようにしてあることを特徴とする請求項に記載の動画像再生表示装置。
  3. 前記再生開始手段又は前記選択画像表示手段と前記画像特定情報表示手段とは、動画像情報と画像特定情報の一覧とを前記表示画面の前記複数の記録媒体それぞれに割り当てられた表示領域内で重畳しないように表示するようにしてあることを特徴とする請求項に記載の動画像再生表示装置。
  4. 前記複数の記録媒体それぞれに記録されている動画像情報にはそれぞれの記録開始及び終了時刻が付属情報として含まれており、また再生された場合には再生終了時刻が付属情報として含まれており、
    前記再生開始手段により前記表示画面に再生表示される所定の条件の動画像情報は、前記複数の記録媒体それぞれに記録されている未再生の動画像情報の内の記録終了時刻が最も遅い動画像情報の記録終了時刻と前回再生された動画像情報の再生終了時刻との内のより遅い時刻の方の動画像情報であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の動画像再生表示装置。
  5. 前記画像特定情報表示手段は、前記表示画面に前記複数の記録媒体毎に表示された画像特定情報の一覧の内の、前記再生開始手段により前記表示画面に再生表示された動画像情報に含まれる画像特定情報を他の画像特定情報とは異なる状態で表示させ、前記選択画像受付手段が画像特定情報の選択を受け付けた場合には、選択が受け付けられた画像特定情報を前記異なる状態で表示させるようにしてあることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の動画像再生表示装置。
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