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JP4667464B2 - 画像情報生成装置、画像情報生成方法、画像情報生成プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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画像情報生成装置、画像情報生成方法、画像情報生成プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、液晶ディスプレイ等の表示デバイス、プリンタ等の印刷デバイスのように、文字、図形等の画像を形成する装置に対して、文字、図形等の画像情報を生成するための画像情報生成装置に関する。また、本発明は、画像情報生成装置によって文字、図形等の画像情報を生成させるための画像情報生成方法、その画像情報生成方法による処理手順が記述された画像情報生成プログラム、そのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。本発明の画像情報生成装置は、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、デジタルテレビジョン等のような表示装置、印刷装置等を備えた電子機器、情報機器全般に応用することが可能である。
液晶ディスプレイ等の表示デバイスは、通常、技術的な制約から、プリンタ等の印刷デバイスに比べて解像度が低くなっている。このために、表示デバイスの表示画面に表示される文字、図形等の画像情報は、印刷物の印刷面に印刷される文字、図形等の画像情報に比べて精細度が低く、品質も劣る場合が多い。
カラー液晶ディスプレイは、通常、ピクセルがマトリクス状に配置された表示画面において、各ピクセルが、例えばR、G、Bの各色を表示する3つのサブピクセルが横方向に配置されて構成されており、このような表示画面において、文字、図形等を表示する場合に、色付き、文字潰れ等が生じるおそれがあることから、文字、図形等を高精細に表示する方法が提案されている。
例えば、特許文献1(特許第3552094号公報)には、カラー液晶ディスプレイ等の表示画面に文字、図形を高精細で表示する方法が記載されている。この方法では、まず、文字の骨格(スケルトン)がサブピクセルを単位として表示されるように、骨格を形成するストロークに対して各ピクセル毎に1つのサブピクセルが割り当てられる。ストロークが縦線の場合には、縦方向に連続するサブピクセルが、それぞれ骨格サブピクセルとして割り当てられる。そして、骨格サブピクセルを最大の色要素レベルとし、骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルに対しては、最大の色要素レベルよりも低い色要素レベルが割り当てられる。このようにして、骨格サブピクセルおよびその周囲のサブピクセルに対して色要素レベルが割り当てられると、各サブピクセルに割り当てられた色要素レベルに対応した輝度レベルで各サブピクセルを制御することによって、表示画面に文字、図形等が高精細で表示される。
図17は、特許文献1に示された文字表示装置100の概略構成を示している。この文字表示装置100は、カラー表示可能な表示デバイスとしての出力デバイス200と、この出力デバイス200の表示画面にて表示される画像情報を制御する制御部300とを備えている。出力デバイス200は、ピクセルがマトリクス情報に配置された表示画面を有しており、各ピクセルが、例えば、横方向に並んで配置されたR、G、Bの3つのサブピクセルによって構成されている。制御部300は、表示画面における各サブピクセルの輝度値(輝度レベル)をそれぞれ独立して制御するようになっている。制御部300は、主メモリ310とCPU320とを備え、そのCPU320は、出力デバイス200と、入力デバイス400と、補助記憶装置500とに接続されている。
補助記憶装置500には、表示デバイスである出力デバイス200において文字を表示させるための表示プログラム510と、この表示プログラム510を制御部300によって実行するために必要なデータ520とが格納されている。データ520は、文字形状データ520aと、補正テーブル520bと、輝度テーブル520cとを備えている。文字形状データ520aには、文字の形状を定義するためのデータとして、例えば文字の骨格形状を表すスケルトンデータ、文字の輪郭形状を表すアウトラインデータ等が格納されている。補正テーブル520bには、文字の骨格に対応して設定される骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルの色要素レベルを設定するための補正パターンが格納されている。
補正テーブルには、骨格サブピクセルに隣接する3個または4個のサブピクセルに対する色要素レベルが設定されており、骨格サブピクセルに対して最大の色要素レベルが設定され、骨格サブピクセルに隣接する3個または4個のサブピクセルには、最大の色要素レベルよりも低い色要素レベルが、それぞれ割り当てられる。
また、輝度テーブル520cには、R、G、Bにそれぞれ対応した各サブピクセルに設定される色要素レベルと輝度レベルとの関係が設定されている。
このような構成の文字表示装置100は、図18に示す処理手順にしたがって文字表示処理が行われる。
図18のステップS1001において、入力デバイス400から文字コードおよび文字サイズが入力されると、ステップS1002において、1文字分のスケルトン(骨格)データが主メモリ310に格納される。スケルトンデータとは、文字の骨格部分を示すデータであり、スケルトンデータは、線分を示すストロークデータの集合である。
次に、ステップS1003において、入力された文字サイズに基づいて、スケルトンデータにおけるストロークデータの座標データがスケーリングされ、ステップS1004において、1ストローク分のデータが取り出される。
次に、ステップS1005において、ストロークが直線であると判断された場合(Yes)には、ステップS1006に進み、直線上のサブピクセルを文字の基本部分(骨格)として定義する。一方、ステップS1005において、ストロークが直線ではないと判断された場合(No)には、ステップS1007に進み、曲線上のサブピクセルを文字の基本部分(骨格)として定義する。
次に、ステップS1008において、文字の基本部分(骨格)に対応する骨格サブピクセルの色要素レベルを決定し、ステップS1009において、補正テーブル520bを用いて、骨格サブピクセルに対して横方向に隣接する3個または4個のサブピクセルの色要素レベルを決定する。
次に、ステップS1010において、1文字に含まれる全てのストロークが処理されていない場合(No)には、ステップS1003に戻って処理を繰り返す。一方、ステップS1010において、1文字に含まれる全てのストロークが処理されている場合(Yes)には、ステップS1011に進み、輝度テーブル520cを用いてサブピクセルの色要素レベルを輝度レベルに変換する。
最後に、ステップS1012において、サブピクセルの輝度レベルを示す輝度データを、表示デバイスとしての出力デバイス200に転送して処理を終了する。
このような特許文献1に開示された方法によれば、文字の骨格に対応して設定される骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルの色要素レベルおよび輝度レベルを適切にコントロールすることによって、文字を構成するストロークの線幅を変化させて表示する場合にも、高精細で、かつ、滑らかに表示することができる。
さらに、特許文献2(特開2003−248476号公報)には、文字の骨格に対応して設定された骨格サブピクセルの配列に基づいて、注目ピクセルを抽出し、その注目ピクセルを構成する各サブピクセルの輝度値を変更する方法が記載されている。
図19は、この特許文献2に開示された文字表示装置の概略構成を示すブロック図、図20は、その文字表示装置によって実施される処理のフローチャートである。
図19において、文字表示装置101は、カラー表示可能な表示デバイスによって構成された出力デバイス200と、この出力デバイス200に含まれる複数のサブピクセルに対応する複数の輝度値(輝度レベル)をそれぞれ独立して制御する制御部300とを備えている。制御部300は、主メモリ310とCPU320とを有しており、そのCPU320は、出力デバイス200と、入力デバイス400と、補助記憶装置501とに接続されている。出力デバイス200は、図17に示す出力デバイス200と同様の構成になっている。
補助記憶装置501には、表示プログラム511と、表示プログラム511を制御部300によって実行するために必要なデータ521とが格納されている。データ521は、文字形状データ521aと、画素値テーブル521dとを有している。文字形状データ521aには、文字の形状を定義するためのデータとして、例えば文字の骨格形状を表すスケルトンデータ、文字の輪郭形状を表すアウトラインデータ、文字を表すビットマップデータ等が格納されている。画素値テーブルには、輝度レベルが決定される注目ピクセルに含まれるM個のサブピクセルと、その両側に隣接するN個のサブピクセルとを加えたM+2×2個のサブピクセルに含まれる文字の基本部分(骨格)の配列パターンに対して、注目ピクセルに含まれるM個のサブピクセルの輝度レベル(ピクセルの画素値)が設定されている。
このような構成の文字表示装置101により、図20に示すフローチャートに示す処理手順に基づいて文字表示処理が行われる。
図20のステップS1001において、入力デバイス400から文字コードおよび文字サイズが入力されると、ステップS1002において、1文字分のスケルトンデータが主メモリ310に格納される。
次に、ステップS1003において、入力された文字サイズに基づいてスケルトンデータに含まれるストロークデータの座標データがスケーリングされ、ステップS1004において、1ストローク分のデータが取り出される。
次に、ステップS1005において、ストロークが直線であると判断された場合(Yes)には、ステップS1006に進み、直線上のサブピクセルを文字の基本部分(骨格)として定義する。一方、ステップS1005において、ストロークが直線ではないと判断された場合(No)には、ステップS1007に進み、曲線上のサブピクセルを文字の基本部分(骨格)として定義する。ここまでの処理は、図18に示す特許文献1の文字表示装置100による処理と同様である。
次に、ステップS1010において、1文字に含まれる全てのストロークが処理されていない場合(No)には、ステップS1003に戻って処理を繰り返す。一方、ステップS1010において、1文字に含まれる全てのストロークが処理されている場合(Yes)には、ステップS1101に進み、注目サブピクセルに隣接するサブピクセルの配列パターンを調べる。
そして、ステップS1102において、画素値テーブル521dを検索し、注目ピクセルに対して、近傍サブピクセルの配列パターンに対応するサブピクセルの輝度レベルを設定する。
最後に、ステップS1103において、サブピクセルの輝度レベルを示す輝度データを表示デバイスなどの出力デバイス200に転送して処理を終了する。
この特許文献2に開示されている方法によれば、特許文献1よりも簡略化された処理によって、文字の骨格に対応する骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルの色要素レベルおよび輝度レベルを適切にコントロールすることができ、文字を構成するストロークの幅を変化させて表示する場合にも、高精細、かつ、滑らかに表示することが可能となる。さらに、この特許文献2には、互いに接近している骨格サブピクセルに関して、骨格サブピクセル同士の空間を確保するように骨格サブピクセルの位置を移動させた上で、骨格サブピクセルの並び方に基づいて注目するピクセルに含まれる各サブピクセルの輝度値を設定する方法も提案されている。これにより、表示画面において、文字が潰れたような状態で表示されることを防ぐことができる。
特許第3552094号公報 特開2003−248476号公報
前記特許文献1には、文字を構成するストローク同士が相互に接近している場合に、それぞれのストロークの骨格サブピクセルの間に挟まれたサブピクセルに対して色要素レベルを設定するに際して、色要素レベルの配列で定義される補正パターンを使い分けることが開示されている。しなしながら、この特許文献1には、どのような基準で補正パターンを使い分けるか、また、どのような補正パターンに変更すれば効果的であるかということについては、特に開示されていない。従って、この特許文献1に開示されている方法を用いて、骨格サブピクセルの間に挟まれたサブピクセルに対して色要素レベルを適切に設定された補正パターンを準備する必要があり、そのような補正パターンを準備するためには、多大な時間および労力を要するという問題がある。
また、上記特許文献2に記載されているように、互いに接近している骨格サブピクセル同士の間の空間を確保するように、骨格サブピクセルの位置を移動させる方法では、階調パターンの干渉によって骨格サブピクセルにて表示されるストロークの間に色つき(カラーノイズ)が発生することを抑制することができ、しかも、文字が潰れたように表示されることを抑制することもできる。しかしながら、複数の骨格サブピクセルが並んで配置されるような場合には、いずれの骨格サブピクセルを移動させるかについて、多数の組合せが存在するため、移動させる骨格サブピクセルの判定が複雑になり、迅速に処理することができなくなるおそれがある。実際の文字においては、複数のストロークが並んでいる場合が数多くあり、そのような場合には、表示に際しての色付を抑制するとともに、文字が潰れて表示されることを抑制することが容易でないという問題がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、相互に接近するストローク間に色付きが生じて表示されこと、および、文字が潰れて表示されることを確実に抑制することが可能な画像情報生成装置、画像情報生成方法、画像情報生成プログラム、およびその画像情報生成プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の画像情報生成装置は、表示装置に出力するための文字または図形の画像情報を生成する画像情報生成装置であって、該表示装置は、複数のピクセルを含み、該複数のピクセルのそれぞれは、所定の第1の方向に配置された複数のサブピクセルを含み、該複数のサブピクセルには、互いに異なる複数の色要素が割り当てられており、該画像情報生成装置は、文字または図形の骨格部分に対応する少なくとも1つのサブピクセルを少なくとも1つの骨格サブピクセルとして設定する骨格サブピクセル設定手段と、該骨格サブピクセルおよび該所定の第1の方向に沿って該骨格サブピクセルに隣接する少なくとも1つのサブピクセルのそれぞれに色要素レベルを設定する色要素レベル設定手段と、該所定の第1の方向に沿って互いに隣接する2つの骨格サブピクセルが存在するか否かを判定する判定手段と、該所定の第1の方向に沿って互いに隣接する2つの骨格サブピクセルが存在すると判定された場合には、該2つの骨格サブピクセル間の距離を算出する算出手段と、該算出された距離に基づいて、該2つの骨格サブピクセル間に位置する複数のサブピクセルの色要素レベルに対応する輝度レベルを平坦化するための平坦化率を設定する平坦化率設定手段と、該設定された平坦化率に基づいて、該2つの骨格サブピクセル間に位置する該複数のサブピクセルの輝度レベルを平坦化する平坦化手段とを備えている。
好ましくは、前記表示装置における単一のピクセルに含まれる前記複数のサブピクセルには、それぞれ、R(赤)、G(緑)、B(青)が色要素として割り当てられている。
好ましくは、前記平坦化率設定手段は、前記2つの骨格サブピクセル間に位置する注目ピクセルに含まれる複数のサブピクセルのそれぞれに対して前記平坦化率を設定する。
好ましくは、前記平坦化率設定手段は、前記2つの骨格サブピクセル間の距離が小さいほど前記平坦化率が大きくなるように該平坦化率を設定する。
好ましくは、前記所定の第1の方向に直交する所定の第2の方向に沿って連続する少なくとも2つの骨格サブピクセルが存在する場合には、前記平坦化率設定手段は、該所定の第2の方向に沿って連続する骨格サブピクセルの個数が増加するにつれて前記平坦化率が高くなるように該平坦化率を設定する。
好ましくは、前記色要素レベル設定手段は、前記骨格サブピクセルに最大の色要素レベルを設定し、前記所定の第2の方向に沿って前記骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルであって、該骨格サブピクセルでないサブピクセルが存在する場合には、該色要素レベル設定手段は、該サブピクセルを骨格相当サブピクセルとして、該骨格相当サブピクセルに該最大の色要素レベルよりも小さい色要素レベルを設定し、前記算出手段は、該骨格相当サブピクセルを骨格サブピクセルと同様に処理する。
好ましくは、前記骨格部分を構成するストロークが斜め線である場合には、該斜め線に対して、すくなくとも1つの骨格サブピクセルと少なくとも1つの骨格相当サブピクセルとが特定され、前記色要素レベル設定手段は、該骨格サブピクセルに最大の色要素レベルを設定し、該色要素レベル設定手段は、該骨格相当サブピクセルに最大の色要素レベルよりも小さい色要素レベルを設定し、前記算出手段は、該骨格相当サブピクセルを骨格サブピクセルと同様に処理する。
本発明の画像情報生成方法は、表示装置に出力するための文字または図形の画像情報を生成する画像情報生成方法であって、該表示装置は、複数のピクセルを含み、該複数のピクセルのそれぞれは、所定の第1の方向に配置された複数のサブピクセルを含み、該複数のサブピクセルには、互いに異なる複数の色要素が割り当てられており、該画像情報生成方法は、文字または図形の骨格部分に対応する少なくとも1つのサブピクセルを少なくとも1つの骨格サブピクセルとして設定するステップと、該骨格サブピクセルおよび該所定の第1の方向に沿って該骨格サブピクセルに隣接する少なくとも1つのサブピクセルのそれぞれに色要素レベルを設定するステップと、該所定の第1の方向に沿って互いに隣接する2つの骨格サブピクセルが存在するか否かを判定するステップと、該所定の第1の方向に沿って互いに隣接する2つの骨格サブピクセルが存在すると判定された場合には、該2つの骨格サブピクセル間の距離を算出するステップと、該算出された距離に基づいて、該2つの骨格サブピクセル間に位置する複数のサブピクセルの色要素レベルに対応する輝度レベルを平坦化するための平坦化率を設定するステップと、該設定された平坦化率に基づいて、該2つの骨格サブピクセル間に位置する該複数のサブピクセルの輝度レベルを平坦化するステップとを包含する。
また、本発明は、前記画像情報生成方法の各ステップをコンピュータに実行させるための画像情報生成プログラムである。
また、本発明は、前記画像情報生成プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、文字、図形等の骨格部分および骨格に準ずる部分に対応して設定される骨格サブピクセルおよび骨格相当サブピクセルの間に挟まれたサブピクセルの輝度レベルが平坦化されるように制御される。これにより、文字、図形等を構成するストローク同士が相互に接近している場合においても、ストロークの間に色付きが発生するおそれがなく、また、隣接するストローク同士が相互に密着して表示されることによって、文字等が潰れて表示されることを抑制することができる。さらに、隣接するストローク同士が接近していない場合には、各ストロークの輪郭を明確に表示することができ、その結果、文字、図形等を明確に表示することができる。
さらに、骨格を形成するストロークに対応するサブピクセルの長さ、骨格サブピクセルおよび骨格相当サブピクセルの長さで表されるストロークの長さ情報を用いて、ストロークが長いほど、ストロークの間に位置するサブピクセルの輝度レベルを高い平坦化率で平坦化することにより、ストローク同士が長い範囲にわたって相互に接近していても、それらのストロークの間における色付きを確実に抑制することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る画像情報生成装置の要部構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態1の画像情報生成装置により画像情報生成プログラムに基づいて行われる画像情報生成処理を説明するためのフロー図である。 図3の(a)〜(c)は、それぞれ、本発明の画像情報生成装置における補正パターンテーブルの一例を示す図である。 図4は、実施形態1の画像情報生成装置における階調パターン基準テーブルの一例を示す図である。 図5は、表示画面における漢字「忙」の骨格サブピクセルの配列の一例を示す図である。 図6の(a)および(b)は、それぞれ、実施形態1の画像情報生成装置における骨格近接度テーブルの一例を示す図である。 図7は、実施形態1の画像情報生成装置における平坦化率テーブルの一例を示す図である。 図8の(a)〜(c)は、それぞれ、実施形態1の画像情報生成装置による輝度レベルの平坦化例について説明図である。 図9は、本発明の実施形態2に係る画像情報生成装置の要部構成を示すブロック図である。 図10の(a)〜(c)は、それぞれ、実施形態2の画像情報生成装置における骨格近接度テーブルの一例を示す図である。 図11は、実施形態2の画像情報生成装置における輝度テーブルの一例を示す図である。 図12は、実施形態2の画像情報生成装置により画像情報生成プログラムに基づいて行われる画像情報生成処理を説明するためのフロー図である。 図13の(a)〜(d)は、それぞれ、実施形態2の画像情報生成装置による輝度レベルを平坦化制御する場合の説明図である。 図14の(a)〜(c)は、それぞれ、実施形態2の画像情報生成装置による輝度レベルの平坦化制御する場合の他の例についての説明図である。 図15は、本発明の実施形態に係る画像情報生成装置に用いられる平坦化補強率テーブルの一例を示す図である。 図16の(a)〜(d)は、それぞれ、R、G、Bの3つのサブピクセルの輝度レベルの平坦化処理の例を示す図である。 図17は、特許文献1に開示されている文字表示装置の要部構成を示すブロック図である。 図18は、特許文献1に開示されている文字表示装置により行われる文字表示処理を説明するためのフロー図である。 図19は、特許文献2に開示されている文字表示装置の要部構成を示すブロック図である。 図20は、特許文献2に開示されている文字表示装置により行われる文字表示処理を説明するためのフロー図である。
符号の説明
1A、1B 画像情報生成装置
2 入力部
3 制御部
4 出力部
5A、5B 補助記憶装置
51A、51B 画像情報生成プログラム
52A、52B データ
52a 骨格近接度テーブル
52b 平坦化率テーブル
52c 階調パターン基準テーブル
52d 補正テーブル
53a 骨格近接度テーブル
53b 平坦化率テーブル
53c 階調パターン基準テーブル
53d 補正テーブル
53e 輝度テーブル
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る画像情報生成装置1Aの要部構成を示すブロック図である。
図1に示す画像情報生成装置1Aは、入力部2と、制御部3と、出力部4と、補助記憶装置5Aとを備えている。
画像情報生成装置1Aとしては、例えば、出力部としてカラー表示装置を備えたパーソナルコンピュータであってもよい。パーソナルコンピュータとしては、デスクトップ型またはラップトップ型などの任意のタイプのコンピュータが使用され得る。あるいは、画像情報生成装置1Aとしては、ワードプロセッサであってもよい。
さらに、画像情報生成装置1Aは、カラー表示が可能なカラー表示デバイス、カラー印刷が可能な印刷デバイスを備えた電子機器、情報機器などの任意の装置であってもよく、例えば、携帯情報端末、PHS等の携帯電話機、一般の電話機、FAX等の通信機器、あるいは電子機器、携帯情報ツールであってもよい。
入力部2は、生成すべき文字、図形等を指定するための各種情報を、制御部3に入力するために使用される。文字を指定するための情報としては、例えば、文字を識別する文字コード、文字の大きさを示す文字サイズ等が挙げられる。
入力部2としては、キーボード、マウス、ペン入力装置などの入力デバイスを用いることができる。また、入力部2は、外部の装置、機器等から情報を受け付けることが可能な通信インターフェースなどであっても良い。
制御部3は、CPU31と主メモリ32とを有しており、CPU31は、入力部2と、出力部4と、補助記憶装置5Aとにそれぞれ接続されている。
CPU32は、画像情報生成装置1の全体を制御および監視する。また、CPU32は、入力部2に入力された情報を受け取ると主メモリ31に格納する。また、補助記憶装置5Aに格納された画像情報生成プログラムを読み出して、この画像情報生成プログラムに基づいて、画像情報生成処理を実行する。生成された文字、図形等の情報は、出力部4に出力される。
出力部4は、液晶ディスプレイのような表示デバイス、プリンタなどの印刷デバイスである。また、出力部4は、外部の装置、機器等へ情報を出力することが可能な通信インターフェース等であってもよい。
出力部2は、一般的なカラー液晶表示デバイスである場合、表示画面に、マトリックス状に配置された複数の画素(ピクセル)のそれぞれに、例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの色要素がそれぞれ割り当てられたサブピクセルが、所定の方向、例えば横方向に沿ってストライプ状に並んで配置されている。そして、各サブピクセルの明るさの程度を示す輝度値(輝度(階調)レベル)を、制御部3によってそれぞれ独立して制御することによって、所望の文字、図形等の画像情報が生成され、生成された画像情報に基づいて各サブピクセルの表示色が制御されることによって、表示画面に文字、図形等の画像が表示される。
補助記憶装置5Aには、画像情報生成プログラム51Aと、その画像情報生成プログラム51Aによって用いられるデータ52Aとが格納されている。
画像情報生成プログラム51Aは、本実施形態の画像情報生成処理を制御部3にて実行するためのプログラムである。画像情報生成プログラム51Aは、文字または図形の骨格部分(スケルトン)に対応する少なくとも1つのサブピクセルを少なくとも1つの骨格サブピクセルとして設定し、骨格サブピクセルに最大の色要素レベルを設定し、骨格サブピクセルに隣接する少なくとも1つのサブピクセルのそれぞれには最大の色要素レベルよりも低い色要素レベルを割り当て、さらには、所定の方向(例えば、横方向)に互いに隣接する2つの骨格サブピクセルが存在するか否かを判定し、その所定の方向(例えば、横方向)に互いに隣接する2つの骨格サブピクセルが存在する場合には、その2つの骨格サブピクセル間の距離を算出し、その算出された距離に基づいて、その2つの骨格サブピクセル間に位置する複数のサブピクセルの色要素レベル(もしくは、輝度レベル)を平坦化する処理を実施する。
データ52Aとしては、骨格近接度テーブル52aと、平坦化率テーブル52bと、階調パターン基準テーブル52cと、補正テーブル52dとが格納されている。
補正テーブル52dには、骨格サブピクセルに隣接する3個または4個のサブピクセルに対する色要素レベルが、表示画面において表示する際の線幅に基づいて設定されている。
骨格近接度テーブル52aには、文字または図形の骨格部分に対応して設定される骨格サブピクセルにおいて、横方向に相互に隣接する骨格サブピクセル間の距離に基づいて、骨格近接度が設定されている。骨格近接度は、横方向に相互に隣接する骨格サブピクセル間に存在する画素数に応じてグループに分けられており、横方向に相互に隣接する骨格サブピクセルが存在している場合に、それらの骨格サブピクセル同士の骨格近接度を判定するために用いられる。
また、平坦化率テーブル52bには、横方向に相互に隣接する骨格サブピクセルの骨格近接度に基づいて、骨格サブピクセル間に挟まれたサブピクセルの輝度レベル(階調レベル)を平坦化(均一化)するための平坦化率が設定されており、この平坦化率に基づいて、骨格サブピクセル間に挟まれたサブピクセルの輝度レベルが均一に平坦化されるように制御される。
階調パターン基準テーブル52cは、骨格サブピクセル間に挟まれたサブピクセルの輝度レベルをピクセル単位で制御するために、各ピクセルを構成する3つのサブピクセルのそれぞれに設定される色要素レベルに対する輝度レベルが予め設定されている。骨格サブピクセル間に挟まれたサブピクセルは、補正テーブル52dによって、骨格サブピクセルに隣接する3個または4個について色要素レベルが設定されるが、骨格近接度テーブル52aから得られる相互に隣接する骨格サブピクセルの骨格近接度から、平坦化率テーブル52bに設定された平坦化率が設定され、設定された平坦化率によって平坦化された輝度レベルになるように、階調パターン基準テーブル52cに基づいて各サブピクセルの輝度レベルが設定される。
補助記憶装置5Aとしては、画像情報生成プログラム51Aとデータ52Aを格納することが可能な任意のタイプの記憶装置が使用される。また、補助記憶装置5Aにおいて、画像情報生成プログラム51Aとデータ52Aを格納する記録媒体としては、任意の記録媒体が使用される。例えば、ハードディスク、CD−ROM、MO、フロッピー(登録商標)ディスク、MD、DVD、ICカード、光カードなどの記録媒体が好適に使用される。
なお、画像情報生成プログラム51Aとデータ52Aは、補助記憶装置5Aにおける記録媒体に格納されることに限定されない。例えば、画像情報生成プログラム51Aとデータ52Aは、主メモリ31に格納されてもよく、また、ROM(図示せず)に格納されてもよい。ROMとしては、例えば、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどが使用される。ROMを使用する場合には、使用されるROMを交換するだけで、色々な処理のバリエーションを容易に実現することができ、従って、携帯型の端末装置、携帯電話機等に好適に適用することができる。
さらに、画像情報生成プログラム51Aとデータ52Aを格納する記録媒体は、上記ディスク、カード等の記憶装置、半導体メモリなどのように、プログラムやデータを固定的に担持する媒体以外に、通信ネットワークにおいてプログラムやデータを搬送するために使用される通信媒体のようにプログラムやデータを流動的に担持する媒体であってもよい。
文字表示装置1がインターネットを含む通信回線に接続するための手段を備えている場合には、その通信回線から画像情報生成プログラム51Aとデータ52Aをダウンロードすることができる。この場合、ダウンロードに必要なローダープログラムは、ROM(図示せず)に予め格納されていてもよく、また、補助記憶装置5Aから制御部3にインストールされてもよい。
このような構成の画像情報生成装置1Aにおいて画像情報生成プログラム51Aに基づいて実施される画像情報生成処理について、図2に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、入力部2に文字コードおよび文字サイズが入力されると、文字サイズに基づいて線幅パラメータを取得する(図2のステップS1参照、以下同様)。線幅パラメータは、生成される文字、図形における縦線および斜め線の線幅を規定するものであり、入力される線幅パラメータに基づいて、例えば、「細い」、「普通」、「太い」の線幅が規定される。
ステップS1において線幅パラメータが取得されると、文字または図形の骨格(スケルトン)データに対応するサブピクセルである骨格サブピクセルを設定し、骨格サブピクセルを最大の色要素レベルを設定するとともに、線幅パラメータによって規定される線幅に基づいて、骨格サブピクセルに隣接する3個または4個のサブピクセル(補正パターン長さ)の色要素レベルが、補正テーブル52dに基づいて設定される。
色要素レベルは、各サブピクセルの色要素が文字または図形の表示に寄与する度合いとして定義されている。
色要素レベルは、例えば最大値を「7」、最小値を「0」として、「7」、「6」、「5」、「4」、「3」、「2」、「1」、「0」の8段階に設定されており、「7」〜「0」の各色要素レベルに対して、「0」、「35」、「73」、「109」、「146」、「182」、「219」、「255」の8段階の輝度レベルがそれぞれ割り当てられている。従って、骨格サブピクセルには、最大の色要素レベルである「7」が設定され、出力部4のカラー表示装置において、最大の色要素レベル「7」に対応する輝度レベル「255」が設定される。
色要素レベルが設定される骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルの個数(補正パターン長さ)は、出力部の構成等に基づいて3個または4個のいずれかに設定される。補正パターン52dの一例を図3に示す。図3(a)は、骨格サブピクセルに隣接する3個のサブピクセルに対して色要素レベルを設定する場合の補正テーブルであり、線幅パラメータによって規定される線幅「細い」、「普通」、「太い」に対応して、3個のサブピクセルの色要素レベルがそれぞれ設定される。
例えば、線幅パラメータが「細い」である場合、骨格サブピクセルに隣接する3個のサブピクセルの色要素レベルは、骨格サブピクセルから近い順に、各サブピクセルに対して「3」、「1」、「0」にそれぞれ設定される。また、線幅パラメータにて規定される線幅が「普通」である場合、骨格サブピクセルに隣接する3個のサブピクセルの色要素レベルが骨格サブピクセルから近い順に「4」、「3」、「2」にそれぞれ設定される。さらに、線幅パラメータにて規定される線幅が「太い」である場合、骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルの色要素レベルが骨格サブピクセルから近い順に「6」、「4」、「2」にそれぞれ設定される。
図3(b)は、骨格サブピクセルに隣接する3個のサブピクセルに対して色要素レベルを設定する場合の補正テーブルの一例であり、線幅パラメータによって規定される線幅が「細い」である場合、骨格サブピクセルに隣接する4個のサブピクセルの色要素レベルは、骨格サブピクセルから近い順に「3」、「1」、「0」、「0」にそれぞれ設定される。また、線幅パラメータによって規定される線幅が「普通」である場合、骨格サブピクセルに隣接する4個のサブピクセルの色要素レベルが、骨格サブピクセルから近い順に「4」、「3」、「2」、「0」にそれぞれ設定される。さらに、線幅パラメータによって規定される線幅が「太い」である場合、骨格サブピクセルに隣接する4個のサブピクセルの色要素レベルが骨格サブピクセルから近い順に「5」、「4」、「3」、「2」にそれぞれ設定される。
なお、以下の説明では、補正パターンの長さ(骨格サブピクセルに隣接して色要素レベルが設定されるサブピクセルの個数)を3、線幅を「普通」として表示する場合について説明する。従って、ステップS2において、図3(a)の補正テーブルによって、骨格サブピクセルに隣接する3個のサブピクセルは、骨格サブピクセルに近い順に「4」、「3」、「2」の色要素レベルに設定される。
このようにして、補正テーブル52dによって骨格サブピクセルおよびそれに隣接する3個のサブピクセルの色要素レベルが設定されると、色要素レベルが設定されるサブピクセルの個数および線幅に対応した階調パターン基準テーブル52cが取得される(ステップS2)。
階調パターン基準テーブル52cも、補正テーブルと同様に、線幅パラメータにて規定される線幅である「細い」、「普通」、「太い」のそれぞれの場合において、骨格サブピクセルに隣接して色要素レベルが設定されるサブピクセルの個数(3個または4個)毎に、1ピクセルを構成するR、G、Bの3つのサブピクセルに対して設定され得る色要素レベルがパターン化されて設定されるとともに、各パターンにおけるR、G、Bの3つのサブピクセルに対して設定された色要素レベルに対応する輝度レベルがそれぞれ設定されている。
図4は、線幅パラメータによって規定される線幅が「普通」であって補正パターンの長さが3(色要素レベルが設定される骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルの個数)の場合における階調パターン基準テーブル52cの一例を示している。この図4の階調パターン基準テーブルは、R、G、Bそれぞれのサブピクセルにおける色要素レベルの組合せパターンとして23通りが設定されており、それぞれの組合せパターンの色要素レベルに対応する輝度レベルについても、それぞれ設定されている。
このようにして、補正テーブルおよび階調パターン基準テーブルが取得されると、骨格サブピクセルの配列に基づいて、1つの骨格サブピクセルが含まれているピクセルに対して、骨格サブピクセルと、その骨格サブピクセルに隣接する補正パターン長さのサブピクセルと、横方向に隣接する骨格サブピクセル間に位置するサブピクセルとのそれぞれに対して、所定の輝度レベルを設定する処理が実施される(ステップS3)。
図5は、骨格サブピクセル配列の例を示す図である。図5の例では、出力部4を構成するカラー表示装置の表示画面におけるマトリクス状に配置された各ピクセルが、横方向に並ぶ3つのR、G、Bの各サブピクセルによってそれぞれ構成されており、その表示画面に、漢字「忙」の基本部分である骨格部分(スケルトン)を表示した状態を示している。この場合、図5に示す座標系では、左下の座標位置を原点Oとしており、図5においてハッチングで示すサブピクセルが骨格サブピクセルに設定されている。このように、1つのピクセルに対して1つの骨格サブピクセルが設定されているピクセル(画素)に対して、以下に示す処理が順次実施される。
まず、骨格サブピクセルの配列に基づいて、骨格サブピクセルに対して最大の要素レベル「7」を設定する。そして、1ピクセル内に含まれる1つの骨格サブピクセル同士が横方向に隣接して骨格サブピクセル対を形成しているか否かを調べる(ステップS4)。そして、1ピクセル内に含まれる1つの骨格サブピクセル同士が横方向に隣接した骨格サブピクセル対が存在している場合(Yes)には、ステップS5に進み、存在しない場合(No)には、ステップS9に進む。
ステップS3において、隣接する骨格サブピクセルの対が存在しない場合には、ステップ9において、前記ステップS2において取得された補正テーブル52dから、補正パターンの長さに基づいて、この骨格サブピクセルに隣接する3個または4個のサブピクセルに対して色要素レベルをそれぞれ設定する。本実施形態では、線幅パラメータによって規定される線幅が「普通」であって補正パターンの長さが3(色要素レベルが設定される骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルの個数)であるために、骨格サブピクセルに隣接する3個のサブピクセルは、骨格サブピクセルに近い順に「4」、「3」、「2」にそれぞれ設定される。
これに対して、隣接する骨格サブピクセルの対が存在する場合には、隣接する骨格サブピクセル対に挟まれる空間の大きさ(骨格サブピクセル間の距離)を求める(ステップS5)。この空間の大きさは、例えば、隣接する骨格サブピクセル対に挟まれるサブピクセルの個数に基づいて算出される。隣接する骨格サブピクセル対に挟まれる空間の大きさは、骨格サブピクセル対のそれぞれの位置に対応する座標値の差に基づいて求めることができる。
以下の説明では、図5において座標(14、6)にて示される骨格サブピクセルAと、座標(20、6)にて示される骨格サブピクセルBとに関する処理について、図8に基づいて説明する。図8(a)は、図5に対応しており、図8(b)は、図8(a)にて点線で囲まれた部分の拡大図である。骨格サブピクセルAとBとが、横方向に隣接しており、骨格サブピクセル対を形成している。なお、本実施形態では、各骨格サブピクセルAおよびBには、最大色要素レベル「7」が設定され、また、線幅パラメータによって規定される線幅が「普通」であって補正パターンの長さが3(色要素レベルが設定される骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルの個数)であるために、骨格サブピクセルに隣接する3個のサブピクセルは、骨格サブピクセルに近い順に「4」、「3」、「2」の色要素レベルがそれぞれ設定される。
骨格サブピクセルAおよびBの空間の大きさは、図5に示す座標系から算出される。この場合、図5に示す座標系では、骨格サブピクセルAの横軸(X軸)の座標値が「14」、骨格サブピクセルBの横軸(X軸)の座標値「20」であることから、骨格サブピクセルAおよびBで挟まれる空間の大きさは、5(=20−14−1)と算出され、骨格サブピクセルAおよびBの間に5個のサブピクセルが存在することが求められる。
なお、ここでは隣接する骨格サブピクセル対にて挟まれる空間の大きさを用いて、隣接する骨格間の距離を定義しているが、単純に、両骨格サブピクセル間の距離(2点の座標値の差)を用いてもよい。
ステップS5において、骨格サブピクセルAおよびBで挟まれる空間の大きさが算出されると、骨格近接度テーブル52aに基づいて、隣接する骨格サブピクセルAおよびBにて挟まれる空間の大きさ(骨格間の距離)に対応した骨格近接度が読み出される(ステップS6)。
図6は、骨格近接度テーブル52aの一例を示しており、図6(a)は、補正パターンの長さ(色要素が設定される骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルの個数)が3の場合であり、骨格サブピクセル対の間の空間の大きさが5サブピクセル以下である場合には、骨格近接度として「レベル1」が設定されている。また、骨格サブピクセル対の間の空間の大きさが6サブピクセル以上9サブピクセル以下である場合には、骨格近接度として「レベル2」が設定されており、さらに、骨格サブピクセル対の間の空間の大きさが10以上である場合には、骨格近接度として「レベル3」に設定されている。
図6(b)は、補正パターンの長さ(色要素が設定される骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルの個数)が4の場合であり、骨格サブピクセル対の間の空間の大きさが7サブピクセル以下である場合には、骨格近接度として「レベル1」が設定され、8サブピクセル以上11サブピクセル以下である場合には、骨格近接度として「レベル2」が設定され、12以上である場合には、骨格近接度として「レベル3」が設定されている。
図6(a)および(b)のように、補正パターンの長さに対応した骨格近接度テーブルを設定することにより、補正パターンの長さが空間の色付きに与える影響を考慮して、きめ細かく骨格近接度を決定することができる。
ステップS6では、このような骨格近接度テーブル52aに基づいて、骨格サブピクセル対の間の空間の大きさに対応した骨格近接度が求められる。そして、ステップS6において骨格サブピクセル対の間の空間の大きさに対応した骨格近接度が求められると、求められた骨格近接度に対応した平坦化率が、平坦化率テーブル52bに基づいて求められる(ステップS7)。平坦化率テーブル52bは、骨格サブピクセル対の間の空間の大きさに対応して設定された骨格近接度に対して、骨格サブピクセル対の間に位置するサブピクセルの色要素レベルを平坦化(均一化)するための割合である平坦化率が予め設定されてテーブル化されたものである。
図7は、平坦化率テーブル52bの一例を示している。平坦化率テーブルは、横方向に相互に隣接する骨格サブピクセル間の距離が狭く、骨格近接度が小さいほど、骨格サブピクセル対の間に位置するサブピクセルの階調パターンが平坦になるように、大きな平坦化率に設定されている。図7においては、骨格近接度が「レベル1」の場合には、平坦化率として「0.8」が設定され、骨格近接度が「レベル2」の場合には、平坦化率として「0.5」が設定され、骨格近接度が「レベル3」の場合には、平坦化率として「0」が設定されている。
ステップS7において、骨格サブピクセル対の間に位置するサブピクセルの色要素レベルの平坦化率が骨格近接度に基づいて求められると、骨格サブピクセル対の間に位置する全てのサブピクセルから、R、G、Bの各サブピクセルによって構成される1つのピクセルが、注目ピクセルとして設定され、その注目ピクセルを構成するR、G、Bの各サブピクセルに対して補正テーブルによって設定された色要素レベルのパターンを、階調パターン基準テーブル52cから選択し、その階調パターンに対応する輝度レベルのパターンから、注目ピクセルを構成するR、G、Bの各サブピクセルに対する輝度レベルを設定して、設定された各輝度レベルを、ステップS7によって求められた平坦化率によって平坦化する。(ステップS8)。
図8(b)に示すように、注目ピクセルにおけるR、G、Bの各サブピクセルの色要素レベルは、「3」、「2」、「3」になっており、図4に示された階調パターン基準テーブル52cにおけるNo.12の色要素レベルのパターンに対応している。従って、注目ピクセルにおけるR、G、Bの各サブピクセルに対して、「146」、「182」、「146」の輝度レベルが設定される。そして、このようにして設定された輝度レベルが、ステップS7において求められた平坦化率「0.8」によって平坦化される。
例えば、注目ピクセルにおけるR、G、Bの各サブピクセルに対して、階調パターン基準テーブル52cによって得られるそれぞれの輝度レベルを、VR_ref、VG_ref、VB_refとすると、それらの輝度レベルの平均値Vaveを下記式(1−1)によって算出し、平坦化率をRflatとすると、平坦化後の輝度レベルVR_flat、VG_flat、VB_flatは、下記式(1−2)〜(1−4)によって求められる。
ave=(VRref+VGref+VBref)/3 …(1−1)
Rflat=VRref+(Vave−VRref)×Rflat …(1−2)
Gflat=VGref+(Vave−VGref)×Rflat …(1−3)
Bflat=VBref+(Vave−VBref)×Rflat …(1−4)
なお、上記平坦化処理の計算において、明るさに比例した重み付けを行うために、輝度レベル値の代わりに、輝度レベルをガンマ変換した値GR_ref、GG_ref、GB_refに対して上記式(1−1)〜(1−4)を適用し、下記式(2−1)〜(2−4)によって、平坦化後の値GRflat、GGflat、GBflatを求めてもよい。
ave=(GRref+GGref+GBref)/3 …(2−1)
Rflat=GRref+(Gave−GRref)×Rflat …(2−2)
Gflat=GGref+(Gave−GGref)×Rflat …(2−3)
Bflat=GBref+(Gave−GBref)×Rflat …(2−4)
平坦化後の値GR_flat、GG_flat、GB_flatから逆ガンマ変換して平坦化した輝度レベルVRflat、VGflat、VBflatを求めることも可能である。ここで、ガンマ変換および逆ガンマ変換は、下記式(3−1)〜(3−2)によって定義される。
ガンマ変換:G=Gmax×(V/Vmax)γ …(3−1)
逆ガンマ変換:V=Vmax×(G/Gmax)1/γ …(3−2)
但し、Gmax:ガンマ変換後の輝度レベルの最大値(例えば255)
Vmax:逆ガンマ変換後の輝度レベルの最大値(例えば255)
この場合、例えば、γ=2.2であり、ガンマ変換および逆ガンマ変換は非線形変換である。これにより、明るさに比例した重み付けを行って、平坦化処理をより効果的に行うことができる。
前述したように、図8(c)に点線で囲んだ注目ピクセルにおけるR、G、Bの各サブピクセルに対して、「146」、「182」、「146」の輝度レベルがそれぞれ設定されており、これらの平均値は、前記式(1−1)から「158」になる。この平均値と、注目ピクセルにおけるR、G、Bの各サブピクセルの輝度レベルとを前記式(1−2)〜(1−4)に代入することによって、注目ピクセルにおけるR、G、Bの各サブピクセルの平坦化された輝度レベルとして、「156」、「163」、「156」がそれぞれ得られる。
ここで、図2のステップS7における平坦化処理についてさらに詳しく説明する。この平坦化処理は、単一のピクセルに含まれる複数のサブピクセル(例えば、R、G、Bの3つのサブピクセル)に対して行われる。単一のピクセルに含まれる複数のサブピクセルの輝度レベルを平坦化するとは、その複数のサブピクセルのうちの少なくとも1つのサブピクセルの輝度レベルがその複数のサブピクセルの平均輝度レベルに近づくように、その複数のサブピクセルのうちの少なくとも1つサブピクセルの輝度レベルを補正することをいう。例えば、単一のピクセルにR、G、Bの3つのサブピクセルが含まれている場合には、その3つのサブピクセルのうちの少なくとも1つのサブピクセルの輝度レベルがその3つのサブピクセルの平均輝度レベルに近づくように、その3つのサブピクセルのうちの少なくとも1つのサブピクセルの輝度レベルを補正することにより、その3つのサブピクセルの輝度レベルを平坦化することができる。
図16の(a)〜(d)は、それぞれ、R、G、Bの3つのサブピクセルの輝度レベルを平坦化する処理の例を示す。
図16(a)は、B、G、Rの3つのサブピクセルの輝度レベルがこの順に単調減少である場合において、Bのサブピクセルの輝度レベルを平均輝度レベルに近づくように減少させ、Rのサブピクセルの輝度レベルを平均輝度レベルに近づくように増加させることにより、B、G、Rの3つのサブピクセルの輝度レベルを平坦化する処理の例を示す。
図16(b)は、B、G、Rの3つのサブピクセルの輝度レベルがこの順に単調増加である場合において、Bのサブピクセルの輝度レベルを平均輝度レベルに近づくように増加させ、Rのサブピクセルの輝度レベルを平均輝度レベルに近づくように減少させることにより、B、G、Rの3つのサブピクセルの輝度レベルを平坦化する処理の例を示す。
図16(c)は、Gのサブピクセルの輝度レベルが極大である場合において、B、Rのサブピクセルの輝度レベルを平均輝度レベルに近づくように増加させ、Gのサブピクセルの輝度レベルを平均輝度レベルに近づくように減少させることにより、B、G、Rの3つのサブピクセルの輝度レベルを平坦化する処理の例を示す。
図16(d)は、Gのサブピクセルの輝度レベルが極小である場合において、B、Rのサブピクセルの輝度レベルを平均輝度レベルに近づくように減少させ、Gのサブピクセルの輝度レベルを平均輝度レベルに近づくように増加させることにより、B、G、Rの3つのサブピクセルの輝度レベルを平坦化する処理の例を示す。
R、G、Bの3つのサブピクセルの輝度レベルを平坦化するための計算式は、前述の式(1−1)〜(1−4)または式(2−1)〜(2−4)の通りである。
上述した平坦化処理を所定の方向(例えば、横方向)に沿って互いに隣接する2つの骨格サブピクセル間に位置する注目ピクセルに含まれる複数のサブピクセルに対して行うことにより、その2つの骨格サブピクセル間にある空間を無彩色に近づけることができる。その結果、骨格部分と骨格部分との間に色付きが生じることを抑制することができる。
ステップS8またはステップS9において、骨格サブピクセルおよび横方向に隣接する骨格サブピクセル間のサブピクセルの輝度レベルが設定されると、出力部4の表示画面におけるサブピクセルが設定された輝度レベルの明るさになるように、所定レベルの電圧値が出力部4に出力される(ステップS10)。
その後、処理すべきピクセルがあるか否かを調べて、ある場合(Yes)にはステップS4に戻って、処理すべきピクセルに対してステップS4〜S10の処理を繰り返し、処理すべきピクセルがない場合(No)には処理を終了する(ステップS11)。
以上のように、本実施形態によれば、文字または図形の骨格部分に対応する骨格サブピクセル同士が横方向に隣接する骨格サブピクセル対が存在する場合には、骨格サブピクセル対の間に位置する注目サブピクセルの輝度レベルを、骨格サブピクセル対間の距離に応じて平坦化するようになっているために、生成される文字、図形の画像情報において縦線が接近している場合でも、縦線の間にて色付きが発生することを抑制することができる。この場合、骨格サブピクセル対が接近していない場合には、骨格サブピクセル対の間に位置する注目サブピクセルの輝度レベルが平坦化されないため、文字、図形の輪郭がはっきりとした画像情報を生成することができる。
<実施形態2>
図9は、本発明の実施形態2に係る画像情報生成装置1Bの要部構成を示すブロック図である。図9において、図1と共通の構成要素については、説明を省略する。
図9において、本実施形態2の画像情報生成装置1Bは、入力部2、制御部3、出力部4および補助記憶装置5Bを備えている。
補助記憶装置5Bは、画像情報生成プログラム51Bと、その画像情報生成プログラム51Bによって用いられるデータ53Bとが格納されている。
画像情報生成プログラム51Bは、本実施形態の画像情報生成処理を制御部3にて実行するためのプログラムである。画像情報生成プログラム51Bは、文字または図形の骨格部分(スケルトン)がサブピクセル単位で構成されるように骨格(スケルトン)データに対応する骨格サブピクセルを設定し、骨格サブピクセルに対して最大の色要素レベルを割り付け、骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルに対しては、最大の色要素レベルよりも低い色要素レベルを割り当て、さらには、横方向に相互に隣接する骨格サブピクセル間の距離に基づいて、隣接する骨格サブピクセル間に位置するサブピクセルに対しては、色要素レベルを平坦化して割り付ける処理を実施する。
データ53Bとしては、骨格近接度テーブル53aと、平坦化率テーブル53bと、階調パターン基準テーブル53cと、補正テーブル53dと、輝度テーブル53eとが格納されている。
補正テーブル53dは、前記実施形態1における補正テーブル53dと同様に、骨格サブピクセルに隣接する3個または4個のサブピクセルに対する色要素レベルが、表示画面に表示される線幅に基づいて設定されているが、本実施形態では、それに加えて、骨格サブピクセルに対して縦方向に隣接する骨格サブピクセルでないサブピクセルおよびそのサブピクセルに対して横方向に隣接する1または複数のサブピクセルに対して、色要素レベルが設定される。この場合、骨格サブピクセルの縦方向に隣接するサブピクセルに対しては、骨格サブピクセルに設定される最大の色要素レベルよりも低い色要素レベルが設定され、また、そのサブピクセルの横方向に隣接するサブピクセルは、さらに低い色要素レベルが設定される。そして、骨格サブピクセルの縦方向に隣接する骨格サブピクセルでないサブピクセルを、骨格相当サブピクセルとして設定され、以後の処理において、骨格相当サブピクセルが骨格サブピクセルと同様に処理される。
骨格近接度テーブル53aは、前記実施形態1における骨格近接度テーブル52aと同様に、文字または図形の骨格部分に対応して設定される骨格サブピクセルにおいて、横方向に相互に隣接する骨格サブピクセル間の距離に基づいて骨格近接度が設定されており、さらには、骨格相当サブピクセルついても、横方向に隣接する骨格サブピクセル(骨格相当サブピクセルを含む)との距離に基づいて骨格近接度が設定されている。骨格相当サブピクセルについては、設定された色要素レベルに対応した骨格近接度が設定されている。
図10(a)〜(c)は、骨格近接度テーブル53aの一例を示しており、それぞれ、補正テーブルによって色要素レベルが設定されるサブピクセルの個数(補正パターンの長さ)は3である。図10(a)は、最大の色要素レベル7が設定される骨格サブピクセルが横方向に相互に隣接する場合に使用される骨格近接度テーブルであり、横方向に隣接する骨格サブピクセルの距離として、相互に隣接する骨格サブピクセルの間に位置するサブピクセルの個数が5個以下の場合には、骨格近接度として「レベル1」が設定され、サブピクセルの個数が6〜9個の場合には、骨格近接度として「レベル2」が設定され、サブピクセルの個数が10個以上の場合には、骨格近接度として「レベル3」が設定されている。
図10(b)は、色要素レベルとして6〜4が設定された骨格相当サブピクセルと、骨格サブピクセルとが横方向に隣接する場合、または、色要素レベルとして6〜4が設定された骨格相当サブピクセル同士が横方向に隣接する場合に使用される骨格近接度テーブルであり、相互に隣接する骨格相当サブピクセルと骨格相当サブピクセルまたは骨格サブピクセルとの間に位置するサブピクセルの個数が3個以下の場合には、骨格近接度として「レベル1」が設定され、サブピクセルの個数が4〜6個の場合には、骨格近接度として「レベル2」が設定され、サブピクセルの個数が7個以上の場合には、骨格近接度として「レベル3」が設定されている。
図10(c)は、色要素レベルとして「3」〜「1」が設定された骨格相当サブピクセルと、骨格サブピクセルとが横方向に隣接する場合、または、1以上の色要素レベルが設定された骨格相当サブピクセル同士が横方向に隣接する場合に使用される骨格近接度テーブルであり、相互に隣接する骨格相当サブピクセルと骨格相当サブピクセルまたは骨格サブピクセルとの間に位置するサブピクセルの個数が6個以下の場合には、骨格近接度として「レベル2」が設定され、サブピクセルの個数が7個以上の場合には、骨格近接度として「レベル3」が設定されている。
このように、相互に隣接する骨格相当サブピクセルの色要素レベルの範囲が一致しない場合には、色要素レベルの範囲が小さな骨格近接度テーブルが使用される。そして、骨格サブピクセルおよび骨格相当サブピクセルに設定される色要素レベルに応じて複数の骨格近接度テーブルが設けられていることにより、骨格サブピクセルおよび骨格相当サブピクセルの色要素レベルによって決定される文字や図形の線の濃淡が空間の潰れに与える影響を考慮して、きめ細かく骨格近接度を決定することができる。
なお、平坦化率テーブル53bは、前記実施形態1における図7の平坦化率テーブル52bと同様の構成になっており、骨格近接度が「レベル1」の場合には、平坦化率として「0.8」が設定されており、骨格近接度が「レベル2」の場合には、平坦化率として「0.5」が設定されている。そして、骨格近接度が「レベル3」の場合には、平坦化率として「0.0」が設定されており、平坦化処理は行われない。
階調パターン基準テーブル53cは、前記実施形態1における図4の階調パターン基準テーブル52cと同様の構成になっている。
輝度テーブル53dには、骨格相当サブピクセルに対して、横方向に骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルが隣接する場合において、横方向に隣接する骨格相当サブピクセルと、骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルとの間に位置するサブピクセルに対して設定されるそれぞれの色要素レベルに対応して輝度レベルが設定されており、図10にその一例を示す。図10に示す輝度テーブルでは、色要素レベルが「1」であるサブピクセルの輝度レベルは、R、G、Bのいずれの場合にも「255」であり、色要素レベルが「2」であるサブピクセルの輝度レベルは、R、G、Bのいずれの場合にも「219」であり、色要素レベルが「3」であるサブピクセルの輝度レベルは、R、G、Bのいずれの場合にも「182」であり、色要素レベルが「4」であるサブピクセルの輝度レベルは、R、G、Bのいずれの場合にも「109」であり、色要素レベルが「5」であるサブピクセルの輝度レベルは、R、G、Bのいずれの場合にも「73」であり、色要素レベルが「6」であるサブピクセルの輝度レベルは、R、G、Bのいずれの場合にも「36」であり、色要素レベルが「7」であるサブピクセルの輝度レベルは、R、G、Bのいずれの場合にも「0」である。
以下に、本実施形態の画像情報生成装置1Bにより画像情報生成プログラム51Bに基づいて行われる画像情報生成処理について、図12に示すフローチャートと、図13の説明図とに基づいて説明する。図13は、実施形態1と同様に、漢字「忙」を、線幅「普通」で表示する場合の処理の説明図である。
まず、入力部2に文字コードおよび文字サイズが入力されると、文字サイズに基づいて線幅パラメータを取得する(図12のステップS21参照、以下同様)。線幅パラメータは、生成される文字、図形における縦線および斜め線の線幅を規定するものであり、入力される線幅パラメータに基づいて、例えば、「細い」、「普通」、「太い」の線幅が規定される。
ステップS21において線幅パラメータが取得されると、文字または図形の骨格(スケルトン)データに対応するサブピクセルである骨格サブピクセルを設定し、骨格サブピクセルに最大の色要素レベルを設定するとともに、線幅パラメータによって規定される線幅に基づいて、骨格サブピクセルの横方向に隣接する3個または4個のサブピクセル(補正パターン長さ)の色要素レベルが補正テーブル53dに基づいて設定される。同時に、骨格サブピクセルの縦方向に隣接する骨格サブピクセルでないサブピクセルと、そのサブピクセルの両側のサブピクセルに対して、補正テーブル53dに基づいて色要素レベルが設定される。
図13(a)にて点線で囲った部分における骨格サブピクセルAおよびBについては、両骨格サブピクセルAおよびB間に5個のサブピクセルが位置しており、図10(a)の骨格近接度テーブルから、骨格近接度として「レベル1」が設定される。そして、両骨格サブピクセルAおよびBの間に位置する5個のサブピクセルについては、前記実施形態1と同様に、補正テーブル53dに基づいて、図13(c)に示すように、色要素レベルとして、骨格サブピクセルAに隣接するサブピクセルから順番に「4」、「3」、「2」、「3」、「4」が設定される。
これに対して、骨格サブピクセルAの縦方向に隣接するサブピクセルは、骨格相当サブピクセルDであり、その色要素レベルとして「5」が設定される。そして、その骨格相当サブピクセルDの両側に隣接する複数のサブピクセルに対して、色要素レベルの基準値(テーブルで規定される基準の値)がそれぞれ設定される。
なお、骨格サブピクセルBの下側には、骨格サブピクセルCが隣接していることから、この骨格サブピクセルCに隣接する各サブピクセルについては、補正テーブル53dに基づいて、骨格サブピクセルCに近い順に、色要素レベルとして「4」、「3」、「2」の値が基準値として設定される。そして、骨格相当サブピクセルDと骨格サブピクセルCとの間に位置する各サブピクセルに対して、骨格相当サブピクセルDに基づいて設定される色要素レベルの基準値と、骨格サブピクセルCに基づいて設定される色要素レベルの基準値とに基づいて、色要素レベルが設定される。この場合の各サブピクセルに対する色要素レベルの設定は、各サブピクセルに対する基準値同士を比較して大きな色要素レベルに設定する構成、各サブピクセルに対する基準値の平均あるいは合計を色要素レベルとして設定する構成等の方法が適用される。
図13(c)においては、骨格相当サブピクセルDの両側のサブピクセルに対して色要素レベル「2」がそれぞれ設定されており、また、そのサブピクセルに対して骨格サブピクセルC側に並んだ各サブピクセルに対して「2」、「2」、「3」、「4」の色要素レベルがそれぞれ設定されている。ここで、骨格相当ピクセルDの両側の色要素レベルは、図3(c)に示すような、骨格相当サブピクセル用の補正パターンのテーブル52dを参照して設定される。
なお、横方向に骨格サブピクセル同士が隣接する場合には、実施形態1にて説明した平坦化処理と同様の処理によって、両骨格サブピクセル間に位置する各サブピクセルの輝度レベルが平坦化されるために、その説明については省略する。以下の説明では、骨格相当サブピクセルに対する処理についてのみ説明する。
骨格相当サブピクセルが設定されると、その骨格相当サブピクセルに対して横方向に隣接する骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルが存在するかを判定する(ステップS22)。骨格相当サブピクセルと対になる骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルが存在する場合(Yes)には、ステップS23に進み、存在しない場合(No)には、ステップS27に進む。
ステップS22において、骨格相当サブピクセルと対になる骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルが存在しない場合(No)には、ステップS27において、骨格相当サブピクセルに対して横方向に隣接するサブピクセルに対して色要素レベルを設定する。
これに対して、ステップS22において、骨格相当サブピクセルと対になる骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルが存在する場合(Yes)には、骨格相当サブピクセルと、その骨格相当サブピクセルと対になる骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルとの間に挟まれたサブピクセルの個数を、骨格相当サブピクセル間の距離として算出する(ステップS23)。この場合の具体的な処理は、図2のステップS5と同様である。
ステップS23において、骨格相当サブピクセル間の距離が算出されると、算出された骨格相当サブピクセル間の距離に基づいて、骨格近接度テーブル53aから、骨格近接度を読み出す(ステップS24)。
図13(c)においては、骨格相当サブピクセルの色要素レベルが「5」であり、骨格相当サブピクセルと骨格サブピクセルBとの間のサブピクセル数が5個であることから、図10(b)に示された骨格近接度テーブル53aから、骨格近接度として「レベル2」が得られる。
ステップS24にて骨格近接度が読み出されると、読み出された骨格近接度に対応した平坦化率を、平坦化率テーブル53bから読み出す。そして、骨格相当サブピクセル対の間に位置する全てのサブピクセルから、R、G、Bの各サブピクセルによって構成される1つのピクセルを注目ピクセルとして設定し、その注目ピクセルを構成するR、G、Bの各サブピクセルに対して設定されたそれぞれの色要素レベルに対する輝度レベルを、輝度テーブル53eから読み出す。そして、読み出された各サブピクセルの輝度レベルを、平坦化率テーブル53bから読み出された平坦化率に基づいてそれぞれ平坦化する(ステップS25)。
図13(c)において、骨格近接度が「レベル2」であることから、図7に示す平坦化率テーブルから、平坦化率として「0.5」が読み出される。また、図13(c)において、骨格相当サブピクセルDと骨格サブピクセルCとの間に位置する注目ピクセルにおけるR、G、Bの各サブピクセルは、それぞれ「2」、「2」、「3」の色要素レベルに設定されていることから、R、G、Bの各サブピクセルの輝度レベルは、図11に示す輝度テーブル53eに基づいて「182」、「182」、「146」になる。そして、図7に示す平坦化率テーブルから読み出された平坦化率「0.5」と前記式(2−1)〜(2−4)とによって平坦化すると、注目画素におけるR、G、Bの各サブピクセルの輝度レベルは、「177」、「177」、「159」になる。
このようにして、骨格相当サブピクセルDと骨格サブピクセルCとの間に位置する注目ピクセルの各サブピクセルの輝度レベルが算出されると、算出された各輝度レベルを注目ピクセルの各サブピクセルに対して設定する(ステップS26)。
次いで、各サブピクセルに対して設定された輝度レベルに対応する電圧を出力部4に出力する(ステップS28)。
なお、ステップS27において、骨格相当サブピクセルに対して横方向に隣接するサブピクセルに対して色要素レベルを設定されている場合にも、同様に、各サブピクセルに対して設定された輝度レベルに対応する電圧を出力部4に出力する
その後、処理すべきピクセルがあるか否かを調べて、ある場合(Yes)にはステップS22に戻って、処理すべきピクセルに対してステップS22〜S28の処理を繰り返し、処理すべきピクセルがない場合(No)には処理を終了する。
このように、骨格サブピクセルに対して、縦方向に隣接するサブピクセルが骨格サブピクセルでない場合にも、骨格サブピクセルよりも低い色要素レベルに設定して骨格サブピクセルと同様の処理を実施することによって、さらに高精細に文字等を表示することができる。
<実施形態3>
前述の実施形態2は、文字および図形の骨格部分を構成するストロークが斜め線の場合にも適用することができる。この場合、斜め線を表示画面に表示するための骨格サブピクセルおよび骨格相当サブピクセルの設定は、特開2005−24987号公報に開示されている方法を適用することができる。
図14は、骨格部分が2本の斜め線である場合において、両斜め線の間の輝度レベルを平坦化する場合の説明図である。図14(a)において、骨格部分である2本の平行な斜め線を構成するストロークと、表示画面における各サブピクセルとの関係が示されている。なお、各ストロークを示すストロークデータは、始点および終点の座標が設定されたベクトルデータになっている。このような斜め線のストロークデータ(ベクトルデータ)が表示画面において設定されると、特開2005−24987号公報に開示されている方法によって、その斜め線の骨格サブピクセルおよび骨格相当サブピクセルが設定される。この場合、まず、ストロークが通過するサブピクセルを特定し、ストロークが通過するサブピクセルの中心点と、その中心点と同じX座標のストローク上の点との距離に基づいて、骨格サブピクセルおよび骨格相当サブピクセルが設定される。
サブピクセルの中心点と、その中心点と同じX座標のストローク上の点との距離が所定値よりも小さい場合には、そのサブピクセルは骨格サブピクセルとされ、色要素レベルとして最大の「7」が設定される。これに対して、サブピクセルの中心点と、その中心点と同じX座標のストローク上の点との距離が、前記所定値よりも大きな所定の範囲にある場合には、そのサブピクセルは骨格相当サブピクセルとされ、骨格サブピクセルに設定される色要素レベルよりも低い色要素レベル(例えば「6」)が設定される。さらには、ストロークが通過するサブピクセルの中心点と、その中心点と同じX座標のストローク上の点との距離が、前記所定の範囲よりも小さなサブピクセルが存在する場合には、そのサブピクセルに、骨格相当サブピクセルよりもさらに低い色要素レベルを設定し、さらに、必要に応じて、骨格サブピクセルおよび骨格相当サブピクセルに対して横方向に隣接する骨格サブピクセルおよび骨格相当サブピクセル以外のサブピクセルに対して、骨格相当サブピクセルに対して設定される色要素レベルよりも低い色要素レベルを設定する。
これにより、図14(b)に示すように、2本の平行なストロークを表示するためのサブピクセルが特定されて、各サブピクセルに対して色要素レベルが設定される。
このようにして、2本の平行なストロークを表示するためのサブピクセルおよび色要素レベルが設定されると、前述した実施形態2と同様に、補正テーブルに基づいて、骨格サブピクセルおよび骨格相当サブピクセルに対して横方向に隣接するサブピクセルに対して色要素レベルを設定する。これにより、図14(c)に示すように、骨格サブピクセルおよび骨格相当サブピクセルの周囲のサブピクセルに対して色要素レベルが設定される。以後は、前述した実施形態2と同様にして、横方向に隣接する骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルの間に位置する注目ピクセルのサブピクセルに対して、設定された色要素レベルを平坦化する処理が実施される。
以上のように、本実施形態によれば、骨格サブピクセルに隣接する骨格相当サブピクセルに対しても、骨格サブピクセルと同様に扱って、骨格相当ピクセルに対して横方向に隣接する骨格サブピクセルまたは骨格相当ピクセルとの間のサブピクセルの輝度レベルを平坦化処理するようになっており、これにより、文字、図形を構成するストローク同士が相互に接近している場合にも、ストローク間において色付きが発生することを抑制することができる。さらに、ストローク同士が相互に接近していない場合には、サブピクセルの輝度レベルが平坦化処理されないため、ストロークによって構成される文字、図形等をはっきりと明確に表示することができる。
<実施形態4>
なお、上記各実施形態1〜3において、所定方向に連続する骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルの長さに応じて、骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルの近傍に位置するサブピクセルの輝度レベルを制御して、輝度レベルの平坦化率を高く設定することも可能である。
通常、表示に際して、相互に接近したストローク同士の間に生じる色付きは、ストローク同士が接近している部分が長いほど、目立ちやすくなる。このために、ストローク同士が相互に隣接している場合には、隣接しているストローク部分を構成する骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルが、縦方向に連続して並ぶ個数を調べて、連続する骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルの個数が多いほど、相互に隣接するストローク同士の部分が長くなっているとして、各ストロークを構成する骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルの間に位置するサブピクセルの平坦化率が大きくなるように変更する。
このように平坦化率を変更するためには、例えば、図15に示すような平坦化補強率テーブルを用いることができる。図15に示す平坦化補強率テーブルは、相互に隣接しているストローク同士のそれぞれの部分を構成する骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルが縦方向に連続していることを示す情報として、ストローク長情報が定義されている。この「ストローク長情報」は、相互に隣接する各ストローク部分を構成する骨格サブピクセルの長さによって定義することもできるが、図15の例では、各ストロークによって構成される文字の高さに対して、それぞれのストロークにおける相互に隣接した部分の長さ(骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルの個数)の占める割合で定義されている。そして、このストローク長情報に対して、必要とされる平坦化率の増加割合を示す平坦化補強率がそれぞれ設定されている。平坦化補強率は、ストローク長情報によるストローク長が長いほど大きく設定されており、ストローク長情報が文字の高さの30%以上50%未満では平坦化補強率が50%、ストローク長が文字高さの10%以上30%未満では平坦化補強率が20%、ストローク長が文字高さ/幅の10%未満では平坦化補強率が0%と設定されている。
補強された平坦化率x’は、平坦化率がx、平坦化補強率がy%である場合、下記式(4)によって求めることができる。
x’=x+(1−x)×y …(4)
例えば、平坦化率が0.8である場合、最大の平坦化率1に対する余裕度(1−x)が0.2であるため、平坦化補強率が50%であれば、補強された平坦化率x’は0.9(=0.8+0.2×50%)となり、輝度レベルが平坦化される度合いが強くなる。
なお、骨格文字または図形の骨格部分として骨格ストロークがベクトルデータによって表されている場合には、ストローク長情報を求める際に、縦方向のストロークについて、ストロークの端点座標の差をストローク長として、文字、図形の全体サイズに対する比率を求めることができる。一方、骨格ストロークがベクトルデータによって表されていないために、座標値からストローク長を求めることができない場合には、骨格サブピクセルまたは骨格相当サブピクセルの配列に対して、縦方向に並ぶ骨格サブピクセルの数をカウントし、ストローク長として取り扱うことができる。
このように、相互に近接する縦線同士が長く続く場合には、それらの縦線の間のサブピクセルの平坦化率を大きくすることによって、縦線同士が長く近接する場合にも、その間に色付けが発生することを確実に防止することができる。
なお、上記各実施形態において、平坦化後の輝度レベルを、計算をその都度行って求める方法について説明したが、平坦化後の輝度レベルを予め求めたテーブルを作成して、そのテーブルに基づいて輝度レベルを設定することによって、計算コストを抑えることも可能である。さらに、ガンマ変換・ガンマ逆変換を経て、明るさに比例した重みにより輝度レベルの平坦化を行う際に、計算をその都度行っても良いが、計算結果を予め求めたテーブルを作成しておき、そのテーブルに基づいて値を設定することにより計算コストを抑えることも、同様に可能である。本発明を実施する際には、計算コストと、テーブルとして記憶しておくためのメモリコストのバランスを考慮して、その処理方法と構成とが適切に選択され得る。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、デジタルテレビジョンなどのように、表示装置や印刷装置を備えた電子機器や情報機器において、文字、図形等の骨格部分および骨格に準ずる部分に対応して設定される骨格サブピクセルおよび骨格相当サブピクセルの間に挟まれたサブピクセルの輝度レベルが平坦化されるように制御される。これにより、文字、図形等を構成するストローク同士が相互に接近している場合においても、ストロークの間に色付きが発生するおそれがなく、また、隣接するストローク同士が相互に密着して表示されることによって、文字等が潰れて表示されることを抑制することができる。さらに、隣接するストローク同士が接近していない場合には、各ストロークの輪郭を明確に表示することができ、その結果、文字、図形等を明確に表示することができる。

Claims (10)

  1. 表示装置に出力するための文字または図形の画像情報を生成する画像情報生成装置であって、
    該表示装置は、複数のピクセルを含み、該複数のピクセルのそれぞれは、所定の第1の方向に配置された複数のサブピクセルを含み、該複数のサブピクセルには、互いに異なる複数の色要素が割り当てられており、
    該画像情報生成装置は、
    文字または図形の骨格部分に対応する少なくとも1つのサブピクセルを少なくとも1つの骨格サブピクセルとして設定する骨格サブピクセル設定手段と、
    該骨格サブピクセルおよび該所定の第1の方向に沿って該骨格サブピクセルに隣接する少なくとも1つのサブピクセルのそれぞれに色要素レベルを設定する色要素レベル設定手段と、
    該所定の第1の方向に沿って互いに隣接する2つの骨格サブピクセルが存在するか否かを判定する判定手段と、
    該所定の第1の方向に沿って互いに隣接する2つの骨格サブピクセルが存在すると判定された場合には、該2つの骨格サブピクセル間の距離を算出する算出手段と、
    該算出された距離に基づいて、該2つの骨格サブピクセル間に位置する複数のサブピクセルの色要素レベルに対応する輝度レベルを平坦化するための平坦化率を設定する平坦化率設定手段と、
    該設定された平坦化率に基づいて、該2つの骨格サブピクセル間に位置する該複数のサブピクセルの輝度レベルを平坦化する平坦化手段と
    を備えた、画像情報生成装置。
  2. 前記表示装置における単一のピクセルに含まれる前記複数のサブピクセルには、それぞれ、R(赤)、G(緑)、B(青)が色要素として割り当てられている、請求項1に記載の画像情報生成装置。
  3. 前記平坦化率設定手段は、前記2つの骨格サブピクセル間に位置する注目ピクセルに含まれる複数のサブピクセルのそれぞれに対して前記平坦化率を設定する、請求項1に記載の画像情報生成装置。
  4. 前記平坦化率設定手段は、前記2つの骨格サブピクセル間の距離が小さいほど前記平坦化率が大きくなるように該平坦化率を設定する、請求項1に記載の画像情報生成装置。
  5. 前記所定の第1の方向に直交する所定の第2の方向に沿って連続する少なくとも2つの骨格サブピクセルが存在する場合には、前記平坦化率設定手段は、該所定の第2の方向に沿って連続する骨格サブピクセルの個数が増加するにつれて前記平坦化率が高くなるように該平坦化率を設定する、請求項1に記載の画像情報生成装置。
  6. 前記色要素レベル設定手段は、前記骨格サブピクセルに最大の色要素レベルを設定し、
    前記所定の第2の方向に沿って前記骨格サブピクセルに隣接するサブピクセルであって、該骨格サブピクセルでないサブピクセルが存在する場合には、該色要素レベル設定手段は、該サブピクセルを骨格相当サブピクセルとして、該骨格相当サブピクセルに該最大の色要素レベルよりも小さい色要素レベルを設定し、
    前記算出手段は、該骨格相当サブピクセルを骨格サブピクセルと同様に処理する、請求項1に記載の画像情報生成装置。
  7. 前記骨格部分を構成するストロークが斜め線である場合には、該斜め線に対して、すくなくとも1つの骨格サブピクセルと少なくとも1つの骨格相当サブピクセルとが特定され、
    前記色要素レベル設定手段は、該骨格サブピクセルに最大の色要素レベルを設定し、
    該色要素レベル設定手段は、該骨格相当サブピクセルに最大の色要素レベルよりも小さい色要素レベルを設定し、
    前記算出手段は、該骨格相当サブピクセルを骨格サブピクセルと同様に処理する、請求項1に記載の画像情報生成装置。
  8. 表示装置に出力するための文字または図形の画像情報を生成する画像情報生成方法であって、
    該表示装置は、複数のピクセルを含み、該複数のピクセルのそれぞれは、所定の第1の方向に配置された複数のサブピクセルを含み、該複数のサブピクセルには、互いに異なる複数の色要素が割り当てられており、
    該画像情報生成方法は、
    文字または図形の骨格部分に対応する少なくとも1つのサブピクセルを少なくとも1つの骨格サブピクセルとして設定するステップと、
    該骨格サブピクセルおよび該所定の第1の方向に沿って該骨格サブピクセルに隣接する少なくとも1つのサブピクセルのそれぞれに色要素レベルを設定するステップと、
    該所定の第1の方向に沿って互いに隣接する2つの骨格サブピクセルが存在するか否かを判定するステップと、
    該所定の第1の方向に沿って互いに隣接する2つの骨格サブピクセルが存在すると判定された場合には、該2つの骨格サブピクセル間の距離を算出するステップと、
    該算出された距離に基づいて、該2つの骨格サブピクセル間に位置する複数のサブピクセルの色要素レベルに対応する輝度レベルを平坦化するための平坦化率を設定するステップと、
    該設定された平坦化率に基づいて、該2つの骨格サブピクセル間に位置する該複数のサブピクセルの輝度レベルを平坦化するステップと
    を包含する、画像情報生成方法。
  9. 請求項8に記載の画像情報生成方法の各ステップをコンピュータに実行させるための画像情報生成プログラム。
  10. 請求項9に記載の画像情報生成プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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