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JP4667979B2 - 警備装置および警備方法 - Google Patents
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監視領域の状況を撮像する撮像手段に接続され、監視領域において異常が検知された場合は、異常を検知した旨をネットワークで接続された監視センタなどの通報先に通報、または異常を検知した旨を監視領域内に報知する警備装置および警備方法に関し、特に撮像手段により撮像された監視領域画像の格納制御を行う警備装置および警備方法に関する。
監視領域である複数の施設にカメラ等の撮像装置と、撮像装置に接続された警備装置を設置するとともに、当該警備装置をインターネットや公衆回線等のネットワークで監視センタと接続し、警備装置から異常検知した旨の通報が監視センタに送信されると、監視センタでは警備員を現場に派遣するとともに、必要に応じて警察や消防などの関係機関に通報する警備システムが一般的に知られている。
このような警備システムの警備装置では、所定時間間隔または異常検知されたことに連動して監視領域を撮像し、撮像された監視領域画像を画像メモリ等の記憶媒体に格納している。そして、異常が検知された旨の通報を受けて派遣された警備員が、警備装置の画像メモリ等に保存された監視領域画像を確認するなどして、異常が検知されたときの監視領域の状況を確認するという作業が行われる。
しかしながら、警備装置に搭載される画像メモリ等の記憶媒体の記憶容量は小容量であるため、所定時間間隔または異常検知されたことに連動して撮像された監視領域画像で画像メモリが一杯になり、画像メモリに空き容量が不足した場合には、撮像された監視領域画像は順次上書きされて記憶される。一方、撮像される監視領域画像の中では、異常が検知された時点の画像が最も重要であるが、このように画像メモリは上書き保存するため、異常検知した旨の通報を受けた警備員が警備装置に到着した時点で、最も重要である異常が検知された時点の画像が、他の画像により上書き消去されるおそれがあった。
このため、記録媒体の記録領域に入力されてくる画像情報を連続して繰り返し記録し、センサからの異常検知信号を受けたときに、異常検知信号が入力された時点から前後一定期間の画像情報が記録された記録領域をプロテクト領域に設定して上書きされないようにし、記録媒体がプロテクト領域で満たされて新たな画像情報の記録領域が無くなった場合には、プロテクト領域を古いものから順に削除する技術がある(例えば、特許文献1)。
特開平10−66061号公報
しかしながら、この従来技術では、単一の記録媒体に上書きが禁止されたプロテクト領域と上書き可能な通常の領域を設定して撮像画像をいずれかの領域に格納しているため、到着した警備員が撮像画像を確認する際に、単一の記録媒体に格納された全ての画像の中からプロテクト領域に格納された画像と通常領域に格納された画像とを区別して、必要な異常検知時の撮像画像を検索する必要があり、撮像画像確認作業が煩雑化するとともに確認作業に時間を要してしまうという問題がある。
特に、警備員が派遣されるのは、監視領域に異常が発生しているような状況であり、撮像された画像の確認に長時間を要していたのでは、迅速に対処することはできない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、監視領域の撮像画像を重要な画像とそうでない画像とを物理的に異なる記憶手段に保存することによって、警備員による監視領域の確認作業を簡易かつ短時間で行うことができる警備装置および警備方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、監視領域の状況を撮像する撮像手段に接続され、前記監視領域において異常が検知された場合は、異常を検知した旨をネットワークで接続された監視センタなどの通報先に通報、または異常を検知した旨を監視領域内に報知する警備装置であって、前記撮像手段によって撮像された監視領域画像を記憶する第1の画像記憶手段および第2の画像記憶手段と、前記第1の画像記憶手段を上書き可能に制御し、前記第2の画像記憶手段を上書き不能に制御するとともに、前記監視領域において異常を検知していない間における前記監視領域画像を前記第1の画像記憶手段に格納し、前記監視領域において異常を検知した時および/または異常を検知した後の前記監視領域画像を前記第2の画像記憶手段に格納する格納制御手段と、前記監視領域において異常を検知した場合における通報先への通報の可否、監視領域内への報知の可否など、警備装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードをいずれかの状態に設定する警備モード設定手段と、を備え、前記格納制御手段は、前記警備モード設定手段により、前記監視領域において異常が検知された場合に通報先への通報または監視領域内への報知を行う警備状態に設定された後、前記監視領域において異常が検知された場合に通報先への通報および監視領域内への報知を行わない警備解除状態に設定され、さらに、前記警備解除状態から前記警備状態に設定された場合に、前記第2の画像記憶手段に記憶されている前記監視領域画像を消去することを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、前記格納制御手段は、さらに、前記第2の画像記憶手段が空き記憶容量不足で前記監視領域画像を格納不能になった場合には、前記監視領域画像を前記第1の画像記憶手段に格納することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、前記監視領域における異常を検知する異常検知手段、を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、監視領域において異常が検知された場合に、異常を検知した旨をネットワークで接続された監視センタなどの通報先に通報、または異常を検知した旨を監視領域内に報知する警備方法であって、第1の画像記憶手段を上書き可能に制御し、第2の画像記憶手段を上書き不能に制御するとともに、監視領域の状況を撮像する撮像手段によって撮像された監視領域画像であって、前記監視領域において異常を検知していない間における前記監視領域画像を前記第1の画像記憶手段に格納し、前記監視領域において異常を検知した時および/または異常を検知した後の前記監視領域画像の重要度が所定の基準より高い場合には、前記監視領域画像を前記第2の画像記憶手段に格納する格納制御ステップと、前記監視領域において異常を検知した場合における通報先への通報の可否、監視領域内への報知の可否など、警備装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードをいずれかの状態へ設定を受け付ける警備モード設定ステップと、を含み、前記格納制御ステップは、前記警備モード設定ステップにより、前記監視領域において異常が検知された場合に通報先への通報または監視領域内への報知を行う警備状態への設定を受付けた後、前記監視領域において異常が検知された場合に通報先への通報および監視領域内への報知を行わない警備解除状態への設定を受付け、さらに、前記警備解除状態から前記警備状態への設定を受け付けた場合に、前記第2の画像記憶手段に記憶されている前記監視領域画像を消去することを特徴とする。
請求項1およびにかかる発明によれば、第1の画像記憶手段を上書き可能に制御し、第2の画像記憶手段を上書き不能に制御するとともに、監視領域において異常を検知していない間における監視領域画像を第1の画像記憶手段に格納し、監視領域において異常を検知した時および/または異常を検知した後の監視領域画像を第2の画像記憶手段に格納する。すなわち、本発明では、重要度が所定の基準より低い監視領域画像と重要度が所定基準より高い監視領域画像とを物理的に異なる記憶手段に格納しているので、警備員が駆けつけて監視領域画像を確認する際に、目的とする重要度が所定基準より高い画像を検索する手間を省き、警備員による監視領域の確認作業を簡易かつ短時間で行うことができるという効果を奏する。
また、この請求項1およびにかかる発明によれば、監視領域において異常を検知した時および/または異常を検知した後の監視領域画像が格納される第2記憶手段を上書き不能に制御することで、警備員が駆けつけるまでの間に、監視領域において異常を検知した時および/または異常を検知した後の監視領域画像が他の監視領域画像によって上書きされて消去されてしまうことを防止することができ、警備員による監視領域の確認作業を確実に行うことができるという効果を奏する。
また、請求項1および4にかかる発明によれば、監視領域における異常を検知した時および/または異常を検知した後の監視領域画像を第2の画像記憶手段に格納することで、警備員が駆けつけて監視領域画像を確認する際に、異常発生時における重要な監視領域画像を検索する手間が省け、警備員による監視領域の確認作業を簡易かつ短時間で行うことができるという効果を奏する。
また、請求項1および4にかかる発明によれば、監視領域において異常が検知された場合に通報先への通報または監視領域内への報知を行う警備状態に設定された後、監視領域において異常が検知された場合に通報先への通報および監視領域内への報知を行わない警備解除状態に設定され、さらに、警備解除状態から警備状態に設定された場合に、第2の画像記憶手段に記憶されている監視領域画像を消去することで、監視領域の警備を開始する時点で前記第2の画像記憶手段が自動的にクリアされ、重要度の高い監視領域画像を最大限蓄積可能な状態にできるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、第2の画像記憶手段が空き記憶容量不足で監視領域画像を格納不能になった場合には、監視領域画像を第1の画像記憶手段に格納することで、重要度が所定の基準よりも高い画像については、第2の画像記憶手段が空き記憶容量不足となった後も格納されるので、重要度の高く、かつ最近の監視領域画像が格納できなくなることを防止して、監視領域の確認作業を行うために必要な、より多くの重要な監視領域画像を格納することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる警備装置および警備方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかる警備システムのネットワーク構成および警備装置の機能的構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる警備システムは、図1に示すように、監視領域に設置された監視カメラ102に接続された警備装置100と、監視センタ140とが電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどのネットワーク120で接続された構成となっている。
警備装置100は、監視領域の異常を検知して、異常検知情報を監視センタ140に通報するものである。監視センタ140は、警備装置100からの通報を受信すると、待機中の警備員に監視領域へ向かう旨の指示を出すとともに、必要に応じて警察や消防などの関係機関に通報する。
次に、警備装置100の詳細について説明する。警備装置100は、監視領域に設置された監視カメラ102に接続されており、さらに複数のセンサ101a〜101nと、操作表示部103、入出力制御部150と、制御部110と、通信制御部160と、第1画像メモリ131と、第2画像メモリ132と、第3画像メモリ133とを主に備えている。
監視カメラ102は、監視領域内に設置され、監視領域の状況を所定時間間隔またはセンサ101a〜101nが異常を検知したことに連動して撮像し、撮像された監視領域の状況を示す画像である監視領域画像を警備装置100に送出するものである。
センサ101a〜101nは、人感センサ等であり、たとえば赤外線の受光量の変化をもとに人の存在を検出する赤外線センサ、赤外線などの受信が遮断されることで人の存在を検出する遮断センサ、電磁波の乱れで人の存在を検知する気配センサ、およびマグネットにより扉の開閉を検出するマグネットセンサなどの監視領域の異常を検出する各種センサである。
操作表示部103は、各種設定画面等を表示する液晶画面や操作ボタン等を備えており、初期設定画面や警備モード設定画面を液晶画面に表示して、利用者による警備装置100の初期設定の入力や、警備装置100に対する種々の警備モードの設定入力をおこなうものである。ここで、警備モードとは、監視領域において、異常が検知された場合に監視センタなどの通報先に異常検知した旨の通報を行うか否か、または監視領域内に異常検知した旨の報知を行うか否かなど、警備装置の動作を決定するモードである。具体的には、警備状態、セルフ警備状態、在宅警備状態および警備解除状態などがある。
警備状態は、センサ101a〜101nが異常を検知したことにより検知信号を出力した際、警備装置100が異常検知した旨を監視センタ140に通報する状態の警備モードである。
セルフ警備状態は、センサ101a〜101nが異常を検知したことにより検知信号を出力した際、警備装置100が異常検知した旨を外出時の利用者が所持する携帯電話などの携帯端末等に通報する状態の警備モードである。
在宅警備モードは、センサ101a〜101nが異常を検知したことにより検知信号を出力した際、警備装置100が異常検知した旨を監視領域内に報知する状態の警備モードである。
警備解除状態は、センサ101a〜101nが異常を検知したことにより検知信号を出力しても、警備装置100が、監視センタ140への通報、携帯端末等への通報、監視領域内への報知など、いずれも行わない状態の警備モードである。
これらの各状態は、利用者による操作表示部103からの設定あるいは利用者が所持する携帯端末からの入力送信によって、警備モード切替部111により警備モードとして後述する警備モード記憶部112に設定される。
入出力制御部150は、操作表示部103の入出力制御、センサ101a〜101n、監視カメラ102の入力制御により種々のデータの入出力を制御する処理部である。通信制御部160は、警備装置100とネットワーク120との間における通信を制御するものであり、具体的にはネットワークボードなどが該当する。
第1画像メモリ131は、監視領域に異常が検知されていない通常時における監視カメラ102により撮像された監視領域画像を格納するRAM(Random Access Memory)であり、後述する格納制御部116によって上書き可能に制御される。
第2画像メモリ132は、監視領域の異常が検知された時および異常が検知された後における監視カメラ102により撮像された監視領域画像を格納するRAMであり、後述する格納制御部116によって上書き不能に制御される。
第3画像メモリ133は、警備システムの利用者や異常検知した旨の通報を受けて派遣された警備員などが第1画像メモリ131や第2画像メモリ132に格納された監視領域画像から任意の監視領域画像を選択して格納するために使用される。監視領域で異常検知された際に撮像された監視領域画像を証拠として保存する場合などに第3画像メモリ133を利用できる。この第3画像メモリ133は、電源が切断されてもデータが消去されないバックアップ機能を有するメモリであり、例えばフラッシュメモリなどを第3画像メモリ133として用いることができる。
制御部110は、さらに警備モード切替部111と、警備モード記憶部112と、警備モード取得部113と、異常通報部114と、画像処理部115と、格納制御部116とを主に備えている。
警備モード記憶部112は、監視領域の現在の上述した警備モードの各状態を記憶するメモリなどの記憶媒体である。
警備モード切替部111は、操作表示部103で設定された警備モード(または携帯端末から受信した警備モード)に従って、現在の警備モードを上述の警備状態、セルフ警備状態、在宅警備状態または警備解除状態のいずれかの警備モードに設定するものである。具体的には、警備モード切替部111は、警備モード記憶部112に記憶されている現在の警備モードを、操作表示部103で設定された警備モードで書き換えることによって警備モードを切り替える処理を行う。
警備モード取得部113は、警備モード記憶部112に設定されている現在の警備モードを読み出す処理を行うものである。
異常通報部114は、センサ101a〜101nから出力信号が出力されていることを検知して監視領域の異常を検知する。そして、異常通報部114は、現在の警備モードが警備状態に設定されている場合に、センサ101a〜101nが異常を検知すると、警備装置を識別するための情報および異常が検知された旨を示す警報を、通信制御部160を介して監視センタ140に送信(通報)する。このとき、異常を検知したセンサの識別情報を合わせて送信してもよい。
画像処理部115は、監視カメラ102から所定時間間隔またはセンサ101a〜101nが異常を検知したことに連動して撮像されて入力される監視領域画像のそれぞれに対し、圧縮処理などの所定の画像処理を施すものである。
格納制御部116は、画像処理部115で画像処理が施された監視領域画像のそれぞれを第1画像メモリ131と第2画像メモリ132に振り分けて格納する制御を行うものである。具体的には、格納制御部116は、センサ101a〜101nにより異常が検知されていない通常時の間は、監視領域画像を第1画像メモリ131に順次格納し、センサ101a〜101nにより異常が検知された異常時には、監視領域画像を第1画像メモリ131に順次格納する制御を行う。
また、格納制御部116は、第1画像メモリ131において記録済みの領域の次のアドレスに監視領域画像の記録を行おうとしたときに容量不足エラーが生じた場合には、第1画像メモリ131の先頭アドレスに戻って監視領域画像を記録することによって第1画像メモリ131を上書き可能に制御する。
一方、格納制御部116は、第2画像メモリ132において記録済みの領域の次のアドレスに監視領域画像の記録を行おうとしたときに容量不足エラーが生じた場合には、第2画像メモリ132の先頭アドレスに戻って監視領域画像を記録することは行わず、第1画像メモリ131に監視領域画像を記録することによって、第2画像メモリ132を上書き不能に制御する。
ここで、第1画像メモリ131と第2画像メモリ132への監視領域画像の記録は、第1画像メモリ131のドライブ識別情報あるいは第2画像メモリ132のドライブ識別情報を指定してメモリ書き込み命令を発行することにより行う。また、第1画像メモリ131のドライブ識別情報を指定したメモリ書き込み命令の発行により容量不足エラーが戻ってくる場合には、第1画像メモリ131のドライブ識別情報を指定する他、先頭アドレスを指定し、もしくは上書きモードを指定してメモリ書き込み命令を発行することにより、第1画像メモリ131に撮像画像を上書きして格納する。
一方、第2画像メモリ132のドライブ識別情報を指定したメモリ書き込み命令の発行により容量不足エラーが戻ってくる場合には、第1画像メモリ131のドライブ識別情報をしたメモリ書き込み命令を発行することにより、監視領域画像の第1画像メモリ131への記録を行う。
また、予め第1画像メモリ131の物理アドレスの範囲と第2画像メモリ132の物理アドレスの範囲が、格納制御部116から指定可能な論理アドレスにおいて異なる範囲になるように、第1画像メモリ131、第2画像メモリ132の各物理アドレスと論理アドレスとを対応付けておいてもよい。そして、監視領域画像を格納する場合に、格納すべき画像メモリの物理アドレスの範囲に対応した論理アドレスを指定して格納を行えばよい。
例えば、第1画像メモリ131の物理アドレスの範囲を論理アドレス0x1001〜0x3000に、第2画像メモリ132の物理アドレスの範囲を論理アドレス0x3001〜0x6000に対応付けた論理アドレステーブル等を保持しておく。そして、論理アドレス0x1001〜0x3000の間のアドレスを指定してメモリ書き込み命令を発行することにより監視領域画像を第1画像メモリ131に格納し、一方、論理アドレス0x3001〜0x6000の間のアドレスを指定してメモリ書き込み命令を発行することにより監視領域画像を第2画像メモリ132に格納するように制御すればよい。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる警備装置100による警備方法で行われる撮像画像の格納処理について説明する。図2は、撮像画像の格納処理の手順を示すフローチャートである。
まず、何も異常が検知されていない間は、第1画像メモリ131に監視領域画像を記録する第1画像メモリ記録処理が行われる(ステップS201)。ここで、第1画像メモリ記録処理の詳細については後述する。そして、異常通報部114によってセンサ101a〜101nから出力信号を受信したか否かを調べることによって監視領域において異常が検知されたか否かを判断する(ステップS202)。
そして、異常が検知されていない場合には(ステップS202:No)、第1画像メモリ記録処理が繰り返し実行され、異常が検知されていない間の監視領域画像は重要度が所定基準より低い画像であるとして、第1画像メモリ131へ格納されることになる。
一方、ステップS202において、異常が検知されたと判断された場合には(ステップS202:Yes)、異常検知後の監視領域画像は重要度が所定基準より高い画像であるとして、第2画像メモリ132へ格納されることになる。
具体的には、第2画像メモリ132が書き込み不可になっているか否か、すなわち第2画像メモリ132が空き容量不足で監視領域画像の書き込みを行えない状態となっているか否かを判断する(ステップS203)。ここで、第2画像メモリ132が書き込み不可か否かの判断は、前回の監視領域画像の第2画像メモリ記録処理において容量不足エラーが生じた場合にその容量不足エラーを保持しておき、かかる容量不足エラーが保持されているか否かを判断することにより行われる。
そして、第2画像メモリ132が書き込み不可になっている場合には(ステップS203:Yes)、既に、前回の第2画像メモリ記録処理において第2画像メモリ132に監視領域画像を書き込めず第1画像メモリ131への格納を行っているので、今回の撮像可能に対しても第1画像メモリ記録処理を行う(ステップS206)。
一方、ステップS203において、第2画像メモリ132が書き込み不可になっていない場合には(ステップS203:No)、監視領域画像の第2画像メモリへの格納を行う第2画像メモリ記録処理を行う(ステップS204)。ここで、第2画像メモリ記録処理の詳細については後述する。
次に、第2画像メモリ記録処理により上述した容量不足エラーが出力されたか否かを判断する(ステップS205)。ここで、容量不足エラーは、後述する第2画像メモリ記録処理において、第2画像メモリ132に監視領域画像を格納しようとした際に容量不足で記録することができなかった旨を示す復帰値である。
そして、第2画像メモリ記録処理から容量不足エラーが出力された場合には(ステップS205:Yes)、第1画像メモリ記録処理を行う(ステップS206)。これによって、異常が検知された後の監視領域画像(すなわち、重要度が所定の基準よりも高い監視領域画像)については、第2画像メモリ132が空き記憶容量不足となった後も第1画像メモリ131に格納されるので、重要度の高く、かつ最近の監視領域画像が格納できなくなることを防止して、監視領域の確認作業を行うために必要な、より多くの重要な監視領域画像を格納することができる。
一方、ステップS205において、第2画像メモリ記録処理から容量不足エラーが出力されていない場合には(ステップS205:No)、警備モード取得部113によって警備モード記憶部112に設定されている現在の警備モードを取得し、解除フラグがONで、かつ警備モード記憶部112に警備状態が設定されているか否かを調べる(ステップS207)。ここで、解除フラグは、警備モードが警備状態であるときに異常が検知されてから、警備モードが警備解除状態に切り替えられたか否かを示すフラグであり、解除フラグがONの場合には、警備モードが警備解除状態に切り替えられており、解除フラグがOFFの場合には、警備モードが警備解除状態に切り替えられておらず、警備状態のままであることを示す。
従って、ステップS207において、解除フラグがONで、かつ警備モード記憶部112に警備状態が設定されているか否かの判断は、異常が検知されてから、警備モードが警備解除状態に切り替えられた後、警備モードが警備状態に切り替えられ、警備員による監視領域の確認が終了して警備状態が再開された状態であるか否かを判断することである。
そして、ステップS207において、解除フラグがOFF、または警備モード記憶部112に警備状態が設定されていない場合(ステップS207:No)、すなわち、まだ警備状態が再開されていない場合には、さらに警備モード記憶部112に警備解除状態が設定されているか否かを判断して(ステップS208)、警備解除状態に切り替えられている場合には(ステップS208:Yes)、解除フラグをONに設定して(ステップS209)、ステップS203からの第2画像メモリ132への記録処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS208において、警備解除状態に切り替えられた場合には(ステップS208:No)、解除フラグにON設定を行わずに、ステップS203からの第2画像メモリ132への記録処理を繰り返し実行する。
ステップS207に戻り、解除フラグがONで、かつ警備モード記憶部112に警備状態が設定されている場合には(ステップS207:Yes)、警備状態が再開されたと判断し、第2画像メモリ132の全ての監視領域画像を消去することにより、第2画像メモリ132をクリアする(ステップS210)。これにより、警備状態が再開された後の次の異常検知時における第2画像メモリ132を、重要度の高い監視領域画像が最大限蓄積可能な状態としている。
そして、解除フラグをOFFに設定して(ステップS211)、ステップS201の通常時の第1画像メモリ131への監視領域画像の記録処理を繰り返し実行する。
以上のような処理により、格納制御部116によって、監視領域画像の第1画像メモリ131への格納と第2画像メモリ132への格納が制御されることになる。
次に、ステップS201およびS206における格納制御部116による第1画像メモリ記録処理の詳細について説明する。図3は、格納制御部116による第1画像メモリ記録処理の手順を示すフローチャートである。
格納制御部116は、第1画像メモリ131に割り当てられた次のアドレス、すなわち、監視領域画像が記録された領域の次の未記録領域のアドレスを取得する(ステップS301)。そして、監視領域画像を、第1画像メモリ131のドライブ識別情報と、ステップS301で取得したアドレスに書き込む(ステップS302)。具体的には、第1画像メモリ131のドライブ識別情報と、ステップS301で取得したアドレスを指定してメモリ書き込み命令を発行する。
次に、この書き込みにより容量不足の書き込みエラーが発生したか否かを調べる(ステップS303)。そして、容量不足の書き込みエラーが発生していない場合には(ステップS303:No)、監視領域画像が指定したアドレスに正常に書き込まれたと判断し、第1画像メモリ記録処理を終了する。
一方、ステップS303において、容量不足の書き込みエラーが発生している場合には(ステップS303:Yes)、第1画像メモリ131がもう監視領域画像を書き込める程の空き容量がないので、監視領域画像を第1画像メモリ131の先頭アドレスを指定して第1画像メモリ131に書き込み(ステップS304)、第1画像メモリ記録処理を終了する。
これにより、第1画像メモリ131は空き容量が少なくなった場合でも、監視領域画像が上書きされて第1画像メモリ131に記録されるので、異常が検知されていない通常時の監視領域画像は、常に第1画像メモリ131に記録されることになる。
次に、ステップS204における格納制御部116による第2画像メモリ記録処理の詳細について説明する。図4は、格納制御部116による第2画像メモリ記録処理の手順を示すフローチャートである。
格納制御部116は、第2画像メモリ132に割り当てられた次のアドレス、すなわち、監視領域画像が記録された領域の次の未記録領域のアドレスを取得する(ステップS401)。そして、監視領域画像を、第2画像メモリ132のドライブ識別情報と、ステップS401で取得したアドレスに書き込む(ステップS402)。具体的には、第2画像メモリ132のドライブ識別情報と、ステップS401で取得したアドレスを指定してメモリ書き込み命令を発行する。
次に、この書き込みにより容量不足の書き込みエラーが発生したか否かを調べる(ステップS403)。そして、容量不足の書き込みエラーが発生していない場合には(ステップS403:No)、監視領域画像が指定したアドレスに正常に書き込まれたと判断し、書き込み正常の出力を戻り値として(ステップS405)、第2画像メモリ記録処理を終了する。この書き込み正常の出力は、上述したステップS205で判断され、第2画像メモリ記録処理が繰り返し実行されることになる。
一方、ステップS403において、容量不足の書き込みエラーが発生している場合には(ステップS403:Yes)、容量不足エラーの出力を戻り値として(ステップS404)、第2画像メモリ記録処理を終了する。この容量不足エラーの出力は、上述したステップS205で判断され、次に第1画像メモリ記録処理(ステップS206)が実行されることになる。
このように本実施の形態にかかる警備装置100では、監視領域における異常を検知した後の監視領域画像を重要度が高いとして上書き不能に制御された第2画像メモリ132に格納し、異常を検知していない通常時の監視領域画像を上書き可能に制御された第1画像メモリ131に格納し、通常時の監視領域画像と異常検知後の監視領域画像の格納先を物理的に異なる記憶媒体に格納しているので、警備員が駆けつけて監視領域画像を確認する際に、必要とする重要度が高い異常検知後の監視領域画像を検索する手間が省け、警備員による監視領域の確認作業を簡易かつ短時間で行うことができる。
また、本実施の形態にかかる警備装置100では、監視領域における異常を検知した後の重要度が高い監視領域画像が格納される第2画像メモリ132を上書き不能に制御しているので、警備員が駆けつけるまでの間に、異常を検知した後の重要度が高い監視領域画像が他の重要度の低い監視領域画像によって上書きされて消去されてしまうことを防止することができ、警備員による監視領域の確認作業を確実に行うことができる。
なお、本実施の形態では、異常が検知されていない通常時の監視領域画像を重要度が所定基準より低いとし、異常検知後の監視領域画像を重要度が所定基準より高いとしているが、重要度の基準としては異常検知後か否かに限定されるものではなく、他の基準を用いることが可能である。
本実施の形態にかかる警備システムのネットワーク構成および警備装置の機能的構成を示すブロック図である。 監視領域画像の格納処理の手順を示すフローチャートである。 格納制御部116による第1画像メモリ記録処理の手順を示すフローチャートである。 格納制御部116による第2画像メモリ記録処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 警備装置
101a〜101n センサ
102 監視カメラ
103 操作表示部
110 制御部
111 警備モード切替部
112 警備モード記憶部
113 警備モード取得部
114 異常通報部
115 画像処理部
116 格納制御部
120 ネットワーク
131 第1画像メモリ
132 第2画像メモリ
133 第3画像メモリ
140 監視センタ
150 入出力制御部
160 通信制御部

Claims (4)

  1. 監視領域の状況を撮像する撮像手段に接続され、前記監視領域において異常が検知された場合は、異常を検知した旨をネットワークで接続された監視センタなどの通報先に通報、または異常を検知した旨を監視領域内に報知する警備装置であって、
    前記撮像手段によって撮像された監視領域画像を記憶する第1の画像記憶手段および第2の画像記憶手段と、
    前記第1の画像記憶手段を上書き可能に制御し、前記第2の画像記憶手段を上書き不能に制御するとともに、前記監視領域において異常を検知していない間における前記監視領域画像を前記第1の画像記憶手段に格納し、前記監視領域において異常を検知した時および/または異常を検知した後の前記監視領域画像を前記第2の画像記憶手段に格納する格納制御手段と、
    前記監視領域において異常を検知した場合における通報先への通報の可否、監視領域内への報知の可否など、警備装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードをいずれかの状態に設定する警備モード設定手段と、を備え、
    前記格納制御手段は、前記警備モード設定手段により、前記監視領域において異常が検知された場合に通報先への通報または監視領域内への報知を行う警備状態に設定された後、前記監視領域において異常が検知された場合に通報先への通報および監視領域内への報知を行わない警備解除状態に設定され、さらに、前記警備解除状態から前記警備状態に設定された場合に、前記第2の画像記憶手段に記憶されている前記監視領域画像を消去することを特徴とする警備装置。
  2. 前記格納制御手段は、さらに、前記第2の画像記憶手段が空き記憶容量不足で前記監視領域画像を格納不能になった場合には、前記監視領域画像を前記第1の画像記憶手段に格納することを特徴とする請求項1に記載の警備装置。
  3. 前記監視領域における異常を検知する異常検知手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の警備装置。
  4. 監視領域において異常が検知された場合に、異常を検知した旨をネットワークで接続された監視センタなどの通報先に通報、または異常を検知した旨を監視領域内に報知する警備方法であって、
    第1の画像記憶手段を上書き可能に制御し、第2の画像記憶手段を上書き不能に制御するとともに、監視領域の状況を撮像する撮像手段によって撮像された監視領域画像であって、前記監視領域において異常を検知していない間における前記監視領域画像を前記第1の画像記憶手段に格納し、前記監視領域において異常を検知した時および/または異常を検知した後の前記監視領域画像の重要度が所定の基準より高い場合には、前記監視領域画像を前記第2の画像記憶手段に格納する格納制御ステップと、
    前記監視領域において異常を検知した場合における通報先への通報の可否、監視領域内への報知の可否など、警備装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードをいずれかの状態へ設定を受け付ける警備モード設定ステップと、を含み、
    前記格納制御ステップは、前記警備モード設定ステップにより、前記監視領域において異常が検知された場合に通報先への通報または監視領域内への報知を行う警備状態への設定を受付けた後、前記監視領域において異常が検知された場合に通報先への通報および監視領域内への報知を行わない警備解除状態への設定を受付け、さらに、前記警備解除状態から前記警備状態への設定を受け付けた場合に、前記第2の画像記憶手段に記憶されている前記監視領域画像を消去することを特徴とする警備方法。
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