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JP4669296B2 - 使い捨て衛生部材およびその製造方法 - Google Patents
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本発明は、X線造影糸が配設された綿球などの使い捨て衛生部材およびその製造方法に関する。
従来、この種の使い捨て衛生部材としては、木綿の経糸と緯糸とが交互に交差して平織りされた平組織を有するガーゼ本体に、X線造影糸が織り糸ともじれて緯糸にもじり織りにて織り込まれており、このX線造影糸は、ガーゼ本体の経糸と略平行に織り糸にてもじられて取り付けられている。
そして、このガーゼ本体には、X線造影糸および織り糸をもじりなから織り込んでもじり組織が形成されているため、織り糸がX線造影糸に絡み付く状態となるから、X線造影糸が抜け落ちにくく構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−143212号公報
しかしながら、上述の使い捨て衛生部材のように経糸、緯糸および織り糸を有する場合には、この織り糸でX線造影糸をもじってガーゼ本体に取り付けるので、このガーゼ本体からX線造影糸を抜けにくくできるが、この種の使い捨て衛生材料としてウェブ状の脱脂綿を用いた場合には、織り糸でX線造影糸を脱脂綿に絡み付けることができないから、このX線造影糸を抜けにくくするのが容易でない。
また、このウェブ状の脱脂綿を用いた衛生材料用の綿球や綿棒などは、上述のガーゼ本体に比べて小さい場合が多いので、これら綿球や綿棒に取り付けることができるX線造影糸が短くなってしまうため、手術後のレントゲン写真でX線造影糸が写りにくくなり、これら綿球や綿棒などを発見しにくいという問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、X線造影糸が抜けにくく、レントゲン写真で容易に発見できる綿球などの使い捨て衛生部材およびその製造方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の使い捨て衛生部材は、球状の衛生材料と、この衛生材料に配設されかつ連続した一本の糸状のX線造影糸とを具備し、このX線造影糸は、前記衛生材料を上面視で2等分する縦方向仮想線によって形成される縦方向断面に上下方向に沿って2本配設されているとともに、前記衛生材料の前記縦方向仮想線の中央部分でこの縦方向仮想線に直交する横方向仮想線によって形成される横方向断面に上下方向に沿って2本配設され、前記衛生材料の上部および下部のいずれか一方で前記縦方向仮想線および横方向仮想線に沿って略十字状に配設されているものである。
そして、球状の衛生材料を上面視で2等分する縦方向仮想線によって形成される縦方向断面に上下方向に沿ってX線造影糸が2本配設されているとともに、衛生材料の縦方向仮想線の中央部分でこの縦方向仮想線に直交する横方向仮想線によって形成される横方向断面に上下方向に沿ってX線造影糸が2本配設されている。このため、この衛生材料に計4本のX線造影糸が存在することになるから、このX線造影糸が配設された使い捨て衛生部材をレントゲン撮影した際に、X線造影糸が造影されやすくなるので、使い捨て衛生部材のレントゲン写真での発見が容易になる。さらに、X線造影糸が連続した一本の糸状であるとともに、このX線造影糸が衛生材料の上部および下部のいずれか一方で縦方向仮想線および横方向仮想線に沿って略十字状に配設されている。したがって、このX線造影糸が衛生材料に絡み付いた状態となるから、このX線造影糸が衛生材料から抜けにくくなる。
請求項2記載の使い捨て衛生部材の製造方法は、球状の衛生材料に連続した一本の糸状のX線造影糸を配設する使い捨て衛生部材の製造方法であって、前記衛生材料を上面視で2等分する縦方向仮想線によって形成される縦方向断面と、前記衛生材料の前記縦方向仮想線の中央部分でこの縦方向仮想線に直交する横方向仮想線によって形成される横方向断面との交線から離間した位置の前記衛生材料の下部から、前記横方向断面に沿って前記衛生材料の上部に向けて前記X線造影糸を通す工程と、前記横方向断面に沿って前記衛生材料に通した前記X線造影糸に対して前記衛生材料の上部で前記縦方向仮想線をまたいだ略対称な位置の前記衛生材料の上部から、前記横方向断面に沿って前記衛生材料の下部に向けて前記X線造影糸を通す工程と、前記縦方向断面と前記横方向断面との交線から離間した位置の前記衛生材料の下部から、前記縦方向断面に沿って前記衛生材料の上部に向けて前記X線造影糸を通す工程と、前記縦方向断面に沿って前記衛生材料に通した前記X線造影糸に対して前記衛生材料の上部で前記横方向仮想線をまたいだ略対称な位置の前記衛生材料の上部から、前記縦方向断面に沿って前記衛生材料の下部に向けて前記X線造影糸を通す工程とを具備したものである。
そして、球状の衛生材料を上面視で2等分する縦方向仮想線によって形成される縦方向断面と、衛生材料の縦方向仮想線の中央部分でこの縦方向仮想線に直交する横方向仮想線によって形成される横方向断面との交線から離間した位置の前記衛生材料の下部から、横方向断面に沿って衛生材料の上部に向けて連続した一本の糸状のX線造影糸を通す。次いで、この衛生材料の横方向断面に沿ってこの衛生材料に通したX線造影糸に対して衛生材料の上部で縦方向仮想線をまたいだ略対称な位置の衛生材料の上部から、横方向断面に沿って衛生材料の下部に向けてX線造影糸を通す。この後、この衛生材料の縦方向断面と横方向断面との交線から離間した位置の衛生材料の下部から、縦方向断面に沿って衛生材料の上部に向けてX線造影糸を通す。さらに、この衛生材料の縦方向断面に沿って衛生材料に通したX線造影糸に対して衛生材料の上部で横方向仮想線をまたいだ略対称な位置の衛生材料の上部から、縦方向断面に沿って衛生材料の下部に向けてX線造影糸を通す。この結果、この衛生材料に計4本のX線造影糸が存在することになるから、使い捨て衛生部材をレントゲン撮影した際にX線造影糸が造影されやすく、使い捨て衛生部材のレントゲン写真での発見が容易となるとともに、このX線造影糸が衛生材料に絡み付いた状態となるから、このX線造影糸が衛生材料から抜けにくい。したがって、レントゲン撮影での発見が容易でX線造影糸が抜けにくい使い捨て衛生材料を容易に製造できる。
請求項1記載の使い捨て衛生部材によれば、衛生材料に計4本のX線造影糸が存在することになるから、このX線造影糸が配設された使い捨て衛生部材をレントゲン撮影した際に、X線造影糸を造影しやすくできるので、使い捨て衛生部材のレントゲン写真での発見を容易にできるとともに、このX線造影糸が衛生材料に絡み付いた状態となるから、このX線造影糸が衛生材料から抜けにくくできる。
請求項2記載の使い捨て衛生部材の製造方法によれば、衛生材料に計4本のX線造影糸が存在することになるから、使い捨て衛生部材をレントゲン撮影した際にX線造影糸が造影されやすいので、使い捨て衛生部材のレントゲン写真での発見を容易にできるとともに、このX線造影糸が衛生材料に絡み付いた状態となるから、このX線造影糸が衛生材料から抜けにくいため、レントゲン撮影での発見が容易でX線造影糸が抜けにくい使い捨て衛生部材を容易に製造できる。
次に、本発明の使い捨て衛生部材の第1の実施の形態の構成を図1を参照して説明する。
図1において、1は使い捨て衛生部材としての綿球である。この綿球1は、X線造影糸入りの使い捨て衛生材料であって、球状の衛生材料としての綿球本体である脱脂綿2を備えている。この脱脂綿2は、綿球や綿棒などに使用されるものであって、ガーゼのように紡糸されているものではなく、ウェブ状に形成されている。さらに、この脱脂綿2は、平板状のウェブをある一定の幅に切断して板状である矩形状のウェブを形成してから、この矩形状のウェブを渦巻き状に巻くことによって球状に形成された球体である。
そして、この脱脂綿2には、レントゲン撮影によるレントゲン写真に造影可能なX線造影糸3が配設されて取り付けられている。このX線造影糸3は、連続した一本の糸状に形成された糸状物である。さらに、このX線造影糸3は、X線造影剤とプラスチック樹脂とから糸状に構成されて形成されている。ここで、X線造影剤としては、硫酸バリウムなどが素材として用いられている。また、プラスチック樹脂としては、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレンあるいはシリコーンなどが用いられている。
具体的に、このX線造影糸3は、脱脂綿2を上面視で上下方向に沿って2等分する縦方向仮想線11によって形成される縦方向断面12において、上下方向に沿ってこの脱脂綿2内に2本通されて配設されている。また、このX線造影糸3は、脱脂綿2の縦方向仮想線11の中央部分で、この縦方向仮想線11に直交する横方向仮想線13によって形成される横方向断面14において、上下方向に沿ってこの脱脂綿2内に2本通されて配設されている。ここで、この横方向仮想線13は、脱脂綿2を上面視で上下方向に沿って2等分する仮想線である。
そして、縦方向断面12に沿って配設されたX線造影糸3と、横方向断面14に沿って配設されたX線造影糸3とのそれぞれは、これら縦方向断面12と横方向断面14とが上下方向に沿って交わる中心線としての交線15から等間隔に離間した位置に互いに平行に配設されている。よって、このX線造影糸3は、縦方向断面12に沿って配設された2本のX線造影糸3間の距離と、横方向断面14に沿って配設された2本のX線造影糸3間の距離とが等しくなるように配設されている。ここで、この交線15は、脱脂綿2の上面視の中央から、この脱脂綿2の上下方向に沿って、この脱脂綿2内を通過する直線である。
言い換えると、このX線造影糸3は、脱脂綿2を上面視で互いに垂直に交わる縦方向および横方向の上下方向に沿った縦方向断面12および横方向断面14のそれぞれにおいて、2本ずつ略平行に通されて配設されている。さらに、このX線造影糸3は、脱脂綿2の外表面から中央部に所定距離ほど離間させた位置に上下方向に沿って通されて、この脱脂綿2内に縫い付けられている。
また、このX線造影糸3は、脱脂綿2の上部および下部のいずれか一方、例えば上部の表面より若干内側の部分で、この脱脂綿2の縦方向仮想線11および横方向仮想線13に沿って上面視略十字状に交差して配設されている。ここで、このX線造影糸3の脱脂綿2の上部に十字状に交差する部分は、交線を中心として縦方向仮想線11と横方向仮想線13とのそれぞれに沿って等間隔に離間した位置までに亘って設けられている。
次に、上記第1の実施の形態の使い捨て衛生部材の製造方法について図2ないし図5を参照して説明する。
まず、工程1として、図2(a)ないし図2(c)に示すように、脱脂綿2の交線15から横方向仮想線13に沿って適宜に所定距離離間した脱脂綿2の下部から、この脱脂綿2の横方向断面14および上下方向に沿って、この脱脂綿2の上部に向けて直線状にX線造影糸3を通して、このX線造影糸3の先端部を脱脂綿2の上部から外側へと突出させる。
この後、工程2として、図3(a)ないし図3(c)に示すように、この脱脂綿2の上部から外側に突出したX線造影糸3の先端部を、この脱脂綿2の上部であるとともに、この脱脂綿2の横方向断面14に沿って通したX線造影糸3の基端部に対して、この脱脂綿2の上部で縦方向仮想線11をまたいで適宜に所定距離離間させた略対称な位置から、この脱脂綿2の横方向断面および上下方向に沿って、この脱脂綿2の下部に向けて直線状にX線造影糸3を通して、このX線造影糸3の先端部を脱脂綿2の下部から外側へと突出させる。
次いで、工程3として、図4(a)ないし図4(c)に示すように、この脱脂綿2の下部から外側に突出したX線造影糸3の先端部を、この脱脂綿2の交点から縦方向仮想線11に沿って適宜に所定距離離間した脱脂綿2の下部から、この脱脂綿2の縦方向断面12および上下方向に沿って、この脱脂綿2の上部に向けて直線状にX線造影糸3を通して、このX線造影糸3の先端部を脱脂綿2の上部から外側へと突出させる。
この後、工程4として、図5(a)ないし図5(c)に示すように、この脱脂綿2の上部から外側に突出したX線造影糸3の先端部を、この脱脂綿2の上部であるとともに、この脱脂綿2の縦方向断面12に沿って通したX線造影糸3の基端部に対して、この脱脂綿2の上部で横方向仮想線13をまたいで適宜に所定距離離間させた略対称な位置から、この脱脂綿2の縦方向断面12および上下方向に沿って、この脱脂綿2の下部に向けて直線状にX線造影糸3を通して、このX線造影糸3の先端部を脱脂綿2の下部から外側へと突出させて、レントゲン写真に造影可能な使い捨て綿球1とする。
上述したように、上記第1の実施の形態によれば、球状の脱脂綿2の縦方向断面12に沿って2本のX線造影糸3が上下方向に配設されているとともに、この脱脂綿2の横方向断面14に沿って2本のX線造影糸3が上下方向に配設されている。この結果、この脱脂綿2に計4本のX線造影糸3が上下方向に沿って存在することになるから、このX線造影糸3が脱脂綿2に取り付けられた綿球1をレントゲン撮影した際に、この綿球1に取り付けられたX線造影糸3がレントゲン写真に造影されやすい。したがって、このレントゲン写真での綿球1の発見を容易にできる。
さらに、連続した一本の糸状のX線造影糸3を脱脂綿2の上下方向に沿って計4回に亘って通す際に、このX線造影糸3が脱脂綿2の上部で、この脱脂綿2の縦方向仮想線11および横方向仮想線13のそれぞれに沿って略十字状に交差させた。この結果、このX線造影糸3が脱脂綿2の上部で絡み付いた状態となるから、このX線造影糸3が脱脂綿2から抜けにくくなる。したがって、レントゲン写真に写り易くX線造影糸3が抜けにくい綿球1にできる。
また、脱脂綿2の交線15から横方向仮想線13に沿って離間した位置の下部から、この脱脂綿2の横方向断面14に沿って上部に向けてX線造影糸3を通した後に、この脱脂綿2の横方向断面14に沿って縦方向仮想線11をまたいだ略対称な位置の脱脂綿2の上部から、この脱脂綿2の横方向断面14に沿って下部に向けてX線造影糸3の先端部を通す。さらに、この脱脂綿2の交線15から縦方向仮想線11に沿って離間した位置の下部から、この脱脂綿2の縦方向断面12に沿って上部に向けてX線造影糸3を通した後に、この脱脂綿2の縦方向断面12に沿って横方向仮想線13をまたいだ略対称な位置の脱脂綿2の上部から、この脱脂綿2の縦方向断面12に沿って下部に向けてX線造影糸3の先端部を通した構成とした。
この結果、この脱脂綿2に上下方向に沿って計4本のX線造影糸3が存在し、この脱脂綿2の上部にX線造影糸3が略十字状に交差した綿球1を簡単な構成で容易に製造できるので、レントゲン撮影での発見が容易でX線造影糸3が抜けにくい使い捨ての綿球1を容易に製造できる。
さらに、この脱脂綿2の上部に位置するX線造影糸3の略十字状の部分を大きくすることにより、綿球1を上方からレントゲン撮影した場合であっても、この綿球のX線造影糸3がレントゲン写真に造影されやすくなる。したがって、この綿球1をどの方向からレントゲン撮影しても、この綿球1のX線造影糸3をレントゲン写真に造影しやすくなるので、このレントゲン写真での綿球1の発見をより容易かつ確実にできる。
なお、上記第1の実施の形態では、脱脂綿2の上下方向に沿ってX線造影糸3を通したが、図6に示す第2の実施の形態のように、この脱脂綿2の縦方向断面12あるいは横方向断面14のいずれ一方に沿った2本のX線造影糸3を側面視X字状に交差させて配設することもできる。さらに、図7に示す第3の実施の形態のように、この脱脂綿2の縦方向断面12に沿った2本のX線造影糸3と、この脱脂綿2の横方向断面14に沿った2本のX線造影糸3とのそれぞれを、側面視X字状にそれぞれ交差させて配設することもできる。
また、脱脂綿2の上部および下部からX線造影糸3を外方に突出させた構成としたが、このX線造影糸3の脱脂綿2の上部および下部から突出している部分が、何らかの他の物に引っ掛かって、このX線造影糸3が抜けてしまうおそれがあるので、このX線造影糸3を脱脂綿2の上部および下部のそれぞれにおいて外部へと突出させずに、この脱脂綿2の表面あるいは内部を通して位置させると良い。
本発明の使い捨て衛生材料の第1の実施の形態を示す説明斜視図である。 同上使い捨て衛生部材の製造工程中の工程1を示す説明図であり、(a)は同上使い捨て衛生部材の説明上面図、(b)は同上使い捨て衛生部材の説明側面図、(c)は同上使い捨て衛生部材の説明底面図である。 同上使い捨て衛生部材の製造工程中の工程2を示す説明図であり、(a)は同上使い捨て衛生部材の説明上面図、(b)は同上使い捨て衛生部材の説明側面図、(c)は同上使い捨て衛生部材の説明底面図である。 同上使い捨て衛生部材の製造工程中の工程3を示す説明図であり、(a)は同上使い捨て衛生部材の説明上面図、(b)は同上使い捨て衛生部材の説明側面図、(c)は同上使い捨て衛生部材の説明底面図である。 同上使い捨て衛生部材の製造工程中の工程4を示す説明図であり、(a)は同上使い捨て衛生部材の説明上面図、(b)は同上使い捨て衛生部材の説明側面図、(c)は同上使い捨て衛生部材の説明底面図である。 本発明の使い捨て衛生材料の第2の実施の形態を示す説明斜視図である。 本発明の使い捨て衛生材料の第3の実施の形態を示す説明斜視図である。
符号の説明
1 使い捨て衛生部材としての綿球
2 衛生材料としての脱脂綿
3 X線造影糸
11 縦方向仮想線
12 縦方向断面
13 横方向仮想線
14 横方向断面
15 交線

Claims (2)

  1. 球状の衛生材料と、
    この衛生材料に配設されかつ連続した一本の糸状のX線造影糸とを具備し、
    このX線造影糸は、前記衛生材料を上面視で2等分する縦方向仮想線によって形成される縦方向断面に上下方向に沿って2本配設されているとともに、前記衛生材料の前記縦方向仮想線の中央部分でこの縦方向仮想線に直交する横方向仮想線によって形成される横方向断面に上下方向に沿って2本配設され、前記衛生材料の上部および下部のいずれか一方で前記縦方向仮想線および横方向仮想線に沿って略十字状に配設されている
    ことを特徴とした使い捨て衛生部材。
  2. 球状の衛生材料に連続した一本の糸状のX線造影糸を配設する使い捨て衛生部材の製造方法であって、
    前記衛生材料を上面視で2等分する縦方向仮想線によって形成される縦方向断面と、前記衛生材料の前記縦方向仮想線の中央部分でこの縦方向仮想線に直交する横方向仮想線によって形成される横方向断面との交線から離間した位置の前記衛生材料の下部から、前記横方向断面に沿って前記衛生材料の上部に向けて前記X線造影糸を通す工程と、
    前記横方向断面に沿って前記衛生材料に通した前記X線造影糸に対して前記衛生材料の上部で前記縦方向仮想線をまたいだ略対称な位置の前記衛生材料の上部から、前記横方向断面に沿って前記衛生材料の下部に向けて前記X線造影糸を通す工程と、
    前記縦方向断面と前記横方向断面との交線から離間した位置の前記衛生材料の下部から、前記縦方向断面に沿って前記衛生材料の上部に向けて前記X線造影糸を通す工程と、
    前記縦方向断面に沿って前記衛生材料に通した前記X線造影糸に対して前記衛生材料の上部で前記横方向仮想線をまたいだ略対称な位置の前記衛生材料の上部から、前記縦方向断面に沿って前記衛生材料の下部に向けて前記X線造影糸を通す工程と
    を具備したことを特徴とした使い捨て衛生部材の製造方法。
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