JP4676328B2 - 光書込装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
光書込装置は、カバー部材で密閉されているため、これらポリゴンモータの発熱部(軸受部および電子制御部品)で発生した熱は、光書込装置内部に篭ってしまい、内部が高温になってしまう。光書込装置内が高温となると、結像レンズなどの光学系の部品が熱変形してしまうおそれがある。光学系の部品が熱変形すると、潜像担持体表面に書込光を結像できなくなるおそれがある。また、カラー画像形成装置の場合は、各潜像担持体表面への照射位置がずれて、色ずれが生じてしまう。
特許文献1には、カバー部材を熱伝導性の高い部材で構成し、ポリゴンモータを直接このカバー部材に取り付ける光書込装置が記載されている。ポリゴンモータの発熱部(軸受部および電子制御部品)から発熱した熱は、カバー部材に伝導されて、カバー部材から光書込装置の外部へ放出される。ポリゴンモータの発熱部からの熱が外部へ放出されるので、光書込装置内の温度上昇を抑えることができ、光学系部品の熱変形を抑えることができる。
また、請求項2の発明は、請求項1の光書込装置において、上記カバー部材の孔を上記ポリゴンモータの軸受ホルダよりも上方に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の光書込装置において、上記カバー部材の孔を上記ポリゴンモータの軸受ホルダよりも下方に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかの光書込装置を備えたことを特徴とするものである。
図1は、本実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。
このプリンタは、装置本体1と、この装置本体1から引き出し可能な給紙カセット2とを備えている。装置本体1の中央部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、黒(K)の各色のトナー像を形成するための作像ステーション3Y,3C,3M,3Kを備えている。以下、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンダ、黒用の部材であることを示す。
図1及び図2に示すように、作像ステーション3Y,3C,3M,3Kは、図中矢印A方向に回転する潜像担持体としてのドラム状の感光体10Y,10C,10M,10Kを備えている。感光体10Y,10C,10M,10Kは、アルミニウム製の円筒状基体と、その表面を覆う、例えばOPC(有機光半導体)感光層とから構成されている。各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kは、それぞれ、感光体10Y,10C,10M,10Kの周囲に、感光体を帯電する帯電装置11Y,11C,11M,11K、感光体に形成された潜像を現像する現像手段としての現像装置12Y,12C,12M,12K、感光体上の残留トナーをクリーニングするクリーニング装置13Y,13C,13M,13Kを備える。各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの下方には、感光体10Y,10C,10M,10Kに書込光Lを照射可能な光走査装置である光書込手段としての光書込ユニット4を備えている。各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの上方には、各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kにより形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト20を備えた中間転写ユニット5を備えている。また、中間転写ベルト20に転写されたトナー画像を記録材である転写紙Pに定着する定着ユニット6を備えている。また、装置本体1の上部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黒(K)の各色のトナーを収容するトナーボトル7Y,7C,7M,7Kが装填されている。このトナーボトル7Y,7C,7M,7Kは、装置本体1の上部に形成される排紙トレイ8を開くことにより、装置本体1から脱着可能に構成されている。
上記中間転写ユニット5の中間転写ベルト20は、駆動ローラ21、テンションローラ22、及び従動ローラ23に掛け回され、所定タイミングで図中反時計回り方向に回転駆動される。また、中間転写ユニット5は、感光体10Y,10C,10M,10Kに形成されたトナー像を中間転写ベルト20に転写する一次転写ローラ24Y,24C,24M,24Kを備えている。中間転写ユニット5は、中間転写ベルト20上に転写されたトナー像を転写紙Pに転写する二次転写ローラ25、転写紙P上に転写されなかった中間転写ベルト20上の転写残トナーをクリーニングするベルトクリーニング装置26を備えている。
まず、作像ステーション3Y,3C,3M,3Kにおいて、感光体10Y,10C,10M,10Kが帯電装置11Y,11C,11M,11Kによって一様に帯電される。その後、光書込ユニット4により、画像情報に基づく書込光Lが偏向走査されて感光体10Y,10C,10M,10Kの表面に潜像が形成される。感光体10Y,10C,10M,10K上の潜像は、現像装置12Y,12C,12M,12Kの現像ローラ15Y,15C,15M,15K上に担持された各色のトナーによって現像されてトナー像化される。感光体10Y,10C,10M,10K上のトナー像は、各一次転写ローラ24Y,24C,24M,24Kの作用によって反時計回りに回転駆動する中間転写ベルト20上に順次重ねて転写される。このときの各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト20上の同じ位置に重ねて転写されるように、中間転写ベルト20の移動方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。一次転写終了後の感光体10Y,10C,10M,10Kは、クリーニング装置13Y,13C,13M,13Kのクリーニングブレード13aによってその表面がクリーニングされ、次の画像形成に備えられる。トナーボトル7Y,7C,7M,7Kに充填されているトナーは、必要性に応じて図示しない搬送経路によって各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの現像装置12Y,12C,12M,12Kに所定量補給される。
図3は、感光体軸方向から見たときの光書込ユニット4の構成を示す説明図である。図4は、光書込ユニット4の構成を図3のA方向から見た図であり、図5は、光書込ユニット4を図3のB方向から見た図である。
この光書込ユニット4は、以下のような構成部品から構成されている。すなわち、各感光体10K、10M、10C、10Yにそれぞれ対応する書込光Lk、Lm、Lc、Lyを射出する光源部たる光源ユニット70K,70M,70C,70Yと、この光源ユニット70K,70M,70C,70Yから射出された書込光の面倒れを補正するシリンドリカルレンズ60K、60M、60C、60Yとを構成部品として備えている。また、正多角柱形状からなる回転多面鏡としてのポリゴンミラー41a,41bを備えたポリゴンモータ150も構成部品として備えている。このポリゴンミラー41a,41bは、その側面に反射ミラーを有し、後述するポリゴンモータ150によって正多角柱の中心軸を回転中心として32000[rpm]で回転する。また、光書込ユニット4は、ポリゴンモータ150から発生する音を遮音するための遮蔽部材としての防音ガラス42と、ポリゴンミラー41a,41bによる光走査の等角度運動を等速直線運動へと変えるfθレンズ43a,43bと、感光体10Y,10C,10M,10Kへと書込光を導く第1ミラー44a,44b,44c,44d,第2ミラー46a,46b,46c,46d,第3ミラー47a,47b,47c,47dと、ポリゴンミラーの面倒れを補正する被調整部材としての長尺レンズ50a、50b,50c,50dも構成部品として備えている。本実施形態においては、fθレンズ43a,43b及び長尺レンズ50a、50b,50c,50dにより、結像レンズが構成されている。これら、光書込ユニット4を構成する構成部品は、ハウジング100に配設されて取り付けられている。
また、ハウジング100の下面には、第2ミラー46a,46b,46c,46d,第3ミラー47a,47b,47c,47dが取り付けられている。
また、図10に示すように、軸受ホルダ158aの先端部を切り欠いて、段部を形成しても良い。そして、下カバーの孔130aの内径d2を、軸受ホルダ158aの外径D1よりも小さく、軸受ホルダ158aの切り欠き部分の外径D1´よりも大きくなるように設定する。また、軸受ホルダ158aの段となった部分を下カバーの内面に近接させて、内面との間に僅かな隙間を形成する。これにより、光書込ユニット4の内と外とを連通する通路が略L字状となり、軸受ホルダ158aと下カバーの孔130aとの隙間を通過したホコリやチリは、次に平行に移動しないと、光書込ユニット内へ侵入しない。よって、光書込ユニット内へのホコリやチリの侵入を良好に抑制することができる。
また、この第3の参考例においても図14に示すように、ボス部111の先端に切り欠き部111aを設けて、下カバーの孔130aの内径d7を、ボス部111の外径D2よりも小さく、ボス部の切り欠き部111aの外径D3よりも大きくなるように設定しても良い。これにより、光書込ユニット内へのホコリやチリの侵入をさらに良好に抑制することができる。また、下カバー130の筒状の孔130aの長さhを、少なくとも切り欠き部の長さHよりも小さくすれば、軸受ホルダ158aの一部が下カバー130から突出させることができ、好ましい。
軸受ホルダ158aの熱は、直接外部へ放出されるとともに、放熱部材131へ伝導されて放熱部材131から外部へ放出される。これにより、軸受ホルダの熱が効率よく放出することができる。また、放熱部材131の内径d6をボス部111aの外径D2よりも僅かに大きくして、ボス部111と放熱部材131との隙間からホコリやチリが進入し難いようにするのが好ましい。
以上、本実施形態の光書込装置たる光書込ユニットによれば、カバー部材のポリゴンモータの駆動時に発熱する発熱部たる軸受部と対向する位置に孔を設けたので、軸受部で発生した熱が孔を通って直接外部へ放出される。これにより、カバー部材を介して間接的にポリゴンモータの軸受部の熱を放出するものに比べて、ポリゴンモータの軸受部の熱を効率良く外部へ放出することができる。
(2)
また、カバー部材の孔の貫通方向と直交する方向の断面積を、ポリゴンモータの軸受部のカバー部材対向面の断面積以下としたので、カバー部材の孔からホコリやチリの進入を抑制することができる。
(3)
また、変形例1の光書込ユニットによれば、軸受部の一部をカバー部材の孔に挿入したので、軸受部の熱が孔を通らずに直接外部へ放出される。これにより、より効率良く外部へポリゴンモータの軸受部の熱を放出することができる。
(4)
また、変形例1の光書込ユニットによれば、ポリゴンモータの軸受部と上記カバー部材の孔内周面との隙間が僅かとなるようにしているので、ポリゴンモータの軸受部と上記カバー部材の孔内周面との隙間からホコリやチリが進入するのを抑制することができる。
(5)
また、変形例1の光書込ユニットは、図10に示すように、上記軸受部のカバー部材の孔に挿入される部分を切り欠いている。これにより、図10に示すように、光書込ユニット4の内と外とを連通する通路が略L字状となり、軸受部と下カバーの孔との隙間を通過したホコリやチリや、次に平行に移動しないと、光書込ユニット内へ侵入しない。よって、光書込ユニット内へのホコリやチリの侵入を良好に抑制することができる。
(6)
また、変形例2の光書込ユニットによれば、ハウジングのボス部に軸受ホルダの一部を挿入し、上記カバー部材の孔に軸受ホルダの一部をボス部とともに挿入している。そして、ボス部とカバー部材の孔の内周面との隙間が僅かになるようにしている。よって、ボス部と上記カバー部材の孔内周面との隙間からホコリやチリが進入するのを抑制することができる。また、軸受ホルダを冷却することで、磁性流体の熱による劣化および蒸発を抑制することができる。これにより、ポリゴンモータの寿命を延ばすことができる。
(7)
また、上記ボス部の孔に挿入される部分を切り欠いたので、光書込ユニット4の内と外とを連通する通路が略L字状となり、ボス部と下カバーの孔との隙間を通過したホコリやチリは、次に平行に移動しないと、光書込ユニット内へ侵入しない。よって、光書込ユニット内へのホコリやチリの侵入を良好に抑制することができる。
(8)
また、第5変形例の光書込ユニットによれば、上記ハウジングに上記ボス部を囲む壁部を設けている。よって、ボス部とカバー部材の孔との隙間を通過したホコリやゴミがレンズやミラーなどの光学系の部品が配設された領域へ進入するのをこの壁部で堰き止めることができる。これにより、レンズやミラーなどの光学系の部品にホコリやチリなどが付着するのを抑制することができる。
(9)
また、上記壁部を無端状としたので、ボス部とカバー部材の孔との隙間を通過したホコリやゴミがレンズやミラーなどの光学系の部品が配設された領域へ進入するのを壁部でより確実に堰き止めることができる。
(10)
また、上記カバー部材の孔の外周面の一部と上記壁部の一部とが対向するように壁部の高さを設定している。これにより、ホコリやゴミがレンズやミラーなどの光学系の部品が配設された領域へ進入するまでの経路が長くなり、光学系の部品が配設された領域へゴミやホコリが進入するより確実に抑制することができる。
(11)
また、変形例3の光書込ユニットによれば、上記カバー部材の孔を円筒状とし、円筒の長さがカバー部材の肉厚よりも長くしている。これにより、孔とボス部または軸受部との隙間の長さが、下カバーの肉厚以上にすることができる。よって、下カバーの孔を筒状としていないものに比べて、ホコリやチリが孔とボス部との隙間または孔と軸受部との隙間を通り抜け難くなり、光書込ユニット内にホコリやチリを進入し難くすることができる。
(12)
また、変形例3の光書込ユニットによれば、上記カバー部材の孔に放熱部材を取り付たので、軸受部の熱は、直接外部へ放出されるとともに、放熱部材へ伝導されて放熱部材からも外部へ放出される。よって、軸受部の熱を効率よく放出することができる。
(13)
また、軸受部より上方に孔を設けることで、軸受ホルダの熱でユニット内部から下カバーの孔を介して外部へ抜ける上昇気流が発生する。このような上昇気流が発生することで、カバー部材の孔にホコリやチリが進入するするのを抑制することができる。
(14)
また、上記カバー部材は、上記ハウジングよりも下方に配置したものでも、軸受部の熱を効率よく放出することができる。
(15)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、上記(1)〜(14)の特徴を有する光書込装置を備えているので、潜像担持体の正しい位置に書込光が照射されるので、画像の乱れや色ずれなどが生じることがない。
10Y,10C,10M,10K:感光体
11Y,11C,11M,11K:帯電装置
12Y,12C,12M,12K:現像装置
13Y,13C,13M,13K:クリーニング装置
20:中間転写ベルト
25:二次転写ローラ
41a,41b:ポリゴンミラー
42:断熱ガラス
43a,43b:fθレンズ
44a,44b,44c,44d:第1ミラー
46a,46b,46c,46d:第2ミラー
47a,47b,47c,47d:第3ミラー
48a,48b,48c,48d:防塵ガラス
50a,50b,50c,50d:長尺レンズユニット
60K、60M、60C、60Y:シリンドリカルレンズ
70K、70M、70C、70Y:光源ユニット
100:ハウジング
110:収容部
111:ボス部
113:壁部
120:上カバー
130:下カバー
131:放熱部材
150:ポリゴンモータ
151:ミラーロータ
152:回転軸
153:ロータマグネット
154:ステータ
157:回路基板
158:軸受部
160:コネクタ
Claims (4)
- 光を発生させる光源部と、該光源部が発生させた光を潜像担持体表面に対して主走査方向に偏向走査する回転多面鏡と、該回転多面鏡を回転駆動させるポリゴンモータと、該回転多面鏡によって偏向走査された光を潜像担持体表面上に結像させるための結像レンズとをハウジングに収納し、該ハウジングの開放部分をカバー部材で覆った光書込装置において、
該カバー部材における該ポリゴンモータの回転多面鏡の回転軸を軸受けする軸受部の軸受ホルダと対向する位置に、上記カバー部材に対して上記ハウジングの内部に配置された上記軸受ホルダが、直接外気と接触するための孔を設け、
上記孔が形成されたカバー部材の内面と上記軸受ホルダとの間に隙間を設け、
上記カバー部材の孔の直径を上記軸受ホルダの直径よりも小径とし、上記カバー部材の孔の貫通方向と直交する方向の断面積を、上記軸受ホルダのカバー部材対向面の断面積以下としたことを特徴とする光書込装置。 - 請求項1の光書込装置において、
上記カバー部材の孔を上記ポリゴンモータの軸受ホルダよりも上方に設けたことを特徴とする光書込装置。 - 請求項1の光書込装置において、
上記カバー部材の孔を上記ポリゴンモータの軸受ホルダよりも下方に設けたことを特徴とする光書込装置。 - 請求項1乃至3いずれかの光書込装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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