以下、本発明の看護支援システムを適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例による看護支援システムの構成を示すシステム説明図である。
図1のシステム説明図に示す看護支援システムは、病院や老人福祉施設等の看護施設内、ここでは、病院内において、「A号室」、「B号室」、・・・のようなそれぞれの病室内のベッド毎に設置され個別のナースコール子機IDが割り当てられており、被看護者、例えば、個別の患者IDが割り当てられた患者(入院患者と同意。)が看護者であるナースステーション内に在室中の看護師(以下、在室看護師という。)や後述するハンディナース親機13a、13b、・・・をそれぞれ携行しながら病院内を巡回中の看護師(以下、巡回看護師という。)に対して、通常のナースコール呼び出し、トイレ介助を必要とするトイレ介助呼び出し、点滴等の投与に関する不具合や終了を知らせる等の呼出種別毎で異なる呼出操作を行い通話を成立させるための(複数の)ナースコール子機、ここでは、病床の患者により取り扱われる病室毎4台ずつのナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・と、病室毎に設置、例えば、各病室の出入口近傍や廊下先にそれぞれ設置され個別の廊下灯IDが割り当てられており、子機ラインL1a〜L4a、L1b〜L4b、・・・を介してそれぞれ接続されたナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出しを呼出種別毎に検出するとともに、通話を成立させるための通話路を形成する(複数の)廊下灯10a、10b、・・・と、ナースステーション(ナースセンターと同意。)内に設置されており、呼出元のナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・を特定し、患者からの呼び出しがあることを呼出種別毎異なるパターンで報知(表示、放音)し、この報知を確認した在室看護師が応答して通話を成立させるためのナースコール親機、ここでは、PC(Personal Computer)および呼出通話部により構成されたPC型ナースコール親機11と、病院内ネットワークに接続され、患者の入院時や病床の移動時等に転送されてくる患者氏名、重症度、救護区分、感染症、診療科目、チーム番号等の患者情報や患者に関する看護履歴等を記憶・検索するための機器であり、サーバラインL13を介して接続されたPC型ナースコール親機11との間で前述の患者情報や看護履歴等を共有/更新可能なオーダリングシステム等のPCナースサーバ12と、病院内を巡回中である個別の看護師IDが割り当てられた巡回看護師によりそれぞれ携行され個別のハンディナース親機IDを有しており、呼出元のナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・を特定し、患者からの呼び出しがあることを呼出種別毎異なるパターンで報知(表示、放音)し、この報知を確認した巡回看護師、例えば、呼出元の患者を受け持つ担当の巡回看護師が応答して通話を成立させるとともに、患者の看護履歴の記録作業や最新の看護内容の閲覧/確認が可能なPHS(Personal Handyphone system)等の(複数の)ハンディナース親機13a、13b、・・・と、ハンディナース親機13a、13b、・・・との間で無線による通信を行うための基地局(無線基地局と同意。)14と、基地局ラインL14に接続された基地局14を介してハンディナース親機13a、13b、・・・をそれぞれ制御(回線制御)するためのPBX(Private Branch Exchange)等の交換機15と、廊下灯ラインL10を介して(複数の)廊下灯10a、10b、・・・、親機ラインL11を介してPC型ナースコール親機11、交換機ラインL12を介して交換機15をそれぞれ接続するための中継器として、ナースステーション内や病院内の共用部に設置されており、これら接続された各種機器を制御する制御機16とを備えている。
また、PC型ナースコール親機11は、図2のブロック図に示すように、後述する呼出報知の動作や通話路の形成等の各種制御を行うための制御手段を構成するCPU(Central Processing Unit、以下、ナースコール親機CPUという。)110と、ハンディナース親機13a、13b、・・・のハンディナース親機IDと巡回看護師の看護師IDとを関連付けて記憶するとともに、患者からの呼び出しにハンディナース親機13a、13b、・・・にて応答した際に、看護履歴として(呼出元である患者の)患者IDと(応答先である巡回看護師の)看護師IDとを記憶するための記憶手段を構成するRAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等のメモリ(以下、ナースコール親機メモリという。)111と、患者からの呼び出しがあることを呼出種別毎異なるパターンの呼出音(音声メッセージを含む。)を放音させて報知するとともに、在室看護師が患者(または巡回看護師)との間で通話を成立させるための音声を送受信する通話手段を構成するスピーカ、ハンドセット等の呼出通話部(以下、ナースコール親機呼出通話部という。)112と、患者からの呼び出しがあることを呼出種別毎異なるパターンで表示するとともに、患者氏名、重症度、救護区分、感染症、診療科目、チーム番号等の患者情報や患者に関する看護履歴を表示させることができる表示手段を構成するLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示部(以下、ナースコール親機表示部という。)113と、在室看護師による呼出応答のための操作や各種データの入力操作等が行われる操作手段を構成するタッチパネル、キーボード、マウス等の操作部(以下、ナースコール親機操作部という。)114と、ナースコール親機CPU110およびナースコール親機ラインL11の間の信号伝送路を形成するための通信手段を構成するインターフェース(以下、制御機側親機I/Fという。)115と、ナースコール親機CPU110およびサーバラインL13の間の信号伝送路を形成するための通信手段を構成するインターフェース(以下、サーバ側親機I/Fという。)116とを有している。
また、PCナースサーバ12は、図1のシステム説明図に示すように、(複数の)ハンディナース親機13a、13b、・・・のハンディナース親機IDと巡回看護師の看護師IDとを関連付けて記憶するとともに、患者からの呼び出しにハンディナース親機13a、13b、・・・にて応答した際に、看護履歴として(呼出元である患者の)患者IDと(応答先である巡回看護師の)看護師IDとを記憶するための記憶手段を構成するRAM、EEPROM等のメモリ(以下、サーバメモリという。)120を有している。
また、(複数の)ハンディナース親機13a、13b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、図3のブロック図に示すように、後述する呼出報知の動作や通話路の形成等の各種制御を行うための制御手段を構成するCPU(以下、ハンディナース親機CPUという。)130と、自ハンディナース親機のハンディナース親機IDが予め記憶されている記憶手段を構成するRAM、EEPROM等のメモリ(以下、ハンディナース親機メモリという。)131と、患者からの呼び出しがあることを呼出種別毎異なるパターンの呼出音(音声メッセージを含む。)を放音させて報知するとともに、巡回看護師が患者(または在室看護師)との間で通話を成立させるための音声を送受信する呼出通話手段を構成するスピーカ、マイク等の呼出通話部(以下、ハンディナース親機呼出通話部という。)132と、患者からの呼び出しがあることを呼出種別毎異なるパターンで表示するとともに、看護履歴から呼出元の患者に関する最新の看護内容を表示させることができる表示手段を構成するLCD、有機ELディスプレイ等の表示部(以下、ハンディナース親機表示部という。)133と、巡回看護師による呼出応答のための操作が行われるとともに、看護履歴として記憶する看護内容を割り当てる、或いは当該ハンディナース親機毎に看護履歴として記憶するための看護内容をボタンに割り当てるための看護科目ボタン134aを備えた操作手段を構成するテンキーボタン等の操作部(以下、ハンディナース親機操作部という。)134と、ハンディナース親機CPU130および基地局14の間の(無線による)信号伝送路を形成するための通信手段を構成するインターフェース(以下、親機I/Fという。)135とを有している。
さらに、制御機16は、図4のブロック図に示すように、後述する呼出報知の動作や通話路の形成等の各種制御を行うための制御手段を構成するCPU(以下、制御機CPUという。)160と、(複数の)ハンディナース親機13a、13b、・・・のハンディナース親機IDと巡回看護師の看護師IDとを関連付けて記憶するとともに、患者からの呼び出しにハンディナース親機13a、13b、・・・にて応答した際に、看護履歴として(呼出元である患者の)患者IDと(応答先である巡回看護師の)看護師IDとを記憶するための記憶手段を構成するRAM、EEPROM等のメモリ(以下、制御機メモリという。)161と、制御機CPU160および廊下灯ラインL10の間の信号伝送路を形成するための通信手段を構成するインターフェース(以下、廊下灯側制御機I/Fという。)162と、制御機CPU160およびナースコール親機ラインL11の間の信号伝送路を形成するための通信手段を構成するインターフェース(以下、親機側制御機I/Fという。)163と、制御機CPU160および交換機ラインL12の間の信号伝送路を形成するための通信手段を構成するインターフェース(以下、交換機側制御機I/Fという。)164とを有している。
このように構成された本発明の実施例による看護支援システムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。
本発明の実施例による第1の動作として、(ナースステーション内に在室中の)在室看護師は、図1のシステム説明図および図2のブロック図に示すPC型ナースコール親機11のナースコール親機表示部113およびナースコール親機操作部114を使用して、(複数の)ナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・のナースコール子機IDと当該ナースコール子機がそれぞれ設置された各病床の患者の患者IDとを関連付け、この関連付けられた情報(以下、第1の関連付け情報という。)をナースコール親機メモリ111に予め記憶させるとともに、(複数の)ハンディナース親機13a、13b、・・・のハンディナース親機IDと当該ハンディナース親機をそれぞれ携行している巡回看護師の看護師IDとを関連付け、この関連付けられた情報(以下、第2の関連付け情報という。)をナースコール親機メモリ111に予め記憶させておくことができる。
なお、図2のブロック図において、PC型ナースコール親機11のナースコール親機メモリ111に予め記憶させた前述の第1、第2の各関連付け情報は、ナースコール親機CPU110の制御によりナースコール親機メモリ111から読み出された後、制御機側親機I/F115、ナースコール親機ラインL11、図4のブロック図に示す制御機16の親機側制御機I/F163を介して制御機CPU160へと伝送され、制御機CPU160の制御により制御機メモリ161に記憶させることができるばかりでなく、サーバ側親機I/F116、サーバラインL13を介してPCナースサーバ12へと伝送され、図1のシステム説明図に示すサーバメモリ120に記憶させることができる。
前述のような第1、第2の各関連付け情報が、図1のシステム説明図に示すPC型ナースコール親機11のナースコール親機メモリ111、PCナースサーバ12のサーバメモリ120および制御機16の制御機メモリ161に予め記憶されている場合において、「A号室」、「B号室」、・・・のような(複数の)病室内の病床毎の患者のうち、ここでは、「A号室」内でナースコール子機1aが病床に設置された患者が、(ナースステーション内に在室中の)在室看護師やハンディナース親機13a、13b、・・・を携行している複数の巡回看護師のうち受け持ちの(担当)巡回看護師、ここでは、ハンディナース親機13aを携行している巡回看護師を呼び出す、例えば、通常のナースコール呼び出し、トイレ介助が必要とされるトイレ介助呼び出し、点滴等の投与に関する不具合や終了を知らせる等を行うために、これら呼出種別毎で操作が異なるナースコール子機1aの呼出機能(詳述せず)を能動にする、ここでは、トイレ介助呼び出しのための呼出機能(詳述せず)を能動にすると、呼出元のナースコール子機1aに子機ラインL1aを介して接続されている廊下灯10aでは、ナースコール子機1aのナースコール子機ID、自廊下灯の廊下灯IDおよびトイレ介助呼び出しを示す呼出種別データを付加させた呼出信号を生成する。この呼出信号は、廊下灯10aから廊下灯ラインL10を介して(廊下灯10aを除く)他の廊下灯10b、・・・と、廊下灯10aから廊下灯ラインL10、図4のブロック図に示す制御機16の廊下灯側制御機I/F162を介して制御機CPU160とにそれぞれ伝送される。
なお、(廊下灯10aを除く)他の廊下灯10b、・・・では、伝送されてきた呼出信号が制御機16(の制御機CPU160)からの出力信号でないことから、通常、呼出信号を無効であると判断する。
図4のブロック図において、制御機16の制御機CPU160は、廊下灯10aからの呼出信号に付加されている廊下灯ID、ナースコール子機IDおよび呼出種別データをもとに、「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者によりトイレ介助呼び出しがあったことを検出し、廊下灯IDに関連付けられて制御機メモリ161に予め記憶されている「A号室」の部屋番号および同様に付加されたナースコール子機IDに関連付けられて制御機メモリ161に予め記憶されている呼出元である患者の患者IDと呼出報知させる当該ハンディナース親機のハンディナース親機ID、すなわち、ハンディナース親機13aのハンディナース親機IDとを読み出す。また、制御機CPU160は、制御機メモリ161から読み出された部屋番号、ナースコール子機1aのナースコール子機IDおよび呼出種別データを付加させた呼出報知信号(以下、ナースコール親機用呼出報知信号という。)を生成するとともに、同様に読み出された呼出元である患者の患者ID、ハンディナース親機13aのハンディナース親機IDおよび呼出種別データを付加させた呼出報知信号(以下、ハンディナース親機用呼出報知信号という。)を生成する。これらナースコール親機用呼出報知信号およびハンディナース親機用呼出報知信号のうち、ナースコール親機用呼出報知信号は、制御機CPU160から親機側制御機I/F163、ナースコール親機ラインL11、図2のブロック図に示すPC型ナースコール親機11の制御機側親機I/F115を介してナースコール親機CPU110へと伝送される。一方、ハンディナース親機用呼出報知信号は、制御機CPU160から交換機側制御機I/F164、交換機ラインL12、図1のシステム説明図に示す交換機15、基地局ラインL14、基地局14を介して適宜、信号処理された無線信号として、図3のブロック図に示す全てのハンディナース親機13a、13b、・・・の親機I/F135(135、135、・・・)にて受信され、電気信号に信号処理された後、ハンディナース親機CPU130(130、130、・・・)へとそれぞれ伝送される。
図2のブロック図において、PC型ナースコール親機11のナースコール親機CPU110は、制御機16(の制御機CPU160)からのナースコール親機用呼出報知信号に付加されている部屋番号、ナースコール子機IDおよび呼出種別データをもとに、「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者によりトイレ介助呼び出しがあったことを検出し、その旨の報知(放音、表示)をナースコール親機呼出通話部112およびナースコール親機表示部113を使用して行う(詳述せず)。
図3のブロック図において、全てのハンディナース親機13a、13b、・・・のハンディナース親機CPU130(130、130、・・・)は、制御機16(の制御機CPU160)からのハンディナース親機用呼出報知信号に付加されている患者ID、ハンディナース親機IDおよび呼出種別データのうち、ハンディナース親機IDとハンディナース親機メモリ131に予め記憶されている自ハンディナース親機のハンディナース親機IDとを照合し、当該ハンディナース親機IDが一致した場合にのみ「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者によりトイレ介助呼び出しがあったことを検出し、その旨の報知(放音、表示)をハンディナース親機呼出通話部132およびハンディナース親機表示部133を使用して行う。ここでは、呼出元の患者を受け持つ(担当の)巡回看護師が携行しているハンディナース親機13aのみ当該ハンディナース親機IDが一致し、呼出報知として、例えば、「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者によりトイレ介助呼び出しがあった旨の呼出音(音声メッセージを含む。)がハンディナース親機呼出通話部132から放音されるとともに、呼出元である患者の患者IDおよびトイレ介助呼び出しがあった旨の呼出種別データをハンディナース親機表示部133に表示させることができる。
図1のシステム説明図において、前述のような呼出報知を確認した(ナースステーション内に在室中の)在室看護師およびハンディナース親機13aを携行している巡回看護師のうち、最先に応答操作を行った看護師、ここでは、前述の巡回看護師がハンディナース親機13aのハンディナース親機操作部134を使用して所定の応答操作を行うと、この操作を検出した図3のブロック図に示すハンディナース親機CPU130は、ハンディナース親機呼出通話部132およびハンディナース親機表示部133を使用して行われていた呼出報知のための動作を停止し、ハンディナース親機呼出通話部132および親機I/F135の間の通話路を形成して自ハンディナース親機の通話機能を能動にするとともに、ハンディナース親機メモリ131に予め記憶されている自ハンディナース親機のハンディナース親機IDを付加させた呼出応答信号を生成する。この呼出応答信号は、前述のハンディナース親機用呼出報知信号と逆の経路を介して、図4のブロック図に示す制御機16の制御機CPU160へと伝送される。
図4のブロック図において、制御機16の制御機CPU160は、ハンディナース親機13a(のハンディナース親機CPU130)からの呼出応答信号を検出すると、廊下灯側制御機I/F162および交換機側制御機I/F164の間の通話路を形成するとともに、図1のシステム説明図に示す子機ラインL1aに接続された呼出元であるナースコール子機1aの通話機能(詳述せず)および廊下灯ラインL10の間の通話路を形成するための制御信号として、廊下灯10aの廊下灯IDを付加させた制御信号(以下、廊下灯用制御信号という。)と、PC型ナースコール親機11のナースコール親機呼出通話部112およびナースコール親機表示部113を使用して行われていた呼出報知のための動作を停止させるための制御信号として、応答先であるハンディナース親機13aのハンディナース親機IDを付加させた制御信号(以下、ナースコール親機用制御信号という。)を生成する。これら廊下灯用制御信号およびナースコール親機用制御信号のうち、廊下灯用制御信号は、制御機CPU160から廊下灯側制御機I/F162、廊下灯ラインL10を介して図1のシステム説明図に示す全ての廊下灯10a、10b、・・・へと伝送される。一方、ナースコール親機用制御信号は、前述のナースコール親機用呼出報知信号と同様な経路を介して図2のブロック図に示すPC型ナースコール親機11のナースコール親機CPU110へと伝送される。
図1のシステム説明図において、全ての廊下灯10a、10b、・・・は、それぞれ制御機16(の制御機CPU160)からの廊下灯用制御信号に付加されている廊下灯IDと自廊下灯の廊下灯IDとを照合する。ここでは、廊下灯10aのみ当該廊下灯IDが一致し、子機ラインL1aに接続された呼出元であるナースコール子機1aの通話機能(詳述せず)および廊下灯ラインL10の間の通話路を形成することにより、呼出元の患者が使用するナースコール子機1aの通話機能(詳述せず)と、子機ラインL1a、廊下灯10a、廊下灯ラインL10、図4のブロック図に示す制御機16の廊下灯側制御機I/F162、制御機CPU160、交換機側制御機I/F164、交換機ラインL12、交換機15、基地局ラインL14、基地局14、図3のブロック図に示すハンディナース親機13aの親機I/F135、ハンディナース親機CPU130を介して応答先の巡回看護師が使用するハンディナース親機呼出通話部132との間の通話路が形成され、通話を成立させることができる。
図2のブロック図において、PC型ナースコール親機11のナースコール親機CPU110は、制御機16(の制御機CPU160)からのナースコール親機用制御信号を検出すると、ナースコール親機呼出通話部112およびナースコール親機表示部113を使用して行われていた呼出報知のための動作を停止させるとともに、当該ナースコール親機用制御信号に付加されたハンディナース親機IDに関連付けられてナースコール親機メモリ111に予め記憶されている巡回看護師の看護師ID、すなわち、ハンディナース親機13aを携行している巡回看護師の看護師IDを読み出す。また、ナースコール親機CPU110は、ナースコール親機メモリ111から読み出されたハンディナース親機13aを携行している巡回看護師の看護師IDと「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者の患者IDとを看護履歴としてナースコール親機メモリ111に記憶させることができる。
前述までの説明から明らかなように、ハンディナース親機13aにて応答操作を行った巡回看護師は、PC型ナースコール親機11が設置されているナースステーション内に戻らずとも、呼出元の患者IDと応答先の看護師IDとを看護履歴としてナースコール親機メモリ111に記憶させることができ、看護業務の作業効率が高められる。
なお、図2のブロック図において、PC型ナースコール親機11のナースコール親機メモリ111に記憶させた前述の看護履歴は、ナースコール親機CPU110の制御によりナースコール親機メモリ111から読み出された後、制御機側親機I/F115、ナースコール親機ラインL11、図4のブロック図に示す制御機16の親機側制御機I/F163を介して制御機CPU160へと伝送され、制御機CPU160の制御により制御機メモリ161に記憶させることができるばかりでなく、サーバ側親機I/F116、サーバラインL13を介してPCナースサーバ12へと伝送され、図1のシステム説明図に示すサーバメモリ120に記憶させることができる。
また、図2のブロック図において、制御機16(の制御機CPU160)からのナースコール親機用制御信号を検出したPC型ナースコール親機11のナースコール親機CPU110は、ナースコール親機メモリ111に予め記憶されている看護履歴から呼出元の患者に関する最新の看護内容を読み出し、読み出された最新の看護内容情報およびハンディナース親機13aのハンディナース親機IDを付加させた最新看護内容信号を生成する。この最新看護内容信号は、ナースコール親機CPU110から制御機側親機I/F115、ナースコール親機ラインL11、図4のブロック図に示す制御機16の親機側制御機I/F163、制御機CPU160、交換機側制御機I/F164、交換機ラインL12、図1のシステム説明図に示す交換機15、基地局ラインL14、基地局14を介して適宜、信号処理された無線信号として、図3のブロック図に示す全てのハンディナース親機13a、13b、・・・の親機I/F135(135、135、・・・)にて受信され、電気信号に信号処理された後、ハンディナース親機CPU130(130、130、・・・)へとそれぞれ伝送される。
図3のブロック図において、全てのハンディナース親機13a、13b、・・・のハンディナース親機CPU130(130、130、・・・)は、PC型ナースコール親機11(のナースコール親機CPU110)からの最新看護内容信号に付加されているハンディナース親機IDと自ハンディナース親機のハンディナース親機IDとを照合し、当該ハンディナース親機IDが一致した場合にのみ同様に付加されている最新の看護内容情報、すなわち、呼出元である「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者に関する最新の看護内容をハンディナース親機表示部133に表示する。ここでは、「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者からのトイレ介助呼び出しに応答した巡回看護師が携行しているハンディナース親機13aのハンディナース親機CPU130のみ当該ハンディナース親機IDが一致し、最新の看護内容をハンディナース親機表示部133に表示させることができる。
前述までの説明から明らかなように、ハンディナース親機13aにて応答操作を行った巡回看護師は、PC型ナースコール親機11が設置されているナースステーション内に戻らずとも、呼出元の患者に関する最新の看護内容についてハンディナース親機表示部133の表示内容をもとに容易に閲覧/確認することができ、「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者に対して適切な看護が可能となり、看護業務の作業効率が高められる。
なお、第1の動作によれば、「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者からの呼び出しをハンディナース親機13aにて呼出報知させるためのハンディナース親機用呼出報知信号を制御機16の制御機CPU160にて生成する場合について説明したが、廊下灯10aからの呼出信号を検出したPC型ナースコール親機11のナースコール親機CPU110にて生成させることもできる。
次に、本発明の実施例による第2の動作について説明する。
(ナースステーション内に在室中の)在室看護師は、図1のシステム説明図および図2のブロック図に示すPC型ナースコール親機11のナースコール親機表示部113およびナースコール親機操作部114を使用して、(複数の)ハンディナース親機13a、13b、・・・のハンディナース親機操作部134(134、134、・・・)にそれぞれ備えられている看護科目ボタン134a(134a、134a、・・・)毎の看護内容、例えば、看護内容がトイレ介助である旨、看護内容が点滴等の投与に関する不具合や終了を確認する旨等を、(複数の)ハンディナース親機13a、13b、・・・のハンディナース親機IDに関連付け、この関連付けられた情報(以下、第3の関連付け情報という。)をナースコール親機メモリ111に予め記憶させておくことができる。
なお、図2のブロック図において、PC型ナースコール親機11のナースコール親機メモリ111に予め記憶させた前述の第3の関連付け情報は、ナースコール親機CPU110の制御によりナースコール親機メモリ111から読み出された後、制御機側親機I/F115、ナースコール親機ラインL11、図4のブロック図に示す制御機16の親機側制御機I/F163を介して制御機CPU160へと伝送され、制御機CPU160の制御により制御機メモリ161に記憶させることができるばかりでなく、サーバ側親機I/F116、サーバラインL13を介してPCナースサーバ12へと伝送され、図1のシステム説明図に示すサーバメモリ120に記憶させることができる。
前述のような第3の関連付け情報が、図1のシステム説明図に示すPC型ナースコール親機11のナースコール親機メモリ111、PCナースサーバ12のサーバメモリ120および制御機16の制御機メモリ161に記憶されている場合において、第1の動作で明らかなように、「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者からのトイレ介助呼び出しがあることを確認した巡回看護師、すなわち、ハンディナース親機13aを携行している巡回看護師がハンディナース親機操作部134にて応答操作を行い通話を成立させた後、この巡回看護師が呼出元である患者の病床まで赴き看護を行う、例えば、トイレ介助のための看護を行い当該トイレ介助の看護内容に割り当てられているハンディナース親機操作部134の看護科目ボタン134aを操作すると、この操作を検出した図3のブロック図に示すハンディナース親機CPU130は、ハンディナース親機メモリ131に予め記憶されている自ハンディナース親機のハンディナース親機IDおよび前述の操作データを付加させた看護内容信号を生成する。この看護内容信号は、前述の呼出応答信号と同様な経路を介して、図4のブロック図に示す制御機16の制御機CPU160へと伝送される。
図4のブロック図において、制御機16の制御機CPU160は、ハンディナース親機13a(のハンディナース親機CPU130)からの看護内容信号を、親機側制御機I/F163、ナースコール親機ラインL11、図2のブロック図に示すPC型ナースコール親機11の制御機側親機I/F115を介してナースコール親機CPU110に転送させる。
図2のブロック図において、PC型ナースコール親機11のナースコール親機CPU110は、制御機16を介して転送されてきたハンディナース親機13a(のハンディナース親機CPU130)からの看護内容信号に付加された操作データに関連付けられてナースコール親機メモリ111に予め記憶されている看護内容、すなわち、トイレ介助のための看護内容を検出し、検出された看護内容をナースコール親機メモリ111に記憶させることにより、このナースコール親機メモリ111には、前述の第1の動作にて明らかなハンディナース親機13aを携行している巡回看護師の看護師IDと「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者の患者IDとが看護履歴として記憶されるばかりでなく、ハンディナース親機13aを携行している巡回看護師により行われた看護がトイレ介助であった旨の看護内容を記憶させることができる。
前述までの説明から明らかなように、ハンディナース親機13aにて応答操作を行った巡回看護師は、PC型ナースコール親機11が設置されているナースステーション内に戻らずとも、呼出元である「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者に対して行った看護内容をナースコール親機メモリ111に記憶させることができ、看護業務の作業効率が高められる。
なお、図2のブロック図において、PC型ナースコール親機11のナースコール親機メモリ111に記憶させた前述の看護内容は、ナースコール親機CPU110の制御によりナースコール親機メモリ111から読み出された後、制御機側親機I/F115、ナースコール親機ラインL11、図4のブロック図に示す制御機16の親機側制御機I/F163を介して制御機CPU160へと伝送され、制御機CPU160の制御により制御機メモリ161に記憶させることができるばかりでなく、サーバ側親機I/F116、サーバラインL13を介してPCナースサーバ12へと伝送され、図1のシステム説明図に示すサーバメモリ120に記憶させることができる。
また、第2の動作によれば、ハンディナース親機13aからの看護内容信号に付加された操作データに関連付けられている看護内容を読み出す当該メモリとして、PC型ナースコール親機11のナースコール親機メモリ111を適用したが、これに限定されず、ハンディナース親機13a(のハンディナース親機CPU130)からの看護内容信号を検出した制御機16の制御機CPU160により制御される制御機メモリ161、或いはPCナースサーバ12のサーバメモリ120も好適である。
次に、本発明の実施例による第3の動作について説明する。
(ナースステーション内に在室中の)在室看護師は、前述の第2の動作から明らかなように、図1のシステム説明図および図2のブロック図に示すPC型ナースコール親機11のナースコール親機メモリ111に予め記憶されている看護内容、すなわち、(複数の)ハンディナース親機13a、13b、・・・のハンディナース親機操作部134(134、134、・・・)にそれぞれ備えられている看護科目ボタン134a(134a、134a、・・・)毎に割り当てられた看護内容について、ナースコール親機操作部114の操作を検出したナースコール親機CPU110の制御によりナースコール親機メモリ111から読み出し、ナースコール親機表示部113に表示させることができる。
また、(ナースステーション内に在室中の)在室看護師は、図1のシステム説明図および図2のブロック図に示すPC型ナースコール親機11のナースコール親機表示部113およびナースコール親機操作部114を使用して、(複数の)ハンディナース親機13a、13b、・・・毎に看護履歴として記憶するための看護内容をハンディナース親機操作部134(134、134、・・・)に備えられている看護科目ボタン134a(134a、134a、・・・)に割り当て、この割り当てられた情報(以下、看護履歴割り当て情報という。)をナースコール親機メモリ111に記憶させることができる。
前述までの動作から明らかなように、(ナースステーション内に在室中の)在室看護師は、自らの使い勝手が高められるように、(複数の)ハンディナース親機13a、13b、・・・のハンディナース親機操作部134(134、134、・・・)に備えられている看護科目ボタン134a(134a、134a、・・・)毎に、看護履歴として記憶させる看護内容を自由に割り当てることができ、看護業務の作業効率が高められる。
なお、図2のブロック図において、PC型ナースコール親機11のナースコール親機メモリ111に記憶させた前述の看護履歴割り当て情報は、ナースコール親機CPU110の制御によりナースコール親機メモリ111から読み出された後、制御機側親機I/F115、ナースコール親機ラインL11、図4のブロック図に示す制御機16の親機側制御機I/F163を介して制御機CPU160へと伝送され、制御機CPU160の制御により制御機メモリ161に記憶させることができるばかりでなく、サーバ側親機I/F116、サーバラインL13を介してPCナースサーバ12へと伝送され、図1のシステム説明図に示すサーバメモリ120に記憶させることができる。
次に、本発明の実施例による第4の動作について説明する。
前述の第1の動作から明らかなように、「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者からのトイレ介助呼び出しに応答した巡回看護師が携行しているハンディナース親機13aのハンディナース親機表示部133に、呼出元の患者に関する最新の看護内容が表示されている場合において、この巡回看護師がハンディナース親機操作部134を使用して呼出元の患者に関する将来的な看護内容を選択すると、この操作を検出した図3のブロック図に示すハンディナース親機CPU130は、ハンディナース親機メモリ131に予め記憶されている自ハンディナース親機のハンディナース親機IDおよび前述の操作データを付加させた看護内容選択信号を生成する。この看護内容選択信号は、前述の看護内容信号と同様な経路を介して、図2のブロック図に示すPC型ナースコール親機11のナースコール親機CPU110へと伝送される。
図2のブロック図において、PC型ナースコール親機11のナースコール親機CPU110は、制御機16を介して転送されてきたハンディナース親機13a(のハンディナース親機CPU130)からの看護内容選択信号に付加されている操作データをもとに、「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者に対する将来的な看護内容を検出し、検出された看護内容をナースコール親機メモリ111に記憶させることができる。
前述までの説明から明らかなように、ハンディナース親機13aにて応答操作を行った巡回看護師は、PC型ナースコール親機11が設置されているナースステーション内に戻らずとも、呼出元である「A号室」内でナースコール子機1aが設置された病床の患者に対して将来的に行うべき看護内容をナースコール親機メモリ111に記憶させることができ、看護業務の作業効率が高められる。
なお、図2のブロック図において、PC型ナースコール親機11のナースコール親機メモリ111に記憶させた前述の将来的な看護内容は、ナースコール親機CPU110の制御によりナースコール親機メモリ111から読み出された後、制御機側親機I/F115、ナースコール親機ラインL11、図4のブロック図に示す制御機16の親機側制御機I/F163を介して制御機CPU160へと伝送され、制御機CPU160の制御により制御機メモリ161に記憶させることができるばかりでなく、サーバ側親機I/F116、サーバラインL13を介してPCナースサーバ12へと伝送され、図1のシステム説明図に示すサーバメモリ120に記憶させることができる。
また、本発明の実施例によれば、ナースステーション内に設置されるナースコール親機として、PCおよび呼出通話部により構成されたPC型ナースコール親機11を適用したが、これに限定されず、ボード型ナースコール親機も好適であり同様な効果を奏する。