JP4697186B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
この画像処理装置において、前記所定の画像処理は階調補正処理であり、前記画像データを所定の領域に分割する領域分割手段と、前記分割されたそれぞれの領域の輝度平均値を算出する輝度平均値算出手段と、前記分割されたそれぞれの領域のうち、領域の輝度平均値と前記部位を含む領域の輝度平均値との差分の絶対値が所定の閾値を超えない領域の輝度平均値を用いて、前記画像データ全体の輝度平均値を算出する全体輝度平均値算出手段と、を有し、前記画像処理手段は、前記算出された前記画像データ全体の輝度平均値に基づいて、前記階調補正処理を行う。
また、前記所定の閾値は、前記部位を含む領域からの距離に応じた閾値としてもよい。
また、前記全体輝度平均値算出手段は、前記部位を含む領域からの距離に応じた重み付けを施して前記画像データ全体の輝度平均値を算出してもよい。
本発明の他の態様である画像ファイル生成装置は、画像データと該画像データの画像処理に用いられる画像処理制御データとを含む画像ファイルを生成する画像ファイル生成装置であって、画像データを生成する画像データ生成手段と、所定の画像処理を行うために参照する部位を前記生成された画像データ内で指定する部位指定手段と、前記指定された部位を特定する部位情報を含む画像処理制御データと前記生成された画像データとを一体的に有する画像ファイルを生成する画像ファイル生成手段とを備えることを要旨とする。
前記所定の画像処理は、ぼかし処理としてもよい。
画像ファイルに対して画像処理を施す画像処理装置であって、
画像データと該画像データの特定の部位を示す部位情報とを含む画像ファイルを入力する手段と、
前記画像ファイルから画像データを取得する第1の取得手段と、
前記画像ファイルから部位情報を取得する第2の取得手段と、
前記取得された部位情報に基づき、前記画像データ内の特定の部位を参照して所定の画像処理を行う画像処理手段とを備えることを要旨とする。
画像データと該画像データの特定の部位を示す部位情報とを含む画像ファイルを入力する入力部と、
新たな部位情報を入力する部位情報入力部と、
該部位情報を前記新たな部位情報に更新する更新手段とを備える画像ファイル編集装置を提供することを要旨とする。
A.画像処理システムの構成:
B.画像ファイル生成装置:
C.画像ファイルの構成:
D.画像処理制御データの生成処理:
(D1)画像処理モードの設定
(D2)部位情報の設定
E.画像ファイルの生成処理:
F.画像処理装置による画像処理:
(F1)階調補正
(F2)ぼかし処理
G.画像ファイル編集装置:
図1は、本実施例における画像処理システムの概略構成の一例を示す説明図である。本実施例の画像処理システム10は、画像ファイル生成装置としてのデジタルスチルカメラ11と、画像ファイルを格納する媒体としてのメモリカードMCと、画像処理装置としてのパーソナルコンピュータ12と、画像出力装置としてのカラープリンタCPとから構成される。
図3は、デジタルスチルカメラの概略構成を示すブロック図である。デジタルスチルカメラ11は、光の情報をデジタルデバイス(CCDや光電子倍管)に結像させることにより画像を取得するカメラである。デジタルスチルカメラ11は、光情報を収集するためのCCD等を備える光学回路111と、光学回路111を制御して画像を取得するための画像取得回路112と、取得したデジタル画像を加工するための画像加工回路113と、各回路を制御する制御部114とを備えている。制御部114は、内部にCPU、RAM、ROMを備えるマイクロコンピュータとして構成されている。デジタルスチルカメラ11は、また、画像処理モードや部位情報の各種設定を行うための選択・決定ボタン116や、撮影画像をプレビューしたり、各種設定画面を表示するための液晶ディスプレイ117を備えている。
図5は、画像ファイルGFの構成の一例を概念的に示す説明図である。画像ファイルGFは、デジタルスチルカメラ用画像ファイルフォーマット規格であるExifに従ったファイル構造を有している。Exifファイルの仕様は、電子情報技術産業協会(JEITA)によって定められている。
(D1)画像処理モードの設定
上述した画像ファイルGFの生成に先立って、デジタルスチルカメラ11には画像処理制御データPIMが入力される。画像処理制御データPIMには、ガンマ値やターゲット色空間、露出時間、ホワイトバランス、絞り、シャッタースピード、画像処理モード、部位情報などの各種パラメータを設定可能である。その中で、図8は、画像処理モードを設定するためのグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を示す説明図である。本図はデジタルスチルカメラに具備された液晶ディスプレイ117に表示される画面を表したものであり、その操作には選択・決定ボタン116を用いることが可能である。まず、図8の上方に示すとおり、「画像処理モード」を選択した後、「決定」ボタンを押すと、図8の下方に示すように各種画像処理モードを選択することができる。本図では「階調補正」を選択した場合を例示した。さらに「決定」ボタンを押すことにより、選択された画像処理モードが画像処理制御データPIMに設定される。設定された画像処理制御データPIMは、揮発的あるいは不揮発的に制御部114内のRAMあるいはROMに保存される。ここで、「階調補正」、「ぼかし処理」が選択されたときは、各処理で参照する部位の指定に移行する。なお、前記ROMは、PROM、EPROM、EEPROMなどの各種書き換え可能なROMでもよい。
次に、画像処理制御データPIMの一部である部位情報の設定方法を説明する。図9は、画像内に特定の部位を指定するためのGUIの一例を示す説明図ある。ユーザは、選択・決定ボタン116を用いることにより、まず、第1の座標P1を液晶ディスプレイ117内で指定する。つづいて、第2の座標P2を指定することにより、矩形領域である部位Aを指定することができる。次に、「決定」ボタンを押すことにより、指定された部位Aの座標を示すP1(x,y)およびP2(xx,yy)が、部位情報として画像処理制御データPIMに設定され、制御部114内のRAMあるいはROMに保存される。なお、「決定」ボタンではなく、「キャンセル」ボタンを選択すれば、何度でも部位を指定しなおすことができる。
次に、画像ファイルの生成処理について説明する。図12は、デジタルスチルカメラ11における画像ファイルの生成処理の流れを示すフローチャートである。制御部114内のCPUは、ユーザからの撮影要求、例えば、シャッターボタンの押し下げに応じて、光学回路111と画像取得回路112を制御し、画像データGDを生成する(ステップS100)。CPUは生成された画像データGDを、一旦、制御部114内のRAMに保存する。次に、RAM内に保存された画像データGDを基に液晶ディスプレイ117上に画像を表示する。ユーザは上述した各種方法により、画像処理モードを選択し(ステップS110)、液晶ディスプレイ117内に表示された画像を参照して部位を指定する(ステップS120)。CPUは、選択された画像処理モードと指定された部位情報を基に画像処理制御データPIMを生成する(ステップS130)。このとき、自動で、あるいは手動で設定された他のパラメータを画像処理制御データPIMに含めてもよい。CPUは、生成した画像処理制御データPIMをRAMに保存する。最後に、CPUは、RAMに保存した画像データGDと画像処理制御データPIMとを一体的に結合し、1つの画像ファイルGFを生成し(ステップS140)画像ファイルの生成工程を終了する。
次に、パーソナルコンピュータ12内で行う画像処理の詳細を説明する。図13は、画像処理装置としてのパーソナルコンピュータ12における画像処理の流れを示すフローチャートである。パーソナルコンピュータ12は、メモリカードMCやケーブルCVを介し、デジタルスチルカメラ11から画像ファイルGFを入力する(ステップS200)。続いて、入力した画像ファイルGFから、画像データGDと画像処理制御データPIMを抽出する(ステップS210、ステップS220)。次に、パーソナルコンピュータ12は、抽出した画像処理制御データPIMを解析し(ステップS230)、解析した画像処理制御データPIMに基づき画像データGDに対し後述する各種画像処理を行い(ステップS240)、画像処理を終了する。
図13のステップS240における画像処理は、様々な態様が考えられ得るが、ここでは特に階調補正処理について説明する。図14は、画像処理装置としてのパーソナルコンピュータ12内おける階調補正処理の流れを示すフローチャートである。パーソナルコンピュータ12は、画像データGDを予め設定した領域に分割し、各領域における画像の輝度平均値Yaveを求める(ステップS300)。通常、画像データGDは、YCbCr色空間を用いたJPEG形式で記録されているため、輝度平均値Yaveは、その領域内の各画素のY値を加算し、領域内の全画素数で除することにより求めることができる。その後、部位情報により指定された部位を含む領域(指定領域SA)の輝度平均値を輝度基準値Ystdとして決定する(ステップS310)。本実施例では、図10におけるa5を指定領域SAとした。
a5:(a2,a8):a4:(a1,a7)=4:3:2:1
とすれば、次式によりYave’を求めることができる。
ΣYave=a5*4+(a2+a8)*3+a4*2+(a1+a7)*1
Yave’=ΣYave/(1*4+2*3+1*2+2*1)
なお、閾値Thおよび重みづけWは任意の値である。
Yg’=Yg*Yave’/Yall
この計算を全画素について行い、新たな画像データを生成し、パーソナルコンピュータ12は階調補正を終了する。
次に、図13のステップS240における画像処理の他の態様であるぼかし処理について説明する。図19は、画像処理装置としてのパーソナルコンピュータ12における、ぼかし処理の流れを示すフローチャートである。なお、本実施例において、指定部位は1点の座標(指定座標SZ)とする。まず、パーソナルコンピュータ12は、ぼかし処理を行う画素と指定座標SZとの距離Lを測定する(ステップS400)。次に、図20のグラフに示すような関数により、距離Lに応じた行列成分値xを得る(ステップS410)。続いて、ぼかし処理を施す画素BPを中心とする周囲9点について、以下に示す行列演算を行い新たな画素値BP’を得る。
最後に、画像ファイル編集装置について説明する。画像ファイル編集装置は、既に画像処理制御データPIMが設定された画像ファイルに対し、後から画像処理制御データPIMを修正し、再設定することができる装置である。本実施例では、画像処理制御データPIMの中で、特に部位情報の編集について説明する。図21は、画像ファイル編集装置における画像処理制御データPIMの編集処理の流れを示すフローチャートである。まず、画像処理制御装置は、画像ファイルGFをメモリカードMCやケーブルCVを介し入力する(ステップS500)。次に、画像ファイルGFを解析し、画像データGDと画像処理制御データPIMとを抽出する(ステップS510、ステップS520)。さらに画像処理制御データPIMから部位情報を抽出し(ステップS530)、画像ファイル生成装置によって指定された部位(指定部位)を画像ファイル編集装置のユーザに提示する(ステップS540)。ユーザは、提示された指定部位を変更したい場合、新たな部位を指定する(ステップS550)。変更しない場合はそのまま処理を終了する。画像ファイル編集装置は、新たに指定された部位を部位情報として画像処理制御データ内に設定する(ステップS560)。最後に、先に抽出した画像データと新たな画像処理制御データとを一体的に結合し、新たな画像ファイルを得る(ステップS570)。画像処理制御装置は、新たな画像ファイルをメモリカードMCやケーブルCVを介し出力し(ステップS580)、画像ファイル編集処理を完了する。
11…デジタルスチルカメラ
11a…画像データ生成部
11b…部位指定部
11c…画像処理制御データ生成部
11d…画像ファイル生成部
11e…画像ファイル出力部
12…パーソナルコンピュータ
100…画像ファイル
101…画像データ格納領域
102…付属情報格納領域
111…光学回路
112…画像取得回路
114…制御部
116…選択・決定ボタン
117…液晶ディスプレイ
120…十字カーソル
Claims (3)
- 画像データ、前記画像データが表す画像における所定の部位を表す部位情報、並びに所定の画像処理を表す画像処理モードを含む画像ファイルを入力する画像ファイル入力手段と、
前記画像ファイルに含まれる前記部位情報に基づき、前記画像ファイルに含まれる前記画像処理モードが表す前記所定の画像処理を、前記画像ファイルに含まれる前記画像データに対して行う画像処理手段と、
前記画像データを所定の領域に分割する領域分割手段と、
前記分割されたそれぞれの領域の輝度平均値を算出する輝度平均値算出手段と、
前記分割されたそれぞれの領域のうち、領域の輝度平均値と前記部位を含む領域の輝度平均値との差分の絶対値が所定の閾値を超えない領域の輝度平均値を用いて、前記画像データ全体の輝度平均値を算出する全体輝度平均値算出手段と、
を有し、
前記所定の画像処理は階調補正処理であり、
前記画像処理手段は、前記算出された前記画像データ全体の輝度平均値に基づいて、前記階調補正処理を行う
画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、
前記所定の閾値は、前記部位を含む領域からの距離に応じた閾値である
画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、
前記全体輝度平均値算出手段は、前記部位を含む領域からの距離に応じた重み付けを施して前記画像データ全体の輝度平均値を算出する
画像処理装置。
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