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JP4698570B2 - ディスク装置 - Google Patents
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Description

本発明は、特に、CDやDVDなどのディスク状の記録媒体への記録、または再生を行うディスク装置に関する。
従来のディスク装置におけるロック機構には、モータを使用することが一般的であったが、コストダウンを図るために、モータの代わりにソレノイド機構を使用することが多くなってきた。
ソレノイドを使用する場合には、ロック機構を比較的簡単にできるが、機構の構成によっては、ボビンに対して可動片を平行に挿入することができない場合がある。
可動片がボビンに対して平行に挿入されない場合には、可動片がボビン内の吸着面に完全に吸着されない場合が生じ、少しの衝撃によってロックが外れてしまうという問題を有していた。
そこで本発明は、ソレノイド自体の構成を変更することなく、可動片の安定した吸着を行うことのできるディスク装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のディスク装置は、ボビン内の吸着面に可動片を吸着させるソレノイドと、前記可動片を取り付けるリリースアームと、前記可動片を前記吸着面に吸着させる位置まで前記リリースアームを回動させるリセットアームと、前記リセットアームを回動させるロックピンと、前記リリースアームの回動によって変位して前記ロックピンを係止するロックアームと、ケーシングと、前記ケーシングから引き出し可能に設けられたトレイと、前記ソレノイドを前記トレイに取り付けるビスと、前記ボビンを挟み込むように前記ボビンの側方に位置する第1リブおよび第2リブと、備え、前記ソレノイドは、前記ビスの外径より大きい内径を有するビス孔を有し、前記ビス孔に前記ビスを挿入することで前記可動片の移動方向に合わせて前記ボビンが変位するように取り付けられ、前記可動片は前記ビス側に向かって移動し前記ボビンの吸着面に吸着され、前記第1リブと前記第2リブとにより形成される開口は、前記可動片側の開口が前記ビス側の開口より大きいことを特徴とする。
本発明によれば、可動片がボビンに対して斜めに挿入された場合でもボビンの角度を変更でき、可動片をボビン内の吸着面に安定して吸着させることができる。
発明の実施の形態
本発明の第1の実施の形態によるロック装置の装着方法は、ボビン内の吸着面に可動片を吸着させるソレノイドと、可動片を取り付けるリリースアームと、可動片を吸着面に吸着させる位置までリリースアームを回動させるリセットアームと、リセットアームを回動させるロックピンと、リリースアームの回動によって変位してロックピンを係止するロックアームと、ケーシングと、ケーシングから引き出し可能に設けられたトレイと、ソレノイドをトレイに取り付けるビスと、ボビンを挟み込むようにボビンの側方に位置する第1リブおよび第2リブと、備え、ソレノイドは、ビスの外径より大きい内径を有するビス孔を有し、ビス孔にビスを挿入することで可動片の移動方向に合わせてボビンが変位するように取り付けられ、可動片はビス側に向かって移動しボビンの吸着面に吸着され、第1リブと第2リブとにより形成される開口は、可動片側の開口がビス側の開口より大きいものである。本実施の形態によれば、可動片がボビンに対して斜めに挿入された場合でもボビンの角度を変更でき、可動片をボビン内の吸着面に安定して吸着させることができる。
以下本発明の一実施例によるロック装置について説明する。
図1は本実施例によるロック装置の要部平面図、図2は同装置のロック状態を示す要部平面図、図3は同装置の要部側断面図である。
本実施例によるロック装置は、ボビン1a内の吸着面1bに可動片1cを吸着させるソレノイド1と、可動片1cを取り付けるリリースアーム2と、リリースアーム2を回動させるリセットアーム3と、リセットアーム3を回動させるロックピン4と、リリースアーム2の回動によって変位してロックピン4を係止するロックアーム5とを有している。
ソレノイド1には、ボビン1aを基台に取り付けるビス孔1dを備えている。可動片1cは、U字状に形成され、2本の吸着突起と、リリースアーム2との係合孔を備えている。ボビン1aは、可動片1cの吸着突起が挿入される2つの筒状空間で形成され、この筒状空間内に吸着面1bを有している。ソレノイド1は、一端側にボビン1aの開口部が形成され、他端側にビス孔1dが形成されている。
リリースアーム2は、基台に回動自在に取り付ける回動軸2aと、可動片1cを取り付ける第1の腕2bと、リセットアーム3によって押圧される第2の腕2cと、ロックアーム5の回動を規制する第3の腕2dとを備えている。第1の腕2b、第2の腕2c、及び第3の腕2dは、回動軸2aを中心にして回動自在に取り付けられており、第1の腕2b、第2の腕2c、及び第3の腕2dは、常に同一角度に保たれている。なお、第1の腕2bには、弾性部材6と係合する係合部2eを有している。この弾性部材6は、可動片1cを吸着面1bから引き離す方向(回転軸2aを中心に反時計回りの方向)に付勢している。
リセットアーム3は、基台に回動自在に取り付ける回動軸3aと、第2の腕2cを押圧する第1の突起3bと、ロックピン4によって押圧される第2の突起3cとを備えている。第1の突起3b及び第2の突起3cは、回動軸3aを中心にして回動自在に取り付けられており、第1の突起3b及び第2の突起3dは、常に同一角度に保たれている。
ロックアーム5は、基台に回動自在に取り付ける回動軸5aと、第3の腕2dに当接する第1の突起3bと、ロックピン4によって押圧される第2の突起3cと、弾性部材7と係合する第3の突起5dを備えている。第1の突起5b、第2の突起5c、及び第3の突起5dは、回動軸5aを中心にして回動自在に取り付けられており、第1の突起5b、第2の突起5c、及び第3の突起5dは、常に同一角度に保たれている。なお、弾性部材7は、ロックアーム5を、回転軸5aを中心に反時計回りの方向に付勢している。
図3に示すように、2つのビス孔1dには、それぞれ段付きビス8が設けられ、この段付きビス8によってソレノイド1は基台に取り付けられる。この段付きビス8の径は、ビス孔1dの内径に対して十分に小さく、可動片1cの動作によってソレノイド1が基台に対して変位することができるように装着している。
なお、複数のビス孔1dのうち、いずれか一つのビス孔1dにのみ段付きビス8を取り付けてもよい。
また、本実施例では段付きビス8を用いて説明したが、ソレノイド1が所定量変位することができれば、通常のビスやピンによって装着してもよい。
次に、本実施例によるロック装置の動作について説明する。
まず、図1に示す状態において、ロックピン4がリセットアーム3に近接し、第2の突起3cを押圧する。第2の突起3cがロックピン4によって変位することで、リセットアーム3は回転軸3aを中心として反時計回りに回動する。リセットアーム3のこの回動によって第1の突起3bは、第2の腕2cを変位させる。第2の腕2cの変位によってリリースアーム2は回転軸2aを中心として時計回りに回動する。リリースアーム2のこの回動によって、第1の腕2bと第3の腕2dは、時計回りに回動する。第1の腕2bの回動によって可動片1cは、ボビン1a内に導かれ、可動片1cは吸着面1bに吸着される。このとき、可動片1cとボビン1aとの方向が一致せず、可動片1cがボビン1aに接触すると、その接触によってソレノイド1が変位するので、ボビン1aの方向を、可動片1cの移動方向に一致させることができる。
一方、ロックアーム5は、弾性部材7によって回動軸5aを中心に反時計回りに常に付勢されているため、第3の腕2dの時計回りの方向の回動によって、第1の突起5bは反時計回りの方向に回動する。そして、ロックアーム5は、第2の突起5cによってロックピン4を係止する。図2はこの状態を示している。
ロック解除は、可動片1cの吸着面1bへの吸着を解除することで行われる。可動片1cが吸着面1bから離脱することで、弾性部材6の付勢力によって第1の腕2bは反時計回りの方向に回動する。すわなち、弾性部材6の付勢力によってリリースアーム2は、回転軸2aを中心に反時計回りに回動する。従って、第3の腕2dの回動によってロックアーム5を時計回りの方向に回動させるので、ロックピン4は第2の突起5cから解除される。ロックピン4が解除されることで、図1に示す状態に復帰する。
次に他の実施例によるロック装置を図4に示す。図4は、本実施例によるロック装置の要部平面図であり、図1相当図である。なお、図1と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。また、以下の説明においては、図1の実施例と相違する点だけを説明し、基本的な動作は、上記実施例と同様であるので説明を省略する。
本実施例においては、ボビン1aの両側方にリブ8a、8bを形成している。本実施例では、ボビン1aの変位量、すなわちソレノイド1の変位を、リブ8a、8bによって所定の範囲内に規制することで、必要以上にボビン1aが変位することで可動片1bがボビン1a内に挿入されなくなることを防止することができる。
可動片1bの傾き最大角度が4度である場合には、リブ8a、8bによるボビン1aの傾き角度を4〜5度に規制することが好ましい。
図5及び図6に本実施例によるロック装置を装着したディスク装置について説明する。図5は本実施例によるディスク装置のトレイ引出時を示す要部平面図、図6はトレイが装置本体内に引き込まれた時を示す要部断面平面図である。
本実施例によるディスク装置は、装置本体(ケーシング)10に対して、トレイ11が引き出されるタイプの装置である。トレイ11には、トラバースユニット11aが装着されており、ディスクをこのトラバースユニット11a上に載置する。トラバースユニット11aは、スピンドルモータ11bやピックアップ11cを備えている。
本実施例では、トレイ11がソレノイド1を取り付ける基台となり、ロックピン4をケーシング10に設けている。
本実施例によれば、ソレノイド1を基台であるトレイ11に取り付け、ロックピン4をトレイ11が挿入されるケーシング10に設けたことで、トレイ11の安定したロック機構を提供することができる。
本実施例のディスク装置は、既存のソレノイド機構を利用したロック装置として各種装置に利用することができる。
本実施例によるロック装置の要部平面図 同装置のロック状態を示す要部平面図 同装置の要部側断面図 他の実施例によるロック装置の要部平面図 同装置を装着したディスク装置のトレイ引出時を示す要部平面図 同装置を装着したディスク装置のトレイが装置本体内に引き込まれた時を示す要部断面平面図
1 ソレノイド
1a ボビン
1b 吸着面
1c 可動片
1d ビス孔
2 リリースアーム
3 リセットアーム
4 ロックピン
5 ロックアーム
10 ケーシング

Claims (1)

  1. ボビン内の吸着面に可動片を吸着させるソレノイドと、
    前記可動片を取り付けるリリースアームと、
    前記可動片を前記吸着面に吸着させる位置まで前記リリースアームを回動させるリセットアームと、
    前記リセットアームを回動させるロックピンと、
    前記リリースアームの回動によって変位して前記ロックピンを係止するロックアームと
    ケーシングと、
    前記ケーシングから引き出し可能に設けられたトレイと、
    前記ソレノイドを前記トレイに取り付けるビスと、
    前記ボビンを挟み込むように前記ボビンの側方に位置する第1リブおよび第2リブと、備え
    前記ソレノイドは、前記ビスの外径より大きい内径を有するビス孔を有し、前記ビス孔に前記ビスを挿入することで前記可動片の移動方向に合わせて前記ボビンが変位するように取り付けられ、
    前記可動片は前記ビス側に向かって移動し前記ボビンの吸着面に吸着され、
    前記第1リブと前記第2リブとにより形成される開口は、前記可動片側の開口が前記ビス側の開口より大きいことを特徴とするディスク装置
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