JP4701535B2 - ディスポーザ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、厨芥や発泡トレー、ペットボトル等の処理物を粉砕するディスポーザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のディスポーザは処理物を粉砕する粉砕室があり、この粉砕室を形成するとともに上端が投入口となった筒状のホッパと、このホッパの下部と粉砕部の回転刃を駆動するモータとをボルト等で完全固定するという構造となっている。
【0003】
そして、このディスポーザをシンクに取り付ける際に、シンク側にアダプタとなるシンクフランジを固定し、シンクフランジとディスポーザのホッパの上端を環状のゴムで接続している。この環状のゴムがディスポーザの振動がシンクへ伝達を防止する役目をしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、環状のゴムだけではディスポーザの振動伝達を阻止するために十分ではなく、依然としてシンクへ振動が伝達されている。そして、そのシンクの振動により騒音が発生している。
【0005】
そこで、本発明は、シンクへの振動伝達を阻止することのできるディスポーザを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明のディスポーザは、処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、中空構造体内に形成され、導入された処理物を粉砕する粉砕室と、粉砕室の下方に形成され、粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、シャフトに固定された板状のランナを介して回動自在に取り付けられ、粉砕室の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、粉砕室の内壁から突出して固定され、回転刃と協働して処理物を粉砕する固定刃と、モータを保持し、弾性体を介して中空構造体に固定されたモータハウジングと、中空構造体の側方に突出形成された中空構造体側支持片と、モータハウジングの側方において中空構造体側支持片に対応して突出形成されたモータハウジング側支持片と、一方端にストッパが設けられ、中空構造体側支持片に対して隙間をもって貫通して他方端がモータハウジング側支持片に固定された支持棒と、を備え、中空構造体の上端は、シンクの底に緩衝ゴムを介して接続され、モータハウジングと中空構造体とは互いに非接触な状態で弾性体を介して固定され、弾性体は、ストッパと中空構造体側支持片との間および中空構造体側支持片とモータハウジング側支持片との間の少なくとも何れか一方に装着されたバネである構成としたものである。
また、この課題を解決するために、本発明のディスポーザは、処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、中空構造体内に形成され、導入された処理物を粉砕する粉砕室と、粉砕室の下方に形成され、粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、シャフトに固定された板状のランナを介して回動自在に取り付けられ、粉砕室の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、粉砕室の内壁から突出して固定され、回転刃と協働して処理物を粉砕する固定刃と、モータを保持し、弾性体を介して中空構造体に固定されたモータハウジングと、中空構造体の側方に突出形成された中空構造体側支持片と、モータハウジングの側方において中空構造体側支持片に対応して突出形成されたモータハウジング側支持片と、一方端にストッパが設けられ、モータハウジング側支持片に対して隙間をもって貫通して他方端が中空構造体側支持片に固定された支持棒と、を備え、中空構造体の上端は、シンクの底に緩衝ゴムを介して接続され、モータハウジングと中空構造体とは互いに非接触な状態で弾性体を介して固定され、弾性体は、モータハウジング側支持片と支持棒との隙間に取り付けられたブッシュ、並びにストッパとモータハウジング側支持片との間および中空構造体側支持片とモータハウジング側支持片との間の少なくとも何れか一方に装着されたバネである構成としたものである。
また、この課題を解決するために、本発明のディスポーザは、処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、中空構造体内に形成され、導入された処理物を粉砕する粉砕室と、粉砕室の下方に形成され、粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、シャフトに固定された板状のランナを介して回動自在に取り付けられ、粉砕室の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、粉砕室の内壁から突出して固定され、回転刃と協働して処理物を粉砕する固定刃と、モータを保持し、弾性体を介して中空構造体に固定されたモータハウジングと、中空構造体の側方に突出形成された中空構造体側支持片と、モータハウジングの側方において中空構造体側支持片に対応して突出形成されたモータハウジング側支持片と、両端にストッパが設けられ、中空構造体側支持片およびモータハウジング側支持片に対して隙間をもって貫通して設けられた支持棒と、を備え、中空構造体の上端は、シンクの底に緩衝ゴムを介して接続され、モータハウジングと中空構造体とは互いに非接触な状態で弾性体を介して固定され、弾性体は、モータハウジング側支持片と支持棒との隙間に取り付けられたブッシュ、並びにストッパと中空構造体側支持片との間および中空構造体側支持片とモータハウジング側支持片との間およびストッパとモータハウジング側支持片との少なくとも何れか一方に装着されたバネである構成としたものである。
【0007】
これにより、振動するモータを保持するモータハウジングは弾性体を介して中空構造体に固定されているので、モータハウジングの振動がダンピングされて中空構造体には伝わり難くなり、シンクへの振動伝達を阻止することが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、中空構造体内に形成され、導入された処理物を粉砕する粉砕室と、粉砕室の下方に形成され、粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、シャフトに回動自在に取り付けられ、粉砕室の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、粉砕室の内壁から突出して固定され、回転刃と協働して処理物を粉砕する固定刃と、モータを保持し、弾性体を介して中空構造体に固定されたモータハウジングと、中空構造体の側方に突出形成された中空構造体側支持片と、モータハウジングの側方において中空構造体側支持片に対応して突出形成されたモータハウジング側支持片と、一方端にストッパが設けられ、中空構造体側支持片に対して隙間をもって貫通して他方端がモータハウジング側支持片に固定された支持棒と、を備え、中空構造体の上端は、シンクの底に緩衝ゴムを介して接続され、モータハウジングと中空構造体とは互いに非接触な状態で弾性体を介して固定され、弾性体は、ストッパと中空構造体側支持片との間および中空構造体側支持片とモータハウジング側支持片との間の少なくとも何れか一方に装着されたバネであるディスポーザであり、振動するモータを保持するモータハウジングは弾性体であるバネを介して中空構造体に固定されているので、モータハウジングの振動がダンピングされて中空構造体には伝わり難くなり、シンクへの振動伝達を阻止することが可能になるという作用を有する。
【0010】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、弾性体は、バネに加えて、中空構造体側支持片と支持棒との隙間に取り付けられたブッシュであるディスポーザであり、振動するモータを保持するモータハウジングは、バネおよびブッシュを介して中空構造体に固定されているので、モータハウジングの垂直方向の振動はバネで、水平方向の振動はブッシュでダンピングされて中空構造体には伝わり難くなり、シンクへの振動伝達を阻止することが可能になるという作用を有する。
【0011】
本発明の請求項3に記載の発明は、処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、中空構造体内に形成され、導入された処理物を粉砕する粉砕室と、粉砕室の下方に形成され、粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、シャフトに回動自在に取り付けられ、粉砕室の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、粉砕室の内壁から突出して固定され、回転刃と協働して処理物を粉砕する固定刃と、モータを保持し、弾性体を介して中空構造体に固定されたモータハウジングと、中空構造体の側方に突出形成された中空構造体側支持片と、モータハウジングの側方において中空構造体側支持片に対応して突出形成されたモータハウジング側支持片と、一方端にストッパが設けられ、モータハウジング側支持片に対して隙間をもって貫通して他方端が中空構造体側支持片に固定された支持棒と、を備え、中空構造体の上端は、シンクの底に緩衝ゴムを介して接続され、モータハウジングと中空構造体とは互いに非接触な状態で弾性体を介して固定され、弾性体は、モータハウジング側支持片と支持棒との隙間に取り付けられたブッシュ、並びにストッパとモータハウジング側支持片との間および中空構造体側支持片とモータハウジング側支持片との間の少なくとも何れか一方に装着されたバネであるディスポーザであり、振動するモータを保持するモータハウジングは、弾性体であるバネを介して中空構造体に固定されているので、モータハウジングの振動がダンピングされて中空構造体には伝わり難くなり、シンクへの振動伝達を阻止することが可能になるという作用を有する。
【0012】
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項3記載の発明において、弾性体は、バネに加えて、モータハウジング側支持片と支持棒との隙間に取り付けられたブッシュであるディスポーザであり、振動するモータを保持するモータハウジングは、バネおよびブッシュを介して中空構造体に固定されているので、モータハウジングの垂直方向の振動はバネで、水平方向の振動はブッシュでダンピングされて中空構造体には伝わり難くなり、シンクへの振動伝達を阻止することが可能になるという作用を有する。
【0013】
本発明の請求項5に記載の発明は、処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、中空構造体内に形成され、導入された処理物を粉砕する粉砕室と、粉砕室の下方に形成され、粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、シャフトに回動自在に取り付けられ、粉砕室の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、粉砕室の内壁から突出して固定され、回転刃と協働して処理物を粉砕する固定刃と、モータを保持し、弾性体を介して中空構造体に固定されたモータハウジングと、中空構造体の側方に突出形成された中空構造体側支持片と、モータハウジングの側方において中空構造体側支持片に対応して突出形成されたモータハウジング側支持片と、両端にストッパが設けられ、中空構造体側支持片およびモータハウジング側支持片に対して隙間をもって貫通して設けられた支持棒と、を備え、中空構造体の上端は、シンクの底に緩衝ゴムを介して接続され、モータハウジングと中空構造体とは互いに非接触な状態で弾性体を介して固定され、弾性体は、モータハウジング側支持片と支持棒との隙間に取り付けられたブッシュ、並びにストッパと中空構造体側支持片との間および中空構造体側支持片とモータハウジング側支持片との間およびストッパとモータハウジング側支持片との少なくとも何れか一方に装着されたバネであるディスポーザであり、振動するモータを保持するモータハウジングは、弾性体であるバネを介して中空構造体に固定されているので、モータハウジングの振動がダンピングされて中空構造体には伝わり難くなり、シンクへの振動伝達を阻止することが可能になるという作用を有する。
【0014】
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項5記載の発明において、弾性体は、バネに加えて、中空構造体側支持片と支持棒との隙間およびモータハウジング側支持片と支持棒との隙間に取り付けられたブッシュであるディスポーザであり、振動するモータを保持するモータハウジングは、バネおよびブッシュを介して中空構造体に固定されているので、モータハウジングの垂直方向の振動はバネで、水平方向の振動はブッシュでダンピングされて中空構造体には伝わり難くなり、シンクへの振動伝達を阻止することが可能になるという作用を有する。
【0015】
本発明の請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明において、支持棒およびストッパはねじ部材であるディスポーザであり、振動するモータを保持するモータハウジングは、バネおよびブッシュを介して中空構造体に固定されているので、モータハウジングの垂直方向の振動はバネで、水平方向の振動はブッシュでダンピングされて中空構造体には伝わり難くなり、シンクへの振動伝達を阻止することが可能になるという作用を有する。
【0016】
本発明の請求項8に記載の発明は、請求項7記載の発明において、ねじ部材の突出高さを規制するスペーサがはめ込まれているディスポーザであり、振動するモータを保持するモータハウジングは、バネおよびブッシュを介して中空構造体に固定されているので、モータハウジングの垂直方向の振動はバネで、水平方向の振動はブッシュでダンピングされて中空構造体には伝わり難くなり、シンクへの振動伝達を阻止することが可能になるという作用を有する。
【0017】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図6を用いて説明する。なお、これらの図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。
【0018】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1によるディスポーザを示す断面図、図2は図1のディスポーザにおけるブラケットとホッパとの接続部を示す断面図である。
【0019】
図1に示すディスポーザにおいて、略円筒形をしたホッパ(中空構造体)5内には、厨芥が粉砕される粉砕室25が形成されている。そして、粉砕室25の上方に開口して、厨芥などの処理物(本明細書においては、「処理物」のことを単に「厨芥」ということもある。)が投入される投入口26が設けられている。
【0020】
投入口26には、この投入口26を開閉する蓋3が着脱自在に取り付けられている。なお、蓋3は、厨芥が飛び出さないようにするとともに水を通過させるための貫通孔(図示せず)が形成されている。
【0021】
また、ディスポーザ本体の上端外周縁は、アダプタであるシンクフランジ2を介してシンク1の底に固定されて流し台に装着されている。そして、シンクフランジ2とディスポーザ本体との間には、このシンクフランジ2とディスポーザ本体とを接続するとともにディスポーザのシンク1に対する振動伝達を防止する緩衝ゴム4が設置されている。
【0022】
粉砕室25の下方には、ホッパ5に固定されたブラケット(モータハウジング)13に包囲されるようにしてモータ14が設置されている。モータ14から上方に延びるシャフト15は粉砕室25の下部中央に突出している。そして、モータ14のシャフト15に固定されたランナ7には、モータ14により回転される回転刃27が粉砕室25の壁面に向けて回動自在に取り付けられている。
【0023】
この回転刃27は、ピン8を介してランナ7に回動自在に取り付けられローラチェーン9と、ローラチェーン9の先端に回動自在に取り付けられた破砕刃10とから構成されている。したがって、このようなローラチェーン9および破砕刃10により回転刃27は可撓性を有している。
【0024】
また、ホッパ5の内壁面には固定刃6が突出して取り付けられている。したがって、回転刃27と固定刃6とが協働して粉砕処理が行われる。
【0025】
なお、回転刃27の下方に位置して、粉砕室25の底面を構成する底板11が固定されている。この底板11はその周縁に複数の切り欠きが形成されており、破砕刃10と協働して処理物を微粉砕する。
【0026】
粉砕室25とモータ14との間には、粉砕室25において粉砕された厨芥と水との混合物が流れ込む排出溝(粉砕物流入部)12がブラケット13に形成されている。そして、排出溝12には、粉砕された厨芥を排出するための排水口(図示せず)が連通されている。
【0027】
図2に示すように、ブラケット13とホッパ5との間には、弾性を有して両者の間をシールして水の漏出を防止するシール材17が装着されている。
【0028】
ブラケット13とホッパ5とは、ホッパ5から側方に突出形成されたホッパ側支持片(中空構造体側支持片)20を貫通して、このホッパ側支持片20に対応してブラケット13から側方に突出形成されたブラケット側支持片(モータハウジング側支持片)21のねじ孔にねじ込まれたねじ部材であるボルト(支持棒)18により締結されている。ボルト18の一方端である頭部(ストッパ)とブラケット側支持片21との間にはボルト18の突出高さを制限するスペーサ22が、ホッパ側支持片20に形成された孔に取り付けられて弾性を有するブッシュ(弾性体)23を貫通してはめ込まれている。そして、ボルト18の頭部とホッパ側支持片20との間におけるスペーサ22の外周にはバネ(弾性体)19が装着されている。なお、バネ19は弾性を有するゴム等でもよく、バネ19とブッシュ23をスプリング等で一体で形成してもよい。また、ボルト18とホッパ側支持片20との間に隙間が形成されていれば、ブッシュ23は取り付けられていなくてもよい。
【0029】
図示するように、ホッパ側支持片20にはボルト18およびスペーサ22の径よりも大きい径の孔が、ブラケット側支持片21にはネジ孔が形成されており、ホッパ側支持片20の孔にブッシュ23が取り付けられ、スペーサ22およびバネ19を介してボルト18でホッパ5とブラケット13とが弾性を有して接続されている。なお、ホッパ側支持片20には、孔ではなく切り欠きを形成してもよい。
【0030】
次に、以上のように構成された本実施の形態のディスポーザの動作について説明する。
【0031】
先ず、ディスポーザの投入口26の蓋3を外してホッパ5の中に厨芥を投入し、蓋3を投入口26に装着する。
【0032】
次に、水道の蛇口(図示せず)を開けて水を流しながらモータ14を起動し、シャフト15によりローラチェーン9と破砕刃10を回転状態にする。するとローラチェーン9と破砕刃10は遠心力によってホッパ5の内壁つまり粉砕室25の内壁面と対向した状態となる。
【0033】
投入された厨芥はローラチェーン9によって打撃され、遠心力によって破砕刃10と固定刃6の方へ飛ばされる。そして、厨芥は固定刃6と高速で回転する破砕刃10との間で切断されて破砕される。さらに、近接した破砕刃10と底板11の周縁に設けられた切り欠きとの間で微粉砕される。
【0034】
以上のようにして細かく粉砕された厨芥は水と一緒に底板11と粉砕室25内壁との隙間から排出溝12に流入し、排水口からディスポーザの外部へと排出される。
【0035】
ここで、高速回転している破砕刃10は厨芥と衝突を繰り返すために、ローラチェーン9は弾き飛ばされシャフト15が取り付けられたモータ14を振動させる。
【0036】
そして、振動するモータ14を保持するブラケット13は、図2に示すように、弾性体であるバネ19および弾性を有するブッシュ23という弾性体を介してボルト18によりホッパ5に固定されているので、垂直方向の振動はバネ19で、水平方向の振動はブッシュ23でダンピングされる。
【0037】
そのため、ブラケット13の振動はホッパ5には伝わり難くなり、さらに上方の緩衝ゴム4でダンピングされるので、シンク1への振動伝達を阻止することが可能になる。これにより、静かに厨芥を処理することができる。
【0038】
なお、図2においてバネ19はホッパ側支持片20の上方に装着されているが、ホッパ側支持片20とブラケット側支持片21との間に装着したり、ホッパ側支持片20の上方およびホッパ側支持片20とブラケット側支持片21のと間の両方に装着してもよい。また、ボルト18はブラケット側支持片21と一体に形成されたボルト18の本体に相当する突起体の突端にボルト18の頭部に相当するストッパを設けることでも代用でき、その際にはスペーサが不要になる。
【0039】
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2によるディスポーザを示す断面図、図4は図3のディスポーザにおけるブラケットとホッパとの接続部を示す断面図である。
【0040】
本実施の形態においては、図4に示すように、ブラケット13とホッパ5とは、ブラケット側支持片21を貫通してホッパ側支持片20のねじ孔にねじ込まれたねじ部材であるボルト(支持棒)18により締結されている。ボルト18の一方端である頭部(ストッパ)とホッパ側支持片20との間にはスペーサ22が、ブラケット側支持片21に形成された孔に取り付けられて弾性を有するブッシュ(弾性体)23を貫通してはめ込まれている。そして、ボルト18の頭部とブラケット側支持片21との間におけるスペーサ22の外周にはバネ(弾性体)19が装着されている。なお、バネ19は弾性を有するゴム等でもよく、バネ19とブッシュ23をスプリングやゴムなどの弾性体で一体で形成してもよい。また、ボルト18とブラケット側支持片21との間に隙間が形成されていれば、ブッシュ23は取り付けられていなくてもよい。
【0041】
図示するように、ブラケット側支持片21にはボルト18およびスペーサ22の径よりも大きい径の孔が、ホッパ側支持片20にはネジ孔が形成されており、ブラケット側支持片21の孔にブッシュ23が取り付けられ、スペーサ22およびバネ19を介してボルト18でホッパ5とブラケット13とが弾性を有して接続されている。なお、ブラケット側支持片21には、孔ではなく切り欠きを形成してもよい。
【0042】
次に、以上のように構成された本実施の形態のディスポーザの動作について説明する。
【0043】
先ず、ディスポーザの投入口26の蓋3を外してホッパ5の中に厨芥を投入し、蓋3を投入口26に装着する。
【0044】
次に、水道の蛇口(図示せず)を開けて水を流しながらモータ14を起動し、シャフト15によりローラチェーン9と破砕刃10を回転状態にする。するとローラチェーン9と破砕刃10は遠心力によってホッパ5の内壁つまり粉砕室25の内壁面と対向した状態となる。
【0045】
投入された厨芥はローラチェーン9によって打撃され、遠心力によって破砕刃10と固定刃6の方へ飛ばされる。そして、厨芥は固定刃6と高速で回転する破砕刃10との間で切断されて破砕される。さらに、近接した破砕刃10と底板11の周縁に設けられた切り欠きとの間で微粉砕される。
【0046】
以上のようにして細かく粉砕された厨芥は水と一緒に底板11と粉砕室25内壁との隙間から排出溝12に流入し、排水口からディスポーザの外部へと排出される。
【0047】
ここで、高速回転している破砕刃10は厨芥と衝突を繰り返すために、ローラチェーン9は弾き飛ばされシャフト15が取り付けられたモータ14を振動させる。
【0048】
そして、振動するモータ14を保持するブラケット13は、図4に示すように、弾性体であるバネ19および弾性を有するブッシュ23という弾性体を介してボルト18によりホッパ5に固定されているので、垂直方向の振動はバネ19で、水平方向の振動はブッシュ23でダンピングされる。
【0049】
そのため、ブラケット13の振動はホッパ5には伝わり難くなり、さらに上方の緩衝ゴム4でダンピングされるので、シンク1への振動伝達を阻止することが可能になる。これにより、静かに厨芥を処理することができる。
【0050】
なお、図4においてバネ19はブラケット側支持片21の下方に装着されているが、ホッパ側支持片20とブラケット側支持片21との間に装着したり、ブラケット側支持片21の下方およびホッパ側支持片20とブラケット側支持片21との間の両方に装着してもよい。また、ボルト18はホッパ側支持片20と一体に形成されたボルト18の本体に相当する突起体の突端にボルト18の頭部に相当するストッパを設けることでも代用でき、その際にはスペーサが不要になる。
【0051】
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3によるディスポーザを示す断面図、図6は図5のディスポーザにおけるブラケットとホッパとの接続部を示す断面図である。
【0052】
本実施の形態においては、図6に示すように、ブラケット13とホッパ5とは、ホッパ側支持片20およびブラケット側支持片21を貫通してナット(ストッパ)24にねじ込まれたねじ部材であるボルト(支持棒)18により締結されている。ボルト18の一方端である頭部(ストッパ)とナット24との間にはスペーサ22が、ホッパ側支持片20およびブラケット側支持片21に形成された孔に取り付けられて弾性を有するブッシュ(弾性体)23を貫通してはめ込まれている。そして、ボルト18の頭部とブラケット側支持片21との間におけるスペーサ22の外周、およびナット24とホッパ側支持片20との間におけるスペーサ22の外周にはバネ(弾性体)19が装着されている。なお、バネ19は弾性を有するゴム等でもよく、バネ19とブッシュ23をスプリングやゴムなどの弾性体で一体で形成してもよい。また、ボルト18とホッパ側支持片20およびブラケット側支持片21との間に隙間が形成されていれば、ブッシュ23は取り付けられていなくてもよい。
【0053】
図示するように、ホッパ側支持片20およびブラケット側支持片21にはボルト18およびスペーサ22の径よりも大きい径の孔が形成されており、ホッパ側支持片20およびブラケット側支持片21の孔にブッシュ23が取り付けられ、スペーサ22およびバネ19を介してボルト18とナット24とでホッパ5とブラケット13とが弾性を有して接続されている。なお、ホッパ側支持片20およびブラケット側支持片21には、孔ではなく切り欠きを形成してもよい。
【0054】
次に、以上のように構成された本実施の形態のディスポーザの動作について説明する。
【0055】
先ず、ディスポーザの投入口26の蓋3を外してホッパ5の中に厨芥を投入し、蓋3を投入口26に装着する。
【0056】
次に、水道の蛇口(図示せず)を開けて水を流しながらモータ14を起動し、シャフト15によりローラチェーン9と破砕刃10を回転状態にする。するとローラチェーン9と破砕刃10は遠心力によってホッパ5の内壁つまり粉砕室25の内壁面と対向した状態となる。
【0057】
投入された厨芥はローラチェーン9によって打撃され、遠心力によって破砕刃10と固定刃6の方へ飛ばされる。そして、厨芥は固定刃6と高速で回転する破砕刃10との間で切断されて破砕される。さらに、近接した破砕刃10と底板11の周縁に設けられた切り欠きとの間で微粉砕される。
【0058】
以上のようにして細かく粉砕された厨芥は水と一緒に底板11と粉砕室25内壁との隙間から排出溝12に流入し、排水口からディスポーザの外部へと排出される。
【0059】
ここで、高速回転している破砕刃10は厨芥と衝突を繰り返すために、ローラチェーン9は弾き飛ばされシャフト15が取り付けられたモータ14を振動させる。
【0060】
そして、振動するモータ14を保持するブラケット13は、図6に示すように、弾性体であるバネ19および弾性を有するブッシュ23という弾性体を介してボルト18とナット24によりホッパ5に固定されているので、垂直方向の振動はバネ19で、水平方向の振動はブッシュ23でダンピングされる。
【0061】
そのため、ブラケット13の振動はホッパ5には伝わり難くなり、さらに上方の緩衝ゴム4でダンピングされるので、シンク1への振動伝達を阻止することが可能になる。これにより、静かに厨芥を処理することができる。
【0062】
なお、図6においてバネ19はブラケット側支持片21の下方とホッパ支持片20の上方に装着されているが、ホッパ側支持片20とブラケット側支持片21との間に装着したり、ブラケット側支持片21の下方、ホッパ側支持片20の上方、およびホッパ側支持片20とブラケット側支持片21との間の3箇所に装着してもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、振動するモータを保持するモータハウジングは弾性体を介して中空構造体に固定されているので、モータハウジングの振動がダンピングされて中空構造体には伝わり難くなり、シンクへの振動伝達を阻止することが可能になるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるディスポーザを示す断面図
【図2】図1のディスポーザにおけるブラケットとホッパとの接続部を示す断面図
【図3】本発明の実施の形態2によるディスポーザを示す断面図
【図4】図3のディスポーザにおけるブラケットとホッパとの接続部を示す断面図
【図5】本発明の実施の形態3によるディスポーザを示す断面図
【図6】図5のディスポーザにおけるブラケットとホッパとの接続部を示す断面図
【符号の説明】
5 ホッパ(中空構造体)
6 固定刃
12 排出溝(粉砕物流入部)
13 ブラケット(モータハウジング)
14 モータ
15 シャフト
18 ボルト(支持棒)
19 バネ(弾性体)
20 ホッパ側支持片(中空構造体側支持片)
21 ブラケット側支持片(モータハウジング側支持片)
22 スペーサ
23 ブッシュ(弾性体)
24 ナット(ストッパ)
25 粉砕室
26 投入口
27 回転刃
Claims (8)
- 処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、
前記中空構造体内に形成され、導入された前記処理物を粉砕する粉砕室と、
前記粉砕室の下方に形成され、前記粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、
前記粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、
前記シャフトに回動自在に取り付けられ、前記粉砕室の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、
前記粉砕室の内壁から突出して固定され、前記回転刃と協働して前記処理物を粉砕する固定刃と、
前記モータを保持し、弾性体を介して前記中空構造体に固定されたモータハウジングと、
前記中空構造体の側方に突出形成された中空構造体側支持片と、
前記モータハウジングの側方において前記中空構造体側支持片に対応して突出形成されたモータハウジング側支持片と、
一方端にストッパが設けられ、前記中空構造体側支持片に対して隙間をもって貫通して他方端が前記モータハウジング側支持片に固定された支持棒と、を備え、
前記中空構造体の上端は、シンクの底に緩衝ゴムを介して接続され、
前記モータハウジングと前記中空構造体とは互いに非接触な状態で前記弾性体を介して固定され、
前記弾性体は、前記ストッパと前記中空構造体側支持片との間および前記中空構造体側支持片と前記モータハウジング側支持片との間の少なくとも何れか一方に装着されたバネであることを特徴とするディスポーザ。 - 前記弾性体は、前記バネに加えて、前記中空構造体側支持片と前記支持棒との隙間に取り付けられたブッシュであることを特徴とする請求項1記載のディスポーザ。
- 処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、
前記中空構造体内に形成され、導入された前記処理物を粉砕する粉砕室と、
前記粉砕室の下方に形成され、前記粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、
前記粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、
前記シャフトに回動自在に取り付けられ、前記粉砕室の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、
前記粉砕室の内壁から突出して固定され、前記回転刃と協働して前記処理物を粉砕する固定刃と、
前記モータを保持し、弾性体を介して前記中空構造体に固定されたモータハウジングと、
前記中空構造体の側方に突出形成された中空構造体側支持片と、
前記モータハウジングの側方において前記中空構造体側支持片に対応して突出形成されたモータハウジング側支持片と、
一方端にストッパが設けられ、前記モータハウジング側支持片に対して隙間をもって貫通して他方端が前記中空構造体側支持片に固定された支持棒と、を備え、
前記中空構造体の上端は、シンクの底に緩衝ゴムを介して接続され、
前記モータハウジングと前記中空構造体とは互いに非接触な状態で前記弾性体を介して固定され、
前記弾性体は、前記モータハウジング側支持片と前記支持棒との隙間に取り付けられたブッシュ、並びに前記ストッパと前記モータハウジング側支持片との間および前記中空構造体側支持片と前記モータハウジング側支持片との間の少なくとも何れか一方に装着されたバネであることを特徴とするディスポーザ。 - 前記弾性体は、前記バネに加えて、前記モータハウジング側支持片と前記支持棒との隙間に取り付けられたブッシュであることを特徴とする請求項3記載のディスポーザ。
- 処理物が導入される投入口が形成された中空構造体と、
前記中空構造体内に形成され、導入された前記処理物を粉砕する粉砕室と、
前記粉砕室の下方に形成され、前記粉砕室から粉砕物が流入する粉砕物流入部と、
前記粉砕室にまで至るシャフトが取り付けられたモータと、
前記シャフトに回動自在に取り付けられ、前記粉砕室の内壁に向けて延びた可撓性を有する回転刃と、
前記粉砕室の内壁から突出して固定され、前記回転刃と協働して前記処理物を粉砕する固定刃と、
前記モータを保持し、弾性体を介して前記中空構造体に固定されたモータハウジングと、
前記中空構造体の側方に突出形成された中空構造体側支持片と、
前記モータハウジングの側方において前記中空構造体側支持片に対応して突出形成されたモータハウジング側支持片と、
両端にストッパが設けられ、前記中空構造体側支持片および前記モータハウジング側支持片に対して隙間をもって貫通して設けられた支持棒と、を備え、
前記中空構造体の上端は、シンクの底に緩衝ゴムを介して接続され、
前記モータハウジングと前記中空構造体とは互いに非接触な状態で前記弾性体を介して固定され、
前記弾性体は、前記モータハウジング側支持片と前記支持棒との隙間に取り付けられたブッシュ、並びに前記ストッパと前記中空構造体側支持片との間および前記中空構造体側支持片と前記モータハウジング側支持片との間および前記ストッパと前記モータハウジング側支持片との少なくとも何れか一方に装着されたバネであることを特徴とするディスポーザ。 - 前記弾性体は、前記バネに加えて、前記中空構造体側支持片と前記支持棒との隙間および前記モータハウジング側支持片と前記支持棒との隙間に取り付けられたブッシュであることを特徴とする請求項5記載のディスポーザ。
- 前記支持棒および前記ストッパはねじ部材であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のディスポーザ。
- 前記ねじ部材の突出高さを規制するスペーサがはめ込まれていることを特徴とする請求項7に記載のディスポーザ。
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