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JP4704066B2 - 立軸ポンプ - Google Patents
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Description

本発明は、無注水で先行待機運転が可能なようにした立軸ポンプに関するものである。
急な出水に対して迅速に排水ができるようにする目的で、ポンプ機場に先行待機運転が可能な先行待機型立軸ポンプが設置される。従来の先行待機型立軸ポンプの構造の一例を図5を参照して説明する。図5は、従来の先行待機型立軸ポンプの構造の一例の縦断面図である。
図5において、吸込水槽30のポンプ設置床31に、立軸ポンプ32の吐出エルボ33が設置固定され、この吐出エルボ33の下端に揚水管34とポンプケーシング35および吸込管36が順次に連結されて垂架され、吸込管36が水面下に水没される。また、吐出エルボ33の他端に短管37と吐出弁38および吐出管39が順次に連結される。排水は、吐出管39から図示しない排水先に排出される。吸込管36から吐出管39に至る管路により、ポンプ流路が形成される。そして、吐出エルボ33の外壁を貫通して揚水管34およびポンプケーシング35の軸心位置に配設されるポンプ軸40に、ポンプケーシング35内で羽根車41が配設される。このポンプ軸40は、ポンプ流路内にて羽根車41の下流側で軸受46、47により回転自在に支承される。これらの軸受46、47の摺動部材は、一般的にゴム素材で形成されたゴム軸受が用いられる。さらに、ポンプ流路内のポンプ軸40および軸受46、47を全体的に覆うように、軸保護管48およびこれに連結された内ケーシング50が設けられ、この軸保護管48の上端部内に注水ポンプ49により潤滑水が供給され、軸保護管48を経て内ケーシング50内にも潤滑水が供給され、さらに内ケーシング50に一端が開口された排水管51を経て外部に排水される。さらにまた、吸込管36の管壁に羽根車41の入口レベルCより上流側の位置のレベルBで吸気孔52が穿設され、この吸気孔52に吸気管42の一端が接続され、その他端が吸気弁53を介して外気に連通される。
かかる構成において、出水時に、ポンプ軸40に連結された駆動装置(図示せず)が運転されて、立軸ポンプ32の揚水運転が行われ、吸込水槽30の水位が高水位から次第に低下し、水位がある程度の水深となるレベルAに達すると、開かれた吸気弁53と吸気管42および吸気孔52を介して、空気が吸込管36内に吸い込まれるようになり、通常の揚水運転から気水混合運転に移行する。さらに、水位が吸気孔52が穿設されたレベルBまで低下すると、吸込管36内は空気で満たされて真空破壊がなされ、羽根車41より上流側の水が完全に落水し、気水混合運転から気中運転に移行する。ここで、吸込管36内の水が落水しても、羽根車41の回転による落水規制作用により、羽根車41より下流側のポンプケーシング35および揚水管34内の水は落水せずに保持されたまま運転が継続されてエアロック運転となる。このエアロック運転においても徐々にポンプケーシング35および揚水管34内の水が落水し、ポンプケーシング35および揚水管34内の水が完全に落水すると完全な気中運転となる。吸込水槽30の水位が再び上昇して、羽根車41の入口レベルCまで達すると揚水が再開されて、揚水運転に再び移行する。
ポンプ軸40が回転駆動されている間は、ポンプケーシング35および揚水管34内の水が完全に落水した気中運転時にあっても、軸保護管48および内ケーシング50内に供給される潤滑水で軸受46、47が潤滑されており、軸受46、47の摩耗等の不具合は生じない。
上述のごとき図5に示す構造の従来の立軸ポンプ32にあっては、気中運転時の軸受46、47の損傷を防止するために、軸受46、47に潤滑水を供給する軸保護管48や内ケーシング50および注水ポンプ49等の付帯設備の設置が必要である。しかるに、これらの付帯設備が、急な出水の緊急時に故障状態であると、立軸ポンプ32の運転が不能となり、極めて重大な問題を発生させかねない。そこで、緊急時に確実に運転ができるように、できるだけ付帯設備等の必要がなく、外部から潤滑水を注水する必要なしに運転が可能な無注水軸受を用いた先行待機型の立軸ポンプの採用が望まれている。図5に示す構造の従来の立軸ポンプ32で、軸受46、47の摺動部材にセラミックス等を用いることで無注水運転が可能である。しかしながら、セラミックス等を摺動部材に採用した無注水軸受を採用すると、エアロック運転時に発生するポンプ軸40の振動により、軸受46、47の摺動部材に過大な負荷が加わって損傷され易いという問題がある。
そこで、エアロック運転時のポンプ軸40の振動を軽減させて軸受46、47の摺動部材に加わる負荷を少なくするために、ポンプ軸40を羽根車41の上流側まで延長し、羽根車41の上流側でもポンプ軸40を軸受で支承する構造が提案されている。しかるに、かかる構造において、羽根車41より上流側の軸受は、吸込管36内の水が完全に落水してから再び水位が軸受の位置に上昇するまでの間は、無注水状態での気中運転が継続される。そのために、無注水での運転時間が長くなる確率が高く、それだけ温度上昇と摩耗による損傷を生じさせ易く、摺動部材としてセラミックス等を用いた軸受であっても十分に満足できるものでなかった。なお、羽根車41より下流側に配設される軸受46、47は、エアロック運転時にはポンプケーシング35および揚水管34内に保持された水により潤滑されるために、羽根車41より上流側に配設される軸受よりも、無注水での運転時間が短く、それだけ摩耗等による損傷は軽減される。
なお、耐摩耗性に優れたアラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンを、ポンプ軸の軸受の摺動部材として用いる技術が、特表平09−508444号公報(特許文献1)に示されている。
特表平09−508444号公報
本発明は、かかる従来技術の事情に鑑みてなされたもので、無注水での気中運転時間が長くても耐摩耗性に優れた軸受と、エアロック運転時の振動による負荷に十分に耐え得る軸受を用いて、先行待機運転に好適な立軸ポンプを提供することを目的とする。
本発明は上述のごとき問題点を解決するためになされたもので、本発明の立軸ポンプは、ポンプ流路内の羽根車の上流側と下流側でポンプ軸を軸受により支承し、アラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンで、前記上流側に配設される軸受の摺動部材を形成し、ポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維の複合材料で、前記下流側に配設される軸受の摺動部材を形成して構成されている。
そして、ポンプ流路内の羽根車の上流側と下流側でポンプ軸を軸受により支承し、アラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンで、前記上流側に配設される軸受の摺動部材を形成し、ポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維の複合材料およびその上流側と下流側に密接または近接して配設したアラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンとで、前記下流側に配設される軸受の摺動部材を形成して構成しても良い。
請求項1記載の立軸ポンプにあっては、耐摩耗性に優れたアラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンで、羽根車より上流側に配設される軸受の摺動部材を形成し、耐荷重性に優れたポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維の複合材料で、羽根車より下流側に配設される軸受の摺動部材を形成したので、無注水での運転時間が長くなる確率が高い上流側の軸受が、温度上昇と摩耗による損傷を受けにくく、またエアロック運転により過大な負荷が加わる虞のある下流側の軸受が、負荷による損傷を受けにくい。もって、無注水での運転が十分に可能である。
そして、請求項2記載の立軸ポンプにあっては、耐摩耗性に優れたアラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンで、羽根車より上流側に配設される軸受の摺動部材を形成し、耐荷重性に優れたポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維の複合材料およびその上流側と下流側に密接または近接して配設した耐摩耗性に優れたアラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンとで、羽根車より下流側に配設される軸受の摺動部材を形成したので、無注水での運転時間が長くなる確率が高い上流側の軸受が、温度上昇と摩耗による損傷を受けにくく、またエアロック運転により過大な負荷が加わる虞のある下流側の軸受が、負荷による損傷を受けにくく、しかも砂やシルトなどの摩耗成分が多く含まれる液体に対しても、上下両側に密接または近接して配設された耐摩耗性に優れた素材で摩耗成分が内部へ侵入するのが阻止されて耐荷重性に優れた素材の摩耗が抑制される。よって、摩耗成分の多く含まれる液体に対する無注水での運転が十分に可能である。
以下、本発明の第1実施例を図1ないし図3を参照して説明する。図1は、本発明の立軸ポンプの構造の第1実施例の縦断面図である。図2は、羽根車より上流側に配設される軸受の縦断面図である。図3は、羽根車より下流側に配設される軸受の縦断面図である。図1において、図5と同じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図1に示す第1実施例の立軸ポンプ10において、図5に示す従来例と大きく相違するところは、軸保護管48と注水ポンプ49および排水管51が省かれたことと、ポンプ軸40が羽根車41より上流側まで延長されて軸受1で回転自在に支承されたことにある。よって、ポンプ軸40は、羽根車41の上流側に配設された軸受1と、羽根車41より下流側に配設された軸受2、3により回転自在に支承される。そして、図2に示すごとく、羽根車41の上流側の軸受1の軸受箱4内に配設されてポンプ軸40の軸スリーブ6に摺接する摺動部材5は、アラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンで形成されて4列に嵌装される。しかも、軸受箱4の下部は蓋7で閉塞されていて軸受箱4内に水が溜まるように形成される。なお、第1実施例のごとく、蓋7が設けられることが望ましいが、必ずしも蓋7が設けられなくても良い。また、図3に示すごとく、羽根車41の下流側の軸受2、3に配設されてポンプ軸40の軸スリーブ9に摺接する摺動部材8は、熱可塑性樹脂であるポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維からなる複合材料で形成される。
かかる構成の立軸ポンプ10で、出水時に、ポンプ軸40に連結された駆動装置(図示せず)が運転されて揚水運転が行われ、吸込水槽30の水位が高水位から次第に低下し、水位がある程度の水深となるレベルAに達すると、開かれた吸気弁53と吸気管42および吸気孔52を介して、空気が吸込管36内に吸い込まれるようになり、通常の揚水運転から気水混合運転に移行する。さらに、水位が吸気孔52が穿設されたレベルBまで低下すると、吸込管36内は空気で満たされて真空破壊がなされ、羽根車41より上流側の水が完全に落水し、気水混合運転から気中運転に移行する。そして、羽根車41の回転による落水規制作用により、ポンプケーシング35および揚水管34内の水が保持されるエアロック運転となる。さらに、ポンプケーシング35および揚水管34内の水が徐々に落水し、ポンプケーシング35および揚水管34内の水が完全に落水すると完全な気中運転となる。そして、吸込水槽30の水位が再び上昇して、羽根車41の入口レベルCまで達すると揚水が再開されて、揚水運転に再び移行する。
このような先行待機運転において、揚水運転がなされている間は、ポンプ流路内の流水によりいずれの軸受1、2、3も潤滑がなされる。そして、エアロック運転となる間は、軸受1は流水に潤滑されない無注水状態であるが、軸受2、3はポンプケーシング35および揚水管34内に保持される流水で潤滑される。そこで、羽根車41より上流側に配設される軸受1は、下流側に配設される軸受2、3よりも無注水状態での運転時間が長くなる可能性が高い。また、エアロック運転ではポンプ軸40に発生し易い振動により軸受2、3に過大な荷重負荷が加わる虞が高い。さらに、ポンプケーシング35および揚水管34内の水が完全に落水されて完全な気中運転となると、軸受1、2、3のいずれもが流水によって潤滑されない無注水状態となる。
発明者らは、かかる軸受1、2、3の使用状態に適した摺動部材5、8、8としての素材を見出すべく、多くの実験を行った。その結果、まず羽根車41より上流側に配設されて無注水状態での気中運転時が長くなる確率が高い軸受1の摺動部材5として、摩擦熱による軸受温度の異常上昇および異常摩耗に十分に耐え得る素材としてのアラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンを見出した。一例として、メルケル社が市販する商品名「アロヘム2」を用いて実験を行った。実験は、気中運転を1時間行い、その後揚水運転を20分行い、さらにエアロック運転を8分行い、再度気中運転に移行するパターンで、連続して9時間の実験を行った。その結果、軸受温度の異常上昇や異常な摩耗損傷が見られず、十分な能力を有することが確認された。また、発明者らは、摺動部材5として、同じ素材のアラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンであるメルケル社が市販する商品名「アロヘムS」を用いても実験を行った。「アロヘム2」と同様に十分な結果が得られた。そこで、羽根車42より上流側に配設される軸受1の摺動部材5として、アラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンを用いることができるとの結論を得た。また、羽根車42より下流側に配設されてエアロック運転による過大な荷重負荷が加わる虞が高い軸受2、3の摺動部材8、8として、耐荷重性に優れた素材としての熱可塑性樹脂であるポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維からなる複合材料を見出した。一例として、グリーン,ツィード アンド カンパニージャパン株式会社が市販する商品名「WR−525」を用いて実験を行った。実験は、65mm径のポンプ軸40を1500/minで回転させるとともに軸受に面圧1MPaの負荷を与えて、清水中で連続50時間の運転実験を行った。その結果、摺動部材8の摺接面に何ら異常が発生せず、エアロック運転の振動に対して十分な能力を有することが確認された。
以上の実験結果に基づき、軸受1の摺動部材5をアラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンで形成し、軸受2、3の摺動部材8、8は、熱可塑性樹脂であるポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維からなる複合材料で形成して、実機を製造し、性能の確認実験を行ったところ、発明者らの予想通り、先行待機運転に好適な無注水の立軸ポンプ10としての性能が確認できた。
次に、本発明の第2実施例を図4を参照して説明する。図4は、本発明の立軸ポンプにおいて、羽根車より下流側に配設される第2実施例の軸受の縦断面図である。図4において、軸受12は摺動部材11がポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維からなる複合材料(一例として、商品名「WR−525」)で形成され、この軸受12の上流側と下流側に密接して軸受14、15が配設され、これらの軸受14、15の摺動部材13、13がアラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキン(一例として商品名「アロヘムS」)で形成され、軸受12、14、15で一体的に軸受が構成される。かかる複合的な軸受の構造は、砂やシルト等の摩耗成分を多く含む液体に対する無注水運転の適するようにしたものである。
発明者らが、第1実施例における羽根車41よりも下流側に配設される軸受2、3の摺動部材8、8をポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維からなる複合材料で形成したものに対して、摩耗成分として粒径0.2mm以下の珪砂を清水に投入して固形物濃度2000ppmに調整したスラリー液を用いて耐久実験を行ったところ、65時間の運転で摺動部材8、8は465μmほど摩耗してしまった。発明者らは、かかる摩耗は、ポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維からなる複合材料で形成した摺動部材8、8の摺接面に、摩耗成分が侵入したためと考えた。そこで、発明者らは、図4に示すごとく、摺動部材8、8の摺接面に摩耗成分が侵入しないようにすべく、ポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維からなる複合材料で形成した摺動部材11を有する軸受12の上流側と下流側に密接してポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンで形成した摺動部材13、13を有する軸受14、15をそれぞれに配設する構造を案出した。軸受14、15の摺動部材13、13により、軸受12の摺動部材11の摺接面に摩耗成分が侵入するのを阻止させるようにしたものである。かかる複合的な構造の軸受に対して、上記実験と同様に耐久実験を行ったところ、500時間の運転でも、ポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維からなる複合材料で形成した摺動部材11は、僅かに230μmの摩耗量に過ぎなかった。
以上のスラリー液による耐久実験の結果に基づき、羽根車41より下流側に配設される軸受として、摺動部材11がポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維からなる複合材料で形成された軸受12と、この軸受12の上流側と下流側に密接して摺動部材13、13がアラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンで形成された軸受14、15で一体的に複合的な軸受が構成されることで、砂やシルト等の摩耗成分が多量に含まれる液体に対する無注水運転が可能である。なお、図4に示す構造にあっては、軸受12の上下両側に密接して軸受14、15が配設されているが、ポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維からなる複合材料で形成された摺動部材11と、この摺動部材11の上流側と下流側に密接してまたは近接してアラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンで形成された摺動部材13,13が配設される構造であればよく、また摺動部材11、13、13を配設する軸受箱が一体であっても良い。なお、上下両側にそれぞれに配設した摺動部材13、13により、中央の摺動部材11の摺接面に摩耗成分が侵入するのを阻止するものであり、摺動部材13、13の摺接面を経ずに摺動部材13、13と摺動部材11との隙間から直接的に摺動部材11の摺接面に摩耗成分が侵入しないような構造とすることは勿論である。
本発明の立軸ポンプの構造の第1実施例の縦断面図である。 羽根車より上流側に配設される軸受の縦断面図である。 羽根車より下流側に配設される軸受の縦断面図である。 本発明の立軸ポンプにおいて、羽根車より下流側に配設される第2実施例の軸受の縦断面図である。 従来の先行待機型立軸ポンプの構造の一例の縦断面図である。
1、2、3、12、14、15、46、47 軸受
4 軸受箱
5、8、13 摺動部材
6、9 軸スリーブ
7 蓋
10、32 立軸ポンプ
30 吸込水槽
31 ポンプ設置床
33 吐出エルボ
34 揚水管
35 ポンプケーシング
36 吸込管
37 短管
38 吐出弁
39 吐出管
40 ポンプ軸
41 羽根車
42 吸気管
48 軸保護管
49 注水ポンプ
50 内ケーシング
51 排水管
52 吸気孔
53 吸気弁

Claims (2)

  1. ポンプ流路内の羽根車の上流側と下流側でポンプ軸を軸受により支承し、アラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンで、前記上流側に配設される軸受の摺動部材を形成し、ポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維の複合材料で、前記下流側に配設される軸受の摺動部材を形成して構成したことを特徴とする立軸ポンプ。
  2. ポンプ流路内の羽根車の上流側と下流側でポンプ軸を軸受により支承し、アラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンで、前記上流側に配設される軸受の摺動部材を形成し、ポリエーテルエーテルケトンと炭素繊維の複合材料およびその上流側と下流側に密接または近接して配設したアラミド繊維とポリテトラフルオロエチレン−グラファイトコンパウンド繊維からなるリング状の角編みパッキンとで、前記下流側に配設される軸受の摺動部材を形成して構成したことを特徴とする立軸ポンプ。
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