JP4706155B2 - 2種押出しチューブ容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、色や材質が異なった2種類のペースト状内容物を収容し、使用するときに、2種類のペースト状内容物を混合させることなく一緒に押し出すことが可能な2種押出しチューブ容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、色や材質が異なった多種類のペースト状内容物を収容し、使用時に混合させることなく押し出す多種(又は多色)押出しチューブ容器としては、歯磨き用多種押出しチューブ容器がよく知られているが、これは、内容物を充填するときに、異なった多種類のペースト状内容物を、断面が区分された状態で縦方向へ並列させてチューブ容器本体に充填して置くものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の上述した多種押出しチューブ容器は、チューブ容器本体に異なった多種類のペースト状内容物が直接に触れ合って収容されているため、流通・保管時に、チューブ容器本体に部分的に外力が加わると、チューブ容器本体に断面が区分された状態で収容されている異なった種類のペースト状内容物が、部分的に混ざり合ってしまうことがあり、使用するときに、異なった種類の内容物が混合された状態で押し出されることがあった。また、キャップには分離機能がないため、キャップ内でも内容物の混合が発生したり、特に、使用終了時に混合が発生しやすく、また、使用中でも、胴部をスクイズして内容物を押し出すため、その時に異なった種類の内容物の混合が発生することもあった。
【0004】
本発明は、2種類のペースト状内容物を押し出す場合における上述した従来の多種押出しチューブ容器の問題を解決したものであり、流通・保管中、使用中や使用終了時に2種類のペースト状内容物が混ざり合うことがない2種押出しチューブ容器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、キャップ本体の天板に立設する押出し筒に蓋部が開閉可能に装着し、前記押出し筒の内側に縦の2枚の仕切り板を平行に設けて3つの押出し孔を形成し、この3つの押出し孔の中央の押出し孔の下方へ連続させてインナーチューブ用係着筒を垂設し、このインナーチューブ用係着筒の内側に、口頸部と肩部と下端が開口する胴部とからなるインナーチューブの口頸部を係着して前記インナーチューブを吊着し、前記押出し筒の外側位置の天板下面にアウターチューブ用係着筒を垂設し、このアウターチューブ用係着筒の内側に、口頸部と肩部と下端が開口する胴部とからなるアウターチューブの口頸部を係着して、内側に前記インナーチューブを収容して前記アウターチューブを吊着し、前記アウターチューブと前記インナーチューブに、それぞれ別個の内容物を胴部の下端開口部より充填したのち、前記アウターチューブの胴部下端部及び前記インナーチューブの胴部下端部を、熱融着法により同時に封止したことを特徴とする2種押出しチューブ容器である。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の2種押出しチューブ容器の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1は、一実施形態の2種押出チューブ容器の要部の構造を示す断面図であり、図2は、その押出チューブ容器の胴部をスクイズしたときに、押出し筒より押し出されてきた2種類の内容物の断面の3区分状態を示す説明図である。
【0007】
本実施形態の2種押出チューブ容器(10)は、図1に示すように、キャップ本体(100)と蓋部(200)とアウターチューブ(300)とインナーチューブ(400)とから構成されるものである。その構造は、キャップ本体の天板(110)に立設する押出し筒(130)に、キャップ本体の周壁(120)の後方側にヒンジ部(201)を介して蓋部の周壁(220)の後方側を接続し、蓋部の天板(210)の前方側に設ける開閉用突起(211)で開閉可能(矢印方向)に装着し、押出し筒の内側に縦の2枚の仕切り板(132,133)を平行に設けて3つの押出し孔(134,135,136)を形成し、この3つの押出し孔の中央の押出し孔(135)の下方へ連続させてインナーチューブ用係着筒(140)を垂設し、このインナーチューブ用係着筒の内側に、口頸部(410)と肩部(420)と下端が開口する胴部(430)とからなるインナーチューブ(400)の口頸部(410)を、インナーチューブ用係着筒の下方内周面に設けられる通常、咬合による係合部(141)とインナーチューブの口頸部の下方外周面に設けられる通常、咬合による係合部(411)とを係合させて係着してインナーチューブを吊着し、また、キャップ本体の押出し筒の外側位置の天板下面にアウターチューブ用係着筒(150)を垂設し、このアウターチューブ用係着筒の内側に、口頸部(310)と肩部(320)と下端が開口する胴部(330)とからなるアウターチューブ(300)の口頸部(310)を、アウターチューブ用係着筒の下方内周面に設けられる通常、咬合による係合部(151)とアウターチューブの口頸部の外周面に設けられる通常、咬合による係合部(311)とを係合させて係着して、内側にインナーチューブを収容してアウターチューブを吊着するものである。なお、アウターチューブの口頸部を完全に封止するために、必要に応じては、キャップ本体のアウターチューブ用係着筒の内側の天板下面に、コンタクトリング(アウターチューブの口頸部天面に先端を密接)又はインナーリング(アウターチューブの口頸部内面に外周面を密接)又はコンタクトリングとインナーリングとを設けるものである。
【0008】
上述したキャップ本体に蓋部を接続するヒンジ部(201)は、図1に示すスナップヒンジ(蓋部の位置により自動的に開閉)でも又は通常のヒンジ(蓋部の開閉がすべて手動のもの)でもよく、また、キャップ本体の押出し筒への蓋部の装着は、蓋部の天板(210)下面に係合筒(230)を垂設し、キャップ本体の押出し筒の上方外周面に設けられる通常、咬合による係合部(231)と蓋部の係合筒の下方内周面に設けられる通常、咬合による係合部(131)とを係合させて行うものである。なお、キャップ本体の押出し筒は、使用目的に応じて、別体の蓋で咬合や螺合により開閉してもよい。
【0009】
そして、上述したアウターチューブとインナーチューブに、それぞれ別個の内容物を胴部の下端開口部より充填したのち、アウターチューブの胴部下端部及びインナーチューブの胴部下端部を、ヒートシール法や超音波シール法などの熱融着法により同時に密封するものである。
【0010】
本発明の2種押出チューブ容器は、容器本体が内側のインナーチューブと外側のアウターチューブとからなり、また、図1に示すように、キャップ本体の押出し筒内が2つの仕切り板で3つの押出し孔に区分され、インナーチューブは中央の押出し孔と、また、アウターチューブは左右の2つの押出し孔と接続されているため、流通・保管中の部分的な外力や使用中の胴部のスクイズにより、また、使用終了時のキャップ内で2種類のペースト状内容物が混ざり合うことがなく、したがって、押出し筒から押し出されてくる内容物は、胴部をスクイズしたときに、図2に示すように、断面がはっきりと2種類の内容物(21と22)が3区分された状態で押し出されてくる。
【0011】
【発明の効果】
本発明の2種押出しチューブ容器は、充填された2種類のペースト状内容物がキャップ本体の押出し筒から押し出されるまでは接触することがないので、流通・保管中の部分的な外力や使用中の胴部のスクイズにより、また、使用終了時のキャップ内で2種類の内容物が混ざり合うことがなく、混ざり合った状態で内容物が押し出されることがない。そして、2種類の内容物が断面がはっきりと3区分された状態で押し出されてくる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の2種押出チューブ容器の要部の構造を示す断面図。
【図2】図1に示す本発明の2種押出チューブ容器の胴部をスクイズしたときに、押出し筒より押し出されてきた2種類の内容物の断面の3区分状態を示す説明図。
【符号の説明】
10……2種押出しチューブ容器
21,22……内容物
100……キャップ本体
110,210……天板
120,220……周壁
130……押出し筒
131,141,151,231,311,411……係合部
132,133……仕切り板
134,135,136……押出し孔
140……インナーチューブ用係着筒
150……アウターチューブ用係着筒
200……蓋部
201……ヒンジ部
211……開閉用突部
230……係合筒
300……アウターチューブ
310,410……口頸部
320,420……肩部
330,430……胴部
400……インナーチューブ
Claims (1)
- キャップ本体の天板に立設する押出し筒に蓋部が開閉可能に装着し、前記押出し筒の内側に縦の2枚の仕切り板を平行に設けて3つの押出し孔を形成し、該3つの押出し孔の中央の押出し孔の下方へ連続させてインナーチューブ用係着筒を垂設し、該インナーチューブ用係着筒の内側に、口頸部と肩部と下端が開口する胴部とからなるインナーチューブの口頸部を係着して前記インナーチューブを吊着し、前記押出し筒の外側位置の天板下面にアウターチューブ用係着筒を垂設し、該アウターチューブ用係着筒の内側に、口頸部と肩部と下端が開口する胴部とからなるアウターチューブの口頸部を係着して、内側に前記インナーチューブを収容して前記アウターチューブを吊着し、前記アウターチューブと前記インナーチューブに、それぞれ別個の内容物を胴部の下端開口部より充填したのち、前記アウターチューブの胴部下端部及び前記インナーチューブの胴部下端部を、熱融着法により同時に封止したことを特徴とする2種押出しチューブ容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001276162A JP4706155B2 (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 2種押出しチューブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001276162A JP4706155B2 (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 2種押出しチューブ容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003081295A JP2003081295A (ja) | 2003-03-19 |
| JP4706155B2 true JP4706155B2 (ja) | 2011-06-22 |
Family
ID=19100906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001276162A Expired - Lifetime JP4706155B2 (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 2種押出しチューブ容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4706155B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0714201Y2 (ja) * | 1987-02-20 | 1995-04-05 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製チユ−ブ容器 |
| JP2570436Y2 (ja) * | 1992-08-20 | 1998-05-06 | 株式会社吉野工業所 | 二重チューブ容器 |
-
2001
- 2001-09-12 JP JP2001276162A patent/JP4706155B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2003081295A (ja) | 2003-03-19 |
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