JP4706791B2 - 透過型液晶ディスプレイ - Google Patents
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Description
Q=100−H−T−R ・・・(式1)
Q:視感平均透過率吸収損失(%)
H:ヘイズ(%)
T:透過率(%)
R:両面反射率(%)
可視光領域における各波長での光透過率吸収損失の最大値と最小値の差を0.5%以上4%以内とし、各波長での光透過吸収損失をQ450<Q550<Q650とすることにより光透過吸収損失は可視光領域のうち長波長領域で緩やかな吸収を有し、反射防止フィルムは黄色味を吸収することができる。したがって、反射防止層と1組の偏光板を合わせた形での分光透過特性をニュートラル化することができ、透過型液晶ディスプレイを白表示させた際の黄色味をなくすことができる。
<透明基材>
透明基材として、厚さ80μmのトリアセチルセルロースフィルムと、偏光層であるヨウ素を加えた延伸ポリビニルアルコールを2枚の厚さ80μmのトリアセチルセルロースフィルムで狭持した偏光板を用意した。
電離放射線硬化型材料としてジペンタエリスリトールトリアクリレート10重量部、ペンタエリスリトールテトラアクリレート10重量部、ウレタンアクリレート(共栄社化学株式会社製UA−306T)30重量部、光重合開始剤としてイルガキュア184(チバジャパン株式会社製(光重合開始剤)2.5重量部、溶媒としてメチルエチルケトン25重量部、酢酸ブチル25重量部を混合したハードコート層形成用塗液を用いた。得られたハードコート層形成用塗液をトリアセチルセルロースフィルム上にワイヤーバーコーターにより塗布した。ハードコート層形成用塗液を塗布したトリアセチルセルロースフィルムをオーブンで80℃1分乾燥をおこない、乾燥後、メタルハイドランプを用い、120Wの出力で20cmの距離から10秒間紫外線照射をおこなうことによりハードコート層を形成した。得られたハードコート層の膜厚は5μmであり、屈折率は1.52であった。
有機ケイ素化合物としてテトラエトキシシランを原料とし、これにイソプロピルアルコール、0.1N塩酸を加え、加水分解させることより、オリゴマーからなるテトラエトキシシランの重合体を含む溶液を得た。この溶液に一次粒子径が8nmのアンチモンドープ酸化スズ(ATO)微粒子を混合し、イソプロピルアルコールを加え、塗液100重量部中にテトラエトキシシランの重合体2.5重量部、アンチモンドープ酸化スズ微粒子2.5重量部含む帯電防止層形成用塗液を得た。一方、ハードコート層が形成されたトリアセチルセルロースフィルムを、50℃1.5N−NaOH水溶液に2分間浸漬してアルカリ処理をおこない、水洗後、0.5重量%のH2SO4水溶液に室温で30秒浸漬し、中和させ、水洗、乾燥処理をおこなった。得られた帯電防止層形成用塗液をアルカリ処理したハードコート層上にワイヤーバーコーターに塗布し、オーブンで120℃1分間加熱乾燥をおこない、帯電防止層を形成した。得られた帯電防止層の膜厚は163nmであり、屈折率は1.53であり、光学膜厚は250nmであった。
有機ケイ素化合物としてテトラエトキシシランと1H,1H,2H,2H−パーフルオロオクチルトリメトキシシランをmol比で95:5となるように混合したものを用い、これにイソプロピルアルコール、0.1N塩酸を加え、加水分解させることより、オリゴマーからなる有機ケイ素化合物の重合体を含む溶液を得た。この溶液に内部に空隙を有する低屈折率シリカ微粒子分散液(一次粒子径30nm/固形分20重量%)を混合し、イソプロピルアルコールを加え、塗液100重量部中に有機ケイ素化合物2.0重量部、低屈折率シリカ微粒子2.0重量部含む低屈折率層形成用塗液を得た。得られた低屈折率層形成用塗液を帯電防止層上にワイヤーバーコーターに塗布し、オーブンで120℃で1分間加熱乾燥をおこない、低屈折率層を形成した。得られた低屈折率層の膜厚は91nmであり、屈折率は1.37であり、光学膜厚は125nmであった。
<透明基材>
透明基材として、(実施例1)と同一のトリアセチルセルロースフィルムと偏光板を用意した。
(実施例1)と同様の方法によりハードコート層を形成した。得られたハードコート層の膜厚は5μmであり、屈折率は1.52であった。
(実施例1)と同様の方法により帯電防止層を形成した。得られた帯電防止層の膜厚は163nmであり、屈折率は1.53であり、光学膜厚は250nmであった。
有機ケイ素化合物としてテトラエトキシシランと1H,1H,2H,2H−パーフルオロオクチルトリメトキシシランをmol比で95:5となるように混合したものを用い、これにイソプロピルアルコール、0.1N塩酸を加え、加水分解させることより、オリゴマーからなる有機ケイ素化合物の重合体を含む溶液を得た。この溶液に内部に空隙を有する低屈折率シリカ微粒子分散液(一次粒子径30nm/固形分20重量%)を混合し、イソプロピルアルコールを加え、塗液100重量部中に有機ケイ素化合物1.8重量部、低屈折率シリカ微粒子2.2重量部含む低屈折率層形成用塗液を得た。得られた低屈折率層形成用塗液を帯電防止層上にワイヤーバーコーターに塗布し、オーブンで120℃で1分間加熱乾燥をおこない、低屈折率層を形成した。得られた低屈折率層の膜厚は94nmであり、屈折率は1.33であり、光学膜厚は125nmであった。
<透明基材>
透明基材として、(実施例1)と同一のトリアセチルセルロースフィルムと偏光板を用意した。
(実施例1)と同様の方法によりハードコート層を形成した。得られたハードコート層の膜厚は5μmであり、屈折率は1.52であった。
有機ケイ素化合物としてテトラエトキシシランを原料とし、これにイソプロピルアルコール、0.1N塩酸を加え、加水分解させることより、オリゴマーからなるテトラエトキシシランの重合体を含む溶液を得た。この溶液に一次粒子径が8nmのリンドープ酸化スズ(PTO)微粒子を混合し、イソプロピルアルコールを加え、塗液100重量部中にテトラエトキシシランの重合体2.0重量部、リンドープ酸化スズ微粒子3.0重量部含む帯電防止層形成用塗液を得た。一方、ハードコート層が形成されたトリアセチルセルロースフィルムを、50℃1.5N−NaOH水溶液に2分間浸漬してアルカリ処理をおこない、水洗後、0.5重量%のH2SO4水溶液に室温で30秒浸漬し、中和させ、水洗、乾燥処理をおこなった。得られた帯電防止層形成用塗液をアルカリ処理したハードコート層上にワイヤーバーコーターに塗布し、オーブンで120℃1分間加熱乾燥をおこない、帯電防止層を形成した。得られた帯電防止層の膜厚は181nmであり、屈折率は1.54であり、光学膜厚は279nmであった。
(実施例1)と同様の方法により低屈折率層を形成した。得られた低屈折率層の膜厚は91nmであり、屈折率は1.37であり、光学膜厚は125nmであった。
<透明基材>
透明基材として、(実施例1)と同一のトリアセチルセルロースフィルムと偏光板を用意した。
(実施例1)と同様の方法によりハードコート層を形成した。得られたハードコート層の膜厚は5μmであり、屈折率は1.52であった。
(実施例1)と同様の方法により帯電防止層を形成した。得られた帯電防止層の膜厚は163nmであり、屈折率は1.53であり、光学膜厚は250nmであった。
内部に空隙を有する低屈折率シリカ微粒子分散液(一次粒子径30nm/固形分20重量%)8.0重量部、電離放射線硬化型材料としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)2.4重量部を用意し、シリコーン系添加剤としてTSF44(東芝GEシリコーン社製)0.2重量部を用意し、光重合開始剤としてイルガキュア184(チバ・ジャパン社製)0.2重量部を用意し、溶媒としてメチルイソブチルケトン89.6重量部を用意し、これらを混合し塗液を調整した。
得られた塗液を帯電防止ハードコート層上にワイヤーバーコーターにより塗布し、塗膜を形成し、その後、オーブンで乾燥をおこない、乾燥後、コンベア式紫外線硬化装置により露光量500mJ/cm2で硬化して低屈折率層を形成した。得られた低屈折率層の膜厚は94nmであり、屈折率は1.39であり、光学膜厚は130nmであった。
<透明基材>
透明基材として、(実施例1)と同一のトリアセチルセルロースフィルムと偏光板を用意した。
(実施例1)と同様の方法によりハードコート層を形成した。得られたハードコート層の膜厚は5μmであり、屈折率は1.52であった。
有機ケイ素化合物としてテトラエトキシシランを原料とし、これにイソプロピルアルコール、0.1N塩酸を加え、加水分解させることより、オリゴマーからなるテトラエトキシシランの重合体を含む溶液を得た。この溶液に一次粒子径が40nmの酸化インジウム酸化スズ(ITO)微粒子を混合し、内部に空隙を有する低屈折率シリカ微粒子分散液(一次粒子径30nm/固形分20重量%)、イソプロピルアルコールを加え、塗液100重量部中にテトラエトキシシランの重合体3.0重量部、酸化インジウム酸化スズ微粒子5.0重量部、低屈折率シリカ微粒子2.0重量部を含む帯電防止層形成用塗液を得た。一方、ハードコート層が形成されたトリアセチルセルロースフィルムを、50℃1.5N−NaOH水溶液に2分間浸漬してアルカリ処理をおこない、水洗後、0.5重量%のH2SO4水溶液に室温で30秒浸漬し、中和させ、水洗、乾燥処理をおこなった。得られた帯電防止層形成用塗液をアルカリ処理したハードコート層上にワイヤーバーコーターに塗布し、オーブンで120℃1分間加熱乾燥をおこない、帯電防止層を形成した。得られた帯電防止層の膜厚は180nmであり、屈折率は1.55であり、光学膜厚は279nmであった。
有機ケイ素化合物としてテトラエトキシシランと1H,1H,2H,2H−パーフルオロオクチルトリメトキシシランをmol比で95:5となるように混合したものを用い、これにイソプロピルアルコール、0.1N塩酸を加え、加水分解させることより、オリゴマーからなる有機ケイ素化合物の重合体を含む溶液を得た。この溶液に内部に空隙を有する低屈折率シリカ微粒子分散液(一次粒子径30nm/固形分20重量%)を混合し、イソプロピルアルコールを加え、塗液100重量部中に有機ケイ素化合物1.7重量部、低屈折率シリカ微粒子2.3重量部含む低屈折率層形成用塗液を得た。得られた低屈折率層形成用塗液を帯電防止層上にワイヤーバーコーターに塗布し、オーブンで120℃で1分間加熱乾燥をおこない、低屈折率層を形成した。得られた低屈折率層の膜厚は100nmであり、屈折率は1.32であり、光学膜厚は132nmであった。
<透明基材>
透明基材として、(実施例1)と同一の偏光板を用意した。
(実施例1)と同様の方法によりハードコート層を形成した。得られたハードコート層の膜厚は5μmであり、屈折率は1.52であった。
<透明基材>
透明基材として、(実施例1)と同一のトリアセチルセルロースフィルムと偏光板を用意した。
(実施例1)と同様の方法によりハードコート層を形成した。得られたハードコート層の膜厚は5μmであり、屈折率は1.52であった。
(実施例1)と同様の方法により低屈折率層を形成した。得られた低屈折率層の膜厚は91nmであり、屈折率は1.37であり、光学膜厚は125nmであった。
<透明基材>
透明基材として、(実施例1)と同一のトリアセチルセルロースフィルムと偏光板を用意した。
(実施例1)と同様の方法によりハードコート層を形成した。得られたハードコート層の膜厚は5μmであり、屈折率は1.52であった。
一次粒子径が20nmの5酸化アンチモン微粒子5.0重量部、電離放射線硬化型材料としてジペンタエリスリトールトリアクリレート5.0重量部を用意し、光重合開始剤としてイルガキュア184(チバ・ジャパン社製)0.25重量部を用意し、溶媒としてメチルイソブチルケトン95重量部を用意し、これらを混合し塗液を調整した。
得られた塗液を帯電防止ハードコート層上にワイヤーバーコーターにより塗布し、塗膜を形成し、その後、オーブンで乾燥をおこない、乾燥後、コンベア式紫外線硬化装置により露光量500mJ/cm2で硬化して帯電防止層を形成した。得られた帯電防止層の膜厚は78nmであり、屈折率は1.60であり、光学膜厚は125nmであった。
(実施例1)と同様の方法により低屈折率層を形成した。得られた低屈折率層の膜厚は91nmであり、屈折率は1.37であり、光学膜厚は125nmであった。
<透明基材>
透明基材として、(実施例1)と同一のトリアセチルセルロースフィルムと偏光板を用意した。
(実施例1)と同様の方法によりハードコート層を形成した。得られたハードコート層の膜厚は5μmであり、屈折率は1.52であった。
有機ケイ素化合物としてテトラエトキシシランを原料とし、これにイソプロピルアルコール、0.1N塩酸を加え、加水分解させることより、オリゴマーからなるテトラエトキシシランの重合体を含む溶液を得た。この溶液に一次粒子径が20nmの5酸化アンチモン微粒子を混合し、イソプロピルアルコールを加え、塗液100重量部中にテトラエトキシシランの重合体2.5重量部、5酸化アンチモン微粒子2.5重量部含む帯電防止層形成用塗液を得た。一方、ハードコート層が形成されたトリアセチルセルロースフィルムを、50℃1.5N−NaOH水溶液に2分間浸漬してアルカリ処理をおこない、水洗後、0.5重量%のH2SO4水溶液に室温で30秒浸漬し、中和させ、水洗、乾燥処理をおこなった。得られた帯電防止層形成用塗液をアルカリ処理したハードコート層上にワイヤーバーコーターに塗布し、オーブンで120℃1分間加熱乾燥をおこない、帯電防止層を形成した。得られた帯電防止層の膜厚は180nmであり、屈折率は1.55であり、光学膜厚は279nmであった。
(実施例1)と同様の方法により低屈折率層を形成した。得られた低屈折率層の膜厚は91nmであり、屈折率は1.37であり、光学膜厚は125nmであった。
<透明基材>
透明基材として、厚さ80μmのトリアセチルセルロースフィルムと、偏光層であるヨウ素を加えた延伸ポリビニルアルコールを2枚の厚さ80μmのトリアセチルセルロースフィルムで狭持した偏光板を用意した。
電離放射線硬化型材料としてジペンタエリスリトールトリアクリレート10重量部、ペンタエリスリトールテトラアクリレート10重量部、ウレタンアクリレート(共栄社化学株式会社製UA−306T)30重量部、光重合開始剤としてイルガキュア184(チバジャパン株式会社製(光重合開始剤)2.5重量部、一次粒子径が8nmのアンチモンドープ酸化スズ(ATO)微粒子12重量部、溶媒としてメチルエチルケトン50重量部、酢酸ブチル50重量部を混合したハードコート層形成用塗液を用いた。得られたハードコート層形成用塗液をトリアセチルセルロースフィルム上にワイヤーバーコーターにより塗布した。ハードコート層形成用塗液を塗布したトリアセチルセルロースフィルムをオーブンで80℃1分乾燥をおこない、乾燥後、メタルハイドランプを用い、120Wの出力で20cmの距離から10秒間紫外線照射をおこなうことにより帯電防止ハードコート層を形成した。得られたハードコート層の膜厚は5μmであり、屈折率は1.58であった。
(実施例1)と同様の方法により低屈折率層を形成した。得られた低屈折率層の膜厚は91nmであり、屈折率は1.37であり、光学膜厚は125nmであった。
・視感平均反射率、反射色相の測定
得られた反射防止フィルムの低屈折率層形成面と反対側の面を黒色艶消しスプレーにより黒色に塗布した。塗布後、自動分光光度計(日立製作所製、U−4000)を用い測定した低屈折率層形成面についてC光源、2度視野の条件下での入射角5°における分光反射率から平均視感反射率(Y%)、色相(a*、b*)を算出した。また、比視感度は明所視標準比視感度を用いた。
得られた反射防止フィルムの低屈折率層形成面と反対側の面を黒色艶消しスプレーにより黒色に塗布した。スプレー塗布後、自動分光光度計(日立製作所製、U−4000)を用い、C光源、2度視野の条件下で、低屈折率層形成面について入射角5°における分光反射率を測定した。
なお、図5に(実施例2)で得られた反射防止フィルムの分光反射率曲線を示した。
なお、図6に(比較例3)で得られた反射防止フィルムの分光反射率曲線を示した。
なお、図7に(比較例4)で得られた反射防止フィルムの分光反射率曲線を示した。
得られた反射防止フィルムについて、写像性測定器(日本電色工業製、NDH−2000)を使用してヘイズ(H)、平行光線透過率を測定した。
得られた反射防止フィルムについて、自動分光光度計(日立製作所製、U−4000)を用い、光源としてC光源として用い、光源及び受光器の入出射角を反射防止フィルム表面に対して垂直方向から5°に設定し、2°視野の条件下で、直進透過方向及び正反射方向の分光反射率、分光透過率を測定し、視感平均透過率吸収損失(Q)、各波長での透過率吸収損失(Q450:波長450nmにおける光透過吸収損失/Q550:波長550nmにおける光透過吸収損失/Q650:波長650nmにおける光透過吸収損失)を算出した。
このとき、視感平均透過率吸収損失(Q)、各波長での透過率吸収損失(Q450、Q550、Q650)は式(1)により算出した。また、比視感度は明所視標準比視感度を用いた。
Q=100−H−T−R ・・・(式1)
Q:透過率吸収損失(%)
H:ヘイズ(%)
T:透過率(%)
R:両面反射率(%)
JIS K6911に準拠して高抵抗抵抗率計(株式会社ダイアインスツルメンツ製ハイレスターMCP−HT260)にて測定をおこなった。
・平行視感平均透過率、平行色相、直交視感平均透過率の測定
得られた偏光板と、ハードコート層、反射防止層を設けていない偏光板を偏光軸が平行となるように粘着層を介し配置し、自動分光光度計(日立製作所製、U−4000)を用い、光源としてC光源として用い、光源及び受光器の入出射角を反射防止フィルム表面に対して垂直方向に設定し、2°視野の条件下で、直進透過方向の分光透過率を測定し、平行視感平均透過率及び平行色相(a*、b*)を算出した。
また、得られた偏光板と、ハードコート層、反射防止層を設けていない偏光板を偏光軸が直交となるように粘着層を介し配置し、自動分光光度計(日立製作所製、U−4000)を用い、光源としてC光源として用い、光源及び受光器の入出射角を反射防止フィルム表面に対して垂直方向に設定し、2°視野の条件下で、直進透過方向の分光透過率を測定し、直交視感平均透過率を算出した。
得られた反射防止フィルムの低屈折率層形成面と反対側の面を黒色艶消しスプレーにより黒色に塗布した。塗布後、反射防止フィルムを目視で観察し、色ムラの発生を観察した。評価基準を以下に示す。
二重丸印:暗い環境下でも色ムラは確認されず、明るい環境下でも色ムラが見えにくい
丸印 :暗い環境下でも色ムラは確認されず、明るい環境下で色ムラが確認できるが
許容範囲内
三角印 :暗い環境下でも色ムラが確認される
バツ印 :暗い環境下でも色ムラがはっきりと確認される。
(コントラストの評価)
得られた反射防止フィルムを透過型液晶ディスプレイ(BUFFALO社製FTD−W2023ADSR)表面に粘着層を介して、反射防止層が最表面となるように貼りあわせた。貼りあわせた透過型液晶ディスプレイの黒表示及び白表示をおこない、室内の照明を切り替えることにより明所(200lux)、暗所(0lux)における輝度を測定し、(白表示させた際の輝度)/(黒表示させた際の輝度)としてコントラストの評価をおこなった。コントラストの評価は、(比較例2)で得られた反射防止フィルムを基準(リファレンス)とし、以下の評価基準にしたがって評価をおこなった。
・明所コントラスト
丸印 : (比較例2)と比較して明所コントラストが10%以上向上
三角印 : (比較例2)と比較して暗所コントラストに変化なし
(変化量が±10%未満)
バツ印 : (比較例2)と比較して暗所コントラストが10%以上低下
・暗所コントラスト
丸印 : (比較例2)と比較して明所コントラストが10%以上向上
三角印 : (比較例2)と比較して暗所コントラストに変化なし
(変化量が±10%未満)
バツ印 : (比較例2)と比較して暗所コントラストが10%以上低下
11 透明基材
12 ハードコート層
13 帯電防止層
14 低屈折率層
2 偏光板
22 透明基材
23 偏光層
3 液晶セル
4 偏光板
41 透明基材
42 透明基材
43 偏光層
5 バックライトユニット
Claims (7)
- 透明基材の少なくとも片面に、該透明基材側から順に、ハードコート層と、帯電防止層、該帯電防止層上に直接低屈折率層を備える反射防止フィルムの該低屈折率層が設けられている側の反対側の透明基材の面に偏光層、透明基材を備える偏光板、液晶セル、偏光板、バックライトユニットをこの順に備える透過型液晶ディスプレイであって、
前記低屈折率層側の反射防止フィルム表面での視感平均反射率が0.5%以上1.5%以下の範囲内であり、且つ、
前記反射防止フィルムの視感平均光透過率吸収損失が0.5%以上3.0%以下の範囲内であり、且つ、
前記反射防止フィルムの平行光線透過率が94.0%以上96.5%以下の範囲内であり、且つ、
前記反射防止フィルムの可視光領域における各波長での光透過率吸収損失の最大値を前記反射防止フィルムの可視光領域における各波長での光透過率吸収損失の最小値で引いた値が0.5%以上4.0%以内であり、且つ、
前記反射防止フィルムの波長450nm、550nm、650nmでの光透過吸収損失がQ450<Q550<Q650(Q450:波長450nmにおける光透過吸収損失/Q550:波長550nmにおける光透過吸収損失/Q650:波長650nmにおける光透過吸収損失)を満たす
ことを特徴とする透過型液晶ディスプレイ。 - 前記反射防止フィルムのヘイズが0.5%以下であることを特徴とする請求項1に記載の透過型液晶ディスプレイ。
- 前記反射防止フィルムにおける前記帯電防止層が電子電導型の導電性ポリマーもしくは電子電導型の導電性無機粒子を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の透過型液晶ディスプレイ。
- 前記反射防止フィルムにおける前記帯電防止層がアンチモンドープ酸化スズ(ATO)、リンドープ酸化スズ(PTO)、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)、酸化インジウム酸化スズ(ITO)のいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の透過型液晶ディスプレイ。
- 前記反射防止フィルムの低屈折率層表面における表面抵抗値が1.0×106Ω/□以上1.0×1011Ω/□以下の範囲内であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の透過型液晶ディスプレイ。
- 前記低屈折率層側の反射防止フィルム表面でのL*a*b*色度系における反射色相が0.00≦a*≦3.00且つ−3.00≦b*≦3.00であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の透過型液晶ディスプレイ。
- 前記反射防止フィルムにおける前記ハードコート層の屈折率と前記透明基材の屈折率の差が0.05以下の範囲内であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の透過型液晶ディスプレイ。
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