JP4714605B2 - 耐熱性無端ベルト、及び、それを有する画像形成装置 - Google Patents
耐熱性無端ベルト、及び、それを有する画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4714605B2 JP4714605B2 JP2006067997A JP2006067997A JP4714605B2 JP 4714605 B2 JP4714605 B2 JP 4714605B2 JP 2006067997 A JP2006067997 A JP 2006067997A JP 2006067997 A JP2006067997 A JP 2006067997A JP 4714605 B2 JP4714605 B2 JP 4714605B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- endless belt
- adhesive
- resistant
- resistant endless
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
前記接着剤が、伸び率:200%以上の付加重合型シリコーン系接着剤であることを特徴とする耐熱性無端ベルトである。
(a)厚さ75μmの熱硬化性ポリイミドシートを395mm×195mmの大きさにトムソン刃によるプレス加工で切り出すと共に、位置決めピン穴を各角部4箇所に同時加工する工程(位置決めピンは後工程で基準となる。)、
(b)この熱硬化性ポリイミドシートの長辺側の端部5mm位置の表面と裏面とをそれぞれ傾斜形状に切削加工して、5mm幅の切削領域を設けると共に、先端部の厚さを18μmとする工程(図1を参照。)、
(c)この切削加工した熱硬化性ポリイミドシートをアルカリ性洗剤で超音波洗浄し、純水でリンスした後、120℃ベークを行ない、水分を除去する工程、
(d)伸び率が360%の付加重合型シリコーン接着剤に平均粒径1.5μmの銀粒子を10重量%混合して接着剤を得る工程、
(e)前記接着剤を、前記洗浄した熱硬化性ポリイミドシートの一方の面に、切削幅5mmに対して接着剤の塗布幅4.2mm及び厚さ12±3μmとなるように、スクリーン印刷し、これを80℃で5分間プリベークし、接着剤の表面の凹凸をレベリングさせる工程、
(f)前記接着剤を塗布した熱硬化性ポリイミドシートを巻きつけ、重ね合わせ治具を用いて基準ピンを勘合し、位置決めを行って重ね合わせる工程、
(g)前記重ね合わせた熱硬化性ポリイミドシートを30Nの力で加圧して接着剤を潰し、そのまま保持しながら120℃で30分間熱処理して、接合部の厚さ97±5μm及び段差25±2μmとする強度2.3Mpaの耐熱性無端ベルトを得る工程、
(h)前記耐熱性無端ベルトにプライマー処理を施した後、カーボン分散シリコーン樹脂溶液をスプレー塗装して塗膜を形成し、次に、これを150℃でベークして厚さ205μmに成膜してシリコーン弾性層を形成する工程、並びに、
(i)前記シリコーン弾性層の表面にPFAの水分散液をスプレー塗装して塗膜を形成し、次に、この塗膜を340℃で20分間の熱処理を行って厚さ25μmの離型層を形成する工程、
を順次経て耐熱性無端ベルトを得た。このようにして得られた耐熱性無端ベルトの一部を切り取り、そのせん断引っ張り強度を測定したところ、フィルム破断し、その強度は、2.2Mpaであった。そして、この耐熱性無端ベルトを市販の定着ユニットに装着し、定着画像を評価したところ、接合部の画像スジは目視でほとんど確認されることがなかった。
(a)厚さ75μmの熱硬化性ポリイミドシートを395mm×195mmの大きさにトムソン刃によるプレス加工で切り出すと共に、位置決めピン穴を各角部4箇所に同時加工する工程(位置決めピンは後工程で基準となる。)、
(b)この熱硬化性ポリイミドシートの長辺側の端部5mm位置の表面と裏面とをそれぞれ傾斜形状に切削加工して、5mm幅の切削領域を設けると共に、先端部の厚さを18μmとする工程(図1を参照。)、
(c)この切削加工した熱硬化性ポリイミドシートをアルカリ性洗剤で超音波洗浄し、純水でリンスした後、120℃ベークを行ない、水分を除去する工程、
(d)伸び率が360%の付加重合型シリコーン接着剤に平均粒径1.5μmの銀粒子を40重量%混合して接着剤を得る工程、
(e)前記接着剤を、前記洗浄した熱硬化性ポリイミドシートの一方の面に、切削幅5mmに対して接着剤の塗布幅4.2mm及び厚さは11±3μmとなるように、スクリーン印刷し、これを80℃で5分間プリベークし、接着剤の表面の凹凸をレベリングさせる工程、
(f)前記接着剤を塗布した熱硬化性ポリイミドシートを巻きつけ、重ね合わせ治具を用いて基準ピンを勘合し、位置決めを行って重ね合わせる工程、
(g)前記重ね合わせた熱硬化性ポリイミドシートを30Nの力で加圧して接着剤を潰し、そのまま保持しながら120℃で30分間熱処理して、接合部厚さが98±4μm及び段差24±2μmとする強度2.4Mpaの耐熱性無端ベルトを得る工程、
(h)前記耐熱性無端ベルトにプライマー処理を施した後、カーボン分散シリコーン樹脂溶液をスプレー塗装して塗膜を形成し、次に、これを150℃でベークして厚さ205μmに成膜してシリコーン弾性層を形成する工程、並びに、
(i)前記シリコーン弾性層の表面にPFAの水分散液をスプレー塗装して塗膜を形成し、次に、この塗膜を340℃で20分間の熱処理を行って厚さ25μmの離型層を形成する工程、
を順次経て耐熱性無端ベルトを得た。このようにして得られた耐熱性無端ベルトの一部を切り取り、そのせん断引っ張り強度を測定したところ、フィルム破断し、その強度は、2.4Mpaであった。そして、この耐熱性無端ベルトを市販の定着ユニットに装着し、定着画像を評価したところ、接合部の画像スジは目視でほとんど確認されることがなかった。
(a)厚さ75μmの熱硬化性ポリイミドシートを395mm×195mmの大きさにトムソン刃によるプレス加工で切り出すと共に、位置決めピン穴を各角部4箇所に同時加工する工程(位置決めピンは後工程で基準となる。)、
(b)この熱硬化性ポリイミドシートの長辺側の端部5mm位置の表面と裏面とをそれぞれ傾斜形状に切削加工して、5mm幅の切削領域を設けると共に、先端部の厚さを18μmとする工程(図1を参照。)、
(c)この切削加工した熱硬化性ポリイミドシートをアルカリ性洗剤で超音波洗浄し、純水でリンスした後、120℃ベークを行ない、水分を除去する工程、
(d)伸び率が500%の付加重合型シリコーン接着剤に平均粒径2.5μmのITOを40重量%混合して接着剤を得る工程、
(e)前記接着剤を、前記洗浄した熱硬化性ポリイミドシートの一方の面に、
切削幅5mmに対して接着剤の塗布幅は4.2mm及び厚さは12±3μmとなるように、スクリーン印刷し、これを80℃で5分間プリベークし、接着剤の表面の凹凸をレベリングさせる工程、
(f)前記接着剤を塗布した熱硬化性ポリイミドシートを巻きつけ、重ね合わせ治具を用いて基準ピンを勘合し、位置決めを行って重ね合わせる工程、
(g)前記重ね合わせた熱硬化性ポリイミドシートを30Nの力で加圧して接着剤を潰し、そのまま保持しながら120℃で30分間熱処理して、接合部厚さ97±5μm及び段差25±2μmとする強度は2.3Mpaの耐熱性無端ベルトを得た。
(i)前記シリコーン弾性層の表面にPFAの水分散液をスプレー塗装して塗膜を形成し、次に、この塗膜を340℃で20分間の熱処理を行って厚さ25μmの離型層を形成する工程
を順次経て耐熱性無端ベルトを得た。このようにして得られた耐熱性無端ベルトの一部を切り取り、そのせん断引っ張り強度を測定したところ、フィルム破断し、その強度は、2.2Mpaであった。そして、この耐熱性無端ベルトを市販の定着ユニットに装着し、定着画像を評価したところ、接合部の画像スジは目視でほとんど確認されることがなかった。
2 一方の先端部分
3 他方の両先端部分
4 第1の切削加工部
5 第2の切削加工部
6 接着剤
10 耐熱性無端ベルト
Claims (9)
- 耐熱性樹脂シートの一方の先端部分の表面を傾斜形状に切削加工して第1の切削加工部とすると共に、その他方の先端部分の裏面を傾斜形状に切削加工して第2の切削加工部とし、そして、これらの切削加工部を重ね合わせて接着剤で接着することにより接合部とした耐熱性無端ベルトにおいて、
前記接着剤が、伸び率:200%以上の付加重合型シリコーン系接着剤であることを特徴とする耐熱性無端ベルト。 - 前記耐熱性樹脂シートが、熱硬化性ポリイミドで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の耐熱性無端ベルト。
- 前記接着剤が、スクリーン印刷工法で塗布されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の耐熱性無端ベルト。
- 前記付加重合型シリコーン系接着剤が、導電性及び/又は熱伝導性を有する材料で構成される粒子を含有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐熱性無端ベルト。
- 前記切削加工部が、先端部分の厚さを18μm以上残して傾斜形状に切削加工されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の耐熱性無端ベルト。
- 前記耐熱性無端ベルトの外側表面に、導電性シリコーンからなる弾性層及びフッ素樹脂からなる離型層が順次積層されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の耐熱性無端ベルト。
- 前記耐熱性無端ベルトの内側表面に、導電性シリコーンからなる弾性層が被覆されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の耐熱性無端ベルト。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載された耐熱性無端ベルトを中間転写ベルトとして有していることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載された耐熱性無端ベルトを定着ベルトとして有していることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006067997A JP4714605B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 耐熱性無端ベルト、及び、それを有する画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006067997A JP4714605B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 耐熱性無端ベルト、及び、それを有する画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007247671A JP2007247671A (ja) | 2007-09-27 |
| JP4714605B2 true JP4714605B2 (ja) | 2011-06-29 |
Family
ID=38592196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006067997A Expired - Fee Related JP4714605B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 耐熱性無端ベルト、及び、それを有する画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4714605B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5282672B2 (ja) | 2009-06-16 | 2013-09-04 | 株式会社リコー | 耐熱性樹脂ベルトの製造方法 |
| JP5740806B2 (ja) * | 2009-06-18 | 2015-07-01 | 株式会社リコー | 定着ベルト用基体及びその製造方法、定着ベルト及びその製造方法、並びに、定着装置 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02261942A (ja) * | 1989-03-30 | 1990-10-24 | Nitto Denko Corp | エンドレスベルト |
| JP3634488B2 (ja) * | 1996-02-16 | 2005-03-30 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写受像シート |
| JPH10698A (ja) * | 1996-06-17 | 1998-01-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置用無端ベルトと画像形成装置およびその 無端ベルトの製造方法 |
| JPH108006A (ja) * | 1996-06-26 | 1998-01-13 | Three Bond Co Ltd | 導電性接着剤組成物及び当該組成物で接続した電子部品 |
| JP2000066534A (ja) * | 1998-08-25 | 2000-03-03 | Canon Inc | 画像形成装置及び像担持体ベルト |
| JP2004055628A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Dainippon Printing Co Ltd | ウエハレベルの半導体装置及びその作製方法 |
| JP2005173153A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
| JP3691044B1 (ja) * | 2004-03-09 | 2005-08-31 | ジャパンゴアテックス株式会社 | 弾性部材、トナー定着部体および定着装置、並びに弾性部材の製造方法 |
-
2006
- 2006-03-13 JP JP2006067997A patent/JP4714605B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2007247671A (ja) | 2007-09-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6356456B2 (ja) | 熱伝導性シートの製造方法 | |
| TW201308358A (zh) | 異向性導電膜、連接方法及連接構造體 | |
| JP2017002115A (ja) | フッ素樹脂フィルム、積層体及び積層体の製造方法 | |
| JP5276925B2 (ja) | 複合シート及び複合体 | |
| JP5461098B2 (ja) | 複層シート、エンドレスベルトならびにその製造方法 | |
| KR101078252B1 (ko) | 이방성 도전필름 접합용 방열 및 이형시트 | |
| JP5282672B2 (ja) | 耐熱性樹脂ベルトの製造方法 | |
| JP4714605B2 (ja) | 耐熱性無端ベルト、及び、それを有する画像形成装置 | |
| JP3049178B2 (ja) | 積層体およびその製 | |
| CN109661360A (zh) | 多层无缝带及其制造方法 | |
| JP2009058661A (ja) | 耐熱性樹脂ベルト及びこれを具備する画像形成装置 | |
| JP4905600B2 (ja) | 回路基板用の樹脂シート | |
| JP4018289B2 (ja) | 現像ブレードの製造方法 | |
| JP5981835B2 (ja) | エンドレスベルトの製造方法 | |
| JP2010117645A (ja) | 耐熱性樹脂ベルト、及び、その製造方法、定着装置、並びに、画像形成装置 | |
| JP2000153575A (ja) | フッ素樹脂被覆金属板の製造方法およびこの製造に適するフッ素樹脂用接着剤の塗布、乾燥方法 | |
| JP2009015138A (ja) | 耐熱性無端ベルト、その製造方法、及び、画像形成装置 | |
| CN112789148B (zh) | 耐热脱模片和热压接方法 | |
| JP2009063783A (ja) | 耐熱性樹脂ベルト及びこれを具備する画像形成装置 | |
| JP7408286B2 (ja) | 離型フィルムおよび電子装置の製造方法 | |
| JP4616682B2 (ja) | 両面金属板 | |
| JP2989132B2 (ja) | ポリアミド積層アルミニウム板の製造方法 | |
| JP4210080B2 (ja) | ゴム複合シート | |
| JP2004126380A (ja) | 印刷用転写体 | |
| JP7563612B2 (ja) | 金属材の連結体及び金属材の連結方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080902 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110217 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110322 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110328 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4714605 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |