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JP4714902B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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本発明は、圧搾空気を噴射して定着装置のニップ部を通過した記録材を分離させると共に、圧搾空気で記録材を冷却してブロッキング等を防止した画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの諸機能を備えた複合機等の電子写真方式の画像形成装置においては、原稿に対応した潜像を感光体に形成し、この潜像にトナーを付与することによって顕像化し、この顕像化されたトナー像を記録紙上に転写し、この後、記録紙上に転写されたトナー像を定着して排紙している。
このようにトナー像を定着する定着装置として、ハロゲンヒータ等を内蔵した定着ローラと、定着ローラを加圧する加圧ローラとによって形成されたニップ部で、トナー像が転写された記録紙を挟持・搬送しながら、加熱・加圧する熱ローラ定着方式の定着装置があり、このような定着装置は構成が簡便であるため、広く利用されている。
また、無端状の定着ベルトをハロゲンヒータ等を内蔵した加熱ローラと定着ローラとに張架し、定着ベルトを介して定着ローラを加圧する加圧ローラを有し、定着ベルトと加圧ローラとによって形成されたニップ部で、トナー像が転写された記録紙を挟持・搬送しながら、加熱・加圧するベルト定着方式の定着装置があり、このような定着装置は定着ベルトの熱容量が小さいので、ウオーミングアップタイムが短縮し、省エネになるという利点を有している。
ここで、定着後の記録紙は加熱されているために、記録紙上のトナー像は充分に固化しておらず、粘着性を有している。このような記録紙が連続的に搬送されて、排紙トレイに次々と載置されると、記録紙同士が張り付き、トナー像が剥がれてしまうという、所謂ブロッキングという現象が生ずる。
また、画像形成装置内のレイアウトによっては、定着後の余熱を有する記録紙によって感光体や現像装置等の温度が上昇して未定着のトナーに悪影響を与えることがある。
更に、両面コピーを行う場合には、裏面の定着のときに定着済みの表面も再度加熱されるので、自然冷却されるまでの間に表面のみが更に光沢が増してしまい、表裏面で光沢度に差が生ずるという問題もある。
このような問題を防止するために、定着装置の下流側にファンやヒートパイプからなる冷却装置を配置して余熱を有する記録紙を冷却する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1,2)。
また、記録紙上のトナー像のトナーはニップ部を通過する際に加熱されるので、該トナーが接着剤の如く作用し、ニップ部を通過した記録紙が分離せずに定着ローラや定着ベルトの表面に付着して巻き付き、ジャムを発生させる虞がある。特に記録紙として、斤量の小さい紙(薄紙)、しかも斤量の小さい印刷用コート紙を用いたときは、分離性能がより低下する。
このために、ニップ部に対する記録紙の排紙側に離型性の良いフッソ樹脂をコーティングした剥離爪を設け、その先端部を定着ローラの外表面に当接させ、記録紙を定着ローラより剥離させる方法がある。
ところが、剥離爪の鋭利な先端部が定着ローラの表面に当接しているので、比較的短期間の使用により定着ローラの表面を被覆するフッ素樹脂等から形成された離型層に擦り疵が付き、画像にも疵が転写されてしまうという問題がある。特に、カラー画像の場合には光沢画像が要求されるために画像の表面粗さが細かくて顕著に顕れる傾向がある。
また、定着ローラ等にオイルを塗布し、記録紙の分離性向上と共に剥離爪の摺動性を確保して定着ローラ等に疵が付かないようにする方法も知られているが、オイル塗布手段が必要なために大型化やコストアップの問題があり、更に、画像にオイルが付着するため、オイルによる画像のテカリが発生し易く、ボールペン等で書き込み難くなるという問題もある。
また、曲率を大きくしたり、ニップ部出口近傍のゴムの圧縮を大きくして分離性を確保するセルフストリッピング方式も知られているが、高速化してローラ径が大きくなると、分離性を充分に確保できない場合が多い。
このような問題を解決するために、ニップ部に対する記録紙の排紙側にて定着ローラに対して圧搾空気を噴射させ、定着ローラに巻き付いた記録紙の先端部を圧搾空気の風圧によって剥離させる定着装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平9−171311号公報 特開平10−207155号公報 特開2004−212954号公報
定着後の記録紙の余熱によって、ブロッキング、未定着のトナーへの悪影響、及び表裏面の光沢度の差等の問題が生ずるが、特許文献1,2においては、この問題の対策のために定着装置の下流側に冷却装置を配置している。しかし、冷却装置を配置することによって、画像形成装置が大型化し、原価高になるという問題がある。
また、特許文献3は記録紙の分離の技術のみであって、上述の問題に対する対策に関しては何ら記載されていない。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、圧搾空気を噴射して記録材を定着部材から分離させた後に、更に圧搾空気を噴射して定着後の記録材を急冷し、ブロッキング、トナーへの悪影響、及び両面コピー時における表裏面の光沢度の差等の問題が生じないようにし、大型化や原価高が生ずることがない画像形成装置を提案することを発明の目的とする。
前記目的は、下記に記載した発明により達成される。
本発明の画像形成装置は、トナー像が形成された記録材を定着部材と加圧部材とにより形成されたニップ部で加熱及び加圧することによりトナー像を記録材に定着する定着装置を備えた画像形成装置において、圧搾空気を噴射すると共に、噴射方向が切り換え可能な圧搾空気噴射手段と、前記ニップ部を通過した記録材の先端部に圧搾空気を噴射して記録材を前記定着部材から剥離させた後、圧搾空気の噴射方向を切り換え、搬送する記録材の面部に向けて圧搾空気を噴射する噴射方向切換手段と、を有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、圧搾空気噴射装置から圧搾空気を噴射して記録材を定着部材から分離させた後に、更に同じ圧搾空気噴射装置から圧搾空気を噴射して定着後の記録材を急冷するので、記録材が確実に分離すると共に、ブロッキング、トナーへの悪影響、及び両面コピー時における表裏面の光沢度の差等の問題が生じない。そして、圧搾空気噴射装置を二つの目的に使用するので、従来技術の如く大型化や原価高が生ずることがない。
以下に本発明の画像形成装置に関する実施の形態を図を参照して説明する。
先ず、画像形成装置の一例を図1の構成図に基づいて説明する。
本画像形成装置は画像形成装置本体GHと画像読取装置YSとから構成される。
画像形成装置本体GHは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y,10M,10C,10K、ベルト状の中間転写体6、給紙搬送手段及び定着装置9等からなる。
画像形成装置本体GHの上部には、自動原稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202から成る画像読取装置YSが設置されている。自動原稿送り装置201の原稿台上に載置された原稿dは搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により原稿の片面又は両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。
ラインイメージセンサCCDにより光電変換されて形成された信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われた後、露光手段3Y,3M,3C,3Kに送られる。
イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部10Yは、感光体ドラム1Yの周囲に帯電手段2Y、露光手段3Y、現像手段4Y及びクリーニング手段8Yを配置している。マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部10Mは、感光体ドラム1Mの周囲に帯電手段2M、露光手段3M、現像手段4M及びクリーニング手段8Mを配置している。シアン(C)色の画像を形成する画像形成部10Cは、感光体ドラム1Cの周囲に帯電手段2C、露光手段3C、現像手段4C及びクリーニング手段8Cを配置している。黒(K)色の画像を形成する画像形成部10Kは、感光体ドラム1Kの周囲に帯電手段2K、露光手段3K、現像手段4K及びクリーニング手段8Kを配置している。そして、帯電手段2Yと露光手段3Y、帯電手段2Mと露光手段3M、帯電手段2Cと露光装置3C、及び帯電手段2Kと露光装置3Kは、潜像形成手段を構成する。
なお、現像手段4Y,4M,4C,4Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の小粒径のトナーとキャリアからなる2成分現像剤を内包する。
中間転写体6は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されている。
定着装置9は、加熱された定着ローラ91と加圧ローラ92との間に形成されたニップ部で記録紙(記録材)P上のトナー像を加熱・加圧して定着する。
かくして、画像形成部10Y,10M,10C,10Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に転写手段7Y,7M,7C,7Kにより逐次転写されて(1次転写)、カラー画像合成されたトナー像が形成される。給紙カセット20内に収容された記録紙Pは、給紙手段21により給紙され、給紙ローラ22A,22B,22C,22D,レジストローラ23等を経て、転写手段7Aに搬送され、記録紙P上にカラー画像が転写される(2次転写)。カラー画像が転写された記録紙Pは定着装置9において加熱・加圧され、記録紙P上のカラートナー像が定着される。その後、排紙ローラ24に挟持されて機外の排紙トレイ25上に載置される。
一方、転写手段7Aにより記録紙Pにカラー画像を転写した後、記録紙Pを曲率分離した中間転写体6は、クリーニング手段8Aにより残留トナーが除去される。
なお、以上はカラー画像を形成する画像形成装置であったが、モノクロ画像を形成する画像形成装置であってもよいし、中間転写体を用いても用いなくてもよい。
次に、本発明に係わる定着装置について、図2の断面図に基づいて説明する。
図2において、定着装置9は、ハロゲンヒータHにより加熱される定着ローラ91(定着部材)、定着ローラ91を下方より加圧する加圧ローラ92(加圧部材)等から構成されている。
定着ローラ91は、中央に内蔵したハロゲンヒータHと、アルミニュウムや鉄等により円筒状に形成された芯金91Aと、シリコーンゴムやフッ素ゴム等から形成された耐熱性の弾性層91Bと、PFA(パーフルオロアルコキシ)若しくはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂から形成され、弾性層91Bを塗布若しくはチューブにて被覆する離型層91Cとから構成されている。
加圧ローラ92は、ステンレス等により円筒状に形成された芯金92Aと、シリコンゴムの発泡体からなり芯金92Aの外周面に位置する弾性層92Bと、PFAチューブ等から形成されて弾性層92Bの外周面を被覆する離型層92Cとから構成されている。そして、加圧ローラ92は不図示の付勢部材によって付勢されて、定着ローラ91を下方より加圧している。
なお、場合によっては定着ローラ91を加熱する加熱部材としてハロゲンヒータHに代えて誘導加熱方式にしてもよい。
また、定着ローラ91に付着したトナー等を清掃する清掃手段95が設けられ、ウエッブ95A、使用前のウエッブ95Aを巻回する元巻軸95B、ウエッブ95Aを定着ローラ91に圧着させる圧着ローラ95C、及び使用後のウエッブ95Aを巻き取る巻取軸95Dからなる。ウエッブ95Aは不織布からなり、所定の通紙枚数毎に間欠的に巻き取られる。
上記構成により、ハロゲンヒータHによって加熱され不図示のモータによって駆動された定着ローラ91が時計方向に回転すると、加圧ローラ92が反時計方向に回転する。従って、図1の如き画像形成装置によってトナー画像が形成された記録紙Pは、定着ローラ91と加圧ローラ92とにより形成されたニップ部Nで挟持・搬送され、加熱・加圧されることにより記録紙P上のトナー像が定着される。
ここで、圧搾空気を噴射するエアノズル101がニップ部Nに対する記録紙Pの排紙側に設けられている。
エアノズル101は図3の斜視図にも示す如く、ニップ部Nを通過した記録材Pの先端に向けて圧搾空気を噴射する噴射部101Aと、搬送される記録紙Pの面部に向けて圧搾空気を噴射する噴射部101Bとの二方向に噴射する二つの噴射部を有しており、外部操作によって何れか一方の噴射部のみから圧搾空気を噴射するように構成されている。
なお、図3に示す如く、エアノズル101の噴射部101Aにおける圧搾空気が噴射する開口部101Cの幅方向の長さは定着ローラ91及び加圧ローラ92の軸方向の長さより大きい。従って、最大のサイズの記録紙であっても、幅方向の全域にわたって圧搾空気を噴射することができる。また、噴射部101Bも同様の開口部を有している。
そして、記録紙P上のトナー像が定着ローラ91の表面に圧着し、軟化したトナーの粘着性により記録紙Pが定着ローラ91に巻き付いてしまうことを防止するため、記録紙Pがニップ部Nを通過する時点で、エアノズル101の噴射部101Aより圧搾空気を噴射して、定着ローラ91に巻き付いた記録紙Pの先端部を圧搾空気の風圧によって定着ローラ91より剥離させる。
また、案内部材96がエアノズル101よりニップ部Nの方向に突出して設けられているので、剥離した記録紙Pはエアノズル101に当接することなく案内部材96に沿って搬送される。
なお、記録紙Pが案内部材96と摺接するので、案内部材96における摺接面は滑面に形成され、離型層が塗布されていることが望ましい。
そして、記録紙Pが分離されたならば、噴射部101Aからの圧搾空気の噴射を停止し、噴射部101Bから搬送する記録材Pの面部に向けて圧搾空気を噴射して記録紙Pを急冷させる。
これにより、一つの圧搾空気噴射装置を用いて、記録紙Pの定着ローラ91からの分離と、記録紙Pを急冷させてブロッキング、未定着のトナーへの悪影響、及び両面コピー時の表裏面の光沢度の差等の問題が生ずることを防止することができる。従って、従来技術の如く画像形成装置が大型化したり原価高になったりすることがない。
なお、記録紙Pを分離するときには圧搾空気の噴射圧を高くする必要があるが、記録紙Pを冷却するときには噴射圧は低くてよく、噴射部101Bからの噴射圧は噴射部101Aの噴射圧の1/3〜1/10程度でよい。
また、エアノズルとしては図4に示す如く、エアノズル121が一つの噴射部121Aのみを有し、噴射部121Aが回動等により二点鎖線で描いた位置に移動して、噴射方向が切り換わるようにしてもよい。
更に、定着装置をオイルレスにしてワックスを含有したトナーを用いた場合があるが、この場合は定着後のトナー像が搬送ローラ等に接触して急冷され、擦れ跡が生ずることがある。しかし、上述の如く、噴射部101Bから圧搾空気を噴射して記録紙Pを急冷させることによって、このような擦れ跡が生ずることも防止することができる。
なお、トナーに含有するワックスとして、パラフィン系ワックス、ポリオレフィン系ワックス、これらの酸化物やグラフト処理物、高級脂肪酸、高級脂肪酸の金属塩、高級脂肪酸のアミドワックス及びエステル系ワックス等の公知のワックスを用いることができ、特に高級脂肪酸エステル系ワックスが好ましい。
続いて、圧搾空気の噴射方向を切り換える構成を、図5のフローチャート及び図6のブロック図に図2を加えて説明する。
図5及び図6において、オペレータの操作によって画像形成が開始され、記録紙の給紙が開始されると(S1)、定着装置の上流側に位置する給紙センサ111が記録紙Pの先端通過を検知してオンになるので(S2)、制御手段110はタイマ113に計時を開始させ(S3)、タイマ113は記録紙Pの先端部が定着装置9のニップ部Nを通過する迄の時間を計時する。この時間は一定であるので、この時間が経過したならば(S4のY)、制御手段110は電磁弁等からなる制御弁102を大きく開放させ、エアノズル101の噴射部101Aを開放して噴射部101Bを閉鎖し、噴射部101Aより高圧の圧搾空気を噴射させ、定着ローラ91に巻き付いた記録紙Pの先端部を定着ローラ91より剥離させる(S5)。そして、定着装置9の下流側に配置され剥離後の記録紙Pが通過したことを検知する排紙センサ112が、記録紙Pの先端部の通過を検知してオンになれば(S6)、制御手段110は制御弁102を小さく開放させ、エアノズル101の噴射方向を切り換え、噴射部101Bを開放して噴射部101Aを閉鎖し、噴射部101Bより低圧の圧搾空気を噴射させる(S7)。そして、排紙センサ112が搬送された記録紙Pの後端部を検知してオフになったならば(S8)、制御手段110は制御弁102を閉鎖させて圧搾空気の全ての噴射を停止する(S9)。
また、圧搾空気噴射手段において、圧搾空気はコンプレッサ104からエアタンク103に貯溜され、制御弁102の開放によりエアノズル101から噴射する。
その他に、本発明は前述の熱ローラ定着方式の定着装置に限定されるものではなく、図6の如きベルト定着方式の定着装置にも適用できる。以下に、本発明を用いたベルト定着方式の定着装置の一例について図6に基づいて説明する。
定着ベルト201(定着部材)は、無端状に形成され、例えば、基体としてPI(ポリイミド)等からなる耐熱性の樹脂ベルトを用い、基体の外周面を耐熱性のシリコンゴムで被覆し、更に、離型層としてPFA(パーフルオロアルコキシ)チューブで被覆している。
加熱ローラ202は、定着ベルト201を加熱する加熱部材としてのハロゲンヒータH1を内蔵し、例えば、アルミニュウム等から形成された円筒状の中空回転体202Aの外周面を、耐熱性のPFAチューブ202Bで被覆し、ハードローラとして構成されている。
定着ローラ203は、鉄等の金属から形成された中実の芯金203Aを耐熱性のシリコンゴム203Bで被覆し、更に、スポンジ203Cで被覆して、ソフトローラとして構成されている。
加圧ローラ204(加圧部材)は、ハロゲンヒータH2を内蔵し、例えばアルミニュウム等から形成された円筒状の中空回転体204Aの外周面を耐熱性のシリコンゴム204Bで被覆し、更に、離型層としてPFA(パーフルオロアルコキシ)チューブ204Cで被覆し、ソフトローラとして構成されている。
なお、定着ベルト201を加熱する加熱部材として、どのような加熱部材を用いてもよく、例えば励磁コイルを用いた誘導加熱発熱体を用いてもよい。また、加熱部材は、必ずしも加熱ローラ202等の中に配置されていなくてもよく、どこに配置されていてもよい。
また、定着ベルト201に付着したトナー等を清掃する清掃手段205が設けられ、ウエッブ205A、使用前のウエッブ205Aを巻回する元巻軸205B、ウエッブ205Aを加熱ローラ202上の定着ベルト201に圧着させる圧着ローラ205C、及び使用後のウエッブ205Aを巻き取る巻取軸205Dからなる。ウエッブ205Aは不織布からなり、所定の通紙枚数毎に間欠的に巻き取られる。
以上の構成において、不図示の駆動手段によって定着ローラ203を時計方向に回転させると、定着ベルト201及び加熱ローラ202は時計方向に回転し、加圧ローラ204は反時計方向に回転する。また、加熱ローラ202はハロゲンヒータH1によって加熱されうるので、加熱ローラ202に当接する定着ベルト201も加熱され、更に加圧ローラ204もハロゲンヒータH2によって加熱される。そして、不図示の付勢手段によって加圧ローラ204が定着ローラ203の方向に付勢されているので、定着ローラ203に巻回された定着ベルト201と加圧ローラ204との間のニップ部Nで、給紙された記録紙Pが加熱・加圧されて、記録紙P上のトナー像が定着される。
そして、図2の熱ローラ定着方式の定着装置と同様に、圧搾空気を噴射するエアノズル101がニップ部Nに対する記録紙Pの排紙側に設けられ、噴射部101Aより噴射した圧搾空気により記録紙Pを剥離させた後に、噴射部101Bより噴射した圧搾空気により記録紙Pの全体を急冷させる。
画像形成装置の構成図である。 定着装置の断面図である。 エアノズルの斜視図である。 他の構成のエアノズルの斜視図である。 圧搾空気を噴射するフローチャートである。 圧搾空気噴射装置を構成する部材のブロック図である。 ベルト定着方式の定着装置の断面図である。
符号の説明
9 定着装置
91,203 定着ローラ
202 加熱ローラ
92,204 加圧ローラ
96 案内部材
101,121 エアノズル
101A,101B,121A 噴射部
102 制御弁
110 制御手段
111 給紙センサ
112 排紙センサ
113 タイマ
201 定着ベルト
P 記録紙(記録材)
N ニップ部

Claims (5)

  1. トナー像が形成された記録材を定着部材と加圧部材とにより形成されたニップ部で加熱及び加圧することによりトナー像を記録材に定着する定着装置を備えた画像形成装置において、
    圧搾空気を噴射すると共に、噴射方向が切り換え可能な圧搾空気噴射手段と、
    前記ニップ部を通過した記録材の先端部に圧搾空気を噴射して記録材を前記定着部材から剥離させた後、圧搾空気の噴射方向を切り換え、搬送する記録材の面部に向けて圧搾空気を噴射する噴射方向切換手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記圧搾空気噴射手段は、異なる方向に噴射する二つの噴射部を有し、
    前記噴射方向切換手段は、記録材を前記定着部材から剥離させた後、一方から他方へ前記噴射部を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記圧搾空気噴射手段は、向きを切り換えることで圧搾空気の噴射方向が切り換わる噴射部を有し、
    前記噴射方向切換手段は、記録材を前記定着部材から剥離させた後、前記噴射部の向きを切り換えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. ニップ部を形成する部材から記録材を剥離させた後、前記噴射方向切換手段により圧搾空気の噴射方向を切り換えると共に圧搾空気の噴射圧を低下させるべく制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 圧搾空気噴射手段は、記録材における搬送方向と直交する幅方向の全域にわたって圧搾空気を噴射することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
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