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JP4714935B2 - 氷蓄熱装置 - Google Patents
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JP4714935B2 - 氷蓄熱装置 - Google Patents

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Description

この発明は、夜間電力を利用して冷却装置を運転し水を氷に変換してその潜熱による冷却エネルギーを蓄積し、この氷を冷却源として利用可能にする氷蓄熱装置に関する。
従来、いわゆる氷蓄熱装置は、例えば上方が開口した矩形の氷蓄熱タンクが設けられ、氷蓄熱タンクの上端開口部付近には、互いに平行な一対の辺の内側に沿って、供給側主配管と、戻り側主配管が設けられている。供給側主配管と戻り側主配管は、一端部が閉鎖され、他端部は氷蓄熱タンクの側面を貫通して外側に挿通されている。そして、供給側主配管は、供給用の固定配管に接続され不凍液を冷却する熱交換器の不凍液出口に接続され、戻り側主配管は、戻り用の固定配管に接続され熱交換器の不凍液入口に接続されている。
供給側主配管には、接続用の透孔が所定間隔で設けられ、この透孔に供給側メインパイプが接続されている。供給側メインパイプには、細い熱交換パイプが一体に複数本接続され、この熱交換パイプの先端は、氷蓄熱タンクの中を通過して戻り側メインパイプに接続されている。戻り側メインパイプは、さらに戻り側主配管に設けられた接続用の透孔に差し込まれている。
特開2000−97455号公報 特開2001−241704号公報
上記従来の技術の場合、供給側主配管と戻り側主配管を氷蓄熱タンクの内側に配置すると、その部分には熱交換パイプが位置しないにもかかわらず、その分氷蓄熱タンクの大きさが大きくなり、設置効率が悪いという問題があった。一方、供給側主配管と戻り側主配管を氷蓄熱タンクの上方に配置した場合、メインパイプとともに熱交換パイプを交換する際に、供給側主配管と戻り側主配管を外さないと交換できないという問題があった。さらに、供給側主配管と戻り側主配管に各メインパイプが直接固定されているため、熱交換パイプを交換する際にメインパイプを外すとき、供給側主配管と戻り側主配管も氷蓄熱タンクから外さなければならない構造であった。
従って、一部の熱交換パイプとメインパイプだけを自由に取り外したり取り付けたりすることができず、熱交換パイプやメインパイプの補修には手間がかかり、メンテナンスに時間と工数がかかり、不便であった。
また、氷蓄熱装置の熱効率を向上させるためには、より細い熱交換パイプをより多く取り付けて不凍液を流すことが好ましいが、熱交換パイプが細くて数が多いほど、各熱交換パイプに均一に不凍液を流すことが困難であった。
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、熱交換パイプのメンテナンスを容易に行うことが可能であり、熱交換効率も良好な氷蓄熱装置を提供することを目的とする。
本発明は、断熱性を有する氷蓄熱タンクと、前記氷蓄熱タンクの開口部上方に設置され前記氷蓄熱タンクに不凍液を循環させる供給側主配管と戻り側主配管とを備え、前記供給側主配管と前記戻り側主配管の間隔は、前記供給側主配管及び前記戻り側主配管に対して垂直に位置した前記氷蓄熱タンクの側面の幅の約1/2乃至僅かに広い幅に設定され、前記供給側主配管と前記戻り側主配管の下に設置され前記供給側主配管と前記戻り側主配管の間隔よりも短く形成された供給用メインパイプと戻り用メインパイプと、前記供給用メインパイプと前記戻り用メインパイプの側面に両端が各々接続され前記氷蓄熱タンクの底部近傍まで達して折り返された多数の熱交換パイプと、前記供給側主配管と前記供給用メインパイプを連通させる供給口連結管と、前記戻り側主配管と前記戻り用メインパイプを連通させる戻り口連結管とが設けられ、前記供給用メインパイプと前記戻り用メインパイプ及びその間に接続された前記熱交換パイプを一体の熱交換パイプマットとして、前記熱交換パイプマットは、前記供給用メインパイプと前記戻り用メインパイプの長手方向が平行であり、前記供給用メインパイプと前記戻り用メインパイプの長手方向の両端が長手方向に垂直な方向でほぼそろえられ、前記供給側主配管及び前記戻り側主配管に対して垂直に位置した前記氷蓄熱タンクの側面の幅の約1/2より狭い幅に設定され、前記供給側主配管と前記戻り側主配管に対してほぼ垂直に位置し、この熱交換パイプマットを前記供給側主配管と前記戻り側主配管の間から出し入れ可能とした氷蓄熱装置である。
さらに、前記供給側主配管と前記戻り側主配管の側面には、複数のコネクタが設けられ、前記供給側主配管のコネクタには前記供給口連結管が接続され、前記戻り側主配管のコネクタには前記戻り口連結管が接続され、各連結管は各コネクタに着脱自在に接続されているものである。
前記熱交換パイプマットは、前記供給側主配管と戻り側主配管に沿って2列に複数設置されている。そして、前記供給口連結管は、前記供給側主配管から一対が互いに反対方向に突出して設けられ、2列に設置された前記熱交換パイプマットの前記各供給用メインパイプに各々連結され、前記戻り口連結管は、前記戻り側主配管から一対が互いに反対方向に突出して設けられ、2列に設置された前記熱交換パイプマットの前記各戻り用メインパイプに各々連結されているものである。
本発明の氷蓄熱装置は、熱交換パイプマットの着脱が、供給側主配管や戻り側主配管主配管等を移動することなく、熱交換パイプマット毎又はそれを複数組み合わせたモジュール毎に可能であり、メンテナンスが容易である。そして供給用メインパイプと戻り用メインパイプの長さが短く形成されているため、不凍液の流通が各熱交換パイプ毎に均一で熱交換効率が良好である。さらに請求項2の構造によれば、熱交換パイプマットの交換作業がより容易となる。
またこの発明の請求項3によれば、熱交換パイプマットを2列に配置して、多数の熱交換パイプを効率良く設けることができ、熱交換パイプマットの交換作業が容易なものとなる。さらに、請求項4の構造によれば、供給口連結管と戻り口連結管は、供給側主配管または戻り側主配管の両側に一対ずつ複数個が設けられているため、2列の熱交換パイプマットに均等に不凍液を流すことができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の一実施形態を示すもので、この実施形態の氷蓄熱装置10は、四角筒状に形成され上方に開口した氷蓄熱タンク12が設けられている。氷蓄熱タンク12は、断熱性を有する構造である。
氷蓄熱タンク12の一つの側面12aには、直角に隣接する他の側面12bとの角部近傍で氷蓄熱タンク12の上方開口部付近に、供給側主配管14が挿通されて設けられている。供給側主配管14は、側面12aに対してほぼ直角に挿通され、氷蓄熱タンク12の中で側面12bに対してほぼ平行に位置している。そして供給側主配管14の先端は、側面12bと直角に位置する側面12cの内側近傍に達し、閉鎖されている。また、氷蓄熱タンク12の側面12cには、直角に隣接する側面12dとの角部近傍で、供給側主配管14とほぼ同じ高さに、戻り側主配管16が挿通されて設けられている。戻り側主配管16は、側面12cに対してほぼ直角に挿通され、氷蓄熱タンク12の中で側面12dに対してほぼ平行に位置している。そして戻り側主配管16の先端は、側面12aの内側近傍に達し、閉鎖されている。供給側主配管14と戻り側主配管16は、氷蓄熱タンク12の上方に位置し、氷蓄熱タンク12内面に設けられた図示しない固定部材に支持されている。供給側主配管14と戻り側主配管16の間隔は、氷蓄熱タンク12の側面12cの幅の約1/2程度か僅かに広い幅に設定されている。
供給側主配管14には、側面12bに面している部分に、供給側主配管14の内外を連通させるコネクタ20が設けられている。コネクタ20は、供給側主配管14の長手方向に沿って等間隔に複数個が取り付けられ、後述する供給用メインパイプ36に接続される供給口連結管22が着脱自在に連結されている。また、供給側主配管14のコネクタ20と反対側の部分にも、供給側主配管14の内外を連通させるコネクタ24が設けられている。コネクタ24は、コネクタ20と同数が同じ間隔で、供給側主配管14の長手方向に沿って取り付けられ、後述する供給用メインパイプ42に接続される供給口連結管26が着脱自在に連結されている。
戻り側主配管16には、側面12dに面している部分に、戻り側主配管16の内外を連通するコネクタ28が設けられている。コネクタ28は、供給側主配管14のコネクタ20と同数が同間隔で、戻り側主配管16の長手方向に沿って取り付けられている。そして、コネクタ28には、後述する戻り用メインパイプ44に接続される戻り口連結管30が着脱自在に連結されている。また、戻り側主配管16のコネクタ28と反対側の部分にも、戻り側主配管16の内外を連通するコネクタ32が設けられている。コネクタ32は、コネクタ28と同数が同じ間隔で、戻り側主配管16の長手方向に沿って取り付けられ、後述する戻り用メインパイプ38に接続される戻り口連結管34が着脱自在に連結されている。
氷蓄熱タンク12には、供給側主配管14と戻り側主配管16の中間に仮想の境界線を設けて2等分した区分のうち、供給側主配管14の下に位置する部分に、供給用メインパイプ36と戻り用メインパイプ38が、互いに平行に交互に並べられて設けられている。供給用メインパイプ36と戻り用メインパイプ38は、供給側主配管14に対してほぼ直角に設置され、氷蓄熱タンク12の側面12aの幅の約1/2より僅かに短い程度で、且つ供給側主配管14と戻り側主配管16の間隔よりも短いものである。これにより、供給側主配管14と戻り側主配管16の間から容易に出し入れが可能となっている。
また、供給用メインパイプ36には、氷蓄熱タンク12の側面12b側の端部が、上方に折り曲げられて供給口37が設けられ、供給口37に供給口連結管22が着脱自在に接続され、供給側主配管14に連通されている。供給用メインパイプ36の、側面12d側の端部は閉鎖されている。一方、戻り用メインパイプ38は、側面12b側の端部が閉鎖され、側面12d側の端部は、上方に折り曲げられて戻り口39が設けられ、戻り口39には、戻り口連結管34が着脱自在に接続され、戻り側主配管16に連通されている。
供給用メインパイプ36には、使用状態で下側に面する部分に、長手方向に沿って等間隔に、細い熱交換パイプ40が、供給用メインパイプ36に対してほぼ直角に下垂して設けられている。熱交換パイプ40は、図2に示すように供給用メインパイプ36近傍で交互に2方向に僅かに屈曲して下方に延び、氷蓄熱タンク12の底部12e近傍で折り返され、隣接する戻り用メインパイプ38の近傍で再び僅かに屈曲して、戻り用メインパイプ38の下側に面する部分に接続されている。
熱交換パイプ40の配列は、効率良い氷形成及び熱交換が可能なように、図4に示すような保持部材18とスペーサ19とにより、等間隔に設定されて位置決めされている。保持部材18は、平板状の部材から成り、熱交換パイプ40の一方の列を位置決めする溝50と、この溝50間に設けられた浅い保持凹部54とが長手方向に沿って両側縁に設けられている。さらに、溝50の底部にも、熱交換パイプ40を保持する保持凹部52が形成されている。そして、各保持凹部52と、反対側の側縁の保持凹部54が互いに対向するように、互いに1ピッチずれて配置されている。この保持部材18により、2列の熱交換パイプ40の配列が等間隔に保持され、効率良い氷形成及び熱交換が可能となる。
保持部材18は、一対の供給用メインパイプ36と戻り用メインパイプ38に対応して設けられ、各々1本の熱交換パイプ40の両端側が保持部材18の両側縁に保持され、同じ一対の供給用メインパイプ36と戻り用メインパイプ38に接続された熱交換パイプ40が同じ保持部材18に保持されている。また、隣り合う熱交換パイプ40同士の間隔は、図4に示すようなスペーサ19により一定間隔に保持されている。スペーサ19には、保持凹部56が一側縁に形成され、熱交換パイプ40の一方の列に保持され、互いに間隔を維持させる。
さらに、氷蓄熱タンク12には、戻り側主配管16の下に位置する部分にも、供給用メインパイプ42と戻り用メインパイプ44が、互いに平行に交互に並べられて設けられている。供給用メインパイプ42と戻り用メインパイプ44は、戻り側主配管16に対してほぼ直角に設置され、氷蓄熱タンク12の側面12aの幅の約1/2より僅かに短い程度で、且つ供給側主配管14と戻り側主配管16の間隔よりも短いものである。これにより、供給側主配管14と戻り側主配管16の間から出し入れが容易に可能となっている。
また、供給用メインパイプ42には、氷蓄熱タンク12の側面12b側の端部が、上方に折り曲げられて供給口43が設けられ、供給口43に供給口連結管26が着脱自在に接続され、供給側主配管14に連通されている。供給用メインパイプ42の、側面12d側の端部は閉鎖されている。一方、戻り用メインパイプ44は、側面12b側の端部が閉鎖され、側面12d側の端部は、上方に折り曲げられて戻り口45が設けられ、戻り口45に戻り口連結管30が着脱自在に接続され、戻り側主配管16に連通されている。また、供給用メインパイプ42と戻り用メインパイプ44にも、供給用メインパイプ36と戻り用メインパイプ38と同様に、使用状態で下側に面する部分に、長手方向に沿って等間隔に、細い熱交換パイプ40が、供給用メインパイプ42に対してほぼ直角に下垂して設けられている。
ここで、供給用メインパイプ36と戻り用メインパイプ38、及びこれらに接続され保持部材18により位置決めされた熱交換パイプ40が、一つの扁平状の熱交換パイプマット46を構成する。また、供給用メインパイプ42と戻り用メインパイプ44、及びこれらに接続された熱交換パイプ40も、同じ大きさで同じ形状の熱交換パイプマット46を構成する。熱交換パイプマット46は、保持部材18により少し厚みを有する板状となり、熱交換パイプマット46毎に氷蓄熱タンク12から取り外して交換や修理等のメンテナンスをすることができる。さらに、この熱交換パイプマット46を複数連結して一つのモジュールとして、氷蓄熱タンク12内に設置するようにしても良い。氷蓄熱タンク12の内側には、熱交換パイプマット46が仮想の中央境界線を挟む2列に所定間隔で配置されている。
また、氷蓄熱タンク12内には、供給用メインパイプ36,42、戻り用メインパイプ38,44の浮き上がりを防止し、位置を規制する支持部材58が、2列の熱交換パイプマット46に沿って2本ずつ平行に4本設けられている。さらに、熱交換パイプマット46の氷蓄熱タンク12内での動きを規制するために、側面12a,12cと平行に蓄熱タンク12内に規制部材60が取り付けられている。
次に、この実施形態の氷蓄熱装置10の使用方法について説明する。供給側主配管14は、図示しない配管を介して熱交換器の不凍液出口に接続される。戻り側主配管16は、図示しない配管を介して熱交換器の不凍液入口に接続される。
そして、氷蓄熱タンク12に水を充填し、冷凍機等で−数℃程度に設定された不凍液を、供給側主配管14、供給口連結管22,26、供給用メインパイプ36,42を通過して熱交換パイプ40内に流す。熱交換パイプ40に流れた不凍液は、戻り用メインパイプ38,44、戻り口連結管30,34、戻り側主配管16を通過して、熱交換器の不凍液入口へ戻り、再度所定温度に冷却される。このように不凍液を循環させることにより、氷蓄熱タンク12内の水が凍結する。
また、この氷蓄熱タンク12内の氷を冷熱源として利用する場合は、同様に不凍液を循環させて図示しない熱交換により不凍液に熱を吸収させ、熱交換パイプを循環させ氷蓄熱タンク12内の氷により不凍液を冷却し、再び熱交換器へ送る。
次に、供給側主配管14の下方に位置する熱交換パイプマット46又はそのモジュールを、メンテナンス等で交換するときは、交換する供給用メインパイプ36の供給口連結管22と、戻り用メインパイプ38の戻り口連結管34とを、それぞれコネクタ20,32で外し、供給側主配管14と戻り側主配管16から分離する。そしてモジュール又は熱交換パイプマット46を、供給側主配管14と戻り側主配管16の間に移動させて引き上げ、氷蓄熱タンク12から取り出す。次に新しいモジュール又は熱交換パイプマット46を、供給側主配管14と戻り側主配管16の間から氷蓄熱タンク12の中に入れ、供給側配管14の下方の所定位置に移動させ、供給用メインパイプ36の供給口連結管22と、戻り用メインパイプ38の戻り口連結管34を、それぞれコネクタ20,32で連結する。これにより供給側主配管14と戻り側主配管16と連通し、不凍液が循環する。なお、この交換は、供給口37と戻り口39でメインパイプ36,38を外して行っても良い。
これと同様に、戻り側主配管16の下方に位置するモジュール又は熱交換パイプマット46を交換するときは、交換する供給用メインパイプ42の供給口連結管26と、戻り用メインパイプ44の戻り口連結管30とを、それぞれコネクタ24,28で外し、供給側主配管14と戻り側主配管16から分離する。そしてモジュール又は熱交換パイプマット46を、供給側主配管14と戻り側主配管16の間に移動させて引き上げ、氷蓄熱タンク12から取り出す。次に新しいモジュール又は熱交換パイプマット46を、供給側主配管14と戻り側主配管16の間から氷蓄熱タンク12の中に入れ、戻り側主配管16の下方の所定位置に移動させ、供給用メインパイプ42の供給口連結管26と、また戻り用メインパイプ44の戻り口連結管30を、それぞれコネクタ24,28で連結する。これにより供給側主配管14と戻り側主配管16と連続し、不凍液が循環する。この交換も、供給口43と戻り口45でメインパイプ42,44を外して行っても良い。
この実施形態の氷蓄熱装置10によれば、供給用メインパイプ36,42と熱交換パイプ40、戻り用メインパイプ38,44が、一体に形成されて熱交換パイプマット46となり、このモジュール単位で交換が可能であり、メンテナンスが容易である。また組み立てるときも、この熱交換パイプマット46又はモジュール毎に氷蓄熱タンク12に入れることができ、組立工程も容易となる。供給用メインパイプ36,42、戻り用メインパイプ38,44による熱交換パイプマット46は、供給側主配管14と戻り側主配管16の間を通過する長さであるため、供給側主配管14または戻り側主配管16を氷蓄熱タンク12から外す必要がなく、また周囲の熱交換パイプマット46が組立状態のまま目的のモジュールまたは熱交換パイプマット46のみを取り外しすることが可能であり、メンテナンスが簡単である。また、供給用メインパイプ36,42は、氷蓄熱タンク12の設置する方向の約半分の長さに形成され、例えば長い一本の供給用メインパイプに不凍液を通過させるよりも、不凍液の流れが均一で熱交換効率が良い。さらに、熱交換パイプ40に均一に不凍液を流すためには、太い供給用メインパイプが必要であるが、この実施形態のメインパイプは相対的に短いことから、径が細い供給用メインパイプ36でも対応することができ、コストが安価で、小型化が可能で熱交換パイプ40を密集して設けることができる。
なお、この発明の氷蓄熱装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、熱交換パイプマットやモジュールの大きさ、数は変更可能であり、3列以上に設置することも可能である。各パイプの径や連結方法、設置する向き等は、自由に変更可能である。また、氷蓄熱タンクには、蓋部材を着脱可能に取り付けることができる。
この発明の一実施形態の氷蓄熱装置の平面図である。 この実施形態の氷蓄熱装置の縦断面図である。 この実施形態の氷蓄熱装置の図2を右側面から見た縦断面図である。 この実施形態の氷蓄熱装置の熱交換パイプを保持した保持部材を示す平面図である。
10 氷蓄熱装置
12 氷蓄熱タンク
14 供給側主配管
16 戻り側主配管
20,24,28,32 コネクタ
22,26 供給口連結管
30,34 戻り口連結管
36,42 供給用メインパイプ
37,43 供給口
38,44 戻り用メインパイプ
39,45 戻り口
40 熱交換パイプ
46 熱交換パイプマット

Claims (4)

  1. 断熱性を有する氷蓄熱タンクと、
    前記氷蓄熱タンクの開口部上方に設置され前記氷蓄熱タンクに不凍液を循環させる供給側主配管と戻り側主配管とを備え、
    前記供給側主配管と前記戻り側主配管の間隔は、前記供給側主配管及び前記戻り側主配管に対して垂直に位置した前記氷蓄熱タンクの側面の幅の約1/2乃至僅かに広い幅に設定され、
    前記供給側主配管と前記戻り側主配管の下に設置され前記供給側主配管と前記戻り側主配管の間隔よりも短く形成された供給用メインパイプと戻り用メインパイプと、
    前記供給用メインパイプと前記戻り用メインパイプの側面に両端が各々接続され前記氷蓄熱タンクの底部近傍まで達して折り返された多数の熱交換パイプと、
    前記供給側主配管と前記供給用メインパイプを連通させる供給口連結管と、
    前記戻り側主配管と前記戻り用メインパイプを連通させる戻り口連結管とが設けられ、
    前記供給用メインパイプと前記戻り用メインパイプ及びその間に接続された前記熱交換パイプを一体の熱交換パイプマットとして、
    前記熱交換パイプマットは、前記供給用メインパイプと前記戻り用メインパイプの長手方向が平行であり、前記供給用メインパイプと前記戻り用メインパイプの長手方向の両端が長手方向に垂直な方向でほぼそろえられ、前記供給側主配管及び前記戻り側主配管に対して垂直に位置した前記氷蓄熱タンクの側面の幅の約1/2より狭い幅に設定され、前記供給側主配管と前記戻り側主配管に対してほぼ垂直に位置し、
    この熱交換パイプマットを前記供給側主配管と前記戻り側主配管の間から出し入れ可能としたことを特徴とする氷蓄熱装置。
  2. 前記供給側主配管と前記戻り側主配管の側面には、複数のコネクタが設けられ、前記供給側主配管のコネクタには前記供給口連結管が接続され、前記戻り側主配管のコネクタには前記戻り口連結管が接続され、各連結管は各コネクタに着脱自在に接続されていることを特徴とする請求項1記載の氷蓄熱装置。
  3. 前記熱交換パイプマットは、前記供給側主配管と戻り側主配管に沿って2列に複数設置されていることを特徴とする請求項1または2記載の氷蓄熱装置。
  4. 前記供給口連結管は、前記供給側主配管から一対が互いに反対方向に突出して設けられ、2列に設置された前記熱交換パイプマットの前記各供給用メインパイプに各々連結され、前記戻り口連結管は、前記戻り側主配管から一対が互いに反対方向に突出して設けられ、2列に設置された前記熱交換パイプマットの前記各戻り用メインパイプに各々連結されていることを特徴とする請求項3記載の氷蓄熱装置。
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