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JP4715255B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents
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Description

本発明は、画像データに応じた画像を記録用紙に形成する画像形成部と、前記画像形成部の制御を行うプリントコントローラとで構成され、前記画像形成部の電源がオフ状態からオン状態に移行した際に、予め定められた複数項目の初期化処理を行う画像形成装置に関する。
一般に、画像形成装置では、画像形成処理を行うとともに、装置のハードウェア資源及びソフトウェア資源の各機能にエラーがないかどうかの検出が行われている。該エラーとしては、例えば、記録用紙の搬送異常、形成された画像の濃度異常等がある。
エラーが検出されたにかかわらず、後続の処理の継続すると、異常画像の排出、さらにはハードウェア資源の破損というトラブルが発生してしまうという場合もある。そこで、エラーの発生が検出された場合には、以降の画像形成処理が禁止される場合が多い。
しかし、エラーの検出は誤検出である場合もあり、実際には、ハードウエア資源及びソフトウェア資源はともに使用可能である場合もある。
上述したような、エラーが誤検出によるものか否かを切り分ける技術として、画像形成装置にエラーが検出された場合に、一旦再起動を行い、それでもエラーが解決されない場合には、画像形成装置が故障したとして、画像形成装置の使用を不可とする提案がなされている(特許文献1参照)。
ところで、実施される初期化処理は、状況に関わらず、同一である場合が多い。これに対し、通常の電源オン時の初期化動作処理と、省エネモードからの復帰時の初期化動作処理とのモードを切換える技術も提案されている(特許文献2参照)。
特開平2−105167号公報 特開2000−196789公報
しかしながら、特許文献1に記載される技術のように、画像形成装置のエラーが検出されたために再起動をする場合には、再起動時の初期化処理により、画像形成装置にさらにダメージを与えてしまう場合があった。
また、近年主流となっている、FAX、コピー機、スキャナ及びプリンター機能を有する複合機は、記録用紙に画像形成を行う画像形成部と外部とのデータの送受信、及びデータの蓄積等を行うプリントコントローラとで構成されている。このような複合機において、画像形成部でエラーが検出されて、画像形成部の使用を不可としなければいけない場合には、プリントコントローラの機能は使用可能であるにかかわらず、プリントコントローラを含む画像形成装置の全機能を使用不可とされてしまっている。
本発明は上記事実を考慮し、画像形成装置にエラーが発生して、再起動により回復を計る場合に、再起動時の初期化処理により画像形成装置が受けるダメージを最小限に抑え、装置の寿命を延長するとともに、処理の中断等のいわゆるダウンタイムが低減できる画像形成装置及びプログラムを得ることを目的とする。
請求項1の発明は、画像データに応じた画像を記録用紙に形成する画像形成部、及び該画像形成部を制御するプリントコントローラ部を備えた画像形成装置であって、前記記録用紙に画像を形成するために用いられる現像剤の残量を検出する現像剤残量検出センサと、前記画像形成部の起動中又は動作中にエラーが発生した場合、該エラーを示すエラー情報を記憶するエラー記憶手段と、前記画像形成部の初期化処理であって前記エラー情報毎に実施可能な初期化処理を示す初期化処理情報を記憶した初期化記憶手段と、前記画像形成部に設けられ、前記エラーが発生した場合、前記エラー情報を前記プリントコントローラ部に通知する通知手段と、を含み、前記プリントコントローラ部は、前記通知手段によって通知された前記エラー情報に対応する前記初期化処理情報により示される初期化処理が実施された場合に該エラー情報により示されるエラーが解消されるか否かを判定する判定手段、及び該判定手段によってエラーが解消されないと判定された場合に前記画像形成部に対してシャットダウンを指示し、該判定手段によってエラーが解消されると判定された場合に前記画像形成部に対して再起動を指示する指示手段を備え、前記画像形成部は、前記指示手段によってシャットダウンが指示された場合にシャットダウンを実施するシャットダウン実施手段、及び前記指示手段によって再起動が指示され、前記初期化記憶手段に記憶されている初期化処理情報のうちの前記エラー記憶手段に記憶されている最新のエラー情報が前記現像剤残量検出センサの検出能力不足を表すエラーを示すエラー情報であった場合、該エラー情報に対応する初期化処理情報により示される初期化処理として、現像剤の残量が少なすぎるにも拘わらず画像の濃度調整処理が行われないように該濃度調整処理以外の初期化後続の再起動の際に実施する初期化処理実施手段を備えたことを特徴とする。
このように、請求項1の発明は、再起動が行われる際に、該再起動の前に発生した画像形成部に発生したエラーに応じて、実行する初期化処理を選択する。発生したエラーによっては、特定の項目の初期化処理の実行によって、画像形成装置がダメージをうけてしまう場合もあるが、当該発明のように、特定の項目の初期化処理を選択しないことで、画像形成装置が受けるダメージを最小限に抑えることができる。
請求項の発明は、コンピュータを、画像データに応じた画像を記録用紙に形成する画像形成部の起動中又は動作中にエラーが発生した場合、該エラーを示すエラー情報がエラー記憶手段に記憶されるように制御する手段、前記画像形成部に設けられ、前記エラーが発生した場合、前記エラー情報を該画像形成部を制御するプリントコントローラ部に通知する通知手段、前記画像形成部の初期化処理であって前記エラー情報毎に実施可能な初期化処理を示す初期化処理情報を記憶した初期化記憶手段に記憶されている前記初期化処理情報であって前記通知手段によって通知された前記エラー情報に対応する初期化処理情報により示される初期化処理が実施された場合に該エラー情報により示されるエラーが解消されるか否かを判定する判定手段、該判定手段によってエラーが解消されないと判定された場合に前記画像形成部に対してシャットダウンを指示し、該判定手段によってエラーが解消されると判定された場合に前記画像形成部に対して再起動を指示する指示手段、
前記指示手段によってシャットダウンが指示された場合にシャットダウンを実施するシャットダウン実施手段、及び前記指示手段によって再起動が指示され、前記初期化記憶手段に記憶されている初期化処理情報のうちの前記エラー記憶手段に記憶されている最新のエラー情報が前記記録用紙に画像を形成するために用いられる現像剤の残量を検出する現像剤残量検出センサの検出能力不足を表すエラーを示すエラー情報であった場合、該エラー情報に対応する初期化処理情報により示される初期化処理として、現像剤の残量が少なすぎるにも拘わらず画像の濃度調整処理が行われないように該濃度調整処理以外の初期化処理後続の再起動の際に実施する初期化処理実施手段として機能させるためのプログラムである。
以上説明した如く、本発明は、画像形成装置にエラーが発生して、再起動により回復を計る場合に、再起動時の初期化処理により画像形成装置が受けるダメージを最小限に抑え、装置の寿命を延長するとともに、処理の中断等のいわゆるダウンタイムが低減できる画像形成装置を得るという優れた効果を有する。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10は、図1に示すように、画像形成ジョブを送信するクライアントPC90等の外部装置に接続されている。
画像形成装置10は、印刷ジョブ等の画像情報に基づいて画像処理等の各種処理を行った画像データによって印刷処理の実行を指示するプリントコントローラ12、及び入力された画像データに応じた画像を記録用紙に印刷するIOT14で構成されている。
なお、本実施の形態の画像形成装置10は、プリントコントローラ12とIOT14とが一体となった構成であるが、プリントコントローラ12とIOT14とが物理的に独立した構成でもよい。
図2には、前記IOT14の内部構成が示されている。IOT14は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の矢印A方向に回転する感光体20Y、20M、20C、20Kが中間転写ベルト30に面して並列して配置され、中間転写ベルト30が1周する間に4色のトナー像を重ね合せる、いわゆるタンデム式のフルカラーIOTである。なお、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色を区別する際には、符号の後にY、M、C、Kを付加して説明するが、各色を区別する必要がない場合は、符号の後のY、M、C、Kは省略する。
前記感光体20の表面には、感光体20の表面を一様帯電する帯電ロール22が当接している。また、前記帯電ロール22の感光体20の回転方向下流側には、感光体20の表面に静電潜像を書き込むための光ビームを照射するレーザー露光装置24が配置されている。さらに、前記レーザー露光装置24の下流側には、前記静電潜像をトナー像に現像する現像装置26が当接している。
前記現像装置26の感光体20の回転方向下流側には、中間転写ベルト30が当接されている。
前記中間転写ベルト30は、感光体20の表面に当接するようベルト搬送ロール32A、32B、32C、32Dに巻き掛けられ、矢印B方向に回動するようになっている。該中間転写ベルト30と感光体20とが当接する部分には一次転写ロール28が配置されており、該一次転写ロール28は、感光体20上に形成されたトナー像の帯電極性と逆極性の電圧を中間転写ベルト30に印加し、感光体20から中間転写ベルト30へトナー像を静電吸引して一次転写させるようになっている。
前記IOT14は、底部に給紙トレイ34を備える。前記給紙トレイ34にセットされた記録用紙Pは、1枚ずつ給紙トレイ34から矢印C方向の搬送方向下流側へ給紙され、転写部36へ搬送されるようになっている。
前記転写部36には、中間転写ベルト30が巻き掛けられたベルト搬送ロール32Bと、該ベルト搬送ロール32Bに圧接された二次転写ロール36Bが配設されている。該二次転写ロール36Bは、矢印D方向に回動する。ベルト搬送ロール32Bと二次転写ロール36Bとのニップ部には、中間転写ベルト30が挟み込まれており、記録用紙Pはこのニップ部を通過する際に中間転写ベルト30からトナー像を転写されるようになっている。
そして、転写部36の搬送方向下流側には定着ユニット38が配設されている。前記定着ユニット38には、高温になるヒートロール38Aと、該ヒートロール38Aに圧接されたバックアップロール38Bが配設されており、記録用紙Pが、ヒートロール38Aとバックアップロール38Bとのニップ部を通過する際に、トナーが溶融、凝固して記録用紙Pに定着されるようになっている。そして、記録用紙Pは、定着ユニット38の搬送方向下流側に配置された図示しない排紙ロールによって排紙されるようになっている。
また、感光体20Kの下流側、且つ転写部36の上流側には、前記中間転写ベルト30上に形成されたトナー画像の濃度を検出する濃度センサ42、及び、各色のトナー画像のカラーレジを検出するカラーレジ検出センサ40が配設されている。
さらに、IOT14には、各色の現像装置26が使用する各色のトナーを貯めておくトナータンク44が備わっている。各色のトナータンク44と該トナータンク44と対応する各色の現像装置22とは、図示しないトナー給送管で接続されており、各色のトナータンク44は各色の現像装置22に各色のトナーを供給するようになっている。
ところで、当該IOT14の電源がオンされると、前述したIOT14に備わる各装置の初期化処理が行われるようになっている。
初期化処理には、例えば、トナータンク44へのトナー補給有無の判定、カラーレジの調整処理、濃度の調整処理等複数の処理項目がある。このような初期化処理により、画像形成に係る各機能が正常に機能するように準備される。
次に、図3を用いて、本実施の形態の画像形成装置10の機能構成を説明する。
前記プリントコントローラ12には、画像形成装置10の電源のオン又はオフをユーザが指示するためのメイン電源スイッチ50が備えられている。該メイン電源スイッチ50は、コントローラ電源オンオフ制御部52と接続されており、該コントローラ電源オンオフ制御部52は、前記メイン電源スイッチ50からの電源オン指示又は電源オフ指示を受けて、プリントコントローラ12の電源のオンオフを制御するようになっている。
前記コントローラ電源オンオフ制御部52は、コントローラ初期化制御部54と接続している。そして、コントローラ電源オンオフ制御部52は、プリントコントローラ12の電源をオンにすると、まず該コントローラ初期化制御部54に開始信号を送信するようになっている。コントローラ初期化制御部54は、開始信号を受信すると、プリントコントローラ12の機能を実行可能にする初期化処理を実行するようになっている。
また、プリントコントローラ12には、プリントコントローラ12自体の動作を制御すると共に、IOT14の動作を指示するプリント処理制御部56を備えている。該プリント処理制御部56は、クライアントPC等の外部装置90とデータの送受信をインターフェース(I/F)部58を介して行うようになっている。さらに、該プリント処理制御部56からIOT14への指示データは、コントローラI/O部60、及びIOT14に備わるIOTI/O部62を介してIOT制御部14Cに送信されるようになっている。
ところで、前記メイン電源スイッチ50は前記コントローラI/O部60とも接続しており、メイン電源スイッチ50への指示は、コントローラI/O部60、及びIOTI/O部62を介して、IOT電源オンオフ制御部64に送信されるようになっている。該IOT電源オンオフ制御部64は、IOT14の電源のオンオフを制御するようになっている。そして、IOT電源オンオフ制御部64は、IOT14の機能を実行可能にする初期化処理を制御するIOT初期化制御部66と接続している。IOT初期化制御部66は、IOT電源オンオフ制御部64からオン状態への移行情報を受信すると、初期化処理の実行を開始するようになっている。
ところで、IOT制御部14Cの処理動作の致命的なエラーは、IOTエラー検出部68が検出するようになっている。該IOTエラー検出部68は、IOT14におけるエラー情報を記憶するエラー記憶部70と接続しており、検出したエラーはエラー記憶部70に送信するようになっている。エラー記憶部70は、受信したエラー情報とともに、エラー発生日時も記憶するようになっている。また、エラー記憶部70は、不揮発性のメモリであり、画像形成装置10の電源がオフ状態となった場合でも、記憶したエラー情報は失わない。
一方で、前記IOTエラー検出部68は、IOTI/O部62及びコントローラI/O部60を介して、プリントコントローラ12に備わるエラー判断部72とも接続している。エラー判断部72は、エラー情報を受信すると、コントローラI/O部60及びIOTI/O部62を介して、前記IOT電源オンオフ制御部64に再起動を指示するようになっている。
再起動をすることで回復するエラーとしては、例えば、トナータンク44のトナー残量の検出エラーがある。例えば、多量の黒べたの画像形成をするとトナータンク44Kのトナー(K)が急激に少なくなる。図示しないトナー残量検出センサは、トナータンク44Kのトナー(K)残量を検出し、該残量が所定の残量よりも少なくなると、トナータンク44Kへのトナー(K)の供給を促すようになっているが、あまりに急激にトナー(K)が減ると、検出能力が追いつかず、センサエラーとなってしまう。このような場合は、装置を再起動することで、トナー残量検出センサの検出を正常に戻すことができる。再起動後のトナー残量検出センサは、少なくなってしまったトナータンク44Kのトナー(K)残量を検出し、トナータンク44Kへのトナー(K)の供給を促す。
ところで、IOT14は、IOT14のみの電源のオン又はオフをユーザが指示するためのIOT電源スイッチ76を備えている。通常、IOT14の電源のオンオフは、前記メイン電源スイッチ50への指示により制御されるが、例えば、前記エラー判断部72からの指示ではなく、ユーザの判断によって、IOT14のみの再起動を行う場合等に、該IOT電源スイッチ76への操作は行われる。
前記エラー判断部72、前記メイン電源スイッチ50及びコントローラI/O部60及びIOTI/O部62を介した前記IOT電源スイッチ76は、IOT14の電源オンが通常の電源オンか再起動における電源オンかを識別する再起動識別部74とも接続している。前記再起動識別部74は、基本的には、エラー判断部72からの再起動指示を受信した場合は、再起動における電源オンと判断し、メイン電源スイッチ50又はIOT電源スイッチ76からの電源オン指示を受信した場合は、通常の電源オンと判断するようになっている。一方で、再起動識別部74は、メイン電源スイッチ50又はIOT電源スイッチ76からの、電源オフ指示も受信しており、電源オフ指示から電源オン指示までの時間を計測している。そして、該時間が所定時間内の場合は、メイン電源スイッチ50又はIOT電源スイッチ76からの電源オン指示であったとしても、該電源オンは再起動と識別するようになっている。
また、エラー判断部72は、エラー情報の種類によっては、IOT14が処理を行えないように、一切の初期化処理の禁止指示を再起動識別部74に送信する。
例えば、IOT14に備わる部品の一部が破損してしまった場合に検出されるエラーは、破損部品を交換することでしか回復されない。このような、再起動して、初期化処理を行ったとしてもエラーから回復することはできない場合は、再起動後の初期化処理を行わず、IOT14の使用を不可とするようになっている。
さらに、再起動識別部74は、コントローラI/O部60及びIOTI/O部62を介して、前記IOT初期化制御部66と接続している。前記IOT電源オンオフ制御部64がIOT初期化制御部66に電源がオン状態に移行した旨の情報を送信するのと同期して、再起動識別部74はIOT初期化制御部66に、オン状態への移行が再起動か否かの情報、及び初期化処理を実行可能か否かの情報を送信するようになっている。
なお、エラー判断部72は、再起動識別部74に一切の初期化処理の禁止指示を出し、IOT14を使用不可にするのではなく、IOT電源オンオフ制御部64にシャットダウンを指示して再起動を禁止し、IOT14を使用不可にするのでもよい。
ところで、初期化処理の中には、エラーが起こった場合の再起動時に実施すると装置がダメージを受ける等の問題を起こす可能性があるものもある。
例えば、前述したセンサエラーが発生した後の再起動の際には、トナー(K)の残量が少なすぎるにかかわらず、初期化処理の一つである濃度調整が行われていた。そして、少ないトナー(K)のままで正常な濃度にすべく、露光量等の他の機能を調整が行われてしまっていた。こうして、無駄な調整動作が行われるとともに、キャリアの流出が助長されるという問題も発生していた。このように、前述したセンサエラーが起こった場合には、後続の再起動の際には濃度調整を行わないようにする必要がある。
これに対し、前記IOT初期化制御部66は、初期化処理の項目を選択する初期化メニュー選択部78と接続しており、再起動である旨を受信すると、初期化メニュー選択部78に実施可能な初期化の選択を指示するようになっている。
前記初期化メニュー選択部78は、前記エラー記憶部70及び初期化メニュー記憶部80と接続しており、エラー記憶部70からはエラー情報を、初期化メニュー記憶部80からは、初期化メニュー情報を取得して、エラー情報に基づき、実施可能な初期化処理の項目を選択するようになっている。
例えば、前記初期化メニュー選択部78は、エラー記憶部70の記憶するエラー情報の種類によっては、プリントコントローラ12とIOT14との入出力処理を禁止するために、プリントコントローラ12とIOT14との入出力処理に関する初期化処理の項目を選択しない。
このように、本実施の形態の構成の画像形成装置10は、エラー情報から、実施すると問題が生じたり、初期化が不要である初期化処理を除外して、実施しても問題ない初期化処理のみを行うことができ、初期化処理によって装置にダメージを与えてしまうことがない。
次に本実施の形態の作用を図4乃至図8に示すフローチャートを用いて説明する。
図4には、IOT14の処理フローが示されている。
まず、ステップ100で、IOT電源がオン状態に移行する。続いてステップ102に移行する。ステップ102では、後述する初期化処理が行われる。
続いて、ステップ104で、IOT電源がオフしたか否かが判断される。(ここでのIOT電源オフは、再起動時の電源オフではなく、シャットダウン時の電源オフである。)電源オフの場合はITO14の処理は終了する。
前記ステップ104で、IOT電源がオフでなかった場合は、ステップ106に移行する。ステップ106では、IOT制御部14Cでエラーが検出されたか否かが判断される。エラーが検出されていない場合は再びステップ104の判断に戻る。
前記ステップ106で、エラーが検出された場合は、ステップ108に移行する。ステップ108では、後述するエラー発生時処理が行われる。エラー発生時処理の後は、再びステップ104の判断に戻る。
図5には、エラー判断処理のフローが示されている。
まず、ステップ110で、エラー情報をエラー記憶部70に記憶する。続いてステップ112で、エラー判断部72にエラー情報を通知する。エラー判断部72にエラー情報を通知した後は、ステップ114に移行し、プリントコントローラ12からの判断指示を待機する。
プリントコントローラ12から判断指示が出されると、ステップ116に移行する。ステップ116では、エラー判断部72の指示により、IOT14が再起動する。IOT14の電源がオン状態となった後は、ステップ118に移行する。ステップ118では、後述する初期化処理が行われる。
図6には、IOT14における初期化処理のフローが示されている。
まず、ステップ120で、再起動識別部74から、IOT14における今回のオン状態への移行が再起動によるものか否かの情報が送信される。再起動だった場合は、ステップ122に移行する。ステップ122では、初期化処理を行うことが禁止されているか否かが判断される。禁止されていない場合は、ステップ124に移行する。ステップ124では、エラー記憶部70が参照され、再起動前にエラーが発生したか否かが判断される。エラーが発生していた場合は、ステップ126に移行する。ステップ126では、初期化メニュー選択部78により、初期化メニュー記憶部80に記憶される初期化処理のうちの全ての初期化処理が実施可能か否かが判断される。実施可能でない場合はステップ128に移行する。ステップ128では、初期化メニュー選択部78により、実施可能な初期化処理が選択される。続いてステップ140に移行し、選択された初期化処理が実施される。
ところで、前記ステップ120で、今回のオン状態への移行が、通常のIOT14における電源のオン状態の移行と判断された場合、又は前記ステップ124で、再起動前にエラーが発生していなかったと判断された場合、又は前記ステップ126で、初期化メニュー記憶部80に記憶される初期化処理のうちの全ての初期化処理が実施可能と判断された場合は、ステップ132に移行する。ステップ132では、初期化メニュー記憶部80に記憶される初期化処理のうちの全ての初期化処理が実施される。
一方、前記ステップ122で、初期化処理を行うことが禁止されていると判断された場合は、一切の初期化処理は行われない。
図7には、プリントコントローラ12の処理フローが示されている。
まず、ステップ140で、プリントコントローラ12の電源がオン状態に移行する。続いてステップ142に移行し、プリントコントローラ12の初期化処理が開始する。続いてステップ144に移行し、プリントコントローラ12の電源がオフ状態に移行していないことが確認される。(ここでのオフ状態とは、再起動時のオフ状態への移行ではなく、シャットダウン時のオフ状態である。)オフ状態の場合は、プリントコントローラ12の処理は終了する。
続いてステップ146に移行し、初期化処理を含めたプリントコントローラ12の処理中でエラーが検出されたか否かが判断される。プリントコントローラ12においてエラーが検出された場合は、再起動が実施される。まずステップ148に移行し、プリントコントローラ電源がオフされ、再び前述したステップ140に戻る。
続くステップ150では、ITO14におけるエラー情報をエラー判断部72が受信したか否かが判断される。受信した場合は、ステップ152に移行する。ステップ152では、後述する判断処理が行われる。当該ステップ152の処理の間、IOT14は、プリントコントローラ12からの判断指示を待機している。
前記ステップ152が終了すると、ステップ154に移行する。ステップ154では、IOT14において初期化処理が実施中か否かが判断される。実施中ではないと判断されると再び前述したステップ144に戻る。
図8には、エラー情報受信時のプリントコントローラ12でのフローが示されている。
まず、ステップ160では、エラー判断部72が、待機するIOT14を再起動させる後に初期化処理を実行させるか否かを判断する。実行させない場合は、ステップ162に移行する。ステップ162では、エラー判断部72が再起動識別部74に初期化処理の禁止を指示する。続いて、ステップ164では、エラー判断部72がIOT電源オンオフ制御部64に再起動を指示する。
なお、本実施形態においては、IOT14からプリントコントローラ12へエラーを通知し、プリントコントローラ12がエラー内容を判断して、IOT14へ再起動を指示するものとしたが、IOT14がエラー内容を判断して再起動し、プリントコントローラ12へ再起動したことを通知するものであってもよい。
また、本実施形態においては、IOT14にエラー記憶部70を設けたが、プリントコントローラ12にエラー記憶部を設け、IOT14は、エラー発生時、及び再起動時にプリントコントローラ12とエラー内容をやり取りするものとしてもよい。
本実施の形態の画像形成装置の外観図である。 本実施の形態のIOTの内部構成を示す概略図である。 本実施の形態の画像形成装置の機能的なつながりを示すブロック図である。 本実施の形態のIOTにおける処理のフローチャートである。 エラー発生時のIOTにおける処理のフローチャートである。 IOTにおける初期化処理のフローチャートである。 本実施の形態のプリントコントローラにおける処理のフローチャートである。 エラー発生時のプリントコントローラにおける処理のフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
12 プリントコントローラ(プリントコントローラ部)
14 IOT(画像形成部)
50 メイン電源スイッチ
60 コントローラI/O部
62 IOTI/O部
64 IOT電源オンオフ制御部
66 IOT初期化制御部
68 エラー検出部
70 エラー記憶部(記憶手段)
72 エラー判断部
74 再起動識別部(識別手段)
76 IOT電源スイッチ(電源スイッチ)
78 初期化メニュー選択部

Claims (2)

  1. 画像データに応じた画像を記録用紙に形成する画像形成部、及び該画像形成部を制御するプリントコントローラ部を備えた画像形成装置であって、
    前記記録用紙に画像を形成するために用いられる現像剤の残量を検出する現像剤残量検出センサと、
    前記画像形成部の起動中又は動作中にエラーが発生した場合、該エラーを示すエラー情報を記憶するエラー記憶手段と、
    前記画像形成部の初期化処理であって前記エラー情報毎に実施可能な初期化処理を示す初期化処理情報を記憶した初期化記憶手段と、
    前記画像形成部に設けられ、前記エラーが発生した場合、前記エラー情報を前記プリントコントローラ部に通知する通知手段と、を含み、
    前記プリントコントローラ部は、前記通知手段によって通知された前記エラー情報に対応する前記初期化処理情報により示される初期化処理が実施された場合に該エラー情報により示されるエラーが解消されるか否かを判定する判定手段、及び該判定手段によってエラーが解消されないと判定された場合に前記画像形成部に対してシャットダウンを指示し、該判定手段によってエラーが解消されると判定された場合に前記画像形成部に対して再起動を指示する指示手段を備え、
    前記画像形成部は、前記指示手段によってシャットダウンが指示された場合にシャットダウンを実施するシャットダウン実施手段、及び前記指示手段によって再起動が指示され、前記初期化記憶手段に記憶されている初期化処理情報のうちの前記エラー記憶手段に記憶されている最新のエラー情報が前記現像剤残量検出センサの検出能力不足を表すエラーを示すエラー情報であった場合、該エラー情報に対応する初期化処理情報により示される初期化処理として、現像剤の残量が少なすぎるにも拘わらず画像の濃度調整処理が行われないように該濃度調整処理以外の初期化処理後続の再起動の際に実施する初期化処理実施手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. コンピュータを、
    画像データに応じた画像を記録用紙に形成する画像形成部の起動中又は動作中にエラーが発生した場合、該エラーを示すエラー情報がエラー記憶手段に記憶されるように制御する手段、
    前記画像形成部に設けられ、前記エラーが発生した場合、前記エラー情報を該画像形成部を制御するプリントコントローラ部に通知する通知手段、
    前記画像形成部の初期化処理であって前記エラー情報毎に実施可能な初期化処理を示す初期化処理情報を記憶した初期化記憶手段に記憶されている前記初期化処理情報であって前記通知手段によって通知された前記エラー情報に対応する初期化処理情報により示される初期化処理が実施された場合に該エラー情報により示されるエラーが解消されるか否かを判定する判定手段、
    該判定手段によってエラーが解消されないと判定された場合に前記画像形成部に対してシャットダウンを指示し、該判定手段によってエラーが解消されると判定された場合に前記画像形成部に対して再起動を指示する指示手段、
    前記指示手段によってシャットダウンが指示された場合にシャットダウンを実施するシャットダウン実施手段、及び
    前記指示手段によって再起動が指示され、前記初期化記憶手段に記憶されている初期化処理情報のうちの前記エラー記憶手段に記憶されている最新のエラー情報が前記記録用紙に画像を形成するために用いられる現像剤の残量を検出する現像剤残量検出センサの検出能力不足を表すエラーを示すエラー情報であった場合、該エラー情報に対応する初期化処理情報により示される初期化処理として、現像剤の残量が少なすぎるにも拘わらず画像の濃度調整処理が行われないように該濃度調整処理以外の初期化処理を後続の再起動の際に実施する初期化処理実施手段として機能させるためのプログラム。
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