JP4715983B2 - Bag filter for powder processing equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クリーンボックス等のボックス構造体内に装備される粉粒体の表面改質装置、粉砕機、混合機、混練機、造粒機、供給機、乾燥機等の各種粉粒体処理装置用に供されるバグフィルターに関する。
【0002】
【従来技術】
近年、医薬品(原体)などの粉粒体材料を処理する場合に、異物混入を防止するため、密閉されたクリーンルーム建造物の室内ではなく、処理目的に適合したサイズのクリーンボックスのようなボックス構造体内に各種粉粒体処理装置を収納して作業が行われるようになってきた。
このようなボックス構造体内で処理される粉粒体材料は、医薬品(原体)など高価なものが多く、その取り扱いも少量、かつ多品種に及ぶことが想定され、その使い勝手において、処理原料の切り換え頻度が多くなり、その都度処理室の組立、分解および洗浄作業を行う使い勝手が要求される実情がある。
一方、これら粉粒体処理装置には、処理される粉粒体の捕集、回収等を行うバグフィルターが設けられており、前記処理室の洗浄作業に伴って、このバグフィルターを構成するケーシング内部およびそこに内装されたバグクロス等の濾過手段に対する洗浄作業が必要となる。
【0003】
ところで、従来の前記濾過手段等への洗浄作業は、前記ケーシングに形成されたメンテナンス用開口部に設けられた開閉カバーを開放することで行われるのであるが、バグフィルターは前記ボックス構造体の外部近傍に設置されていたため、同期が保たれていたボックス構造体の内部環境とケーシング内環境が作業時に損なわれてしまい、作業が完了し開閉カバーを閉戸した後に再び両者の環境同期化を図らなければない調整作業が強いられることとなり、処理原料の切り換えに要する全体の作業時間が長くなるばかりか、原料が高価なものである場合にバグクロスに付着したものを製品として回収できないという事態を生じて製品回収率を低下させてしまうなど、全体の製造コストを増加させる要因となっていた。しかも、この洗浄作業においては、例えば処理品を溶かす各種溶剤を噴霧するなどして行われるが、洗浄溶剤が飛散して外気中の不純物質と反応してしまうなどの不測の事態を生じ、甚だしくは処理される原体や使用される溶剤が人体に有害な物質である場合もあり、更には溶剤の回収、装置の乾燥にも問題を生じ、クリーンボックスを用いて処理できる原料に制約を生じさせてしまう要因となっていた。
【0004】
また、前記メンテナンス用開口部は、円筒形のケーシングに箱状の開口枠を適合させて突設し全体を平面に形成させ、前記開閉カバーを、当該開口枠に丁着させた所謂開き戸機構により吊持したものであるため、四周枠に設けられたパッキング部材を介装して開閉カバーを面圧させるにおいては、単に操作ハンドル(施錠ハンドル)の回動操作で平滑面に対して押圧閉戸させるだけの簡易なる面圧構成によって行える利点がある反面、吊り元側の蝶番部材を支点として開戸するため、開口部の前面に開閉カバーの幅分のスペースが必要となることから、全体を構成する個々の装置との配設関係で、その様なスペース確保が難しい状況に対応できないという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の如き問題点を一掃すべく創案されたものであって、クリーンボックス等のボックス構造体内に用いられるバグフィルターでありながら、洗浄時等のメンテナンス作業時に、ボックス構造体や処理装置の内部環境とバグフィルターの内部環境との同期化が損なわれることなく、両者の環境の同期化調整作業を一切不要なものにし得て、開閉カバーをケーシングの円筒状外周面に沿わせて開閉することができ、従来の開き戸機構による開閉カバーの回転スペースを不要とできることは勿論、開閉カバーが円弧状の移動軌跡をもって開閉され、直線的なものに比し開戸スペースを最小のものとできるばかりか、内部の洗浄作業が行い易く、左右方向何れの側にも開閉できる構造を容易に確保でき、開閉カバー内側の洗浄作業を行い易くし得て、メンテナンス用のアームグローブを備えたクリーンボックス等、作業スペースの確保が難しいボックス構造体内にも納めることができる粉粒体処理装置のバグフィルターを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明が採用した技術手段は、内部に所定の濾過手段が配設され、これらのメンテナンス用開口部に開閉カバーが設けられたケーシングにより構成されるバグフィルターであって、該バグフィルターを、前記ケーシングを円筒状に形成させてボックス構造体内に格納せしめると共に、前記開閉カバーを、ボックス構造体内での開閉操作を可能とすべく、前記ケーシングの外周面に沿って開閉する引き戸機構で構成したことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を好適な実施の形態として例示する粉粒体処理装置のバグフィルターに基づいて詳細に説明する。
図1〜図7において、1はフレーム状のキャスター付き架台であって、該架台1には、クリーンボックス2と粉粒体処理装置としての衝撃式粉砕機3が一体的に取り付けられている。粉砕機3は、所定の開口部が設けられたクリーンボックス2の外壁部の一部を構成する取付構造体としてのL字状フレーム板21を介して、クリーンボックスの内部に粉粒体の処理室(粉砕室)31を、その外部に駆動機構32をそれぞれ配設させて、それぞれ所定の密封手段を介してクリーンボックス内外部の気密性が保持されるよう一体的に装着されている。なお、前記駆動機構32は、前記L字状のフレーム板21に固定されている。
クリーンボックス2には、その前面および背面には全体が開閉可能に構成された操作部22、23および24が、一側部には原料を処理室31へ定量供給するための自動供給装置4とエアーロック51が、他側部には操作盤6と排気フィルター52が、上部には原料供給容器(原料ホッパー)71が、また、底部には粉砕処理品を回収して排出する排出シュート72がそれぞれ設けられている。この排出シュート72の下部には、スプリットバタフライバルブを介して回収容器73を連設し、粉砕処理品を系外の空気に接触することなく回収し、密封することができる構造になっている。前記操作部22、23および24には、それぞれ作業操作者が手を挿入して原料の供給、処理室31や、後述するバグフィルター8のメンテナンスなどを行うための左右のアームグローブ221、221と231、231および241、241(上下2個所)が設けられている。
【0010】
前記自動供給装置4は、供給手段としての供給部41と駆動部42とから成り、夫々が連繋手段、例えばボックス2内外を密封する隔壁を挟んで配置される多極構造のインナー磁石とアウター磁石との関係によって従動伝達すべく構成された所謂マグネットカップリング機構などを採用することによって連繋解離可能に構成され、前記供給容器71からの原料を配管413で受給し、供給管414を介して前記処理室31へ供給するようになっている。
前記供給部41は、スクリューフィーダにより構成され、前記供給容器71から供給される原料を連結前記処理室31へ移送するスクリューシャフト411を内装しており、ボックス2の内壁に取り付けられた取付部材412に対してクランプ412aで結合され、このクランプ412aの緊緩操作でボックス内部側から容易に着脱できる構成となっている。なお、413aは供給容器71を供給部41本体と結合するクランプ、414aは供給部41本体と処理室31を結合するクランプで、供給部41はこれら結合部位で任意に分解可能となっている。
この自動供給装置4は、スクリューフィーダに替えてロータリーバルブやテーブルフィーダを採用し、連繋手段であるマグネットカップリング機構に替えて一般的な凹凸嵌合構成によるジョイント機構のものを採用しても良く、要は定量供給が適正に行え、かつ、ボックス内部の洗浄作業の際に任意に着脱できる構成のもので有ればよい。
【0011】
バクフィルター8の排気口834は、配管を介して吸引ブロアー(共に図示省略)に連設されている。本装置において粉砕処理を行う場合、予め一定の回転数でローターを回転させると共に、吸引ブロアーを作動して、該ローターの回転に伴って発生する気流の風量以上の所定の風量を処理室31から吸引する。そして、処理室31に投入された原料は、高速回転するローターと前カバーに夫々設けられたの多数の衝撃ピン等によって瞬間的な打撃作用を受けて粉砕され、前記気流に同伴して、速やかに排出管311を通って排出され、バグフィルター8において、気流と粉砕処理品(粉体)とに分離され、気流は、排出口834から吸引ブロアーを介して系外に排出され、粉砕処理品は排出シュート72、ダブルダンパーを介して回収容器73で回収される。
【0012】
前記バグフィルター8は、円筒状のケーシング81により形成されており、その上部開口にヘッドカバー811を開閉可能に被装し、ケーシング81の側面部に形成されたバグクロス82の脱着、ケーシング81内部の洗浄作業等のメンテナンスを行う開閉部812aに開閉カバー812が設けられており、クリーンボックス2に対して、鍔部813より上側の前記ヘッドカバー811部を外観露出させ、鍔部813より下側の前記開閉カバー812部をボックス2内部に格納して取り付けられている。ケーシング81の内部は、リテーナー取付孔84aが4箇所穿設された区画プレート84により上室841と下室842とに区画されており、下室842側にリテーナーおよびそこに被嵌装着される筒状のバグクロス82など所定の濾過手段を配設することによって構成されている。なお、リテーナー、バグクロス82は、夫々着脱自在となっている。
前記ヘッドカバー811の上部には、配管831を介して一定量の圧縮ガスを貯めておく2つのヘッダーパイプ83が取り付けられている。前記配管831の他端には、ケーシング81内に配される4本の逆洗ノズル833が取り付けられており、前記ヘッダーパイプ83内の圧縮ガスを瞬時に噴出して、バグクロス82に付着した粉体を剥離させるようになっている。排気口834より排出するなお、圧縮ガスの噴出は、配管831の途中に設けられたソレノイドバルブ832の開閉により行われる。また、ヘッドカバー811の開閉は、クランプハンドル811aの操作で行われ、前記各ソレノイドバルブ832は、夫々時間をずらして作動するようになっている。
【0013】
また、前記開閉カバー812は、ケーシング81の曲率に略適合する湾曲面にて形成され、前記開口部812aの上部でケーシング81の全周面に沿わせて無端状に設けられるレール体85に対し、前記開閉カバー82の上端部に吊持軸861を介して設けられた走行体86を支持せしめて左右何れの側にも開閉可能に吊持されたハンガー式引き戸機構により構成されている。なお、走行体86は、半円形や板状のもの等任意の形状であれば良く、ローラー等であっても良い。
前記レール体85は、所定間隔を存して並設される2条の断面略円形を成したレール部材にて構成され、下向きU字状のレールブラケット851によってケーシング81に取り付けられており、前記走行体86は、前記レール部材間隔よりも大きな球体で形成され、開閉カバー812の左右上端縁に突設された吊持ブラケット862、862に吊持軸861を介して取り付けられると共に、前記レール部材間に摺動かつ揺動可能に懸架して支持されている。
前記吊持軸861は、その下部側に螺刻されたボルト溝部を、前記吊持ブラケット862の前後方向に穿設された長孔に対して嵌挿せしめ、操作レバー863が一体結合されたナット863aとキャップナット863bにより連結取着されるが、開閉カバー812は、操作レバー863の緊締操作によって、閉戸時においてはナット863aが緩められ、カバーハンドル812cを把持して前後方向に移動または揺動可能となっており、開戸時においてはナット863aが締め付けられて開閉されるようになっている。また、キャップナット863bを外せば、前記吊持軸861は容易に吊持ブラケット862から解離され、開閉カバー812を取り外すことができる。
【0014】
一方、前記開口部812aの四周端縁には、気密材としてのパッキンゴム87が装着された断面凹状の気密材ポケット871が周設されており、このパッキンゴム87を介在して前記開閉カバー812の四周端縁を、開閉カバー812の左右端部に設けられた面圧手段によって面圧させて閉戸させるようになっている。つまり、前記面圧手段は、先端にアジャストファスナー881を有し、基端部に連結軸882を有する金属帯体にて形成された一対のバンド体88、88により構成され、この連結軸882を、前記開閉カバー812の左右端部の上下2個所に設けられた連結筒812bに対して閉戸時に軸着し、バンド体88の締め付け操作により、開閉カバー812をその両側縁から前記ケーシング81の円周背面方向に張着することで均等な面圧閉戸状態が確保されるようになっており、開戸時等必要に応じて取り外される。なお、前記バンド体88は、ステンレス製の金属帯体にて形成したが、これに限定されるものでなく布製、樹脂製など任意の材質のものを用いて良いことは勿論である。
【0015】
そして、クリーンボックス2の内部を洗浄するときは、該ボックス2内に配設された洗浄液スプレー装置(図示省略)から、例えば処理品を溶かす各種溶剤を噴霧し、廃液はクリーンボックス2下部の排出口から排出する。洗浄後、クリーンボックス2内部に処理中と同様に連続的にN2ガスを供給および排出することによって、クリーンボックス2内部は速やかに乾燥される。
処理室31、供給装置4の内部を洗浄するときは、処理中と同様に連続的にシールガス(N2ガス)を供給しながらローターとスクリューシャフト411を低速で回転させた状態で、供給容器71から前記と同じ溶剤を供給し、廃液は排出管311、排出シュート72、スプリットバタフライバルブを介して、前記回収容器73で回収される。引き続きN2ガスを供給(および排出)することによって、処理室31の内部(各構成部材)のみならず、排出管311、排出シュート72等も速やかに乾燥することができる。
更に厳密に洗浄する場合は、各クランプ412a、413a、414aを外し、配管413、供給管414、供給装置4を取り外し、次いで、排出管311、処理室31を構成するローター、シャフト、ステーター、ケーシング、カラーなどの各構成部材を分解し、クリーンボックス2内部で、または外部に取り出して洗浄および乾燥させることで洗浄作業が行われる。
【0016】
また、バグフィルター8の内部を洗浄するときは、先ず前記アジャストファスナー881を解離してバンド体88を緩め、前記連結筒812bに挿入されている連結軸882を抜いてバンド体88取り外す。次いで、カバーハンドル812cを把持し開閉カバー812を手前に引き、前記操作レバー863を操作することでナット863aを締め付け、前記吊持ブラケット862に吊持軸861をしっかりと固定して開閉カバー812を開戸する。この開戸操作は洗浄作業時のみでなく、前記バグクロス82やケーシング81の内面に付着した粉体の回収やバグクロス82の着脱の際などにも行われる。しかる後、ボックス2内に配設された洗浄液スプレーホース(図示省略)を使って内部を洗浄し、開閉カバー812の内面を洗浄するときには、左右それぞれ半開状態にし、開口部812aを利用して洗浄液を吹き付け、洗浄した後に乾燥する。
更に厳密に洗浄する場合など大掛かりなメンテ作業をする場合には、前記キャップナット863bを外して吊持軸861を吊持ブラケット862から解離し、開閉カバー812を取り外す。なお、開閉カバー812の組立、閉戸作業はこれら手順の逆操作により行われる。
【0017】
叙述の如く構成された本発明の実施例の形態において、いま、バグフィルター8の内部の洗浄、バグクロスの取換えなどのメンテナンス作業を行うのであるが、円筒状ケーシング81により形成されたバグフィルター8を、クリーンボックス2内に格納せしめると共に、前記開閉カバー812を、ボックス構造体としてのクリーンボックス2内での開閉操作を可能とすべく、ケーシング81の外周面に沿って開閉する引き戸機構で構成してあるので、クリーンボックス2内に用いられるバグフィルター8でありながら、洗浄時等のメンテナンス作業時に、ボックス2や粉砕機3の内部環境とバグフィルター8の内部環境との同期化が損なわれることなく、両者の環境同期化の調整作業を一切不要なものにし得て、開閉カバー812をバクフィルター8のケーシング81の円筒状外周面に沿わせて開閉することができ、例え、処理原料の切り換え頻度が多く、その都度処理室31の組立、分解および洗浄作業を行う使い勝手が要求されたとしても、それら作業と共に迅速な洗浄作業が行え、生産性の効率を損なうことがなく、作業性やコストなど全体の省力化が図れ、しかも、洗浄溶剤が飛散して外気中の不純物質と反応してしまうことを確実に防止でき、溶剤の回収、装置の乾燥も適正に行われ、処理できる原料に制約を受けることもない。
しかも、クリーンボックス2には、前記開閉カバー812側とその背面または側面側に夫々メンテナンス用のアームグローブ231および241が設けられているため、開閉カバー812の開閉または脱着操作、前記バンド体88の緊締または脱着操作、洗浄作業を、処理室31の組立、分解、洗浄作業と同様にボックス2内環境を保持したまま極めて効率良く行うことができる。
さらに、前記クリーンボックス2内には、外部の供給容器71から供給される原料を処理室31に供給するための定量供給装置4が内装されており、処理室31で処理された原料を、同じくボックス2内部に格納したバグフィルター8を介して排出すべく構成されているので、処理室31、供給装置4、バグフィルター8が集約し、一元化が図られたクリーンボックス構造体を提供することができ、結果、このボックス構造体自体をシステム化が図られた粉粒体処理装置として提供することができる。
なお、前記ケーシング81をバグフィルター8単体のものとして構成したが、これに限定されるものでなく、クリーンボックス2の外壁と一体化して格納するようにしても良い。
【0018】
また、前記開口部812aを、円筒状ケーシング81の形状に沿う湾曲開口面に形成し、この開口部812aの四周面域でパッキンゴム87を介在して前記開閉カバー812を面圧閉戸するにおいて、該開閉カバー812を、開閉カバーの812両側縁から前記ケーシングの円周背面方向に張着する面圧手段としてのバンド体88によって閉戸すべく構成してあるので、従来のような突出した箱状開口枠を不要とし、枠が占有する突出スペースを、例えば開閉カバー812を前後方向に移動するスペースとして有効利用することができ、メンテナンス用開口部812aが曲面に形成されたものであっても、当該曲面に面接する開閉カバー812を均等に面圧させて閉戸することができ、その結果、開閉カバーを開き戸機構によらない例えば引き戸機構のものやバグフィルター8がコンパクトなものである場合には、単に着脱開閉できる構成のものを採用し得て、クリーンボックス等のスペース確保が難しいボックス構造体内にも納めることができる。
しかも、前記面圧手段は、バンド体88とアジャストファスナー881で構成されているので、開閉カバー812の閉戸位置を決めるだけで、ハンド体88を巻き付けという簡単な操作で均等に面圧させることができる。その際の面圧力は強固なものは必要が無く、すなわち、吸引ブロアーを作動させることによりバクフィルター8内が負圧になり、開閉カバー812は開口部812aに吸引され、均等な面圧が確保されるため、強固な面圧力を必要としない。
なお、前記開口部812aを湾曲開口面に形成させたが、屈曲開口面に形成させてこれに対応した形状の開閉カバーとしても良く、その大きさは任意である。また、前記面圧手段は、バンド体88を設けることなくアジャストファスナー881を開閉カバー812とケーシング81に設けるようにしても良い。
【0019】
また、前記開閉カバー812は、前記ケーシング81の外周面に沿って開閉するハンガー式の引き戸機構で構成されているため、開閉カバー812がケーシング81の外周面に沿って開閉することができ、従来の開き戸機構による開閉カバーの回転スペースを不要とできることは勿論、開閉カバー812が円弧状の移動軌跡をもって開閉され、直線的なものに比し開戸スペースを最小のものとできるばかりか、内部の洗浄作業が行い易く、前記開閉カバー812を、前記ケーシング81の周面に沿わせて開口部812aの上部に周設された無端状のレール体85に対し、前記開閉カバー712の端部に設けられた走行体76を支持することで開閉可能に吊持するなど、左右方向何れの側にも開閉できる構造を容易に確保でき、開閉カバー内側の洗浄作業を行い易くし得て、クリーンボックス等のスペース作業スペースのが難しいボックス構造体内にも納めることができる。
しかも、前記レール体85は、所定間隔を存して並設される断面略円形を成した2条のレール部材で形成し、走行体86をこのレール部材間に摺動可能に懸架して支持させたので、ケーシング81の外周面に取り付けられる部材や、例えば、L字状、C字状のレール部材を用いた場合などに比し、粉粒体が隙間に入り込んだり、積層したりする部分を最小のものとすることができ、ケーシング81の外面側の洗浄が容易な構造とすることができる。
なお、レール体85を開口部812aの上部に設けたが、これを下部に設けて開閉カバー812を走行するようにしても良い。
【0020】
さらに、開閉カバー812は、走行体86をレール部材間に摺動可能に懸架し、下部等に振れ止め機構などを設けないで吊持してあるので、この状態での揺動が可能であり、開閉カバー812を手前に引いて傾斜させれば下部の洗浄作業が容易にできる。
また、開閉カバー812は、前記吊持軸861と吊持ブラケット862とが操作レバー863の緊締操作によって、前後方向に移動または揺動可能に吊持されており、開戸時の位置決めやハンド体88を巻き付けする面圧操作が行い易いと共に、開戸時にケーシング81の外面との一定の間隔を保持して開閉されるのでスムーズに走行することができ、開閉カバー812の背面側の洗浄も容易に行うことができる。
しかも、開閉カバー812は、キャップナット863bの係脱操作により着脱可能となっているため、洗浄作業等のメンテナンスの軽重作業に合わせて任意に組立分解でき、効率の良い作業が行える。
【0021】
【発明の効果】
内部にバグクロス82等により形成される所定の濾過手段が配設され、これらのメンテナンス用開口部812aに開閉カバー812が設けられたケーシング81により構成されるバグフィルター8に係り、
本発明は、前記バグフィルター8を、前記ケーシング81を円筒状に形成させてクリーンボックス2等により形成されるボックス構造体内に格納せしめると共に、前記開閉カバー812を、ボックス構造体内での開閉操作を可能とすべく、前記ケーシング81の外周面に沿って開閉する引き戸機構で構成したことにより、クリーンボックス2等のボックス構造体内に用いられるバグフィルター8でありながら、洗浄時等のメンテナンス作業時に、ボックス構造体や処理装置の内部環境とバグフィルター8の内部環境との同期化が損なわれることなく、両者の環境の同期化調整作業を一切不要なものにし得て、開閉カバー812をケーシング81の円筒状外周面に沿わせて開閉することができ、従来の開き戸機構による開閉カバーの回転スペースを不要とできることは勿論、開閉カバー812が円弧状の移動軌跡をもって開閉され、直線的なものに比し開戸スペースを最小のものとできるばかりか、内部の洗浄作業が行い易く、左右方向何れの側にも開閉できる構造を容易に確保でき、開閉カバー812内側の洗浄作業を行い易くし得て、メンテナンス用のアームグローブ231、241を備えたクリーンボックス2等、作業スペースの確保が難しいボックス構造体内にも納めることができる。その結果、例え、処理原料の切り換え頻度が多く、その都度処理室31の組立、分解および洗浄作業を行う使い勝手が要求されたとしても、それら作業と共に迅速な洗浄作業が行え、生産性の効率を損なうことがなく、作業性やコストなど全体の省力化が図れ、しかも、洗浄溶剤が飛散して外気中の不純物質と反応してしまうことを確実に防止でき、溶剤の回収、装置の乾燥も適正に行われ、処理できる原料に制約を受けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリーンボックスの一部破断全体正面図
【図2】クリーンボックスの全体背面図
【図3】クリーンボックスの全体上面図
【図4】バグフィルターの正面図
【図5】バグフィルターの側面図
【図6】バグフィルターの上面図
【図7】バグフィルターの上室部水平断面図
【図8】バグフィルターの開閉カバー部の縦断面面図
【符号の説明】
1 架台
2 クリーンボックス
21 フレーム板
22、23、24 操作部
221、231、241 アームクローブ
3 粉砕機
31 処理室
311 排出管
32 駆動機構
4 供給装置
41 供給部
411 スクリューシャフト
412 取付部材
413 配管
414 供給管
412a、413a、414a クランプ
42 駆動部
51 エアーロック
52 排気フィルター
6 操作盤
71 供給容器
72 排出シュート
73 回収容器
8 バグフィルター
81 ケーシング
811 ヘッドカバー
811a クランプハンドル
812 開閉カバー
812a 開口部
812b 連結筒
812c カバーハンドル
813 鍔部
82 バグクロス
83 ヘッダーパイプ
831 配管
832 ソレノイドバルブ
833 逆洗ノズル
834 排気口
84 区画プレート
84a リテーナー取付孔
841 上室
842 下室
85 レール体
851 レールブラケット
86 走行体
861 吊持軸
862 吊持ブラケット
863 操作レバー
863a ナット
863b キャップナット
87 パッキンゴム
871 気密材ポケット
88 バンド体
881 アジャストファスナー
882 連結軸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to various particle processing devices such as a surface modification device, a pulverizer, a mixer, a kneader, a granulator, a feeder, a dryer, etc., provided in a box structure such as a clean box. It relates to a bug filter provided for use.
[0002]
[Prior art]
In recent years, when processing granular materials such as pharmaceuticals (raw materials), a box like a clean box of a size suitable for the purpose of processing, not in a closed clean room building, to prevent contamination by foreign substances Various types of powder processing apparatuses have been housed in structures and operations have been performed.
Many of the granular materials processed in such a box structure are expensive, such as pharmaceuticals (raw materials), and their handling is assumed to be small and diverse. The frequency of switching increases, and there is a situation where usability is required to perform assembly, disassembly and cleaning operations of the processing chamber each time.
On the other hand, these powder processing apparatuses are provided with a bag filter for collecting, collecting, etc., the processed powder, and a casing constituting the bag filter in accordance with the cleaning operation of the processing chamber. It is necessary to clean the inside and the filtering means such as bag cloth installed therein.
[0003]
By the way, the conventional cleaning operation for the filtering means or the like is performed by opening an opening / closing cover provided in a maintenance opening formed in the casing. However, the bag filter is disposed outside the box structure. Because it was installed in the vicinity, the internal environment of the box structure and the internal environment of the casing, which had been kept synchronized, were damaged during the work, and after the work was completed and the open / close cover was closed, the two were synchronized again. The adjustment work that is necessary is forced, and not only the total work time required for switching the processing raw material is lengthened, but also the case where the material adhering to the bag cloth cannot be recovered as a product when the raw material is expensive. As a result, the product recovery rate is reduced, which increases the overall manufacturing cost. Moreover, this cleaning operation is performed, for example, by spraying various solvents that dissolve the processed product. However, the cleaning solvent is scattered and reacts with impurities in the outside air. In some cases, the raw material to be processed and the solvent used may be harmful to the human body. In addition, there will be problems with the recovery of the solvent and the drying of the equipment, and there will be restrictions on the raw materials that can be processed using a clean box. It was a factor that let me.
[0004]
Further, the maintenance opening is formed by fitting a box-shaped opening frame to a cylindrical casing to form a flat surface as a whole, and a so-called hinged door mechanism in which the opening / closing cover is attached to the opening frame. Because it is suspended, when the opening / closing cover is subjected to surface pressure by interposing a packing member provided on the four-sided frame, it is simply pressed against the smooth surface by rotating the operation handle (locking handle). Although there is an advantage that can be achieved by a simple surface pressure configuration that only allows the door to open, the hinge member on the suspension side is used as a fulcrum, so a space equivalent to the width of the opening and closing cover is required on the front of the opening. There is a drawback that it is impossible to deal with such a situation where it is difficult to secure the space due to the arrangement relationship with the individual devices to be configured.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention was devised to eliminate the problems as described above, and is a box structure such as a clean box. Inside Although it is a bug filter used for cleaning, the synchronization between the environment of the box structure and the processing equipment and the internal environment of the bag filter is not impaired during maintenance work such as cleaning, and the synchronization of the environment of both is not impaired. Can be made unnecessary, The open / close cover can be opened / closed along the cylindrical outer peripheral surface of the casing, and the opening / closing cover can be opened and closed with an arcuate movement trajectory. In addition to minimizing the open door space, the internal cleaning work is easy to perform, and it is easy to secure a structure that can be opened and closed on either side, making it easy to clean the inside of the open / close cover. It can also be stored in a box structure where it is difficult to secure a work space, such as a clean box with arm gloves for maintenance. It aims at providing the bug filter of a granular material processing apparatus.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The technical means employed by the present invention in order to solve the above problems is a bag filter constituted by a casing in which predetermined filtering means is disposed and an opening / closing cover is provided in the maintenance opening. , The bug filter The casing is formed into a cylindrical shape In the box structure With storage The opening / closing cover In the box structure To enable opening / closing operation And a sliding door mechanism that opens and closes along the outer peripheral surface of the casing. It is characterized by that.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the embodiment of the present invention will be described in detail based on a bag filter of a granular material processing apparatus exemplified as a preferred embodiment.
In FIG. 1 to FIG. 7, reference numeral 1 denotes a frame-like gantry with casters, to which a
The
[0010]
The
The supply unit 41 is configured by a screw feeder, and includes a
The
[0011]
The
[0012]
The
Two
[0013]
In addition, the opening /
The
The
[0014]
On the other hand, an
[0015]
When cleaning the inside of the
When cleaning the inside of the
For further strict cleaning, the
[0016]
When cleaning the inside of the
In the case of performing a large-scale maintenance work such as when cleaning is performed more strictly, the cap nut 863b is removed, the
[0017]
In the embodiment of the present invention configured as described, maintenance work such as cleaning of the inside of the
Moreover, since the
Furthermore, a fixed
In addition, although the said
[0018]
In addition, the
In addition, the surface pressure means includes the
The
[0019]
Further, since the opening /
In addition, the
In addition, although the
[0020]
Further, since the opening /
Further, the opening /
Moreover, since the opening /
[0021]
【The invention's effect】
In the present invention, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a partially broken entire clean box.
[Fig. 2] Rear view of the entire clean box
[Fig. 3] Overall top view of clean box
[Figure 4] Front view of bag filter
[Figure 5] Side view of bag filter
[Figure 6] Top view of the bag filter
[Fig. 7] Horizontal sectional view of the upper compartment of the bag filter
FIG. 8 is a longitudinal sectional view of the opening / closing cover part of the bag filter.
[Explanation of symbols]
1 frame
2 Clean box
21 Frame board
22, 23, 24 Operation unit
221, 231, 241 Arm cloves
3 Crusher
31 treatment room
311 discharge pipe
32 Drive mechanism
4 Supply device
41 Supply section
411 screw shaft
412 Mounting member
413 piping
414 supply pipe
412a, 413a, 414a Clamp
42 Drive unit
51 Air Lock
52 Exhaust filter
6 Operation panel
71 Supply container
72 Discharge chute
73 Collection container
8 Bug filter
81 casing
811 Head cover
811a Clamp handle
812 Open / close cover
812a opening
812b Connecting cylinder
812c Cover handle
813 Buttocks
82 Bug Cross
83 Header pipe
831 piping
832 Solenoid valve
833 Backwash nozzle
834 Exhaust vent
84 partition plate
84a Retainer mounting hole
841 Upper room
842 lower chamber
85 rail body
851 Rail bracket
86 Running body
861 Suspension shaft
862 Suspension bracket
863 Operation lever
863a Nut
863b Cap nut
87 Packing rubber
871 Airtight pocket
88 band body
881 Adjustable fastener
882 connecting shaft
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