JP4718282B2 - 外字の処理システムおよび処理方法 - Google Patents
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Description
たとえば、特許文献1の文字処理装置に端末を接続する場合は、文字処理装置と同様のコード体系変換テーブルおよび外字ファイルを、すべての端末に対してユーザごとに作成する必要がある。また、特許文献2の外字拡張方式では、付加コードの設定と、複数のフォントについての異なる外字の定義とを、すべての端末について行う必要がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る、外字の処理システムである共同システム4を含む構成を示す。
共同システム4は、複数の自治体の住民情報を統合的に扱うシステムである。
また、ネットワーク20を介して、共同システム4と電子的に通信可能に、共同システム4を利用するための端末である、A市端末5、B市端末6、およびC市端末7が設置されている。
また、住民情報システム1〜3、共同システム4、および端末5〜7は、それぞれ、平仮名・片仮名・および漢字を含む、日本語文字を表すコード体系であるJISコードを、文字コードとして扱う機能を有する。この機能は、たとえば、文字を表すコード体系に対応して、その文字の形状を現す文字パターンを、表示または印刷によって出力する機能である。
なお、住民情報システム1〜3、共同システム4、および端末5〜7は、周知のオペレーティングシステムを含むプログラムを実行することによって、上述の機能を実現するものであるが、文字を表すコードとしてJISコードを扱えるものであれば、オペレーティングシステムの種類に制限はなく、要件に応じて適宜選択されるものである。
また、共同システム4および端末5〜7は、それぞれ、JISコードを含む文字コードによって表される文字および画像を含むデータ、たとえばHTML形式のデータの入出力を行う。また、HTML形式のデータを、外部のネットワーク20を介して送受信するためのプロトコル、たとえばHTTPプロトコルを使用可能である。
このような文字はJISコードに含まれる文字と対応しておらず、JISコードによって表すことができない。すなわち、OSが扱う文字コードにおいて、対応する定義がなされていない。このため、住民情報システム1〜3それぞれにおいて、個別にユーザ定義文字、すなわち外字として登録される。
外字の登録がなされる際は、まず、固有外字コードが1つ選択され、登録される文字に割り当てられる。次に、その文字を表す文字パターンが、その固有外字コードと対応するものとして定義される。文字パターンは、ビットマップ形式の画像データである。
この住所テーブルでは、氏名または住所にJISコードに含まれない文字を有する住民の情報は、固有外字コードに対応する外字を用いて格納されている。
なお、住民情報は、住所テーブル以外のテーブルを含んでもよい。たとえば、住民の氏名と本籍地とを対応付ける本籍地テーブルや、その他のテーブルが格納されていてもよい。
CPUは、データ取込プログラムを実行することにより、データ取込手段41として機能する。データ取込手段41は、ネットワーク10を経由して住民情報システム1〜3からデータを受け取り、住民情報を表す文字列データと、外字の文字パターンを表す画像データとに分けて、記憶手段たとえばHDDに格納する。ここで、記憶手段は、文字列データ格納手段である住民情報テーブル44と、画像データ格納手段であるビットマップ情報テーブル45とを含む。
さらに、CPUは、データ削除プログラムを実行することにより、データ削除手段43として機能する。データ削除手段43は、外部からの削除要求に応じて、共同システム4の住民情報テーブル44およびビットマップ情報テーブル45に格納されている情報の一部を削除する。
まず、住民情報システム1〜3はそれぞれ、格納している住民情報を、共同システム4への入力ファイルとして、ネットワーク10を経由して共同システム4に送信する。
この際、表形式のデータは、CSV形式のファイルとして送信される。このCSV形式のファイルは、たとえば住所テーブルの場合、次のようなものである。
1行目:「住所テーブル」
2行目:「氏名,住所」
3行目:「E000454442404F3A,456C357E4554…,XXXXXX…」
4行目以降:(3行目と同様の形式)
入力ファイルの1行目の「住所テーブル」は、そのファイルが含む住民情報のテーブル名を表す文字列である。2行目の「氏名,住所」は、そのテーブルの各カラム名を表す文字列である。
なお、1行目および2行目の文字列は、上記のようにCSV形式のファイルの内容として含まれてもよいが、あらかじめ仕様として決められている場合には省かれてもよい。すなわち、上記ファイルの1行目および2行目を含まず、上記ファイルの3行目が1行目となるようなファイルでもよい。
たとえば、16進4桁表記でE000となるコードが共通外字コードとして使用される。この共通外字コードは、単一のコード、たとえばE000のみが使用されてもよいし、複数のコード、たとえばE000、E001、E002…が適宜使用されてもよい。
なお、住民情報は、このように文字列が16進表記の文字コードに変換されたものでなく、該当の文字コードによって表される文字列そのものであってもよい。
このように、入力ファイルは、外字を含む文字列データと、外字に対応する画像データとを含むデータとして作成される。
図4は処理の流れを示すフローチャートであり、図5および図6は、それぞれ、データ取込手段41によって作成される住民情報テーブル44およびビットマップ情報テーブル45の構造を示す図である。
追加されるレコードには、ビットマップデータは含まれない。たとえば、図5のレコードR1は、上記の入力ファイルの3行目、すなわち「E000454442404F3A,456C357E4554…,XXXXXX…」というデータに相当するが、末尾のビットマップデータ「XXXXXX…」は削除されている。
なお、ここで追加されるレコードにおいて、16進表記は図5に示すように4桁ごとに区切られ、データ取込手段41、データ利用手段42、およびデータ削除手段43が、文字の区切りを認識できる形式となっている。
なお、データの形式は、このように文字列が16進表記の文字コードに変換されたものでなく、該当の文字コードによって表される文字列そのものであってもよい。
また、ビットマップ情報テーブル45に格納される際に、ビットマップデータは16進表記形式からバイナリ形式に変更されているが、これはデータ利用手段42およびデータ削除手段43が対応できる形式であればいかなるものでもよい。
また、以上の説明からわかるように、共通外字コードを含まない住民情報テーブルのレコードに対してはビットマップ情報テーブルのレコードは作成されず、共通外字コードを複数含む住民情報テーブルのレコードに対しては、その数に応じてビットマップ情報テーブルのレコードが複数作成される。
図4に示すフローチャートは、入力ファイルの受信に応じて、既存のテーブルに新しいレコードが追加される場合に実行される。また、上記の説明からわかるように、新しいレコードに外字が含まれる場合でも、データ取込手段41は共同システム4自身が使用する文字コード体系に対しては外字の定義を追加せず、住民情報テーブル44およびビットマップ情報テーブル45を更新するだけである。すなわち、入力ファイルにそれまで使用されていなかった新しい外字の定義が含まれていた場合であっても、入力ファイルの送信元であるシステムを除いて、その外字の定義はなされず、また必要とされない。
データ取込手段41は、入力ファイルの1行目に示されるテーブル名「住所テーブル」が、すでに作成されている住民情報テーブル44内に含まれるかどうか、すなわち新規のテーブルかどうかを判定する。
もし新規のテーブルである場合は、データ取込手段41は、入力ファイルの1行目および2行目に基づき、住民情報テーブル44内に、レコードおよびカラムによって表される2次元表形式のテーブルを含むデータ構造として、図5に示すテーブルの枠組みを作成する。ここで、テーブル名は1行目の「住所テーブル」である。
カラム名は、第1カラムがそのテーブル内で各レコードに固有のIDを記録する「住民ID」となり、第2カラム以降に入力ファイルのカラム名が順に設定される。すなわち、作成されるテーブルの第1カラムは常に「住民ID」となり、作成されるテーブルの第2カラムは入力ファイルの第1カラムに対応して「氏名」となり、作成されるテーブルの第3カラムは入力ファイルの第2カラムに対応して「住所」となる。
まず、データ利用手段42は、端末5〜7から、検索対象となるテーブル名および住民IDを入力として受け取る(ステップS21)。ここでは例として、端末5からの要求として、テーブル名「住所テーブル」および住民ID「00001」が入力されたとする。
ステップS23において共通外字コードが含まれる場合、データ利用手段42は、ビットマップ情報テーブル45を検索し、同一の住民IDを持つレコードをすべて取得する(ステップS24)。上記の例では、該当する住民ID「00001」が検索され、該当するレコードとしてレコードR2が取得される。
ステップS23において共通外字コードが含まれない場合は、ステップS24は実行されず、処理はステップS25に進む。
ここで、住民情報テーブル44のレコードに含まれる文字コードを表す16進表記の文字列は、その文字コードによって表される文字に置き換えられる。また、共通外字コードは、その外字に対応した画像、すなわちその共通外字コードが含まれる位置に対応したビットマップ情報テーブルのレコードに含まれるビットマップデータに置き換えられる。
まず、データ削除手段43は、削除対象となるテーブル名および住民IDを入力として受け取る(ステップS41)。ここでは例として、テーブル名「住所テーブル」および住民ID「00001」が入力されたとする。
なお、この削除対象の入力は、共同システム4において操作員が行うものであるが、これは他の手段による入力を受け付けるものであってもよい。たとえば、住民情報システム1〜3からの入力を受け付けてもよく、端末5〜7からの入力を受け付けても良い。
次に、データ削除手段43は、ビットマップ情報テーブル45から、該当のテーブル名および住民IDを持つレコードを削除する(ステップS43)。上記の例では、図6においてテーブル名「住所テーブル」および住民ID「00001」を持つレコードR2が削除される。
このように、データ削除手段43は、テーブル名および住民IDを入力として受け取り、これに該当する住民情報テーブル44およびビットマップ情報テーブル45のレコードを削除する。
また、要求元の端末では外字の定義を追加する必要がないので、OSの外字文字数の制限に依存せずに表示を行うことができるようになる。さらに、このため、異なる外字体系のシステムからデータを流用する際に、外字の同定作業を不要とすることができる。
また、入力ファイルは、外字に共通外字コードを使用した文字列データと、外字の画像データとが対応付けられた形式であれば、CSV形式のファイルでなくともよい。
また、住民情報システム1〜3は、自治体に関連するものでなくともよく、たとえば企業等がその内部において、または外部に向けて使用するシステムであってもよい。
Claims (3)
- 複数の異なるシステムにおいてそれぞれ定義される固有外字コードを、共通外字コードに変換する、変換手段と、
前記共通外字コードによって表される外字を含む文字列データを格納する、文字列データ格納手段と、
前記外字に対応する画像データを格納する、画像データ格納手段と、
外部から入力される、前記外字を含む文字列データと、前記外字に対応する画像データとを受け取り、それぞれを対応付けて、前記文字列データを前記文字列データ格納手段に、前記画像データを前記画像データ格納手段に格納する、データ取込手段と、
外部からの出力要求に応じて、前記対応付けて格納された前記文字列データおよび前記画像データに基づき、表示用のデータを作成する、データ利用手段であって、前記表示用のデータは、前記文字列データのうち外字を除く部分の文字列データと、前記外字に対応する画像データとを含む、データ利用手段と、
外部からの削除要求に応じて、前記対応付けて格納された前記文字列データおよび前記画像データを削除する、データ削除手段と
を備え、
前記文字列データ格納手段および前記画像データ格納手段は、それぞれレコードおよびカラムによって表される2次元表形式のテーブルを含む構造によって、前記文字列データおよび前記画像データを格納し、
前記データ取込手段は、前記文字列データおよび前記画像データを対応付ける際に、前記文字列データ格納手段内で一意に前記テーブルを特定するテーブル名、前記テーブル内で一意に前記レコードを特定するID、前記レコード内で一意に前記カラムを特定するカラム名、および、前記カラムにおいて前記外字が含まれる文字位置を用いる、外字の処理システム。 - 前記外部からの出力要求は、前記テーブル名および前記IDを含む、請求項1に記載の外字の処理システム。
- 複数の異なるシステムにおいてそれぞれ定義される固有外字コードを、共通外字コードに変換し、
前記共通外字コードによって表される外字を含む文字列データと、前記外字に対応する画像データとを受け取り、それぞれを対応付けて格納し、
外部からの出力要求に応じて、前記対応付けて格納された前記文字列データおよび前記画像データに基づき、前記文字列データのうち外字を除く部分の文字列データと、前記外字に対応する画像データとを含む表示用のデータを作成し、
外部からの削除要求に基づき、前記対応付けて格納された前記文字列データおよび前記画像データを削除する
外字の処理方法において、
前記文字列データおよび前記画像データは、それぞれレコードおよびカラムによって表される2次元表形式のテーブルを含む構造によって格納され、
前記文字列データおよび前記画像データを対応付ける際に、前記文字列データ格納手段内で一意に前記テーブルを特定するテーブル名、前記テーブル内で一意に前記レコードを特定するID、前記レコード内で一意に前記カラムを特定するカラム名、および、前記カラムにおいて前記外字が含まれる文字位置が用いられる
外字の処理方法。
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