JP4722282B2 - 換気口用縁材 - Google Patents
換気口用縁材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4722282B2 JP4722282B2 JP2000337575A JP2000337575A JP4722282B2 JP 4722282 B2 JP4722282 B2 JP 4722282B2 JP 2000337575 A JP2000337575 A JP 2000337575A JP 2000337575 A JP2000337575 A JP 2000337575A JP 4722282 B2 JP4722282 B2 JP 4722282B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- shielding plate
- expansion member
- fire
- heating expansion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、住宅などの建物の軒天井などに使用する換気口用の縁材に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、軒天井に、屋根裏換気の為に換気口付き見切り縁材を用いることは、既に本発明者によって提案されている。この見切り縁材は、天井板の軒先側や壁側の端縁に取付けられ、その板面には、適所に換気口が形成されている。しかし、軒先は、火災の際に、隣家からの延焼を最も受け易い箇所である為、換気口については、その総面積や個々の孔の大きさなどに対し種々の規制が設けられている。前記の既提案の側では、1個の換気口を多数の細長い孔で構成し、かつ、各孔を押込み加工によって形成する方式を採っている。
【0003】
ところが、従来の換気用見切り縁材では、換気口が常時、開放状態にある為、火災発生時には、火炎が換気口を通って屋根裏へ入り、延焼を招き易いという問題がある。特に、住宅などでは、外装材には難燃材が用いられていても、内装材は通常の木材であるので、屋根裏などの内部に火が入ると、極めて延焼し易い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような点に鑑み、火災時には換気口を自動的に閉じるようにして、火炎が屋内に入るのを阻止する、防火性に優れた換気口用縁材を提供するにある。
【0005】
【発明が解決しようとする手段】
本発明の縁材の技術的手段は、縁材本体の底面に、多数の細長い孔で構成された換気口を有し、かつ、この孔が、両縁に切込みを入れた押込み加工で形成されていて、火炎が一気に吹き込まない換気口用縁材において、縁材本体は、換気口の上方部が開放されていて、この開放部の両外側に、底面と平行に延び出すように上面板が設けられ、かつ、一方の上面板には折返し部が形成されており、換気口の上方後背位置に通気間隔を開けて、平板状の遮蔽板が、縁材本体底面と平行に配置され、この遮蔽板は、その後端部が、前記の折返し部に挿し込まれて、片持状態で支持され、また、その先端部は、前記の換気用の孔を越えた位置まで延び出して、縁材本体の底面と平行に固定され、かつ、その先端側には、通気のための間隙が形成されるように配置されることにより、縁材本体との間に換気口から続く通気路が形成され、更に、この遮蔽板の先端部下面には、耐火性の加熱膨張部材が取付けられ、平常時には、通気を許容し、かつ、遮蔽板が、換気口から天井裏が見えるのを防止する目隠しの役目と、換気口から浸入した雨水が天井裏に浸入するのを防止する水返しの役目とを果たし、火災発生時には、加熱膨張部材を膨張させて、通気路を遮断することにある。
【0006】
また、縁材本体底面に、換気口を囲むように別個の加熱膨張部材を取付けてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の縁材の実施の形態を、図面の実施例に基づいて説明する。図1に、軒天井換気用見切り縁材に用いた例の断面図が示されている。見切り縁材1の材質は、ステンレス鋼板などの金属材製である。見切り縁材1には、適当な間隔で換気口2が設けられていて、この各換気口2は、図2に示されるように多数の細長い孔3で構成されている。また、この孔3は、両縁に切込みを入れた押込み加工で形成されていて、火災が一気に吹き込まないように配慮されている。
【0008】
4は遮蔽板で、換気口2の後背位置に、適当な通気間隔を開けて設けられている。この遮蔽板4は片持状態で縁材本体に固定されていて、先端側には通気の為の間隙5ができるように配されている。また、遮蔽板4の先端部には、加熱膨張部材6が全長に互って取付けられている。この加熱膨張部材6は、一定の高温、例えば200℃以上に加熱されると、厚さ方向に数倍〜数十倍に膨張するものであり、一般に市販提供されているものを用いる。例えば、合成樹脂基材にリン化合物、熱膨張性黒鉛などを含有させてなるものが市販提供されている。
【0009】
7は補足の為に見切り縁材1の本体の側に設けられた加熱膨張部材で、図2に示されるように、換気口2の周囲をコ字形に囲むように取付けられている。従って、火災時には、前記の膨張部材6と共に、この膨張部材7が膨張し、各換気口2の周囲を囲むようにして通気路を断つ。
【0010】
図3は見切り縁材1を軒天井の軒先の方に取付けた状態で、図中、11は天井板、12は野縁、13は鼻隠し、14は鼻隠し下地である。平常時には、加熱膨張部材6は薄くて、邪魔にならないので、図示の矢印Aのように、外気は換気口2及び間隙5を通って、屋根裏へと自由に流れ込むことができる。しかし、火災発生時には、膨張部材6が熱を受けて、図4のように膨張して、遮蔽板4と見切り縁材本体1との間の通気間隙を塞いでしまうので、図示の矢印Bのように火炎の侵入を遮断する。この膨張部材6は耐火性であるので、この遮断状態を長時間保持できる。なお、図3、図4には、補足の加熱膨張部材7は図示されていないが、この部材7も同時に膨張して、各換気口2の周囲を個々に囲むようになるので、一層、確実に火炎の侵入を遮断できる。
【0011】
前記の遮蔽板4は、換気口2の背後に位置するので、換気口を通して、天井裏が見えるのを防止する目隠しの役目と、風雨の強い時に、雨水が天井裏に侵入するのを防止する水返しの役目とを同時に果たすことができる。
【0012】
本発明は前記の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で自由に変形実施可能である。特に、見切り縁材1の外形状や、換気口2の孔形状、更に遮蔽板4の形状や加熱膨張部材6の種類などは自由である。更に、本発明は、見切り縁材の他、換気口を有する縁材に広く利用でき、例えば、壁の下端に用いる換気口付き水切りなどにも利用可能である。
【0013】
本発明の縁材は、換気口から続く通気路に、加熱膨張部材が取付けられていて、火災発生時には、火災の熱を受けて膨張し、通気路を遮断するので、火炎が屋内に入ることがなく、隣家火災時などにおける延焼を抑制できる。更に、加熱膨張部材は、耐火性であるので、遮断状態を確実に保持でき、信頼性が高い。更に、本発明では、換気口が、縁材本体の底面に、多数の細長い孔で構成され、かつ、この孔は、両縁に切込みを入れた押込み加工で形成されていて、当然に、火炎の一気の吹き込み防止機能の他に、目隠しや水返しの機能はあるが、本発明では、換気口の上方後背位置に通気間隔を開けて、平板状の遮蔽板を、換気口の孔を越える位置まで、平行に配置したことにより、孔の上方を完全に覆っているので、火炎の一気の吹き込み防止の強化と、換気口から天井裏が見えるのを防止する目隠しの役目、及び、風雨の強い時に、雨水が天井裏に浸入するのを防止する役目とを、一層よく果たすことができ、商品価値が高まる。
【0014】
その上、本発明では、換気口の設けられた縁材本体底面と、平板状の遮蔽板とが、通気間隔を開けて平行に配置されていて、この間に形成された通気路には、通気を妨げる要素がなく、高い通気性能を得ることができる。更に、遮蔽板は、その後端部を、縁材本体の上面板に形成された折返し部に挿し込んで、片持状態で支持する形式であるから、通気路の形成を含めて構造が簡単となり、廉価に製造可能である。更に、遮蔽板の先端部は、換気用孔を越えた位置まで延び出していて、その先端部下面には、加熱膨張部材が取り付けられているので、火炎が浸入してきた時には、部材が膨張して、縁材本体底面に接触し、通気路を確実に遮断するようになる。
【0015】
請求項2のものでは、換気口を囲むように別個の加熱膨張部材が付いているので、通気遮断を一層確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】軒天井換気用見切り縁材に用いた実施例の断面図。
【図2】 見切り縁材の換気口の形状を示す背面図。
【図3】見切り部材の取付状態を示す断面図。
【図4】火災時の状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 見切り縁材
2 換気口
3 孔
4 遮蔽板
5 通気間隙
6、7 加熱膨張部材
Claims (2)
- 縁材本体の底面に、多数の細長い孔で構成された換気口を有し、かつ、この孔が、両縁に切込みを入れた押込み加工で形成されていて、火炎が一気に吹き込まない換気口用縁材において、
縁材本体は、換気口の上方部が開放されていて、この開放部の両外側に、底面と平行に延び出すように上面板が設けられ、かつ、一方の上面板には折返し部が形成されており、
換気口の上方後背位置に通気間隔を開けて、平板状の遮蔽板が、縁材本体底面と平行に配置され、
この遮蔽板は、その後端部が、前記の折返し部に挿し込まれて、片持状態で支持され、また、その先端部は、前記の換気用の孔を越えた位置まで延び出して、縁材本体の底面と平行に固定され、かつ、その先端側には、通気のための間隙が形成されるように配置されることにより、縁材本体との間に換気口から続く通気路が形成され、
更に、この遮蔽板の先端部下面には、耐火性の加熱膨張部材が取付けられ、
平常時には、通気を許容し、かつ、遮蔽板が、換気口から天井裏が見えるのを防止する目隠しの役目と、換気口から浸入した雨水が天井裏に浸入するのを防止する水返しの役目とを果たし、
火災発生時には、加熱膨張部材を膨張させて、通気路を遮断する換気口用縁材。 - 縁材本体底面の背面に、換気口を囲むように別個の加熱膨張部材を取付けた請求項1記載の換気口用縁材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000337575A JP4722282B2 (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | 換気口用縁材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000337575A JP4722282B2 (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | 換気口用縁材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002147835A JP2002147835A (ja) | 2002-05-22 |
| JP4722282B2 true JP4722282B2 (ja) | 2011-07-13 |
Family
ID=18812937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000337575A Expired - Lifetime JP4722282B2 (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | 換気口用縁材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4722282B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3247758B2 (ja) * | 1993-03-16 | 2002-01-21 | 日本化学産業株式会社 | 天井の換気用回り縁構造 |
| JP3287205B2 (ja) * | 1996-01-26 | 2002-06-04 | 松下電工株式会社 | 軒先換気構造 |
| JP3789010B2 (ja) * | 1996-09-10 | 2006-06-21 | 日本化学産業株式会社 | 棟の防火換気構造 |
| JP3892544B2 (ja) * | 1997-09-11 | 2007-03-14 | ミサワホーム株式会社 | セントラル換気装置 |
| JP3898831B2 (ja) * | 1998-02-25 | 2007-03-28 | 三井ホーム株式会社 | 軒裏の防火通気構造 |
-
2000
- 2000-11-06 JP JP2000337575A patent/JP4722282B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002147835A (ja) | 2002-05-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4764568B2 (ja) | 軒天井換気用縁材 | |
| JP2013044088A (ja) | 換気部材 | |
| JP5209956B2 (ja) | 換気装置 | |
| JP4722282B2 (ja) | 換気口用縁材 | |
| CN218033647U (zh) | 导风板组件和空调器 | |
| JPH0673828A (ja) | 天井の換気構造 | |
| JPH0673829A (ja) | 天井の換気構造 | |
| JP3730572B2 (ja) | 軒裏通気部材 | |
| JP4951234B2 (ja) | 小屋裏の換気構造 | |
| JP7317678B2 (ja) | サッシ | |
| JP4490531B2 (ja) | 換気用防火ダンパー | |
| JP4363608B2 (ja) | 小屋裏の換気構造 | |
| JPH06264553A (ja) | 天井の換気用回り縁構造 | |
| JP3077483U (ja) | 軒天井換気用見切り縁材 | |
| JP2007239312A (ja) | 小屋裏換気部材 | |
| JP4055889B2 (ja) | 軒天井用換気装置及び軒天井構造 | |
| JPH0742299A (ja) | 天井の換気構造 | |
| JP2004239001A (ja) | 軒天井用換気装置及び軒天井構造 | |
| JP4095433B2 (ja) | 軒天井用換気装置及び軒天井構造 | |
| JP4017259B2 (ja) | 防炎シャッタ | |
| JP2001152598A (ja) | 換気用防火ダンパー | |
| JP3995196B2 (ja) | 軒裏天井の換気構造 | |
| JP2007127389A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
| JP2009280976A (ja) | 軒先構造 | |
| JP6706906B2 (ja) | 通気装置及び通気ドア |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071025 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100720 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100803 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100906 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101130 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110117 |
|
| A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20110131 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110405 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110406 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4722282 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |