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JP4722945B2 - コンテンツ配信システムおよび端末およびサーバ - Google Patents
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JP4722945B2 - コンテンツ配信システムおよび端末およびサーバ - Google Patents

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Description

この発明は、サーバからユーザの端末にコンテンツを配信するコンテンツ配信システムおよび端末およびサーバに関し、特に、通信機能を使用できない端末にコンテンツを配信する技術に関する。
近年、インターネットの普及や記憶メディアの性能向上と低価格化に伴い、音楽データやプログラムデータといった大容量のコンテンツを記憶メディアに書き込んでユーザに配布し、その記憶メディアに記憶されているコンテンツを利用する権利として与えられる鍵は、ユーザがインターネットを介して専用のサーバに接続し、該サーバから通信により取得するといったコンテンツ配信システムが利用されている。
このようなコンテンツ配信システムとして、例えば特許文献1は、携帯端末プレーヤ対応のコンテンツ配信システムを開示している。この特許文献1に開示されたコンテンツ配信システムは、コンテンツサーバとユーザのダウンロード情報および権利情報を含むユーザ情報データベースとを備えて通信網を介してSDMIのチェックイン・チェックアウトルールで配信を行うコンテンツプロバイダと、記録媒体にダウンロードしたコンテンツを再生する記録媒体再生機能と再生できる権利をコンテンツプロバイダへ戻すチェックイン機能を備えたユーザの携帯端末プレーヤと、から構成されている。コンテンツプロバイダは携帯端末プレーヤへの配信の際に、ユーザに対するコンテンツのチェックアウト数の管理を行い、ユーザが配信されたコンテンツをチェックインする場合に、携帯端末プレーヤは当該コンテンツ再生の暗号化鍵およびファイル名登録を消去するようにしてコンテンツ配信管理を行う。
特開2002−83152号公報
上述した特許文献1に開示されたコンテンツ配信システムは、コンテンツ配信管理を行うコンテンツプロバイダに対して、コンテンツを利用する権利として与えられる鍵の取得や返送を通信によって行うように構成されているので、コンテンツを利用する機器が通信機能を有することが前提である。したがって、通信機能を使用できない機器では、このようなコンテンツ配信システムを利用することができない。
今、上記のようなコンテンツ配信システムをカーナビゲーション装置に適用することを考える。近年の殆どのカーナビゲーション装置は通信機能を有するが、多くのカーナビゲーション装置では、通信手段として携帯電話が使用されている。ところが、携帯電話とカーナビゲーション装置とでは、それらの使用期間(使用サイクル)に大きな差があるので、ユーザが携帯電話を買い換えることによって、その携帯電話をカーナビゲーション装置の通信手段として使用できなくなることがある。また、携帯電話とカーナビゲーション装置との接続には専用のケーブルが必要な場合があり、ケーブルがないためにカーナビゲーション装置の通信機能を使用していないユーザもいる。このような現状にあって、カーナビゲーション装置に対して上述したコンテンツ配信システムをそのまま適用することは難しいという問題がある。
この発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、その課題は、通信機能を有しない端末に対して安全に鍵を配布してコンテンツを利用可能にするコンテンツ配信システムおよび端末およびサーバを提供することにある。
上記課題を解決するために、この発明に係るコンテンツ配信システムは、コンテンツ暗号化鍵によって暗号化されたコンテンツが記憶された第1記録媒体と、持ち運び可能な第2記録媒体と、第1記録媒体および第2記録媒体の着脱が可能な端末と、第2記録媒体の着脱が可能な通信装置と、通信装置にネットワークを介して接続されるサーバとを備えたコンテンツ配信システムにおいて、端末は、通信鍵を生成する鍵生成部と、サーバに記憶された秘密鍵と対をなす公開鍵を記憶する公開鍵記憶部と、当該端末が有するIDと鍵生成部で生成された通信鍵とを、公開鍵記憶部に記憶されている公開鍵によって暗号化して第1暗号データを生成するID暗号化部と、第2記録媒体が装着されることにより、ID暗号化部で生成された第1暗号データを該第2記録媒体に書き込む書込部と、通信装置によって第2暗号データが書き込まれた第2記録媒体が装着されることにより、該第2記録媒体から第2暗号データを読み出す読出部と、読出部で読み出された第2暗号データを鍵生成部で生成された通信鍵で復号する鍵復号部と、第1記録媒体が装着されることにより、鍵復号部で復号することにより得られたコンテンツ復号鍵を用いて該第1記録媒体に記憶されているコンテンツを復号するコンテンツ復号部とを備え、通信装置は、端末において第1暗号データが書き込まれた第2記録媒体の装着に応答して該第2記録媒体から第1暗号データを読み出してサーバに送信することによりライセンス取得要求を行い、且つ、該ライセンス取得要求に応答してサーバから送信されてくる第2暗号データを受信して第2記録媒体に書き込む制御部を備え、サーバは、端末に記憶された公開鍵と対をなす秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶部と、コンテンツ復号鍵を記憶する鍵記憶部と、通信装置からネットワークを介してライセンス取得要求として送信されてくる第1暗号データを受信する受信部と、受信部で受信された第1暗号データを、秘密鍵記憶部に記憶されている秘密鍵で復号するID復号部と、鍵記憶部に記憶されているコンテンツ復号鍵を、ID復号部で復号することにより得られた通信鍵によって暗号化して第2暗号データを生成する鍵暗号化部と、鍵暗号化部で生成された第2暗号データを、ライセンス取得要求に対する応答として、通信装置に送信する送信部とを備えている。
この発明に係るコンテンツ配信システムによれば、ネットワークへの接続ができない端末であっても、第2記録媒体を用いることにより、ライセンスを管理するサーバと通信装置を経由して通信し、第1記録媒体に記憶されている暗号化されたデータを復号するためのコンテンツ復号鍵を取得することができるので、サーバは安全にコンテンツ復号鍵を配布することができる。したがって、通信機能を有しない端末であってもコンテンツを利用することが可能になる。
この発明の実施の形態1に係るコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るコンテンツ配信システムを構成するカーナビゲーション装置の詳細な構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るコンテンツ配信システムを構成するパーソナルコンピュータの詳細な構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るコンテンツ配信システムを構成するサーバの詳細な構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るコンテンツ配信システムを構成するサーバで使用されるライセンス管理リストを示す図である。 この発明の実施の形態1に係るコンテンツ配信システムの動作を示すシーケンスチャートである。 この発明の実施の形態1に係るコンテンツ配信システムを構成するサーバで実行されるライセンス確認処理の詳細を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るコンテンツ配信システムを構成するサーバで使用されるライセンス管理リストを示す図である。 この発明の実施の形態2に係るコンテンツ配信システムを構成するサーバで実行されるライセンス確認処理の詳細を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係るコンテンツ配信システムを構成するサーバで使用されるライセンス管理リストを示す図である。 この発明の実施の形態3に係るコンテンツ配信システムを構成するサーバで実行されるライセンス確認処理の詳細を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係るコンテンツ配信システムを構成するサーバで使用されるライセンス管理リストを示す図である。 この発明の実施の形態4に係るコンテンツ配信システムを構成するサーバで実行されるライセンス確認処理の詳細を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5に係るコンテンツ配信システムを構成するサーバで使用されるライセンス管理リストを示す図である。 この発明の実施の形態5に係るコンテンツ配信システムを構成するサーバで実行されるライセンス確認処理の詳細を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態6に係るコンテンツ配信システムを構成するサーバで使用されるライセンス管理リストを示す図である。 この発明の実施の形態7に係るコンテンツ配信システムを構成するサーバで実行されるライセンス確認処理の詳細を示すフローチャートである。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。このコンテンツ配信システムは、DVD(Digital Versatile Disk)1、PCカード(PC Card)2、カーナビゲーション装置10、パーソナルコンピュータ20、ネットワーク30およびサーバ40から構成されている。ネットワーク30としては、例えばインターネットが使用される。
DVD1は、この発明の第1記録媒体に対応し、ナビゲーション用の地図を更新するための地図更新データがデータ保護用の鍵Kcryによって暗号化された暗号化地図更新データ(コンテンツ)を記憶している。ここで、鍵Kcryは、この発明のコンテンツ暗号化鍵およびコンテンツ復号鍵に対応し、コンテンツを暗号化する時はコンテンツ暗号化鍵、コンテンツを復号する時はコンテンツ復号鍵と呼ばれる。また、DVD1には、ライセンスを管理するための固有のシリアル番号が付されており、このシリアル番号は、所有者IDとして使用される。このDVD1は、カーナビゲーション装置10に装着される。
PCカード2は、この発明の第2記録媒体に対応し、カーナビゲーション装置10およびパーソナルコンピュータ20の双方に着脱可能になっている。カーナビゲーション装置10およびパーソナルコンピュータ20は、PCカード2が装着された場合に、この装着されたPCカード2にデータを書き込み、また、PCカード2からデータを読み出すことができる。
カーナビゲーション装置10は、この発明の端末に対応し、自己が保持している地図データを、DVD1によって配布される暗号化地図更新データを復号して得られる地図更新データを用いて更新する。図2は、カーナビゲーション装置10の詳細な構成を示すブロック図である。このカーナビゲーション装置10は、ディスクドライブ11、PCスロット12、公開鍵記憶部13、地図データ記憶部14、入力部15、制御部16および鍵記憶部17を備えている。
ディスクドライブ11は、DVD1が装着された場合に、該DVD1に記憶されている内容を読み取って制御部16に送る。PCスロット12にはPCカード2が着脱される。このPCスロット12に装着されたPCカード2には、詳細は後述するが、制御部16から第1暗号データXが書き込まれるとともに、PCカード2に記憶されている第2暗号データYが制御部16によって読み取られる。
公開鍵記憶部13は、例えばHDD(Hard Disk Drive)の一部によって構成されている。この公開鍵記憶部13には、当該カーナビゲーション装置10の製造時に、サーバ40に保持されている秘密鍵Spriと対をなす公開鍵Spubが格納される。したがって、カーナビゲーション装置10が製品としてユーザに届いた時点では、既に公開鍵Spubは公開鍵記憶部13に記憶された状態にある。この公開鍵記憶部13に記憶されている公開鍵Spubは、制御部16によって読み出される。
地図データ記憶部14は、例えばHDDの他の一部によって構成されており、ナビゲーション用の地図を表示するための地図データを記憶する。この地図データ記憶部14に記憶されている地図データは、制御部16から送られてくる地図更新データによって更新される。入力部15は、例えばリモートコントローラ、タッチパネル、操作ボタンまたは音声入力装置などから構成されており、ユーザがシリアル番号を入力するために使用される。この入力部15から入力されたシリアル番号は、制御部16に送られる。
制御部16は、例えばマイクロコンピュータから構成されている。この制御部16は、例えばマイクロコンピュータによるソフトウェア処理によって実現された鍵生成部161、ID暗号化部162、PCカード書込部163、PCカード読出部164、鍵復号部165およびコンテンツ復号部166から構成されている。PCカード書込部163は、この発明の書込部に対応し、PCカード読出部164は、この発明の読出部に対応する。
鍵生成部161は、自己を特定するための鍵Kcomを生成する。この鍵Kcomは、この発明の通信鍵に対応し、カーナビゲーション装置10がDVD1に記憶されている暗号化地図更新データを復号するための鍵Kcryをサーバ40から取得する際に、サーバ40において鍵Kcryを暗号化する鍵として使用される。この鍵生成部161で生成された鍵Kcomは、ID暗号化部162および鍵記憶部17に送られる。
ID暗号化部162は、入力部15から所有者IDとして入力されたDVD1のシリアル番号と鍵生成部161から送られてくる鍵Kcomとを、公開鍵記憶部13に記憶されている公開鍵Spubによって暗号化することにより第1暗号データXを生成し、PCカード書込部163に送る。PCカード書込部163は、ID暗号化部162から送られてきた第1暗号データXを、PCスロット12に装着されたPCカード2に書き込む。
PCカード読出部164は、PCスロット12に装着されたPCカード2に記憶されている第2暗号データY(サーバ40によって生成されて通信装置20によって書き込まれる)を読み出し、鍵復号部165に送る。鍵復号部165は、PCカード読出部164から送られてくる第2暗号データYを、鍵記憶部17に記憶されている鍵Kcomを用いて復号し、鍵Kcryを取得する。この鍵復号部165で取得された鍵Kcryは、コンテンツ復号部166に送られる。
コンテンツ復号部166は、ディスクドライブ11に装着されたDVD1から暗号化地図更新データを読み出し、鍵復号部165から送られてくる鍵Kcryを用いて復号する。また、コンテンツ復号部166は、暗号化地図更新データを復号した後に、鍵記憶部17に記憶されている鍵Kcomを消去する。このコンテンツ復号部166における復号によって得られた地図更新データは、地図データ記憶部14に送られて、該地図データ記憶部14に既に記憶されている地図データを更新するために使用される。
鍵記憶部17は、例えばHDDの一部によって構成されており、鍵生成部161で生成された鍵Kcomを記憶する。この鍵記憶部17に記憶された鍵Kcomは、鍵復号部165によって参照される。また、鍵記憶部17に記憶されている内容は、コンテンツ復号部166からの指示により消去される。
パーソナルコンピュータ20は、この発明の通信装置に対応し、カーナビゲーション装置10とサーバ40との間のデータの送受をPCカード2によって仲介する。図3は、パーソナルコンピュータ20の詳細な構成を示すブロック図である。このパーソナルコンピュータ20は、PCスロット21、通信部22および制御部23を備えている。PCスロット21、通信部22および制御部23は、この発明の制御部に対応する。なお、図3においては、この発明に関係しない構成要素は図示を省略してある。
PCスロット21にはPCカード2が着脱される。このPCスロット21に装着されたPCカード2に記憶されている第1暗号データXは制御部23によって読み取られる。また、PCスロット21に装着されたPCカード2には、制御部23から第2暗号データYが書き込まれる。通信部22は、ネットワーク30を介してサーバ40との間で行われる通信を制御する。
制御部23は、パーソナルコンピュータ20の全体を制御する。例えば、制御部23は、PCスロット21に装着されたPCカード2から第1暗号データXを読み出して通信部22に送るとともに、通信部22から送られてくる第2暗号データYをPCスロット21に装着されたPCカード2に書き込む。
サーバ40は、例えばサーバコンピュータから構成されており、カーナビゲーション装置10に保持される地図データのライセンスを管理する。図4は、サーバ40の詳細な構成を示すブロック図である。サーバ40は、秘密鍵記憶部42、受信部43、ID復号部44、ライセンス管理リスト記憶部45、鍵記憶部46、鍵暗号化部47および送信部48を備えている。
秘密鍵記憶部42は、後述するように、メーカから受け取った秘密鍵Spriを記憶する。この秘密鍵記憶部42に記憶されている秘密鍵Spriは、ID復号部44に送られる。受信部43は、パーソナルコンピュータ20からネットワーク30を介して、ライセンス取得要求として送信されてくる第1暗号データXを受信し、ID復号部44に送る。ID復号部44は、受信部43から送られてくる第1暗号データXを、秘密鍵記憶部42から送られてくる秘密鍵Spriを用いて復号し、シリアル番号および鍵Kcomを取得する。このID復号部44で取得されたシリアル番号および鍵Kcomは、鍵暗号化部47に送られる。
ライセンス管理リスト記憶部45は、この発明のID記憶部に対応し、図5に示すように、DVD1に付与されたシリアル番号と使用可否の情報とを対にしたライセンス管理リストを記憶する。ライセンス管理リスト中の使用可否の情報は、該使用可否の情報に対応するシリアル番号を有するDVD1に使用権が存在するかどうか、つまりDVD1に記憶されている地図更新データを用いて既存の地図データを更新する権利が存在するかどうかを表し、初期状態、つまり、DVD1を用いた地図データの更新が未だなされていない場合は使用可(「0」)に設定されており、1回でも地図データの更新がなされた場合は使用不可(「1」)に設定される。
鍵記憶部46は、DVD1に記憶されている暗号化地図更新データの作成に使用された鍵Kcryを記憶する。この鍵記憶部46に記憶されている鍵Kcryは、鍵暗号化部47によって読み出される。鍵暗号化部47は、ライセンス管理リスト記憶部45に記憶されているライセンス管理リストを参照することによってDVD1の使用権が存在することを確認した場合に、鍵記憶部46に記憶されている鍵Kcryを、ID復号部44において復号することにより得られた鍵Kcomによって暗号化することにより第2暗号データYを生成し、送信部48に送る。送信部48は、鍵暗号化部47から送られてきた第2暗号データYを、ネットワーク30を経由してパーソナルコンピュータ20に送信する。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態1に係るコンテンツ配信システムの動作を説明する。
まず、更新地図データを提供するメーカ、例えば自動車メーカやカーナビゲーション装置10のメーカ等は、地図更新データを暗号化するための鍵Kcryを生成し、この生成した鍵Kcryにより地図更新データを暗号化することにより暗号化地図更新データを生成し、DVD1に書き込む。そして、暗号化地図更新データが書き込まれたDVD1にシリアル番号を付与してユーザに配布する。
また、メーカは、生成した鍵Kcryおよびシリアル番号をサーバ40に送付する。なお、この明細書で「送付」とは、例えば運送等といった内容が漏洩しにくい方法で送ることをいう。サーバ40では、メーカから受け取った鍵Kcryを鍵記憶部46に記憶するとともに、シリアル番号と使用可否の情報とが対になったライセンス管理リストを生成してライセンス管理リスト記憶部45に記憶する。この場合、使用可否の情報は、全て使用可(「0」)に設定される。
また、メーカは、一対の公開鍵Spubおよび秘密鍵Spriを生成し、秘密鍵Spriをサーバ40に送付し、公開鍵Spubをカーナビゲーション装置10に送付する。サーバ40は、受け取った秘密鍵Spriを秘密鍵記憶部42に格納する。また、カーナビゲーション装置10は、受け取った公開鍵Spubを公開鍵記憶部13に格納する。なお、公開鍵Spubの公開鍵記憶部13への格納は、カーナビゲーション装置10の製造時に行われる。
以上の状態において、ユーザがカーナビゲーション装置10の地図データ記憶部14に記憶されている地図データを更新する場合は、ユーザは、購入したDVD1をカーナビゲーション装置10のディスクドライブ11に装着する。これにより、地図データ更新処理が開始される。この場合、DVD1に格納されている暗号化地図更新データを復号するための鍵Kcryが必要となるが、カーナビゲーション装置10がネットワーク30を介してサーバ40に接続できない場合(例えば、ネットワーク30への接続機能は有しているがユーザの携帯電話がカーナビゲーション装置10の通信に対応していない場合等)は、以下の手順でサーバ40から鍵Kcryを取得する処理が行われる。
以下、図6に示すシーケンスチャートを参照しながら、地図データ更新処理を説明する。カーナビゲーション装置10では、ディスクドライブ11にDVD1が装着されると、鍵Kcomが生成される(ステップST11)。すなわち、制御部16の鍵生成部161は、鍵Kcryをサーバ40から取得する際の暗号化に使用される鍵Kcomを生成し、ID暗号化部162に送るとともに、鍵記憶部17に送る。鍵記憶部17に記憶された鍵Kcomは、後に第2暗号データを復号する際に使用される。
次いで、DVD1に記載されているシリアル番号が入力部15から入力されると、第1暗号データXが生成される(ステップST12)。すなわち、ID暗号化部162は、ディスクドライブ11に装着されるDVD1のシリアル番号と鍵生成部161から送られてくる鍵Kcomとを、公開鍵記憶部13に記憶されている公開鍵Spubによって暗号化することにより第1暗号データXを生成し、PCカード書込部163に送る。なお、DVD1の装着、鍵Kcomの生成およびシリアル番号の入力は、任意の順番で行うことができる。
次いで、第1暗号データXがPCカード2に書き込まれる(ステップST13)。すなわち、PCカード書込部163は、ID暗号化部162から送られてきた第1暗号データXを、PCスロット12に装着されているPCカード2に書き込む。その後、ユーザは、カーナビゲーション装置10からPCカード2を引き抜き、パーソナルコンピュータ20のPCスロット21に装着する。
パーソナルコンピュータ20においては、第1暗号データXの送信が行われる(ステップST21)。すなわち、パーソナルコンピュータ20の制御部23は、PCスロット21に装着されたPCカード2に記憶されている第1暗号データXを読み取り、通信部22に送る。通信部22は、ネットワーク30を介してサーバ40に接続し、制御部23から送られてくる第1暗号データXをライセンス取得要求としてサーバ40に送る。
サーバ40においては、ライセンス取得要求として送られてくる第1暗号データXが受信される(ステップST31)。すなわち、サーバ40の受信部43は、パーソナルコンピュータ20からネットワーク30を介して送信されてくる第1暗号データXを受信し、ID復号部44に送る。
次いで、ライセンス確認処理が実行される(ステップST32)。ここで、ライセンス確認処理の詳細を、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。このライセンス確認処理では、ライセンス取得要求としての第1暗号データXが受信されると、まず、第1暗号データXの復号が行われる(ステップST41)。すなわち、ID復号部44は、受信部43から送られてくる第1暗号データXを、秘密鍵記憶部42に記憶されている秘密鍵Spriを用いて復号し、シリアル番号および鍵Kcomを取得する。このID復号部44で取得されたシリアル番号および鍵Kcomは、鍵暗号化部47に送られる。
次いで、シリアル番号の使用可否がチェックされる(ステップST42)。すなわち、鍵暗号化部47は、ライセンス管理リスト記憶部45からライセンス管理リストを読み出し、ステップST41において復号することにより得られたシリアル番号に対応する使用可否の情報を取得する。次いで、ステップST41において復号することにより得られたシリアル番号を有するDVD1が使用可であるかどうかが調べられる(ステップST43)。すなわち、鍵暗号化部47は、ステップST42で取得した使用可否の情報が「0」であるか「1」であるかを調べる。
このステップST43において、使用可である、つまり使用可否の情報が「0」であることが判断されると、鍵Kcomを用いて鍵Kcryが暗号化される(ステップST44)。すなわち、鍵暗号化部47は、鍵記憶部46から鍵Kcryを読み出し、この読み出した鍵Kcryを、ID復号部44から送られてくる鍵Kcomによって暗号化することにより第2暗号データYを生成し、送信部48に送る。
次いで、ライセンス管理リストの更新が行われる(ステップST45)。すなわち、鍵暗号化部47は、ステップST42で取得したライセンス管理リストの使用可否の情報を「1」にセットし、ライセンス管理リスト記憶部45に格納する。以上により、サーバ40におけるライセンス確認処理は終了する。
上記ステップST43において、使用不可である、つまり使用可否の情報が「1」であることが判断されると、鍵Kcomを用いて使用済IDが暗号化される(ステップST46)。すなわち、鍵暗号化部47は、当該シリアル番号は使用済みであって使用権が存在しない旨を表す使用済IDを生成し、この生成した使用済IDを、ID復号部44から送られてくる鍵Kcomによって暗号化することにより第2暗号データYを生成し、送信部48に送る。以上により、サーバ40におけるライセンス確認処理は終了する。
ライセンス確認処理が終了すると、図6に示すように、送信が行われる(ステップST33)。すなわち、サーバ40の送信部48は、鍵暗号化部47から送られてくる第2暗号データYを、ライセンス取得要求の応答として、ネットワーク30を介してパーソナルコンピュータ20に送信する。
パーソナルコンピュータ20においては、第2暗号データYの受信が行われる(ステップST22)。すなわち、パーソナルコンピュータ20の通信部22は、サーバ40からネットワーク30を介して送信されてくる第2暗号データYを受信し、制御部23に送る。制御部23は、通信部22から受け取った第2暗号データYを、PCスロット21に装着されているPCカード2に書き込む。その後、ユーザは、パーソナルコンピュータ20のPCスロット21からPCカード2を引き抜き、カーナビゲーション装置10のPCスロット12に装着する。
カーナビゲーション装置10においては、鍵復号が行われる(ステップST14)。すなわち、カーナビゲーション装置10のPCカード読出部164は、PCスロット12に装着されたPCカード2に記憶されている第2暗号データYを読み出し、鍵復号部165に送る。鍵復号部165は、PCカード読出部4から送られてくる第2暗号データYを、鍵記憶部17に記憶されている鍵Kcomを用いて復号することにより鍵Kcryまたは使用済IDを取得し、コンテンツ復号部166に送る。
次いで、コンテンツ復号が行われる(ステップST15)。すなわち、コンテンツ復号部166は、鍵復号部165から鍵Kcryが送られてきた場合は、ディスクドライブ11に装着されたDVD1から暗号化地図更新データを読み出し、鍵Kcryを用いて復号する。この復号が終了すると、コンテンツ復号部166は、鍵記憶部17に記憶されている鍵Kcomを消去する。このコンテンツ復号部166における復号により得られた地図更新データは、地図データ記憶部14に送られて、既存の地図データを更新するために使用される。
一方、コンテンツ復号部166は、鍵復号部165から使用済IDが送られてきた場合は、カーナビゲーション装置10に装着されたDVD1が複製されたもの(正規なものではない)とみなし、ユーザに対してその旨を通知する。したがって、DVD1が正規である場合にはサーバ40から鍵Kcryを取得することができるが、正規でない場合は鍵Kcryを取得することできないので、DVD1の不正使用を防止できる。
以上説明したように、この実施の形態1に係るコンテンツ配信システムによれば、ネットワーク30への接続ができないカーナビゲーション装置10であっても、PCカード2を用いることにより、ライセンスを管理するサーバ40と通信し、DVD1に記憶されている暗号化地図更新データを復号するための鍵Kcryを取得することができ、サーバ40は安全に鍵Kcryを配布することができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るコンテンツ配信システムは、実施の形態1に係るコンテンツ配信システムにおいて、鍵Kcryの配布を複数回できるようにしたものである。
この実施の形態2に係るコンテンツ配信システムは、サーバ40のライセンス管理リスト記憶部45に格納されるライセンス管理リストの構成およびサーバ40の動作を除き、実施の形態1に係るコンテンツ配信システムと同じである。以下では、実施の形態1と相違する部分を中心に説明する。
図8は、ライセンス管理リスト記憶部45に格納されるライセンス管理リストの構成を示す図である。このライセンス管理リストは、図5に示した実施の形態1に係るライセンス管理リストに、「鍵情報」という項目が追加されて構成されている。鍵情報としては、カーナビゲーション装置10で生成された鍵Kcomが使用される。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態2に係るコンテンツ配信システムの動作を説明する。このコンテンツ配信システムは、サーバ40で行われるライセンス確認処理(図6のステップST32に示す処理)のみが、実施の形態1と異なる。したがって、以下では、ライセンス確認処理の詳細を、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同じ処理を行うステップには、実施の形態1と同じ符号を付して説明を簡略化する。
ライセンス確認処理では、ライセンス取得要求としての第1暗号データXが受信されると、まず、第1暗号データXの復号が行われる(ステップST41)。次いで、シリアル番号の使用可否がチェックされる(ステップST42)。次いで、ステップST41において復号することにより得られたシリアル番号を有するDVD1が使用可であるかどうかが調べられる(ステップST43)。このステップST43において、使用可である、つまり使用可否の情報が「0」(未使用)であることが判断されると、鍵Kcomを用いて鍵Kcryが暗号化されて第2暗号データYが生成される(ステップST44)。このステップST44において生成された第2暗号データYは送信部48に送られる。次いで、ライセンス管理リストの更新が行われる(ステップST45)。すなわち、ライセンス管理リスト記憶部45に記憶されているライセンス管理リストの使用可否の情報が「1」(使用不可)に設定されるとともに、鍵情報として鍵Kcomの値が記憶される。以上により、サーバ40におけるライセンス確認処理は終了する。
上記ステップST43において、使用不可である、つまり使用可否の情報が「1」(使用済み)であることが判断されると、鍵情報のチェックが行われる(ステップST51)。すなわち、鍵暗号化部47は、ライセンス管理リスト記憶部45に記憶されているライセンス管理リストから鍵情報を取得する。次いで、同じ鍵であるかどうかが調べられる(ステップST52)。すなわち、鍵暗号化部47は、ライセンス管理リスト記憶部45から取得した鍵情報と、カーナビゲーション装置10から受け取った鍵Kcomとが同じであるかどうかを調べる。
このステップST52において、同じあることが判断されると、シーケンスはステップST44に進み、上述した処理が行われる。一方、ステップST52において、同じでないことが判断されると、鍵Kcomを用いて使用済IDが暗号化されて第2暗号データが生成される(ステップST46)。このステップST46において生成された第2暗号データYは、送信部48に送られる。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係るコンテンツ配信システムによれば、サーバ40においてライセンス管理リストに鍵情報を対応付けて記録するように構成したので、同一の鍵Kcomでライセンス取得要求があった場合は複数回の鍵配布を許可することが可能である。これにより、サーバ40からカーナビゲーション装置10に鍵Kcryを配布する処理の途中で、誤ってPCカード2に記憶されているデータを削除してしまった場合やPCカード2を破損してしまった場合に、カーナビゲーション装置10から再度第1暗号データXをサーバ40に送信することにより、サーバ40から再度鍵Kcryの配布を受けることが可能となる。但し、カーナビゲーション装置10は、再度第1暗号データXをPCカード2に記録する際には、新たに鍵生成は行わず、生成済みの鍵Kcomを用いる。
実施の形態3.
上述した実施の形態1および実施の形態2では、所有者IDとして、DVD1に付与されたシリアル番号を用いたが、この実施の形態3に係るコンテンツ配信システムでは、所有者IDとして、車(カーナビゲーション装置10)に固有に割り当てられている「車ID番号」を用いるようにしたものである。
この実施の形態3に係るコンテンツ配信システムは、サーバ40のライセンス管理リスト記憶部45に格納されるライセンス管理リストの構成、カーナビゲーション装置10の制御部16に含まれるID暗号化部162の機能およびサーバ40の動作が、実施の形態1に係るコンテンツ配信システムと相違する。以下では、実施の形態1と相違する部分を中心に説明する。
図10は、ライセンス管理リスト記憶部45に格納されるライセンス管理リストの構成を示す図である。このライセンス管理リストは、図5に示した実施の形態1に係るライセンス管理リストのシリアル番号が、「車ID番号」に置き換えられて構成されている。
また、ID暗号化部162は、入力部15から所有者IDとして入力された車ID番号と鍵生成部161から送られてくる鍵Kcomとを、公開鍵記憶部13に記憶されている公開鍵Spubによって暗号化することにより第1暗号データXを生成し、PCカード書込部163に送る。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態3に係るコンテンツ配信システムの動作を説明する。このコンテンツ配信システムは、カーナビゲーション装置10で行われる第1暗号データXの生成処理(図6のステップST12)およびサーバ40で行われるライセンス確認処理(図6のステップST32に示す処理)のみが、実施の形態1と異なる。したがって、以下では、異なる部分のみを説明する。
図6に示すステップST12では、車ID番号が入力部15から入力されると、第1暗号データXが生成される。すなわち、ID暗号化部162は、入力部15から入力された車ID番号と鍵生成部161から送られてくる鍵Kcomとを、公開鍵記憶部13に記憶されている公開鍵Spubによって暗号化することにより第1暗号データXを生成し、PCカード書込部163に送る。以後の処理は、実施の形態1と同じである。
次に、サーバ40で行われるライセンス確認処理の詳細を、図11に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同じ処理を行うステップには、実施の形態1と同じ符号を付して説明を簡略化する。
ライセンス確認処理では、ライセンス取得要求としての第1暗号データXが受信されると、まず、第1暗号データXの復号が行われる(ステップST41)。次いで、車ID番号の使用可否がチェックされる(ステップST61)。すなわち、鍵暗号化部47は、ライセンス管理リスト記憶部45からライセンス管理リストを読み出し、ステップST41において復号することにより得られた車ID番号に対応する使用可否の情報を取得する。次いで、ステップST41において復号することにより得られた車ID番号を有するカーナビゲーション装置10がDVD1を使用可であるかどうかが調べられる(ステップST43)。
このステップST43において、使用可である、つまり使用可否の情報が「0」(未使用)であることが判断されると、鍵Kcomを用いて鍵Kcryが暗号化されて第2暗号データYが生成される(ステップST44)。このステップST44において生成された第2暗号データYは送信部48に送られる。次いで、ライセンス管理リストの更新が行われる(ステップST45)。以上により、サーバ40におけるライセンス確認処理は終了する。
上記ステップST43において、使用不可である、つまり使用可否の情報が「1」(使用済み)であることが判断されると、鍵Kcomを用いて使用済IDが暗号化されて第2暗号データが生成される(ステップST46)。このステップST46において生成された第2暗号データYは、送信部48に送られる。
以上説明したように、この発明の実施の形態3に係るコンテンツ配信システムによれば、ネットワーク30への接続ができないカーナビゲーション装置10であっても、PCカード2を用いることにより、ライセンスを管理するサーバ40と通信し、DVD1に記憶されている暗号化地図更新データを復号するための鍵Kcryを取得することができ、サーバ40は安全に鍵Kcryを配布することができる。この場合、サーバ40は、車毎に付与された車ID番号によってライセンスの管理を行うため、上述した実施の形態1および実施の形態2に係るコンテンツ配信システムのように、DVD1の個別のシリアル番号を割り当てる必要がない。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係るコンテンツ配信システムは、実施の形態3に係るコンテンツ配信システムにおいて、鍵Kcryの配布を複数回できるようにしたものである。
この実施の形態4に係るコンテンツ配信システムは、サーバ40のライセンス管理リスト記憶部45に格納されるライセンス管理リストの構成およびサーバ40の動作を除き、実施の形態3に係るコンテンツ配信システムと同じである。以下では、実施の形態3と相違する部分を中心に説明する。
図12は、ライセンス管理リスト記憶部45に格納されるライセンス管理リストの構成を示す図である。このライセンス管理リストは、図10に示した実施の形態3に係るライセンス管理リストに、「鍵情報」という項目が追加されて構成されている。鍵情報としては、カーナビゲーション装置10で生成された鍵Kcomが使用される。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態4に係るコンテンツ配信システムの動作を説明する。このコンテンツ配信システムは、サーバ40で行われるライセンス確認処理(図6のステップST32に示す処理)のみが、実施の形態3と異なる。したがって、以下では、ライセンス確認処理の詳細を、図13に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、実施の形態3と同じ処理を行うステップには、実施の形態3と同じ符号を付して説明を簡略化する。
ライセンス確認処理では、ライセンス取得要求としての第1暗号データXが受信されると、まず、第1暗号データXの復号が行われる(ステップST41)。次いで、車ID番号の使用可否がチェックされる(ステップST61)。次いで、ステップST41において復号することにより得られた車ID番号を有するカーナビゲーション装置10がDVD1を使用可であるかどうかが調べられる(ステップST43)。
このステップST43において、使用可である、つまり使用可否の情報が「0」(未使用)であることが判断されると、鍵Kcomを用いて鍵Kcryが暗号化されて第2暗号データYが生成される(ステップST44)。このステップST44において生成された第2暗号データYは送信部48に送られる。次いで、ライセンス管理リストの更新が行われる(ステップST45)。以上により、サーバ40におけるライセンス確認処理は終了する。
上記ステップST43において、使用不可である、つまり使用可否の情報が「1」(使用済み)であることが判断されると、鍵情報のチェックが行われる(ステップST51)。すなわち、鍵暗号化部47は、ライセンス管理リスト記憶部45に記憶されているライセンス管理リストから鍵情報を取得する。次いで、同じ鍵であるかどうかが調べられる(ステップST52)。すなわち、鍵暗号化部47は、ライセンス管理リスト記憶部45から取得した鍵情報と、カーナビゲーション装置10から受け取った鍵Kcomとが同じであるかどうかを調べる。
このステップST52において、同じあることが判断されると、シーケンスはステップST44に進み、上述した処理が行われる。一方、ステップST52において、同じでないことが判断されると、鍵Kcomを用いて使用済IDが暗号化されて第2暗号データが生成される(ステップST46)。このステップST46において生成された第2暗号データYは、送信部48に送られる。
以上説明したように、この発明の実施の形態4に係るコンテンツ配信システムによれば、サーバ40においてライセンス管理リストに鍵情報を対応付けて記録するように構成したので、実施の形態3により得られる効果に加え、同一の鍵Kcomでライセンス取得要求があった場合は複数回の鍵配布を許可することが可能である。これにより、サーバ40からカーナビゲーション装置10に鍵Kcryを配布する処理の途中で、誤ってPCカード2に記憶されているデータを削除してしまった場合やPCカード2を破損してしまった場合に、カーナビゲーション装置10から再度第1暗号データXをサーバ40に送信することにより、サーバ40から再度鍵Kcryの配布を受けることが可能となる。但し、カーナビゲーション装置10は、再度第1暗号データXをPCカード2に記録する際には、新たに鍵生成は行わず、生成済みの鍵Kcomを用いる。
実施の形態5.
この実施の形態5に係るコンテンツ配信システムでは、所有者IDとして、DVD1に付与されたシリアル番号および車ID番号の両方を用いるようにしたものである。
この実施の形態5に係るコンテンツ配信システムは、サーバ40のライセンス管理リスト記憶部45に格納されるライセンス管理リストの構成、カーナビゲーション装置10の制御部16に含まれるID暗号化部162の機能およびサーバ40の動作が、実施の形態1および実施の形態3に係るコンテンツ配信システムと相違する。以下では、実施の形態1および実施の形態3と相違する部分を中心に説明する。
図14は、ライセンス管理リスト記憶部45に格納されるライセンス管理リストの構成を示す図である。このライセンス管理リストは、図14(a)に示す車ID番号リスト、図14(b)に示すシリアル番号リストおよび図14(c)に示す対応管理リストから構成されている。車ID番号リストは、図10に示した実施の形態3のライセンス管理リストに車ID番号インデックス(Index)の項目が追加されて構成されている。シリアル号リストは、図5に示した実施の形態1のライセンス管理リストにシリアル番号インデックス(Index)の項目が追加されて構成されている。対応管理リストは、車ID番号インデックスとシリアル番号インデックスとによって車ID番号とシリアル番号との対応関係を規定する。この対応管理リストの初期値は空である。
また、ID暗号化部162は、入力部15から所有者IDとして入力された車ID番号、シリアル番号および鍵生成部161から送られてくる鍵Kcomを、公開鍵記憶部13に記憶されている公開鍵Spubによって暗号化することにより第1暗号データXを生成し、PCカード書込部163に送る。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態5に係るコンテンツ配信システムの動作を説明する。このコンテンツ配信システムは、カーナビゲーション装置10で行われる第1暗号データXの生成処理(図6のステップST12)およびサーバ40で行われるライセンス確認処理(図6のステップST32に示す処理)のみが、実施の形態1および実施の形態3と異なる。したがって、以下では、異なる部分のみを説明する。
図6に示すステップST12では、車ID番号およびシリアル番号が入力部15から入力されると、第1暗号データXが生成される。すなわち、ID暗号化部162は、入力部15から入力された車ID番号、シリアル番号および鍵生成部161から送られてくる鍵Kcomを、公開鍵記憶部13に記憶されている公開鍵Spubによって暗号化することにより第1暗号データXを生成し、PCカード書込部163に送る。以後の処理は、実施の形態1および実施の形態3と同じである。
次に、サーバ40で行われるライセンス確認処理の詳細を、図15に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同じ処理を行うステップには、実施の形態1および実施の形態3と同じ符号を付して説明を簡略化する。
ライセンス確認処理では、ライセンス取得要求としての第1暗号データXが受信されると、まず、第1暗号データXの復号が行われる(ステップST41)。次いで、車ID番号の使用可否がチェックされる(ステップST61)。すなわち、鍵暗号化部47は、ライセンス管理リスト記憶部45からライセンス管理リストの車ID番号リストを読み出し、ステップST41において復号することにより得られた車ID番号に対応する使用可否の情報を取得する。次いで、ステップST41において復号することにより得られた車ID番号を有するカーナビゲーション装置10がDVD1を使用可であるかどうかが調べられる(ステップST43)。
このステップST43において、使用可である、つまり使用可否の情報が「0」(未使用)であることが判断されると、次いで、シリアル番号の使用可否がチェックされる(ステップST42)。すなわち、鍵暗号化部47は、ライセンス管理リスト記憶部45からライセンス管理リストのシステム番号リストを読み出し、ステップST41において復号することにより得られたシリアル番号に対応する使用可否の情報を取得する。次いで、ステップST41において復号することにより得られたシリアル番号を有するDVD1が使用可であるかどうかが調べられる(ステップST43)。すなわち、鍵暗号化部47は、ステップST42で取得した使用可否の情報が「0」であるか「1」であるかを調べる。
このステップST43において、使用可である、つまり使用可否の情報が「0」であることが判断されると、鍵Kcomを用いて鍵Kcryが暗号化されて第2暗号データYが生成される(ステップST44)。このステップST44において生成された第2暗号データYは送信部48に送られる。次いで、ライセンス管理リストの更新が行われる(ステップST45)。すなわち、鍵暗号化部47は、ステップST61で取得したライセンス管理リストうちの車ID番号リストの使用可否の情報を「1」にセットするとともに、ステップST42で取得したライセンス管理リストの使用可否の情報を「1」にセットし、さらに、対応管理リストに車IDインデックスとシリアル番号インデックスとの対応をセットし、ライセンス管理リスト記憶部45に格納する。以上により、サーバ40におけるライセンス確認処理は終了する。
上記ステップST43およびステップST61において、使用不可である、つまり使用可否の情報が「1」(使用済み)であることが判断されると、鍵Kcomを用いて使用済IDが暗号化されて第2暗号データが生成される(ステップST46)。このステップST46において生成された第2暗号データYは、送信部48に送られる。
以上説明したように、この発明の実施の形態5に係るコンテンツ配信システムによれば、上述した実施の形態1および実施の形態3に係るコンテンツ配信システムによる効果に加え、サーバ40は、各車で使用しているDVD1を対応管理リストに記憶できるので、車とDVD1の両方を管理することができる。
実施の形態6.
この発明の実施の形態6に係るコンテンツ配信システムは、実施の形態5に係るコンテンツ配信システムにおいて、鍵Kcryの配布を複数回できるようにしたものである。
この実施の形態6に係るコンテンツ配信システムは、サーバ40のライセンス管理リスト記憶部45に格納されるライセンス管理リストの構成およびサーバ40の動作を除き、実施の形態5に係るコンテンツ配信システムと同じである。以下では、実施の形態5と相違する部分を中心に説明する。
図16は、ライセンス管理リスト記憶部45に格納されるライセンス管理リストの構成を示す図である。このライセンス管理リストは、図14に示した実施の形態5に係るライセンス管理リストの対応管理リストに、「鍵情報」という項目が追加されて構成されている。鍵情報としては、カーナビゲーション装置10で生成された鍵Kcomが使用される。
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態6に係るコンテンツ配信システムの動作を説明する。このコンテンツ配信システムは、サーバ40で行われるライセンス確認処理(図6のステップST32に示す処理)のみが、実施の形態5と異なる。したがって、以下では、ライセンス確認処理の詳細を、図17に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、実施の形態5と同じ処理を行うステップには、実施の形態5と同じ符号を付して説明を簡略化する。
ライセンス確認処理では、ライセンス取得要求としての第1暗号データXが受信されると、まず、第1暗号データXの復号が行われる(ステップST41)。次いで、車ID番号の使用可否がチェックされる(ステップST61)。次いで、ステップST41において復号することにより得られた車ID番号を有するカーナビゲーション装置10がDVD1を使用可であるかどうかが調べられる(ステップST43)。
このステップST43において、使用可である、つまり使用可否の情報が「0」(未使用)であることが判断されると、次いで、シリアル番号の使用可否がチェックされる(ステップST61)。次いで、ステップST41において復号することにより得られたシリアル番号を有するDVD1を使用可であるかどうかが調べられる(ステップST43)。このステップST43において、使用可である、つまり使用可否の情報が「0」(未使用)であることが判断されると、鍵Kcomを用いて鍵Kcryが暗号化されて第2暗号データYが生成される(ステップST44)。このステップST44において生成された第2暗号データYは送信部48に送られる。
次いで、ライセンス管理リストの更新が行われる(ステップST45)。すなわち、鍵暗号化部47は、ステップST61で取得したライセンス管理リストうちの車ID番号リストの使用可否の情報を「1」にセットするとともに、ステップST42で取得したライセンス管理リストの使用可否の情報を「1」にセットし、また、対応管理リストに車IDインデックスとシリアル番号インデックスとの対応をセットし、さらに、対応管理リストに鍵情報として鍵Kcomの値を記憶する。以上により、サーバ40におけるライセンス確認処理は終了する。
上記ステップST43またはステップST61において、使用不可である、つまり車ID番号リストまたはシリアル番号リストの使用可否の情報が「1」(使用済み)であることが判断されると、鍵情報のチェックが行われる(ステップST51)。すなわち、鍵暗号化部47は、ライセンス管理リスト記憶部45に記憶されているライセンス管理リストの対応管理リストから鍵情報を取得する。次いで、同じ鍵であるかどうかが調べられる(ステップST52)。すなわち、鍵暗号化部47は、ライセンス管理リスト記憶部45の対応管理リストから取得した鍵情報と、カーナビゲーション装置10から受け取った鍵Kcomとが同じであるかどうかを調べる。
このステップST52において、同じあることが判断されると、シーケンスはステップST44に進み、上述した処理が行われる。一方、ステップST52において、同じでないことが判断されると、鍵Kcomを用いて使用済IDが暗号化されて第2暗号データが生成される(ステップST46)。このステップST46において生成された第2暗号データYは、送信部48に送られる。
以上説明したように、この発明の実施の形態6に係るコンテンツ配信システムによれば、上述した実施の形態5に係るコンテンツ配信システムによる効果に加え、正規のユーザからのライセンス再発行を許可することができる。
なお、上述した実施の形態1〜実施の形態6では、ユーザがカーナビゲーション装置10を操作して地図データの更新を行うものとして説明したが、特別な権限を有する者、例えばディーラにおける管理者のみがカーナビゲーション装置10の管理者設定画面からのみ地図データの更新を可能にするように構成することができる。この構成によれば、ユーザは、自ら地図データを更新するための更新操作を行う必要がないので、ユーザの負担が軽減される。また、ユーザは更新操作に関与できないので、ユーザによる不正行為を防ぐことができる。
また、第1記録媒体としてDVD1を用いたが、第1記録媒体としては、DVD1に限らず、USBメモリ、PCカード、SDカードといった他の記録媒体を用いることもできる。要は、カーナビゲーション装置10でデータを読み出すことができるデバイスであれば、種々のタイプのデバイスを用いることができる。
また、第2記録媒体としてPCカード2を用いたが、第2記録媒体としては、PCカード2に限らず、USBメモリ、SDカード、DVDといった他の持ち運び可能な記録媒体を用いることもできる。要は、カーナビゲーション装置10およびパーソナルコンピュータ20の両者がデータの書き込みおよび読み出しをできるデバイスであれば、種々のタイプのデバイスを用いることができる。
また、第1記録媒体としてDVD1を、第2記憶媒体としてPCカード2を用いたが、同一に記録媒体を用いることもできる。これにより、サーバ40からライセンスを発行するとともに、コンテンツデータを発行する事もできる。
また、DVD1に書き込む地図更新データの暗号化用の鍵Kcryを作成する機関、サーバ40を管理する機関およびサーバ40に送付する秘密鍵とカーナビゲーション装置10に記憶する公開鍵を生成する機関は同一である必要はない。要は、上述した処理によってサーバ40からカーナビゲーション装置10に鍵Kcryを配布できればよい。
また、DVD1に書き込む地図更新データを暗号化するための鍵Kcryは、自動車メーカまたはカーナビゲーション装置10のメーカで生成するようにしたが、サーバ40で生成することもできる。この場合、鍵Kcryは、サーバ40からDVD1に書き込む暗号化地図更新データを作成する機関に送付される。これにより、鍵Kcryをサーバ40に送付する必要がなくなるので、鍵漏洩のリスクを低減させることができる。また、その他の機関で鍵Kcryを生成し、DVD1に書き込む暗号化地図更新データを作成する機関およびサーバ40に送付することもできる。要は、最終的にDVD1に書き込まれた暗号化地図更新データを復号するための鍵Kcryをサーバ40が保持することができればよい。
また、秘密鍵Spriと公開鍵Spubの生成は、自動車メーカまたはカーナビゲーション装置10のメーカで行われるので、公開鍵Spubをメーカから持ち出す必要がなくなり、鍵漏洩のリスクを低減させることができる。なお、秘密鍵Spriと公開鍵Spubの生成は、サーバ40で行うこともできる。この場合は、公開鍵Spubをサーバ40から自動車メーカまたはカーナビゲーション装置10のメーカに送付することになる。これにより、秘密鍵Spriをサーバ40の内部から持ち出す必要がないので、鍵漏洩のリスクを低減させることができる。
また、サーバ40は、PCカード2から第1暗号データXを読み込んだ後に、PCカード2に記憶されている第1暗号データXを消去するように構成することができる。この場合、サーバ40の送信部48は、ID復号部44により第1暗号データが復号された後に、通信装置20に消去指令を送る。通信装置20の制御部23は、サーバ40から通信部22を介して送られてくる消去指令に応じて、PCスロット21に装着されたPCカード2に記憶されている内容を消去する。この構成により、ライセンスの取得に使用されるデータの無用な流出を防止することができる。
また、カーナビゲーション装置10は、PCカード2から第2暗号データYを読み込んだ後に、PCカード2に記憶されている第2暗号データYを消去するように構成することもできる。この場合、PCカード読出部164は、第2暗号データYの読み込みが完了すると、その旨をPCカード書込部163に通知する。PCカード書込部163は、この通知に応答して、PCカードに記憶されている第2暗号データYを消去する。この構成により、ライセンスの取得に使用されるデータの無用な流出を防止することができる。
また、カーナビゲーション装置10は、サーバ40から鍵Kcryを受け取ってDVD1に記憶されている暗号化地図更新データを復号した後に、鍵Kcryを削除するように構成することもできる。この構成により、鍵Kcryが外部に漏れるリスクを低減させることができる。
また、サーバ40に記憶される秘密鍵Spriとカーナビゲーション装置10に記憶される公開鍵Spubのペアは1種類のみではなく、車種やカーナビゲーション装置10の型番毎に異ならせるように構成することができる。この場合、カーナビゲーション装置10で生成する第1暗号データXに車種やカーナビゲーション装置10の型番を表す情報も含めるように構成する。この構成により、万が一、公開鍵Spubが外部に漏れた際のリスクを低減させることができる。
また、DVD1に書き込む地図更新データの暗号化に使用された鍵Kcryも1種類のみではなく、生産月毎や生産枚数毎に異ならせるように構成できる。この場合、サーバ40に、シリアル番号または車ID番号と鍵Kcryとの対応情報を保持しておく。この構成により、万が一、鍵Kcryが外部に漏れた際のリスクを低減させることができる。
また、カーナビゲーション装置10では、鍵生成部161において鍵Kcomを生成するように構成したが、公開鍵Spubおよび秘密鍵Spriのペアを生成するように構成することもできる。この場合、カーナビゲーション装置10で作成する第1暗号データXに鍵Kcomの代わりに公開鍵Spubを含め、PCカード2から読み込んだ第2暗号データYを、カーナビゲーション装置10で生成した秘密鍵Spriにより復号する。この構成により、万が一、PCカード2からカーナビゲーション装置10が生成した公開鍵Spubが漏洩した場合でも、その漏洩した公開鍵Spubを用いて第2暗号データYの復号はできないので、公開鍵Spubが外部に漏れた際のリスクを低減させることができる。
また、上述した実施の形態2、実施の形態4および実施の形態6において、第1暗号データXを再度PCカード2に記録する際には、新たに鍵生成は行わす、生成済みの鍵Kcomを用いるように構成したが、この鍵Kcomの消去のタイミングは、暗号化地図更新データを復号した後ではなく、地図データの更新が終了した時点とすることができる。この構成によれば、地図更新処理中にエラーが発生して地図更新処理の継続が不可能になった場合であっても、ライセンスの再発行が可能になる。
また、上述した実施の形態1〜実施の形態6では、この発明の端末としてカーナビゲーション装置が使用される場合について説明したが、この発明の端末としては、カーナビゲーション装置に限らず、例えば携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯オーディオ機器といったコンテンツの配布を受けて動作する種々の機器を用いることができる。
また、上述した実施の形態1〜実施の形態6では、通信機能を有しないカーナビゲーション装置10とサーバ40との間の情報の送受をPCカード2を介して行うように構成したが、PCカード2を介して送受される情報を、カーナビゲーション装置10とサーバ40との間で通信により直接に送受するように構成することもできる。
また、上述した実施の形態1〜実施の形態6では、暗号データXの暗号化/復号に秘密鍵と公開鍵を用いた公開鍵暗号方式を採用したが、暗号化および復号で同じ鍵を用いる共通鍵暗号方式を採用することもできる。
また、上述した実施の形態1〜実施の形態6では、コンテンツ暗号化鍵およびコンテンツ復号鍵として同一の鍵Kcryを用いる共通鍵暗号方式を採用したが、コンテンツ暗号化鍵およびコンテンツ復号鍵として別個の鍵を用いる公開鍵暗号方式を採用することもできる。
以上のように、この発明に係るコンテンツ配信システムおよび端末およびサーバは、ネットワークへの接続ができない端末であっても、サーバは安全にコンテンツ復号鍵を配布することができるので、例えば、カーナビゲーション、携帯電話、PDA、通信機能を有しない端末等に用いるのに適している。

Claims (14)

  1. コンテンツ暗号化鍵によって暗号化されたコンテンツが記憶された第1記録媒体と、
    持ち運び可能な第2記録媒体と、
    前記第1記録媒体および前記第2記録媒体の着脱が可能な端末と、
    前記第2記録媒体の着脱が可能な通信装置と、
    前記通信装置にネットワークを介して接続されるサーバ
    とを備えたコンテンツ配信システムにおいて、
    前記端末は、
    通信鍵を生成する鍵生成部と、
    前記サーバに記憶された秘密鍵と対をなす公開鍵を記憶する公開鍵記憶部と、
    当該端末が有するIDと前記鍵生成部で生成された通信鍵とを、前記公開鍵記憶部に記憶されている公開鍵によって暗号化して第1暗号データを生成するID暗号化部と、
    前記第2記録媒体が装着されることにより、前記ID暗号化部で生成された第1暗号データを該第2記録媒体に書き込む書込部と、
    前記通信装置によって第2暗号データが書き込まれた第2記録媒体が装着されることにより、該第2記録媒体から第2暗号データを読み出す読出部と、
    前記読出部で読み出された第2暗号データを前記鍵生成部で生成された通信鍵で復号する鍵復号部と、
    前記第1記録媒体が装着されることにより、前記鍵復号部で復号することにより得られたコンテンツ復号鍵を用いて該第1記録媒体に記憶されているコンテンツを復号するコンテンツ復号部
    とを備え、
    前記通信装置は、
    前記端末において第1暗号データが書き込まれた第2記録媒体の装着に応答して該第2記録媒体から第1暗号データを読み出して前記サーバに送信することによりライセンス取得要求を行い、且つ、該ライセンス取得要求に応答して前記サーバから送信されてくる第2暗号データを受信して前記第2記録媒体に書き込む制御部
    を備え、
    前記サーバは、
    前記端末に記憶された公開鍵と対をなす秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶部と、
    コンテンツ復号鍵を記憶する鍵記憶部と、
    前記通信装置からネットワークを介してライセンス取得要求として送信されてくる第1暗号データを受信する受信部と、
    前記受信部で受信された第1暗号データを、前記秘密鍵記憶部に記憶されている秘密鍵で復号するID復号部と、
    前記鍵記憶部に記憶されているコンテンツ復号鍵を、前記ID復号部で復号することにより得られた通信鍵によって暗号化して第2暗号データを生成する鍵暗号化部と、
    前記鍵暗号化部で生成された第2暗号データを、前記ライセンス取得要求に対する応答として、前記通信装置に送信する送信部
    とを備えたコンテンツ配信システム。
  2. 通信鍵を生成する鍵生成部と、
    サーバに記憶された秘密鍵と対をなす公開鍵を記憶する公開鍵記憶部と、
    当該端末が有するIDと前記鍵生成部で生成された通信鍵とを、前記公開鍵記憶部に記憶されている公開鍵によって暗号化して第1暗号データを生成するID暗号化部と、
    持ち運び可能な第2記録媒体が装着されることにより、前記ID暗号化部で生成された第1暗号データを該第2記録媒体に書き込む書込部と、
    前記サーバで生成された第2暗号データが書き込まれた第2記録媒体が装着されることにより、該第2記録媒体から第2暗号データを読み出す読出部と、
    前記読出部で読み出された第2暗号データを前記鍵生成部で生成された通信鍵で復号する鍵復号部と、
    コンテンツ暗号化鍵によって暗号化されたコンテンツが記憶された第1記録媒体が装着されることにより、前記鍵復号部で復号することにより得られたコンテンツ復号鍵を用いて該第1記録媒体に記憶されているコンテンツを復号するコンテンツ復号部
    とを備えた端末。
  3. 端末が有するIDは、第1記録媒体に付与されたIDである
    ことを特徴とする請求項2記載の端末。
  4. 端末が有するIDは、当該端末に付与されたIDである
    ことを特徴とする請求項2記載の端末。
  5. 端末が有するIDは、第1記録媒体に付与されたIDおよび当該端末に付与されたIDから成る
    ことを特徴とする請求項2記載の端末。
  6. 書込部は、コンテンツ復号部によって前記第1記録媒体に記録されているコンテンツが復号された後に、第2記録媒体に記憶されている内容を消去する
    ことを特徴とする請求項2記載の端末。
  7. 鍵生成部で生成された通信鍵を記憶する鍵記憶部を備え、
    前記鍵復号部は、読出部で読み出された第2暗号データを前記鍵記憶部に記憶されている通信鍵で復号し、
    前記コンテンツ復号部は、コンテンツを復号した後に、前記鍵記憶部に記憶されている内容を消去する
    ことを特徴とする請求項2記載の端末。
  8. 秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶部と、
    第1記録媒体に記憶されているコンテンツを復号するために用いられるコンテンツ復号鍵を記憶する鍵記憶部と、
    前記秘密鍵と対をなす公開鍵によって暗号化された第1暗号データが記憶された第2記録媒体が装着された通信装置からライセンス取得要求として送信されてくる、該第1暗号データを受信する受信部と、
    前記受信部で受信された第1暗号データを、前記秘密鍵記憶部に記憶されている秘密鍵で復号するID復号部と、
    前記鍵記憶部に記憶されているコンテンツ復号鍵を、前記ID復号部で復号することにより得られた通信鍵によって暗号化して第2暗号データを生成する鍵暗号化部と、
    前記鍵暗号化部で生成された第2暗号データを、前記ライセンス取得要求に対する応答として、前記通信装置に送信する送信部
    とを備えたサーバ。
  9. 送信部は、ID復号部により第1暗号データが復号された後に、通信装置に消去指令を送信することにより、該通信装置に装着された第2記録媒体に書き込まれている第1暗号データを消去させ、その後、鍵暗号化部で生成された第2暗号データを前記通信装置に送信する
    ことを特徴とする請求項8記載のサーバ。
  10. 端末のID、該端末のIDの使用可否を表す情報および通信鍵を記憶するID記憶部を備え、
    鍵暗号化部は、ID復号部で復号することにより得られたIDおよび通信鍵が前記ID記憶部に記憶されているIDおよび通信鍵とそれぞれ一致する場合、または、前記ID復号部で復号することにより得られたIDが前記ID記憶部に記憶されている使用可否の情報により使用可になっている場合に、鍵記憶部に記憶されているコンテンツ復号鍵を、前記通信鍵によって暗号化して第2暗号データを生成する
    ことを特徴とする請求項8記載のサーバ
  11. 端末のIDは、第1記録媒体に付与されたIDである
    ことを特徴とする請求項10記載のサーバ。
  12. 端末のIDは、端末に付与されたIDである
    ことを特徴とする請求項10記載のサーバ。
  13. 端末のIDは、第1記録媒体に付与されたIDおよび端末に付与されたIDから成る
    ことを特徴とする請求項10記載のサーバ。
  14. 鍵記憶部は、複数のコンテンツ復号鍵を記憶し、
    鍵暗号化部は、
    前記鍵記憶部に記憶された複数のコンテンツ復号鍵のいずれかを、ID復号部で復号することにより得られたIDまたは通信鍵に応じて選択し、該選択したコンテンツ復号鍵を通信鍵によって暗号化する
    ことを特徴とする請求項10記載のサーバ。
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