JP4725501B2 - ファイル情報表示装置、ファイル情報表示プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、ファイルに関する情報を表示するための装置及びプログラムに関する。
記憶装置に形成されたフォルダの各フォルダアイコンは、一般に、例えばマイクロソフト社のWindows(登録商標)に標準装備されたエクスプローラなどのファイル管理アプリケーションにより画面表示される。
従来のファイル管理アプリケーションでは、ファイル情報表示領域に画面表示されたファイル名やサムネール等のファイルに関する情報をドラッグし、フォルダの表示領域(ツリービュー)に表示されているフォルダアイコン上にドロップするという、いわゆるドラッグアンドドロップ操作を行うことだけで、フォルダに格納されているファイルを他のフォルダへ簡単に移動若しくは複写することができる。
また、従来のファイル管理アプリケーションでは、ファイルに関する情報をファイル情報表示領域に表示する際、まず仮想的なワークスペースとしてファイル情報表示空間を設けておき、ファイルに関する情報をファイル情報表示空間に展開し、そのファイル情報表示空間の全体若しくは一部をファイル情報表示領域に表示するものがある。なお、一部のみが表示される場合は、スクロールバーによりファイル情報表示領域で表示されているファイル情報表示空間の範囲を示すと共に表示範囲を移動させることができる。
また、ファイルに関する情報が展開されるファイル情報表示空間には、ファイルに関する情報をサムネール形式にて展開することができ、サムネールは、ドラッグアンドドロップ操作によりファイル情報表示空間内で任意に移動させることができる。
従来のファイル管理アプリケーションにおいては、以上のようにファイルを他のフォルダに簡単な操作で移動若しくは複写することができる。しかしながら、移動先若しくは複写先となるフォルダのどの位置に移動若しくは複写(以下、便宜的に「移動」と記述)するかを指定することができなかった。従って、移動先のフォルダのフォルダアイコンをクリックなどして当該フォルダに格納されているファイルに関する情報をファイル情報表示領域に表示させたとき、移動させたファイルに関する情報がファイル情報表示領域のどの位置に表示されているのかを探し出さなければならなかった。当該フォルダに格納されているファイルの数が少なければよいが、数多くのファイルが格納されている場合は、ファイル情報表示空間の中から移動させたファイルに関する情報を探し出すのが面倒である。
前述したように、ファイル情報表示空間に展開したサムネール形式のファイル情報をドラッグアンドドロップ操作によりファイル情報表示空間内で任意に移動させることができるので、移動元及び移動先の各フォルダに対応するファイル情報表示空間の双方を画面表示しておき、移動先のファイル情報表示空間の所望の位置にドロップすれば、ファイル情報の表示位置を特定することは可能である。しかしながら、双方のファイル情報表示空間を画面表示させるための表示領域が必要となるため、ディスプレイの画面サイズとの関係などから必ずしも操作性がよいとは限らない。
本発明は、ファイルに関する情報の表示に関して操作性の向上を図ることを目的とする。
本発明に係るファイル情報表示装置は、ファイルを格納するフォルダそれぞれの存在を示すフォルダアイコンが表示されるフォルダ表示領域及び各フォルダに格納されたファイルに関する情報が表示されるファイル情報表示領域を画面表示する表示手段と、ファイル情報表示領域に表示されているものの中から選択されたファイルに関する情報がフォルダアイコン上でドロップされたときのドロップ位置を検出するドロップ位置検出手段と、フォルダアイコンの表示範囲と、当該フォルダに格納されたファイルに関する情報が展開されるファイル情報表示空間の範囲とを対応付けし、前記ドロップ位置検出手段により検出されたフォルダアイコン上におけるドロップ位置に対応するファイル情報表示空間における位置に、選択されたファイルに関する情報を対応付けるファイル情報管理手段と、画面表示されたフォルダアイコンの中から選択されたフォルダアイコンに対応するフォルダに格納されたファイルに関する情報が展開されたファイル情報表示空間の全体若しくは一部をファイル情報表示領域に表示する表示処理手段とを有することを特徴とする。
また、フォルダアイコンをアイコン表示空間に展開し、そのアイコン表示空間の全部又は一部をフォルダ表示領域に表示するフォルダ表示処理手段と、選択されたファイルに関する情報がドロップされる位置を表すカーソルの位置を検出するカーソル位置検出手段とを有し、前記フォルダ表示処理手段は、前記カーソルが重ねられたフォルダアイコンを拡大表示することを特徴とする。
また、前記ファイル情報管理手段は、ファイル情報表示領域に表示されているものの中から複数のファイルに関する情報が選択された場合において、フォルダアイコン上におけるドロップ位置に対応するファイル情報表示空間における位置に、選択されたファイルに関する情報を束ねて対応付けることを特徴とする。
本発明に係るファイル情報表示プログラムは、コンピュータを、ファイルを格納するフォルダそれぞれの存在を示すフォルダアイコンが表示されるフォルダ表示領域及び各フォルダに格納されたファイルに関する情報が表示されるファイル情報表示領域を画面表示する表示手段、ファイル情報表示領域に表示されているものの中から選択されたファイルに関する情報がフォルダアイコン上でドロップされたときのドロップ位置を検出するドロップ位置検出手段、フォルダアイコンの表示範囲と、当該フォルダに格納されたファイルに関する情報が展開されるファイル情報表示空間の範囲とを対応付けし、前記ドロップ位置検出手段により検出されたフォルダアイコン上におけるドロップ位置に対応するファイル情報表示空間における位置に、選択されたファイルに関する情報を対応付けるファイル情報管理手段、画面表示されたフォルダアイコンの中から選択されたフォルダアイコンに対応するフォルダに格納されたファイルに関する情報が展開されたファイル情報表示空間の全体若しくは一部をファイル情報表示領域に表示する表示処理手段として機能させる。
本発明によれば、フォルダアイコンの表示範囲と、当該フォルダのファイル情報表示空間の範囲とを対応付けし、移動若しくは複写先のフォルダのフォルダアイコン上における所望の位置にドロップするだけで当該フォルダのファイル情報表示空間上の、ドロップ位置と相対的な位置に当該ファイルに関する情報を配置することができる。これにより、操作性を向上させることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係るファイル情報表示装置に相当するコンピュータのハードウェア構成図である。本実施の形態において用いるコンピュータは、従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、コンピュータ1は、図1に示したようにCPU2、ROM2、RAM3、ハードディスクドライブ(HDD)4を接続したHDDコントローラ5、入力手段として設けられたマウス6及びキーボード7、表示装置として設けられたディスプレイ8をそれぞれ接続する入出力コントローラ9、通信手段として設けられたネットワークコントローラ10を内部バス11に接続して構成される。
図1は、本発明に係るファイル情報表示装置に相当するコンピュータのハードウェア構成図である。本実施の形態において用いるコンピュータは、従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、コンピュータ1は、図1に示したようにCPU2、ROM2、RAM3、ハードディスクドライブ(HDD)4を接続したHDDコントローラ5、入力手段として設けられたマウス6及びキーボード7、表示装置として設けられたディスプレイ8をそれぞれ接続する入出力コントローラ9、通信手段として設けられたネットワークコントローラ10を内部バス11に接続して構成される。
図2は、本実施の形態におけるファイル情報表示装置20の機能ブロック構成図である。ファイル情報表示装置20には、例えば富士ゼロックス社製のDocuworks(登録商標)やマイクロソフト社のWindows(登録商標)システムなどのようにフォルダを階層関係にて関連付けて管理し、またフォルダの階層関係をツリー構造にて表示装置に表示しうるファイル管理システムが装備されていることを前提とする。その上で、ファイル情報表示装置20は、入力処理部21、ドロップ位置検出部22、ファイル情報管理部23、表示処理部24、表示空間情報記憶部25及びファイル格納部26を有している。入力処理部21は、入出力コントローラ9から入力されてくるマウス6及びキーボード7を用いたユーザ操作内容を受け付ける。この受け付けたユーザ操作には、クリック操作やドラッグアンドドロップ操作も当然ながら含まれることになるが、ドロップ位置検出部22は、フォルダアイコン上にドロップされたときの当該フォルダアイコン上におけるドロップ位置を検出する。この位置検出に関しては、追って詳述する。また、本実施の形態では、フォルダアイコンの表示範囲と、当該フォルダに格納されたファイルに関する情報が展開されるファイル情報表示空間の範囲とを対応付けして管理する。この点についても詳細は後述するが、ファイル情報管理部23は、ドロップ位置検出部22により検出されたフォルダアイコン上におけるドロップ位置に対応するファイル情報表示空間における位置に、ユーザによるドラッグ操作により選択されたファイルに関する情報を対応付ける。表示処理部24は、ファイル格納部26にファイルを格納する際に生成された各フォルダの階層関係をツリー構造にてディスプレイ8に表示する。また、表示対象のフォルダに格納されたファイルに関する情報をディスプレイ8に表示する。ディスプレイ8へのフォルダ及びファイルに関する情報の表示は、基本的にはファイル管理システムが持つ機能によって実施されるので、本実施の形態における表示処理部24が提供する処理機能は、ファイル管理システムに組み込まれていることになる。表示空間情報記憶部25には、各フォルダに対応させて設けたファイル情報表示空間上においてファイル情報の展開位置を特定する情報が記憶される。ファイル格納部26には、表示対象となるファイルが格納されている。なお、本実施の形態では、ファイルの格納先については特徴を有するものではないため、表示対象とするファイルの格納先としては、ファイル格納部26のみを便宜的に示したが、ネットワーク経由でアクセス可能なファイルを表示対象とすることができる。
ファイル情報表示装置20における各構成要素21〜24は、ファイル情報表示装置20を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU1により実行されるプログラムとの協調動作により実現される。また、表示空間情報記憶部25はファイル情報表示装置20のRAM3若しくはHDD4により、ファイル格納部26はHDD4により、それぞれ実現される。また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
図3は、本実施の形態における表示処理部24により表示されるウィンドウ画面の表示例を示した図である。表示処理部24により表示されるウィンドウ画面には、フォルダ表示領域31とファイル情報表示領域32とが含まれる。フォルダ表示領域31には、フォルダの階層関係が把握できるようにフォルダアイコン33が表示される。より正確に説明すると、フォルダアイコン33は、フォルダアイコン表示空間に展開され、フォルダアイコン表示空間がフォルダ表示領域31より広い場合には、ファイル管理システムによりスクロールバー34が表示される。ユーザは、スクロールバー34を操作して選択した範囲に位置するフォルダアイコン表示空間をフォルダ表示領域31に表示することができる。このフォルダ表示領域31に対する基本的な表示制御は、後述する本実施の形態の特徴的な表示制御を除き従前から存在するファイル管理システムと同じである。
ファイル情報表示領域32には、選択されたフォルダに格納されているファイルに関する情報35が表示される。本実施の形態では、ファイルに関する情報をファイル情報とも称しているが、ファイル情報としては、ファイル名やサムネール表示したときの画像情報等各ファイルを特定する情報やファイルサイズ等のファイルに関する属性情報が該当する。本実施の形態では、ファイル情報をサムネール形式にて表示するものであるが、図3では、便宜的にファイルの名称のみを示した。ファイル情報は、例えばメニューバーにある表示ボタン36を選択して表示されるプルダウンメニューの中から所望する表示形式等を選択することで、サムネール表示若しくはリスト表示と表示形式を切替表示することができる。また、ファイル情報を表示する並び順を選択することができる。ファイル情報表示領域32に対する表示制御は、フォルダ表示領域31に対して説明した表示制御と同様である。すなわち、選択されたフォルダに格納されたファイルに関する情報は、ファイル情報表示空間に展開され、ファイル情報表示空間がファイル情報表示領域32より広い場合には、ファイル管理システムによりスクロールバーが表示される。なお、図3は、ファイル情報表示空間がファイル情報表示領域32より狭い場合の例を示している。ファイル情報表示領域32に対する基本的な表示制御は、後述する本実施の形態の特徴的な表示制御を除き従前から存在するファイル管理システムと同じである。
次に、本実施の形態におけるファイルの移動処理について図4に示したフローチャートを用いて説明する。なお、ファイルの移動操作と複写操作とは、一般にコントロールキーを押すか押さないかの差異しかなくドラッグアンドドロップ操作を行う点で共通する。また、操作により既存ファイルが他のフォルダに書き込まれる点で共通するので、各操作を区別して説明する必要はない。従って、本実施の形態では、ファイルの移動処理を代表させて説明する。本実施の形態では、図3に示したようにフォルダ1に格納された文書Aをフォルダ7に移動させる場合を例にして説明する。なお、本実施の形態では、ファイルの実体の移動自体は、重要な処理内容ではなく従前と同様でよい。従って、説明を省略する。後述する実施の形態においても同様である。
まず、ユーザが移動対象のファイルを特定するために、マウス6を用いて該当するファイル情報を選択した後、そのファイル情報をドラッグ操作して移動先フォルダを示すフォルダ7のフォルダアイコン33まで移動させる。この操作のイメージを図3に矢印37で示した。
入力処理部21は、入出力コントローラ9から送られてきたユーザ入力操作を常時受け付けている。そして、ユーザがフォルダアイコン33上でドロップ操作がされたことにより、入力処理部21がフォルダアイコン33上でのドロップ操作を受け付けると(ステップ110)、ドロップ位置検出部22は、フォルダアイコン33上におけるドロップ位置を検出する(ステップ120)。このドロップ位置検出部22におけるドロップ位置検出処理により得る位置データについて図5を用いて説明する。
図5は、フォルダアイコン33の拡大図である。フォルダアイコン33を矩形形状とみなし、そしてフォルダアイコン33の左上の頂点を座標の原点(0,0)とし、右下の頂点座標を(1,1)とする。このような座標系が形成されたフォルダアイコン33上にユーザによりマウスカーソル38が移動されドロップ操作された位置を示す座標データは、(xa,ya)(但し、0≦xa,ya≦1)と表すことができる。従って、ドロップ位置検出部22は、ドロップ操作されたときのマウスカーソル37の位置を検出することで、ドロップ可能な範囲(0,0)〜(1,1)における相対的な位置を表すドロップ位置座標データ(xa,ya)を得る。
ドロップ位置検出部22によりドロップ位置が検出されると、続いて、ファイル情報管理部23は、移動先のフォルダ7のファイル情報表示空間上に当該ファイル情報を配置する(ステップ130)。その配置する位置は、次の通りである。すなわち、ファイル情報表示空間の左上の頂点を座標の原点(0,0)とし、右下の頂点座標を(1,1)とする。フォルダアイコン33とファイル情報表示空間の大きさは異なるが、各範囲を共に(0,0)〜(1,1)で表現することで対応付けるようにした。これにより、ファイル情報管理部23は、ドロップされた相対的な位置を示す座標データ(xa,ya)により特定されるファイル情報表示空間上における位置にファイル情報を配置する。ここで、ファイル情報管理部23の具体的な処理を説明する前に、表示空間情報記憶部25に記憶される表示空間情報について説明する。
図6は、本実施の形態における表示空間情報記憶部25に記憶される表示空間情報のデータ構成例を示した図である。表示空間情報には、フォルダ名、ファイル名及び表示領域座標が対応付けして設定される。フォルダ名は、フォルダの名称であり、フォルダを識別する情報の一例である。ファイル名は、当該フォルダに格納されるファイルの名称であり、ファイルを識別する情報の一例である。表示領域座標は、当該ファイルが当該フォルダのファイル情報表示空間における表示位置を特定するための情報である。本実施の形態では、ファイル情報をサムネール形式にて表示することを想定しているので、表示領域座標は、そのサムネールの中心座標を示す。必要であれば、ファイル情報の表示サイズを表示空間情報に含めるようにしてもよい。
ここでは、文書Aをフォルダ7に移動する場合を例にしているので、ドロップ操作により文書Aがフォルダ7に書き込まれると、ファイル情報管理部23は、フォルダ7に対応させて“文書A”と文書Aのドロップ位置“(xa,ya)”を設定登録する。
その後、ファイル移動先のフォルダ7のフォルダアイコン33がクリックされて、フォルダ7に格納されているファイルに関する情報がファイル情報表示領域32に表示されたときの表示画面例を図7に示す。なお、ここでは、便宜的にファイル情報表示領域32とフォルダ7のファイル情報表示空間とが同一サイズとして説明する。
表示処理部24は、フォルダ7のフォルダアイコン33がクリックされることでフォルダ7に格納されているファイルに関する情報を図7に例示したようにファイル情報表示領域32に表示する。このとき、表示処理部24は、表示対象のフォルダ7の表示空間情報を表示空間情報記憶部25から読み出し、各ファイル情報を表示領域座標により徳江値される位置に表示する。
図5によると、ユーザは、ドラッグした文書Aのファイル情報をフォルダアイコン33の“(xa,ya)”で表される右下でドロップした。このドロップ位置に応じて、文書Aのファイル情報は、表示範囲において“(xa,ya)”で表される右下に表示されることになる。
ドラッグアンドドロップ操作を行うことでファイルを移動する場合、移動先のフォルダ上にてドロップすることでファイルを容易に移動させることができる。ただ、従来では、移動先のどこに位置づけられるかを特定することができなかったのに対し、本実施の形態によれば、以上説明したように、ユーザは、ファイルを移動させたいフォルダアイコン上の相対的な位置にドロップすることで、そのドロップ位置に対応した位置に画面表示させることができる。従来であれば、フォルダ7の内容を表示させた後にファイル情報を所望の位置に移動させたり、あるいは移動元と移動先の各フォルダの内容を同時に画面表示させたりしていたところを、本実施の形態では、このような処理操作をさせる必要がないので、操作性を向上させることができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1が1つのファイルのみの移動処理について説明したのに対し、本実施の形態は、複数のファイルを同時に移動させるときの処理について説明する。
上記実施の形態1が1つのファイルのみの移動処理について説明したのに対し、本実施の形態は、複数のファイルを同時に移動させるときの処理について説明する。
図8は、本実施の形態における表示処理部24により表示されるウィンドウ画面の表示例を示した図である。基本的には、実施の形態1と同じであるが、本実施の形態の特徴を明確に示すため画面表示するファイル情報に、各文書ファイルを構成するページ数n及びサムネール表示しているページ番号pを“p/n”と表現して含めた。
次に、本実施の形態におけるファイルの移動処理について説明する。本実施の形態では、図8に示したようにフォルダ1に格納された文書A及び文書Eを同時にフォルダ7に移動させる場合を例にして説明する。
本実施の形態における移動処理は、基本的には実施の形態1と同じなので図4に示したフローチャートを用いると共に、重複する処理は、省略若しくは要約して説明する。
まず、ユーザが移動対象のファイル、この例では文書A及び文書Eを選択した後、そのファイル情報をドラッグ操作して移動先フォルダを示すフォルダ7のフォルダアイコン33まで移動させる。この操作のイメージを図8に矢印39で示した。
入力処理部21がフォルダアイコン33上でのドロップ操作を受け付けると(ステップ110)、ドロップ位置検出部22は、フォルダアイコン33上におけるドロップ位置を検出する(ステップ120)。ここでもドロップ操作された位置を示す座標データを(xa,ya)(但し、0≦xa,ya≦1)と表すことにする。但し、本実施の形態は、実施の形態1と次の点で異なる。
図9は、フォルダアイコン33の拡大図であり、実施の形態1における図5に対応する図である。実施の形態1では、フォルダアイコン33の左上の頂点を座標の原点(0,0)とし、右下の頂点座標を(1,1)とし、このフォルダアイコン33全体をファイル情報表示空間に対応付けた。これに対し、本実施の形態では、2つのモードを提供するためにフォルダアイコン33を2分割し、各分割領域42,43に異なる処理を割当可能にした。すなわち、左上の頂点座標を(0,0)、右下の頂点座標を(0.5,1)とする分割領域42と、左上の頂点座標を(0,0)、右下の頂点座標を(1,1)とするファイル情報表示空間とを対応付ける。また、左上の頂点座標を(0.5,0)、右下の頂点座標を(1,1)とする分割領域43と、左上の頂点座標を(0,0)、右下の頂点座標を(1,1)とするファイル情報表示空間とを対応付ける。この対応関係を表すテーブルのデータ構成例を図10に示す。なお、このテーブルは、ファイル情報管理部23の内部に持たせておいてもよいし、記憶手段にて別個に保持するようにしてもよい。
図10に示したテーブルの設定例では、図9における分割領域42,43それぞれの範囲を特定しうる左上と右下の各頂点座標が設定され、そして各領域指定情報に対応させてファイル移動処理の内容が対応付けられている。この例によると、分割領域43には、束ね処理が対応付けられている。分割領域42には、何も設定されていないが、この設定の相違による処理の相違について、具体例を示しながら説明する。
まず、図9に示したようにマウスカーソル38が分割領域42における(xa,ya)、(但し、0≦xa,ya≦1)にてドロップされた後に、移動先のフォルダ7に格納されたファイルに関する情報を画面表示させたとする。このときの表示例を図11に示すが、図11に示したように、移動対象の文書Aと文書Eは、分割領域42においてドロップされた相対的な位置(xa,ya)に対応するファイル情報表示領域32における位置にそれぞれ表示される。
一方、図12に示したようにマウスカーソル38が分割領域43における(xa,ya)、(但し、0≦xa,ya≦1)にてドロップされた後に、移動先のフォルダ7に格納されたファイルに関する情報を画面表示させたとする。このときの表示例を図13に示すが、図13に示したように、移動対象の文書Aと文書Eは、束ね処理が実行されることで束ねられた後、分割領域43においてドロップされた相対的な位置(xa,ya)に対応するファイル情報表示領域32における位置に表示される。束ねた後のファイル名は、ここでは一方を代表させて“文書A”としたが、ファイル情報に含まれるページ数を参照すれば理解できるように、5ページの文書Aと3ページの文書Eが束ねられて生成された文書Aのページ数は、8ページとなる。なお、この束ね機能自体は、既存の文書管理アプリケーションが持つ既存機能であるため説明を省略する。
本実施の形態によれば、複数の文書を同時に移動させるときに、文書を束ねるか束ねないかをフォルダアイコン33のドロップ位置にて指示することができる。つまり、メニューバーにある編集ボタンから束ね機能を選択しなくても文書を束ねることができるので、操作性を向上させることができる。
実施の形態3.
上記各実施の形態において説明したように、移動先のフォルダアイコン33上の位置に応じて、移動対象のファイルに関する情報の当該フォルダのファイル情報表示空間における配置を決定できるようにした。ただ、フォルダ情報表示領域31に表示されるフォルダアイコンのサイズが十分に大きいとは限らない。
上記各実施の形態において説明したように、移動先のフォルダアイコン33上の位置に応じて、移動対象のファイルに関する情報の当該フォルダのファイル情報表示空間における配置を決定できるようにした。ただ、フォルダ情報表示領域31に表示されるフォルダアイコンのサイズが十分に大きいとは限らない。
そこで、本実施の形態では、ドラッグ操作中にマウスカーソルが重ねられたフォルダアイコンを拡大表示するようにした。
図14は、本実施の形態における画面表示例を示した図であるが、移動先として選択されたフォルダ7のフォルダアイコン33にマウスカーソル38が重ねられたことが検出されると、表示処理部24は、この図14に示したようにフォルダアイコン33を拡大表示する。これにより、移動先位置の指定をより容易に行うことができる。
以上のように、実施の形態毎に特徴的な動作、処理について説明したが、これらの処理機能を選択的に装置に搭載するのではなく、全ての機能を搭載して、例えば予め決められたキー操作などによりいずれかを切替可能に選択できるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、マウス8を用いたドラッグアンドドロップ操作を前提に説明したが、例えばノート型パーソナルコンピュータのタッチパッドやポインティングデバイス等でもドラッグアンドドロップ若しくはこれに同等の機能を実現できる入力手段を用いた場合でも、本発明は適用可能である。
1 CPU、2 ROM、3 RAM、4 ハードディスクドライブ(HDD)、5 HDDコントローラ、6 マウス、7 キーボード、8 ディスプレイ、9 入出力コントローラ、10 ネットワークコントローラ、11 内部バス、20 ファイル情報表示装置、21 入力処理部、22 ドロップ位置検出部、23 ファイル情報管理部、24 表示処理部、25 表示空間情報記憶部、26 ファイル格納部。
Claims (4)
- ファイルを格納するフォルダそれぞれの存在を示すフォルダアイコンが表示されるフォルダ表示領域及び各フォルダに格納されたファイルに関する情報が表示されるファイル情報表示領域を画面表示する表示手段と、
ファイル情報表示領域に表示されているものの中から選択されたファイルに関する情報がフォルダアイコン上でドロップされたときのドロップ位置を検出するドロップ位置検出手段と、
フォルダアイコンの表示範囲と、当該フォルダに格納されたファイルに関する情報が展開されるファイル情報表示空間の範囲とを対応付けし、前記ドロップ位置検出手段により検出されたフォルダアイコン上におけるドロップ位置に対応するファイル情報表示空間における位置に、選択されたファイルに関する情報を対応付けるファイル情報管理手段と、
画面表示されたフォルダアイコンの中から選択されたフォルダアイコンに対応するフォルダに格納されたファイルに関する情報が展開されたファイル情報表示空間の全体若しくは一部をファイル情報表示領域に表示する表示処理手段と、
を有することを特徴とするファイル情報表示装置。 - フォルダアイコンをアイコン表示空間に展開し、そのアイコン表示空間の全部又は一部をフォルダ表示領域に表示するフォルダ表示処理手段と、
選択されたファイルに関する情報がドロップされる位置を表すカーソルの位置を検出するカーソル位置検出手段と、
を有し、
前記フォルダ表示処理手段は、前記カーソルが重ねられたフォルダアイコンを拡大表示することを特徴とする請求項1記載のファイル情報表示装置。 - 前記ファイル情報管理手段は、ファイル情報表示領域に表示されているものの中から複数のファイルに関する情報が選択された場合において、フォルダアイコン上におけるドロップ位置に対応するファイル情報表示空間における位置に、選択されたファイルに関する情報を束ねて対応付けることを特徴とする請求項1記載のファイル情報表示装置。
- コンピュータを、
ファイルを格納するフォルダそれぞれの存在を示すフォルダアイコンが表示されるフォルダ表示領域及び各フォルダに格納されたファイルに関する情報が表示されるファイル情報表示領域を画面表示する表示手段、
ファイル情報表示領域に表示されているものの中から選択されたファイルに関する情報がフォルダアイコン上でドロップされたときのドロップ位置を検出するドロップ位置検出手段、
フォルダアイコンの表示範囲と、当該フォルダに格納されたファイルに関する情報が展開されるファイル情報表示空間の範囲とを対応付けし、前記ドロップ位置検出手段により検出されたフォルダアイコン上におけるドロップ位置に対応するファイル情報表示空間における位置に、選択されたファイルに関する情報を対応付けるファイル情報管理手段、
画面表示されたフォルダアイコンの中から選択されたフォルダアイコンに対応するフォルダに格納されたファイルに関する情報が展開されたファイル情報表示空間の全体若しくは一部をファイル情報表示領域に表示する表示処理手段、
として機能させるファイル情報表示プログラム。
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