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JP4732466B2 - 温度補正歪み測定 - Google Patents
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JP4732466B2 - 温度補正歪み測定 - Google Patents

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Description

本発明は、一般的には地下のパラメータをモニタする方法およびシステムに関する。特に、本発明は、地中内部の歪みをモニタする方法およびシステムに関する。
地中内部の歪みの変化をモニタするのに、しばしば体積歪み計が用いられる。体積歪み計は、地下のストレスまたは歪みの小さな変化を測定するのに用いられるセンサの中で最も感度が高いと考えられている。図1に示した一般的な歪み計100は、地層中に挿入され、地下構造のストレスをモニタすることができる。歪み計100は、流体で満たされたチャンバ104を囲むハウジング102、 キャピラリチューブ106、およびキャピラリチューブ106に接続された差動トランスフォーマ108を含む。キャピラリチューブ106は、チャンバ104と流体移動可能である。差動トランスフォーマ108は、地質構造のストレスがチャンバ104を圧縮して変形させたときにチャンバ104から流出または移動してくる流体の体積を測定する。
しかし、チャンバ104から移動してくる流体の体積が差動トランスフォーマ108のキャパシティをこえると、チャンバ104と流体移動可能な量子化されたオーバーキャパシティリリーフバルブ110が開き、アルゴンガスで満たされたオーバーキャパシティチャンバ112にチャンバ104から流体が入るようにする。オーバーキャパシティチャンバ112内に入ることができる流体の体積は、一定または量子化されており、歪み計は、オーバーキャパシティの状態になった回数をカウントおよび記録する。そのため、チャンバ104からオーバーキャパシティチャンバ112内に移動した流体の総量は簡単に決定される。
チャンバ104の流体体積Vは、
Figure 0004732466
と表される。
ここで、Dはチャンバの内部直径;およびLはチャンバの内部長さである。
そのため、歪みによる直径変化DからDにおいて、体積変化ΔVは、
Figure 0004732466
となる。従って、歪み計100の感度は、その直径および長さにより支配され、歪みはチャンバ104から移動する流体の体積を測定することにより決定することができる。
チャンバ104内の流体は、しばしばシリコンオイルである。シリコンオイルの熱膨張係数αは、約9.5×10−4である。そのため、温度変化による歪みは、
Figure 0004732466
となる。
しかしながら、体積歪みを10−12オーダー(地下のオイルフィールドアプリケーションに共通して考えられている分解能)で測定するためには、要求される温度の安定性は、
Figure 0004732466
より小さくなるべきである。
温度安定性を10−9(℃)に保つのは困難または不可能であり、歪み計の温度がそのようなオーダー内であることを立証することすら不可能である。そのため、歪み計100には、図1に示すように、流体温度を測定して温度変化による流体の熱膨張を補正するために熱電対114が取り付けられる。現在、可能な温度測定の最も高い分析能は、約1/1000℃である。これは、歪み計の分析能の10−6のオーダーに対応する。しかし、長期間の地下でのモニタでは、温度変化に対する最も高い分析能は約1/100℃であり、歪みの測定を10−9オーダーとするには、かなりのオーダー分低い。
さらに、もし歪みの測定における熱による流体膨張を補正するのに十分正確な10−9オーダーで温度を測定することができたとしても、熱電対114は、流体の部分的な温度を測るだけである。温度は、チャンバ104にわたって分散しており、測定された温度は熱電対における温度である。流体の熱膨張は、チャンバ104にわたる実際の平均温度、またはすべての流体体積の熱膨張の積み重ねである。従って、体積歪み計の温度に対する感度を低減させ、さらに温度依存性をストレスの変化から分離させることが重要である。
本発明は、上述した問題の一つ以上の影響を克服、または少なくとも低減することにある。
本発明は、上述した要求等に合致する。とくに、本発明は、地下のパラメータをモニタする方法および装置を提供する。この方法および装置は、地下のストレスまたは歪みを測定し、温度変化に対して補正する。
本発明の第1の態様によれば、流体の膨張を用いて温度変化に対する補正を行い、地中の歪みの変化を測定する方法を含む地下のパラメータをモニタする方法が提供される。この方法は、第1の熱膨張係数を有する第1の流体の地質構造のストレスに応じた流体体積の変化を測定すること、第1の熱膨張係数より大きい第2の熱膨張係数を有する第2の流体の流体体積の変化を測定すること、温度に対する第1の流体の流体体積の変化の測定を第2の流体の流体体積の変化の測定を用いて補正すること、を含むことができる。前記第2の熱膨張係数は、少なくとも前記第1の熱膨張係数の2倍から7倍より大きくすることができる。前記第1の流体は、水、水銀、およびグリセリンからなるグループから選択され、前記第2の流体は、アルコール、ベンゾール、アセトン、エーテル、およびシリコンオイルからなるグループから選択されることができる。従来の熱電対で行われているように部分的な温度変化だけでなく、実際の平均温度変化に対する補正に前記流体の膨張が用いられる。
本発明のいくつかの態様によれば、この方法は、歪みを測定するのに用いられる第1の流体の体積を、温度に対する補正に用いられる第2の流体の体積より少なくすること、を含むことができる。前記少なくすることは、第1の流体の容器に固体の物体を挿入して流体の膨張を減少させることを含むことができる。
本発明のいくつかの態様によれば、この方法は、第1の体積の流体を含み、歪みに対する感度を有する第1の流体チャンバを提供すること、第2の体積の流体を含み、歪みに対する感度を有しない第2の流体チャンバを提供すること、地質構造のストレスに応じて前記第1の流体チャンバから流出する流体を測定すること、温度変化に応じた前記第2の体積の流体の膨張を測定すること、測定された前記第2の体積の流体の膨張により、測定された前記第1の流体チャンバから流出した流体を温度に応じて補正すること、を含む。前記第1および第2の流体チャンバ中の前記流体は同じまたは異ならせることができる。たとえば、前記第1の流体チャンバ中の前記流体は、前記第2の流体チャンバ中の前記流体よりも低い熱膨張係数を有することができる。
いくつかの態様によれば、この方法は、第1の外部サイズであって、歪みに対する感度を有し、第1の体積の流体を含む第1の流体チャンバを提供すること、前記第1の外部サイズであって、歪みに対する感度を有し、前記第1の体積の流体よりも小さい第2の体積の流体を含む第2の流体チャンバを提供すること、歪みおよび温度変化に対する前記第1の体積の流体の前記第1のチャンバからの流出を測定すること、歪みおよび温度変化の部分に対する前記第2の体積の流体の前記第2のチャンバからの流出を測定すること、前記第2のチャンバにおける温度変化による前記部分的な流出変化を用いて、温度に対する歪みを補正すること、を含む。この方法はまた、第1の物体を前記第1のチャンバに挿入することにより、前記第1の体積の流体を減少すること、第2の物体を前記第2のチャンバに挿入することにより、前記第2の体積の流体を減少すること、を含むことができる。
この方法の他の態様によれば、地質構造のストレスに対する感度を有し、第1の体積の流体を含む第1の流体チャンバを提供すること、地質構造のストレスに対する感度を有さず、前記第1の流体チャンバと同心で、第2の体積の流体を含む第2の流体チャンバを提供すること、歪みおよび温度変化に対する前記第1の体積の流体の前記第1の流体チャンバからの流出を測定すること、温度変化に対する前記第2の体積の流体の前記第2の流体チャンバからの流出を測定すること、温度変化による前記第2の体積の流体の前記測定された流出を用いて、温度に対する歪みを補正すること、を含む。前記第1の体積は、前記第1および第2のチャンバの間の環により規定されることができる。
本発明の他の態様によれば、地下の歪みを測定する方法を提供する。この方法は、体積歪み計の第1のチャンバを第1の流体で満たすこと、前記体積歪み計の第2のチャンバを第2の流体で満たすこと、地質構造のストレスに応じて前記第1のチャンバから流出する流体の体積を測定すること、温度変化による前記第2の流体の流体膨張を測定すること、前記第2の流体の膨張測定を用いて、前記第1のチャンバから流出する前記第1の流体の測定を温度変化に応じて補正すること、を含む。第1のチャンバは、歪みへの感度を有するチャンバを含むことができ、第2のチャンバは、歪みへの感度を有しないチャンバを含む。
本発明の他の態様によれば、地下のパラメータをモニタする他の方法が提供される。この方法は、体積歪み計により地中の歪みの変化を測定すること、熱電対を用いることなく温度変化に対する補正を行うこと、を含む。温度に対する補正を行うことは、分離された流体の体積の流体膨張を測定することを含むことができる。前記歪みの変化を測定することは、地質構造のストレスおよび温度変化に対する、第1の熱膨張係数を有する第1の流体を含む第1のチャンバの流体の体積のキャパシティの変化を測定すること、地質構造のストレスおよび温度変化に対する、前記第1の熱膨張係数とは異なる第2の熱膨張係数を有する第2の流体を含む第2のチャンバの流体の体積のキャパシティの変化を測定すること、温度に依存しない歪みの体積を計算すること、を含むことができる。前記歪みの変化を測定することは、また、第1の流体を含み、歪みに対する感度を有する第1のチャンバの地質構造のストレスおよび温度変化に対する流体体積のキャパシティの変化を測定すること、第2の流体を含み、歪みに対する感度を有しない第2のチャンバの温度変化のみに対する流体体積のキャパシティの変化を測定すること、前記第1のチャンバにおいて測定された前記流体体積のキャパシティの変化から前記第2のチャンバにおいて測定された前記流体体積のキャパシティの変化を引くことにより、温度に対する補正がされた歪みの体積を計算すること、を含むことができる。
本発明の他の態様によれば、体積歪み計が提供される。この体積歪み計は、ハウジングと、第1の流体で満たされた歪み測定チャンバと、第2の流体で満たされた温度補正チャンバと、前記歪み測定チャンバから流出する流体を測定するために前記歪み測定チャンバに作用的に接続された第1の流体メータと、前記温度補正チャンバから流出する流体を測定するために前記温度補正チャンバに作用的に接続された第2の流体メータと、を含む。いくつかの形態によれば、前記歪み測定チャンバは、地質構造のストレスに応じて変形し、前記温度補正チャンバは、地質構造のストレスに応じて変形しない。前記第1および第2の流体は、同じ熱膨張係数を有することができる。
歪み計のいくつかの形態によれば、しかしながら、前記歪み測定チャンバおよび前記温度補正チャンバは、地質構造のストレスに応じて実質的に同じように変形し、前記第1および第2の流体は、公知の異なる熱膨張係数を有する。
体積歪み計のいくつかの形態によれば、歪み測定チャンバおよび前記温度補正チャンバの少なくとも一方は固体物体を含み、流体の環が前記固体物体と前記ハウジングとの間で規定される。歪み測定チャンバおよび前記温度補正チャンバの両方が固体物体を含む形態においては、これらの固体物体の直径を異ならせることができる。
体積歪み計のいくつかの形態では、前記温度補正チャンバは、前記歪み測定チャンバと同心である。前記温度補正チャンバは、前記ハウジングの内部に配置されることができ、前記歪み測定チャンバは、前記ハウジングと前記温度補正チャンバとの間に環を含むことができる。前記歪み測定チャンバは、区画されることができ、地質構造のストレスの方向を測定することができる。前記温度補正チャンバから前記歪み測定チャンバに伸びる複数の熱伝導フィンをさらに含むことができる。
体積歪み計のいくつかの形態によれば、量子化(定量化)されたオーバーキャパシティバルブ(a quantum-metered overcapacity valve)が前記歪み測定チャンバに流体移動可能に接続される。さらに、前記第1および第2の流体メータは、それぞれ、キャピラリチューブに接続された差動トランスフォーマを含むことができる。
本発明は、外部ハウジングと、地質構造のストレスによる変形耐性を有する補強された内部ハウジングと、前記外部ハウジングと前記補強された内部ハウジングとの間に配置された第1の流体と、前記補強された内部ハウジング中に配置された第2の流体と、前記第1の流体に流体移動ができるように接続された第1のキャピラリチューブと、前記第2の流体に流体移動ができるように接続された第2のキャピラリチューブと、前記第1のキャピラリチューブに接続された第1の差動トランスフォーマと、前記第2のキャピラリチューブに接続された第2の差動トランスフォーマと、を含む他の体積歪み計を提供する。歪み計は、前記第1の流体に流体移動ができるように接続された量子化されたオーバーキャパシティリリーフバルブと、前記外部ハウジングと前記補強された内部ハウジングとの間に配置された複数のパーティションとを含むことができる。複数のパーティションを含む形態において、内部ハウジングは、伝達される力による歪みに耐えるように補強されることができる。歪み計は、前記補強された内部ハウジング中に配置され、少なくとも前記内部ハウジングに伸びる複数の熱伝導フィンをさらに含み、各前記複数の熱伝導フィンは、流体が通る少なくとも1つの孔を含むことができる。熱伝導フィンは、外部ハウジングにより伝達されるすべての力を吸収することもできる。
本発明の他の態様は、流体膨張依存性を減らす方法であって、パラメータ測定装置の内部容積を維持すること、前記測定装置に固体の物体を挿入することにより前記測定装置の内部流体体積を減らし、内部流体の熱膨張を減らすことを含む方法を提供する。
本発明のさらなる利点および新たな特徴は、これ以降の記述に記載されており、または当業者がこれらの素材を読むことにより、または本発明を実施することにより学ぶことができる。本発明の利点は、付随する請求の範囲の意味から得ることができる。
付随する図面は、本発明の好ましい実施の形態を示し、明細書の一部である。以下の記述とともに、図面は本発明の本質を示す。
図面を通して、同じ番号は、同じ要素に限られないが、同様の要素を示す。
本発明の実施の形態および態様を以下に記載する。このような実際の実施の形態を開発する際には、数々の実行に特異な決定を行い、開発者の特異なゴール、たとえば、各実行ごとに異なるシステムに関するおよびビジネスに関する制約へのコンプライアンス等、を得る必要がある。さらに、このような開発の努力は複雑で時間がかかるが、本発明の開示の利点を享受する当業者にとっては日常的に行い得ることである。
本発明は、地中で変化するストレスまたは歪み等の地下のパラメータをモニタする方法および装置に関する。温度変化に対して補正をするとともにストレスまたは歪みを測定する様々な方法および装置に関する。好ましい方法および装置の実施の形態が以下に示され、とくにオイルフィールドへのアプリケーションによく適する。しかし、ここで示される方法および装置は制限されない。ここで示される方法およびシステムは、永久的な、または半永久的なプロダクション、またはLWD(logging while drilling)およびMWD(measurement while drilling)等の他のアプリケーションに適用することができる。広い意味では、ここに記載された技術は、すべての地下の特性の測定に適用することができる。
明細書および特許請求の範囲で用いられているように、「流体」という用語は、連続した、無定型の物質で、その分子が自由に動き互いに行き交いその容器の形を表し得るものであり、液体と気体の両方を含む。「膨張」は、初期の状態からサイズが増加または減少することを言う。サイズの減少は、マイナスの「膨張」を示す。「固体」は、ものごとの状態で、規定された形を有するものであり、中空でないものを意味する必要はない。「強化された」とは、強くされたことを意味し、構造的な配置、素材の選択、壁を厚くすること等により実行される。特許請求の範囲を含む明細書中で用いられる「含む」または「有する」という言葉("including"または"having")は、「備える」("comprising")と同じ意味を持つ。
地下のパラメータをモニタするためにここに示された方法およびシステムは、少なくとも2つの一般的な本質の記述を含む。この少なくとも2つの一般的な本質は、温度依存性を低減すること、および体積歪み計における温度変化を補正することを含む。温度補正の方法および装置は、さらに少なくとも2つの異なるワーキング流体を用いるシステムと、歪みに対する感度を有するチャンバと歪みに対する感度を有しないチャンバとを用いるシステムとに分類される。
背景技術で上述したように、地下のストレス-歪み測定は、体積歪み計により最も正確に検出される。それにもかかわらず、体積歪み計は、温度に依存する。そのため、正確なストレスまたは歪み測定を行うためには、温度変化に対する補正を行うかまたは少なくとも温度依存性を減少させることが重要である。ストレスと歪みは、弾性定数の機能により、弾性変形範囲内では互いに比例する。そのため、これ以降では、「歪み」または「ストレス」を個々に用いた場合でも、本開示のメリットを享受する当業者は、歪み測定からストレスを計算することやその逆の計算をすることが可能である。
いくつかの異なる材料の熱膨張係数の例を以下の表1に示す。一般的に、表1に示すように、固体の熱膨張係数は通常液体の熱膨張係数より10の単位で小さい。
表1 種々の材料の熱膨張係数
Figure 0004732466
液体によって、熱膨張係数がかなり変化する。たとえば、水の熱膨張係数は、シリコンオイルの約1/5である。従って、体積歪み計の温度依存性を低減する一つの方法としては、ワーキング流体として水をシリコンオイルに変えることである。しかし、地下の歪み測定に求められる分析能に達するには、温度依存性をワーキング流体だけを変えるだけでは得られない程度の大きさのオーダーに低減する必要がある。
式(2)は、歪みによる流体の体積変化を示し、式(3)は、温度による体積変化を示す。式(2)および(3)から、チャンバの直径を減らすことなく流体の体積を減らすことにより、歪み計の温度依存性を減らすことがわかる。
図2は、本発明の温度依存性を減らす本発明の本質の装置および方法を示す図である。図2は、直径Dの円柱チャンバ204等の第1のチャンバを含むハウジング202を含む歪み計200を示す。ハウジング202はさらにキャピラリチューブ106(図1)、差動トランスフォーマ108等の流体フローメータ(図1)、量子化されたオーバーキャパシティリリーフバルブ110(図1)、およびオーバーキャパシティチャンバ112(図1)を含むことができる。しかし、図1の歪み計100と異なり、歪み計200の内部には、直径dのバー216等の固体の物体が配置されている。
上述し、表1にも示したように、固体の熱膨張係数は、流体の熱膨張係数の約1/10となる。地質構造のストレスが歪み計200の直径をDからDに変化させたとすると、歪み計の内部体積は、
Figure 0004732466
に変化する。
地質構造のストレスによる体積変化、円柱チャンバ204から流出した流体の体積かつフローメータにより測定された体積でもある、は、以下のようになる。
Figure 0004732466
従って、体積変化は、固体の内部の直径に依存しなくなる。
しかし、温度変化に応じた円柱チャンバ204中の流体の膨張による体積変化もまた生じる。バー216がない場合の円柱チャンバ204中の流体の膨張による体積の変化は、
Figure 0004732466
となる。
一方、図2に示すように、円柱チャンバ204中に挿入されたバー216がある場合の温度変化による体積変化は、
Figure 0004732466
となる。
そのため、挿入されたバー216がある場合の体積変化(および歪み測定)は温度依存性が低くなる。それ故、円柱チャンバの流体体積(ハウジング202とバー216との間の環状体積)を減らすことにより、歪み計200の温度に対する感度もかなり減る。
温度に対する感度を減らすだけでは、体積歪み計に望まれるレベルの正確性が得られないかもしれない。第1チャンバの直径を保ちつつ第1チャンバの体積を減らすことに加えて、またはこの代わりに、温度膨張を補正する必要があるかもしれない。本発明による温度効果を補正する方法の一つとして、図3Aから図3Bに示すように、2つの分離したチャンバ中にあるそれぞれ異なる熱膨張係数を有する2つの異なる流体を用いることができる。
図3Aから図3Bは、本発明の本質による地下の歪みを測定し、温度変化に応じて補正する装置および方法を示す図である。図3は、第1または歪み計チャンバ304および第2または温度補正チャンバ318を含むハウジング302を含む歪み計300を示す図である。ハウジング302はさらにキャピラリチューブ106(図1)、差動トランスフォーマ108等の第1および第2流体フローメータ(図1)、量子化されたオーバーキャパシティリリーフバルブ110(図1)、およびオーバーキャパシティチャンバ112(図1)を含むことができる。実際のところ、歪み計チャンバ304および温度補正チャンバ318の両方とも、図1に示した配置と類似または同じ別々のキャピラリチューブ、流体フローメータ、量子化されたオーバーキャパシティバルブ、およびオーバーキャパシティチャンバに作用的に接続されている。図3Bに示すように、歪み計チャンバ304および温度補正チャンバ318は、円柱形状で積層される。歪み計チャンバ304および温度補正チャンバ318は、同じストレスにさらされたら同じように歪むように図3Aおよび図3Bに同じ形、サイズ、および構造で示されている。
図3Aから図3Bに示した形態によれば、歪み計チャンバ304は、第1の熱膨張係数を有する第1の流体で満たされる。第1の流体は、これに限定されないが、水銀、水、またはグリセリンを含むことができる。温度補正チャンバ318は第2の熱膨張係数を有する第2の流体で満たされる。第2の熱膨張係数は第1の熱膨張係数よりも大きく、好ましくは第1の熱膨張係数よりも少なくとも2倍以上から7倍以上大きい。そのため、第2の流体は第1の流体よりもより温度に対する感度が高い(すなわち、与えられた温度変化に対して第2の流体は第1の流体より多く膨張する)。第2の流体は、これに限定されないが、エーテル、アセトン、アルコール、ベンゾールまたはシリコンオイルを含むことができる。第2の流体の体積変化は、ほとんど温度に起因する膨張によるものであり、そのため大きな高い感度の温度計として機能する。温度補正チャンバ318から流出してくる第2の流体の熱膨張は、図1に示した歪み計と同様の方法で、差動トランスフォーマにより計ることができる。
地質構造のストレスの変化により、歪み計チャンバ304および温度補正チャンバ318の直径がそれぞれDからDに変化し、チャンバの長さがそれぞれ同じだと仮定すると、歪み計チャンバ304および温度補正チャンバ318の応答は、以下のように書くことができる。
Figure 0004732466
ここで、Vは歪み計チャンバ304の流体体積を示し、Vは温度補正チャンバ318の流体体積を示す。そのため、温度変化は、
Figure 0004732466
となる。
そして、体積測定用の歪みは以下から得られ、温度に依存しないため、温度に対する補正がされている。
Figure 0004732466
温度依存性を取り除く他の方法として、ストレス応答性と温度応答性の違いを用いてストレスおよび温度を測定する方法がある。これは、2つのチャンバと同じワーキング流体を用いることにより行うことができる。図4は、同じワーキング流体で満たされた2つのチャンバ:歪み計チャンバ404および温度補正チャンバ418を含む歪み計400を示す図である。歪み計チャンバ404および温度補正チャンバ418は、それぞれ、チャンバから流出する流体の体積を計るために、図1に示した付加的な要素(熱電対114を除く)をまた含むことができる。
しかし、図4の形態によれば、歪み計チャンバ404は歪みへの感度を有し、そのため地質構造のストレスに応じて変化し、温度補正チャンバ418は歪みへの感度がないため地質構造のストレスに応じて変化しない。温度補正チャンバ418は、歪み計400が配置された環境で予期されるストレスレベルに対して変化せず、および流体を流出させないように補強または強化されることができる。これら2つのチャンバが図示されたように同じ体積の流体を含むように設計されている場合、歪み計チャンバ404および温度補正チャンバ418の両方とも温度変化に対して同じ応答を有する。温度チャンバ418は歪みへの感度がないため、温度のみを測定し、実際のストレスへの応答は、
歪み=歪み計チャンバの応答−温度チャンバの応答 (12)
(歪み+温度) (温度)
となる。
そのため、歪み測定のトータルは、温度変化による流体の膨張ではなく、歪みの測定だけとなる。さらに、温度補正を流体の膨張に基づくことにより、熱電対を用いた場合の部分的な温度補正ではなく真実の平均温度補正が行われる。
温度補正チャンバ418に、より高い熱膨張係数を持つ、異なる流体を用いることも可能である。より高い熱膨張係数を持つ流体を用いることにより、より高い温度応答性または体積を減らしても同じ温度応答性を得ることができる。サイズを減らした温度補正チャンバ418に対して歪み計チャンバ404の体積をより大きくするよう設計することにより、ストレス測定の感度を高めることができる。
歪みの測定に用いられ得る方法および装置には、体積の異なるチャンバを用いることを含むことができる。図5は、ハウジング502および第1および第2の歪み測定チャンバ504および518を含む歪み計500を示す図である。上述した実施の形態と同様、各歪み測定チャンバ504および518は、好ましくは、キャピラリチューブ106(図1)、差動トランスフォーマ108等の流体フローメータ(図1)、量子化されたオーバーキャパシティリリーフバルブ110(図1)、およびオーバーキャパシティチャンバ112(図1)を含む。図5は、また第2チャンバ518中の流体の量を減らすために第2の測定チャンバ518中に内部固体バー516が挿入された図を示す。そのため、第2の歪み測定チャンバ518が歪みと少しの温度に応答するのに対し、第1の歪み測定チャンバ504は歪みおよび温度に応答する。たとえば、第2の測定チャンバ518の流体の体積のキャパシティが第1の測定チャンバ504の流体の体積のキャパシティの1/10だと仮定する。チャンバの応答は、
第2のチャンバ=歪み+1/10×温度 (13)
第1のチャンバ=歪み+温度 (14)
となる。
そして、
歪み=10/9×第2のチャンバ−1/9×第1のチャンバ (15)
となる。
第1のチャンバ504に比較的低い熱膨張流体を用い、第2のチャンバ518に比較的高い熱膨張流体を用いて、より大きいサイズの第1のチャンバ504とサイズを小さくした第2のチャンバ518を用いて歪みの応答性を改良することもできる。
図6に示した歪み計600の実施の形態によれば、2つのチャンバ604および618は、それぞれ、異なるサイズのロッド616および620を含む設計である。たとえば、第1のチャンバ604の体積が通常のキャパシティ(第1のロッド616がない場合の流体キャパシティ)の20%に減らされ、第2のチャンバの体積が通常のキャパシティの10%に減らされたと仮定すると、各チャンバからの応答は、以下のように書くことができる。
第1のチャンバ=歪み+0.2×温度(16)
第2のチャンバ=歪み+0.1×温度(17)
そこで、
歪み=2×第2のチャンバ−第1のチャンバ(18)
となる。
0.1および0.2という分数は、単に例として用いただけである。さらに、2つのチャンバ604および618の長さLおよび2つのチャンバ604および618に含まれる流体も異ならせることができる。図6の本実施の形態における各チャンバ604および618も、当然好ましくは図1に示した要素(熱電対を除く)を含む。
図5に示した実施の形態における温度膨張の影響を引くことは大きく、結果として得られるストレスは小さい。そのため、温度測定における小さなエラーによって予測したストレスにエラーが生じる。図6の実施の形態によれば、流体の体積を減らすことにより温度の影響が減らされる。ストレスは、少しの温度の影響を打ち消すことにより得られ、エラーが小さくなる。
図4から図6を参照して説明した実施の形態は、スタックされたマルチチャンバ配置を開示する。そのため、温度および歪みは、歪み計に沿って、わずかながら異なる深さ、または場所で測定される。もし、たとえば、歪み計400/500/600の一つが長ければ、異なる場所のストレスおよび温度は少し異なるかもしれない。理想的には、不確実なエラーを避けるため、温度および歪みは、同じ深さまたは場所で測定することができる。
図7は、歪み計中に温度補正チャンバが配置された歪み計700を示す。図7の歪み計700は、外部ハウジング702、 内部ハウジング722、および内部ハウジング722および 外部ハウジング702の間に形成された環を含む。この環は、第1または歪み測定チャンバ704を含み、内部ハウジング722が第2または温度補正チャンバ718を規定する。図7の実施の形態によれば、第2のチャンバ718は、第1のチャンバ704に対して内側にある。第2のチャンバ718は、好ましくは第1のチャンバ704と同心または偏心である。再度、好ましくは、図7の実施の形態における各チャンバ704および718は、図1の要素(熱電対を除く)を含む。
環または第1のチャンバ704は、第1の熱膨張係数を有する第1の流体、好ましくは水銀または水等の温度依存性の低い流体で満たされる。外部ハウジング702は、歪みに対する感度を有し、そのため、地質構造のストレスにより外部ハウジング702が変形され、測定できる体積の第1のチャンバ中の第1の流体を流出させる。
第2のチャンバ718は、第2の流体を含む。外部ハウジング702は、変形することにより、すべての地質構造のストレスを支える。地質構造のストレスの結果、環または第1のチャンバ704中の流体は絞り出されるが、第1の流体中の実質的な圧力変化はない。外部ハウジング702と内部ハウジング722との間に機械的に接続されるリブまたはパーティションがない限り、内部ハウジング722は、どのような地質構造のストレスも支えない。第2のチャンバ718は、温度にのみ感度を有する。さらに、第1のチャンバ704中の流体体積は、同心の内部ハウジング722の存在により減少され、そのため、第1の流体の温度による膨張の効果は小さい。第2の流体は、好ましくは温度変化に高い感度を有する第2の熱膨張係数を有する。第2の流体は、第2のチャンバから流出される体積が温度変化に占められるような、エーテル、アセトン、またはその他の液体を含むことができる。第1のチャンバ704中の第1の流体の低い温度依存性は、さらに第2のチャンバ中の第2の流体の温度に対する応答により補正される。
外部ハウジング702の内部直径がDからDに変形した場合、移動する流体体積の観測される変化、ΔVは、第1の流体の熱膨張および第1のチャンバ704の内部体積変化の合計である。ΔVは、第2の流体の熱膨張により第2のチャンバ718から流出する第2の流体の体積である。第2のチャンバ718の内部直径はdで示される。従って、
Figure 0004732466
Figure 0004732466
そのため体積歪みは、温度に依存しない、または温度に対して補正された
Figure 0004732466
となる。
図8は、一つの実施の形態における、図7に示した歪み計700と類似または同じである2つの同心のチャンバを含む歪み計800の上面図を示す。図8に示すように、内部ハウジング822と外部ハウジング802との間を規定する環は、3つ以上のパーティション824により、複数の室に分割されることができる。複数のパーティション824は、地質構造のストレスの方向の測定を可能にする。
外部チャンバ804の区画された各セグメントは、好ましくは、比較的低い熱膨張係数を有する、たとえば水銀または水等の第1の流体で満たされる。内部チャンバ818は、パーティション824から伝達される外部のストレスにより変形せず、一定の内部体積を保つように、補強または強化される。内部チャンバ818は、内部チャンバ818から流出されるすべての流体の体積が温度変化(第2の流体の熱膨張)によって占められるように、温度に対して比較的高い感度を有する、たとえばエーテルまたはアセトン等の第2の流体で満たされる。
図9は、図7に示した歪み計700と類似または同じである他の実施の形態における2つの同心のチャンバを含む歪み計900の上面図を示す。図9の歪み計900は、内部ハウジング922および外部ハウジング902で境界付けられた外部チャンバ904が4つのパーティション924により4つのサブチャンバに区画されたマルチコンポーネント歪み計である。さらに、歪み計900は、外部チャンバ904から内部チャンバ918への熱移動をより効率よくするために、補強された内部チャンバ918内に設置され、少なくとも内部ハウジング922に伸びる複数の熱伝導フィン926を含む。各熱伝導フィン926は、内部チャンバ918内を通して流体が移動可能なように、一つ以上の孔を含むことができる。歪み計900が挿入される地下層のどのような温度変化も、外部チャンバ904中の第1の流体に伝達される。熱は、熱伝導フィン926により、外部チャンバ904から内部チャンバ918にすぐに伝達される。熱伝導フィン926は、内部および外部チャンバ904および918間の熱伝導を改良することにより、これらの間の熱平衡の達成の遅れを改良する。
上記の温度依存性を低減および/または温度変化を補正するための歪みの測定方法および装置は、本質的に示した。本発明の本質を示すため、熱電対を用いることなく、その代わりに流体の膨張を測定することにより温度に対して補正するという地下の歪みの測定を含む、好ましい実施の形態および態様が開示された。本開示の利点を享受する当業者には、特定の目的に合うように、構造および実行には様々な変形が行われることが理解される。さらに、本発明は、流体の膨張という本質に基づく歪み計の体積の低減または温度補正による地下の測定および温度依存性の低減に関する。
そのため、以上の記述は、本発明を説明するために行われた。本発明は、ここで開示されたものと同じものに限定するものではない。上記の開示に基づき、様々な修正や変形が可能である。
本発明の本質およびその実際のアプリケーションをよりよく説明するために好ましい実施の形態が選ばれ、説明された。以上の説明は、当業者に様々な形態で特定の使用のために適切な様々な変更を加えて本発明をよりよく用いることができるように示されたものである。本発明の範囲は、特許請求の範囲により規定されている。
ストレス強化されたチャンバ中に閉じこめられた流体は、歪みに対して感度を有さず、温度に対して感度を有する。これは、非常に高い分析能を有する温度計である。この温度計は、歪み計の補正を行うのに用いられるだけでなく、その他の温度に依存するセンサに用いることができる。
同心または偏心のチャンバの外部ハウジングは、内部ハウジングへのストレスの伝達を防ぐが、流体は外部ハウジングから内部ハウジングに熱を伝達する。
本開示の利点を享受する当業者には、上記の装置は、歪みを測定して温度に対して補正するだけでなく、温度を測定して歪みに対して補正することにも用いられることが理解できるであろう。従って、本発明の本質による方法のいくつかは、歪み変化を補正するために、流体膨張を用いて地中の温度変化を測定する方法を含む。
従来の1つのチャンバの体積歪み計を示す図である。 本発明の一つの実施の形態における環状の歪み計の断面図である。 本発明の一つの実施の形態における2つのチャンバの体積歪み計の断面図である。 図3Aの2つのチャンバの体積歪み計の上面図である。 本発明の他の実施の形態における2つのチャンバの体積歪み計の断面図である。 本発明の他の実施の形態における2つのチャンバの一つのチャンバに内部物体が含まれる体積歪み計の断面図である。 本発明の他の実施の形態における2つのチャンバの両方のチャンバに内部物体が含まれる体積歪み計の断面図である。 本発明の他の実施の形態における2つの同心のチャンバの体積歪み計の断面図である。 本発明の他の実施の形態において、パーティションを含み構造歪みの方向を測定する、2つの同心の体積歪み計を示す上面図である。 本発明の他の実施の形態において、パーティションおよび熱フィンを含む、2つの同心の体積歪み計を示す上面図である。

Claims (35)

  1. 流体の膨張を用いて温度変化に対する補正を行い、地中の歪みの変化を測定する方法を含み、
    第1の熱膨張係数を有する第1の流体の地質構造のストレスに応じた流体体積の変化を測定すること、
    前記第1の熱膨張係数より大きい第2の熱膨張係数を有する第2の流体の流体体積の変化を測定すること、
    温度に対する前記第1の流体の流体体積の変化の測定を前記第2の流体の流体体積の変化の測定を用いて補正すること、
    を含む、地下のパラメータをモニタする方法。
  2. 請求項に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、
    前記第2の熱膨張係数は、少なくとも前記第1の熱膨張係数の2倍より大きい方法。
  3. 請求項に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、
    前記第2の熱膨張係数は、少なくとも前記第1の熱膨張係数の5倍より大きい方法。
  4. 請求項に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、
    前記第2の熱膨張係数は、少なくとも前記第1の熱膨張係数の7倍より大きい方法。
  5. 請求項に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、
    前記第1の流体は、水、水銀、およびグリセリンからなるグループから選択され、前記第2の流体は、アルコール、ベンゾール、アセトン、エーテル、およびシリコンオイルからなるグループから選択される方法。
  6. 請求項1に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、
    実際の平均温度変化に対する補正に前記第2の流体の膨張が用いられる方法。
  7. 請求項1に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、
    前記第1の流体の体積を、前記第2の流体の体積より少なくすること、をさらに含む方法。
  8. 請求項に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、
    前記少なくすることは、前記第1の流体の容器に固体の物体を挿入して流体の熱膨張を減少させることをさらに含む方法。
  9. 請求項1に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、
    第1の体積の前記第1の流体を含み、歪みに対する感度を有する第1の流体チャンバを提供すること、
    第2の体積の前記第2の流体を含み、歪みに対する感度を有しない第2の流体チャンバを提供すること、
    地質構造のストレスに応じて前記第1の流体チャンバから流出する流体を測定すること、
    温度変化に応じた前記第2の体積の流体の膨張を測定すること、
    測定された前記第2の体積の流体の膨張により、測定された前記第1の流体チャンバから流出した流体を温度に応じて補正すること、
    をさらに含む方法。
  10. 請求項に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、前記第1の流体チャンバ中の前記流体は、前記第2の流体チャンバ中の前記流体よりも熱膨張係数が低い方法。
  11. 請求項1に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、
    第1の外部サイズであって、歪みに対する感度を有し、第1の体積の前記第1の流体を含む第1の流体チャンバを提供すること、
    前記第1の外部サイズであって、歪みに対する感度を有し、前記第1の体積の流体よりも小さい第2の体積の前記第2の流体を含む第2の流体チャンバを提供すること、
    歪みおよび温度変化に対する前記第1の流体の前記第1のチャンバからの流出を測定すること、
    歪みおよび温度変化の部分に対する前記第2の流体の前記第2のチャンバからの流出を測定すること、
    前記第2のチャンバにおける温度変化による前記部分的な流出変化を用いて、温度に対する歪みを補正すること、
    をさらに含む方法。
  12. 請求項11に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、
    第1の物体を前記第1のチャンバに挿入することにより、前記第1の流体を減少すること、
    第2の物体を前記第2のチャンバに挿入することにより、前記第2の流体を減少すること、
    をさらに含む方法。
  13. 請求項1に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、
    地質構造のストレスに対する感度を有し、第1の体積の前記第1の流体を含む第1の流体チャンバを提供すること、
    地質構造のストレスに対する感度を有さず、前記第1の流体チャンバと同心で、第2の体積の前記第2の流体を含む第2の流体チャンバを提供すること、
    歪みおよび温度変化に対する前記第1の流体の前記第1の流体チャンバからの流出を測定すること、
    温度変化に対する前記第2の流体の前記第2の流体チャンバからの流出を測定すること、
    温度変化による前記第2の流体の前記測定された流出を用いて、温度に対する歪みを補正すること、
    をさらに含む方法。
  14. 請求項13に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、前記第1の体積は、前記第1および第2のチャンバの間の環により規定される方法。
  15. 地下の歪みを測定する方法であって、
    体積歪み計の第1のチャンバを第1の流体で満たすこと、
    前記体積歪み計の第2のチャンバを第2の流体で満たすこと、
    地質構造のストレスに応じて前記第1のチャンバから流出する流体の体積を測定すること、
    温度変化による前記第2の流体の流体膨張を測定すること、
    前記第1のチャンバから流出する前記第1の流体の測定を温度変化に応じて補正すること、
    を含み、
    前記第2の流体は、前記第1の流体よりも大きい熱膨張係数を有する方法。
  16. 請求項15に記載の地下の歪みを測定する方法において、
    前記第2の流体は、前記第1の流体よりも少なくとも5倍大きい熱膨張係数を有する方法。
  17. 請求項16に記載の地下の歪みを測定する方法において、
    前記第1のチャンバは歪みに対する感度を有するチャンバを含み、前記第2のチャンバは、歪みに対する感度を有しないチャンバを含む方法。
  18. 地下のパラメータをモニタする方法であって、
    体積歪み計により地中の歪みの変化を測定すること、
    熱電対を用いることなく温度変化に対する補正を行うこと、
    を含み、
    前記歪みの変化を測定することは、
    地質構造のストレスおよび温度変化に対する、第1の熱膨張係数を有する第1の流体を含む第1のチャンバの流体の体積のキャパシティの変化を測定すること、
    地質構造のストレスおよび温度変化に対する、前記第1の熱膨張係数より大きい第2の熱膨張係数を有する第2の流体を含む第2のチャンバの流体の体積のキャパシティの変化を測定すること、
    温度に依存しない歪みの体積を計算すること、
    を含む方法。
  19. 請求項18に記載の地下のパラメータをモニタする方法において、
    前記歪みの変化を測定することは、
    前記第1の流体を含み、歪みに対する感度を有する前記第1のチャンバの地質構造のストレスおよび温度変化に対する流体体積のキャパシティの変化を測定すること、
    前記第2の流体を含み、歪みに対する感度を有しない前記第2のチャンバの温度変化のみに対する流体体積のキャパシティの変化を測定すること、
    前記第1のチャンバにおいて測定された前記流体体積のキャパシティの変化から前記第2のチャンバにおいて測定された前記流体体積のキャパシティの変化を引くことにより、温度に対する補正がされた歪みの体積を計算すること、
    を含む方法。
  20. 体積歪み計であって、
    ハウジングと、
    第1の流体で満たされた歪み測定チャンバと、
    第2の流体で満たされた温度補正チャンバと、
    前記歪み測定チャンバから流出する流体を測定するために前記歪み測定チャンバに作用的に接続された第1の流体メータと、
    前記温度補正チャンバから流出する流体を測定するために前記温度補正チャンバに作用的に接続された第2の流体メータと、
    を含み、
    前記歪み測定チャンバおよび前記温度補正チャンバは、地質構造のストレスに応じて実質的に同じように変形し、前記第2の流体は、前記第1の流体よりも大きい熱膨張係数を有する体積歪み計。
  21. 請求項20に記載の体積歪み計において、
    前記歪み測定チャンバは、地質構造のストレスに応じて変形し、
    前記温度補正チャンバは、地質構造のストレスに応じて変形しない体積歪み計。
  22. 請求項20に記載の体積歪み計において、
    歪み測定チャンバおよび前記温度補正チャンバの少なくとも一方は固体物体を含み、流体の環が前記固体物体と前記ハウジングとの間で規定される体積歪み計。
  23. 請求項22に記載の体積歪み計において、
    前記歪み測定チャンバは、第1の直径を有する前記固体物体を含み、前記温度補正チャンバは、前記第1の直径とは異なる第2の直径を有する第2の固体物体を含む体積歪み計。
  24. 請求項20に記載の体積歪み計において、
    前記温度補正チャンバは、前記歪み測定チャンバと同心または偏心である体積歪み計。
  25. 請求項24に記載の体積歪み計において、
    前記温度補正チャンバは、前記ハウジングの内部に配置され、前記歪み測定チャンバは、前記ハウジングと前記温度補正チャンバとの間に環を含む体積歪み計。
  26. 請求項25に記載の体積歪み計において、
    前記歪み測定チャンバは、区画された体積歪み計。
  27. 請求項24に記載の体積歪み計において、
    前記温度補正チャンバから前記歪み測定チャンバに伸びる複数の熱伝導フィンをさらに含む体積歪み計。
  28. 請求項20に記載の体積歪み計において、
    前記歪み測定チャンバに作用的に接続された量子化されたオーバーキャパシティバルブをさらに含む体積歪み計。
  29. 請求項20に記載の体積歪み計において、
    前記第1および第2の流体メータは、それぞれ、キャピラリチューブに接続された差動トランスフォーマを含む体積歪み計。
  30. 体積歪み計であって、
    外部ハウジングと、
    地質構造のストレスによる変形耐性を有する補強された内部ハウジングと、
    前記外部ハウジングと前記補強された内部ハウジングとの間に配置された第1の流体と、
    前記補強された内部ハウジング中に配置された第2の流体と、
    前記第1の流体に流体移動ができるように接続された第1のキャピラリチューブと、
    前記第2の流体に流体移動ができるように接続された第2のキャピラリチューブと、
    前記第1のキャピラリチューブに接続された第1の差動トランスフォーマと、
    前記第2のキャピラリチューブに接続された第2の差動トランスフォーマと、
    を含み、
    前記第2の流体は、前記第1の流体よりも大きい熱膨張係数を有する体積歪み計。
  31. 請求項30に記載の体積歪み計において、
    前記第1の流体に流体移動ができるように接続された量子化されたオーバーキャパシティリリーフバルブをさらに含む体積歪み計。
  32. 請求項30に記載の体積歪み計において、
    前記第2の流体は、前記第1の流体よりも少なくとも2倍の熱膨張係数を有する体積歪み計。
  33. 請求項30に記載の体積歪み計において、
    前記第2の流体は、前記第1の流体よりも少なくとも5倍の熱膨張係数を有する体積歪み計。
  34. 請求項30に記載の体積歪み計において、
    前記外部ハウジングと前記補強された内部ハウジングとの間に配置された複数のパーティションをさらに含む体積歪み計。
  35. 請求項30に記載の体積歪み計において、
    前記補強された内部ハウジング中に配置され、少なくとも前記内部ハウジングに伸びる複数の熱伝導フィンをさらに含み、各前記複数の熱伝導フィンは、流体が通る少なくとも1つの孔を含む体積歪み計。
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