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JP4734854B2 - 通信管理システムおよび通信管理方法 - Google Patents
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通信管理システムおよび通信管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機等の携帯型の通信端末の通信を管理することのできる通信管理システムおよび通信管理方法に関する。
携帯電話機やPHS(Personal Handy-phone System)に代表される携帯型の通信端末が急速に普及している。これと共に、これらの通信端末を所持する者の範囲が広がっている。また、核家族化や塾通い等の事情で、親が子供に通信端末を与えて親子間の日常あるいは非常時の連絡に使用するケースも増えている。
ところが、携帯電話機に代表される通信端末の多くは親子間といった特定の者の間のみで使用されるとは限らない。通話先を数箇所に限定する通信端末のサービスも存在するが、低学年の子供でも親が不在のときには親戚に連絡が必要になる等の理由から、このような通話先制限のサービスを受けることは一般に普及していない。
また、携帯電話機等の通信端末は、電子メールの送受信機能やインターネットへのアクセス機能を備えているものも多い。そこで単純に通話機能のみを制限しても子供や保護者の監督が必要な被保護者を通信による弊害から守ることは困難である。
一般に、携帯型の通信端末を紛失したときにその通信端末から第三者が通信を勝手に行えないようにする提案は各種存在している(たとえば特許文献1参照)。
特開2001−177873号公報(第0014段落、図1)
しかしながら、携帯型の通信端末の所持者の通信先の数を一律に制限する以外に、子供をはじめとする被保護者の保護のために通信先を管理する有効な手法は特に存在していない。
そこで本発明の目的は、被保護者の保護のために通信先の管理を行うことのできる通信管理システムおよび通信管理方法を得ることにある。
本発明では、(イ)通信の宛先を通知してこの宛先への接続を要求する接続要求手段を備えた被保護者側通信端末と、(ロ)この被保護者側通信端末の管理を依頼した管理側通信端末と、(ハ)前記した被保護者側通信端末ごとに宛先と接続の可否の結果を対応付けた通信可否データベースと、前記した被保護者側通信端末から接続要求があったときその宛先への接続の可否をこの通信可否データベースを用いて検索する検索手段と、この検索手段の検索の結果、接続を否とするとき前記した接続要求の宛先への接続を拒否する接続拒否手段と、前記した検索手段の検索の結果、接続を可とするとき、あるいは前記した通信可否データベースに該当する宛先が存在しないとき接続を実行する接続実行手段と、前記した通信可否データベースに該当する宛先が存在しないときその宛先を前記した被保護者側通信端末と対応付けて新規宛先としてその被保護者側通信端末の管理を依頼した前記した管理側通信端末に電子メールで接続の可否を問う通知を行う新通信先通知手段と、この新通信先通知手段による電子メールの通知内容を音声で合成して電話で通知するように前記した管理側通信端末によって設定されているとき前記した電子メールの通知内容をこの管理側通信端末に電話で通知する音声通知手段と、この音声通知手段の通知に対して前記した管理側通信端末から電子メールで接続を可あるいは否とする返答があったとき前記した通信可否データベースに前記した宛先に対する接続の可否に関するデータを追加登録するデータベース更新手段と、このデータベース更新手段が前記した宛先に対して接続を否とするデータを追加登録したとき前記した被保護者側通信端末と前記した宛先の間で呼が接続されているかをチェックする呼接続有無判別手段と、この呼接続有無判別手段で前記した呼が接続されていると判別したときこれを強制的に切断する呼切断手段とを備えた管理サーバとを通信管理システムに具備させる。
また、本発明では、(イ)電子メールの宛先を通知してこの宛先への電子メールの送信を要求する送信要求手段を備えた被保護者側通信端末と、(ロ)この被保護者側通信端末の管理を依頼した管理側通信端末と、(ハ)前記した被保護者側通信端末ごとに宛先と電子メールの送信の可否の結果を対応付けた通信可否データベースと、前記した被保護者側通信端末から電子メールの送信要求があったときその宛先への電子メールの送信の可否をこの通信可否データベースを用いて検索する検索手段と、この検索手段の検索の結果、送信を否とするとき前記した送信要求の宛先への送信を拒否する送信拒否手段と、前記した検索手段の検索の結果、送信を可とするとき、あるいは前記した通信可否データベースに該当する宛先が存在しないとき前記した送信要求の宛先への送信を実行する送信実行手段と、前記した通信可否データベースに該当する宛先が存在しないときその宛先を前記した被保護者側通信端末と対応付けて新規宛先としてその被保護者側通信端末の管理を依頼した前記した管理側通信端末に電子メールで送信の可否を問う通知を行う新通信先通知手段と、この新通信先通知手段による電子メールの通知内容を音声で合成して電話で通知するように前記した管理側通信端末によって設定されているとき前記した電子メールの通知内容をこの管理側通信端末に電話で通知する音声通知手段と、この音声通知手段の通知に対して前記した管理側通信端末から電子メールで送信を可あるいは否とする返答があったとき前記した通信可否データベースに前記した宛先に対する送信の可否に関するデータを追加登録するデータベース更新手段とを備えた管理サーバとを通信管理システムに具備させる。
更に本発明では、(イ)所定のURLを通知してこのURLへのアクセスを要求するアクセス要求手段を備えた被保護者側通信端末と、(ロ)この被保護者側通信端末の管理を依頼した管理側通信端末と、(ハ)前記した被保護者側通信端末ごとにURLとそのアクセスの可否の結果を対応付けた通信可否データベースと、前記した被保護者側通信端末からURLのアクセス要求があったときそのURLへのアクセスの可否をこの通信可否データベースを用いて検索する検索手段と、この検索手段の検索の結果、アクセスを否とするとき前記したアクセス要求のURLへのアクセスを拒否するアクセス拒否手段と、前記した検索手段の検索の結果、アクセスを可とするとき、あるいは前記した通信可否データベースに該当する宛先が存在しないとき前記したアクセス要求のURLへのアクセスを実行するアクセス実行手段と、前記した通信可否データベースに該当するURLが存在しないときそのURLを前記した被保護者側通信端末と対応付けて新規URLとしてその被保護者側通信端末の管理を依頼した前記した管理側通信端末に電子メールでアクセスの可否を問う通知を行う新通信先通知手段と、この新通信先通知手段による電子メールの通知内容を音声で合成して電話で通知するように前記した管理側通信端末によって設定されているとき前記した電子メールの通知内容をこの管理側通信端末に電話で通知する音声通知手段と、この音声通知手段の通知に対して前記した管理側通信端末から電子メールでアクセスを可あるいは否とする返答があったとき前記した通信可否データベースに前記したURLに対するアクセスの可否に関するデータを追加登録するデータベース更新手段と、このデータベース更新手段が前記したURLに対してアクセスを否とするデータを追加登録したとき前記した被保護者側通信端末が前記したURLにアクセスを行っているかをチェックするアクセス有無判別手段と、このアクセス有無判別手段で前記したURLにアクセスを行っていると判別したときこれを強制的に切断するアクセス切断手段とを備えた管理サーバとを通信管理システムに具備させる。
更にまた本発明では、(イ)被保護者側通信端末から通信の宛先を通知してこの宛先への接続が要求されたときこれを受信する接続要求受信ステップと、(ロ)この接続要求受信ステップで前記した通信の宛先への接続の要求を受信したときその宛先への接続の可否を、前記した被保護者側通信端末ごとに宛先と接続の可否の結果を対応付けた通信可否データベースを用いて検索する検索ステップと、(ハ)この検索ステップによる検索の結果、接続を否とするとき前記した接続要求の宛先への接続を拒否する接続拒否ステップと、(ニ)前記した検索ステップによる検索の結果、接続を可とするとき、あるいは前記した通信可否データベースに該当する宛先が存在しないとき接続を実行する接続実行ステップと、(ホ)前記した検索ステップによる検索の結果、前記した通信可否データベースに該当する宛先が存在しないときその宛先を前記した被保護者側通信端末と対応付けて新規宛先としてその被保護者側通信端末の管理を依頼した前記した管理側通信端末に電子メールで接続の可否を問う通知を行う新通信先通知ステップと、(へ)この新通信先通知ステップによる電子メールの通知内容を音声で合成して電話で通知するように前記した管理側通信端末によって設定されているとき前記した電子メールの通知内容をこの管理側通信端末に電話で通知する音声通知ステップと、(ト)この音声通知ステップによる通知に対して前記した管理側通信端末から電子メールで接続を可あるいは否とする返答があったとき前記した通信可否データベースに前記した宛先に対する接続の可否に関するデータを追加登録するデータベース更新ステップと、(チ)このデータベース更新ステップで前記した宛先に対して接続を否とするデータを追加登録したとき前記した被保護者側通信端末と前記した宛先の間で呼が接続されているかをチェックする呼接続有無判別ステップと、(リ)この呼接続有無判別ステップで前記した呼が接続されていると判別したときこれを強制的に切断する呼切断ステップとを通信管理方法に具備させる。
以上説明したように本発明によれば、通信可否データベースに登録されていない通信先について被保護者の通信がとりあえず確保されるので、緊急時等の対応が可能になる。また、通信可否データベースに登録されていない通信先については、管理者に通知されるので、被保護者の行動を監視できるだけでなく、好ましくない通信先については通信可否データベースに登録することで、被保護者側がこの通信先へ次回以降に接続を要求しても接続を不可能にすることができる。
更に本発明によれば、通信の可否の管理をサーバという他の装置で行うので、携帯電話機等の携帯型の通信端末のメモリを大量に消費したり、検索のための処理の遅延といった問題を解消することができる。また、被保護者の無用な通信を規制することで被保護者あるいは管理者の通信費を大幅に削減することが可能である。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例における通信管理システムの構成の概要を表わしたものである。この通信管理システム100は、第1〜第3の携帯電話機101〜103を管理サーバ104と共に、所定の携帯通信網105に接続した構成となっている。管理サーバ104は、通常のサーバと同様に図示しないCPU(中央処理装置)を搭載したコンピュータであり、同じく図示しない記憶媒体に制御用のプログラムを格納して所定の制御を行うようになっている。管理サーバ104には管理データベース106が接続されている。
本実施例で、第1の携帯電話機101は、たとえば小学校の児童である第1のユーザ111が所持している。第2の携帯電話機102は、第1のユーザ111の母親である第2のユーザ112が所持している。第2のユーザ112は親権者であり、第1のユーザ111は第2のユーザ112によって保護を受ける被保護者であって、これらの関係は携帯電話会社と通信契約を結ぶときに特約として契約され、管理サーバ104にその旨が登録されている。管理サーバ104はこの登録を基にして、管理データベース106に第1のユーザ111用のデータ格納領域を設けるようにしている。これについては後に説明する。
第3の携帯電話機103は、第1のユーザ111が第1の携帯電話機101を使用して通信を行う宛先の通信端末である。第3の携帯電話機103は第3のユーザ113が所持している。以下、説明を分かりやすくするために第1のユーザ111を被保護者111と称し、第1の携帯電話機101を被保護者端末101と称する。また、第2のユーザ112を管理者112と称し、第2の携帯電話機102を管理者端末102と称する。更に、第3のユーザ113を着信者113と称し、第3の携帯電話機103を着信者端末103と称する。
図2は、管理データベースの要部を表わしたものである。管理データベース106は、管理者と被保護者の対に対して1つのデータ領域121が割り振られている。ここには、管理者112の連絡先として管理者アドレスとしての電子メールアドレス[ab@cd.efg]と、被保護者端末101の電話番号[123−456−789]が記されており、更に被保護者端末101から発呼が可とされる電話番号[234−567−890]等と、発呼が否とされる電話番号[456−789−012]等が格納されている。これら通話が可とされる電話番号および否とされる電話番号は、管理者端末102が本人であることを証明した書類と共に管理サーバ104に送付して事前登録を行うこともできるが、これだけでは事後的に被保護者111が知りえた電話番号に対して管理者112が通話を規制することができない。もちろん、管理者112が知らない電話番号のすべてについて発呼を規制することも好ましくない。
そこで本実施例では、被保護者111が発呼した際に管理サーバ104がその宛先の電話番号を取得して、管理データベース106における対応するデータ領域121を検索するようにしている。そして、この中の通話を許さない「否」の欄にすでに記されている電話番号と一致する場合にはその呼の接続を拒否する。また、通話を許可する「可」の欄に記されている場合と、双方の欄に記されていない場合については、通話を許可するようにしている。そして、「否」の欄と「可」の欄の双方にその電話番号が記されていない新規の電話番号の場合には、管理者端末102にその電話番号に被保護者端末101が発呼した事実を電子メールで通知して、これに対する以後の通話の可否の返答を要求するようにしている。したがって、管理者112は後で被保護者111に電話したり、場合によっては着信者113自身に電話する等の手法で着信者113について通話を行う相手として適切であるかどうかを判別し、その結果を管理サーバ104に通知することができる。管理サーバ104はこの通知を受けると、管理データベース106における対応するデータ領域121の内容を更新する。したがって、「否」とする返事が管理者112から来た場合には、それ以後、被保護者111は被保護者端末101からその着信者端末103に電話を掛けても、呼が接続されることはない。
図3は、このような管理サーバ側の呼接続要求に対する制御の様子を表わしたものである。管理サーバ104は、前記した制御プログラムに従って、この制御を実行する。管理サーバ104は、呼接続要求の受信を待機している(ステップS201)。いずれかの携帯電話機から呼接続要求が受信されると(Y)、その要求が被保護者端末101からのものであるかどうかをチェックする(ステップS202)。そうでなければ(N)、着信者端末103に接続する(ステップS203)。
これに対して、被保護者端末101からの発呼である場合には(ステップS202:Y)、管理データベース106におけるその被保護者端末101についてのデータ領域121で着信者端末である宛先を検索する(ステップS204)。この結果として、その宛先の電話番号が「否」の欄に登録されていた場合には(ステップS205:Y)、接続を拒否する(ステップS206)。このとき、管理サーバ104は「通話が許可されていません」等の音声ガイダンスを被保護者端末101に返してもよい。
該当するデータ領域121にその電話番号が登録されていなかった場合には(ステップS207:Y)、緊急等の通話先のようにその通話を拒否することは好ましくない場合がある。そこでこの場合には着信者端末103に接続する(ステップS208)。ただし、管理サーバ104は該当するデータ領域121に記入されている管理者アドレスを宛先として、被保護者端末101が着信者端末103の電話番号に電話をした旨の電子メールを送信する(ステップS209)。これにより、管理者112はその事実を知ることができる。管理者112によってはこの電子メールの内容を音声で合成した電話を受けるように設定することもできる。
図4は、管理者から返答の電子メールがあった場合の管理サーバ側の処理の流れを示したものである。管理サーバ104は図3のステップS209の通知に対する返答が受信されるのを待機している(ステップS221)。返答が受信されると(Y)、通話を「可」とするものであれば(ステップS222:Y)、その被保護者端末101についてのデータ領域121の「可」の欄に該当する「電話番号」を登録することで管理データベース106を更新する(ステップS223)。
これに対して通話を「否」とする返答であれば(ステップS222:N)、該当する「電話番号」をその被保護者端末101についてのデータ領域121の「否」の欄に登録する(ステップS224)。そして、被保護者端末101とその着信者端末103の間で呼が接続されているかどうかをチェックして(ステップS225)、通話中であればこれを切断する(ステップS226)。この場合、通話中の双方の端末に「通話が許可されていません」等の音声ガイダンスを送出してもよいし、いきなり切断を行ってもよい。
なお、管理者112が管理サーバ104に電話で返答を行ってきた場合には、オペレータがこれに対応したり、音声応答によって通話の可否を問うて図4に示す処理を行うようにすればよい。
<第1の変形例>
図5は本発明の実施例の第1の変形例における管理データベースの要部を表わしたものである。この変形例で通信管理システムの構成は図1と同様である。第1の変形例では電子メールの送信を取り扱う。図5に示した管理データベース106Aには、管理者112の連絡先として管理者アドレスとしてのメールアドレス[ab@cd.efg]と、被保護者端末101のメールアドレス[cd@efg.abc]が記されており、更に被保護者111から電子メールの送信が可とされる宛先のメールアドレス[fg@hij.bcd]等と、送信が否とされる宛先のメールアドレス[ef@ghi.def]等が格納されている。これら宛先が可とされるメールアドレスおよび否とされるメールアドレスは、管理者端末102が本人であることを証明した書類と共に管理サーバ104に送付して事前登録を行うこともできるが、これだけでは事後的に被保護者111が知りえたメールアドレスに対して管理者112が電子メールの送信を規制することができない。もちろん、管理者112が知らない電子メールのすべてについて送信を規制することも好ましくない。
そこで第1の変形例では、被保護者111が送信を行う電子メールについて管理サーバ104がその宛先のメールアドレスを取得して、管理データベース106Aにおける対応するデータ領域121Aを検索するようにしている。そして、この中の通信を許さない「否」の欄にすでに記されているメールアドレスと一致する場合にはその送信を拒否する。また、「可」の欄に記されている場合と、双方の欄に記されていない場合については、送信を許可するようにしている。そして、「否」の欄と「可」の欄の双方にそのメールアドレスが記されていない新規のメールアドレスの場合には、管理者端末102にそのメールアドレスに被保護者111が電子メールを送信した事実を電子メールで通知して、これに対する以後の電子メールの送信の可否の返答を要求するようにしている。したがって、管理者112は後で被保護者111に電話したり、場合によっては着信者113自身に電子メールを送信する等の手法で着信者113について電子メールの通信を行う相手として適切であるかどうかを判別し、その結果を管理サーバ104に通知することができる。管理サーバ104はこの通知を受けると、管理データベース106Aにおける対応するデータ領域121Aの内容を更新する。したがって、「否」とする返事が管理者112から来た場合には、それ以後、被保護者111は被保護者端末101からその着信者端末103に到達するメールアドレスに電子メールを送信しようとしても、送信することができない。
図6は、被保護者による電子メールの送信に対する管理サーバ側の制御の様子を表わしたものである。管理サーバ104は、前記した制御プログラムに従って、この制御を実行する。管理サーバ104は、電子メールの受信を待機している(ステップS301)。いずれかの携帯電話機から電子メールが送られてくると(Y)、その電子メールが被保護者111からの発信であるかどうかをチェックする(ステップS302)。そうでなければ(N)、その電子メールをそのまま送信処理する(ステップS303)。
これに対して、被保護者111からの電子メールである場合には(ステップS302:Y)、管理データベース106Aにおけるその被保護者111についてのデータ領域121Aを検索する(ステップS304)。この結果として、その宛先のメールアドレスが「否」の欄に登録されていた場合には(ステップS305:Y)、電子メールの送信を拒否する(ステップS306)。このとき、管理サーバ104は「電子メールの送信が許可されていません」等のメッセージを被保護者端末101に返してもよい。
該当するデータ領域121Aにそのメールアドレスが登録されていなかった場合には(ステップS307:Y)、緊急等の電子メールのようにその送信を拒否することは好ましくない場合がある。そこでこの場合にはその電子メールを送信する(ステップS308)。ただし、管理サーバ104は該当するデータ領域121Aに記入されている管理者アドレスを宛先として、被保護者111が着信者113に電子メールを送信した旨の電子メールを送信する(ステップS309)。これにより、管理者112はその事実を知ることができる。管理者112によってはこの電子メールの内容を音声で合成した電話を受けるように設定することもできる。
図7は、管理者から返答の電子メールがあった場合の管理サーバ側の処理の流れを示したものである。管理サーバ104は図6のステップS309の通知に対する返答が受信されるのを待機している(ステップS321)。返答が受信されると(Y)、電子メールの送信を「可」とするものであれば(ステップS322:Y)、その被保護者111についてのデータ領域121Aの「可」の欄に該当する「メールアドレス」を登録することで管理データベース106Aを更新する(ステップS323)。
これに対して電子メールの送信を「否」とする返答であれば(ステップS322:N)、該当する「メールアドレス」をその被保護者111についてのデータ領域121Aの「否」の欄に登録する(ステップS324)。
なお、管理者112が管理サーバ104に電話で返答を行ってきた場合には、オペレータがこれに対応したり、音声応答によって電子メールの送信の可否を問うて図6に示す処理を行うようにすればよい。
<第2の変形例>
図8は、本発明の第2の変形例における通信管理システムの構成の概要を表わしたものである。図8で図1と同一部分には同一の符号を付しておりこれらの説明を適宜省略する。第2の変形例の通信管理システム100Bでは、管理サーバ104Bを経由する形で携帯通信網105がインターネット401に接続されている。管理サーバ104Bは、通常のサーバと同様に図示しないCPUを搭載したコンピュータであり、同じく図示しない記憶媒体に制御用のプログラムを格納して所定の制御を行うようになっている。管理サーバ104Bには管理データベース106Bが接続されている。この第2の変形例では、被保護者111の被保護者端末101Bがインターネットにアクセスしてこれを閲覧することができる機能を備えている。
図9は、管理データベースの要部を表わしたものである。管理データベース106Bは、管理者と被保護者の対に対して1つのデータ領域121Bが割り振られている。ここには、管理者112の連絡先として管理者アドレスとしての電子メールアドレス[ab@cd.efg]と、被保護者端末101の電話番号[123−456−789]が記されており、更に被保護者端末101からアクセスが可とされるインターネット401上のアドレスとしてのURL(Uniform Resource Locator)のうちの先頭の[http://]を省略した[www.iiko.ab.jp]等と、発呼が否とされる先頭の省略されたURL[waruiko.ef.jp]等が格納されている。
被保護者が未成年者の場合には、アクセスが一般に否とされるURLについては既存のデータベースがあり、これを管理データベース106Bの各被保護者に対する共通領域(図示せず)に取り入れておくことができる。また、アクセスが可とされるURLおよび否とされるURLを、管理者端末102が本人であることを証明した書類と共に管理サーバ104Bに送付して、データ領域121Bのに事前登録を行うこともできる。しかしながら、これだけでは事後的に被保護者111が知りえたURLに対して管理者112がアクセスを規制することができない。もちろん、管理者112が知らないURLのすべてについてアクセスを規制することも好ましくない。
そこで第2の変形例では、被保護者111がインターネット401にアクセスした際に管理サーバ104BがそのURLを取得して、管理データベース106Bにおける対応するデータ領域121Bを検索するようにしている。そして、この中のアクセスを許さない「否」の欄にすでに記されているURLと一致する場合にはそのアクセスを拒否する。また、アクセスを許可する「可」の欄に記されている場合と、双方の欄に記されていない場合については、アクセスを許可するようにしている。そして、「否」の欄と「可」の欄の双方にそのURLが記されていない新規のURLの場合には、管理者端末102にそのURLに被保護者端末101がアクセスした事実を電子メールで通知して、これに対する以後のアクセスの可否の返答を要求するようにしている。したがって、管理者112は後で電子メールに記されたURLに直接アクセスする等の手法で、そのURLへのアクセスが適切であるかどうかを判別し、その結果を管理サーバ104Bに通知することができる。管理サーバ104Bはこの通知を受けると、管理データベース106Bにおける対応するデータ領域121Bの内容を更新する。したがって、「否」とする返事が管理者112から来た場合には、それ以後、被保護者111は被保護者端末101からそのURLにアクセスすることができない。
図10は、このような管理サーバ側のインターネットへのアクセスに対する制御の様子を表わしたものである。管理サーバ104Bは、前記した制御プログラムに従って、この制御を実行する。管理サーバ104Bは、インターネットへのアクセスが行われるのを待機している(ステップS501)。いずれかの携帯電話機からインターネットへのアクセスがあると(Y)、そのアクセスが被保護者端末101からのものであるかどうかをチェックする(ステップS502)。そうでなければ(N)、アクセスを許可して(ステップS503)、処理を終了させる(エンド)。
これに対して、被保護者端末101からのアクセスである場合には(ステップS502:Y)、管理データベース106Bにおけるその被保護者端末101についてのデータ領域121Bを検索する(ステップS504)。被保護者全般について好ましくないURLのデータベースを併せて検索してもよい。この結果として、そのアクセスするURLが「否」の欄に登録されていた場合あるいは被保護者全般について好ましくないURLのデータベースに該当があった場合には(ステップS505:Y)、そのURLへのアクセスを拒否する(ステップS506)。
該当するデータ領域121BにそのURLが登録されていなかった場合、あるいは被保護者全般について好ましくないURLのデータベースにも該当するURLが登録されていなかった場合には(ステップS507:Y)、一方的にそのURLへのアクセスを拒否することは好ましくない場合がある。そこでこの場合にはそのURLへのアクセスを許可する(ステップS508)。ただし、管理サーバ104Bは該当するデータ領域121Bに記入されている管理者アドレスを宛先として、被保護者端末101からアクセスしたURLを記述した電子メールを送信する(ステップS509)。これにより、管理者112はその事実を知ることができる。
ステップS507で、そのアクセスするURLが「可」の欄に登録されていた場合には(N)、そのURLへのアクセスを許可する(ステップS510)。
ところで、インターネット401でコンテンツを閲覧する場合には、URLを変更して、いわゆるネットサーフィンを行うことが多い。そこで、あるURLへのアクセスを許可した後であっても、管理サーバ104BはURLが変更されるか(ステップS511)を、インターネット401へのアクセスが終了する(ステップS512:Y)まで監視している。そして、URLの変更があった場合には(ステップS511:Y)、ステップS504に戻って管理データベース106Bの検索を同様に再度行うことになる。したがって、被保護者端末101が管理データベース106Bに存在しないURLを連続的にアクセスした場合には、これらのURLについての情報が管理者112に連続して電子メールで送信されることになる。
図11は、管理者から返答の電子メールがあった場合の管理サーバ側の処理の流れを示したものである。管理サーバ104Bは図10のステップS509の通知に対する返答が受信されるのを待機している(ステップS521)。返答が受信されると(Y)、そのURLへのアクセスを「可」とするものであれば(ステップS522:Y)、その被保護者端末101についてのデータ領域121Bの「可」の欄に該当する「URL」を登録することで管理データベース106Bを更新する(ステップS523)。
これに対して通話を「否」とする返答であれば(ステップS522:N)、該当する「URL」をその被保護者端末101についてのデータ領域121Bの「否」の欄に登録する(ステップS524)。そして、被保護者端末101がデータ領域121Bの「否」の欄に新たに登録したURLにアクセスしているかどうかをチェックして(ステップS525)、アクセス中であれば(Y)、これを切断する(ステップS526)。したがって、被保護者111が被保護者端末101で管理者112から見て好ましくないサイトを比較的長時間閲覧すると、これらのURLが当初のデータ領域121Bの「否」の欄に登録されていなくても、管理者112の返答によってアクセスを中止されることになる。同一URLの再度のアクセスは、もちろん拒否されることになる(図10ステップS505:N、ステップS506)。
なお、管理者112が管理サーバ104Bに電話で返答を行ってきた場合には、オペレータがこれに対応したり、音声応答によってインターネット401へのアクセスの可否を問うて図11に示す処理を行うようにすればよい。
本発明の一実施例における通信管理システムの構成の概要を表わしたシステム構成図である。 本実施例の管理データベースの要部を表わした説明図である。 本実施例で管理サーバ側の呼接続要求に対する制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例で管理者から返答の電子メールがあった場合の管理サーバ側の処理の流れを示した流れ図である。 本発明の第1の変形例における管理データベースの要部を表わした説明図である。 第1の変形例における被保護者による電子メールの送信に対する管理サーバ側の制御の様子を表わした流れ図である。 第1の変形例で管理者から返答の電子メールがあった場合の管理サーバ側の処理の流れを示した流れ図である。 本発明の第2の変形例における通信管理システムの構成の概要を表わしたシステム構成図である。 第2の変形例における管理データベースの要部を表わした説明図である。 第2の変形例で管理サーバ側のインターネットへのアクセスに対する制御の様子を表わした流れ図である。 第2の変形例で管理者から返答の電子メールがあった場合の管理サーバ側の処理の流れを示した流れ図である。
符号の説明
100、100B 通信管理システム
101 第1の携帯電話機(被保護者端末)
102 第2の携帯電話機(管理者端末)
103 第3の携帯電話機(着信者端末)
104、104B 管理サーバ
105 携帯通信網
106、106A、106B 管理データベース
111 第1のユーザ(被保護者)
112 第2のユーザ(管理者)
113 第3のユーザ(着信者)
121、121A、121B データ領域
401 インターネット

Claims (7)

  1. 通信の宛先を通知してこの宛先への接続を要求する接続要求手段を備えた被保護者側通信端末と、
    この被保護者側通信端末の管理を依頼した管理側通信端末と、
    前記被保護者側通信端末ごとに宛先と接続の可否の結果を対応付けた通信可否データベースと、前記被保護者側通信端末から接続要求があったときその宛先への接続の可否をこの通信可否データベースを用いて検索する検索手段と、この検索手段の検索の結果、接続を否とするとき前記接続要求の宛先への接続を拒否する接続拒否手段と、前記検索手段の検索の結果、接続を可とするとき、あるいは前記通信可否データベースに該当する宛先が存在しないとき接続を実行する接続実行手段と、前記通信可否データベースに該当する宛先が存在しないときその宛先を前記被保護者側通信端末と対応付けて新規宛先としてその被保護者側通信端末の管理を依頼した前記管理側通信端末に電子メールで接続の可否を問う通知を行う新通信先通知手段と、この新通信先通知手段による電子メールの通知内容を音声で合成して電話で通知するように前記管理側通信端末によって設定されているとき前記電子メールの通知内容をこの管理側通信端末に電話で通知する音声通知手段と、この音声通知手段の通知に対して前記管理側通信端末から電子メールで接続を可あるいは否とする返答があったとき前記通信可否データベースに前記宛先に対する接続の可否に関するデータを追加登録するデータベース更新手段と、このデータベース更新手段が前記宛先に対して接続を否とするデータを追加登録したとき前記被保護者側通信端末と前記宛先の間で呼が接続されているかをチェックする呼接続有無判別手段と、この呼接続有無判別手段で前記呼が接続されていると判別したときこれを強制的に切断する呼切断手段とを備えた管理サーバ
    とを具備することを特徴とする通信管理システム。
  2. 電子メールの宛先を通知してこの宛先への電子メールの送信を要求する送信要求手段を備えた被保護者側通信端末と、
    この被保護者側通信端末の管理を依頼した管理側通信端末と、
    前記被保護者側通信端末ごとに宛先と電子メールの送信の可否の結果を対応付けた通信可否データベースと、前記被保護者側通信端末から電子メールの送信要求があったときその宛先への電子メールの送信の可否をこの通信可否データベースを用いて検索する検索手段と、この検索手段の検索の結果、送信を否とするとき前記送信要求の宛先への送信を拒否する送信拒否手段と、前記検索手段の検索の結果、送信を可とするとき、あるいは前記通信可否データベースに該当する宛先が存在しないとき前記送信要求の宛先への送信を実行する送信実行手段と、前記通信可否データベースに該当する宛先が存在しないときその宛先を前記被保護者側通信端末と対応付けて新規宛先としてその被保護者側通信端末の管理を依頼した前記管理側通信端末に電子メールで送信の可否を問う通知を行う新通信先通知手段と、この新通信先通知手段による電子メールの通知内容を音声で合成して電話で通知するように前記管理側通信端末によって設定されているとき前記電子メールの通知内容をこの管理側通信端末に電話で通知する音声通知手段と、この音声通知手段の通知に対して前記管理側通信端末から電子メールで送信を可あるいは否とする返答があったとき前記通信可否データベースに前記宛先に対する送信の可否に関するデータを追加登録するデータベース更新手段とを備えた管理サーバ
    とを具備することを特徴とする通信管理システム。
  3. 所定のURLを通知してこのURLへのアクセスを要求するアクセス要求手段を備えた被保護者側通信端末と、
    この被保護者側通信端末の管理を依頼した管理側通信端末と、
    前記被保護者側通信端末ごとにURLとそのアクセスの可否の結果を対応付けた通信可否データベースと、前記被保護者側通信端末からURLのアクセス要求があったときそのURLへのアクセスの可否をこの通信可否データベースを用いて検索する検索手段と、この検索手段の検索の結果、アクセスを否とするとき前記アクセス要求のURLへのアクセスを拒否するアクセス拒否手段と、前記検索手段の検索の結果、アクセスを可とするとき、あるいは前記通信可否データベースに該当する宛先が存在しないとき前記アクセス要求のURLへのアクセスを実行するアクセス実行手段と、前記通信可否データベースに該当するURLが存在しないときそのURLを前記被保護者側通信端末と対応付けて新規URLとしてその被保護者側通信端末の管理を依頼した前記管理側通信端末に電子メールでアクセスの可否を問う通知を行う新通信先通知手段と、この新通信先通知手段による電子メールの通知内容を音声で合成して電話で通知するように前記管理側通信端末によって設定されているとき前記電子メールの通知内容をこの管理側通信端末に電話で通知する音声通知手段と、この音声通知手段の通知に対して前記管理側通信端末から電子メールでアクセスを可あるいは否とする返答があったとき前記通信可否データベースに前記URLに対するアクセスの可否に関するデータを追加登録するデータベース更新手段と、このデータベース更新手段が前記URLに対してアクセスを否とするデータを追加登録したとき前記被保護者側通信端末が前記URLにアクセスを行っているかをチェックするアクセス有無判別手段と、このアクセス有無判別手段で前記URLにアクセスを行っていると判別したときこれを強制的に切断するアクセス切断手段とを備えた管理サーバ
    とを具備することを特徴とする通信管理システム。
  4. 前記管理サーバは、前記呼切断手段が前記呼を強制的に切断するときその旨の音声ガイダンスを前記被保護者側通信端末に送出する音声ガイダンス送出手段を具備することを特徴とする請求項1記載の通信管理システム。
  5. 前記管理サーバは、通話中の双方の端末に「通話が許可されていません」等の音声ガイダンスを送出する音声ガイダンス送出手段を具備することを特徴とする請求項1記載の通信管理システム。
  6. 前記通信可否データベースには、被保護者に好ましくないとされるURLとこれらに対するアクセスを否とするプリセットデータが格納されていることを特徴とする請求項3記載の通信管理システム。
  7. 被保護者側通信端末から通信の宛先を通知してこの宛先への接続が要求されたときこれを受信する接続要求受信ステップと、
    この接続要求受信ステップで前記通信の宛先への接続の要求を受信したときその宛先への接続の可否を、前記被保護者側通信端末ごとに宛先と接続の可否の結果を対応付けた通信可否データベースを用いて検索する検索ステップと、
    この検索ステップによる検索の結果、接続を否とするとき前記接続要求の宛先への接続を拒否する接続拒否ステップと、
    前記検索ステップによる検索の結果、接続を可とするとき、あるいは前記通信可否データベースに該当する宛先が存在しないとき接続を実行する接続実行ステップと、
    前記検索ステップによる検索の結果、前記通信可否データベースに該当する宛先が存在しないときその宛先を前記被保護者側通信端末と対応付けて新規宛先としてその被保護者側通信端末の管理を依頼した前記管理側通信端末に電子メールで接続の可否を問う通知を行う新通信先通知ステップと、
    この新通信先通知ステップによる電子メールの通知内容を音声で合成して電話で通知するように前記管理側通信端末によって設定されているとき前記電子メールの通知内容をこの管理側通信端末に電話で通知する音声通知ステップと、
    この音声通知ステップによる通知に対して前記管理側通信端末から電子メールで接続を可あるいは否とする返答があったとき前記通信可否データベースに前記宛先に対する接続の可否に関するデータを追加登録するデータベース更新ステップと、
    このデータベース更新ステップで前記宛先に対して接続を否とするデータを追加登録したとき前記被保護者側通信端末と前記宛先の間で呼が接続されているかをチェックする呼接続有無判別ステップと、
    この呼接続有無判別ステップで前記呼が接続されていると判別したときこれを強制的に切断する呼切断ステップ
    とを具備することを特徴とする通信管理方法。
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