JP4739155B2 - 表示媒体 - Google Patents
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Description
<1> 可撓性基板上に画素部及び該画素部を外部に電気的に接続するための引き出し線を少なくとも備えた3以上の表示素子を積層した積層構造を有する表示媒体であって、 該3以上の表示素子は、少なくとも各表示素子が備える引き出し線を有して構成される外部端子接続部を有する端辺において互いに重なり合うように積層され、表示媒体における該外部端子接続部を有する端辺に沿った方向をX方向としたときに、X方向に沿って2以上並んで配置された孔部又は切り欠き部を有し、該2以上並んで配置された孔部又は切り欠き部各々は、1つの孔部又は切り欠き部から、積層構造の下部に位置する2以上の表示素子が備える引き出し線の各々が表示素子の積層方向において段違いに露出するように、当該引き出し線上の表示素子に設けられたものであることを特徴とする表示媒体。
また、本発明においては、2以上の孔部又は切り欠き部が、前記X方向に沿って並ぶことにより、2以上の孔部又は切り欠き部の間及び表示媒体の端辺側に、表示媒体と同じ厚みを有する凸部が形成されることから、外部端子接続部における曲げ応力等に対する強度をより向上させることができる。
また、本発明の表示媒体における孔部又は切り欠き部は、積層構造の下部の表示素子における引き出し線が露出するように、当該引き出し線上の表示素子に設けられていることから、引き出し線の配線設計の自由度をより上げることができる。
さらに、本発明においては可撓性基板を用いるため、前記孔部又は切り欠き部の形成も容易である。
このように、表示媒体の端辺に2つ以上の孔部が、X方向に沿い且つY方向において隣接する孔部同士が互い異なる位置に並ぶことにより、2以上の孔部の周囲に、表示媒体の中心部と同じ厚みの部位が形成されることから、表示媒体の外部端子接続部における強度をより向上させることができる。
<4> 3以上積層した各表示素子におけるそれぞれの引き出し線が、表示素子の積層方向と直行する方向に互いに平行になるように配置されていることを特徴とする前記<1>乃至<3>のいずれか1項に記載の表示媒体。
積層構造の最上部に位置する表示素子上に保護層を設けることにより、最上部の表示素子において外的要因により傷等が生じることを防ぐことができる。
本発明においては、2色以上の表示素子を積層した場合に、1つの表示素子における各画素の開口面積を大きくすることができることから、各表示素子の発光効率を向上することができる。また、1つの表示素子でRGB等並列に並べて多色発光をさせる場合の画素開口面積を反映することで、画素分割数に応じて解像度を向上することができる。
接着層を有することにより、表示素子の曲げにより生じる色ずれを防止することができる。
図1中、11a、11b、及び11cは表示素子であり、表示媒体10は、表示素子が、11a、11b、11cが3層積層された積層構造を有し、その端部(外部端子接続部)には、本発明の特徴である孔部15Aが、複数設けられている。
なお、表示素子11b及び11cの詳細については、図1中には示されていないが、表示素子11aと同様に、それぞれ、可撓性基板上に、画素部13b又は13c、及び該画素部を外部に電気的に接続するための引き出し線14b又は14cを備えて構成されている。
ここで、「積層構造の下部の表示素子」とは、積層された表示素子の一つを基準としたときに、可撓性基板側に位置する表示素子を意味する。
凸部17及び凸部18は、表示媒体10とフレキシブル基板とを、ACF(Anisotropic Conductive Film)を介して熱圧着等により接続した場合に、凸部17及び凸部18がフレキシブル基板中に埋没して、いわゆる楔として機能することもでき、接続された表示媒体と外部接続用中継基板とをより強固に固定することができる。
図6は、変形例1に係る表示媒体の端部(外部端子接続部)の一部を拡大した平面図である。変形例1は、実施形態Aにおける表示媒体10と基本的に同様の構成であるが、前述した孔部15Aに代えて、切り欠き部15Bを有している。
変形例1における切り欠き部15B以外の他の構成については、実施形態Aと同様であるので、同一符号を用いた。
図7は、変形例1に係る表示媒体と外部接続用基板60との接続例を示す上面図であり、変形例1において外部に露出した引き出し線14a、14b、及び14cのそれぞれと、外部接続用基板を構成する単一の基材61に配設された外部接続中継線62a、62b、及び62cとの接続態様を示す。
図8は、参考例の表示媒体である変形例2に係る表示媒体の端部(外部端子接続部)の一部を拡大した平面図である。変形例2は、実施形態Aにおける表示媒体10と基本的に同様の構成であるが、前述した孔部15Aに代えて、孔部15Cを有している。
孔部Cは、複数の孔部15Aを共通化した態様であり、表示素子の積層方向と直行する方向に互いに平行になるように配置された複数の引き出し線(引き出し線14a、14b、14cを一組とする列)が、一つの孔部Cから露出している。
なお、変形例2における孔部15C以外の他の構成については、実施形態Aと同様であるので、同一符号を用いた。
図9は、参考例の表示媒体である変形例3に係る表示媒体の端部(外部端子接続部)の一部を拡大した平面図である。図10(a)及び図10(b)は、図9中のE−E線、及びF−F線に沿った端面図である。
変形例3における孔部15D以外の他の構成については、実施形態Aと同様であるので、同一符号を用いた。
このように、孔部15DがY方向において隣接する孔部同士が互い異なる位置に並ぶことにより、表示媒体の外部端子接続部における強度をより向上させることができる。
図11は、変形例4に係る表示媒体の端部(外部端子接続部)の一部を拡大した平面図である。図12は、変形例4に係る表示媒体と外部接続用基板70との接続例を示す上面図であり、変形例4において外部に露出した引き出し線14a、14b、及び14cのそれぞれと、外部接続用基板を構成する単一の基材71に配設された複数の外部接続中継線72との接続態様を示す。
また、図13(a)及び図13(b)は、図11中のG−G線、H−H線に沿った端面図である。
なお、前述した実施形態A及びその変形例1乃至4においても、保護層を更に備えた態様であることが好ましい。
変形例4における孔部15E及び保護層20以外の他の構成については、実施形態Aと同様であるので、同一符号を用いた。
表示媒体における可撓性基板としては、高分子フィルム等からなる基板を用いることができる。そのような基板としては、例えば、PEN、PC、PET等が挙げられる。
本発明の表示媒体における画素部は、少なくとも1つの画素を有しており、該画素が有する電極から引き出し線が引き出される。
各表示素子が有する画素は、表示媒体の積層方向に重なっていてもよいし、各表示素子の積層方向と直行する方向に互いに平行になるように配置されていてもよい。
図14は、表示素子上における画素30a、30b、及び30cを積層方向に重ねた態様を示しており、32a、32b、及び32cは画素から列方向に引き出した引き出し線を示し、34a、34b、及び34cは、画素から行方向に引き出した引き出し線を示す。なお、画素30a、30b、及び30cは、それぞれ異なる可撓性基板上に形成されている画素である。
図15は、各表示素子上における画素(40a、40b、40c)を積層方向に重ねた態様を示しており、42a、42b、及び42cは画素から列方向に引き出した引き出し線を示し、44a、44b、及び44cは画素から行方向に引き出した引き出し線を示す。なお、画素40a、40b、40cは、それぞれ異なる可撓性基板上に形成されている画素である。
〔前記した実施形態A及びその変形例1乃至4は、上記(I)乃至(III)の何れかの態様を採っている。〕
本発明の表示媒体における各引き出し線端部の配置態様としては、上記(I)乃至(III)の何れかの態様のみを適用してもよいし、組み合わせて適用してもよい。
接着層としては、例えば、両面テープや熱硬化性樹脂等を用いることができる。
本発明に適用される保護層は、積層構造の最上部に位置する表示素子上に、引き出し線を露出させるように孔部又は切り欠き部を有するものである。保護層としては、例えば、PEN、PC、PET等を用いることができる。
保護層が有する孔部又は切り欠き部は、型による打ち抜きにより設けることができる。
本発明の表示媒体は、例えば、以下のように製造することができる。
可撓性基板となるPEN上に透明導電膜であるITO膜をスパッタリングにより100nm成膜する。次いでフォトリソ法によりフォトレジストをストライプ状のパターンに形成し、エッチング・剥離工程を経てストライプ状の第1電極を得る。
次いで第2の電極として第1電極と直交するように、ストライプ状の成膜マスクを用いて真空蒸着、スパッタリングによりAl膜、Ag膜、ITO膜を順次1.5nm、15nm、100nm成膜した。これにより第1電極と第2電極の交差部が発光することになり、複数の画素部が設けられる。
上記のようにして赤、緑、青の3枚の表示素子を作製する。
次いで3枚の表示素子と保護膜を、赤、緑、青、保護膜の順に接着させる為、緑、青、保護膜のそれぞれの裏面に接着層(日東電工製HJ-9150W)を全面に亘って貼り合わせる。
次いで保護膜上には赤、緑、青の引き出し線が露出するように、青表示素子上には緑、青の引き出し線が露出するように、緑表示素子上には青の引き出し線が露出するように、それぞれの所定の位置に孔形成用の型を用いて接着層毎打ち抜きにより孔部を設ける。
次いで赤、緑、青それぞれの画素が重なるように貼り合わせることにより表示媒体が完成する。
11a、11b、11c 表示素子
12a、12b、12c 可撓性基板
13a 画素部
14a、14b、14c 引き出し線
15A、15C、15D、15E 孔部
15B 切り欠き部
16a、16b 接着層
17 凸部
18 凸部
Claims (8)
- 可撓性基板上に画素部及び該画素部を外部に電気的に接続するための引き出し線を少なくとも備えた3以上の表示素子を積層した積層構造を有する表示媒体であって、
該3以上の表示素子は、少なくとも各表示素子が備える引き出し線を有して構成される外部端子接続部を有する端辺において互いに重なり合うように積層され、
表示媒体における該外部端子接続部を有する端辺に沿った方向をX方向としたときに、X方向に沿って2以上並んで配置された孔部又は切り欠き部を有し、
該2以上並んで配置された孔部又は切り欠き部の各々は、1つの孔部又は切り欠き部から、積層構造の下部に位置する2以上の表示素子が備える引き出し線の各々が表示素子の積層方向において段違いに露出するように、当該引き出し線上の表示素子に設けられたものであることを特徴とする表示媒体。 - 孔部を2つ以上有し、表示媒体における前記X方向に直行する端辺に沿った方向をY方向としたときに、X方向に沿って2以上並んで配置された孔部は、Y方向において隣接する孔部同士が互い異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の表示媒体。
- 3以上積層した各表示素子におけるそれぞれの引き出し線が、表示素子の積層方向に互いに重なるように配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示媒体。
- 3以上積層した各表示素子におけるそれぞれの引き出し線が、表示素子の積層方向と直行する方向に互いに平行になるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の表示媒体。
- 積層構造の最上部に位置する表示素子上に、引き出し線を露出させるように孔部又は切り欠き部を有する保護層を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の表示媒体。
- 少なくとも2色以上の表示素子を積層したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表示媒体。
- 画素部が有機エレクトロルミネッセンスを用いた画素部であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の表示媒体。
- 3以上の表示素子が、当該表示素子間に全面に亘って形成された接着層を介して積層されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の表示媒体。
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