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JP4740366B2 - 衣類用表示ラベル及びこの表示ラベルを使用した衣類 - Google Patents
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JP4740366B2 - 衣類用表示ラベル及びこの表示ラベルを使用した衣類 - Google Patents

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本発明は、衣類に縫着されている表示ラベルの改良に関するものである。
衣類に縫着されている品質等を表示する表示ラベルは、子供や高齢者、特にアトピー性皮膚炎など皮膚疾患を持つ敏感肌の使用者には、ラベルが擦れることでチクチク感を強く感じて、その不快感から無意識に掻いたりすることで、皮膚に炎症をおこすことがあり、このために更に掻くという悪循環を繰り返すことが多かった。
一般に既成衣類の大部分は、オーバーロックミシンによる衣類の縁かがり縫い時に表示ラベルが衣類に同時に縫着されている。
このようなラベルの縫着された衣類を着ると表示ラベルの端が皮膚に当たってチクチク感 を感じることがある。このためラベルを取り除こうと縫い目のはしに沿ってハサミで切断しても、縁かがり縫いされたラベルのはしや縫い目の中に残された部分までは簡単に取り除くことが出来なかった。さらにこの縁かがり縫い部分に残されたラベルの切断面が肌に当たることで、却って肌へのチクチク感や不快感を増すことがあった。
表示ラベルを縁かがり縫い部分から全て取り外してしまうには、ハサミで縁かがり縫いの糸を切り解く必要がある。しかし、この作業は非常に手間がかかる。また高齢者など視力が弱く手元が見えにくい者にとっては、糸を切る時に糸が見えづらく、このために糸とともに、あるいは糸ではなく衣類の布地を切ってしまうことがある。また糸を切り、取り外すことにより衣類の縁かがり縫い部分に数cmの開きが生じる。このためその開いた縁かがり縫い部分を縫い繕う作業を必要とし、手間がかかる上、見栄えも悪いことになっていた。
特開2007−155922公報 特開平11−200173公報 特開2000−96425公報 特開2008−276049公報
本発明は、品質等を表示する表示ラベルの縫着された衣類を使用時に、そのラベルの肌への違和感やチクチク感等の不快感を解消することを目的とした、衣類用の織布製の表示ラベルとその取り付け方法を提供するものである。
すなわち、本発明は衣類に縫着する品質等を表示する織布製の表示ラベルにおいて、平織 りの表示領域部と衣類に縫着する縫い合せ部とから構成し、前記縫い合せ部は縦糸または 横糸のみからなり縫い糸によって衣類に縫い付けられる一方向糸部と、平織りの補助布部 とからなり、この一方向糸部はその一方に平織りの補助布部を、他方に前記表示領域部を それぞれ隣接させていることを特徴とする衣類用表示ラベルである。また本発明はこの表 示ラベルを衣類に縫い付ける方法を提供するものでもある
既製衣類の多くが、オーバーロックミシンによる縁かがり縫いによって衣類と表示ラベルとは縫着されている。このラベルが前記のように使用者の肌への違和感やチクチク感等の不快感となっている。ハサミでラベルのはしを切断しても縁かがり縫いの側に残った切断面が却って肌を刺激してチクチク感を増す。本発明は、この不快感を解消する為に表示ラベル1を表示領域部2と衣類に縫着する縫い合せ部3とから構成し、前記縫い合せ部3は横糸のみの一方向糸部31と縦糸と横糸を有する補助布部32とからなり、この一方向糸部31の他方端を表示領域部に隣接させている。この縫い合せ部3を衣類内側の脇縫着部位51に縁かがり縫い33にて縫着する。この縫着時にオーバーロックミシンの持つ機能により、衣類の端布52と補助布部32は同時に衣類から切り落とされる。補助布部32が切り落とされたことにより、表示領域部をつまんで縁かがり縫い部分より抜き取るように強めに引っ張る、一方向糸部の糸と縁かがり縫い33とがほぼ平行していること より取り外しが容易になる。ラベルが取り外せたことにより、皮膚への違和感やチクチク感等といった不快感がなくなり、掻き傷などの炎症もなくなる。
さらに高齢者や視力の弱い者でも縫着したラベルの糸を切る必要がなくなり、間違えて衣類の布地を切ってしまうこともない。このことから高齢者や子供でもラベルの取り外しが容易である。
同時縫着した衣類と表示ラベルは縫着時に補助布部が切り落とされたことにより、ラベルを引っ張るだけで一方向糸部が縁かがり縫い部分より容易に抜き取れて、糸を切らずにラベルを取り外すことが可能となる。また縁かがり縫いの糸を切らないため衣類その物の縁かがり縫いの糸目は開かず、繕う手間がかからない。
実施例1を示し、衣類脇部位の表示ラベルを示す平面図である。 図1の表示ラベルを二つ折りにした概略平面図である。 図2の二つ折りにした表示ラベルを衣類に縫着した平面図である。 図3 の表示ラベルを縁かがり縫いより引き抜いた平面図である。 実施例2を示し、衣類首後ろ部位の表示ラベルを示す平面図である。 図5を折り線9から折り返した概略平面図である。 衣類に縫着する前の図5に示す表示ラベルの平面図である。 図7の表示ラベルの縫い合せ部8を引き抜いた平面図である。 実施例1と実施例2の表示ラベルを衣類に縫着する位置を示す衣類の正面図である。
実施例1を図1から図4に基づいて以下説明する。
衣類内側の脇部位に取り付ける織布製の表示ラベル1は、左右に連続した二つの平織りの表示領域部2と、その表示領域部の左右両側に設けた縫い合せ部3とからなる(図1参照 。表示領域部2には表示ラベル1を縫着する衣類の品質(綿100%、絹100%など)やサイズ、洗濯方法等の表示を現している。縫い合せ部3は、表示領域部2の左右両側に一体的に設けられている。そしてこの縫い合せ部3は横糸のみの一方向糸部31と縦糸と横糸を有する平織りの補助布部32とからなり、図1に示したように一方向糸部31 他方端を表示領域部2に-隣接させる。
平織りの表示領域部2の横幅は60mm〜100mmの長さ寸法にしてある。縫い合せ部3は横糸のみの一方向糸部31を表示領域部2の縦幅と同じ幅とし、その糸の長さを10mm前後として表示領域部2の左右両側に隣接させ、さらに一方向糸部31の外側に縦糸と横糸からなる平織りの補助布部32を表示領域部2の縦幅と同じ幅で、5mm前後の長 さの横幅とした。(図1参照)
表示ラベル1は、通常衣類内側の脇部位(図9参照)のため一端部の縫着となる。よって表示ラベル1を中央部の折り線4の位置で二つ折りに(図2参照)し、左右の縫い合せ部3を重ね、この重ね合せた一端部を縫着箇所とする。重なった縫い合せ部3の前面と裏面の夫々の一方向糸部31及び補助布部32はいずれも同じところに位置される。二つ折りにする事で品質表示やサイズ表示、洗濯表示などの表示はラベルの表面と裏面に表示される。
前記二つ折りの表示ラベル1の面と裏面とを重ね合せた一方向糸部31を図3の通り衣類脇縫着部位51に縁かがり縫い33で縫着する。この時、オーバーロックミシンの機能により、平織りの補助布部32は衣類端布52と同時に衣類から切り落とされる。
本発明の表示ラベルの縫着された衣類を着用して肌への違和感やチクチク感等の不快感を生じた場合は、図4の通り二つ折りした表示領域部2をつまんで強めに抜き取るように引っ張ると一方向糸部31縁かがり縫い33より容易に取り外すことが出来る。
実施例2を図5から図8に基づいて以下説明する。
衣類首後ろ部位に取り付ける表示ラベル6は、平織りの表示領域部7とこの表示領域部の両側に設けた縫い合せ部8とからなる。表示領域部7には表示ラベル6を縫着する衣類のメーカー名やサイズ等の表示を現している。縫い合せ部8は表示領域部7の左右両側に一体的に設けられている。そしてこの縫い合せ部8は横糸のみの一方向糸部81と縦糸と横糸を有する平織りの補助布部82、続いて横糸のみの一方向糸部83、更に続けて縦糸と横糸を有する平織りの補助布部84とからなり、図5に示したように前記一方向糸部81を表示領域部7に左右に隣接させる。
図5の通り平織りの表示領域部7の横幅を50mm〜70mmの長さ寸法にして、この表 示領域部7の左右両側に設けた縫い合せ部8は、横糸のみの一方向糸部81を5mm前後の幅とし表示領域部7に隣接させる。この一方向糸部81の側に平織りの補助布部82を10mm前後の横幅で設け、さらにその側に横糸のみの一方向糸部83を5mm前後の横幅に設ける(一方向糸部81と一方向糸部83は同じ幅にする)。さらに続いてその側に平織りの補助布部84を5mm前後の横幅で設けた
前記表示ラベル6の端がほつれたりしないように補助布部82を折り線9の位置(図5、図6参照)で裏側に折り曲げ、表面の一方向糸部81と裏面の一方向糸部83を同じとこ ろに位置するように重ね合せて整える。この時、平織りの補助布部84は表示領域部7の 裏側に位置する。この重ね合せ作業を表示ラベル6の左右において同様に行う。
図6で整えた表示ラベル6を図7の通り、重なった一方向糸部81(83)上を、縫い糸 でこれに直交するように縫い位置10に従って衣類首後ろ部位(図9参照)に縫着する。
本発明の表示ラベルの縫着した衣類を着用した際、肌への違和感やチクチク感等の不快感を生じた場合は、図7で示したラベル切り取り位置11に従って、一方向糸部81(83)を切り、平織りの補助布部82をつまんで外側に引っ張る(図8参照)と、一方向糸部81(83)容易に縫い付け部分から抜き取ることが出来る。ラベルの左右において同様に処理することでラベルを簡単に取り外すことができる。
1 衣類脇部位の表示ラベル
2、7 表示領域部
3、8 縫い合せ部
31、81、83 横糸のみの一方向糸部
32、82、84 補助布部
4、9 折り線
5 衣類
51 衣類脇縫着部位
33 縁かがり縫い
52 衣類端布
6 衣類首後ろ部位の表示ラベル
10 縫い位置
11 ラベル切り取り位置

Claims (3)

  1. 衣類に縫着する品質等を表示する織布製の表示ラベルにおいて、平織りの表示領域部と衣類に縫着する縫い合せ部とから構成し、前記縫い合せ部は縦糸または横糸のみからなり縫 い糸によって衣類に縫い付けられる一方向糸部織りの補助布部とからなり、この一方向糸部はその一方に平織りの補助布部を、他方に前記表示領域部をそれぞれ隣接させて いることを特徴とする衣類用表示ラベル。
  2. 請求項1の表示ラベルを、衣類にオーバーロックミシンで縫いつける方法は、一方向糸部を縁かがり縫いにより縫着する表示ラベルの取り付け方法。
  3. 請求項1の表示ラベルを、衣類に縫いつける方法は、一方向糸部をこれと直交する縫い 糸で縫着する表示ラベルの取り付け方法
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