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JP4750466B2 - 機器の取付装置 - Google Patents
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JP4750466B2 - 機器の取付装置 - Google Patents

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本発明は、機器を支柱に取り付けるための取付装置に関する。
従来より、支柱に機器を取り付ける方法としては、機器に装着された金具(若しくは機器の筐体自体)にバンド体を通し、そのバンド体を支柱に巻き付け、締め付ける方法が一般的である(例えば、特許文献1等参照)。
また、バンド体を用いる代わりに、支柱に嵌合可能なU字状の金具(U字金具)を用い、このU字金具の両端を機器に装着された金具の取付孔に通し、U字金具の開放端にナットを螺合して機器に装着された金具に締め付けることにより、機器を支柱に取り付ける方法も知られている(例えば、特許文献2等参照)。
実公昭62−36963号公報 特開平10−341102号公報
しかしながら、こうした従来の取付方法では、支柱に一つの機器を取り付ける際には問題ないが、例えば、支柱に複数の機器を取り付ける際には、バンド体やU字金具を使って、各機器毎に支柱に取り付ける必要があるため、その複数の機器は、支柱の軸方向(換言すれば上下方向)に分散して配置されることになる。
そして、このように複数の機器を支柱の軸方向に分散して配置するには、機器を一台設置する度に設置作業のための足場を上下方向にずらす必要があり、機器設置時の作業性が悪くなるという問題があった。
また特に、支柱に設置する機器が大きい場合には、バンド体やU字金具を使って、その機器の上部と下部とを支柱に固定することになるが、この場合には、支柱の軸方向に沿って各機器を順に配置すると、支柱に設置可能な機器の数が少なくなり、支柱を有効利用することができなくなることから、通常、各機器のバンド体やU字金具が互いに干渉することのないよう、これら各部を各機器毎に互い違いに固定することが行われる。
しかし、このような固定方法では、複数の機器が支柱周りに段差を付けて配置されることになるので、見栄えが悪く、また、設置作業も面倒になるという問題がある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、支柱に複数の機器を設置する際の設置作業を容易に行うことができ、しかも、複数の見栄えよく設置することのできる取付装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、
機器を支柱に取り付けるための取付装置であって、
前記支柱よりも幅広の腕部と、該腕部の略中央部に配置されて前記支柱の外周面に当接される当接部とを備え、前記支柱を挟んで互いに対向配置される一対の腕金と、
該一対の腕金において互いに対向する端部同士を各々連結するための一対の支持腕と、
前記各腕金と前記各支持腕とを前記支柱周りに配置した状態で、前記各端部同士を互いに締め付け固定することにより、前記一対の腕金にて前記支柱を狭持させる固定部材と、
を備え、前記各腕金及び前記各支持腕にて前記支柱周りに形成される各辺の内、少なくとも前記腕金にて形成される一辺と前記支持腕にて形成される一辺には、それぞれ、前記機器を着脱自在に取り付けるための取付部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の取付装置において、前記一対の腕金の内、一方の腕金と前記一対の支持腕とは一体形成されており、他方の腕金と前記各支持腕の開放端側とは前記固定部材を介して着脱自在に締め付け固定できるように構成されていることを特徴とする。
次に、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の機器の取付装置において、前記腕金及び前記支持腕の少なくとも一つには、複数の機器を水平方向に並設できるように、前記支柱を囲むループから外方向に延出される延出部が形成されていることを特徴とする。
また次に、請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の機器の取付装置において、前記腕金及び前記支持腕の少なくとも一つは、略中央部を凹ませた略くの字状に形成され、該くの字の内側が前記支柱を向くように配置されると共に、該くの字を形成する2辺には、それぞれ、前記取付部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の機器の取付装置において、前記一対の腕金、前記一対の支持腕、及び、前記固定部材からなり、前記支柱周りに配置される枠体を複数備えると共に、前記各枠体を、前記支柱の軸方向に所定間隔を開けて配置するための連結部材を備えたことを特徴とする。
また次に、請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の機器の取付装置において、前記機器は、中継システムにおける送信装置又は受信装置であることを特徴とする。
請求項1に記載の取付装置によれば、一対の腕金と一対の支持腕とを支柱周りに配置し、これらの端部同士を固定部材を介して互いに締め付け固定すれば、一対の腕金により支柱を狭持させた状態で支柱に固定できる。そして、腕金及び支持腕にて支柱周りに形成される各辺の内、少なくとも腕金にて形成される一辺と支持腕にて形成される一辺には、それぞれ、機器を着脱自在に取り付けるための取付部が設けられているため、この取付部に機器を取り付けることにより、複数の機器を支柱周りで同じ高さ位置に取り付けることができる。
このため、請求項1に記載の取付装置によれば、支柱に複数の機器を設置する際には、足場を所望の高さ位置に固定した状態で、取付装置の設置、及び取付装置への各機器の取り付けを行うことができるようになり、複数の機器を設置する際の作業性を向上することができる。
また、足場を作業し易い高さ位置に固定しておけば、作業者は、設置作業の際に無理な姿勢をとる必要がないため、設置作業を安全に行うことができる。また、複数の機器を、支柱周りで同じ高さ位置に配置することができることから、機器設置後の見栄えを良くすることもできる。
次に、請求項2に記載の取付装置によれば、一対の腕金の内の一方と一対の支持腕とが一体形成されていることから、支柱への設置時には、これら各支持腕の開放端と他方の腕金とを固定部材を介して固定すればよく、腕金及び支持腕を全て単体で構成した場合に比べて、支柱への設置作業をより簡単に行うことができる。
また次に、請求項3に記載の取付装置によれば、腕金及び支持腕の少なくとも一つには、複数の機器を水平方向に並設できるように延出部を形成したことから、取付可能な機器の数をより増やすことができる。
また、例えば、取付装置を支柱に設置して機器を取り付ける際には、取付装置の延出部に機器を取り付けるようにすれば、その後、機器を増設するために足場を設置した際、その足場に乗った作業者の目の前に設置済みの機器が来ないようにすることができるので、機器増設時の作業性を向上することもできる。
次に、請求項4に記載の取付装置によれば、腕金及び支持腕の少なくとも一つを略くの字状に形成しているので、腕金及び支持腕を直線状に形成した場合に比べて、支柱を囲む辺の数を多くすることができる。つまり、腕金及び支持腕を直線状に形成した場合、支柱を囲むのは4辺となるが、本発明によれば、この辺の数を5〜8に増やすことができる。
そして、請求項4に記載の取付装置においては、くの字を形成する2辺に、それぞれ、取付部が設けられていることから、その2辺に設けられた取付部によって、当該取付装置に取付可能な機器の数を増やし、支柱周りにより多くの機器を取り付けることができるようになる。
また、請求項5に記載の取付装置によれば、機器を取り付けるための枠体を支柱の軸方向に所定間隔を開けて配置することができることから、機器が大きい場合や重い場合であっても、その機器の上部と下部(或いは更に中間部)とを各枠体に固定することで、機器をしっかりと支柱に固定することができるようになる。
次に、請求項6に記載の取付装置は、中継システムにおける送信装置又は受信装置を支柱に固定するためのものであることから、当該取付装置を、中継用の送・受信アンテナが設置される支柱、若しくは、その支柱の近傍に設置された支柱に設置し、当該取付装置に送信装置及び受信装置を取り付けるようにすれば、受信アンテナと受信装置とを接続する同軸ケーブルや送信アンテナと送信装置とを接続する同軸ケーブルの長さを短くして、その同軸ケーブルで生じる伝送損失を少なくすることができるだけでなく、その送信装置及び受信装置の設置時のコストを低減することができる。
なお、本発明の取付装置は、こうした送信装置又は受信装置の支柱への取り付けに利用することができるだけでなく、例えば、中継システムにおける送信アンテナや受信アンテナの支柱への取り付けなど、複数の電子機器を支柱に取り付ける場合に利用すれば、上述した効果を発揮することができる。
以下に本発明の一実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明の取付装置が利用される中継システムの構成を表すブロック図である。
この中継システムは、放送局若しくは他の中継システムからマイクロ波で送信されてくる地上波デジタル放送2CH分(CH:チャンネルを表す)のテレビ放送信号を受信する受信アンテナ2と、この受信アンテナ2からの受信信号を2系統に分配する共用器4と、この共用器4にて2系統に分配された受信信号を第1CH受信回路6及び第2CH受信回路8にてそれぞれダウンコンバートすることにより、上記2CH分(第1CHと第2CH)のテレビ放送信号を各々選局して中間周波信号(IF信号:中心周波数37.15MHz)として出力する受信装置10と、この受信装置10から出力された各CHのIF信号(図に示す第1CH・IF及び第2CH・IF)を、それぞれ、各CH専用の送信回路12、14を用いて互いに周波数が異なるマイクロ波帯の送信信号に周波数変換して出力する各CH用の送信装置16、18と、これら各送信装置16、18からの出力(図に示す第1CH送信信号及び第2CH送信信号)を混合する共用器20と、この共用器20にて混合された送信信号を、放送局若しくは他の中継システムに向けて送信する送信アンテナ22とから構成されている。
つまり、この中継システムでは、放送局若しくは他の中継システムからマイクロ波にて送信されてきた地上波デジタル放送2CH分のテレビ放送信号を受信して、各CH(第1CHと第2CH)のテレビ放送信号を中間周波信号(IF信号)にダウンコンバートし、その後、これら各CH(第1CHと第2CH)のテレビ放送信号の中間周波信号(IF信号)をマイクロ波帯にアップコンバートして、送信アンテナ22から再送信する、といった手順で地上波デジタル放送2CH分のテレビ放送信号を中継する。
なお、受信アンテナ2及び送信アンテナ22は、反射鏡を備えたパラボラアンテナにて構成されている。また、受信装置10は、第1CH受信回路6と第2CH受信回路8とを、図示しない電源回路等と共に防水ケース内に収納したものであり、送信装置16,18は、第1CH送信回路12及び第2CH送信回路14を、それぞれ、電源回路等と共に防水ケース内に収納したものである。
そして、受信装置10には、図示しない局舎内に設置された基準信号発生器24,26から、第1CH受信回路6及び第2CH受信回路8にて各CHのテレビ放送信号を中間周波信号(IF信号)にダウンコンバートするのに必要な基準信号(図に示す第1基準信号及び第2基準信号)が入力され、受信装置10から送信装置16,18には、その基準信号(図に示す第1基準信号及び第2基準信号)が、各CHの中間周波信号(IF信号)をマイクロ波帯にアップコンバートするのに必要な基準信号としてそれぞれ入力される。
次に、上述した受信アンテナ2、共用器4、受信装置10、送信装置16,18、共用器20、及び、送信アンテナ22は、図2に示すように、所定の中継箇所に略鉛直方向に立設された支柱30に取り付けられる。
すなわち、図2に示すように、支柱30の上端部には、受信アンテナ2用の取付金具32と、送信アンテナ22用の取付金具34とが、上下一対のベルト体35,36、及び、37,38を介して取り付けられており、受信アンテナ2及び送信アンテナ22は、反射鏡の裏面に固定された金具2a、22aを取付金具32、34にねじ止めすることにより、支柱30に固定されている。
なお、各取付金具32、34は、上下一対のベルト体35,36、及び、37,38を介して支柱30に固定されるが、2つのアンテナ2、22による支柱30の占有領域を小さくするため、各取付金具32、34のベルト体35,36、及び、37,38は、各アンテナ2、22毎に互い違いに支柱30に固定されている。
そして、支柱30において、上方のベルト体35,37と下方のベルト体36,38との間に位置するスペースには、共用器4、20が図示しないベルト体(若しくはU字金具)を介して固定されている。
一方、受信装置10と送信装置16、18は、支柱30の上記各アンテナ2、22よりも下方の位置に取り付けられるが、その取り付けのための取付装置40は、上述したアンテナ2、22の取付金具32,34のようにベルト体35〜38を用いて支柱30に取り付けるのではなく、支柱30の周りを4辺で囲み、対向する2辺で支柱30を挟持させることにより、支柱30に直接固定される。そして、受信装置10と送信装置16、18とは、その取付装置40において支柱30を囲む4辺の内、3辺にそれぞれ取り付けられている。
以下、この取付装置40について、図3〜図5を用いて詳しく説明する。
なお、図3は取付装置40の構成を表す分解斜視図であり、図4は取付装置40を単体で組み立てた状態を表す斜視図であり、図5は図4の取付装置40を上方から見た状態を表す平面図である。
図3に示す如く、取付装置40は、大きく分けて、支柱30の周りを4辺で囲むように支柱30に直接固定される一対の枠体42、44と、これら各枠体42、44を所定間隔を開けて連結することにより、各枠体42、44を支柱30の軸方向に沿って上下に位置決めする一対の連結部材46、48とから構成されている。
また、各枠体42、44は、支柱30よりも幅広になるように(換言すれば支柱30の径よりも長くなるように)形成され、支柱30を挟んで対向配置される長尺状の腕金52、54と、これら一対の腕金52、54において互いに対向する端部同士を連結するための長尺状の支持腕56、58とから構成されており、これら各部を1辺とする4辺で支柱30を囲むようにされている。
ここで、腕金52は、長尺状に形成された腕部62の略中央部に、支柱30の外周面に当接可能な断面M字状の当接板64を溶接等で固定することにより形成されている。また、この腕金52(換言すれば腕部62)と支持腕56、58とは、上方から見たときに略コの字状となるように一体形成されている。
一方、腕金54は、金属板をプレス成形することにより、長手方向に直交する方向に切断したときの断面がコの字状となるように形成された長尺状の腕部63からなり、その両端部に支持腕56、58の開放端を収納できるように構成されている。
また、腕部63において、プレス成形によって腕金52側に折り曲げられた上下の板部の端縁中央部には、円弧状に窪んだ凹部65が形成されている。この凹部65は、支柱30の外周面への当接部として機能し、腕金52の当接板64との間で支柱30をしっかりと挟持できるようになる。
そして、腕金54の支持腕56、58との対向面には、固定部材としてのボルト66を外側から挿通して、支持腕56、58の開放端面に形成されたねじ孔56a、58aに螺合させるための挿通孔54aがそれぞれ穿設されている。
このため、ボルト66を各挿通孔54aに挿通して、支持腕56、58のねじ孔56a、58aに螺合させれば、図4に示すように、腕金52と腕金54とを支持腕56、58を介して4角形のループ状に連結することができる。
また、このループ内に支柱30を収納して、ボルト66を締め付ければ、図5に示すように、腕金52の当接板64と腕金54の凹部65との間で支柱30をしっかりと挟持させることができるようになり、延いては、各枠体42、44を支柱30にしっかりと固定できるようになる。
また、支持腕56、58には、支柱30の外側から内側に向けて、連結部材46、48を固定するためのボルト68を通すための挿通孔56b、58bが穿設されている。このため、ボルト68を、連結部材46、48の両端に穿設された取付孔46a、48b及び各支持腕56、58の挿通孔56b、58bに挿通して、各支持腕56、58の内側(支柱30側)に配設されたナット69に螺合させれば、図4に示すように、枠体42、44同士を所定間隔で位置決めすることができる。
また次に、上記一対の枠体42、44のうち、上方に配置される枠体42の腕金52及び支持腕56、58には、受信装置10や送信装置16、18を取り付けるための取付部として、垂直方向に貫通した一対の取付孔72が穿設されている。
また、下方に配置される枠体44の腕金52及び支持腕56、58には、受信装置10や送信装置16、18を取り付けるための取付部として、水平方向に貫通した一対の取付孔74が穿設されている。
このため、取付装置40に受信装置10及び送信装置16、18を固定する際には、枠体42の腕金52及び支持腕56、58に、受信装置10及び送信装置16、18の裏面の上方位置から後方に向けて突設された取付金具78(図2、図5参照)を引っ掛け、その取付金具78に穿設された取付孔(図示せず)を介して取付孔72に固定用のボルトを通し、そのボルトに下方からナットを螺合させるようにすれば、取付装置40の上方の枠体42に対して、受信装置10及び送信装置16、18の上部を固定できることになる。
また、取付装置40の下方の枠体44には、水平方向に取付孔74が穿設されているので、受信装置10及び送信装置16、18の裏面から下方に向けて取付金具79(図2参照)を突出させ、この取付金具78に穿設された取付孔(図示せず)を介して取付孔74に固定用のボルトを通し、そのボルトにナット76を螺合させるようにすれば、取付装置40の下方の枠体44に対して、受信装置10及び送信装置16、18の下部を固定できることになる。
以上説明したように、本実施形態の取付装置40は、アンテナ2、22の取付金具32,34のようにベルト体35〜38を用いて支柱30に取り付けるのではなく、腕金52、54と支持腕56、58とで支柱30の周りを囲み、且つ、腕金52と腕金54とで支柱30を挟持した状態で、支柱30に取り付けられる。
そして、腕金52及び支持腕56、58には、受信装置10及び送信装置16、18を取り付けるための取付孔72(又は74)が穿設されており、この取付孔72(又は74)を介してこれら各装置を直接取り付けることができる。
このため、本実施形態の取付装置40によれば、支柱30に受信装置10及び送信装置16、18を設置する際には、足場(図2参照)を所望の高さ位置に固定した状態で、取付装置40の設置、及び取付装置40への各装置の取り付けを行うことができるようになり、その設置時の作業性を向上することができる。また、足場を作業し易い高さ位置に固定しておけば、作業者は、設置作業の際に無理な姿勢をとる必要がないため、設置作業を安全に行うことができる。また、複数の機器を、支柱周りで同じ高さ位置に配置することができることから、機器設置後の見栄えを良くすることもできる。
また更に、本実施形態の取付装置40は、腕金52、54と支持腕56、58とで構成される2つの枠体42、44を、連結部材46、48を介して連結することにより、2つの枠体42、44を支柱30に対して軸方向に所定間隔で配置して、その上下の枠体42、44に、受信装置10及び送信装置16、18の上部及び下部を固定できるようにされている。このため、これら各装置が大きい場合や重い場合であっても、これら各装置をしっかりと支柱30に固定することができるようになる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施形態では、枠体42、44において、腕金52(詳しくは腕部62)及び支持腕56、58は、上方から見たときに略コの字状となるように一体形成されているものとして説明したが、これら各部は、別体で構成してもよい。
また、支持腕56、58は、必ずしも腕金52を構成する腕部62の両端に接続される必要はなく、例えば、図6(a)に示すように、腕部62を、支持腕56、58との連結部から延出させ、その延出部82にも機器の取付部となる取付孔72を穿設するようにしてもよい。
そして、このようにすれば、腕金52は、支柱30を囲むループから外方向に延出されることになるが、その延出部82にも送信装置や受信装置等の機器を取り付けることができることから、取付装置40に取付可能な機器の数を増やすことができる。
また、上記実施形態では、取付装置40を構成する腕金52、54及び支持腕56、58は、単に長尺状であるものとして説明したが、これら各部は、略中央部を凹ませた略くの字状に形成し、くの字の内側が支柱を向くように配置するようにしてもよい。
例えば、図6(b)は、支持腕56、58をくの字状に屈曲させた取付装置40を表しているが、この取付装置40によれば、くの字状に屈曲させた支持腕56、58の各辺に機器を取り付けることができるようになるので、取付装置40に取付可能な機器の数を増やすことができる。なお、図6(b)に示す取付装置40においては、腕金54にも取付孔72を穿設することにより、機器を取り付けることができるようにしている。
また次に、上記実施形態では、中継システムの送・受信装置を支柱に取り付けるための取付装置について説明したが、本発明の取付装置は、例えば、受信アンテナ2や送信アンテナ22を支柱に取り付ける場合等、送・受信装置以外の機器を支柱に取り付ける場合であっても利用することができる。
実施形態の中継システムの構成を表すブロック図である。 実施形態の中継システムを構成する各種装置を支柱へ取り付けた状態を表す説明図である。 実施形態の取付装置の構成を表す分解斜視図である。 実施形態の取付装置を単体で組み立てた状態を表す斜視図である。 図4の取付装置を上方から見た状態を表す平面図である。 取付装置の他の構成例を表す説明図である。
符号の説明
2…受信アンテナ、4…共用器、6…第1CH受信回路、8…第2CH受信回路、10…受信装置、12…第1CH送信回路、14…第2CH送信回路、16,18…送信装置、20…共用器、22…送信アンテナ、24,26…基準信号発生器、30…支柱、32,34…取付金具、35〜38…ベルト体、40…取付装置、42,44…枠体、46,48…連結部材、46a…取付孔、52,54…腕金、54a…挿通孔、56,58…支持腕、56a,58a…ねじ孔、56b,58b…挿通孔、69,76…ナット、62,63…腕部、64…当接板、65…凹部、66,68…ボルト、72,74…取付孔、78,79…取付金具、82…延出部。

Claims (6)

  1. 機器を支柱に取り付けるための取付装置であって、
    前記支柱よりも幅広の腕部と、該腕部の略中央部に配置されて前記支柱の外周面に当接される当接部とを備え、前記支柱を挟んで互いに対向配置される一対の腕金と、
    該一対の腕金において互いに対向する端部同士を各々連結するための一対の支持腕と、
    前記各腕金と前記各支持腕とを前記支柱周りに配置した状態で、前記各端部同士を互いに締め付け固定することにより、前記一対の腕金にて前記支柱を狭持させる固定部材と、
    を備え、前記各腕金及び前記各支持腕にて前記支柱周りに形成される各辺の内、少なくとも前記腕金にて形成される一辺と前記支持腕にて形成される一辺には、それぞれ、前記機器を着脱自在に取り付けるための取付部が設けられていることを特徴とする機器の取付装置。
  2. 前記一対の腕金の内、一方の腕金と前記一対の支持腕とは一体形成されており、他方の腕金と前記各支持腕の開放端側とは前記固定部材を介して着脱自在に締め付け固定できるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の機器の取付装置。
  3. 前記腕金及び前記支持腕の少なくとも一つには、複数の機器を水平方向に並設できるように、前記支柱を囲むループから外方向に延出される延出部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の機器の取付装置。
  4. 前記腕金及び前記支持腕の少なくとも一つは、略中央部を凹ませた略くの字状に形成され、該くの字の内側が前記支柱を向くように配置されると共に、該くの字を形成する2辺には、それぞれ、前記取付部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の機器の取付装置。
  5. 前記一対の腕金、前記一対の支持腕、及び、前記固定部材からなり、前記支柱周りに配置される枠体を複数備えると共に、
    前記各枠体を、前記支柱の軸方向に所定間隔を開けて配置するための連結部材を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の機器の取付装置。
  6. 前記機器は、中継システムにおける送信装置又は受信装置であることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の機器の取付装置。
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