この発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、第1の実施の形態としての情報信号処理装置100の構成を示している。
この情報信号処理装置100は、DRC(Digital Reality Creation)処理部101と、入力制御部102と、ノイズ低減処理部103と、出力処理部104と、出力制御部105と、ディスプレイ106と、バス107とを有している。
DRC処理部101は、第1の処理部を構成し、入力映像信号SVinに対してDRC処理(高画質化処理)を行う。例えば、入力映像信号SVinであるSD(Standard Definition)信号をHD(High Definition Television)信号に変換し、このHD信号を出力画像信号として出力する。
この場合、HD信号における注目位置の画素データを得る際に、例えば、SD信号からHD信号における注目位置の周辺に位置する複数の画素データを抽出し、この複数の画素データに基づいてHD信号における注目位置の画素データの属するクラスを検出し、このクラスに対応した推定式の係数データを用い、当該推定式に基づいてHD信号における注目位置の画素データを求めることが行われる(特開2001−238185号参照)。ユーザは、HD信号の解像度を自由に調整できる。このとき、推定式の係数データとして、ユーザによって操作される解像度軸のボリウム値に応じたものが使用される。
ノイズ低減処理部103は、DRC処理部101の出力映像信号に対してノイズを低減する処理を行う。出力処理部104は、第2の処理部を構成し、ノイズ低減処理部103から出力される映像信号に対して出力処理を行う。ディスプレイ106は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示素子で構成され、出力処理部104から出力される映像信号による画像を表示する。
入力制御部102は、DRC処理部101から出力される映像信号の所定期間毎、例えばフィールド毎に、メタ情報としての付加情報Iadを発生し、この付加情報Iadをバス107に送出する。この付加情報Iadは、映像信号であるか非映像信号であるかを示す信号種別情報と、識別子としてのフィールド番号とからなっている。ここで、入力制御部102およびバス107は、付加情報Iadの伝送手段を構成している。
出力制御部105は、バス107で伝送されてくる付加情報Iadを取得し、この付加情報Iadに基づいて、出力処理部104の動作を制御する。出力処理部104は、付加情報Iadに含まれる信号種別情報により、入力信号が映像信号であるときはその入力信号を出力するように制御され、入力信号が非映像信号であるときはその入力信号の代わりにブランキング信号を出力するように制御される。
入力制御部102の詳細構成を説明する。図2は、入力制御部102の詳細構成を示している。
入力制御部102は、映像信号判定部121と、フィールド番号発生部122と、付加情報書き込み処理部123と、FIFO(First-In First-Out)部124と、付加情報読み出し処理部125とを有している。
映像信号判定部121は、DRC処理部101(図1参照)から供給される、入力映像信号SVinより抽出された同期信号SYNCaに基づいて、各フィールド期間で、入力信号が映像信号であるか非映像信号であるかを判定し、その判定結果である信号種別情報を出力する。
この場合、映像信号判定部121は、基本的には、同期信号SYNCaがあるフィールド期間は入力信号が映像信号であると判定し、その他のフィールド期間は入力信号が非映像信号であると判定する。ただし、DRC処理部101では入力映像信号SVinの最初のフィールドが入力されてから2フィールド期間は非映像信号が出力される処理を行う場合があるが、その場合には映像信号判定部121はその2フィールド期間の信号種別を非映像信号に置き換えて信号種別情報を出力する。
フィールド番号発生部122は、DRC処理部101(図1参照)から供給される同期信号SYNCaに基づいて、フィールド期間毎に順次インクリメントされたフィールド番号を発生する。
付加情報書き込み処理部123は、映像信号判定部121で発生された信号種別情報とフィールド番号発生部122で発生されたフィールド番号とを付加情報とし、フィールド期間毎に、その付加情報をFIFO部124に書き込む。付加情報読み出し処理部125は、DRC処理部101(図1参照)から供給される、その出力映像信号に同期した同期信号SYNCbに基づいて、FIFO部124から付加情報Iadを読み出し、バス107に送出する。
ここで、FIFO部124の大きさはDRC処理部101の処理時間に依存している。すなわち、DRC処理部101の出力映像信号の各フィールド期間において、それに対応した付加情報Iadが付加情報読み出し処理部125からバス107に送出されるように、FIFO部124の大きさが設定されている。
この入力制御部102の動作を説明する。
映像信号判定部121に、DRC処理部101から、入力映像信号SVinより分離された同期信号SYNCaが供給される。映像信号判定部121では、この同期信号SYNCaに基づいて、各フィールド期間で、DRC処理部101の入力信号が映像信号であるか非映像信号であるかが判定され、信号種別情報が発生される。また、フィールド番号発生部122に、DRC処理部101から、同期信号SYNCaが供給される。このフィールド番号発生部122では、同期信号SYNCaに基づいて、フィールド期間毎に順次インクリメントされたフィールド番号が発生される。
映像信号判定部121で発生された信号種別情報およびフィールド番号発生部122で発生されるフィールド番号は、付加情報書き込み処理部123に供給される。この付加情報書き込み処理部123では、信号種別情報およびフィールド番号が付加情報とされ、この付加情報がFIFO部124に書き込まれる。
また、付加情報読み出し処理部125に、DRC処理部101から、出力映像信号に同期した同期信号SYNCbが供給される。この付加情報読み出し処理部125では、この同期信号SYNCbに基づいて、FIFO部124から付加情報Iadが読み出され、この付加情報Iadがバス107に送出される。この場合、DRC処理部101の出力映像信号の各フィールド期間において、それに対応した付加情報Iadがバス107に送出される。
出力制御部105の詳細構成を説明する。図3は、出力制御部105の詳細構成を示している。
出力制御部105は、付加情報取得部151と、付加情報書き込み処理部152と、FIFO部153と、付加情報読み出し処理部154とを有している。
付加情報取得部151は、出力処理部104(図1参照)から供給される、この出力処理部104の入力映像信号から抽出された同期信号SYNCcに基づいて、上述の入力制御部102からバス107を通じて送られてくる付加情報Iadを取得する。付加情報書き込み処理部152は、付加情報取得部151で取得された付加情報IadをFIFO部153に書き込む。
付加情報読み出し処理部154は、出力処理部104(図1参照)から供給される、その出力映像信号に同期した同期信号SYNCdに基づいて、FIFO部153から付加情報Iadを読み出し、その付加情報Iadに含まれる信号種別情報に基づいて制御信号SCOを発生し、この制御信号SCOで出力処理部104を制御する。
この場合、FIFO部153の大きさは、ノイズ低減処理部103および出力処理部104の処理時間に依存している。すなわち、出力処理部104の出力映像信号の各フィールド期間において、それに対応した付加情報IadがFIFO部153から読み出されるように、FIFO部153の大きさが設定されている。
制御信号SCOにより、出力処理部104の出力処理は、以下のように制御される。すなわち、出力処理部104から出力しようとする信号が映像信号であるときは、その信号を出力するように制御され、出力処理部104から出力しようとする信号が非映像信号であるときは、その信号の代わりにブランキング信号を出力するように制御される。
この出力制御部105の動作を説明する。
付加情報取得部151に、出力処理部104から、入力映像信号より分離された同期信号SYNCcが供給される。付加情報取得部151では、この同期信号SYNCcに基づいて、各フィールド期間で、バス107から、付加情報Iadが取得される。この付加情報Iadは、付加情報書き込み処理部152により、FIFO部153に書き込まれる。
また、付加情報読み出し処理部154に、出力処理部104から、出力映像信号に同期した同期信号SYNCdが供給される。付加情報読み出し処理部154では、この同期信号SYNCdに基づいて、FIFO部153から付加情報Iadが読み出される。この付加情報Iadは、出力処理部104の出力映像信号の各フィールド期間に対応したものとなっている。
この付加情報読み出し処理部154では、各フィールド期間で、FIFO部153から読み出した付加情報Iadに含まれる信号種別情報に基づいて制御信号SCOが発生され、この制御信号SCOは出力処理部104に供給される。この場合、出力処理部104は、出力しようとする信号が映像信号であるときは、その信号を出力するように制御され、出力しようとする信号が非映像信号であるときは、その信号の代わりにブランキング信号を出力するように制御される。
図1に示す情報信号処理装置100の動作を説明する。
入力映像信号SVinはDRC処理部101に供給される。このDRC処理部101では、入力映像信号SVinに対してDRC処理(高画質化処理)が行われる。このDRC処理部101で高画質化処理が施された後の出力映像信号はノイズ低減処理部103に供給される。ノイズ低減処理部103では、DRC処理部101の出力映像信号に対してノイズを低減する処理が行われる。
DRC処理部101で入力映像信号SVinから分離された同期信号SYNCaは入力制御部102に供給される。また、このDRC処理部101から入力制御部102に、出力映像信号に同期した同期信号SYNCbが供給される。入力制御部102では、DRC処理部101から出力される映像信号のフィールド毎に、メタ情報としての付加情報Iadが発生され、この付加情報Iadはバス107に送出される。
ノイズ低減処理部103でノイズ低減処理が施された後の映像信号は出力処理部104に供給される。出力処理部104で入力映像信号から分離された同期信号SYNCcは出力制御部105に供給される。また、この出力処理部104から出力制御部105に、出力映像信号に同期した同期信号SYNCdが供給される。
出力制御部105では、バス107で伝送されてくる付加情報Iadが取得され、この付加情報Iadに基づいて、出力処理部104の動作が制御される。すなわち、出力処理部104は、付加情報Iadに含まれる信号種別情報により、入力信号が映像信号であるときはその入力信号を出力するように制御され、入力信号が非映像信号であるときはその入力信号の代わりにブランキング信号を出力するように制御される。
出力処理部104から出力される映像信号SVoutはディスプレイ106に供給される。そして、このディスプレイ106に、映像信号SVoutによる画像が表示される。
このように図1に示す情報信号処理装置100によれば、DRC処理部101(入力制御部102)側からバス107を通じて、出力処理部104(出力制御部105)側に送られてくる付加情報Iadに基づき、この出力処理部104は、出力しようとする信号が映像信号であるときはその信号を出力し、出力しようとする信号が非映像信号であるときはその信号に代わってブランキング信号を出力するように制御されるものであり、非映像信号に対して的確にブランキングできる。
次に、この発明の第2の実施の形態について説明する。図4は、第2の実施の形態としての情報信号処理装置200の構成を示している。
この情報信号処理装置200は、拡張DRC処理部201と、ノイズ低減処理部202と、出力制御処理部203と、ディスプレイ204と、バス205とを有している。
拡張DRC処理部201は、第1の処理部を構成し、入力映像信号SVinに対してDRC処理(高画質化処理)を行い、フィールド期間毎に、メタ情報としての識別子、ここではフィールド番号が付加された処理後の映像信号を出力する。ここで、映像信号の信号経路はフィールド番号の伝送手段を構成している。高画質化処理では、例えば、入力映像信号SVinであるSD信号をHD信号に変換する。この高画質化処理は、図1に示す情報信号処理装置100のDRC処理部101における高画質化処理と同じである。
また、拡張DRC処理部201は、この拡張DRC処理部201から出力される映像信号のフィールド毎に、メタ情報としての付加情報Iadを発生し、この付加情報Iadをバス205に送出する。この付加情報は、映像信号であるか非映像信号であるかを示す信号種別情報と、識別子としてのフィールド番号とからなっている。ここで、拡張DRC処理部201およびバス205は、付加情報Iadの伝送手段を構成している。
ノイズ低減処理部202は、拡張DRC処理部201の出力映像信号に対してノイズを低減する処理を行う。
出力制御処理部203は、第2の処理部を構成し、ノイズ低減処理部202から出力される映像信号に対して出力処理を行う。また、この出力制御処理部203は、入力映像信号にフィールド期間毎に付加されているフィールド番号を分離すると共に、バス205で伝送されてくる付加情報Iadを取得し、これらフィールド番号および付加情報Iadに基づいて、出力処理動作をする。この場合、入力信号が映像信号であるときはその入力信号を出力し、入力信号が非映像信号であるときはその入力信号の代わりにブランキング信号を出力する。
ディスプレイ204は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示素子で構成され、出力制御処理部203から出力される映像信号SVoutによる画像を表示する。
拡張DRC処理部201の詳細構成を説明する。図5は、拡張DRC処理部201の詳細構成を示している。
拡張DRC処理部201は、判定部211と、スイッチ(SW)212と、フィールド番号分離部213と、高画質化処理部214と、合成部215と、フィールド番号発生部216と、書き込み処理部217と、FIFO部218と、フィールド番号読み出し処理部219と、入力同期信号抽出部220と、出力同期信号生成部221とを有している。
判定部211は、番号付加情報Inoに基づいて、入力画像信号SVinにフィールド番号が既に付加されているか否かを判定する。この番号付加情報Inoは、入力画像信号SVinにフィールド期間毎にフィールド番号が既に付加されているか否かを示す情報である。図6は、映像信号にフィールド番号(ID)が付加された状態を示しており、フィールド番号はブランキング期間に挿入される。
スイッチ212は、判定部211の判定結果に基づいて、入力映像信号SVinを、高画質化処理部214に供給するか、フィールド番号分離部213に供給するかを、切り換える。すなわち、スイッチ212は、フィールド番号が付加されているとき、入力映像信号SVinをフィールド番号分離部213に供給し、フィールド番号が付加されていないとき、高画質化処理部214に供給する。
フィールド番号分離部213は、フィールド番号が付加されている入力映像信号SVinから、フィールド期間毎にフィールド番号を分離すると共に、フィールド番号が分離された後の映像信号を高画質化処理部214に供給する。高画質化処理部214は、入力映像信号に対してDRC処理(高画質化処理)を行う。
入力同期信号抽出部220は、入力映像信号SVinから、同期信号を抽出する。フィールド番号発生部216は、判定部211の判定結果に基づき、入力同期信号抽出部220で抽出された同期信号に同期して、フィールド期間毎に順次インクリメントされたフィールド番号を発生する。この場合、フィールド番号発生部216は、入力映像信号SVinにフィールド番号が付加されていないとき、フィールド番号を発生する。
書き込み処理部217は、フィールド番号分離部213で分離されたフィールド番号、あるいはフィールド番号発生部216で発生されたフィールド番号を、フィールド期間毎に、FIFO部218に書き込む。フィールド番号読み出し処理部219は、出力同期信号生成部221で生成される同期信号に基づいて、FIFO部218からフィールド番号を読み出し、合成部215に供給する。合成部215は、高画質化処理部214で高画質化処理が施された後の映像信号のブランキング期間にフィールド番号を挿入し、出力同期信号生成部221で生成された同期信号に同期して、フィールド番号が付加された処理後の映像信号SVaを出力する。
ここで、FIFO部218の大きさは高画質化処理部214の処理時間に依存している。すなわち、高画質化処理部214の出力映像信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号がフィールド番号読み出し処理部219から合成部215に供給されるように、FIFO部218の大きさが設定されている。
また、拡張DRC処理部201は、映像信号判定部222と、フィールド番号受信部223と、付加情報書き込み処理部224と、FIFO部225と、付加情報読み出し処理部226とを有している。
映像信号判定部222は、入力同期信号抽出部220で抽出された同期信号に基づいて、各フィールド期間で、入力信号が映像信号であるか非映像信号であるかを判定し、その判定結果である信号種別情報を出力する。
この場合、映像信号判定部222は、基本的には、同期信号があるフィールド期間は入力信号が映像信号であると判定し、その他のフィールド期間は入力信号が非映像信号であると判定する。ただし、高画質化処理部214では入力映像信号SVinの最初のフィールドが入力されてから2フィールド期間は非映像信号が出力される処理を行う場合があるが、その場合には映像信号判定部222はその2フィールド期間の信号種別を非映像信号に置き換えて信号種別情報を出力する。
フィールド番号受信部223は、書き込み処理部217でFIFO部218に書き込まれる、フィールド番号分離部213で分離されたフィールド番号、あるいはフィールド番号発生部216で発生されたフィールド番号を受信する。
付加情報書き込み処理部224は、映像信号判定部222で発生された信号種別情報とフィールド番号受信部223で受信されたフィールド番号とを付加情報とし、フィールド期間毎に、その付加情報をFIFO部225に書き込む。図7は、フィールド番号(ID)と信号種別情報とが関連付けられた付加情報Iadを示している。付加情報読み出し処理部226は、出力同期信号生成部221で生成された同期信号に基づいて、FIFO部225から付加情報Iadを読み出し、バス205に送出する。
この拡張DRC処理部201の動作を説明する。
入力映像信号SVinはスイッチ212に供給されると共に、入力同期信号抽出部220に供給される。この入力映像信号SVinにフィールド番号が付加されていないときは、入力映像信号SVinはスイッチ212を通じて高画質化処理部214に供給され、また入力同期信号抽出部220で抽出された同期信号に同期して、フィールド番号発生部216でフィールド期間毎に順次インクリメントされたフィールド番号が発生される。
一方、入力映像信号SVinにフィールド番号が付加されているときは、入力映像信号SVinはスイッチ212を通じてフィールド番号分離部213に供給される。このフィールド番号分離部213では、入力映像信号SVinからフィールド番号が分離され、フィールド番号が分離された映像信号は高画質化処理部214に供給される。高画質化処理部214では、入力映像信号に対してDRC処理(高画質化処理)が施され、処理後の映像信号は合成部215に供給される。
また、フィールド番号分離部213で分離されたフィールド番号、あるいはフィールド番号発生部216で発生されたフィールド番号は、書き込み処理部217で、FIFO部218に書き込まれる。フィールド番号読み出し処理部219に出力同期信号生成部221から同期信号が供給される。このフィールド番号読み出し処理部219では、同期信号に基づいて、FIFO部218からフィールド番号が読み出され、合成部215に供給される。この場合、高画質化処理部214の出力映像信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号がフィールド番号読み出し処理部219から合成部215に供給される。
合成部215では、高画質化処理部214で高画質化処理が施された後の映像信号のブランキング期間にフィールド番号が挿入され、出力同期信号生成部221で生成された同期信号に同期して、フィールド番号が付加された処理後の映像信号SVaが出力される。
入力同期信号抽出部220では入力映像信号SVinから同期信号が抽出され、この同期信号は映像信号判定部222に供給される。映像信号判定部222では、この同期信号に基づいて、各フィールド期間で、拡張DRC処理部201の入力信号が映像信号であるか非映像信号であるかが判定され、信号種別情報が発生される。また、書き込み処理部217でFIFO部218に書き込まれる、フィールド番号分離部213で分離されたフィールド番号、あるいはフィールド番号発生部216で発生されたフィールド番号はフィールド番号受信部223で受信される。
映像信号判定部222で発生された信号種別情報およびフィールド番号受信部223で受信されたフィールド番号は、付加情報書き込み処理部224に供給される。この付加情報書き込み処理部224では、信号種別情報およびフィールド番号が付加情報とされ、この付加情報がFIFO部225に書き込まれる。
また、付加情報読み出し処理部226に、出力同期信号生成部221で生成された同期信号が供給される。この付加情報読み出し処理部226では、この同期信号に基づいて、FIFO部225から付加情報Iadが読み出され、この付加情報Iadがバス205に送出される。この場合、拡張DRC処理部201の出力映像信号の各フィールドに対応した付加情報Iadがバス205に送出される。
出力制御処理部203の詳細構成を説明する。図8は、出力制御処理部203の詳細構成を示している。
出力制御処理部203は、フィールド番号分離部231と、出力処理部232と、フィールド番号取得部233と、書き込み処理部234と、FIFO部235と、フィールド番号読み出し処理部236と、入力同期信号抽出部237と、出力同期信号生成部238と、付加情報取得部239と、付加情報書き込み処理部240と、FIFO部241と、付加情報読み出し処理部242と、フィールド番号比較処理部243と、出力制御部244とを有している。
フィールド番号分離部231は、フィールド番号が付加されている入力映像信号SVbから、フィールド期間毎にフィールド番号(ID)を分離すると共に、フィールド番号が分離された後の映像信号を出力処理部232に供給する。
入力同期信号抽出部237は、入力映像信号SVbから、同期信号を抽出する。フィールド番号取得部233は、フィールド番号分離部231で分離されたフィールド番号を、入力同期信号抽出部237で抽出された同期信号のタイミングで取得する。
書き込み処理部234は、フィールド番号取得部233で取得されたフィールド番号を、フィールド期間毎に、FIFO部235に書き込む。フィールド番号読み出し処理部236は、出力同期信号生成部238で生成される同期信号に基づいて、FIFO部235からフィールド番号を読み出す。ここで、FIFO部235の大きさは、出力処理部232の処理時間に依存している。すなわち、出力処理部232の出力映像信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号がFIFO部235から読み出されるように、FIFO部235の大きさが設定されている。
付加情報取得部239は、入力同期信号抽出部237で抽出された同期信号に基づいて、上述の拡張DRC処理部201からバス205を通じて送られてくる付加情報Iadを取得する。付加情報書き込み処理部240は、付加情報取得部239で取得された付加情報IadをFIFO部241に書き込む。
付加情報読み出し処理部242は、出力同期信号生成部238で生成された同期信号に基づいて、FIFO部241の各段から複数のフィールド期間分の付加情報Iadを読み出す。ここで、FIFO部241の各段から読み出される複数のフィールド期間分の付加情報Iadに、上述したFIFO部235からフィールド番号読み出し処理部236により読み出されるフィールド番号を含む付加情報Iadが存在するように、FIFO部241の段数が設定されている。
フィールド番号比較処理部243は、付加情報読み出し処理部242で読み出された複数のフィールド期間分の付加情報Iadのそれぞれに含まれるフィールド番号と、フィールド番号読み出し処理部236で読み出されたフィールド番号とを比較し、一致するフィールド番号を持つ付加情報Iadを構成する信号種別情報を取得し、この信号種別情報を出力制御部244に送る。
出力制御部244は、出力同期信号生成部238で生成された同期信号に同期して、フィールド番号比較処理部243から送られてくる信号種別情報に基づいて、出力処理部232の出力処理を制御する制御信号SCOを発生する。この場合、この制御信号SCOは、出力処理部232から出力しようとする信号が映像信号であるときは、その信号を出力するように制御し、出力処理部232から出力しようとする信号が非映像信号であるときは、その信号の代わりにブランキング信号を出力するように制御する。
この出力制御処理部203の動作を説明する。
入力映像信号SVbはフィールド番号分離部231に供給されると共に、入力同期信号抽出部237に供給される。フィールド番号分離部231では、入力映像信号SVbからフィールド番号が分離され、フィールド番号が分離された映像信号は出力処理部232に供給される。
フィールド番号分離部231で分離されたフィールド番号はフィールド番号取得部233に供給され、このフィールド番号取得部233では入力同期信号抽出部237で抽出された同期信号に基づいて、フィールド番号が取得される。フィールド番号取得部233で取得されたフィールド番号は、書き込み処理部234でFIFO部235に書き込まれる。そして、このFIFO部235から、フィールド番号読み出し処理部236により、出力同期信号生成部238で生成された同期信号に基づいて、フィールド期間毎に、フィールド番号が読み出される。
付加情報取得部239では、入力同期信号抽出部237で抽出された同期信号に基づいて、各フィールド期間で、バス205から、付加情報Iadが取得される。この付加情報Iadは、付加情報書き込み処理部240により、FIFO部241に書き込まれる。そして、このFIFO部241の各段から、付加情報読み出し処理部242により、出力同期信号生成部238で生成された同期信号に基づいて、フィールド期間毎に、複数のフィールド期間分の付加情報Iadが読み出される。
フィールド番号読み出し処理部236で読み出されたフィールド番号および付加情報読み出し処理部242で読み出された複数のフィールド期間分の付加情報Iadは、それぞれ、フィールド番号比較処理部243に供給される。このフィールド番号比較処理部243では、複数のフィールド期間分の付加情報Iadのそれぞれに含まれるフィールド番号と、フィールド番号読み出し処理部236で読み出されたフィールド番号とが比較され、一致するフィールド番号を持つ付加情報Iadを構成する信号種別情報が取得され、この信号種別情報は出力制御部244に送られる。
出力制御部244では、出力同期信号生成部238で生成された同期信号に同期して、フィールド番号比較処理部243から送られてくる信号種別情報に基づいて、制御信号SCOが発生され、この制御信号SCOは出力処理部232に供給される。この場合、出力処理部232は、出力しようとする信号が映像信号であるときは、その信号を出力するように制御され、出力しようとする信号が非映像信号であるときは、その信号の代わりにブランキング信号を出力するように制御される。
図4に示す情報信号処理装置200の動作を説明する。
入力映像信号SVinは拡張DRC処理部201に供給される。拡張DRC処理部201では入力映像信号SVinに対してDRC処理(高画質化処理)が行われ、この拡張DRC処理部201からは、フィールド期間毎に、フィールド番号が付加された処理後の映像信号SVaが出力される。この処理後の映像信号SVaはノイズ低減処理部202でノイズを低減する処理が行われた後に、出力制御処理部203に供給される。
また、拡張DRC処理部201から、この拡張DRC処理部201から出力される映像信号のフィールド毎に、フィールド番号(ID)および信号種別情報からなる付加情報Iadが発生され、この付加情報Iadはバス205に送出される。
出力制御処理部203では、ノイズ低減処理部202から出力される映像信号SVbに対して出力処理が行われる。この場合、映像信号SVbにフィールド期間毎に付加されているフィールド番号が分離されると共に、バス205で伝送されてくる付加情報Iadが取得され、これらフィールド番号および付加情報Iadに基づいて、出力処理が制御される。
この場合、各フィールド期間における出力は、そのフィールド期間と同じフィールド番号を含む付加情報Iadの信号種別情報に基づいて制御され、入力信号が映像信号であるときはその入力信号が出力され、入力信号が非映像信号であるときはその入力信号の代わりにブランキング信号が出力される。
出力制御処理部203から出力される映像信号SVoutはディスプレイ204に供給される。そして、このディスプレイ204に、映像信号SVoutによる画像が表示される。
このように図4に示す情報信号処理装置200によれば、拡張DRC処理部201側から出力制御処理部203側に、映像信号のブランキング期間に挿入されて送られてくるフィールド番号(ID)、およびバス205を通じて送られてくる付加情報Iadに基づき、出力制御処理部203は、出力しようとする信号が映像信号であるときはその信号を出力し、出力しようとする信号が非映像信号であるときはその信号に代わってブランキング信号を出力するように制御されるものであり、非映像信号に対して的確にブランキングできる。
次に、この発明の第3の実施の形態について説明する。図9は、第3の実施の形態としての情報信号処理装置300の構成を示している。
この情報信号処理装置300は、DRC処理部301と、入力制御部302と、音声入力制御部303と、ノイズ低減処理部304と、出力処理部305と、出力制御部306と、音声出力制御部307と、ディスプレイ308と、スピーカ309と、バス310とを有している。
DRC処理部301は、映像処理部を構成し、入力映像信号SVinに対してDRC処理(高画質化処理)を行う。このDRC処理は、図1に示す情報信号処理装置100のDRC処理部101におけるDRC処理と同じである。ノイズ低減処理部304は、DRC処理部301の出力映像信号に対してノイズを低減する処理を行う。出力処理部305は、ノイズ低減処理部304から出力される映像信号に対して出力処理を行う。ディスプレイ308は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示素子で構成され、出力処理部305の出力映像信号SVoutによる画像を表示する。スピーカ309は、音声出力制御部307の出力音声信号SAoutによる音声を出力する。
入力制御部302は、DRC処理部301から出力される映像信号のフィールド期間毎に、メタ情報としての識別子、ここではフィールド番号IDvを発生し、このフィールド番号IDvをバス310を構成する第1のラインに送出する。音声入力制御部303は、入力音声信号SAinのフィールド期間毎に、メタ情報としての識別子、ここではフィールド番号IDaを発生し、このフィールド番号IDaをバス310を構成する第2のラインに送出する。この場合、入力音声信号SAinの、入力映像信号SVinの各フィールド期間に対応して、この入力映像信号SVinの各フィールド期間で発生されたフィールド番号IDvと同じフィールド番号IDaが発生される。
出力制御部306は、バス310の第1のラインで送られてくるフィールド番号IDvを取得する。出力処理部305は、このフィールド番号IDvに対応したフィールド期間の映像信号を順次出力する。音声出力制御部307は、バス310の第2のラインで送られてくるフィールド番号IDaを取得し、このフィールド番号IDaおよび上述のフィールド番号IDvに基づいて、出力処理部305から出力される映像信号SVoutの各フィールド期間に対応した音声信号SAoutを出力する。
入力制御部302および音声入力制御部303の詳細構成を説明する。図10は、入力制御部302および音声入力制御部303の詳細構成を示している。
入力制御部302は、フィールド番号発生部321と、書き込み処理部322と、FIFO部323と、フィールド番号読み出し処理部324とを有している。
フィールド番号発生部321は、DRC処理部301(図9参照)から供給される、入力映像信号SVinから抽出された同期信号SYNCaに基づいて、フィールド期間毎に順次インクリメントされたフィールド番号を発生する。書き込み処理部322は、フィールド番号発生部321で発生されたフィールド番号を、フィールド期間毎に、FIFO部323に書き込む。フィールド番号読み出し処理部324は、DRC処理部301から供給される同期信号SYNCbに基づいて、FIFO部323からフィールド番号IDvを読み出し、バス310の第1のラインに送出する。
ここで、FIFO部323の大きさはDRC処理部301の処理時間に依存している。すなわち、DRC処理部301の出力映像信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号IDvがフィールド番号読み出し処理部324からバス310に送出されるように、FIFO部323の大きさが設定されている。
また、音声入力制御部303は、フィールド番号受信部331と、書き込み処理部332と、FIFO部333と、フィールド番号読み出し処理部334とを有している。
フィールド番号受信部331は、上述した入力制御部302のフィールド番号発生部321で発生されたフィールド番号を受信する。書き込み処理部332は、フィールド番号受信部331で受信されたフィールド番号を、フィールド期間毎に、FIFO部333に書き込む。フィールド番号読み出し処理部334は、DRC処理部301から供給される同期信号SYNCbに基づいて、FIFO部333からフィールド番号IDaを読み出し、バス310の第2のラインに送出する。
ここで、FIFO部333の大きさは、上述したDRC処理部301では音声信号に対しては特になにもしないことから、入力制御部302におけるFIFO部323より小さくされている。この場合、音声出力制御部307に入力される音声信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号IDaがフィールド番号読み出し処理部334からバス310の第2のラインに送出されるように、FIFO部333の大きさが設定されている。
この入力制御部302および音声入力制御部303の動作を説明する。
フィールド番号発生部321では、DRC処理部301から供給される、入力映像信号SVinより抽出された同期信号SYNCaに基づいて、フィールド期間毎に順次インクリメントされたフィールド番号が発生される。このフィールド番号は、書き込み処理部322により、FIFO部323に書き込まれる。そして、このFIFO部323から、フィールド番号読み出し処理部324により、DRC処理部301から供給される、出力映像信号に同期した同期信号SYNCbに基づいて、第1の識別子としてのフィールド番号IDvが読み出され、このフィールド番号IDvはバス310の第1のラインに送出される。この場合、DRC処理部301の出力映像信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号IDvがバス310の第1のラインに送出される。
また、フィールド番号受信部331では、入力制御部302のフィールド番号発生部321で発生されるフィールド番号が受信される。このフィールド番号は、書き込み処理部332により、FIFO部333に書き込まれる。そして、このFIFO部333から、フィールド番号読み出し処理部334により、DRC処理部301からの同期信号SYNCbに基づいて、第2の識別子としてのフィールド番号IDaが読み出され、このフィールド番号IDaはバス310の第2のラインに送出される。この場合、音声出力制御部307の入力音声信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号IDaがバス310の第2のラインに送出される。
出力制御部306および音声出力制御部307の詳細構成を説明する。図11は、出力制御部306および音声出力制御部307の詳細構成を示している。
出力制御部306は、フィールド番号取得部361と、書き込み処理部362と、FIFO部363と、映像用番号読み出し処理部364とを有している。
フィールド番号取得部361は、出力処理部305(図9参照)から供給される、この出力処理部305の入力映像信号から抽出された同期信号SYNCcに基づいて、上述の入力制御部302からバス310の第1のラインを通じて送られてくるフィールド番号IDvを取得する。書き込み処理部362は、フィールド番号取得部361で取得されたフィールド番号IDvをFIFO部363に書き込む。
映像用番号読み出し処理部364は、出力処理部305(図9参照)から供給される、その出力映像信号に同期した同期信号SYNCdに基づいて、FIFO部363からフィールド番号IDvを読み出す。この場合、FIFO部363の大きさは、ノイズ低減処理部304および出力処理部305の処理時間に依存している。すなわち、出力処理部305の出力映像信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号IDvがFIFO部363から読み出されるように、FIFO部363の大きさが設定されている。
音声出力制御部307は、フィールド番号受信部371と、書き込み処理部372と、FIFO部373と、音声用番号読み出し処理部374と、バッファ375とを有している。
フィールド番号受信部371は、出力処理部305(図9参照)から供給される、この出力処理部305の入力映像信号から抽出された同期信号SYNCcに基づいて、上述の音声入力制御部303からバス310の第2のラインを通じて送られてくるフィールド番号IDaを取得する。書き込み処理部372は、フィールド番号受信部371で取得されたフィールド番号IDaをFIFO部373に書き込む。
音声用番号読み出し処理部374は、出力処理部305(図9参照)から供給される、出力映像信号に同期した同期信号SYNCdに基づいて、FIFO部373の各段から複数のフィールド期間分のフィールド番号IDaを読み出す。ここで、FIFO部373の各段から読み出される複数のフィールド期間分のフィールド番号IDaに、上述したFIFO部363から映像用番号読み出し処理部364により読み出されるフィールド番号が存在するように、FIFO部373の段数が設定されている。
また、音声用番号読み出し処理部374は、複数のフィールド期間分のフィールド番号IDaに、映像用番号読み出し処理部364でFIFO部363から読み出されたフィールド番号と一致するフィールド番号があることを確認し、バッファ375からそのフィールド番号に対応したフィールド期間の音声信号を出力するように制御する。因みに、バッファ375には、FIFO部373の各段に保持されているフィールド番号IDaにそれぞれ対応したフィールド期間の音声信号が保持されるようになっている。
この出力制御部306および音声出力制御部307の動作を説明する。
フィールド番号取得部361に、出力処理部305から、入力映像信号より抽出された同期信号SYNCcが供給される。フィールド番号取得部361では、この同期信号SYNCcに基づいて、各フィールド期間で、バス310の第1のラインから、フィールド番号IDvが取得される。このフィールド番号IDvは、書き込み処理部362により、FIFO部363に書き込まれる。
映像用番号読み出し処理部364に、出力処理部305から、出力映像信号に同期した同期信号SYNCdが供給される。この映像用番号読み出し処理部364では、この同期信号SYNCdに基づいて、FIFO部363からフィールド番号IDvが読み出される。このフィールド番号IDvは、出力処理部305の出力映像信号SVoutの各フィールド期間に対応したものとなっている。
フィールド番号受信部371に、出力処理部305から、入力映像信号より抽出された同期信号SYNCcが供給される。フィールド番号受信部371では、この同期信号SYNCcに基づいて、各フィールド期間で、バス310の第2のラインから、フィールド番号IDaが取得される。このフィールド番号IDaは、書き込み処理部372により、FIFO部373に書き込まれる。
音声用番号読み出し処理部374により、出力処理部305からの同期信号SYNCdに基づいて、FIFO部373の各段から複数のフィールド期間分のフィールド番号IDaが読み出される。そして、この音声用番号読み出し処理部374により、複数のフィールド期間分のフィールド番号IDaに、映像用番号読み出し処理部364でFIFO部363から読み出されたフィールド番号と一致するフィールド番号があることが確認され、バッファ375からそのフィールド番号に対応したフィールド期間の音声信号が出力されるように制御される。
図9に示す情報信号処理装置300の動作を説明する。
入力映像信号SVinはDRC処理部301に供給される。このDRC処理部301では、入力映像信号SVinに対してDRC処理(高画質化処理)が行われる。このDRC処理部301で高画質化処理が施された後の出力映像信号はノイズ低減処理部304に供給される。ノイズ低減処理部304では、DRC処理部301の出力映像信号に対してノイズを低減する処理が行われる。
DRC処理部301で入力映像信号SVinから分離された同期信号SYNCaは入力制御部302に供給される。また、このDRC処理部301から入力制御部302に、出力映像信号に同期した同期信号SYNCbが供給される。入力制御部302では、DRC処理部301から出力される映像信号のフィールド毎に、メタ情報としてのフィールド番号IDvが発生され、このフィールド番号IDvはバス310の第1のラインに送出される。
DRC処理部301からの同期信号SYNCa,SYNCbは音声入力制御部303にも供給される。この音声入力制御部303では、音声出力制御部307に入力される音声信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号IDaが発生され、このフィールド番号IDaはバス310の第2のラインに送出される。
ノイズ低減処理部304でノイズ低減処理が施された後の映像信号は出力処理部305に供給され、この出力処理部305から出力映像信号SVoutが出力される。出力制御部306には、出力処理部305から、入力映像信号より抽出された同期信号SYNCc、および出力映像信号に同期した同期信号SYNCdが供給される。
出力制御部306では、フィールド期間毎に、バス310の第1のラインで伝送されてくるフィールド番号IDvが取得される。このようにフィールド期間毎に取得されるフィールド番号IDvは、出力処理部305から順次出力される映像信号SVoutの各フィールド期間に対応したものとなっている。
出力処理部305からの同期信号SYNCc,SYNCdは音声出力制御部307にも供給される。この音声出力制御部307には、入力映像信号SVinに対応した入力音声信号SAin(SAa)が供給される。この音声出力制御部307では、フィールド期間毎に、バス310の第2のラインで送られてくるフィールド番号IDaが取得される。この音声出力制御部307からは、このフィールド番号IDaおよび上述のフィールド番号IDvに基づいて、出力処理部305から出力される映像信号SVoutの各所定期間に対応した音声信号SAoutが出力される。
出力処理部305から出力される映像信号SVoutはディスプレイ308に供給され、このディスプレイ308に映像信号SVoutによる画像が表示される。また、音声出力制御部307から出力される音声信号SAoutはスピーカ309に供給され、このスピーカ309から音声信号SAoutによる音声が出力される。
このように図9に示す情報信号処理装置300によれば、DRC処理部301(入力制御部302、音声入力制御部303)側からバス310を通じて、出力処理部305(出力制御部306、音声出力制御部307)側に送られてくるフィールド番号IDv,IDaに基づき、音声出力制御部307から、出力処理部305から出力される映像信号SVoutの各所定期間に対応した音声信号SAoutが出力されるものであり、映像信号SVoutと音声信号SAoutとは同期がとられたものとなり、リップシンクが正しく調整されたものとなる。
次に、この発明の第4の実施の形態について説明する。図12は、第4の実施の形態としての情報信号処理装置400の構成を示している。
この情報信号処理装置400は、拡張DRC処理部401と、ノイズ低減処理部402と、出力制御処理部403と、ディスプレイ404とを有している。
拡張DRC処理部401は、映像処理部を構成し、入力映像信号SVinに対してDRC処理(高画質化処理)を行い、フィールド期間毎に、メタ情報としての識別子、ここではフィールド番号(ID)が付加された処理後の映像信号を出力する。例えば、フィールド番号(ID)は、図6に示すように、ブランキング期間に挿入される。ここで、映像信号の信号経路はフィールド番号の伝送手段を構成している。
高画質化処理では、例えば、入力映像信号SVinであるSD信号をHD信号に変換する。この高画質化処理は、図1に示す情報信号処理装置100のDRC処理部101における高画質化処理と同じである。ノイズ低減処理部402は、拡張DRC処理部401の出力映像信号に対してノイズを低減する処理を行う。
出力制御処理部403は、映像出力処理部を構成し、ノイズ低減処理部402から出力される映像信号に対して出力処理を行う。この場合、入力される映像信号からフィールド期間毎に付加されているフィールド番号を分離し、この分離したフィールド番号に対応したフィールド期間の映像信号を順次出力する。
ディスプレイ404は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示素子で構成され、出力制御処理部403から出力される映像信号SVoutによる画像を表示する。
また、情報信号処理装置400は、音声用制御部405と、音声出力制御部406と、スピーカ407とを有している。
音声用制御部405は、音声処理部を構成し、上述した入力映像信号SVinに対応した入力音声信号SAinの、映像信号SVinの各フィールド期間に対応して、この映像信号SVinの各フィールド期間に付加されたと同じ識別子、ここではフィールド番号を付加した音声信号を出力する。例えば、図13Aに示すように、32kbpsの間欠的な音声データが、図13Bに示すように、フィールド期間毎に高密度化されて128kbpsの音声データとされ、空き時間領域を利用して、フィールド番号(ID)が挿入される。ここで、音声信号の信号経路はフィールド番号の伝送手段を構成している。
音声出力制御部406は、音声出力処理部を構成し、音声用制御部405から出力される音声信号に対して出力処理を行う。この場合、入力される音声信号からフィールド期間毎に付加されているフィールド番号を分離し、このフィールド番号および上述した出力制御処理部403で映像信号から分離されたフィールド番号に基づいて、出力制御処理部403から出力される映像信号SVoutの各フィールド期間に対応した音声信号SAoutを出力する。
スピーカ407は、音声出力制御部406から出力される音声信号SAoutによる音声を出力する。
拡張DRC処理部401および音声用制御部405の詳細構成を説明する。図14は、拡張DRC処理部401および音声用制御部405の詳細構成を示している。
拡張DRC処理部401は、判定部411と、スイッチ(SW)412と、フィールド番号分離部413と、高画質化処理部414と、合成部415と、フィールド番号発生部416と、書き込み処理部417と、FIFO部418と、フィールド番号読み出し処理部419と、入力同期信号抽出部420と、出力同期信号生成部421とを有している。
判定部411は、番号付加情報Inoに基づいて、入力映像信号SVinおよび入力音声信号SAinにフィールド番号が既に付加されているか否かを判定する。番号付加情報Inoは、入力画像信号SVinおよび入力音声信号SAinにフィールド期間毎にフィールド番号が既に付加されているか否かを示す情報である。
スイッチ412は、判定部411の判定結果に基づいて、入力映像信号SVinを、高画質化処理部414に供給するか、フィールド番号分離部413に供給するかを、切り換える。すなわち、スイッチ412は、フィールド番号が付加されているとき、入力映像信号SVinをフィールド番号分離部413に供給し、フィールド番号が付加されていないとき、高画質化処理部414に供給する。
フィールド番号分離部413は、フィールド番号が付加されている入力映像信号SVinから、フィールド期間毎にフィールド番号を分離すると共に、フィールド番号が分離された後の映像信号を高画質化処理部414に供給する。高画質化処理部414は、入力映像信号に対してDRC処理(高画質化処理)を行う。
入力同期信号抽出部420は、入力映像信号SVinから、同期信号を抽出する。フィールド番号発生部416は、判定部411の判定結果に基づき、入力同期信号抽出部420で抽出された同期信号に同期して、フィールド期間毎に順次インクリメントされたフィールド番号を発生する。この場合、フィールド番号発生部416は、入力映像信号SVinにフィールド番号が付加されていないとき、フィールド番号を発生する。
書き込み処理部417は、フィールド番号分離部413で分離されたフィールド番号、あるいはフィールド番号発生部416で発生されたフィールド番号を、フィールド期間毎に、FIFO部418に書き込む。フィールド番号読み出し処理部419は、出力同期信号生成部421で生成される同期信号に基づいて、FIFO部418からフィールド番号を読み出し、合成部415に供給する。
合成部415は、高画質化処理部414で高画質化処理が施された後の映像信号のブランキング期間にフィールド番号を挿入し、出力同期信号生成部421で生成された同期信号に同期して、フィールド番号が付加された処理後の映像信号SVaを出力する。
ここで、FIFO部418の大きさは高画質化処理部414の処理時間に依存している。すなわち、高画質化処理部414の出力映像信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号がフィールド番号読み出し処理部419から合成部415に供給されるように、FIFO部418の大きさが設定されている。
音声用制御部405は、スイッチ422と、フィールド番号分離部423と、高密度化処理部424と、合成部425と、フィールド番号受信部426と、書き込み処理部427と、FIFO部428と、フィールド番号読み出し処理部429とを有している。
スイッチ422は、拡張DRC処理部401の判定部411の判定結果に基づいて、入力音声信号SAinを、高密度化処理部424に供給するか、フィールド番号分離部423に供給するかを、切り換える。すなわち、スイッチ422は、フィールド番号が付加されているとき、入力音声信号SAinをフィールド番号分離部423に供給し、フィールド番号が付加されていないとき、高密度化処理部424に供給する。
フィールド番号分離部423は、フィールド番号が付加されている入力音声信号SAinから、フィールド期間毎にフィールド番号を分離すると共に、フィールド番号が分離された後の音声信号を高密度化処理部424に供給する。高密度化処理部424は、フィールド期間毎に、フィールド番号を挿入するために、音声データの高密度化処理を行う(図13B参照)。
フィールド番号受信部426は、拡張DRC処理部401のフィールド番号発生部416で発生されたフィールド番号を受信する。書き込み処理部427は、フィールド番号分離部423で分離されたフィールド番号、あるいはフィールド番号受信部426で受信されたフィールド番号を、フィールド期間毎に、FIFO部428に書き込む。フィールド番号読み出し処理部429は、拡張DRC処理部401の出力同期信号生成部421で生成された同期信号に基づいて、FIFO部428からフィールド番号を読み出し、合成部425に供給する。合成部425は、高密度化処理され、フィールド期間毎に空き時間領域が形成されている音声信号の、当該空き時間領域にフィールド番号を挿入し、フィールド番号が付加された音声信号SAaを出力する。
ここで、FIFO部428の大きさは高密度化処理部424の処理時間に依存している。すなわち、高密度化処理部424の出力映像信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号がフィールド番号読み出し処理部429から合成部425に供給されるように、FIFO部428の大きさが設定されている。
この拡張DRC処理部401および音声用制御部405の動作を説明する。
入力映像信号SVinはスイッチ412に供給されると共に、入力同期信号抽出部420に供給される。この入力映像信号SVinにフィールド番号が付加されていないときは、入力映像信号SVinはスイッチ412を通じて高画質化処理部414に供給され、また入力同期信号抽出部420で抽出された同期信号に同期して、フィールド番号発生部416でフィールド期間毎に順次インクリメントされたフィールド番号が発生される。
一方、入力映像信号SVinにフィールド番号が付加されているときは、入力映像信号SVinはスイッチ412を通じてフィールド番号分離部413に供給される。このフィールド番号分離部413では、入力映像信号SVinからフィールド番号が分離され、フィールド番号が分離された映像信号は高画質化処理部414に供給される。高画質化処理部414では、入力される映像信号に対してDRC処理(高画質化処理)が施され、処理後の映像信号は合成部415に供給される。
また、フィールド番号分離部413で分離されたフィールド番号、あるいはフィールド番号発生部416で発生されたフィールド番号は、書き込み処理部417で、FIFO部418に書き込まれる。フィールド番号読み出し処理部419に出力同期信号生成部421から同期信号が供給される。このフィールド番号読み出し処理部419では、同期信号に基づいて、FIFO部418からフィールド番号が読み出され、合成部415に供給される。この場合、高画質化処理部414の出力映像信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号がフィールド番号読み出し処理部419から合成部415に供給される。
合成部415では、高画質化処理部414で高画質化処理が施された後の映像信号のブランキング期間にフィールド番号が挿入され、出力同期信号生成部421で生成された同期信号に同期して、フィールド番号が付加された処理後の映像信号SVaが出力される。
入力音声信号SAinはスイッチ422に供給される。このスイッチ422には、拡張DRC処理部401の判定部411の判定結果が供給される。この入力音声信号SAinにフィールド番号が付加されていないときは、入力音声信号SAinはスイッチ422を通じて高密度化処理部424に供給され、またフィールド番号受信部426で、拡張DRC処理部401のフィールド番号発生部416で発生されたフィールド番号が受信される。
一方、入力音声信号SAinにフィールド番号が付加されているときは、入力音声信号SAinはスイッチ422を通じてフィールド番号分離部423に供給される。このフィールド番号分離部423では、入力音声信号SAinからフィールド番号が分離され、フィールド番号が分離された音声信号は高密度化処理部424に供給される。
高密度化処理部424では、入力される音声信号に対して、高密度化処理が施される。ただし、入力音声信号SAinにフィールド番号が付加されていた場合には、この高密度化処理部424に入力される音声信号は高密度化処理された状態にある。高密度化処理された後の音声信号は合成部425に供給される。
また、フィールド番号受信部426で受信されたフィールド番号は、書き込み処理部427で、FIFO部428に書き込まれる。フィールド番号読み出し処理部429には、拡張DRC処理部401の出力同期信号生成部421から同期信号が供給される。このフィールド番号読み出し処理部429では、同期信号に基づいて、FIFO部428からフィールド番号が読み出され、合成部425に供給される。この場合、高密度化処理部424の出力音声信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号がフィールド番号読み出し処理部429から合成部425に供給される。
合成部425では、高密度化処理部424で高密度化処理が施された後の音声信号の各フィールド期間の空き時間領域にフィールド番号が挿入され、拡張DRC処理部401の出力同期信号生成部421で生成された同期信号に同期して、フィールド番号が付加された音声信号SAaが出力される。
出力制御処理部403および音声出力制御部406の詳細構成を説明する。図15は、出力制御処理部403および音声出力制御部406の詳細構成を示している。
出力制御処理部403は、フィールド番号分離部431と、出力処理部432と、フィールド番号取得部433と、書き込み処理部434と、FIFO部435と、フィールド番号読み出し処理部436と、入力同期信号抽出部437と、出力同期信号生成部438とを有している。
フィールド番号分離部431は、フィールド番号が付加されている入力映像信号SVbから、フィールド期間毎にフィールド番号(ID)を分離すると共に、フィールド番号が分離された後の映像信号を出力処理部432に供給する。出力処理部432は、フィールド番号分離部431から供給される映像信号に基づき、ディスプレイ404に供給すべき出力映像信号SVoutを出力する。
入力同期信号抽出部437は、入力映像信号SVbから、同期信号を抽出する。フィールド番号取得部433は、フィールド番号分離部431で分離されたフィールド番号を、入力同期信号抽出部437で抽出された同期信号のタイミングで取得する。
書き込み処理部434は、フィールド番号取得部433で取得されたフィールド番号を、フィールド期間毎に、FIFO部435に書き込む。フィールド番号読み出し処理部436は、出力同期信号生成部438で生成される同期信号に基づいて、FIFO部435からフィールド番号を読み出す。ここで、FIFO部435の大きさは、出力処理部432の処理時間に依存している。すなわち、出力処理部432の出力映像信号の各フィールド期間において、それに対応したフィールド番号がFIFO部435から読み出されるように、FIFO部435の大きさが設定されている。
音声出力制御部406は、フィールド番号分離部439と、出力処理部440と、フィールド番号取得部441と、書き込み処理部442と、FIFO部443と、フィールド番号読み出し処理部444とを有している。
フィールド番号分離部439は、フィールド番号が付加されている入力音声信号SAaから、フィールド期間毎にフィールド番号(ID)を分離すると共に、フィールド番号が分離された後の音声信号を出力処理部440に供給する。出力処理部440は、スピーカ407に供給すべき出力音声信号SAoutを出力する。
フィールド番号取得部441は、フィールド番号分離部439で分離されたフィールド番号を、出力制御処理部403の入力同期信号抽出部437で抽出された同期信号のタイミングで取得する。
書き込み処理部442は、フィールド番号取得部441で取得されたフィールド番号を、フィールド期間毎に、FIFO部443に書き込む。フィールド番号読み出し処理部444は、出力制御処理部403の出力同期信号生成部438で生成された同期信号に基づいて、FIFO部443の各段から複数のフィールド期間分のフィールド番号を読み出す。ここで、FIFO部443の各段から読み出される複数のフィールド期間分のフィールド番号に、上述したFIFO部435からフィールド番号読み出し処理部436により読み出されるフィールド番号が存在するように、FIFO部443の段数が設定されている。
また、フィールド番号読み出し処理部444は、複数のフィールド期間分のフィールド番号に、フィールド番号読み出し処理部436で読み出されたフィールド番号と一致するフィールド番号があることを確認し、そのフィールド番号に対応したフィールド期間の音声信号を出力するように出力処理部440を制御する。因みに、出力処理部440はバッファを備え、そのバッファにFIFO部443の各段に保持されているフィールド番号にそれぞれ対応したフィールド期間の音声信号が保持されるようになっている。
この出力制御処理部403および音声出力制御部406の動作を説明する。
入力映像信号SVbはフィールド番号分離部431に供給されると共に、入力同期信号抽出部437に供給される。フィールド番号分離部431では、入力映像信号SVbからフィールド番号が分離され、フィールド番号が分離された映像信号は出力処理部432に供給される。そして、この出力処理部432から出力映像信号SVoutが出力される。
フィールド番号分離部431で分離されたフィールド番号はフィールド番号取得部433に供給され、このフィールド番号取得部433では入力同期信号抽出部437で抽出された同期信号に基づいて、フィールド番号が取得される。フィールド番号取得部433で取得されたフィールド番号は、書き込み処理部434でFIFO部435に書き込まれる。そして、このFIFO部435から、フィールド番号読み出し処理部436により、出力同期信号生成部438で生成された同期信号に基づいて、フィールド期間毎に、フィールド番号が読み出される。
ここで、フィールド番号読み出し処理部436でフィールド期間毎に読み出されるフィールド番号は、出力処理部432から出力される映像信号に対応したものとなっている。
また、入力音声信号SAaはフィールド番号分離部439に供給される。フィールド番号分離部439では、入力音声信号SAaからフィールド番号が分離され、フィールド番号が分離された音声信号は出力処理部440に供給される。そして、この出力処理部440から出力音声信号SAoutが出力される。
フィールド番号分離部439で分離されたフィールド番号はフィールド番号取得部441に供給され、このフィールド番号取得部441では入力同期信号抽出部437で抽出された同期信号に基づいて、フィールド番号が取得される。フィールド番号取得部441で取得されたフィールド番号は、書き込み処理部442でFIFO部443に書き込まれる。そして、このFIFO部443の各段から、フィールド番号読み出し処理部444により、出力同期信号生成部438で生成された同期信号に基づいて、フィールド期間毎に、複数のフィールド期間分のフィールド番号が読み出される。
さらに、フィールド番号読み出し処理部444により、複数のフィールド期間分のフィールド番号に、フィールド番号読み出し処理部436でFIFO部435から読み出されたフィールド番号と一致するフィールド番号があることが確認され、出力処理部440からそのフィールド番号に対応したフィールド期間の音声信号が出力されるように制御される。
図12に示す情報信号処理装置400の動作を説明する。
入力映像信号SVinは拡張DRC処理部401に供給される。拡張DRC処理部401では入力映像信号SVinに対してDRC処理(高画質化処理)が行われ、この拡張DRC処理部401からは、フィールド期間毎に、フィールド番号が付加された処理後の映像信号SVaが得られる。この処理後の映像信号SVaはノイズ低減処理部402でノイズを低減する処理が行われた後に、出力制御処理部403に供給される。そして、この出力制御処理部403からディスプレイ404に出力映像信号SVoutが出力され、ディスプレイ404にこの出力映像信号SVoutによる画像が表示される。
入力音声信号SAinは音声用制御部405に供給される。この音声用制御部405では、入力音声信号SAinの、映像信号SVinの各フィールド期間に対応して、この映像信号SVinの各フィールド期間に付加されたと同じフィールド番号が付加された音声信号SAaが得られる。この音声信号SAaは音声出力制御部406に供給される。
音声出力制御部406からは、上述した出力制御処理部403で映像信号SVbから分離されたフィールド番号および音声信号SAaから分離されたフィールド番号に基づいて、出力制御処理部403から出力される出力映像信号SVoutの各フィールド期間に対応した出力音声信号SAoutが出力される。この出力音声信号SAoutはスピーカ407に供給され、このスピーカ407から出力音声信号SAoutによる音声が出力される。
このように図12に示す情報信号処理装置400によれば、映像信号および音声信号にそれぞれ付加されてくるフィールド番号に基づき、音声出力制御部406から、出力制御処理部403から出力される映像信号SVoutの各所定期間に対応した音声信号SAoutが出力されるものであり、映像信号SVoutと音声信号SAoutとは同期がとられたものとなり、リップシンクが正しく調整されたものとなる。
次に、この発明の第5の実施の形態について説明する。図16は、第5の実施の形態としての情報信号処理装置500の構成を示している。この図16において、図9および図12と対応する部分には同一符号を付し、適宜その詳細説明を省略する。
この情報信号処理装置500は、拡張DRC処理部401と、ノイズ低減処理部402と、出力制御処理部403と、ディスプレイ404とを有している。これらは、図12の情報信号処理装置400におけるものと同様のものである。また、この情報信号処理装置500は、音声入力制御部303と、音声出力制御部307と、スピーカ309と、バス310とを有している。これらは、図9の情報信号処理装置300におけるものと同様のものである。
図17は、拡張DRC処理部401および音声入力制御部303の構成を示している。この図17において、図10および図14と対応する部分には同一符号を付し、適宜その詳細説明を省略する。
拡張DRC処理部401は、図14に示す情報信号処理装置400における拡張DRC処理部401と同様に、判定部411と、スイッチ(SW)412と、フィールド番号分離部413と、高画質化処理部414と、合成部415と、フィールド番号発生部416と、書き込み処理部417と、FIFO部418と、フィールド番号読み出し処理部419と、入力同期信号抽出部420と、出力同期信号生成部421とを有している。
また、音声入力制御部303は、図10に示す情報信号処理装置300における音声入力制御部303と同様に、フィールド番号受信部331と、書き込み処理部332と、FIFO部333と、フィールド番号読み出し処理部334とを有している。
なお、図10では、フィールド番号受信部331は、入力制御部302のフィールド番号発生部321で発生されたフィールド番号を受信するが、ここでは拡張DRC処理部401のフィールド番号発生部416で発生されるフィールド番号を受信する。また、図10では、フィールド番号読み出し処理部334は、DRC処理部301からの同期信号SYNCbに基づいてフィールド番号の読み出しを行うが、ここでは拡張DRC処理部401の出力同期信号生成部421で生成された同期信号に基づいてフィールド番号の読み出しを行う。
拡張DRC処理部401の動作は、図14で説明したと同様であり、合成部415では、高画質化処理部414で高画質化処理が施された後の映像信号のブランキング期間にフィールド番号が挿入され、出力同期信号生成部421で生成された同期信号に同期して、フィールド番号が付加された処理後の映像信号SVaが出力される。
また、音声入力制御部303の動作は、図10で説明したと同様であり、フィールド番号受信部331で受信されたフィールド番号が書き込み処理部332によりFIFO部333に書き込まれ、このFIFO部333から、フィールド番号読み出し処理部334でフィールド番号IDaが読み出されバス310に送出される。
図18は、出力制御処理部403および音声出力制御部307の詳細構成を説明する。この図18において、図11および図15と対応する部分には同一符号を付し、適宜その詳細説明を省略する。
出力制御処理部403は、図15に示す情報信号処理装置400における出力制御処理部403と同様に、フィールド番号分離部431と、出力処理部432と、フィールド番号取得部433と、書き込み処理部434と、FIFO部435と、フィールド番号読み出し処理部436と、入力同期信号抽出部437と、出力同期信号生成部438とを有している。
また、音声出力制御部307は、図11に示す情報信号処理装置300における音声出力制御部307と同様に、フィールド番号受信部371と、書き込み処理部372と、FIFO部373と、音声用番号読み出し処理部374と、バッファ375とを有している。
なお、図11では、フィールド番号受信部371は、出力処理部305から供給される同期信号SYNCcに基づいてバス310からフィールド番号IDaを取得しているが、ここでは出力制御処理部403の入力同期信号抽出部437で抽出された同期信号に基づいてバス310からフィールド番号IDaを取得する。また、図11では、音声用番号読み出し処理部374は、出力処理部305から供給される同期信号SYNCdに基づいてFIFO部373の各段からフィールド番号を読み出すと共に、出力制御部306の映像用番号読み出し処理部364で読み出されたフィールド番号を用いた処理を行うが、ここでは出力制御処理部403の同期信号生成部438で生成された同期信号に基づいてFIFO部373の各段からフィールド番号を読み出すと共に、出力制御処理部403のフィールド番号読み出し処理部436で読み出されたフィールド番号を用いた処理を行う。
出力制御処理部403の動作は、図15で説明したと同様であり、出力処理部432から出力映像信号SVoutが出力される。また、FIFO部435から、フィールド番号読み出し処理部436により、出力処理部432から出力される映像信号の各フィールド期間に対応したフィールド番号が順次読み出される。
また、音声入力制御部307の動作は、図11で説明したと同様である。すなわち、フィールド番号取得部371では、バス310から、各フィールド期間で、フィールド番号IDaが取得される。このフィールド番号IDaは、書き込み処理部372により、FIFO部373に書き込まれる。そして、音声用番号読み出し処理部374によってFIFO部373の各段から複数のフィールド期間分のフィールド番号IDaが読み出される。そして、この複数のフィールド期間分のフィールド番号IDaに、フィールド番号読み出しだし処理部436でFIFO部435から読み出されたフィールド番号と一致するフィールド番号があることが確認され、バッファ375からそのフィールド番号に対応したフィールド期間の音声信号が出力されるように制御される。
図16に示す情報信号処理装置500の動作を説明する。
入力映像信号SVinは拡張DRC処理部401に供給される。拡張DRC処理部401では入力映像信号SVinに対してDRC処理(高画質化処理)が行われ、この拡張DRC処理部401からは、フィールド期間毎に、フィールド番号が付加された処理後の映像信号SVaが得られる。この処理後の映像信号SVaはノイズ低減処理部402でノイズを低減する処理が行われた後に、出力制御処理部403に供給される。そして、この出力制御処理部403からディスプレイ404に出力映像信号SVoutが出力され、ディスプレイ404にこの出力映像信号SVoutによる画像が表示される。
音声出力制御部307には、入力映像信号SVinに対応した入力音声信号SAin(SAa)が供給される。この音声出力制御部307では、フィールド期間毎に、バス310で送られてくるフィールド番号IDaが取得される。この音声出力制御部307からは、このフィールド番号IDaおよび出力制御処理部403で映像信号から分離されたフィールド番号に基づいて、出力制御処理部403から出力される映像信号SVoutの各所定期間に対応した音声信号SAoutが出力される。この音声信号SAoutはスピーカ309に供給され、このスピーカ309から音声信号SAoutによる音声が出力される。
図16に示す情報信号処理装置500によれば、映像信号に付加されてくるフィールド番号、および拡張DRC処理部301側からバス310を通じて送られてくるフィールド番号IDaに基づき、音声出力制御部307から、出力制御処理部403から出力される映像信号SVoutの各所定期間に対応した音声信号SAoutが出力されるものであり、映像信号SVoutと音声信号SAoutとは同期がとられたものとなり、リップシンクが正しく調整されたものとなる。
なお、上述実施の形態においては、所定期間がフィールド期間であるものを示したが、これに限定されるものではなく、所定期間を複数フィールド期間としてもよい。また、上述実施の形態においては、所定期間毎に対応したメタ情報が、フィールドを識別する識別子としてのフィールド番号、映像信号であるか非映像信号であるかを識別する信号種別情報であるものを示したが、これに限定されるものではなく、例えば第1の処理部側から第2の処理部側に、メタ情報として、時間情報を伝送し、第2の処理部側でこの時間情報を利用した処理が行われるようにしてもよい。
100,200,300,400,500・・・情報信号処理装置、101,301・・・DRC処理部、102,302・・・入力制御部、103,202,304,402・・・ノイズ低減処理部、104,305・・・出力処理部、105,306・・・出力制御部、106,204,308,404・・・ディスプレイ、201,401・・・拡張DRC処理部、203,403・・・出力制御処理部、303・・・音声入力制御部、307,406・・・音声出力制御部、309,407・・・スピーカ、405・・・音声用制御部