JP4770152B2 - エアバック用原糸パッケージ、それを用いたエアバック用基布およびエアバック用原糸パッケージの製造方法 - Google Patents
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Description
IMAX−IMIN≦3(個/m)・・・(A)
(IMAX−IMIN)/((IMAX+IMIN)/2)≦0.16・・・(B)
巻き取られた原糸の連続した任意の5000m中における交絡数の最大値と最小値の差が2.5個/m以下であること、および
前記原糸の総繊度が200〜700dtex、単糸数が30〜250本、沸騰水収縮率が5〜10%、付着油分量が0.5〜1.5重量%であること
が、いずれも好ましい条件であり、これらの条件の適用によりさらにすぐれた効果を期待することができる。
K=Nw×(0.9Dw)1/2+Nf×(0.9Df)1/2 ・・・(C)
但し、Nw:タテ糸密度(本/インチ)
Dw:タテ糸繊度(dtex)
Nf:ヨコ糸密度(本/インチ)
Df:ヨコ糸繊度(dtex)。
エアージェットルームによって製織されたこと、
シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂およびポリクロロプレンゴムから選ばれたエラストマー樹脂を塗布したコーティング基布であること、および
インフレータブルカーテンエアバッグ用であること
が、いずれも好ましい条件であり、これらの条件の適用によりさらにすぐれた効果を期待することができる。
さらにまた、本発明の上記エアバッグ用原糸パッケージの製造方法は、紙管切替時の巻取り張力アップをせず、定常巻取り張力と同じ張力値にて切替を実施することを特徴とし、交絡付与装置通過後5〜20cmの位置で測定した定常巻取り張力が0.15〜0.20cN/dtexであることが好ましい条件である。
以下、本発明について詳細に説明する。
K=Nw×(0.9Dw)1/2+Nf×(0.9Df)1/2 ・・・(C)
但し、Nw:タテ糸密度(本/インチ)
Dw:タテ糸繊度(dtex)
Nf:ヨコ糸密度(本/インチ)
Df:ヨコ糸繊度(dtex)
IMAX−IMIN≦3(個/m)・・・(A)
(IMAX−IMIN)/((IMAX+IMIN)/2)≦0.16・・・(B)
沸騰水収縮率=[(L0−L1)/L0]×100(%)
LAWSON−HEMPHILL社製EIB−Eを用い、非接触光学式測定を行った。測定は、CCDカメラ部での張力が0.04±0.01cN/dtexとなるように装置のヒステリシスブレーキロールおよび給糸部の皿テンサーを調整し、速度100m/分にて実施した。また、付属のENTANGLEMENTソフトを使用し、この際、交絡判定に用いる閾値(VT)はVariable threshold法にて(√(総繊度))×5に、フィルタースキャン(FS)は3に設定した。本発明で用いる交絡数は前記測定装置あるいは測定方法を用い、1m当たりの交絡数を連続して100m測定、すなわち、N=100の交絡数測定結果から、その平均値を交絡数とし、標準偏差(σ)を平均値で除した数値を交絡数のバラツキ(CV値)とした。これらはいずれもEIB−E付属のENTANGLEMENTソフトの測定結果として、自動的に算出され、コンピュータモニター上に表示される。
25℃で測定した98%硫酸相対粘度が3.7で、酢酸銅を銅として68ppm含有するナイロン66ペレットをエクストルーダへ供給し、計量ポンプにより紡糸口金に配し、295℃で溶融紡糸した。吐出量および紡糸口金は、総繊度が350dtex、単糸数が72本の糸条を得るように設定・使用した。口金直下には300℃に加熱した200mmの加熱筒を設け、糸条を徐冷却した後、20℃の冷風により冷却固化せしめ、次に水系エマルジョンを付与し、紡糸引き取りローラに捲回し、紡出糸条を引き取った。引き続き、連続して糸条を延伸・熱処理ゾーンに供給し、直接紡糸延伸法によりナイロン66繊維を製造した。
満管切替時の初期張力を0.26±0.02cN/dtexとし、巻終わりの際の張力が0.16±0.02cN/dtexとなるように巻取り張力を緩やかに漸減させて巻き取ったこと以外は、実施例1と同様にして、エアバッグ用原糸パッケージおよびエアバッグ用基布を得た。
巻始めから8万mまでは0.17±0.02cN/dtexで一定として巻取り、8〜10万mまでは、5000m当たり0.10±0.02cN/dtexの張力変化となるように張力の増減を4回繰り返し、10〜18万mまでは、0.17±0.02cN/dtexで一定として巻き取ったこと以外は、実施例1と同様にして、エアバッグ用原糸パッケージおよびエアバッグ用基布を得た。
交絡付与装置内で走行糸条に直角方向から噴射する空気の圧力を0.2MPaで一定としたこと以外は、実施例1と同様にして、エアバッグ用原糸パッケージおよびエアバッグ用基布を得た。
交絡付与装置内で走行糸条に直角方向から噴射する空気の圧力を0.7MPaで一定として巻き取ったこと以外は、実施例1と同様にして、エアバッグ用原糸パッケージおよびエアバッグ用基布を得た。
原糸付着油分量が0.4重量%となるように水系エマルジョンを付与したこと以外は、実施例1と同様にして、エアバッグ用原糸パッケージおよびエアバッグ用基布を得た。
原糸付着油分量が1.6重量%となるように水系エマルジョンを付与したこと以外は、実施例1と同様にして、エアバッグ用原糸パッケージおよびエアバッグ用基布を得た。
交絡付与装置内で走行糸条に直角方向から噴射する空気の圧力を0.17MPaで一定とした。また、定常巻取り張力を0.17±0.02cN/dtexで一定し、満管切替後の初期張力が0.25cN/dtexとなるようにスピンドル回転数を設定して巻き取ったこと以外は、実施例1と同様にして、エアバッグ用原糸パッケージおよびエアバッグ用基布を得た。
交絡付与装置内で走行糸条に直角方向から噴射する空気の圧力を0.17MPaで一定として巻き取ったこと以外は、実施例1と同様にして、エアバッグ用原糸パッケージおよびエアバッグ用基布を得た。
定常の巻取り張力を0.17±0.04cN/dtexと張力変動幅を大きくし、交絡付与装置前後の走行糸条規制ガイドを取り外したこと以外は、実施例1と同様にして、エアバッグ用原糸パッケージ、およびエアバッグ用基布を得た。
満管切替時の初期張力を0.28±0.02cN/dtexとし、巻終わりの際の張力が0.16±0.02cN/dtexとなるように巻取り張力を緩やかに漸減させて巻き取ったこと以外は、実施例1と同様にして、エアバッグ用原糸パッケージ、およびエアバッグ用基布を得た。
交絡付与装置内で走行糸条に直角方向から噴射する空気の圧力を0.35MPaで一定として、満管切替時の初期張力を0.26±0.02cN/dtexとし、巻終わりの際の張力が0.16±0.02cN/dtexとなるように巻取り張力を緩やかに漸減させて巻き取ったこと以外は、実施例1と同様にして、エアバッグ用原糸パッケージ、およびエアバッグ用基布を得た。
交絡付与装置内で走行糸条に直角方向から噴射する空気の圧力を0.7MPaで一定とし、満管切替時の初期張力を0.30±0.02cN/dtexとし、巻終わりの際の張力が0.14±0.02cN/dtexとなるように巻取り張力を緩やかに漸減させて巻き取ったこと以外は、実施例1と同様にして、エアバッグ用原糸パッケージおよびエアバッグ用基布を得た。
Claims (9)
- エアージェットルームによって製織する際に用いられるヨコ糸用原糸であって、交絡数(I)が12〜30個/m、この交絡数のバラツキ(CV値)が3〜15%の原糸が巻き取られたパッケージであり、巻き取られた原糸の巻始めから3000m中における交絡数の最大値と最小値の差が2個/m以下であり、かつこのパッケージ内の交絡数(I)の最大値(IMAX)と最小値(IMIN)が、下記式(A)および(B)の関係を同時に満たすことを特徴とするエアバッグ用原糸パッケージ。
IMAX−IMIN≦3(個/m)・・・(A)
(IMAX−IMIN)/((IMAX+IMIN)/2)≦0.16・・・(B) - 巻き取られた原糸の連続した任意の5000m中における交絡数の最大値と最小値の差が2.5個/m以下であることを特徴とする請求項1記載のエアバッグ用原糸パッケージ。
- 前記原糸の総繊度が200〜700dtex、単糸数が30〜250本、沸騰水収縮率が5〜10%、付着油分量が0.5〜1.5重量%であることを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグ用原糸パッケージ。
- 請求項1〜3のいずれか1項記載のエアバッグ用原糸パッケージから解舒して得られた原糸を、タテ糸およびヨコ糸、またはヨコ糸として用い、下記式(C)で示されるカバーファクター(K)が1800〜2700の範囲で製織してなることを特徴とするエアバッグ用基布。
K=Nw×(0.9Dw)1/2+Nf×(0.9Df)1/2 ・・・(C)
但し、Nw:タテ糸密度(本/インチ)
Dw:タテ糸繊度(dtex)
Nf:ヨコ糸密度(本/インチ)
Df:ヨコ糸繊度(dtex) - エアージェットルームによって製織されたことを特徴とする請求項4に記載のエアバッグ用基布。
- シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂およびポリクロロプレンゴムから選ばれたエラストマー樹脂を塗布したコーティング基布であることを特徴とする請求項4または5項記載のエアバッグ用基布。
- インフレータブルカーテンエアバッグ用であることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項記載のエアバッグ用基布。
- 請求項1〜3のいずれか1項記載のエアバッグ用原糸パッケージの製造方法であって、紙管切替時の巻取り張力アップをせず、定常巻取り張力と同じ張力値にて切替を実施することを特徴とするエアバッグ用原糸パッケージの製造方法。
- 交絡付与装置通過後5〜20cmの位置で測定した定常巻取り張力が0.15〜0.20cN/dtexであることを特徴とする請求項8に記載のエアバッグ用原糸パッケージの製造方法。
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Applications Claiming Priority (1)
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