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JP4771344B2 - 電力運用システム、電力運用方法、太陽光発電装置、およびコントローラ - Google Patents
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JP4771344B2 - 電力運用システム、電力運用方法、太陽光発電装置、およびコントローラ - Google Patents

電力運用システム、電力運用方法、太陽光発電装置、およびコントローラ Download PDF

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Description

本発明は、住宅等に設置される太陽電池と蓄電池とを含む太陽光発電装置を運用するための技術に関し、特に太陽電池が生成した電力を電力系統側に逆潮流することができる太陽光発電装置を運用するための技術に関する。
地球環境対策の観点から、各種エネルギー利用の見直しが図られている。特に、太陽エネルギーを利用する太陽電池は、クリーンなエネルギーの供給源の代表として期待されている。近年、太陽電池側の分散電源と系統側の商用電源とを連系させることによって、太陽電池だけでは住宅に必要な消費電力が賄えない場合に、不足する電力を系統側の商用電源から供給するシステムが開発されている。このようなシステムの中には、太陽電池が出力する電力の余剰分を系統側に逆潮流させるものがある。
さらに、太陽電池が出力する電力の余剰分を蓄電池に蓄えておき、太陽電池からの電力だけでは住宅に必要な消費電力が賄えない場合に、蓄電池の電力を使用する技術も知られている。たとえば、特開2003−79054号公報(特許文献1)には、蓄電池を備えた太陽光発電システムが開示されている。特開2003−79054号公報(特許文献1)によると、電力系統に連系し、太陽電池装置にて発生される電力をインバータ装置に与えて、交流に変換し、電力消費部に供給する太陽光発電システムが、太陽電池装置からの電力を充電する蓄電池と、太陽電池装置からの電力を蓄電池またはインバータ装置に切り替えて出力させる切り替え制御手段とを備える。太陽光発電システムは、日の出後の電力需要のオフピーク時内での太陽電池装置での発電電力または夜間の電力系統からの電力から選ばれる1つ以上の電力にて蓄電池を充電するように制御し、電力需要の高い特定の時間帯の電力需要の変動曲線に応じて蓄電池に蓄電された電力の放電を制御し、太陽電池装置からの発電量に加えてインバータ装置に電力を与える。
特開2003−79054号公報
しかしながら、たとえば、蓄電池を有する複数の太陽光発電装置が1つの系統受電端に接続される場合、以下のような問題が生じる。すなわち、それぞれの太陽光発電装置は日の出直後に充電を開始するため、午前中は当該系統受電端を介して電力がほとんど売られない。そして、午後になって蓄電池がいっぱい(FULL)になると、それぞれの太陽光発電装置が、当該系統受電端を介して電力を売り始める。そのため、午前中の系統受電端を介した売電量は非常に少なく、午後中の系統受電端を介した売電量は非常に多くなる。すなわち、系統受電端における売電量の変動が大きくなり、系統受電端に接続される複数の太陽光発電装置からなる電力運用システムの運転状態が不安定になる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の太陽光発電装置による電力系統への売電量の変動を低減させることである。
この発明のある局面に従うと、同一の受電端を介して電力系統に接続される複数の太陽光発電装置を備える電力運用システムが提供される。複数の太陽光発電装置の各々は、太陽光を受けて電力を出力するための太陽電池と、電力を蓄積するための蓄電池とを含む。電力運用システムは、第1の期間における複数の太陽光発電装置のうちの第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限し、第1の期間とは異なる第2の期間における複数の太陽光発電装置のうちの第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するための制限手段を備える。
好ましくは、複数の太陽光発電装置の各々は、他の太陽光発電装置と通信するための通信インターフェイスと、電力の蓄積と電力の電力系統への出力とを制御するための電池制御部とをさらに含む。第1の太陽光発電装置の電池制御部は、制限手段を含む。
好ましくは、電力運用システムは、電池制御部と通信するための第1の通信インターフェイスと、第1の通信インターフェイスを介して電池制御部を制御するための中央制御部とをさらに備える。複数の太陽光発電装置の各々は、中央制御部と通信するための第2の通信インターフェイスと、電力の蓄積と電力の電力系統への出力とを制御するための電池制御部とをさらに含む。中央制御部は、制限手段を含む。
好ましくは、複数の太陽光発電装置の各々は、太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに含む。制限手段は、検出部からの出力値に基づいて太陽電池が電力を出力したか否かを判断し、太陽電池が電力を出力し始めた時刻に基づいて、第1および第2の期間を計算する。
好ましくは、複数の太陽光発電装置の各々は、太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに含む。制限手段は、検出部からの出力値に基づいて出力値が所定値に達したか否かを判断し、出力値が所定値に達した時刻に基づいて、第1および第2の期間を計算する。
好ましくは、制御部は、時刻から所定の時刻までの第3の期間を計算し、第3の期間と複数の太陽光発電装置の個数とに基づいて、各太陽光発電装置による電力の蓄積を制限すべき期間を計算する。
好ましくは、複数の太陽光発電装置の各々は、制限手段の一部として、電力の蓄積と電力の電力系統への出力とを制御するための電池制御部をさらに含む。複数の太陽光発電装置のうちの第1の太陽光発電装置の電池制御部は、第1の期間に第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限し、複数の太陽光発電装置のうちの第2の太陽光発電装置の電池制御部は、第2の期間に第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限する。
好ましくは、第1の期間は、日出から所定の時刻までである。第2の期間は、所定の時刻から日没までである。
この発明の別の局面に従うと、同一の受電端を介して電力系統に接続される複数の太陽光発電装置と、制御部とを用いた電力運用方法が提供される。複数の太陽光発電装置の各々は、太陽光を受けて電力を出力するための太陽電池と、電力を蓄積するための蓄電池とを含む。電力運用方法は、制御部が、第1の期間における複数の太陽光発電装置のうちの第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップと、制御部が、第1の期間と異なる第2の期間における複数の太陽光発電装置のうちの第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップとを備える。
好ましくは、複数の太陽光発電装置の各々は、他の太陽光発電装置と通信するための通信インターフェイスと、電力の蓄積と電力の電力系統への出力とを制御するための電池制御部とをさらに含む。第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップは、第1の太陽光発電装置の電池制御部が、制御部として、第1の期間に第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップを含む。第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップは、第1の太陽光発電装置の電池制御部が、制御部として、通信インターフェイスを介して第2の期間における第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップを含む。
好ましくは、複数の太陽光発電装置の各々は、制御部と通信するための通信インターフェイスと、電力の蓄積と電力の電力系統への出力とを制御するための電池制御部とをさらに含む。第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップは、制御部が、第1の太陽光発電装置の電池制御部に第1の期間における第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限させるステップを含む。第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップは、制御部が、第2の太陽光発電装置の電池制御部に第2の期間における第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限させるステップを含む。
好ましくは、複数の太陽光発電装置の各々は、太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに含む。電力運用方法は、制御部が、検出部からの出力値に基づいて太陽電池が電力を出力したか否かを判断するステップと、制御部が、太陽電池が電力を出力し始めた時刻に基づいて、第1および第2の期間を計算するステップとをさらに備える。
好ましくは、複数の太陽光発電装置の各々は、太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに含む。電力運用方法は、制御部が、検出部からの出力値に基づいて出力値が所定値に達したか否かを判断するステップと、制御部が、出力値が所定値に達した時刻に基づいて、第1および第2の期間を計算するステップとをさらに備える。
好ましくは、第1および第2の期間を計算するステップは、制御部が、時刻から所定の時刻までの第3の期間を計算するステップと、制御部が、第3の期間と複数の太陽光発電装置の個数とに基づいて、各太陽光発電装置による電力の蓄積を制限すべき期間を計算するステップとを含む。
好ましくは、複数の太陽光発電装置の各々は、電力の蓄積と電力の電力系統への出力とを制御するための電池制御部をさらに含む。第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップは、第1の太陽光発電装置の電池制御部が、制御部の一部として、第1の期間に第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップを含む。第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップは、第2の太陽光発電装置の電池制御部が、制御部の一部として、第2の期間に第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップを含む。
好ましくは、第1の期間は、日出から所定の時刻までである。第2の期間は、所定の時刻から日没までである。
この発明の別の局面に従うと、受電端を介して電力系統に接続される太陽光発電装置が提供される。太陽光を受けて電力を出力する太陽電池と、電力を蓄積する蓄電池と、受電端を介して電力系統に接続される他の太陽光発電装置と通信するための通信インターフェイスと、電力の蓄積と電力の電力系統への出力とを制御する制御部とを含む。制御部は、第1の期間に太陽光発電装置による電力の蓄積を制限し、通信インターフェイスを介して第2の期間における他の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限する。
好ましくは、太陽光発電装置は、太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに備える。制御部は、検出部からの出力値に基づいて太陽電池が電力を出力したか否かを判断し、太陽電池が電力を出力し始めた時刻に基づいて、第1および第2の期間を計算する。
好ましくは、太陽光発電装置は、太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに備える。制御部は、検出部からの出力値に基づいて出力値が所定値に達したか否かを判断し、出力値が所定値に達した時刻に基づいて、第1および第2の期間を計算する。
好ましくは、制御部は、時刻から所定の時刻までの第3の期間を計算し、第3の期間と受電端を介して電力系統に接続される太陽光発電装置の個数とに基づいて、各太陽光発電装置による電力の蓄積を制限すべき期間を計算する。
この発明の別の局面に従うと、太陽光を受けて電力を出力する太陽電池と電力を蓄積する蓄電池とを含むとともに受電端を介して電力系統に接続される太陽光発電装置を制御するためのコントローラが提供される。コントローラは、受電端を介して電力系統に接続される他の太陽光発電装置と通信するための通信インターフェイスと、電力の蓄積と電力の電力系統への出力とを制御する制御部とを含む。制御部は、第1の期間に太陽光発電装置による電力の蓄積を制限し、通信インターフェイスを介して第2の期間における他の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限する。
この発明の別の局面に従うと、太陽光を受けて電力を出力する太陽電池と電力を蓄積する蓄電池とを含むとともに同一の受電端を介して電力系統に接続される第1および第2の太陽光発電装置と通信可能なコントローラが提供される。コントローラは、第1および第2の太陽光発電装置と通信するための通信インターフェイスと、制御部とを含む。制御部は、通信インターフェイスを介して、第1の期間に第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限し、通信インターフェイスを介して第2の期間における第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限する。
好ましくは、太陽光発電装置の各々は、太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに含む。制御部は、検出部からの出力値に基づいて太陽電池が電力を出力したか否かを判断し、太陽電池が電力を出力し始めた時刻に基づいて、第1および第2の期間を計算する。
好ましくは、太陽光発電装置の各々は、太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに含む。制御部は、検出部からの出力値に基づいて出力値が所定値に達したか否かを判断し、出力値が所定値に達した時刻に基づいて、第1および第2の期間を計算する。
好ましくは、制御部は、時刻から所定の時刻までの第3の期間を計算し、第3の期間と受電端を介して電力系統に接続される太陽光発電装置の個数とに基づいて、各太陽光発電装置による電力の蓄積を制限すべき期間を計算する。
以上のように、本発明によって、複数の太陽光発電装置による電力系統への売電量の変動を低減させた電力運用システム、電力運用方法、太陽光発電装置、およびコントローラが提供される。
実施の形態1に係る電力運用システムの概略構成を示すイメージ図である。 各住宅が蓄電装置を有さない場合における柱上トランスを介する売電量の変化を示すグラフである。 各住宅が蓄電装置を有する場合における柱上トランスを介する売電量の変化を示すグラフである。 実施の形態1に係る電力運用システムにおける柱上トランスを介する売電量の変化を示すグラフである。 実施の形態1に係る電力運用システムのハードウェア構成を表わすブロック図である。 実施の形態1に係る電力運用システムにおける各電池制御部による制御を示すシーケンス図である。 実施の形態1に係る電力運用システムの第1の変形例における各電池制御部による制御を示すシーケンス図である。 第1の変形例に係る電池制御部における蓄電制限処理の処理手順を示すフローチャートである。 第1の変形例に係る電力運用システムにおける柱上トランスを介する売電量の変化を示すグラフである。 実施の形態1に係る電力運用システムの第2の変形例における各電池制御部による制御を示すシーケンス図である。 第2の変形例に係る電力運用システムにおける柱上トランスを介する売電量の変化を示すグラフである。 実施の形態1に係る電力運用システムの第3の変形例における各電池制御部による制御を示すシーケンス図である。 実施の形態2に係る電力運用システムのハードウェア構成を表すブロック図である。 実施の形態2に係る電力運用システムにおける各電池制御部による制御を示すシーケンス図である。 実施の形態2に係る中央制御部における蓄電制限処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
<電力運用システム100の概略構成>
まず、図1を参照して、本実施の形態に係る電力運用システム100の概略構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る電力運用システム100の概略構成を示すイメージ図である。なお、以下では、全ての時間を、24時間表示で記す。
図1に示すように、電力運用システム100は、住宅50A,50B,50C毎に、太陽電池1A,1B,1C、太陽電池用パワーコンディショナ2A,2B,2C、分電盤7A,7B,7C、電力量計8A,8B,8C、電力負荷10A,10B,10Cを含む。さらに、電力運用システム100は、発電所70からの電力を住宅50A,50B,50Cに供給するための柱上トランス65(系統受電端)を含む。柱上トランス65は、分電盤7A,7B,7Cに電気的に接続されて、電力系統からの電力を住宅50A,50B,50Cの分電盤7A,7B,7Cへ供給し、太陽電池1A,1B,1Cからの電力を系統へ供給する。
本実施の形態に係る電力運用システム100においては、各住宅50A,50B,50Cにおいて、太陽電池1A,1B,1Cが生成した電力が負荷10A,10B,10Cで使用される。太陽電池1A,1B,1Cが負荷10A,10B,10Cで必要な電力を賄えない場合、各住宅50A,50B,50Cは柱上トランス65から電力を取得する(買電する)。太陽電池1A,1B,1Cが負荷10A,10B,10Cが必要な電力よりも多くの電力を生成した場合、各住宅50A,50B,50Cは、柱上トランス65へと電力を供給する(売電する)。以下買電とは、電力系統から柱状トランスを介した各住宅へ電力を取得することをさし、売電とは各住宅から柱状トランスを介して電力系統へ電力を供給することをさす。
さらに、本実施の形態に係る電力運用システム100は、各住宅50A,50B,50Cが蓄電装置(図3参照。)を有する。太陽電池1A,1B,1Cが負荷10A,10B,10Cが必要な電力よりも多くの電力を生成した場合、余剰電力が蓄電装置に蓄えられる。太陽電池1A,1B,1Cが負荷10A,10B,10Cで必要な電力を賄えない場合、負荷10A,10B,10Cが蓄電装置の電力をも使用する。蓄電装置がいっぱいの状態で、太陽電池1A,1B,1Cが負荷10A,10B,10Cが必要な電力よりも多くの電力を生成した場合、各住宅50A,50B,50Cは、柱上トランス65へと電力を供給する(売電する)。
<蓄電装置を有さない電力運用システムの特性>
ここで、参考として、各住宅50A,50B,50Cが蓄電装置を有さない場合について説明する。図2は、各住宅50A,50B,50Cが蓄電装置を有さない場合における柱上トランス65を介する売電量の変化を示すグラフである。
図2を参照して、柱上トランス65における売電量は、日の出とともに上昇し始めて、11時頃から13時頃にかけてピークに達する。すなわち、夜間の柱上トランス65における売電量と11時頃から13時頃にかけての柱上トランス65における売電量との差が非常に大きい。換言すれば、複数の太陽光発電装置による売電量の変化が非常に大きい。
<蓄電装置を有する電力運用システムの特性>
次に、参考として、各住宅50A,50B,50Cが蓄電装置を有する場合について説明する。図3は、各住宅50A,50B,50Cが蓄電装置を有する場合における柱上トランス65を介する売電量の変化を示すグラフである。なお、図3においては、各住宅50A,50B,50Cが蓄電装置を有さない場合における柱上トランス65を介する売電量の変化を点線で示す。
図3を参照して、柱上トランス65における売電量は、正午頃に上昇し始めて、13時頃にピークに達する。これは、日の出とともに太陽電池で発生した電力を蓄電装置が充電し始め、午前中は、電力が蓄電装置に蓄えられるため売電量が上昇しないからである。しかしながら、正午頃に蓄電装置がいっぱいになると、その後は図2と同様に売電量が上昇する。すなわち、夜間の柱上トランス65における売電量と13時頃の柱上トランス65における売電量との差が非常に大きい。換言すれば、複数の太陽光発電装置による売電量の変化が非常に大きい。
<本実施の形態に係る電力運用システムの特性>
本実施の形態に係る電力運用システム100は、上記の問題点を解決するために、蓄電装置がいっぱいになる時間を住宅50A,50B,50C毎にずらす。換言すれば、本実施の形態に係る電力運用システム100は、売電する時間を住宅50A,50B,50C毎にずらす。
より詳細には、本実施の形態に係る電力運用システム100は、住宅50A,50B,50C毎に異なる期間における蓄電を制限する。換言すれば、本実施の形態に係る電力運用システム100は、住宅50A,50B,50C毎に異なる期間において売電を優先させる。
図4は、本実施の形態に係る電力運用システム100における柱上トランス65を介する売電量の変化を示すグラフである。なお、図4においては、各住宅50A,50B,50Cが蓄電装置を有し、かつ、蓄電が制限されない場合(図3を参照。)における柱上トランス65を介する売電量の変化を点線で示す。
図4を参照して、本実施の形態においては、各住宅毎に蓄電が制限される期間(売電する期間)が異なるため、図2および図3よりも売電量のピークが低くなる。すなわち、本実施の形態に係る電力運用システム100は、夜間の柱上トランス65における売電量と13時頃の柱上トランス65における売電量との差を低減させることができる。換言すれば、本実施の形態に係る電力運用システム100は、複数の太陽光発電装置による売電量の変化を低減することができる。
以下、このような機能を実現するための構成について詳述する。
<電力運用システム100のハードウェア構成>
次に、本実施の形態に係る電力運用システム100の具体的構成について説明する。図5は、本実施の形態に係る電力運用システム100のハードウェア構成を表わすブロック図である。なお、図5は、電気エネルギー(電力)の流れを実線の矢印で示し、数値や命令などの情報(信号)の流れを点線の矢印で示す。
図5を参照して、電力運用システム100は、住宅50A,50B,50C毎に、太陽光発電装置40A,40B,40Cとして、太陽電池1A,1B,1Cと、パワーコンディショナ2A,2B,2Cと、蓄電装置3A,3B,3Cと、インバータ回路4A,4B,4Cとを含む。さらに、電力運用システム100は、住宅50A,50B,50C毎に、分電盤7A,7B,7Cと、電力量計8A,8B,8Cと、負荷10A,10B,10Cと、電池制御部20A,20B,20Cと、タイマ21A,21B,21Cと、通信インターフェイス30A,30B,30Cとを含む。
なお、本実施の形態においては、太陽光発電装置40A,40B,40Cのそれぞれが、電池コントローラ25A,25B,25Cを含む。電池コントローラ25A,25B,25Cのそれぞれが、電池制御部20A,20B,20Cと、タイマ21A,21B,21Cと、通信インターフェイス30A,30B,30Cとを含む。
太陽電池1A,1B,1Cは、太陽エネルギーを利用して、その太陽エネルギーを電気エネルギーに変換する。太陽電池1A,1B,1Cは、系統連系型のパワーコンディショナ2A,2B,2Cに接続されている。
パワーコンディショナ2A,2B,2Cは、太陽電池1A,1B、1Cから入力された直流電力を交流に変換して出力する。本実施の形態に係るパワーコンディショナ2A,2B,2Cは、分電盤7A,7B,7Cに接続されている。
本実施の形態においては、パワーコンディショナ2A,2B,2Cが、検出部として太陽電池1A,1B,1Cによって生成される電力の出力値(発電量)を検出し、当該出力値を電池制御部20A,20B,20Cに送信している。ただし、太陽電池1A,1B,1Cや電池制御部20A,20B,20C(検出部をその機能の1つとして含む場合)やその他の装置が、検出部として太陽電池1A,1B,1Cによって生成される電力の出力値を検出し、電池制御部20A,20B,20Cが当該出力値を利用してもよい。後述するように、電池制御部20A,20B,20Cは、太陽電池1A,1B,1Cの出力値に基づいて、太陽電池1A,1B,1Cが発電しているか否かを判断する。
あるいは、検出部として機能するパワーコンディショナ2A,2B,2Cや太陽電池1A,1B,1Cやその他の装置が、電力の出力値に基づいて、太陽電池1A,1B,1Cが発電しているか否かを判断してもよい。この場合には、太陽電池1A,1B,1Cが発電しているか否か示す情報(あるいは太陽電池1A,1B,1Cが発電していることを示す情報)を定期的に電池制御部20A,20B、20Cに送信する。
なお、パワーコンディショナ2A,2B,2Cや太陽電池1A,1B,1Cや電池制御部20A,20B,20Cやその他の装置は、太陽電池1A,1B,1Cの両端における、出力電圧(V)、出力電流(A)、出力電力(W)の少なくともいずれかを太陽電池1A,1B,1Cの出力値として取得することができる。たとえば、パワーコンディショナ2A,2B,2Cや電池制御部20A,20B,20Cやその他の装置は、太陽電池1A,1B,1Cの両端における出力電力(W)から、太陽光発電装置40A,40B,40Cの自己消費電力(W)を減じた値を、太陽電池1A,1B,1Cの出力値として取得してもよい。
蓄電装置3A,3B,3Cは、太陽電池1A,1B,1Cから入力される電力を充電する。蓄電装置3A,3B,3Cは、開閉器6A,6B,6Cおよびインバータ回路4A,4B,4Cの入力端子に接続されている。蓄電装置3A,3B,3Cとしては、たとえば通常の鉛蓄電池や、フライホイールなどを利用してエネルギーを蓄える装置などが挙げられる。また、蓄電装置3A,3B,3Cは、ひとつの蓄電池を用いるものに限らず、複数の蓄電池を接続したものであってもよい。
インバータ回路4A,4B,4Cの出力端子は、分電盤7A,7B,7Cに接続されている。インバータ回路4A,4B,4Cは、系統連系のための機能を有する。インバータ回路4A,4B,4Cは、蓄電装置3A,3B,3Cから入力された直流電力を交流電力に変換し、負荷10A,10B,10Cに供給する。
分電盤7A,7B,7Cは、パワーコンディショナ2A,2B,2Cとインバータ回路4A,4B,4Cとに接続されている。分電盤7A,7B,7Cは、電力量計8A,8B,8Cを介して電力系統側の柱上トランス65に接続されている。分電盤7A,7B,7Cは、パワーコンディショナ2A,2B,2Cやインバータ回路4A,4B,4Cからの電力を負荷10A,10B,10Cや柱上トランス65を介して電力系統へと供給する。分電盤7A,7B,7Cは、柱上トランス65を介して電力系統からの電力を負荷10A,10B,10Cに供給する。
開閉器6A,6B,6Cは、太陽電池1A,1B,1Cと蓄電装置3A,3B,3Cとに接続される。開閉器6A,6B,6Cは、電池制御部20A,20B,20Cからの制御信号に基づいて、太陽電池1A,1B,1Cと蓄電装置3A,3B,3Cとの接続をON/OFFする。
電池制御部20A,20B,20Cは、たとえばCPU(Central Processing Unit)と、当該CPUが実行する制御プログラムなどによって実現される。より詳細には、CPUが、図示しないメモリに記憶されている制御プログラムを読み出して、当該制御プログラムを実行することによって、電池制御部20A,20B,20Cを実現する。
電池制御部20A,20B,20Cは、後述する制限信号や、蓄電装置3A,3B,3Cの蓄電量や、分電盤7A,7B,7Cや電力量計8A,8B,8Cにおける電力量に基づいて、開閉器6A,6B,6Cの開閉を制御する。電池制御部20A,20B,20Cは、通信インターフェイス30A,30B,30Cを介して他の電池制御部20A,20B,20Cとデータを送受信する。たとえば、後述するように、電池制御部20Aは、通信インターフェイス30Aを介して、他の電池制御部20B,20Cに制限信号を送信する。
本実施の形態に係る電池制御部20A,20B,20Cは、タイマ21A,21B,21Cを参照して、所定の期間における蓄電を制限する。たとえば、本実施の形態に係る電池制御部20B,20Cは、電池制御部20Aからの制御信号に基づいて、所定の期間中、開閉器6B,6CをOFFする。
<電力運用システム100の動作概要>
次に、本実施の形態に係る電力運用システム100の動作概要について説明する。図6は、本実施の形態に係る電力運用システム100における各電池制御部20A,20B,20C,20Dによる制御を示すシーケンス図である。
図6を参照して、住宅50A(第1の住宅)の太陽光発電装置40A(第1の太陽光発電装置)の電池制御部20A(第1の電池制御部)が、太陽電池1Aが発電を開始したことを検知する(ステップS002)。本実施の形態においては、電池制御部20Aは、パワーコンディショナ2Aからの発電信号に基づいて、太陽電池1Aが発電を開始したことを検知する。すなわち、太陽電池1Aの発電量が、パワーコンディショナ2Aなど太陽光発電装置の自己消費電力を上回ったときに、太陽電池1Aが発電を開始したと判断する。
電池制御部20Aは、開閉器6AをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Aに蓄え始める(ステップS004)。より詳細には、電池制御部20Aは、分電盤7Aからの信号に基づいて、あるいは電力量計8Aからの信号に基づいて、負荷10Aで使用されない余剰電力を蓄電装置3Aに蓄え始める。電池制御部20Aは、通信インターフェイス30Aを介して、他の住宅(第2〜第4の住宅)の太陽光発電装置(第2〜第4の太陽光発電装置)の電池制御部20B,20C,20D(第2〜4の電池制御部)に蓄電を制限するための信号(制限信号)を送信する(ステップS006)。
このとき、電池制御部20Aは、現在時刻に基づいて各電池制御部20B,20C,20Dに、各電池制御部20B,20C,20Dが蓄電を制限すべき期間(7時から9時、9時から11時、11時から13時など)を送信する。あるいは、電池制御部20Aは、各電池制御部20B,20C,20Dが蓄電の制限を開始すべき時刻になると、当該電池制御部20B,20C,20Dに蓄電を制限すべき期間(たとえば、1時間、2時間など)を送信してもよい。
電池制御部20Bは、通信インターフェイス30Bを介して、電池制御部20Aから制限信号を受信する(ステップS008)。電池制御部20Bは、制限信号に基づき、開閉器6BをOFFすることによって、所定期間(所定時刻から所定時間の間)、蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS010)。
電池制御部20Cは、通信インターフェイス30Cを介して、電池制御部20Aから制限信号を受信する(ステップS012)。電池制御部20Cは、制限信号に基づき、開閉器6CをONすることによって、所定期間、蓄電を優先する(ステップS014)。
電池制御部20Dは、通信インターフェイスを介して、電池制御部20Aから制限信号を受信する(ステップS016)。電池制御部20Dは、制御信号に基づき、所定時間の2倍、開閉器をONすることによって、蓄電を優先する(ステップS018)。
電池制御部20Bは、所定時間が経過すると、あるいは所定期間が終了すると、開閉器6BをONすることによって、蓄電を開始する(ステップS020)。
電池制御部20Cは、所定時間が経過すると、あるいは所定期間が終了すると、開閉器6CをOFFすることによって、所定期間、蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS022)。
電池制御部20Cは、さらに所定時間が経過すると、開閉器6CをONすることによって、蓄電を開始する(ステップS024)。
電池制御部20Dは、ステップS018から所定時間の2倍が経過すると、開閉器をOFFすることによって、所定期間、蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS026)。
電池制御部20Aは、ステップS006から所定時間の3倍が経過すると、開閉器6AをOFFすることによって、所定期間、蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS028)。電池制御部20Dは、ステップS026から所定時間が経過すると、開閉器をONすることによって、蓄電を開始する(ステップS030)。
電池制御部20Aは、ステップS028から所定時間が経過すると、開閉器6AをONすることによって、蓄電を開始する(ステップS032)。
このように、本実施の形態に係る電力運用システム100においては、電池制御部20Aが各太陽光発電装置40A,40B,40Cにおける蓄電を所定期間制限するため、各太陽光発電装置40A,40B,40Cの蓄電装置3A,3B,3Cがいっぱいになるタイミングが互いに異なるようになる。そのため、本実施の形態に係る電力運用システム100は、各太陽光発電装置40A,40B,40Cがいっせいに売電を開始することを防止でき、柱上トランス65における売電量の変動を低減することができる。
<電力運用システム100の第1の変形例における動作概要>
次に、本実施の形態に係る電力運用システム100の第1の変形例について説明する。図7は、本実施の形態に係る電力運用システム100の第1の変形例における各電池制御部20A,20B,20C,20Dによる制御を示すシーケンス図である。本変形例においては、電池制御部20Aが、発電が開始された時刻に基づいて、各太陽光発電装置における蓄電が制限される期間を計算する。
図7を参照して、住宅50A(第1の住宅)の太陽光発電装置40A(第1の太陽光発電装置)の電池制御部20A(第1の電池制御部)が、太陽電池1Aが、発電を開始したことを検知する(ステップS102)。住宅50B(第2の住宅)の太陽光発電装置40B(第2の太陽光発電装置)の電池制御部20B(第2の電池制御部)が、太陽電池1Bが、発電を開始したことを検知する(ステップS104)。住宅50C(第3の住宅)の太陽光発電装置40C(第3の太陽光発電装置)の電池制御部20C(第3の電池制御部)が、太陽電池1Cが、発電を開始したことを検知する(ステップS106)。住宅(第4の住宅)の太陽光発電装置(第4の太陽光発電装置)の電池制御部20D(第4の電池制御部)が、太陽電池が、発電を開始したことを検知する(ステップS108)。
電池制御部20Aは、開閉器6AをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Aに蓄え始める(ステップS110)。電池制御部20Bは、開閉器6BをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Bに蓄え始める(ステップS112)。電池制御部20Cは、開閉器6CをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Cに蓄え始める(ステップS114)。電池制御部20Dは、開閉器をONすることによって余剰電力を蓄電装置に蓄え始める(ステップS116)。
電池制御部20Aは、検知手段としてのパワーコンディショナ2Aを参照して、太陽電池1Aの発電量(出力値)が所定値を超えたか否かを判断する(ステップS118)。ただし、電池制御部20Aは、通信インターフェイス30Aを介して第1〜第4の太陽光発電装置の発電量を取得することによって、第1〜第4の太陽光発電装置の発電量の合計が所定値を超えたか否かを判断してもよい。
電池制御部20Aは、発電量が所定値を超えた時刻に基づいて、各太陽光発電装置における蓄電が制限される所定期間を計算する(ステップS120)。本実施の形態に係る電池制御部20Aは、当該時刻から所定時刻までの所定期間を、柱上トランス65に接続される太陽光発電装置の個数に基づいて分割することによって、各太陽光発電装置における蓄電制限時間(所定期間)を計算する。
ここで、電池制御部20Aにおける蓄電制限処理について説明する。図8は、本変形例に係る電池制御部20Aにおける蓄電制限処理の処理手順を示すフローチャートである。ここでは、たとえば、柱上トランス65に4つの太陽光発電装置が接続されている場合について説明する。
図7および図8を参照して、電池制御部20Aは、7時に太陽電池1Aが発電を開始したと判断する(ステップS102)。電池制御部20Aは、開閉器6AをONして、太陽電池1Aからの電力を蓄電装置3Aに蓄え始める(ステップS104)。電池制御部20Aは、太陽電池1Aの発電量が所定値を超えたか否かを判断する(ステップS118)。太陽電池1Aの発電量が所定値を超えない場合(ステップS118においてNOである場合)、電池制御部20Aは、ステップS118からの処理を繰り返す。
電池制御部20Aが、発電量が所定値を超えたと判断した場合(ステップS118においてYESである場合)、日没予定時刻までの残り時間を計算する(ステップS1202)。ここでは、11時に発電量が所定値を超えるものとし、日没予定時刻を17時とする。
電池制御部20Aは、以下の式に基づいて、各太陽光発電装置における蓄電制限時間を計算する(ステップS1204)。
(17時−11時)/4台=1.5時間
電池制御部20Aは、通信インターフェイス30Aを用いて、電池制御部20B,20C,20Dに蓄電を制限するための所定期間を送信する(ステップS122)。
ここでは、電池制御部20Aは、通信インターフェイス30Aを用いることによって、電池制御部20Bに11時から1.5時間の間蓄電を制限させる。電池制御部20Aは、通信インターフェイス30Aを用いることによって、電池制御部20Cに12時30分から1.5時間の間蓄電を制限させる。電池制御部20Aは、通信インターフェイス30Aを用いることによって、電池制御部20Dに14時から1.5時間の間蓄電を制限させる。電池制御部20Aは、15時30分から1.5時間の間、自身の蓄電を行わない。
図7に戻って、以上のようにして、電池制御部20Aは、通信インターフェイス30Aを介して、電池制御部20B,20C,20Dに蓄電を制限するための信号(制限信号)を送信する(ステップS122)。
電池制御部20Bは、通信インターフェイス30Bを介して、電池制御部20Aから制限信号を受信する(ステップS124)。電池制御部20Cは、通信インターフェイス30Cを介して、電池制御部20Aから制限信号を受信する(ステップS126)。電池制御部20Dは、通信インターフェイスを介して、電池制御部20Aから制限信号を受信する(ステップS128)。
電池制御部20Bは、受信した制限信号に基づき、開閉器6BをOFFすることによって、所定期間(計算時間:1.5時間)、蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS130)。このとき、電池制御部20Cは、制限信号に基づき、開閉器6CをONしたまま、所定期間、蓄電を優先する。電池制御部20Dは、制御信号に基づき、計算時間の2倍、開閉器をONしたまま、蓄電を優先する。
ステップS130から計算時間が経過すると、あるいは所定期間が終了すると、電池制御部20Bは、開閉器6BをONすることによって、蓄電を開始する(ステップS136)。このとき、電池制御部20Cは、開閉器6CをOFFすることによって、所定期間、蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS138)。
ステップS138からさらに計算時間が経過すると、電池制御部20Cは、開閉器6CをONすることによって、蓄電を開始する(ステップS140)。このとき、電池制御部20Dは、開閉器をOFFすることによって、所定期間、蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS142)。
ステップS142から計算時間が経過すると、電池制御部20Aは、開閉器6AをOFFすることによって、所定期間、蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS144)。このとき、電池制御部20Dは、開閉器をONすることによって、蓄電を開始する(ステップS146)。
ステップS144からさらに計算時間が経過すると、電池制御部20Aは、開閉器6AをONすることによって、蓄電を開始する(ステップS148)。
このようにして、本変形例に係る電力運用システム100においては、発電量が所定値を超えたときのみ、各太陽光発電装置40A,40B,40Cにおける蓄電を制限する。曇っている日や雨の日などは、各太陽光発電装置40A,40B,40Cは、売電を行わなくても蓄電装置3A,3B,3Cがいっぱいにならない可能性が高い。つまり、本実施の形態に係る電力運用システム100は、たとえば日射が弱い日などのように、蓄電を制限する必要がない日には蓄電を制限せずに、日射が強い日などのように、蓄電装置3A,3B,3Cがいっぱいになりそうな日に各太陽光発電装置40A,40B,40Cにおける蓄電を異なった所定期間制限する。
図9は、本変形例に係る電力運用システム100における柱上トランス65を介する売電量の変化を示すグラフである。なお、図9においては、実施の形態1に係る電力運用システム100における柱上トランス65を介する売電量の変化を点線で示す。
図9を参照して、本変形例においては、発電量が所定値を超えた時刻から所定の時刻までの間で各住宅50A,50B,50C毎に売電する期間が異なるため、図2〜図4よりも売電量のピークが低くなる。すなわち、本変形例に係る電力運用システム100は、夜間の柱上トランス65における売電量と13時頃の柱上トランス65における売電量との差を低減させることができる。
<電力運用システム100の第2の変形例における動作概要>
次に、本実施の形態に係る電力運用システム100の第2の変形例について説明する。図10は、本実施の形態に係る電力運用システム100の第2の変形例における各電池制御部20A,20B,20C,20Dによる制御を示すシーケンス図である。本変形例においては、電池制御部20A,20B,20C,20Dが、予め各々に設定された所定期間においては蓄電を制限するとともに売電を優先し、それ以外の時間帯においては蓄電を優先するものである。
本変形例においては、第1の太陽光発電装置40Aの電池制御部20Aと第2の太陽光発電装置40Bの電池制御部20Bとが、午前に蓄電を優先し、午後に蓄電を制限するとともに売電を優先する。一方、第3の太陽光発電装置40Cの電池制御部20Cと第4の太陽光発電装置の電池制御部20Dとが、午前に蓄電を制限するとともに売電を優先し、午後に蓄電を優先する。
図10を参照して、住宅50A(第1の住宅)の太陽光発電装置40A(第1の太陽光発電装置)の電池制御部20A(第1の電池制御部)が、太陽電池1Aが発電を開始したことを検知する(ステップS202)。住宅50B(第2の住宅)の太陽光発電装置40B(第2の太陽光発電装置)の電池制御部20B(第2の電池制御部)が、太陽電池1Bが発電を開始したことを検知する(ステップS204)。住宅50C(第3の住宅)の太陽光発電装置40C(第3の太陽光発電装置)の電池制御部20C(第3の電池制御部)が、太陽電池1Cが発電を開始したことを検知する(ステップS206)。住宅(第4の住宅)の太陽光発電装置(第4の太陽光発電装置)の電池制御部20D(第4の電池制御部)が、太陽電池が発電を開始したことを検知する(ステップS208)。
電池制御部20Aは、開閉器6AをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Aに蓄え始める(ステップS210)。電池制御部20Bは、開閉器6BをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Bに蓄え始める(ステップS212)。電池制御部20Cは、開閉器6CをOFFすることによって蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS214)。電池制御部20Dは、開閉器をOFFすることによって蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS216)。
すなわち、午前中は、電池制御部20Aと電池制御部20Bは、余剰電力を蓄電装置3A,3Bに蓄えることによって蓄電を売電よりも優先する。一方、電池制御部20Cと電池制御部20Dは、余剰電力を柱上トランス65に供給することによって売電を蓄電よりも優先する。
正午になると、電池制御部20Aは、開閉器6AをOFFすることによって蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS218)。電池制御部20Bは、開閉器6BをOFFすることによって蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS220)。電池制御部20Cは、開閉器6CをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Cに蓄え始める(ステップS222)。電池制御部20Dは、開閉器をONすることによって余剰電力を蓄電装置に蓄え始める(ステップS224)。
すなわち、午後中は、電池制御部20Aと電池制御部20Bは、余剰電力を柱上トランス65に供給することによって売電を蓄電よりも優先する。一方、電池制御部20Cと電池制御部20Dは、余剰電力を蓄電装置に蓄えることによって蓄電を売電よりも優先する。
図11は、本変形例に係る電力運用システム100における柱上トランス65を介する売電量の変化を示すグラフである。なお、図11においては、第1の変形例に係る電力運用システム100における柱上トランス65を介する売電量の変化を点線で示す。
図11を参照して、本変形例においては、各太陽光発電装置において午前および午後のいずれかにおける蓄電が制限されるため、図4および図9よりもさらに売電量のピークが低くなる。これは、蓄電が制限される時間が図4および図9の場合よりも長いことにも起因する。すなわち、本変形例に係る電力運用システム100は、夜間の柱上トランス65における売電量と13時頃の柱上トランス65における売電量との差を低減させることができる。
<電力運用システム100の第3の変形例における動作概要>
次に、本実施の形態に係る電力運用システム100の第3の変形例について説明する。図12は、本実施の形態に係る電力運用システム100の第3の変形例における各電池制御部20A,20B,20C,20Dによる制御を示すシーケンス図である。本変形例においても、電池制御部20A,20B,20C,20Dが、予め各々に設定された所定期間においては蓄電を制限するとともに売電を優先し、それ以外の時間帯においては蓄電を優先するものである。
本変形例においては、第1の太陽光発電装置は、9時30分から2時間の間、蓄電が制限される。すなわち、電池制御部20Aは、9時30分から11時30分まで、蓄電装置よりも売電を優先する。電池制御部20Aは、それ以外の時間帯においては、売電よりも蓄電を優先する。
第2の太陽光発電装置は、10時30分から2時間の間、蓄電が制限される。すなわち、電池制御部20Bは、10時30分から12時30分まで、蓄電装置よりも売電を優先する。電池制御部20Bは、それ以外の時間帯においては、売電よりも蓄電を優先する。
第3の太陽光発電装置が、11時30分から2時間の間、蓄電が制限される。すなわち、電池制御部20Cは、11時30分から13時30分まで、蓄電装置よりも売電を優先する。電池制御部20Cは、それ以外の時間帯においては、売電よりも蓄電を優先する。
第4の太陽光発電装置が、12時30分から2時間の間、蓄電が制限される。すなわち、電池制御部20Dは、12時30分から14時30分まで、蓄電装置よりも売電を優先する。電池制御部20Dは、それ以外の時間帯においては、売電よりも蓄電を優先する。
図12を参照して、住宅50A(第1の住宅)の太陽光発電装置40A(第1の太陽光発電装置)の電池制御部20A(第1の電池制御部)が、太陽電池1Aが、発電を開始したことを検知する(ステップS302)。住宅50B(第2の住宅)の太陽光発電装置40B(第2の太陽光発電装置)の電池制御部20B(第2の電池制御部)が、太陽電池1Bが、発電を開始したことを検知する(ステップS304)。住宅50C(第3の住宅)の太陽光発電装置40C(第3の太陽光発電装置)の電池制御部20C(第3の電池制御部)が、太陽電池1Cが、発電を開始したことを検知する(ステップS306)。住宅(第4の住宅)の太陽光発電装置(第4の太陽光発電装置)の電池制御部20D(第4の電池制御部)が、太陽電池が、発電を開始したことを検知する(ステップS308)。
電池制御部20Aは、開閉器6AをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Aに蓄え始める(ステップS310)。電池制御部20Bは、開閉器6BをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Bに蓄え始める(ステップS312)。電池制御部20Cは、開閉器6CをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Cに蓄え始める(ステップS314)。電池制御部20Dは、開閉器をONすることによって余剰電力を蓄電装置に蓄え始める(ステップS316)。
所定時刻である9時30分になると、電池制御部20Aは、開閉器6AをOFFすることによって蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS318)。
所定時刻である10時30分になると、電池制御部20Bは、開閉器6BをOFFすることによって蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS320)。
所定時刻である11時30分になると、電池制御部20Aは、開閉器6AをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Aに蓄え始める(ステップS322)。同時に、電池制御部20Cは、開閉器6CをOFFすることによって蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS324)。
所定時刻である12時30分になると、電池制御部20Bは、開閉器6BをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Bに蓄え始める(ステップS326)。同時に、電池制御部20Dは、開閉器をOFFすることによって蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS328)。
所定時刻である13時30分になると、電池制御部20Cは、開閉器6CをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Cに蓄え始める(ステップS330)。
所定時刻である14時30分になると、電池制御部20Dは、開閉器をONすることによって余剰電力を蓄電装置に蓄え始める(ステップS332)。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について説明する。上述の実施の形態1に係る電力運用システム100においては、電池制御部のそれぞれが、通信インターフェイスを介して、互いにデータを送受信するものであった。すなわち、第1の電池制御部が、第2〜第4の電池制御部を制御することによって、第1〜第4の太陽光発電装置における蓄電を制限する。
一方、本実施の形態に係る電力運用システム100Bは、太陽光発電装置とは別に、中央制御部を含む。そして、中央制御部が、通信インターフェイスを介して太陽光発電装置の電池制御部にデータを送信する。すなわち、中央制御部が、各電池制御部を制御することによって、第1〜第4の太陽光発電装置における蓄電を制限する。
なお、本実施の形態に係る電力運用システム100Bに係る概略構成は、実施の形態1に係る電力運用システム100のそれと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
<電力運用システム100Bのハードウェア構成>
次に、本実施の形態に係る電力運用システム100Bの具体的構成について説明する。図13は、本実施の形態に係る電力運用システム100Bのハードウェア構成を表すブロック図である。なお、図13は、電気エネルギー(電力)の流れを実線の矢印で示し、数値や命令などの情報(信号)の流れを点線の矢印で示す。
図13を参照して、本実施の形態に係る電力運用システム100Bは、実施の形態1の電力運用システム100と比較して、中央コントローラ63を含む点において異なる。中央コントローラ63は、中央制御部60と通信インターフェイス61とタイマ62とを含む。電力運用システム100Bのその他の構成については、実施の形態1に係る電力運用システム100のそれらと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。ただし、本実施の形態に係る電力運用システム100Bにおいては、電池制御部20A〜20D同士が直接の通信できなくてもよい。
中央制御部60は、たとえばCPUと、当該CPUが実行する制御プログラムなどによって実現される。より詳細には、CPUが、図示しないメモリに記憶されている制御プログラムを読み出して、当該制御プログラムを実行することによって、中央制御部60を実現する。
中央制御部60は、通信インターフェイス61を介して、各太陽光発電装置40A,40B,40Cの電池制御部20A,20B,20Cから、各太陽光発電装置40A,40B,40Cの蓄電装置3A,3B,3Cの蓄電量と、分電盤7A,7B,7Cおよび電力量計8A,8B,8Cにおける電力量を取得する。中央制御部60は、タイマ62を参照することによって、通信インターフェイス61を介して、各太陽光発電装置40A,40B,40Cの電池制御部20A,20B,20Cに、開閉器6A,6B,6Cを開閉させる。すなわち、中央制御部60は、通信インターフェイス61を介して、各電池制御部20A,20B,20Cによる蓄電を制限する。
本実施の形態に係る電池制御部20A,20B,20Cの各々は、タイマ21A,21B,21Cを参照して、中央制御部60からの制限信号に用いて、所定期間における蓄電を制限する。たとえば、本実施の形態に係る電池制御部20A,20B,20Cは、中央制御部60からの制御信号に基づいて、所定期間に、開閉器6A,6B,6CをOFFする。
本実施の形態においては、パワーコンディショナ2A,2B,2Cが、検出部として太陽電池1A,1B,1Cによって生成される電力の出力値を検出し、当該出力値を電池制御部20A,20B,20Cに送信している。ただし、太陽電池1A,1B,1Cや電池制御部20A,20B,20C(検出部をその機能の1つとして含む場合)やその他の装置が、検出部として太陽電池1A,1B,1Cによって生成される電力の出力値を検出することによって、電池制御部20A,20B,20Cが出力値を取得してもよい。本実施の形態においては、電池制御部20A,20B,20Cは、通信インターフェイス30A,30B,30Cを介して、当該出力値を中央制御部60に送信する。中央制御部60は、当該出力値に基づいて、太陽電池1A,1B、1Cの各々が発電しているか否かを判断する。
あるいは、検出部として機能するパワーコンディショナ2A,2B,2Cや太陽電池1A,1B,1Cやその他の装置が、電力の出力値に基づいて、太陽電池1A,1B,1Cが発電しているか否かを判断してもよい。また、電池制御部20A,20B,20Cが出力値に基づいて太陽電池1A,1B,1Cが発電しているか否かを判断しても良い。この場合には、電池制御部20A,20B,20Cは、太陽電池1A,1B,1Cが発電しているか否か示す情報(あるいは太陽電池1A,1B,1Cが発電していることを示す情報)を、通信インターフェイス30A,30B,30Cを介して定期的に中央制御部60に送信する。
なお、パワーコンディショナ2A,2B,2Cや太陽電池1A,1B,1Cや電池制御部20A,20B,20Cやその他の装置は、太陽電池1A,1B,1Cの両端における、出力電圧(V)、出力電流(A)、出力電力(W)の少なくともいずれかを太陽電池1A,1B,1Cの出力値として取得することができる。たとえば、パワーコンディショナ2A,2B,2Cや電池制御部20A,20B,20Cやその他の装置は、太陽電池1A,1B,1Cの両端における出力電力(W)から、太陽光発電装置40A,40B,40Cの自己消費電力(W)を減じた値を、太陽電池1A,1B,1Cの出力値として取得してもよい。
<電力運用システム100Bにおける動作概要>
次に、本実施の形態に係る電力運用システム100Bにおける動作概要について説明する。図14は、本実施の形態に係る電力運用システム100Bにおける各電池制御部20A,20B,20C,20Dによる制御を示すシーケンス図である。
図14を参照して、住宅50A(第1の住宅)の太陽光発電装置40A(第1の太陽光発電装置)の電池制御部20A(第1の電池制御部)が、太陽電池1Aが発電を開始したことを検知する(ステップS502)。住宅50B(第2の住宅)の太陽光発電装置40B(第2の太陽光発電装置)の電池制御部20B(第2の電池制御部)が、太陽電池1Bが発電を開始したことを検知する(ステップS504)。住宅50C(第3の住宅)の太陽光発電装置40C(第3の太陽光発電装置)の電池制御部20C(第3の電池制御部)が、太陽電池1Cが発電を開始したことを検知する(ステップS506)。住宅(第4の住宅)の太陽光発電装置(第4の太陽光発電装置)の電池制御部20D(第4の電池制御部)が、太陽電池が発電を開始したことを検知する(ステップS508)。
電池制御部20Aは、開閉器6AをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Aに蓄え始める(ステップS510)。電池制御部20Bは、開閉器6BをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Bに蓄え始める(ステップS512)。電池制御部20Cは、開閉器6CをONすることによって余剰電力を蓄電装置3Cに蓄え始める(ステップS514)。電池制御部20Dは、開閉器をONすることによって余剰電力を蓄電装置に蓄え始める(ステップS516)。
中央制御部60は、通信インターフェイス61を介して、各太陽光発電装置から発電量を取得する(ステップS518)。より詳細には、電池制御部20Aは、通信インターフェイス30Aを介して、太陽電池1Aの発電量を中央制御部60に送信する(ステップS520)。電池制御部20Bは、通信インターフェイス30Bを介して、太陽電池1Bの発電量を中央制御部60に送信する(ステップS522)。電池制御部20Cは、通信インターフェイス30Cを介して、太陽電池1Cの発電量を中央制御部60に送信する(ステップS524)。電池制御部20Dは、通信インターフェイスを介して、太陽電池の発電量を中央制御部60に送信する(ステップS526)。
中央制御部60は、通信インターフェイス61を用いて、第1〜第4の太陽光発電装置の発電量を取得することによって、第1〜第4の太陽光発電装置の発電量の合計が所定値を超えたか否かを判断する(ステップS528)。ただし、中央制御部60は、通信インターフェイス30Aを用いて、太陽電池1A(あるいはいずれかの太陽電池)の発電量が所定値を超えたか否かを判断してもよい。
中央制御部60は、発電量が所定値を超えた時刻に基づいて、タイマ62を参照することによって各太陽光発電装置における蓄電が制限される所定期間を計算する(ステップS530)。本実施の形態に係る中央制御部60は、当該時刻から所定時刻までの所定期間を、柱上トランス65に接続される太陽光発電装置の個数に基づいて分割することによって、各太陽光発電装置における蓄電制限時間を計算する。
ここで、中央制御部60における蓄電制限処理について説明する。図15は、本実施の形態に係る中央制御部60における蓄電制限処理の処理手順を示すフローチャートである。ここでは、たとえば、柱上トランス65に4つの太陽光発電装置が接続されている場合について説明する。
図14および図15を参照して、中央制御部60は、7時に、通信インターフェイス61を介して電池制御部20A,20B,20C,20Dのそれぞれから、それぞれの太陽光発電装置の太陽電池による発電量を受信する(ステップS518)。中央制御部60は、それぞれの太陽光発電装置の太陽電池による発電量の合計が所定値を超えたか否かを判断する(ステップS528)。発電量の合計が所定値を超えない場合(ステップS528においてNOである場合)、中央制御部60は、ステップS518からの処理を繰り返す。
中央制御部60が、発電量の合計が所定値を超えたと判断した場合(ステップS528においてYESである場合)、タイマ62を参照することによって日没予定時刻までの残り時間を計算する(ステップS5302)。ここでは、11時に発電量が所定値を超えるものとし、日没予定時刻を17時とする。
中央制御部60は、以下の式に基づいて、各太陽光発電装置における蓄電制限時間を計算する(ステップS5304)。
(17時−11時)/4台=1.5時間
中央制御部60は、通信インターフェイス61を用いて、電池制御部20A,20B,20C,20Dに蓄電を制限するための所定期間を送信する(ステップS532)。
ここでは、中央制御部60は、通信インターフェイス61を用いることによって、電池制御部20Aに11時から1.5時間の間蓄電を制限させる。中央制御部60は、通信インターフェイス61を用いることによって、電池制御部20Bに12時30分から1.5時間の間蓄電を制限させる。中央制御部60は、通信インターフェイス61を用いることによって、電池制御部20Cに13時から1.5時間の間蓄電を制限させる。中央制御部60は、通信インターフェイス61を用いることによって、電池制御部20Dに14時30分から1.5時間の間蓄電を制限させる。
図14に戻って、以上のようにして、中央制御部60は、通信インターフェイス61を介して、電池制御部20A,20B,20C,20Dに蓄電を制限するための信号(制限信号)を送信する(ステップS532)。
電池制御部20Aは、通信インターフェイス30Aを介して、中央制御部60から制限信号を受信する(ステップS534)。電池制御部20Bは、通信インターフェイス30Bを介して、中央制御部60から制限信号を受信する(ステップS536)。電池制御部20Cは、通信インターフェイス30Cを介して、中央制御部60から制限信号を受信する(ステップS538)。電池制御部20Dは、通信インターフェイスを介して、中央制御部60から制限信号を受信する(ステップS540)。
電池制御部20Aは、受信した制限信号に基づき、開閉器6AをOFFすることによって、所定期間(計算時間:1.5時間)、蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS542)。このとき、電池制御部20Bは、制限信号に基づき、開閉器6BをONしたまま、所定期間、蓄電を優先する。電池制御部20Cは、制御信号に基づき、計算時間の2倍、開閉器6CをONしたまま、蓄電を優先する。電池制御部20Dは、制御信号に基づき、計算時間の3倍、開閉器をONしたまま、蓄電を優先する。
ステップS542から計算時間が経過すると、あるいは所定期間が終了すると、電池制御部20Aは、開閉器6AをONすることによって、蓄電を開始する(ステップS544)。このとき、電池制御部20Bは、開閉器6BをOFFすることによって、所定期間、蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS546)。
ステップS546からさらに計算時間が経過すると、電池制御部20Bは、開閉器6BをONすることによって、蓄電を開始する(ステップS548)。このとき、電池制御部20Cは、開閉器6CをOFFすることによって、所定期間、蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS550)。
ステップS550からさらに計算時間が経過すると、電池制御部20Cは、開閉器6CをONすることによって、蓄電を開始する(ステップS552)。このとき、電池制御部20Dは、開閉器をOFFすることによって、所定期間、蓄電を停止するとともに、売電を優先する(ステップS554)。
ステップS554からさらに計算時間が経過すると、電池制御部20Dは、開閉器をONすることによって、蓄電を開始する(ステップS556)。
このようにして、本実施の形態に係る電力運用システム100Bにおいては、発電量が所定値を超えたときのみ、各太陽光発電装置40A,40B,40Cにおける蓄電を制限する。曇っている日や雨の日などは、各太陽光発電装置40A,40B,40Cは、売電を行わなくても蓄電装置3A,3B,3Cがいっぱいにならない可能性が高い。つまり、本実施の形態に係る電力運用システム100Bは、たとえば日射が弱い日などのように、蓄電を制限する必要がない日には蓄電を制限せずに、日射が強い日などのように、蓄電装置3A,3B,3Cがいっぱいになりそうな日に各太陽光発電装置40A,40B,40Cにおける蓄電を異なった所定期間に制限する。
実施の形態1および2に共通して、より詳細には、蓄電を制限するための条件や蓄電を再開させる条件によっては、日射量が少なくなる時間まで充電時間が延びてしまう虞がある。蓄電装置3A,3B,3Cによる充電が不十分とならないように、電力運用システム100(100B)が配置される地域毎に、太陽電池1A,1B,1Cの発電量が多いと予想される南中時刻の前後に充電することが好ましい。たとえば、その地域において太陽が南中する時刻(太陽が南中する位置から方位角で数度ずれた時刻であってもよい。)を中心として、前の1時間が第1の期間として設定され、後の1時間を第2の期間として設定される。そして、第1の期間に第1の電池制御部20Aと第2の電池制御部20Bが蓄電を制限し、第2の期間に第3の電池制御部20Cと第4の電池制御部20Dが蓄電を制限する。中央制御部60が、通信インターフェイス61を介して、上記の制御を行ってもよい。
あるいは、太陽が南中する時刻を中心として前後1時間を柱上トランス65に接続される太陽光発電装置40A,40B,40Cの個数で分割してもよい。たとえば、12時30分に太陽が南中する地域において、柱上トランス65に4つの太陽光発電装置が接続される場合、11時30分〜12時が第1の期間として設定され、12時〜12時30分が第2の期間として設定され、12時30分〜13時が第3の期間として設定され、13時〜13時30分が第4の期間として設定される。第1の期間に第1の電池制御部20Aが蓄電を制限し、第2の期間に第2の電池制御部20Bが蓄電を制限し、第3の期間に第3の電池制御部20Cが蓄電を制限し、第4の期間に第4の電池制御部20Dが蓄電を制限する。中央制御部60が、通信インターフェイス61を介して、上記の制御を行ってもよい。
具体的には、日本においては、日本の標準時の基準線(東経135度の子午線)の上に位置する明石市において、ちょうど12時(正午)が太陽の南中時刻と一致するよう基準化されている。このとき太陽高度は最も高くなる。一方、沖縄県では、沖縄県と明石市の経度の違いの分に相当するズレが生じ、およそ12時20分が太陽の南中時刻となる。逆に、北海道の根室市ではおよそ11時20分が太陽の南中時刻となる。さらに季節や緯度によっても、地球の公転面と地軸の傾きの関係が複雑に絡むため、南中時刻が僅かに変動することが知られている。故に、実施の形態1および2に係る電力運用システム100(100A)は、上記のように、蓄電を制限するための条件や蓄電を再開させる条件を加味することによって、南中時刻の変化に対応してより適切に蓄電を制限することができる。
<その他の実施の形態>
本発明は、システム或いは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカード)、ROM(マスクROM、フラッシュEEPROMなど)などを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1A,1B,1C 太陽電池、2A,2B,2C パワーコンディショナ、3A,3B,3C 蓄電装置、4A,4B,4C インバータ回路、6A,6B,6C 開閉器、7A,7B,7C 分電盤、8A,8B,8C 電力量計、10A,10B,10C 電力負荷、20A,20B,20C,20D 電池制御部、21A,21B,21C タイマ、25A,25B,25C 電池コントローラ、30A,30B,30C 通信インターフェイス、50A,50B,50C 住宅、60 中央制御部、61 通信インターフェイス、62 タイマ、63 中央コントローラ、65 柱上トランス、100,100B 電力運用システム。

Claims (25)

  1. 同一の受電端を介して電力系統に接続される複数の太陽光発電装置を備える電力運用システムであって、
    前記複数の太陽光発電装置の各々は、
    太陽光を受けて電力を出力するための太陽電池と、
    前記電力を蓄積するための蓄電池とを含み、
    第1の期間における前記複数の太陽光発電装置のうちの第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限し、前記第1の期間とは異なる第2の期間における前記複数の太陽光発電装置のうちの第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するための制限手段を備える、電力運用システム。
  2. 前記複数の太陽光発電装置の各々は、
    他の太陽光発電装置と通信するための通信インターフェイスと、
    前記電力の蓄積と前記電力の前記電力系統への出力とを制御するための電池制御部とをさらに含み、
    前記第1の太陽光発電装置の電池制御部は、前記制限手段を含む、請求項1に記載の電力運用システム。
  3. 前記複数の太陽光発電装置の各々は、
    記電力の蓄積と前記電力の前記電力系統への出力とを制御するための電池制御部をさらに含み、
    前記電力運用システムは、
    前記電池制御部と通信するための通信インターフェイスと、
    前記通信インターフェイスを介して前記電池制御部を制御するための中央制御部とをさらに備え、
    前記中央制御部は、前記制限手段を含む、請求項1に記載の電力運用システム。
  4. 前記複数の太陽光発電装置の各々は、
    前記太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに含み、
    前記制限手段は、
    前記検出部からの前記出力値に基づいて前記太陽電池が電力を出力したか否かを判断し、
    前記太陽電池が電力を出力し始めた時刻に基づいて、前記第1および第2の期間を計算する、請求項2または3に記載の電力運用システム。
  5. 前記複数の太陽光発電装置の各々は、
    前記太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに含み、
    前記制限手段は、
    前記検出部からの前記出力値に基づいて前記出力値が所定値に達したか否かを判断し、
    前記出力値が前記所定値に達した時刻に基づいて、前記第1および第2の期間を計算する、請求項2または3に記載の電力運用システム。
  6. 前記制限手段は、
    前記時刻から所定の時刻までの第3の期間を計算し、
    前記第3の期間と前記複数の太陽光発電装置の個数とに基づいて、各太陽光発電装置による電力の蓄積を制限すべき期間を計算する、請求項4または5に記載の電力運用システム。
  7. 前記複数の太陽光発電装置の各々は、
    前記制限手段の一部として、前記電力の蓄積と前記電力の前記電力系統への出力とを制御するための電池制御部をさらに含み、
    前記複数の太陽光発電装置のうちの第1の太陽光発電装置の電池制御部は、第1の期間に前記第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限し、
    前記複数の太陽光発電装置のうちの第2の太陽光発電装置の電池制御部は、第2の期間に前記第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限する、請求項1に記載の電力運用システム。
  8. 前記第1の期間は、日出から所定の時刻までであって、
    前記第2の期間は、前記所定の時刻から日没までである、請求項7に記載の電力運用システム。
  9. 同一の受電端を介して電力系統に接続される複数の太陽光発電装置と、制御部とを用いた電力運用方法であって、
    前記複数の太陽光発電装置の各々は、
    太陽光を受けて電力を出力するための太陽電池と、
    前記電力を蓄積するための蓄電池とを含み、
    前記電力運用方法は、
    前記制御部が、第1の期間における前記複数の太陽光発電装置のうちの第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップと、
    前記制御部が、前記第1の期間と異なる第2の期間における前記複数の太陽光発電装置のうちの第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップとを備える、電力運用方法。
  10. 前記複数の太陽光発電装置の各々は、
    他の太陽光発電装置と通信するための通信インターフェイスと、
    前記電力の蓄積と前記電力の前記電力系統への出力とを制御するための電池制御部とをさらに含み、
    前記第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップは、前記第1の太陽光発電装置の電池制御部が、前記制御部として、前記第1の期間に前記第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップを含み、
    前記第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップは、前記第1の太陽光発電装置の電池制御部が、前記制御部として、前記通信インターフェイスを介して前記第2の期間における前記第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップを含む、請求項9に記載の電力運用方法。
  11. 前記複数の太陽光発電装置の各々は、
    前記制御部と通信するための通信インターフェイスと、
    前記電力の蓄積と前記電力の前記電力系統への出力とを制御するための電池制御部とをさらに含み、
    前記第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップは、前記制御部が、前記第1の太陽光発電装置の電池制御部に第1の期間における前記第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限させるステップを含み、
    前記第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップは、前記制御部が、前記第2の太陽光発電装置の電池制御部に第2の期間における前記第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限させるステップを含む、請求項9に記載の電力運用方法。
  12. 前記複数の太陽光発電装置の各々は、
    前記太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに含み、
    前記電力運用方法は、
    前記制御部が、前記検出部からの前記出力値に基づいて前記太陽電池が電力を出力したか否かを判断するステップと、
    前記制御部が、前記太陽電池が電力を出力し始めた時刻に基づいて、前記第1および第2の期間を計算するステップとをさらに備える、請求項10または11に記載の電力運用方法。
  13. 前記複数の太陽光発電装置の各々は、
    前記太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに含み、
    前記電力運用方法は、
    前記制御部が、前記検出部からの前記出力値に基づいて前記出力値が所定値に達したか否かを判断するステップと、
    前記制御部が、前記出力値が前記所定値に達した時刻に基づいて、前記第1および第2の期間を計算するステップとをさらに備える、請求項10または11に記載の電力運用方法。
  14. 前記第1および第2の期間を計算するステップは、
    前記制御部が、前記時刻から所定の時刻までの第3の期間を計算するステップと、
    前記制御部が、前記第3の期間と前記複数の太陽光発電装置の個数とに基づいて、各太陽光発電装置による電力の蓄積を制限すべき期間を計算するステップとを含む、請求項12または13に記載の電力運用方法。
  15. 前記複数の太陽光発電装置の各々は、
    前記電力の蓄積と前記電力の前記電力系統への出力とを制御するための電池制御部をさらに含み、
    前記第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップは、前記第1の太陽光発電装置の電池制御部が、前記制御部の一部として、前記第1の期間に前記第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップを含み、
    前記第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップは、前記第2の太陽光発電装置の電池制御部が、前記制御部の一部として、前記第2の期間に前記第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限するステップを含む、請求項9に記載の電力運用方法。
  16. 前記第1の期間は、日出から所定の時刻までであって、
    前記第2の期間は、前記所定の時刻から日没までである、請求項15に記載の電力運用方法。
  17. 受電端を介して電力系統に接続される太陽光発電装置であって、
    太陽光を受けて電力を出力する太陽電池と、
    前記電力を蓄積する蓄電池と、
    前記受電端を介して前記電力系統に接続される他の太陽光発電装置と通信するための通信インターフェイスと、
    前記電力の蓄積と前記電力の前記電力系統への出力とを制御する制御部とを含み、
    前記制御部は、第1の期間に前記太陽光発電装置による電力の蓄積を制限し、前記通信インターフェイスを介して第2の期間における前記他の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限する、太陽光発電装置。
  18. 前記太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記検出部からの前記出力値に基づいて前記太陽電池が電力を出力したか否かを判断し、
    前記太陽電池が電力を出力し始めた時刻に基づいて、前記第1および第2の期間を計算する、請求項17に記載の太陽光発電装置。
  19. 前記太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記検出部からの前記出力値に基づいて前記出力値が所定値に達したか否かを判断し、
    前記出力値が前記所定値に達した時刻に基づいて、前記第1および第2の期間を計算する、請求項17に記載の太陽光発電装置。
  20. 前記制御部は、
    前記時刻から所定の時刻までの第3の期間を計算し、
    前記第3の期間と前記受電端を介して前記電力系統に接続される太陽光発電装置の個数とに基づいて、各太陽光発電装置による電力の蓄積を制限すべき期間を計算する、請求項18または19に記載の太陽光発電装置。
  21. 太陽光を受けて電力を出力する太陽電池と前記電力を蓄積する蓄電池とを含むとともに受電端を介して電力系統に接続される太陽光発電装置を制御するためのコントローラであって、
    前記受電端を介して前記電力系統に接続される他の太陽光発電装置と通信するための通信インターフェイスと、
    前記電力の蓄積と前記電力の前記電力系統への出力とを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、第1の期間に前記太陽光発電装置による電力の蓄積を制限し、前記通信インターフェイスを介して第2の期間における前記他の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限する、コントローラ。
  22. 太陽光を受けて電力を出力する太陽電池と前記電力を蓄積する蓄電池とを含むとともに同一の受電端を介して電力系統に接続される第1および第2の太陽光発電装置と通信可能なコントローラであって、
    前記第1および第2の太陽光発電装置と通信するための通信インターフェイスと、
    制御部とを備え、
    前記制御部は、前記通信インターフェイスを介して第1の期間に前記第1の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限し、前記通信インターフェイスを介して第2の期間における前記第2の太陽光発電装置による電力の蓄積を制限する、コントローラ。
  23. 前記太陽光発電装置の各々は、前記太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに含み、
    前記制御部は、
    前記検出部からの前記出力値に基づいて前記太陽電池が電力を出力したか否かを判断し、
    前記太陽電池が電力を出力し始めた時刻に基づいて、前記第1および第2の期間を計算する、請求項21または22に記載のコントローラ。
  24. 前記太陽光発電装置の各々は、前記太陽電池からの電力の出力値を検出する検出部をさらに含み、
    前記制御部は、
    前記検出部からの前記出力値に基づいて前記出力値が所定値に達したか否かを判断し、
    前記出力値が前記所定値に達した時刻に基づいて、前記第1および第2の期間を計算する、請求項21または22に記載のコントローラ。
  25. 前記制御部は、
    前記時刻から所定の時刻までの第3の期間を計算し、
    前記第3の期間と前記受電端を介して前記電力系統に接続される太陽光発電装置の個数とに基づいて、各太陽光発電装置による電力の蓄積を制限すべき期間を計算する、請求項23または24に記載のコントローラ。
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