JP4771737B2 - ポリビニルエーテル部分とオルガノポリシロキサン部分とを有するポリマーの製造方法 - Google Patents
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Description
箕浦ら、J. Polym. Sci. A., 11, 1109(1972) Crivelloら、J. Polym. Sci. A., 30, 31-39(1992) 永島ら、Organometallics, 23,5779-5786(2004) 有機金属化学討論会予稿集、第428頁、2004年10月6日発行
R1 2C=C(R1)−OR2 (1)
(式(1)においてR1は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜10の、アルキル基、アリール基、又はアラルキル基であり、R2は炭素数1〜10の、アルキル基、アリール基、アラルキル基、又はシリル基である)、
2〜4個のルテニウム原子を有する多核ルテニウムカルボニル錯体の存在下で反応させて、前記オルガノポリハイドロジェンポリシロキサン残基に、ポリビニルエーテルが結合されてなるポリマーを製造する方法である。
R3 aHbSiO(4-a-b)/2
ここでR3は、互いに独立に、ハロゲン原子で置換されていてよい、炭素数1〜30、好ましくは1〜10のアルキル基、アリール基、又はアラルキル基である。a、bは夫々、4未満の数、但し、a+b<4である。好ましくは1.0≦a≦2.5、及び0.001≦b≦1.0、より好ましくは1.0≦a≦2.0、及び0.005≦b≦1.0である。
ここで、R4は水素原子または上述のR3であり、但し、dが0のときはR4の少なくとも一方が水素原子である。式(2)において、cは0〜1000の整数、dは0〜1000の整数である。得られるポリマーに、ポリオルガノポリシロキサンの特性をより反映させるために、c+dは2〜2000の整数、好ましくは2〜1000、より好ましくは10〜500である。
R1 2C=C(R1)−OR2 (1)
ここでR1は、互いに独立に、水素原子、置換されていてよい、炭素数1〜10の、アルキル基、アリール基、又はアラルキル基であり、R2は、置換されていてよい、炭素数1〜8のアルキル基、アリール基、アラルキル基、又はシリル基ある。
Si-H + n・R1 2C=C(R1)-OR2 ≡ Si-{(R1 2)C-C(R1)(OR2)}n-H
上式において、nは2以上の整数である。但し、一分子中に複数のSiH結合が在る場合には、nが1のものがあってもよい。
これらのポリマーは、オルガノポリシロキサンと、ポリビニルエーテル双方の特性を有し、例えば、化粧料、コーティング剤、界面活性剤への応用が期待される。
1,1,1,3,3,5,5-ヘプタメチルトリシロキサンとt-ブチルビニルエーテル(t-BVE)の反応
30mL二口フラスコに、磁気撹拌子、前記式(A)で示される触媒(以下、AceRu3(CO)7と略す、2.15mg, 0.0033 mmol)を加えて、フラスコ内をアルゴン雰囲気に置換した。1,4-ジオキサン(0.056mL)をマイクロシリンジで加えて錯体を溶解した。この錯体溶液に、1,1,1,3,3,5,5-ヘプタメチルトリシロキサン(0.018mL, 0.066 mmol)を加えて30分撹拌すると、溶液の色が濃橙色からうすい橙色へと変化した。つぎに、1000当量t−ブチルビニルエーテル(以下、t-BVEと略す、0.43 mL, 3.3 mmol, 1000e.q.)を加え、室温で撹拌した。発熱を伴う溶液の粘度の急激な増加が観察された。H-NMRでt-BVE の残量がほぼ認められなくなった後に、新たに1000当量t-BVE を加え、重合が進まなくなるまでこれを繰り返した(錯体に対して28000等量)。反応後に溶液を10-3Torrの減圧下で乾燥させることにより、ポリマー(8.02g)を得た。生成したポリマーを1HNMR, 13CNMR, 29SiNMR, IRで測定したところSi-Hピークの消失が確認され、対応するポリマーの構造に適合したシグナルが得られた。
Mn = 10000, Mw = 20000, Mw/Mn = 1.98(GPC、ポリスチレン換算)
Mn = 94000(1HNMR)
Mn = 122000(理論)(これは、消費したモノマー/使用したシロキサンのモル数から算出した値であり、以下において同様である)。
29SiNMR(119MHz, C6D6, r.t.)
(Dept J=11Hz) δ7.38、 7.12、7.02(OSiMe3), -20.6, -20.83, -21.29, -21.75, -21.83, -21.95, -22.00(その他、複数のタクティシティによる複数のピークが表れた)
(Inept J=204Hz) Si-H peak( -7.03ppm )の消失を確認した。
IR Si-H peak( 2127cm-1 )の消失を確認した。
1H NMR (600 MHz, C6D6, r.t.): ポリマー鎖に基くシグナル: δ 0.84〜1.51 (br, 9H, CH3 of tBu), 1.52〜2.45 (ポリマー鎖に基くbr, 2H, CH2 ), 3.49〜4.17 (ポリマー鎖に基くbr,1H, CH), 末端シリル基の小さなピークがδ 0.02〜0.09, 0.09〜0.12, 0.12〜0.21 に観察された(いずれもbr-s, 積分比8:4:5, 21H, SiMe)
13C NMR (150 MHz, C6D6, r.t.) ポリマー鎖のピークのみ以下のシフトに観察された: ・ 28.41〜30.68 (CH3 of tBu), 44.74〜47.43 (ポリマー鎖のCH2), 66.35〜68.94 (ポリマー鎖のCH), 72.52〜74.12(C of tBu)(S/Nが悪いため、Si-Me基の13Cシグナルは確認できなかった。)
1,1,3,3,5,5-ヘキサメチルトリシロキサンとt-BVEの反応
30mL二口フラスコに、磁気撹拌子、AceRu3(CO)7(2.15mg, 0.0033 mmol)を加えて、フラスコ内をアルゴン雰囲気に置換した。1,4-ジオキサン(0.056 mL)をマイクロシリンジで加えて錯体を溶解した。この錯体溶液に、1,1,3,3,5,5-ヘキサメチルトリシロキサン(0.008mL, 0.033 mmol)を加えて30分撹拌すると、溶液の色が濃橙色からうすい橙色へと変化した。つぎに、1000当量のt-BVE(0.43 mL, 3.3 mmol,)を加え、室温で撹拌した。発熱を伴う溶液の粘度の急激な増加が観察された。H-NMRでt-BVE の残量がほぼ認められなくなった後に、新たに1000当量t-BVE を加え、重合が進まなくなるまでこれを繰り返した(錯体に対して18000等量)。反応後に溶液を10-3Torrの減圧下で乾燥させることにより、ポリマー(4.05g)を得た。生成したポリマーを1HNMR, 13CNMR, 29SiNMR, IRで測定したところSi-Hピークの消失が確認され、対応するポリマーの構造に適合したシグナルが得られた。
Mn = 9000, Mw = 16000, Mw/Mn = 1.84(GPC、ポリスチレン換算)
Mn = 111000(1HNMR)
Mn = 124000(理論)
29SiNMR(119MHz, C6D6, r.t.)
Dept J=11Hz δ-21.63, -21.72(その他、複数のタクティシティによる複数のピークが表れた)
Inept J=210Hz Si-H peak( -6.40ppm )の消失を確認した。
IR Si-H peak( 2126cm-1 )の消失を確認した。
1H NMR (600 MHz, C6D6, r.t.): ポリマー鎖に基くシグナル: δ 0.93〜1.45 (br, 9H, CH3 of tBu), 1.55〜2.21 (ポリマー鎖に基づくbr,2H, CH2), 3.54〜3.94 (ポリマー鎖のブロードな1H, CH), 末端シリル基の小さなピークがδ0.09〜0.21に観察された (m, 18H, SiMe) 13C NMR (150 MHz, C6D6, r.t.) ポリマー鎖のピークのみ以下のシフトに観察された: δ 28.33〜30.83 (CH3 of tBu), 44.83〜47.30 (ポリマー鎖のCH2), 66.08〜68.61 (ポリマー鎖のCH ), 72.25〜74.67(C of tBu)。 S/Nが悪いため、Si-Me基の13Cシグナルは確認できなかった。
両末端SiH基含有メチルハイドロジェンポリシロキサンとt-BVEの反応
30mL二口フラスコに、磁気撹拌子、AceRu3(CO)7(2.15mg, 0.0033 mmol)を加えて、フラスコ内をアルゴン雰囲気に置換した。1,4-ジオキサン(0.056 mL)をマイクロシリンジで加えて錯体を溶解した。この錯体溶液に、メチルハイドロジェンポリシロキサン(0.021mL, 0.033 mmol)を加えて30分撹拌すると、溶液の色が濃橙色からうすい橙色へと変化した。つぎに、1000当量のt-BVE(0.43 mL, 3.3 mmol, 1000e.q.)を加え、室温で撹拌した。発熱を伴う溶液の粘度の急激な増加が観察された。H-NMRでt-BVE の残量がほぼ認められなくなった後に、新たに1000当量t-BVE を加え、重合が進まなくなるまでこれを繰り返した(錯体に対して20000等量)。反応後に溶液を10-3Torrの減圧下で乾燥させることにより、ポリマー(4.85g)を得た。生成したポリマーを1HNMR, 13CNMR, 29SiNMR, IRで測定したところSi-Hピークの消失が確認され、対応するポリマーの構造に適合したシグナルが得られた。図1に1H-NMスペクトル、図2に13C-NMRスペクトル、図3にD DEPTスペクトル、図4にINEPTスペクトル、図5にIRスペクトル(右側は出発原料のシロキサンのスペクトル)、図6にGPCチャートを示す。
Mn = 6000, Mw = 12000, Mw/Mn = 1.95(GPC 、ポリスチレン換算)
Mn = 130000(1HNMR)
Mn = 150000(理論)
29SiNMR(119MHz, C6D6, r.t.)
(Dept J=11Hz) δ-15.31, -20.34, -21.28, -21.63, -21.75, -21.86, -21.91, -22.09, -22.31(その他、図3に示すように複数のタクティシティによる複数のピークが表れた)
(Inept J=198Hz) Si-H peak( -6.83ppm )の消失を確認した。
IR Si-H peak( 2127cm-1 )の消失を確認した。
1H NMR (600 MHz, C6D6, r.t.): .): ポリマー鎖に基くシグナル: δ 0.91〜1.46 (b, br, 9H, CH3 of tBu), 1.57〜2.12 (ポリマー鎖のc, br, 2H, CH2), 3.57〜3.95 (ポリマー鎖のbr,1H, CH), 末端シリル基の小さなピークが・ 0.09〜0.19に観察された(a, m, 48H, SiMe) 13C NMR (150 MHz, C6D6, r.t.) ポリマー鎖のピークのみ以下のシフトに観察された: δ28.33〜30.62 (B, CH3 of tBu), 45.17〜47.09 (ポリマー鎖のC, CH2), 66.49〜68.56 (ポリマー鎖のD, CH), 72.38〜74.05(E, C of tBu), 1.33, 2.14(SiCH3)
リビング重合で合成したオリゴジメチルシロキサンとt-BVEの反応
30mL二口フラスコに、磁気撹拌子、AceRu3(CO)7(2.15mg, 0.0033 mmol)を加えて、フラスコ内をアルゴン雰囲気に置換した。1,4-ジオキサン(0.10mL)をマイクロシリンジで加えて錯体を溶解した。この錯体溶液に、リビング重合で合成したオリゴジメチルシロキサン(Mn = 858 (1HNMR), 0.062mL, 0.066 mmol)を加えて30分、40℃で撹拌すると、溶液の色が濃橙色からうすい橙色へと変化した。つぎに、1000当量のt-BVE(0.43 mL, 3.3 mmol,)を加え、40℃で撹拌した。溶液の粘度の増加が観察された。H-NMRでt-BVE の残量がほぼ認められなくなった後に、新たに1000当量t-BVE を加え、重合が進まなくなるまでこれを繰り返した(錯体に対して4000等量)。反応後に溶液を10-3Torrの減圧下で乾燥させることにより、ポリ(t-BVE)(0.96g)を得た。生成したポリマーの1HNMR, 13CNMR, 29SiNMR, IRスペクトルを測定したところSi-Hピークの消失が確認され、対応するポリマーの構造に適合したシグナルが得られた。
Mn = 15000(1HNMR)
Mn = 15900(理論)
29SiNMR(119MHz, C6D6, r.t.)
(Dept J=11Hz) δ7.96(OSiMe2n-Bu), -20.22, -21.34, -21.52, -21.55, -21.60, -21.75, -22.21(その他、複数のタクティシティによる複数のピークが表れた)
(Inept J=198Hz) Si-H peak(-6.60, -6.64ppm)の消失を確認した。
IR Si-H peak( 2125cm-1 )の消失を確認した。
1H NMR (600 MHz, C6D6, r.t.): ポリマー鎖に基くシグナル: δ 0.97〜1.54 (br, 9H, CH3 of tBu), 1.61〜2.19 ポリマー鎖のブロードな2H, CH2), 3.65〜4.08 (ポリマー鎖のbr,1H, CH), 末端シリル基の小さなピークが・ 0.13(bs), 0.16(bs), 0.17〜0.25(bm), に観察された( 33H, SiMe), 0.55〜0.62(n-Bu のブロードな2H, CH2), 0.88〜0.93(br, 3H, CH3 of n-Bu) 13C NMR (150 MHz, C6D6, r.t.): δ 29.20〜30.41 (CH3 of tBu), 45.07〜47.13 (ポリマー鎖のCH2), 66.50〜68.82 (ポリマー鎖のCH ), 72.59〜74.05(n-Bu のC), 26.73, 25.85, 18.30, 14.03 (n-Bu), 2.13, 1.43, 1.37, 1.34, 0.40 (SiCH3)
テトラメチルシクロシロキサンとt-BVEの重合
30mL二口フラスコに、磁気撹拌子、AceRu3(CO)7(2.15mg, 0.0033 mmol)を加えて、フラスコ内をアルゴン雰囲気に置換した。1,4-ジオキサン(0.056 mL)をマイクロシリンジで加えて錯体を溶解した。この錯体溶液に、テトラメチルシクロシロキサン(0.004mL, 0.017 mmol)を加えて30分撹拌すると、溶液の色が濃橙色からうすい橙色へと変化した。つぎに、1000当量のt-BVE(0.43 mL, 3.3 mmol,)を加え、室温で撹拌した。発熱を伴う溶液の粘度の急激な増加が観察された。H-NMRでt-BVE の残量がほぼ認められなくなった後に、新たに1000当量t-BVE を加え、重合が進まなくなるまでこれを繰り返した(錯体に対して17000等量)。反応後に溶液を10-3Torrの減圧下で乾燥させることにより、ポリマー(2.12g)を得た。生成したポリマーを1HNMR, 13CNMR, 29SiNMR, IRで測定したところSi-Hピークの消失が確認され、対応するポリマーの構造に適合したシグナルが得られた。
Mn = 8600, Mw = 16000, Mw/Mn = 1.92(GPC 、ポリスチレン換算)
Mn = 37000(1HNMR)
Mn = 130000(理論)消費したモノマー/使用したSiloxaneのモル数から算出した値である。
29SiNMR(119MHz, C6D6, r.t.)
(Dept J=11Hz) δ-21.78, -21.86 (Siがタクティシティの影響のため複数のピークが表れる)
(Inept J=198Hz) Si-H peak( -31.69, -31.72, -32.01, -32.38ppm、cis, trans体 )の消失を確認
IR Si-H peak( 2128cm-1 )の消失を確認した。
1H NMR (600 MHz, C6D6, r.t.): ポリマー鎖に基くシグナル: δ0.81〜1.40 (br, 9H, CH3 of tBu), 1.45〜2.14 (ポリマー鎖のブロードな2H, CH2), 3.43〜3.88 (ポリマー鎖のブロードな1H, CH), 末端シリル基の小さなピークがδ 0.11に観察された (s, 12H, SiMe) 13C NMR (150 MHz, C6D6, r.t.): δ 28.88〜30.44 (tBu のCH3 ), 45.01〜47.16 (ポリマー鎖のCH2), 66.49〜68.85 (ポリマー鎖のCH), 72.55〜73.81(tBu のC), 1.29, 1.21(SiCH3)
側鎖Si−H基含有メチルハイドロジェンポリシロキサンとt-BVEの重合
30mL二口フラスコに、磁気撹拌子、AceRu3(CO)7(2.15mg, 0.0033 mmol)を加えて、フラスコ内をアルゴン雰囲気に置換した。1,4-ジオキサン(0.2mL)をガスタイトシリンジで加えて錯体を溶解した。この錯体溶液に、上記のメチルハイドロジェンポリシロキサン(0.11mL, 0.022mmol)を加えて30分、40℃で撹拌すると、溶液の色が濃橙色からうすい橙色へと変化した。つぎに、1000当量のt-BVE(0.43 mL, 3.3 mmol,)を加え、40℃で撹拌した。H-NMRでt-BVE の残量がほぼ認められなくなった後に、新たに1000当量t-BVE を加え、重合が進まなくなるまでこれを繰り返した(錯体に対して2000等量)。反応後に溶液を10-3Torrの減圧下で乾燥させることにより、ポリ(t-BVE)(0.35g)を得た。生成したポリマーを1HNMR, 13CNMR, 29SiNMR, IRで測定したところSi-Hピークの消失が確認され、対応するポリマーの構造に適合したシグナルが得られた。
Mn = 20000(1HNMR)
Mn = 21000(理論) (消費したモノマー/使用したシロキサンのモル数から算出した値である)
29SiNMR(119MHz, C6D6, r.t.)
(Dept J=11Hz) δ7.56・OSiMe3), -21.03, -21.08, -21.48, -21.65, -21.81(その他のSiがタクティシティの影響のため複数のピークが表れる)
(Inept J=239Hz) Si-H peak(-37.21ppm)の消失を確認した。
IR Si-H peak( 2160cm-1 )の消失を確認した。
1H NMR (600 MHz, C6D6, r.t.): ポリマー鎖に基くシグナル: δ 1.07〜1.53 (br, 9H, CH3 of tBu), 1.68〜2.22 (ポリマー鎖のブロードな2H, CH2), 3.68〜4.08 (ポリマー鎖のbr,1H, CH), 末端シリル基の小さなピークがδ 0.09〜0.43に観察された (m, 387H, SiMe) 13C NMR (150 MHz, C6D6, r.t.): δ28.30〜30.90 (CH3 of tBu), 45.39〜47.20 (ポリマー鎖のCH2), 66.55〜68.79 (ポリマー鎖のCH), 72.71〜73.98(C of tBu), 0.96(bs), 1.09(bs), 1.18, 1.22, 1.35(bs), 1.59, 1.94(SiCH3)
Claims (6)
- 少なくとも1つのSi-H結合を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、前記Si-H結合の総モル量よりも多いモル量の、下記式(1)で表されるビニルエーテルとを、
R1 2C=C(R1)−OR2 (1)
(式(1)においてR1は、互いに独立に、水素原子、炭素数1〜10の、アルキル基、アリール基、又はアラルキル基であり、R2は炭素数1〜10の、アルキル基、アリール基、アラルキル基、又はシリル基である)、
2〜4個のルテニウム原子を有する多核ルテニウムカルボニル錯体の存在下で反応させて、前記オルガノポリハイドロジェンポリシロキサン残基に、ポリビニルエーテルが結合されてなるポリマーを製造する方法。 - [1]多核ルテニウムカルボニル錯体と、オルガノハイドロジェンポリシロキサンを、オルガノハイドロジェンポリシロキサンのSiH結合1モルに対して、多核ルテニウムカルボニル錯体が1/200〜1/10モルとなる量で混合する工程、及び
[2]工程[1]で得られた混合物に、ビニルエーテルを、多核ルテニウムカルボニル錯体1モルに対して100〜5,000モルとなる量で添加する工程、
[3]添加された前記ビニルエーテルが、1H-NMRにより検出されなくなった後に、新たなビニルエーテルを前記多核ルテニウムカルボニル錯体1モルに対して100〜5,000モルとなる量で添加する事を繰り返す工程、
を含む、請求項1記載の方法。 - オルガノハイドロジェンポリシロキサンが、4個〜500個のケイ素原子を有する、請求項1又は2記載の方法。
- ビニルエーテルが、t−ブチルビニルエーテルである、請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
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