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JP4771978B2 - 光ファイバケーブル巻取器 - Google Patents
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JP4771978B2 - 光ファイバケーブル巻取器 - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバケーブルを巻き取る光ファイバケーブル巻取器に関し、特に、インターネット回線を形成する光ファイバケーブルの屋内引込領域に設けられた余剰部分を巻き取る光ファイバケーブル巻取器の構造に関する。
一般家庭向けのインターネット用データ転送ケーブルは、従来の銅線ケーブルから光ファイバケーブルに移行しつつある。
この種の光ファイバケーブルは、屋外から一般家庭の屋内に引き込まれるとともに、メディアコンバータと称される信号変換装置に接続される。光ファイバケーブルのうち、このように一般家庭の屋内に引き込まれた領域を含む通信端末側の部分は、ファーストワンマイル等と称されている。
メディアコンバータとパーソナルコンピュータ等の通信端末とは、LANケーブル等の銅線ケーブルによって接続されている。メディアコンバータは、パーソナルコンピュータ等との間でデータの受け渡しを行うものであり、光信号と電気信号とを相互に変換するようになっている。このメディアコンバータは、パーソナルコンピュータ等とともに机上に設置して使用されることがある。
ここで、光ファイバケーブルのうち屋内に引き込まれた領域は、通常、パーソナルコンピュータやメディアコンバータの設置箇所の変更に対応できるように予め余剰部分が設定される。
ただし、この余剰部分を床上に直接配索すると、この部分に人や物が引っ掛かる可能性があり、この張力によって余剰部分が破断したり、許容曲げ半径を超えて屈曲し、断線する可能性がある。
このため、光ファイバケーブルを屋内に引き込むにあたっては、このような余剰部分を巻き取ることのできる光ファイバケーブル巻取器が用いられており、従来、光ファイバケーブル巻取器の例として、以下のようなものが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1の光ファイバケーブル巻取器(特許文献1の図1参照)は、円盤状のベース基板20に植設された複数の柱状突起22の内側に光ファイバケーブル18の余剰部分を収容するものである。
特許文献2の光ファイバケーブル巻取器(特許文献2の図1参照)は、半円形状に形成された一対のケーブルガイド部14、15に光ファイバケーブル4の余剰部分を巻き付けるものである。
特許文献3の光ファイバケーブル巻取器(特許文献3の図1参照)は、光ファイバケーブル6の余剰部分をボビン10に巻き取るものであり、このボビン10は、底板7に係止されている。
特開2001−242325号公報 特開2003−307652号公報 特開2006−217787号公報
しかし、例えば、特許文献1の光ファイバケーブル巻取器は、光ファイバケーブル18の余剰部分を保持板30によってベース基板20に拘束するので、この余剰部分は、張力が作用した場合でもベース基板20から巻き出されず、断線する可能性がある。
また、特許文献2の光ファイバケーブル巻取器は、ケーブル係止突起16によって光ファイバケーブル4の余剰部分を係止しているので、同様に張力が作用した場合に余剰部分が断線する可能性がある。
特許文献3の光ファイバケーブル巻取器は、ボビン10が底板7に係止されているので、同様に張力が作用した場合に余剰部分が断線する可能性がある。
光ファイバケーブルの断線は、通信障害を引き起こし、インターネットの使用ができなくなる可能性がある。また、近年インターネット回線を用いた電話サービスが普及しつつあり、上記通信障害によってインターネットのみならず、電話による通話もできなくなる可能性がある。
このため、光ファイバケーブルの余剰部分に対し不用意に人や物が引っ掛かることがないように、この部分をコンパクトに巻き取ることができ、かつ、屋内引込領域に張力が作用した場合であって余剰部分の断線を防止できる器具の開発が求められており、このことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、光ファイバケーブルの余剰部分をコンパクトに巻き取ることができ、かつ、光ファイバケーブルの屋内引込領域に張力が作用した場合であっても余剰部分の断線を防止できる光ファイバケーブル巻取器を提供することを目的とする。
本発明者らは、光ファイバケーブルの余剰部分を摺動可能に支持する摺動支持部を備えた回転部を、基部に対して巻取軸の軸線回りに相対回転可能に設けることによって、光ファイバケーブルの屋内引込領域に張力が作用した場合に余剰部分が巻取軸からスムースに巻き出されることを見出し、これに基づいて、以下のような新たな光ファイバケーブル巻取器を発明するに至った。
請求項1に記載の発明は、光ファイバケーブルの屋内引込領域に設けられた余剰部分を巻き取る光ファイバケーブル巻取器であって、基部と、前記基部に設けられ、前記余剰部分の一部を前記基部に固定する固定部と、前記基部に対してその一端側が接続され、前記余剰部分をその外周面に巻き取る巻取軸と、前記巻取軸の他端側に設けられ、前記基部に対して前記巻取軸の軸線回りに相対回転可能に設けられる回転部と、前記回転部に設けられ、前記余剰部分のうち、前記固定部に固定された部分よりも該回転部側の領域を前記回転部に対して摺動可能に支持する摺動支持部とを備える光ファイバケーブル巻取器である。
請求項1に記載の光ファイバケーブル巻取器では、光ファイバケーブルの余剰部分の一部が固定部に固定されるとともに、余剰部分のうち、この固定部に固定された部分よりも回転部側の領域が巻取軸に巻き付けられる。これによって、光ファイバケーブルの余剰部分をコンパクトに巻き取ることができる。
ここで、この巻き取り状態で光ファイバケーブルに張力が作用すると、光ファイバケーブルの余剰部分のうち、固定部よりも回転部側の領域が摺動支持部において回転部に摺動しながら巻取軸から巻き出される。このとき回転部は、摺動支持部の巻き出しに連動して回転して張力を緩和する。
このように、請求項1に記載の光ファイバケーブル巻取器は、光ファイバケーブルの余剰部分をコンパクトに巻き取ることができ、かつ、この余剰部分の断線を確実に防止できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光ファイバケーブル巻取器において、前記回転部を前記基部に対して前記余剰部分の巻取方向に付勢する付勢部を備えることを特徴とする光ファイバケーブル巻取器である。
請求項2に記載の光ファイバケーブル巻取器は、回転部を巻取方向に付勢するので、余剰部分は、巻取軸に巻き取られた状態で弛みが防止される。このため、光ファイバケーブル巻取器は、光ファイバケーブルの余剰部分を確実に巻取軸に巻き取ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の光ファイバケーブル巻取器において、前記回転部と前記基部との相対回転を磁力によって制限する回転制限部を備えることを特徴とする光ファイバケーブル巻取器である。
請求項3に記載の光ファイバケーブル巻取器は、回転部と基部との相対回転を磁力によって制限するので、光ファイバケーブルの余剰部分を巻き取った状態で弛みを防止することができ、光ファイバケーブルの余剰部分を確実に巻取軸に巻き取ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の光ファイバケーブル巻取器において、前記摺動支持部は、対向する側面間に前記余剰部分を通過させる溝であり、この溝は、前記光ファイバケーブルの屋内引込領域に前記軸線方向の張力が作用したときに、前記余剰部分に押圧される被押圧側面を前記対向する側面の一方に備え、前記回転部は、前記被押圧側面が押圧されることよって、前記余剰部分の巻取方向とは反対の方向に前記基部に対して相対回転可能に設けられることを特徴とする光ファイバケーブル巻取器である。
請求項4に記載の光ファイバケーブル巻取器は、光ファイバケーブルに張力が作用すると、摺動支持部の被押圧側面が押圧され、これによって、回転部が回転する。このときの回転部の回転方向は、巻取方向とは反対なので、余剰部分を確実に巻き出すことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の光ファイバケーブル巻取器において、前記巻取軸の外周面に螺旋溝が設けられ、前記回転部は、前記螺旋溝に螺合可能な突起を備える移動部を含み、前記摺動支持部は、前記移動部に設けられ、前記移動部は、前記余剰部分の巻取方向とは反対方向に回転することによって前記基部に接近し、前記余剰部分の巻取方向に回転することによって前記基部から離れることを特徴とする光ファイバケーブル巻取器である。
請求項5に記載の光ファイバケーブル巻取器は、移動部の基部に対する距離が巻取量に応じて変化する。移動部は、巻取方向とは反対側に回転すると基部に接近するので、巻取量が少ないときには、移動部と基部とが接近する。また、移動部は、巻取方向に回転すると基部から離れるので、巻取量が多いときには、移動部と基部とが離間する。したがって、光ファイバケーブルの余剰部分を確実に螺旋溝に沿って巻き付けることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5までの何れか1項に記載の光ファイバケーブル巻取器において、前記基部に設けられ、前記基部の外観面に露出した磁石を備えることを特徴とする光ファイバケーブル巻取器である。
請求項6に記載の光ファイバケーブル巻取器は、基部を磁石によって、金属製の物(例えば、机や柱等)に固定できる。ここで、光ファイバケーブルは、磁界の影響を実質的に受けないので、通信機能が低下することがない。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6までの何れか1項に記載の光ファイバケーブル巻取器において、筒状に形成され、前記巻取軸をその内径側に収容可能な収容部を備えることを特徴とする光ファイバケーブル巻取器である。
請求項7に記載の光ファイバケーブル巻取器は、巻取軸が収容部に収容されるので、巻取軸に巻き取った光ファイバケーブルの余剰部分が外部に露出しない。したがって、この余剰部分の表面に傷が付くことを防止でき、光ファイバケーブル巻取器の見栄もよくなる。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7までの何れか1項に記載の光ファイバケーブル巻取器において、前記基部を挟んで前記巻取軸とは反対側に他の巻取軸が備えられ、前記他の巻取軸に対応して他の摺動支持部を備えた他の回転部が設けられ、前記余剰部分は、前記固定部に固定された部分からみて一方側が前記回転部に設けられた摺動支持部に支持され、他方側が前記他の回転部に設けられた他の側摺動支持部に支持されることを特徴とする光ファイバケーブル巻取器ある。
請求項8に記載の光ファイバケーブル巻取器は、基部を挟んで一組の巻取軸を備えるので、より多くの光ファイバケーブルの余剰部分を巻き取ることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の光ファイバケーブル巻取器において、前記余剰部分の巻取方向が、前記巻取軸と前記他の巻取軸とで反対方向であることを特徴とする光ファイバケーブル巻取器である。
請求項9に記載の光ファイバケーブル巻取器は、光ファイバケーブル巻取器からみて両側から張力が作用した場合であっても、スムースに余剰部分を巻き出すことができる。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は請求項9に記載の光ファイバケーブル巻取器において、前記回転部を前記回転部側の余剰部分の巻取方向に付勢する第1の付勢部と、前記他の回転部を前記他の回転部側の余剰部分の巻取方向に付勢する第2の付勢部とを備えることを特徴とする光ファイバケーブル巻取器である。
請求項10に記載の光ファイバケーブル巻取器は、一組の回転部のそれぞれを独立して巻取方向に付勢するので、一組の回転部がそれぞれ独立して作動する。このため、屋内引込領域のうち、光ファイバケーブル巻取器からみて一方側に張力が作用したときであっても他方側の回転部は回転せず、他方側の余剰部分に張力が発生しない。
本発明は、光ファイバケーブルの余剰部分をコンパクトに巻き取ることができ、かつ、光ファイバケーブルの屋内引込領域に張力が作用した場合であってもこの余剰部分の断線を防止できる光ファイバケーブル巻取器を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を適用した光ファイバケ−ブル巻取器(以下、光ファイバ巻取器と称する)の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の光ファイバ巻取器が使用される家屋を示す図である。
図2は、図1に示す光ファイバ巻取器を示す外観斜視図である。
図3は、図2に示す光ファイバ巻取器の分解斜視図である。
図4は、図2に示す光ファイバ巻取器の一部を示し、(a)は、分解斜視図であり、(b)は巻取軸の軸線方向に直交する断面図である。
図5は、図2に示す光ファイバ巻取器の巻き取り動作時における使用手順を示す図である。
図6は、図2に示す光ファイバ巻取器の動作を示す図である。
図1に示すように、第1実施形態の光ファイバ巻取器10は、例えば、インターネット回線を形成する光ファイバケーブル(以下、光ファイバFと称する)のうち、家屋等の室内に引き込まれた領域(以下、屋内引込領域Faと称して説明する)に設けられた余剰部分を巻き取るものである。
光ファイバFは、例えば、ガラスやプラスチックによって形成された心線と、この心線を被覆する保護用のシースとを含む光信号の伝達媒体である(心線、シースは、それぞれ図示を省略する)。
本発明の光ファイバ巻取器の巻き取り対象となる光ファイバは、その心数や外径寸法が特に限定されないものであるが、第1実施形態の光ファイバ巻取器10は、一例として、1心でありかつその直径寸法が、例えば、5mmの光ファイバFを巻き取り対象としている。この光ファイバFは、その許容曲げ半径が、例えば、15mm程度となっている。
図1に示すように、光ファイバFは、家屋20を形成する壁21等に設けられた、例えば、エアコンダクト等の孔部22を介して屋外から屋内に引き込まれ、メディアコンバータ23と称される信号変換装置に接続されている。メディアコンバータ23は、光信号と電気信号とを相互に変換するものである。
メディアコンバータ23は、インターネット用の端末機であるパーソナルコンピュータ24(以下、PC24と称する)に対し、例えば、LANケーブル等の銅線によって接続されている。メディアコンバータ23とPC24とは、机25上に設置されている。
ここで、光ファイバFのうち、屋内引込領域Faは、孔部22からメディアコンバータ23までの最短距離以上の長さが予め設定されている。これによって、例えば、メディアコンバータ23の位置を変更する場合等に光ファイバFの延長作業が不要となり、メディアコンバータ23やPC24を容易に配置変更できる。
一方、屋内引込領域Faうち、上記最短距離以上の長さの部分は、通常使用時において余剰な部分(以下、この部分を余剰部分Fb(図5参照)と称して説明する)となる。このような余剰部分Fbは、人や物が引っ掛かる可能性があり、屋内引込領域Faは、これに起因する張力によって破断したり許容曲げ半径を超えて屈曲して断線したりする可能性がある。
本実施形態の光ファイバ巻取器10は、光ファイバFの屋内引込領域Faに設けられた余剰部分Fbを巻き取ってコンパクトにまとめるものであり、かつ、上記張力が作用した場合にその断線を防止するものである。
以下、光ファイバ巻取器10の構造について説明する。
光ファイバ巻取器10は、図3に示すように、基部11、固定部12、第1巻取軸13R、第1回転部14R、第1摺動溝15R、付勢ばね16(付勢ばね16は、図4(b)参照)、及び、カバー17を備えている。
基部11は、光ファイバ巻取器10のベースとして機能する部分であり、円筒形状に形成されている。
固定部12は、基部11の外周面に設けられ、後述する巻取軸13Rの中心軸Cとほぼ平行に延在して形成された溝であり、その溝幅は、この光ファイバ巻取器10の巻き取り対象である光ファイバFの外径寸法よりも狭くなっている。余剰部分Fbは、その一部がこの固定部12に挿入されることによって溝の側面に押圧され、摩擦力によって基部11に固定されるようになっている。
第1巻取軸13Rは、その外周面に光ファイバFの余剰部分Fbが巻き付けられるものである。
第1巻取軸13Rは、円筒形状に形成され、その一端部が基部11の一方の側面に、基部11に一体に接続されている。第1巻取軸13Rは、その径方向寸法が基部11よりも小さく(細く)形成されている。
以下、第1巻取軸13Rの中心軸を、単に中心軸Cと、この中心軸Cの軸線方向を、単に軸線方向とそれぞれ称して説明する。なお、図1において、この中心軸Cの軸線方向は、水平方向となっているが、本実施形態の光ファイバ巻取器10を使用する際の中心軸Cの軸線方向は、特に限定されず、例えば、鉛直方向やその他の方向であってもよい。
第1回転部14Rは、基部11に対して中心軸C回りに相対回転可能に設けられた部材である。
第1回転部14Rは、図4(a)に示すように、一方の端部が閉塞された有底円筒形状に形成され、その外径寸法は、巻取軸13Rよりも大きくなっている。第1回転部14Rは、開口端側の領域において、その内径側に第1巻取軸13Rの他方の端部側の領域を収容している。この第1回転部14Rは、第1巻取軸13Rに対し中心軸C回りに回転自在に接続されている。
第1摺動溝15Rは、光ファイバFの余剰部分Fbを第1回転部14Rに対して摺動可能に支持する摺動支持部である。
第1摺動溝15Rは、第1回転部14Rの外周面に形成された溝部であり、光ファイバFの余剰部分Fbは、第1摺動溝15Rの対向する側面間に配置される。第1摺動溝15Rの溝幅は、第1摺動溝15Rの側面と余剰部分Fbの外周面との間に、余剰部分Fbの回転部14Rに対する摺動を許容する程度の微少な隙間が形成されるように設定されている。
ここで、第1摺動溝15Rは、対向する一対の側面のうち、一方の側面が軸線方向に対してほぼ平行に、他方の側面が軸線方向に対して傾斜して設けられたV字状の溝であり、その溝幅は、基部11側において広くなるように形成されている(図3参照)。以下、第1摺動溝15Rのうち、軸線方向に傾斜して設けられた側面を第1傾斜面15Raと称して説明する。
本実施形態の光ファイバ巻取器10は、以上説明した第1巻取軸13R、第1回転部14R、及び、第1摺動溝15Rに対し、基部11を挟んだ反対側に第2巻取軸13L、第2回転部14L、第2摺動溝15Lを備えている。
以下、第1巻取軸13Rと第2巻取軸13Lとに共通する事項については、これらを併せて適宜巻取軸13と称して説明する。回転部14及び摺動溝15についても同様とする。
第2巻取軸13Lは、第1巻取軸13Rとほぼ同じ外形形状で形成され、その一方の端部が基部11の他方の側面(第1巻取軸13Rとは反対側)に接続されている。第1巻取軸13Rの中心軸Cと第2巻取軸13Lの中心軸とは、ほぼ一致している。
ここで、第1巻取軸13R及び第2巻取軸13Lは、それぞれその外周面に光ファイバFの余剰部分Fbを巻き取るものであるが、余剰部分Fbの巻取方向(以下、単に巻取方向という)は、中心軸C回りに反対方向になっている。具体的に説明すると、余剰部分Fbの第1巻取軸13Rに対する巻取方向は、図5(b)に示す矢印A方向であり、第2巻取軸13Lに対する巻取方向は、図5(b)に示す矢印B方向である。
第2回転部14Lは、第1回転部14Rとほぼ同じ外形形状で形成された部材であり、第2巻取軸13Lの他方の端部側に設けられ、第2巻取軸13Lに対し中心軸C回りに回転自在に接続されている。
第2摺動溝15Lは、第2回転部14Lの外周面に形成された溝部であり、第1摺動溝15Rと同様に機能するものである。
ただし、図3に示すように、第2摺動溝15Lのうち、軸線方向に傾斜して設けられた側面(以下、第2傾斜面15Laと称する)は、第1傾斜面15Raとは軸線回りの反対側の側面に形成されている。
付勢ばね16は、第1回転部14R、第2回転部14Lを基部11に対し、それぞれの巻取方向に付勢する付勢部である。
付勢ばね16は、図4(b)に示すように、基部11の内径側に収容されたうず巻きばね(ぜんまいばね)である。このうず巻きばねの両端部には、中心軸Cにほぼ平行に延在する軸状部材16a、16bがそれぞれ設けられており、うず巻きばねの中心側の端部に設けられた一方の軸状部材16aは、第1回転部14Rに、他方の軸状部材16bは、第2回転部14Lにそれぞれ機械的に接続されている。
これによって、例えば、第1回転部14Rは、矢印Aとは反対の方向に回転されると、付勢ばね16の付勢力によって、矢印A方向(巻取方向)に回転する。また、第2回転部14Lは、矢印Bとは反対の方向に回転されると、付勢ばね16の付勢力によって、矢印B方向(巻取方向)に回転する。
カバー17は、円筒形状に形成された部材であり、基部11、巻取軸13、回転部14をその内径側に収容する収容部である。このカバー17と回転部14との間には、回転部14の回転を妨げないように微少な隙間が設けられている。
カバー17の軸線方向に沿った寸法は、例えば、80mmとなっている。また、カバー17の外径寸法は、例えば、35mmとなっている。
次に、光ファイバ巻取器10の使用方法を、第1巻取軸13Rに余剰部分Fbを巻き付ける場合を例にとって説明する。このとき、屋内引込領域Fbのうち、光ファイバ巻取器10に実際に巻き取る領域以外の領域を、カバー17の内径側に予め貫通させておく。
余剰部分Fbは、まず、図5(a)に示すように、その一部が固定部12に挟まれ、これによってこの部分が基部11に固定される。
この後、図5(b)に示すように、第1巻取軸13Rに余剰部分Fbを巻き付ける。このとき、この光ファイバ巻取器10のユーザは、例えば、基部11を一方の手で把持して固定するとともに、他方の手で余剰部分Fbを第1巻取軸13Rに巻き付ける(図5(c)参照)。
なお、上記巻き付け方法以外にも、以下のような方法によって余剰部分Fbを第1巻取軸13Rに巻き付けてもよい。
すなわち、上記方法と同様に、余剰部分Fbの一部を固定部12に固定した後、この部分よりも第1回転部14R側の領域をこの第1回転部14Rに設けられた第1摺動溝15Rに挿入する。
次いで、ユーザは、第1回転部14Rを基部11に対して巻取方向Aに回転させる。第1回転部14Rが巻取方向Aに回転すると、第1摺動溝15Rの固定部12に対する中心軸C回りの位置が変化するので、余剰部分Fbは、固定部12よりも第1回転部14R側の領域が摺動溝15Rに摺動しながら巻取軸13R側に引き込まれ、第1回転部14Rの回転方向と同じ方向(巻取方向)で第1巻取軸13Rに巻き取られる(図5(c)参照)。
固定部12よりも第2回転部14L側の光ファイバFを第2巻取軸13Lに巻き取る際は、光ファイバFの巻取方向Bが上記第1巻取軸13Rに巻き取る場合とは逆になる点を除き、上記とほぼ同じである(図5(c)参照)。
最後に、図5(d)に示すように、カバー17を基部11、巻取軸13、回転部14に被せる。これよって、光ファイバFの余剰部分Fbをコンパクトにまとめることができる。
ここで、この状態で光ファイバFの屋内引込領域Faに、例えば、人が引っ掛かる等すると、この張力(図6において、符号Tを付して説明する)に応じて余剰部分Fbは、光ファイバ巻取器10から引き出される。
以下、張力Tが光ファイバ巻取器10に対して、中心軸C方向の両側から作用したときの光ファイバ巻取器10の動作を図6を用いて説明する。図6は、理解を容易にするため、カバー17を省略して光ファイバ巻取器10を示している。
余剰部分Fbは、摺動溝15において回転部14に摺動可能に支持され、かつ、この摺動溝15を備える回転部14は、巻取軸13に対して回転自在に接続されている。
ここで、第1摺動溝15R、第2摺動溝15Lにそれぞれ備えられた第1傾斜面15Ra、第2傾斜面15Laは、屋内引込領域Faに軸線方向の張力Tが作用したときに余剰部分Fbに押圧され、それぞれ被押圧面として機能する。回転部14は、この傾斜面15Ra、15Laが押圧されることによって、付勢ばね16の付勢力に抗して巻取方向とは反対の方向にそれぞれ回転する(図6(b)参照)。巻取軸13に巻き取られた余剰部分Fbは、これによって、第1巻取軸13R、第2巻取軸13Lからそれぞれスムースに巻き出される。
また、余剰部分Fbが巻き出されることによって張力Tが緩和されると、回転部14R、14Lは、付勢ばね16によってそれぞれ巻取方向A、Bに回転する(図6(c)参照)。
これによって、余剰部分Fbは、再び巻取軸13に巻き取られ、この巻き取り状態において、付勢ばね16によって巻取軸13に巻き取られた余剰部分Fbの弛みが防止される(図6(d)参照)。
以上説明したように、第1実施形態の光ファイバ巻取器によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)光ファイバ巻取器10は、光ファイバFの余剰部分Fbを巻取軸13に巻き取ってコンパクトに収容することができる。これによって、光ファイバFの屋内引込領域Faに人や物が引っ掛かる可能性が低減する。
(2)光ファイバ巻取器10は、光ファイバFの屋内引込領域Faに張力Tが作用した場合に、巻取軸13から光ファイバFの余剰部分Fbをスムースに巻き出すことができる。したがって、張力Tに起因する屋内引込領域Fa又は余剰部分Fbの断線を防止でき、光ファイバFによって形成されるインターネット回線の通信不良を防止できる。
(3)光ファイバ巻取器10は、付勢ばね16が回転部14を巻取方向に付勢するので、巻取軸13に巻き取られた状態において、余剰部分Fbの弛みが防止される。
(4)光ファイバ巻取器10は、基部11を挟んで一組の巻取軸13を備えているので、余剰部分Fbが長くても、確実に巻き取ることができる。
(5)光ファイバ巻取器10は、巻取軸13と回転部14とを覆うカバー17を備えているので、余剰部分Fbのシースに傷がつくことを防止できる。また、光ファイバ巻取器10の見栄えも向上する。
[第2実施形態]
次に本発明を適用した光ファイバ巻取器の第2実施形態について説明する。この第2実施形態及び以下説明するその他の実施形態において、上述した第1実施形態と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
図7は、第2実施形態の光ファイバ巻取器を示す外観斜視図である。
第2実施形態の光ファイバ巻取器110は、第1実施形態の光ファイバ巻取器10のカバー17がワンピース構造の筒体であったのに対し、第1カバー117Rと第2カバー117Lカバーとを備える2ピース構造のカバーを備えている。また、基部111には、磁石118が設けられている。
第1カバー117Rは、第1巻取軸13R及び第1回転部14Rをその内径側に収容するものであり、第2カバー117Lは、第2巻取軸13L及び第2回転部14Lをその内径側に収容するものである。これらの第1カバー117R及び第2カバー117Lは、ほぼ同じものであり、それぞれ基部111に固定されている。第1カバー117Rと第1回転部14R、第2カバー117Lと第2回転部14L(図3参照)との間には、第1回転部14R、第2回転部14Lの回転を妨げないように、微少な隙間が設けられている。
磁石118は、板状に形成されている。また、基部111は、軸線方向の中央部分であって、第1カバー117R及び第2カバー117Lに覆われていない部分における断面形状が蒲鉾形(半円形)に形成され、その底辺部が磁石118の一方の面部に接続されている。
第2実施形態の光ファイバ巻取器110によれば、第1実施形態の光ファイバ巻取器10の効果に加え、光ファイバ巻取器110を磁石118によって、例えば、金属製の柱や、メディアコンバータ23が設置された机25の側面部、脚部等に対して着脱可能に装着することができる。
また、光ファイバFは、例えば、銅線ケーブルのように磁界の影響を受けないので、通信性能が低下することがない。
[第3実施形態]
次に本発明を適用した光ファイバ巻取器の第3実施形態について、第1実施形態及び第2実施形態の光ファイバケーブルとの相違点を説明する。
図8は、第3実施形態の光ファイバ巻取器を示す図であり、(a)、(b)は、それぞれ外観斜視図、断面図を示している。
第3実施形態の光ファイバ巻取器210も、第2実施形態と同様に収容部であるカバーが、第1カバー117Rと第2カバー117Lとの2ピース構造になっており、基部111に磁石118が設けられている。
また、第1実施形態の光ファイバ巻取器10の付勢ばね16が、軸状部材16a、16bを介して第1回転部14Rと第2回転部14Lとにわたして設けられていたのに対し、第3実施形態の光ファイバ巻取器210は、基部11に対して第1回転部14R、及び、第2回転部14Lをそれぞれ独立して巻取方向に付勢する第1付勢ばね216R及び第2付勢ばね216Lを備えている。
第1付勢ばね216Rは、図8(b)に示すように、その一端に設けられた軸状部材216Raが第1回転部14Rに接続され、他端部216Rbが巻取軸13Rの内周面に固定されている。第2付勢ばね216Lは、第1付勢ばね216Rとほぼ同様に機能し、一端が第2回転部14Lに接続され、他端が巻取軸13Lの内周面に固定されている。なお、この第2付勢ばね216Lの構成は、図8(b)において括弧内に示し、その図示を省略する。
第1実施形態の回転部14(14R、14L)は、一方が回転するとこれに連動して他方も回転(とも回り)するのに対し、第3実施形態の光ファイバ巻取器210は、例えば、基部211からみて第1回転部14R側の屋内引込領域FaRに張力TRが作用した場合には、第1回転部14Rのみが図8(a)の矢印−A方向(巻取方向Aとは反対方向)に回転し、第1巻取軸13Rに巻き取られた光ファイバFRのみが光ファイバ巻取器210から巻き出される。
また、例えば、基部211からみて第2回転部14L側の屋内引込領域FaLに張力TLが作用した場合には、第2回転部14Lのみが図8(a)の矢印−B方向に回転し、第2巻取軸13Lに巻き取られた光ファイバFLのみが光ファイバ巻取器210から巻き出される。
このように、第3実施形態の光ファイバ巻取器210によれば、張力Tが作用しない側の回転部14が回転しないので、一方の屋内引込領域Fa(例えば、屋内引込領域FaR)にのみ張力が作用したときに、張力Tが作用しない側の光ファイバF(例えば、屋内引込領域FaL)が巻取軸13に巻き付けられることが防止できる。このため、光ファイバ巻取器310を磁石118によって壁等に固定した場合であっても、確実に余剰部分Fbの断線を防止できる。
[第4実施形態]
次に本発明を適用した光ファイバ巻取器の第4実施形態について説明する。
図9は、第4実施形態の光ファイバ巻取器を示す分解斜視図である。
図10は、図9に示す光ファイバ巻取器の要部透視図である。
図11は、図9に示す光ファイバ巻取器の動作を示す図である。
第4実施形態の光ファイバ巻取器310は、第1巻取軸313Rの外周面に螺旋溝が形成されている。この螺旋溝は、ネジ溝としても機能するようになっている。
第1回転部314Rは、第1巻取軸313に設けられた螺旋溝に螺合する図示しない突起を備えた第1移動部314aR、及び、筒状に形成されその内径側に第1移動部314aRを収容する第1筒体314bRを備えている。
また、第1回転部314Rに対し、基部311を挟んだ反対側には、第2回転部314L設けられている。第1回転部314R、第2回転部314Lの構造、機能は、ほぼ同じなので、以下、第1巻取軸313R側の第1回転部314Rについて説明する。
第1移動部314aRは、円環状に形成され、その内径側に第1巻取軸313Rが貫通している。また、第1移動部314aRは、その内周面に螺旋溝に螺合するネジ山状の突起(図示省略)が形成されている。さらに、第1移動部314aRは、その外周面に外径側に突き出して設けられた一組の突起314cRを備えている。これらの突起314cRは、一方が他方に対し、第1巻取軸313R挟んで反対側に形成されている。
また、この第1移動部314aRは、第1実施形態の第1回転部14Rの第1摺動溝15Rと同様に機能する第1摺動溝315Rがその外周面に形成されている。
第1筒体314bRは、その内周面に第1移動部314aRの突起315cRと嵌合する一組の嵌合溝314dRを備えている。これらの嵌合溝314dRは、第1巻取軸313Rの軸線方向にそれぞれ平行に設けられており、第1移動部314aRが第1巻取軸313R回りに回転すると、第1筒体314bRは、これに連動して第1巻取軸313R回りに回転するようになっている。この第1筒体314bRは、第1巻取軸313Rを覆う収容部としても機能する。
また、図10に示すように、第1筒体314bRと基部311との間には、第1うず巻きばね316Rが設けられている。この第1うず巻きばね316Rは、第1筒体314bRを巻取方向Aに付勢する第1付勢部である。第2筒体314bLと基部311との間にも、第2付勢部として機能する図示しないうず第2巻きばね316Lが設けられている。
次に、第4実施形態の光ファイバ巻取器310の動作を図11を用いて説明する。
図11(a)に示すように、光ファイバFの余剰部分Fbは、光ファイバ巻取器310の巻取軸313に巻き取られている。そして、この状態で、例えば、第1回転部314R側の光ファイバFの屋内引込領域Faに張力Tが作用すると、図11(b)に示すように第1移動部314aRは、第1摺動溝315Rが余剰部分Fbに押圧されて第1巻取軸313R回りに回転する。この回転によって第1移動部314aRは、図11(c)に示すように、第1巻取軸313Rに形成された螺旋溝に案内されて基部311側に接近する。また、第1筒体314bRも、第1移動部314aRに連動して回転する。
そして、光ファイバFに作用する張力が緩和されると、図11(e)に示すように、筒体314bRが第1うず巻きばね316Rによって巻取方向Aに回転し、第1移動部314aRは、この第1筒体314bRに連動して回転する。このとき、第1移動部314aRは、基部311から離れる方向に移動する。なお、第1巻取軸313Rの先端部には、移動部314aRの抜け止めとして機能する図示しないストッパが設けられている。
これによって、光ファイバFは、再び第1巻取軸313Rに巻き取られ、第1巻取軸313Rに巻き取られた光ファイバFの弛みが防止される。
第2巻取軸313L側の屋内引込領域Faに張力が作用した場合には、上記の場合と同様に第2移動部314aLが基部311に対して軸線方向に移動する。
第4実施形態の光ファイバ巻取器310は、余剰部分Fbを第1巻取軸313R、第2巻取軸313Lに形成された螺旋溝にそれぞれ沿って巻き取ることができるので、巻き取った余剰部分Fbが絡まることを防止でき、余剰部分Fbを巻き取る際、及び、巻き出す際の動作がよりスムースになる。
また、巻取量に応じて移動部314aRと基部311との距離が変化するので、余剰部分Fbを確実に巻取軸313の螺旋溝の間に巻き取ることができる。
次に本発明を適用した光ファイバ巻取器の第5実施形態について、第1実施形態の光ファイバ巻取器との相違点を説明する。
図12は、第5実施形態の光ファイバ巻取器を中心軸方向からみた側面図である。
第5実施形態の光ファイバ巻取器410は、円筒形に形成されたカバー417が基部11(図3参照)に固定されている。このカバー417は、磁石420(420a、420b)を備えている。磁石420は、カバー417に合計2つ設けられ、一方の磁石420aは、他方の磁石420bに対してカバー417の径方向の反対側に設けられている。
また、光ファイバ巻取器410は、回転部414の外周面にも2つの磁石421(421a、421b)を備えている。これらの磁石421のうち、一方の磁石421aは、他方の磁石421bに対して回転部414の径方向の反対側に設けられている。カバー417の内周面と回転部414の外周面との間には微少な隙間が設けられており、カバー417に設けられた磁石420と回転部414に設けられた磁石421とは、離間している。
第5実施形態の光ファイバ巻取器410は、実施形態1のような付勢ばね16を備えておらず、回転部414は、基部11に対して回転自在となっている。
第5実施形態の光ファイバ巻取器410も第1実施形態の光ファイバ巻取器10と同様に、光ファイバFの屋内引込領域Faに張力が作用すると、回転部414が回転し、余剰部分Fbが巻取軸13(図3参照)から巻き出され、張力が緩和される。
余剰部分Fbに作用する張力が緩和されて回転部414を回転させる力が小さくなると、カバー417に設けられた磁石420と回転部414に設けられた磁石421との間に作用する引力によって回転部414の回転が制限され、磁石420及び磁石421は、制限部として機能する。これによって、張力が緩和された後に回転部414が慣性によって回転し、余剰部分Fbがさらに巻取軸13から巻き出されることが防止される。
[変形形態]
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)本発明の光ファイバ巻取器は、実施形態に記載した構成のものに限らず、その構成は、適宜変更が可能である。例えば、実施形態の基部及び回転部は、それぞれ筒状に形成されていたが、これらの形状は、特に限定されない。
(2)実施形態の光ファイバ巻取器は、基部を挟んで一組の巻取軸が設けられたが、これに限らず、巻取軸は、例えば、一本でもよい。
第1実施形態の光ファイバ巻取器が使用される家屋を示す図である。 図1に示す光ファイバ巻取器を示す外観斜視図である。 図2に示す光ファイバ巻取器の分解斜視図である。 図2に示す光ファイバ巻取器の一部を示す図である。 図2に示す光ファイバ巻取器の巻き取り動作時における使用手順を示す図である。 図2に示す光ファイバ巻取器の動作を示す図である。 第2実施形態の光ファイバ巻取器を示す外観斜視図である。 第3実施形態の光ファイバ巻取器を示す図である。 第4実施形態の光ファイバ巻取器を示す分解斜視図である。 図9に示す光ファイバ巻取器の要部透視図である。 図9に示す光ファイバ巻取器の動作を示す図である。 第5実施形態の光ファイバ巻取器を中心軸方向からみた側面図である。
符号の説明
10 光ファイバ巻取器
11 基部
12 固定部
13 巻取軸
14 回転部
15 摺動溝(摺動支持部)
16 付勢バネ(付勢部)
17 カバー(収容部)
F 光ファイバケーブル
Fa 屋内引込領域
Fb 余剰部分

Claims (10)

  1. 光ファイバケーブルの屋内引込領域に設けられた余剰部分を巻き取る光ファイバケーブル巻取器であって、
    基部と、
    前記基部に設けられ、前記余剰部分の一部を前記基部に固定する固定部と、
    前記基部に対してその一端側が接続され、前記余剰部分をその外周面に巻き取る巻取軸と、
    前記巻取軸の他端側に設けられ、前記基部に対して前記巻取軸の軸線回りに相対回転可能に設けられる回転部と、
    前記回転部に設けられ、前記余剰部分のうち、前記固定部に固定された部分よりも該回転部側の領域を前記回転部に対して摺動可能に支持する摺動支持部と
    を備える光ファイバケーブル巻取器。
  2. 請求項1に記載の光ファイバケーブル巻取器において、
    前記回転部を前記基部に対して前記余剰部分の巻取方向に付勢する付勢部を備えること
    を特徴とする光ファイバケーブル巻取器。
  3. 請求項1に記載の光ファイバケーブル巻取器において、
    前記回転部と前記基部との相対回転を磁力によって制限する回転制限部を備えること
    を特徴とする光ファイバケーブル巻取器。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の光ファイバケーブル巻取器において、
    前記摺動支持部は、対向する側面間に前記余剰部分を通過させる溝であり、
    この溝は、前記光ファイバケーブルの屋内引込領域に前記軸線方向の張力が作用したときに、前記余剰部分に押圧される被押圧側面を前記対向する側面の一方に備え、
    前記回転部は、前記被押圧側面が押圧されることよって、前記余剰部分の巻取方向とは反対の方向に前記基部に対して相対回転可能に設けられること
    を特徴とする光ファイバケーブル巻取器。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の光ファイバケーブル巻取器において、
    前記巻取軸の外周面に螺旋溝が設けられ、
    前記回転部は、前記螺旋溝に螺合可能な突起を備える移動部を含み、
    前記摺動支持部は、前記移動部に設けられ、
    前記移動部は、前記余剰部分の巻取方向とは反対方向に回転することによって前記基部に接近し、前記余剰部分の巻取方向に回転することによって前記基部から離れること
    を特徴とする光ファイバケーブル巻取器。
  6. 請求項1から請求項5までの何れか1項に記載の光ファイバケーブル巻取器において、
    前記基部に設けられ、前記基部の外観面に露出した磁石を備えること
    を特徴とする光ファイバケーブル巻取器。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか1項に記載の光ファイバケーブル巻取器において、
    筒状に形成され、前記巻取軸をその内径側に収容可能な収容部を備えること
    を特徴とする光ファイバケーブル巻取器。
  8. 請求項1から請求項7までの何れか1項に記載の光ファイバケーブル巻取器において、
    前記基部を挟んで前記巻取軸とは反対側に他の巻取軸が備えられ、
    前記他の巻取軸に対応して他の摺動支持部を備えた他の回転部が設けられ、
    前記余剰部分は、前記固定部に固定された部分からみて一方側が前記回転部に設けられた摺動支持部に支持され、他方側が前記他の回転部に設けられた他の側摺動支持部に支持されること
    を特徴とする光ファイバケーブル巻取器。
  9. 請求項8に記載の光ファイバケーブル巻取器において、
    前記余剰部分の巻取方向が、前記巻取軸と前記他の巻取軸とで反対方向であること
    を特徴とする光ファイバケーブル巻取器。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の光ファイバケーブル巻取器において、
    前記回転部を前記回転部側の余剰部分の巻取方向に付勢する第1の付勢部と、前記他の回転部を前記他の回転部側の余剰部分の巻取方向に付勢する第2の付勢部とを備えること
    を特徴とする光ファイバケーブル巻取器。
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