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JP4775107B2 - 車両用経路案内装置 - Google Patents
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Description

本発明は、入力された目的地に基づいた経路をユーザに案内する車両用経路案内装置に関する。
従来から、ユーザの経路探索の負担軽減と利便性の向上を目的として、車両には、ユーザにより入力された目的地に基づき経路をユーザに案内する車両用経路案内装置が搭載されている。この車両用経路案内装置は、例えば特許文献1に記載されたようなものがあり、ディスプレイ等の画像表示による案内と、音声による案内とを併せてユーザに経路の案内を行っている。
さらに最近の車両用経路案内装置では、これらの画像表示による案内と、音声による案内とに加えて、経路上で右折又は左折する交差点の直前において、ユーザに当該交差点の右折又は左折を再確認させるために、補足的な意味合いで、ビープ音等の警報音により直前案内を行うことが行われている。
特開平7−27569号公報
ところが、このような車両用経路案内装置においては、経路上で右折又は左折する案内対象となる交差点とその直前の交差点とをユーザが識別することが容易である場合にでも、ユーザに再確認をさせるための上述した直前案内を行うため、ユーザが煩わしさを感じるという問題点があった。
本発明は、上記問題に鑑み、ユーザが煩わしさを感じることがない車両用経路案内装置を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明による車両用経路案内装置は、
入力された目的地に基づき経路上の右折又は左折する交差点を案内する案内手段と、前記経路上の前記案内手段の案内対象となる交差点の直前において前記案内手段による案内を補足する直前案内を行う直前案内手段とを備える車両用経路案内装置であって、
前記経路上の前記案内手段の案内対象となる交差点と当該交差点に隣接して前記経路上の手前に位置する前記案内手段の案内対象となる交差点との間の距離を測定する距離測定手段を備えるとともに、当該距離測定手段が測定した前記距離に応じて、前記直前案内手段が当該交差点における直前案内を行わないことを特徴とする。
なお、前記案内手段による案内とは、例えば音声により経路上において右折する又は左折する交差点を案内することであり、前記直前案内手段による直前案内とは、前記案内を補足するものであって前記案内が前記案内手段によりなされた後に、例えば警報音により当該右折又は左折する交差点をユーザに再確認させる目的で前記案内手段の案内を補足するために行われるものである。
ここで、前記距離測定手段の測定した前記距離が所定距離以上である場合に前記直前案内手段が直前案内を行わないことが好ましい。
これによれば、前記案内対象となる交差点と隣接して手前に位置する案内対象となる交差点の距離が長い場合には、前記案内対象となる交差点と手前の前記案内対象となる交差点との識別が容易であることから、直前案内を停止して、ユーザが煩わしさを感じることを防止することができる。
本発明によれば、案内対象となる交差点の識別が容易で直前案内が不要な場合には直前案内を停止して、ユーザが煩わしさを感じることがない車両用経路案内装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る車両用経路案内装置の一実施形態を示すブロック図である。
車両用経路案内装置1は、カーナビゲーションECU2(Electronic Control Unit)と、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)受信アンテナ3と、IMU(イナーシャメジャメントユニット)4と、ステアリングセンサ5と、ディスプレイ6と、スピーカ7と、タッチパネル8と、受信機9と、データベース10とを備えて構成される。さらに、カーナビゲーションECU2には、ABS(アンチロックブレーキシステム)11がCANあるいはFrexRay等の通信規格により接続される。
カーナビゲーションECU2は、例えばCPU、ROM、RAMおよびそれらを相互に接続するデータバスから構成され、ROMに格納されたプログラムに従い、以下に述べるそれぞれの制御を行う探索部2a、案内部2b、直前案内部2c、距離測定部2dとして機能するものである。
GPS受信アンテナ3は、地球上空に打ち上げられた複数の軍事衛星の内三個の軍事衛星からの電波を受信し、これらの電波をもとに、カーナビゲーションECU2の探索部2aは、例えば三角測量の原理で自車の位置つまりは経度と緯度を測定する。なお、経度と緯度に加え高度も測定する場合には四個の軍事衛星を用いる。
ここで、IMU4は車両のヨーレートを検出するものであり、ステアリングセンサ5は車両の操舵装置に設けられて操舵角を検出するものである。タッチパネル8はユーザが目的地等の探索条件を入力する入力装置であり、データベース10はCD−ROMやDVD−ROM等の記憶媒体により構成され、表示用の地図情報と、探索用の地図情報を格納し記憶している。ディスプレイ6は入力された目的地をもとにカーナビゲーションECU2の探索部2aが探索した経路をカーナビゲーションECU2の案内部2bの指令に基づき表示用の地図情報とともに表示するものである。
また、ABS11は制動時の車輪のロックを防止する装置であり、その制御に用いるための車速を図示しない車輪速センサから取得しており、カーナビゲーションECU2はその車速をABS11からCAN等の通信規格による伝送により取得している。
さらに、受信機9は光あるいは電波ビーコンに準拠したものであり、VICS(Vehicle Information & Communication System:道路交通情報システム)からの道路情報(渋滞情報を含む)を受信する。
上述したGPS受信アンテナ3を用いたカーナビゲーションECU2の探索部2aによる自車の位置の測定は、軍事衛星からの電波を利用する特性上、高層ビルの谷間に自車が位置する場合やトンネル内を自車が走行している場合、あるいは、高架橋の下を自車が走行している場合などでは軍事衛星からの電波をGPS受信アンテナ3が受信できないため、自車の位置が測定できないという問題が生じる。
このため、GPS受信アンテナ3が軍事衛星から電波を受信できない場合には、カーナビゲーションECU2の探索部2aは、ABS11が検出した車速とIMU4が検出したヨーレート、ステアリングセンサ5が検出した操舵角をもとにして、自車の移動距離と方向を計算して自車の位置を測定する。これにより、GPS受信アンテナ3を用いた自車の位置の測定と併せて、トータルの自車位置の測定の精度を高めている。
そして、カーナビゲーションECU2の案内部2bは、データベース10内の表示用の地図情報と、上述した方法により測定した自車の位置と、タッチパネル9により入力された目的地と、探索部2aにより探索された経路とを併せてディスプレイ7に表示する。
さらに、カーナビゲーションECUの案内部2bは、探索部2aにより探索された経路上の交差点のうち、右折又は左折する交差点、つまりは案内対象となる交差点の例えば直前700m、300m、100mの三箇所において、音声によりユーザに対して「次の交差点を右折です。」「次の交差点を左折です。」等の案内を行う。
加えて、カーナビゲーションECU2の直前案内部2cは、探索部2aにより探索された経路上の交差点のうち、右折又は左折する交差点、つまりは案内対象となる交差点の例えば直前30mにおいて、以下に述べる場合を除いて、「ポンポン」等のビープ音よりなる警報音によりユーザに対して右折又は左折する次の交差点の再確認を促す直前案内を行って、案内部2bによる案内を補足する。
さらに、カーナビゲーションECU2の直前案内部2cは、探索部2aの探索した経路、距離測定部2dの測定した距離に基づき、以下の場合において直前案内を行わない。
すなわち、直前案内部2cは、経路上の自車位置の前方に隣接する案内対象交差点と、その経路上の手前に隣接する案内対象交差点との距離が例えば500m以上である場合には、前者の案内対象交差点の識別が容易であるため、直前案内を行わない。
このように、案内対象交差点のうちユーザにとって識別が容易であるものについては直前案内を行わないことにより、ユーザが煩わしさを感じることを防止することができる。
以上述べた本発明による車両用経路案内装置1の制御内容を図2に示すフローチャートを用いて説明する。
S1において、タッチパネル8により目的地の入力がなされ、S2において、自動音声案内を有効にする入力が同じくタッチパネル8によりなされると、S3において、カーナビゲーションECU2の探索部2aは自車位置を測定し、S4において、探索部2aはデータベース10の探索用の地図情報と自車位置と目的地から経路を探索し、案内部2bにより経路を案内する。
S5において、カーナビゲーションECU2の距離測定部2dは、データベース10内の探索用の地図情報により、探索部2aの探索した経路上の隣接する案内対象交差点間の距離を測定する。
S6において、カーナビゲーションECU2の探索部2bは自車の位置を測定する。
S7において、カーナビゲーションECU2の直前案内部2cは、経路上の自車位置の前方に隣接する案内対象交差点とその経路上の手前に隣接する案内対象交差点との距離が500m以上であるかどうかを判定し、500m以上であると判定する場合には、S9にすすんで、直前案内を行わず、経路上の自車位置の前方に隣接する案内対象交差点とその経路上の手前に隣接する案内対象交差点との距離が500m以上でないと判定する場合には、S8にすすんで直前案内を行う。
S10において、カーナビゲーションECU2の直前案内部2cは、目的地に到達したかどうかを判定し、目的地に到達したと判定した場合には制御を終了し、目的地に到達したと判定しない場合には、S6に戻って、S6からS9までの処理を繰り返し行う。
以上述べた制御により、案内対象交差点のうちユーザにとって識別が容易であるものについては直前案内を行わないことができ、ユーザが煩わしさを感じることを防止することができる。
なお、実施例1では、経路上の自車位置の前方に隣接する案内対象交差点と、その経路上の手前に隣接する案内対象交差点との距離が例えば500m以上である場合には、前者の案内対象交差点の識別が容易であるため、直前案内を行わないこととしたが、これに加えて、この距離が例えば50m以下である場合にも、直前案内を行うことをユーザが煩わしく感じるおそれがあるため、直前案内を行わないこともできる。
以上述べた実施例1では、経路上の隣接する案内対象交差点間の距離に応じて、直前案内の要否を判定したが、案内対象交差点と直前の非案内対象交差点との関係により直前案内の要否を判定することも有用である。以下にそれについての実施例を示す。
図3は、本発明に係る車両用経路案内装置の一実施形態を示すブロック図である。
車両用経路案内装置21は、カーナビゲーションECU22(Electronic Control Unit)と、GPS受信アンテナ3と、IMU4と、ステアリングセンサ5と、ディスプレイ6と、スピーカ7と、タッチパネル8と、受信機9と、データベース10とを備えて構成され、さらに、カーナビゲーションECU22には、ABS11がCANあるいはFrexRay等の通信規格により接続される。なお実施例1と共通する構成要素については同一の符号を付して個々の説明は省略している。
カーナビゲーションECU22は、例えばCPU、ROM、RAMおよびそれらを相互に接続するデータバスから構成され、ROMに格納されたプログラムに従い、以下に述べるそれぞれの制御を行う探索部22a、案内部22b、直前案内部22c、非案内対象交差点検出部22e、認識部22fとして機能するものである。なお、探索部22a、案内部22bは実施例1の探索部2a、案内部2bと同様のものであるため前提となる部分の説明は省略し、以下では実施例2に特有の構成について主に説明する。
カーナビゲーションECU22の直前案内部22cは、探索部22aにより探索された経路上の交差点のうち、右折又は左折する交差点、つまりは案内対象となる交差点の例えば直前30mにおいて、以下に述べる場合を除いて、「ポンポン」等のビープ音よりなる警報音によりユーザに対して右折又は左折する次の交差点の再確認を促して直前案内を行い、案内部22bの音声による案内を補足する。
また、カーナビゲーションECU22の非案内対象交差点検出部22eは、探索部22aが探索した経路上において、データベース10内の探索用の地図情報により、左折又は右折を行わず従って案内対象とならない交差点(非案内対象交差点)とそのリンク情報を検出し、カーナビゲーションECU22の認識部22fは、その非案内対象交差点のリンク情報により、その非案内対象交差点が右折又は左折禁止であるかどうかを認識する。
さらに、カーナビゲーションECU22の直前案内部22cは、探索部22aの探索した経路、非案内対象交差点検出部22eの検出した非案内交差点、認識部22fの認識した非案内交差点の右折あるいは左折禁止であるかどうかの情報に基づき、以下の場合において直前案内を行わない。
すなわち、直前案内部22cは、経路上の自車位置の前方に隣接する右折する案内対象交差点の経路上の手前に右折禁止の非案内対象交差点がある場合には、隣接する案内対象交差点と非案内対象交差点の識別が容易であるため、直前案内を行わない。同様に、直前案内部22cは、経路上の自車位置の前方に隣接する左折する案内対象交差点の経路上の手前に左折禁止の非案内対象交差点がある場合にも、隣接する案内対象交差点と非案内対象交差点との識別が容易であるため、直前案内を行わない。
このように、案内対象交差点のうちユーザにとって識別が容易であるものについては直前案内を行わないことにより、ユーザが煩わしさを感じることを防止することができる。
以上述べた本発明による車両用経路案内装置21の制御内容を図4に示すフローチャートを用いて説明する。
S11において、タッチパネル8により目的地の入力がなされ、S12において、自動音声案内を有効にする入力が同じくタッチパネル8によりなされると、S13において、カーナビゲーションECU22の探索部22aは自車位置を測定し、S14において、探索部22aはデータベース10の探索用の地図情報と自車位置と目的地から経路を探索して、案内部22bによりこの経路を案内する。
S15において、カーナビゲーションECU22の非案内対象交差点検出部22eは、データベース10内の探索用の地図情報により、経路上の、右折又は左折をしないつまりは案内対象とならない非案内対象交差点と、その非案内対象交差点のリンク情報を検出する。
S16において、カーナビゲーションECU22の認識部22fは、非案内対象交差点検出部22eが検出したリンク情報をもとに、この非案内対象交差点が右折又は左折禁止であるかどうかを認識する。
S17においてカーナビゲーションECU22の探索部22bは自車の位置を測定する。
S18において、カーナビゲーションECU22の直前案内部22cは、経路上の自車位置の前方に隣接する右折する案内対象交差点の経路上の手前に右折禁止の非案内対象交差点があるかどうかを判定し、判定する場合には、S21にすすんで、直前案内を行わず、経路上の自車位置の前方に隣接する右折する案内対象交差点の手前に右折禁止の非案内対象交差点があると判定しない場合には、S19にすすむ。
S19において、カーナビゲーションECU22の直前案内部22cは、経路上の自車位置の前方に隣接する左折する案内対象交差点の経路上の手前に左折禁止の非案内対象交差点があるかどうかを判定し、判定する場合には、S21にすすんで、直前案内を行わず、経路上の自車位置の前方に隣接する左折する案内対象交差点の手前に左折禁止の非案内対象交差点があると判定しない場合には、S20にすすみ、直前案内を行う。
S22において、カーナビゲーションECU22の直前案内部22cは、目的地に到達したかどうかを判定し、目的地に到達したと判定した場合には制御を終了し、目的地に到達したと判定しない場合には、S17に戻って、S17からS21までの処理を繰り返し行う。
以上述べた制御により、案内対象交差点のうちユーザにとって識別が容易であるものについては直前案内を行わないことができ、ユーザが煩わしさを感じることを防止することができる。
以上述べた実施例1では、経路上の隣接する案内対象交差点間の距離に応じて、直前案内の要否を判定し、実施例2では案内対象交差点と直前の非案内対象交差点との関係により直前案内の要否を判定したが、案内対象交差点が渋滞しているかどうかにより直前案内の要否を判定することも有用である。以下にそれについての実施例を示す。
図5は、本発明に係る車両用経路案内装置の一実施形態を示すブロック図である。
車両用経路案内装置31は、カーナビゲーションECU32(Electronic Control Unit)と、GPS受信アンテナ3と、IMU(イナーシャメジャメントユニット)4と、ステアリングセンサ5と、ディスプレイ6と、スピーカ7と、タッチパネル8と、受信機9と、データベース10とを備えて構成され、さらに、カーナビゲーションECU32には、ABS(アンチロックブレーキシステム)11がCANあるいはFrexRay等の通信規格により接続される。なお実施例1、2と共通する構成要素については同一の符号を付し個々の説明は省略している。
カーナビゲーションECU32は、例えばCPU、ROM、RAMおよびそれらを相互に接続するデータバスから構成され、ROMに格納されたプログラムに従い、以下に述べるそれぞれの制御を行う探索部32a、案内部32b、直前案内部32c、渋滞情報取得部32gとして機能するものである。なお、探索部32a、案内部32bは実施例1の探索部2a、案内部2bあるいは実施例2の探索部22a、案内部22bと同様のものであるため前提となる部分の説明は省略し、以下では実施例3に特有の構成について主に説明する。
カーナビゲーションECU32の直前案内部32cは、探索部32aにより探索された経路上の交差点のうち、右折又は左折する交差点、つまりは案内対象となる交差点の例えば直前30mにおいて、以下に述べる場合を除いて、「ポンポン」等のビープ音よりなる警報音によりユーザに対して右折又は左折する次の交差点の再確認を促して案内部32bの音声による案内を補足する直前案内を行う。
ここでは、カーナビゲーションECU32の渋滞情報取得部32gは、光あるいは電波ビーコンに準拠した受信機9により、VICSから受信した道路情報ひいては渋滞情報を取得する。
さらに、カーナビゲーションECU32の直前案内部32cは、探索部32aの探索した経路、渋滞情報取得部32gの取得した渋滞情報に基づき、以下の場合において直前案内を行わない。
すなわち、直前案内部32cは、自車位置の前方に隣接する案内対象交差点が渋滞している場合には、案内対象交差点の識別が容易であるため、直前案内を行わない。
このように、案内対象交差点のうちユーザにとって識別が容易であるものについては直前案内を行わないことにより、ユーザが煩わしさを感じることを防止することができる。
以上述べた本発明による車両用経路案内装置31の制御内容を図6に示すフローチャートを用いて説明する。
S31において、タッチパネル8により目的地の入力がなされ、S32において、自動音声案内を有効にする入力が同じくタッチパネル8によりなされると、S33において、カーナビゲーションECU32の探索部32aは自車位置を測定し、S34において、探索部32aはデータベース10の探索用の地図情報と自車位置と目的地から経路を探索し、案内部32bによりこの経路を案内する。
S35において、カーナビゲーションECU32の渋滞情報取得部32gは受信機9の受信した道路情報のうち渋滞情報を取得し、S36においてカーナビゲーションECU32の探索部32bは自車の位置を測定する。
S37において、カーナビゲーションECU32の直前案内部32cは、経路上の自車位置の前方に隣接する案内対象交差点が渋滞しているかどうかを渋滞情報により判定し、渋滞していると判定する場合には、S38にすすんで直前案内を行い、渋滞していないと判定する場合には、S39にすすんで直前案内を行わない。
S40において、カーナビゲーションECU32の直前案内部32cは、目的地に到達したかどうかを判定し、目的地に到達したと判定した場合には制御を終了し、目的地に到達したと判定しない場合には、S35に戻って、S35からS39までの処理を繰り返し行う。
以上述べた制御により、案内対象交差点のうちユーザにとって識別が容易であるものについては直前案内を行わないことができ、ユーザが煩わしさを感じることを防止することができる。
以下に以上述べた本発明に係わる車両用経路案内装置の実施例1〜3を適用しうる経路の一例と当該経路を運転した場合の制御内容を、図を用いて説明する。図7は本発明に係わる車両用経路案内装置を適用しうる経路を示す模式図である。ここでは車両用経路案内装置のカーナビゲーションECUは実施例1〜3に示した探索部、案内部、直前案内部、距離測定部、非案内対象交差点検出部、認識部、渋滞情報取得部の全てを具備して全ての制御を行うものとする。
図7中、細い実線及び太い実線は道路を示し、太い実線は案内された経路を示しており、A、B、C、D、E、Fは交差点を、くさび形状は自車位置を示す。交差点Aにおいて経路は左折し、交差点Bにおいて経路は右折しており、交差点Cにおいて経路は左折しており、交差点Eにおいて経路は右折しており、交差点Fにおいて経路は左折しているため、交差点A、B、C、E、Fは案内対象交差点となり、交差点Dは直進であるため、非案内対象交差点となる。各案内対象交差点間の距離AB、BC、CE、EFのうち500mより大きいのはBCのみである。さらに、交差点Dは右折禁止の交差点であり、交差点Fを構成する経路上のリンクは渋滞しているものとする。
自車位置が交差点Aと交差点Bとの間に位置する場合において、交差点Aと交差点Bの距離ABが500mより小さいので、交差点Bの直前に車両用経路案内装置は直前案内を行う。
自車位置が交差点Bと交差点Cとの間に位置する場合において、交差点Bと交差点Cの距離BCは500mより大きいので、交差点Cの直前では車両用経路案内装置は直前案内を行わない。
自車位置が交差点Cと交差点Eとの間に位置する場合においては、交差点Cと交差点Eとの距離CEは500mより小さいものの、交差点Eの経路は右折であり、その経路上の手前に隣接する交差点Dが右折禁止であるため、交差点Eの直前においては、車両用経路案内装置は直前案内を行わない。
自車位置が交差点Eと交差点Fとの間に位置する場合においては、交差点Eと交差点Fとの距離EFは500mより小さいものの、交差点Fは経路方向に渋滞しているため、交差点Fの直前においては、車両用経路案内装置は直前案内を行わない。
このように、案内対象交差点のうちユーザにとって識別が容易であるものについては車両用経路案内装置が直前案内を行うことを停止して、ユーザが煩わしさを感じることを防止することができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。例えば、車速はABS11から取得することに限られず、例えばトランスミッションの出力軸の回転数等に基づいて取得することも可能である。また、上述したような実施例1〜3を適宜組み合わせて実施することも可能である。
本発明は、直前案内が不要な場合には直前案内を停止して、ユーザが煩わしさを感じることを防止することができる車両用経路案内装置に関するものであり、比較的軽微な制御上の変更により、所望の効果を得ることができるので、乗用車、トラック、バス等の様々な車両に適用して有益なものである。
本発明に係る車両用経路案内装置の一実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る車両用経路案内装置の一実施形態の制御内容を示すフローチャートである。 本発明に係る車両用経路案内装置の他の実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る車両用経路案内装置の他の実施形態の制御内容を示すフローチャートである。 本発明に係る車両用経路案内装置の他の実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る車両用経路案内装置の他の実施形態の制御内容を示すフローチャートである。 本発明に係る車両用経路案内装置を適用し得る経路の一例を示す模式図である。
符号の説明
1 車両用経路案内装置
2 カーナビゲーションECU
3 GPSアンテナ
4 IMU
5 ステアリングセンサ
6 ディスプレイ
7 スピーカ
8 タッチパネル
9 受信機
10 データベース
11 ABS
21 車両用経路案内装置
22 カーナビゲーションECU
31 車両用経路案内装置
32 カーナビゲーションECU

Claims (2)

  1. 入力された目的地に基づき経路上の右折又は左折する交差点を案内する案内手段と、前記経路上の前記案内手段の案内対象となる交差点の直前において前記案内手段による案内を補足する直前案内を行う直前案内手段とを備える車両用経路案内装置であって、
    前記経路上の前記案内手段の案内対象となる交差点と当該交差点に隣接して前記経路上の手前に位置する前記案内手段の案内対象となる交差点との間の距離を測定する距離測定手段を備えるとともに、当該距離測定手段が測定した前記距離に応じて、前記直前案内手段が当該交差点における直前案内を行わないことを特徴とする車両用経路案内装置。
  2. 前記距離測定手段の測定した前記距離が所定距離以上である場合に前記直前案内手段が直前案内を行わないことを特徴とする請求項1に記載の車両用経路案内装置。
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