JP4776100B2 - 枕装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、畳や床等に配置して使用する組立及び収容が自在な枕装置に関するものである。
【0002】
【関連技術】
畳や床の上で寝そべって昼寝をしたり、テレビを見ることがある。このような場合、畳や床は硬いため直接頭部を置くと痛く、また頭部を若干体よりも高く上げた姿勢の方が快適と感じることが多い。
【0003】
そこで、人によっては枕やクッションを敷いて頭部を支えたり、肘枕をして頭部を支えたりする。
【0004】
しかしながら、寝そべりながらの肘枕は、それが短時間ならば快適であるが、長時間ともなると肘枕をしている腕が頭部の重みと硬い畳や床等に圧迫されて痛みやしびれを覚える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した問題点を解決するためになされたもので、寝そべりながら肘枕をする際に、快適に頭部を支えることができ、かつ組立及び収容が自在で簡便な枕装置を提供することを目的とする。
【0006】
【発明が解決しようとする手段】
上記課題を解決するために、本発明の枕装置は、基端側から人間が寝そべることができるようにした基台と、該基台の先端から出没自在に設けられた枕部材と、該基台と引き出された該枕部材との間に肘置き部が形成されるようにした枕装置であり、前記基台と、該基台の後背部から下部中央付近に亘り開穿されたT字ロッド入庫室と、該T字ロッド入庫室に入庫された出没自在なT字ロッドと、該基台に開穿された少なくとも1以上の連結パイプ入庫室と、該連結パイプ入庫室に入庫された少なくとも1本以上の連結パイプと、該基台に設けられた枕部材を出し入れ自在に収納する枕部材入庫室と、該枕部材入庫室に収納された枕部材と、該枕部材入庫室の上部開口部を開閉自在に閉塞する当て蓋盤と、からなり、使用時には、該T字ロッド入庫室から該T字ロッドを引き出し、該連結パイプ入庫室から該連結パイプを取り出して該引き出されたT字ロッドに立設し、該当て蓋盤を開いて前記開口部を開口し、該枕部材入庫室から該枕部材を取り出して該連結パイプに係止し、該当て蓋盤を閉めて該上部開口部を閉塞することによって人間が寝そべることができるようにし、収納時には、該T字ロッド、該連結パイプ及び該枕部材をそれぞれ該基台に収納することができるようにしたことを特徴とする。
【0007】
さらに、該基台が基端方向下方に傾斜するテーパ面を有する側面略不等辺四辺形の箱様体であるのが好ましい。
【0008】
前記基台と、該基台の後背部から下部中央付近に亘り開穿されたT字ロッド入庫室と、該T字ロッド入庫室に入庫された出没自在なT字ロッドと、該基台に開穿された少なくとも1以上の連結パイプ入庫室と、該連結パイプ入庫室に入庫された少なくとも1本以上の連結パイプと、該基台に設けられた枕部材を出し入れ自在に収納する枕部材入庫室と、該枕部材入庫室に収納された枕部材と、該枕部材入庫室の上部開口部を開閉自在に閉塞する当て蓋盤と、からなり、使用時には、該T字ロッド入庫室から該T字ロッドを引き出し、該連結パイプ入庫室から該連結パイプを取り出して該引き出されたT字ロッドに立設し、該当て蓋盤を開いて前記開口部を開口し、該枕部材入庫室から該枕部材を取り出して該連結パイプに係止し、該当て蓋盤を閉めて該上部開口部を閉塞することによって人間が寝そべることができるようにし、収納時には、該T字ロッド、該連結パイプ及び該枕部材をそれぞれ該基台に収納することができるようにすれば好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明するが、図示例はあくまでも例示的なものであり、本発明の技術思想から逸脱しない限り図示例以外にも種々の変形が可能なことはいうまでもない。
【0010】
図1は収納時の本発明の枕装置の一つの実施の形態を示す斜視的概略説明図、図2は収納時の本発明の枕装置の一つの実施の形態を示す平面図であって、(a)は図1の平面図、(b)は受台部材の機構を示す部分平面説明図である。図3は使用時の本発明の枕装置の1つの実施の形態を示す側断面図、図4は使用時の本発明の枕装置の1つの実施の形態を示す斜視的概略説明図、図5は収納時の本発明の枕装置の1つの実施の形態を示す側断面図であって、(a)は基台の側断面図、(b)はT字ロッドの部分平面概略図、(c)はT字ロッドの溶接箇所を示した部分側面図である。図6は本発明の枕装置の1つの実施の形態を示す側断面図であって、(a)は本発明の枕部材の受台部材に好適に用いられるピンの動作を示す摘示説明図で、(b)は該受台部材の動作を示す摘示説明図である。図7は本発明の枕装置の一つの実施の形態を示す垂直断面図、図8は本発明の枕装置に好適に用いられる当て蓋盤の1つの実施の形態を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側断面図である。図9は本発明の枕装置に好適に用いられる連結パイプと枕部材をピンにより固定する場合を示す摘示説明図であって、(a)は側断面図、(b)は枕部材と連結パイプの係止状態をしめす摘示部分断面図、(c)は連結パイプの連結に使われるピンの結合動作を示す説明図である。図10は本発明に係る枕装置の一つの実施例をしめす概略説明図である。
【0011】
図1において、Mは本発明に係る枕装置で、側面略不等辺四辺形の箱様体である基台Aと、該基台Aの後背部から下部中央付近に亘り開穿されたT字ロッド入庫室14と、該T字ロッド入庫室14に入庫された出没自在なT字ロッド8と、該基台Aに開穿された連結パイプ入庫室16a,16bと、該連結パイプ入庫室16a,16bに入庫された連結パイプ10a,10bと、該基台Aに設けられた枕部材4を出し入れ自在に収納する枕部材入庫室20と、該枕部材入庫室20に収納された枕部材4と、該枕部材入庫室の上部開口部を開閉自在に閉塞する当て蓋盤2から構成されている。図示の例では、連結パイプを2本設けた例を示したが、少なくとも1本以上の連結パイプを設ければよく特別の限定はない。
【0012】
また図1において、前記T字ロッドの短尺部の両端には、該基台Aと引き出された該T字ロッドとが畳や床等に衡平に跨設されるように、受台部材24a,24bが回動自在に挿着され、ピン6f,6gにより固定されている。
【0013】
該受台部材には、図2(a)(b)に示される如く、複数のピン孔28が開穿されている。これにより、受台部材24a,24bはピン6f,6gにより伸縮自在に適宜位置で係止固定され、適宜位置にて該T字ロッド8を支持することが可能となる。
【0014】
図3に示されるごとく、該T字ロッド8の先端部には、該T字ロッドが基台Aから抜け落ちるのを防止するため、図示のように該先端部を若干太くしておくか或いはフック状のもの等を取付けておくことがより好ましい。図示の例では、該先端部を若干太くした例を示した。また、該T字ロッド8の長尺部には複数のピン孔30が開穿されており、これにより、該T字ロッド8はピン6aにより伸縮自在に係止され固定せしめられる。該基台Aから該T字ロッド8を引き出すことにより、該基台Aと該枕部材4との間に肘置き部22が形成される。
【0015】
図4において、該連結パイプ10bは該T字ロッド8に立設されてピン等で係止され、該連結パイプ10aは該連結パイプ10bに伸縮自在に連結される。該連結パイプ10aの先端部には該枕部材4が着脱自在に挿着されピン等で係止固定されている。
【0016】
図5では、T字ロッド8及び枕部材4はピン6a,6bによってそれぞれ固定されている。なお、図示されてはいないが、当て蓋盤2はピン又はビス等により固定しておくのが好ましい。
【0017】
図6(a),6(b)によく示される如く、前記T字ロッドの短尺部の両端には、該基台Aと引き出された該T字ロッドとが畳や床等に衡平に跨設されるように、受台部材24が回動自在に挿着されている。図6(a)において、該T字ロッドの短尺部後端に差し込まれたピン6を引き抜き、図6(b)に示したように90°回動せしめた受台部材24の後端部に該ピン6を差し込む。
【0018】
図7において、6d,6eは当て蓋盤2を固定するためのピンである。図示例のように、適宜位置にて当て蓋盤2を固定するのが好適である。
【0019】
なお、本発明の枕装置に用いられる当て蓋盤としては、該枕装置を用いて寝そべった使用者がより快適に過ごせるように、図8(b)によく示した如く、当て蓋盤を裏返して使用すれば使用者が寝そべった際に触れる面が滑らかに感じるように裏面を弧状に形成するのがより好適である。
【0020】
図9(a)において、本発明の枕装置に好適に用いられる連結パイプの連結状態を示す図示例として連結パイプ10bにはクランク状の切り込みが入れられている。これにより、連結パイプ10a,10bは伸縮自在に適宜位置に調整して固定せしめられる。また、図9(a),(b),(c)によく示される如く、前記枕部材はピン等で固定することが好ましい。
【0021】
以上述べた構成により、本発明の一つの実施の形態の使用手順例を説明する。まず、基台Aに設けられた当て蓋盤2を開けて枕部材入庫室の上部を開口し、枕部材4を取り出す。
【0022】
次に、T字ロッド入庫室14からT字ロッド8を適宜位置まで引き出し、ピン6aをピン孔30のいずれかに挿入し、該T字ロッド8を適宜位置で係止固定することにより肘置き部22を形成する。該T字ロッドの短尺部の両端に設けられた受台部材24a,24bは回動せしめ、該引き出されたT字ロッドと該基台Aとが畳や床等に衡平に跨設されるように適宜位置にてピン6f,6gで係止固定する。
【0023】
該取り出された当て蓋盤2は裏返しにして、弧状に形成された裏面が上面にくるようにして該開口された枕部材入庫室の開口部を閉塞し、ピン6dによりピン止めする。
【0024】
さらに、連結パイプ入庫室16a,16bから2本の連結パイプ10a,10bを取り出す。該取り出された連結パイプ10bの基端部を該T字ロッド8にピン止めして立設し、該連結パイプbの先端部には該連結パイプ10aの基端部がクランク止めにて適宜位置に係止固定される。
【0025】
該連結パイプ10aの先端部には、枕部材4をピン6bで係止固定することにより、本発明の枕装置の使用状態となる。なお、該T字ロッド8の引き出し位置及び該連結パイプ10a,10bのクランク止め位置は、使用者の肘の高さ及び肘を曲げて該肘置き部22に置いた際に快適となる位置であればよく、特別の限定はない。
【0026】
上記のようにして組み立てた状態の本発明の枕装置を使用して使用者が寝そべった状態の一例を図10に示す。図示例から明らかな如く、本発明の枕装置を用いて寝そべった使用者は、該基台Aと該T字ロッド8との間に形成された肘置き部22に肘を曲げた状態で置くことができる。なお、使用者の好みにより、肘を曲げた状態とせずに腕を前に投げ出した姿勢をとる等の種々の姿勢の変形が可能なことは勿論である。
【0027】
なお、本発明の枕装置は図1に示したような収納状態のままでも、通常の枕として使用することが可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の枕装置によれば、寝そべりながら肘枕をする際に、快適に頭部を支えることができ、かつ組立及び収容が自在で簡便であるという著大な効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 収納時の本発明の枕装置の一つの実施の形態を示す斜視的概略説明図である。
【図2】 収納時の本発明の枕装置の一つの実施の形態を示す平面図であって、(a)は図1の平面図、(b)は受台部材の機構を示す部分平面説明図である。
【図3】 使用時の本発明の枕装置の1つの実施の形態を示す側断面図である。
【図4】 使用時の本発明の枕装置の1つの実施の形態を示す斜視的概略説明図である。
【図5】 収納時の本発明の枕装置の1つの実施の形態を示す側断面図であって、(a)は基台の側断面図、(b)はT字ロッドの部分平面概略図、(c)はT字ロッドの溶接箇所を示した部分側面図である。
【図6】 本発明の枕装置の1つの実施の形態を示す側断面図であって、(a)は本発明の枕部材の受台部材に好適に用いられるピンの動作を示す摘示説明図で、(b)は該受台部材の動作を示す摘示説明図である。
【図7】 本発明の枕装置の一つの実施の形態を示す垂直断面図である。
【図8】 本発明の枕装置に好適に用いられる当て蓋盤の1つの実施の形態を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側断面図である。
【図9】 本発明の枕装置に好適に用いられる連結パイプと枕部材をピンにより固定する場合を示す摘示説明図であって、(a)は側断面図、(b)は枕部材と連結パイプの係止状態をしめす摘示部分断面図、(c)は連結パイプの連結に使われるピンの結合動作を示す説明図である。
【図10】 本発明に係る枕装置の一つの実施例をしめす概略説明図である。
【符号の説明】
2:当て蓋盤、4:枕部材、6,6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g:ピン、8:T字ロッド、10,10a,10b:連結パイプ、12:テーパ面、14:T字ロッド入庫室、16a,16b:連結パイプ入庫室、18:当て蓋盤入庫室、20:枕部材収容室、22:肘置き部、24,24a,24b:受台部材、26:溶接部、28,30:ピン孔、A:基台、F:畳又は床、H:使用者、M:枕装置。
Claims (2)
- 基端側から人間が寝そべることができるようにした基台と、該基台の先端から出没自在に設けられた枕部材と、該基台と引き出された該枕部材との間に肘置き部が形成されるようにした枕装置であり、前記基台と、該基台の後背部から下部中央付近に亘り開穿されたT字ロッド入庫室と、該T字ロッド入庫室に入庫された出没自在なT字ロッドと、該基台に開穿された少なくとも1以上の連結パイプ入庫室と、該連結パイプ入庫室に入庫された少なくとも1本以上の連結パイプと、該基台に設けられた枕部材を出し入れ自在に収納する枕部材入庫室と、該枕部材入庫室に収納された枕部材と、該枕部材入庫室の上部開口部を開閉自在に閉塞する当て蓋盤と、からなり、使用時には、該T字ロッド入庫室から該T字ロッドを引き出し、該連結パイプ入庫室から該連結パイプを取り出して該引き出されたT字ロッドに立設し、該当て蓋盤を開いて前記開口部を開口し、該枕部材入庫室から該枕部材を取り出して該連結パイプに係止し、該当て蓋盤を閉めて該上部開口部を閉塞することによって人間が寝そべることができるようにし、収納時には、該T字ロッド、該連結パイプ及び該枕部材をそれぞれ該基台に収納することができるようにした枕装置。
- 前記基台が基端方向下方に傾斜するテーパ面を有する側面略不等辺四辺形の箱様体であることを特徴とする請求項1記載の枕装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001186793A JP4776100B2 (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 枕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001186793A JP4776100B2 (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 枕装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003000414A JP2003000414A (ja) | 2003-01-07 |
| JP4776100B2 true JP4776100B2 (ja) | 2011-09-21 |
Family
ID=19026188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001186793A Expired - Fee Related JP4776100B2 (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 枕装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4776100B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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2001
- 2001-06-20 JP JP2001186793A patent/JP4776100B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2003000414A (ja) | 2003-01-07 |
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