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JP4776237B2 - 座標入力制御システムおよび座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラム - Google Patents
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座標入力制御システムおよび座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、相対座標入力手段および絶対座標入力手段の双方を備える座標入力装置についての座標入力制御システムおよびこの座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
コンピュータのディスプレイ画面上のカーソルを移動操作する座標入力装置には、相対座標入力によるものと絶対座標入力によるものとがある。
相対座標入力による座標入力装置は、ディスプレイ画面上におけるカーソルの目標位置を、カーソルの現在位置から目標位置までの移動量によって画定するものである。具体例としては、マウス、ジョイスティック、トラックボールなどがある。例えばボール式マウスの場合、マウスに内蔵されたボールを回転させ、その回転量に基づいてマウスのX方向およびY方向の移動量の検出を行い、そのデータを相対移動データとしてコンピュータの制御処理部に出力する。コンピュータは、受信した相対移動座標データに基づいて、ディスプレイ画面上のカーソルを移動させる制御を行う。
絶対座標入力による座標入力装置には、座標平面上の原点を基準として目標位置の座標を直接に画定するものである。具体例としては、タッチパネル、タブレットなどがあり、多くの場合、絶対座標入力機能とディスプレイ機能とを同時に有している。例えばタッチパネルの場合、ディスプレイ機能を兼ね備えたタッチパネル上の目標位置に指、ペン、スタイラスペンなどで触れると、その目標位置に関する絶対座標データが生成され、コンピュータの制御処理部に出力される。コンピュータは、受信した絶対移動座標データに基づいて、タッチパネルに触れた位置に対応するディスプレイ画面上にカーソルを表示する制御を行う。
また近年では、相対座標入力手段および絶対座標入力手段の双方の機能を兼ね備えた座標入力装置も提案されている(例えば、特許文献1および2参照)。一具体例を挙げると、タブレット型コンピュータにマウスを接続したようなものである。
特開平5−165511号公報 特開平2−253422号公報
座標入力装置が相対座標入力手段および絶対座標入力手段の双方を備えるような場合であっても、通常、ディスプレイ画面上に表示されるカーソルは1つである。つまりユーザは、必要に応じて相対座標入力または絶対座標入力を使い分け、ディスプレイ画面上のカーソルを移動させることになる。このとき、コンピュータの座標入力制御システムは、座標入力装置内の相対座標入力手段により生成された相対座標データあるいは絶対座標入力手段により生成された絶対座標データのいずれかを用いて、ディスプレイ画面上のカーソル位置を設定する。
しかしながら、相対座標入力と絶対座標入力との切替えの前後に、ディスプレイ画面上のカーソルの位置が著しく変化するような場合には、ユーザの座標入力装置に対する操作に対して次に説明するような不便が生じる問題がある。図5は、従来例による相対座標入力手段および絶対座標入力手段を備える座標入力装置の問題点を説明する図である。この図においては、座標入力装置は、絶対座標入力手段であるタッチパネル52と相対座標入力手段であるマウス51と備えるものとする。タッチパネル52は、絶対座標入力機能のほかにディスプレイ機能も有しているが、図示の例では、カーソル50がタッチパネル52のディスプレイ画面上に黒字の太い矢印で表示されるとする。また、参照番号53は、例えば机やテーブルなどの操作スペースにおいてマウス51が操作可能な物理的な範囲(以下、「マウス操作可能スペース」と称する。)を示している。
まず、図5(a)に示すような位置にそれぞれ、タッチパネル52のディスプレイ画面上にカーソル50が示され、マウス操作可能スペース53内にマウス51が存在するものとする。このとき、タッチパネル52のディスプレイ画面上のカーソル50を、図中点線の矢印に示される方向にマウス51を使って移動させたい場合、すなわちマウス51を使った相対座標入力操作を行う場合は、マウス51を、マウス操作可能スペース53内において図中点線の矢印に示される方向に移動操作すればよく、また、このための操作領域が図示のようにマウス操作可能スペース53内に十分に確保されているので、ユーザはそのような入力操作がストレスなく可能である。
一方、マウス51ではなくタッチパネル52の座標入力機能を使って絶対座標入力操作を行って図5(b)に示すような位置にカーソル50を表示させたい場合には、ユーザは自分の指54でタッチパネル52上の当該位置にタッチ操作すればよい。
絶対座標入力操作を行って図5(b)に示すような位置にカーソル50を表示させた後では、マウス51は、マウス操作可能スペース53内の、図5(c)に示す位置にいまだ存在したままである。このような場合、タッチパネル52のディスプレイ画面上のカーソル50をマウス51を使って図中点線の矢印に示される方向に移動させたくても、図5(c)に示すように、マウス51に対してそのような移動操作をするだけの領域がマウス操作可能スペース53内には確保されていない。したがって、ユーザは、図5(d)に示すように、マウス51を一旦持ち上げてマウス51の移動操作に不自由の生じない位置に改めて置き直す、といった余分な操作をすることになる。この余分な操作は、一連の座標入力操作を一時的に中断するものであり、ユーザは煩わしく感じるものである。例えば、絶対座標入力操作に入る前の相対座標入力操作終了時点にカーソル50があった位置(図5(a)に示す。)から、再びマウス51を使いたいような状況も多く、この場合、上記のような問題が生じる。
従って本発明の目的は、上記問題に鑑み、相対座標入力手段および絶対座標入力手段を備える座標入力装置について、相対座標入力と絶対座標入力との切替えの前後において違和感無くスムースにカーソルを操作することを可能にする座標入力制御システムおよびこの座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することにある。
上記目的を実現するために、本発明においては、座標入力装置内の相対座標入力手段により生成された相対座標データあるいは絶対座標入力手段により生成された絶対座標データのいずれかを用いてディスプレイの画面上のカーソル位置を設定する座標入力制御システムは、絶対座標入力手段から絶対座標データを受信したときには、当該絶対座標データの受信を検知する直前のディスプレイの画面上におけるカーソル位置の座標を最終座標として取得する。そして、当該絶対座標データを受信し終わってから所定の時間経過後には、取得した上記最終座標にカーソル位置を再設定する。
すなわち、本発明においては、絶対座標入力から相対体座標入力に切り替わったときには、当該絶対座標入力前の相対座標入力時カーソルが最後に表示されていたディスプレイ画面上の位置に、カーソルが戻され、表示しなおされる。なお、絶対座標入力から相対座標入力に切り替わっても、カーソルを上述のように戻さずに、絶対座標入力終了時点におけるカーソル位置から相対座標入力を再開できるようにしてもよい。
上記の座標入力制御処理は、コンピュータの演算処理装置が実行することができるソフトウェアプログラム形式で実現できる。
図1は、本発明による座標入力制御システムの原理ブロック図である。
本発明によれば、座標入力装置2内の相対座標入力手段21により生成された相対座標データあるいは絶対座標入力手段22により生成された絶対座標データのいずれかを用いて、ディスプレイ3の画面上のカーソル位置を設定する座標入力制御システム1は、相対座標入力手段21による相対座標データの生成処理から絶対座標入力手段22による絶対座標データの生成処理へ切り替わる直前の画面上におけるカーソル位置の座標を、最終座標として取得する取得手段11と、絶対座標入力手段22による絶対座標データの生成処理の完了後、取得した最終座標に画面上のカーソル位置を再設定する再設定手段12と、を備える。
また、本発明による座標入力制御システム1は、絶対座標入力手段22による絶対座標データの生成処理が完了してから再設定手段12による再設定処理が起動するまでの時間を設定可能な起動時間設定手段13をさらに備えるのが好ましい。
また、本発明による座標入力制御システム1は、再設定手段12による再設定処理の起動の許可もしくは禁止を切替え可能な切替手段14をさらに備えるのが好ましい。
なお、コンピュータ4内の座標入力制御システム1における上記各手段11〜14は、コンピュータ4が実行することができるソフトウェアプログラム形式で実現できる。上記各手段11〜14における処理手順(処理ステップ)をコンピュータ4に実行させるプログラムを作成することは、以下の説明を理解した当業者には容易に実施できる事項である。また、上記処理手順をコンピュータにより実行させるプログラムを記録媒体に格納するという事項も当業者には自明である。
本発明によれば、絶対座標入力が終了した後には、当該絶対座標入力前の相対座標入力時においてカーソルが最後に表示されていたディスプレイ画面上の位置に、カーソルが戻され、表示しなおされるので、絶対座標入力を終了して相対座標入力を開始する際において、従来例のようにマウス等の相対座標入力手段を一旦持ち上げ、当該相対座標入力手段の移動操作に不自由の生じない位置に改めて置き直す、といった余分な操作を不要にすることができ、これによりユーザは、相対座標入力と絶対座標入力との切替えの前後において違和感無くスムースにカーソルを操作することが可能となる。
図2は、本発明の実施例による座標入力制御システムの動作フローを示すフローチャートである。
本発明の実施例として、座標入力装置内の相対座標入力手段をマウスとし、絶対座標入力手段をタッチパネルとした場合について説明する。本実施例による座標入力制御システムはコンピュータ内に設けられる。なお、タッチパネルは、絶対座標入力機能のほかにディスプレイ機能も有している。
本実施例では、通常時はマウスによる座標入力が可能な相対座標入力モードにあり、タッチパネルがタッチ操作されると相対座標入力モードから絶対座標入力モードへ切り替わり、タッチパネルのタッチ操作が終了すると、絶対座標入力モードから再び相対座標入力モードに切り替わる。
絶対座標入力モードが終了して相対座標入力モードに切り替わって所定の時間が経過した後には、当該絶対座標入力モード前の相対座標入力モードにおいてカーソルが最後に表示されていたディスプレイ画面上の位置に、カーソルが戻され(すなわち再設定され)、表示しなおされる。
本実施例による座標入力制御システムは、図1を参照して説明した起動時間設定手段として、該所定の時間をカウントするためのタイマ(以下、「座標復元タイマ」と称する。)を備える。座標復元タイマを設ける理由は、タッチパネルの操作が終了して絶対座標入力モードから相対座標入力モードが切り替わったときに間髪を入れずにカーソルが表示しなおされてしまうと、ユーザはタッチパネルを使って座標入力作業を行ったのにもかかわらずその結果をディスプレイ画面上で認識することができないおそれがあるからである。この起動時間設定手段のためのユーザインタフェースについては後述する。
また本実施例では、絶対座標入力モードが終了して相対座標入力モードに切り替わったときの処理として、カーソルを上述のように戻す再設定処理を実行する場合か、あるいは絶対座標入力モードの終了時点におけるカーソル位置から相対座標入力を再開できるようにする場合(すなわち上記再設定処理を禁止する場合)かのいずれかをユーザが選択できるようにする。すなわち本実施例による座標入力制御システムは、上記2つの場合を切替可能な、図1を参照して説明した切替手段を備える。この切替手段のためのユーザインタフェースについては後述する。
座標入力制御システムは、座標入力装置内のマウスにより生成された相対座標データあるいはタッチパネルにより生成された絶対座標データのいずれかを受信し、受信したデータを用いてディスプレイの画面上のカーソル位置を設定する。座標入力制御システムは、マウスから受信した相対座標データに対しては何も処理を加えずに、そのままコンピュータ内のオペレーティングシステムへ送信する。
一方、タッチパネルから受信した絶対座標データに対しては、図2を参照して説明する一連の処理を実行する。一般に、タッチパネルが生成する座標入力データは、タッチパネルが指などでタッチされたときに最初に受信するON信号、タッチパネルがタッチされてから指が放されるまでの間に受信するMOVE信号、および、タッチパネルから放されたときに受信するOFF信号から構成される。図2のステップS101では、受信した当該絶対座標データに係る信号が、ON信号であるか、MOVE信号であるか、あるいは、OFF信号であるか、の判別を行う。
ステップS101においてON信号であったと判定された場合は、ステップS102へ進む。ON信号の受信は、今まさに相対座標入力モードから絶対座標入力モードに切り替わったことを意味する。
ステップS102では、本実施例における絶対座標入力モードにおける一連の処理が終了しているかを示す座標処理終了フラグがセットされているか否かを判定する。座標処理終了フラグがセットされていると判定された場合は、該絶対座標入力モードにおける一連の処理が終了していることを示すことになってしまうので、これを解消するためにステップS103へ進む。座標処理終了フラグがセットされていないと判定された場合は、ステップS105へ進む。ステップS105では、座標復元タイマのカウントをキャンセルする。
ステップS103では、セットされている座標処理終了フラグをクリアし、ステップS104へ進む。座標処理終了フラグをクリアすることで、今現在も絶対座標入力モードを維持することができる。ステップS104では、今現在ディスプレイ画面上に表示されているカーソル位置の座標に関するデータを取得する。該座標は、ディスプレイ画面を2次元座標平面としたときの、ある原点を基準点としたときの今現在のカーソルの位置を示すものであり、例えば該2次元座標平面をxy座標平面で表したときのxy座標値である。ここで、ステップS101でON信号であると判定されてステップS104において今現在のカーソル位置の座標に関するデータを取得するということは、ステップS101において相対座標入力モードから絶対座標入力モードに切り替わる直前のディスプレイ画面上に表示されているカーソル位置の座標、すなわち相対座標入力モードにおける最終のカーソル位置の座標(すなわち図1を参照して説明した「最終座標」)、の取得を意味する。ステップS104において取得した最終座標に関するデータは、オペレーティングシステムへ送出される。オペレーティングシステムでは、この最終座標に関するデータを保持する。
一方、ステップS101においてMOVE信号を受信したと判定された場合は、その信号はそのままオペレーティングシステムへ送出され、絶対座標入力による通常のディスプレイ表示処理が実行される。
また、ステップS101においてOFF信号を受信したと判定された場合は、ステップS106へ進む。OFF信号の受信は、これから絶対座標入力モードから相対座標入力モードに切り替わろうとしていることを意味する。
ステップS106では、カーソルを戻す再設定処理を行うか否かを判定する。再設定処理を行わない場合はステップS109へ進み、再設定処理を行う場合はステップS107へ進む。カーソルを戻す再設定処理を行うか否かの設定は、詳細については後述するが切替手段の設定処理で実現される。
ステップS106において再設定処理を行うと判定された場合は、ステップS107において、座標復元タイマをセットする。座標復元タイマはカウントを開始し、該カウントの終了後、ステップS108の再設定処理が開始される。ステップS108の再設定処理においては、ディスプレイ画面上に表示されるカーソルの位置をステップS104で既に取得していた最終座標に再設定する。次いで、ステップS109において、座標処理終了設定フラグをセットしてオペレーティングシステムへ送出し、絶対座標入力モードを終了する。このように、ステップS101、S106、S107、S108およびS109の処理を経ることにより、絶対座標入力モードが終了して相対座標入力モードに切り替わって所定の時間経過後に、当該絶対座標入力モード前の相対座標入力モードにおいてカーソルが最後に表示されていたディスプレイ画面上の位置に、カーソルが表示しなおされることになる。これにより、絶対座標入力モードが終了して相対座標入力モードに切り替わったときの処理として、当該絶対座標入力モード前の相対座標入力モードの終了時点におけるカーソル位置からマウスによる相対座標入力を再開できるようになる。
一方、ステップS106において再設定処理を行わないと判定された場合は、ステップS109において、座標処理終了設定フラグをセットしてオペレーティングシステムへ送出し、絶対座標入力モードを終了する。これにより、絶対座標入力モードが終了して相対座標入力モードに切り替わったときの処理として、当該絶対座標入力モードの終了時点におけるカーソル位置からマウスによる相対座標入力を再開できるようになる。
図3は、本発明の実施例による座標入力制御システムにおける起動時間設定手段および切替手段のユーザインタフェースとしてディスプレイ画面上に表示される設定画面の一例を示す図である。
「絶対座標入力後、カーソルを元に戻す」の項目は、絶対座標入力モードから相対座標入力モードに切り替わった後に再設定処理を実行するか否かを設定するためのものである。ユーザは、当該チェックボックス(図中、正方形で示す。)にマウスを介して「レ」印を入れることにより、絶対座標入力モード終了後に再設定処理を実行させるよう選択できる。
「カーソルを戻すまでの時間」の項目は、上述のように再設定処理の実行を選択したときにおいて、絶対座標入力モードが終了して相対座標入力モードに切り替わってからどれくらいの時間経過後に、当該絶対座標入力モード前の相対座標入力モードにおいてカーソルが最後に表示されていたディスプレイ画面上の位置にカーソルが表示しなおされるかを設定するためのものである。ユーザは、図中、長方形で示される欄に、所望の時間を入力して設定する。ここで入力された時間が座標復元タイマのカウント数に相当する。
「Ctrlキーによってカーソルを元に戻す処理をキャンセルする」の項目は、「絶対座標入力後、カーソルを元に戻す」の項目で再設定処理の実行を選択していたが、何らかの理由で再設定処理の実行を例外的にキャンセルしたい場合に、その都度手動で再設定処理の実行を禁止できるよう設定するためのものである。ユーザは、「絶対座標入力後、カーソルを元に戻す」の項目のチェックボックスに「レ」印を入れ、かつ、「Ctrlキーによってカーソルを元に戻す処理をキャンセルする」の項目のチェックボックスに「レ」印を入れることにより、上述のようなキャンセル処理の実行を選択できる。なお、本実施例では、上記キャンセル処理の起動のためのキーを「Ctrlキー」に割り当てたが、これはあくまでも一例であり、その他のキーを割り当ててもよい。
本実施例では、絶対座標入力モードが終了してから、当該絶対座標入力モード前の相対座標入力モードにおいてカーソルが最後に表示されていたディスプレイ画面上の位置にカーソルが表示しなおされるまでの間に、「Ctrlキー」を押下した場合には、再設定処理の実行はキャンセルされ、この結果、絶対座標入力モードから切り替わった後の相対座標入力モードにおいては、当該絶対座標入力モードの終了時点におけるカーソル位置からマウスによる相対座標入力を再開できるようになる。
ユーザは、上記設定画面で各設定内容を選択し終えたら、「OK」ボタンをクリックし、設定を確定する。画定した設定内容に関するデータは、座標入力装置に接続されたコンピュータ内に保存するが、例えばコンピュータ内のレジストリに保存する。また、座標入力制御システムにも設定内容を通知する。
また、座標入力装置が接続されたコンピュータを複数のユーザで共有する場合においては、複数のユーザを識別するログインシステムと本発明とを組み合わせれば有利な効果を得ることができ、例えば、上記設定画面をユーザ固有に設け、設定内容をユーザごとにカスタマイズできるようにしてもよい。
上述した本実施例による座標入力制御システムによる処理は、コンピュータに実行させるプログラムとして実現することができる。図4は、本発明の実施例による、記録媒体に格納された座標入力制御処理を実行するためのプログラム(以下、「座標入力制御プログラム」と称する。)により動作するコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。
コンピュータによって実行される座標入力制御プログラムは、図4に示すように、記憶媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM等の外部記憶媒体)30に格納されており、一例として、次に説明するような構成によるコンピュータにインストールされ、座標入力制御システムとして動作する。
このコンピュータ内のCPU31は、座標入力制御システムの処理全体を統括し制御する。このCPU31に、バス32を介してROM33、RAM34、ハードディスク装置(HD)35、座標入力装置2、外部記憶媒体ドライブ装置37およびLCD、CRT等のディスプレイ3が接続されている。CPU31の制御プログラムはROM33に格納されている。CPU31、バス32、ROM33、RAM34、ハードディスク装置35、および外部記憶媒体ドライブ装置37は、コンピュータ(図示せず)本体内に含まれる。なお、この図4では、その他、一般的に接続されることの多い、キーボードやプリンタなどについては省略する。
座標入力制御プログラムは、記憶媒体30からハードディスク装置35にインストール(記憶)される。また、RAM34には、座標入力制御処理をCPU31が実行する際の作業領域や、座標入力制御プログラムの一部が記憶され得る領域が確保されている。また、ハードディスク装置35には、オペレーティングシステム等が予め記憶される。
まず、コンピュータの電源を投入すると、ハードディスク装置35からオペレーティングシステムが読み出され、該オペレーティングシステムが起動する。これによりコンピュータは座標入力制御プログラムを記憶媒体30からインストール可能な状態となる。
次に、記憶媒体30を外部記憶媒体ドライブ装置37に装着し、座標入力装置2やキーボード(図示せず)から制御コマンドをCPU31に入力し、記憶媒体30に格納された座標入力制御プログラムを読み取って、ハードディスク装置35およびコンピュータ内のレジストリ(図示せず)等に記憶する。これにより座標入力制御プログラムのコンピュータへのインストールが完了する。
本実施例の座標入力制御プログラムのインストールが完了したコンピュータは、コンピュータの起動時に、座標入力制御プログラムをレジストリから読み込む。これにより、コンピュータ内にある本実施例の座標入力制御システムが動作可能となる。なお、コンピュータ起動後に、図3を参照して説明した設定画面を用いて設定内容を変更した場合は、該設定内容に関するデータは、座標入力制御システムに通知される。
なお、図4のコンピュータでは、記憶媒体30に記憶されたプログラムをハードディスク装置35にインストールするようにしたが、これに限らず、LAN等の情報伝送媒体を介して、コンピュータにインストールされてもよいし、予めコンピュータに内蔵のハードディスク装置35に格納されていてもよい。
本発明は、相対座標入力手段および絶対座標入力手段の双方を備える座標入力装置の制御システムに適用できる。一例を挙げると、タブレット型コンピュータにオプションとしてマウスを別途接続するといったような使い方や、ゲーム機や無人受付システムなどにおいてタッチパネルとマウスとで座標入力を行うといった使い方などがある。
本発明によれば、絶対座標入力が終了した後には、当該絶対座標入力前の相対座標入力時においてカーソルが最後に表示されていたディスプレイ画面上の位置に、カーソルが戻され、表示しなおされるので、絶対座標入力を終了して相対座標入力を開始する際、従来例のようにマウス等の相対座標入力手段を一旦持ち上げ、当該相対座標入力手段の移動操作に不自由の生じない位置に改めて置き直す、といった余分な操作を不要にすることができ、これによりユーザは、相対座標入力と絶対座標入力との切替えの前後において違和感無くスムースにカーソルを操作することが可能となる。
本発明による座標入力制御システムの原理ブロック図である。 本発明の実施例による座標入力制御システムの動作フローを示すフローチャート(その1)である。 本発明の実施例による座標入力制御システムにおける起動時間設定手段および切替手段のユーザインタフェースとしてディスプレイ画面上に表示される設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施例による、記録媒体に格納された座標入力制御処理を実行するためのプログラムにより動作するコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。 従来例による相対座標入力手段および絶対座標入力手段を備える座標入力装置の問題点を説明する図である。
符号の説明
1 座標入力制御システム
2 座標入力装置
3 ディスプレイ
4 コンピュータ
11 取得手段
12 再設定手段
13 起動時間設定手段
14 切替手段
21 相対座標入力手段
22 絶対座標入力手段
50 カーソル
51 マウス
52 タッチパネル
53 マウス操作可能スペース
54 指

Claims (14)

  1. 座標入力装置内に相対座標入力手段と絶対座標入力手段とを備え、前記相対座標入力手段により生成された相対座標データあるいは前記絶対座標入力手段により生成された絶対座標データのいずれかを用いて、画面上のカーソル位置を設定する座標入力制御システムであって、
    前記相対座標入力手段による相対座標データの生成処理から前記絶対座標入力手段による絶対座標データの生成処理へ切り替わる直前の前記画面上におけるカーソル位置の座標を、最終座標として取得する取得手段と、
    前記絶対座標入力手段による絶対座標データの生成処理の完了後、取得した前記最終座標に前記画面上のカーソル位置を再設定する再設定手段と、
    を備えることを特徴とする座標入力制御システム。
  2. 前記絶対座標入力手段による絶対座標データの生成処理が完了してから前記再設定手段による再設定処理が起動するまでの時間を設定可能な起動時間設定手段をさらに備える請求項1に記載の座標入力制御システム。
  3. 前記再設定手段による再設定処理の起動の許可もしくは禁止を切替え可能な切替手段をさらに備える請求項1または2に記載の座標入力制御システム。
  4. 前記起動時間設定手段は、前記時間を複数設定可能である請求項2に記載の座標入力制御システム。
  5. 前記座標入力装置に接続されたコンピュータ内に、前記起動時間設定手段により設定された前記時間に関する情報が記憶される請求項2に記載の座標入力制御システム。
  6. 前記切替手段は、前記の切替え処理を起動する条件を複数設定可能である請求項3に記載の座標入力制御システム。
  7. 前記座標入力装置に接続されたコンピュータ内に、前記切替手段による前記の切替え処理を起動する条件に関する情報が記憶される請求項3に記載の座標入力制御システム。
  8. 座標入力装置内に相対座標入力手段と絶対座標入力手段とを備え、前記相対座標入力手段により生成された相対座標データあるいは前記絶対座標入力手段により生成された絶対座標データのいずれかを用いて画面上のカーソル位置を設定する座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記相対座標入力手段による相対座標データの生成処理から前記絶対座標入力手段による絶対座標データの生成処理へ切り替わる直前の前記画面上におけるカーソル位置の座標を、最終座標として取得する取得ステップと、
    前記絶対座標入力手段による絶対座標データの生成処理の完了後、取得した前記最終座標に前記画面上のカーソル位置を再設定する再設定ステップと、を備えることを特徴とする座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項8に記載の座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記絶対座標入力手段による絶対座標データの生成処理が完了してから前記再設定ステップにおける再設定処理が起動するまでの時間を設定可能な起動時間設定ステップをさらに備える座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 請求項8または9に記載の座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記再設定ステップにおける再設定処理の起動の許可もしくは禁止を切替え可能な切替ステップをさらに備える座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 前記起動時間設定ステップで設定可能な前記時間は複数である請求項9の座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項9に記載の座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記起動時間設定ステップにおいて設定された前記時間に関する情報を、前記座標入力装置に接続されたコンピュータ内に記憶させる第1の記憶ステップをさらに備える座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 請求項10に記載の座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記切替ステップにおける前記の切替え処理を起動する条件を複数設定可能とする設定ステップをさらに備える座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項10に記載の座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記切替ステップにおける前記の切替え処理を起動する条件に関する情報を、前記座標入力装置に接続されたコンピュータ内に記憶させる第2の記憶ステップをさらに備える座標入力制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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