JP4779679B2 - 振れ検出装置、レンズ鏡筒、カメラシステム - Google Patents
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Description
また、カメラの振れを検出する他に、特許文献1には、ショックセンサ(衝撃検出手段)をカメラ本体に固定する方法が開示されている。
図6は、従来のセンサの固定方法の問題点を説明する図であり、レンズ鏡筒を光軸方向(正面方向)から見た図である。図6では、レンズ鏡筒の本体101に振れ検出センサ11,12を固定する場合を示している。
振れ検出センサ11,12は、フレキシブルプリント配線板(以下、FPC)18上に半田付けされている。振れ検出センサ11,12は、角速度センサであり、特定の検出軸まわりの角速度を検出するようになっている。具体的には、振れ検出センサ11は、ヨーイング(Yaw)方向、振れ検出センサ12は、ピッチング(Pitch)方向の角速度を検出する。したがって、振れ検出センサ11,12の検出軸の方向を必要な方向に向けて正確に位置決めするために、レンズ鏡筒の本体101の平坦面101a,101b上にFPC18が取り付けられている。
しかし、例えば、図6に示すように、振れ検出センサ11が半田によりFPC18から浮いて、検出軸が所望の方向と角度θ傾いている場合には、以下の問題点が生じる。
図6のように振れ検出センサ11がθ傾いた状態では、ヨーイング方向の角速度が生じた場合には、本来の角速度に対しcosθをかけた値の信号振幅に減衰してしまう。また、ピッチング方向の角速度が生じた場合には、本来は出力0であるが、角速度にsinθをかけた値の信号を出力してしまう。また、紙面垂直方向に傾いた場合には、ローテーション方向の角速度を検出し、同様に誤差を生じてしまう。
したがって、これらの信号を基に像ブレの補正量の算出を行うと、補正量に誤差が生じてしまい、正確なブレ補正動作を行えないという問題点があった。
また、FPC18とレンズ鏡筒の本体101とが、接着剤や両面テープ等を用いて固定されている場合、FPC18の弾性によりFPC18がレンズ鏡筒の本体101から浮き上がってしまい同様の誤差を生じるおそれもあった。
請求項2の発明は、請求項1に記載の振れ検出装置において、前記第1及び第2取付部に前記第1及び第2振れ検出部を取り付ける接着部材を備えたこと、を特徴とする振れ検出装置。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の振れ検出装置において、前記曲げ部は、前記一端側に備えられた第1曲げ部と、前記第1曲げ部よりも前記他端側に備えられた第2曲げ部とを有すること、を特徴とする振れ検出装置である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の振れ検出装置において、前記第1及び第2振れ検出部は、前記第1及び第2取付部に対して取り付けられる面以外の部分に電気端子が設けられていること、を特徴とする振れ検出装置である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の振れ検出装置において、前記第1及び第2振れ検出部を前記第1及び第2取付部方向へ付勢する付勢部材が設けられていること、を特徴とする振れ検出装置である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の振れ検出装置において、前記第1及び第2取付部は、前記第1及び第2振れ検出部の位置を決める位置決め形状部を有すること、を特徴とする振れ検出装置である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の振れ検出装置において、前記第1及び第2振れ検出部は、検出軸まわりの角速度を検出する角速度センサであって、前記第1及び第2取付部により前記第1及び第2振れ検出部が位置決めされる面と直交する方向に前記検出軸を有すること、を特徴とする振れ検出装置である。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の振れ検出装置において、前記第1及び第2取付部は、前記本体の内周側に備えられた第1平坦面と、前記第1平坦面に直交する第2平坦面であり、前記第1振れ検出部は、少なくとも一部の面が前記第1平坦面に接し前記本体の振れを検出し、前記第2振れ検出部は、少なくとも一部の面が前記第2平坦面に接し前記第1振れ検出部で検出される振れとは異なる前記本体の振れを検出し、前記フレキシブルプリント配線板は、前記第1振れ検出部及び前記第2振れ検出部に電気的に接続され、前記第1振れ検出部を前記第1平坦面に付勢するとともに前記第2振れ検出部を前記第2平坦面に付勢することを特徴とする振れ検出装置である。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の振れ検出装置を備えるレンズ鏡筒である。
請求項10の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の振れ検出装置を備えるカメラシステムである。
実施例1のカメラシステムは、振れ検出センサ11,12を含む振れ検出装置を有したレンズ鏡筒100と、このレンズ鏡筒100が着脱可能なカメラ本体200とを有している。
レンズ鏡筒100は、振れ検出センサ11,12,ブレ補正アクチュエータ13,14,レンズ位置検出センサ15,16,ブレ補正レンズ17等を有している。
カメラ本体200は、レリ−ズスイッチ(SW)201等を有している。
ブレ補正アクチュエータ13,14は、ブレ補正レンズ17を移動させる駆動力を発生する駆動部であり、X軸方向駆動用、Y軸方向駆動用に分けて配置されている。なお、本実施例では、ブレ補正アクチュエータ13,14にボイスコイルモータを使用している。
ブレ補正動作では、振れ検出センサ11,12による振れの検出結果に基づいて、不図示の演算部によりブレ補正レンズ17の駆動方向及び駆動量を算出し、その算出結果に従いブレ補正アクチュエータ13,14及びレンズ位置検出センサ15,16を用いてブレ補正レンズ17を駆動制御して、像ブレの補正を行う。
本体101は、レンズ鏡筒100内に設けられた円筒状の部材である。本体101の外周部分には、Y軸に直交する平坦面101a,X軸に直交する平坦面101bが振れ検出センサ11,12の取付部として設けられている。
振れ検出センサ11,12には、不図示の電気接点が設けられており、この電気接点がフレキシブルプリント配線板(FPC)18上に形成された不図示の回路パターンと電気的に導通する様に、半田を用いてFCP18上に実装されている。
また、振れ検出センサ11,12は、FPC18とは反対側の面と平坦面101a,101bとがそれぞれ直接接合されるように接着剤を用いて接着固定されている。
よって、正確な振れ検出を行うことができ、精度の高いブレ補正動作を行える。
なお、以下に示す各実施例の説明中において、既に説明した実施例と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
実施例1では、円筒状の本体101の外周部分に振れ検出センサ11,12を固定したが、実施例2では、中空の円筒状の本体102の内周部分に振れ検出センサ11,12を固定している。
上述のように本体102は、中空の円筒状の部材であり、その内周部分には、Y軸に直交する平坦面102a,X軸に直交する平坦面102bが振れ検出センサ11,12の取付部として設けられている。
振れ検出センサ11,12は、実施例1と同様にFPC18上に実装されている。また、振れ検出センサ11,12は、FPC18とは反対側の面と平坦面102a,102bとがそれぞれ直接接合されるように接着剤を用いて接着固定されている。
しかし、実施例2では、このFPC18の復元力が働いた場合でも、その復元力は、振れ検出センサ11,12を本体102方向へ押しつけるように働くので、振れ検出センサ11,12が平坦面102a,102bから浮き上がるようなことはない。したがって、振れ検出センサ11,12の接着固定部分の接着力が経時変化等により弱くなった場合であっても、振れ検出センサ11,12が平坦面102a,102bから離れて傾いてしまうことを防止できる。
よって、振れ検出センサ11,12の検出軸がY軸,X軸からずれてしまうこともなく、正確な振れ検出を行うことができ、精度の高いブレ補正動作を行える。
実施例3は、実施例2に、板ばね21,22を追加した形態である。
本体103は、実施例2の本体102と略同様な部材であり、板ばね21,22を取り付ける平坦面103c,103dをさらに有している。
板ばね21,22は、平坦面103c,103dに取り付けられ、それぞれ、振れ検出センサ11,12を平坦面103a,103bへ押し付ける付勢力を発生する付勢部材である。
本実施例では、板ばね21,22を追加したので、より安定して振れ検出センサ11,12を平坦面103c,103dに固定できる。したがって、より信頼性の高い振れ検出を行うことができる。
実施例4は、実施例1における本体101に代えて、取付部に位置決め形状部を設けた本体104を用いる形態である。
本体104は、レンズ鏡筒100内に設けられた円筒状の部材である。本体104の外周部分には、Y軸に直交する平坦面104a,X軸に直交する平坦面104bが円筒外周形状から一段低くなった穴部分に設けられている。したがって、平坦面104a,104bの周囲には、壁が形成され、この壁の形状(穴部分の形状)は、振れ検出センサ11,12の外形形状と略一致しており、振れ検出センサ11のY軸に直交する方向の位置、及び、振れ検出センサ12のX軸に直交する方向の位置を決める位置決め形状部分となっている。
本実施例では、本体104に穴部分を設けて、この穴部分に振れ検出センサ11,12を取り付けたので、実施例1と同様な効果に加えて、振れ検出センサ11のY軸に直交する方向の位置、及び、振れ検出センサ12のX軸に直交する方向の位置を正確に固定することができる。したがって、簡単に組み立てを行うことができる形態であるとともに、より正確な振れ検出を行える。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施例において、振れ検出センサ11,12は、接着剤により固定した例を示したが、これに限らず、例えば、両面テープ等、他の接着部材を用いて接着してもよいし、振れ検出センサ11,12を接着剤等を介さずに本体に直接接触させる形態で取り付けてもよい。振れ検出センサ11,12を接着剤等を介さずに本体に直接接触させる場合には、例えば、振れ検出センサ11,12の周囲を接着固定してもよいし、実施例3のような付勢部材を利用してもよい。
Claims (10)
- 第1取付部と、前記第1取付部とは異なる第2取付部とを有する本体と、
前記第1取付部に接して設けられ前記本体の振れを検出する第1振れ検出部と、
前記第2取付部に接して設けられ前記本体の振れを検出する第2振れ検出部と、
一端側に備えられた前記第1振れ検出部を実装可能な第1部分と、他端側に備えられた前記第2振れ検出部を実装可能な第2部分と、前記第1部分と前記第2部分との間に備えられた曲げ部とを有するフレキシブルプリント配線板とを含み、
前記フレキシブルプリント配線板は、前記曲げ部の弾性変形により生じる付勢力により前記第1振れ検出部を前記第1取付部方向へ付勢するとともに、前記第2振れ検出部を前記第2取付部方向へ付勢すること、
を特徴とする振れ検出装置。 - 請求項1に記載の振れ検出装置において、
前記第1及び第2取付部に前記第1及び第2振れ検出部を取り付ける接着部材を備えたこと、
を特徴とする振れ検出装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の振れ検出装置において、
前記曲げ部は、前記一端側に備えられた第1曲げ部と、前記第1曲げ部よりも前記他端側に備えられた第2曲げ部とを有すること、
を特徴とする振れ検出装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の振れ検出装置において、
前記第1及び第2振れ検出部は、前記第1及び第2取付部に対して取り付けられる面以外の部分に電気端子が設けられていること、
を特徴とする振れ検出装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の振れ検出装置において、
前記第1及び第2振れ検出部を前記第1及び第2取付部方向へ付勢する付勢部材が設けられていること、
を特徴とする振れ検出装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の振れ検出装置において、
前記第1及び第2取付部は、前記第1及び第2振れ検出部の位置を決める位置決め形状部を有すること、
を特徴とする振れ検出装置。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の振れ検出装置において、
前記第1及び第2振れ検出部は、検出軸まわりの角速度を検出する角速度センサであって、前記第1及び第2取付部により前記第1及び第2振れ検出部が位置決めされる面と直交する方向に前記検出軸を有すること、
を特徴とする振れ検出装置。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の振れ検出装置において、
前記第1及び第2取付部は、前記本体の内周側に備えられた第1平坦面と、前記第1平坦面に直交する第2平坦面であり、
前記第1振れ検出部は、少なくとも一部の面が前記第1平坦面に接し前記本体の振れを検出し、
前記第2振れ検出部は、少なくとも一部の面が前記第2平坦面に接し前記第1振れ検出部で検出される振れとは異なる前記本体の振れを検出し、
前記フレキシブルプリント配線板は、前記第1振れ検出部及び前記第2振れ検出部に電気的に接続され、前記第1振れ検出部を前記第1平坦面に付勢するとともに前記第2振れ検出部を前記第2平坦面に付勢すること
を特徴とする振れ検出装置。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の振れ検出装置を備えるレンズ鏡筒。
- 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の振れ検出装置を備えるカメラシステム。
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