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JP4782384B2 - ウィケットフラップおよびスライダ作動の紐状ジッパを有する再閉鎖可能バッグ - Google Patents
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JP4782384B2 - ウィケットフラップおよびスライダ作動の紐状ジッパを有する再閉鎖可能バッグ - Google Patents

ウィケットフラップおよびスライダ作動の紐状ジッパを有する再閉鎖可能バッグ Download PDF

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Description

関連特許出願
本出願は、2003年2月14日に出願された表題「Reclosable Packaging Having Slider−Operated String Zipper」の米国特許出願連続番号第第10/367,450からの一部継続出願であり、それからの優先権を主張する。
本発明は、概ね、スライダ作動のプラスチックジッパを有する再閉鎖可能バッグに関する。特に、本発明は、バッグのスタック(stack)をウィケット(wicket)上に取付けるための孔またはスリット付きヘッダまたはフラップを有するスライダ作動の再閉鎖可能バッグに関する。
再閉鎖可能バッグは、1次包装として、特にシリアル、新鮮な果物および野菜のような食料、スナック等のための包装としてますます一般に受け入れられつつある。このようなバッグは、パッケージが最初に開かれた後でさえも、封止されていないとしても、閉じたパッケージ内に、包装された製品の幾らかの未使用部分を容易に保管する機能を消費者に提供する。
再閉鎖可能バッグは、一般に、開閉するためのプラスチックジッパ付きの口部を有する容器を備える。近年、多くのジッパは、その上に装着されたスライダで操作するように設計されてきた。スライダが開方向に移動するとき、スライダはそれが通過するジッパセクションの開放を可能にする。逆に、スライダが閉方向に移動するとき、スライダはそれが通過するジッパセクションの閉鎖を可能にする。典型的に、再閉鎖可能バッグ用のジッパは、バッグ口部の両端で結合される1対の相互係止可能な形態のクロージャ細片を含む。相互係止可能なプラスチックジッパ部分の形態は、様々な構造、例えばいわゆる雄雌形態の相互に係止するリブおよび溝要素、相互係止する交互のフックを有するクロージャ要素等をとることができる。スライダ操作のジッパを有する再閉鎖可能バッグは、概ね、消費者にとってスライダ無しのジッパを有するバッグよりも望ましく、これは、相互係止可能なジッパ形態を係合させる前に、消費者がその形態を整合させなければならない必要性をスライダが省くからである。
特定の用途では、再閉鎖可能バッグは、消費者に販売されるチーズおよび調理食品を包装する食料品店の調理食品販売員によって普通に使用される。再閉鎖可能なバッグの調理食品販売による取扱いを容易にするために、バッグは、バッグのスタックを1つ以上の分配支柱に取付けるための1つ以上の孔を有するヘッダを含む。再閉鎖可能バッグは、典型的に、所定数のバッグからなるバッグパックの分配支柱に取付けられる。分配支柱は、例えば、U字状ウィケットの形状をとることが可能であり、U字状ウィケットの脚部は、各バッグのヘッダ内に形成されたそれぞれの孔を通る。ヘッダは、バッグのジッパ付き口部から上方に延在する頂部ヘッダの形状、またはバッグの底部から下方に延在する底部ヘッダの形状をとり得る。
米国特許第5,682,730号は、分配支柱に荷積みおよび運搬のためにユニットパックに形成された複数のプラスチックバッグを開示している。これは、バッグを積み重ね、次に、開口を形成するために加熱されたまたは超音波ピンまたはパンチ要素を用いて積み重ねたバッグのスタックを貫通することにより、バッグをユニットパックに組み立てることにより行なわれる。パックのバッグは、開口の周縁に沿って熱溶接または超音波溶接される。出荷時のバッグパックの完全性を維持するために、バッグは出荷する前にウィケットの形態の分配支柱に取付けられる。
より具体的に、米国特許第5,682,730号は、プラスチックバッグを1対の分配支柱に取付けるための2つの孔付き底部ヘッダを有する再閉鎖可能バッグを開示している。孔は、ジッパに対し概ね平行に走る側方線に沿って離間している。底部ヘッダは、バッグ製品で充填された後にヘッダからバッグを引き裂くことを可能にする目打ち線(perforations)を含む。米国特許第5,682.730号に示した実施形態は、折り目によって連結された1対の対向ヘッダパネルを含む底部ヘッダを有する。折り目は1次底部を形成し、他方、熱融着のシール線は容器とヘッダとの結合部に2次底部を形成する。さらに、この特許は、ヘッダパネルの一方を除去できると述べている。米国特許第5,682,730号のバッグの頂部はスライダ作動のジッパを有する。ジッパは、容器パネルの内面に熱融着されたそれぞれのフィンまたはフランジを有する2つの形態のジッパ部を備える。
前述のフランジ付きジッパ設計に代わる設計は、いわゆるフランジ無しジッパまたは紐状ジッパであり、このジッパは、相互係止可能なジッパ細片の上または下にフランジ部分を実質的に有しない。紐状ジッパの場合、バッグ製作フィルムはジッパ細片の基部の背部に結合される。紐状ジッパは、非常に高速に製造でき、スプール上での非常に大量の大きなフィート数の巻回を可能にし、これによって、必要なセットアップ時間が少なく、またフランジ付きジッパよりも材料の使用が少なくなり、製造および加工コストの本質的な低減を可能にする。
米国特許出願連続番号第第10/367,450号は、バッグフィルムのそれぞれのマージン部がそれぞれのフランジ無しジッパ細片の背部に封止され、かつ結果として得られる紐状ジッパがスライダによって作動する再閉鎖可能バッグを開示している。
米国特許第5,682,730号 米国特許出願連続番号第第10/367,450号
低コストで製造できるウィケットに取付ける再閉鎖可能バッグの新しい設計に対して継続的な必要性があり、同様に、ウィケットまたは分配支柱にバッグを掛けるために、底部ヘッダの代わりに頂部ヘッダを有する低コストのバッグに対する必要性がある。かかるニーズを応えることを課題とする。
本発明は再閉鎖可能バッグを提供し、前記再閉鎖可能バッグは、第1および第2ジッパ細片を備えるジッパ、フィルム材料から形成されたフィルム構造体、および前記ジッパの上に装着されかつ前記ジッパを開閉するために両方向に移動可能なスライダを含み、前記第1ジッパ細片が第1基部および前記第1基部から突出する第1クロージャプロファイルを有し、前記第2ジッパ細片が第2基部、および前記第2基部から突出しかつ前記第1クロージャプロファイルと係合する第2クロージャプロファイルを有し、前記フィルム構造体が第1部、および第3部の一方側に一体的に連結された第2部を有し、前記第3部が前記フィルム材料による二重層であり、かつ前記第1および第2部の各々が前記フィルム材料による単一層であり、前記第1ジッパ細片が前記フィルム構造体の前記第1部に連結され、前記第2ジッパ細片が前記フィルム構造体の前記第3部に連結され、かつ前記フィルム構造体の前記第3部の少なくとも一部が前記第2ジッパ細片の前記第2基部と前記スライダの一方側との間に設置されていることを特徴とする。
本発明は更に他の形態の再閉鎖可能バッグを提供し、この再閉鎖可能バッグは、壁部側部で結合された第1および第2壁部を有し、かつ前記第1および第2壁部が前記容器の頂部に口部を形成する上方マージン部をそれぞれ有する容器、前記第1および第2壁部の上方マージン部にそれぞれ連結された相互係止可能な第1および第2ジッパ細片を備える紐状ジッパ、前記紐状ジッパの上に装着されかつ前記紐状ジッパを開閉するために両方向に移動可能なスライダであって、前記容器の第1壁部の上方マージン部が前記第1ジッパ細片と前記スライダの第1部との間に配置され、かつ前記第2壁部の前記上方マージン部が前記第2ジッパ細片と前記スライダの第2部との間に配置されたスライダ、ならびにウェブを含み、前記ウェブは前記容器の第1壁部の少なくとも前記上方マージン部に連結されかつ前記第1ジッパ細片と前記スライダの第1部との間に少なくとも部分的に配置された第1部、および前記バッグの他のいかなる部分にも結合されることなく前記ウェブの第1部と一体形成されかつ前記ウェブの第1部から延在する第2部を有し、前記ウェブの第2部は、前記ウェブの第1および第2部が一体形成された箇所の直近で下方に延在し、かつ前記ウェブの第2部の先端エッジが前記スライダの第1部の底縁よりも高いレベルになる位置まで前記スライダの第1部の底縁の周りを包むことのできる十分な長さを有することを特徴とする。
本発明は更に他の形態の再閉鎖可能バッグを提供し、この再閉鎖可能バッグは、フィルム材料から形成され、第1および第2側部を備える口部を有し、かつ前記口部の第1側部が前記フィルム材料の二重の厚みで構成されている容器、前記口部の第1および第2側部にそれぞれ連結された第1および第2ジッパ細片を備えたジッパ、前記ジッパの上に装着されかつ前記ジッパを開閉するために両方向に移動可能なスライダ、および前記容器の口部の第1側部に連結されかつ前記フィルム材料の単一の厚みで形成されたフラップを含み、前記口部の前記第1側部との連結部に隣接する前記フラップの部分が下方に延在し、前記フラップが前記スライダの片面の少なくとも底部の周りに前記フラップの残部を巻くことのできる十分な長さを有し、前記フラップが不連続部を含み、かつ前記口部の第1側部との連結部との間にある領域を横切る引裂き抵抗弱化線を含むことを特徴とする。
好適形態において、前記第1ジッパ細片の前記第1基部に連結された前記フィルム構造体の第1部の部分は、前記第1ジッパ細片の第1基部と前記スライダの他方側との間に設置されている。
好適形態において、前記フィルム構造体の第2部および第3部を一体的に連結する折り目を更に含む。好適形態において、前記フィルム構造体の第3部はフィルム材料による2つの単一層を合体することによって形成されている。好適形態において、前記フィルム構造体の第2部は第1および第2不連続部を含む。好適形態において、前記不連続部は孔またはスリットである。好適形態において、前記フィルム構造体の第2部は引裂き抵抗が弱化された線を含む。
好適形態において、前記フィルム構造体の第2部は、引裂き抵抗が弱化された線に沿って引裂くことによって、前記第1および第2不連続部を有する前記フィルム構造体の第2部の部分を前記第2部の残部から切断できるように形成された引裂き抵抗が弱化された線を含む。
好適形態において、前記フィルム構造体の第1部が折曲げられ、かつ前記フィルム構造体の第1および第3部の対向エッジが連結されて口部を有する容器を形成し、前記ジッパが前記口部内に取付けられている。
好適形態において前記ウェブの第2部の長さは、前記ウェブの第2部の先端エッジが前記紐状ジッパの頂部よりも高いレベルになる位置まで、前記スライダの第1部の周りを前記ウェブの第2部で包むことのできる十分な長さである。
好適形態において、前記第1および第2壁部と前記ウェブは同一の材料で形成されている。好適形態において、前記第1および第2壁部の未変形部ならびに前記ウェブの第2部は同一厚みを有する。好適形態において、前記ウェブの第2部は第1および第2孔または第1および第2スリットを有する。
好適形態において、前記ウェブの第2部は引裂き抵抗が弱化された線を有する。好適形態において、前記引裂き抵抗が弱化された線は一連の離間した目打ちまたは刻み目線を含む。好適形態において、前記引裂き抵抗が弱化された線は前記ウェブの第2部の実質的全長にわたって延在する。
好適形態において、前記ウェブの第2部は前記第1壁部の幅に実質的に等しい幅を有する。好適形態において、前記ウェブの第1部は前記第1壁部の前記上方マージン部と合体している。
好適形態において、前記口部の第2側部はフィルム材料の単一の厚みを有する。好適形態において、前記フラップが前記スライダの周りに巻かれて完全に上方に伸張するときに、前記不連続部が前記ジッパの上方に位置する。
本発明は更に再閉鎖可能バッグを製造する方法を第一製法を提供し、この第一製法は、(a)第1および第2折り目線に沿ってフィルム材料によるウェブを折曲げて、第1〜第3脚部を備えるS字状のプロファイルを形成する工程、(b)前記第1脚部の一部を第1フランジ無しジッパ細片の背部に結合する工程、(c)前記第2および第3脚部の対向部分を第2フランジ無しジッパ細片の背部に結合し、前記対向部分を合体し、前記第3脚部のエッジへ延在する前記第3脚部の他の部分を前記第2脚部に合体しない工程、(d)前記第1および第2フランジ無しジッパ細片を相互に対して整合する工程、および(e)工程(b)〜(d)の後に、整合した第1および第2フランジ無しジッパ細片にスライダを装着し、前記第1脚部の結合した部分を前記スライダの第1側部の壁部と前記第1フランジ無しジッパ細片の前記背部との間に配置し、かつ前記第2および第3脚部の合体した部分を前記スライダの第2側壁と前記第2フランジ無しジッパ細片の前記背部との間に配置する工程、を含むことを特徴とする。
第一製法の好適形態において、前記第2および第3脚部の合体した部分が前記第2折り目線に近接している。
第一製法の好適形態において、前記第1および第2ジッパ細片の消費者側で前記ウェブを切断する工程が更に含まれる。
第一製法の好適形態において、工程(b)および(c)が単一細片操作で実行されるか、または分離細片操作で実行される。
第一製法の好適形態において、工程(b)および(c)が、前記第1および第2フランジ無しジッパ細片が相互係止する時、または相互係止しない間に実行される。
第一製法の好適形態において、前記第3脚部の合体されない部分に少なくとも1つの不連続部を形成する工程を更に含む。好適形態において、前記少なくとも1つの不連続部が孔またはスリットである。
第一製法の好適形態において、工程(e)の前に、前記第1および第2フランジ無しジッパ細片を相互係止する工程を更に含み、前記工程(e)が前記相互係止した第1および第2フランジ無しジッパ細片の一部を開放しかつ前記開放した部分へ前記スライダを押圧する工程を含む。
第一製法の好適形態において、前記ジッパ細片に対し概ね平行の線に沿って前記ウェブを目打ちするかまたは刻み目を付ける工程を更に含み、前記目打ち線または刻み目線が前記第3脚部の前記合体されない部分に形成される。
本発明は更に再閉鎖可能バッグを製造する方法を第二製法を提供し、この第二製法は、(a)フィルム材料を配置しかつ封止して容器および前記容器に結合されたフラップを、前記容器が内部容積および前記内部容積にアクセスするための口部とを有し、かつ前記口部を形成する前記容器の境界を越えて前記フラップが延在するように、形成する工程、(b)前記容器を完成する前に、前記容器の前記口部を形成する前記フィルム材料の対向部分を第1および第2フランジ無しジッパ細片のそれぞれの背部に結合する工程、(c)前記第1および第2フランジ無しジッパ細片を相互に対して整合する工程、および(d)工程(b)および(c)の後に、整合された前記第1および第2フランジ無しジッパ細片にスライダを装着し、前記フィルム材料の前記対向部分のそれぞれを前記スライダのそれぞれの側壁と前記第1および第2フランジ無しジッパ細片のそれぞれの背部との間に配置する工程を含むことを特徴とする。
第二製法の好適形態において、工程(a)が第1および第2折り目線に沿ってフィルム材料のウェブを折曲げて第1〜第3脚部を備えるS字状のプロファイルを形成する工程、前記ウェブの第1および第2脚部のそれぞれの一部を結合して前記容器を形成する工程、ならびに前記紐状ジッパとの結合ゾーンにおける前記第2および第3脚部のそれぞれの部分を共に結合し、前記第3脚部の結合部を、前記第1ウェブの前記第2脚部の結合部と共に、前記スライダのそれぞれの前記側壁と前記第2フランジ無しジッパ細片の背部との間に配置し、かつ前記第3脚部の結合されない部分が前記フラップを形成する工程を含む。
第二製法の好適形態において、前記第2折り目線によって連結された前記第2および第3脚部のそれぞれの部分をトリミングする工程を更に含む。
第二製法の好適形態において、工程(a)が折り目線に沿ってフィルム材料の第1ウェブを折曲げて、第1および第2脚部を備えるU字状またはV字状プロファイルを形成する工程、前記ウェブの第1および第2脚部のそれぞれの一部を結合して前記容器を形成する工程、ならびに前記紐状ジッパとの結合ゾーンにおける前記第2脚部のそれぞれの部分と第2ウェブとを共に結合し、前記第2ウェブの結合部分を、前記第1ウェブの第2脚部の結合部分と共に、前記スライダのそれぞれの前記側壁と前記第2フランジ無しジッパ細片の前記背部との間に配置し、かつ前記第2ウェブの結合されない部分が前記フラップを形成する工程を含む。
第二製法の好適形態において、工程(a)が、折り目線に沿ってフィルム材料の第1ウェブを折曲げて、第1および第2脚部を備えるU字状またはV字状プロファイルを形成する工程、前記ウェブの第1および第2脚部のそれぞれの一部を結合して前記容器を形成する工程、ならびに前記第2脚部と前記紐状ジッパとの結合領域から離間したゾーンにおける前記第2脚部のそれぞれの部分と第2ウェブとを共に結合し、前記第2ウェブの結合されない部分が前記フラップを形成する工程を含む。
第二製法の好適形態において、前記容器の前記口部を越えて延在する前記フラップの部分、少なくとも1つの不連続部を形成する工程を更に含む。好適形態において、引裂き抵抗弱化線を前記フラップに形成する工程を更に含む。
要約すると、本発明は、部分的に、再閉鎖可能バッグのスタックをウィケットまたは1対の分配支柱に取付けることを可能にするように構成された孔付きの頂部フラップを有し、かつバッグの頂部の口部に取付けられたスライダ作動のジッパ(例えば紐状ジッパ)を有する再閉鎖可能バッグに関する。頂部フラップは、容器口部の一方側を形成するフィルムの二重層に連結され、ジッパの一方の細片に結合される。フィルムの二重層とのその連結部の近くに延在するフラップは、スライダの一方側の底部の下におよびその周りに巻き付けることができる。フラップ内の孔は、周りに巻き付けられたフラップが完全に上方に伸張するときに、ジッパの上方に位置する。さらに、本発明は、このようなバッグを製造する方法に関する。
次に、異なる図面の同様の要素に同一の参照番号が付された図面を参照して本発明を説明する。
本発明の一実施形態によれば再閉鎖可能バッグが図1に示されている。バッグは、バッグ製作フィルムから製造される容器102を備える。容器102は頂部104に口部を有し、底部106および2つの側部108、110に沿って閉鎖される。より詳しくは、容器102は、折り目によって底部106に、かつそれぞれのヒートシールによって側部108,110に結合された前壁および後壁(図2の2aと2b)を備える。紐状ジッパは容器の口部に取付けられる。紐状ジッパ4は、それぞれのシール66(例えば、熱と圧力または超音速波エネルギを加えることによって形成される)によってそれらの端部に結合された1対の相互係止ジッパ細片を備える。紐状ジッパ4はスライダ10によって作動する。紐状ジッパ4は、スライダ10が矢印Oの方向に移動するときに開放し、スライダ10が矢印Cの方向に移動するときに閉鎖する。端部ストッパ66は、スライダがジッパの閉位置または完全開位置に到達したとき、スライダがジッパの端部から摺動するのを防止する。
図1に示したバッグは、紐状ジッパ4の背後の始点から上方に延在するフラップ112をさらに備える。フラップ112は、容器102の幅に等しい長さを有する長方形である。フラップ112は、紐状ジッパ4と並列にかつそれから離間してフラップ112の全長に実質的に沿って延在する引裂き抵抗が弱化された線または引裂き線(図1の数字114で示した破線によって表示)を有する。引裂き線114は離間した目打ち線、縦スジ、または機能的に等しい他の任意の構造体を備えることが可能である。図示していないが、フラップ内の引裂き線114の一方または両方の端部に引裂きノッチを形成して、引裂き線に沿った引裂きを容易にし得る。さらに、フラップ112は、引裂き線114に対し略平行に走る線に沿って離間している1対の円形孔116を有する。これらの孔は、1対の支柱またはウィケット脚部(図1に図示せず)上に各バッグを装着して、スタックを形成するために使用される。孔の代わりにスリットを使用することができる。
図1に示したタイプのバッグは、典型的に機械で製造される。製造ラインの終わりに、完成した各バッグが機械から出てくるとき、完成した各バッグは搬送されて、1対の支柱の上方に配置される。所定数のバッグが支柱の上に設置されてスタックを形成する。次に、いっぱいになった支柱は移動され、バッグが積み重なっていない他の組の支柱に置き換えられる。次に、バッグのスタックは、支柱から手動によりまたは自動的に持ち上げられ、また孔が未だ位置合わせされる間に、ワイヤから製造されたU字状ウィケットの並列脚部が孔へ通される。バッグのスタックはウィケットの上に固定され、次に、例えば食料品店に出荷するためにボックスの内部に設置される。使用時、バッグは、米国特許第5,682,730号の図3に示されているように手動により製品で充填される。次に、バッグの開口頂部はスライダを操作して閉鎖される。最後に、充填されたバッグは、引裂き線に沿ってバッグを引裂くことによってスタックから取り外され、これによって、ウィケットに取付けられているフラップ残存物から、充填されたバッグを切り離す。
代わりに、分配支柱用の孔を形成する工程時に超音波ピンによって、バッグを互いにシールすることができる。
図1に示した実施形態では、容器102およびフラップ112の両方は、以下に詳細に説明するように、折曲げられかつヒートシールされる均一な厚さのバッグ製作フィルムの単一ウェブから形成される。図2は、図1に示したバッグ製造時の中間工程を示している。フィルムのウェブは2つの位置で折曲げられる。1つのみの折り目74が図2に示されている。しかし、前壁2aを後壁2bに連結する容器の底部に他の折り目があり、その両方は、十分な縮尺を維持するために図2では切り取られていることを理解すべきである。図2では、フラップ112の図も切り取られているが(図3も同様)、その先端エッジが図1に示した位置に達するように、フラップが十分な長さを有し得ることを理解すべきであり、引裂き線114はジッパ4の高さよりも高い高さに配置され、また孔116は引裂き線114の上方に設置される。
一製造方法において、フィルムのウェブは、穿孔されるかまたは刻み目が付けられ、ウェブの長さに沿って引裂き抵抗が弱化された線または引裂き線を形成する。次に、フィルムのウェブは、中心から離れた線に沿って折曲げられ、折曲げられたウェブの一方の側部は他方の側部よりも長くされ、引裂き線がより長い側部に形成される。次に、折曲げられたウェブのより長い側部は、折曲げられたウェブのより短い側部のエッジのところからほぼ真っ直ぐに横切る線に沿って折り返され、S字状のウェブプロファイルを形成する。その第2折り目線は図2の数字74によって示されている。プロファイルの最初の2本の脚部の高さはほぼ等しく、他方、第3脚部は他の2本よりも短い。この第3脚部は、最終的に、略垂直に配置されたスライダの周りに巻かれ、図3に見られる上方に突出するフラップ112を形成する。しかし、当初、第3脚部は、図2に示したように略下方に延在し得る。引裂き線は、それがフラップ112に配置されるように、ウェブ内のある位置に形成される。図3は、引裂き線に可能な2つの位置を示し、それらの位置は、114と114’で示したそれぞれの矢印で示されている。しかし、引裂き線は、孔116(図1参照)と、フラップ112が容器に連結する領域との間のフラップセクションの任意の箇所に配置し得る。
本発明の一実施形態によれば、対応する形状を有する1対のジッパ細片6と8を備える紐状ジッパが、折曲げられたウェブの第1および第2脚部の対向部と、ウェブのエッジ72(図2参照)の近くとの間に挿入される。ジッパは、組立体の対向側部に設置される加熱シールバーを用いて、従来の導電性ヒートシールによってフィルムのウェブに結合される。シールバーは結合部の帯状の領域を形成する。このシール操作の間、折曲げられたウェブの第1脚部の一部がジッパ細片6の背部にシールされ、他方、第2脚部の一部および第3脚部の一部は、図2に示したように、共にプレスされかつジッパ細片8の背部にシールされる。このシール操作により、フィルム構造体の第2および第3脚部が合体し、フランジ無しジッパ細片8の背部に結合されるフィルム材料の二重層3を形成する。
図2は、壁部2aのシールされない先端部がジッパ細片6を越えて延在し、他方、折り目74のフィルムのシールされないループがジッパ細片8を越えて延在する例を示している。これらのフィルムの余剰片は、線76と78によってそれぞれ示した切断ナイフによってトリミングされる。切断操作後のジッパフィルム組立体の形状は、図3に見ることができる。バッグ壁部の上縁は、自由端が、ジッパに沿ったスライダの移動に干渉するかまたはジッパプロファイルと絡まるほど長くない場合、図3に示した終端点を越えて突出する短い自由端を有してよい。代わりに、壁部2aの先端エッジおよび折り目74は、トリミングが必要でない程度に十分にジッパ細片6、8に整合させてよい。
ジッパ細片6と8は、プラスチック材料を押出成形することによって形成される。好ましい材料は、ポリエチレンまたはポリプロピレンである。ジッパ細片8は、基部14と、この基部から突出する略矢印状のリブのような2つの雄型クロージャ要素または部材20と28とを備え、他方、ジッパ細片6は、シールブリッジまたは基部12によって連結された2対のフック状把持顎部16、18および22、24を備える。把持顎部の対16、18および22、24は、クロージャ要素20と28の雄型プロファイルを受けるためのそれぞれの対応する雌型プロファイルを形成する。シールブリッジ12および基部14は、バッグフィルムの厚みよりも大きな厚みを有する弾性的に可撓性の自己支持構造体である。雄型クロージャ要素は、基部14に一体形成され、他方、雌型クロージャ要素はシールブリッジ12に一体形成される。
雄型クロージャ要素20と28を支承する基部14の上縁30の端面は、約45の°角度で傾斜し、上縁の隅部に引っかかることなくスライダを上方からジッパの上に載せるのを容易にする。基部14の底縁は、スライダの引き剥ぎ抵抗を増大するためにスライダの保持レッジ(ledge)と共働する(後に記述する)。同一目的のために、リブ26がジッパ細片6に形成され、リブ26はスライダの他側の保持レッジと共働する。
閉鎖されたジッパを開放するため、ジッパ細片6と8は、スライダのプラウ(plow)(図3の参照番号42)によって、雄型部材のヘッドを雌型プロファイルから引き抜く程度に十分な力で押し離される。雄型部材の肩部が外側方向に屈曲される把持顎部のフックを払うとき、雄型および雌型部材はもはや相互係止せず、そしてジッパが開口する。
相互係止可能な雄型および雌型部材の多数の構造が関連技術で公知である。本発明は、矢印状ヘッドを有する雄型部材に使用することに限定されない。他の形状のヘッドを拡大した雌型部材が使用可能である。例えば、先の尖った先端を有する拡大ヘッドの代わりに、拡大ヘッドの前面を丸くし得る。言い換えれば、ヘッドは、三角状プロファイルの代わりに半円状プロファイルを有し得る。代わりに、雌型部材の拡大ヘッドは台形プロファイルを有してよい。さらに、図2と図3はリブと溝の構成を示しているが、ジッパ細片のプロファイルは任意の形状をとってもよい。例えば、紐状ジッパは、交互のフック状のクロージャ要素を備えてもよい。
同様に、本発明は、一方のジッパ細片に2つの雌型プロファイル、また他方のジッパ細片に2つの雄型プロファイルを有することに限定されない。第一に、紐状ジッパは、1組の対応する雄型および雌型プロファイルを有するか、あるいは紐状ジッパは、2つよりも多くの組の対応する雄型および雌型プロファイルを有してよい。さらに、2組の対応する雄型および雌型プロファイルの例では、一方のジッパ細片は、1つの雄型プロファイルおよび1つの雌型プロファイルを有することができ、他方のジッパ細片は1つの雌型プロファイルおよび1つの雄型プロファイルを有し得る。他の別形態は、再封止(seal)可能パッケージの分野の当業者には明白であるはずである。
ジッパがフィルム構造体に結合され、またフィルム(必要ならば)がトリミングされた後、図3から理解されるように、スライダがジッパフィルム組立体の上に挿入される。スライダ10は、一般に、スライダの本体(プラウを除く)がジッパプロファイルに跨るように賦形される。フィルムウェブ(フィルムの単一層である)の壁部2aの上方マージン部は、ジッパ細片6の背部に結合され、したがってジッパ細片6とスライダの対面側壁との間の隙間を通過する。ジッパの他方の側部には、フィルム材料の合体された二重層3がジッパ細片8の背部に結合され、したがってジッパ細片8とスライダの他方の側壁との間の隙間を通過する。第2部に結合されないフィルム構造体の第3部の部分は、フラップ112を形成し、このフラップは、フィルム材料の二重層3との連結部の近傍で下方に延在するが、図3から理解されるように、スライダの隣接した側壁の下にまたその周りに自由に巻き付けられる。フラップ112は、略上方の垂直方向へ伸張するとき、ジッパ線の上方に延在するヘッダを形成する程度に十分に長い(図1から理解されるように)。図3には、この比較的大きなスケールの図面を1つのシートに納めるために、完全なフラップは図示されていない。
図3に示したスライダ10は、米国特許出願連続番号第10/367,450号により完全に開示されている。スライダ10は、頂壁32と、頂壁32の対向側部に連結された1対の側壁34と36とを備え、頂壁32および側壁34、36はそれらを通して紐状ジッパの通路用のトンネルを形成する。スライダの端部は開口し、ジッパの通過を可能にする。トンネルの幅は、プラウによって分割されて、次にプラウの端部の近傍点からスライダの一方の端面の閉鎖窓まで狭くなるセクションに沿って略一定である。トンネルの狭隘セクションは、スライダの閉鎖窓に向かって収束する1対の略平坦な傾斜内面(図3では見えない)によって形成される。傾斜面は、ジッパ細片を相互に対して集中するかまたは圧搾し、スライダが閉鎖方向に移動するときにジッパプロファイルを相互係止させる。側壁34と36は凹状の湾曲窪部で形成され、ここに、ユーザは、スライダを把持するために人差し指と親指の先端を置くことが可能である。代わりに、凸部(例えば、リブ)をスライダの側部に形成して把持を容易にし得る。
スライダ10はまた、頂壁32の中央部から各側壁の最も低い部分の下の高さまで下方に垂れ下がるプラウまたは分割部42を備える。プラウは、スライダ内部のトンネルを分割し、またトンネルを通過するジッパ細片の対向部間に配置される。プラウ42の先端は切頭であり、また引っかかることなくジッパプロファイル間へプラウが容易に挿入するように、対向端部に丸くしたエッジと平坦隅部とを有する。
プラウ42は、丸い隅部を有する長方形の断面形状を有するビームを備える。ビームの軸は、スライダの頂壁に対し略垂直である。スライダが開方向に移動するとき(すなわち、閉鎖端部が先導して)、プラウ42は、ジッパ細片6と8の突き当たりセクションをこじ開ける。プラウ42は、スライダトンネルの開口端部を、分離されたジッパ細片が通過するためのそれぞれの通路に分割する。
図3に部分的に見られるように、スライダ10は、側壁34から内部に突出する保持突出部またはレッジ38と、側壁36から内部に突出する保持突出部またはレッジ40とをさらに備える。レッジ38と40は相互に向かって突出し、スライダをジッパに掛けるためのそれぞれのラッチを形成する。レッジ38と40は、略同一平面の略水平の上面を有し、これにジッパプロファイルの底縁が着座でき、これによって、スライダをジッパ細片の底縁の下に有効に掛けてスライダの引き剥ぎ抵抗を増大する。把持を改善するために、保持レッジの上面は、先端エッジに向かって上方に角度を付けてもよい。
レッジ38と40は、略水平面のそれぞれの内縁から下方かつ外側に突出するそれぞれの傾斜底面50と52をさらに備える。傾斜面50と52の各々は略平坦であり、これら傾斜面のそれぞれの面は、スライダの長軸に対し略平行であるトンネル内部の線で交差する。傾斜面50と52は、スライダをジッパの上に挿入する間に、それぞれのジッパ細片6と8をスライダトンネル内に案内するように機能する。スライダは、典型例として、自動スライダ挿入装置によって機械方向に断続的に前進するジッパフィルム組立体内に離間した間隔で挿入される。
保持レッジの略水平表面は、ジッパプロファイルの下に掛止して、スライダをジッパの上に保持するのを補助し、他方、保持レッジの傾斜底面は、プラウの対向側部の通路を含むスライダ通路内に、それぞれのジッパ細片を案内するかまたは送ることによって、スライダをジッパの上に挿入するのを補助する。
スライダは、複数部品で製作して溶接してもよく、あるいは共に嵌合するように部品を構成してもよい。スライダはまた、ワンピース構造であてよい。スライダは、射出成形のような任意の所望の方法を用いて製作できる。スライダは、ナイロン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アセタール、ポリケトン、ポリブチレンテレフタレート、高密度ポリエチレン、ポリカーボネート、あるいはABSのような任意の適切なプラスチックから成形することができる。製造コストを低減するために、使用材料の量を減少するように、またこのようなスライダを射出成形できる速度を増すようにスライダを設計し得る。適切な射出成形のスライダ設計は、米国特許出願連続番号第10/412,438号に詳細に開示されている。
図1に示したタイプの再閉鎖可能パッケージは、自動製造ラインで製造することができる。模範的な製造ラインが図4と図5に示されている。図4は、ジッパ細片およびバッグ製作フィルムが連続的に移動する製造ラインのセクションを示している。図5は、ジッパ細片およびバッグ製作フィルムが断続的に移動する他のセクションを示している。図4に示したセクションの連続運動は、従来のダンサ(dancer)組立体(図示せず)によって、図5に示したセクションの断続運動に変換される。しかし、当業者は、連続運動セクションで実行される操作が、断続的に移動するウェブのセクションで実行し得ることを容易に理解するであろう。
連続的前進の間に連続的に実行される操作は、機械方向に対し平行の線に沿ってフィルムウェブに目打ちする工程、フィルムウェブを折る工程、折曲げられたウェブの対向部に対し紐状ジッパを封止する工程、およびジッパフィルムシールを越える高さでフィルムを切断することによって余剰フィルムをトリミングする工程を含む。
断続運動セクションでドエル時間中に実行される操作は、スライダをジッパの上に挿入する工程と、ジッパに沿って離間した間隔でスライダ端ストップを形成する工程と、離間した間隔でフラップ内に対の孔を形成する工程と(図1の孔116参照)、シールおよび切断の両方を行って別個のパッケージを形成する高温ナイフでジッパフィルム組立体を切断する工程とを含む。他の操作は、ジッパフィルム組立体の断続的前進の間に実行される。例えば、各々の前進中に、新しいセクションのジッパが、スライダ挿入ゾーンの上流側の箇所で固定セパレータ組立体によってこじ開けられる。さらに、スライダ挿入ゾーンの下流側で、ジッパフィルム組立体が以前に挿入されたスライダに対して相対移動する間に当該スライダが静止保持され、スライダのこのような相対運動により、紐状ジッパの対応する部分が閉鎖される。フィルムの連続的な前進からフィルムの断続的前進までの移行は、従来のダンサ組立体によって達成される。次に、上述の操作について図4と図5を参照してより詳細に説明する。
図4は、ウェブがロール(図示せず)から解かれ、次に、フィルムの中央セクションの対向端部にそれぞれの折り目を有するS字状構造にウェブを折る2つの異なる折返板またはプラウ(図示せず)の上方を通過した後のバッグ製作フィルムのウェブ70の一部を示す。折曲げられたウェブは、従来のガイドおよび駆動ローラ(図示せず)によって引き抜かれる。図4では、数字106はバッグの底部になるフィルムウェブ内の折り目を示している。紐状ジッパに近接した折り目線を通常示すであろう線は、折曲げられたウェブのエッジ72の背後に配置され、したがって図4には示されていない。折り目は、ウェブのエッジに対し略平行であり、かつ相互に平行である線に沿って位置する。折り畳んだウェブの第2折り目線(上方)から下方に延在する部分は、その後折曲げられて、下に詳細に説明するように、ウィケットフラップ(図1の参照番号112)を形成する。図4に示したウェブ70の部分は、矢印Aで示した方向に連続的に前進する。
図4には図示していないが、好ましくは折る前に、離間した目打ち線がウェブ内に形成される。目打ち線は、折った後に、S字状の折曲げられたウェブの(図4では見えない)第3脚部に目打ちが位置するように、側方位置に展開されたウェブに配置される。目打ちは、ウェブが連続的に前進するときに目打ち機(図示せず)によって作られる。脆弱線を形成するための他の手段(例えば筋付け装置)も使用し得る。
1対の相互係止するフランジ無しジッパ細片を備える紐状ジッパ4は、リール(図示せず)から解かれ、折曲げられたウェブ70の第1および第2脚部の上方部分の間に斜めに送られ、また機械方向に対し平行の位置(図4に図示)に案内される。ジッパシールステーションにおいて、フィルムのこれらのエッジは、相互に対峙する従来の1対の加熱シールバー68(その1つのみが図4に見える)によってジッパ細片のそれぞれの背部に結合される。前述したように、ウェブの第3脚部は、シール操作中に第2脚部と対面シールバーとの間に配置され、この結果、第3脚部の一部は、ジッパ細片の背部に結合される第2ウェブの部と合体される。このシール操作の最終結果が図2に示されている。一方側で、単一層のフィルムがジッパ細片6の背部に結合され、他方側で、二重層のフィルムがジッパ細片8の背部に結合される。図2と図3は、共に結合された2つの別個の層を示しているが、これは例示目的に過ぎず、合体されたプラスチック層は、図面に示されているような明確な境界面を有しないことを理解すべきである。
ジッパシールステーションは従来の装置であり、以下に簡単にのみ説明する。紐状ジッパ4が挿入されたウェブ70が、対向する組のシールバー68の間に連続的に前進するときに、それぞれのジッパ細片は、それらの背部をバッグ製作フィルムの対向上方マージン部にシールさせ、これによって、移動する紐状ジッパの入着部が移動ウェブの隣接部に連続的に取付けられる。シールは、シールバー68を電気加熱することによって達成され、熱は、テフロンまたは同様の材料から製造されたそれぞれのエンドレスバリア細片(図示せず)へ伝導され、この細片はそれぞれの組のローラ(図示せず)の上で循環する。各々のテフロンバリア細片は、折曲げられたウェブのそれぞれの側部とそれぞれのシールバーとの間を通過する。対向するシールバーの間の間隙において、ウェブおよび紐状ジッパは、テフロンバリア細片間に介在しかつそれらによって保持され、テフロンバリア細片はウェブおよびジッパと共に移動して、導電性ヒートシール時にバッグ製作フィルムが固定加熱シールバーに固着することを防止する。テフロンバリア細片および介在するウェブとジッパは、一連の案内ローラ(図示せず)のニップを通過する。
ジッパシールステーションの下流側で、紐状ジッパに隣接する余剰フィルムは、図2で線76と78で示した1対の固定ナイフによって連続的にトリミングされる。ナイフ76は図4に三角形として示されている。各ナイフは、ウェブとジッパ細片との結合部のゾーンを越えて延在するフィルムのそれぞれの部分をトリミングする。図2から理解されるように、ナイフ78が折曲げられたエッジ74をトリミングする時に、ナイフ76はウェブのエッジ72のエッジをトリミングする。切断線は、ジッパの上に突出するフィルムの残部がジッパに沿って移動するときに、スライダの操作に干渉するほど十分長くないように、それぞれのジッパ細片6と8に密接して配置されるべきである。
トリミングされたジッパフィルム組立体は、フィルムの連続的な前進をフィルムの断続的前進に変換する従来のダンサ組立体へ進む。断続的な前進段階において、ジッパフィルム組立体は、1つの包装増分だけ移動し、次に、所定期間、すなわちドエル時間停止する。このサイクルは繰り返される。
図5を参照すると、ダンサ組立体の後の第1ステーションにおいて、スライダ10(または図4に示したスライダ70のような他のスライダ)がジッパフィルム組立体の上に挿入される。スライダ挿入ステーションは、ジッパがスライダ挿入ゾーンの両側に開放保持される間に、共働してジッパ上にスライダを挿入する3つの組立体(すなわち、セパレータ組立体、プッシャ組立体およびクランプ組立体)を備える。
スライダ挿入ゾーンの上流側で、ジッパフィルム組立体が1つの包装長さだけ前進する間に、セパレータ組立体80は紐状ジッパ4の細片を解放する。セパレータ組立体80は、スプリッタプレートの上下に配置された上方および下方ガイドから間隙によって分離された中央スプリッタプレートを備える。セパレータ組立体の上部ガイド82のみが図5に見える。上方および下方ガイドは、スプリッタプレート(図示せず)内に形成されたそれぞれの溝にジッパ72のそれぞれの細片を保持する。かくして、ジッパフィルム組立体がバッグ製作機械(図示していない従来の手段によって)へ引っ張られるので、スプリッタプレートは、ジッパフィルムの連続的前進時にジッパの連続的包装長手部分をこじ開ける。
スライダ挿入ゾーンでは、プッシャ組立体81は、スライダ10をジッパ72の上に押圧するプッシャ88を備える。プッシャ88は空気シリンダ90の作動によって伸張する。プッシャ88が後退するとき、次のスライダをプッシャの真正面で挿入前位置に自動的に送られなければならない。これは、従来の空圧式スライダ送りシステム(図示せず)によって達成される。
セパレータ組立体80の上方および下方ガイドは、米国特許出願連続番号第10/436.433号、表題「Method and Apparatus for Inserting Sliders During Automated Manufacture of Reclosable Bags」に教示されているように、スライダ挿入ゾーン内に片持ち式に延在するそれぞれのブレードをさらに備える。これらのブレードは、スライダ10がジッパに押圧されるときに、それぞれのジッパ細片を反りから保護するために配置される。
スライダ挿入ゾーンの下流側で、ジッパは、ジッパ72の開口部の細片間に介在する介在する伸縮自在のセパレータプレート84を備えるクランプ組立体83によって挟持される。さらに、クランプ組立体83は、伸張したセパレータプレート84にジッパ細片を挟持する上方および下方ジッパクランプを備える。上方ジッパクランプ86のみが図5に見える。セパレータプレート84は空気シリンダ92の作動によって伸張する。セパレータプレート84の伸張に続き、上方および下方ジッパクランプは、図5に示していないそれぞれの空気シリンダの作動によって伸張する。
かくして、セパレータ組立体80の上方および下方ガイド、およびクランプ組立体83の上方および下方クランプは、スライダの挿入の間にジッパを安定化させるように機能する。スライダ挿入ゾーンのそれぞれ上流側と下流側のジッパ細片間でのスプリッタプレート(図5に図示せず)およびセパレータプレート84の介在は、スライダが挿入されるゾーンにおいて、ジッパ細片の間の間隙によりジッパが開状態に維持されることを意味する。ジッパ細片は、スライダのプラウ42(図2参照)がジッパ細片間の間隙に入り、次に、スライダ挿入時にスライダ側壁のそれぞれがジッパ細片を通過するように、それぞれの位置に保持される。スライダは、スライダ上の保持レッジがジッパ細片の下の内部に掛止してスライダをジッパ上に確実に保持するまで、ジッパの上に押圧される。
スライダが挿入される同一のドエル時間の間に、スライダ端ストップ構造体67が、スライダ挿入装置の下流側の超音波ストンピングステーションにおいてジッパの上に形成されている。このスライダ端ストップ構造体67は、その後に高温ナイフ100による切断時に二分されて、2つのスライダ端ストップ66(図1参照)、すなわち、1つの包装用のジッパ完全閉鎖スライダパーク位置の端ストップおよび次のパッケージ用のジッパ完全開放スライダパーク位置の端ストップを形成する。端ストップ構造体67は、ホーン94とアンビル(図5に図示せず)とを備える超音波ストンピング組立体85によって形成される。ホーン94は、ホーンおよびアンビルの表面によって画定される構造体(例えば、垂直に延在するハンプ)にプラスチックが融合される程度に十分な超音波波エネルギをプラスチックジッパ材料内に伝達する。ホーンおよびアンビルは、往復運動または回転運動してよい。
各ドエル時間の後、ジッパフィルム組立体は前進する。各断続的前進時に、ジッパのそれぞれの部分が閉鎖されるように、スライダストッパ組立体87はスライダ10を抑制する。スライダストッパ組立体87は、空気シリンダ98に結合されたストッパ要素96を備える。ストッパ要素96は、空気シリンダ98の作動によって後退位置から伸張位置へ移動可能である。ジッパフィルム組立体の前進が始まるとき、ストッパ要素96は伸張位置にある。この伸張位置において、ストッパ要素96はスライダに干渉して、スライダがジッパと共に前進するのをブロックする。これによって、ジッパ閉鎖方向のジッパに対するスライダの変位が引き起こされ、これによってジッパセクションを閉鎖する。1つの包装長手の前進が完了する前に、ストッパ要素96は後退し、これによって、スライダは、後退したストッパ要素を通過して前進することができる。
スライダストッパ組立体87の下流側の所定点において、第3脚部は、近傍のスライダの周りに巻かれ、また折曲げられてフラップ112を形成する。各ドエル時間の間、他の超音波装置によって、フラップ112の直近に折曲げられたセクションに1対の孔116が形成される。例えば、超音波のホーン62と62’は、フラップ112の各包装長手部に対応する対の円形孔116を形成するように設計される。ホーン62および62’と共働するアンビルは、図5には示されていない。代わりに、適宜形状のカッタまたはパンチを用いて孔またはスリットを形成し得る。
さらに、各ドエル時間の間、高温切断ナイフ100(単独ブレードまたは1対の対向ブレードを備え得る)により、切断部の両側のフィルム内に側部シールが切断されかつ形成され、これによって、バッグ製作機械においてウェブ70の残部からバッグ(図5に図示せず)が切断される。次に、ウィケットフラップ112内の孔116が1対の支柱と整合しかつ支柱が貫通するように各バッグが設置される。各連続したバッグは、所定最大数のバッグが達成されるまで、支柱に装着されたバッグのスタック頂部に設置される。次に、スタックが支柱から取り外され、ウィケット(wicket)が整合した孔内に挿入され、これらの工程は、典型的には、手動でまたは自動的に実行される。ウィケットを付けたスライダバッグのスタックは、産物、調製食品、または他の製品を包装するために使用することができる。
図3に示した構造体を有する再閉鎖可能バッグは、図4と図5を参照して記述した方法以外の方法を使用して製造することができる。例えば、フィルムのウェブを折り、次に紐状ジッパ材料を対向ウェブ部分間に挿入して、結合する代わりに、紐状ジッパ材料の一方側をフィルムに結合でき、次にフィルムが折曲げられ、その後紐状ジッパの他方側が、折曲げられたウェブの対面部分に結合される。代わりに、それぞれのフランジ無しジッパ細片を展開されたウェブに対し平行に結合でき、次にウェブを中央線に沿って折曲げ、折曲げた後にジッパ細片を相互係止する。単一ウェブを折曲げて開始する代わりに、2つのウェブで始めることができ、その一方のみを折曲げてバッグの頂部にフラップを形成する。2つのウェブの対向する底部は、バッグ底部を形成するために共にシールし得る。同様に、2つのウェブの使用は、次のような3つの別形態、すなわち(1)ウェブの間に紐状ジッパを配置して、それぞれのウェブに対しジッパの側部をシールする形態(2)一方のウェブに対し紐状ジッパの一方側をシールし、他方のウェブを対向関係に配置し、次に、他方のウェブに対し紐状ジッパの他方側をシールする形態(3)一方のウェブに対し一方のフランジ無しジッパ細片をシールし、他方のウェブに対し他方のフランジ無しジッパ細片をシールし、次に、それぞれのウェブに取付けつつジッパ細片を相互係止する形態を伴うであろう。
さらに他の別形態によれば、フィルムの別個の細片またはウェブを第2ウェブに取付けることによって、再閉鎖可能バッグ上の頂部フラップを製作でき、第2ウェブは、折曲げられるかまたは第3ウェブに結合され、次にクロスシールされて、容器を形成する。このような2つの別形態が図6と図7に示されている。
図6から理解されるように、フィルムのウェブ70が折曲げられ、次に、紐状ジッパ4の一方の側部は、加熱シールバー68によってウェブ70のエッジに結合される。しかし、このシール操作の前に、第2ウェブ113のエッジがウェブ70の前述のエッジとシールバー68との間に介在する。この結果、両方のウェブ70と113は、このシール操作中に紐状ジッパ4の一方の側部に封止され、これによって、合体されたフィルムの二重層を形成する。次に、ウェブ70を折曲げ、その他方のエッジを紐状ジッパ4の他方側に結合する。その後に、スライダを紐状ジッパ(図6に図示せず)に挿入する。最終結果は、図3に示したのと同一の構造体である。
図7は、図6に示した方法の別形態である。この実施例では、ウェブ113のエッジは、例えば加熱シールバー54によって、ジッパ4が取付けられるウェブ70のエッジから移動するウェブ70の一部に結合される。
すべての場合に、ウェブ113は、紐状ジッパの上方に延在する完成バッグ内に、ウェブ113がフラップを形成する程度に十分な幅を(図1の参照番号112参照)有しなければならない。別個のフィルムウェブのシールを含むすべての方法において、それぞれのウェブのために別個の巻戻し制御および張力制御を行わなければならない。
本発明は、スライダがプラウまたは分離指部を有することを必要としない。スライダジッパ組立体は、跨るスライダの側壁が、スライダが開方向に移動するときにプラウまたは分離指部の助けなしにジッパを開放できるように、設計し得る。
好ましい実施形態を参照して本発明について説明したが、本発明の範囲から逸脱することなく種々の変更を行うことが可能であり、また本発明の部材の代わりに等価物を使用し得ることが、当業者によって理解されるであろう。さらに、特定の状態を本発明の理論に適合させるために、本発明の本質的な範囲から逸脱することなく多くの修正が可能である。したがって、本発明は、本発明を実施するために意図された最善のモードとして開示される特定の実施形態に限定されないが、本発明は、添付の特許請求の範囲に含まれるすべての実施形態を含むことが意図される。
特許請求の範囲で使用されるように、「連結される」または「結合される」という動詞は、熱および/または圧力の適用、超音波エネルギの適用、接着材料層または結合剤層の適用、接着剤細片または結合細片などの介在によるものであるかに関わらず、融合される、結合される、封止される、接着される等を意味する。特許請求の範囲で使用されるように、「紐状ジッパ」という用語は、実質的にフランジ部を有しない2つの相互係止可能なクロージャ細片を備えるジッパを意味する。
本発明の一実施形態による再閉鎖可能バッグの正面図であり、図解のためにバッグフィルムはフィルム層の背後の紐状ジッパが見えるように光学的に透明であると想定されている。 本発明の一実施形態による製造工程において(縁取りの前に)中間工程で折曲げられたウェブに結合された状態を示す紐状ジッパの部分断面図である。 図1に示したバッグに組み込まれたスライダ−紐状ジッパ組立体の部分断面図であり、ジッパおよびバッグフィルムは、スライダの閉鎖端部の前で平面において断面されている。 図1に示したバッグを製造するための自動製造ラインの連続運動セクションの頂面図であり、図4に示したジッパ−フィルム組立体は、矢印Aで示されるように左から右に前進している。 図4に示した連続運動セクションに続く連続製造ラインの中間部の頂面図であり、ジッパ、スライダ、ハンプおよび孔のサイズは、製造されるパッケージのサイズに対して説明のために誇張されている(図4も同様)。 本発明の他の実施形態による他の製造方法を示す図である。 本発明の他の実施形態による他の製造方法を示す図である。
符号の説明
2a…壁部
4…ジッパ
6,8…ジッパ細片
10…スライダ
14…基部
16,18,22,24…把持顎部
20,28…クロージャ要素または部材
26…リブ
38,40…保持突出部またはレッジ
42…プラウ
70…ウェブ
74…折り目
102…容器
112…フラップ
114…引裂き線
116…孔

Claims (4)

  1. 再閉鎖可能バッグであって、
    第1および第2ジッパ細片を備えるジッパ、
    フィルム材料から形成されたフィルム構造体、および
    前記ジッパの上に装着されかつ前記ジッパを開閉するための両方向に移動可能なスライダを含み、
    前記第1ジッパ細片が第1基部および前記第1基部から突出する第1クロージャプロファイルを有し、前記第2ジッパ細片が第2基部、および前記第2基部から突出しかつ前記第1クロージャプロファイルと係合する第2クロージャプロファイルを有し、
    前記フィルム構造体が、互いに一体に接合されて前記再閉鎖可能バッグの底部を形成する第1部と第2部、および、前記第2部の外側に接合されて該フィルム構造体の二重層部分を形成する第3部とを含み、前記第2部と前記第3部の各々が前記フィルム材料による一層であり、前記第1ジッパ細片が前記フィルム構造体の前記第1部に連結され、前記第2ジッパ細片が前記フィルム構造体の前記二重層部分に連結され、かつ
    前記フィルム構造体の前記二重層部分の少なくとも一部が前記第2ジッパ細片の前記第2基部と前記スライダの一方側との間に設置されており、前記フィルム構造体の前記第3部の一部によって、前記フィルム構造体の前記第2部には接合されていないフラップが形成されるようにした再閉鎖可能バッグ。
  2. 前記第1ジッパ細片の前記第1基部に連結された前記フィルム構造体の第1部の部分は、前記第1ジッパ細片の第1基部と前記スライダの他方側との間に設置されている、請求項1に記載のバッグ。
  3. 前記底部が、前記フィルム構造体の第2部および第3部を一体的に連結する折り目を更に含む、請求項1に記載のバッグ。
  4. 前記フィルム構造体の第1部が折曲げられ、かつ前記フィルム構造体の第1および第2部の対向エッジが連結されて口部を有する容器を形成し、前記ジッパが前記口部内に取付けられている、請求項1に記載のバッグ。
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