しかし、従来の構成では、ユーザが変換候補を選択する際に以下のような問題が生じる。
たとえばユーザが「いなずま」を入力し、装置がそれを「稲妻」に変換する場合を説明する。ユーザが「いな」と入力すると、装置は「いな」で始まる候補語句を表示する。具体的には、否、伊那、異な、伊南、伊奈、射ない、以内、井内、田舎、否か、・・・などを、変換対象として予測し、表示する。ここで、ユーザが選択したいのは「稲妻」である。しかし、この語句が、複数の候補語句のうち、ずっと後ろの方に控えている場合がある。したがって、ユーザは、求める語句をすぐに見つけ出すことができない。
大画面を備えた表示装置では、全候補を表示することも不可能ではない。しかし、候補語句は通常大量にあるので、現実的ではない。さらに、ランダムに並べられている羅列表示では、目的の語句を発見するのが手間である。特に、携帯機器の小さな画面では、一部の候補語句しか表示されない。このときユーザは、目的の候補語句を探すためにカーソルキーなどで表示画面をスクロールしなければならず、面倒である。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の候補語句から所望の変換語句を検索することを、ユーザにより早く実行させることができる入力文字変換装置、候補語句表示方法、入力文字変換プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
本発明に係る入力文字変換装置は、上記の課題を解決するために、
ユーザが入力した入力文字にあらかじめ関連付けられている複数の候補語句を、所定のディスプレイに表示し、上記ディスプレイに表示した複数の候補語句のうち、ユーザが選択した候補語句を変換語句として決定する入力文字変換装置であって、
上記複数の候補語句を、候補語句の文字数ごとにまとめて、上記ディスプレイにおける表示位置が互いに異なる複数の候補語句表示領域にそれぞれ表示する候補語句表示手段を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、入力文字変換装置は、ユーザが入力した入力文字を受け付ける。これにより、候補語句表示手段が、受け付けた入力文字にあらかじめ関連付けられている複数の候補語句を、所定のディスプレイに表示する。ユーザは、ディスプレイに表示されているこれら複数の候補語句の中から、たとえば1つの候補語句を選択する。入力文字変換装置は、ユーザが選択した候補語句を、変換語句として決定する。これにより、入力文字変換装置は、ユーザが入力した入力文字を、所定の変換語句に変換する。
このとき候補語句表示手段は、これら複数の候補語句を、候補語句の文字数ごとに、まとめ、ディスプレイにおける互いに異なる複数の候補語句表示領域に、それぞれ、表示する。たとえば、ある候補語句表示領域には、1文字の候補語句のみを表示する。さらに、この候補語句表示領域と異なる他の候補語句表示領域には、2文字の候補語句のみを表示する。
これによりユーザは、文字数が異なる候補語句を、それぞれ、ディスプレイにおいて同時に確認できる。したがってユーザは、入力文字を1文字の変換語句に変換したいとき、1文字の候補語句が表示されている候補語句表示領域から、素早く検索できる。また、入力文字を2文字の変換語句に変換したいときには、2文字の候補語句が表示されている候補語句表示領域から、素早く検索できる。
候補語句表示手段は、たとえば、1文字の候補語句ばかりをディスプレイに表示することがない。したがって、ユーザは、入力文字を2文字の変換語句に変換したいときに、1文字の候補語句ばかりが表示されている表示画面をわざわざスクロールして、2文字の候補語句を表示させる必要がない。
このように、入力文字変換装置を用いるユーザは、複数の候補語句から所望の変換語句を検索するとき、無駄な手間を要することがない。これにより、入力文字変換装置は、複数の候補語句から所望の変換語句を検索することを、ユーザにより早く実行させることができる効果を奏する。
本発明に係る候補語句表示方法は、上記の課題を解決するために、ユーザが入力した入力文字にあらかじめ関連付けられている複数の候補語句を、所定のディスプレイに表示し、上記ディスプレイに表示した複数の候補語句のうち、ユーザが選択した候補語句を変換語句として決定する入力文字変換装置に、複数の候補語句を表示させる候補語句表示方法であって、
上記複数の候補語句を、候補語句の文字数ごとにまとめて、上記ディスプレイにおける表示位置が互いに異なる複数の候補語句表示領域にそれぞれ表示する候補語句表示ステップを含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係る入力文字変換装置と同様の効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記複数の候補語句を、候補語句の文字数に関わりなく、上記ディスプレイにおける、上記候補語句表示領域と異なる一般候補表示領域に表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、ディスプレイにおいて、候補語句表示領域と異なる一般候補表示領域に、文字数に関わらない候補語句を表示する。たとえば、候補語句表示手段は、この一般候補表示領域に、複数の候補語句を、過去に変換された頻度の順に表示する。したがって、この一般候補表示領域には、たとえば、1文字の候補語句も、2文字の候補語句も、さらに、3文字の候補語句も表示される。4文字以上であっても、同様である。すなわち、入力文字にあらかじめ関連付けられている候補語句ならば、何文字であっても、この一般候補表示領域に表示される。
これにより、ユーザは、特定の文字数の候補語句を表示している複数の候補語句表示領域に加え、この一般候補表示領域からも、変換語句を検索できる。したがって、本構成の入力文字変換装置では、ユーザが複数の候補語句から変換語句をより検索しやすくなる、という効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記候補語句表示領域における所定の表示位置に、この候補語句表示領域に表示する候補語句の文字数を表す数字を表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、特定の文字数の候補語句を表示するための複数の候補語句表示領域に、それぞれ、表示される候補語句の文字数を表す数字を表示する。たとえば、1文字の候補語句を表示するための候補語句表示領域には、1文字を表す数字「1」を表示する。さらに、2文字の候補語句を表示するための候補語句表示領域には、2文字を表す数字「2」を表示する。
これにより、ユーザは、各候補語句表示領域に表示されている数字を見れば、候補語句表示領域に表示されている候補語句の文字数がわかる。したがってユーザは、たとえば1文字の候補語句を検索したいとき、まず1文字を表す数字の「1」を見るだけで、1文字の候補語句がまとめて表示されている領域に目を移すことができる。
このように、入力文字変換装置を使用するユーザは、どの候補語句表示領域に何文字の候補語句が表示されているかを知るために、表示されている候補語句の文字数をいちいち数える必要がない。したがって、本構成の入力文字変換装置は、特定の文字数の候補語句が表示されている候補語句表示領域を、ユーザにより早く検索させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記文字数に関わらない候補語句が表示されていることを表す識別記号を、上記一般候補表示領域における所定の表示位置に表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを表す識別記号を、上記一般候補表示領域における所定の表示位置に表示する。たとえば、候補語句を一般候補表示領域に頻度順に表示しているとき、この一般候補表示領域に、文字列「頻度順」をあわせて表示する。または、この一般候補表示領域に、識別記号「#」を表示する。これらの文字列を見たユーザは、この表示領域に、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを、容易に確認できる。
このように、入力文字変換装置を使用するユーザは、一般候補表示領域において、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを確認するために、この表示領域に表示されている各候補語句の表示構成をわざわざ解析する必要がない。したがって、本構成の入力文字変換装置は、文字数に関わらない候補語句が、ディスプレイにおけるどの表示領域に表示されているかを、ユーザにより早く検索させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、
上記候補語句表示手段は、
ユーザが数字を入力したとき、この数字が上記文字数を表す数字として表示されている上記候補語句表示領域の表示状態を、この候補語句表示領域に表示されている候補語句をユーザが選択できることを示す表示状態に変更することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、ユーザが入力した数字が、文字数を表す数字として表示されている候補語句表示領域の表示状態を、通常とは異なる表示状態に変更する。具体的には、この候補語句表示領域の表示状態を、表示されている候補語句をユーザが選択できることを示すような表示状態に変更する。たとえば、この候補語句表示領域に表示されている任意の1つの候補語句に、候補語句が選択されていることを示す選択カーソルを表示する。
このように、ユーザは、ある文字数の候補語句を選択したいとき、その候補語句の文字数を表す数字を、所定の入力手段によって入力すればよい。たとえば、数字の「1」を入力するためのボタンを押下するだけで、ユーザは、1文字の候補語句を表示している候補語句表示領域に、選択カーソルを表示させることができる。
このように、本構成の入力文字変換装置は、特定の文字数の候補語句を表示している候補語句表示領域を選択するための操作を、ユーザにより早く実行させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
入力文字変換装置が、上記候補語句表示領域を選択するための所定の候補語句選択モードにおいて動作しているときに、この候補語句表示領域に表示されている候補語句をユーザが選択できることを示す表示領域に変更することが好ましい。
上記の構成によれば、入力文字変換装置は、候補語句表示領域を選択するための所定の候補語句選択モードにおいて動作できる。このモードにおいて入力文字変換装置が動作しているときに、ユーザが数字を入力すれば、候補語句表示手段は、その数字の文字数の候補語句を表示している候補語句表示領域を、候補語句をユーザが選択できることを示す表示状態に変更する。たとえば、この候補語句表示領域に、所定の選択カーソルを表示する。
ユーザにとって、入力文字変換装置に文字数の「1」を入力することは、入力文字としての「1」を入力することと、1文字の候補語句を表示するための候補語句表示領域をまず選択するために、選択数字としての「1」を入力する、2つの意味がある。
ユーザが数字の「1」を入力したとき、入力文字変換装置が、1文字の候補語句を表示するため候補語句表示領域を無条件で選択してしまうと、実は数字の「1」を入力文字として入力したつもりのユーザを、戸惑わせてしまうことなる。しかし、本構成の入力文字変換装置は、所定の候補語句選択モードにおいて実行しているときに、候補語句表示領域を選択する。そのため、たとえばユーザが入力文字として数字の「1」を入力したときに、候補語句表示手段は、1文字を表す数字「1」を入力するため候補語句表示領域を誤って選択することがない。
そのため、本構成の入力文字変換装置は、数字を入力するユーザに、無用な戸惑いを与えないで済むという効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
ユーザが上記識別記号を入力したとき、この識別記号が表示されている上記一般候補表示領域の表示状態を、この一般候補表示領域に表示されている候補語句をユーザが選択できることを示す表示状態に変更することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、ユーザが入力した識別記号が表示されている一般候補表示領域の表示状態を、通常とは異なる表示状態に変更する。具体的には、一般候補表示領域の表示状態を、表示されている候補語句をユーザが選択できることを示すような表示状態に変更する。たとえば、一般候補表示領域に表示されている任意の1つの候補語句に、候補語句が選択されていることを示す選択カーソルを表示する。
このように、ユーザは、文字数に関わらない候補語句を選択したとき、識別記号を、所定の入力手段によって入力すればよい。たとえば、記号「#」を入力するためのボタンを押下するだけで、ユーザは、一般候補表示領域に選択カーソルを表示させることができる。
このように、本構成の入力文字変換装置は、文字数に関わらない候補語句を表示している一般候補表示領域を選択するための操作を、ユーザにより早く実行させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
入力文字変換装置が、上記一般候補表示領域を選択するための候補語句選択モードにおいて動作しているときに、上記一般候補表示領域の表示状態を、この一般候補表示領域に表示されている候補語句をユーザが選択できることを示す表示状態に変更することが好ましい。
入力文字変換装置が、上記候補語句表示領域を選択するための所定の候補語句選択モードにおいて動作しているときに、上記候補語句表示領域に上記選択カーソルを表示することが好ましい。
上記の構成によれば、入力文字変換装置は、一般候補表示領域を選択するための所定の候補語句選択モードにおいて動作できる。このモードにおいて入力文字変換装置が動作しているときに、ユーザが識別記号を入力すれば、候補語句表示手段は、その識別記号を表示している一般候補表示領域を、候補語句をユーザが選択できることを示す表示状態に変更する。たとえば、この一般候補表示領域に、所定の選択カーソルを表示する。
ユーザにとって、入力文字変換装置に識別記号を入力することは、入力文字としての識別記号を入力することと、一般候補表示領域をまず選択するために、選択数字としての識別記号を入力することの、2つの意味がある。
ユーザが識別記号を入力したとき、入力文字変換装置が、文字数に関わらない候補語句を表示するための一般候補表示領域を無条件で選択してしまうと、実は識別記号を入力文字として入力したつもりのユーザを、戸惑わせてしまうことなる。しかし、本構成の入力文字変換装置は、所定の候補語句選択モードにおいて実行しているときに、一般候補表示領域を選択する。そのため、たとえばユーザが入力文字として識別記号の「#」を入力したときに、候補語句表示手段は、一般候補表示領域を誤って選択することがない。
そのため、本構成の入力文字変換装置は、識別記号を入力するユーザに、無用な戸惑いを与えないで済むという効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記候補語句表示領域において、上記候補語句をスクロールして表示するとき、上記文字数を固定して表示することが好ましい。
上記の構成によれば、入力文字変換装置は、候補語句の文字数を表す数字を固定表示しつつ、複数の候補語句をスクロールして表示する。したがって、たとえばユーザの指示によって、現在の表示画面に表示されている候補語句をスクロールして表示するとき、この候補語句の文字数を表す数字を、表示画面から消してしまうことがない。これによりユーザは、候補語句をスクロールして表示した後においても、候補語句表示領域に表示されている候補語句の文字数を、容易に確認できる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記一般候補表示領域において、上記文字数に関わらない候補語句をスクロールして表示するとき、上記識別記号を固定して表示することが好ましい。
上記の構成によれば、入力文字変換装置は、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを示す識別記号を固定表示しつつ、複数の候補語句をスクロールして表示する。したがって、たとえばユーザの指示によって、現在の表示画面に表示されている候補語句をスクロールして表示するとき、識別記号を表示画面から消してしまうことがない。これによりユーザは、候補語句をスクロールして表示した後においても、候補語句表示領域に表示されている候補語句の文字数を、容易に確認できる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記候補語句表示領域を、上記候補語句表示領域単位でスクロールして表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、候補語句表示領域を、候補語句表示領域単位でスクロールして表示する。たとえば、候補語句表示手段が、現在、3つの異なる候補語句表示領域を表示しているとする。具体的には、1文字の候補語句を表示するための候補語句表示領域と、2文字の候補語句を表示するための候補語句表示領域と、3文字の候補語句を表示するための候補語句表示領域とを、それぞれ行方向に並べて表示しているとする。ここで、たとえばユーザが右スクロールキーを押下したとき、候補語句表示手段は、1文字の候補語句を表示するための候補語句表示領域を画面から消し、2文字の候補語句を表示するための候補語句表示領域と、3文字の候補語句を表示するための候補語句表示領域とを候補語句表示領域単位でそれぞれ一つずつずらして表示する。さらに、スクロールキーが押下される前には表示していなかった、4文字の候補語句を表示するための候補語句表示領域を新たに表示する。すなわち、1、2、3文字の各候補語句を表示している状態において、スクロールキーが入力されると、2、3、4文字の各候補語句を表示することになる。
これにより、装置の操作性をさらに向上することができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記候補語句表示領域を互いに隣接させて表示すると共に、
ユーザが前回選択した上記候補語句の文字数と同一の文字数の上記候補語句を表示するための上記候補語句表示領域を、上記隣接させて表示する複数の候補語句表示領域のうち一番先頭に表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、複数の候補語句表示領域を、互いに隣接させて表示する。これにより、特定の文字数の候補語句を、それぞれまとめて表示すると共に、これらの全ての候補語句をも、まとめて表示する。
候補語句表示手段は、さらに、ユーザが前回選択した候補語句の文字数を特定する。たとえば、ユーザが前回、1文字の候補語句を選択したことを特定する。つぎに、この文字数と同一の文字数の候補語句を表示するための候補語句表示領域を、互いに隣接させて表示する複数の候補語句表示領域のうち、一番先頭に表示する。たとえば、各文字数の候補語句を行単位で隣接させて表示するとき、1文字の候補語句を表示するための候補語句表示領域を、その中の一番左に表示する。
これにより、先頭に表示されている候補語句表示領域を確認することによって、ユーザは、前回選択した候補語句の文字数を、容易に確認できる。一般に、ユーザは、同じ文字数の候補語句を、何度も続けて選択する可能性が高い。したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザによる候補語句の選択の便宜を、さらに向上させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記複数の候補語句表示領域の背景色を、それぞれ互いに異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、複数の候補語句表示領域の背景色を、それぞれ互いに異ならせて表示する。これによりユーザは、背景色が異なる各候補語句表示領域に、それぞれ、文字数が異なる候補語句が表示されていることを確認できる。たとえば背景色が赤色である候補語句表示領域に、1文字の候補語句が表示されていることを確認できる。さらに、たとえば背景色が緑色である候補語句表示領域に、2文字の候補語句が表示されていることを確認できる。
このように、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、特定の文字数の候補語句を表示するための各候補語句表示領域を、容易に区別させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記複数の候補語句表示領域の背景色、および上記一般候補表示領域の背景色を、それぞれ互いに異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、複数の候補語句表示領域の背景色、および一般候補表示領域の背景色を、それぞれ互いに異ならせて表示する。これによりユーザは、背景色が異なる候補語句表示領域および一般候補表示領域に、それぞれ、文字数が異なる候補語句、または文字数に関わらない候補語句が表示されていることを確認できる。たとえば背景色が赤色である候補語句表示領域に、1文字の候補語句が表示されていることを確認できる。さらに、たとえば背景色が緑色である一般候補表示領域に、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを確認できる。
このように、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、各候補語句表示領域および一般候補表示領域を、容易に区別させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
現在選択されている上記候補語句表示領域に表示する上記数字の背景色を、この候補語句表示領域と異なる他の候補語句表示領域に表示する上記数字の背景色と異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、現在選択されている候補語句表示領域に表示する、文字数を表す数字の背景色を、この候補語句表示領域と異なる他の候補語句表示領域に表示する、他の文字数を表す数字の背景色と異ならせて表示する。たとえば、現在選択されている候補語句表示領域に表示する数字の背景色を、赤色に表示する。一方、それ以外の、現在選択されていない候補語句表示領域に表示する数字の背景色を、全て、緑色に表示する。
これにより、ユーザは、現在選択されている候補語句表示領域がどれであるかを知りたいとき、他の数字とは背景色が異なる数字を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、数字の背景色が赤色に表示されている候補語句表示領域を、現在選択されている候補語句表示領域であると認識できる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、現在選択されている候補語句表示領域を容易に確認させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
現在選択されている上記一般候補表示領域に表示する上記識別記号の背景色を、上記候補語句表示領域に表示する上記数字の背景色と異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、現在選択されている一般候補表示領域に表示する識別記号の背景色を、上記候補語句表示領域に表示する上記数字の背景色と異ならせて表示する。
たとえば、一般候補表示領域に表示する識別記号の背景色を、赤色に表示する。一方、それ以外の、現在選択されていない候補語句表示領域に表示する数字の背景色を、全て、緑色に表示する。
これにより、ユーザは、現在、一般候補表示領域が選択されている否かを知りたいとき、数字とは背景色が異なる識別記号を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、識別記号の背景色が赤色であることを確認するだけで、一般候補表示領域が現在選択されていることを認識できる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、現在選択されている一般候補表示領域を容易に確認させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
現在選択されている上記候補語句表示領域に表示する上記数字の文字色を、この候補語句表示領域と異なる一般候補表示領域に表示する上記数字の文字色と異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、現在選択されている候補語句表示領域に表示する、文字数を表す数字の文字色を、この候補語句表示領域と異なる他の候補語句表示領域に表示する、他の文字数を表す数字の文字色と異ならせて表示する。たとえば、現在選択されている候補語句表示領域に表示する数字の文字色を、赤色に表示する。一方、それ以外の、現在選択されていない候補語句表示領域に表示する数字の文字色を、全て、緑色に表示する。
これにより、ユーザは、現在選択されている候補語句表示領域がどれであるかを知りたいとき、他の数字とは文字色が異なる数字を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、数字の文字色が赤色に表示されている候補語句表示領域を、現在選択されている候補語句表示領域であると認識できる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、現在選択されている候補語句表示領域を容易に確認させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
現在選択されている上記一般候補表示領域に表示する上記識別記号の文字色を、上記候補語句表示領域に表示する上記数字の文字色と異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、現在選択されている一般候補表示領域に表示する識別記号の文字色を、上記候補語句表示領域に表示する上記数字の文字色と異ならせて表示する。
たとえば、一般候補表示領域に表示する識別記号の文字色を、赤色に表示する。一方、それ以外の、現在選択されていない候補語句表示領域に表示する数字の文字色を、全て、緑色に表示する。
これにより、ユーザは、現在、一般候補表示領域が選択されている否かを知りたいとき、数字とは文字色が異なる識別記号を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、識別記号の文字色が赤色であることを確認するだけで、一般候補表示領域が現在選択されていることを認識できる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、現在選択されている一般候補表示領域を容易に確認させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
現在選択されている上記候補語句表示領域に表示する上記数字のサイズを、この候補語句表示領域と異なる一般候補表示領域に表示する上記数字のサイズと異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、現在選択されている候補語句表示領域に表示する、文字数を表す数字のサイズを、この候補語句表示領域と異なる他の候補語句表示領域に表示する、他の文字数を表す数字のサイズと異ならせて表示する。たとえば、現在選択されている候補語句表示領域に表示する数字を、現在選択されていない候補語句表示領域に表示する数字より、1.5倍大きく、表示する。
これにより、ユーザは、現在選択されている候補語句表示領域がどれであるかを知りたいとき、他の数字とはサイズが異なる数字を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、他の数字より1.5倍大きい数字が表示されている候補語句表示領域を、現在選択されている候補語句表示領域であると認識できる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、現在選択されている候補語句表示領域を容易に確認させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
現在選択されている上記一般候補表示領域に表示する上記識別記号のサイズを、上記候補語句表示領域に表示する上記数字のサイズと異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、現在選択されている一般候補表示領域に表示する識別記号のサイズを、上記候補語句表示領域に表示する上記数字のサイズと異ならせて表示する。たとえば、一般候補表示領域に表示する識別記号を、現在選択されていない候補語句表示領域に表示する数字より1.5倍大きく、表示する。
これにより、ユーザは、現在、一般候補表示領域が選択されている否かを知りたいとき、数字とはサイズが異なる識別記号を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、識別記号のサイズが数字より1.5倍大きく表示されていることを確認するだけで、一般候補表示領域が現在選択されていることを認識できる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、現在選択されている一般候補表示領域を容易に確認させることができる効果を奏する。
本発明に係る入力文字変換装置は、上記の課題を解決するために、
ユーザが入力した入力文字にあらかじめ関連付けられている複数の候補語句を、所定のディスプレイに表示し、上記ディスプレイに表示した複数の候補語句のうち、ユーザが選択した候補語句を変換語句として決定する入力文字変換装置であって、
上記複数の候補語句のうち、ある文字数の候補語句を、上記ディスプレイにおける所定の候補語句表示領域に表示すると共に、上記ある文字数を表す数字、および、上記ある文字数と異なる他の文字数を表す少なくとも1つの数字を、上記ディスプレイにおいて、上記候補語句表示領域と異なる所定の選択記号表示領域に表示する候補語句表示手段を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、入力文字変換装置は、ユーザが入力した入力文字を受け付ける。これにより、候補語句表示手段が、受け付けた入力文字にあらかじめ関連付けられている複数の候補語句を、所定のディスプレイに表示する。ユーザは、ディスプレイに表示されているこれら複数の候補語句の中から、たとえば1つの候補語句を選択する。入力文字変換装置は、ユーザが選択した候補語句を、変換語句として決定する。これにより、入力文字変換装置は、ユーザが入力した入力文字を、所定の変換語句に変換する。
このとき候補語句表示手段は、複数の候補語句のうち、ある文字数の候補語句を、ディスプレイにおける所定の候補語句表示領域に表示する。たとえば、1文字の候補語句をマトリックス状に一覧表示する。
候補語句表示手段は、さらに、候補語句表示領域に表示する候補語句の文字数を表す数字を、候補語句表示領域と異なる所定の選択記号表示領域に表示する。たとえば、候補語句表示手段は、1文字を表す数字「1」を、選択記号表示領域に表示する。さらに、この文字数と異なる他の文字数を表す数字のうち、少なくとも1つの数字も、選択記号表示領域に表示する。たとえば、2文字の候補語句および3文字の候補語句があるなら、それぞれの候補語句の文字数を表す数字、すなわち「2」および「3」を、選択記号表示領域に表示する。
これにより、ユーザは、特定文字数の候補語句を候補語句表示領域において確認できる。それと同時に、他の文字数の候補語句が存在することも、選択記号表示領域に表示されている数字を見ることによって、確認できる。したがって、ユーザは、候補語句表示領域に表示されていない文字数の候補語句を、スクロールさせてわざわざ検索する必要がない 。
このように、入力文字変換装置を用いるユーザは、複数の候補語句から所望の変換語句を検索するとき、無駄な手間を要することがない。これにより、入力文字変換装置は、複数の候補語句から所望の変換語句を検索することを、ユーザにより早く実行させることができる効果を奏する。
本発明に係る候補語句表示方法は、上記の課題を解決するために、ユーザが入力した入力文字にあらかじめ関連付けられている複数の候補語句を、所定のディスプレイに表示し、上記ディスプレイに表示した複数の候補語句のうち、ユーザが選択した候補語句を変換語句として決定する入力文字変換装置に、上記複数の候補語句を表示させる候補語句表示方法であって、
上記複数の候補語句のうち、ある文字数の候補語句を、上記ディスプレイにおける所定の候補語句表示領域に表示すると共に、上記ある文字数を表す数字、および、上記ある文字数と異なる他の文字数を表す少なくとも1つの数字を、上記ディスプレイにおいて、上記候補語句表示領域と異なる所定の選択記号表示領域に表示する候補語句表示ステップを含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係る入力文字変換装置と同様の効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
ユーザによって選択された上記数字と同じ文字数の候補語句を、上記候補語句表示領域に表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、ユーザが入力した数字と同じ文字数の候補語句を、候補語句表示領域に表示する。たとえば、ユーザが1文字を表す数字「1」を入力したとき、1文字の候補語句を候補語句表示領域に表示する。
このように、ユーザは、ある文字数の候補語句を選択したいとき、その候補語句の文字数を表す数字を、所定の入力手段によって入力すればよい。たとえば、所定の十字キーを用いて数字の「2」に選択カーソルを合わせれば、ユーザは、候補語句表示領域に、2文字の候補語句を表示させることができる。
このように、本構成の入力文字変換装置は、特定の文字数の候補語句を候補語句表示領域に表示させるための操作を、ユーザにより早く実行させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
文字数に関わらない候補語句を選択できることを表す識別記号を、上記選択記号表示領域における所定の表示位置に表示すると共に、
上記識別記号がユーザによって選択されたとき、文字数に関わらない候補語句を、上記候補語句表示領域に表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、所定の識別記号を、選択記号表示領域における所定の表示位置に表示する。たとえば、識別記号として「#」を表示する。ここでいう「識別記号」は、ユーザが、文字数に関わらない候補語句を選択できることを表すものである。すなわち、ユーザがこの識別記号を選択すれば、文字数に関わらない候補語句が候補語句表示領域に表示されることを表す識別記号である。
ユーザがこの識別記号を選択すれば、候補語句表示手段は、文字数に関わらない候補語句を、候補語句表示領域に表示する。したがって、ユーザは、つぎに、文字数に関わらない候補語句から、所望の候補語句を変換語句として選択できる。
これにより、ユーザは、特定の文字数の候補語句に加えて、文字数に関わらない候補語句からも、変換語句を検索できる。したがって、本構成の入力文字変換装置では、ユーザが複数の候補語句から変換語句をより検索しやすくなる、という効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、
上記候補語句表示手段は、
ユーザが数字を入力したとき、この数字と同一の文字数の候補語句を、上記候補語句表示領域に表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、ユーザが数字を入力したとき、この数字と同一の文字数の候補語句を、候補語句表示領域に表示する。たとえば、ユーザが1文字を表す数字「1」を入力したとき、候補語句表示手段は、1文字の候補語句を候補語句表示領域に表示する。
このように、ユーザは、ある文字数の候補語句を選択したいとき、その候補語句の文字数を表す数字を、所定の入力手段によって入力すればよい。たとえば、数字の「1」を入力するためのボタンを押下するだけで、ユーザは、ディスプレイにおける候補語句表示領域に、1文字の候補語句をまとめて表示させることができる。
このように、本構成の入力文字変換装置は、特定の文字数の候補語句を候補語句表示領域にまとめて表示するための操作を、ユーザにより早く実行させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
入力文字変換装置が、上記候補語句表示領域を切り替えるための候補語句切替モードにおいて動作しているときに、上記ユーザが入力した数字と同一の文字数の候補語句を、上記候補語句表示領域に表示することが好ましい。
上記の構成によれば、入力文字変換装置は、候補語句表示領域を選択するための所定の候補語句選択モードにおいて動作できる。このモードにおいて入力文字変換装置が動作しているときに、ユーザが数字を入力すれば、候補語句表示手段は、その数字の文字数の候補語句を、候補語句表示領域に表示する。たとえば、ユーザが1文字を表す数字「1」を入力したとき、候補語句表示領域に、1文字の候補語句を表示する。
ユーザにとって、入力文字変換装置に数字の「1」を入力することは、入力文字としての「1」を入力することと、1文字の候補語句を候補語句表示領域に表示させるために、選択数字としての「1」を入力することの、2つの意味がある。
ユーザが数字の「1」を入力したとき、入力文字変換装置が、候補語句表示領域に1文字の候補語句を無条件で表示してしまうと、実は数字の「1」を入力文字として入力したつもりのユーザを、戸惑わせてしまうことなる。しかし、本構成の入力文字変換装置は、所定の候補語句選択モードにおいて実行しているときに、候補語句表示領域に表示する候補語句を切り替えるそのため、たとえばユーザが入力文字として数字の「1」を入力したときに、候補語句表示手段は、候補語句表示領域に1文字の候補語句を誤って表示することがない。
このように、本構成の入力文字変換装置は、数字を入力するユーザに、無用な戸惑いを与えないで済むという効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記選択記号表示領域に表示されている上記識別記号がユーザによって入力されたとき、上記文字数に関わらない候補語句を、候補語句表示領域に表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、選択記号表示領域に表示されている識別記号を、ユーザが入力したとき、文字数に関わらない候補語句を候補語句表示領域に表示する。たとえば、ユーザが識別記号「#」を入力したとき、候補語句表示手段は、文字数に関わらない候補語句を、候補語句表示領域において、過去に選択された頻度順に表示する。
このように、ユーザは、文字数に関わらない候補語句から変換語句を選択したいとき、選択記号表示領域に表示されている識別記号を、所定の入力手段によって入力すればよい。たとえば、識別記号「#」を入力するためのボタンを押下するだけで、ユーザは、ディスプレイの候補語句表示領域に、文字数に関わらない候補語句をまとめて表示させることができる。
このように、本構成の入力文字変換装置は、文字数に関わらない候補語句を候補語句表示領域にまとめて表示するための操作を、ユーザにより早く実行させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
入力文字変換装置が、上記候補語句表示領域に表示する候補語句を選択するための候補語句選択モードにおいて動作しているときに、上記文字数に関わらない候補語句を上記候補語句表示領域に表示することが好ましい。
上記の構成によれば、入力文字変換装置は、候補語句表示領域を選択するための所定の候補語句選択モードにおいて動作できる。このモードにおいて入力文字変換装置が動作しているときに、ユーザが識別記号を入力すれば、候補語句表示手段は、文字数に関わらない候補語句を、候補語句表示領域に表示する。たとえば、ユーザが識別記号である「#」を入力したとき、候補語句表示領域に、文字数に関わらない候補語句を、過去に選択された頻度順に表示する。
ユーザにとって、入力文字変換装置に識別記号を入力することは、入力文字としての識別記号を入力することと、文字数に関わらない候補語句を候補語句表示領域に表示させるために、選択記号としての識別記号を入力することの、2つの意味がある。
ユーザが記号「#」を入力したとき、入力文字変換装置が、候補語句表示領域に文字数に関わらない候補語句を無条件で表示してしまうと、実は記号「#」を入力文字として入力したつもりのユーザを、戸惑わせてしまうことなる。しかし、本構成の入力文字変換装置は、所定の候補語句選択モードにおいて実行しているときに、候補語句表示領域に表示する候補語句を切り替える。そのため、たとえばユーザが入力文字として記号「#」を入力したときに、候補語句表示手段は、候補語句表示領域に、文字数に関わらない候補語句を誤って表示することがない。
このように、本構成の入力文字変換装置は、選択記号表示領域に表示されている識別記号を入力するユーザに、無用な戸惑いを与えないで済むという効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記候補語句表示領域において、上記候補語句をスクロールして表示するとき、上記文字数を固定して表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、候補語句の文字数を表す数字を候補語句表示領域において固定表示しつつ、複数の候補語句を、候補語句表示領域においてスクロールして表示する。したがって、たとえばユーザの指示によって、現在の表示画面に表示されている候補語句をスクロールして表示するとき、この候補語句の文字数を表す数字を、表示画面から消してしまうことがない。
これにより、本構成の入力文字変換装置は、候補語句をスクロールして表示した後においても、候補語句表示領域に表示されている候補語句の文字数を、ユーザに容易に確認させることができる効果を奏する。
上記候補語句表示手段は、
上記候補語句表示領域において、上記候補語句をスクロールして表示するとき、上記識別記号を固定して表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを表す識別記号を、候補語句表示領域において固定表示しつつ、複数の候補語句を、候補語句表示領域においてスクロールして表示する。したがって、たとえばユーザの指示によって、現在の表示画面に表示されている候補語句をスクロールして表示するとき、識別記号を、表示画面から消してしまうことがない。
これにより、本構成の入力文字変換装置は、候補語句をスクロールして表示した後においても、候補語句表示領域において、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを、ユーザに容易に確認させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記選択記号表示領域において、上記文字数を表す数字を、当該数字単位でスクロールして表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、選択記号表示領域において、候補語句の文字数を表す数字を、当該数字単位でスクロールして表示する。たとえば、候補語句表示手段が、現在、候補語句の文字数を表す数字として、1、2、および3を、それぞれ選択記号表示領域において列方向(縦方向)に並べて表示しているとする。ここで、たとえばユーザが下スクロールキーを押下したとき、候補語句表示手段は、数字の1を消し、2および3をそれぞれ1つずつ数字単位でずらして表示する。さらに、スクロールキーが入力される前には表示していなかった、4文字を表す数字の4を、選択記号表示領域に新たに表示する。すなわち、選択記号表示領域に数字の1、2、および3を表示している状態において、下スクロールキーが入力されると、数字の2、3、および4を表示することになる。
これにより、装置の操作性をさらに向上させることができる。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
ユーザが上記入力文字を入力したとき、ユーザが前回選択した上記候補語句の文字数と同一の文字数の上記候補語句を、上記候補語句表示領域に表示することが好ましい。
上記の構成によれば、入力文字変換装置は、ユーザが前回選択した候補語句の文字数を記憶している。たとえば、ユーザが前回、1文字の候補語句を選択したことを記憶している。これにより、ユーザが文字をつぎに入力したとき、候補語句表示手段は、記憶されている文字数の候補語句を、候補語句表示領域に表示する。
たとえば、ユーザが入力文字として「かみ」と入力したとき、候補語句表示手段は、候補語句表示領域に「紙」および「神」などの、1文字の候補語句を、候補語句表示領域に表示する。したがって、ユーザは、変換したい文字を入力したとき、前回選択した候補語句と同じ文字数の候補語句を、候補語句表示領域においてまず確認できる。
一般に、ユーザは、同じ文字数の候補語句を、何度も続けて選択する可能性が高い。したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザによる候補語句の選択の便宜を、さらに向上させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記ある文字数の候補語句を表示するときにおける、上記候補語句表示領域の背景色を、上記ある文字数と異なる他の文字数の候補語句を表示するときにおける、上記候補語句表示領域の背景色と、異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、候補語句を表示するための候補語句表示領域の背景色を、候補語句表示領域に表示する候補語句の文字数に応じて、柔軟に変更する。たとえば1文字の候補語句を表示するとき、候補語句表示領域の背景色を赤色に表示する。さらに、たとえば2文字の候補語句を表示するとき、候補語句表示領域の背景色を緑色に表示する。
これにより、ユーザは、候補語句表示領域に現在表示されている候補語句の文字数を知りたいとき、候補語句表示領域の背景色を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、背景色が赤色に表示されているとき、候補語句表示領域に1文字の候補語句が現在表示されていることを知ることができる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、候補語句表示領域において現在表示されている候補語句の文字数を、より素早く確認させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記文字数に関わらない候補語句を表示するときにおける、上記候補語句表示領域の背景色を、上記特定文字数の候補語句を表示するときにおける、上記候補語句表示領域の背景色と、異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、候補語句を表示するための候補語句表示領域の背景色を、文字数に関わらない候補語句を表示するときと、特定文字数の候補語句を表示するときとで、異ならせる。たとえば、文字数に関わらない候補語句を表示するとき、候補語句表示領域の背景色を赤色に表示する。一方、たとえば2文字の候補語句を表示するとき、候補語句表示領域の背景色を緑色に表示する。
これにより、ユーザは、候補語句表示領域に現在、文字数に関わらない候補語句が表示されているか否かを知りたいとき、候補語句表示領域の背景色を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、背景色が赤色に表示されているとき、候補語句表示領域に現在、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを知ることができる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、候補語句表示領域において現在、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを、より素早く確認させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記候補語句表示領域に現在表示されている上記候補語句の文字数を表す数字の背景色を、上記選択記号表示領域において、上記他の文字数を表す数字の背景色と異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、候補語句表示領域に現在表示されている候補語句の文字数を表す数字の背景色を、選択記号表示領域において、他の文字数を表す数字の背景色と異ならせて表示する。たとえば、1文字を表す数字「1」の背景色を赤色に表示する。さらに、2文字を表す数字「2」の背景色を、たとえば緑色に表示する。
これにより、ユーザは、候補語句表示領域に現在表示されている候補語句の文字数を知りたいとき、選択記号表示領域において、他の数字と背景色が異なる数字を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、背景色が赤色に表示されている数字を、選択記号表示領域において確認するだけで、候補語句表示領域にその数字が表す文字数の候補語句が、現在表示されていることを知ることができる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、候補語句表示領域において現在表示されている候補語句の文字数を、容易に確認させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記候補語句表示領域に、現在、文字数に関わらない候補語句が表示されているとき、上記選択記号表示領域において、上記識別記号の背景色を、上記文字数を表す数字の背景色と異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、候補語句表示領域に、現在、文字数に関わらない候補語句が表示されているとき、選択記号表示領域において、識別記号の背景色を、文字数を表す数字の背景色と異ならせて表示する。たとえば、識別記号の背景色を赤色に表示する。さらに、2文字を表す数字「2」の背景色を、たとえば緑色に表示する。
これにより、ユーザは、候補語句表示領域に現在、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを、識別記号の背景色を確認するだけで知ることができる。たとえば、ユーザは、識別記号の背景色が赤色に表示されていることを選択記号表示領域において確認するだけで、候補語句表示領域に、文字数に関わらない候補語句が、現在、表示されていることを知ることができる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、候補語句表示領域において文字数に関わらない候補語句が現在表示されていることを、容易に確認させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記候補語句表示領域に現在表示されている上記候補語句の文字数を表す数字の文字色を、上記選択記号表示領域において、上記他の文字数を表す数字の文字色と異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、候補語句表示領域に現在表示されている候補語句の文字数を表す数字の文字色を、選択記号表示領域において、他の文字数を表す数字の文字色と異ならせて表示する。たとえば、1文字を表す数字「1」の文字色を赤色に表示する。さらに、2文字を表す数字「2」の文字色を、たとえば緑色に表示する。
これにより、ユーザは、候補語句表示領域に現在表示されている候補語句の文字数を知りたいとき、選択記号表示領域において、他の数字と文字色が異なる数字を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、文字色が赤色に表示されている数字を、選択記号表示領域において確認するだけで、候補語句表示領域にその数字が表す文字数の候補語句が、現在表示されていることを知ることができる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、候補語句表示領域において現在表示されている候補語句の文字数を、容易に確認させることができる効果を奏する。
上記候補語句表示手段は、
上記候補語句表示領域に、現在、文字数に関わらない候補語句が表示されているとき、上記選択記号表示領域において、上記識別記号の文字色を、上記他の文字数を表す数字の文字色と異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、候補語句表示領域に、現在、文字数に関わらない候補語句が表示されているとき、選択記号表示領域において、識別記号の文字色を、文字数を表す数字の文字色と異ならせて表示する。たとえば、識別記号の文字色を赤色に表示する。さらに、2文字を表す数字「2」の文字色を、たとえば緑色に表示する。
これにより、ユーザは、候補語句表示領域に現在、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを、識別記号の文字色を確認するだけで知ることができる。たとえば、ユーザは、識別記号の文字色が赤色に表示されていることを選択記号表示領域において確認するだけで、候補語句表示領域に、文字数に関わらない候補語句が、現在、表示されていることを知ることができる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、候補語句表示領域において文字数に関わらない候補語句が現在表示されていることを、容易に確認させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る入力文字変換装置では、さらに、
上記候補語句表示手段は、
上記候補語句表示領域に現在表示されている上記候補語句の文字数を表す数字のサイズを、上記選択記号表示領域において、上記他の文字数を表す数字のサイズと異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、候補語句表示領域に現在表示されている候補語句の文字数を表す数字を、選択記号表示領域において、他の文字数を表す数字のサイズと異ならせて表示する。たとえば、1文字を表す数字「1」を、2文字を表す数字「2」よりも1.5倍大きく、表示する。
これにより、ユーザは、候補語句表示領域に現在表示されている候補語句の文字数を知りたいとき、選択記号表示領域において、他の数字とサイズが異なる数字を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、他の数字より1.5倍大きい数字を、選択記号表示領域において確認するだけで、候補語句表示領域にその数字を表す文字数の候補語句が、現在表示されていることを知ることができる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、候補語句表示領域において現在表示されている候補語句の文字数を、容易に確認させることができる効果を奏する。
上記候補語句表示手段は、
上記候補語句表示領域に、現在、文字数に関わらない候補語句が表示されているとき、上記選択記号表示領域において、上記識別記号のサイズを、上記他の文字数を表す数字の背サイズと異ならせて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、候補語句表示手段は、候補語句表示領域に、現在、文字数に関わらない候補語句が表示されているとき、選択記号表示領域において、識別記号のサイズを、文字数を表す数字のサイズと異ならせて表示する。たとえば、識別記号の文字色を、2文字を表す数字「2」より、1.5倍大きく表示する。
これにより、ユーザは、候補語句表示領域に現在、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを、識別記号のサイズを確認するだけで知ることができる。たとえば、ユーザは、識別記号が、文字数を表す数字よりも1.5倍大きく表示されていることを選択記号表示領域において確認するだけで、候補語句表示領域に、文字数に関わらない候補語句が、現在、表示されていることを知ることができる。
したがって、本構成の入力文字変換装置は、ユーザに、候補語句表示領域において文字数に関わらない候補語句が現在表示されていることを、容易に確認させることができる効果を奏する。
なお、上記入力文字変換装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記入力文字変換装置をコンピュータにおいて実現する入力文字変換プログラム、およびその入力文字変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る入力文字変換装置は、複数の候補語句を、候補語句の文字数ごとにまとめて、ディスプレイにおける表示位置が互いに異なる複数の候補語句表示領域にそれぞれ表示する候補語句表示手段を備えているため、複数の候補語句から所望の変換語句を検索することを、ユーザにより早く実行させることができる効果を奏する。
本発明の一実施形態について、図1から図13を参照して以下に説明する。
(入力文字変換装置1)
まず、本実施形態に係る入力文字変換装置1の構成について、図1を参照して以下に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る入力文字変換装置1の構成を表すブロック図である。この図によれば、入力文字変換装置1は、操作部2、ディスプレイ3、操作内容解析部4、入力モード切替部5、および表示部10(候補語句表示手段)を備えている。
(操作部2)
操作部2は、ユーザによる入力文字変換装置1の操作を受け付ける。たとえば、ユーザが入力した文字を受け付ける。
(ディスプレイ3)
ディスプレイ3は、入力文字変換装置1に関する所定の情報を表示する。たとえば、ユーザが候補語句を選択するため表示画面などを表示する。
(操作内容解析部4)
操作内容解析部4は、ユーザによる入力文字変換装置1の操作の内容を解析する。解析した内容に基づき、操作内容解析部4は、各部材に指示を出力する。たとえば、ユーザが、入力文字変換装置1の動作モードを変更する操作を実行したと判定するとき、操作内容解析部4は、入力モード切替部5に、入力文字変換装置1の動作モードを変更する指示を出力する。
(入力モード切替部5)
入力モード切替部5は、入力文字変換装置1の動作モードを変更する。入力文字変換装置1は、入力モード切替部5が設定した動作モードによって実行する。この動作モードの詳細については、後述する。
(候補語句取得部6)
候補語句取得部6は、ユーザが入力した入力文字にあらかじめ関連付けられている候補語句を、候補語句データベース7から取得する。候補語句取得部6は、取得した候補語句を、表示部10に出力する。
(候補語句データベース7)
候補語句データベース7は、ユーザが入力する入力文字に、所定の候補語句を関連付けて格納しているデータベースである。たとえば、「じ」という文字に、「字」、「時」、「時間」などの候補語句を関連付けて格納している。
(一時メモリ8)
一時メモリ8は、入力文字変換装置1に関する諸設定を記憶している。たとえば、入力文字変換装置1が現在実行している動作モードを表すフラグを、記憶している。
(表示部10)
表示部10は、所定の情報をディスプレイ3に表示する。たとえば、ユーザが入力した入力文字を表示する。さらに、候補語句取得部6が候補語句データベース7から取得した候補語句を、ディスプレイ3における所定の表示領域に表示する。
入力文字変換装置1では、この表示部10が、従来装置にない特徴を有している。そこで、入力文字変換装置1が備える表示部10の詳細を、以下にさらに説明する。図1に示すように、表示部10は、タグ表示部12、候補語句表示部14、およびスクロール制御部16を備えている。
(タグ表示部12)
タグ表示部12は、ユーザが入力した文字にあらかじめ関連付けられている候補語句の文字数を表す数字を、ディスプレイ3における所定の表示領域に表示する。たとえば、ユーザが入力した文字に対し、1文字の候補語句、2文字の候補語句、および3文字の候補語句がそれぞれあるなら、1文字を表す数字「1」、2文字を表す数字「2」、および3文字を表す数字「3」を、それぞれ表示する。
(候補語句表示部14)
候補語句表示部14は、ユーザが入力した文字にあらかじめ関連付けられている候補語句を、文字数ごとに、ディスプレイ3における所定の表示領域に表示する。たとえば、ある表示領域に、1文字の候補語句をまとめて表示する。さらに、この表示領域とは異なる他の表示領域に、2文字の候補語句をまとめて表示する。
(スクロール制御部16)
スクロール制御部16は、ディスプレイ3に表示されている候補語句をスクロールして表示するとき、タグ表示部12および候補語句表示部14を制御する。この詳細は、後述する。
(外部インターフェース)
入力文字変換装置1が備えている外部インターフェースについて、図2を参照して以下に説明する。図2は、入力文字変換装置1の外観を表す図である。
この図によれば、入力文字変換装置1は、操作部2の一部として、文字入力キー22、モード切替キー24、決定キー26、およびクリアキー28を備えている。文字入力キー22は、文字として「あ」、および数字として「1」を、入力文字変換装置1に入力するためのキーである。このように、入力文字変換装置1では、1つの文字入力キーを押下することによって、異なる複数の文字を入力できる。この他にも、入力文字変換装置1は、特定文字を入力するための文字入力キーを、各種、備えている。
モード切替キー24は、入力文字変換装置1の動作モードを切り替えるためのキーである。ユーザが文字入力キー22を押下するごとに、入力文字変換装置1の動作モードは、候補語句選択モードまたは文字入力モードに切り替わる。文字入力モードは、ユーザが文字を入力するための動作モードである。候補語句選択モードは、後述するディスプレイ3に表示されている候補語句の種類を切り替えるための特別の動作モードである。
決定キー26は、ユーザが候補語句を選択するときに押下するキーである。クリアキー28は、入力した文字を取り消したり、候補語句の選択を取り消したりしたいときに、ユーザが押下するキーである。
(表示画面50)
入力文字変換装置1は、候補語句をディスプレイ3に表示する方法に、従来にない特徴がある。そこで、本実施形態に係る入力文字変換装置1が、ディスプレイ3に表示する表示画面について、図3から図13を参照して以下に説明する。その際、表示画面を見ているユーザが選択した候補語句を、入力文字変換装置1が変換語句として決定する方法についても、詳しく説明する。
まず、図3を参照して、入力文字変換装置1に備えられたディスプレイ3に表示される表示画面50の構成について説明する。図3は、文字数が同一の候補語句を一列に表示するための個別表示領域を、文字数ごとに複数含んでいる表示画面50を示す図である。
図3に示すように、表示部10は、ディスプレイ3に表示画面50を表示する。この表示画面50は、確定文表示領域52、変換語句表示領域54、および、決定ボタン56、および候補語句表示領域60を含んでいる。
(確定文表示領域52)
確定文表示領域52は、確定語句列を表示するための表示領域である。ここで、確定語句列とは、後述する方法により変換語句として決定された語句からなる語句列のことである。図3に示す表示画面50では、確定語句列「待ち合わせの」が、確定文表示領域52に表示されている。
(変換語句表示領域54)
変換語句表示領域54は、ユーザにより入力された入力文字、および、ユーザにより選択された候補語句を表示するための表示領域である。図3に示す表示画面50においては、表示部10は、ユーザにより入力された文字列「じ」を、変換語句表示領域54に表示している。
(決定ボタン56)
決定ボタン56は、ユーザが候補語句を変換語句として決定するときに選択するボタンである。
(候補語句表示領域60)
候補語句表示領域60は、複数の候補語句を一覧表示するための表示領域である。候補語句表示部14は、複数の個別表示領域(候補語句表示領域)に、特定文字数の候補語句を、それぞれまとめて表示する。すなわち、候補語句を文字数ごとに分類し、表示位置が異なる複数の個別表示領域にそれぞれ表示する。このとき、候補語句表示部14は、複数の個別表示領域を、互いに隣接させて表示する。これにより、特定の文字数の候補語句を、それぞれまとめて表示すると共に、これらの全ての候補語句をも、候補語句表示領域60においてまとめて表示する。
図3に示す例では、候補語句表示領域60は、3つの個別表示領域、すなわち、1文字候補表示領域61(候補語句表示領域)、2文字候補表示領域62(候補語句表示領域)、および3文字候補表示領域63(候補語句表示領域)を含んでいる。
(1文字候補表示領域61)
1文字候補表示領域61は、1文字の候補語句を表示するための個別表示領域である。図3の例では、候補語句表示部14は、1文字候補表示領域61に、「字」「事」および「時」などの、複数の1文字候補語句を一列に表示している。ユーザは、この表示領域に表示されている複数の候補語句から、所望の変換語句を選択できる。
(2文字候補表示領域62)
2文字候補表示領域62は、2文字の候補語句を表示するための個別表示領域である。図3の例では、候補語句表示部14は、2文字候補表示領域62に、「自分」「自身」および「地面」などの、複数の2文字の候補語句を一列に表示している。ユーザは、この表示領域に表示されている複数の候補語句から、所望の変換語句を選択できる。
(3文字候補表示領域63)
3文字候補表示領域63は、3文字の候補語句を表示するための個別表示領域である。図3の例では、候補語句表示部14は、3文字候補表示領域63に、「自転車」「準備が」および「自由に」などの、複数の3文字の候補語句を、一列に表示している。ユーザは、この表示領域に表示されている複数の候補語句から、所望の変換語句を選択できる。
(候補語句を表示する手順)
ユーザにより入力された文字列に基づいて、入力文字変換装置1が、候補語句表示領域60に候補語句を表示する手順の一例を、図3を参照して以下に説明する。図3は、文字数が同一の候補語句を一列に表示するための表示領域を、文字数ごとに複数含んでいる表示画面50を示す図である。
以下の説明では、ユーザにより入力された文字が「じ」である例を説明する。ユーザは、入力文字変換装置1に備えられている所定のボタンを押下することによって、文字「じ」を入力する。この文字を、操作部2が受け付ける。操作内容解析部4は、ユーザが文字として「じ」を入力したことを解析する。これにより、この文字にあらかじめ関連付けられている候補語句を候補語句データベース7から取得するように、候補語句取得部6に指示する。
候補語句取得部6は、候補語句データベース7に、ユーザが入力した文字列で始まる候補語句を問い合わせる。これにより、候補語句データベース7から、ユーザが入力した文字に関連付けられている候補語句を、取得する。
ここで、ユーザにより入力された文字で始まる候補語句とは、かな表記したときに、入力文字列と前方一致する語句を意味する。入力文字変換装置1では、このような語句が、候補語句データベース7にあらかじめ記憶されている。
たとえば、候補語句データベース7は、「じ」「じっと」「字」「事」「自分」「自身」「自転車」および「準備が」などの語句を、文字列「じ」と関連付けて記憶している。すなわち、文字列「じ」を所定のキーとして、これらの候補語句をあらかじめ記憶している。これにより、たとえば、ユーザにより入力された文字列が「じ」であれば、候補語句取得部6は、「じっと」などの候補語句を、候補語句データベース7から取得する。
(候補語句をまとめる)
候補語句取得部6は、候補語句データベース7から取得した候補語句を、候補語句の文字数に従って分類する。さらに、候補語句取得部6は、分類された候補語句を、一時メモリ8にそれぞれ配列データ形式で記録する。たとえば、「じ」、「字」および「事」などを、1文字候補語句に分類し、1文字候補語句配列データとして、一時メモリ8に記録する。さらに、「自分」および「自身」などを、2文字候補語句に分類し、2文字候補語句配列データとして、一時メモリ8に記録する。さらに、「自転車」および「準備が」などを、3文字候補語句に分類し、3文字語句配列データとして、一時メモリ8に記録する。
候補語句取得部6は、文字数ごとに分類されて一時メモリ8に記録された候補語句のうち、上述した候補語句表示領域60に表示可能な数の候補語句を、それぞれ表示部10に出力する。表示部10では、候補語句表示部14が、文字数ごとに分類された候補語句を、それぞれ、ディスプレイ3において、互いに異なる表示領域に表示する。
図3の例では、候補語句取得部6は、1文字候補語句配列データに含まれている、先頭の6個の1文字候補語句を、候補語句表示部14に出力する。さらに、2文字候補語句配列データに含まれている、先頭の6個の2文字候補語句も、候補語句表示部14に出力する。さらに、3文字候補語句配列データに含まれている、先頭の6個の3文字候補語句も、候補語句表示部14に出力する。
(候補語句の表示)
候補語句表示部14は、取得した6個の1文字候補語句を、1文字候補表示領域61において一列に表示する。さらに、候補語句表示部14は、取得した6個の2文字候補語句を、2文字表示領域62において一列に表示する。さらに、候補語句表示部14は、取得した6個の3文字候補語句を、3文字候補表示領域63において一列に表示する。
このように、入力文字変換装置1は、複数の候補語句を文字数ごとに分類し、表示位置が異なる複数の表示領域に、それぞれ表示する。つぎに、特定の文字数の候補語句を表示している、複数の個別表示領域の中から、ユーザが変換語句として選択しようとする候補語句を含んでいるものを、ユーザに選択させる。最後に、選択された個別表示領域に表示されている候補語句の中から、1つの候補語句を、ユーザに選択させる。
(候補語句の選択)
つぎに、入力文字変換装置1が、候補語句表示領域60に表示した複数の候補語句の中から、ユーザに任意の1つの候補語句を選択させ、選択された候補語句を変換語句として決定する処理について、図4を参照して説明する。図4は、ユーザが選択している1つの1文字の候補語句に表示される選択カーソル70を含んでいる表示画面50を示す図である。
(選択カーソル70の表示)
図4に示す例では、ユーザは、文字として「じ」を入力した後、1文字候補表示領域61を選択する。これにより候補語句表示部14は、表示領域に含まれている候補語句のいずれかに、選択カーソル70を表示する。この選択カーソル70は、候補語句を選択するためのものである。図4の例では、候補語句表示部14は、「時」に選択カーソル70を表示している。表示部10は、選択カーソル70が指し示す候補語句を、選択語句72として変換語句表示領域54に表示する。図4の例では、表示部10は、選択語句72として「時」を表示している。
(選択カーソル70の形状)
選択カーソル70の形状は、表示されている候補語句のうち、いずれか1つの語句を指し示すことを、ユーザに認知させることができるものでれば、任意のものでよい。入力文字変換装置1では、選択カーソル70は長方形である。すなわち、ユーザにより数字「1」が入力されたとき、候補語句表示部14は、1つの1文字候補語句を包含できる大きさの矩形状の選択カーソル70を、1文字候補表示領域61の最上行に表示された候補語句(ここでは「字」)を包含する位置に、表示する。
入力文字変換装置1は、ユーザに、候補語句表示領域60に含まれる、いずれか1つの個別表示領域を選択させる。つぎに、表示されている候補語句の中から、いずれか一つを選択させる。
(選択カーソル70表示位置の変更)
入力文字変換装置1は、ユーザの指示に基づき、選択カーソル70を表示する位置を、適宜変更できる。たとえば、図4の例では、候補語句表示部14は、1文字候補表示領域61に表示されている選択カーソル70を、さらに上の候補語句に表示したり、さらに下の候補語句に表示したりできる。
このとき、ユーザは、選択カーソル70を動かすためのアップキーまたはダウンキーを押下する。これにより、候補語句表示部14は、それまで選択カーソルを表示していた候補語句の上または下に表示された候補語句を指し示すよう、選択カーソルの位置を変化させて表示する。つぎに、表示部10は、選択カーソル70が指し示す新たな候補語句を、選択語句72として変換語句表示領域54に表示する。
たとえば、図4に示す表示画面50がディスプレイ3に表示されているときに、ユーザは、「次」を選択したい場合、ダウンキーを押下する。これにより、候補語句表示部14は、選択カーソル70を、「時」の下に表示されている候補語句である「次」を指し示す位置に表示する。さらに、ユーザが「地」を選択しようとして、再度、ダウンキーを入力した場合、候補語句表示部14は、選択カーソル70を、「次」の下に表示されている語句である「地」を指し示す位置に表示する。
これにより、ユーザは、選択した個別表示領域に表示されている候補語句の中から、所望の候補語句を選択語句72として選択できる。また、ユーザは選択カーソル70の表示位置を目視することにより、現在どの語句が選択語句72として選択されているかを確認できる。
(文字数に関わらない候補語句の表示)
入力文字変換装置1は、複数の候補語句を、候補語句の文字数に関わりなく、ディスプレイ3に表示できる。この例について、図5を参照して以下に説明する。図5は、1文字の候補語句を一列に表示するための1文字候補表示領域61と、2文字の候補語句を一列に表示するための2文字候補表示領域62とを含み、さらに、文字数によらない候補語句を一列に表示するための一般候補表示領域68を含んでいる表示画面50を示す図である。
この図によれば、表示部10は、ディスプレイ3に、1文字候補表示領域61および2文字候補表示領域62に加えて一般候補表示領域68(一般候補表示領域)を含んでいる表示画面50を表示する。この一般候補表示領域68は、文字数に関わらない候補語句を表示するための、個別表示領域の1つである。
(候補語句のソート)
以下では、候補語句表示部14が、一般候補表示領域68に、文字数に関わらない候補語句を、過去に変換された頻度順に表示する例を説明する。
候補語句取得部6にユーザにより入力された文字列が入力されると、候補語句取得部6は、候補語句データベース7に、この文字列にあらかじめ関連付けられている候補語句を問い合わせる。これにより、候補語句データベース7から、複数の候補語句を取得する。このとき、候補語句取得部6は、候補語句を、文字数に関わりなく、すなわち文字数に応じて分類することなく、取得する。
候補語句取得部6は、候補語句データベース7から取得した複数の候補語句を、過去に選択された頻度順にソートする。なお、各候補語句が過去に選択された頻度は、候補語句データベース7において、各候補語句に関連付けられて記憶されている。したがって、候補語句取得部6は、候補語句データベース7から候補語句を取得する際に、同時に、各候補語句が変換語句として決定された回数を取得する。これに用いて、候補語句データベース7から取得した候補語句をソートする。候補語句取得部6は、ソートした、文字数に関わらない候補語句を、一時メモリ8に配列データとして記録する。
(候補語句の表示)
候補語句取得部6は、一時メモリ8に記録した候補語句のうち、一般候補表示領域68に一度に表示できる数の候補語句を、表示部10に出力する。候補語句表示部14は、ソートされた候補語句を、一般候補表示領域68に使用頻度順に配列し表示する。これにより、この一般候補表示領域68には、たとえば、1文字の候補語句も、2文字の候補語句も、さらに、3文字の候補語句も表示される。4文字以上であっても、同様である。すなわち、入力文字にあらかじめ関連付けられている候補語句ならば、何文字であっても、この一般候補表示領域68に表示される。
これにより、ユーザは、特定の文字数の候補語句を表示している複数の個別表示領域(1文字候補表示領域61など)に加え、この一般候補表示領域68からも、変換語句を検索できる。したがって、ユーザが複数の候補語句から変換語句をより検索しやすくなる。
(文字数を表す数字を表示)
入力文字変換装置1は、各個別表示領域における所定の位置に、表示する候補語句の文字数を表す数字を表示してもよい。この例について、図6を参照して以下に説明する。図6は、文字数が同一であり、一列に配列される候補語句と、この候補語句の文字数とを表示するための表示領域を、文字数ごとに複数含んでいる表示画面50を示す図である。
図6に示すように、タグ表示部12は、1文字候補表示領域61の最上部に、表示する候補語句の文字数を表す「1」を、タグとして表示する。また、2文字候補表示領域62の最上部に、表示する候補語句の文字数を表す「2」を、タグとして表示する。また、3文字候補表示領域63の最上部に、表示する候補語句の文字数を表す「3」を、タグとして表示する。
このように、タグ表示部12は、特定の文字数の候補語句を表示するための複数の個別表示領域に、それぞれ、表示される候補語句の文字数を表す数字を表示する。これにより、ユーザは、各個別表示領域に表示されている数字を見れば、個別表示領域に表示されている候補語句の文字数がわかる。したがってユーザは、たとえば1文字の候補語句を検索したいとき、まず1文字を表す数字の「1」を見るだけで、1文字の候補語句がまとめて表示されている1文字候補表示領域61に、目を移すことができる。
このように、入力文字変換装置1を使用するユーザは、どの個別表示領域に何文字の候補語句が表示されているかを知るために、表示されている候補語句の文字数をいちいち数える必要がない。したがって、特定の文字数の候補語句が表示されている個別表示領域を、ユーザにより早く検索させることができる。
(文字数を表す数字の入力)
入力文字変換装置1では、特定の文字数の候補語句を表示するための各個別表示領域に、文字数を表す数字が割り当てられている。この割り当て情報は、たとえば、一時メモリ8にあらかじめ記憶されている。そこで、入力文字変換装置1は、ユーザが数字を入力したとき、その数字の文字数の候補語句が表示されている個別表示領域の表示状態を、通常とは異なる表示状態に変更してもよい。
なお、ここでいう数字の入力とは、ユーザが画面上に表示されているタグや数字のアイコンを指定する行為も含むものである。つまり、ユーザがマウスを操作して、タグや数字のアイコンをクリックする行為も、数字の入力行為に相当する。このように本願発明において、ユーザが何らかの手段を用いて数字を指定することは、数字を入力することと同じ意味である。このことは、本願明細書の各実施形態において共通して成立する。
具体的には、候補語句表示部14は、個別表示領域の表示状態を、表示されている候補語句をユーザが選択できることを示すような表示状態に変更する。たとえば、任意の1つの候補語句に、候補語句が選択されていることを示す選択カーソル70を表示する。
これにより、ユーザは、ある文字数の候補語句を選択したいとき、まず、その候補語句の文字数を表す数字を、操作部2を通じて入力すればよい。たとえば、数字の「1」を入力するためのボタンを押下するだけで、ユーザは、1文字の候補語句を表示している1文字候補表示領域61に、選択カーソル70を表示させることができる。
これにより、入力文字変換装置1は、特定の文字数の候補語句を表示している個別表示領域を選択するための操作を、ユーザにより早く実行させることができる。
(候補語句選択モード)
候補語句表示部14は、入力文字変換装置1が、個別表示領域を選択するための所定の候補語句選択モードにおいて動作しているときに、個別表示領域の表示を、候補語句をユーザが選択できることを示す表示状態に変更してもよい。
すなわち、入力文字変換装置1は、1文字候補表示領域61などの個別表示領域を選択するための、所定の候補語句選択モードにおいて動作できる。たとえば、ユーザがモード切替キー24を押下することによって、動作モードを切り替え、候補語句選択モードを選択できる。どの動作モードにおいて入力文字変換装置1が実行するのかに関する情報は、フラッグの形式で一時メモリ8に記憶されている。
候補語句選択モードにおいて入力文字変換装置1が動作しているときに、ユーザが数字を入力すれば、候補語句表示部14は、その数字の文字数の候補語句を表示している個別表示領域を、候補語句をユーザが選択できることを示す表示状態に変更する。たとえば、この個別表示領域に選択カーソル70を表示する。
上述したように、入力文字変換装置1は、小型の携帯型端末装置である。すなわち、図2に示すように、限られた数の入力キーしか備えていない。したがって1つの入力キーに、複数の機能が割り当てられている。
たとえば、ユーザが入力キー21を押下したとき、入力文字変換装置1は、その押下を数字の「1」の入力であると解釈することもできる。または、ひらがなの「あ」の入力であると解釈することもできる。さらには、1文字候補表示領域61を選択し、この領域に選択カーソル70を表示させるための押下行為だったとも解釈できる。
このように、入力文字変換装置1では、1つの入力キーに複数の意味がある。しかし、一般に、ユーザが同じキーを入力したとき、入力文字変換装置1が受け取る入力信号は、常に同じである。そこで入力文字変換装置1は、動作する動作モードを切り替えることによって、同じキーが入力され同じ入力信号を受けたときであっても、動作モードに応じた異なる処理を実行する。ユーザは、上述したモード切替キー24を押下することによって、入力文字変換装置1の動作モードを任意に切り替えることができる。
たとえば入力文字変換装置1が、ひらがなを入力するための「ひらがな入力モード」において動作しているとき、ユーザが入力キー21を押下すれば、入力文字表示領域54にひらがの「あ」を表示する。また、数字を入力するための「数字入力モード」において動作しているとき、ユーザが入力キー21を入力すれば、入力文字表示領域54に数字の「1」を表示する。さらに、個別表示領域を選択するための「候補語句選択モード」において動作しているとき、ユーザが入力キー21を入力すれば、入力文字変換装置1は、ユーザが入力した数字(この場合は1)に等しい文字数の候補語句を表示するための個別表示領域に、選択カーソル70を表示する。したがってユーザは、この領域から1文字の候補語句を選択できる。
ユーザにとって、入力文字変換装置1に文字数の「1」を入力することは、入力文字としての「1」を入力することと、1文字の候補語句を表示するための1文字候補表示領域61をまず選択するために、選択数字としての「1」を入力する、2つの意味がある。
ユーザが数字の「1」を入力したとき、入力文字変換装置1が、1文字の候補語句を表示するため1文字候補表示領域61を無条件で選択してしまうと、実は数字の「1」を入力文字として入力したつもりのユーザを、戸惑わせてしまうことなる。
そこで、入力文字変換装置1は、所定の候補語句選択モードにおいて実行しているときに、ユーザが入力した数字に対応する個別表示領域を選択すればよい。逆に、文字入力モードにおいて入力文字変換装置1が実行しているときに、ユーザが識別記号を入力しても、候補語句表示部14は、1文字候補表示領域61などの個別表示領域の表示状態を変更しない。
そのため、たとえば入力文字変換装置1が文字入力モードにおいて実行しているときに、ユーザが入力文字として数字の「1」を入力しても、候補語句表示部14は、1文字候補表示領域61を誤って選択することがない。そのため、入力文字変換装置1は、数字を入力するユーザに、無用な戸惑いを与えないで済む。
なお、
(テンキーの利用)
なお、入力文字変換装置1は、数字を入力するためのキーと、個別表示領域を選択するためのキーとを、それぞれ別々のキーとして備えていてもよい。たとえば、数字を入力するためのキーとして、通常のキーボードのキーを備え、さらに、個別表示領域を選択するためのキーとして、いわゆるテンキーを備えればよい。このときユーザが、キーボードの「1」キーを押下することによって、入力文字変換装置1は、数字の「1」を表示する。一方、テンキーの「1」キーをユーザが押下することによって、入力文字変換装置1は、1文字の候補語句を選択するための1文字候補表示領域61を選択する。
(変換語句の決定)
入力文字変換装置1は、上述したように、ユーザにより入力された文字列に対応する候補語句の中から、任意の一語句を選択語句72としてユーザに選択させることができる。ユーザは、所望の語句が選択語句72として選択されたことを確認した後、決定ボタン56を入力する。これにより、入力文字変換装置1は、ユーザが選択した選択語句72を、変換語句として決定する。さらに、決定した変換語句に関する情報を、一時メモリ8に記憶する。
(確定文への追加)
ユーザが決定ボタン56を入力すると、表示部10は、決定された変換語句を、確定文表示領域52に追加表示する。すなわち、現在表示されている確定文の末尾に、変換語句を追加して表示する。さらに、表示部10は、変換語句表示領域54および候補語句表示領域60をクリアする。これにより、ユーザは、表示された新たな確定語句列を、目視して確認できる。確認後、ユーザは、変換させたい新たな文字列を入力する。
(候補語句のスクロール)
上述したように、1文字候補表示領域61や2文字候補表示領域62など、各個別表示領域は、一度に表示できる候補語句の数字が、限られている。したがって、候補語句表示部14は、ユーザが入力した文字に対応する候補語句を、必ずしも全て同時に、個別表示領域に表示できるとは限らない。
たとえば、図3に示す例では、それぞれ個別表示領域には、それぞれ、一度に6個の候補語句しか表示されない。これにより、特定の文字数を持つ候補語句が6個より多いとき、個別表示領域に表示できない候補語句が発生する。
そこで入力文字変換装置1は、以下に述べるスクロール機能を有することによって、個別表示領域に表示しきれない候補語句を、適宜スクロールして表示する。これにより、ユーザは、現在の個別表示領域には表示されている候補語句をも、行表示をスクロールすることによって表示させ、選択できる。
(スクロール処理の詳細)
選択カーソル70が、1文字候補表示領域61の最下行の候補語句を指し示す位置に表示されている例を説明する。このとき、ユーザはダウンキーを押下する。これにより、スクロール制御部16は、1文字候補表示領域61の2行目に表示されている候補語句から、m行目に表示されている候補語句、および、m行目に表示されている候補語句のつぎに配列されている候補語句を、候補語句取得部6から取得する。
候補語句表示部14は、1文字候補表示領域61において、n行目に表示されていた候補語句を、n−1行目に表示する。さらに、m行目に表示されていた候補語句のつぎに来る候補語句を、m行目に表示する。ここで、mは、1文字候補表示領域61に表示できる候補語句の数(正の整数)である。また、nは、2以上m以下の整数である。
m行目に表示されていた語句のつぎに来る語句とは、上述した一時メモリ8に記録された候補語句配列データにおいて、m行目に表示されていた語句に連続して配列された候補語句のうち、より大きい方のアドレスを有する語句である。
(上にスクロール)
つぎに、選択カーソル70が1文字候補表示領域61の最上行の候補語句を指し示す位置に表示された状態において、ユーザがアップキーを押下した例を説明する。このとき、候補語句表示部14は、1文字候補表示領域61において1行目に表示されていた候補語句の前に来る候補語句、および、1文字候補表示領域61の1行目に表示されている候補語句からm−1段目に表示されている候補語句を、それぞれ、候補語句取得部6から取得する。
候補語句表示部14は、1文字候補表示領域61において1行目に表示されていた候補語句の前に来る候補語句を、1行目に表示し、n行目に表示されていた語句を、n+1行目に表示する。ここで、nは1以上m未満の整数である。また、1行目に表示されていた語句の前に来る語句とは、上述した一時メモリ8に記録された候補語句配列データにおいて、m行目に表示されていた候補語句に連続して配列された候補語句のうち、より小さい方のアドレスを有する候補語句である。
(数字の固定表示)
表示部10は、各個別表示領域において、文字数を表す数字を固定して表示しつつ、候補語句をスクロールして表示できる。この例について、図7を参照して以下に説明する。
図7は、表示される文字数を固定しつつ、一列に配列されている複数の候補語句をスクロールしたときに表示される表示画面50の例を示す図であり、図7(a)はスクロールされる前の候補語句を含んでいる2文字候補表示領域62を含んでいる表示画面50を表す図であり、図7(b)はスクロールされた後の候補語句を含んでいる2文字候補表示領域62を含んでいる表示画面50を表す図である。
図7(a)に示すように、候補語句表示部14は、候補語句をスクロールする前において、2文字候補表示領域62に選択カーソル70を表示している。具体的には、「地震」という候補語句に、選択カーソル70を表示している。
ここで、候補語句表示部14は、ユーザの操作に応じて、スクロール制御部16の制御を受けることによって、候補語句を2つ上にスクロールして表示する。このとき、候補語句表示部14は、図7(b)に示すように、「時に」という候補語句に、選択カーソル70を表示している。
このとき、入力文字変換装置1では、スクロール制御部16が、タグ表示部12によるタグの表示、および候補語句表示部14による候補語句の表示を制御する。すなわち、スクロール制御部16は、タグを固定して表示するように、タグ表示部12を制御する。これにより、図7(a)および(b)にそれぞれ示すように、候補語句がスクロールされる前後において、候補語句の文字数を表す数字「2」は、その表示位置がまったく変化していない。
このように、入力文字変換装置1は、候補語句の文字数を表す数字を固定表示しつつ、複数の候補語句をスクロールして表示する。したがって、たとえばユーザの指示によって、現在の表示画面50に表示されている候補語句をスクロールして表示するとき、この候補語句の文字数を表す数字を、表示画面50をから消してしまうことがない。これにより、ユーザは、候補語句をスクロールして検索した後においても、個別表示領域に表示されている候補語句の文字数を、容易に確認できる。
なお、入力文字変換装置1は、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを表す識別記号を固定表示しつつ、複数の候補語句をスクロールして表示してもよい。これにより、たとえばユーザの指示によって、現在の表示画面50に表示されている候補語句をスクロールして表示するとき、識別記号を、表示画面50をから消してしまうことがない。これにより、ユーザは、候補語句をスクロールして検索した後においても、個別表示領域に文字数に関わらない候補語句が表示されていることを、容易に確認できる。
(候補語句表示領域のスクロール表示)
また、入力文字変換装置1は、複数の候補語句表示領域を、当該領域単位でスクロールして表示することもできる。具体的には、たとえば図6に示すように、表示部10が、ディスプレイ3に、1文字候補表示領域61、2文字候補表示領域62、および3文字候補表示領域63をそれぞれ表示しているとする。ここでユーザが、スクロールキーとして右スクロールキーを押したとする。すると、表示部10は、1文字候補表示領域61をディスプレイ3の画面から消し、2文字候補表示領域62および3文字候補表示領域63を、それぞれ個別表示領域単位で左にずらして表示する。さらに、右スクロールキーが入力される前には表示していなかった、図示しない、4文字候補語句表示領域を、新たにディスプレイ3の右側(すなわち3文字候補表示領域63が表示されていた位置)に表示する。
このように表示部3は、1、2、3文字の各候補語句を画面の左から順に表示している状態において、右スクロールキーが押下されると、2、3、4文字の各候補語句を画面の左から順に表示することになる。これによりユーザは、数字の4を入力すれば、4文字の候補語句から変換語句を選択できるようになる。なお、さらに5文字、6文字の候補語句があるなら、ユーザが右スクロールキーを押下するごとに、これらの候補語句を表示するための個別表示領域を次々とスクロール表示することができる。
なお、表示部10は、文字数ごとにまとめた各候補語語句を、画面における行方向に並べて表示することもできる。この場合、横長の候補語句表示領域を、列方向に並べて表示することになる。したがって、ユーザが上下のスクロールキーを押下したときに、複数の候補語句表示領域を列方向にスクロール表示することができる。
以上のように、表示部10は、各候補語語句をスクロール表示する方向と垂直な方向に、各候補語句表示領域をスクロール表示すればよい。これにより、ユーザの操作性をさらに向上することができる。
(識別記号の表示)
なお、入力文字変換装置1に含まれる表示部10は、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを表す識別記号を、候補表示領域60における所定の表示位置に表示してもよい。この例について、図8および図9を参照して以下に説明する。
図8は、一列に表示される1文字の候補語句と、1文字を表す数字とを表示するための1文字候補表示領域61、一列に表示される2文字の候補語句と、2文字を表す数字とを表示するための2文字候補表示領域62、および、文字数によらない候補語句と、所定の識別記号とを表示するための一般候補表示領域68を含んでいる表示画面50を示す図である。図8に示す例では、候補語句表示部14は、一般候補表示領域68の最上部に、文字列「頻度順」を識別記号として表示している。この文字列は、一般候補表示領域68において、複数の候補語句が過去に選択された頻度順に表示されていることを表す。
図9は、一列に表示される1文字の候補語句と、1文字を表す数字とを表示するための1文字候補表示領域61、一列に表示される2文字の候補語句と、2文字を表す数字とを表示するための2文字候補表示領域62、および、文字数によらない候補語句と、所定の識別記号とを表示するための一般候補表示領域68を含んでいる他の表示画面50を示す図である。図9に示す例では、候補語句表示部14は、一般候補表示領域68の最上部に、記号「#」を識別記号として表示している。この記号も、一般候補表示領域68において、複数の候補語句が過去に選択された頻度順に表示されていることを表す。
これらの識別記号または識別文字列を見たユーザは、一般候補表示領域68において、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを、容易に確認できる。したがって、ユーザは、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを確認するために、一般候補表示領域68に表示されている各候補語句の表示構成をわざわざ解析する必要がない。これにより、入力文字変換装置1は、文字数に関わらない候補語句が、ディスプレイにおけるどの表示領域に表示されているかを、ユーザにより早く検索させることができる。
(識別記号の入力)
このように、入力文字変換装置1では、文字数に関わらない候補語句を表示するための一般候補表示領域68に対して、数字とは異なる所定の識別記号(たとえば「#」など)が、割り当てられている。この割り当て情報は、たとえば、一時メモリ8にあらかじめ記憶されている。そこで、ユーザが識別記号を入力したとき、この識別記号が表示されている一般候補表示領域68の表示状態を、通常とは異なる表示状態に変更してもよい。
具体的には、一般候補表示領域68の表示状態を、表示されている候補語句をユーザが選択できることを示すような表示状態に変更する。たとえば、一般候補表示領域68に表示されている任意の1つの候補語句に、候補語句が選択されていることを示す選択カーソル70を表示する。これにより、ユーザは、文字数に関わらない候補語句を選択したいとき、一般候補表示領域68に表示されている識別記号を、所定の入力手段によって入力すればよい。たとえば、記号「#」を入力するためのボタンを押下するだけで、ユーザは、一般候補表示領域68に、選択カーソル70を表示させることができる。
これにより、入力文字変換装置1は、文字数に関わらない候補語句を表示している一般候補表示領域68を選択するための操作を、ユーザにより早く実行させることができる。
(候補語句選択モード)
候補語句表示部14は、入力文字変換装置1が、一般候補表示領域68を選択するための所定の候補語句選択モードにおいて動作しているときに、一般候補表示領域68の表示を、候補語句をユーザが選択できることを示す表示状態に変更してもよい。
候補語句選択モードにおいて入力文字変換装置1が動作しているときに、ユーザが識別記号を入力すれば、候補語句表示部14は、その識別記号を表示している一般候補表示領域68を、候補語句をユーザが選択できることを示す表示状態に変更する。たとえば、一般候補表示領域68に選択カーソル70を表示する。逆に、文字入力モードにおいて入力文字変換装置1が実行しているときに、ユーザが識別記号を入力しても、候補語句表示部14は、一般候補表示領域68の表示状態を変更しない。
ユーザにとって、入力文字変換装置1に識別記号を入力することは、入力文字としての識別記号を入力することと、一般候補表示領域68をまず選択するために、選択記号としての識別記号を入力することの、2つの意味がある。
ユーザが識別記号を入力したとき、入力文字変換装置1が、文字数に関わらない候補語句を表示するための一般候補表示領域68を無条件で選択してしまうと、実は識別記号を入力文字として入力したつもりのユーザを、戸惑わせてしまうことなる。しかし、入力文字変換装置1が候補語句選択モードにおいて実行しているときに、一般候補表示領域68を選択するならば、たとえばユーザが入力文字として識別記号の「#」を入力したときに、候補語句表示部14は、一般候補表示領域68を誤って選択することがない。そのため、入力文字変換装置1は、識別記号を入力するユーザに、無用な戸惑いを与えないで済む。
(表示領域背景色の変更)
入力文字変換装置1では、候補語句表示部14は、現在選択されている個別表示領域の背景色を、この個別表示領域と異なる他の個別表示領域の背景色と異ならせて表示してもよい。この例について、図10を参照して以下に説明する。図10は、他の個別表示領域に表示される背景色と異なる背景色が表示される個別表示領域を含んでいる表示画面50を示す図である。
図10に示す例では、表示部10は、現在選択されている2文字候補表示領域62の背景色を、灰色に表示している。一方、それ以外の、現在選択されていない1文字候補表示領域61の背景色、および3文字候補表示領域63の背景色を、いずれも、白色に表示している。
これにより、ユーザは、現在選択されている個別表示領域がどれであるかを知りたいとき、その背景色を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、背景色が灰色である2文字候補表示領域62を、現在選択されている個別表示領域であると認識できる。すなわち、入力文字変換装置1は、ユーザに、現在選択されている個別表示領域を容易に確認させることができる。
以上の例は、一般候補表示領域68に、文字数に関わらない候補語句を表示しているときも、同様である。すなわち、入力文字変換装置1では、候補語句表示部14は、現在選択されている一般候補表示領域68の背景色を、特定文字数の候補語句を表示するための他の個別表示領域の背景色と異ならせて表示してもよい。
これにより、ユーザは、個別表示領域の背景色を確認するだけで、一般候補表示領域68が現在選択されているか否かを確認できる。たとえば、ユーザは、背景色が灰色である一般候補表示領域68を、現在選択されている個別表示領域であると認識できる。すなわち、入力文字変換装置1は、ユーザに、現在選択されている個別表示領域を容易に確認させることができる。
(タグサイズの変更)
入力文字変換装置1では、タグ表示部12は、現在選択されている個別表示領域に表示する、文字数を表す数字(タグ)のサイズを、この個別表示領域と異なる他の個別表示領域に表示する、他の文字数を表す数字のサイズと異ならせて表示してもよい。この例について、図11を参照して以下に説明する。図11は、他の個別表示領域に表示される文字数より大きいサイズの文字数が表示される個別表示領域を含んでいる表示画面50を示す図である。
図11に示す例では、表示部10は、現在選択されている2文字候補表示領域62に表示する数字のサイズを、それ以外の、現在選択されていない1文字候補表示領域61および3文字候補表示領域63に表示する数字のサイズより、1.5倍大きく、表示している。
これにより、ユーザは、現在選択されている個別表示領域がどれであるかを知りたいとき、他の数字とはサイズが異なる数字を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、他の数字より大きい数字が表示されている2文字候補表示領域62を、現在選択されている個別表示領域であると認識できる。これにより、入力文字変換装置1は、ユーザに、現在選択されている個別表示領域を容易に確認させることができる。
なお、候補語句表示部14は、現在選択されている一般候補表示領域68に表示する、識別記号のサイズを、一般候補表示領域68と異なる他の個別表示領域に表示する、特定文字数を表す数字のサイズと異ならせて表示してもよい。これによっても、入力文字変換装置1は、ユーザに、現在選択されている個別表示領域を容易に確認させることができる。
(タグ背景色の変更)
入力文字変換装置1では、候補語句表示部14は、現在選択されている個別表示領域に表示する、文字数を表す数字の背景色を、この個別表示領域と異なる他の個別表示領域に表示する、他の文字数を表す数字の背景色と異ならせて表示してもよい。この例について、図12を参照して以下に説明する。図12は、他の個別表示領域に表示される文字数の背景色および文字色と異なる背景色および文字色の文字数が表示される個別表示領域を含んでいる表示画面50を示す図である。
図12に示す例では、表示部10は、現在選択されている2文字候補表示領域62に表示する数字の背景色を、灰色に表示する。一方、それ以外の、現在選択されていない1文字候補表示領域61および3文字候補表示領域63に表示する数字の背景色を、全て、白色に表示する。
これにより、ユーザは、現在選択されている個別表示領域がどれであるかを知りたいとき、他の数字とは背景色が異なる数字を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、数字の背景色が灰色に表示されている2文字候補表示領域62を、現在選択されている個別表示領域であると認識できる。これにより、入力文字変換装置1は、ユーザに、現在選択されている個別表示領域を容易に確認させることができる。
なお、候補語句表示部14は、現在選択されている一般候補表示領域68に表示する、識別記号の背景色を、一般候補表示領域68と異なる他の個別表示領域に表示する、特定文字数を表す数字の背景色と異ならせて表示してもよい。これによっても、入力文字変換装置1は、ユーザに、現在選択されている個別表示領域を容易に確認させることができる。
(タグ文字色の変更)
さらに、入力文字変換装置1では、候補語句表示部14は、現在選択されている個別表示領域に表示する、文字数を表す数字の文字色を、この個別表示領域と異なる他の個別表示領域に表示する、他の文字数を表す数字の文字色と異ならせて表示してもよい。この例についても、図12を参照して以下に説明する。
図12に示す例では、表示部10は、現在選択されている2文字候補表示領域62に表示する数字の文字色を、白色に表示する。一方、それ以外の、現在選択されていない1文字候補表示領域61および3文字候補表示領域63に表示する数字の文字色を、全て、黒色に表示する。
これにより、ユーザは、現在選択されている個別表示領域がどれであるかを知りたいとき、他の数字とは文字色が異なる数字を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、数字の文字色が白色に表示されている2文字候補表示領域62を、現在選択されている個別表示領域であると認識できる。これにより、入力文字変換装置1は、ユーザに、現在選択されている個別表示領域を容易に確認させることができる。
なお、候補語句表示部14は、現在選択されている一般候補表示領域68に表示する、識別記号の文字色を、一般候補表示領域68と異なる他の個別表示領域に表示する、特定文字数を表す数字の文字色と異ならせて表示してもよい。これによっても、入力文字変換装置1は、ユーザに、現在選択されている個別表示領域を容易に確認させることができる。
(個別表示領域を表示する順番)
上述した例では、候補語句表示部14は、各個別表示領域を、表示画面50の左端から、表示する候補語句の文字数が小さい順に並列させて表示している。たとえば、図6の例では、候補語句表示部14は、1文字候補表示領域61を左端に表示し、その右隣に2文字候補表示領域62を表示し、右端に3文字候補表示領域63を表示している。
しかし、候補語句表示部14が個別表示領域を表示する方法は、これに限定されない。たとえば、候補語句表示部14は、ユーザが前回選択した候補語句の文字数と同一の文字数の候補語句を表示するための個別表示領域を、一番先頭に表示してもよい。この場合は、表示画面50において一番左端に表示してもよい。この例について、図13を参照して以下に説明する。
図13は、ユーザが前回選択した候補語句の文字数に対応する表示領域を含んでいる表示画面50を示す図である。
図13に示す例では、ユーザは、前回、3文字の候補語句を選択している。ユーザが前回選択した候補語句の文字数に関する情報は、一時メモリ8に記憶されている。そこで、候補語句表示部14は、つぎにユーザが文字を入力したとき、まず、ユーザが前回選択した候補語句の文字数を、一時メモリ8において特定する。この例では、ユーザが前回、3文字の候補語句を選択したことを特定する。これにより、候補語句表示部14は、候補語句表示領域60において、3文字候補表示領域63を左端に表示する。すなわち、この表示領域を先頭に表示する。
先頭に表示されている3文字候補表示領域63を確認することによって、ユーザは、前回選択した候補語句の文字数が3文字であることを、容易に確認できる。一般に、ユーザは、同じ文字数の候補語句を、何度も続けて選択する可能性が高い。したがって、前回、3文字の候補語句を選択したユーザは、次も、まず、3文字の候補語句から、選択を吟味することができる。これにより入力文字変換装置1は、ユーザによる候補語句の選択の便宜を、さらに向上させることができる。また、同一の文字数を持つ語句が続けて変換語句として選択されるとき、ユーザは、先頭に表示される個別表示領域に常に注目しながら、入力文字を変換できる。
〔実施形態2〕
本発明に係る第2の実施形態について、図14から図20を参照して以下に説明する。本実施形態においても、入力文字変換装置1の構成は、実施形態1のそれと変わりない。しかし、本実施形態では、入力文字変換装置1は、ディスプレイ3に、実施形態1の場合とは異なる表示画面50を表示する。具体的には、表示画面50に表示する候補語句およびタグの表示方法が異なる。
まず、本実施形態に係る入力文字変換装置1がディスプレイ3に表示する表示画面50の基本的構成について、図14を参照して以下に説明する。
図14は、マトリックス状に配列されている複数の候補語句を表示するための候補語句表示領域80と、候補語句表示領域80に表示できる候補語句の文字数を表すタグとを含んでいる表示画面50を示す図である。
(表示画面50)
図14に示すように、表示部10は、ディスプレイ3に表示画面50を表示する。この表示画面50は、確定文表示領域52、変換語句表示領域54、決定ボタン56、候補語句表示領域80、および複数のタグ表示領域81〜85(選択記号表示領域)を含んでいる。
確定文表示領域52、変換語句表示領域54、および決定ボタン56については、実施形態1と同一であるため、説明を省略する。
(候補語句表示領域80)
候補語句表示領域80は、複数の候補語句を一覧表示するための表示領域である。候補語句表示部14は、この候補語句表示領域80に、特定文字数の候補語句を、複数、マトリックス状に配列して表示する。たとえば、図14の例では、候補語句表示部14は、1文字の候補語句を5行4列の行列として、一度に20個、表示している。
(1文字タグ81)
1文字タグ81は、候補語句表示領域80に1文字の候補語句を表示できることを表すタグである。入力文字変換装置1では、タグ表示部12が、1文字タグ81を候補語句表示領域80の左側に隣接させて表示している。さらに、1文字タグ81と候補語句表示領域80との境界線を表示しないようにしている。すなわち、表示部10は、1文字タグ81と候補語句表示領域80とを一体化させて表示する。これにより、ユーザは、候補語句表示領域80に1文字の候補語句が表示されていることを容易に確認できる。
(2文字タグ82〜5文字タグ85)
2文字タグ82〜5文字タグ85は、候補語句表示領域80に、2〜5文字の候補語句をそれぞれ表示できることを表すタグである。すなわち、ユーザが2文字タグ82を選択することによって、候補語句表示部14は、候補語句表示領域80に2文字の候補語句を表示する。その他のタグについても同様である。すなわち、入力文字変換装置1では、ユーザがタグを選択することによって、このタグとして表示されている数字と同一の文字数の候補語句を、候補語句表示部14が候補語句表示領域80に表示する。
図14の例では、タグ表示部12は、1文字タグ81〜5文字タグ85を、互いに隣接させて表示している。さらに、これらのタグのうち、1文字タグ81をその先頭、すなわち一番上に表示している。
以上のように、本実施形態の入力文字変換装置1は、候補語句表示領域80および各タグ(候補語句の文字数を表す数字)を含んでいる表示画面50を、ディスプレイ3に表示する。したがって、ユーザは、候補語句表示領域80に表示されている、特定文字数の候補語句から、所望の候補語句を選択できる。
さらに、候補語句表示領域80に現在表示されていない、他の文字数の候補語句を選択したいとき、ユーザは、候補語句表示領域80の表示をスクロールする必要がない。すなわち、ユーザは、候補語句表示領域80に隣接されて表示されている各タグを選択することによって、所望の他の文字数の候補語句を、候補語句表示領域80に一覧表示させることができる。たとえば、2文字の候補語句を選択したいとき、ユーザは、2文字を表す数字「2」、すなわち2文字タグ82を選択すればよい。
このように、入力文字変換装置1を用いるユーザは、複数の候補語句から所望の変換語句を検索するとき、無駄な手間を要することがない。これにより、入力文字変換装置1は、複数の候補語句から所望の変換語句を検索することを、ユーザにより早く実行させることができる。
(候補語句の選択)
ユーザがタグを選択したとき、入力文字変換装置1は、候補語句表示領域80に所定の選択カーソル70を表示する。この例について、図15を参照して以下に説明する。図15は、ユーザが選択している1文字の候補語句に表示される所定の選択カーソル70を含んでいる表示画面50を示す図である。
図15に示す例では、ユーザは、文字として「じ」を入力した後、1文字タグ81を選択する。これにより候補語句表示部14は、候補語句表示領域80に表示されている1文字の候補語句のいずれかに、選択カーソル70を表示する。この選択カーソル70は、ユーザが候補語句を選択するためのものである。
15の例では、候補語句表示部14は、「寺」に選択カーソル70を表示している。このとき表示部10は、選択カーソル70が指し示す候補語句を、選択語句72として変換語句表示領域54に表示する。図15の例では、表示部10は、選択語句72として「寺」を表示している。
(数字の入力)
候補語句表示部14は、ユーザが数字を入力したとき、この数字と同一の文字数の候補語句を、候補語句表示領域80に表示してもよい。たとえば、ユーザが1文字を表す数字「1」を入力したとき、候補語句表示部14は、1文字の候補語句を候補語句表示領域80に表示する。
これにより、ユーザは、ある文字数の候補語句を選択したいとき、その候補語句の文字数を表す数字を、操作部2によって入力すればよい。たとえば、数字の「1」を入力するためのボタンを押下するだけで、ユーザは、候補語句表示領域80に、1文字の候補語句をまとめて表示させることができる。したがって、入力文字変換装置1は、特定の文字数の候補語句を候補語句表示領域80にまとめて表示するための操作を、ユーザにより素早く実行させることができる。
(候補語句選択モード)
候補語句表示部14は、入力文字変換装置1が、候補語句表示領域80に表示する候補語句の種類を選択するための所定の候補語句選択モードにおいて動作しているときに、候補語句表示領域80に、ユーザが入力した数字と同じ文字数の候補語句を表示してもよい。
すなわち、入力文字変換装置1は、所定の候補語句選択モードにおいて動作できる。この動作モードは、候補語句表示領域80に表示する候補語句の種類を選択するためのモードである。このモードにおいて入力文字変換装置1が動作しているときに、ユーザが数字を入力すれば、候補語句表示部14は、その数字の文字数の候補語句を、候補語句表示領域80に表示する。たとえば、ユーザが1文字を表す数字「1」を入力したとき、候補語句表示領域80に、1文字の候補語句を表示する。
ユーザにとって、入力文字変換装置1に文字数の「1」を入力することは、入力文字としての「1」を入力することと、1文字の候補語句を候補語句表示領域80に表示させるために、選択数字としての「1」を入力する、2つの意味がある。
ユーザが数字の「1」を入力したとき、入力文字変換装置が、候補語句表示領域80に1文字の候補語句を無条件で表示してしまうと、実は数字の「1」を入力文字として入力したつもりのユーザを、戸惑わせてしまうことなる。
そこで、入力文字変換装置1は、所定の候補語句選択モードにおいて実行しているときに、候補語句表示領域80に表示する候補語句を切り替える。そのため、たとえば入力文字変換装置1が文字入力モードにおいて動作しているとき、ユーザが入力文字として数字の「1」を入力しても、候補語句表示部14は、候補語句表示領域80に1文字の候補語句を誤って表示することがない。これにより、入力文字変換装置1は、数字を入力するユーザに、無用な戸惑いを与えないで済む。
(数字の固定表示)
候補語句表示部14は、候補語句表示領域80において、候補語句をスクロールして表示できる。このとき、候補語句表示部14は、候補語句の文字数を表す数字を固定して表示できる。すなわち、数字として表示するタグを、固定して表示する。この例について、図16を参照して以下に説明する。
図16は、識別記号として表示されている文字数を固定して表示しつつ、マトリックス状に配列されている複数の候補語句をスクロールする例を説明する図であり、図16(a)はスクロールされる前の複数の候補語句を含んでいる候補語句表示領域80を含んでいる表示画面50を表す図であり、図16(b)はスクロールされた後の複数の候補語句を含んでいる候補語句表示領域80を含んでいる表示画面50を表す図である。
図16(a)に示すように、候補語句表示部14は、候補語句をスクロールする前において、候補語句表示領域80に1文字の候補語句を表示している。これにより、タグ表示部12は、候補語句表示領域80に1文字の候補語句が表示されていることを示す1文字タグ81の、候補語句表示領域80と接する境界線を、表示しないようにしている。
ここで、候補語句表示部14は、ユーザの操作に応じて、スクロール制御部16の制御を受けることによって、候補語句を1行上にスクロールして表示する。このとき、候補語句表示部14は、図16(b)に示す1文字の候補語句を、候補語句表示領域80に表示する。
このとき、入力文字変換装置1では、スクロール制御部16が、タグ表示部12によるタグの表示、および候補語句表示部14による候補語句の表示を制御する。すなわち、スクロール制御部16は、1文字タグ81を固定して表示するように、タグ表示部12を制御する。これにより、図16(a)および(b)にそれぞれ示すように、候補語句がスクロールされる前後において、候補語句表示領域80に表示されている候補語句の文字数を表す数字「1」(すなわち1文字タグ81)は、その表示位置がまったく変化していない。
このように、入力文字変換装置1は、候補語句の文字数を表す数字を固定表示しつつ、複数の候補語句をスクロールして表示する。したがって、たとえばユーザの指示によって、現在の表示画面50に表示されている候補語句をスクロールして表示するとき、この候補語句の文字数を表す数字を、表示画面50をから消してしまうことがない。これにより、ユーザは、候補語句をスクロールして検索した後においても、候補語句表示領域80に表示されている候補語句の文字数を、容易に確認できる。
なお、入力文字変換装置1は、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを表す識別記号を固定表示しつつ、複数の候補語句をスクロールして表示してもよい。これにより、たとえばユーザの指示によって、現在の表示画面50に表示されている候補語句をスクロールして表示するとき、識別記号を、表示画面50から消してしまうことがない。これにより、ユーザは、候補語句をスクロールして検索した後においても、個別表示領域に文字数に関わらない候補語句が表示されていることを、容易に確認できる。
(タグのスクロール表示)
また、入力文字変換装置1は、複数のタグを、タグ単位でスクロールして表示することもできる。具体的には、たとえば図16に示すように、表示部10が、ディスプレイ3に、1文字タグ81〜5文字タグ85をそれぞれ表示しているとする。ここでユーザが、スクロールキーとして下スクロールキーを押したとする。すると、表示部10は、1文字タグ81を画面から消し、2文字タグ82〜5文字タグ85を、それぞれタグ単位で画面上にずらして表示する。さらに、左スクロールキーが入力される前には表示していなかった、図示しない6文字タグを、新たにディスプレイ3の下側(すなわち5文字タグ85が表示されていた位置)に表示する。
このように表示部10は、1文字タグ81〜5文字タグ85をそれぞれ画面の上から順に表示している状態において、下スクロールキーが押下されると、2文字タグ82〜6文字タグを、画面の上から順に表示する。これよりユーザは、数字の6を入力すれば、6文字の候補語句から変換語句を選択できるようになる。なお、さらに7文字、8文字の候補語句があるなら、ユーザが下スクロールキーを押下するごとに、これらの候補語句の文字数を表すタグ(数字の7および8)を次々とスクロール表示することができる。
なお、表示部10は、複数のタグを、画面における行方向に並べて表示することもできる。したがって、ユーザが左右のスクロールキーを押下したときに、複数のタグをスクロール表示することができる。
以上のように、表示部10は、各タグを並べて表示する方向と平行な方向に、各タグをスクロール表示すればよい。これにより、ユーザの操作性をさらに向上することができる。
(文字数に関わらない候補語句の表示)
候補語句表示部14は、候補語句表示領域80に、文字数に関わらない候補語句を表示することもできる。その際、タグ表示部12は、文字数に関わらない候補語句を選択できることを表す所定の識別記号を、候補語句表示領域80に隣接させて表示する。この例について、図16および図17を参照して以下に説明する。
図17は、文字数に関わらない候補語句を選択できることを示す識別記号を一般タグ88として含んでいる表示画面50を示す図である。図17に示す例では、タグ表示部12は、識別記号「#」を、一般タグ88として、4文字タグ84の下に表示している。この識別記号は、一般タグ88が選択されるときに、候補語句表示領域80において、複数の候補語句が過去に選択された頻度順に表示されることを表す。
ここでいう「識別記号」は、ユーザが、文字数に関わらない候補語句を選択できることを表すものである。すなわち、ユーザがこの識別記号を選択すれば、文字数に関わらない候補語句が、候補語句表示領域80に表示されることを表す識別記号である。
ユーザがこの識別記号を選択すれば、候補語句表示部14は、文字数に関わらない候補語句を、候補語句表示領域80に表示する。したがってユーザは、つぎに、文字数に関わらない候補語句から、所望の候補語句を選択語句72として選択できる。
これによりユーザは、特定の文字数の候補語句に加えて、文字数に関わらない候補語句からも、変換語句を検索できる。したがって、入力文字変換装置1を使用するユーザは、複数の候補語句から変換語句をより検索しやすくなる。
(識別記号の入力)
候補語句表示部14は、一般タグ88に表示されている識別記号がユーザによって入力されたとき、文字数に関わらない候補語句を、候補語句表示領域80に表示してもよい。たとえば、ユーザが記号「#」を入力したとき、候補語句表示部14は、文字数に関わらない候補語句を、候補語句表示領域80において、過去に選択された頻度順に表示する。
このように、ユーザは、文字数に関わらない候補語句から変換語句を選択したいとき、一般タグ88に表示されている識別記号を、所定の入力手段によって入力すればよい。たとえば、記号「#」を入力するためのボタンを押下するだけで、ユーザは、候補語句表示領域80に、文字数に関わらない候補語句をまとめて表示させることができる。したがって、入力文字変換装置1は、文字数に関わらない候補語句を候補語句表示領域80にまとめて表示するための操作を、ユーザにより早く実行させることができる。
(候補語句選択モード)
候補語句表示部14は、入力文字変換装置1が、候補語句表示領域80に表示する候補語句を選択するための候補語句選択モードにおいて動作しているときに、文字数に関わらない候補語句を、候補語句表示領域80に表示してもよい。
すなわち、入力文字変換装置1は、候補語句表示領域80に表示する候補語句の種類を選択するため所定の候補語句選択モードにおいて動作できる。このモードにおいて入力文字変換装置が動作しているときに、ユーザが識別記号を入力すれば、候補語句表示部14は、文字数に関わらない候補語句を、候補語句表示領域80に表示する。たとえば、ユーザが記号「#」を入力したとき、候補語句表示領域80に、文字数に関わらない候補語句を、過去に選択された頻度順に表示する。
ユーザにとって、入力文字変換装置1に識別記号を入力することは、入力文字としての識別記号を入力することと、文字数に関わらない候補語句を候補語句表示領域80に表示させるために、選択記号としての識別記号を入力することの、2つの意味がある。
ユーザが記号「#」を入力したとき、入力文字変換装置1が、候補語句表示領域80に文字数に関わらない候補語句を無条件で表示してしまうと、実は記号「#」を入力文字として入力したつもりのユーザを、戸惑わせてしまうことなる。
そこで、候補語句表示部14は、入力文字変換装置1が所定の候補語句選択モードにおいて実行しているときに、候補語句表示領域80に表示する候補語句を切り替えればよい。これにより、たとえばユーザが入力文字として記号「#」を入力したときに、候補語句表示部14は、候補語句表示領域80に、文字数に関わらない候補語句を誤って表示することがない。したがって、入力文字変換装置1は、一般タグ88に表示されている識別記号を入力するユーザに、無用な戸惑いを与えないで済む。
(表示領域背景色の変更)
入力文字変換装置1では、候補語句表示部14は、ある文字数の候補語句を表示するときにおける候補語句表示領域80の背景色を、他の文字数の候補語句を表示するときにおける候補語句表示領域80の背景色と、異ならせて表示してもよい。この例について、図18を参照して以下に説明する。
図18は、2文字の候補語句が表示されているときに背景色が灰色に表示される候補語句表示領域80を含んでいる表示画面50を示す図である。
この図によれば、候補語句表示部14は、候補語句表示領域80に2文字の候補語句を表示している。このとき、候補語句表示部14は、候補語句表示領域80の背景色を、灰色に表示している。さらに、タグ表示部12は、2文字タグ82の背景色を、候補語句表示領域80の背景色と同じく、灰色に表示している。
したがって、ユーザは、候補語句表示領域80に現在表示されている候補語句の文字数を知りたいとき、候補語句表示領域80の背景色を確認するだけでよい。または、2文字タグ82の背景色を確認するだけでもよい。たとえば、ユーザは、候補語句表示領域80の背景色が灰色であるとき、2文字の候補語句が現在表示されていることを確認できる。これにより、入力文字変換装置1は、ユーザに、候補語句表示領域80に現在表示されている候補語句の文字数を、より素早く確認させることができる。
候補語句表示部14は、文字数に関わらない候補語句を表示するときにおける候補語句表示領域80の背景色を、特定文字数の候補語句を表示するときにおける候補語句表示領域80の背景色と、異ならせて表示してもよい。
たとえば候補語句表示部14は、文字数に関わらない候補語句を表示するときの候補語句表示領域80の背景色を、灰色に表示すればよい。さらに、候補語句表示部14は、特定文字数の候補語句を表示するときにおける候補語句表示領域80の背景色を、白色に表示すればよい。こうすれば、ユーザは、候補語句表示領域80に、現在、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを知りたいとき、候補語句表示領域80の背景色を確認するだけでよい。たとえばユーザは、候補語句表示領域80の背景色が灰色であるとき、文字数に関わらない候補語句が現在表示されていることを確認できる。これにより、入力文字変換装置1は、ユーザに、候補語句表示領域80に現在、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを、より素早く確認させることができる。
(タグサイズの変更)
入力文字変換装置1では、タグ表示部12は、候補語句表示領域80に現在表示されている候補語句の文字数を表す数字のサイズを、他の文字数を表す数字のサイズと異ならせて表示してもよい。この例について、図19を参照して以下に説明する。図19は、他のタグよりもサイズが大きいタグを含んでいる表示画面50を示す図である。
図19に示す例では、候補語句表示部14は、候補語句表示領域80に1文字の候補語句を表示している。これにより、タグ表示部12は、1文字タグ81として表示する数字「1」を、他のタグとして表示する数字よりも、1.5倍大きく表示している。
したがって、ユーザは、候補語句表示領域80に現在表示されている候補語句の文字数を知りたいとき、他の数字とはサイズが異なる数字を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、他の数字より大きい数字によって表される文字数の候補語句が、候補語句表示領域80に現在表示されていることを確認できる。これにより、入力文字変換装置1は、ユーザに、候補語句表示領域80に現在表示されている候補語句の文字数を、容易に確認させることができる。
入力文字変換装置1では、タグ表示部12は、候補語句表示領域80に文字数に関わらない候補語句が現在表示されていることを表す識別記号のサイズを、特定文字数を表す数字のサイズと異ならせて表示してもよい。たとえばタグ表示部12は、識別記号を、他のタグとして表示する数字よりも、1.5倍大きく表示すればよい。これによりユーザは、候補語句表示領域80に現在、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを知りたいとき、数字とはサイズが異なる識別記号を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、識別記号のサイズが他の数字より大きいとき、文字数に関わらない候補語句が、候補語句表示領域80に現在表示されていることを確認できる。これにより、入力文字変換装置1は、ユーザに、候補語句表示領域80に文字数に関わらない候補語句が表示されていることを、容易に確認させることができる。
(タグ背景色の変更)
入力文字変換装置1では、タグ表示部12は、候補語句表示領域80に現在表示されている候補語句の文字数を表す数字の背景色を、他の文字数を表す数字の背景色と異ならせて表示してもよい。この例についても、図20を参照して以下に説明する。図20は、他のタグと背景色および文字色が異なるタグを含んでいる表示画面50を示す図である。
図20に示す例では、候補語句表示部14は、候補語句表示領域80に1文字の候補語句を表示している。これにより、タグ表示部12は、1文字タグ81として表示する数字「1」の背景色を、他のタグとして表示する数字の背景色と異ならせて表示している。すなわち、タグ表示部12は、1文字タグ81の背景色を、灰色に表示している。一方、他のタグ、すなわち2文字タグ82、3文字タグ83、4文字タグ84、および5文字タグ85の背景色を、いずれも白色に表示している。
これによりユーザは、候補語句表示領域80に現在表示されている候補語句の文字数を知りたいとき、他の数字とは背景色が異なる数字を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、背景色が白色である数字によって表される文字数の候補語句が、候補語句表示領域80に現在表示されていることを確認できる。これにより、入力文字変換装置1は、候補語句表示領域80に現在表示されている候補語句の文字数を、ユーザに容易に確認させることができる。
入力文字変換装置1では、タグ表示部12は、候補語句表示領域80に文字数に関わらない候補語句が現在表示されていることを表す識別記号の背景色を、特定文字数を表す数字の背景色と異ならせて表示してもよい。たとえば、タグ表示部12は、識別記号の背景色を赤色に表示し、他のタグとして表示する数字の背景色を、緑色に表示すればよい。これによりユーザは、候補語句表示領域80に現在、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを知りたいとき、数字とは背景色が異なる識別記号を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、識別記号の背景色が赤色であることを確認することによって、文字数に関わらない候補語句が、候補語句表示領域80に現在表示されていることを確認できる。これにより、入力文字変換装置1は、ユーザに、候補語句表示領域80に文字数に関わらない候補語句が表示されていることを、容易に確認させることができる。
(タグ文字色の変更)
入力文字変換装置1では、タグ表示部12は、候補語句表示領域80に現在表示されている候補語句の文字数を表す数字の文字色を、他の文字数を表す数字の文字色と異ならせて表示してもよい。この例についても、図20を参照して以下に説明する。
上述したように、図20に示す例では、候補語句表示部14は、候補語句表示領域80に1文字の候補語句を表示している。これにより、タグ表示部12は、1文字タグ81として表示する数字「1」の文字色を、他のタグとして表示する数字の文字色と異ならせて表示している。すなわち、タグ表示部12は、1文字タグ81の文字色を、白色に表示している。一方、他のタグ、すなわち2文字タグ82、3文字タグ83、4文字タグ84、および5文字タグ85の文字色を、いずれも黒色に表示している。
これによりユーザは、候補語句表示領域80に現在表示されている候補語句の文字数を知りたいとき、他の数字とは文字色が異なる数字を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、文字色が白色である数字によって表される文字数の候補語句が、候補語句表示領域80に現在表示されていることを確認できる。したがって入力文字変換装置1は、候補語句表示領域80に現在表示されている候補語句の文字数を、ユーザに容易に確認させることができる。
入力文字変換装置1では、タグ表示部12は、候補語句表示領域80に文字数に関わらない候補語句が現在表示されていることを表す識別記号の文字色を、特定文字数を表す数字の文字色と異ならせて表示してもよい。たとえば、タグ表示部12は、識別記号の文字色を赤色に表示し、他のタグとして表示する数字の文字色を、緑色に表示すればよい。これによりユーザは、候補語句表示領域80に現在、文字数に関わらない候補語句が表示されていることを知りたいとき、数字とは文字色が異なる識別記号を確認するだけでよい。たとえば、ユーザは、識別記号の文字色が赤色であることを確認することによって、文字数に関わらない候補語句が、候補語句表示領域80に現在表示されていることを確認できる。これにより、入力文字変換装置1は、ユーザに、候補語句表示領域80に文字数に関わらない候補語句が表示されていることを、容易に確認させることができる。
(前回選択時と同じ文字数の候補語句を表示)
入力文字変換装置1は、ユーザが前回選択した候補語句の文字数を、一時メモリ8に記憶している。たとえば、ユーザが前回、2文字の候補語句を選択したことを記憶している。これにより、ユーザが文字をつぎに入力したとき、候補語句表示部14は、記憶されている文字数の候補語句を、最初に候補語句表示領域80に表示してもよい。
ユーザが前回、2文字の候補語句を選択した場合を説明する。ユーザが入力文字として、つぎに「かみ」と入力したとき、候補語句表示部14は、候補語句表示領域80に「加味」および「噛み」などの2文字の候補語句を表示する。これによりユーザは、変換したい文字を入力したとき、前回選択した候補語句と同じ文字数の候補語句を、候補語句表示領域80においてまず確認できる。
一般に、ユーザは、同じ文字数の候補語句を、何度も続けて選択する可能性が高い。したがって入力文字変換装置1は、ユーザによる候補語句の選択の便宜を、さらに向上させることができる。
(タグ表示位置)
上述した例では、タグ表示部12は、1文字タグ81などの各タグを、候補語句表示領域80の左側に隣接させて表示している。しかし、タグ表示部12は、各タグを、表示画面50における任意の表示位置に表示すればよい。
この第1例について、図21を参照して以下に説明する。図21は、候補語句の文字数が上部に隣接されて表示されている候補語句表示領域80を含んでいる表示画面50を示す図である。
この図に示す例では、タグ表示部12は、1文字タグ81、2文字タグ82、および3文字タグ83を、いずれも、候補語句表示領域80に隣接させて、その上部に表示している。
第2の例について、図22を参照して以下に説明する。図22は、候補語句の文字数が下部に隣接されて表示されている候補語句表示領域80を含んでいる表示画面50を示す図である。
この図に示す例では、タグ表示部12は、一般タグ88、1文字タグ81、2文字タグ82、3文字タグ83、および4文字タグ84を、いずれも、候補語句表示領域80に隣接させて、その下部に表示している。なお、一般タグ88として、文字「頻度順」を表示している。このとき、候補語句表示部14は、この一般タグ88を、連続して表示する複数のタグのうち、先頭すなわち一番左に表示している。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
(候補語句の行表示)
たとえば、候補語句表示部14は、各個別表示領域に表示する候補語句を、それぞれ、縦方向ではなく横方向に表示してもよい。すなわち、特定文字数の候補語句を、それぞれ、行表示してもよい。このとき、候補語句表示部14は、行表示されている各候補語句を、横方向にスクロールして表示できる。
(同時表示)
候補語句表示部14は、1つの個別表示領域に、ある文字数の候補語句と、他の文字数の候補語句とを、共に表示してもよい。このやり方は、特定文字数の候補語句が少ないときに、特に有効である。たとえば、候補語句表示部14は、5文字の候補語句と、6文字の候補語句とを、1つの共通する個別表示領域に表示すればよい。このとき、さらに、タグ表示部12は、どの個別表示領域に、5文字を表す数字「5」と、6文字を表す数字「6」とを、同時に表示してもよい。これにより、ユーザは、1つの個別表示領域に、5文字の候補語句と6文字の候補語句とが表示されていることを確認できる。
(つめて表示)
また、候補語句表示部14は、ユーザが入力した候補語句のうち、特定文字数の候補語句が存在しないとき、その候補語句を表示するための個別表示領域を、ディスプレイ3に表示しないようにしてもよい。たとえば、5文字の候補語句が存在せず、4文字および6文字の候補語句が存在すると判定するとき、候補語句表示部14は、4文字の候補語句を表示するための個別表示領域と、6文字の候補語句を表示するための個別表示領域とを、続けて(隣り合わせて)表示すればよい。
(初期化手段)
さらに、入力文字変換装置1は、候補語句を表示するときのルールを初期化する手段を備えてもよい。この初期化手段は、一時メモリ8および候補語句データベース7に記憶されている各種パラメータを、初期状態に戻すことができる。たとえば、ユーザが前回選択した候補語句の文字数を、初期状態の「1」に戻すことができる。
なお、本発明を以下の構成としても実現できる。
(第1構成)
文字入力手段と、語句を記憶しているメモリと、前記文字入力手段から入力された入力文字及び前記入力文字に対応する候補語句を表示する表示手段と、前記候補語句を選択する為のカーソルと、前記カーソルを移動させることのできるカーソル移動手段と、前記カーソルで示された候補語句を決定する選択手段と、を備える電子機器に於いて、
入力文字と共に、入力文字に対応する候補語句を文字数単位で列または行毎に前記表示手段に表示し、選択できることを特徴とする電子機器。
(第2構成)
第1構成の電子機器に於いて、
更に、文字数単位で分けられていない候補語句を前記表示手段にて列または行で前記表示手段に表示することを特徴とする電子機器。
(第3構成)
第1構成の電子機器に於いて、
文字数単位で表示されている列または行に文字数を表示することを特徴とする電子機器。
(第4構成)
第2構成の電子機器に於いて、
文字数単位で表示されている列または行に文字数を表示し、文字数単位で分けられていない列または行には文字または記号を表示することを特徴とする電子機器。
(第5構成)
文字入力手段と、語句を記憶しているメモリと、前記文字入力手段から入力された入力文字及び前記入力文字に対応する候補語句を文字数単位に分けた頁を表示する表示手段と、前記候補語句を選択する為のカーソルと、前記カーソルを移動させることのできるカーソル移動手段と、前記カーソルで示された候補語句を決定する選択手段と、を備える電子機器に於いて、
各頁に文字数または文字/記号を記したタグを付し、選択された頁を非選択頁の上に優先表示することを特徴とする電子機器。
(第6構成)
第5構成の電子機器に於いて、
更に、文字数単位で分けられていない候補語句の頁を前記表示手段に表示すると共に、概頁のタグに文字/記号を付すことを特徴とする電子機器。
(第7構成)
第3構成および第6構成の電子機器に於いて、
数字を入力する数字入力手段、を備え、前記数字入力手段によって入力された数字と同じ文字数の行または列または頁に前記カーソルが移動することを特徴とする電子機器。
(第8構成)
第7構成の電子機器に於いて、
前記文字入力手段と前記数字入力手段とが共通の入力キーを使用している場合、文字入力モードと行(または列または頁)選択モードとを切り換える手段、を備え、
限られた数のキーで文字入力と行(または列または頁)選択を可能とすることを特徴とする電子機器。
(第9構成)
第3構成から第6構成の電子機器に於いて、
前記カーソルの押下げによって行または列内の候補語句をスクロールさせる手段、を備え、
行または列または頁内の候補語句がスクロールされた場合であっても、行または列または頁に付された文字数または文字/記号はスクロールしないことを特徴とする電子機器。
(第10構成)
第3構成から第6構成の電子機器に於いて、
前記メモリ内に、該当する文字数の候補語句が無い場合、候補語句の無い文字数の行または列または頁は省略し、次行または次列または次頁を詰めて表示することを特徴とする電子機器。
(第11構成)
第1構成から第8構成の電子機器に於いて、
候補の語句を表示する際に、列表示または行表示の場合は前回選択した行または列が先頭の列または行に表示され、頁表示の場合は前回選択した頁が優先表示されることを特徴とする電子機器。
(第12構成)
第11構成の電子機器に於いて、
表示順を初期状態に戻すことのできる初期化手段を有することを特徴とする電子機器。
(第13構成)
第1構成から第8構成の電子機器に於いて、
文字数単位で表示される候補語句の各々の列または行または頁の背景色が異なっていることを特徴とする電子機器。
(第14構成)
第3構成から第6構成の電子機器に於いて、
選択された列または行の数字部分、または頁のタグの背景色を変化させることを特徴とする電子機器。
(第15構成)
第3構成から第6構成の電子機器に於いて、
選択された列または行の数字部分、または頁のタグに記されている前記文字数または文字/記号の文字表示色を変化させることを特徴とする電子機器。
(第16構成)
第3構成から第6構成の電子機器に於いて、
選択された列または行の数字部分、または頁のタグに記されている前記文字数または文字/記号の表示サイズを変化させることを特徴とする電子機器。
(プログラムおよび記録媒体)
最後に、入力文字変換装置1に含まれている各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、入力文字変換装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、この制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記制御プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Randam Access Memory)、および、上記制御プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
この構成により、本発明の目的は、所定の記録媒体によっても、達成できる。この記録媒体は、上述した機能を実現するソフトウェアである入力文字変換装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録していればよい。入力文字変換装置1に、この記録媒体を供給する。これにより、コンピュータとしての入力文字変換装置1(またはCPUやMPU)が、供給された記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し、実行すればよい。
プログラムコードを入力文字変換装置1に供給する記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわち、この記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、入力文字変換装置1を、通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して入力文字変換装置1に供給する。この通信ネットワークは、入力文字変換装置1にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえば、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Assymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、パーソナルコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント、携帯電話など、ユーザが入力した文字を所定の語句に変換する装置に利用できる。