JP4786966B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents
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Description
このような硬貨処理装置によれば、収納された硬貨のうち正常硬貨は硬貨搬送面に沿って一の方向に搬送され、一方、表面に突起が形成された変形硬貨は一の方向とは異なる他の方向に搬送され、検出センサはこの変形硬貨が他の方向に搬送されることを検出するようになっているので、レーザ反射式センサや過電流式変位センサ等の厚みセンサを用いることなく、収納された硬貨のうち表面に突起が形成された変形硬貨を単純な構成により選別することができる。
このような硬貨処理装置によれば、収納された硬貨のうち表面に突起が形成されていると識別された変形硬貨を排除(リジェクト)することができる。
このような硬貨処理装置によれば、上側搬送面と下側搬送面の間の隙間通路に送られた変形硬貨について、上面または下面のどちらに突起が形成されている場合であっても確実に変形硬貨を他の方向に案内することができ、この変形硬貨を検出することができる。
このような硬貨処理装置によれば、上側搬送面と下側搬送面の間の隙間通路に送られる硬貨について、金種が異なることにより硬貨の厚みが各々異なる場合であっても、この各々異なる硬貨の厚みを弾性的に吸収することができるので、上側搬送面と下側搬送面の間で様々な厚さの硬貨を都合良く搬送させることができる。
このような硬貨処理装置によれば、一の方向に案内される正常硬貨と他の方向に案内される変形硬貨は確実に異なる位置に搬送されるので、検出センサは他の方向により案内された変形硬貨を正常硬貨と混同することなく確実に検出することができる。
このような硬貨搬送装置によれば、処理される硬貨において最大径の硬貨を含む様々な金種の硬貨を凹部により他の方向に案内することができ、硬貨の金種にかかわらず変形硬貨を検出することができる。
このうち図1は、本実施の形態の硬貨処理装置の内部の構成を示す透視斜視図であり、図2は、図1の硬貨処理装置のA−A矢視による断面図であり、図3は、図1の硬貨処理装置における二点鎖線Bにより囲まれた部分を拡大した透視斜視図であり、図4は、図1の硬貨処理装置の内部を上方から見た平面図である。また、図5は、図1の硬貨処理装置の上側搬送面を下方から見た部分斜視図(図2のラインC−C矢視図)であり、図6は、図1の硬貨処理装置の下側搬送面を上方から見た部分平面図(図2のラインD−D矢視図)である。また、図7は、表面に突起が形成された変形硬貨の構成を示す説明図であり、図8は、正常硬貨が硬貨基準縁に沿って硬貨搬送手段により搬送される際の様子を示す説明図であり、図9は、変形硬貨が硬貨搬送面に形成された凹部に沿って搬送される際の状態を示す説明図である。また、図10は、図1に示す硬貨処理装置を紙幣処理装置と組み合わされた状態の外観で示す斜視図である。
本実施の形態の硬貨処理装置は、硬貨受入口に受け入れられた硬貨のうち図7に示すような表面に突起が形成された変形硬貨の選別を行うものである。
図1乃至図6に示す本実施の形態の硬貨処理装置10は、例えば、図10に示すように紙幣処理装置11と組み合わされた状態で貨幣入出金システムに用いられる。この貨幣入出金システムとしては、図示しないPOSレジスター(販売時点管理機能を有する金銭登録機)等が更に組み合わされ、硬貨処理装置10および紙幣処理装置11がそれぞれ硬貨釣銭機および紙幣釣銭機として利用される。各釣銭機は、必要に応じて、顧客からの預かり貨幣の入金と釣銭貨幣の出金とを行うために用いられる。すなわち、硬貨釣銭機としての硬貨処理装置10は、POSレジスター等との連携において、必要に応じて、顧客からの預かり硬貨の入金と釣銭硬貨の出金とを行うように構成されている。
以下、本実施の形態による硬貨処理装置10の各要素の詳細の構成、とりわけ繰入機構20の後方領域に配置された各要素の詳細の構成について図3乃至図6を用いて説明する。
なお、下側搬送面30および上側搬送面31の両方の裏面にバネ等の弾性部材が取り付けられるような構成に限定されることはなく、いずれか一方の搬送面の裏面のみに弾性部材が取り付けられる構成となっていてもよい。また、下側搬送面30や上側搬送面31の裏面にバネ等の弾性部材を取り付ける代わりに、これらの搬送面30、31自体がゴム等の弾性体からなるような構成となっていてもよい。
さらに、下側搬送面30および上側搬送面31において、凹部30p、31pの各々下流側に延びる方向の先には検出センサ32が設けられている。この検出センサ32は、凹部30p、31pにより案内された硬貨が通過することを検出するようになっている。
図8に示すように、硬貨搬送機構40の補助丸ベルト41および主丸ベルト42は、下流側に向かうに従って硬貨基準縁34に徐々に接近するよう設置されている。このため、下側搬送面30上で補助丸ベルト41または主丸ベルト42に引っ掛けられて搬送される硬貨には搬送方向に対して右向きの力が加えられ、この硬貨は外周縁が硬貨基準縁34に当接しながら当該硬貨基準縁34の延びる方向(一の方向)に沿って搬送されることとなる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の硬貨処理装置の動作について説明する。
図10において、硬貨受入口14に投入された入金硬貨は、繰入機構20によって一層一列状態で繰り入れられる。繰入機構20により繰り入れられた硬貨は下側搬送面30と上側搬送面31との間の隙間通路に送られ、この隙間通路内にある硬貨は硬貨搬送機構40の補助丸ベルト41および主丸ベルト42に順次引っ掛けられて装置後方へ搬送される。
硬貨基準縁34に沿って搬送される正常硬貨は、金種識別センサ60によりその金種が識別され、さらに下流側に搬送されて金種選別部50に送られる。そして、金種選別部50において正常硬貨はその金種により選別されて金種毎に収納される。
凹部30p、31pの延びる方向に沿って搬送された変形硬貨は、上側搬送面31の下流に設置された検出センサ32により検出され、この検出信号が硬貨排除機構61に送られる。硬貨排除機構61が変形硬貨の検出信号を受けると、図2に示すように、排出部62のソレノイドがシャッタ部材を駆動してこのシャッタ部材を開状態とし、排出孔を介して変形硬貨を下方の放出機構63に排出する。放出機構63は、排出部62から送られた変形硬貨を硬貨取出口15に排出する。このようにして、変形硬貨は排除(リジェクト)されて装置外部へ排出される。
以上のように本実施の形態の硬貨処理装置によれば、収納された硬貨のうち正常硬貨は硬貨搬送面30、31に沿って一の方向に搬送され、一方表面に突起C2が形成された変形硬貨は一の方向とは異なる他の方向に搬送され、検出センサ32はこの変形硬貨が他の方向に搬送されることを検出するようになっている。このため、レーザ反射式センサや過電流式変位センサ等の厚みセンサを用いることなく、収納された硬貨のうち表面に突起C2が形成された変形硬貨を単純な構成により選別することができる。
また、収納された硬貨のうち表面に突起C2が形成されていると識別された変形硬貨を硬貨排除機構61により排除(リジェクト)することができる。
本発明による硬貨処理装置は、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。例えば、図11に示すように、変形硬貨を検出する検出センサ32を、下側搬送面30および上側搬送面31の各凹部30p、31pの下流側に延びる方向の先に設ける代わりに、硬貨基準縁34の近傍に設置してもよい。この場合は、検出センサ32は硬貨基準縁34に外周縁が当接して搬送される正常硬貨を検出し、変形硬貨はこの検出センサ32を通過しないこととなる。このことにより、検出センサ32は、変形硬貨が硬貨基準縁34に沿って搬送されなかったことを検出し、この場合に、収納された硬貨が変形硬貨であることを識別する。そして、この検出センサ32による検出信号は硬貨排除機構61に送られ、検出センサ32を通過しなかったことにより変形硬貨と識別された硬貨を当該硬貨排除機構61により排除する。
11 紙幣処理装置
12 筐体
13 操作パネル
14 硬貨受入口
15 硬貨取出口
20 繰入機構
21 平ベルト
22 逆転ローラ
30 下側搬送面
30a 第1搬送面
30b 第2搬送面
30p 凹部
31 上側搬送面
31p 凹部
32 検出センサ
34 硬貨基準縁
35 硬貨基準縁
36 傾斜縁
40 硬貨搬送機構
41 補助丸ベルト
42 主丸ベルト
43、44 プーリ
45 前方プーリ
46 後方プーリ
47 中間プーリ
48 案内ローラ
50 金種選別部
60 金種識別センサ
61 硬貨排除機構
62 排出部
63 放出機構
Claims (6)
- 収納された硬貨のうち表面に突起が形成された変形硬貨の選別を行う硬貨処理装置であって、
略水平状態となるよう設けられ、硬貨を略水平方向に一層一列状態で案内する硬貨搬送面と、
前記硬貨搬送面に沿って硬貨を搬送するための硬貨搬送手段と、
変形硬貨の突起を受け入れてこの変形硬貨を案内し、前記硬貨搬送手段により変形硬貨以外の正常硬貨が搬送される一の方向とは異なる他の方向に延びるよう前記硬貨搬送面に設けられた凹部と、
前記硬貨搬送面に設けられ、前記硬貨搬送手段により前記硬貨搬送面に沿って搬送される硬貨の検出を行うための検出センサと、
を備え、
前記検出センサは、前記硬貨搬送面に設けられた前記凹部に変形硬貨の突起が受け入れられてこの変形硬貨が前記凹部の延びる方向に沿って前記他の方向に搬送されることを検出するようになっていることを特徴とする硬貨処理装置。 - 前記硬貨搬送面に設けられ、この硬貨搬送面に沿って搬送される硬貨を選択的に排除するための硬貨排除手段を更に備え、
前記検出センサにより変形硬貨が検出されたときに前記硬貨排除手段が当該変形硬貨を排除するようになっていることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。 - 前記硬貨搬送面は、前記硬貨搬送手段により搬送される硬貨の上面側に位置する上側搬送面およびこの硬貨の下面側に位置する下側搬送面からなり、
前記凹部は、この上側搬送面および下側搬送面の両方に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の硬貨処理装置。 - 前記上側搬送面および下側搬送面は、硬貨が前記硬貨搬送手段により搬送される際にこの硬貨を弾性的に挟むようになっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
- 変形硬貨が案内される前記他の方向は下流側に向かうに従って正常硬貨が案内される前記一の方向から離間するよう、前記硬貨搬送面上における凹部の延びる方向が設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
- 処理される硬貨のうち最大径の硬貨を案内することができるよう、前記凹部が前記硬貨搬送面に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の硬貨処理装置。
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