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JP4789004B2 - カバーテープ処理装置 - Google Patents
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Description

本発明は、電子部品収納テープを用いてそれに収納されている電子部品を1個づつ供給するテープフィーダの供給作業工程において、該収納テープの本体から剥離され、巻取リールに巻き取られたカバーテープを処理するカバーテープ処理装置に関する。
供給リールに巻き付けられている電子部品収納テープをピッチ送りすると共に、そのテープ本体に貼着されているカバーテープを該テープ本体から強制剥離して電子部品を一個づつ電子部品実装装置のピックアップ位置に給送するようにしたテープフィーダであって、電子部品収納テープのテープ本体からカバーテープを剥離する機構として巻取リールを使用したものが知られているが、電子部品収納テープの交換に当たっては巻取リールからそれに巻き取られたカバーテープを除去するのに時間と手間のかかる作業が必要であるため、テープフィーダの効率的稼動が困難であった。
そこで、本出願人は、先に、テープフィーダにおいて、電子部品収納テープのテープ本体からカバーテープを強制剥離する手段として巻取リールに代えて一対のカバーテープ処理ローラを採用し、該処理ローラ間を通過したカバーテープはそのままカバーテープ収容ケース内に収容するようにしたカバーテープ処理装置を提案した。
特開平3−272969号公報
しかし乍ら、この公知例にあっては、カバーテープ収容ケースはテープフィーダの基台上の機枠に巻取リールと同様の態様で取り付けられるため、容積を大きくすることができずカバーテープを大量に収容できないという欠点やカバーテープの除去収容速度が電子部品収納テープの送り速度を越えることができないため、処理速度を高速化することができないという欠点等があった。
本発明は、先行技術の有する上記の如き欠点に鑑みてなされたものであって、使用済みカバーテープ、即ちテープフィーダの巻取リールに巻き取られたカバーテープをゴミ容器を大きくして大量に収容することができるばかりでなく、その除去収容速度ないし処理速度を格段と高速化できるようにし、もってテープフィーダの効率的稼動を可能ならしめるようにしたカバーテープ処理装置を提供することをその主たる目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明に係るカバーテープ処理装置の第1の特徴は、周壁の一部に開閉自在な開口を設け、該開口を通してゴミ容器を出し入れできるようにするとともに、頂壁の適所にテープフィーダの巻取リールに巻き取られた使用済みのカバーテープを投入し得るようにした投入口を設けたハウジングの内側上部に、高速気流発生手段と発生する高速気流を下方へ案内する案内筒からなっていて、前記投入口に投入される前記カバーテープを高速気流により連続的に下方へ吸引連行し得るようにした吸入装置を設け、使用に当たっては、前記ゴミ容器を前記ハウジング内に配置し、かつ前記吸引装置を起動した状態で前記カバーテープを前記投入口に投入することにより、該カバーテープが前記高速気流によりほどかれながら高速かつ自動的に該ゴミ容器内に連行蓄積されるようにしたことにある
また、本発明装置の第2の特徴は、本発明装置の第1の特徴における前記高速気流発生手段が、環状に所定の間隔をおいて配設され、かつ圧力空気を垂直に下方へ噴出する複数の墳口を備えた環状の空気通路を有する吹出ノズルからなっていて、該吹出ノズルは、上下に貫通するとともに、前記ハウジングの頂壁に設けたカバーテープの投入口と連通するホッパー状の開口部を備えていることにある
さらに、本発明装置の第3の特徴は、本発明装置の第1又は第2の特徴における前記案内筒が、断面円形の円筒体からなり、カプラを介して、前記吹出ノズルのホッパー状開口部の下端開口を下方から覆うように該吹出ノズルの下面側に垂下突設されていることにある
また、本発明装置の第4の特徴は、本発明装置の第1の特徴における前記高速気流発生手段が、環状のトンネル状空気通路を有し、この空気通路に接線方向に吹き込まれる圧力空気によってこの空気通路内で旋回しながら旋回下降気流を発生させるように構成した旋回リングを備えた吹出ノズルからなっていて、該吹出ノズルは、上下に貫通するとともに、前記ハウジングの頂壁に設けたカバーテープの投入口と連通するホッパー状の開口部を備えていることにある
さらにまた、本発明装置の第5の特徴は、本発明装置の第4の特徴における前記案内筒が、断面円形の円筒体からなり、カプラを介して前記吹出ノズルのホッパー状開口部の下端開口を下方から覆うように該吹出ノズルの下面側に垂下突設されていることにある
本発明は、上記の如く構成されているので、それによれば、テープフィーダの巻取リールに巻き取られたカバーテープをゴミ容器を大きくして大量に収容することができるばかりでなく、その除去収容速度ないし処理速度を格段と高速化できるようにし、もってテープフィーダの効率的稼動を可能ならしめるようにした
カバーテープ処理装置を得ることができる。
以下、本発明の実施形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1〜7は本発明の第1の実施例を示したもので、Aはその実施例装置の本体を構成する横断面矩形の縦長のハウジングであり、その四周壁の1つA1には開閉扉1で自在に開閉できる大きな開口2が設けられているとともに、その頂壁A2の適所にはテープフィーダの巻取リールに巻き取られた使用済みのカバーテープTを投入し得るようにした投入口3が設けられており、カバーテープTを大量に収容し得るようにした比較的大なる容積を有する直方形のゴミ容器Bを前記開口2を通して出し入れできるようになっている。
前記ハウジングAの内側上部には、高速気流発生手段と発生する高速気流を下方へ案内する案内筒とからなっていて、前記投入口3に投入されるカバーテープTを高速気流により連続的に下方へ吸引連行し得るようにした吸引装置Cが設けられている。
前記高速気流発生手段は、図1〜7に示した本発明の第1実施例にあっては、環状に所定の間隔をおいて配設され、かつ圧力空気を垂直に下方へ噴出する複数の噴口4を備えた環状の空気通路5を有する吹出ノズルNからなっていて、該吹出ノズルNは、上下に貫通するとともに、ハウジングAの頂壁A2に設けたカバーテープTの投入口3と連通するホッパー状の開口部6を備えている。
前記案内筒は断面円形の円筒体Gからなり、カプラ7又は外向きフランジを介して、前記吹出ノズルNのホッパー状開口部6の下端開口6A及び噴口4を下方から覆うように該吹出ノズルNの下面側に垂下突設されている。
吹出ノズルNには、環状の空気通路5と連通する一対の直線状の空気導入路8A、8Bが直径方向に対向して貫設されており、各空気導入路8A、8Bには外部の圧力空気源に接続されている空気供給管路にそれぞれ接続された空気供給管9A、9Bが入口継手10A、10Bを介してそれぞれ接続されている。吹出ノズルNの上端面11は、平坦な環状の頂面として形成されていて、ハウジングAの頂壁A2の投入口3を下方からそのホッパー状開口部6で覆うようにして該頂壁A2の下面に密着させた態様で複数の押さえねじ13で螺着してある。
次に、図5〜7を用いて上記の如く構成された実施例1の作動について説明する。
使用に当たっては、先ず最初に、図5に示すように、ゴミ容器BをハウジングA内に配置してその開口2の開閉扉1を閉める。次いで、前記した空気供給管9A、9B、空気導入路8A、8B等を経由して圧力空気を環状の空気通路5に導入し、前記吸引装置Cを始動させる。この状態において、渦状に巻き取られたカバーテープTの先端部をハウジング頂壁A2の投入口3に投入すると、該カバーテープTは該投入口に連通する高速気流発生手段としての吹出ノズルNにおいて発生し、円筒体Gによって下方へ案内される高速気流によってほどかれながら高速かつ自動的に前記ゴミ容器B内に連行され収容蓄積される。
図5、6及び7は、そのボス状の巻取部12´の外周にカバーテープTが渦状に巻き取られている巻取リール12をハウジングAの上方に浮上させた状態で示してあるが、これは該実施例装置の使用方法の一例を示したにすぎないものである。即ち、装置の使用時に、巻取リール12は、これを巻取部12´を下向きにして手で保持した状態でカバーテープTを前記投入口3に投入して処理作業を行う場合を示したにすぎない。カバーテープTの先端部を前記投入口3に投入した後は、巻取リール部材12を手で保持することなく、その巻取部12´を下向きにした状態で、該投入口3の周りにおいてそれぞれ上方へ若干突出している前記複数の押さえねじ13の頭部13´上に載置しておくようにしても良い。
図8〜13は本発明の第2の実施例における吸引装置C´を示したものであるが、この第2実施例が前記第1実施例と異なる主な点は、この吸引装置C´の具体的構成及び作用が該第1実施例の吸引装置Cのそれと異なっていることであり、他の主要な構成要素であるハウジング、ゴミ容器等については、第1実施例の説明中で述べたものと実質的に同一であるので、重複を避けるため説明を省略する。
第2の実施例においては、前記高速気流発生手段は、環状のトンネル状空気通路5´を有し、この空気通路5´に接線方向に吹き込まれる圧力空気によってこの空気通路内で旋回しながら旋回下降気流を発生させるように構成した旋回リング14を備えた吹出ノズルN´からなっている。この吹出ノズルN´は、前記吹出ノズルNと同様に、上下に貫通するとともに、ハウジングAの頂壁A2に設けたカバーテープTの投入口3と連通するホッパー状の開口部6を備えている。
高速気流発生手段としての吹出ノズルN´から発生する高速気流を下方へ案内する案内筒も、前記第1実施例のものと同様に、断面円形の円筒体Gからなり、カプラ7又は外向きフランジを介して、吹出ノズルN´のホッパー状開口部6の下端開口6A及び後述する旋回リング14の縦溝14Bを下方から覆うように該吹出ノズルN´の下面側に垂下突設されている。
吹出ノズルN´には、環状のトンネル状空気通路5´と連通する一対の直線状の空気導入路8A´、8B´が互いに平行かつ接線方向に延在するように貫設されており、各空気導入路8A´、8B´には、第1実施例におけると同様に、外部の圧力空気源に接続されている空気供給管路にそれぞれ接続された空気供給管9A´、9B´が入口継手10A´、10B´を介してそれぞれ接続されている。吹出ノズルN´の上端面11は、前記第1実施例のそれと同様に、平坦な環状の頂面として形成されていて、ハウジングAの頂壁A2の投入口3を下方からそのホッパー状開口部6で覆うようにして該頂壁A2の下面に密着させた態様で複数の押さえねじ13で螺着してある。
前記した吹出ノズルN´の旋回リング14は旋回下降気流としての高速気流発生リングであり、その環状の上面側には、複数の半径方向の溝14Aが形成されていて、そのうちの一部は該リングの内周側において圧力空気を垂直に下方へ噴出させるための縦溝14Bを備えている。図示の例にあっては、旋回リング14には12個の半径方向溝14Aが形成されており、それらは一つおきに、即ち、6個の溝14Aがそれぞれの内側に前記縦溝14Bを備えている。15は該旋回リング14の旋回運動を円滑ならしめるための小型のベアリングボールであって、これらのボール15はカプラ7又は外向きフランジの内側に設けた環状部材の環状溝16に転動自在に収容されている。
次に、図8〜13を参照して説明した本発明の実施例2の作動について説明する。
使用に当たっては、前記実施例1の場合と同様に、先ず最初に、図5に示すように、ゴミ容器BをハウジングA内に配置してその開口2の開閉扉1を閉める。
次いで、空気供給管9A´、9B´、一対の直線状の空気導入路8A´、8B´等を経由して圧力空気を環状の空気通路5´に導入する。
そうすると、該空気導入路8A´、8B´を経て該環状空気通路5´内にその両側からその接線方向に沿って流入するので、旋回リング14は一方向に、図示の例にあっては反時計方向に旋回せしめられる。この場合、旋回リング14は前述した如き複数の半径方向溝14及び縦溝14Bを備えているので、風力によって回転する風車のように空圧を受けて軽快に高速回転せしめられるとともに、旋回しながら高圧空気を複数の縦溝14Bを通して円筒体G内に高速旋回下降気流を発生させる。したがって、この状態において、巻取リール部材に巻き取られたカバーテープTの先端部をハウジング頂壁A2の投入口3に投入すると、該カバーテープは前記高速旋回下降気流によってほどかれ、螺旋状に旋回しながら高速にて自動的に前記ゴミ容器B内に連行され収容蓄積される。
図中、A3は網戸状の排気窓、A4はハウジングAの底部の四隅角部にそれぞれ配設されたキャスタ、B´はゴミ容器Bの対向側壁部に設けられた手指挿入口、B"は中央部にテープTの通過用透孔16を有するゴミ容器Bの蓋、17は蓋B"ないしハウジングAを固定する固定具である。なお、図示していないが、ゴミ容器Bの側壁適所には排気用の小孔が多数穿設されている。
上記した各実施例装置の外形寸法は、横幅が250mm、奥行きが300mm、高さが920mmとなっていて、その重量は15kgである。
そして、それらの吸引対応幅は8mm、12mm、16mm、24mmであり、カバーテープの除去スピードは、テープの素材や幅により異なる。例えば8mm幅テープの場合、秒速約10mであり、極めて高い。また、除去されるテープは容積の大なるテープ収容容器としてのゴミ容器Bに収納されるので、テープ収納量を大幅に増大させることが可能となる。
本発明は、上記の如く構成され、上記の如き機能を有し、カバーテープの除去収容速度ないし処理速度を格段と高速化できるとともに、その収納量をも大幅に増大させることが可能となるため、テープフィーダの効率的稼動、従ってまた、プリント基板の表面実装作業の能率の向上に大いに寄与することができ、電子機器産業での利用価値は多大である。
本発明の一実施例装置の斜視図である。 上記実施例装置の要部としての吸引装置の斜視図である。 図2に示した吸引装置の吹出ノズルの一部を切断して示した斜視図 である。 図2に示した吸引装置の吹出ノズルの底面を拡大して示した底面図 である 上記実施例装置の使用状態の一例を示した斜視図である。 上記実施例装置の使用状態の一例を示した縦断正面図である。 図6に示した装置の上部を拡大して示した一部拡大縦断正面図であ る。 本発明の第2の実施例装置の要部としての吸引装置の一部を切断し て示した斜視図である。 図8に示した吸引装置の分解斜視図である。 図8及び9に示した旋回リングの拡大平面図である。 図10に示した旋回リングの底面図である。 環状の空気通路内に旋回リングを緩く嵌装した状態を示す底面 図である。 図10のA−A´線に沿って切断した断面図である。 一対の直線状の空気通路の配置状態を示す第2実施例装置の吸引 装置の斜視図である
符号の説明
A ハウジング
A2 頂壁
2 開口
T カバーテープ
3 投入口
B ゴミ容器
C、C´ 吸引装置
N、N´ 吹出ノズル
G´ 円筒体
4 噴口
5 環状の空気通路
6 ホッパー状開口部
6A 下端開口
7 カプラ
8A、8B 空気導入路
14 旋回リング
15 ボール

Claims (2)

  1. 周壁の一部に開閉自在な開口を設け、該開口を通してゴミ容器を出し入れできるようにするとともに、頂壁の適所にテープフィーダの巻取リールに巻き取られた使用済みのカバーテープを投入し得るようにした投入口を設けたハウジングの内側上部に、高速気流発生手段と発生する高速気流を下方へ案内する案内筒からなっていて、前記投入口に投入される前記カバーテープを高速気流により連続的に下方へ吸引連行し得るようにした吸入装置を設けており、前記高速気流発生手段は、環状のトンネル状空気通路を有し、この空気通路に接線方向に吹き込まれる圧力空気によってこの空気通路内で旋回しながら旋回下降気流を発生させるように構成した旋回リングを備えた吹出ノズルからなっていて、該吹出ノズルは、上下に貫通するとともに、前記ハウジングの頂壁に設けたカバーテープの投入口と連通するホッパー状の開口部を備え、使用にあたっては、前記ゴミ容器を前記ハウジング内に配置し、かつ前記吸引装置を起動した状態で前記カバーテープを前記投入口に投入することにより、該カバーテープが前記高速気流によりほどかれながら高速かつ自動的に該ゴミ容器内に連行蓄積されるようにしたことを特徴とするカバーテープ処理装置。
  2. 前記案内筒は断面円形の円筒体からなり、カプラを介して前記吹出ノズルのホッパー状開口部の下端開口を下方から覆うように該吹出ノズルの下面側に垂下突設されていることを特徴とする請求項に記載のカバーテープ処理装置。
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