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JP4789014B2 - 記録媒体管理システム及び廃棄処理装置 - Google Patents
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JP4789014B2 - 記録媒体管理システム及び廃棄処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体管理システム及び廃棄処理装置に関する。
一般に、企業のオフィスや市役所などの公共機関では、部外秘や社外秘などの機密文書を扱うことが多い。こうした機密文書の原本は、第三者への漏洩を防止するために、厳重な管理のもとで保管される。また、不要になった機密文書は、シュレッダーなどを用いて廃棄される。最近は、廃棄対象となる記録媒体が文書だけに限らず、CD−R、DVD−R、ICカード等を含む各種の記録媒体をシュレッダーで廃棄可能となっている。
経理関係の機密文書(請求書、領収書、精算書等)には、当該機密文書を保管しておかなければならない期間が指定されるものが多い。このため、機密文書を裁断によって廃棄する場合は、それに先立って、いま廃棄対象としている機密文書が本当に廃棄してよいものかどうかを担当者が原本台帳などで確認する必要がある。文書廃棄装置に関する従来技術としては、下記特許文献1に記載された技術が知られている。
一般に、大量の機密文書を廃棄する場合は、各々の機密文書の保管期間を1つずつ確認して廃棄の作業を進めることが非常に面倒でかつ時間がかかるものとなる。また、人為的な確認ミスによって、保管期間が残っている機密文書を誤廃棄してしまう恐れもある。
特開平11−339024号公報
本発明は、記録媒体を廃棄してよいかどうかを人為的に確認しなくても済むとともに、廃棄対象となる記録媒体を自動的に搬送して廃棄処理することができる仕組みを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、記録媒体に付加された識別情報を当該記録媒体の保管期間と対応付けて管理するとともに、前記識別情報を指定した記録媒体の廃棄許可の問い合わせに対して、前記指定の識別情報に対応する記録媒体の保管期間を確認し、前記保管期間が過ぎている場合に廃棄許可を与える記録媒体管理装置と、廃棄対象となる記録媒体から識別情報を読み取るとともに、この読み取った識別情報を指定して記録媒体の廃棄許可を前記記録媒体管理装置に問い合わせ、当該記録媒体管理装置から廃棄許可が与えられた場合に記録媒体の廃棄処理を行なう廃棄処理装置とを備える記録媒体管理システムであって、前記廃棄処理装置は、前記記録媒体の廃棄処理を行なう廃棄処理手段と、前記記録媒体の識別情報を読み取る識別情報読取手段と、前記廃棄対象となる記録媒体が置かれる記録媒体置き部と、前記記録媒体置き部に置かれた前記記録媒体を、前記識別情報読取手段の読取位置を通過するように搬送する搬送手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、記録媒体に付加された識別情報に基づいて記録媒体管理装置から廃棄許可が与えられた場合に記録媒体の廃棄処理を行なう廃棄処理装置であって、前記記録媒体の廃棄処理を行なう廃棄処理手段と、前記記録媒体の前記識別情報を読み取る識別情報読取手段と、廃棄対象となる記録媒体が置かれる記録媒体置き部と、前記記録媒体置き部に置かれた前記記録媒体を、前記識別情報読取手段の読取位置を通過するように搬送する搬送手段とを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の廃棄処理装置において、前記搬送手段は、前記識別情報読取手段の読取位置よりも搬送方向上流側に配置され、前記記録媒体を挟み込んで回転することにより、当該記録媒体を搬送する搬送部材を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の廃棄処理装置において、前記搬送手段は、前記識別情報読取手段の読取位置よりも搬送方向下流側でかつ前記廃棄処理手段よりも搬送方向上流側に配置され、前記記録媒体を挟み込んで回転することにより、当該記録媒体を搬送する補助搬送部材を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3記載の廃棄処理装置において、前記識別情報読取手段が前記識別情報の読み取りに失敗した場合に、前記搬送部材を通常時とは逆方向に回転させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4記載の廃棄処理装置において、前記搬送部材と前記補助搬送部材との間に、前記記録媒体の画像情報を読み取る画像情報読取手段を配置してなることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4記載の廃棄処理装置において、前記補助搬送部材による媒体搬送速度を、前記搬送部材による媒体搬送速度以上に設定してなることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項4記載の廃棄処理装置において、前記廃棄処理手段は、前記廃棄許可が与えられた記録媒体を引き込みつつ裁断する裁断部を有し、前記裁断部による前記記録媒体の引き込み速度を、前記補助搬送部材による媒体搬送速度以下に設定してなることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6記載の廃棄処理装置において、前記画像情報読取手段の読取幅を最大許容媒体幅以上に設定してなることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項6記載の廃棄処理装置において、前記画像情報読取手段で読み取った画像情報を、前記識別情報読取手段で読み取った識別情報と対応付けて記憶する記憶手段を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項6記載の廃棄処理装置において、前記画像情報読取手段は、前記識別情報読取手段を兼ねることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、記録媒体を廃棄してよいかどうかを人為的に確認しなくても済む。このため、記録媒体を廃棄する場合に、わざわざ担当者が面倒な確認作業を行なわなくても、保管期間が過ぎた記録媒体だけを確実に廃棄することができる。また、人為的な確認ミスによる記録媒体の誤廃棄を回避することができる。さらに、記録媒体管理装置から廃棄許可が与えられた記録媒体を廃棄処理装置で廃棄処理する場合に、廃棄対象となる記録媒体を自動的に搬送して廃棄処理することができる。このため、記録媒体の廃棄作業が楽になる。
請求項2に記載の発明によれば、記録媒体を廃棄してよいかどうかを人為的に確認しなくても済むとともに、記録媒体管理装置から廃棄許可が与えられた記録媒体を廃棄処理する場合に、廃棄対象となる記録媒体を自動的に搬送して廃棄処理することができる。
請求項3に記載の発明によれば、記録媒体置き部に置かれた記録媒体を安定的に搬送することができる。
請求項4に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、長さの短い記録媒体を取り扱うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、記録媒体置き部から搬送部材によって搬送される記録媒体の画像情報を画像情報読取手段で取得することができる。
請求項7に記載の発明によれば、搬送部材と補助搬送部材との間で記録媒体の弛みを防止することができる。
請求項8に記載の発明によれば、裁断部による引き込みが、補助搬送部材による記録媒体の搬送に悪影響を与えることを回避することができる。
請求項9に記載の発明によれば、画像情報読取手段で読み取った画像情報に基づいて、記録媒体の幅方向のエッジを検知することにより、記録媒体の幅を検出することができる。このため、画像情報読取手段が読み取った画像情報の中から、実際に記録媒体の幅内に記録されている画像情報を切り出すことができる。
請求項10に記載の発明によれば、廃棄処理手段で廃棄済みの記録媒体の画像情報を、廃棄後に確認することができる。
請求項11に記載の発明によれば、装置構成の簡素化と低価格化を実現することができる。
以下、記録媒体として文書を取り扱う場合の本発明の具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、記録媒体は文書に限らず、例えば磁気ディスク、光ディスク、ICカード等であってもよい。
<文書管理システムの構成>
図1は本発明の実施形態に係る文書管理システム(記録媒体管理システム)の構成を示す図である。図1において、文書生成装置1は、識別情報として文書IDが付加された記録媒体(文書)を生成するものである。文書管理装置2は、文書生成装置1によって生成された文書に関して種々の管理処理を行なうものである。文書廃棄装置3は、文書生成装置1によって生成された文書や他の文書の廃棄処理を行なうものである。ネットワーク4は、例えば、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)を用いて構成されるものである。
<文書生成装置の構成>
図2は文書生成装置の構成例を示すブロック図である。文書生成装置1は、例えばデジタル複写機やデジタル複合機(多機能型複写機)などを用いて構成されるものである。文書生成装置1は、操作パネル5と、画像読取部6と、画像処理部7と、画像出力部8、文書生成制御部9と、ネットワークインタフェース10とを用いて構成されている。
操作パネル5は、文書生成装置1を使用するユーザが各種の情報を入力したり、ユーザに対して各種の情報を表示したりするためのユーザインタフェースとなるものである。操作パネル5は、例えば、各種のボタン、スイッチ、キー等を有する入力部と、タッチパネル付きの液晶ディスプレイからなる表示部とによって構成されるものである。
画像読取部6は、読み取り対象となる原稿の画像を光学的に読み取るものである。この画像読取部6では、透明な原稿台(プラテンガラス)にセットされた原稿面に光を照射して、当該原稿面からの反射光をミラー、レンズ等の結像光学系を介して読み取りセンサ(CCDセンサ等)の受光面で結像させることにより、原稿画像に対応した画像データ(スキャンデータ)を生成するものである。その際、原稿面は、結像光学系の移動によって読み取り走査される。
画像処理部7は、画像読取部6で読み取られた原稿の画像データに所定の画像処理(例えば、色変換、色補正、階調補正、拡大縮小、画像回転、スクリーン生成などの処理)を施すものである。
画像出力部8は、画像読取部6で読み取られかつ画像処理部7で画像処理された画像データを用紙等の記録媒体に印刷出力するものである。この画像出力部8は、例えば、電子写真方式に基づいて画像データの印刷を行なう。
文書生成制御部9は、文書生成に係る種々の処理動作を制御するものである。この文書生成制御部9は、予め与えられた制御プログラムにしたがって、操作パネル5、画像読取部6、画像処理部7及び画像出力部8の各処理動作を制御する。
ネットワークインタフェース10は、文書生成装置1がネットワーク4上で他の装置(文書管理装置2、文書廃棄装置3を含む)とデータの送受信を行なうための通信インタフェースである。ネットワークインタフェース10を用いたデータの送受信は、文書生成制御部9によって制御される。
<文書管理装置の構成>
図3は文書管理装置の構成例を示すブロック図である。文書管理装置2は、例えばパーソナルコンピュータを用いて構成されるものである。この文書管理装置2は、ユーザインタフェース部(UI部)11と、バーコード解析部12と、検索部13と、データベース部14と、文書管理制御部15と、ネットワークインタフェース16とを用いて構成されている。
ユーザインタフェース部11は、文書管理装置2を使用するユーザが各種の情報を入力したり、ユーザに対して各種の情報を表示したりするためのユーザインタフェースである。このユーザインタフェース部11は、例えば、キーボード、マウス等の入力デバイスと、液晶ディスプレイ等の表示デバイスによって構成されるものである。
バーコード解析部12は、画像データ(スキャンデータ)に含まれるバーコードを解析してデコード処理するものである。バーコード解析部12が解析するバーコードは、文書生成装置1でバーコード付きの文書の画像を読み取ったときに得られる画像データに含まれるバーコードである。このバーコードは、少なくとも文書IDを含む情報となる。一般に、バーコードは、一次元方向にのみ情報をもつ一次元バーコードと、二次元方向に情報をもつ二次元バーコードに大別されるが、本発明を実施するにあたってはどちらも利用してもかまわない。ただし、上述した文書IDの他に、種々の情報やデータを1つのバーコードに収納したい場合は、より多くのデータ容量をもつ二次元バーコードを用いることが望ましい。本実施形態では、一例として、二次元バーコードの一種で、一般に普及しているQRコード(登録商標)を文書の識別情報(ID)として用いることとする。
検索部13は、データベース部14に蓄積されたデータの検索を行なうものである。データベース部14は、種々のデータを蓄積するものである。データベース部14は、例えば、ハードディスク(Hard Disk Drive)等を用いて構成されるものである。
文書管理制御部15は、文書管理に係る種々の処理動作を制御するものである。この文書廃棄装置3は、予め与えられた制御プログラムにしたがって、ユーザインタフェース部11、バーコード解析部12、検索部13及びデータベース部14の各処理動作を制御する。
ネットワークインタフェース16は、文書管理装置2がネットワーク4上で他の装置(文書生成装置1、文書廃棄装置3を含む)とデータの送受信を行なうための通信インタフェースである。ネットワークインタフェース16を用いたデータの送受信は、文書管理制御部15によって制御される。
<文書廃棄装置の機構>
図4は文書廃棄装置の機構例を示す模式図である。文書廃棄装置3は、大きくは、廃棄装置本体ユニット17と自動文書送りユニット18とを備えた構成となっている。自動文書送りユニット18には、トレイ19と、搬送ロール対20A,20Bと、バーコードスキャナ21と、イメージセンサ部22と、開閉式のゲート23と、複数(図例では3つ)のセンサ24,25,26とが設けられている。このうち、トレイ19は記録媒体置き部として設けられたもので、搬送ロール対20A,20Bは搬送部材として設けられたものである。また、バーコードスキャナ21は識別情報読取手段として設けられたもので、イメージセンサ部22は画像情報読取手段として設けられたものである。
トレイ19は、廃棄処理の対象となる文書27が置かれる部分である。トレイ19には、搬送ロール対20A,20Bの近傍に位置して呼び出しロール28が設けられている。呼び出しロール28は、トレイ19に置かれた文書27の最下面に接触する状態に配置されている。
搬送ロール対20A,20Bは、トレイ19に置かれた文書27を文書搬送路に沿って自動的に搬送するために設けられたものである。搬送ロール対20A,20Bは、それらのロール間に文書27を挟み込んで回転することにより、当該文書27を搬送するものである。文書搬送路は、廃棄装置本体ユニット17と自動文書送りユニット18にそれぞれ図示しない搬送路形成部材によって形成されるものである。
バーコードスキャナ21は、搬送ロール対20A,20Bによって搬送される文書27に付加されたバーコードを光学的に読み取るとともに、その読み取り結果に基づいて、文書内のバーコードに収納されている元の情報(データ)を出力するものである。バーコードスキャナ21は、廃棄対象となる文書27のバーコード記録部分に対して、スキャナ内部の光源から照射された光の反射光を、スキャナ内部のレンズを介してエリアセンサで受光することにより、バーコードの画像を取り込む構成となっている。バーコード記録部分とは、文書27の面内で、識別情報となる文書IDを情報の1つとして含むバーコードが記録される部分をいう。
イメージセンサ部22は、搬送ロール対20A,20Bによって搬送される文書27の紙面に印刷等によって記録されている画像情報を光学的に読み取るものである。イメージセンサ部22は、例えば光源と光学系とCCD等のイメージセンサとを用いて構成される。イメージセンサ部22の読取幅は、文書廃棄装置3で各種サイズの文書を取り扱ううえで許容される最大の文書幅(最大許容媒体幅)以上に設定される。
ゲート23は、当該ゲート23への文書27の突き当てによって文書27の搬送停止位置を規制するとともに、文書管理装置2から廃棄許可が与えられるまで規制手段として廃棄装置本体ユニット17側への文書27の進入を阻止するために設けられたものである。ゲート23は上下動によって文書搬送路を開閉するものである。
センサ24は、トレイ19における文書27の有無を検知するものである。センサ25,26は、搬送ロール対20A,20Bによって搬送される文書27の通過を検知するものである。各々のセンサ24,25,26は、例えば発光素子と受光素子を有する反射型の光学センサによって構成されるもので、センサ検知位置に文書27が存在するときにオン状態、存在しないときにオフ状態となる。このため、トレイ19に文書27が存在するときはセンサ24がオン状態となり、トレイ19に文書27が存在しないときはセンサ24がオフ状態となる。また、センサ25の検知位置を文書27の先端が通過すると、それと同時にセンサ25がオフ状態からオン状態に切り替わり、その後、センサ25の検知位置を文書27の後端が通過すると、それと同時にセンサ25がオン状態からオフ状態に切り替わる。同様に、センサ26の検知位置を文書27の先端が通過すると、それと同時にセンサ26がオフ状態からオン状態に切り替わり、その後、センサ26の検知位置を文書27の後端が通過すると、それと同時にセンサ26がオン状態からオフ状態に切り替わる。
一方、廃棄装置本体ユニット17には、搬送ロール対30A,30Bと、裁断部31と、センサ32とが設けられている。このうち、搬送ロール対30A,30Bは補助搬送手段として設けられたもので、裁断部31は廃棄処理手段として設けられたものである。搬送ロール対30A,30Bは、それらのロール間に文書27を挟み込んで回転することにより、当該文書27を搬送するものである。
裁断部31は、一対のカッター刃33A,33Bを用いて構成されている。一対のカッター刃33A,33Bは、それぞれ歯車状に形成されたものである。裁断部31で文書27を裁断する場合、一方のカッター刃33Aは時計回り方向に回転駆動され、他方のカッター刃33Bは反時計回り方向に回転駆動される。このため、裁断部31に送り込まれた文書27は、一対のカッター刃33A,33Bの回転により、図の左方向に引き込まれながら裁断される。
ここで、搬送ロール対20A,20Bの回転による文書の搬送速度をV1とし、搬送ロール対30A,30Bの回転による文書の搬送速度をV2とし、カッター刃33A,33Bの回転による文書の引き込み速度(移動速度)をV3とすると、これらの速度はV3≦V2の関係と、V1≦V2の関係を同時に満たす条件で設定されている。
センサ32は、上述したセンサ25と同様の原理で文書27の通過を検知するものである。センサ32は、搬送ロール対30A,30Bから裁断部31に至る文書搬送路の途中に設けられている。
図5は文書廃棄装置の構成例を示すブロック図である。文書廃棄装置3は、上述した各々の構成要素の他に、操作パネル41と、ゲート駆動部42と、搬送駆動部43と、裁断駆動部44と、文書廃棄制御部45と、ネットワークインタフェース46とを備えている。
操作パネル41は、文書廃棄装置3を使用するユーザによって操作されるものである。操作パネル41は、例えば、操作用のボタン(例えば、スタートボタン、ストップボタンなど)と、文書廃棄装置3の動作状態や操作用のガイダンス(案内メッセージ)を含む各種の操作画面を表示する表示パネルとを用いて構成されるものである。
ゲート駆動部42は、上述したゲート23を上下動させるための駆動部である。ゲート駆動部42は、例えばソレノイドを駆動源として構成される。
搬送駆動部43は、上述した2組の搬送ロール対20A,20B及び30A,30Bと呼び出しロール28を回転させるための駆動部である。搬送駆動部43は、例えばモータを駆動源として構成される。
裁断駆動部44は、上述した裁断部31で一対のカッター刃33A,33Bを回転させるための駆動部である。裁断駆動部44は、例えばモータを駆動源として構成される。
文書廃棄制御部45は、予め与えられた制御プログラムにしたがって、文書廃棄に係る種々の処理動作を制御するものである。文書廃棄制御部45には、バーコードスキャナ21、イメージセンサ部22、センサ24〜26、操作パネル41、ゲート駆動部42、搬送駆動部43、裁断駆動部44が電気的に接続されている。
ネットワークインタフェース46は、文書廃棄装置3がネットワーク4上で他の装置(文書生成装置1、文書管理装置2を含む)とデータの送受信を行なうための通信インタフェースである。ネットワークインタフェース46を用いたデータの送受信は、文書廃棄制御部45によって制御される。
<文書管理方法>
続いて、上記構成からなる文書管理システムを用いた文書管理の方法について説明する。まず、本実施形態で取り扱う文書は、1つずつ固有の文書IDを割り当てて文書生成装置1により生成されるものである。文書IDは、数字のみで構成してもよいし、数字やアルファベット、記号などを適宜組み合わせて構成してもよい。以降は、会計監査や税務調査などの証憑書類となる文書を取り扱う場合の具体的な管理方法について説明する。
まず、文書の雛形となるバーコード付きの文書データ(電子データ)を文書生成装置1に入力し、その文書データを画像出力部8で用紙に印刷出力することにより、例えば図6(A)に示すように支払申請書47の台紙を作成する。文書データは、例えば、文書管理装置2で作成し、この文書管理装置2からネットワーク4を経由して文書生成装置1に入力してもよいし、別途、文書データ作成用のサーバー装置で作成し、このサーバー装置からネットワーク4を経由して文書生成装置1に入力してもよい。
こうして文書生成装置1で生成される支払申請書47のコーナー部分には、当該支払申請書47に割り当てられた文書IDを情報の1つとして含むQRコード48が印刷によって付加される。つまり、文書生成装置1で生成される支払申請書47は、「文書IDが付加された文書」に該当するものとなる。また、支払申請書47の台紙には領収書を貼付するための領域49が設けられている。このため、申請者は、図6(B)に示すように、支払申請書47の台紙に領収書50を貼り付けるとともに、必要に応じて加筆、押印(捺印)を行なうことにより、支払申請書47の原本を作成する。
以上のように支払申請書47を作成したら、この支払申請書47を文書生成装置1の原稿台にセットして、支払申請書47の画像を画像読取部6で読み取る。そうすると、画像読取部6で読み取られた支払申請書47の画像データは、ネットワーク4を経由して文書管理装置2に送信される。また、読み取りを終えた支払申請書47の原本は、ファイルなどに綴じて保管される。
一方、文書生成装置1から支払申請書47の画像データ(スキャンデータ)を受け取った文書管理装置2では、その画像データをデータベース部14に蓄積するとともに、その画像データに含まれるQRコードの画像をバーコード解析部12で解析することにより、当該支払申請書59に割り当てられた文書IDのデコード情報を取り出す。こうして取得した文書IDは、文書管理制御部15によって文書管理テーブルに登録される。文書管理テーブルは、データベース部14内に作成されるものである。
図7は文書管理テーブルの一例を示す図である。図示のように文書管理テーブルには、文書IDと、文書生成日時と、文書保管期間と、文書廃棄日時が、互いに対応付けて登録されるようになっている。文書生成日時及び文書廃棄日時を登録する場合、それぞれの時刻は、ネットワーク4を経由してインターネット上の時刻配信サーバー又は時刻認証サーバーから取得した標準時刻を用いることが望ましい。文書IDは、バーコード解析部12でQRコードをデコードして得られたものを登録してもよいし、上述したバーコード付きの文書データを文書管理装置2又は他のサーバー装置で作成するときに、文書管理装置2自身が文書に割り当てたものや、他のサーバー装置が文書に割り当てたものを登録してもよい。文書生成日時は、文書が生成された日時を示すものである。本形態例では、文書生成装置1が支払申請書59等の文書から読み取った画像データを文書管理装置2宛に送信した日時、又は文書生成装置1から送信された文書の画像データを文書管理装置2で受信した日時を「文書生成日時」として登録するものとする。
文書保管期間は、文書の保管期間を日時で示すものである。文書管理テーブルに文書IDが登録された文書は、文書保管期間が過ぎるまで保管しておく必要がある。ただし、文書保管期間が「指定なし」で登録されている場合は、いつでも廃棄してよい扱いとなり、文書保管期間が「永久」で登録されている場合は、常に廃棄不可の扱いとなる。
また一般に、領収書に関しては、その領収金額によって保管期間が決められている。このため、例えば、支払申請書47に印刷したQRコードの中に、文書IDの情報に加えて、文書保管期間を設定するための情報を収納しておき、バーコード解析部12のデコード情報から文書保管期間を自動的に設定する構成を採用してもよい。具体的には、支払申請書47の保管期間を6年間で指定する情報をQRコードに収納しておき、支払申請書47の生成日時から起算して6年目の日時を文書保管期間に設定する形態が考えられる。また、これ以外にも、支払申請書47に貼付する領収書の領収金額を示す情報をQRコードに収納しておき、その情報から領収書の保管期間を自動的に割り出して文書管理テーブルの文書保管期間に設定してもよい。さらに、文書管理装置2が備えるユーザインタフェース部11を用いて、ユーザの手入力(マニュアル操作)で文書管理テーブルの文書保管期間を設定又は変更する構成としてもよい。
文書廃棄日時は、文書が廃棄された日時を示すものである。文書の廃棄は、文書廃棄装置3によって行なわれる。このため、文書管理テーブルの文書廃棄日時は、文書廃棄装置3から文書管理装置2に対して、文書の廃棄を行なった文書の文書IDを指定して、当該文書の廃棄を完了した旨の通知(以下、「廃棄完了通知」とも記す)があった日時で登録される。
なお、文書管理テーブルに関しては、文書生成装置1で文書の生成を行なったユーザのユーザIDを文書生成者として文書管理テーブルに登録したり、文書廃棄装置3で文書の廃棄を行なったユーザのユーザIDを文書廃棄者として文書管理テーブルに登録したりする構成を採用してもよい。その場合、文書の生成や廃棄を行なったユーザのID情報は、既存のユーザ認証技術(例えば、ICカードを用いたユーザ認証技術)を利用して取得すればよい。
続いて、文書廃棄装置3で文書を廃棄する際の処理手順について説明する。文書廃棄装置3は、廃棄対象となる文書の文書ID(本例ではQRコード)を読み取ることなく文書の廃棄処理を行なう第1の廃棄処理モード(通常廃棄モード)と、廃棄対象となる文書の文書IDを読み取るとともに、この読み取った文書IDを指定して文書の廃棄許可を文書管理装置2に問い合わせ、文書管理装置2から廃棄許可が与えられた場合に文書の廃棄処理を行なう第2の廃棄処理モード(スキャン廃棄モード)とを備えている。廃棄処理モードの選択は、操作パネル41を用いてユーザにより行なわれる。
<第1の廃棄処理モード>
第1の廃棄処理モードでは、文書廃棄装置3が待機している状態のもとで、操作パネル41に設けられたスタートボタンをユーザが押下したときに、文書廃棄制御部45が次のような手順で文書の廃棄処理を制御する。
まず、文書廃棄制御部45は、トレイ19に置かれた文書27の存在をセンサ24で検知すると、搬送駆動部43を駆動して呼び出しロール28と搬送ロール対20A,20B及び30A,30Bを回転させる。これにより、トレイ19に置かれた文書27は、呼び出しロール28の回転にしたがって搬送ロール対20A,20Bのロール間に呼び出され、さらに搬送ロール対20A,20Bの回転にしたがって搬送方向の下流側へと搬送される。ちなみに、呼び出しロール28は、当該呼び出しロール28の回転にしたがって搬送ロール対20A,20Bの間に呼び出された文書27の先端通過をセンサ26が検知すると、モータによる回転駆動を停止した状態で文書27の移動にしたがって連れ回り、その後、文書27の後端通過をセンサ26が検知すると、再びモータによる回転駆動を開始して次の文書27を呼び出す。
その後、文書27は搬送ロール対30A,30Bのロール間に送り込まれるとともに、当該搬送ロール対30A,30Bの回転にしたがって裁断部31へと送り込まれる。その際、文書廃棄制御部45は、ユーザがスタートボタンを押した後、1枚目の文書27がゲート23の部分に到達するまでの間に、ゲート駆動部42を駆動してゲート23を上方に移動(退避)させ、文書搬送路を開放しておく。また、搬送ロール対30A,30Bによって搬送される文書27の先端通過をセンサ32が検知すると、その検知信号を受けて文書廃棄制御部45は、裁断駆動部44を駆動して裁断部31のカッター刃33A,33Bを回転させる。これにより、裁断部31に送り込まれた文書27は、回転するカッター刃33A,33Bに引き込まれて裁断される。なお、搬送ロール対30A,30Bの回転は、文書27の先端通過をセンサ25が検知した段階で開始してもよい。
以降は、トレイ19に置かれた文書27がすべて廃棄処理されるまで(センサ24がオフ状態となってから、センサ32が最後の文書27の後端通過を検知するまで)、上記同様の動作により文書27の廃棄処理を繰り返す。そして、トレイ19に置かれた文書27をすべて廃棄処理した後は、ゲート駆動部42、搬送駆動部43及び裁断駆動部44の駆動を停止して再び待機状態に戻る。この待機状態では、ゲート23が下方に移動して文書搬送路を遮断した状態となる。
<第2の廃棄処理モード>
第2の廃棄処理モードでは、文書廃棄装置3が待機している状態のもとで、操作パネル41に設けられたスタートボタンをユーザが押下したときに、文書廃棄制御部45が次のような手順で文書の廃棄処理を制御する。このとき、廃棄対象となる文書27にQRコードが印刷されている場合は、QRコードの印刷面が上向きとなるように文書27をトレイ19に載せる。また、トレイ19に載せる文書27の位置を決めるために、文書27の先端を搬送ロール対20A,20Bのロール間に軽く突き当てるようにする。
まず、文書廃棄制御部45は、トレイ19に置かれた文書27の存在をセンサ24で検知すると、搬送駆動部43を駆動して呼び出しロール28と搬送ロール対20A,20B及び30A,30Bを回転させる。これにより、トレイ19に置かれた文書27は、呼び出しロール28の回転にしたがって搬送ロール対20A,20Bのロール間に呼び出され、さらに搬送ロール対20A,20Bの回転にしたがって搬送方向の下流側へと搬送される。
ここで、文書廃棄制御部45は、トレイ19に複数枚の文書27が置かれる場合の対応として、複数枚の文書27が1枚ずつバラバラの状態(以下、「バラ状態」)で置かれる場合と、複数枚の文書27がステープル針で綴じられた状態(以下、「綴じ状態」)で置かれる場合で、文書27の搬送方式を切り替える。
すなわち、複数の文書27がバラ状態でトレイ19に置かれる場合は、搬送ロール対20A,20Bのうち、上側の搬送ロール20Aをリタードロール、下側の搬送ロール20Bをフィードロールとして回転動作させることにより、複数枚の文書27を1枚ずつ分離しながら順に搬送する。
この場合、搬送ロール対20A,20B間に複数枚の文書27が挟み込まれると、上側の搬送ロール20Aは、上層の文書27をトレイ19側に戻すように反時計回り方向に回転し、下側の搬送ロール20Bは当該搬送ロール20Bに接触する最下層の文書27を搬送方向の下流側に送り込むように反時計回り方向に回転駆動する。これに対して、搬送ロール対20A,20B間に1枚の文書27が挟み込まれると、下側の搬送ロール20Bは当該搬送ロール20Bに接触する最下層の文書27を搬送方向の下流側に送り込むように反時計回り方向に回転駆動し、これに従動(連れ回り)するかたちで上側の搬送ロール20Aは時計回り方向に回転する。
複数枚の文書27が綴じ状態でトレイ19に置かれる場合は、上側の搬送ロール20Aと下側の搬送ロール20Bを共にフィードロールとして回転動作させることにより、複数枚の文書27を1つの束にしてまとめて搬送する。
この場合、搬送ロール対20A,20B間に複数枚の文書27が挟み込まれると、上側の搬送ロール20Aは当該搬送ロール20Aに接触する最上層の文書27を搬送方向の下流側に送り込むように時計回り方向に回転駆動し、下側の搬送ロール20Bは当該搬送ロール20Bに接触する最下層の文書27を搬送方向の下流側に送り込むように反時計回り方向に回転駆動する。
トレイ19に置かれた複数枚の文書27の形態が「バラ状態」であるか「綴じ状態」であるかは、文書廃棄装置3を使用するユーザが操作パネル41を用いて「ばら状態」及び「綴じ状態」のいずれか一方を選択し、この選択による指示を受けて文書廃棄制御部45が判別する構成とすればよい。こうした搬送方式の切り替えは、上述した第1の廃棄処理モードでも同様に行なわれる。本実施形態においては、トレイ19に複数枚の文書27が置かれる場合に、ユーザが操作パネル41で「バラ状態」を選択し、これを受けて文書廃棄制御部45が「バラ状態」に対応する搬送方式で搬送駆動部43を駆動することにより、トレイ19から1枚ずつ順に文書27を搬送するものとする。
その後、文書27の先端通過をセンサ26が検知すると、この検知信号を受けて文書廃棄制御部45は、文書27に印刷されているQRコードがバーコードスキャナ21の読み取り位置にくるように、所定のタイミングで文書27の搬送を一旦停止し、この停止中にバーコードスキャナ21で文書27のQRコードを読み取る。QRコードの読み取りを終えると、文書廃棄制御部45は文書27の搬送を再開する。そして、文書27の先端通過をセンサ25が検知すると、この検知信号を受けて、文書27の先端がゲート23に突き当たる直前に、文書27の搬送(搬送ロール対20A,20Bの回転)を停止する。なお、バーコードスキャナ21によるQRコードの読み取りは、文書27の先端がゲート23に突き当たる直前の停止状態、又は突き当てた状態で行なってもよい。
また、文書廃棄制御部45は、文書27の搬送中に、文書27の紙面に記録されている画像情報をイメージセンサ部22で読み取るとともに、上述したQRコードの読み取りに成功したかどうかを判断する。イメージセンサ部22による画像情報の読み取り動作は、イメージセンサ部22の読取位置を文書27が通過している期間に行なわれる。
QRコードの読み取りに成功したかどうかは、文書27に印刷されたQRコードからバーコードスキャナ21で正常に文書IDをデコード処理できたかどうかにより判断する。バーコードスキャナ21がQRコードの読み取りに失敗するケースとしては、主に3つのケースが考えられる。第1のケースは、文書27にもともとQRコードが印刷されていなかった場合である。第2のケースは、文書27に印刷されているQRコードに欠陥(例えば、汚れ、破損、情報欠落など)があった場合である。第3のケースは、トレイ19に文書27を置くときの向き(文書27の表/裏の向き、文書27の先端/後端の向き)が不適切だったために、バーコードスキャナ21の読み取り位置にQRコードが存在しなかった場合である。
ここで、QRコードの読み取りに失敗した場合は、文書廃棄制御部45は、直ちに搬送ロール対20A,20Bの回転を停止した後、この搬送ロール対20A,20Bを通常時とは逆方向に回転させる。通常時とは、「文書27を搬送方向の下流側に搬送するとき」をいう。これにより、搬送ロール対20A,20Bの間に挟み込まれた文書27は、当該搬送ロール対30A,30Bの逆回転によってトレイ19側に戻される。
これに対して、QRコードの読み取りに成功した場合は、文書廃棄制御部45は、QRコードに含まれる文書IDで特定される文書に関して、当該文書の廃棄が許可されているかどうかの問い合わせを文書管理装置2に対して行なう。文書廃棄許可の問い合わせは、バーコードスキャナ21で読み取ったQRコードに含まれる文書IDを指定した廃棄許可の問い合わせメッセージを作成し、この問い合わせメッセージをネットワークインタフェース46からネットワーク4を経由で文書管理装置2宛に送信することにより行なう。文書廃棄許可の問い合わせは、この問い合わせで指定した文書IDで特定される文書を廃棄してもよいかどうかの問い合わせである。ちなみに、QRコードの読み取りに成功した場合は、このQRコードに収納されている情報を簡易的に操作パネル41に表示するようにしてもよい。
文書廃棄装置3からの問い合わせメッセージを受けた文書管理装置2では、当該問い合わせメッセージで指定された文書IDが文書管理テーブルに登録されているかどうかを検索部13で検索し、該当する文書IDが存在する場合は、当該文書IDに対応付けて登録されている文書保管期間を確認する。そして、文書廃棄装置3から文書廃棄許可の問い合わせを受けた日時(取り合わせの日時)が文書保管期間を過ぎている場合は、文書廃棄装置3に対して文書廃棄許可を与える旨の回答メッセージを返信する。また、文書廃棄装置3から文書廃棄許可の問い合わせを受けた日時が文書保管期間を過ぎていない場合は、文書廃棄装置3に対して文書廃棄許可を与えない旨(文書の廃棄を禁止する旨)の回答メッセージを返信する。
こうして文書管理装置2から回答メッセージが返信されると、文書廃棄制御部45は、その回答メッセージをネットワークインタフェース46で受信し、その回答メッセージの内容が、自装置(文書廃棄装置3)からの問い合わせに対して文書の廃棄許可を与えるものであるかどうかを確認する。そして、回答メッセージが文書の廃棄許可を与えるものでなかった場合は、上述したように搬送ロール対20A,20Bの逆回転によって文書27をトレイ19側に戻した後、予め用意された廃棄不許可のガイダンスを操作パネル41に表示する。廃棄不許可ガイダンスの一例としては、「この文書は廃棄が禁止されているため廃棄できません。トレイから文書を取り出してください。」などが考えられる。
これに対して、回答メッセージが文書の廃棄許可を与えるものであった場合は、文書廃棄制御部45は、ゲート駆動部42を駆動してゲート23を上方に移動(退避)させ、文書搬送路を開放するとともに、搬送ロール対20A,20Bを回転して文書27の搬送を再開する。これにより、文書27はゲート23の下を通過して搬送ロール対30A,30Bへと送り込まれ、さらに搬送ロール対30A,30Bの回転にしたがって裁断部31へ送り込まれる。このとき、文書廃棄制御部45は、搬送ロール対30A,30Bによって搬送される文書27の先端通過をセンサ32が検知すると、その検知信号を受けて裁断駆動部44を駆動して裁断部31のカッター刃33A,33Bを回転させる。これにより、裁断部31に送り込まれた文書27は、回転するカッター刃33A,33Bに引き込まれて裁断される。なお、搬送ロール対30A,30Bの回転は、文書27の先端通過をセンサ25が検知した段階で開始してもよい。
裁断部31で裁断中の文書27の後端通過をセンサ25が検知すると、この検知信号を受けて文書廃棄制御部45は、当該文書27の後端がゲート23の下を通過した後のタイミングで、ゲート駆動部42の駆動によりゲート23を下方に移動させ、文書搬送路を遮断する。また、文書廃棄制御部45は、裁断中の文書27の後端通過をセンサ32が検知すると、この検知信号を受けて、必要に応じて搬送ロール対30A,30Bの回転を停止するとともに、当該文書27の後端が裁断部31に取り込まれた後のタイミングで、裁断部31のカッター刃33A,33Bの回転を停止させる。
こうして1枚目の文書27の廃棄処理を終えると、文書廃棄制御部45は、先ほど文書廃棄許可を受けた文書の文書IDを指定して、当該文書の廃棄を完了した旨の廃棄完了通知をメッセージとして文書管理装置2に送信する。廃棄完了通知メッセージは、ネットワークインタフェース46からネットワーク4を経由して文書管理装置2宛に送信される。これに対して、文書廃棄装置3から廃棄完了通知メッセージを受け取った文書管理装置2では、当該メッセージで指定された文書IDに対応する廃棄履歴情報として、文書廃棄日時の欄に、当該メッセージを受信した日時を登録する。また、文書廃棄制御部45は、文書27からイメージセンサ部22で読み取った画像情報を、当該文書27の文書IDと対応付けて、文書廃棄装置3が備えるハードディスク等の記憶手段(不図示)に記憶する。あるいは、イメージセンサ部22で読み取った画像情報(画像ファイル)を廃棄完了通知メッセージに添付して文書管理装置2に送信し、それを受信した文書管理装置2に画像情報を保存するとともに、廃棄完了通知該メッセージで指定された文書IDに対応する廃棄履歴情報の一つとして、文書管理装置2内での画像情報の保存場所(ファイルパス名など)を文書管理テーブルに登録してもよい。
以降は、トレイ19に置かれた文書27がすべて廃棄処理されるまで(センサ24がオフ状態となってから、センサ32が最後の文書27の後端通過を検知するまで)、上記同様の動作により文書27の廃棄処理を繰り返す。そして、トレイ19に置かれた文書27をすべて廃棄処理した後は、ゲート駆動部42、搬送駆動部43及び裁断駆動部44の駆動を停止して再び待機状態に戻る。この待機状態では、ゲート23が下方に移動して文書搬送路を遮断した状態となる。
なお、上記実施形態においては、記録媒体の識別情報となる文書IDを文書に付加するにあたって、この文書IDを情報の一つとして含むQRコードを文書に印刷する場合を例示したが、これに限らず、文書IDを表す数字や記号などを直接文書に印刷してもよいし、ウォーターマーク、紙指紋等の技術を利用して文書に文書IDを付加してもよい。また、文書IDを印刷したラベルを文書に貼り付けたり、文書IDを記憶させた小型のRFIDなどを文書に埋め込んだりしてもよい。また、文書に付加される識別情報は、文書IDだけでなく、用紙を一意に特定する用紙IDを文書の識別情報として文書に付加してもよい。
本発明の実施形態に係る文書管理システム(記録媒体管理システム)の構成を示す図である。 文書生成装置の構成例を示すブロック図である。 文書管理装置の構成例を示すブロック図である。 文書廃棄装置の機構例を示す模式図である。 文書廃棄装置の構成例を示すブロック図である。 文書の作成例を説明する図である。 文書管理テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
1…文書生成装置、2…文書管理装置、3…文書廃棄装置、4…ネットワーク、19…トレイ、20A,20B…搬送ロール対(搬送部材)、21…バーコードスキャナ、22…イメージセンサ部、23…ゲート、27…文書、30A,30B…搬送ロール対(補助搬送部材)、31…裁断部

Claims (10)

  1. 記録媒体に付加された識別情報を当該記録媒体の保管期間と対応付けて管理するとともに、前記識別情報を指定した記録媒体の廃棄許可の問い合わせに対して、前記指定の識別情報に対応する記録媒体の保管期間を確認し、前記保管期間が過ぎている場合に廃棄許可を与える記録媒体管理装置と、
    廃棄対象となる記録媒体から識別情報を読み取るとともに、この読み取った識別情報を指定して記録媒体の廃棄許可を前記記録媒体管理装置に問い合わせ、当該記録媒体管理装置から廃棄許可が与えられた場合に記録媒体の廃棄処理を行なう廃棄処理装置とを備え、
    前記廃棄処理装置は、
    前記記録媒体の廃棄処理を行なう廃棄処理手段と、
    前記記録媒体の識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
    前記廃棄対象となる記録媒体が置かれる記録媒体置き部と、
    前記記録媒体置き部に置かれた前記記録媒体を、前記識別情報読取手段の読取位置を通過するように搬送する搬送手段と
    を備え
    前記搬送手段は、
    前記識別情報読取手段の読取位置よりも搬送方向上流側に配置され、回転駆動する第1の駆動部材と、前記第1の駆動部材の下側に対向して位置する第2の駆動部材との間で前記記録媒体を挟み込んで回転することにより、当該記録媒体を搬送する搬送部材を有し、
    前記記録媒体置き部に置かれた前記記録媒体が複数枚綴じられている場合、前記複数枚綴じられた記録媒体を搬送方向の下流側に送り込むように、前記第1の駆動部材および前記第2の駆動部材を回転駆動させ、前記記録媒体置き部に置かれた前記記録媒体が複数枚綴じられていない場合、前記記録媒体を搬送方向の上流側に送り込むように、前記第1の駆動部材を回転駆動させ、前記記録媒体を搬送方向の下流側に送り込むように、前記第2の駆動部材を回転駆動させる
    ことを特徴とする記録媒体管理システム。
  2. 記録媒体に付加された識別情報に基づいて記録媒体管理装置から廃棄許可が与えられた場合に記録媒体の廃棄処理を行なう廃棄処理装置であって、
    前記記録媒体の廃棄処理を行なう廃棄処理手段と、
    前記記録媒体の前記識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
    廃棄対象となる記録媒体が置かれる記録媒体置き部と、
    前記記録媒体置き部に置かれた前記記録媒体が、前記識別情報読取手段の読取位置を通過するように搬送する搬送手段と
    を備え
    前記搬送手段は、
    前記識別情報読取手段の読取位置よりも搬送方向上流側に配置され、回転駆動する第1の駆動部材と、前記第1の駆動部材の下側に対向して位置する第2の駆動部材との間で前記記録媒体を挟み込んで回転することにより、当該記録媒体を搬送する搬送部材を有し、
    前記記録媒体置き部に置かれた前記記録媒体が複数枚綴じられている場合、前記複数枚綴じられた記録媒体を搬送方向の下流側に送り込むように、前記第1の駆動部材および前記第2の駆動部材を回転駆動させ、前記記録媒体置き部に置かれた前記記録媒体が複数枚綴じられていない場合、前記記録媒体を搬送方向の上流側に送り込むように、前記第1の駆動部材を回転駆動させ、前記記録媒体を搬送方向の下流側に送り込むように、前記第2の駆動部材を回転駆動させる
    ことを特徴とする廃棄処理装置。
  3. 前記搬送手段は、前記識別情報読取手段の読取位置よりも搬送方向下流側でかつ前記廃棄処理手段よりも搬送方向上流側に配置され、前記記録媒体を挟み込んで回転することにより、当該記録媒体を搬送する補助搬送部材を有する
    ことを特徴とする請求項記載の廃棄処理装置。
  4. 前記識別情報読取手段が前記識別情報の読み取りに失敗した場合に、前記搬送部材を通常時とは逆方向に回転させる
    ことを特徴とする請求項記載の廃棄処理装置。
  5. 前記搬送部材と前記補助搬送部材との間に、前記記録媒体の画像情報を読み取る画像情報読取手段を配置してなる
    ことを特徴とする請求項記載の廃棄処理装置。
  6. 前記補助搬送部材による媒体搬送速度を、前記搬送部材による媒体搬送速度以上に設定してなる
    ことを特徴とする請求項記載の廃棄処理装置。
  7. 前記廃棄処理手段は、前記廃棄許可が与えられた記録媒体を引き込みつつ裁断する裁断部を有し、
    前記裁断部による前記記録媒体の引き込み速度を、前記補助搬送部材による媒体搬送速度以下に設定してなる
    ことを特徴とする請求項記載の廃棄処理装置。
  8. 前記画像情報読取手段の読取幅を最大許容媒体幅以上に設定してなる
    ことを特徴とする請求項記載の廃棄処理装置。
  9. 前記画像情報読取手段で読み取った画像情報を、前記識別情報読取手段で読み取った識別情報と対応付けて記憶する記憶手段を備える
    ことを特徴とする請求項記載の廃棄処理装置。
  10. 前記画像情報読取手段は、前記識別情報読取手段を兼ねる
    ことを特徴とする請求項記載の廃棄処理装置。
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