JP4793285B2 - 撮像素子パッケージ、撮像素子モジュールおよびレンズ鏡筒並びに撮像装置 - Google Patents
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Description
この撮像素子ユニットでは、パッケージの収容凹部に撮像素子チップを収容するとともに収容凹部をシールガラスで封止した撮像素子部を、配線部材であるフレキシブル基板に実装したのち、前記撮像素子部をホルダに組み付け、シールガラスの上にシールゴムを載置し、シールゴムの上に固定絞りを形成するための遮光シートを載置し、さらにこの遮光シートの上に光学部材を載置し、押さえ部材で光学部材をホルダに固定することで、シールガラスと光学素子との間の空間を封止する構造となっている(特許文献1参照)。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、コストを低減でき小型化を図る上で有利な撮像素子パッケージ、撮像素子モジュールおよびレンズ鏡筒並びに撮像装置を提供することにある。
また本発明は、撮像素子パッケージと配線部材とを含む撮像素子モジュールであって、前記撮像素子パッケージは、撮像面を有する撮像素子チップと、前記撮像素子チップが実装された基板と、光の透過を可能とし、光学フィルタ機能を有するコーティング膜を形成した光学部材と、撮像用の光路となる孔が貫通形成された本体部と、前記本体部に設けられ被取り付け箇所に取り付けられる取り付け部とを有する支持体を備え、前記撮像面が前記孔の貫通方向の一端から他端に臨んだ状態で前記孔の貫通方向の一端を閉塞するように前記基板が前記本体部に取着され、前記孔の貫通方向の他端を閉塞するように前記光学部材が前記本体部に取着され、前記孔が貫通形成された前記本体部の内周部で前記孔の貫通方向の他端寄りの箇所に、前記光学部材を透過した光の面積を制限する固定絞りが前記内周部と一体的に形成され、前記基板は前記配線部材に電気的に接続され、前記孔の内周面を傾斜面とし、前記傾斜面が前記撮像面と直交する仮想線となす角度を5度以上とする、ことを特徴とする。
また本発明は、鏡筒と、撮像素子モジュールとを含むレンズ鏡筒であって、前記撮像素子モジュールは、撮像素子パッケージと配線部材とを含み、前記撮像素子パッケージは、撮像面を有する撮像素子チップと、前記撮像素子チップが実装された基板と、光の透過を可能とし、光学フィルタ機能を有するコーティング膜を形成した光学部材と、撮像用の光路となる孔が貫通形成された本体部と、前記本体部に設けられ被取り付け箇所に取り付けられる取り付け部とを有する支持体を備え、前記撮像面が前記孔の貫通方向の一端から他端に臨んだ状態で前記孔の貫通方向の一端を閉塞するように前記基板が前記本体部に取着され、前記孔の貫通方向の他端を閉塞するように前記光学部材が前記本体部に取着され、前記孔が貫通形成された前記本体部の内周部で前記孔の貫通方向の他端寄りの箇所に、前記光学部材を透過した光の面積を制限する固定絞りが前記内周部と一体的に形成され、前記基板は前記配線部材に電気的に接続され、前記光学部材が前記鏡筒の内部に臨むように前記取り付け部が前記鏡筒に取り付けられ、前記孔の内周面を傾斜面とし、前記傾斜面が前記撮像面と直交する仮想線となす角度を5度以上とする、ことを特徴とする。
また本発明は、レンズ鏡筒を有する撮像装置であって、前記レンズ鏡筒は、鏡筒と、撮像素子モジュールとを含み、前記撮像素子モジュールは、撮像素子パッケージと配線部材とを含み、前記撮像素子パッケージは、撮像面を有する撮像素子チップと、前記撮像素子チップが実装された基板と、光の透過を可能とし、光学フィルタ機能を有するコーティング膜を形成した光学部材と、撮像用の光路となる孔が貫通形成された本体部と、前記本体部に設けられ被取り付け箇所に取り付けられる取り付け部とを有する支持体を備え、前記撮像面が前記孔の貫通方向の一端から他端に臨んだ状態で前記孔の貫通方向の一端を閉塞するように前記基板が前記本体部に取着され、前記孔の貫通方向の他端を閉塞するように前記光学部材が前記本体部に取着され、前記孔が貫通形成された前記本体部の内周部で前記孔の貫通方向の他端寄りの箇所に、前記光学部材を透過した光の面積を制限する固定絞りが前記内周部と一体的に形成され、前記基板は前記配線部材に電気的に接続され、前記光学部材が前記鏡筒の内部に臨むように前記取り付け部が前記鏡筒に取り付けられ、前記孔の内周面を傾斜面とし、前記傾斜面が前記撮像面と直交する仮想線となす角度を5度以上とする、ことを特徴とする。
本実施の形態では、本発明に係る撮像素子パッケージおよび撮像素子モジュール並びにレンズ鏡筒が撮像装置に組み込まれている場合について説明する。
図1は本実施の形態の撮像装置100を前方から見た斜視図、図2は本実施の形態の撮像装置100を後方から見た斜視図、図3は本実施の形態の撮像装置100を下方から見た斜視図、図4はメモリカード132およびバッテリー138の収容状態を説明する説明図、図5は撮像装置100の制御系を示すブロック図である。
図1、図2に示すように、撮像装置100はデジタルスチルカメラである。
撮像装置100は、外装を構成する矩形板状のケース102を有し、ケース102は、前ケース102Aと後ケース102Bとが合わせられて構成されている。
前ケース102Aによりケース102の前面が構成され、後ケース102Bによりケース102の後面が構成されている。
なお、本明細書において、前方とは被写体側をいい、後方とはその反対側をいい、左右は撮像装置100を前方から見た状態でいうものとする。
ケース102の右側部には、図中二点鎖線で示すように、レンズ鏡筒10が組み込まれており、レンズ鏡筒10には、対物レンズ14と、本発明に係る撮像素子パッケージ60(図6参照)と、対物レンズ14で捉えた被写体像を撮像素子パッケージ60に導く光学系104などが設けられている。撮像素子パッケージ60は後述する撮像素子チップ62(図5参照)を含んで構成されている。
対物レンズ14は前ケース102Aに設けられたレンズ窓103を介してケース102前方に臨んで配置されている。
ケース102の前面にはカバー112が上下にスライド可能に設けられ、このカバー112は、図1に示すようにレンズ窓103、フラッシュ108、セルフタイマーランプ110を前方に露出させる下限位置と、これらレンズ窓103、フラッシュ108、セルフタイマーランプ110を覆う上限位置とにスライドされる。
ケース102の上面の左寄り箇所には、シャッタボタン114、電源ボタン116などが設けられている。
ケース102の後面には静止画および動画などの画像や文字や記号などが表示されるディスプレイ118(液晶表示器)、撮影光学系104のズーミング動作を行なわせるためのズームスイッチ120、各種操作を行なうための十字スイッチ122および複数の操作ボタン124が設けられている。
ケース102の左側面には、撮像装置100を静止画撮影モード、動画撮影モード、再生・編集モードなどに切り替えるためのモードスイッチ126が設けられている。
図3、図4に示すように、ケース102の下面には、静止画あるいは動画などの画像などを記録するためのメモリカード132を装脱可能に収容するメモリ収容室102Aと、撮像装置100の電源を構成するバッテリー138を装脱可能に収容するバッテリー収容室102Bとがケース102の前後方向(厚さ方向)に並べて設けられている。これらメモリ収容室102A、バッテリー収容室102Bはケース102の下面にヒンジを介して連結された開閉蓋102Cによって開閉される。
撮像素子チップ62で撮像された像は撮像信号として画像処理部130に出力され、画像処理部130ではこの撮像信号に基づいて静止画あるいは動画の画像データが生成され、メモリカード(記憶媒体)132に記録される。また、前記画像データは表示処理部134によりディスプレイ118に表示される。
さらに、撮像装置100は、シャッタボタン114、十字スイッチ122、操作ボタン124、モードスイッチ126の操作に応じて、画像処理部130、表示処理部134を制御するCPUなどを含む制御部136を備えている。
本実施の形態では、光学系104は、プリズム16と、ズーム用可動レンズ群18と、フォーカス用可動レンズ群20と、第1の固定レンズ群22と、第2の固定レンズ群24と、第3の固定レンズ群26と、ズーム用可動レンズ群18用の案内機構28と、フォーカス用可動レンズ群20用の案内機構30とを備えている。
さらに、ズーム用可動レンズ群18を移動させる駆動手段32と、フォーカス用可動レンズ群20を移動させる駆動手段34とが設けられている。
鏡筒12は、長さ方向において分割された第1鏡筒分割体1202および第2鏡筒分割体1204と、これら2つの鏡筒分割体1202,1204の間に挟まれる第3鏡筒分割体1206とで構成され、鏡筒12の長手方向の一方の半部に第1鏡筒分割体1202が位置し、鏡筒12の長手方向方の他方の半部に第2鏡筒分割体1204が位置し、これら第1鏡筒分割体1202および第2鏡筒分割体1204の間に第3鏡筒分割体1208が介在されている。
プリズム16は、対物レンズ14で捉えた像を下部に向けて(撮像素子パッケージ60側に)反射させるもので本実施の形態ではプリズムが用いられている。プリズム16は、部品収容空間1202Aで対物レンズ14に臨む箇所に配置されている。
第1の固定レンズ群22とズーム用可動レンズ群18とは、部品収容空間1202A内でプリズム16の下方に配置されている。
第1の固定レンズ群22は、第1鏡筒分割体1202の取り付け部に組み込まれるレンズ2202と、このレンズ2202を前記取り付け部に固定させる押え部材2204(遮光枠を兼ねる)とで構成されている。
ズーム用レンズ枠1806は、第1、第2、第3のズームレンズ1802、1804、1805の周囲に位置しこれら第1、第2、第3のズームレンズ1802、1804、1805を保持する保持部1810と、この保持部1810から部品収容空間1202A内の幅方向に延在する延在部1812とを有している。
延在部1812には、ロッド挿通孔1814が設けられ、また、鏡筒12の長手方向において互いに対向するフランジ1816、1816が設けられ、これらフランジ1816、1816には、軸3602、3602を介して雌ねじ3604を有する雌ねじ部材36が鏡筒12の長手方向に移動不能に結合される。
また、延在部1812とは反対側に位置する保持部1810の箇所に係合溝1818が形成されている。
このメインガイド軸38はその長さ方向の両端が第1鏡筒分割体1202の上面を構成する壁部と、第3鏡筒分割体1206の壁部とで支持されている。
メインガイド軸38は第1、第2、第3のズームレンズ1802、1804、1805の光軸と平行して延在している。したがって、メインガイド軸38はズーム用可動レンズ群18を該ズーム用可動レンズ群18の光軸方向に案内している。
係合溝1818には、メインガイド軸38と平行方向に延在するサブガイド軸40(図10参照)が滑動可能に挿通されている。したがって、前記サブガイド軸はズーム用レンズ18がメインガイド軸38の回りに回転することを阻止している。
ズーム用可動レンズ群18用の案内機構28は、これらメインガイド軸38とサブガイド軸40によって構成されている。
ホルダ3202は第1鏡筒分割体1202の右側面の欠部に取着され、これにより雄ねじ部材3206が部品収容空間1202Aに位置し、モータ3204は第1鏡筒分割体1202の上面に位置する。
雄ねじ部材3206は雌ねじ部材36の雌ねじ3604に螺合され、したがってモータ3204の正逆転によりズーム用可動レンズ群18はメインガイド軸38およびサブガイド軸40に案内されつつそれらの光軸方向に沿って往復移動され、ズーム動作がなされる。
第2の固定レンズ群24は、その光軸をズーム用可動レンズ群18の光軸と一致させて内部分1206Aに取着され、また、第2固定レンズ24の後面にアイリス(絞り)42が配置されている。このアイリス42は、第3鏡筒分割体1206の外部分1206Bに取着された駆動部44により開閉される。
フォーカス用可動レンズ群20と第3の固定レンズ群26は、部品収容空間1204A内で第2鏡筒分割体1204の幅方向中央に位置する箇所に配置されている。
フォーカス用レンズ枠2006は、第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004の周囲に位置しこれら第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004を保持する保持部2010と、この保持部2010から部品収容空間1204A内の幅方向に延在する延在部2012とを有している。
延在部2012には、ロッド挿通孔2014が設けられ、また、鏡筒12の長手方向において互いに対向するフランジ2016、2016が設けられ、これらフランジ2016、2016には、軸4802、4802を介して雌ねじ4804を有する雌ねじ部材48が鏡筒12の長手方向に移動不能に結合される。
また、延在部2012とは反対側に位置する保持部2010の箇所に係合溝2018が形成されている。
メインガイド軸50は第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004の光軸と平行して延在している。したがって、メインガイド軸50はフォーカス用可動レンズ群20を該フォーカス用可動レンズ28の光軸方向に案内している。
係合溝2018には、メインガイド軸50と平行して延在するサブガイド軸52(図10参照)が滑動可能に挿通されている。したがって、サブガイド軸52はフォーカス用レンズ20がメインガイド軸50の回りに回転することを阻止している。
フォーカス用可動レンズ群20用の案内機構30は、これらメインガイド軸50とサブガイド軸52によって構成されている。
ホルダ3402は第2鏡筒分割体1204の右側面の欠部に取着され、これにより雄ねじ部材3406が部品収容空間1204Aに位置し、モータ3404は第2鏡筒分割体1204の下部に位置する。
雄ねじ部材3406は雌ねじ部材48の雌ねじ4804に螺合され、したがってモータ3404の正逆転によりフォーカス用可動レンズ群20はメインガイド軸50およびサブガイド軸52に案内されつつそれらの光軸方向に沿って往復移動され、フォーカス動作がなされる。
第3の固定レンズ群26は、フォーカス用可動レンズ群20の下方の部品収容空間1204A箇所に配置され、第2鏡筒分割体1204の取り付け部に組み込まれる第3の固定レンズ群2602と、この第3の固定レンズ群2602を前記取り付け部に固定させる押え部材2604とで構成されている。
また、部品収容空間1204Aに臨む第2鏡筒分割体1204の後面箇所で第3の固定レンズ群26と撮像素子パッケージ60との間の箇所には凹凸部1204Dが設けられている。
これらの凹凸部1204C、1204Dは、対物レンズ14、プリズム16、第1の固定レンズ群22、ズーム用可動レンズ群18、第2固定レンズ群24、フォーカス用可動レンズ群20を介して進入してきた光のうち、部品収容空間1204Aに臨む第2鏡筒分割体1204の後面箇所に到達した光が該後面箇所で反射されることで、いわゆるフレアあるいはゴーストと呼ばれる反射光が発生し、この反射光が撮像素子パッケージ60の撮像素子チップ62の撮像面に到達して撮像素子チップ62の撮像信号に対して悪影響を及ぼすことを防止するために設けられている。
図15に示すように、鏡筒側取り付け部1205には、撮像素子チップ62を部品収容空間1204Aに臨ませる開口1204Bが設けられ、この開口1204Bの周囲には、2つの雌ねじ1210と、2つの位置決めピン1212と、2つの雌ねじ1210の周囲の箇所と、それら雌ねじ1210と離れた箇所の合計3箇所に設けられ撮像用の光軸に沿った方向の位置決め用の位置決め面(基準面)1214とが形成されている。位置決め面1214は、開口1204Bの貫通方向と直交する面上を延在している。
図12は撮像素子パッケージ60の分解斜視図、図13は撮像素子パッケージ60の断面図、図14は撮像素子パッケージ60の平面図、図15は撮像素子パッケージ60の鏡筒12への取り付け説明図、図16は撮像素子パッケージ60の組み立て説明図である。
図12、図13に示すように、撮像素子パッケージ60は、撮像素子チップ62と、基板64と、光学部材66と、支持体68と、固定絞り80を含んで構成されている。
図14に示すように、撮像素子チップ62の厚さ方向の一方の面にはその中央に矩形状の撮像面62Aが形成され、撮像面62Aの周囲の矩形枠状の領域には、複数の電極パッド6202と、後述する位置決め用のアライメントマーク6204(基準点)とが設けられている。
基板64は、図12、図13に示すように、撮像素子チップ62よりも一回り大きな輪郭を有する矩形板状を呈し、基板64の厚さ方向の一方に位置する表面の中央に、撮像素子チップ62の撮像面62Aと反対側に位置する背面がダイボンド接着剤などの接着剤によって接着され固定されている。
基板64の表面には、撮像素子チップ62の電極パッド6202に対応する箇所に不図示の撮像素子チップ接続用の電極パッドが設けられており、図13に示すように、撮像素子チップ62の電極パッド6202(図14参照)と前記撮像素子チップ接続用の電極パッドとは金ワイヤ65を介して電気的に接続されている。
また、基板64の背面には、不図示の配線用の外部端子が設けられている。前記外部端子は基板64の内部配線を介して前記撮像素子チップ接続用の電極パッドと電気的に接続されている。
前記配線用の電極パッドは、撮像素子チップ62に対する信号の授受を行なう配線部材としてのフレキシブル基板74に電気的に接続されている。なお、配線部材としてはフレキシブル基板74の他、有機基板等の多層基板など従来公知のさまざまな配線基板が採用可能である。
本実施の形態では、前記撮像素子チップ接続用の電極パッドおよび前記配線用の外部端子は、タングステン配線上にニッケルメッキあるいは金メッキを施すことで形成されている。
本実施の形態では、後述するように、基板64とフレキシブル基板74とは、リフロー半田付けによって電気的に接続されており、基板64は、リフロー半田付けが可能な耐熱性を有する材料で形成されている。
このような耐熱性を有する材料としては、例えば、多層高温焼成セラミック基板など従来公知のさまざまな材料が採用可能である。
本実施の形態では、光学部材66として、透明なガラス材料で形成された矩形板状のカバーガラスの表面に光学フィルタ機能を有するコーティング膜(コート層)を形成したもので構成されている。
支持体68はリフロー半田付けが可能な耐熱性を有しかつ加工性に優れる(高精度に加工できる)材料で形成されている。
言い換えると、支持体68としては、組立プロセスおよびリフローはんだ付け等の加熱処理によっても寸法変動の少ない材質が好ましく、かつ、加工精度が高く、成型性の良好な材質が好ましい。
また、支持体68としては、後述するように、撮像素子チップ62と、撮像素子チップ62のアライメントマーク6204に対して位置決めされた支持体68との位置関係を維持させることができる必要がある。
本実施の形態では、支持体68は射出成形用エポキシ樹脂で形成されている。
射出成形用エポキシ樹脂は、高精度に金型成型が可能であり、光学的に必要な数μm単位の精度で加工することが可能である。
また、射出成形用エポキシ樹脂は、耐熱性にすぐれ、200℃近傍のリフローはんだ付け温度においても形状変化を起こすことなく初期の加工精度を維持することが可能であり、組立プロセスおよびリフローはんだ付けプロセスにおいて、撮像素子チップ62のアライメントマーク6204に対して位置決めされた支持体68の位置関係を維持させることができるものである。
なお、本実施の形態では、支持体68として高精度射出成型用エポキシ材を用いたが、加工精度、変形等光学的な性能を満たすに満足するならば、液晶ポリマー等の耐熱性プラスチック材料を用いても同様の効果が期待できる。
孔7002は断面が矩形状を呈し、したがって、本体部70は矩形枠状を呈している。
孔7002を形成する本体部70の内周部は、孔7002の断面が貫通方向の一端から他端に向かうにつれて次第に小さくなる傾斜面7004で形成されている。
また、本体部70の内周部の他端には、すなわち、傾斜面7004の前記他端寄りの端部に、孔7002の貫通方向と直交する方向に拡がり、後述する光学部材66の接着に寄与しなかった余分な接着剤を留める凹部7010が形成されている。
図13に示すように、取り付け部72は、孔7002の貫通方向の一端寄りの本体部70の箇所に設けられている。
図14に示すように、取り付け部72は、本体部70よりも大きな輪郭で孔7002の貫通方向と直交する方向に拡がる矩形板状を呈している。
取り付け部72には、2つのねじ挿通孔7202と2つの位置決め孔7204が形成されている。それら孔7202、7204は孔7002の貫通方向と平行する方向に延在している。
前記貫通方向の他端寄りに位置する取り付け部72の面で2つのねじ挿通孔7202の周囲の箇所と、それらねじ挿通孔7202と離れた箇所の合計3箇所に、撮像用の光軸に沿った方向の位置決め用の位置決め面(基準面)7206が形成されている。位置決め面7206は、孔7002の貫通方向と直交する面上を延在している。
本実施の形態では、熱硬化型接着剤により基板64が本体部70に接着されている。
光学部材66は、孔7002の貫通方向の他端を閉塞するように本体部70に取着されている。
本実施の形態では、熱硬化型接着剤により光学部材66が本体部70に接着されている。
このように本体部70の両端に基板64と光学部材66とが取着されことで撮像素子チップ62が収容された空間が封止されたことになる。
そして、撮像面62Aの中心を通り撮像面62Aに直交する中心軸と孔7002の軸心とは合致しており、孔7002を形成する本体部70の内周部は、撮像素子チップ62に近接するに従って次第に前記中心軸から離間する傾斜面7004で形成されていることになる。
固定絞り80は、孔7002が貫通形成された本体部70の内周部で孔7002の貫通方向の他端寄りの箇所に、内周部と一体的に形成されている。
本実施の形態では、固定絞り80は、凹部7010に臨む傾斜面7004の端部で形成され、平面視した場合に矩形枠状を呈している。
特に、本実施の形態のように、光学部材66がカバーガラスの表面に光学フィルタ機能を有するコーティング膜(コート層)を形成したもので構成され、前記コーティング膜が赤外線をカットする機能を有するIRコートである場合、前記迷光が前記コーティング膜と前記カバーガラスとの界面で反射されて撮像面62Aに入射すると、赤いゴーストが発生することが懸念される。
この場合、光学部材66(前記界面)に入射する迷光の入射角(光学部材66の表面と直交する法線に対して迷光がなす角度)が小さいほど、前記迷光は前記界面を透過する成分が多くなり、したがって、前記界面で反射されて撮像面62Aに入射する迷光の光量が減少する。
一方、本実施の形態のように、孔7002の内周面を傾斜面7004とし、この傾斜面7004が撮像面62Aと直交する仮想線となす角度を大きくするほど、撮像面62Aで反射されてから傾斜面7004で反射された前記迷光が前記界面に入射する入射角が小さくなることが判明した。
本実施の形態では、傾斜面7004が撮像面62Aと直交する仮想線となす角度を5度以上とすることで、前記赤いゴーストを抑制することが可能となった。
図17は固定絞り80の変形例を示す撮像素子パッケージ66の断面図、図18は固定絞り80の変形例を示す撮像素子パッケージ66の斜視図である。
図17、図18に示すように、本体部70の内周部は、孔7002の断面が貫通方向に沿って均一断面となるように孔7002の貫通方向と平行する方向に延在する壁面7020で形成されている。
壁面7020の他端寄りの箇所で孔7002の周方向の全周にわたる箇所から孔7002の内側に環状に壁部7022が突出されている。
壁部7022の内周部は、先端に至るにつれて断面が小さくなる突起7024として形成されている。
固定絞り80は、壁部7022および突起7024により形成される。
この場合、壁部7022の内周部が先端に至るにつれて断面が小さくなる突起7024として形成されているので、突起7024の表面にあたった光は、孔7002の貫通方向に対して傾斜した方向に、言い換えると、撮像面62Aと直交する仮想線に対して傾斜した方向に導かれるため、撮像面62Aに入射する迷光を抑制でき、ゴーストの発生を防止する上で有利となっている。
まず、基板64に撮像素子チップ62がダイボンド接着剤によって接着され、金ワイヤ65によって撮像素子チップ62と基板64とが電気的に接続され、これにより基板64に撮像素子チップ62が実装される。
次に、図16を参照して撮像素子チップ62が実装された基板64の支持体68への取り付けについて説明する。
まず、この取り付けに用いる調整治具について説明する。
調整治具は、上部ヘッド200と、定板202と、固定ピン204と、CCDカメラ210と、不図示の画像認識装置、不図示の搭載装置などを含んで構成されている。
上部ヘッド200は、撮像素子チップ62が実装された基板64を、その上下を反転させた状態で、すなわち、下方に撮像素子チップ62の撮像面62Aを臨ませて保持するものである。
上部ヘッド200は、前記搭載装置によって、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸に沿って移動され、かつ、それら3つの軸回りに回転されるように構成されている。
定板202は、上部ヘッド200の下方に固定されて設けられ、平面度が保証されたものであり、X軸とY軸を含む平面に沿って平行に延在している。
固定ピン204は、定板202から上方に(Z軸方向に)2つ突設されたものであり、支持体68の2つの位置決め孔7204に挿通されることで支持体68を、X軸、Y軸、Z軸のそれぞれの延在方向に対して移動不能に支持するものである。
CCDカメラ210は、固定ピン204に支持された支持体68の孔7002を介して撮像素子チップ62の撮像面62Aを撮像可能に設けられている。
撮像素子チップ62が実装された基板64を上部ヘッド200に固定する。
次に、支持体68の位置決め孔7204に固定ピン204を嵌合させ、支持体68を定板202に固定する。
このとき、支持体68の傾きは、支持体68の位置決め面7206で規定され、X軸、Y軸、Z軸の各軸を中心とする回転方向(回転角度θ方向)は位置決め孔7204で規定されている。
次に、支持体68の本体部70の一端に熱硬化型接着材2を塗布し、撮像面62Aのアライメントマーク6204(図14参照)と位置決め孔7204とを、CCDカメラ210で撮影し、その撮影された画像を前記画像認識装置で認識し、その認識結果に基づいて前記搭載装置によって、上部ヘッド200を、X軸方向と、Y軸方向と、Z軸を中心とする回転方向とにそれぞれ動かすことで、撮像素子チップ62と支持体68とのXY平面内での位置決めを行う。
これにより、撮像素子チップ62と支持体68の位置決め孔7204とのXY平面内での位置決めがなされる。
XY平面内での位置決めがなされたならば、前記画像認識装置および搭載装置を用いることで、X軸とZ軸がなす平面内でのRx調整、すなわち、Y軸を中心とする回転方向の位置決めと、Y軸とZ軸がなす平面内でのRy調整、すなわち、X軸を中心とする回転方向の位置決めとを行う。
これにより撮像素子チップ62の撮像面62Aと支持体68の位置決め面7206とが平行をなすように位置決めがなされる。
すなわち、撮像面62Aの中心を通り撮像面62Aに直交する中心軸と孔7002の軸心とが合致した状態となる。
次に、撮像素子チップ62と支持体68の相対的な位置関係を保持しながら、基板64をZ軸方向に移動させて基板64の面と支持体68の本体部70の一端とを当て付け、図示しないヒーターを用いて熱硬化型接着剤2を加熱して硬化させる。
これにより、撮像素子チップ62と支持体68の位置決め孔7204および位置決め面7206との位置決めがなされた状態で、撮像素子チップ62が実装された基板64の支持体68の本体部70の一端への組み付けが完了する。
なお、本実施の形態では、支持体68を前述した射出成形用エポキシ樹脂で形成することにより、X軸方向に±30μm、Y軸方向に±30μm、Z軸を中心とする回転方向θに±0.5°、X軸とZ軸がなす平面内でのRx調整で6′、Y軸とZ軸がなす平面内でのRy調整で6′の精度で工程能力指数1.5を超える高い実力で調整できることが確認された。
まず、支持体68の本体部70の孔7002の軸方向の他端に、熱硬化型接着剤2を塗布する。
次いで、光学部材66を本体部70の他端に載置し、図示しないヒーターを用いて熱硬化型接着剤2を加熱して硬化させる。
これにより、光学部材66の本体部70の他端への組み付けが完了し、撮像素子パッケージ60の組み立てが完了する。
なお、本実施の形態では、基板64および光学部材66の支持体68への接着に熱硬化型接着剤2を用いた場合について説明したが、紫外線硬化型接着剤を用いてもよいことは無論である。
ただし、紫外線硬化型接着剤を用いた場合には紫外線を紫外線硬化型接着剤にまんべんなく照射するために多少時間を要するのに対し、熱硬化型接着剤2を用いた場合は、ヒーターを用いることで基板64と支持体68との間に介在された熱硬化型接着剤2をまんべんなく簡単かつ確実に加熱することができるため、熱硬化型接着剤2の硬化を短時間にかつ確実に行うことができ有利である。
撮像素子パッケージ60とフレキシブル基板74の組み付けは、基板64の背面の前記配線用の外部端子と、フレキシブル基板74に設けられた配線用の端子とがリフロー半田付けによって電気的に接続されることでなされる。
このように撮像素子パッケージ60にフレキシブル基板74が組み付けられることで撮像素子モジュール76が構成される。
図15に示すように、鏡筒12の開口1204Bに支持体68の本体部70を挿入し、鏡筒側取り付け部1205の各位置決めピン1212を取り付け部72の各位置決め孔7204にそれぞれ挿通するとともに、鏡筒側取り付け部1205の各位置決め面(基準面)1214に取り付け部72の各位置決め面(基準面)7206を当て付けることで鏡筒12に対する撮像素子モジュール76の位置決めがなされる。
この位置決めがなされた状態で、ねじNを取り付け部72の各ねじ挿通孔7202を介して各雌ねじ1210に締結する。
これにより、撮像素子パッケージ60は光学部材66を鏡筒12の内部に向けて、すなわち、撮像面62Aを鏡筒12内の光路の光軸上に位置させて鏡筒12に取り付けられることになり、撮像素子モジュール76の鏡筒12への組み付けが完了する。
したがって、従来の撮像素子ユニットなどに比較して部品点数の削減化および構成の簡素化を図れ、部品コスト、組立コストの低減を図るとともに、小型化を図る上で有利となる。
すなわち、従来の撮像素子ユニットでは、パッケージの収容凹部に撮像素子チップを収容するとともに収容凹部をシールガラスで封止した撮像素子部を、配線部材であるフレキシブル基板に実装したのち、前記撮像素子部をホルダに組み付け、シールガラスの上にシールゴムを載置し、シールゴムの上に固定絞りを形成するための遮光シートを載置し、さらにこの遮光シートの上に光学部材を載置し、押さえ部材で光学部材をホルダに固定することで、シールガラスと光学素子との間の空間を封止する構造であるため、部品点数が多く、組み立てコストも高いものとなっている。
これに対して、本実施の形態では、撮像面62Aが孔7002の貫通方向の一端から他端に臨んだ状態で孔7002の貫通方向の一端を閉塞するように基板64を本体部70に取着し、孔7002の貫通方向の他端を閉塞するように光学部材66を本体部70に取着することで撮像素子チップ62を封止しており、固定絞り80が支持体68の内周部に一体的に設けられているので、撮像素子チップを封止するためのシールガラスおよびシールゴムが不要となるばかりでなく、シールガラスと光学部材との間の空間を省くことができ、かつ、従来必要であった遮光シートが不要となるため、部品コスト、組み立てコストの低減を図り、小型化を図る上で有利となる。
さらに、従来は、撮像素子チップが収容された収容凹部をシールガラスで封止し、さらに、シールガラスに載置されるシールゴムの端部を光学部材で封止する2重の封止構造となっているため、パッケージの構造が複雑で撮影用光軸と平行な方向および撮影用光軸と直交する方向の双方における占有スペースを必要としており、部品コストが高く、小型化を図る上で不利があった。
これに対して、本実施の形態では、収容凹部を有する複雑な形状のパッケージの代わりに基板64を用い、かつ、撮像素子チップを封止するシールガラスを光学部材66で兼用できるため、部品コストの低減および撮影用光軸と平行な方向および撮影用光軸と直交する方向の双方における小型化を図る上で有利である。
したがって、リフロー半田付けによる高温が加わっても支持体68が変形したりダメージを受けることがないので、支持体68に対する撮像素子チップ62(撮像面62A)の位置精度、言い換えると、鏡筒12に対する撮像素子チップ62の位置精度、すなわち、撮影用光軸に対する撮像素子チップ62の位置精度を確保できることは無論のこと、撮像素子パッケージ60および撮像素子モジュール76の組み立て作業の簡素化を図る上で有利となる。
したがって、従来の撮像素子ユニットなどに比較して部品点数の削減化および構成の簡素化を図れ、部品コスト、組立コストの低減を図るとともに、小型化を図る上で有利となる。
すなわち、従来の撮像素子ユニットでは、パッケージの収容凹部に撮像素子チップを収容するとともに収容凹部をシールガラスで封止した撮像素子部を、配線部材であるフレキシブル基板に実装したのち、前記撮像素子部をホルダに組み付け、シールガラスの上にシールゴムと光学部材とをこの順番で載置し、さらに、押さえ部材で光学部材をホルダに固定することで、シールガラスと光学素子との間の空間を封止する構造であるため、部品点数が多く、組み立てコストも高いものとなっている。
これに対して上述の構成では、撮像面62Aが孔7002の貫通方向の一端から他端に臨んだ状態で孔7002の貫通方向の一端を閉塞するように基板64を本体部70に取着し、孔7002の貫通方向の他端を閉塞するように光学部材66を本体部70に取着することで撮像素子チップ62を封止しているので、撮像素子チップを封止するためのシールガラスおよびシールゴムが不要となるばかりでなく、シールガラスと光学部材との間の空間を省くことができるため、部品コスト、組み立てコストの低減を図り、小型化を図る上で有利となる。
これに対して、上述の構成では、収容凹部を有する複雑な形状のパッケージの代わりに基板64を用い、かつ、撮像素子チップを封止するシールガラスを光学部材66で兼用できるため、部品コストの低減および撮影用光軸と平行な方向および撮影用光軸と直交する方向の双方における小型化を図る上で有利である。
したがって、リフロー半田付けによる高温が加わっても支持体68が変形したりダメージを受けることがないので、支持体68に対する撮像素子チップ62(撮像面62A)の位置精度、言い換えると、鏡筒12に対する撮像素子チップ62の位置精度、すなわち、撮影用光軸に対する撮像素子チップ62の位置精度を確保できることは無論のこと、撮像素子パッケージ60および撮像素子モジュール76の組み立て作業の簡素化を図る上で有利となる。
Claims (20)
- 撮像面を有する撮像素子チップと、
前記撮像素子チップが実装された基板と、
光の透過を可能とし、光学フィルタ機能を有するコーティング膜を形成した光学部材と、
撮像用の光路となる孔が貫通形成された本体部と、
前記本体部に設けられ被取り付け箇所に取り付けられる取り付け部とを有する支持体を備え、
前記撮像面が前記孔の貫通方向の一端から他端に臨んだ状態で前記孔の貫通方向の一端を閉塞するように前記基板が前記本体部に取着され、
前記孔の貫通方向の他端を閉塞するように前記光学部材が前記本体部に取着され、
前記孔が貫通形成された前記本体部の内周部で前記孔の貫通方向の他端寄りの箇所に、前記光学部材を透過した光の面積を制限する固定絞りが前記内周部と一体的に形成され、
前記孔の内周面を傾斜面とし、前記傾斜面が前記撮像面と直交する仮想線となす角度を5度以上とする、
ことを特徴とする撮像素子パッケージ。 - 前記孔を形成する前記本体部の内周部は、前記孔の断面が前記孔の貫通方向の一端から他端に向かうにつれて次第に小さくなる傾斜面で形成され、
前記固定絞りは、前記傾斜面の前記他端寄りの端部で形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記孔を形成する前記本体部の内周部は、前記孔の断面が前記孔の貫通方向の一端から他端に向かうにつれて次第に小さくなる傾斜面で形成され、
前記本体部と前記光学部材との取着は、接着剤による接着によりなされ、
前記傾斜面の前記他端寄りの端部に、前記孔の貫通方向と直交する方向に拡がり前記接着剤のうち前記光学部材の接着に寄与しなかった余分な接着剤を留める凹部が形成され、
前記固定絞りは、前記凹部に臨む前記傾斜面の端部で形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記撮像面の中心を通り前記撮像面に直交する中心軸と前記孔の軸心とは合致しており、
前記孔を形成する前記本体部の内周部は、前記撮像素子に近接するに従って次第に前記撮像素子の中心軸から離間する傾斜面で形成され、
前記固定絞りは、前記傾斜面の前記他端寄りの端部で形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記撮像面の中心を通り前記撮像面に直交する中心軸と前記孔の軸心とは合致しており、
前記孔を形成する前記本体部の内周部は、前記撮像素子に近接するに従って次第に前記撮像素子の中心軸から離間する傾斜面で形成され、
前記本体部と前記光学部材との取着は、接着剤による接着によりなされ、
前記傾斜面の前記他端寄りの端部に、前記孔の貫通方向と直交する方向に拡がり前記接着剤のうち前記光学部材の接着に寄与しなかった余分な接着剤を留める凹部が形成され、
前記固定絞りは、前記凹部に臨む前記傾斜面の端部で形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記本体部の内周部の前記他端寄りの箇所で前記孔の周方向の全周にわたる箇所から前記孔の内側に環状に壁部が突出され、
前記壁部の内周部は、先端に至るにつれて断面が小さくなる突起として形成され、
前記固定絞りは、前記壁部及び突起により形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記本体部の内周部は、前記孔の断面が前記貫通方向に沿って均一断面となるように前記孔の貫通方向と平行する方向に延在する壁面で形成され、
前記壁面の前記他端寄りの箇所で前記孔の周方向の全周にわたる箇所から前記孔の内側に環状に壁部が突出され、
前記壁部の内周部は、先端に至るにつれて断面が小さくなる突起として形成され、
前記固定絞りは、前記壁部及び突起により形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記本体部と前記基板との取着は、接着剤による接着によりなされている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記本体部と前記光学部材との取着は、接着剤による接着によりなされている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記基板はリフロー半田付けが可能な耐熱性を有する材料で形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記基板はセラミック基板で構成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記光学部材はカバーガラス、光学フィルタ、レンズの何れかである、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記光学部材はカバーガラスと、該カバーガラスの表面に設けられた光学フィルタ機能を有するコート層とで構成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記支持体はリフロー半田付けが可能な耐熱性を有しかつ加工性に優れる材料で形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記支持体は射出成形用エポキシ樹脂で形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記取り付け部は、前記孔の貫通方向と直交する方向に拡がる板状を呈し、
前記取り付け部には、前記孔の貫通方向と平行する方向に延在するねじ挿通孔が形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 前記取り付け部は、前記孔の貫通方向と直交する方向に拡がる板状を呈し、
前記取り付け部には、前記孔の貫通方向と平行する方向に延在するねじ挿通孔が形成され、
前記取り付け部には、前記孔の貫通方向と平行する方向に延在する位置決め孔が形成され、
前記孔の貫通方向の他端寄りの前記取り付け部の箇所に、前記孔の貫通方向と直交する面上を延在する位置決め面が形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像素子パッケージ。 - 撮像素子パッケージと配線部材とを含む撮像素子モジュールであって、
前記撮像素子パッケージは、
撮像面を有する撮像素子チップと、
前記撮像素子チップが実装された基板と、
光の透過を可能とし、光学フィルタ機能を有するコーティング膜を形成した光学部材と、
撮像用の光路となる孔が貫通形成された本体部と、前記本体部に設けられ被取り付け箇所に取り付けられる取り付け部とを有する支持体を備え、
前記撮像面が前記孔の貫通方向の一端から他端に臨んだ状態で前記孔の貫通方向の一端を閉塞するように前記基板が前記本体部に取着され、
前記孔の貫通方向の他端を閉塞するように前記光学部材が前記本体部に取着され、
前記孔が貫通形成された前記本体部の内周部で前記孔の貫通方向の他端寄りの箇所に、
前記光学部材を透過した光の面積を制限する固定絞りが前記内周部と一体的に形成され、
前記基板は前記配線部材に電気的に接続され、
前記孔の内周面を傾斜面とし、前記傾斜面が前記撮像面と直交する仮想線となす角度を5度以上とする、
ことを特徴とする撮像素子モジュール。 - 鏡筒と、撮像素子モジュールとを含むレンズ鏡筒であって、
前記撮像素子モジュールは、撮像素子パッケージと配線部材とを含み、
前記撮像素子パッケージは、
撮像面を有する撮像素子チップと、
前記撮像素子チップが実装された基板と、
光の透過を可能とし、光学フィルタ機能を有するコーティング膜を形成した光学部材と、
撮像用の光路となる孔が貫通形成された本体部と、前記本体部に設けられ被取り付け箇所に取り付けられる取り付け部とを有する支持体を備え、
前記撮像面が前記孔の貫通方向の一端から他端に臨んだ状態で前記孔の貫通方向の一端を閉塞するように前記基板が前記本体部に取着され、
前記孔の貫通方向の他端を閉塞するように前記光学部材が前記本体部に取着され、
前記孔が貫通形成された前記本体部の内周部で前記孔の貫通方向の他端寄りの箇所に、
前記光学部材を透過した光の面積を制限する固定絞りが前記内周部と一体的に形成され、
前記基板は前記配線部材に電気的に接続され、
前記光学部材が前記鏡筒の内部に臨むように前記取り付け部が前記鏡筒に取り付けられ、
前記孔の内周面を傾斜面とし、前記傾斜面が前記撮像面と直交する仮想線となす角度を5度以上とする、
ことを特徴とするレンズ鏡筒。 - レンズ鏡筒を有する撮像装置であって、
前記レンズ鏡筒は、鏡筒と、撮像素子モジュールとを含み、
前記撮像素子モジュールは、撮像素子パッケージと配線部材とを含み、
前記撮像素子パッケージは、
撮像面を有する撮像素子チップと、
前記撮像素子チップが実装された基板と、
光の透過を可能とし、光学フィルタ機能を有するコーティング膜を形成した光学部材と、
撮像用の光路となる孔が貫通形成された本体部と、前記本体部に設けられ被取り付け箇所に取り付けられる取り付け部とを有する支持体を備え、
前記撮像面が前記孔の貫通方向の一端から他端に臨んだ状態で前記孔の貫通方向の一端を閉塞するように前記基板が前記本体部に取着され、
前記孔の貫通方向の他端を閉塞するように前記光学部材が前記本体部に取着され、
前記孔が貫通形成された前記本体部の内周部で前記孔の貫通方向の他端寄りの箇所に、 前記光学部材を透過した光の面積を制限する固定絞りが前記内周部と一体的に形成され、
前記基板は前記配線部材に電気的に接続され、
前記光学部材が前記鏡筒の内部に臨むように前記取り付け部が前記鏡筒に取り付けられ、
前記孔の内周面を傾斜面とし、前記傾斜面が前記撮像面と直交する仮想線となす角度を5度以上とする、
ことを特徴とする撮像装置。
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