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JP4800928B2 - 糖尿病患者のインシュリン投与療法を定期的に調整するための装置及びインシュリン送達装置内又は医師のコンピュータ内の、糖尿病患者のインシュリン投与量パラメータを調整する装置 - Google Patents
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JP4800928B2 - 糖尿病患者のインシュリン投与療法を定期的に調整するための装置及びインシュリン送達装置内又は医師のコンピュータ内の、糖尿病患者のインシュリン投与量パラメータを調整する装置 - Google Patents

糖尿病患者のインシュリン投与療法を定期的に調整するための装置及びインシュリン送達装置内又は医師のコンピュータ内の、糖尿病患者のインシュリン投与量パラメータを調整する装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、インシュリンポンプ又は多重投与インシュリン投与計画を用いる糖尿病患者の処置を援助するディジタル補助物の分野に関し、糖尿病患者におけるインシュリン投与スケジュールを決定する方法を提供する。
糖尿病は、長年の間、インシュリン注射で処置されてきた。ところが、最近の三つの進歩が、糖尿病のケアを変えつつある。すなわち、インシュリンポンプ、多重投与量注射の新しいインシュリン処方箋、及び 吸入インシュリンである。以下、これらを論ずる。
インシュリンポンプ: 本発明のインシュリンポンプは、糖尿病ケアに革命をもたらした。それは、ほぼページャの大きさの電池動力の装置である。インシュリンのカートリッジを含み、「注入セット」(接着パッチで取り付けられる小さなプラスチックの針又は「カニューレ」)により、可撓管を介して、患者にインシュリンをポンプ送りする。本発明のポンプは、下記のように、代表的なインシュリン投与計画を採用することを可能にする。すなわち、基礎インシュリンを、日間中多数回(日間当り4、5回程度が普通)変更するプログラムが可能な速度で、ゆっくりと、かつ、連続的に注射する。注入の基礎インシュリン速度は、変更と変更との間で一定である。一定の期間は、「区間」と呼ぶ。追加的には、インシュリンの大量瞬時投与が、患者によるコマンドで、注射可能である。大量瞬時投与には、次の二つの主要なタイプが有る。
食事大量瞬時投与は、食事の直前に、食事の血糖効果に比例する量で注入される。これは、一般に、食事内の糖質のグラム数に比例する。比例定数は、糖質対インシュリン比、CIR、と呼ばれる個人化された数である。次のように使用する。
食事インシュリン大量瞬時投与 = (食事内の糖質のグラム数) / CIR (1)
この計算は、一般に、患者により行なわれるが、患者の CIRをメモリーに記憶することができ、かつ、入力として、食事内の糖質のグラム数のみを必要とするポンプモデルが有る。
補正大量瞬時投与は、血糖試験が行なわれた直後に注入され、補正大量瞬時投与の量は、患者の個人化された目標血糖からの血糖濃度の誤差に比例する。比例定数は、補正係数、CF、と呼ばれる個人化された数である。次のように使用する。
調整インシュリン大量瞬時投与 = (血糖濃度 - 目標) / CF (2)
調整大量瞬時投与には、次の二つのタイプがあり、それぞれ、異なる目標を有してい る。
時間境界調整インシュリン大量瞬時投与は、時間区間の終端で、空腹時に投与される。
食後調整大量瞬時投与は、食後1〜5時間で、投与され、時間区間内で投与されることが最も多い。
最近、ポンプメーカーは、彼らのポンプに、処置をより容易にするディジタル機能を組み込みつつある。ポンプによっては、CF 及び目標の値を記憶することができ、かつ、入力として、血糖濃度(BG)のみを必要とするものが有る。これらの新しいディジタル機能の中には、「インシュリンオンボード」機能が有る。この機能は、大量瞬時投与後のある一定の時間において依然として体内に在るインシュリンの量を数学的にモデル化し、かつ、適宜、大量瞬時投与に対する低減を推奨する。この機能は、食後調整大量瞬時投与を、より安全で実際的なものにする。
多重投与量注射(MDI): 異なるタイプのインシュリンの開発では、進歩が行なわれつつある。非常に長期間作用し、ピーキングが無いものも有る。長期間作用するインシュリンは、ポンプ患者の基礎インシュリン投与計画に酷似した投与計画で、日間当り1回程度の低頻度で注射可能である。急速作用タイプのインシュリンの注射は、食事及び補正大量瞬時投与として、与えることができる。二つのタイプは、共に、一つの系として作用する。これらのインシュリンは、ポータブルな「ペン」(筆記用具に似ているのでその名が有る)で利用できる。ペンは、「キット」の形で BG メータと組み合わされ、これら装置は、キット内で互いに他に連通し、組み合わされたメモリーが、「キット」内の二つの装置の一つに格納されている。
吸入インシュリン: 吸入インシュリン送達システムは、短期作用インシュリン用に開発されつつある。吸入器は、MDI 用に使用される BG メータと同様、「キット」内に組み合わされることが予想され、したがって、本発明は、吸入インシュリンを同様に取り扱うことが出来よう。この開発は、将来に期待されている。
糖尿病ケアの性質は、非常に定量的である。皮肉なことに、数字の増加は、ポケット計算器での冗長なアルゴリズムの使用をあまりにも時間を喰うものにし、したがって、手が出ないほど高価なものにしている。したがって、内分泌学者の大多数は、経験に基づく主観的な方法を用いている。内分泌学者達は、手近の症例に、より大きな主観的な感じを与えるために、数字を単に傾向を見分ける助けに使い、次いで、その傾向を処置することが多い。例えば、彼らは、一般に、血糖(BG)スキャターチャート及びプリントアウトを眺め、BG スキャターチャート上のドットの視覚的な密度及び最高密度の部域の相対的な場所のような主観的な手段によって、傾向を見分けることが多い。彼らは、これらの傾向を、彼らの経験を用いて、インシュリン投与量の変更に翻訳する。
経験に基づく主観的な方法は、開業医間で一様でないことが多い。内分泌学者及び 他の糖尿病専門医の不足がある。したがって、糖尿病の管理は、専門知識の程度が大きく異なる臨床医によって、無秩序なやり方で行なわれている。その結果、大部分の患者における糖尿病の管理は、満足ではあるが、最適ではない状態である。最適以下の BG 管理の結果として、糖尿病の過程は、全ての身体系を巻き込む合併症を含む場合がある。これら合併症は、早発性の死亡に関連し、また、コストに関連して、人口の6% をケアするための健康費用の19% に達している。
本発明は、インシュリンポンプ、多重投与量皮下注射、又は吸入インシュリンを用いる糖尿病患者の毎日のインシュリン投与スケジュールに対する変更を分析し、かつ、処方する方法を提供することによって現在のケアの上記の欠点を克服している。本方法は、患者の(一)日間を選択された時間区間に分割し、該時間区間では、基礎インシュリン投与速度及び糖質対インシュリン比(複数も可)(食事インシュリン投与量を決定するための)について、調整可能なスケジュールが提供される。時間境界及び基礎速度変更は、一般に、患者の食事と一致するよう、開業医によって設定される。患者は、一般に、彼らが食事する直前の時間境界で、彼らの血糖(BG)を試験するよう勧められる。本発明は、下記の二つのインシュリン命名システムを使用している。
従来のインシュリンの命名:
合計の毎日のインシュリン = 処方インシュリン + 調整インシュリン (3)
ここで、
処方インシュリン = 基礎インシュリン + 食事インシュリン (4)
本発明は、(一)日間全体並びに各時間区間の患者の処方インシュリン(基礎インシュリン + 食事インシュリン)の「誤差」として、選択された時間区間に亘って調整インシュリンを利用するという思想を組み込んでいる。処方インシュリンの二つの成分のうちの一つに対する変更を推定し、次いで、処方インシュリンの誤差から該一方の変更を引くことによって、処方インシュリンの他の成分に対する変更を決定する方法が含まれる。したがって、二つの基本的なアルゴリズムのフォームが有り、これらはそれぞれ、次の「フロート」名で呼ばれる。
MealIns フロート:
先ず、基礎インシュリンの変更を推定し、次いで、本発明は、食事インシュリンの変更を、処方インシュリンの誤差マイナス基礎インシュリンの変更であるように計算する。基礎インシュリンの変更を推定する方法のいくつかは、次の通りである。
別の区間から基礎速度を借りて来る;別のアルゴリズム(例えば、基礎フロート)から基礎速度を推定する;誤差の指標として、(区間の終端で)時間境界調整インシュリンを用いて、時間区間のカーブフリーの後の方の部分から、基礎インシュリンの変更を推定する;誤差として、食後調整インシュリンを用いて、区間の第一の部分において、フロートを行なう。又は、
基礎フロート:
先ず、食事インシュリンの変更を推定し、次いで、本発明は、基礎インシュリンの変更を、処方インシュリンの誤差マイナス食事インシュリンの変更であるように計算する。食事インシュリンの変更を推定する方法のいくつかは、次の通りである。
別の区間から食事インシュリン又は CIR を借りて来る;ある区間の食事インシュリンの変更を、合計の日間の食事インシュリンの変更のシェアとして、(区間のカーブ)/(合計の日間のカーブ)と同じ比率で推定する;ある区間の食事インシュリンの変更を、合計の日間の食事インシュリンの変更のシェアとして、(区間の食事インシュリン)/(合計の日間の食事インシュリン)と同じ比率で推定する。
増強インシュリンの命名:
また、食後インシュリンを説明するための別の方法を設けるため、本発明は、食後調整インシュリンと食事インシュリンとを一つに纏めるインシュリン命名のシステムとして、「増強変数」を次のように識別する。
合計の毎日のインシュリン = 増強処方インシュリン + 時間境界調整インシュリン (5)
ここで、
増強処方インシュリン = 基礎インシュリン + 増強食事インシュリン (6)
及び、
増強食事インシュリン = 食事インシュリン + 食後調整インシュリン (7)
フロートは、酷似している:
MealIns フロート:
先ず、基礎インシュリンの変更を推定し、次いで、本発明は、増強食事インシュリンの変更を、増強処方インシュリンの誤差マイナス基礎インシュリンの変更であるように計算する。基礎インシュリンの変更を推定する方法のいくつかは、次の通りである。
別の区間から基礎速度を借りて来る;
別のアルゴリズム(例えば、基礎フロート)から基礎速度を推定する。
又は、
基礎フロート:
先ず、増強食事インシュリンの変更を推定し、次いで、本発明は、基礎インシュリンの変更を、増強処方インシュリンの誤差マイナス増強食事インシュリンの変更であるように計算する。増強食事インシュリンの変更を推定する方法のいくつかは、次の通りである。
別の区間から増強食事インシュリン又は CIR を借りて来る;ある区間の増強食事インシュリンの変更を、合計の日間の増強食事インシュリンの変更のシェアとして、(区間のカーブ)/(合計の日間のカーブ)と同じ比率で推定する;ある区間の増強食事インシュリンの変更を、合計の日間の増強食事インシュリンの変更のシェアとして、(区間の増強食事インシュリン)/(合計の日間の増強食事インシュリン)と同じ比率で推定する。
一般:
変更を行なうのに、誤差項の全てを適用するのは、望ましくない場合がある。限定した量の誤差を適用して、オーバーシュートを防ぐ方法が、含まれている。
「フロート」アルゴリズムの上記の選択は、下記の二つの主要なバージョンで開発された。
毎日更新バージョン: 上記のフロートアルゴリズムは、前日のデータを用いて現在の日間の計算を行なうプログラムで具体化されている。このバージョンでは、誤差項の全量は、適用されないが、その代わり、誤差項の予め定められた分率が、適用される。誤差が、有効であったとすれば、その低減された量が、翌日現われる。この翌日の低減された誤差は、同じ分率だけ低減され、というようにして、誤差が漸近的に消えるまで低減される。このバージョンは、インシュリンポンプ、吸入インシュリンキット、MDI 注射キット、PDA の及び他のポータブルな装置内に設置するのに特に好適である。
多重日間のデータバージョン: 上記のフロートアルゴリズムは、データソースに最近のカレンダー期間(例えば、最後の数週間)を用いるプログラムで具体化されている。したがって、データは、平均値である。誤差項の全量は、必ずしも適用されないが、その代わり、適用されるべき誤差の分率又は量が、開業医によって入力される。これらのバージョンは、開業医のコンピュータに設置するのに適している。このバージョンのサブバージョンは、誤差の分率を自動的に決定する。患者のコンピュータ、又はウェブサイトに適しており、インシュリンポンプ、又は多重毎日注射又は吸入インシュリン用のキットを有する患者が使用する。
本開示の各種のアスペクトは、開示された実施形態の下記の詳細な説明の検討から、また添付の図の参照によって、より明確に理解され、かつ、評価され得る。
1.目次
本発明は、患者のための毎日のインシュリン投与スケジュールを含む各種のインシュリン投与速度及び糖質対インシュリン比(複数も可)を決定するのに使用するアルゴリズムのセットである。「フロートアルゴリズム」は、ここで述べる全ての好適な実施形態に適用される。以下の目次に示される記述は、先ず、「実施形態」(ポンプ又は MDI)によって、次いで「バージョン」(毎日更新又は多重日間のデータ)によって、最後に、「アルゴリズム 」(基礎フロート1、食事インシュリンフロート1、等)によって分類してある。
1. 目次
2. サフィックス及び時間インデクス
3. 用語集
4. 一般的な誘導
4.1 糖質対インシュリン比、CIR、の変更
4.2 いくつかの重要な式
4.2.1 従来のインシュリンの命名
4.2.2 増強インシュリンの命名
4.2.3 概要
4.3 2レベル基礎システム、及びKf計算器
4.3.1 統計的相関関係
4.3.2 平均値算出
5. インシュリン送達システムのタイプ
6. バージョン、実施形態、アルゴリズムによる説明
6. 1. 毎日更新を使用するバージョン
6.1.1 予備的な誘導
6.1.1.1 時間区間及び調整インシュリン
6.1.1.2 KrxInsl: インシュリン変更の大きさを支配する
6.1.2 ポンプ(タイプ E)について
6.1.2.1 基礎対合計比:
6.1.2.2 基礎フロート1、(deMealIns は、eMealIns 又は Carbs に比例する)
6.1.2.3 基礎フロート2、(区間の外側からのdeMealIns 値)
6.1.2.4 食事インシュリンフロート1
6.1.2.5 6.1.1.2 及び 6.1.1.3 の概要
6.1.2.6 食事フロート2 (誤差として AMCorIns(i) を使用)
6.1.3 多重投与量注射(MDI)及び吸入インシュリンについて
6.1.3.1 基礎フロート1、(MDI 又は吸入インシュリンには使用しない)
6.1.3.2 基礎フロート2、(dMealIns の値は、区間の外側からのものである)
6.1.3.3 食事インシュリンフロート1
6.1.3.4 6.1.3 の概要
6.1.3.5 食事インシュリンフロート2、(AMCorIns(i) を誤差項として使用)
6.1.4 省略された BG
6.1.5 修正大量瞬時投与計算器
6.1.6 患者のスケジュールの変更
6.2 多重日間のデータを用いるバージョン
6.2.1 開業医用の多重日間のデータ(DIGITAL AD VISOR)
6.2.1.1 ポンプについて
6.2.1.1.1 ポンプタイプ D 及び E
6.2.1.1.1.1 基礎フロート1、(deMealIns は、eMealIns 又は Carbs に比例する)
6.2.1.1.1.2 基礎フロート2、(多重日間のデータに使用しない)
6.2.1.1.1.3 食事インシュリンフロート1
6.2.1.1.1.4 6.2.1.1.1.1 及び 6.2.1.1.1.3 多重日間のデータ、タイプ D ポンプの概要
6.2.1.1.1.5 食事インシュリンフロート2 (AMCorIns を誤差として使用する )
6.2.1.1.2 ポンプタイプ C
6.2.1.1.3 ポンプタイプ B
6.2.1.1.4 ポンプタイプ A
6.2.1.2 皮下多重投与量及び吸入インシュリン
6.2.1.2.1 基礎フロート1
6.2.1.2.2 食事インシュリンフロート 1
6.2.1.2.3 食事インシュリンフロート2 (誤差として AMCorlhs(i) を使用する)
6.2.1.3 deRxInsl の限定ドメイン及び多重日間のデータバージョンの安全ネット公式
6.2.1.3.1 deRxInsl の限定ドメイン
6.2.1.3.2 安全ネットの公式
6.2.1.3.2.1 基礎フロート1について
6.2.1.3.2.2 食事インシュリンフロート1について
6.2.1.3.2.3 食事インシュリンフロート2(誤差として AMCorIns(i) を使用 する)について
6.2.2 自動多重日間のデータ(DIGITAL ADVISOR)
6.2.2.1 deRxInsl の自動化
6.2.2.2 deMealIns の自動化
6.2.2.3 ポンプタイプA 用 CIR の自動四捨五入
6.3 非フロートアルゴリズム
7. 時間区間
7.1 日間の最後のエントリーを見出す
2. サフィックス及び時間インデクス
本発明では、24時間の日間は、複数の時間区間に分割可能である。時間区間の境界は、time0、time1、time2、等のやり方で番号を付ける。これらの時間境界は、一般的に、time(i) と称し、ここで、「i」は、「時間インデクス」を表わす。
時間区間、dt(i)、は、隣接する時間境界を減算することによって見出される。すなわち、
dt(i) = time(i+1) - time(i) (8)
各時間区間には、上記のように、その上流の時間境界と同じ番号が付けられる。
なお、零時を囲む区間については、特に言及が必要である。
dt0 = 24 + time1 - Tmax (9)
ここで、Tmax は、日間における最後の時間境界であり、一般に就寝時間である。Tmax を見出す方法は、後のセクションで説明する。
時間境界は、一般に、(ポンプ)基礎速度の変更によって、あるいは、平均食事時間の変更によって定義づけられる。開業医は、基礎速度の変更、食事時間、BG試験、調整インシュリン大量瞬時投与、及び 食事インシュリン大量瞬時投与が、すべて、これらの時間境界で起こるように患者のスケジュールを立てることが多い。この実践は、必須ではないが、本発明での使用が望ましい。基礎速度は、時間区間と同じ番号が付けられ、したがって、BR1 は、time1 と time2 との間に属するものである。
他のパラメータ(基礎速度以外の)は、正確な時間境界で識別されるが、実際の使用においては、患者は、そのような厳密なスケジュールに従うことが要求されない。したがって、別の一組の時間期間(区間と区別するため「ビン」と称する)が必要であり、これらのそれぞれは、時間境界を包絡する。「時間境界で」生ずると言われるパラメータは、実際には、ビン内で生じ、ビンにより包絡された時間境界と同じインデクス番号が与えられる。試験及び大量瞬時投与は、これらの 「時間境界ビン」に分類できる。多重日間のデータバージョンの場合は、これは、血糖メータ及びインシュリンポンプのソフトウェアをダウンロードすることによって処理されることが最も多く、該ソフトウェアでビンスケジュールが立てられる。毎日更新バージョンの場合には、一次時間区間の中点を用いて、これらの ビンの境界を定義してよい。
時間境界調整インシュリンは、前の区間内のインシュリン誤差を測定し、したがって、第 i 区間についてパラメータを計算する場合は、インシュリン誤差は、「TBCorIns(d,i+1)」となることに注目されたい。
時間区間のスケジュールに従わないパラメータには、時間区間インデクスの整数がない。多重日間のバージョンでは、これらのパラメータには、いかなるインデクスも全くない。
毎日更新バージョンでは、全てのパラメータに、「d」、「d-1」、等の日間のインデクスが、BF(d,i) 又は TDD(d) の様式で与えられている。
図1及び図2は、バージョン 6.2.1.1.1の好適な入力フォームの2頁、ポンプ D用の多重日間のデータバージョン、を示す。図1は、対話に単一の値を有するインデクスのないパラメータを示す。図2は、時間区間のインデクス付きパラメータを含む時間区間を示す。
一意の日付及び時間に係るパラメータは、関数フォーム、すなわち、「parameter(t)」で表わす。ここで、これらのうちのいくつかは、説明のための誘導の際に出てくるが、本発明では一つも用いない。
3. 用語集
平均糖血症インデクス(Average Glycemic Index)(AGI):平均糖質の場合、2時間以内に血液に入るグルコースのグラム数を糖質中の糖の合計のグラム数で割った比。この数字については、研究が発表されており、60%〜90%の範囲である。
AIM 公式(AIM Formulas):「正確なインシュリン管理(Accurate Insulin Management)」のアクロニム(Ref 1 参照。これは、ここで完全に発表するかのようにして、引用により組み込んである)。一組の統計的に誘導された公式を用いて、患者のための三つのパラメータを推定する。三つの公式がある。それぞれにおいて、定数(「K」で始まる)は、統計的に求めた。
BasalAIM = Kb*TDDavg (10)
CFaim = Kcf / TDDavg (11)
CIRaim = Kcir * BodyWeight(lbs) / TDDavg (12)
これらの定数の値は、新しい研究が行なわれるにつれて、刻々に変更される。
最新の値(Ref1 参照)は、Kb = 0.48, Kcf = 1700, Kcir = 2.8 である。
食後調整インシュリン(After-Meal Corrective Insulin):第 i 区間において、前日、食事後に(食後に)行なわれた調整大量瞬時投与(毎日更新バージョン)。
AMCorIns(d-1,i):「食後調整インシュリン」:第 i 区間において、前日、食事後に(食後に)行なわれた調整大量瞬時投与(毎日更新バージョン)。
AMCorIns(i):「第 i 時間区間の食後調整インシュリン」。第 i 時間区間において、食事後に(食後に)行なわれた調整大量瞬時投与の平均(多重過去日間のバージョン)。
基礎速度(Basal Rate): 基礎インシュリンが投与される(インシュリン単位/時間)での速度。
基礎速度フロート(Basal Rate Float):CIR 又は食事インシュリンは、開業医又は推定公式によって決定され、かつ、BR は、合計の必要な変更、dRxInsl (増強又は従来)から食事インシュリン(増強又は従来)の変更を引くことによって求められる。
Basal(d):「基礎インシュリン」。現在の日間の基礎インシュリンであって、本発明による基礎速度から計算される。(毎日更新バージョン)
Basal(d,i):現在の日間及び時間区間の基礎インシュリン(毎日更新バージョン)。
Basal(i):時間区間の基礎(多重日間のバージョン)。
基礎(Basal):「基礎インシュリン」。1.一般的な定義: ポンプによって連続的に投与されるインシュリン又は手動で注射されるインシュリンであって、その特殊な化学的組成によって、長時間体内に留まる。 2.コンピュータ変数: 日間中に投与された基礎インシュリンの現在の合計であって、基礎速度から計算される。
SUM(Basal(i)) は、日間に亘って本発明により計算される。(多重日間のバージョン)
BasalTot:「基礎インシュリン合計」。開業医との対話の時点で、ポンプにプログラムされた現在の基礎インシュリン投与量。ポンプにより計算される。基礎に等しいはずである。(多重日間のバージョン)
BG(i):日間中のほぼ同じ時間境界、time(i)、での、数日間に亘る血糖試験の平均であって、グルコースメータのダウンローディングソフトウェアにより計算される。(多重日間のバージョン)
BGmean:最後の対話以来の又は分析されているカレンダー期間における血糖試験の総合的な平均であって、BG メータのダウンローディングソフトウェアにより計算される。(多重日間のバージョン)
BGpd:「一日間当りの BG数」。分析されているカレンダー期間における一日間当りの BG試験の平均数。(多重日間のバージョン)
BGsd(i):「第 i 時間区間の BG 標準偏差」であって、BG メータのダウンローディングソフトウェアから得られる。(多重日間のバージョン)
BGsd:「BG標準偏差」であって、研究しているカレンダー期間に亘る。BG メータのダウンローディングソフトウェアから得られる。(多重日間のバージョン)
BG、血糖濃度(Blood Glucose Concentration):これらの試験は、日間中、一般に時間境界で、数回自己投与で行なわれる。現在の技術水準では、それらは、血糖メータ内の試験ストリップに一滴の血液を置いて測定する。メータは、値と時間をメモリーに記憶する。開業医/患者の各対話において、値は、一般に血糖メータのメモリーからソフトウェアによってダウンロードされ、該ソフトウェアは、データポイントをグラフにし、BGmean で表わされる総合的な平均値、及び BG(i) で表わされる時間境界平均を含むいくつかの値を計算する。BG メータのいくつかのモデルは、インシュリンポンプにリンクして、組み合わされ、かつ、一体化されたデータのダウンロードを行なうことができる。
ビン(Bin):一次時間区間システムの時間境界を包絡する時間期間。ビン内で行なわれるいかなる BG 試験又は大量瞬時投与も、それがあたかも時間境界上で行なわれるかのように処理される。
大量瞬時投与(Bolus):(語源はボールの意のラテン語)。患者によって注文された短い経過時間内に注入されるインシュリンであって、基礎インシュリンとは区別される。基礎インシュリンは、連続的に、かつ、自動的に、予めプログラムされたポンプによるか、あるいは、遅効性のインシュリンの注射によって、ゆっくりと注入される。
Bolus Time Period(i) (大量瞬時投与時間期間(i)):大量瞬時投与は、時間境界によって識別されるが、それらのタイミングには、可変性がある。これを解消するには、大量瞬時投与時間期間のシステムを使用する。このシステムには、正規の基礎区間の境界の間を揺動方式で交番する境界を有し、大量瞬時投与時間期間内に入るいかなる BG 又は大量瞬時投与も、正確に正規の基礎時間境界上で行なわれると、自動的に見なされる。
Boli(i):「大量瞬時投与インシュリン」。時間区間の食事インシュリン + 調整インシュリンの平均和であって、連続的ではなく大量瞬時投与で投与されるので、このように呼ばれる。(多重過去日間のバージョン)
BoT:「基礎対合計(Basal over Total)」、基礎 / TDD。
BoT(d):日間の「基礎対合計(Basal over Total)」基礎 / TDD。
BoTFbk:「基礎対合計、フィードバック(Basal over Total, Feedback)」。毎日更新バージョンのパラメータ。この係数に日間の提案されたインシュリン変更を掛けると、基礎に対する変更の量が生ずる。
BoTTgt:「基礎対合計、目標(Basal over Total, Target)」。基礎 / TDD の必要な値(毎日更新バージョン)。
BoTTgtRec:「基礎対合計、推奨目標(Basal over Total, Target Recommended)」。BoTTgt の推奨値(毎日更新バージョン)。
BR(d,i):第 i時間区間の「基礎速度」。基礎インシュリンが送達される速度の現在の設定値。この速度は、日間中、数回変更できるようポンプでプログラム可能である。(毎日更新バージョン)
BR(i):時間区間の「基礎速度」。基礎インシュリンが送達される速度の現在の設定値。この速度は、日間中、数回変更できるようポンプでプログラム可能である。(多重日間のバージョン)
BRavg:「基礎速度平均(Basal Rate Average)」、基礎 / 24
BRavgRec:「推奨基礎速度平均(Basal Rate Average Recommended)」
BRf:「基礎速度、空腹時の(Basal Rate, Fasting)」。前の12時間以内にいかなる食事も消費されず、かつ、遅発睡眠区間で測定が行なわれていない(夜明け前効果の合併症を避けるため)場合に、患者の血糖が目標範囲に維持されるであろうBR。
BRkey:「キー基礎速度」。他の基礎速度がそれにペグされている。
BRlateSlp:「遅発睡眠時間区間における基礎速度」。
BRrec(i):「第 i 時間区間の推奨基礎速度」。本発明により計算される。(多重過去日間のバージョン)
BRreliable: 関連 BG 試験等の信頼性、高頻度のために選ばれた一組の基礎速度データ。Kf 計算器と共に使用する。
BRrx(i):「第 i 時間区間の基礎速度、処方 」。開業医が、症例を観察後、患者に与える値。(多重過去日間のバージョン)
BRsimilar:空腹時の基礎速度に類似あるいは近接させるために選ばれた一組の基礎速度データ。Kf 計算器と共に使用する。
糖質対インシュリン比(Carbohydrate-to-Insulin Ratio)(CIR 参照): 個人化された変換定数、現在値。
カーブカウンティング(Carb-Counting): 先ず、ほぼ消費されるべき食事中の糖質のグラム数を数え、次いでCIR で割ることによって食事インシュリンを求める手法。
Carbm:「修正糖質グラム数」、演習を組み込んでいる大量瞬時投与計算器で使用される。
Carbs:「糖質のグラム数」
CarbSh(i):「カーブシェア」。ほぼタイプAのポンプで使用する場合は、実際の糖質のグラム数又は15gの「エクスチエンジ」を用いる。タイプAのポンプで、MealIns(i)5 用のメモリー無しで、使用する場合は、このパラメータは、各時間区間内で消費される糖質の相対的な大きさの、開業医の、又は、患者の推定値である。タイプAのポンプの場合は、パラメータが、合計、CarbShTot のパーセントとしてのみ使用されるので、いかなる単位でも許容できる。単位の例: 糖質のグラム数 (望ましい)、合計のパーセント、食事インシュリンの単位(CIR が一定の場合)。(多重日間のバージョン)
CarbShTot:「カーブシェア合計」、CarbShTot = sum(CarbSh(i)) として計算される。
CF:「補正係数」。補正大量瞬時投与を計算するのに使用される個人化された係数。CorBol(t) 及び AIM 参照。
〜に対する変更:「処方インシュリンに対する変更」、「基礎インシュリンに対する変更」、「増強食事インシュリンに対する変更」のように使われる。この語句は、指定された量の、最後の測定値から推奨値への提案された変更を表わす。毎日更新バージョンの場合、これは、ある日間から翌日への変更である。多重日間のデータバージョンの場合、これは、過去のカレンダー期間に亘る平均から推奨値への変更である。変更を表わすディジタル変数は、微積分におけるような小文字の「d」をその前に置く。
CIR(d,i):「糖質対インシュリン比」。現在の日間における時間区間 dt(i) の CIR。(毎日更新バージョン)
CIR(i):「糖質対インシュリン比」。現在の日間における時間区間 dt(i) の CIR。(多重過去日間のバージョン)
CIR:「糖質対インシュリン比」。個人化された変換定数、現在値。
CIR =(消費された糖質の重量)/(糖質を代謝するのに必要なインシュリン) (13)
MealBol(t)、及び AIM 参照。このパラメータの計算は、PumpMaster の重要目標の一つである。(多重過去日間のバージョン)
CIRrec(i):「糖質対インシュリン比、時間区間の推奨」。(多重過去日間のバージョン)
CIRrec:「糖質対インシュリン比、推奨」。(多重過去日間のバージョン)
CorBol(t):「一意的な日付及び時間における調整大量瞬時投与」。患者は、定期的に彼の/彼女の血糖濃度を試験する。それが高すぎる場合は、患者は、次の公式により、インシュリンの大量瞬時投与を計算する。
CorBol(t) = (BG(t) - 目標) / CF (14)
ここで、目標とは、必要な BG レベルであり、CF は、個人化された補正係数である。
CorIns(i):「調整インシュリン」。「食後」及び「時間境界」の時間を含む区間内の全ての時間における CorBol(t) の和。(多重過去日間のバージョン)
CorIns(d,i):「調整インシュリン」。現在の日間中の「食後」及び「時間境界」の時間を含む区間内の全ての時間における CorBol(t) の和。(多重過去日間のバージョン)
CorTot(d):「調整インシュリン合計」。現在の日間内の全ての時間における調整インシュリンの和。(毎日更新バージョン)
CorTot:「調整インシュリン合計」。日間内の全ての時間における調整インシュリンの和の平均。(多重過去日間のバージョン)
dBasalAuto:dBasal の自動化されたバージョン。(自動多重日間のバージョン)
dBaslToAIM:BasalAIM 値を達成するのに必要な基礎の変更。
deMealIns(d,i):現在の日間の時間区間の「増強食事インシュリンの変更」。(毎日更新バージョン)
deMealIns(i):時間区間の「増強食事インシュリンの変更」。(多重過去日間のバージョン)
deMealIns:日間全体の「合計の増強食事インシュリンの変更」。(多重過去日間のバージョン)
deMealInsAuto:dEmealIns の自動化されたバージョン。(自動多重日間のバージョン)
deRxInsAuto:「増強処方インシュリンの変更、自動」、自動的に推定される。(自動多重日間のバージョン)
deRxInsl(d,i):「現在の日間の時間区間における増強処方インシュリンの変更」(毎日更新バージョン)
deRxInsl(i):「時間区間における増強処方インシュリンの変更」(多重過去日間のバージョン)
deRxInsl:「合計の日間の増強処方インシュリンの変更」(多重過去日間のバージョン)
deRxInslld(i):「増強処方インシュリンの変更、区間内の大ドメイン」。「安全ネット(Safety-Net)」公式。deRxInsl(i) の二つの公式のうちの一つ。(多重日間のバージョン)
deRxInslsd(i):「合計の増強処方インシュリンの変更、小ドメイン」。「安全ネット(Safety-Net)」目的の deRxInsl(i) の二つの公式のうちの一つ。(多重日間のバージョン)
dt(i):「時間の差」。「第 i」時間区間の長さ。
睡眠初期の時間区間(Early-Sleep Time Interval):就寝時間で始まり睡眠中期(Mid-Sleep)時間境界で終る時間区間。大部分の糖尿病患者は、就寝時間にスナックを摂らないよう奨励され、かつ、ほぼ午前3時に睡眠中期 BG を行なうよう奨励される。このアドバイスが守られる場合は、睡眠初期の時間区間により、他の多くの時間区間の基礎となる真の「不活性の基礎速度」、BRf、の良好な指示が得られる。
eMealIns(d,i):「時間区間の増強食事インシュリン」。現在の日間の時間区間 dt(i) 中の食事大量瞬時投与プラス食後調整大量瞬時投与の和。(毎日更新バージョン)
eMealIns(i):「時間区間の増強食事インシュリン」。時間区間における食後インシュリンプラス時間境界調整インシュリンの和の多重日間平均。(多重過去日間のバージョン)
eMealInsRec(d,i):「現在の日間及び時間区間に推奨された増強食事インシュリン」。(毎日更新バージョン)
eMealInsRec(i):「時間区間の増強食事インシュリン、推奨」。本発明により計算される。(多重過去日間のバージョン)
eMealInsTot(d):「現在の日間の増強食事インシュリン合計」。現在の日間中の eMealIns(i) の和。(毎日更新バージョン)
eMealInsTot:「増強食事インシュリン合計」。数日間に亘り平均された日間全体中の MealIns(i) の和プラス食後調整インシュリンの和。(多重日間のバージョン)
増強(Enhanced):ある修正された可変システムを記述するのに使用される語で、該システムでは、食後調整インシュリンが、食事インシュリンの一部として組み込まれている。
eRxInsl:「合計の日間の増強処方インシュリン」。TDD のサブセットは、次のように定義される。すなわち、日間中の増強食事インシュリン + 基礎インシュリンの和。それは、一般に開業医による「処方」である。本発明は、それを自動的に計算する方法を提案する。
ExerCarbs:「演習カーブ」。糖質のグラム数での演習と等価の語。
FInsAuto:dRxInsAuto を限定する乗数。(自動多重日間のバージョン)
固定した食事(Fixed-Meal):カーブカウンティング以外の、食事インシュリンを決定する別のより簡単な手法。固定した量のインシュリンが先行する固定したメニューの食事を摂ることが含まれる。
フロート(Float):二つの主要なパラメータ、EmealIns 又は BR、のうちの一つに対する変更が、開業医によって推定又は決定され、かつ、他のパラメータに対する変更が、インシュリンの合計の必要な変更から、推定されたインシュリンの変更を引くことによって求められるアルゴリズム。「フロート状態の」パラメータとは、引算によって求められるそれである。
GlycemicIndex:消費後2時間以内に糖質から利用できるカロリーの、糖質における合計のカロリーに対する比。糖質の種類が異なれば異なる。
対話(Interaction):「患者/開業医の対話」。包括的な語で、人対人の対話、及び、患者のパラメータが再調整される遠隔通信ベースの対話が含まれる。
区間(Interval):日間は、患者のインシュリン投与が、日間全体に亘り変更できるよう、また、時間依存ベースで分析できるよう、時間区間に分割される。区間は、一般に基礎速度変更の時間で境界がつけられる。
Kb:推定された基礎の公式で使用される統計的に導き出された定数。「AIM」公式の最新の出版物は、Kb=0.48 (Ref 1) の最新の値を記載している。下記の公式で使用される。
基礎 = Kb*TDDavg (15)
Kcf:推定された CF の公式で使用される統計的に導き出された定数。「AIM」公式(Ref 1)の最新の出版物は、Kcir=1700 の最新の値を記載している。下記の公式で使用される。
CF = Kcf / TDDavg (16)
Kcir:推定された CIR の公式で使用される統計的に導き出された定数。「AIM」公式(Ref 1)の最新の出版物は、Kcir=2.8 の最新の値を記載している。下記の公式で使用される。
CIR = Kcir*BodyWeight / TDDavg (17)
KcirW:推定された CIR の公式で使用される定数。最新の出版物は、Kcir=500 の最新の値を記載している。下記の公式で使用される。
CIR = KcirW / TDDavg (18)
Kcycle:指定された数の日間(Ncycle)において、それによって CorTot を減らしたいと思う分率を表わす定数。(毎日更新バージョン)
Keyb:「キー基礎速度」におけるように、依存できるデータを有すると考えられ、かつ、その BR も、他の区間に使用されている区間の識別子。
Keyc:「キー CIR」におけるように、依存できるデータを有すると考えられ、かつ、その CIR も、他の区間に使用されている区間の識別子。
Kf =「K空腹時」。定数<1。空腹時の基礎速度の、選択された「信頼できる」基礎速度に対する比。
Kf = BRf / BRreliable (19)
Kmauto:「K 食事、自動」。その目的が deMealIns を決定することである1に等しいか又は1より小さい正の定数。(自動多重日間のバージョン)
Kfbk:「K Feedback」。BoTFbk の公式における定数であって、目標値に対する基礎対合計比の収斂の速度(日間数)を調整するもの。(毎日更新バージョン)
KrxInsl:その目的が dRxInsl を限定することである1に等しいか又は1より小さい正の定数。(毎日更新バージョン)
KrxInslMax:deRxInsl/TBCorTot の最大許容値。(多重日間のバージョン)
睡眠後期の時間区間(Late-Sleep Time Interval):(夜明け前の時間区間と同じ)。睡眠中期の時間境界で始まり、朝食の時間境界で終る時間境界。この時間区間は、「夜明け前効果」で特徴付けられ、該夜明け前効果は、一般に予想されているであろうインシュリンの量よりも幾分より多いものを必要とする。この効果は、成長ホルモンの放出に繋がると思われる。この時間区間は、全ての時間区間の中で、カーブフリーであることの信頼性が最も高いものである。それは、たとえ夜明け前効果のための候補でないとしても、「不活性の空腹時の基礎速度」のための最善の候補ではあろう。
食事インシュリン(Meal Insulin): 「大量瞬時投与」で摂られるインシュリンであって、糖質の消費と同時にあるいは直前に摂られるもの。
食事インシュリンフロート(Meal Insulin Float):BR は、開業医によって、あるいは、推定値の公式によって決定され、また、食事インシュリン(増強又は従来)は、合計の必要な変更、dRxInsl(増強又は従来)から基礎の変更を引くことによって求められる。次いで、CIR の変更は、食事インシュリン(増強又は従来)から求められる。この タイプのフロートの使用は、基礎速度をより一様に保持することを可能にする。これは、患者が食事を省略した場合に役に立つ。
MealBol(t):「一意的な日付と時間における食事大量瞬時投与」。患者は、食事する場合、消費される糖質のグラム数を計算し、下記の公式により、インシュリン大量瞬時投与を計算する。
MealBol(t) = (糖質の gm) / CIR (20)
ここで、CIR は、個人化された糖質対インシュリン比である。
MealIns(d,i) = 時間区間内の食事インシュリン。(毎日更新バージョン)
MealIns(i) = 時間区間内の食事インシュリン。(多重過去日間の更新バージョン)
MealInsTot = 一日間における食事インシュリンの合計
NBGs(i):分析されているカレンダー期間に亘る「時間区間における BG の数」。(多重日間の更新バージョン)
NBGs:「BG の数」。最後のダウンロード以来の又は分析されているカレンダー期間における、BG メータの BG 試験の合計の数。(多重日間のバージョン)
Ncycle:インシュリン誤差の分率 Kcycle が除去されるまでの日間数。(毎日更新バージョン)
NDbg:「血糖の日間数」。分析されているカレンダー期間におけるBG 試験の日間数。(多重日間のバージョン)
ペグする(Peg):(動詞)。定数に等しい一区間におけるパラメータ(CIR 又は BR)を別の区間における同じパラメータに乗じて設定すること。該パラメータは、キー区間に「ペグされる」という。一般に、該定数は、開業医による調整日間におけるパラメータ同士の比に等しく、したがって、その後、同じ比が維持される。
ペン(Pen):ポケットポータブルなインシュリン送達装置であって、筆記用具に似ているのでそのように名付けられた。
PmPctBGsd:量(BGsd/BGmean)のデータベース「母集団」平均値であって、deRxInsl の自動化で使用される。(自動多重日間のバージョン)
開業医(Practitioner):糖尿病患者のパラメータを分析し、インシュリン投与量投与計画を処方する医師又は看護婦。
夜明け前時間区間(Pre-Dawn Time Interval):(睡眠後期の時間区間に同じ)
PsdPctBGsd:量(BGsd/BGmean)のデータベース「母集団」標準偏差であって、deRxInsl の自動化で使用される。(自動多重日のバージョン)
信頼できるデータセット(Reliable data set):この語は、あるパラメータについての統計が良好、すなわち、BG 試験の頻度が高く、標準偏差が低い区間又はデータを示すのに特に用いられる。
RxInsl:「合計の日間の処方インシュリン」。TDD のサブセットで、日間中の食事インシュリン + 基礎インシュリンの和と定義される。調整インシュリンとは違って、開業医により処方される。
同様のデータセット(Similar data set):この語は、統計的に求めている値に近いパラメータを有していそうに思われるデータセットを示すのに特に用いられる。
Swtch:「スイッチングパラメータ」。2値パラメータで、その目的が、いくつかのドメイン限度に対して deRxInsl を評価し、deRxInsl(i) の二つの「ドメイン」式の間を移行することであるもの。(多重日間のバージョン)
目標(Target):総称。必要な結果を表わすフィードバックアルゴリズムで使用される数字。
TargetAM:「食後の目標血糖」。調整インシュリンは、患者の BG が、TargetAM からどのくらい高いかによって計算される。CorBol 参照。
TargetTB:「食前の目標血糖」。調整インシュリンは、患者の BG が、TargetTB からどのくらい高いかによって計算される。CorBol 参照。
目標基礎対合計比(Target Basal-to-Total Ratio):毎日の基礎インシュリンを合計の毎日のインシュリンで割った必要な値。フィードバックアルゴリズムで用いられる。
TBCorIns(d-1,i+1):「時間境界調整インシュリン」。患者は、一般に、彼の/彼女の BG を時間境界で試験するよう指示される。このパラメータは、前日に時間境界、time(i+1)、で、あるいは、その近くで摂られた調整インシュリンの合計である。(毎日更新バージョン)
TBCorIns(i+1):「第 (i+1) 時間区間における時間境界調整インシュリン」。患者は、一般に、彼の/彼女の BG を時間境界で試験するよう指示される。このパラメータは、時間境界、time(i+1)、で、あるいは、その近くで摂られた調整インシュリンの合計の数日間に亘る平均である。(多重過去日間のバージョン)
TBCorTot(d):「現在の日間の時間境界調整インシュリン合計」。(毎日更新バージョン)
TBCorTot:「時間境界調整インシュリン合計」。日間全体に亘る TBCorIns(i) の和。(多重過去日間のバージョン)
TDD(d-1): インシュリンの「合計の毎日投与量」。患者が前日中に受け取ったインシュリンの合計の量。(毎日更新バージョン)
TDDavg:「インシュリンの合計の毎日投与量、平均」。数日間の TDD の平均。(多重過去日間のバージョン)
Time(i):「第 i」時間境界。
時間境界調整インシュリン(Time-Boundary Corrective Insulin): 時間区間の境界、あるいは、その近くで行なわれた調整インシュリン大量瞬時投与。一般に、BG 試験は、時間境界で(次の区間が食事区間である場合は、食事直前に)行なわれ、調整大量瞬時投与は、この BG 試験から計算される。
TimeLabel(i):各時間境界を標識化する短いテキストフレーズ。PumpMaster は、いくつかの標準エントリを提供する。すなわち、睡眠中期(Mid-Sleep)、朝食前(Pre-Breakfast)、昼食前(Pre-Lunch)、夕食前(Pre-Supper)、就寝時間(Bedtime)、スナック(Snack)、及び基礎速度変更(Basal Rate Change)である。
Tmax:患者の最後の時間境界。一般に就寝時間。
4. 一般的な誘導
4.1 糖質対インシュリン比、CIR、の変更
CIR の定義は、二つの異なるやり方で、すなわち、現在の状態に適したやり方、及び、糖質は変わらないと仮定しての、推奨としてのやり方で、再編成することができる。
カーブ = CIR*食事インシュリン (21)
CIRrec = カーブ / 推奨食事インシュリン (22)
食事インシュリン又はカーブが既知でない場合は、微分法を使用できる。
CIRrec = CIR + dCIR (23)
下記の公式で使用すべき食事インシュリンについては、CIR の導関数が必要である(導関数は括弧内)。
dCIR = (dCIR / d食事インシュリン)*d食事インシュリン (24)
及び、
d食事インシュリン = dCIR / (dCIR / d食事インシュリン) (25)
下記の誘導は、食事インシュリンの変更 d(食事インシュリン) を生ずるdCIR、すなわち、CIR の変更を計算するための公式に至るものである。導関数を計算又は推定するには、いくつかのやり方がある。それらを得るためには、先ず、CIR の定義から始める。
CIR = カーブ / (食事インシュリン) (26)
微積分法を用いて次のように微分する。
(dCIR/d食事インシュリン) = - カーブ / (食事インシュリン)2 (27)
式 (21) を式 (27) に代入して下記の式を得る。
(dCIR/d食事インシュリン) = - CIR / (食事インシュリン) (28)
これは、CIR に依存する導関数の推定である。統計的研究からの相関関係を代入することによって、式から CIR を消去することができる。例えば、AIM 相関関係 (Ref 1) を用いると、下記のようになる。
CIR = Kcir*BodyWt / TDDavg (29)
ここで、Kcir は、統計的に求められる定数である。
これを CIR について式 (28) に代入すると、下記の一般式を得る。
(dCIR / d食事インシュリン) = - (Kcir*BodyWt / TDDavg) / (食事インシュリン) (30)
食事インシュリンが、利用できない場合は、次のように計算できる。
食事インシュリン = TDDavg - 基礎 - 調整インシュリン (31)
したがって、
(dCIR/d食事インシュリン) = - (Kcir*BodyWt / TDDavg) / (TDDavg - 基礎 - 調整インシュリン) (32)
AIM の統計的な研究は、基礎が、TDDavg の1/2よりやや小さいことを示している。調整インシュリンは、一般に小さく、したがって、食事インシュリンは、TDDavg の約1/2である、と言える。したがって、式 (30) から、下記の式が導かれる。
(dCIR / d食事インシュリン) = - (Kcir*BodyWt*2 / TDDavg2) (33)
そして、最終的には、
dCIR = - (Kcir*BodyWt*2 / TDDavg2)*d食事インシュリン (34)
別の相関関係 (Ref 2) では、CIR=Kcirw/TDD が推定され、同様の手順で、下記の式が導かれる。
dCIR = - (Kcirw*2 / TDDavg2)*d食事インシュリン (35)
食事インシュリン、dMealIns、の変更は、次のように得ることができる。
dMealIns = MealInsNew - MealInsOld (36)
dMealIns = カーブ*(1 / CIRnew - 1 / CIRold ) (37)
これは、開業医が入力してもよい。
4.2 いくつかの重要な式
4.2.1 従来のインシュリンの命名
異なるタイプのインシュリンを示す上記のセクションは、変数名を用いて下記のように書き直す。
ここで次の定義を想起されたい。
RxInsl: 処方インシュリン、
TBCorTot: 合計の日間の時間境界調整インシュリン、
AMCorTot: 合計の日間の食後調整インシュリン
CorTot: 合計の日間の調整インシュリン
TDD = RxInsl + CorTot (38)
ここで、RxInsl = 基礎 + MealIns (39)
変更が小さい場合は、
dRxInsl = dBasal + dMealIns (40)
時間区間内では、同様の式が当てはまり、
RxInsl(i) = Basal(i) + MealIns(i) (41)
dRxInsl(i) = dBasal(i) + dMealIns(i) (42)
本発明は、下記の思想を組み込んでいる。すなわち、合計の日間の調整インシュリン、CorTot、は、患者の処方インシュリン内の「誤差」を表わしており、目標は、CorTot=0 である。開業医(又は自動アルゴリズム)は、除去すべき CorTot の量を決定する。この量は、「合計の処方インシュリンの変更」の語をまねて、dRxInsl と呼ばれている。この変更を行なうことによって、プログラムは、CorTot を、前以って間接的に日間において減少させることができる。dRxInsl は、下記のように、バージョンによって別様に決定することができる。
毎日更新バージョン: KrxInsl は、1に等しいか又は1より小さい予め決められた定数であり、以下に示すようなやり方で dRxInsl を設定するのに用いる。
dMealIns + dBasal = dRxInsl = KrxInsl*CorTot (43)

同様に、時間区間内では、
dMealIns(i) + dBasal(i) = dRxInsl(i) = KrxInsl*CorIns(i+1) (44)
毎日更新アルゴリズムの場合、現時点では、KrxInsl = 0.16 であるが、KrxInsl の値は、最適な安全性及び性能に合わせて調整する。
多重日間のデータバージョン:手動サブバージョンでは、dRxInsl は、開業医が、患者/開業医の対話ごとに入力する。値は、KrxInslMax*CorTot の最高値までのいかなる値でも許される。ここで、KrxInslMax は、分率の定数である。
dMealIns + dBasal = dRxInsl <= KrxInslMax*CorTot (45)
各時間区間は、その合計の誤差のシェアに比例して、その「fix」のシェアを次式のように得る。
dMealIns(i) + dBasal(i) = dRxInsl(i) = dRxInsl*(CorIns(i+1) / CorTot) (46)
現時点では、KrxInslMax = 0.5 であるが、KrxInslMax の値は、最適な安全性及び性能に合わせて調整する。
自動サブバージョンでは、dRxInsl は、自動的な方法で決定される(「自動多重日間のデータ(Digital Advisor)」と題するセクションで説明する)。
式 (44) 又は (46) の左辺は、次の二つのやり方のうちの一つで、区間について実行される。これらは、「フロート」と命名されている。
MealIns フロート:
先ず、dBasal(i) を推定する。次いで、本発明により、dMealIns(i) = dRxInsl(i) - dBasal(i) を計算する。dBasal(I) を推定するやり方のうちのあるものは、別の区間から新しい基礎速度を借りて来る。
別のアルゴリズム(例えば、基礎フロート)から基礎速度を推定する。
誤差の指標としてTBCorIns(i) を用いて、時間区間のカーブフリーの後の方の部分から dBasal(i) を推定する。フロートは、誤差として AMCorIns(i) を用いて、区間の第一の部分に対して行なわれる。 (47)
又は、
基礎フロート:
先ず、dMealIns(i) を推定する。次いで、本発明により、dBasal(i) = dRxInsl(i) - dMealIns(i) を計算する。dMealIns(i) を推定するやり方のうちのあるものは、別の区間からMealIns(i) 又は CIR(i) を借りて来る。
dMealIns(i) をCarbSh(i)/CarbShTot と同じ比率で、日間の合計のdMealIns のシェアとして推定する。
dMealIns(i) を MealIns(i)/MealInsTot と同じ比率で、日間の合計のdMealIns のシェアとして推定する。 (48)
4.2.2 増強インシュリンの命名
インシュリンオンボード計算を組み込んでいるタイプのインシュリン送達システムは、患者が、食後調整インシュリン投与(変数名:AMCorIns)を用いるのをより安全にする。「調整」と呼ぶ理由は、調整公式、式 (14) を使用するためである。しかしながら、特定の食事のカーブに対処するのに必要なインシュリンの一部であるので、新しい変数を定義することで食事インシュリンと共に纏めるのがより便利である。
増強食事インシュリン: eMealIns = MealIns + AMCorIns
増強処方インシュリン: eRxInsl = 基礎 + eMealIns
これは、よりよく説明すると、次のようになる。
TDD = eRxInsl + TBCorIns (49)
ここで、eRxInsl = 基礎 + eMealIns (50)
かつ、eMealIns = MealIns + AMCorIns (51)
eMealIns における二つの量は、これらの計算の開始時に加算され、単一の変数として処理される。
変更が小さい場合、
deRxInsl = dBasal + deMealIns (52)
時間区間内では、下記の同様の式が当てはまる。
eRxInsl(i) = Basal(i) + eMealIns(i) (53)
deRxInsl(i) = dBasal(i) + deMealIns(i) (54)
本発明は、下記の思想を組み込んでいる。すなわち、合計の時間境界調整インシュリン、TBCorTot、は、患者の増強処方インシュリン内の「誤差」を表わしており、目標は、TBCorTot=0 である。開業医(又は自動アルゴリズム)は、除去すべき TBCorTot の量を決定する。この量は、「合計の増強処方インシュリンの変更」の語をまねて、deRxInsl と呼ばれている。この変更を行なうことによって、プログラムは、TBCorTot を、前もって間接的に日間において減少させることができる。deRxInsl は、下記のように、バージョンによって別様に決定することができる。
毎日更新バージョン:KrxInsl は、1に等しいか又は1より小さい予め決められた定数であり、以下に示すようなやり方で deRxInsl を設定するのに用いる。
deMealIns + dBasal = deRxInsl = KrxInsl*TBCorTot (55)
同様に、時間区間内では、
deMealIns(i) + dBasal(i) = deRxInsl(i) = KrxInsl*TBCorIns(i+1) (56)
毎日更新アルゴリズムの場合、現時点では、KrxInsl = 0.16 であるが、KrxInsl の値は、最適な安全性及び性能に合わせて調整する。
多重日間のデータバージョン:手動サブバージョンでは、deRxInsl は、開業医が、患者/開業医の対話ごとに入力する。値は、KrxInslMax*TBCorTot の最高値までのいかなる値でも許される。ここで、KrxInslMax は、1に等しいか又は1より小さい分率の定数である。
deMealIns + dBasal = deRxInsl <= KrxInslMax*TBCorTot (57)
各時間区間は、その誤差に比例して、その「fix」のシェアを次式のように得る。
dMealIns(i) + dBasal(i) = deRxInsl(i) = deRxInsl*
(TBCorIns(i+1) / TBCorTot) (58)
現時点では、KrxInslMax = 0.5 であるが、KrxInslMax の値は、最適な安全性及び性能に合わせて調整する。自動サブバージョンでは、deRxInsl は、自動的な方法で決定される(「自動ディジタルアシスタント(Automatic Digital Assistant)」と記述)。
式 (56) 又は (58) の左辺は、次の二つのやり方のうちの一つで、区間について実行される。これらは、「フロート」と命名されている。
MealIns フロート:
先ず、dBasal(i) を推定する。次いで、本発明により、deMealIns(i) = deRxInsl(i) - dBasal(i) を計算する。dBasal(i) を推定するやり方のうちのあるものは、別の区間から Basal(i) を借りて来る。
別のアルゴリズム(例えば、基礎フロート)から Basal(i) を推定する。 (59)
又は、
基礎フロート:
先ず、deMealIns を推定する。次いで、本発明により、dBasal(i) = deRxInsl(i) - deMealIns(i) を計算する。deMealIns を推定するやり方のうちのあるものは、別の区間からeMealIns(i) 又は CIR(i) を借りて来る。
deMealIns(i) をCarbSh(i)/CarbShTot と同じ比率で、日間の合計のdeMealIns のシェアとして推定する。 (60)
deMealIns(i) を eMealIns(i)/eMealInsTot と同じ比率で、日間の合計のdeMealIns のシェアとして推定する。
4.2.3 概要
ある一定のバージョンでは、異なる時間区間は、異なるタイプのフロートを有していてよい。
基礎フロートには、日間における全ての時間区間に使用でき、患者の毎日のルーチンに合わせて容易に変更できるという利点が有る。
食事インシュリンフロートには、基礎速度スケジュールを簡素に保つことができ、食事習慣の変更は、人が、カーブを消費し、食事大量瞬時投与を行なう場合のみ、その変更に取り組む CIR によって処理され得る、という利点が有る。しかしながら、食事インシュリンフロートは、時間区間内に食事を有する時間区間にのみ影響し得る以上、非食事区間には、依然として基礎フロート式を使用しなければならない。
4.3 2レベル基礎システム、及びKf計算器
開業医によっては、「2レベル基礎」スケジュール、すなわち、単一の基礎速度、BRf、(BR空腹時用)を、目覚めの直前の睡眠後期の時間区間を除いた24時間中に割り当てるのを好む人もいる。睡眠後期の区間は、「夜明け前現象」(これは睡眠期間の第二半分中に幾分より多くのインシュリンを必要とする)のために異なっている。したがって、基礎速度は、BRf 及び BRlateSlp の2レベルとなる。BRf を見出すことが重要な仕事になる。
非食事区間は、BRf を求めるのに最善であろう。一般に、非食事区間は、睡眠初期の区間と睡眠後期の区間である。しかしながら、これらのいずれも完全な候補ではない。
睡眠初期の区間は、真に無食事である場合は、最善の BRf 値を与えることになるであろうが、患者は、夜食を摂ることによって、「ごまかす」ことが多い。また、患者は、彼の、又は、彼女の睡眠を中断して、必要な睡眠後期の BG 試験を行なわねばならず、したがって、データは、入手できないことが多い。
睡眠後期又は夜明け前区間は、最も容易に利用でき、かつ、無食事であることが最も多いが、この区間は、「夜明け現象」のため、不適当である。これらのうちのいずれも、BRf のための完全な候補ではない。
本発明は、BRf を計算するためのいくつかのやり方を与えるよう設計された二つの一般化された方法を組み込んでいる。ここでいくつかの命名について説明しなければならない。BRf は、「除外された区間」と呼ばれるいくつかの区間を除く大部分の区間で使用されるよう意図されている。統計的信頼性が良好な一つの区間又は BRのカテゴリーは、「信頼できる」(基礎速度 BRreliable を有する)区間として指名されてよい。別の区間又はデータセットは、「同様の」区間として指名されてよいが、これは、その基礎速度、BRsimilar、が、BRf と同様であるためである。本発明は、二つの一般的な方法を用いて、BRf を得る。
4.3.1 統計的相関関係
BRf は、おなじみの最小2乗公式、すなわち、最近のカレンダー期間に亘る「信頼できる」データと「同様の」データとのペアにされた値を、公式 BRsimilar = Kf*BRreliable にフィットするよう推定された相関定数、Kf、に統計的に関連づけることによって得てよい。
Kf= SUM[(BRsimilar)*(BRreliable)] / SUM[BRreliable2] (61)
相関定数、Kf、は、ひとたび計算されると、これを用いて、「信頼できる」基礎速度の値を、次の開業医の対話までの BRf の値に変換する。
BRf = BRreliable*Kf (62)
4.3.2 平均値算出
BRf は、同じ日あるいは前日からの(毎日更新バージョンの場合)、あるいは、最近のカレンダー期間(多重日間のバージョンの場合)からの BRsimilar データのいくつかのセットを平均することによって得てよい。平均法の平滑化効果は、良好な値を生ずるのに役立つ。
以下、これら二つの方法のいくつかの具体的な用途について説明する。
夜食が全くなかった夜の睡眠初期の BRは、BRsimilar として使用される。これらは、次のカレンダー日間の早朝における、すぐ後の睡眠後期のBR の値とペアにされ、BRreliableとして使用される。後で使用される公式は、BRf = Kf*BRlateSlpである。 (63)
BRlateSlp 以外の BR の平均は、信頼できるデータセットとしての BRlateSlpとペアにされて、同様のデータセットとして指名されてよい。結果として生ずる公式は、式 (63) と同じように見えるが、Kf が異なる。
BRlateSlp を除く全ての BR の平均は、BRf として直接使用してよい。
全ての BR の平均、すなわち、(基礎 / 24)は、BRf として直接使用してよい。
全ての BR の平均、すなわち、(基礎 / 24)は、信頼できるデータセットとしての BRlateSlpとペアにされて、同様のデータセットとして指名されてよい。この場合も、結果として生ずる公式は、式 (63) と同じである。
夜食が全くなかった夜の睡眠初期の BRは、BRsimilar として使用される。これらは、基礎 / 24 の「信頼できる」値とペアにされる。後で使用される公式は、BRf = Kf*基礎 / 24 である。 (64)
BRlateSlp 以外の BR の平均は、信頼できるデータセットとしての全てのBR、すなわち、基礎 / 24 の平均とペアにされて、同様のデータセットとして指名されてよい。結果として生ずる公式は、式 (64) と同じであるが、Kf が異なる。
全ての他の区間(睡眠後期の区間以外の)に対する基礎フロート1の結果の平均は、信頼できるデータセットとしての BRlateSlp とペアにされて、同様のデータセットとして指名されてよい。この場合も、結果として生ずる公式は、式 (63) と同じに見える。
全ての他の区間(睡眠後期の区間以外の)に対する基礎フロート2の結果の平均は、信頼できるデータセットとしての BRlateSlp とペアにされて、同様のデータセットとして指名されてよい。この場合も、結果として生ずる公式は、式 (63) と同じに見える。
全ての他の区間(睡眠後期の区間以外の)に対する食事インシュリンフロート2の結果の平均は、信頼できるデータセットとしての BRlateSlp とペアにされて、同様のデータセットとして指名されてよい。この場合も、結果として生ずる公式は、式 (63) と同じに見える。
このタイプの追加の用途については、以下の本文を通じて言及する。
Kf の一般論
Kf 計算器は、インシュリン送達装置の外部で使用できるようになっており、多重日間のデータバージョンには、特に好適である。患者/開業医の対話時に、開業医が使用できるように設計されている。これは、Kf の正確な値を計算するのに十分なデータポイントが得られるよう、十分な数の夜のディジタルメモリーに依存するからである。
5. インシュリン送達システムのタイプ
以下は、インシュリン送達システムのリストであって、それぞれに適用可能な本発明のバージョンを示してある。
タイプAポンプ:数日間用の TDD 用メモリーを有している。プログラム基礎スケジュール、Basal(i) のメモリーを有している。CF、CIR、CIR(i)、BG(i)、MealBol(t)、MealIns(i)、TBCorIns、AMCorIns、CorBol(t)、又は CorIns(i) 用のメモリーは有していない。したがって、日間の平均組合せ大量瞬時投与は、TDDavg から基礎を引くことによって得て来なければならない。例:Medtronic MiniMed Paradigm 511。
バージョン 6.2.1.1.4:これは、多重日間の累積データを使用する。プログラムは、ポンプの外部である。
タイプBポンプ:タイプ Aのメモリーに加えて、これらは、BG(i)、すなわち、CarbSh(i) 用の実際のカーブ、CIR(i)、CF、及び組合せ大量瞬時投与、Boli(i) 用のメモリーを有している。例:Medtronic MiniMed Paradigm 5 12 及び 712。
バージョン 6.2.1.1.3:多重日間のデータを使用する。プログラムは、ポンプの外部である。
タイプCポンプ:他のタイプBのメモリーに加えて、これらは、MealIns(i) 及び CorIns(i) 用のメモリーを有している。例:Deltec Cozmo。
バージョン 6.2.1.1.2:多重日間のデータを使用する。プログラムは、ポンプの外部である。
タイプ D ポンプ:タイプ Cのメモリーに加えて、これらポンプは、最小限として、AMCorIns(i) 及び TBCorIns(i) 用のメモリーを有している。
バージョン 6.2.1.1.1:多重日間のデータを使用する。プログラムは、ポンプの外部である。
タイプ Eポンプ:最小限として、タイプDポンプの全てのパラメータを有し、かつ、内部にインストールされたプログラムを有している。
バージョン 6.1.2:自動毎日更新を使用する。プログラムは、ポンプの内部である。
バージョン 6.2.1.1.1:多重日間の累積データを使用する。プログラムは、ポンプの外部である。
インシュリン送達装置と BG メータとが、共にキットにクリップされるか、あるいは、別様に互いに他と連通されて、データがディジタルに記録される皮下又は吸入インシュリン送達。
バージョン 6.1.3:自動毎日更新を使用する。プログラムは、キットの内部である。
バージョン 6.2.1.2:多重日間の累積データを使用する。プログラムは、キットの外部である。
これらは、プレゼンテーションを容易にするため、目次内で再編成してある。アルゴリズムの種類の違いがよく分かるようにしてある。
6. バージョン、実施形態、アルゴリズムによる説明
6. 1. 毎日更新を使用するバージョン
6.1.1 予備的な誘導
6.1.1.1 時間区間及び調整インシュリン
インデクス「d」は、現在の日間を表わす。
インデクス「i」は、「第 i」時間境界又は時間区間(時間境界に続く)を表わす。
時間境界の調整インシュリン、TBCorIns(d,i) は、第 i 区間の開始時に生ずる調整大量瞬時投与の和である。各大量瞬時投与は、時間境界大量瞬時投与として識別されねばならず、また、第 i 区間で識別されねばならない。これは、下記の方法を適当に組み合わせて行なってよい。
前の区間の中点と第 i 区間の中点との間に入る場合は、第 i 区間で識別される。
同じインデクス番号を有する食事大量瞬時投与の前に来る場合は、時間境界調整大量瞬時投与として識別される。
大量瞬時投与時、患者によって、インシュリン送達装置の制御装置を用いて入力されるこれら識別子の一方又は両方。
食後調整インシュリンAMCorIns(d,i) は、下記の方法の適当な組合わせによって識別される調整大量瞬時投与の和である。
第 i 区間に入る場合は、第 i 区間で識別される。
区間の開始をマークする食事の食事大量瞬時投与後に来るという事実によって食後調整大量瞬時投与として識別される。
大量瞬時投与時、患者によって、インシュリン送達装置の制御装置を用いて入力されるこれら識別子の一方又は両方。
6.1.1.2 KrxInsl: インシュリン変更の大きさを支配する
TBCorTot = TBCorTotStart である場合、任意の開始時から開始して、本発明の動作を分析するとしよう。これは、本発明の誤差を表わす。目的は、それぞれの日間の「誤差」、TBCorTot、を、分率の量、KrxInsl*TBCorTot (ここで、KrxInsl <= 1)だけ、減らすことである。これは、「開始誤差」、TBCorTotStart、で開始すると、誤差は、幾何数列で減少するであろうことを意味する。日間数、Ncycle、後は、
残存誤差、TBCorTot(Ncycle) = TBCorTotStart*[1 - KrxInsl]Ncycle (65)
この残存誤差は、Ncycle が増大するにつれて、ニアゼロに近づく。「ニアゼロ」の語句は、パーセント残存誤差に対して適度に小さい数を設定することによって定義できる。
パーセント残存誤差 = [1 - KrxInsl]Ncycle (66)
パーセント残存誤差とNcycle が適当に組み合わされれている場合、式を KrxInsl について解くことができる。これは、本発明により、次のように行なわれる。
KrxInsl = 1 - (パーセント残存誤差)(1/Ncycle) (67)
パーセント残存誤差は、発明者によって設定されているが、変更される場合がある。(代表的な値は、10% である)。Ncycle の選択は、開業医に任されている。(代表的な値は、14 日間である)。この例では、好適な値 KrxInsl=0.16 が導かれる。分かりやすく言えば、KrxInsl について0.16 を選択すると、2週間以内に誤差の 90% が無くなる。毎日更新アルゴリズムで次のように使われる。
deRxInsl = KrxInsl*TBCorTot (68)
又は、
dRxInsl = KrxInsl*TBCorTot (69)
区間内では、
deRxInsl(i) = KrxInsl*TBCorIns(i+1) (70)
又は、
dRxInsl(i) = KrxInsl*TBCorIns(i+1) (71)
6.1.2 ポンプ(タイプ E)について
6.1.2.1 基礎対合計比:
Basal(d)/TDD(d) 比は、「基礎対 TDD(Basal over TDD)」の代わりに BoT(d) と呼ばれる。これは、毎日計算される。医学的な研究により、Basal(d)/TDD(d) のいくつかの比は、糖尿病のよりよい管理に繋がる、と判断されている。Basal(d)/TDD(d) 比の目標は、患者又は開業医によってプログラムに設定可能である。これは、「基礎対 TDD、目標(Basal over TDD, Target)」の代わりに BoTTgt と呼ばれる。
本発明は、BoT(d) を BoTTgt に持っていくためのフィードバック係数を含んでいる。フィードバック係数は、収斂の速度を調整するための定数 Kfbk を組み込んでいる。
BoTFbk(d) = BoT(d) + Kfbk*(BoTTgt - BoT(d) )*sign(deRxInsl) (72)
結果として生ずる値が、ゼロより小さいか、あるいは、1より大きいことが許されない場合。
この係数に日間の提案された合計のインシュリン変更を掛けると、基礎に対する変更の量が生ずる。「sign」関数は、変更の大きさが、変更の「方向」に対して正しいことを保証する。定数 Kfbk は、BoTTgt への収斂の速度が最適となるよう、調整される。フィードバック係数は、次のように適用される。
dBasal = BoTFbk(d)*deRxInsl (73)
deMealIns = (1 - BoTFbk(d))*deRxInsl (74)
本発明は、BoTTgtRec と呼ばれる BoTTgt に対する推奨値を提供しており、これは、以下のように計算される。
BoTTgtRec = 1 - 4*CarbShTot*(平均糖血症インデクス) / (高さ、重量、及び他の容易に分かる患者パラメータの関数としてのカロリー摂取に対する統計的相関関係)
この公式は、変換率 4 を用いて、カロリーに対するカーブを変更し、次いで、糖血症インデクスを掛けて、カーブから直ちに得られるカロリーを得、次いで、身体形状から推定される患者のカロリー摂取で割るものである。
これは、MealIns/TDD の条件を示すものである。基礎対合計比は、1マイナスこの量である。
本発明の現在のバージョンは、一般に、同じ時間区間における dBasal 及び deMealIns の両方に対してこの思想を用いないが、その代わりに、これらのうちの一方を使用して、「フロート」の定義で述べたやり方で、合計、deRxInsl から引くことにより、他のパラメータを求める。
6.1.2.2 基礎フロート1、(deMealIns は、eMealIns 又はカーブに比例する)
このアルゴリズムは、フィードバック係数 BoTFbk(d) を用いて食事インシュリンを推定するものである。増強インシュリンの命名システムを用いる。増強食事インシュリンの合計の変更は、式 (72) 及び (76) から取る。
deMealIns(d) = KrxInsl*(1 - BoTFbk(d-1))*TBCorTot(d-1) (75)
この量の部分(区間に割り当てられる)は、前日からの増強食事インシュリンの、その区間のシェアに比例する。この思想は、下記の式で適用される。
deMealIns(d,i) = KrxInsl*(1 - BoTFbk(d-1))*TBCorTot(d-1)*eMealIns(d-1,i) / eMealInsTot(d-1) (76)
eMealIns(d,i) = eMealIns(d-1,i) + KrxInsl*(1 - BoTFbk(d-1))*TBCorTot(d-1)*eMealIns(d-1,i) / eMealInsTot(d-1) (77)
式 (22) を用いると、
CIR(d,i) = CarbSh(d-1,i) / [eMealIns(d-1,i) + KrxInsl*(1 - BoTFbk(d-1))*TBCorTot(d-1)*eMealIns(d-1,i) / eMealInsTot(d-1)] (78)
基礎フロートの定義におけるステートメント (60) のようにすると、
BR(d,i) = BR(d-1,i) + (deRxInsl(d,i) - deMealIns(d,i)) / dt(i) (79)
式 (70) を用いると、
BR(d,i) = BR(d-1,i) + KrxInsl*[TBCorIns(d-1,i+1) - (1 - BoTFbk(d-1))*TBCorTot(d-1)*eMealIns(d-1,i) / eMealInsTot(d-1)] / dt(i) (80)
このアルゴリズムは、「ボード両端の間の(across the board)」全ての時間区間で使用できる。このアルゴリズムは、全ての時間区間で使用された場合、CIR 又は MealIns スケジュールの最初の処方された「シェイプ(shape)」を維持する効果を有する。すなわち、各 eMealIns(d,i) には、同じ係数が掛けられ、したがって、それらは、一致して増大又は減少する。
6.1.2.3 基礎フロート2、(区間の外側からのdeMealIns 値)
このアルゴリズムは、MealIns 又は CIR 値が、区間(別の区間にペグされている)の外側から借りて来た区間で使用する。この方法は、非食事時間区間で有用である。なぜなら、これらの区間における食事インシュリンデータは、計算に使えるほど信頼性が高くないからである。全ての CIR は、「キー CIR」に比例して増大又は減少する。CIR スケジュールは、同じ「シェイプ」を維持し、各 CIR は、第一日間、d=1 で有したのと同じキー CIR に対する比を維持する。キー CIR は、いくつかのソースから、すなわち、一般に、食事を有し、かつ、食事フロートアルゴリズムを用いる時間区間から選んでよい。キー CIR 区間の番号は、keyc である。増強インシュリンの命名システムを用いる。
CIR(d,i) = [CIR(d-1,keyc) / CIR(1,keyc)]*CIR(1,i) (81)
式 (37) は、以下に示すように書き直す。増強の命名システムを使用するが、必要な変更は、両システムで同じであることに注目されたい。
deMealIns(d,i) = dMealIns(d,i) = CarbSh(d-1,i)*[1 / CIR(d,i) - 1 / CIR(d-1,i)] (82)
BR(d,i) = BR(d-1,i) + dBR(d,i) (83)
「フロート」 式は、ステートメント (60) から以下のように得られる。
BR(d,i) = BR(d-1,i) + (deRxInsl(d,i) - deMealIns(d,i)) / dt(i) (84)
次いで式 (56) を下記のように適用する。
BR(d,i) = BR(d-1,i) + [KrxInsl*TBCorIns(d-1,i+l) - deMealIns(d,i)] / dt(i) (85)
BR(d,i) = BR(d-1,i) + [KrxInsl*TBCorIns(d-1,i+1) - CarbSh(d-1,i)*[1/CIR(d,i) - 1 / CIR(d-1,i)]] / dt(i) (86)
6.1.2.4 食事インシュリンフロート1
このアルゴリズムは、BR を「キー」基礎速度にペグする、すなわち、全ての基礎速度は、キー基礎速度に比例して増大又は減少する。基礎スケジュールは、同じ「シェイプ」を維持し、各基礎速度は、第一日間、d=1 で有したのと同じキー基礎速度に対する比を維持する。キー基礎速度は、いくつかのソースから、すなわち、一般に、食事を有し、かつ、基礎フロートアルゴリズムを用いる時間区間から選んでよい。キー区間の番号は、keyb である。増強インシュリンの命名システムを用いる。
BR(d,i) = [BR(d-1,keyb) / BR(1,keyb)]*BR(1,i) (87)
キー基礎速度は、基礎フロート1アルゴリズムの総合的な結果、すなわち、Basal(d-1) プラス補正を用いる計算からも得られる。公式は、上記の公式と同様、d=1 を使用する。
BR(d,i) = [Basal(d-1) + BoTFbk(d-1)*KrxInsl*TBCorTot(d-1)] / Basal(1)*BR(1,i) (88)
キー基礎速度は、次のようにしても得られる。
全ての区間に亘る基礎速度の和から、
Basal(d) = SUM(BR(d,i)*dt(i)) (89)
BR(d,i) = [(Basal(d) / Basal(1)]*BR(1,i) (90)
BR(d,i) のソースが、何であろうと、基礎速度の変更は、
dBR(d,i) = BR(d,i) - BR(d-1,i) (91)
食事インシュリンフロートの定義におけるステートメント (59) のようにすると、
deMealIns(d,i) = KrxInsl*TBCorIns(d-1,i+1) - dBR(d,i)*dt(i) (92)
deMealIns(d,i) = KrxInsl*TBCorIns(d-1,i+1) - (BR(d,i) - BR(d-1,i))*dt(i) (93)
eMealIns(d,i) = eMealIns(d-1,i) + KrxInsl*TBCorIns(d-1,i+1) - (BR(d,i) - BR(d-1,i))*dt(i) (94)
式 (22) を分かりやすくすると、
CIR(d,i) = CarbSh(d-1,i) / eMealIns(d,i) (95)
CIR(d,i) = CarbSh(d-1,i) / [eMealIns(d-1,i) + KrxInsl*TBCorIns(d-1,i+1) - (BR(d,i) - BR(d-1,i))*dt(i)] (96)
6.1.2.5 6.1.1.2 及び 6.1.1.3 の概要
基礎フロート2のアルゴリズムは、食事インシュリン1 フロートと次のように併用する。
第一日間、d=1については、開業医の最新の処方を入力する。このデータは、自動毎日更新シーケンスの開始点である。非食事区間には、基礎フロート2アルゴリズムが、それらの CIR を「Keyc」区間にペグして与えられる。非食事を含む区間の一つは、「Keyb」基礎速度(一般に睡眠後期の区間又は平均基礎 / 24)として指名される。食事を含む区間における基礎速度は、キー基礎速度にペグされて、それらのキー基礎速度に対する最初の比を維持する。食事を含む区間には、食事インシュリンフロートアルゴリズムが与えられる。
6.1.2.6 食事フロート2 (誤差として AMCorIns(i) を使用)
このアルゴリズムは、食後 BG 試験を利用する。これらの試験及び関連食後調整大量瞬時投与は、区間を二つの部分に分ける。アルゴリズムは、フロートが計算される区間の第一の部分の「誤差」の指標として、AMCorIns(d-1,i) を用いる。dBasal(d-1,i) の値は、TBCorIns(d-1,i+1) を dBasal(d-1,i) の誤差項として使用する区間のカーブフリーの第二の部分から得られる。「増強」インシュリンの用語は使用しない。
次のように定義する。すなわち、Timeb(d-1,i) = 第i 時間境界後の食後大量瞬時投与の時間
dtb(d-1,i) = Time(i+1) - Timeb(d-1,i) (97)
dta(d-1,i) = Timeb(d-1,i) - Time(i) (98)
区間の第二の部分においては、
BR(d,i) = BR(d-1,i) + KrxInsl*TBCorIns(d-1,i+1) / dtb(d-1,i) (99)
区間の第二の部分(又は別のソース)から基礎速度が得られると、下記のステートメントが、区間の第一の部分について言えることになる。
dBR(d,i) = BR(d,i) - BR(d-1,i) (100)
MealIns(d,i) = MealIns(d-1,i) + KrxInsl*AMCorIns(d-1,i) - dBR(d,i)*dta(d-1,i) (101)
CIR(d,i) = CarbSh(d-1,i) / MealIns(d,i) (102)
6.1.3 多重投与量注射(MDI)及び吸入インシュリンについて
基礎インシュリンは、一日間当り一回程度の低頻度で、長期作用インシュリンの形態で投与される。調整インシュリン及び食事インシュリンは、注射又は吸入短期作用インシュリンの形態で、必要に応じて、投与される。このアルゴリズムは、BG メータとインシュリン送達装置とが、共にクリップされるか、あるいは、別様に互いに他とリンクされて、ディジタル履歴とプログラムの組合せが駐在する場所を維持する「キット」に好適である。
6.1.3.1 基礎フロート1、(MDI 又は吸入インシュリンには使用しない)
6.1.3.2 基礎フロート2、(dMealIns の値は、区間の外側からのものである)
このアルゴリズムは、MealIns 又は CIR 値が、区間(別の区間にペグされている)の外側から借りてきたものである区間内で使用する。この方法は、非食事時間区間で有用である。なぜなら、これらの区間においては、食事インシュリンデータは、計算に使えるほど信頼性が高くないからである。全ての CIRは、「キー CIR」に比例して増大又は減少する。CIR スケジュールは、同じ「シェイプ」を維持し、各 CIR は、開業医との最も最近の対話の日間、d=1 において有したのと同じキー CIR に対する比を維持する。キー CIR は、いくつかのソースから、すなわち、一般に、食事を有し、かつ、食事フロートアルゴリズムを用いる時間区間から選んでよい。キー CIR 区間の番号は、keyc である。増強インシュリンの命名システムを用いる。
CIR(d,i) = [CIR(d-1,keyc) / CIR(1,keyc)]*CIR(1,i) (103)
式 (37) は、以下に示すように書き直す。増強の命名システムを使用するが、必要な変更は、両システムで同じであることに注目されたい。
deMealIns(d,i) = dMealIns(d,i) = CarbSh(d-1,i)*[1 / CIR(d,i) - 1 / CIR(d-1,i)] (104)
BR(d,i) = Basal(d-1) / 24 + dBR(i) (105)
式 (54) から、次のことが分かる。
BR(d,i) = Basal(d-1) / 24 + (deRxInsl(d,i) - deMealIns(d,i)) / dt(i) (106)
BR(d,i) = Basal(d-1) / 24 + [KrxInsl*TBCorIns(d-1,i+1) - deMealIns(d,i)] / dt(i) (107)
このアルゴリズム(又は何らか他の適当なソース)を用いる非食事区間は、「信頼できる」データセットとして使用する。式 (117) により結果として生ずる基礎速度は、日間全体の基礎を求めるのに使用する。
Basal(d) = 24*(何らかの変換率)*BR(d-1,reliable) (108)
推奨実践は、「信頼できる」区間として、睡眠後期の区間を使用することである。下記の式は、別のセクションでカバーされるので、説明無しに示す。
Basal(d) = 24*Kf*BR(d-1,睡眠後期) (109)
6.1.3.3 食事インシュリンフロート1
増強インシュリンの命名システムを使用する。このアルゴリズムは、主として、食事を含む区間に使用する。日間全体の Basal(d) は、式 (119) におけるように、キー区間の基礎フロート計算から持って来ることができる。
dBasal(d,i) = (Basal(d) - Basal(d-1))*dt(i) / 24 (110)
基礎データのソースが何であろうと、食事インシュリンフロートは、下記のように続く。
本発明は、式 (103) と同様の下記の式を用いて、新しい CIR(d,i) 値のスケジュールを計算する。
CIR(d,i) = CarbSh(d-1,i) / [eMealIns(d-1,i) + KrxInsl*TBCorIns(d-1,i+1) -
(Basal(d) - Basal(d-1))*dt(i) / 24] (111)
6.1.3.4 6.1.3 の概要
日間のスケジュールは、次のようにプログラムする。すなわち、ある区間(一般に非食事区間)を、「信頼できる」区間として、指名し、それに、基礎フロート2アルゴリズムを、その CIR を食事区間にペグして、与える。この「信頼できる」区間からのBR は、24時間中の BR 及び合計の毎日の基礎投与量(これは、定数(例えば、Kf 又はその手の定数)× BRreliable × 24 に等しい)を求めるのに使用する。食事を含む区間には、食事インシュリンフロートアルゴリズムが与えられ、同じ単一値の24時間中の BR が用いられる。「信頼できる」区間以外の非食事区間は、計算を含まず、それらの CIR は、食事区間にペグされ、それらの BR は、全ての他の BR と同じである。
6.1.3.5 食事インシュリンフロート2、(AMCorIns(i) を誤差項として使用)
このアルゴリズムは、食後 BG 試験を利用する。これらの試験及び関連大量瞬時投与は、区間を二つの部分に分ける。アルゴリズムは、フロートが行なわれる区間の第一の部分の「誤差」の指標として、AMCorIns(d-1,i) を用いる。
次のように定義する。すなわち、Timeb(d-1,i) = 第i 時間境界後の食後大量瞬時投与の時間
dtb(d-1,i) = Time(i+1) - Timeb(d-1,i) (112)
dta(d-1,i) = Timeb(d-1,i) - Time(i) (113)
基礎速度は、全ての区間で同じであり、Basal(d) のみが必要である。これは、いくつかのソースのうちの一つから得てよい。
区間のカーブフリーの第二の部分は、dBasal(d,i) の誤差項として、TBCorIns(d-1,i+1)を用いる。「増強」インシュリンの用語は、使用しない。区間の第二の部分においては、
BR(d,i) = BR(d-1,i) + KrxInsl*TBCorIns(d-1,i+1) / dtb(d-1,i) (114)
単一の「キー」区間から得られるこの結果として、Basal(d) が生ずる。
Basal(d) = [BR(d,key) / BR(1,key)]*Basal(1) (115)
区間の第二の部分からの結果のフルスケジュール、式 (116) は、次のように、日間全体の基礎に変換してよい。
Basal(d) = i に亘る SUM [BR(d,i)*dt(i)] (117)
「信頼できる」区間内の、バージョン 6.1.2.1 と同様の基礎フロート1アルゴリズムは、24時間中の基礎速度を与えるのに使用してよい。
基礎フロート1アルゴリズムは、日間の合計の基礎を得るため、総合的なやり方で使用してよい。
Basal(d) = [Basal(d-1) + BoTFbk(d-1)*KrxInsl*TBCorTot(d-1)] (118)
Basal(d) のソースが何であろうと、区間の第一の部分について、下記のステートメントが言える。
MealIns(d,i) = MealIns(d-1,i) + KrxInsl*AMCorIns(d-1,i) - (Basal(d) - Basal(d-1)*dta(i) / 24 (119)
ソースが、区間の第二の部分である場合は、これは、次のようになる。
MealIns(d,i) = MealIns(d-1,i) + KrxInsl*AMCorIns(d-1,i) - BoTFbk(d-1)*KrxInsl*TBCorTot(d-l)*dta(i) / 24 (120)
CIR(d,i) = CarbSh(d-1,i) / MealIns(d,i) (121)
6.1.4 省略された BG
バージョン1及び全てのサブバージョンは、睡眠初期及び睡眠後期の組合せ区間からなる特殊な「仮想区間」を追跡する。これは、患者が、睡眠中期の BG 試験を省略した場合に使用される。この組合せ区間に亘って、基礎フロート計算は、現行性が保持され、たとえ、両構成区間の BG 試験が省略されても、両構成区間に基礎速度を与えるのに使用される。この技法は、上述の睡眠中期の BG のようなしばしば省略される BG について使用される。この技法は、境界上に省略された BG を有する任意数の隣接時間区間に使用可能である。しかしながら、滅多に省略されない BG については、単に BG = 目標を代用して、CorIns(i) については、ゼロ値を計算するのがより便宜的である。これは、変更を引き起こず、前の値がそのまま使える。したがって、BG(d,i) パラメータは、入力が行なわれるまで、TargetAM 又は TargetTB のデフォルト値を有することになる。
6.1.5 修正大量瞬時投与計算器
ポンプモデルの多くは、内部にプログラムされた大量瞬時投与の計算器を有している。これは、式 (20) 及び (14) で計算を行なう。本発明は、大量瞬時投与計算器の特殊な応用として、演習を取り扱う。新しい変数、ExerCarbs を定義するカーブの単位での演習用入力ボックスが有る。それらの間の算術的な差は、以下に示す変数 Carbm として使用される。
Carbm = カーブ - ExerCarbs (122)
これはまた、カーブ無しの演習だけにも使用できる。修正大量瞬時投与計算器はまた、補正大量瞬時投与も計算可能である。これらは、患者が、メモリーレコードをフラグし、二つの目標、すなわち、TargetAM 及び TargetTBのうちの正しい目標を選択することによって、「時間境界」又は「食後」として指定しなければならない。修正大量瞬時投与(食事及び補正)は、合計される。そして、結果が、正であれば、ポンプは、普通の大量瞬時投与として、計算されたインシュリン量を注入する。結果が、負であれば、ポンプは、以下のように計算された時間の量の間、基礎ポンプ送りを中断する。
TimeOut = - NegativeBolus(t) / BR(d,i) (133)
又は、次の時間の間、基礎を減らす。
TimeReduced = - NegativeBolus(t) / (BR(d,i) - BRreduced) (134)
6.1.6 患者のスケジュールの変更
上記のセクション1.1では、通常の9〜5日間について説明した。しかしながら、患者は、多くの異なるスケジュールを有している。これを許容するためには、下記の値を有し得るパラメータIntrvlType によって、区間のタイプを、各時間区間について、識別する。
M: 「食事区間」
Kb: 「keyb 区間」、一般に睡眠後期の 区間、又は食料が全く消費されない他の 非食事区間
Kc: 「keyc 区間」、ペグされた CIR のソース
S: 「スナック区間」、食料が時折消費される。
R: 「信頼できる」
この機能の調整は、開業医によって行なわれる(開業医の指導が無い場合は患者は行わない)。開業医は、各時間区間について、IntrvlType の値が常に有るかどうか確認する。彼又は彼女は、所望ならこれを変更し得る。他の値については、いかなる制限も無い。本発明は、このデータを次のように処理する。
IntrvlType=Kb の場合は、アルゴリズム6.1.2.3、基礎フロート2に行く。
その結果、BR(d,keyb) が計算される。
IntrvlType=Kc の場合は、アルゴリズム6.1.2.4、食事インシュリンフロート2に行く 。
その結果、BR(d,keyb) が計算される。
IntrvlType=R の場合は、アルゴリズム6.1.2.3、基礎フロート2に行く。
その結果、BRsimilar が計算される。
IntrvlType=S の場合は、アルゴリズム6.1.2.3、基礎フロート2に行く。
IntrvlType=M の場合は、(THEN)
IF時間境界BG が無い、アルゴリズム 6.1.4 に行く。
IF食後調整投与量が有るなら、アルゴリズム 6.1.2.6 食事インシュリンフロート2に
行く。
ELSEアルゴリズム6.1.2.4、食事インシュリンフロート1に行く。
6.2 多重日間のデータを用いるバージョン
これらのバージョンは、患者のパラメータを、前日のデータを用いて再調整する代わりに、患者/開業医の対話に先立つカレンダー期間に亘る平均累積データを用いる。日間中の各時間区間についてのデータは、全ての日間に亘って、別個に平均化される。日間インデクス、「d」、は、抜かされ、その代わりに、新しいパラメータが、現在のパラメータから、次のように区別される。すなわち、現在のパラメータには、サフィックスがない。計算され、かつ、推奨されたパラメータには、サフィックス「rec」が付く。処方されたパラメータには、サフィックス「rx」が付く。「rx」パラメータは、開業医が、「rec」パラメータの推奨値を考慮した後、入力する。「Parameter(i)」のマークが付いたパラメータは、第 i 区間のパラメータである。括弧内に何も無いパラメータは、各患者/開業医の対話に対して値が一つしかない非スケジュールドパラメータである。したがって、「BRrec(i)」は、例えば、BRrecl、BRrec2 .... 等、第 i 区間の推奨基礎速度を指し、また、BRrx(i) は、処方された基礎速度を指す。
6.2.1 開業医用の多重日間のデータ(DIGITAL ADVISOR)
KrxInsl は、deRxInsl/TBCorTot によって置き換えられ、したがって、 (135)
deRxInsl(i) = deRxInsl / TBCorTot*TBCorIns(i+1) (136)
対話型入力フォーム:
本発明の好適な形態は、2表アクセスデータベースである。「患者の表」、Tp、と「対話表」、Ti、との間には、「1対多数」の関係が有る。ディジタルな対話型入力フォームが有る(セクション 6.2.1.1.1 でより詳細に説明する)。
開業医は、検査又は問診によって患者のデータのうちのいくつかを得る。他のデータは、ポンプ及び BG メータからデータを、本発明に直接、あるいは、メーカーのソフトウェアを用いて、ダウンローディングして、印字コピーを作成し、次いで、それらを本発明の対話型ディジタル入力フォームに手動で転写することによって得る。メーカーのダウンローディングソフトウェアは、一般に、ビン(一次時間境界を包絡する時間期間)のスケジュールを有し、かつ、BG(i)、AMCorIns(i)、TBCorIns(i) 及び MealIns(i) を含むいくつかのパラメータの各時間境界に係る平均を計算する。(例として、MealIns(i) が、第 i ビン内の合計の食事インシュリン大量瞬時投与の平均を表わすことを想起されたい。)
6.2.1.1 ポンプについて
6.2.1.1.1 ポンプタイプ D 及び E
ポンプタイプ D 及び E の公式は、最も簡単であり、したがって、先ず最初に論ずる。
対話型入力フォーム:
主要な入力フォームは、図1の外側パネルである。これは、表 Tp 用の患者の永久的な人口統計学的データを収集するものである。サブフォーム(内側パネル)は、患者/開業医の対話から表 Ti 用にデータを収集する。サブフォームは、スクロールバーで到達できる2頁を有している。第一頁(図1)は、各患者/開業医の対話に対してただ一つの値を有しているインデクス無しのパラメータに対応する。第二頁(図2)は、標準のモーダル日間のスケジュールに対応し、ここで、「parameter(i)」の様式で言及した時間区間インデクスと同様のそれらを有するパラメータを含んでいる。
6.2.1.1.1.1 基礎フロート1、(deMealIns は、eMealIns 又はカーブに比例する)
このアルゴリズムは、毎日更新バージョンの基礎フロートアルゴリズム 6.1.2.2 と同様である。増強インシュリンの命名システムを用いる。
dBasal が、他の二つのパラメータによって決定されることを示すため、式 (52) を移項する。
dBasal = deRxInsl - deMealIns (137)
dBasal(i) = deRxInsl(i) - deMealIns(i) (138)
deMealIns(i) は、区間内の deMealIns の分布は、eMealIns に比例すると仮定することによって、推定する。すなわち、
deMealIns(i) = deMealIns*eMealIns(i) / eMealInsTot (139)
eMealInsRec(i) = eMealIns(i) + deMealIns*eMealIns(i) / eMealInsTot (140)
式 (22) によって、
CIRrec(i) = CarbSh(i) / eMealInsRec(i) (141)
CIRrec(i) = CarbSh(i) / [eMealIns(i) + deMealIns*eMealIns(i) / eMealInsTot] (142)
eMealInsRec(i) 及び CIRrec(i) の両方は、単に、最初の値にボード両端の間の(across the board)係数を掛けたものにすぎないことに注目されたい。ステートメント (60) のやり方では、基礎は、deRxInsl(i) から deMealIns(i) を引くことによって「フロート状態」となる。
BRrec(i) = BR(i) + [deRxInsl(i) - deMealIns(i)] / dt(i) (143)
これを、式 (133) 及び (136) に代入すると、
BRrec(i) = BR(i) + [deRxInsl/TBCorTot*TBCorIns(i+1) - deMealIns*eMealIns(i) / eMealInsTot] / dt(i) (144)
次の式の値も計算される。
BRaveRec = (Basal + deRxInsl - deMealIns) / 24 (145)
開業医は、本発明のこのバージョンを次のように使用する。すなわち、全ての患者のデータが、ダウンロードから、あるいは、別様に入力されると、基礎フロートは、主要な目標(推奨基礎速度のスケジュール、BRrec(i) 及び推奨 CIRrec(i) のスケジュール)を計算する用意がほぼできる。開業医は、式 (134) における三つの量のうちの少なくとも二つを入力しなければならない。あとは、本発明が行なう。したがって、開業医は、今まで得たデータ、特に TBCorTot を調べる。次いで、彼又は彼女は、処方インシュリンに、変更として、どのくらいたくさんの TBCorTot を加えたいのかについて、判断する。次いで、彼又は彼女は、deRxInsl を入力するが、これは、組み込まれている入力限度以内でなければならない(限定ドメインのセクション参照)。Basal(i) は、「フロート状態」となり、したがって、開業医から必要な他の量は、deMealIns である。入力前に、彼は、「この変更、deRxInsl、を処方する場合、そのうちどのくらいたくさんの量を増強食事インシュリンに割り当てたいのか?」と、自問しなければならない。彼は、この判断を、基礎 / TDDavg(本実施形態では、BoT として既知)の比を、統計的研究からの最適値(最新の出版物では、48%)と比較することによって行なうことができる。例えば、基礎が高すぎる場合は、彼は、deRxInsl の半分より大きな値を deMealIns として用いることができる。これは、deRxInsl に対して、deMealIns を増大させ、したがって、基礎が低下する。開業医の決定に影響し得る他の医学的な種類の考察事項が有るかもしれない。deMealIns の選択には、入力の限度が有ってよい。出力は、上記の式によって計算される BRrec(i)、BRavgRec、及び CIRrec(i) である。開業医は、これらの推奨値を考慮し、彼の判断に基づく「rx」値を入力する。
6.2.1.1.1.2 基礎フロート2、(多重日間のデータには使用しない)
6.2.1.1.1.3 食事インシュリンフロート1
このバージョンは、バージョン 6.1.2.4、食事インシュリンフロートと同様である。入力については、開業医によって入力される処方された基礎速度、BRrx(i)、が必要である。開業医は、BRrx(i) を入力する前に、「アドバイス」を所望してよい。上記の、バージョン 6.2.1.1.1.1、基礎フロート1の結果からの BRrec(i) 及び BRaveRec の値は、良好なアドバイスであり、したがって、それらは、同じコンピュータ画面の入力フォームで示される。 Kf 計算器からの BRf の値も、良好なアドバイスである。増強インシュリンの命名システムを用いる。
deMealInsが、他の二つのパラメータによって決定されることを示すため、式(52) 及び (54) を移項する。
deMealIns = deRxInsl - dBasal (146)
deMealIns(i) = deRxInsl(i) - dBasal(i) (147)
BRrx(i) = 開業医の入力値 (148)

「フロート」は、式 (100) に酷似しており、下記のようにセットアップする。
式 (132) を用いて、式 (100) を以下のように修正する。
deMealIns(i) = (deRxInsl / TBCorTot)*TBCorIns(i+1) - (BRrx(i) - BR(i))*dt(i) (149)
eMealInsRec(i) = eMealIns(i) + deRxInsl / TBCorTot*TBCorIns(i+1) - (BRrx(i) - BR(i))*dt(i) (150)
式 (22) を用いて、
CIRrec(i) = CarbSh(i) / eMealInsRec(i) (151)
CIRrec(i) = CarbSh(i) / [eMealIns(i) + deRxInsl / TBCorTot*TBCorIns(i+1) -
(BRrx(i) - BR(i) )*dt(i)] (152)
開業医は、CIRrec(i) のこのスケジュールを考慮し、次いで、次を入力する。
CIRrx(i) = 開業医の入力値 (153)
6.2.1.1.1.4 6.2.1.1.1.1 及び 6.2.1.1.1.3 多重日間のデータ、タイプ Dポンプ の概要
基礎フロート及び食事インシュリンフロートについては、同じ入力フォーム (図2参照)上に、推奨値が与えられており、したがって、開業医は、処方された BRrx(i) のスケジュールに書き込む際、基礎フロート推奨値、BRrec(i)、BRaveRec、及び BRf を考慮することができる。食事インシュリンフロートは、入力として、これらの "BRrx(i)" 値を使用する。次いで、食事を含む区間のための出力として、CTRrec(i) を計算する。次いで、開業医は、CIRrx(i) のブランクに書き入れる。この説明を少し前に遡ると、開業医のBRrx(i) の選択は、非常に影響するところが大きい、と言える。以下、説明を行なう。
開業医は、所望なら、BRrec(i) 値の全てを BRrx(i) として使用できる。これは、ボード両端間で、同じ係数によって、食事インシュリン(又は CIR)スケジュールの全体が変更される効果を有する。
又は、
前述のように、簡単な基礎スケジュールを用いて、患者に食事省略のより高い柔軟性を与えることができる。例えば、
開業医は、BR を「そのままの」非食事区間に使用することができる。これは、恐らく、「睡眠初期」及び「睡眠後期」の区間を含むであろう。
開業医は、単一の慎重に判断された空腹時の基礎速度、BRf、を用いて、食事区間を下支えすることができる。この基礎速度の決定は、開業医の大きな仕事の一つである。BRf 計算器は、開業医の自由裁量で使用してよい。
6.2.1.1.1.5 食事インシュリンフロート2 (AMCorIns を誤差として使用する)
このアルゴリズムは、食後 BG 試験を利用する。これらの試験は、区間を二つの部分に分ける。アルゴリズムは、フロートが行なわれる区間の第一の部分の「誤差」の指標として、AMCorIns(i) を用いる。dBasal(i) の値は、TBCorIns(i+1) を dBasal(i) の誤差項として使用する区間のカーブフリーの第二の部分から得られる。「増強」インシュリンの用語は使用しない
次のように定義する。すなわち、Timeb(i) = 第i 時間境界後の食後大量瞬時投与の時間
dta(i) = Timeb(i) - Time(i) (154)
dtb(i) = Time(i+1) - Timeb(i) (155)
区間の第二の部分においては、
BRrec(i) = BR(i) + KrxInsl*TBCorIns(i+1) / dtb(i) (156)
dBR(I) = BRrec(i) - BR(i) (157)
区間の第二の部分(又は別のソース)から基礎速度が得られると、下記のステートメントが、区間の第一の部分について言えることになる。
MealInsRec(i) = MealIns(i) + KrxInsl*AMCorIns(i) - dBR(i)*dta(i) (158)
区間の第二の部分を使用した場合は、これは、次のようになる。
MealInsRec(i) = MealIns(i) + KrxInsl*AMCorIns(i) -
dta(i)*KrxInsl*TBCorIns(i+1) / dtb(i) (159)
CIRrec(i) = CarbSh(i) / MealInsRec(d,i) (160)
所望なら、上記のように開業医によって入力された dRxInsl から、係数 KrxInsl を得てよい。
KrxInsl = dRxInsl / (AMCorTot + TBCorTot) (161)
別法として、KrxInsl は、二つの「K 係数」、すなわち、時間区間の各部分のそれ、KrxInsAM 及び KrxInsTB で置換してよい。
先ず、基礎速度を区間の第二の部分から決定する。
BRrec(i) = BR(i) + KrxInsTB*TBCorIns(i+1) / dtb(i) (162)
次いで、食事インシュリンを区間の第一の部分から決定する。
MealInsRec(i) = MealIns(i) + KrxInsAM*AMCorIns(i) - dta(i)*KrxInsTB*TBCorIns(i+1) / dtb(I) (163)
CIRrec(i) = CarbSh(i) / MealInsRec(d,i) (164)
この別法は、基礎 / TDD 比をシフトし得るので、そのような結果を意図する場合は、有用かもしれない。
6.2.1.1.2 ポンプタイプ C
これらのタイプのポンプは、タイプ AとDとの間の中間のものである。6.2.1.1.1.1 及び 6.2.1.1.1.3 のアルゴリズム及びそれらの概要は、下記の事項を除き、タイプ Bのポンプに当てはまる。
TBCorIns(i) は、利用できず、したがって、公式により計算しなければならない。
TBCorIns(i) = ((BG(t) - TargetTB) / CF) のカレンダー期間に亘るAVG (165)
AMCorIns(i) は、利用できず、したがって、食事フロート2は、使用できない。
6.2.1.1.3 ポンプタイプ B
これらのタイプのポンプは、タイプ AとCとの間の中間のものである。6.2.1.1.1.1 及び 6.2.1.1.1.3 のアルゴリズム及びそれらの概要は、タイプ Cのポンプの制限に加えて下記の事項を除き、タイプ Bのポンプに当てはまる。
MealIns(i) は、利用できないので、dMealIns(i) を下記によって推定する。
dMealIns(i) = dMealIns*CarbSh(i) / CarbShTot (166)
6.2.1.1.4 ポンプタイプ A
タイプ Aのポンプは、最も簡単であるが、複雑な公式を有している。なぜなら、欠如パラメータの値を推定公式を用いて計算しなければならないからである。これらの推定公式は、複雑さを増大させている。タイプ Aのポンプは、タイプ Bのポンプの制限に加えて、下記のように制限されている。
データが無いため、タイプ Aのポンプの唯一の適当なアルゴリズムは、バージョン 6.2.1.1.1.1. と同様の「基礎フロート1」である。
BG(i) 用のメモリーが無いため、TBCorIns(i) 及び AMCorIns(i) の値は、BG メータからダウンロードしたBG データから計算しなければならない。このデータは、異常な、あるいは、未使用の BG 試験結果を含んでいる場合があり、ポンプのメモリーからの BG データほど信頼できない。
CarbSh(i) 用のメモリーが無いため、開業医は、推定を行なわねばならない。データの唯一の使用は、比 CarbSh(i)/CarbShTot においてであり、したがって、単位は問題ではなく、開業医は、グラム数、置換数、合計のパーセント、インシュリンの単位、又は食事インシュリンに比例する任意の他の単位を使用してよい。
良好なデータの欠如は、CIR の計算を困難にする。24時間中使用の CIR が、計算されるだけである。微分公式 (34) を使用する。
dCIRcalcA = [- (Kcir*Wt*2 / TDDavg2]*deMealIns (167)
やや複雑なことは、タイプ Aのポンプ に CIR 用のメモリーが無く、したがって、患者は、それを追跡しなければならないことである。患者にとって、これがより容易となるためには、整数(あるいは、CIR < 8 の半整数値)のみを処方する。したがって、2段階の手動入力を用いる。
本発明により dCIRcalcA が計算され、画面に現われる。開業医は、それを丸めて、好適な四捨五入量にし、dCIR として、逆の式に戻し入れる。次いで、本発明は、下記のように計算する。
deMealInsCalcA = - dCIR / (Kcir*Wt*2 / TDDavg2) (168)
次いで、開業医は、この値を deMealIns のボックスに入力する。dCIRcalcA の結果として生ずる値は、整数値であるが、驚くには当らない。推奨値、CIRrecA、は、下記のように、自動的に計算される。
CIRrecA = dCIRcalcA + CIR (169)
6.2.1.2 皮下多重投与量及び吸入インシュリン
手動注射患者は、一般に、下記の2種類のインシュリンを用いる。
長期作用インシュリン: 一日当り一回程度の低頻度「基礎」注射用
短期作用インシュリン: 食事及び補正大量瞬時投与用。
インシュリン送達装置は、「ペン」及び吸入器を含んでいる。
現在、データが共有されるようなやり方で、インシュリン送達装置(インシュリン注射「ペン」又はインシュリン吸入器)にクリップ又はリンクする BG メータからなる「キット」が開発されつつある。BG 試験結果は、調整インシュリン投与量を自動的に計算するのに使用され、インシュリン送達装置は、自動的に設定されて使用される。また、カーブは、食事インシュリン大量瞬時投与が、同様に計算され、かつ、プリセットされるよう、手動で入力できる。ディジタルメモリーは、BG とインシュリン履歴との組合せが、開業医によりダウンロードされ得るよう、メータ又はインシュリン送達装置のいずれかで利用可能である。
利用できるインシュリンには、数種類が有る。入力フォームは、処方された2種類のインシュリンのブランド名又は一般名の入力ボックスを含んでいる。
公式は、基礎速度ではなく、各時間区間内の基礎量を処理する。長期作用インシュリンの長時間応答は、基礎速度スケジュールの調整を非実際的にする。
6.2.1.2.1 基礎フロート1
ポンプタイプD及びEには、基礎フロート1と食事インシュリンフロート1との組合せを同様なやり方で使用してよい。類似点及び相違点は、次の通りである。すなわち、ポンプにおけるのと同様、開業医が、deRxInsl 及び deMealIns を入力する。BR(i) の入力ボックスは、基礎用のただ一つのボックスに置き換えられ、ただ一つの BRが計算される(基礎の24分の1)。BRrec(i) の値は、ポンプにおけるのと同様、個々に示される。値は、ポンプにおけるのと同様、式 (141) を用いて、BRaveRec について、計算される。全ての BRrx(i) は、BRrx 用のただ一つのボックスに置き換えられ、Basalrx が計算される(24× BRrx)。開業医は、基礎及び基礎速度の推奨値を検討後、BRrx を入力する。
6.2.1.2.2 食事インシュリンフロート 1
食事インシュリンフロート 1は、タイプDポンプに使用されるものと同様である。増強インシュリンの命名システムを使用する。
前のセクション(又は何らか他のソース)からのBasalRxの値は、食事インシュリンフロート1アルゴリズムによって、入力として使用される。
dBasal(i) = (Basalrx - Basal)*dt(i) / 24 (170)
本発明は、次いで、食事インシュリンフロートを用いて、推奨 CIRrec(i) 値のスケジュールを計算する。公式は、式 (103) を適用して、式 (132) から以下のように作成する。
CIRrec(i) = CarbSh(i) / [eMealIns(i) + (deRxInsl*TBCorIns(i+1)/TBCorTot -
(BaslRx - Basal)*dt(i) / 24] (171)
6.2.1.2.3 食事インシュリンフロート2 (誤差として AMCorlhs(i) を使用する)
このアルゴリズムは、食後 BG 試験を使用する。これらの試験及び関連する大量瞬時投与は、区間を二つの部分に分割する。
次のように定義する。すなわち、Timeb(i) = 第i 時間境界後の食後大量瞬時投与の時間
dtb(i) = Time(i+1) - Timeb(i) (172)
dta(i) = Timeb(i) - Time(i) (173)
アルゴリズムは、フロートが計算される区間の第一の部分の「誤差」の指標として、AMCorIns(i) を用いる。BasalRx の数字が、必要である。開業医は、本発明の計算された推奨値(下記のうちの一つ又はそれ以上)を検討後、入力ボックスに入れる。
BasalRec は、dBasal(i) の誤差項として TBCorIns(i+1) を使用する区間のカーブフリーの第二の部分から得てよい。「増強」インシュリンの用語は、使用しない。区間の第二の部分においては、
BRrec(i) = BR(i) + KrxInsl*TBCorIns(i+1) / dtb(i) (174)
又は、
「信頼できる」区間からのこの結果は、次のように、日間全体の基礎に変換してよい。
BasalRec = BRreliable*Kf*24 (176)
又は、
BasalRec は、次のように、上記の結果の和から得てよい。
BasalRec = i (BRrec(i)*dt(i)) に亘る SUM (176)
又は、
BasalRec は、「信頼できる」区間における基礎フロート1の計算から得てよい。この結果は、式 (171) と同様に変換する。
又は、
BasalRecの別のソースは、基礎フロート1アルゴリズムからの合計の推奨基礎を、式 (172) と同様に変換したものである。
開業医は、BasalRec のソースが何であろうと、BasalRx を入力する。区間の第一の部分について、下記のステートメントが言える。
MealInsRec(i) = MealIns(i) + KrxInsl*AMCorIns(i) - Basal*dta(i) / 24 (177)
CIRrec(i) = CarbSh(i) / MealInsRec(i) (178)
係数 KrxInsl は、開業医によって上記のように入力された dRxInsl から得てよい。
KrxInsl = dRxInsl / (AMCorTot + TBCorTot) (179)
別法としては、式 (170) の方法を用いる場合、KrxInsl は、二つの「K 係数」、すなわち、時間区間の各部分のそれ、KrxInsAM 及び KrxInsTB で置換してよい。
先ず、基礎速度を区間の第二の部分から決定する。
BRrec(i) = BR(i) + KrxInsTB*TBCorLis(i+1) / dtb(i) (180)
次いで、食事インシュリンを区間の第一の部分から決定する。
MealInsRec(i) = MealIns(i) + KrxInsAM*AMCorIns(i)
- dta(i)*KrxInsTB*TBCorIns(i+1) / dtb(i) (181)
CIRrec(i) = CarbSh(i) / MealInsRec(d,i) (182)
この別法は、基礎/TDD 比をシフトし得るので、そのような結果を意図する場合は、有用かもしれない。
6.2.1.3 deRxInsl の限定ドメイン及び多重日間のデータバージョンの安全ネット公式
6.2.1.3.1 deRxInsl の限定ドメイン
区間全体の多重日間のデータを用いるフロート公式は、必要とされる変更が、TBCorTot より小さく、同じ方向(同じ符号)のある限度以内でのみ使用できる。
これらの状態は、共に、下記の条件に含まれている。
TBCorTot / deRxInsl > 1 (183)
パラメータが、この限度を超えると、無意味な結果が生ずる。これの発生を防ぎ、安全のさらなるマージンを与えるためには、パラメータに入力限度を設けて、開業医が、許容範囲を外れた数を入力するのを防ぐ。この入力限度は、パラメータKrxInslMax の形で設けられている。すなわち、この限度は、次の形で設けられている。
TBCorTot / deRxInsl >= 1 / KrxInslMax (184)
KrxInslMax が、1に等しいか又は1より小さい場合は、無意味な結果は、避けられる。現在、0.5 の値が使用されている。
6.2.1.3.2 安全ネットの公式
6.2.1.3.2.1 基礎フロート1について
上記のように、多重日間のデータを用いるフロート公式は、ある限度以内でのみ使用できる。第一の防御線は、上記の入力限度である。しかしながら、故意に、あるいは、誤って、入力限度を出し抜く道が有るかもしれない。この可能性に対して防護するため、第二の防御線、すなわち、安全ネット公式が有る。フロート公式のそれぞれは、実際に、deRxInsl(i) の二つの公式(それぞれ deRxInsl の異なるドメインに亘っている)を用いる。
小ドメイン: これは、今まで論じた公式を用いる「許容」ドメインである。TBCorTot/deRxInsl が、1より大きい場合は、下記の公式を用いる。下記の公式では、必要とされる変更が、合計の増強調整インシュリンより小さいかあるいは等しく、かつ、同じ方向であるその限定されたドメインに亘って、正確な結果が生ずる。以下の公式では、各時間区間に、TBCorTot の時間区間のシェアに比例する少量の deRxInsl が、割り当てられる。大部分の患者/開業医の対話は、小ドメイン内に在る。「小ドメイン」公式は、既に論じたが、以下に再び掲げる。サフィックス「sd」は、名前が何であるかを示すため、名前に追加するものである。
deRxInslsd(i) = deRxInsl*TBCorIns(i+1) / TBCorTot (185)
大ドメイン: 以下に導入される公式は、deRxInsl に設けられた入力限度に対するバックアップである。deRxInsl に対する必要な変更が、小ドメイン内に無い場合、すなわち、TBCorTot/deRxInsl が1より小さい場合は、下記の公式を用いる。下記の公式では、必要とされる変更が、TBCorTot より大きいか、あるいは、TBCorTot と方向が反対の場合、正確さはより低いが、安全な結果が生ずる。右辺は、時間区間に対するフル調整インシュリンで始まる。次いで、TBCorTot に亘る deRxInsl の「オーバーシュート」が、時間区間の間に割り当てられるが、割当て分率には、基礎並びに増強調整インシュリンが含まれて、より感度の低い分率となっているが、正確さはより低くなっている。大ドメイン公式は、入力限度に対するバックアップがその役割であり、したがって、決して使用されないように設計されている。タイプ Dポンプの安全ネット公式、基礎フロート1アルゴリズム 6.2.1.1.1.1 は、次の通りである。
deRxInslld(i) = TBCorIns(i+1) + (deRxinsl - TBCorTot)*(TBCorIns(i+1) +
Basal(i)) / (TBCorTot + Basal) (186)
これら二つの公式の間の移行は、Swtch と呼ばれる論理変数(小ドメインではゼロ(0)、大ドメインでは(1)の値を有する)によって行なわれる。
IF (TBCorTot / deRxInsl >= 1) THEN Swtch = 0 ELSE Swtch = 1 (187)
本発明は、これを以下のように行なう。
Swtch = IF (TBCorTot / deRxinsl >= 1,0,1) (188)
Swtch は、二つの式を、ただ一つの式に纏めるのに役立ち、(236) から (238) に必要に応じて切り換えられる。以下にこれを示す。
deRxInsl(i) = swtch*deRxInslld(i) + (1 - swtch)*deRxInslsd(i) (189)
大ドメイン及び小ドメインの公式をこれに代入すると、下記の式に縮小し、これは、コンピュータフィールドがより少なくて済むことになる。
deRxInsl(i) = swtch*TBCorIns(i+1) + (deRxInsl - Swtch*TBCorTot)*
(TBCorIns(i+1) + Swtch*Basal(i)) / (TBCorTot + Swtch*Basal) (190)
今度は、この式を、フロートの式の一つ、例えば、式 (140) に代入すると、以下の結果を生じ、推奨基礎速度のスケジュールが得られる。
BRrec(i) = [Basal(i) + Swtch*TBCorIns(i+1) + (deRxInsl -
Swtch*TBCorTot)*(TBCorIns(i+1) + Swtch*Basal(i)) / (TBCorTot +
Swtch*Basal) - dMealIns*CarbSh(i) / CarbShTot] / dt(i) (191)
ポンプタイプAの場合は、上記の式の TBCorIns(i) を TBCorInsA(i) で、また、TBCorTot を TBCorTotA で置換する。
6.2.1.3.2.2 食事インシュリンフロート1について
deRxinsl の二つのドメインの同じ定義が、食事インシュリンフロートの公式、アルゴリズム 6.2.1.1.1.3 で使用され、次の式が導かれる。
eMealInsRec(i) = eMealIns(i) + Swtch*TBCorIns(i+1) + (deRxInsl -
Swtch*TBCorTot)*[TBCorIns(i+1) + Swtch*eMealIns(i)] /
[TBCorTot + Swtch*eMealInsTot] - (BRrx(i) - BR(i))*dt(i) (192)
これは、式 (22) の応用により CIRrec(i) に変換される。
CIRrec(i) = CarbSh(i) / eMealInsRec(i) (193)
CIRrec(i) = CarbSh(i) / [eMealIns(i) + swtch*TBCorTot + (deRxInsl -
swtch*TBCorTot)*(TBCorIns(i+1) + swtch*eMealIns(i)) /
(TBCorTot + swtch* eMealInsTot) - dt(i)*(BRrx(i) - BR(i))] (194)
ここで、Swtch は、公式を二つの異なるドメイン間でシフトするため、式 (183) によって前に導入されたのと同じ「スイッチングパラメータ」である。
6.2.1.3.2.3 食事インシュリンフロート2(誤差として AMCorIns(i) を使用する)について、
小ドメイン:
区間全体に亘って :
dRxInslsd(i) = [dRxInsl / (AMCorTot + TBCorTot)]*(AMCorIns(i) +TBCorIns(i)) (195)
これは、二つの部分で一つの式と考えられる。
区間の最後の部分については、
dRxInslsdb(i) = [dRxlhsl / (AMCorTot + TBCorTot)]*TBCorIns(i) = dBasalb(i) (196)
これは、全ての基礎インシュリンであることに注目されたい。
区間の第一の部分については、
dRxInslsda(i) = [dRxInsl / (AMCorTot + TBCorTot)]*AMCorIns(i) (197)
大ドメイン:
区間の最後の部分については、
dRxInslldb(i) = TBCorIns(i) + (dRxInsl - AMCorTot - TBCorTot)*
(TBCorIns(i) + BR(i) * dtb(i)) / (AMCorTot +TBCorTot + Basal) (198)
区間の第一の部分については、
dRxInsllda(i) = AMCorIns(i) + (dRxInsl - AMCorTot - TB CorTot)*
(AMCorIns(i) + BR(i)*dta(i)) / (AMCorTot + TBCorTot + Basal) (199)
二つの調整インシュリン合計の和は、スイッチパラメータで使用しなければならない。
Swtchm = IF ((AMCorTot + TBCorTot) / dRxInsl >= 1,0,1) (200)
6.2.2 自動多重日間のデータ(DIGITAL ADVISOR)
バージョン2における今までの説明は、多重過去日間のアルゴリズムの「手動」バージョンを説明するものである。以下に説明する自動機能は、人間の判断及び入力のための中断を無くすものである。
6.2.2.1 deRxInsl の自動化
パラメータ deRxInsl を自動化するためには、本発明は、BG 試験で、データベースのノルムに比べて高いパーセント標準偏差(BGsd/BGmean)が出た患者の糖尿病を制御するのは、より難しい、という事実を利用する。本発明は、以下に示す簡単なランプ関数を使用してこれを行なう。
いくつかの新しいパラメータ:
FInsAuto は、deRxInsAuto の公式で以下のように使用する乗数である。
deRxInsAuto = FInsAuto*KrxInslMax*TBCorTot (201)
ここで、KrxInslMax は、前に導入した、1に等しいか又は1より小さい正の定数である。必要なら、プログラマーによる変更を受ける。現在値は、0.5 である。
二つの定義:
PmPctBGsd:量 (BGsd/BGmean) のデータベース「母集団」の平均値。
PsdPctBGsd:量 (BGsd/BGmean) のデータベース「母集団」の標準偏差、すなわち、個人的な標準偏差のデータベース標準偏差。
本発明では、FinsAuto は、下記のように、ランプ関数である。
IF BGsd / BGmean < PmPctBGsd + PsdPctBGsd then FInsAuto = 1
IF PmPctBGsd + PsdPctBGsd <= BGsd/Bgmean <= PmPctBGsd + 2
PsdPctBGsd,
THEN FInsAuto - [1 - (BGsd / Bgmean - PmPctBGsd - PsdPctBGsd) /
PsdPctBGsd]
IF BGsd / BGmean > PmPctBGsd + 2 PsdPctBGsd then FInsAuto = 0 (202)
この関数は、図3に示すように、平坦な領域、そしてその後に続くゼロまでのランプを記述するものである。
6.2.2.2 deMealIns の自動化
本発明は、パラメータdBslToTgt を使用するもので、これは、BoTTgt を達成するのにいかなる基礎の変更が必要であるかを示す一般アドバイザリパラメータである。
dBslToTgt = TDD*BoTTgt - Basal (203)
dMealIns を自動化するのに、次の二つのステップを用いる。
以下の第一の式は、deRxInsl 又は dBaslToTgt の最小の絶対値に等しい絶対値を変更に割り当てるものである。その理由は、BoTTgt 又は deRxInsl どちらかのオーバーシューティングを避けるためである。第二式は、第一の式による結果を、式 (57) と共に用いて、deMealInsAuto の最大値を計算し、次いで、それにより deMealInsAuto を、deMealInsAuto が正(インシュリンを追加する方向)である場合、Kmauto 掛けるその最大値に限定することである。パラメータKmauto は、プログラマーによる調整を受ける。
dBasalAuto = IF [ABS(dBaslToTgt / deRxInsl) < 1, ABS(dBaslToTgt),
ABS(deRxInsl)]*sgn(dBaslToTgt) (204)
deMealInsAuto = IF [(deRxInsl > dBasalAuto, Kmauto*(deRxInsl -
dBasalAuto), (deRxInsl - dBasalAuto)] (205)
ここで、Kmauto は、1に等しいか又は1より小さい正の定数で、現在、1に設定されている。
BoTTgt の値は、Kb についてのATM 研究の値から、あるいは、セクション 6.1.2.1 基礎対合計比による BoTTgtRec から得てよい。
6.2.2.3 ポンプタイプA 用 CIR の自動四捨五入
タイプAの手動モードでは、8より小さい範囲内の CIR の半整数値を得るのに、2段階処理が必要である。これは、自動機能により、フローティング点の数dCIRcalcA に2を掛け、次いで、四捨五入して整数とし、次いで2で割ることによって成し遂げられる。結果は、逆の式に入力されて、dMealIns が変更のため修正される。
6.3 非フロートアルゴリズム
このアルゴリズムは、BoTFbk(d) 係数を用いて、基礎速度及び CIR の両方を決定する。このタイプのアルゴリズムは、以下、毎日更新バージョンに示してある。
eMealIns(d,i) = eMealIns(d-1,i) + KrxInsl*(l - BoTFbk(d-1))*
TBCorIns(d-1,i+1) (206)
CIR(d,i) = CTR(d-1,i) - KrxInsl*(1 - BoTFbk(d-1))*eCorIns(d-1,i+1)*
CIR(d-1,i) / eMealIns(d-1,i) (207)
BR(d,i) = BR(d-1,i) + KrxInsl*BoTFbk(d-1)*TBCorIns(d-1,i+l) (208)
この方法には、非常に正確である、という利点が有るが、カーブの消費量をほとんど有さない時間区間に食事インシュリンの大きな変更を割り当てるという欠点が有る。この理由のため、このバージョンは、主要な食事を含む区間にしか適さない。
7. 時間区間
理論的には、日間における時間区間の数には、いかなる限度も無いはずである。しかしながら、画面のスペースに限りがあるため、使用できる時間区間の数には、限度が有る。また、個々の患者については、画面の最大数以下しか使用できない。本発明は、最後のそれを見出すことを必要とする。日間(零時)の最後の時間境界は、Tmax と呼ばれる。これは、最高24時間の時計時間で時間境界をピックアップするルーチンによって見出される。このルーチンは、以下に示すネストされた IF ステートメントのただ一つの公式に組み込まれている。(注: MS Access では、NZ機能により、ヌルとゼロが同じ動作をする)。
Tmax=
IIf(NZ([Time1])>NZ([Time2]),[Time1],IIf(NZ([Time2])>NZ([Time3]),[Time2],IIf(NZ([Trnie3])>NZ([Time4]),[Time3],IIf(NZ([Time4])>NZ([Time5]),[Time4],IIf(NZ([Time5])>NZ([Time6]),[Tmie5],IIf(NZ([Time6])>NZ([Time7]),[Time6],[Time7])))))) (209)
時間区間、dt(i)、は、隣接時間境界を引くことによって見出される。
dt(i) = time(i+1) - time(i) (4) のコピー
零時を囲む区間については、特に言及が必要である。
dt0 = 24 + time1 - Tmax (5) のコピー
7.1 日間の最後のエントリーを見出す
人は、正確に零時に就寝することは滅多に無く、したがって、一般に就寝時間に関連するいくつかのパラメータは、早朝の時間区間に影響することは、よく起こる。例えば、就寝時間に行なわれる食事インシュリンは、睡眠中期の時間境界の調整インシュリンに影響する。日間の最後のエントリーは、以下の公式で見出される。
[MealInsLast] = IIF([Time2]=[Tmax],
[MealIns2],0)+IIF([Time3]=[Tmax],[MealIns3],0)
+IIF([Time4]=[Tmax],[MealIns4],0) + IIF([Time5]=[Tmax],[MealIns5],0) +
IIF([Time6]=[Tmax],[MealIns6],0) + IIF([Time7]=[Tmax],[MealIns7],0) (210)
日間における最後の時間区間の推奨値は、画面上に再配置しなければならない。下記の式は、推奨基礎速度、BR の例である。
BRrec(i) = IIF([Time(i)] = [Tmax], [BRrecLast], [BRrec(i) の正規の公式]) (211)
好適な実施形態が、その範囲及び主旨から逸脱することなしに係る他の別の実施形態は、当業者にとっては、明らかとなるであろう。
参考文献
1. Paul C Davidson, Harry R Hebblewhite, Bruce W Bode, Pat L Richardson, R Denn is Steed, N Spencer Welch, 及び Joseph Johnson; "Statistical Estimates for CS II Parameters: Carbohydrate-to-Insulin Ratio (CIR, 2.8 Rule); Correction Facto r (CF, 1700 Rule); Basal Insulin"「CSII パラメータ:糖質対インシュリン比 (CI R, 2.8 Rule); 補正係数 (CF, 1700 Rule); 及び基礎インシュリンの統計的推定」; Diabetes Technology Meeting Poster, 10/31/2002. (Diabetes Technology and Ther apeutics April 2003 に発表予定。)
2. John Walsh, Ruth Roberts, Varma Chanrasekhar, and Timothy Bailey; USING INSU LIN(インシュリンの使用), 2003
付録A
以下は、インシュリンポンプ(タイプC)の多重日間のデータバージョン用 SQL リストである。本発明のこのバージョンは、開業医が患者と対話する際に開業医が使用するための Microsoft Access データベースに具体化されている。
SELECT TI.Tp_PatientID, TP.SSN, TP.Name, TP.Endo, TP.DOB, TP.Sex,
TP.OnsetDMdate, TP.PumpStartDate, TP.PhoneNos, TP.Email,
TI.IntractionID, TI.IntrDate,
TI.Hgt, TI.Wt, TI.HbAlc, TI.Creatinine, TI.Microalb,
TI.BGmean, TI.BGsd, TI.BGpd, TI.NBGs,
TI.TDDa, TI.TDDb, TI.TDDc, TI.TDDd, TI.TDDe, TI.TDDf,
(NZ([TDDa])+NZ([TDDb])+NZ([TDDc])+NZ([TDDd])+NZ([TDDe])+NZ([TDDf]))/(-IsNumeric([TDDa])-IsNumeric([TDDb])-IsNumeric([TDDc])-IsNumeric([TDDd])-IsNumeric([TDDe])-IsNumeric([TDDf])) AS TDDavg,
[Basal]/[TDDavg] AS BasalOvrTDD,
0.48*[TDDavg] AS BasalAIM,
[BasalAIM]-[Basal] AS dBslToAIM,
TI.Basalrx,
TI.TargetBG, TI.TargetBGrx,
TI.CF, 1708/[TDDavg] AS CFaim, TI.CFrx,
TI.CIR, 2.81*[wt]/[TDDavg] AS CIRaim,
IIf([sex]="m",(([Hgt]-60)*6+106)*13/8,(([Hgt]-60)*5+100)*13/8) AS
[Carbspd(Hgt)],
1-[CarbShTot]*0.8/[Carbspd(Hgt)] AS BoTTgtRec,
[CarbShTot]/[eMealInsTot] AS [CIR(carb)], TI.MealInsTotARx,
[CarbShTot]/[MealInsTotARx] AS [CIR(MealInslRx)],
TI.TypeInsShort, TI.TypeInsLong,
TI.Diet, TI.PumpType, Tl.iComment,
TI.TimeLabl2, TI.TimeLabl3, TI.TimeLabl4, TI.TimeLabl5, TI.TimeLabl6,
TI.TimeLabl7, TI.TimeLabl8,
0 AS Time1, TI.Time2, TI.Time3, TI.Time4, TI.Time5, TI.Time6, TI.Time7,
TI.Time8,
IIF(NZ([Time2])>NZ([Time3]),[Time2],IIf(NZ([Tinie3])>NZ([Time4]),[Time3],IIf(NZ([Time4])>NZ([Time5]),[Time4],IIf(NZ([Tirne5])>NZ([Time6]),[Time5],IIf(NZ([Time6])>NZ([Time7]),[Time6],IIf(NZ([Time7])>NZ([Time8]),[Time7],[Time8]))))))AS Tmax,
TI.CarbSh2, TI.CarbSh3, TI.CarbSh.4, TI.CarbSh5, TI.CarbSh6,
TI.CarbSh7, TI.CarbSh8,
NZ([CarbSh2])+NZ([CarbSh3])+NZ([CarbSh4])+NZ([CarbSh5])+NZ([CarbSh6])+NZ([CarbSh7])+NZ([CarbSh8]) AS CarbShTot,
IIf([Time2]=[Tmax],[CarbSh2],0)+IIf([Time3]=[Tmax],[CarbSh3],0)+IIf([Time4]=[Tmax],[Carbsh4],0)+IIf([Time5]=[Tmax],[CarbSh5],0)+IIF([Time6]=[Tmax],[CarbSh6],0)+IIf([Time7]=[Tmax],[CarbSh7],0)+NZ([CarbSh8]) AS
CarbShLast,
TI.MealIns2, TI.MealIns3, TI.MealIns4, TI.MealIns5, TI.MealIns6,
TI.MealIns7, TI.Meallns8,
TI.AMCorIns2, TI.AMCorIns3, TI.AMCorIns4, TI.AMCorIns5,
TI.AMCorIns6, TI.AMCorIns7, TI AMCorIns8,
TI.TBCorIns2, TI.TBCorIns3, TI.TBCorIns4, TI.TBCorIns5, TI.TBCorIns6,
TI.TBCorIns7, TI.TBCorIns8,
NZ([TBCorIns2])+NZ([TBCorIns3])+NZ([TBCorIns4])+NZ([TBCorIns5])+NZ([TBCorIns6])+NZ([TBCorIns7])+NZ([TBCorIns8]) AS TBCorTot,
[MealIns2]+[AMCorIns2] AS eMealIns2
[MealIns3]+[AMCorIns3] AS eMealIns3
[MealIns4]+[AMCorIns4] AS eMealIns4
[MealIns5]+[AMCorIns5] AS eMealIns5
[MealIns6]+[AMCorIns6] AS eMealIns6
[MealIns7]+[AMCorIns7] AS eMeallns7
[MealIns8]+[AMCorIns8] AS eMeallns8
NZ([eMealIns2])+NZ([eMealIns3])+NZ([eMealIns4])+NZ([eMealIns5])+NZ([eMealIns6])+NZ([eMealIns7])+NZ([eMealIns8]) AS eMealInsTot,
IIf([Time2]=[Tmax],NZ([eMealIns2]),0)+IIf([Time3]=[Tmax],NZ([eMealIns3]),0)+IIf([Time4]=[Tmax],NZ([eMealIns4]),0)+IIf([Time5]=[Tmax],NZ([eMealIns5]),0)+IIf([Time6]=[Tmax],NZ([eMealIns6]),0)+IIf([Time7]=[Tmax],NZ([eMealIns7]),0)+NZ([eMealIns8]) AS eMeallnsLast,
[Time2]+24-[tmax] AS dt0,
IIf(NZ([Time2])>0,[time2]-[time1],0) AS dt1,
IIf(NZ([Time2])>0,[time3]-[time2],0) AS dt2,
IIf(NZ([Time4])>0,[time4]-[time3],0) AS dt3,
IIf(NZ([Time5])>0,[time5]-[time4],0) AS dt4,
IIf(NZ([Time6])>0,[time6]-[time5],0) AS dt5 ,
IIf(NZ([Time7])>0,[time7]-[time6],0) AS dt6,
IIf(NZ([Time8])>0,[time8]-[time7],0) AS dt7,
TI.BR1, TI.BR2, TI.BR3, TI.BR4, TI.BR5, TI.BR6, TI.BR7, TI.BR8,
[BR1]*[dt0] AS Basl0,
[BR2]*[dt2] AS Basl2,
[BR3]*[dt3] AS Basl3,
[BR4]*[dt4] AS Basl4,
[BR5]*[dt5] AS Basl5,
[BR6]*[dt6] AS Basl6,
[BR7]*[dt7] AS Basl7,
NZ([Basl7])+NZ([Basl6])+NZ([Basl5])+NZ([Basl4])+NZ([Basl3])+NZ([Basl2])+NZ([Basl0]) AS Basal,
TI.BG2, TI.BG3, TI.BG4, TI.BG5, TI.BG6, TI.BG7, TI.BG8,
TI.CIR1, TI.CIR2, TI.CIR3, TI.CIR4, TI.CIR5, TI.CIR6, TI.CIR7, TI.CIR.8,
IIf([Time2]=[Tmax],[CIR2],0)+IIf([Time3]=[Tmax],[CIR3],0)+IIf([Time4]=[Tmax],[CIR4],0)+IIf([Time5]=[Tmax],[CIR5],0)+IIf([Time6]=[Tmax],[CIR6],0)+IIf([Time7]=[Tmax],[CIR7],0)+NZ([CIR8]) AS CIRLast,
TI.deRxInsl,
TI.deMealIns,
[deRxInsl]-[deMealIns] AS dBasal,
[CarbShTot]/([eMealInsTot]+[deMealIns]) AS CIRrecC,
TI.CIRrx,
IIf(0<=[deRxInsl]/[CorTot]<=1,0,1) AS swtch,
([Basl0]+[swtch]*[TBCorIns2]+([deRxInsl]-
[swtch]*[TBCorTot])*([TBCorIns2]+[swtch]*[Basl0])
/([TBCorTot]+[swtch]*[BaslTot])-[deMealIns]*
[eMealInsLast]/[eMealInsTot])/[dt0]
AS BRrecA0,
[BRrecA0] AS BRrecA1,
([Basl2]+[swtch]*[TBCorIns3]+([deRxInsl]-
[swtch]*[TBCorTot])*([TBCorIns3]+[swtch]*[Basl2])
/([TBCorTot]+[swtch]*[BaslTot])-
[deMealIns]*NZ([eMealIns2])/[eMealInsTot])/[dt2] AS BRxecA2,
([Basl3]+[swtch]*[TBCorIns4]+([deRxInsl]-[swtch]*[TBCorTot])*
([TBCorIns4]+[swtch]*[Basl3])
/([TBCorTot]+[swtch]*[BaslTot])-
[deMealIns]*NZ([eMealIns3])/[eMealInsTot])/[dt3] AS BRrecA3,
([Basl4]+[swtch]*[TBCorIns5]+([deRxInsl]-
[swtch]*[TBCorTot])*([TBCorIns5]+[swtch]*[Basl4])
/([TBCorTot]+[swtch]*[BaslTot])-
[deMealIns]*NZ([eMealIns4])/[eMealInsTot])/[dt4] AS BRrecA4,
([Basl5]+[swtch]*[TBCorIns6]+([deRxInsl]-
[swtch]*[TBCorTot])*([TBCorIns6]+[swtch]*[Basl5])
/([TBCorTot]+[swtch]*[BaslTot])-
[deMealIns]*NZ([eMealIns5])/[eMealInsTot])/[dt5] AS BRrecA5,
([Basl6]+[swtch]*[TBCorins7]+([deRxInsl]-
[swtch]*[TBCorTot])*([TBCorIns7]+[swtch]*[Basl6])
/([TBCorTot]+[swtch]*[BaslTot])-
[deMealIns]*NZ([eMealIns6])/[eMealInsTot])/[dt6] AS BRrecA6,
([Basl7]+[swtch]*[TBCorIns8]+([deRxInsl]-
[swtch]*[TBCorTot])*([TBCorIns8]+[swtch]*[Basl7])
/([TBCorTot]+[swtch]*[BaslTot])-
[deMealIns]*NZ([eMealIns7])/[eMealInsTot])/[dt7] AS BRrecA7,
TI.BRrx1, TI.BRrx2, TI.BRrx3, TI.BRrx4, TI.BRrx5, TI.BRrx6, TI.BRrx7,
TI.BRrx8,
0 AS TimeRxl,
TI.TimeRx2, TI.TimeRx3, TI.TimeRx4, TI.TimeRx5, TI.TiimeRx6,
TI.TimeRx7, TI.TimeRx8,
IIf(NZ([TimeRx2])>NZ([TimeRx3]),[TimeRx2],IIf(NZ([TimeRx3])>NZ([TimeRx4]),[TimeRx3],IIf(NZ([TimeRx4])>NZ([TimeRx5]),[TimeRx4],IIf(NZ([TimeRx5])>NZ([TimeRx6]),[TimeRx5],IIf(NZ([TimeRx6])>NZ([TimeRx7]),[TimeRx6],IIf(NZ([TimeRx7])>NZ([TimeRx8]),[TimeRx7],[TimeRx8])))))) AS
TRxmax,
IIf(NZ([TimeRx2])>0,[TimeRx2]+24-[Trxmax],0) AS dTrx0,
IIf(NZ([TimeRx2])>0,[TimeRx2]-[TimeRx l],0) AS dTrx1,
IIf(NZ([TimeRx3])>0,[TimeRx3]-[TimeRx2],0) AS dTrx2,
IIf(NZ([TimeRx4])>0,[TimeRx4]-[TimeRx3],0) AS dTrx3,
IIf(NZ([TimeRx5])>0,[TimeRx5]-[TimeRx4],0) AS dTrx4,
IIf(NZ([TimeRx6])>0,[TimeRx6]-[TimeRx5],0) AS dTrx5,
IIf(NZ([TimeRx7])>0,[TimeRx7]-[TimeRx6],0) AS dTrx6,
IIf(NZ([TimeRx8])>0,[TimeRx8]-[TimeRx7],0) AS dTrx7,
[CarbShLast]/[eMealInsLast]+[deRxInsl]*[TBCorIns2]/[TBCorTot]-([BRrxl]-
[BR1])*[dt0]) AS CIRrec0,
[CarbSh2]/([eMealIns2]+[deRxInsl]*[TBCorIns3]/[TBCorTot]-([BRrx2]-
[BR2])*[dt2]) AS CIRrec2,
[CarbSh3]/([eMealIns3]+[deRxInsl]*[TBCorIns4]/[TBCorTot]-([BRra3]-
[BR3])*[dt3]) AS CIRrec3,
[CarbSh4]/([eMealIns4]+[deRxInsl]*[TBCorIns5]/[TBCorTot]-([BRrx4]-
[BR4])*[dt4]) AS CIRrec4,
[CarbSh5]/([eMealIns5]+[deRxInsl]*[TBCorIns6]/[TBCorTot]-([BRrx5]-
[BR5])*[dt5]) AS CIRrec5,
[CarbSh6]/([eMealIns6]+[deRxInsl]*[TBCorIns7]/[TBCorTot]-([BRrx6]-
[BR6])*[dt6]) AS CIRrec6,
[CarbSh7]/([eMealIns7]+[deRxInsl]*[TBCorIns8]/[TBCorTot]-([BRrx7]-
[BR7])*[dt7]) AS CIRrec7,
TI.eMealInsRx1, TI.eMealInsRx2, TI.eMealInsRx3, TI.eMealInsRx4,
TI.eMealInsRx5, TI.eMealInsRx6, TI. eMealInsRx7,
TI.CIRrx1, TI.CIRrx2, TI.CIRrx3, TI.ClRrx4, TI.CIRrx5, TI.CIRrx6,
TI.CIRxx7, TI.CIRrx8, TI.InptFormType
FROM TP INNER JOIN TI ON TP.PatientID = TI.Tp_PatientID
ORDER BY TI.IntrDate DESC;
インシュリンポンプ(タイプ D) 用の多重日間のデータバージョン用入力フォームの好適な実施形態を示す。外側パネルは、表 Tp からの人口統計学的なデータである。内側パネルはSubForm であり、ある日付における患者と開業医との対話用である。2頁(2画面)有り、スクロールで到達できる。これらのうちの第1頁を示す。単一値化されたデータ(スケジュール化されていないデータ)を含んでいる。つまり、ポンプタイプDからの多重日間のデータを用いるバージョン 6.2.1.1.3、開業医用 Digital Advisor の第一の画面である。 インシュリンポンプ(タイプ D)用の多重日間のデータバージョン用入力フォームの好適な実施形態を示す。内側パネルは、SubForm である。2頁有り、スクロールで到達できる。これらのうちの第2頁(第二の画面)を示す。毎日のスケジュールデータを含んでいる。つまり、ポンプタイプDからの多重日間のデータを用いるバージョン 6.2.1.1.3、開業医用 Digital Advisor の第二の画面である。 乗数 FinsAuto のソースの好適な実施形態を示すもので、これは、患者の BG の標準偏差を、データベースからの平均標準偏差に比較することによって、自動化された多重日間のデータバージョン(Automatic Digital Advisor)内の dRxInsAuto を自動化する。患者の数字が高い場合は、乗数(常に <1)を減らす。増強処方インシュリンの自動化された変更 は、FinsAuto 掛ける時間境界調整インシュリン掛ける別の係数である。つまり、乗数 FInsAutoは、患者の BG の標準偏差をデータベースからの平均標準偏差に比較することによって、自動化された多重日間のデータバージョン内の deRxInsAuto を自動化する。結果は、次のように使用される。すなわち、deRxInsAuto = FInsAuto * KrxInslMax * TBCorTot

Claims (76)

  1. 糖尿病患者のインシュリン投与療法を定期的に調整するための装置であって、前記装置は、
    患者のインシュリン投与療法に関するデータを入力するための入力手段と、
    患者のインシュリン投与療法に関するデータを表示するためのディスプレイ手段と、
    処理モジュールと、
    を含み、
    前記装置は、患者に投与されるインシュリン投与量が、基礎インシュリンと食事インシュリンと調整インシュリンとの関数として決定される装置であって、
    基礎インシュリンは、24時間中に投与されたインシュリン投与量を含み、
    食事インシュリンは、投与量に従って処方されるか、又は次式、
    (食事インシュリン投与量)=(食事中の糖質量)/CIR
    に従った食事に連動して摂取される、1つまたは複数の分離された投与量を含み、ここで、CIRは糖質対インシュリンの比であり、
    調整インシュリンは、BGと称する血糖値に応答して、次式
    (調整インシュリン投与量)=(BG−目標BG)/CF
    に従って摂られる1つまたは複数のインシュリン投与量を含み、ここで、CFは補正係数であり、目標BGは患者にとって所望の血糖濃度であり、
    前記のCF、目標BG、CIR又は食事インシュリン投与量、及び基礎速度と称する基礎インシュリンの送達速度は、1日を通してのスケジュールに従い、それらの値は1日の中の1つまたは複数のスケジュールされた時間区間で変化する可能性があり、
    前記療法は、CF、目標BG、CIR又は食事インシュリン投与量、及び基礎速度のスケジュール調整により調整され、
    前記調整は、CF、CIR、食事インシュリン投与量、基礎速度、目標BG、日間合計のインシュリン、BGと糖質量、の以前の1日又は複数日の値から成る旧データが、CF、CIR又は食事インシュリン投与量、及び基礎速度に対するスケジュールからなる調整パラメータの出力決定に用いられ、前記調整パラメータの調整値を、その日の少なくとも1つの時間区間に組み込むことにより行われ、
    処方インシュリンと称する、ある所与の時間区間における基礎インシュリンと食事インシュリンとの合計の調整量は、前記所与の時間区間の調整インシュリンの、KrxInslと称する可変分率として決定され、
    予備推定と称する、基礎インシュリンを調整するための変更又は食事インシュリンを調整するための変更のいずれか一方の推定が行われ、次いで、処方インシュリンの変更から前記予備推定を差し引くことによってもう一方の成分が決定され、
    前記所与の時間区間の食事インシュリンの変更の予備推定は、日間合計の食事インシュリンの変更に、前日の旧データから決定される日間合計の旧食事インシュリンに対する、以前の所与の時間区間の旧データから決定される旧食事インシュリンの比を、掛けたものであり、
    日間合計の食事インシュリンの変更の予備推定は、ユーザによって入力されるか、又は、基礎対合計フィードバック係数(BoTFbk)に日間合計の処方インシュリンの変更を掛けたものにより推定され、
    患者のインシュリン投与療法の調整は、インシュリン送達装置を使用して、インシュリン送達装置により送達されるインシュリン投与量を調整するか、或いは、患者のインシュリン投与療法を調整するのに使用するメモリ又はディスプレイ装置に出力するかである、ことを特徴とする、装置。
  2. 基礎インシュリン、及び/又は食事インシュリンの誤差の定量測定として、血糖試験結果を利用することを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 基礎インシュリン、及び/又は食事インシュリンの誤差の定量測定として、手動で行われる血糖試験が利用されることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 基礎インシュリン、及び/又は食事インシュリンの誤差の定量測定として、連続血糖モニタからの血糖試験結果が利用されることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  5. 調整インシュリンは、血糖濃度を処方された目標値に調整するために、血糖試験に応答して患者が摂取する、インシュリンの1回の投与量又は複数回の投与量からなり、基礎インシュリン、及び/又は食事インシュリンの誤差の定量測定として利用されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  6. 前記所与の時間区間は、1日全体よりも短い時間区間から成り、1日には、複数のそのような区間が含まれることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  7. 前記旧データは、前日から得られることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  8. 前記旧データは、前記患者に関する未処理のデータの形態、又は圧縮データの形態で過去の複数日から得られることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  9. 前記旧データは複数日からのデータであり、インシュリン送達装置、血糖値計、分離収納されたマイクロプロセッサ、又はその他のポイント・オブ・ケア装置から、前記装置の製造元により提供されたダウンロードプログラムによって取得され、
    前記旧データは、これに限定されるものではないが、旧基礎速度、旧食事インシュリン、旧血糖試験結果、旧の日間合計のインシュリン投与量、旧調整インシュリン、旧の糖質量、及び/又は旧の糖質対インシュリンの比を含み、
    前記旧データは、時系列形式であるか、又は時間区間で圧縮されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  10. 前記旧データは、インシュリン送達装置、血糖値計、分離収納されたマイクロプロセッサ、又はその他のポイント・オブ・ケア装置から、高周波、赤外線、可視光、金属導体、光ファイバ、又は音響手段により取得されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  11. 前記旧データは、手動で入力されることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  12. 前記時間区間の境界は、日間のイベントの進行と共に患者により入力されることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  13. 基礎インシュリンの変更は、所与の時間区間の合計の処方インシュリンの変更から前記所与の時間区間の食事インシュリンの変更の予備推定を引いたものとして、所与の時間区間に対して決定され、
    前記基礎インシュリンの変更は、以前の基礎インシュリンに加えられて、前記所与の時間区間の調整された基礎インシュリンが得られ、これが前記所与の時間区間の継続時間で割られて、前記区間の調整された基礎速度が得られることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  14. 所与の時間区間の食事インシュリンの変更の予備推定は、前記所与の時間区間の旧食事インシュリンの旧の日間合計の食事インシュリンに対する比率と同じ割合で、日間合計の食事インシュリンの変更のシェアとして、次式、
    (所与の時間区間の食事インシュリンの変更の予備推定)=(日間合計の食事インシュリンの変更)*(所与の時間区間の旧食事インシュリン)/(日間合計の旧食事インシュリン)
    のように決定され、
    日間合計の食事インシュリンの前記調整は、日間合計の処方インシュリンに、日間合計のインシュリン投与量に対する日間合計の基礎インシュリンの比を規定する、基礎対合計インシュリンフィードバック係数(BoTFbk)を掛けた調整として計算されることを特徴とする、請求項13に記載の装置。
  15. 所与の時間区間の食事インシュリンに対する前記予備推定調整は、前記所与の時間区間での以前の食事インシュリンの記録がない場合には、
    (日間合計の食事インシュリンの変更)*(1つまたは複数の以前の時間区間の所与の時間区間中に経口摂取された糖質の量)/(以前の1日又は数日の日間合計の糖質の量)
    として決定されることを特徴とする、請求項14に記載の装置。
  16. 食事の変更の予備推定を採用することにより、所与の時間区間の食事インシュリンの変更を得ることを更に含む、請求項1に記載の装置。
  17. 食事インシュリンを調整するための変更は、1つまたは複数の以前の時間区間からの食事インシュリンに前記所与の時間区間に対する食事インシュリンの調整を加えたものとして計算され、
    前記調整は、
    (前記所与の時間区間に対する処方インシュリンの変更)−(基礎インシュリンを調整するための変更の予備推定)、
    として計算され、
    前記基礎インシュリンを調整するための変更の予備推定は、
    (調整された基礎速度−1つまたは複数の以前の時間区間からの基礎速度)*前記時間区間の継続時間、
    として決定され、
    もしくは、食事インシュリンへの前記調整は推定された調整であり、1つまたは複数の以前の所与時間区間において経口摂取された糖質の量を、前記所与の時間区間の調整された食事インシュリンで割ることにより、糖質対インシュリン比を決定することを更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  18. 調整された基礎速度が表示され、ユーザは、前記調整された基礎速度を受理するか、もしくは表示された前記の調整された基礎速度を閲覧した後に前記基礎速度の代わりに更なる調整値を入力することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  19. 調整された糖質対インシュリン比は、
    (日間合計の糖質量)/((前日の日間合計の食事インシュリン)+(日間合計の処方インシュリンの変更)−(日間合計の基礎インシュリンの変更))、
    として日間全体に対して計算されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  20. 所与のパラメータに対する調整された値は、以前の1日又は複数日の異なる1つの区間からのデータを用いて計算される、ことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  21. 所与のパラメータに対する調整された値は、異なる時間区間の前記パラメータ値に対して、区間等価係数を適用することにより前記所与の区間に対して得ることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  22. ソースが同一日の異なる時間区間であるパラメータに対し、前記の区間等価係数は、
    (以前の1日又は複数日の前記所与の時間区間からの前記パラメータの値)/(前記以前の1日又は複数日の前記異なる時間区間からの前記パラメータの値)、
    の比として決定されることを特徴とする、請求項21に記載の装置。
  23. 前記の区間等価係数は、前記患者の旧データから、統計的相関により決定されることを特徴とする、請求項21に記載の装置。
  24. 前記の区間等価係数は、複数の患者のサンプリングから取った、統計的相関により決定されることを特徴とする、請求項21に記載の装置。
  25. 所与の時間区間に対する食事インシュリンを調整するための、予備推定された変更は、(所与の時間区間での調整された食事インシュリン)−(以前の1日又は数日に対する前記所与の時間区間での食事インシュリン)、
    として計算され、
    所与の時間区間に対する前記調整された食事インシュリンは、
    (以前の1日又は数日に対する所与の時間区間での糖質量)/(前記所与の時間区間に対する調整された糖質対インシュリン比)、
    として決定されることを特徴とする、請求項13に記載の装置。
  26. 前記調整された糖質対インシュリン比は表示され、ユーザは前記調整された糖質対インシュリン比を受け入れるか、前記調整された糖質対インシュリン比の代わりに更なる調整値を入力するか、であることを特徴とする、請求項25に記載の装置。
  27. 前記方法は、個々の患者が日に数回利用するのに好適な小型携帯装置のマイクロプロセッサ中に組み込まれたデジタルプログラムの形態で具現化され、
    前記小型携帯装置は、手のひらサイズのコンピュータ、血糖メータ又はその他の血糖測定装置、又はインシュリン送達装置から成る群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  28. 前記調整された補正係数(CF)は、
    定数*調整されたCIR/体重、
    として計算されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  29. 前記補正係数(CF)は、
    定数*調整されたCIR、
    として計算されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  30. 以前の1日又は数日のデータは、前記装置内に格納されることを特徴とする、請求項27に記載の装置。
  31. 前記方法は、パーソナルコンピュータ、又は医師により利用される大型汎用コンピュータにインストールされたデジタルプログラムの形態で具現化され、
    以前の複数の日のデータがそこに格納され、又、表示画面が含まれて、医師が検討し手動調整するための調整された基礎速度と、前記手動調整された基礎速度を入力として利用する、食事インシュリン又はCIRスケジュールの再計算とが表示されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  32. 前記装置は、一日当たり僅かな回数の注射しか必要としない長期作用薬品タイプのインシュリン用のものであって、基礎インシュリンの投与速度は日間全体で一定値であり、日間合計の基礎インシュリンを、最大で24時間のその日の時間で割ったものに等しいことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  33. 所与の時間区間に対する処方インシュリンの変更は、絶対値が以前の時間区間に対する調整インシュリンの絶対値よりも小さく、かつ同じ符号であり、前記所与の時間区間に対する処方インシュリンの変更は、その時間区間に対して、KrxInslと称する乗率に、以前の時間区間の区間の最後における調整インシュリンを掛けたものとして決定され、
    乗率KrxInslは、0と1の間の数であって、すべての時間区間において、連続する投与サイクルの間に調整インシュリンの値が最終的にほぼ0に収束させる様にする手段を提供するように選択又は計算され、
    乗率KrxInslは、患者の安全の限度内で、最小のサイクル数で収束するように最適化されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  34. 日間合計の処方インシュリンの変更は、手動で入力されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  35. 以前の時間区間に対するデータは複数の日からのものであり、前記乗率KrsInslは医師により手動で入力されることを特徴とする、請求項33に記載の装置。
  36. 前記乗率KrsInslは、(日間合計の処方インシュリンの変更)/(前日の日間合計の調整インシュリン)で計算され、計算された後、前記日間を構成する時間区間の一部又は全てにおいて使用されることを特徴とする、請求項33に記載の装置。
  37. 前記乗率KrsInslは、次の2つのパラメータ、即ち、収束の後に残る分率を指し、eで表す小さな分率と、収束までのサイクル数(N)と、がユーザにより設定され、次に、(1−e)の(1/N)乗として計算して決定されることを特徴とする、請求項33に記載の装置。
  38. 日間合計の食事インシュリンの変更は、手動で前記装置に入力されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  39. 日間合計の基礎インシュリンの変更は、手動で前記装置に入力されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  40. BoTFbkで表すフィードバック係数は、すべての時間区間で使用されて、処方インシュリンの部分としての基礎インシュリンと食事インシュリンの相対的な割合を、式-+
    (基礎インシュリンに対する変更)=BoTFbk*(処方インシュリンに対する変更)、又は、式
    (食事インシュリンに対する変更)=(1−BoTFbk)*(処方インシュリンに対する変更)、
    によって制御することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  41. 日間合計の基礎インシュリンの変更は、以下の2つの量、即ち(日間合計の処方インシュリン)と(日間合計の基礎インシュリンの目標値−前日の日間合計の基礎インシュリン)との、絶対値の最小値を見つけ、次に後者に符号を添えることにより決定され、
    この結果を、日間合計の期間に対する処方インシュリンの変更で割って、フィードバック係数BoTFbkの調整された値を得ることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  42. フィードバック係数BoTFbkは、日間合計の処方インシュリンの調整が0又は正の場合には、フィードバック係数BoTFbkは、BoTTgtで表される前記比の所望の目標値であり、日間合計の処方インシュリンの調整が負の場合には、フィードバック係数BoTFbkは、(1−BoTTgt)として計算されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  43. (日間合計の食事インシュリン)を(日間合計のインシュリン投与量)で割った目標比は、所与の時間区間に対して、(日間合計の基礎インシュリン)を(日間合計のインシュリン投与量)で割った目標比を1から差し引いたものとして計算されることを特徴とする、請求項42に記載の装置。
  44. 食事インシュリンと基礎インシュリンの役割は、基礎インシュリンと食事インシュリンの2つの項を、全体を通して数学的に入れ替えるだけで反転されることを特徴とする、請求項40に記載の装置。
  45. (基礎インシュリン/日間合計のインシュリン投与量)の目標比は、分子と分母の単位が同じであると仮定すると、
    (1−(1日に経口摂取された糖質の全体量)*(平均血糖インデクス)/(患者の身体計測値又は他のパラメータが与えられている場合、患者の日間のエネルギ必要量に対する統計に基づく定式結果))、
    なる量として決定されることを特徴とする、請求項40に記載の装置。
  46. 基礎インシュリンを日間合計のインシュリン投与量で割った目標比は、患者に対して医師が設定し、手動で前記装置に入力されることを特徴とする、請求項40に記載の装置。
  47. 初期モデルのインシュリンポンプ用に、所与の時間区間に対する糖質対インシュリン比CIRの変更の計算を、糖質量の履歴データを必要とせずに、食事インシュリンの調整に、集団ベース相関の導関数により決定される食事インシュリンに関する糖質対インシュリン比CIRの変化率を掛けることにより行うステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  48. 日間合計のインシュリン投与量の関数としての糖質対インシュリン比CIR及び、食事インシュリンの関数としての日間合計のインシュリン投与量はいずれも、集団ベースの統計的相関があり、日間合計のインシュリン投与量に関する糖質対インシュリン比CIRの導関数に、食事インシュリンに関する日間合計のインシュリン投与量の導関数を掛ける、微分のチェーンルールを利用して、前記導関数を計算するステップを含むことを特徴とする、請求項47に記載の装置。
  49. 食事インシュリンの関数としての、TDDと称する日間合計のインシュリン投与量の前記集団ベースの相関は、式
    TDD=(食事インシュリン)x(1より小さい定数)、
    で表されることを特徴とする、請求項48に記載の装置。
  50. 前記定数は、0.5に前以って設定されることを特徴とする、請求項49に記載の装置。
  51. 前記統計的相関は、糖質対インシュリン比CIRを、相関定数に体重を掛け、それを前日の日間合計の投与量で割った量で推定することを特徴とする、請求項48に記載の装置。
  52. 前記統計的相関は、糖質対インシュリン比CIRを、相関定数を前日の日間合計の投与量で割った量で推定することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  53. 前記統計的相関は、糖質対インシュリン比CIRを、相関定数を体重で割った量で推定することを特徴とする、請求項1に記載の装置
  54. 相関定数は2.8であることを特徴とする、請求項51に記載の装置。
  55. 以前の所与の時間区間での、1つまたは複数の欠落した又は利用不可の連続血糖試験や調整インシュリン投与量を含む旧データを、前記所与の時間区間での前記調整インシュリン投与量にはゼロの値を割り当て、以前の血糖値BGの値には目標BGの値を割り当てることによって、補正する方法を更に含む、請求項1に記載の装置。
  56. 以前の所与の時間区間の食事インシュリンと、以前の所与の時間区間の食後の調整インシュリン投与量との合計が、食事インシュリンの代わりに使用されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  57. 前記所与の時間区間は2つのサブ区間に分けられ、即ち、
    前期サブ区間は、食事の終わり近くで始まり、所与の時間区間内で食後の調整インシュリン投与の大体の時間まで続き、
    前記所与の時間区間の後期サブ区間は、食後の調整インシュリン投与の大体の時間に始まり、前記所与の時間区間の終りの、次の定期的な(食前の)調整インシュリン投与まで続き、
    ここで、基礎速度への変更は、前記の後期サブ区間に基づいて決定され、前記の前期サブ区間を含む、所与の時間区間全体に亘って適用され、食事インシュリンへの変更の算出に利用され、
    前記2つのサブ区間では、パラメータKrxInslは異なる2つの値、即ち、KrxInslEarlierとKrxinslLaterとを有し、これら2つのパラメータは全日間に亘るKrxInslの値も含めて、等しいか、又は0から1までの任意の値を有する、ことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  58. 食前のBGと食前の調整インシュリン投与量は、食事、又はその他の出来事に対する食事インシュリン投与量に時間的に近接することで識別され、
    食後のBGと食後の調整インシュリン投与量は、食事インシュリン投与量の後、遅延時間を経過して始まり、その継続期間の後に終了する、食後の時間枠におけるその発生時間によって識別され、
    前記遅延時間と継続期間とはユーザによって設定され、
    時間基準として用いられる、前記食事インシュリン投与量の時間は、その区間中の最初の食事インシュリン投与量の時間、又はその区間中の食事インシュリン投与量の平均時間である、ことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  59. 所与の時間区間に対する基礎インシュリンの変更は、前記時間区間に対する処方インシュリンの変更から、前記時間区間に対する食事インシュリンの変更の予備推定を引いたものとして計算するようにして、後期サブ区間における基礎速度を計算する装置であって、
    以下のパラメータ、即ち、それぞれ0から1までの範囲内にある、血糖濃度の目標値とそれに続く単位なしの比、及び、日間合計のインシュリン投与量に対する、日間合計の基礎インシュリン投与量の目標比;BoTFbkとKrxInsl、とは、後期のサブ区間では前期のサブ区間とは異なり、又他の区間とも異なることを特徴とする、請求項57に記載の装置。
  60. 調整インシュリンが要求される場合にはいつでも、以前の食後の調整インシュリンの値を用いて、前期サブ区間での食事インシュリンを計算する装置であって、
    以下のパラメータ、即ち、それぞれ0から1までの範囲内にある、血糖濃度の目標値とそれに続く単位なしの比と、日間合計のインシュリン投与量に対する、日間合計の基礎インシュリン投与量の目標比;BoTFbkとKrxInsl、とは、後期のサブ区間では前期のサブ区間とは異なり、又他の区間とも異なることを特徴とする、請求項57に記載の装置。
  61. 時間区間の後期の部分における処方インシュリンの変更は、乗率KrxInslLaterに、前記時間区間の終端における以前の調整インシュリン投与量を掛けたものであることを特徴とする、請求項57に記載の装置。
  62. 後期サブ区間の基礎インシュリンの変更を、後期サブ区間での経過時間で割って基礎速度の変更を求め、次にこの変更を全体の所与の時間区間に対する以前の基礎速度に加えて、前記所与の時間区間全体に対する調整された基礎速度を求めることを含む、請求項57に記載の装置。
  63. 前期サブ区間における処方インシュリンの変更は、乗率KrxInslEarlierrに、前記所与の主時間区間内における以前の食後の調整インシュリン投与量を掛けたものであることを特徴とする、請求項57に記載の装置。
  64. 前期サブ区間における食事インシュリンの計算に利用される乗率KrxlnslEarlierは、後期サブ区間における基礎インシュリンの計算に用いられる乗率KrxlnslLaterを定数倍したものであり、
    前記定数は、0から1までの両端を含む任意の値を取り得ることを特徴とする、請求項57に記載の装置。
  65. 前期サブ区間における処方インシュリンの変更の決定に用いられる乗率KrxlnslEarlierは、日間全体に対する乗率KrxInslを定数倍したものであり、
    後期サブ区間における処方インシュリンの変更の決定に用いられる乗率KrxInslLaterは、KrxInslに異なる定数を掛けたものであり、
    前記両定数は等しくてもよく、0と1を含む任意の値を取り得ることを特徴とする、請求項57に記載の装置。
  66. 処方インシュリンへの変更は、母集団サンプルの平均パーセント標準偏差と比較した、以前の複数の日に亘る患者の血糖試験のパーセント標準偏差の関数として調整され、
    患者の標準偏差が母集団サンプルの平均標準偏差より大きい場合には、処方インシュリンの変更はより小さくなり、
    これは、患者のBGのパーセント標準偏差が増えるに従い、1から0へ変化する乗率FlnsAutoによって実行されることを特徴とする、請求項33に記載の装置。
  67. 前記乗率FlnsAutoは、(患者のBGのパーセント標準偏差)/(BGの母集団パーセント標準偏差)の比が増大するに連れて、1から0へ直線的に減少することを特徴とする、請求項66に記載の装置。
  68. 前記乗数FlnsAutoは、
    (患者の血糖測定値のパーセント標準偏差)が、((母集団パーセント標準偏差の平均値)+((母集団パーセント標準偏差)の標準偏差))より小さい場合は、乗数FInsAutoの値は、1であり;
    (患者の血糖測定値のパーセント標準偏差)が、(母集団パーセント標準偏差の平均値)より、(母集団標準偏差のパーセント標準偏差)の1倍から2倍大きい場合は、前記乗数FInsAutoは、この区間の上側境界でゼロに達するまで、直線的に下方向に傾斜して変化し、
    患者の血糖測定値のパーセント標準偏差が、これよりも大きい場合には、前記乗数FInsAutoは、ゼロであり、処方インシュリンの変更は許されない、というように決定されることを特徴とする請求項66に記載の装置。
  69. (所与の時間区間に対する調整された糖質対インシュリン比)=(以前の所与の時間区間での糖質量)/((前記以前の所与の時間区間での食事インシュリン)+(日間合計の処方インシュリンに対する変更)*(前記以前の所与の時間区間での調整インシュリン)/(前記以前の所与の時間区間での日間合計の調整インシュリン)−((前記所与の時間区間での調整基礎速度)−(前記以前の所与の時間区間での基礎速度))*(前記所与の時間区間の継続時間)、
    なる式が用いられる、請求項1に記載の装置。
  70. 前記所与の時間区間に対する調整基礎速度は、
    (以前の所与の時間区間に対する基礎速度)+(KrxInsl/前記所与の時間区間の継続時間)*((前記所与の時間区間での調整インシュリン)−(1−BoTFBk)*(以前の日間に対する、日間合計の調整インシュリン)*(前記の以前の所与の時間区間における食事インシュリン)/(前日に対する日間合計の食事インシュリン))、
    で与えられることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  71. 所与の時間区間に対する調整糖質対インシュリン比CIRは、
    (以前の所与の時間区間における糖質量)/((前記以前の所与の時間区間における食事インシュリン)+(KrxInsl*(前記以前の所与の時間区間における調整インシュリン)−((所与の時間区間に対する調整基礎速度)−(前記以前の所与の時間区間における基礎速度))*(前記所与の時間区間の継続時間))、
    であることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  72. 変更により、前日に対する日間合計の調整インシュリンを日間合計の処方インシュリンにおける変更で割った量が、1より小さくなる場合には、日間合計の処方インシュリンの変更に関する医師の入力は拒否されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  73. 食後の調整インシュリンの投与量により2つのサブ区間に分割される区間において、(新規に調整された補正係数)=(旧補正係数)+k1x((((食後の血糖試験結果)−(食後の血糖の目標値)/(k2x((食後の血糖試験結果)+(区間終端の血糖試験結果))−2x(食後の血糖の目標値))−k3x(旧補正係数)、
    ここで、k1、k2、k3は、1と0とを含む任意の値を取り得る、のように、補正係数CFが決定されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  74. インシュリン送達装置内又は医師のコンピュータ内の、糖尿病患者のインシュリン投与量パラメータを調整する装置であって、
    前記装置は、
    患者のインシュリン投与量療法に関するデータを入力するための入力手段と
    患者のインシュリン投与量療法に関するデータを表示するためのディスプレイ手段と
    処理モジュールと、を含み、
    前記装置は、患者に投与量されるインシュリン投与量が、基礎インシュリンと食事インシュリンと調整インシュリンとの関数として決定される装置であって、
    基礎インシュリンは、24時間中に投与されるインシュリン投与量を含み、それは、送達装置から長期作用型又は短期作用型の形態で投与され、基礎速度と称する、基礎インシュリンの投与速度はスケジューリングされており、
    食事インシュリンは、前以って処方されるか、又は式
    (食事インシュリン投与量)=(食事中の糖質量)/CIR、
    (ここでCIRは糖質対インシュリンの比)に従った、食事に連動して摂取される、1つまたは複数の分離された投与量を含み、
    調整インシュリンは、BGと称する血糖値に応答して、次式
    (調整インシュリン投与量)=(血糖−目標BG)/CF、
    (ここで、CFは補正係数であり、目標BGは患者の所望血糖濃度)に従って摂られる1つまたは複数のインシュリン投与量を含み、
    患者の一日は1つまたは複数の時間区間に分割され、
    CF、CIR、基礎速度、食事インシュリン投与量、目標BG、日間合計のインシュリン、血糖、及び糖質量、の以前の1日又は複数日の値から成る旧データと称するデータは、CF、基礎速度、食事インシュリン、及びCIR、に対するスケジュールからなる調整パラメータの出力決定のための入力として用いられ、日間の各時間区間に対して各パラメータの値を組み込み、
    所与の時間区間に対する食事インシュリンの調整は、次式により推定され、
    (所与の時間区間に対する食事インシュリンの調整)=(前日の日間合計の調整インシュリン*KrxInsl)*(以前の所与の時間区間に対する食事インシュリン)/(前日の日間合計の食事インシュリン)*(1−BoTFbk)、
    ここで、KRxInslは、全ての調整の大きさを決定し、収束速度と患者の安全とのバランスを設定する、0から1までの値を取り得る可変分率であり、BoTFbkは、患者の基礎インシュリン/合計インシュリンの比を目標値へ導くことを目的としたフィードバック係数であり、
    基礎速度の調整は次式、
    (所与の時間区間における基礎速度に対する調整)=((以前の調整インシュリン値の合計*KrxInsl)−(その区間に対する食事インシュリンの調整))/(その区間の継続時間)、
    で与えられ、所与の時間区間における調整されたCIRは、以前の所与の時間区間における糖質量を調整された食事インシュリンで割って算出され、
    前記の調節は、前記インシュリン送達装置内に用いられて、前記装置により患者へ送達され、又はディスプレイ又はメモリへ出力される、インシュリン投与量を調整することを特徴とする、装置。
  75. (所与の時間区間に対する調整された糖質対インシュリン比)=(以前の所与の時間区間での糖質量)/((前記以前の所与の時間区間での食事インシュリン)+(日間合計の処方インシュリンに対する変更)*(前記以前の所与の時間区間での調整インシュリン)/(前記以前の所与の時間区間での日間合計の調整インシュリン)−((前記所与の時間区間での調整基礎速度)−(前記以前の所与の時間区間での基礎速度))*(前記所与の時間区間の継続時間)、
    なる式が利用される、請求項74に記載の装置。
  76. 前記装置は、インシュリンポンプ、吸入インシュリンキット、多重毎日注射キット、パーソナルデータアシスタント(PDA)、及びコンピュータからなる群から選択されることを特徴とする、請求項1又は請求項74のいずれか1項に記載の装置。
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