JP4803205B2 - 非接触式データキャリア装置を収納したカバンと自動改札システム - Google Patents
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Description
従来の非接触式データキャリアには、一例として、最大通信距離が38cm程度のカードサイズまたは名刺サイズ程度のものがある。
この物流システム150は、ベルトコンベア155と、このベルトコンベア155に搭載された段ボール箱151と、非接触式データキャリア112と、柱159に設置されたリーダライタ158とを有する。
この段ボール箱151は、ベルトコンベア155により矢印155Aの方向に移動し、非接触式データキャリア112は、リーダライタ158との通信距離の範囲外から範囲内に移動し、リーダライタ158との無線通信を行う。
リーダライタ158は、非接触式データキャリア112との無線通信により、段ボール箱151の出荷先等の情報を読み取り、読み取った情報を不図示のコンピュータに供給する。
この自動改札システム160は、自動改札機169と、非接触式データキャリア112とを有する。非接触式データキャリア112は、定期券として使用されている。
自動改札機169の上面167にはリーダライタ168が設置されている。
そして、非接触式データキャリア112は、リーダライタ168との通信距離の範囲外から範囲内に移動し、リーダライタ168との無線通信を行う。
リーダライタ168は、非接触式データキャリア112との無線通信により、定期券の有効期限等の情報を読み取り、前記情報に基づいて自動改札機169は不図示のゲートを開閉する。
本願に、多少関連する文献として以下がある。
本発明の自動改札システムでは、非接触式データキャリアをカバンから取り出さずに改札できるので、利用者に便利であり改札業務を円滑化することもできる。
図3は、非接触式データキャリア装置の第1の実施の形態を示す概略的な構成図である。この非接触式データキャリア装置10は、補助アンテナ14と、非接触式データキャリア12とを有する。
最外周の線パターン16Cの端部と部材17の接続部とは、配線13を介して接続されており、配線13と線パターン16Aの端部間には、共振周波数を調整するための容量パターン8と、部材17とを並列に有する。図3の場合、線パターンの巻数は3であるが、3に限られるものではない。
部材17は、例えば、ICチップ、コンデンサ等により構成され、また、当該ICチップにコンデンサパターンを形成してもよい。
アンテナコイル15の最内周の線パターン16Aと、アンテナコイル75の最外周の線パターンとの最短距離は、2cm以下または略2cm以下とし、または、アンテナコイル15の最外周の線パターン16Cと、アンテナコイル75の最外周の線パターンとの最短距離は、2cm以下または略2cm以下とする。
これらの間隔が離れる場合は、磁気結合効率が低下するからである。
補助アンテナ14において、アンテナコイル15および部材17は、第1の共振回路を構成している。そして、補助アンテナ14(内の前記第1の共振回路)は、リーダライタからの送信信号に対して共振を起こし、この共振により当該共振信号を増幅して非接触式データキャリア12に供給する。また、補助アンテナ14(内の前記第1の共振回路)は、非接触式データキャリア12からの送信信号に対して共振を起こし、この共振により当該送信信号を増幅して前記リーダライタに供給する。
コンデンサ容量を減少させる場合は、容量パターン8の先端部分8A側から導線9を9a、9bの位置で順次切断することにより行う。表裏の導線の双方を切断する必要はなく、いずれか容易な一方の導線を切断すればよい。導線の切断は剃刀刃等により行うことができる。コンデンサ容量を増加させる場合は、9nの側から一度切断した導線を再接続する修復が必要になる。この場合は、半田による接続やその他の適宜な手段を行うことができる。
通常は、13.6MHzの周波数の場合、1箇所の切断が、0.05〜0.1MHzの調整量であれば目的に適合することになる。図3では、4個の容量調整パターンが図示されているが4個に限定されるものではない。
絶縁基材11の表面には、線パターン16A〜16Cが形成されており、また、不図示の接着剤またはのりを介して非接触式データキャリア12が、絶縁基材11に固定されている。
容量パターン8の導電性パターン8u,8dは、絶縁基材11の両面にパターン形成されている。
部材17がICチップである場合には、1対の電極端子を形成しておき、一方の電極端子は最内周の線パターン16Aの端子にバンプを介して接続されており、他方の電極端子は最外周の線パターン16Cから配線13により導かれる端子19にバンプを介して接続されているようにする。部材17は、フリップチップ実装される。
配線13は、アンテナコイル15の線パターン16Cと端子19にスルーホールを形成し基材裏面に導通を行うようにする。図5においては、配線13はアンテナコイルの表面に形成されているように見えるが、基材裏面に形成されているものとする。
この非接触式データキャリア12は、矩形状または略矩形状の絶縁基材71と、アンテナコイル75と、部材78と、マーク71A,71B等とを有する。部材78は、フリップチップ実装されており、線パターンの様子を判り易くするため、図中では単に四角形の枠で示している。
部材78は、例えば、ICチップ、コンデンサ等により構成され、また、当該ICチップにコンデンサパターンを形成してもよい。
アンテナコイル75の一端72Aの近傍には、円形のマーク71Aが導体パターンにより形成されている。
アンテナコイル75の他端72Bの近傍には、円形のマーク71Bが導体パターンにより形成されている。
マーク71A,71B,73A,73Bは、円形のマーク71A,71Bの中心を結ぶ直線と、四角形のマーク73A,73Bの中心を結ぶ直線とが直交または実質的に直交するような配置になっている。
また、部材78の実装では、四角形のマーク73A,73Bのうち一方のマークを用い、当該一方のマークおよび端子72A,72Bに部材78の表面電極を接合することで、部材78を3箇所で接合して安定性を向上可能である。
補助アンテナ24は、絶縁基材21と、アンテナコイル15と、容量パターン8と、部材17と、保護層29と、絶縁性のポケット28とを有する。
最内周の線パターン16Aの端子と最外周の線パターン16Cの端子とは、配線13を介して部材17に接続されており、配線13と線パターン16Aの間には、共振周波数を調整するための容量パターン8と部材17を有するのも第1の実施の形態の場合と同様である。
補助アンテナ24の絶縁基材21上の線パターン16A〜16Cは、保護層29により覆われており、ポケット28には、絶縁基材21の表面に接するように非接触式データキャリア12が収納されている。ポケット28により、非接触式データキャリア12を容易に出し入れできるようになっている。ポケット28は保護層29に開口を設ける等により形成する。
容量パターン8の導電性パターン8u,8dは、絶縁基材21の両面にパターン形成されている。
なお、非接触式データキャリア装置30において、図1の非接触式データキャリア装置10と同一構成部分には同一符号を付しており、同一構成部分の説明を適宜省略する。
補助アンテナ34は、紙、ダンボール等の絶縁基材31と、アンテナコイル15と、容量パターン8と、部材17と、必要により保護層39と、絶縁性のポケット38とを有する。
そこで、紙、ダンボール等の絶縁基材31の表面に積層して導電性パターンを印刷することにより行う。この場合は、まず表面に導電性の印刷インキで下層側の導電性パターン8dを印刷した後、当該導電性パターンの全体を覆う絶縁性の印刷インキによる絶縁皮膜18を印刷し、当該印刷インキ絶縁皮膜上に上層側の導電性パターン8uを導電性インキで印刷することにより容量パターン8を形成する。
容量パターンに導く導線9や配線13も同様にして形成することができる。
補助アンテナ34の絶縁基材31の上面と、この上面に印刷された線パターン16A〜16Cは、保護層39により覆われており、ポケット38には、非接触式データキャリア12が収納されている。ポケット38により、非接触式データキャリア12を容易に出し入れできるようになっている。
容量パターン8の導電性パターン8u,8dは、絶縁皮膜18を介して印刷して形成されている。
図12(A)では、段ボール箱41の4つの側面のうち1つの側面44に対し、非接触式データキャリア装置20が貼付されている。
段ボール箱41の上面には段ボール42A,42Bが折り畳まれている。前記側面44の段ボールは、段ボール42Aに隣接しており、段ボール42A,42B間の間隙42Cに対して平行または略平行になっている。側面43の段ボールは、側面44の段ボールに隣接しており、段ボール42A,42B間の間隙42Cに対して垂直または略垂直になっている。
段ボール箱51の上面には段ボール52A,52Bが折り畳まれている。側面54の段ボールは、段ボール52Aに隣接しなおり、段ボール52A,52B間の間隙52Cに対して平行または略平行になっている。側面53の段ボールは、側面54の段ボールに隣接しなおり、段ボール52A,52B間の間隙52Cに対して垂直または略垂直になっている。
この段ボール箱51は、ベルトコンベア55により矢印55Aの方向に移動し、非接触式データキャリア装置30は、リーダライタ58との通信距離の範囲外から範囲内に移動し、リーダライタ58との無線通信を行う。
リーダライタ58は、非接触式データキャリア装置30との無線通信を行い、非接触式データキャリア12から段ボール箱51の出荷先等の情報を読み取り、読み取った情報を不図示のコンピュータに供給する。非接触式データキャリア装置30が複数枚の非接触式データキャリア12を保持する場合は、リーダライタはデータキャリアの識別コードにより必要な非接触式データキャリアを識別して当該データキャリアだけから出荷先等の目的の情報を取得することができる。
非接触式データキャリア装置30の通信距離は、補助アンテナ34がない場合の非接触式データキャリア12の通信距離よりも大きいので、非接触式データキャリア12のみを側面に貼付した段ボール箱の場合に比べて、ベルトコンベア55と柱59との距離を大きくすることができ、段ボール箱51の搭載位置の自由度を広げることができる。
非接触式データキャリア装置20内の非接触式データキャリア12は、定期券として使用される。
非接触式データキャリア装置20は、リーダライタ68との通信距離の範囲外から範囲内に移動し、リーダライタ68との無線通信を行う。
リーダライタ68は、非接触式データキャリア装置20との無線通信を行い、定期券の有効期限等の情報を非接触式データキャリア12から読み取り、前記情報に基づいて自動改札機69は不図示のゲートを開閉する。非接触式データキャリア装置20が複数枚の非接触式データキャリア12を保持する場合は、リーダライタはデータキャリア12の識別コードにより必要な非接触式データキャリアを識別して当該データキャリアだけから有効期限等の目的の情報を取得することになる。
非接触式データキャリア装置20の通信距離は、補助アンテナ24がない場合の非接触式データキャリア12の通信距離よりも大きいので非接触式データキャリア装置20とリーダライタ68との距離を大きくすることができ、利用者は、非接触式データキャリア12をカバン61から取り出す手間を省くことができる。
8u,8d 導電性パターン
9 導線
10,20,30 非接触式データキャリア装置
11,21,31 絶縁基材(第1の絶縁基材)
12 非接触式データキャリア
13 配線
14,24,34 補助アンテナ
15 アンテコイル(第1のアンテナコイル)
16A〜16C,76I 線パターン
17 部材(第1の部材)
18 絶縁皮膜
19 端子
28,38 ポケット
29,39 保護層
41,51,151 段ボール箱
42A,42B,52A,52B 段ボール
42C,52C 間隙
43,44,53,54,66,153 側面
50,150 物流システム
55,155 ベルトコンベア
58,68,158,168 リーダライタ
59,159 柱
60,160 自動改札システム
61 カバン
69,169 自動改札機
71 絶縁基材(第2の絶縁基材)
75 アンテナコイル(第2のアンテナコイル)
78 部材(第2の部材)
112 非接触式データキャリア
167 上面
Claims (6)
- 非接触式データキャリアと、該非接触式データキャリアの通信距離を拡大する補助アンテナとからなる非接触式データキャリア装置を収納したカバンであって、
前記補助アンテナは、第1の絶縁基材と、該絶縁基材面に形成された第1のアンテナコイルと、前記第1のアンテナコイルに接続されたICチップまたはコンデンサとを有して、前記非接触式データキャリアからの送信信号に対して共振して増幅する第1の共振回路を構成しており、
前記非接触式データキャリアは第1の絶縁基材に形成された絶縁性のポケットに収納されており、第2の絶縁基材と、該第2の絶縁基材の表面に形成された第2のアンテナコイルとを有して、第2の共振回路を構成し、これにより前記第1の共振回路を介して自動改札機のリーダライタと非接触通信を行うことを特徴とする非接触式データキャリア装置を収納したカバン。 - 前記補助アンテナの第1のアンテナコイルは、共振周波数を調整する容量パターンをさらに有することを特徴とする請求項1記載の非接触式データキャリア装置を収納したカバン。
- 第1のアンテナコイルが囲む領域は、非接触データキャリアの第2のアンテナコイルが囲む領域の2倍以上の面積を有し、第1のアンテナコイルの最内周と第2のアンテナコイルの最外周との最短距離は、2cm以下にされていることを特徴とする請求項1記載の非接触式データキャリア装置を収納したカバン。
- 非接触データキャリア装置がカードサイズまたは名刺サイズであることを特徴とする請求項1記載の非接触式データキャリア装置を収納したカバン。
- 前記絶縁性のポケットに複数枚の非接触データキャリア装置を設置したことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1の請求項記載の非接触式データキャリア装置を収納したカバン。
- 請求項1ないし請求項5のいずれか1の請求項記載の非接触式データキャリア装置を収納したカバンと非接触通信を行う自動改札システムであって、利用者が、非接触式データキャリアをカバンから取り出さずに、自動改札機の垂直側面に設置されたリーダライタと非接触通信することを特徴とする自動改札システム。
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