JP4805666B2 - 毛羽検出装置及び毛羽検出方法 - Google Patents
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Description
予め設定したサンプリング時間間隔(ΔT 1 )毎に前記レーザー光束の光量を一定の面積で受光する受光器と、
前記受光器で受光したレーザー光束の光量から前記毛羽の存在によって遮光されて生じる光量変化量を演算して毛羽の検出処理を行うデータ処理装置とを少なくとも備え、
前記データ処理装置は、前記受光器で検出する光量のサンプリング時間間隔(ΔT 1 )をN(N:正の整数)等分する時間間隔(ΔT 2 )で取り込んだN個の光量データの平均値又は総和値によって、各サンプリング時間間隔(ΔT 1 )で取り込む光量データを代表させるデータ平滑化手段を備えた毛羽検出装置。
(2) 前記データ処理装置が、
前記受光器で受光したレーザー光束の光量から前記毛羽の存在によって遮光されて生じる光量変化量を算出する光量変化算出手段と、
一定の時間間隔毎にサンプリングして算出した前記各光量変化量に対して最新に算出した光量変化量と前回算出した光量変化量との間の差分として光量変化速度をリアルタイムで演算する光量変化速度の演算手段と、
演算された前記光量変化速度が基準値を超えた場合に毛羽の発生と判定するための閾値を記憶する記憶手段と、
前記光量変化速度と前記閾値とを比較するための比較手段と、
比較する光量変化速度が前記閾値を超えた場合に毛羽の発生を検出したと判定する毛羽判定手段とを少なくとも備えた、(1)に記載の毛羽検出装置。
(3) 前記レーザー光が可視光である、(1)又は(2)に記載の毛羽検出装置。
(4) 前記レーザー光束が矩形の光束である、(1)〜(3)の何れかに記載の毛羽検出装置。
(5) 前記データ処理装置によって毛羽の存在が検出されるたびにその回数をカウントするカウンター手段を備えた、(1)〜(4)の何れかに記載の毛羽検出装置。
(6) 前記データ処理装置によって毛羽の存在が判定された場合にローラ上を走行する糸条を供給する装置に停止信号を発する停止手段を備えた、(1)〜(5)の何れかに記載の毛羽検出装置。
(7) 前記データ処理装置によって毛羽の存在が判定された場合に警報を発する警報手段を備えた、(1)〜(6)のいずれかに記載の毛羽検出装置。
(8) マルチフィラメント糸条を構成するフィラメントが切断されて生じた毛羽を検出するために、ローラ上を走行する前記糸条の糸道方向に対して、一方向へ平行に引き揃えられたレーザー光束を投光し、
予め設定したサンプリング時間間隔(ΔT 1 )毎に一定面積を有する前記レーザー光束の光量を受光し、
前記毛羽の存在によって遮光されて生じる光量変化量を、光量を取り込む前記サンプリング時間間隔(ΔT 1 )をN(N:正の整数)等分する時間間隔(ΔT 2 )でN個の光量データとして取り込み、取り込んだN個のデータの平均値又は総和値によって、取り込んだ光量データを平滑化してそれぞれ算出し、
毛羽の存在を判定するために予め設定した閾値と算出された前記光量変化量とを比較し、そして
前記光量変化量が前記閾値を超えた場合に毛羽の発生を検出したと判定することを特徴とする毛羽検出方法。
(9) 前記マルチフィラメント糸条が前記ローラ上を走行する速度が200〜1500m/分である、(8)に記載の毛羽検出方法。
(10) 毛羽の発生が検出された場合にローラ上を走行する糸条の供給を停止することを特徴とする、(8)又は(9)に記載の毛羽検出方法。
(11) 毛羽の発生が検出された場合に警報を発することを特徴とする、(8)〜(10)の何れかに記載の毛羽検出方法。
(12) 毛羽の存在が確認されるたびに検出回数をカウントし、一定長の糸条中及び/又は巻取後の糸条パッケージ中に存在する毛羽の数をカウントする、(8)〜(11)の何れかに記載の毛羽検出方法。
(13) 毛羽の存在が確認された時刻と前記毛羽が検出された糸条を巻取った糸条パッケージとを記憶し、記憶させた情報を基に糸条パッケージ中に存在する毛羽位置を特定する、(8)〜(12)の何れかに記載の毛羽検出方法。
(14) 前記閾値を数段階に設定し、毛羽が通過する際に遮光された光量の大きさに応じて検出した毛羽の大きさを複数に分類・層別して出力する、(8)〜(13)の何れかに記載の毛羽検出方法。
図1は、本発明に係る毛羽検出装置の一実施形態例を示した模式説明図(斜視図)である。この図1において、符号Yは複数のフィラメント(長単繊維)から構成されるマルチフィラメント糸条(以下、単に“糸条”ともいう)であり、この糸条Yは2個のローラ1(11及び12)の上を走行している。また、2は透過型レーザー光量検出器であり、この透過型レーザー光量検出器2は、投光器21及び受光器22を含んで構成されている。
図2は、投光器21が備えるレンズ系によって一方向に平行に引き揃えられたレーザ光束Lを、図1に示したローラ11の上を走行する糸条Yの糸道に対して投光し、投光されたレーザー光束Lを受光器22に設けられたスリット(例えば幅10mm、高さ1mm)から受光素子に取り込む場合の実施形態例を示した模式説明図である。また、この図2は、糸条Yが走行するローラ11上に投光されたレーザー光束Lの光量変化を検出する有効エリア(図2において、一点鎖線で示した)の模式断面図でもある。
まず、予め設定したサンプリング時間間隔(ΔT1)毎に投光されたレーザー光束Lを受光器22によって受光する。そして、受け取った光量(例えば、アナログ電圧値)を必要に応じて増幅器(アンプ)3によって増幅した後、A/D変換器4を通してデジタル信号に変換する。ついで、インターフェース手段5を介してデータ処理装置6に取り込む。
毛羽を検出する対象の繊維として、巻取後の総繊度が1670dtex(フィラメント数1000フィラメント)であるパラ型全芳香族ポリアミド繊維(帝人テクノプロダクツ株式会社製、商標名:テクノーラ)からなるマルチフィラメント糸条を用いた。そして、圧縮空気ノズルを通過させて交絡処理した後に、図1に例示したように、糸条の摩擦力で従動駆動されて自由回転する直径がφ20mmのフリーローラ上に前記繊維からなるマルチフィラメント糸条を走行させた。このとき、この糸条の走行速度を200m/分、500m/分、650m/分、1000m/分、そして、1500m/分からなる各水準に設定し、設定した各水準で糸条に発生した毛羽の検出を行った。
2:透過型レーザー光量検出器
21:投光器
22:受光器
3:増幅器(アンプ)
4:A/D変換器
5:インターフェース手段
6:データ処理装置
61:記憶手段
62:中央演算処理装置(CPU)
L:レーザー光束
Y:走行糸条
Claims (14)
- マルチフィラメント糸条を構成するフィラメントが切断されて生じた毛羽を検出するために、ローラ上を走行する前記糸条の糸道方向に対して、一方向へ平行に引き揃えられたレーザー光束を投光する投光器と、
予め設定したサンプリング時間間隔(ΔT 1 )毎に前記レーザー光束の光量を一定の面積で受光する受光器と、
前記受光器で受光したレーザー光束の光量から前記毛羽の存在によって遮光されて生じる光量変化量を演算して毛羽の検出処理を行うデータ処理装置とを少なくとも備え、
前記データ処理装置が、前記受光器で検出する光量のサンプリング時間間隔(ΔT 1 )をN(N:正の整数)等分する時間間隔(ΔT 2 )で取り込んだN個の光量データの平均値又は総和値によって、各サンプリング時間間隔(ΔT 1 )で取り込む光量データを代表させるデータ平滑化手段を備えた毛羽検出装置。 - 前記データ処理装置が、
前記受光器で受光したレーザー光束の光量から前記毛羽の存在によって遮光されて生じる光量変化量を算出する光量変化算出手段と、
一定の時間間隔毎にサンプリングして算出した前記各光量変化量に対して最新に算出した光量変化量と前回算出した光量変化量との間の差分として光量変化速度をリアルタイムで演算する光量変化速度の演算手段と、
演算された前記光量変化速度が基準値を超えた場合に毛羽の発生と判定するための閾値を記憶する記憶手段と、
前記光量変化速度と前記閾値とを比較するための比較手段と、
比較する光量変化速度が前記閾値を超えた場合に毛羽の発生を検出したと判定する毛羽判定手段とを少なくとも備えた、請求項1に記載の毛羽検出装置。 - 前記レーザー光が可視光である、請求項1又は2に記載の毛羽検出装置。
- 前記レーザー光束が一定面積を有する矩形の光束である、請求項1〜3の何れかに記載の毛羽検出装置。
- 前記データ処理装置によって毛羽の存在が検出されるたびにその回数をカウントするカウンター手段を備えた、請求項1〜4の何れかに記載の毛羽検出装置。
- 前記データ処理装置によって毛羽の存在が判定された場合にローラ上を走行する糸条を供給する装置に停止信号を発する停止手段を備えた、請求項1〜5の何れかに記載の毛羽検出装置。
- 前記データ処理装置によって毛羽の存在が判定された場合に警報を発する警報手段を備えた、請求項1〜6のいずれかに記載の毛羽検出装置。
- マルチフィラメント糸条を構成するフィラメントが切断されて生じた毛羽を検出するために、ローラ上を走行する前記糸条の糸道方向に対して、一方向へ平行に引き揃えられたレーザー光束を投光し、
予め設定したサンプリング時間間隔(ΔT 1 )毎に一定面積を有する前記レーザー光束の光量を受光し、
前記毛羽の存在によって遮光されて生じる光量変化量を、光量を取り込む前記サンプリング時間間隔(ΔT 1 )をN(N:正の整数)等分する時間間隔(ΔT 2 )でN個の光量データとして取り込み、取り込んだN個のデータの平均値又は総和値によって、取り込んだ光量データを平滑化してそれぞれ算出し、
毛羽の存在を判定するために予め設定した閾値と算出された前記光量変化量とを比較し、そして
前記光量変化量が前記閾値を超えた場合に毛羽の発生を検出したと判定することを特徴とする毛羽検出方法。 - 前記マルチフィラメント糸条が前記ローラ上を走行する速度が200〜1500m/分である、請求項8に記載の毛羽検出方法。
- 毛羽の発生が検出された場合にローラ上を走行する糸条の供給を停止することを特徴とする、請求項8又は9に記載の毛羽検出方法。
- 毛羽の発生が検出された場合に警報を発する、請求項8〜10の何れかに記載の毛羽検出方法。
- 毛羽の存在が確認されるたびに検出回数をカウントし、一定長の糸条中及び/又は巻取後の糸条パッケージ中に存在する毛羽の数をカウントする、請求項8〜11の何れかに記載の毛羽検出方法。
- 毛羽の存在が確認された時刻と前記毛羽が検出された糸条を巻取った糸条パッケージとを記憶し、記憶させた情報を基に糸条パッケージ中に存在する毛羽位置を特定する、請求項8〜12の何れかに記載の毛羽検出方法。
- 前記閾値を数段階に設定し、毛羽が通過する際に遮光された光量の大きさに応じて検出した毛羽の大きさを複数に分類・層別して出力する、請求項8〜13の何れかに記載の毛羽検出方法。
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| JP2005357779A JP4805666B2 (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | 毛羽検出装置及び毛羽検出方法 |
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